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平成30年度決算審査特別委員会( 9月18日)

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  1. 三浦市議会 2018-09-18
    平成30年度決算審査特別委員会( 9月18日)


    取得元: 三浦市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-05-21
    平成30年度決算審査特別委員会( 9月18日)      令和元年9月18日      平成30年度三浦市決算審査特別委員会記録(3)   〇場  所  第一会議室 〇案  件  議案第44号〜第52号 〇出席委員        委員長            出 口 眞 琴        副委員長           藤 田   昇        委員             蓮 本 一 朗                       寺 田 一 樹                       石 橋 むつみ                       鈴 木 敏 史                       長 島 満理子                       神 田 眞 弓 〇出席説明員        副市長            星 野 拓 吉        政策部長           木 村 靖 彦        特定事業計画担当課長     小 林 未 央
           財政課長           齊 藤 正 史        市民サービス課長         小 川 史 郎        経済部長           大 西   太        水産担当部長         田 中 健 治        営業開発課長         立 石 克 久        営業開発グループリーダー      杉 崎 宏 憲        観光商工課長         新 倉   卓        観光商工グループリーダー      浦 西 伸 一        農産課長兼農業委員会事務局長 下 里 純 也        農産グループリーダー        蛭 田 静 江        水産課長           安 藤 宜 尚        水産グループリーダー        森   雅 幸        保健福祉部長         下 田   学        障害福祉グループリーダー      奥 谷 昭 男        子ども課長          大 木 悦 史        母子保健グループリーダー      鈴 木 聖 子        健康づくり課長        江 原 桂 子        栄養歯科衛生グループリーダー    小 林 弘 枝        保健医療グループリーダー      松 尾 若 菜        都市環境部長         中 嶋 謙 一        土木課長            橋   哲        環境課長           堀 越 修 一        環境グループリーダー        岩 瀬 光 司        廃棄物対策課長        鈴 木 佳 成        廃棄物対策グループリーダー     長谷川 智 行        最終処分場建設担当課長    宮 越 輝 之        環境センターグループリーダー      後 藤 史 義        清掃事業所長         菱 沼 俊 行        下水道課長          古 川   篤        農業委員会事務局主査     鈴 木 智 行      ―――――――――――――――――――――――――        監査委員           出 口 正 雄        監査委員事務局長       山 田 廣 一 〇出席議会事務局職員        事務局長           新 倉 真 澄        議会総務課長         松 下 彰 夫        議事グループリーダー        長 島 ひろみ  ―――――――――――――――――――――――――――――――――――                午前9時58分開会 ○出口眞琴委員長  おはようございます。ただいまより、昨日に引き続き決算審査特別委員会を開会いたします。  昨日の委員会におきましては、一般会計歳出、第4款 衛生費の質疑の途中で散会しておりますので、本日は引き続き衛生費の質疑からお願いいたします。本日も議事進行に当たりましては、特段のご協力のほどをよろしくお願いいたします。  それでは、引き続き衛生費の質疑をお願いいたします。 ○神田眞弓委員  おはようございます。お願いします。それでは、成果説明書の50ページの心理巡回相談事業なんですけれども、これは幼稚園と保育園に健康診査のフォローをしたということなんですけれども、対象者278人で開催回数が16回ということなんですけれども、この辺、説明をお願いいたします。 ○大木悦史子ども課長  こちらに関しては、健康診査後の要フォロー児などの状況確認や保護者への支援を実施する事業でございます。市内の4保育園と3幼稚園などを心理相談員と保健師で訪問をいたしました。なお、平成30年度は三浦幼稚園の職員に対し研修会も、1回実施しております。 ○神田眞弓委員  対象者278人ということは幼稚園の……、これは1人ずつとかで、延べ人数ですか。 ○鈴木聖子母子保健グループリーダー  延べ人数でございます。 ○神田眞弓委員  これ、フォローがあった子供たちの延べ人数ということでいいんですね。 ○鈴木聖子母子保健グループリーダー  こちらの対象者に関しましては、市の健診などで要フォロー児となったお子さん、また園のほうから見てほしいという、出てきたお子さんになります。 ○神田眞弓委員  16回だから1カ月に1回以上やって、そこのところのフォローはすごくよくやっていただいていると思うんですけれども、そこから先につなげるには……、これ新規ですから、どのようにつなげていらっしゃるんでしょうか。 ○鈴木聖子母子保健グループリーダー  この後、心理相談員のほうが園のスタッフ、担任の先生などに対して、このお子さんたちの対応のアドバイスを当日行ったり、あとは個別に、やはり相談が必要なお子様には、こども発達医療相談、あとは県のほうで行っています巡回リハビリテーションの相談のほうとか、健診のフォローの相談等につなげております。 ○神田眞弓委員  この辺がやはり切れ目なくいっていただければ、きのうもお話しさせていただきましたけれども、早期発見ということで、ぜひ、よろしくお願いいたします。  次は、51ページの妊産婦新生児訪問指導事業なんですけれども、子供の数が、届け出が減っていて子供も減っているということで、予算は多くつけていただいたということですごいいいなと思うんですけど、これ、相談内容と、訪問してから……、まず相談内容からお願いします。 ○鈴木聖子母子保健グループリーダー  生後1カ月ぐらいのお子さんに対して行っている訪問になりますので、体重の計測、そこから出生時からの体重の伸びなど、あとはお母さんの、母乳の育児の相談であるとか、育児全般の相談などに応じております。 ○神田眞弓委員  それでは、ここから産後のケアが必要なお母さんたちに……、30年度からできた産後ケアのほうに移行したりとか、そういうところがあると思うんですけれども、この辺の人数的には――次のページになっているんですけれども――3分の1ぐらいのお母さんが回っているということですか。ここの中で相談した、面接している方は、産後ケアだから180人の出生に全員訪問するじゃないですか。このお母さんたちのお話を聞いて、それの相談なりをというのですか。大体3分の1ぐらいのお母さんがちょっと困っているとか、というところ? ○鈴木聖子母子保健グループリーダー  包括の相談に関しましては、妊娠届出時からずっと続けてになりますので、妊娠中の相談、あとフォローのほうも入っております。出生の、このお母様に関しましては、どのぐらいの相談を、不安が強いとするのかはまたあれなんですけれども、半数までは行かないです。 ○神田眞弓委員  包括と一緒に聞いちゃったから何かわかりにくくなっちゃって、ごめんなさい。今、核家族がふえていますから、皆さん、保健師さんが来ていただいて、赤ちゃん訪問とかいろいろやっているのもありますけれども、この辺は切れ目なく相談に乗ってあげていただきたいと思います。ここから虐待が始まるというところがありますので、よろしくお願いいたします。  次は、妊婦健康診査事業なんですけれども、妊婦の健康診断に補助を行ったというところなんですけど、これは妊娠してから産まれるまで14回なんですけど、1回は幾らですか。 ○鈴木聖子母子保健グループリーダー  1回目の健診のときの補助が1万円になります。あと、2回目から14回目までが4,000円ずつになっております。 ○神田眞弓委員  4,000円ということは2回目から、補助があるんでしょうけれども医療費全部じゃなくて、自己負担というのも出てくるんですか。 ○鈴木聖子母子保健グループリーダー  医療機関によって金額は異なってくるんですけれども、ほぼこの4,000円では賄えないぐらいになっております。 ○神田眞弓委員  4,000円じゃ賄えないから、妊婦のお母さんたち、この券を渡して、なおかつそこにプラス幾らかのお金を払う、自己負担があると思うんですけど、この辺は他市と競争ではないんですけれども、自己負担ゼロというところがありますから、妊婦の医療費もそうなんですけども、ここのところは4,000円じゃなくて、もう少し上げていただきますようにお願いいたします。  その下の、乳幼児精密検査事業なんですけれども、これをちょっと説明していただいていいですか。 ○鈴木聖子母子保健グループリーダー  こちらに関しましては、市で行っている健診、3カ月、10カ月、1歳6カ月、3歳児健診で精密検査が必要となったお子さんに対して、自己負担分を助成する事業になっております。 ○神田眞弓委員  これ、2万6,000円ですから前年よりも多くなって、子供は昨年度よりも少ないけれども多くなっているから、精密検査がちょっと高い検査ということでいいですか。 ○鈴木聖子母子保健グループリーダー  昨年度の金額はふえておりますが、こちらに関しましては印刷製本費の金額がふえております。今、小児医療証を使ってやっていただく医療機関がふえておりますので、市のほうの、こちらに請求される件数というのは少なくなっております。 ○神田眞弓委員  わかりました。次は52ページで、子どもの予防接種事業なんですけれども、一番下のところに子宮頸がんがありまして、今までは、このワクチンの副作用があったので、この辺は中学生にワクチンを打たないというところでありましたけれども、副反応の状況というんですか、今どういう状況でしょうか。 ○鈴木聖子母子保健グループリーダー  現在も国のほうでは、こちらの予防接種に関しましては積極的な勧奨は行っておりません。そのため、副反応に関しましても、接種される方が少ないということで、国のほうからは特にこういうものがあったよという報告は入っておりません。三浦市のほうは、今現在まで接種した方に関しましては副反応等は出ておりません。 ○神田眞弓委員  副反応があった方はまれだということで、これを打つことによって発症率が少ないというデータみたいなのは出ているみたいなので、そこは、打つ打たないは親御さんの決定なんでしょうけれども、わかりました。  その下の、乳幼児健康診査事業なんですけれども、小さい赤ちゃんほど、すごく受診率はよくなってきていますけど、これ、未受診の子供への対応ですね、安否確認。今いろいろ世間で言われていますけれども、三浦市ではどのようにされているでしょうか。 ○鈴木聖子母子保健グループリーダー  未受診者に対しましては、まず勧奨をはがきで2度行いまして、それでも来られない親御さんのほうには電話で勧奨をしております。さらに、まだ来られないというお子さんに関しましては、1歳6カ月の健診では保健師のほうで訪問をいたしまして、3歳のお子さんは、もう就園されているお子さんが多いので、先ほどもありました心理巡回相談などで状況のほうは確認をさせていただいております。 ○神田眞弓委員  では、未受診も、全てのお子さんは生存というか、状況は確認しているということでよろしいですね。 ○鈴木聖子母子保健グループリーダー  ほぼ全てのお子さんということになります。まれにですけれども、海外で生活されている方もいらっしゃいますので、三浦市内に在住しているお子さんは、ほぼ確認をしております。 ○神田眞弓委員  例えば、引っ越してわからないという部分のところは、どういうふうにしていられるんですか。 ○鈴木聖子母子保健グループリーダー  転出をされているお子さんに関しましては、そちらの市のほうでということになりますけれども、海外に移住しているけれども住民票があるようなお子さんに関しましては、ご親族の方に確認をさせていただくというところです。 ○神田眞弓委員  ありがとうございます。  最後に、中学生に対するピロリ菌対策事業なんですけれども、回収率が大分上がってきていますけれども、これは100%を目指しているんですよね、うちはね。 ○鈴木聖子母子保健グループリーダー  できるだけ多くのお子さんに提出していただきたいと思ってやっております。 ○神田眞弓委員  これ、学校でやっているんですよね。 ○鈴木聖子母子保健グループリーダー  市内の学校のほうで行っていますのと、あとは市外の学校に行っているお子さんに関しましては、個別通知の後、市立病院のほうで検体の提出をしていただいております。 ○神田眞弓委員  これ、学校に提出しないということ? 自分が持ってこないということ? ○鈴木聖子母子保健グループリーダー  やはり学校での回収になりますので、設定日がございまして、その日、忘れてしまったりとか体調の関係で提出ができなかったりということがございます。 ○神田眞弓委員  先生は追わないんですね、これね。 ○鈴木聖子母子保健グループリーダー  こちらの事業に関しましては、学校で回収ということにはなっているんですが、子ども課と市立病院のスタッフが出向きまして回収をしています。その日だけなので、提出がなかったお子さんに関しましては、市外の学校に行っているお子さんと同様に、市立病院のほうへの提出を、期限を設けてしていただいているところです。 ○神田眞弓委員  わかりました。以上です。 ○鈴木敏史委員  款別の47ページ、三浦市医師会補助事業についてお聞きします。この事業について、今、何事業所というか、医療機関があるんですか。 ○江原桂子健康づくり課長  ことし8月時点で、診療所としては28、病院として2医療機関ございます。 ○鈴木敏史委員  この計画の目標は達成されているんでしょうか。 ○江原桂子健康づくり課長  こちらの事業は人材育成ですとか地域医療の確保ということで医師会に委託している事業でして、完全に達成ということではないんですけれども、徐々に達成に向けて努力しているという状況です。 ○鈴木敏史委員  わかりました。今後とも努力して頑張っていただくようお願いします。  続きまして、47ページの救急医療広域病院群輪番制等運営事業についてお聞きいたします。横須賀市、三浦市、逗子市、葉山町、「3市1町で運営する三浦半島地域広域病院群輪番制により二次救急医療を確保するとともに、三次救急医療を県内18病院と連携し確保した」とあるんですが、この二次救急医療というのはどういうことを指すんでしょうか。 ○江原桂子健康づくり課長  一次救急といいますのは地域の診療所で対応しているような救急でして、そこでは対応できないような内容について総合病院などで対応してもらっているものになります。 ○鈴木敏史委員  続いて、三次救急医療とはどういうことでしょうか。 ○江原桂子健康づくり課長  さらに高度な医療が必要な場合には三次救急へということで、二次救急から紹介されたりするようなことになります。 ○鈴木敏史委員  三次救急医療の県内18病院とありますが、三浦市、横須賀市、近隣でどちらの病院があるんでしょうか。 ○江原桂子健康づくり課長  横須賀市ですと横須賀市民病院、それからうわまち病院などがございます。横須賀市は、あと共済病院も入ってございます。横浜市の市大病院ですとか、みなと赤十字病院なども入っていまして、18医療機関ございます。 ○鈴木敏史委員  続きまして、50ページ、歯科保健連絡会事業についてお聞きします。こちら、歯のフェスティバルが年2回、毎年開催されているんですが、その開催場所というのはどちらなんですか。 ○江原桂子健康づくり課長  歯のフェスティバルは1回となっておりまして、連絡会を2回開催しております。フェスティバルは市民ホールのほうで行っております。 ○鈴木敏史委員  今後もこのままの体制というか、歯のフェスティバルを1回、連絡会は2回というのは、今後ともこのまま行くんでしょうか。 ○江原桂子健康づくり課長  基本的には、この体制でいろいろな事業を進めていくということになると思いますが、内容によっては検討をしながら進めていきたいと思います。 ○鈴木敏史委員  この歯のフェスティバルの参加者というのは、何名ぐらいいられるんですか。
    江原桂子健康づくり課長  平成30年、650名でした。 ○鈴木敏史委員  ありがとうございます。  続きまして、54ページ、火葬場等事業についてお聞きします。こちら、火葬件数はふえているんですけど、決算額が減っているという理由についてお聞きしたいんですが。 ○小川史郎市民サービス課長  火葬件数は確かに、29年度が667体に対して688体ということで多少のふえはありますが、金額的なものにつきましては、26年度から29年度まで指定管理者、別の指定管理者と契約しておりました。それが切れまして、30年度から新しい指定管理者と契約を結んでおります。その委託料の関係で金額が減っております。 ○鈴木敏史委員  安い事業者と契約されたということでしょうか。 ○小川史郎市民サービス課長  そのとおりです。 ○鈴木敏史委員  続けて、市内在住の方と市外の方との利用者の状況を聞きたいんですけど、割合。 ○小川史郎市民サービス課長  30年度の市内、先ほど私、688体ということで答弁させていただきましたが、市内が616体で市外が72体ということで、14.47%が市外者の火葬となっております。 ○鈴木敏史委員  ありがとうございます。  次に、その下の海岸美化清掃事業についてお聞きします。「かながわ海岸美化財団が行う清掃事業費を負担し、海岸の美化・清掃に努めた」とありますが、それ以外の企業、事業者も入っているんでしょうか。 ○堀越修一環境課長  こちらの海岸美化清掃事業に関しましては、海岸美化を専門とする、かながわ海岸美化財団へ支出している負担金のみでございます。 ○鈴木敏史委員  最近、スカベンジとか、企業の方とかで海岸清掃とかされているみたいですけど、そういうことについてはどのようにしているんですか。 ○堀越修一環境課長  海岸美化清掃事業の下に記述がございますクリーンアップ・プロジェクト、これがいわゆるスカベンジでございます。こちらのほうでやらせていただいております。 ○鈴木敏史委員  この前の台風みたいな状況になりますと、海岸のごみとかも結構大変な状況になると思いますので、その辺も特に気をつけて徹底するようにお願いいたします。  あと、クリーンアップ・プロジェクトで海岸清掃があるんですけど、このスカベンジ、企業のほうの参加者というか、最近の状況をお聞きします。 ○堀越修一環境課長  ここ数年、実施回数も50回以上を大体確保しておりまして、1,200人から1,300人前後の参加をいただいてございまして、定着して、今、安定しているような状況でございます。 ○鈴木敏史委員  企業数とか団体数というのは、おわかりでしょうか。 ○堀越修一環境課長  昨年度、53回のうち、企業が直接、もしくは企業が主催しているボランティア団体が主催したもの、これを合わせますと4回でございます。 ○鈴木敏史委員  あとは個人でのボランティアということで、よろしいんでしょうか。 ○堀越修一環境課長  任意の団体さんですとかグループさんですとかが、広くいろんな方の参加を呼び掛けて実施しているものでございます。 ○鈴木敏史委員  三浦市は三方を海に囲まれていますので、海岸の美化というのも大事なことだと思いますので、そこのところの取り組みをよろしくお願いいたします。  最後に、58ページ、し尿処理処分事業についてなんですが、現在、市内でくみ取り式トイレの割合というのはどのぐらいありますか。 ○堀越修一環境課長  市内のくみ取りトイレの構成率なんですが、約10.18%でございます。 ○鈴木敏史委員  その割合というのは、やっぱり過去から見て、年々減ってきているんでしょうか。 ○堀越修一環境課長  そのとおりでございます。 ○鈴木敏史委員  今後も、この割合が減っていくというふうに解釈してよろしいですか。 ○堀越修一環境課長  大分、下水道の普及や浄化槽の普及によって下がってきているんですけれども、特に高齢者の世帯、単身世帯ですとかは、なかなか改修に踏み切ることができない事情もございますので、漸減はしているんですけれども、ある程度のところはもう固定といいますか、そういうこともちょっと想定はされるかと思います。 ○鈴木敏史委員  ありがとうございました。以上です。 ○石橋むつみ委員  最初、成果説明書の47ページ、先ほども救急の話とかってありましたけれども、ここの上から3つ目のところに休日急患歯科診療所交付金というのがあって、三浦市休日急患歯科診療患者、延べ28人とあるんですけれども、例えば「三浦市民」に当番医とか、休日はここですよ、何曜日はどこですよという中に内科、小児科はあるけど歯科は書いてないんだけど、歯科救急の取り組みというのはこのくらいの数なんでしょうかね。 ○江原桂子健康づくり課長  これまで確かに、休日歯科の診療について広報をたくさんはしていなかった状況でした。本年10月には救急の医療センター、歯科の医療センターのほうが移転もしましたので、それもあわせて休日歯科について口腔センターのほうから広報してもらえるようにお願いをしております。 ○石橋むつみ委員  歯科センターのほうから広報してもらうというのは、どこに知らせるの。「三浦市民」に載せるのか、そこを検索か何かしないと出てこないの? ○江原桂子健康づくり課長  「三浦市民」に載せさせていただきます。 ○石橋むつみ委員  10月からということなので、私、たまたま今持ってきたのが7月と8月の「三浦市民」なんですけど、救急当番医院という、このところに一遍にわかるような感じになるんでしょうかね。もう9月半ばだから、10月のレイアウトは決まっちゃって印刷に回っちゃっていると思うんですけれども、そうなるんですか。 ○江原桂子健康づくり課長  そのページではなく、救急口腔センターのご紹介という形で載せるような形になっております。 ○石橋むつみ委員  では、10月の「三浦市民」を見てから、また感想とか、もしあれだったら、この救急当番に一緒に歯科もあったらいいだろうななんてちょっと思っているんですけど、その書き方も含めて、10月のを見てから、またどこかの場面で意見を言いたいかもしれないので、よろしくお願いします。  それから、同じ47ページの救急医療広域病院群の説明の下のところに、「広域在宅当番院制(産婦人科)を実施し、救急への応需体制を確保した」と書いてあるんですけれども、市内産科はもう既に分娩はできなくなっていて、産婦人科は市立病院にあるかと思いますけれども分娩はできなくなっているんですけれども、この救急への応需体制というのは具体的にどういう中身ですか。 ○江原桂子健康づくり課長  広域ということで、横須賀も含め13医療機関の産婦人科が休日の昼間の対応をしてくださっているという内容になっております。あと、うわまち病院のほうも、日曜日・休日と年末年始の対応をしてくださっているということになっています。 ○石橋むつみ委員  こういう体制になっていますよというのは、例えば母子手帳交付に来た方とか、そういう方に案内しているんですか。案内の仕方。 ○江原桂子健康づくり課長  特別にこの医療機関ですよというご案内は、現在のところしておりません。 ○石橋むつみ委員  せっかく13医療機関と連携をとっていて、こういうふうに応じるよということですけど、でも具体的にはなかなか、多分お母さんたち、口コミでとかというのもあるかもしれませんけれど、救急のときだとか相談だとかというのを、もうちょっとわかりやすくというか、頼れるようにしてほしいなと要望しておきます。  49ページです。昨日のほかの委員の質問の中でも、みうらみんなのごはん塾というのがありましたよね。例えば食生活改善推進員の教室とかいうより、みうらみんなのごはん塾と言うと、ああ、行ってみようかなって思うとかね。それからラジオ体操なんかも、今、マイスター制度で呼びかけていて、元気な方が毎月集まっていて、マイスター、この方がなりましたよなんていう紹介が「三浦市民」にあったりとか、いろんな内容ももちろん、それから呼びかけ方だとか、そういうところに工夫がされているような気がするんですけれども、その辺の取り組みで、そういう案というか、名前を変えてこういうふうにしてみようよとかって、そういうのはどこから出てきたんでしょうかね。職員の方の中から、保健師さん、また課長さんとか女性もたくさんいられるので、いろんな知恵が出てきたのかな。男性、悪いと言ってないけど、そんなことも期待するんですけど、どういうところからこんな取り組みが出てきたのか、ちょっと様子を教えてください。 ○江原桂子健康づくり課長  事業に関しましては、皆さんが興味を持っていただくように、職員が、毎年同じ内容ではなく次の年の内容を検討するということで打ち合わせを多く持ちまして、企画をしているところです。技術職――保健師、管理栄養士、歯科衛生士が、今までの経験や市民の皆さんのお声なんかを聞きながら検討して、皆さんに発信しているということです。 ○石橋むつみ委員  そういう発信ってとても大事だと思うし、それから三浦でずっと健康づくりにかかわってきた──もちろん食生活改善推進員って三栄会の方とかも、年配の方も、きちっといろんな経験を積んできている方、知恵を持っている、そういう方もいっぱいいらっしゃいますので、そういう方とも連携をとりながら、でも、呼びかけ方を一工夫するとか、保健衛生委員さんと連携をとるときなどにも、そういうところを気をつける。食のこと、暮らし方のことって、とても大事だと思いますので、今後も頑張っていただきたいなと思います。  同じ49ページで、さっき「三浦市民」の話をして、それで健康ぷらっとのことなんですけれども、この間、「三浦市民」の健康ぷらっとのページに、「みうら保健計画の紹介」というのが連載されています。それで、例えばなんですけど、8月号だと「みうら保健計画の紹介H」ということで、たばこのことが書いてあります。三浦市って、たばこが一因となる死因がとても多い、全国と比較して妊婦さんの受動喫煙の割合が2倍だとか……。三浦市の統計と、神奈川県と全国を比べているんですけれども、喫煙率が、妊婦の受動喫煙で43.9%、全国だと26.6%とあるんですけれども、前にアンケート調査を見たときも、女性の喫煙が結構高いという話も聞いています、子育て世代で9.3%とありますけど。この辺のところで、たばこ、喫煙、受動喫煙への取り組みはどんなふうにされていますか。 ○松尾若菜保健医療グループリーダー  たばこのキャンペーンということで、三崎センターのほうが年に1回、いなげやですとか駅の改札口のほうでティッシュなどを配る啓発キャンペーンをやっておりまして、そちらのほうに市としましても、地域の保健衛生士さんとともに協力をさせていただいています。また、集団健診をお受けになる方につきましては、質問項目の中で喫煙について聞く項目がございまして、喫煙歴が確認できました方につきましては、たばこについてのリーフレットをお渡ししたりですとか、喫煙についての助言などをさせていただいております。 ○石橋むつみ委員  職員の中でも吸っていらっしゃる方って……、たばこ税の収入も無視はできないんですけど、3億円ぐらいですよね。この「三浦市民」のところで、「7月1日から行政庁舎や病院、学校では、原則『敷地内禁煙』です。※屋外に喫煙スペースを設ける時は基準があります」というんですけど、この屋外基準って具体的にどんなものなんですか。「三浦市民」の8月号に出ていた。 ○出口眞琴委員長  庁内のを聞いているの? ○石橋むつみ委員  庁舎や病院、学校では原則、敷地内禁煙になって、屋外に喫煙スペースを設ける場合は基準がありますって注意書きしてあるんです。「三浦市民」だから、どこかに基準がある。 ○松尾若菜保健医療グループリーダー  健康増進法の改正に伴いまして、公的な機関での敷地内禁煙というのは設定されております。そのほかの施設につきまして、例えば大規模飲食店では禁煙ですよとか、小規模飲食店では店の判断ですよとかということで、細かく施設によって設定がされております。 ○石橋むつみ委員  施設によってなんですけど、屋外にスペースを設ける場合の基準というのは何なんですか。庁舎の場合、あそこ、喫煙所になっているなとかいうのは何となくわかっているんだけど、離れたところでとか何かあるみたいですけど。 ○須山 浩総務部長  庁舎の喫煙関係につきましては、財産管理課のほうで所管をしております。