能代市議会 2021-03-01 03月01日-02号
また、児童福祉法では、できる限り家庭と同様の養育環境を措置することを求めており、施設ではなく、養子縁組や、親権は生みの親のまま養育する里親制度に重点をシフトさせております。
また、児童福祉法では、できる限り家庭と同様の養育環境を措置することを求めており、施設ではなく、養子縁組や、親権は生みの親のまま養育する里親制度に重点をシフトさせております。
昨年、県内の若手議員数名で秋田県庁と児童相談所を訪れ、秋田県の児童虐待の件数やその内容、また、抱える問題や里親制度についてなど研修させてもらいました。研修を深めながら、今も苦しんでいる子供たちがいること、児童相談所で一時的に保護されている子供たちがいること、それに対し私たちが何ができるのかを考え、かわいそうだと思うことだけで終わらず、理解を深め一歩踏み出すことが大事だと思いました。
三番目に、里親制度についてお伺いいたします。他人の子供を預かって我が子と同じように育てると聞くと、自分の子供だけでも大変なのにと驚く人も多いのではないでしょうか。それだけ日本の育児環境が孤立していることのあらわれかもしれません。他人の子供を育てる里親たちの姿からは、自分の子もよその子も社会の子として大切に育てるという、現代社会が置き忘れてきた支え合いの精神が伝わってきます。