金沢市議会 2020-09-09 09月09日-02号
現在、ITビジネスプラザ武蔵におきましては、無料のWi-Fi環境を備えた、このコロナ禍におきましても20名程度が利用できます共同ワーキングスペースを設置しているところであります。そして今まさに準備を進めています価値創造拠点施設におきましては、5G技術等の高速な通信環境を備えたワーキングスペースを設けることとしています。
現在、ITビジネスプラザ武蔵におきましては、無料のWi-Fi環境を備えた、このコロナ禍におきましても20名程度が利用できます共同ワーキングスペースを設置しているところであります。そして今まさに準備を進めています価値創造拠点施設におきましては、5G技術等の高速な通信環境を備えたワーキングスペースを設けることとしています。
取組の一つとして、ITビジネスプラザ武蔵にeスポーツ工房という無料体験できる場を設置したことや、eスポーツ大会の取組など、普及を図っていくとしています。本市におけるeスポーツ事業は、まだスタートしたばかりですが、初めにeスポーツ工房の運営の現状と訪れる年代層や利用状況をお聞かせください。
平成29年度から、ITビジネスプラザ武蔵において、この子どもプログラミング教室を開催してきました。今年度からですけれども、これを地域の公民館や児童館にまで拡充していきたいと考えています。プログラミング教育ディレクターによる助言、指導の下、子どもの保護者、学生、地域の方々に教室への参加を促しながら、ICT専門家の派遣、機材の貸出し、体験会の開催に支援をしてきたところであります。
価値創造拠点の整備によって、これまで行われてきたITビジネスプラザ武蔵の機能が分割され、ITについて身近に開かれた存在としてのITプラザと、コワーキングなどのビジネスに特化した価値創造拠点に集約されたのではないかと感じています。価値創造拠点については、以前、会派で視察した世田谷区のIID世田谷ものづくり学校がそれとよく似た施設ではないかと推測しています。
さらに、今年度から、ITビジネスプラザ武蔵にプログラミング教育の専門家を配置いたしました。小中学校で順次実施する授業の指導、公民館、児童館でのプログラミング教室の開催支援などにより、まずは子どもたちに数多くのプログラミングに触れる機会を提供していくこととしています。
ところで、今月9日、ITビジネスプラザ武蔵に金沢eスポーツ工房が開設されました。パズルゲーム「ぷよぷよeスポーツ」の対戦用機器2組を備えて無料開放しているとのことですが、実際にプレーする際、若年層に対する年齢規制や使用時間規制等はどのようになっているのでしょうか。もし規制等があるのであれば、どのような規制なのか、何を根拠にしたのかお尋ねいたします。
それと、この間私どもはICT推進特別委員会の視察で金沢市のITビジネスプラザ武蔵に行きましたけれども、そのビルの中で、新聞にも出ておりましたけれども、これは金沢工業大学とやっているんですね。別にシンガポールでなくてもいいんですと、私はそう思います。 だから、そんな意味合いで、もっとお金を使わないで、もっと知恵を出し合おうということを一言、言っておきたいと思います。
本市においては、既に2004年からITビジネスプラザ武蔵が開設されており、これまでも優秀なクリエーターの発掘やベンチャー起業家の養成などにおいて一定の役割を果たしてきました。ただ、建物の間取りなどのスペースや駐車場などに多少の難があり、これまでも多くの方々から御指摘を受けていました。
これまで、本市では、ITビジネスプラザ武蔵を中心に、起業家の育成や地元の技術者と国内外の一流クリエーターとの交流に加え、市民みずからがテクノロジーを用いて地域課題を解決するシビックテックの活動など、新たな価値の創造につながるさまざまな取り組みを積み重ねてきました。
また、2021年春の開設を目指し、さきに述べた価値創造拠点の整備に向けた基本設計に着手いたしますとともに、ITビジネスプラザ武蔵に、新たな産業の創出に欠かせないプログラミング教育等の活動拠点を設置することとし、児童・生徒を対象としたハイレベルなクリエーターの養成や、成長産業として期待されるeスポーツに携わる人材の育成などに取り組んでまいりたいと存じます。
また、キッズプログラミング教室についてですが、今月4日にもITビジネスプラザ武蔵で開催され、親御さん合わせて何と1,500人近くの来場者となり、ITビジネスプラザ武蔵開設以来の1日の来場者新記録となりました。関心の高さもさることながら、1年半前の新学習指導要領発表直後に開催をお願いしたときは、こんな短期間でこのような人気を集めるとは想像していませんでした。
さらに、次代を担うICT人材を育成するため、プログラミングを活用した指導のあり方を検討してまいりますほか、ITビジネスプラザ武蔵において、最新デジタルものづくり機器を駆使した新製品の開発を支援することとしており、また、商業の振興に向けて、商業環境形成指針における商業機能の配置等を改めて検証してまいりますとともに、地域商店街でのコミュニティースペースの設置等を支援することといたしました。
ITビジネスプラザ武蔵に開設したサロンスペースは簡単なパソコン作業や打ち合わせができるようになっており、県外の事業者にも活動拠点として使っていただけるよう、ホームページやSNSでの発信、首都圏で開催される移住フェアでの施設紹介などPRに努めているところであります。
また、ITビジネスプラザ武蔵において、映像、デザイン、ITなどさまざまな分野で、起業家や創業間もないSOHO事業者をサポートしていることなどの取り組みが評価されたものだというふうに考えています。
私は、ITビジネスプラザ武蔵のフリーサロンスペースCRITをよく利用しています。そこは起業家やクリエーターやビジネスパーソン、学生たちが打ち合わせをしたり、イベントを行ったりし、金沢で新しい価値の創造のために切磋琢磨しています。また、創業3年目未満の会社や起業家がいち早くリリースできるための設備やアドバイザーが整った低価格のレンタルオフィスもあり、若い経営者たちが夢を追って仕事をしています。
キッズプログラミングのことについてですけれども、プログラミング教室は、小学生を対象にプログラミング教育のノウハウを持つ地元の大学やICT企業、ベンチャー企業等の若手人材を活用して運営することとしており、1日当たり100人規模で計5回、ITビジネスプラザ武蔵のサロンスペースを利用して開催していきたいと考えています。
あわせて、価値創造拠点の形成についてでありますが、ITビジネスプラザ武蔵において、第一線で活躍するディレクターを配置することにより、交流機能を強化し、新産業の創出につなげてまいりますとともに、卯辰山工芸工房では、リニューアルに向けた実施設計や、加賀藩御細工所の工芸資料の収集に向けた調査に取り組んでまいりたいと存じます。
ITビジネスプラザ武蔵の新サロンスペースの活用など、参加しやすい環境を整備することによって、ICT産業の次世代育成につながるように、大学、企業の連携を強化してまいります。
先日、ITビジネスプラザ武蔵で、全国の女性社長をつなぐコラボイベントが開催され、起業に関心のある多くの若い女性たちが参加し、女性起業家のアイデアあふれた商品が多数紹介されるなど、大変な活気でした。
一方、新たな価値創造拠点の形成を目指し、ITビジネスプラザ武蔵内において、オープンサロンスペースを年内にも開設し、クリエーターや起業家が連携したセミナーや交流会を開催することとしておりますほか、卯辰山工芸工房のリニューアルに向けた基本計画の策定に鋭意取り組んでいるところであり、年度内をめどに取りまとめてまいりたいと存じます。