私、ちょっと詳しい内容をまだ把握はしておらないんですが、庁舎の中、敷地内ということでの喫煙場所ということで、まず人が、往来がなるべく少ないところ、それから行きどまりとか、余り受動喫煙に対してそういうものがないようなところについては喫煙所を設けていいですよと。そのかわりエリアをきちんと指定しなさいと、そこで吸ってもいいですよという看板を立てなさいというような条件がございまして、それで整えて今のところ2カ所ほどつくっております。 ○石橋むつみ委員  ありがとうございます。今後も見守っていきたいと思います。  先ほどの「みうら保健計画の紹介」、これ、8月でHだから、今後どんなふうに続けていくんですか。ずっと紹介し続けるのかな。 ○松尾若菜保健医療グループリーダー  「三浦市民」への掲載は第9回で終了しているんですけれども、概要版ですとか、あとホームページにも掲載をしておりますので、引き続きこの内容につきましては周知を続けていくとともに、私たち専門職のほうも事業評価をしながら計画をよりよいものにしていきたいと考えております。 ○石橋むつみ委員  「三浦市民」に定期的にちょっとずつ出てくると、例えば病院のスタッフ紹介というか、市立病院の担当の方が、お医者さんやスタッフの方が毎回ここに出てきているというのが、それがファイルになって、もう2冊目か3冊目ぐらいファイルされて市立病院に置かれているのかなと思いますけども、こういうふうにちょっとずつ出す。保健計画ってこういうものですよってドーンと出すと、なかなか市民も一々ページをめくって見てみようと思わなくても、こういうふうにちょっとずつ紹介されて、それに関連した統計とか取り組みなどが出されていると、市民にとってもいいかなと思いますので、今後もその生かし方とか、今お答えいただきましたけど、今後もぜひ、市民と一緒に考える、健康を考える、それから市民に知らせていく、そういうことを心がけていただきたいなと思います。  次です。成果説明書の50ページで風しん予防接種事業なんですけど、流行があってふえたという話がきのうありましたけど、これ、料金についてはどんなふうになっていたんでしょうか。 ○江原桂子健康づくり課長  予防接種を医療機関でしてきていただいた方が、その領収書を持ってこられるんですけれども、MRという風疹・麻疹の混合接種を受けた場合の補助は7,000円、風疹のみの予防接種を受けた場合は4,000円の補助をしております。 ○石橋むつみ委員  被助成者51人というのは、この7,000円または4,000円の補助を受けた方が51人いたよということですか。 ○江原桂子健康づくり課長  そのとおりです。 ○石橋むつみ委員  その下なんですけど、インフルエンザの予防接種については、料金はどんな感じでしょうか。 ○江原桂子健康づくり課長  インフルエンザの予防接種につきましては、2,000円の補助をしております。 ○石橋むつみ委員  2,000円の補助で、横須賀市は幾らですか。 ○小林弘枝栄養歯科衛生グループリーダー  横須賀市は平成30年度、1,700円でございました。 ○石橋むつみ委員  横須賀市の補助は1,700円。三浦は30年度が2,000円で、今は……。 ○小林弘枝栄養歯科衛生グループリーダー  令和元年度につきましては、三浦市は変わらず2,000円、横須賀市は300円上がりまして2,000円となっております。 ○石橋むつみ委員  肺炎球菌ワクチンについてはいかがですか、料金と近隣市との関係とかは。 ○小林弘枝栄養歯科衛生グループリーダー  肺炎球菌につきましては、平成30年度、三浦市は4,000円でございます。 ○石橋むつみ委員  近隣市は、横須賀市とかわかりますか。 ○小林弘枝栄養歯科衛生グループリーダー  横須賀市は3,000円でございます。令和元年度も変わらずの金額でございます。 ○石橋むつみ委員  肺炎球菌ワクチンというのは5年有効なんですよね。 ○江原桂子健康づくり課長  およそ5年と言われております。 ○石橋むつみ委員  そうすると、対象となった高齢者にということですから、5年ごとにというか、最初は希望者も入れていたよね。どんな通知の方法をしているんですか。 ○江原桂子健康づくり課長  市で補助ができるのは1回ですということでのご案内になっております。 ○石橋むつみ委員  5年たったら、5年後、また自分でやるときは自費で、もっと高くなると。 ○江原桂子健康づくり課長  はい、そのとおりです。お医者さんに相談をして、受けるかどうかを考えてくださいということになっております。 ○石橋むつみ委員  では、予防ということで53ページ、先ほどピロリ菌のことが対策事業で出たんですけど、神奈川県内でも横須賀市とか三浦市が先行して取り組んでいるというのかな。横須賀の医師会の説明というか、案内をちょっと読んだんですけれども、例えば、検査をして治療をするというときに抗生物質を使うので、親御さんによっては子供に抗生物質を使いたくないと言って受けないという方もあったり、いろいろあるようにも聞いています。その副作用があるかどうかというのについても、いろんな意見があるというのも聞いているんですけれども、横須賀の医師会が試験的にこれをやっていくことで、胃がんを初めとした消化器疾患の発生を抑えるのに効果があるということで、だけども、これはこういう趣旨でやりますよという丁寧な説明を出しておられるんですけど、三浦の場合は、そういう何か、こういう検査をやりますよというときに、保護者とか学校の方に説明するような文書とかって出しているのかしら。 ○鈴木聖子母子保健グループリーダー  検査をするときに、個人通知でそのようなご案内はさせていただいております。 ○石橋むつみ委員  三浦市立病院でも総病院長が説明をされているのは聞いたことがあるんですけれども、やはり回収率だけではなくて内容をしっかり伝えるということが大事なのと、中学生が30年ぐらいたって胃がんの発生率はどうだというのは今から検証はできないからね。だから、いろんな心配に対しては丁寧な説明をしたり、知らせていくことが大事かなと思いますので、慎重に事業を進めていただきたいと思います。今後の計画はどんなふうになっているんですか。ずっとやるんですか。 ○鈴木聖子母子保健グループリーダー  こちらの検査に関しましては3年間のモデル事業となっておりまして、令和元年度が最終年度になっておりますので、ことし、医師会の先生を含めまして検討を行う予定でおります。 ○石橋むつみ委員  わかりました。  成果説明書の52ページ、1ページ前に戻るんですけれど、先ほども乳幼児の健診、妊婦健診だとか1カ月健診だとか、その関連とかの質問をされていましたけれど、これを開設して……、ただ、センターとはいうものの…… ○出口眞琴委員長  何を開設したか言わないと。どこをやるのか。 ○石橋むつみ委員  ごめんね、52ページの子育て世代包括支援センター、体制ってどうなっているのかなというのを、まずお聞きします。 ○大木悦史子ども課長  子育て世代包括支援センターに関しては、まず保健師と栄養士、歯科衛生士と、あともう一人、助産師を配置している状況でございます。 ○石橋むつみ委員  あそこの場所にあって、でも、常に待機しているって、ほかの業務をやりながらということのイメージでいいのかな、どんな感じで……。 ○大木悦史子ども課長  体制としましては、母子保健コーディネーターの助産師を1名、専任で配置をしております。あと、その他、保健師、栄養士、歯科衛生士に関しては、子ども課と兼務する形で体制をとらせていただいております。 ○石橋むつみ委員  1カ所にセンターがあって、そこへ行けば、いつでも誰でも相談できますよという体制はなかなか難しいし、反対に、いろいろな届け出や、子供の3カ月とか10カ月とか、そういうところの健診でつかんだ子供さんの状態とかでフォローしていくとかいうのと組み合わせながら連携をとっていくのが大事かなと思いますので、常駐で、常に窓口がないから行けないとかって意味じゃなくて、連携が大事だなということを改めて申し上げておきます。ぜひ、頑張っていただきたいと思います。  それから、54ページです。ごみの廃棄物処理推進事業、一番下のところなんですけれども、事業系一般廃棄物処理手数料徴収収納業務を委託ということで、粗大ごみ券だとか事業系指定袋・指定シールの販売額の10%と書いてあるんですけれども。粗大ごみ券は500円ですよね。これは年間でどのぐらい出ているんですか。 ○鈴木佳成廃棄物対策課長  平成30年度の実績では、1万4,057枚になります。 ○石橋むつみ委員  粗大ごみを、例えば自己搬入するのと、これを張って出すというのとで、割合というのはわかるんですか。 ○鈴木佳成廃棄物対策課長  割合としましては把握していないんですけれども、件数としましては、やはりこの券を買って出している方のほうが多いと思われます。 ○石橋むつみ委員  自己搬入というと、今、50キロ以上とか、自分で積んで行かなくてはいけないので、車の便だとか運べる人だとか条件もあると思うんですけども、粗大ごみでも資源化できるものを分けたりということもあるので、どっちを頑張ってくださいとも言えないんですけど、わかりました。  では、56ページなんですけど、ごみ減量化再資源化推進事業ということで、たしか29年の決算のときか何かに、ごみカレッジって、資源化、減量化について子供にも知ってもらいたい、子供から学んでほしいということでやったよというお話があったかと思うんですけど、30年度も……。 ○鈴木佳成廃棄物対策課長  30年度につきましては、名向小学校で2回ほど開催させていただきまして、合計で60名が参加しております。 ○石橋むつみ委員  中身はどんなふうにやったんですか。 ○鈴木佳成廃棄物対策課長  まずは三浦市のごみの現状をお知らせしまして、ごみの減量化・資源化の必要性ですね、それは水切りも含めてなんですけれども、徹底してくださいという形で。あと、その講座が終わった後に、塵芥収集車――パッカー車を持ってきまして、それの試乗をやっております。 ○石橋むつみ委員  あと、市内めぐりみたいな感じで、4年生かな、前は環境センター見学とかってあったような気がするんですけれども、今も学年によって……。それは教育委員会のほうがいいのか、もしわかれば、学校の見学ってあるんですか。 ○後藤史義環境センターグループリーダー  環境センターにつきましては、昨年度、剣崎小学校の4年生の生徒さんが見学に来られまして、環境センターの施設内を見ていただいたり、ごみの減量化についてお話をさせていただきました。 ○石橋むつみ委員  今、名向小と剣小が出たんですけれども、なかなか学校の授業時間のこともあるかもしれないので、全校にって難しいかもしれませんけれど、昨年、ことしにかけてこういう機会に…… ○出口眞琴委員長  石橋さん、それは教育のほうで言ったほうがいいんじゃないですか、こっちじゃなくて
    ○石橋むつみ委員  でも、ごみの資源化、再資源化を推進する意味で。8小はぜひやってください。 ○出口眞琴委員長  そうなんだけど、この部分は教育のほうで言ってください。 ○石橋むつみ委員  はい。じゃ、教育でまた言います。現場も頑張っていただいていると思いますので、よろしくお願いします。  56ページ、(6)枝木・草葉類中間処理業務というのがあるんですけども、ちょっとですけれど、これ、たしか堆肥になって戻ってくる部分があったりするのかな。どんな事業ですか。 ○鈴木佳成廃棄物対策課長  この業務につきましては、収集で枝木・草葉類を収集しまして、収集したものを民間の事業者のほうでチップ化をしまして、バーク堆肥という形でリサイクルをしています。そのうち、年間約10トン程度が市のほうに返ってくるという形になっております。 ○石橋むつみ委員  その、チップ化されて市のほうに10トンぐらい戻ってきたものというのは、どんな利用をしているんですか。配っているんだっけ。 ○鈴木佳成廃棄物対策課長  宮川の旧処分場のほうに、無償で持っていってくださいということですね。あと、両センターのほうでも配布はさせていただいています。 ○石橋むつみ委員  58ページです。先ほど、くみ取りは何%ですかという質問で10.18%とあったんですけど、私のメモのし間違いかもしれないんですけど、それとも数え方かな、28年の決算で、下水道と合併浄化槽、それから単独浄化槽、くみ取りのそれぞれの割合をお聞きしたメモがあるんですね。その中で、くみ取り7.9%、2,181件とあるんだけど、これ、何か見方の違いなのかな。 ○堀越修一環境課長  委員さんおっしゃられている数字は、多分、人口ベースの比率なのかなと思っていまして、人口ベースでいきますと、総人口4万3,163人で、し尿くみ取り世帯が3,214人です――世帯なんですが。くみ取り世帯は割と単身世帯が多いものですから、世帯数よりも人口ベースになりますと、かなり下がるようなイメージになりますので、大体7.4%ぐらいになると思うんですが、そのほか、公共下水道人口が1万3,552人、そのほかが浄化槽になりまして2万6,397人程度。人口ベースでいいますと大体こんな比率になります。 ○石橋むつみ委員  人口ベースの比率と、さっきのくみ取り10.18%というのは世帯数での割合ですね。 ○堀越修一環境課長  そのとおりでございます。 ○石橋むつみ委員  今、人口ベースで下水道は1万3,552人ということだけど、じゃ、世帯数で言うと、下水道、合併浄化槽、単独浄化槽、くみ取り──くみ取りは10.18%だけど、下水道と合併、単独の数はわかりますか。 ○堀越修一環境課長  環境課では、くみ取りの世帯しかわからないので、申しわけございません。 ○石橋むつみ委員  では、またほかで。以上です。 ○蓮本一朗委員  成果説明書の55ページ、廃棄物処理推進事業の一番上の地元協定事業。廃棄物対策課の事業が示されておりますが、最終処分場及び環境センターの運営に係る協定に基づく補償とあります。もう既に決まったことではあるんですけれども、いつからいつまでの事業か教えていただけますか。 ○鈴木佳成廃棄物対策課長  この事業につきましては、一般廃棄物の処理施設を円滑に運営していくために地元の協力は必要不可欠になっています。まずは、その協定書がありまして、協定書に基づきまして、毎年度、覚書のほうを締結させていただいております。 ○中嶋謙一都市環境部長  いつからいつまでというお問いなので、いつからというのは建設時からやっております。いつまでというのは、今現在も続いておりますので、期限は特に切っていないです。 ○蓮本一朗委員  では、この環境センターが存在する限りという理解でよろしいですか。 ○中嶋謙一都市環境部長  環境センターが存在して、その後、例えば撤去しても……、地元に影響がなければ、それはなくなると思います。 ○蓮本一朗委員  決算は、本年度は5,646万円、前年度は4,970万円、それから前々年度は5,163万円とあるんですが、ふえたり減ったりしているようですけども、この変化した理由を教えてください。 ○鈴木佳成廃棄物対策課長  この変化につきましては、まず、地元との協定の中で農作物の残渣を三浦バイオマスセンターのほうで処理をするというものがあります。この農作物の発生量の変動がまず1つの要因であります。それからもう一つが、カラスによる農作物の被害ですね、これの増減も要因の一つになっています。 ○蓮本一朗委員  そうすると、今年度ふえたのは農作物の残渣がふえたから、あるいはカラスの被害がふえたからという理解でよろしいですか。 ○鈴木佳成廃棄物対策課長  はい、おっしゃるとおりです。 ○蓮本一朗委員  次は、57ページの下から2つ目の丸、環境センター改修事業とあります。環境影響調査を行う必要が生じて、本年度の予算がゼロになっています。これ、既に決まったことではあるんですけれど、なぜ環境影響調査を行う必要が生じたのか教えてください。 ○宮越輝之環境センター所長  これは廃掃法に基づくことなんですけれども、この生活環境影響調査、1日当たり、ごみの処理量がどのくらいになるかというところで、する・しないというのも決まってくるんですけど、この辺の解釈の中で、平成30年度はこの調査が必要だというように県と確認をしまして、このため、予定していた工事が延びたというところでございます。 ○蓮本一朗委員  そのゼロになった前後関係というか、計画していたのか、それとも突然何かが、アクシデントがあってゼロになったのか。そこ、因果関係というか前後関係を教えてください。 ○宮越輝之環境センター所長  処理量に応じてということで、処理量が一定数以上だと、その生活環境調査というのが必要になってくるんですけども、環境センターの改修の中で、プラスチック容器包装とか、ペットボトルとか、瓶・缶とか、そういう幾つかのラインというか、個別にそういったものがありますけれども、そういったものを個別ごとに見るのか、総体で見るのかとか、その辺のところで、法解釈のところであるとは思うんですが、県の指導によりまして、その調査が必要になったということでございますので、予定していた工事がそれで延びたということになります。 ○蓮本一朗委員  しつこいようだけど、だから、環境影響調査を行う必要が生じたのは、予算編成の前だったのか後だったのかという話なんです。 ○中嶋謙一都市環境部長  平成30年度当初予算を計上する際に県には確認しておったんですけども、その後、当初予算計上後、具体的な協議をした際に、先ほど課長が説明したように、この処理の方法でしたら事前に調査が必要だという指摘があったもので、平成30年度途中で補正の減をさせていただきましてゼロになっております。 ○蓮本一朗委員  わかりました。そうしたら、次、次年度はどうなりますかね。 ○宮越輝之環境センター所長  次年度、工事契約に向けて進んでいるというところでございます。 ○蓮本一朗委員  環境影響調査はこれで終わりという意味ですか。 ○宮越輝之環境センター所長  ただいま、その業務をやっておりますので、今年度にそれを終えて、来年度から工事契約してスタートしていくという予定でおります。 ○木村靖彦政策部長  今、担当課のほうは、そのような準備を進めておりますが、予算計上に当たりましては庁内で協議をした後、市長にご判断いただいて予算計上するという流れでございます。 ○出口眞琴委員長  予算はまだだということ。 ○木村靖彦政策部長  はい。予算の決定は当然、現段階ではしておりませんで、また改めて来年度予算を審議いただく3月議会に提案させていただく。それを含めるか含めないか…… ○出口眞琴委員長  予算に関してでしょう。 ○木村靖彦政策部長  そういうことです。ですから、今、担当のほうでは環境影響調査を行って、次の段階に向けて準備をしている状況ということでございます。 ○出口眞琴委員長  蓮本さん、そういうことなんです。 ○蓮本一朗委員  わかりました。ありがとうございました。終わります。 ○寺田一樹委員  それでは、成果説明書の49ページで成人歯科健康診査事業についてですけれども、ここで対象者が集団健診受診者、あとは1歳6カ月児保護者ということになっていますけども、この対象者を限定しているのはどういった理由があるのか教えてもらえますか。 ○江原桂子健康づくり課長  対象の場として、その2つを設けているということでして、受けたい方は受けられるように集団健診の場で広報はして募集しております。 ○寺田一樹委員  集団健診の場で広報しているということは、例えばさっき言われたように、「三浦市民」の中で一般向けに広報しているというのとは、またちょっと違うことになってくるんですかね。 ○江原桂子健康づくり課長  年度当初に全戸配布しております健診のご案内がございまして、その中で広報をしております。 ○寺田一樹委員  わかりました。それに対して、受診された方がこうやっていらっしゃいますけども、何かしらその中で対応が必要だといった方に対して、市としてどのようなことを行っているのか聞かせてもらっていいですか。 ○江原桂子健康づくり課長  精密検査などが必要ですとか、医療機関をご案内しまして、かかりつけ医を持つようにお勧めをしております。その状況を、集団健診を受けた方については結果報告会がございますので、4週間後の結果報告会で受診されましたかというような確認をさせていただいております。 ○寺田一樹委員  わかりました。  次に行きます。1個戻っちゃうんだけど、健康増進事業のところで健康相談が538回とあります。その下の健康管理事業の中でも、健康相談を行っていますとあります。それと、次のページの未病を改善する事業の中でも出張型健康相談事業等を15回とあるんですけども、この健康相談の違いについて聞かせてもらえますか。 ○江原桂子健康づくり課長  中には、内容として同じような対象の方に行っているものもございます。ただ、健康管理事業の健康相談につきましては、医師会に委託しているものでございますので、医師会に直接相談があった内容のものになります。 ○寺田一樹委員  わかりました。  そのまま50ページの未病を改善する事業で、未病を改善する勉強会を1回開催したということですけども、具体的にどういったことを行ったのか聞かせてもらえますか。 ○江原桂子健康づくり課長  未病を改善する講演会というのを行っておりまして、ナグモクリニックの南雲吉則氏をお迎えして講演会を行っております。市民ホールで行いまして210名の方が参加しております。 ○寺田一樹委員  これは210名参加ということですけど、一般向けに何か募集されたということでいいですかね。 ○江原桂子健康づくり課長  全戸配布にてチラシを配布しておりまして、広く皆さんに来ていただくということで設定いたしました。 ○寺田一樹委員  30年度はその1回ということですけども、本年度あるいは来年以降、取り組むようなことがあれば聞かせてもらっていいですか。 ○江原桂子健康づくり課長  今年度につきましては、未病改善のこの講演会の予定は、予算上、立っておりませんので、そのほかの健康相談などを実施したり、健康測定器での健康相談を実施していく予定になっております。 ○寺田一樹委員  わかりました。  次に行きます。その下で、先ほども出ていた歯科保健連絡会事業。この中で「歯のフェスティバルの実施を通し」というようなことがあって、その前のページにも歯のフェスティバル事業とあるんですけども、この違いについて、ちょっと聞かせてもらっていいですか。 ○江原桂子健康づくり課長  歯のフェスティバル事業につきましては、市で予算をとっている内容のものでございます。主体としては歯科保健連絡会が歯のフェスティバルを実施しておりまして、その歯のフェスティバルを市と歯科保健連絡会が一緒になってやっているという状況です。そのほかに歯科保健連絡会としましては、みうら市民まつりでの相談事業なども実施しております。 ○寺田一樹委員  歯科保健連絡会のほうの事業ですけども、こちらのほうに委託金ということで全額が行っていると思うんです。それで、例えば前のページの歯のフェスティバル事業のほうの市で行っている部分に関しても歯科保健連絡会のほうに委託をして、そちらのほうで主になってやってもらうということは考えられないんですかね。 ○江原桂子健康づくり課長  歯のフェスティバルは、よい歯の子の表彰などもございまして、それに関しましては、幼稚園、保育園から歯科健診の結果などをいただくような内容もございます。そうなると、個人情報ですので、市のほうでお預かりをして、その集約したものを歯科保健連絡会と協働してやっていくということで、連携した事業が必要かなというふうに考えております。 ○寺田一樹委員  その辺の個人情報とかあるので……、市長も表彰式とか出られていますからね。わかりました。  次に行きます。中学生に対するピロリ菌対策事業のところで、53ページ。先ほどは、受けられなかった方に対しても、また個別の機会を設けるということの説明があったんですけども、今回、ここで今、治療費補助件数が4件と出ていますけども、これは陽性者が4名ということでいいんでしょうかね。 ○大木悦史子ども課長  そのとおりでございます。 ○寺田一樹委員  それで、これもやっぱりピロリ菌対策事業の全額が委託料という項目になっていて、ここで陽性者に治療費の一部を補助ということで、補助で考えると扶助費という項目なのかなとも思ったんですけど、この補助の費用の扱いというか、その辺について聞かせてもらっていいですか。 ○大木悦史子ども課長  まず、除菌治療に関しては、自己負担が2,500円になるような形で、そのほかの部分を三浦市が助成をしているような形でございます。そのほか、効果の判定検査というものもございますが、そちらも自己負担が1,500円になるような形で助成をしておりまして、残額の部分に関してが三浦市のほうの負担という形になっております。 ○寺田一樹委員  そうすると、例えばこの陽性者の増減によって、この事業費が増減するということでいいんでしょうかね。 ○鈴木聖子母子保健グループリーダー  委託料に関しましては、一次検査を含めて全て市立病院で系統的にやっていただくというところで積算しております。もちろん数が多くなれば、金額のほうも上がっていくということになります。 ○寺田一樹委員  検査も含めて、それで、この助成分も含めて委託でということで市立病院……、わかりました。  その次のページ、火葬場ですけども、今回、30年度から、先ほどあったように指定管理者が変わられて、ほかの業者が管理することになったんですけども、その中で、30年度、新しい業者の指定管理が始まってから現在までの間で何か気になることとか、そういうのはなかったですか。 ○小川史郎市民サービス課長  30年度、変わりましてから利用者にアンケートをとらせていただいております。3カ月間、実施させていただきまして、総合的な結果になりますが、非常に満足、満足等6つに分けた中で、非常に満足が23.5%、満足が47.1%ということで、2つ合わせて7割強の満足以上の回答をいただいております。その他、クレーム等もいただいておりませんので、大きな変化等は認識しておりません。 ○寺田一樹委員  あと一つ聞きたいんですけど、30年度に火葬炉の修繕を行ったかと思うんですけど、その辺について聞かせてもらっていいですか。 ○小川史郎市民サービス課長  うちの火葬炉は3つございまして、1号炉におきましては、れんがの積みかえ、2号炉、3号炉におきましては断熱扉の交換をさせていただいております。その他、毎年、消耗品的なものを点検とともに遂行しているような形になっております。 ○寺田一樹委員  今はその辺は、全部修繕も終わって、どの炉も使える、そういうようなことでよろしいですかね。 ○小川史郎市民サービス課長  そのとおりです。 ○寺田一樹委員  わかりました。  次に行きます。同じページで一番下のところの塵芥処理手数料徴収事業ですけども、ここに市内契約店舗にと書かれているんですけども、どのぐらいの店舗が今契約されているか聞かせてください。 ○鈴木佳成廃棄物対策課長  平成30年度は32店舗になります。 ○寺田一樹委員  その32店舗というのは、大体昨年度とかと比較しても変わらずという感じなんですか、ふえているんですか、どうなんですかね。 ○鈴木佳成廃棄物対策課長  昨年度が34店舗でありましたので、2店舗減っております。 ○寺田一樹委員  減っちゃっているんだ。そうした中で、指定袋だとか指定シールの販売状況はどうでしょうかね。 ○鈴木佳成廃棄物対策課長  まず、粗大ごみにつきましては、販売枚数は先ほども説明したように1万4,057枚という形でふえています。シールのほうは1,392枚という形で、こちらも平成29年度は1,182枚ですので、ふえています。 ○寺田一樹委員  普通に事業者が一般ごみを出すときって、この袋を使う、あるいはシールを張る、それでごみステーションに出せるというようなことで、それができていないときは、事業者が出したと思われるものがその場で見受けられた場合、警告ステッカーか何かなのかな、そういうのを張られると思うんですけど、その件数とかって把握されていますか。傾向でもいいです。 ○鈴木佳成廃棄物対策課長  済みません、把握していません。 ○寺田一樹委員  事業者の方に対しての、その辺の利用を徹底していただければと思いますので、よろしくお願いします。  次に行きます。55ページで一番下、清掃事業所維持管理事業ですけども、清掃事業所の建物が以前から危険性があるんじゃないかというようなことを言われていますけども、現在の状況、いかがでしょうか。 ○菱沼俊行清掃事業所長  現在の状況では、以前の台風でカレット置き場の屋根が半分飛びました。修理も、土台がもう既にぼろぼろなので、修理はちょっと不可能と判断しています。紙選別処理施設の雨どいのとよが以前からもう変形して、1カ所から滝のように流れていましたけど、その箇所が3カ所にふえました。 ○寺田一樹委員  詰所については、いかがですかね。 ○菱沼俊行清掃事業所長  詰所については、屋根のほうを以前改善しまして、職員の手で改善しまして、雨漏りのほうは大分なくなりましたけど、この先どうなるかというところです。 ○寺田一樹委員  以前から環境センターの改修に合わせて、こちらのほうも検討していくというような話であったので、その辺の検討状況についても聞きたいのが1つと、先ほどの答弁の中でカレットの屋根が半分、被害を受けたということを言われていたんですけど、カレットについては、環境センターの改修を考えられている中に入っていたのかという2点、聞かせてもらっていいですか。 ○鈴木佳成廃棄物対策課長  確かに、清掃事業所の建物は昭和45年に建っていますので、かなり老朽化はしています。今、旧環境部ですね、ごみの関係の部署で検討会を持ちまして、環境センターの中継施設、どういうふうに改修していくかということで検討している段階になっています。当然、清掃事業所の管理棟も含めて検討させていただいています。 ○寺田一樹委員  本当に古い建物でもありますし、これからのことですので、さまざま検討して、いい形になればと思っています。  次に、56ページのごみ減量化再資源化推進事業ですけども、この中でペットボトル選別業務、こちらが減額になっているんですけども、これについて聞かせてもらえますか。 ○鈴木佳成廃棄物対策課長  これは、1日当たりの単価で契約をしている業務になります。平成29年度は130日だったんですけれども、平成30年度は121日という形で9日減っている関係で減額しています。 ○寺田一樹委員  ここのところ、最近なんですけども、ペットボトルを排出するときに、市民の方にキャップをとってラベルを剥がしてというのが大分浸透してきていると思いますけども、そういったことによってどんな効果が今はあると考えていますか。 ○鈴木佳成廃棄物対策課長  まずは収集してきて選別をするときに、キャップ、ラベルがついていないと、それだけ効率よく処理ができるというメリットはあります。 ○寺田一樹委員  例えば、今、市民の方が以前と比べれば一手間ふえているということもあると思うんですけど、担当課なりのほうから市民に対して感謝の言葉を伝えるのも必要かなと思うんですけど、その辺についていかがでしょうか。 ○鈴木佳成廃棄物対策課長  ちょうど今、ごみの説明会を開催していまして、その席上で、日ごろの分別についてご協力ありがとうございますという形でお礼は述べています。 ○出口眞琴委員長  はい、副市長。 ○星野拓吉副市長  ペットボトルのラベルにつきましては、ペットボトルの構造が変わってきまして、機械処理ができなくなったというのがまず1つの原因です。ご負担をかけるのは申しわけありませんけれども、まずはやわらかいペットボトルが多くなった関係で自動的にとれなくなってきたというのが1つの原因ですので、この辺も説明をさせていただきまして、結果的に手間が少なくなったというのはありますけども、そういう事情があって市民の方にご負担をかけているというのが現状でございます。
    ○寺田一樹委員  だから、そこで処理するほうの手間が省けたということだと思うんですよ。 ○星野拓吉副市長  結果的にそうなっているもので、処理する手間を省くためにお願いしたわけではございませんので。できなくなったということがメーンでございます。 ○寺田一樹委員  わかっています。  次に行きます。57ページの環境センター運転管理事業、ここで増額になっているんですけども、そこの理由について聞かせてください。 ○宮越輝之環境センター所長  昨年度との比較ということですけれども、昨年度、プラ容器包装のところのラインでベルトコンベヤー関係の修繕がありました。そういったようなものが今回なかったというところが大きな要因でございます。 ○寺田一樹委員  プラのコンベヤーということは、常時使っているものですものね。わかりました。以上です。 ○藤田 昇副委員長  48ページなんですが、がん検診事業。毎年お伺いしているんですけども、この中で20歳の女性に子宮頸がん検診、また40歳の女性に乳がん検診の無料クーポン、発行しているんですが、前年対比でふえているのかなと思うんですが、状況をちょっと教えてもらえますか、ここには書いてあるんですけど。 ○江原桂子健康づくり課長  子宮頸がん検診の償還払いにつきましては、30年度11件ということで、29年度より1件減っているという状況になっております。(「委員長、済みません、寺田委員のほうの修正をお願い……」の声あり) ○出口眞琴委員長  副委員長、ちょっといいですか。 ○藤田 昇副委員長  いいよ。 ○出口眞琴委員長  では、どうぞ。 ○宮越輝之環境センター所長  大変失礼いたしました。申しわけありません。先ほど、ことしと昨年のことを入れかえ、ちょっと私が認識を間違えまして、先ほどベルトコンベヤーのほうの取りかえの工事というのが30年度にはあったということで、その前年にはなくて、そういったような要因があったのでふえたというところであったんですけど、それをあべこべに言っちゃったようなところがあったかなという形で、済みません、そのように……。 ○寺田一樹委員  30年度ですよね、コンベヤー。 ○宮越輝之環境センター所長  そうです。30年度にはその修繕があったということです。 ○寺田一樹委員  それでいいと思います。 ○宮越輝之環境センター所長  済みません。私、入れかえたようなことを言ったかと思います。 ○寺田一樹委員  大丈夫です。 ○出口眞琴委員長  では、続けてください。 ○藤田 昇副委員長  今、ちょっと答弁がわからなかったんだけど、クーポンの発行人数というか、これ、検診の人数とは違うんだよね。20歳の子宮頸がんは、昨年29年度は185人に対して利用者が18人だったですけど、40歳の乳がんは223人に対して102人だったんだけど、これはその数でいいんですかね、ここに書いてある数は。 ○江原桂子健康づくり課長  先ほど私が申し上げたのは、子宮頸がんの償還払いの制度の話をさせていただきました。数字のほうは書いてあるとおりで大丈夫です。 ○藤田 昇副委員長  わかりました。結構伸びてきていると思うんですが、それと、今、医師会のほうで、各医療機関で特定健診とあわせてがん検診を、ポスターみたいのを張って、大腸がんとか肺がんとか、その辺の部分というのは、かなり連携して取り組んでいるのかなと思うんですが、どうなんでしょうか。医師会独自でやっているのか、市で何かお願いしているの。 ○江原桂子健康づくり課長  市のほうで指定された医療機関に対して、実施できる医療機関ですよという看板を作製しまして、医療機関に掲示していただいております。 ○藤田 昇副委員長  そういう影響かわからないんですけど、大腸がん検診も個別検診が152人ほどふえていたり、肺がん検診というのは個別も207人ほどふえていたり、かなり個別検診がふえてきているのかな。集団検診もふえていますけどね。その辺の影響もあるのかわからないんですが、何か、広報じゃないんですけど、周知をほかにしていることはあるんですか。 ○江原桂子健康づくり課長  がん検診につきましては、キャンペーンを含め、「三浦市民」の広報など、きめ細かく広報をさせていただいております。そして、30年度につきましては、自己負担金の変更もさせていただきまして、広く皆さんに受けていただけるように工夫をいたしております。 ○藤田 昇副委員長  先ほど神田委員のほうからも、子宮頸がんワクチン、予防接種、2人がワクチン接種をされたというところが出ていたんですが、年間約1万人が罹患して、2,900人ぐらいが子宮頸がんで亡くなっている現状というのはやっぱり変わらないと思うので、その辺の部分で、やはりまずは受診をするということが──ワクチンは確実に予防する部分なんですけど、受診をするということのやっぱり重要性というのは訴えていただいていると思うんですが、これ、各がん体制も同じなんですけど、特に将来を、未来を託する若い女性がそういう罹患をするというのが多いので、引き続き、副反応とかいろいろあると思うんですけど、現実はそれだけの方が罹患して亡くなっているという現状は変わっていないと思うので、その辺はご承知だと思うんですけど、ぜひお願いしたいなと思うんですね。  胃がんのリスク検診の状況をちょっと教えていただけますか。 ○江原桂子健康づくり課長  胃がんリスク検診につきましては、1度受けていただきますと、その判定の内容によって、もう一回は受けられないということになりますし、5カ年は受けられないということになっておりますので、この受診数の推移につきまして少し変動が見られるような状況になっております。 ○藤田 昇副委員長  Bだと胃カメラとか、具体的に次の検診、精密検査のほうに移行しなきゃならないということがあると思うので、その辺の状況というのは押さえているんですか、そこまでは押さえていないですか。 ○江原桂子健康づくり課長  5カ年たちますと、こちらのほうから再度、受診できる方には胃がんリスク検診の受診券というのをお送りしております。再度受診をお勧めするという形になっております。 ○藤田 昇副委員長  わかりました。その辺、知らない方も結構多いと思うので、ぜひ、また周知していただければなと思います。  あと、49ページなんですが、地域自殺対策事業。これ、ゲートキーパー養成講座というのをやっているんですか。 ○奥谷昭男障害福祉グループリーダー  ゲートキーパー養成講座につきましては、平成30年度は実施がありませんでした。今年度は7月に1度実施しております。 ○藤田 昇副委員長  何人ぐらいですか、対象。 ○奥谷昭男障害福祉グループリーダー  今年度7月の実施につきましては、合計51名の方に受講していただいております。 ○藤田 昇副委員長  累計で何名ぐらいなんですか。 ○奥谷昭男障害福祉グループリーダー  累計の人数は把握してございません。 ○藤田 昇副委員長  次に行きます。50ページなんですが、風しん予防接種事業。今年度も含めてなんですけど、無料クーポン、個別勧奨を含めてどういう状況で今進んでいるか教えていただけますか。 ○江原桂子健康づくり課長  風しん予防接種事業につきましては、本年度、新たに風疹の予防接種のクーポンというのを発行しております。風疹の流行について、まだ流行が激しい状況がございまして、7月にクーポンを交付して対象者の方に風疹の抗体検査をまずしていただき、その後、必要な方には予防接種をしていただくという事業を今年度実施しております。 ○藤田 昇副委員長  ちょっと後先になるんですけど、平成30年度、全国で2,917人、神奈川県で413人、三浦市でも4人罹患者がいて、先天性風疹症候群というのを子供が受けないために、若者世代というか、特に31年度というのは、三浦市においても昭和47年4月2日から昭和54年4月1日生まれの男性に対して、この個別勧奨をしていくということだったんですが、今、4月からクーポンを発送して、具体的な何か状況は来ているんですか。 ○江原桂子健康づくり課長  こちらのほうに実績として上がってきていますのは、現在、抗体検査を受けている方は50件、風疹の予防接種を受けている方は8件ということで、これはほぼ1カ月分の実績となっています。 ○藤田 昇副委員長  まだ始まったばかりだね。わかりました。とりあえずは、三浦市においては個別勧奨も39歳から46歳の男性にやっていくということで、当初2,175人が対象なんだけど、20%程度、435人、具体的には最終的に詰めると91人ぐらいじゃないかという答弁があったんだけど。個別勧奨もそうですけど、特定健診でも何か勧奨していくということもあったんですけど、その辺もやっているんですか。 ○江原桂子健康づくり課長  健診と同時実施ができるような形で、ご案内はさせていただいております。 ○藤田 昇副委員長  わかりました。これは厚労省のほうでも全国で受けられる、要はサラリーマン世代が多いので、勤務が東京とか遠隔地だと、なかなか平日は受けられないとかそういう部分で、やはり三浦でも休日でも受けられるような形とか、そういう体制をとるということだったんですが、その辺の状況はどうですか。 ○江原桂子健康づくり課長  休日の対応につきましては、医療機関の開設状況によるということなんですけれども、こちらのほうで休日の開設をしている医療機関はここですということを現在把握しておりません。 ○藤田 昇副委員長  今後まだあるので、ぜひそういうのを含めた広報もできるような把握をしていただきたいと思います。  次に行きます。50ページの下の地域医療対策事業なんですが、これ、医師会のほうで、がんに対する予防普及とか、研究会とかに対して連絡協議会とかを行っている事業だと思うんですが、その辺について状況は把握しておりますか。 ○江原桂子健康づくり課長  主にがん検診の早期発見のための研究会を行っておりますのと、がんにつきましては読影会というのを実施しておりまして、30年度は年間22回行っております。そのほかに、がん検診全体の精度を考えるということで、年1回の協議会の実施を行っております。 ○藤田 昇副委員長  何かその辺の部分の、読影会とかの参加状況とかは、そこまではわからないですか……。わかりました。いいです。  次に行きます。53ページなんですけど、犬の登録等事業。先ほど来、何点か質問等があったと思うんですが、単純に犬の登録、抹消の状況と、あと犬の予防接種の状況なんですけども、これ、全体の登録数と注射済みの交付と、数は合っているんですかね。もちろん打っていない犬というのはあると思うんですけど、その辺の数というのは把握しているんですか。 ○堀越修一環境課長  ご指摘のとおり、犬の登録は飼い主に義務づけられておりまして、ここに載ってございますのは犬を登録した方、登録した方が注射済票の交付を受けたかどうかでございまして、登録をしていない方については把握をしてございません。 ○藤田 昇副委員長  注射をしないと登録できないということですから、その辺の部分で把握はしていないということですね。野犬しかないということになるのか。わかりました。  次に行きます。55ページのごみ収集事業なんですが、この中で年間稼働台数、2,974台ほど減少しているんですが、次の56ページの民間活力を導入した影響なのか、そういう把握の仕方なのか。ちょっとこの現状を教えていただけますか。 ○鈴木佳成廃棄物対策課長  1つは、ごみの収集の一部の区域を委託したことが、台数が減った要因になります。それからもう一つは、平成29年度までは臨時収集という収集を行っていましたが、ちょっと人員が不足したということで、平成30年度はその臨時収集をやめたということが要因になっています。 ○藤田 昇副委員長  臨時収集というのは、どういうことですか。 ○鈴木佳成廃棄物対策課長  例えば引っ越しをされる方とか、おうちを片づけた方に対して、2トン車1台を配車しますという形で対応しているものになります。 ○藤田 昇副委員長  これは今年度はやっているんですか、もし要望、申請があれば。 ○鈴木佳成廃棄物対策課長  今年度、まだ実施はできていません。 ○藤田 昇副委員長  個別で対応するしかないということですね、民間の会社に。 ○鈴木佳成廃棄物対策課長  そうですね。はい ○藤田 昇副委員長  わかりました。この辺の部分で、年間収集量というのも今のお話の理由に、委託の部分にかかわってくるということでいいんですか。例えば350トン、年間収集量が減少していますよね。それとはまた別? もちろん減量化というのを進めてきているんだろうけど、でも、直営・委託両方入っている数字なんだよね。この350トンというのは、やっぱり減量化を進めた結果? ○鈴木佳成廃棄物対策課長  こちらは、直営の1万216トンの中には委託の部分も入っています。 ○藤田 昇副委員長  そこに委託に161トンというのは書いてある。 ○鈴木佳成廃棄物対策課長  これは粗大ごみの収集になります。 ○藤田 昇副委員長  次に行きます。ごみ減量化再資源化推進事業、56ページなんですが、先ほど来いろいろありましたが、まずはごみダイエット大作戦、これの30年度の効果について、何か代表的なことがあれば教えていただけますか。 ○鈴木佳成廃棄物対策課長  30年度につきましては、全部で25項目の取り組みを掲げました。その中で4項目が水切りを重点的に行うということで新規に追加したものになりまして、平成24年度からごみダイエット大作戦をやっているんですけれども、昨年度は初めて58%を切るということで57.3%という結果が出ました。 ○藤田 昇副委員長  水切りって出たので、水切りマイスターというのはどうなんですか、状況。 ○長谷川智行廃棄物対策グループリーダー  平成30年度のマイスターの登録というのは1件もありませんでした。 ○藤田 昇副委員長  28年に2名あったきりだね。29年、30年は出ていないということなんだよね。 ○鈴木佳成廃棄物対策課長  はい、おっしゃるとおりです。 ○藤田 昇副委員長  制度自体をやめちゃったの。 ○鈴木佳成廃棄物対策課長  ごみダイエット大作戦からは中止といいますか、廃止させていただいています。 ○藤田 昇副委員長  了解しました。  この中の、集団回収実施団体なんですが、51団体。たしか平成29年度だと、子ども会等が26団体とかだったんですが、30年度はどうなんですか。 ○鈴木佳成廃棄物対策課長  平成30年度は、子ども会が25、自治会が16、老人会ほかが10になっています。 ○藤田 昇副委員長  資源物最終処分業務が188万円ほど前年度に対してふえているんですけど、この辺についてはどういうことですか。 ○鈴木佳成廃棄物対策課長  資源物最終処分業務につきましては、収集場所に出されます家電ですね、あと粗大ごみで出されます家電をリサイクル処理しているんですけれども、処理量が大分上がっています。平成29年が1万7,600キロ、平成30年が5万6,630キロという形で増加しております。 ○藤田 昇副委員長  ちょっと関連なんだけど、今、家電が出たんだけど、小型家電のリサイクルボックス、あの回収状況はどうですか。 ○鈴木佳成廃棄物対策課長  平成30年度は2,328キロになります。 ○藤田 昇副委員長  それと、ごみステーション、これ、昨年の答弁では1,095カ所だったんですけど、30年度はどういう状況ですか。 ○鈴木佳成廃棄物対策課長  1,100カ所程度だと思います。 ○藤田 昇副委員長  その中で、違反ごみの目立つごみステーションということで、たしか平成28年3月で34カ所で、平成30年3月末で28カ所ということで答弁をいただいているんだけど、平成30年度の状況はどうなんですかね。 ○鈴木佳成廃棄物対策課長  平成30年度につきましては若干ふえまして、37カ所になります。違反ごみが多いところにつきましては、ごみ出しの確認をしまして、ごみの分別ができていない方につきましては個別に対応させていただいております。 ○藤田 昇副委員長  以前にも確認していますが、ごみステーションがきれいなところとか、顕彰じゃないけど、ごみダイエット大作戦でしていたじゃないですか。そういう意味においては、30年度も何かそういう取り組みはしたんですか。 ○鈴木佳成廃棄物対策課長  30年度はやっておりません。 ○藤田 昇副委員長  これから広域化になって、今、ごみの説明会で大変だと思うんですけど、広域化になっても、分別を含めて、ごみステーションの数ももちろん変わらないし、そういう意味においては、この観光都市三浦においても、ごみステーションの問題というのは結構苦情とかいろいろ出てきていると思うんですよね。地域で管理してもらっていますから、地域の方が大変苦労しているんですね。最近でもそうなんですけど、私のところも捨てているところが大通りなので、かなり違反ごみとかあったりして、当番の方が苦労されているんですね。そういう意味においては、住民同士でそれを注意したりとか、なかなか難しい部分もあるので、行政が入り込むというのもなかなか大変ですけど、ぜひ、ごみステーションのクリーン化じゃないんですけど、そういうことも引き続き説明会の中で、しっかり分別とごみの管理ということを伝えていっていただきたい。分別の仕方だけじゃなくて、そういうこともやはり地域でやっているんですよということをもう少し……。  というのは、こういうことがあったんですね。先日も転入者の方が全然わかっていなくて、違反ごみがあったのを突き詰めたら、1枚のレシート、領収書があって、それで転入者ということがわかったんです。その方のところに行って注意したんですけど、現実、理解を全然されていないんですね。そういう意味においては、なかなか難しい個別の案件ですけど、そういうところが多々いろんなところであると思うので、今までも議論がありましたけど、ぜひ、そういう説明会の場で、ごみの取り扱いについてもどうか説明をしていっていただきたいなと思います。  要望で、以上で終わります。 ○出口眞琴委員長  他に。(「なし」の声あり) 他になければ、以上で第4款 衛生費の質疑を打ち切ります。暫時休憩いたします。再開は13時からといたします。                午前11時52分休憩  ―――――――――――――――――――――――――――――――――――                午後 0時58分再開 ○出口眞琴委員長  再開いたします。  質疑に入ります前に、質問は端的に、正確にお願いいたします。  これより、第5款 農林水産業費の質疑に入ります。 ○長島満理子委員  よろしくお願いします。初めに、62ページ、有害鳥獣被害対策事業についてなんですけれども、増額理由の説明をお願いします。 ○下里純也農産課長  有害鳥獣被害対策事業といたしまして、当初見込んでおりました数よりも大幅に捕獲数が伸びたことによりまして、殺処分の委託料、それと焼却処分の手数料が増額となっております。 ○長島満理子委員  捕獲量が伸びたということで、ハクビシンやタイワンリスが多く捕獲されていますが、この傾向とかあるんですか、毎年、何が多いとか説明してくださいますが……。 ○下里純也農産課長  ハクビシンとアライグマというのが隔年で増減を繰り返しておりました。こちらは農業被害のほうと生活被害のほうとでエリアが隔年で、どのような理由かははっきりしないんですけども、そういうような傾向がございました。ちなみに、前年対比でアライグマは1頭ふえて42頭、前年は41頭でございました。ハクビシンが35頭に対して平成30年度が53頭。5割増になっておりまして、ここのところ、隔年だったものが徐々に増加傾向になっているというような状況でございます。 ○長島満理子委員  その中でカラスの被害とか、農業被害とかも多いと思うんですけれども、この捕獲はゼロということはどういう……。 ○下里純也農産課長  市のほうで用意しております捕獲おりでの捕獲がゼロでございまして、ちなみに、毎年、農業被害の対策といたしましては、各地区の生産組合から猟友会に依頼を行いまして捕獲を行っていると、追い払いも含めてやっています。こちらについては、毎年、カラスは羽数は出ています。
    ○長島満理子委員  このカラスの被害というのは、これも地区によって何かやっぱり、追い払うわけじゃないけれども、移動しているというか、出てくるところが地区によって違うと思うんですけれども。被害の傾向としては何か、どうにか対策とかは考えているところはあるんですか。 ○下里純也農産課長  カラスは農業被害が多いというのではなくて、生活被害のほうが多うございます。生活被害が多いんですけども、餌場がなくなってくると農地のほうに、山のほうに来るというような傾向が多うございます。ヒヨドリ等の被害のほうが、むしろ農業被害額としては、神奈川県のほうで捉えている数字ですけども、こちらのほうは結構多いというような形になっております。 ○長島満理子委員  わかりました、ありがとうございます。  次に、63ページの三浦野菜品種改良等支援事業についてなんですけれども、昨年も5種類の改良とかいろいろ研究をされていたと思うんですけれども、30年度も同じ5種類でいいんですか。 ○下里純也農産課長  内容は多少異なっております。30年度につきましては、青首大根の有望品種の選定、三浦野菜の品種改良──こちらは今回、サツマイモですとか、あとは大玉スイカの新品種について試作品を入れたりとか、あとはネット系の新品種のメロン、トウモロコシの抑制栽培ですとか、あとはカボチャの現行品種との比較品種を出したりというような品種改良を行いました。また、短期作物で導入試験、これはロメインレタスの作付試験を行っております。それと新しい資材、貯蔵品目等の導入でタマネギの優良品種の選定と栽培実証試験を行っております。あとは、毎年行っております夏野菜交配用のミツバチ、この5点を行いました。 ○長島満理子委員  その中で三浦ブランド化というか、代表的なものになるというような有望な品種は出てきているのでしょうか。結果として発表されるような。 ○下里純也農産課長  昨年の試験結果としては、まだこれから先の販売実績等を伸ばしていかなければならないという課題はございますけども、カボチャ、キャベツ等の新品種、現行品種にかわるものというようなものには期待が大きいということは伺っております。 ○長島満理子委員  また三浦を代表するようなカボチャやキャベツが新しくできてくるということ、ありがとうございます。  続いて、67ページの浜の活力再生プラン等支援事業について5件の──諸磯、上宮田、城ヶ島、みうら漁協、初声の成果を教えていただいていいですか。 ○安藤宜尚水産課長  浜の活力再生プランの平成30年度の実績でございますが、まず上宮田地区におきましては、チョウセンハマグリの種苗の試験放流ということを行いました。県下では茅ヶ崎のほうでハマグリの種苗を放流して採捕するというのが成果を上げておりまして、それに倣いまして上宮田のほうでも、チョウセンハマグリの種苗を千葉県のほうから仕入れて、殻長7センチぐらいのもの、3,600個を放流するというのを地先の砂浜で実施いたしました。まだ3月に桁網――砂浜を掘るような漁具を使って試験採捕をやった限りでは、少数ではありますけども、貝が残っている状況もありましたので、今後が期待できるのではないかなというふうに考えております。  続きまして、城ヶ島地区の取り組みでございますが、こちらは例年、昨年度から引き続きの藻場保全の取り組みといたしまして、アイゴやウニ類の除去活動を行いました。  諸磯地区につきましては、アオリイカ産卵床の設置試験を行いました。このアオリイカの産卵床というのは、春先にアオリイカが卵を産むんですけど、そのときに木の枝とかを束ねたものを海中に沈めておく、そうするとそれに卵を産みつけるという。本来はアマモとかそういう海草に卵を産んだのでしょうけども、それのかわりとして産卵床を入れる。これは4月に海中に5基、産卵床をつくって設置しまして、多くの産卵する状況も見られました。アオリイカの寿命は1年で死んでしまうということがありまして、そのこともあると思うんですけども、昨夏ですね、アオリイカの地先の漁はよかったというふうなお話もありますので、今後も続けていこうということで聞いております。  続いて、初声地区につきましては、カジメの増植試験としまして、漁港内に海水かけ流しの陸上の水槽を設置しまして、そちらのコンクリートブロックにカジメの胞子を付着するという試験をいたしました。胞子を付着させたコンクリートのほうからは、カジメの幼体が発生するところまでは確認はできましたが、それ以降の維持がうまくいかなくて、実際にそれを海中に設置するところまでは行きませんでしたが、そこまでの成果を得ることができました。  それから、みうら漁協につきましては、高度衛生化に対応した沿岸仕様の陳列水槽の試作ということで、例年、いつもというわけではないですけど、結構1メートルを超えるような大きな魚とか、そのようなものを入れると、コンクリート床に直置きをするようなことで今までやっておりましたが、今後、高度衛生化した折には、そういうこともできないということで、また、水氷等に完全に魚をつけておかないと鮮度保持もできないということで、今回、かなり長尺の箱を、FRP製の水槽を試作しまして、それはいつも大きな魚が入るわけではないので、それに仕切りをつけるとかいろんな工夫をしたものをつくって今運用しているところでございます。 ○長島満理子委員  これは単年度と継続してやるのと、その漁協によって違うということでいいんですか。 ○安藤宜尚水産課長  委員おっしゃいますとおり、これは各地区の中で話し合っていることでございますけども、藻場の保全でありますとかカジメの育成でありますとか、継続して取り組んでおいて徐々に結果が出てくるものもあれば、単発でやってみて、いろいろ試験はしてみるという段階のものもございます。その両方とも取り入れてやっていただいているところでございます。 ○長島満理子委員  そういう事業内容で進めているということ。ありがとうございます。  そして次、その下の宮川地区トイレ維持管理事業についてなんですけれども、増額の理由は、ご説明お願いします。 ○安藤宜尚水産課長  平成29年度につきましては、10月の台風21号で、このトイレが被災をいたしまして、その関係で11月から3月までトイレが使えない状態でありました。それで、管理委託事業をみうら漁協にお願いをしておるんですが、そちらを減額変更して一旦とめたこともございます。それで委託料の支出が減っていることで、昨年より少なくなっているということになっております。 ○長島満理子委員  前々年度と余り変わらないということは、そういう理由でということでいいんですよね。委託料がとまったということで、30年度と前々年度が同じだからということでいいんですよね。 ○安藤宜尚水産課長  委員おっしゃるとおりでございます。 ○長島満理子委員  わかりました、ありがとうございます。  68ページの市営漁港維持管理事業についてなんですけれども、この事業内容は、この4つの事業が主な事業項目ということでいいんですよね。 ○安藤宜尚水産課長  成果にありますとおり、4つの事業で間違いございません。 ○長島満理子委員  その中の、1の市営漁港清掃事業についてなんですけれども、これは定期的に清掃を行っているのか、依頼があって入札をして清掃しているのか、ちょっと詳しく教えてもらっていいですか。 ○安藤宜尚水産課長  1番の表にあります一番下の江奈地区清掃業務委託、こちらにつきましては剣崎小学校の前にあります江奈地区の緩傾斜護岸――斜めの防潮堤の、背後の壁面に斜めにますが切ってあって、ますのあった穴に土が入れてあって草が生えているところがあるんですけども、あそこにつきましては、かなり草が茂りますので、定期的に予算を計上して、年1回清掃をやっております。  それ以外の金田漁港清掃業務委託、それから北下浦漁港清掃業務委託、こちらにつきましては状況を見まして、基本的にはごみ等は漁業者のほうにお願いをしたいところですが、不法投棄等で目に余る場合につきましては、ごみがごみを呼ぶようなこともございますので、それについては、こちらで予算を執行しまして清掃を随時やっております。 ○長島満理子委員  そうしたら、3の浚渫事業についてなんですけれども、ここもやっぱりその時々の状況を見てやっているということですか。 ○安藤宜尚水産課長  委員おっしゃるとおりでございます。例年ですと、ここは北下浦についても浚渫を行うことが多かったんですけど、この30年度につきましては、状況として漁協者からも要望がなかったものですから、金田漁港のこの2件だけとなっております。 ○長島満理子委員  わかりました、ありがとうございます。  続いて、70ページのみうら・みさき海の駅“うらり”セールスプロモーション事業についてなんですけども、30年度、地方創生推進交付金を使ったと思うんですけれども、この事業の内容についてご説明をお願いします。 ○安藤宜尚水産課長  みうら・みさき海の駅“うらり”セールスプロモーション事業につきましては、みさきFW「うらり」を活用しました三崎地区の地域活性化のためのイベント等を行う事業でございまして、30年度につきましては、例年行っております海の駅フェスタや船上釣り教室、大晦日や初日の出クルージング、それ以外に、海の駅や農水産物の対外PRを行うイベントを14回行っております。 ○長島満理子委員  それが交付金を使った事業ということなんですか。「うらり」の扉とかは、あれは30年度の事業じゃなかったんでしたっけ。自動ドア……(「あれ、前年じゃないの」の声あり) 済みません、間違えました。  あと1点、教えてもらいたいんですけど、うらりマルシェで須坂のリンゴの販売を一時したと思うんですけれども、30年度はそういう販売はされたんでしょうか。 ○安藤宜尚水産課長  現在、具体的にリンゴのイベント、いつやるということまでは海業公社から伺っておりませんが、今、「うらり」のやさい館の中に須坂の常設販売コーナーを設けておりますので、その中でやるか特出しするかは、これから相談ですけども、あり得ることであると考えております。 ○出口眞琴委員長  農産課長、どうぞ。 ○下里純也農産課長  30年度の事業としては、台風被害によって落下した傷果のリンゴの処分ということで、須坂と三浦との協議の中で、ぜひ三浦で売ってもらえないかというような話を海業公社のほうで受託していただきまして、あの会場を利用しての販売を2日間させていただきました。 ○長島満理子委員  今後は、やる予定はないということですか。(「はい」の声あり) わかりました。  最後に、その下の新港海業センター管理運営事業についてなんですけれども、これは附属資料の105ページを見ると保険料で何か、運営が保険料のこういう事業に当てはめるということで……。内容を。 ○安藤宜尚水産課長  新港海業センター、こちらは三崎朝市の会場となっている施設でありまして、こちらの建物の火災保険料と、それから一部、県の土地に配管等が入っているところがございますので、それの占用料を計上しております。 ○長島満理子委員  わかりました、ありがとうございます。以上です。 ○神田眞弓委員  成果説明書の62ページの2段目のところの農業振興費一般管理事業なんですけれども、こちらは三浦半島地域野菜協議会を初め、諸協議会を通じて取り組みを行ったとありますけれども、これは三浦半島ですから3市1町か何かでやられてのことですか。ここの説明をお願いします。 ○下里純也農産課長  委員おっしゃられるとおり、行政は3市1町と県ですね、関係機関、それとJA関係です。 ○神田眞弓委員  ここで露地野菜についてというところで、三浦はどういうようなことをこの協議会に議題で出して、売り込みみたいのはここには入っていないの。 ○下里純也農産課長  こちらは主に大根とキャベツ、国の産地指定を受けております作物に関しての計画ですとか、あとは病害虫ですとか対策等を研究しているというようなところでございまして、主に農協の営農と県の農業技術センターの部分と、あと全農グループ等が中心となって作付の時期、秋と春に分けて成長状況ですとか、そういったものを確認しながら、順調に計画どおり出荷ができているのか、生産ができているのかとか、そういうようなことを確認する協議会でございます。 ○神田眞弓委員  わかりました、ありがとうございます。  それから、三浦野菜安全・安心事業なんですけど、これ、放射能濃度の検査数13点、これはどのような状況でしょうか。本年度、決算が減っていますけれども、これは検査数が少なくなったのかな。 ○下里純也農産課長  こちらは検査数が減ったことによるというよりも、市の財政状況によりまして農協の自己負担をふやしていただいたというようなことで、検査点数としては、29年度と同様、13点で行いました。計画は17点だったんですが、神奈川県のほうで行います放射性濃度の検査が4点ございました。三浦市のほうでそこの部分は除いて、重複しない部分ということで、三浦市農協独自で13点行いました。 ○神田眞弓委員  それでは変わらず、財政上の問題でということで、これからも安心・安全のものを証明していっていただきたいと思います。  それから、一番下なんですけれども、農業次世代人材投資事業。これは昨年度までの青年の育成のやつを……。 ○下里純也農産課長  委員おっしゃられるとおり、旧青年就農給付金事業でございます。 ○神田眞弓委員  これ、名称を変更したというのは、どういうこと。 ○下里純也農産課長  国の制度自身が名称変更を行ったということに倣って、うちも変えました。 ○神田眞弓委員  そうなると、最初5年でしたか、給付期間。 ○下里純也農産課長  そのとおりでございます。 ○神田眞弓委員  そうすると、名称を変更して、3年目だから、あと2年続くということですか。じゃなくて、名称を変更したから、また5年、新しい……。 ○下里純也農産課長  三浦市で受給を既に受けている2件の方は、旧制度からのものなので受給をしてから5年となります。今受けている方が、その内容ががらっと変わるというのではなくて新制度になってから、一部厳しくなった部分があるんです。新制度になって、中間報告しろだとか、5年たった後にちゃんと就農していなければ返せだとか、厳しくなりました。この最初の旧制度でやった2件については、旧制度の内容に基づいて5年間受給するというような形になっておりますので、この名称が変わったからといって内容ががらっと変わる、厳しくなるというようなことではございません。 ○神田眞弓委員  ここは三浦の基幹産業の農業の名前を汚さないような方に、この制度を使っていただきたいと思います。  次は、63ページ、初声及び南下浦地区畑地帯総合整備事業のところの減額理由をお願いします。 ○下里純也農産課長  地区の変更に伴いまして、工事内容が変わりました。 ○神田眞弓委員  そうなると、次のページの諸磯小網代地区のところも、かなり減少しているけど、ここも同じ土地改良だから、そういうこと? ○下里純也農産課長  先ほどのは初声の土地改良区内で、今、委員おっしゃられたのは諸磯小網代土地改良区内でございます。各土地改良区域内の基盤整備ですとか、そういったもので県の畑地帯総合整備事業で整備している事業の負担金を市が払っているというような内容で、諸磯小網代地区につきましては、29年度と30年度で工事内容が違ったというようなことで増減が毎年出ています。 ○神田眞弓委員  わかりました、ありがとうございます。  それから、65ページ、市単農道整備事業、こちらは減少していますけれども、これ、土木課との関連もあると思いますけれども、農道の、ここの説明をお願いします。 ○橋 哲土木課長  土木課のほうで農道の整備工事を実施しておりまして、こちらにつきましては市道と農道という区分けをしておりまして、市道の部分につきましては、号線で市道と農道の区分けを実施しておりまして、今行っています。こちらの減額をした理由なんですが、工事請負費を、工事を発注する際に入札行為まで行う予定でおりましたが、かなり不調が多くございまして、年度内に工事の実施が完了できないということがございまして、繰り越し工事とさせていただいております。 ○神田眞弓委員  そうしますと、ここの場所、市道949号線だけじゃなくて、こういうような農道と市道のところがあると思うんですけども、この辺でこれから修繕しなければいけないところとか、これは本年度の部分ですけれども、その辺はどうなんでしょうか。 ○橋 哲土木課長  こちらの工事請負費につきましては、一般廃棄物の処分場の関係で地区と結んでおる協定がございまして、大乗、宮川、毘沙門地区の3地区において農道の整備を実施するということでの協定を締結させていただいています。その中で、工事を実施するということで内容のほうはうたわれておるんですが、その工事につきましては当該年度の当初に、その3地区の役員さんと現地の確認を行った上で工事の決定をするという流れで実施をいたしております。 ○神田眞弓委員  わかりました。農産物出荷ってここにも書いてありますけど、農産物を傷つけないように安全に出荷されるような道路づくりをよろしくお願いいたします。  それから、68ページ、船員家族待合所管理事業、29年度よりも利用人数は減っていますけれども、入ってきたのは……、出港がふえておりまして、この辺の状況はどうなんでしょうか。これ、送る人ですよね、利用人数ってね。 ○安藤宜尚水産課長  委員おっしゃるとおりでございます。ただし、出港船、最近は特に漁船につきまして、「うらり」の南側とか、あと集配の前とかから出港するものが多くなることもございますので、そんなこともありまして、必ずしも船が減った、ふえたではなくて、これは花暮の前の利用状況ということでご理解いただければと思います。 ○神田眞弓委員  わかりました、ありがとうございます。  最後に、一番下なんですけど、海上漂流物事業。これ、本年度は照会が1件ありましたけれども、大きなものが漂流してきたんですか。 ○安藤宜尚水産課長  委員おっしゃるとおり、海上保安部の巡視船のほうから、直径10センチぐらいで長さ100メートルぐらいあるロープが海上を漂っているときに、航行安全上、危険だということで撤去を海上保安部がいたしますが、処理のほうは市町村に回ってきちゃいますので、それにつきまして、半年、照会の上、ロープを処分した。処分料を含んで今回の決算額になっております。 ○神田眞弓委員  三浦市の海区だったら、三浦市がそれを撤去しなきゃいけないわけ? 潮の流れで。 ○安藤宜尚水産課長  そのとおりでございます。 ○神田眞弓委員  理不尽ですね。わかりました、ありがとうございます。以上です。 ○鈴木敏史委員  款別の61ページです。特別融資制度利子助成事業について、ここに認定農業者とあるんですが、この認定農業者とはどういう事由なんでしょうか。 ○下里純也農産課長  農業者のうち、市のほうで経営改善計画というものを農業者から出していただきまして、三浦のほうでは基準を設けております。5,000平米以上で600万円以上の収入、2,000時間の労働時間というようなものが基準となっております。労働時間は、その内側になるべくおさめるようにと、金額については600万円以上を上げるようにというようなことですね。三浦の場合は5,000平米以上の所有地がございませんと、もしくは耕作面積が5,000平米以上ございませんと、農家として認められないというようなことがございまして、全国的に見てもハードルが非常に高うございます。こういった中で経営改善計画、5年後、自分が今置かれている状況をどのように改善していくのかというような計画を提出していただきまして、それを市長が認定を行いました農家のことを認定農家と申します。  こちらは何に必要かといいますと、日本政策金融公庫のほうで融資を受ける際の第1資格となっております。 ○鈴木敏史委員  この認定農家というのは、三浦市に何軒ぐらい……。 ○下里純也農産課長  現在でよろしいですか。 ○鈴木敏史委員  はい。 ○下里純也農産課長  557軒ございます。 ○鈴木敏史委員  その割合というのはどのくらいのパーセンテージ、全体の、その認定じゃない方……。 ○下里純也農産課長  7割5分弱ですね。 ○鈴木敏史委員  続きまして、62ページの有害鳥獣被害対策事業。先ほど長島委員のほうからも質問がありましたが、この農業被害、生活被害って先ほど答弁がありましたけど、この被害額というのはどのくらいなんでしょうか。わかる範囲でお願いします。 ○下里純也農産課長  農業被害についてでございます。平成30年度は、三浦市は4,776万3,000円ということで神奈川県のほうから報告を受けております。 ○鈴木敏史委員  先ほども、この有害鳥獣の頭数が増加しているということですけど、例えばアライグマはどの地域に多いとか、ハクビシンはどの地域に多いとかというのは把握されているんですか。 ○下里純也農産課長  残念ながら三浦市内、満遍でございます。 ○鈴木敏史委員  続きまして、62ページの一番下の農業次世代人材投資事業についてお聞きします。この次世代に対する育成というのは、具体的にどのようなことをやっていられますか。 ○下里純也農産課長  育成の支援ということで、行政ではバックアップがメーンでございます。ちなみに、育成は神奈川県の農業技術センターですとか、農協営農部のほうに大半の部分をお任せしているというような部分で、行政はあくまでもバックアップを行っているというようなことでございます。 ○鈴木敏史委員  先ほど、改定前が2件と改定後が2件とおっしゃっていましたけど、この補助金の金額というのは、畑の大きさとか区割りによって金額って違うんですよね。 ○下里純也農産課長  先ほどの回答は、今、三浦市が受けている2件の農業者に対しての説明を行わせていただきました。ちょっとわかりづらかったと思いますので、再度申し上げます。旧制度で、この助成金を受けているのが2件でございます。新制度になってからはゼロ件でございます。こちらはもともと青年就農給付金として始まりました。不安定な経営開始直後の青年就農者等に対しまして、経営開始初年度、こちらがやはり収入も不安定でございますので、そこを助成するというようなことで、1件につき上限150万円。夫婦で受給する場合は、主たる農業者が150万円、従たるものが75万円、計225万円というような制度で、三浦市の場合は2件給付しております。 ○鈴木敏史委員  これって農業者以外の方でも、農業に携わりたいとかという方でも受けられる制度なんですか。 ○下里純也農産課長  これは国が定めた事業としては、そういうことも多分に含んで制度としてスタートいたしました。ただ、先ほど申し上げたとおり、三浦市では5,000平米を確保しなければならない。耕作面積5,000平米の確保というものが全国的に見てもやはり高いハードルとなっておりまして、県外、市外の方が三浦市に畑をまずそこまで確保することが非常に難しくなっております。新規就農を目指したいんだけどという方は多くおりましたが、ここ数年ゼロですね。基本的には、制度としてはできるんですけど、三浦市ではほぼ不可能に近いというような状況でございます。 ○鈴木敏史委員  ありがとうございました。  次に、67ページ、三崎漁港におけるグローバルブランディング戦略策定・推進事業についてです。こちらの中に三崎漁港輸出促進協議会とありますが、これは幾つぐらいの企業が参加されているんでしょうか。 ○安藤宜尚水産課長  この輸出促進協議会につきましては、事業者といいますか、関係団体としまして、市場の卸売団体でありますマグロの関係団体、それから三崎漁港内で養殖活魚を扱っています三重県漁連等の漁業団体。私企業については、今のところはメンバーとしては入っていない状況でございます。 ○鈴木敏史委員  その下に国際見本市に出展したということが書いてありますが、こちらの成果とか反響とか評価とかというのは、どういう感じですか。 ○安藤宜尚水産課長  こちらの事業につきましては、海外への見本市、商談等を行った事業者に対して補助金支援をするというものと、今回、東京ビッグサイトで開催されておりますインターナショナル・シーフードショーに協議会で参加をしまして、市内の事業者を募って市内水産物、主に加工品のPRを行ったという状況になっております。
    ○鈴木敏史委員  あと、海外物産展への出展など4件とありますが、これは先ほどの企業ですか、それとも同時に4件が出展されたんですか。 ○安藤宜尚水産課長  今、委員おっしゃられましたのは、市内の事業者で海外の見本市への参加や商談を行った場合の補助金支援というもので、こちらは4件で、これはそれぞれが個別の申請をいただきまして補助金を給付しているものでございます。 ○鈴木敏史委員  最後になりますが、70ページ、みうら・みさき海の駅“うらり”セールスプロモーション事業についてです。先ほど各委員からもご質問がありましたが、この海の駅フェスタ、釣り教室、大晦日サンセットクルーズ、元旦初日の出クルーズという4つのイベントと小規模な集客イベントが14回とありますが、それぞれの参加者の人数って大体把握されていられますか。わかる範囲で結構です。 ○安藤宜尚水産課長  代表的なものについてお答えをいたします。海の駅フェスタにつきましては9,200人の参加・来場者がございました。サンセットクルーズが大人、子供合わせまして36名、初日の出につきましては大人、子供合わせまして72名となっております。あとは、その他のイベントに入りますけれども、漁師のおかみさん料理教室は18名。あとは京急の川崎駅で行いました京急川崎ステーションバル、これはこちらから出向いていったイベントでございますが、こちらにつきましては全体の来場者は約1万人という形になっております。 ○鈴木敏史委員  サンセットクルーズと初日の出クルーズは船で行くと思うんですけど、この船の定員というのは決められているんですか。 ○安藤宜尚水産課長  こちら、海業公社が所有しております遊覧船を使っておりまして、当然定員はございますので、その範囲で募集して運航したものでございます。 ○鈴木敏史委員  36名と72名ということで、ちょっと少ないのかなという気持ちはしますけど、その船の定員によって、また今後、参加者の乗り方というか、そういうものをご検討いただければ、より多くの人に楽しんでいただきたいので、せっかくのイベントですから、その辺、よろしくお願いいたします。  以上で終わります。 ○石橋むつみ委員  成果説明書の62ページの、下から2つ目のところに環境保全型農業支援事業とあって、カバークロップ、リビングマルチなどで化学肥料、化学合成農薬の低減に取り組む農業者を、という説明が書いてありますけれども、これ前年も、そんなに団体数は変わらないし、広さもそんなに変わらないんですけれど、中身はどんな感じでやっているんですか。 ○蛭田静江農産グループリーダー  カバークロップやリビングマルチにより化学肥料、化学合成農薬を原則5割以上低減する取り組みを行う農業者の組織する団体を支援する事業であります。余り団体数がふえないのは、5割低減のところの難しさがあって、それをクリアできる農業者が少ないところが原因だと思います。 ○石橋むつみ委員  低農薬ってなかなか難しいというのは言われています。でも、有機でやるとか、そういうのに取り組んでいる農家の方もあるのかなと思うんですけれども、カバークロップって除草剤を使わないで農地の面をカバーする植物を使う。斜面だとか、それから農閑期というか、作物がない時期に植えるとかと、そういうのだと思うんですけれども、その辺の情報交換とか、それから団体同士の連携なんていうのはどうなっているのかな、余り活発じゃないのかしら。 ○蛭田静江農産グループリーダー  団体同士の情報提供というのは余りないんですけれども、市と団体との情報共有とか、農業技術センターとの情報共有は行っております。 ○石橋むつみ委員  今、世間でも除草剤、グリホサートって危険だよという話が世界でも日本でも出ていて、なんだけども、その除草剤が含まれているラウンドアップなんかはスーパーでも量販店でも除草剤として売っているんですよね。素人でも買うことができたりするんですけども。基本的には潜在的に環境を壊していくのにつながるものは、なるべく使うべきじゃない──なるべくというか、減らさなきゃいけないなという意識は持っているんだけども、除草剤を使わないと仕事にならないよという農家の方もあったりするんですけど、それについてもうちょっと、市と団体と情報交換をしていますということですけど、農業技術センターや農協や市で危険性だとか、それから反対にこうやったらいいんじゃないかというのを、カバークロップの効果だとかって、その辺、研究や研修や情報収集って必要じゃないかなと思うんですけど、その辺どうですか。 ○下里純也農産課長  委員おっしゃられるとおり、昔から、三浦市の農業は長い歴史がございますので、自然との闘いであり、土づくりとの闘いであり、やはりその中では、そういった農薬との闘いもございました。最近は特に農地の周りに市街地が張りつき始めておりますので、余計に農業者と一般市民との生活の共存の難しさというものもございます。そういった中では農業技術センターの普及指導課や研究課、こういったところも中心となって、農家へ、また農協へ、このような危険がある、このような懸念されるものがあるというような情報交換は密に行っておりまして、それを各農家のほうに発信しているというような状況でございますので、今委員がおっしゃられるとおりのことを今後も継続して行っていけるように市のほうに働きかけていきたいというふうに考えております。 ○石橋むつみ委員  いろいろな情報をしっかりつかんで、ここの場所だったら仕方ないかなというような場所でも、除草剤をまいた後とまいていない場所と、全然植物の状況が違いますよね。真っ茶色になっていて、しばらくそのままになっている。土がこちこちになっているという場所もありますから、それが、やっぱりきちっとした知識と、それから農業を続けていく上で土づくりが大事だということも含めて、今後の研究や情報交換、頑張っていただきたいなと思います。  次、65ページです。さっき農道整備の話が出ましたけど、改めて、さっき号線で区分けしているとおっしゃったんだけど、市道って498キロ、大体500キロぐらいあるんですかね。その中で一般市道と農道がどのぐらいあって、それで一般市道と農道は何で分けるというか、幅じゃないよね。どうやって分けているんですか。 ○橋 哲土木課長  基本的に市道と農道の区分けは、路線の号線名で区分けをしております。1号線から1556の9号線というところまでが市道という扱いで、それ以降の路線については農道という扱いで定義させていただいております。ただ、この中で出てくる農道の扱いにつきましては、先ほど申し上げました協定工事に基づきまして決めております地区の中にございます路線の中には、農道以外の主要となる市道も含めて、その協定の工事の中での工事実施可能路線として位置づけておりまして、その中で実施した路線として、この成果説明書の中に出てきています市道の名称、番号も計上されているという形になっております。(「いいですか」の声あり) ○出口眞琴委員長  はい、副市長。 ○星野拓吉副市長  一般論で農道と市道の分けをお話しさせていただきますと、農道はあくまでも農業生産のための道路でございます。ですから、例えば脇に排水口がありましたら、ふたはしません。ですから、一般の道路交通法に基づいた道路の使い方とは違うというのが一般論でございますけれども、三浦市の場合は、先ほどあったように生活する場所と農地が近くにございますので、その使い方の分けができないというのはなかなか難しいところです。ですから、ほかの地域に行きますと、舗装されていない農道というのがたくさんございます。ですけども、三浦市の場合は、その率も低く、多くなっていますし、あと、違いというのは、農政のほうの基準のものと、あと国交省の基準、基準が違いますので、ですから、舗装の仕方ですとか、そういったものの基準も違うというのが分けです。うちの場合は、それをどこで分けているかというと、号線名の何番以降ということで分けているというのが先ほどの土木課長の答弁でございますけども、規格として全く違うというのが農道と普通の道路の違いであります。 ○石橋むつみ委員  ご丁寧に説明ありがとうございます。三浦市の場合、本当に入り組んでいて、ここが農道、ここが市道──農道も市道だけど、区別が難しいところもあって。その中で、側溝を全部ふたをしろとかって、そういうことではないけれども、通行上、本当にでこぼこのところだとか、いろんなところがあるので苦労はなさっていると思うんですけれども、整備についてね。ここの市単農道は先ほどの3地区との協定ということで、ご説明わかりました。  67ページです。一番上のところに船員関係事務事業というのがあって、船員法に基づき船員手帳の交付とか雇い入れ・雇い止めの受理、確認事務等を行ったとあるんですけれども、30年度に交付したのとか更新したのとかって、船員手帳に関しての数はわかりますか。 ○安藤宜尚水産課長  船員手帳の交付状況につきましては、新規の交付が10件、それから再交付が2件、あと書きかえが8件の計20件となっております。 ○石橋むつみ委員  三浦市内で船員手帳を持っていらっしゃる方というのは何人いるんですか。 ○安藤宜尚水産課長  市内で船員手帳を持っていられる方の実数というのは、市役所で把握しておりません。 ○石橋むつみ委員  書きかえというのは、更新って何年ごとなんですか。 ○森 雅幸水産グループリーダー  10年でございます。 ○石橋むつみ委員  漁業者の方にとっては大事な手帳で、年金の受給などにもかかわってくるのじゃないかなと思うんですけれども、漁業者の数だけあるのかどうか、またわかったら、機会があったら教えてください。  以上でいいです。 ○蓮本一朗委員  成果説明書の63ページ、上から丸が2つ目、真ん中あたりの農業振興事業の中の土地改良事務推進事業とあります。これは前々年度から本年度まで変わらぬ決算額となっておりますが、これは下に書いてある3団体、6団体、7団体で、換地業務を初めとする事務処理を促進したとあるんですけれど、これはずっと一定のものなんでしょうか。この換地業務の数によって変化するのか。なぜ一定なのかというのを知りたいんです。 ○下里純也農産課長  こちらは三浦市内で行われております土地改良事業、土地改良区ですとか共同施行というもので、農地の区画整理事業を、農地造成を行っている事業の団体、この事務局を三浦市土地改良事務促進協議会というものが行っております。こちら、今、三浦市農業協同組合の職員が行っているんですけれども、ここで行う事業に対して補助を行っていると。毎年度、今、委員おっしゃられるとおり、やる事業に伴って総事業費というものが上下いたします。その中の市の補助金として1,646万6,000円を28年度から増減なし、変わらず支払っているわけですが。ちなみに、総事業費で言いますと、28年度は2,834万円、29年度は2,954万円、30年度については3,290万円の総事業費で、各年度に行っている事業は、委員おっしゃられるとおり換地を行ったりとか、事業計画の変更を行ったりと、測量を行ったりというようなことで増減をいたします。 ○蓮本一朗委員  ありがとうございました。次は、64ページの丸の3つ目、真ん中あたりに農業の多面的機能促進事業とあります。団体名がそこに幾つか書かれておりますが、この団体の農地・水・環境保全会の構成員の方々というのは、どういった方々で構成されているんでしょうか。 ○下里純也農産課長  こちらは基本的には農家の方になっているんですけども、各地区全て、もとは土地改良事業を行いました。土地改良事業が終わって改良区を解散する際に、その地区内の道路の清掃、管理ですとか水路の管理ですとか、のり面の雑草を草刈りをするとか、そういうようなことを行うために、各地区の組合員だった方がそのまま農地・水・環境保全会メンバーに移行するケースがほとんどでございます。 ○蓮本一朗委員  この事業内容のところに農地維持活動の取組面積、3万4,859アールとあるのですけれども、この取組面積というのは例えばどんな土地に対して取り組んでいるんでしょうか。 ○下里純也農産課長  ただいま申し上げましたとおり、各改良区内の受益の面積ということで、この申請を行うときに面積の設定を行います。ここからここまでは我々でやろう、ここからここは行政でやってもらおうということで決めがございます。各地区、面積が決まっておりまして、その6地区の合計が今委員おっしゃられるとおり、3万4,859アールとなっております。 ○蓮本一朗委員  ありがとうございました。  次は、67ページの廃棄物処理推進事業で、三崎漁港(二町谷地区)水産物流通加工業務団地汚水処理施設管理事業で予算が計上されておりますけれども、これがふえたのは主に休止していた設備を新たに作動させたことによるものと伺っておりますけれども、詳しくというか、それでよろしいのでしょうか。 ○古川 篤下水道課長  29年度から30年度にふえている要因でございますが、30年度に新たに進出事業者がございました関係で汚水量がふえるということで、故障している施設を補修する必要が出ましたので増加しているのが1つと、あとは定期的に点検している、5年に1回点検しているんですけれども、ポンプの点検が29年度になかったものがございましたので、その2点が大きな要因でございます。 ○蓮本一朗委員  ありがとうございます。  次は、70ページ、これ、最後なんですけども、水産業振興事業のところで海業推進事業とあり、ここに公益社団法人関東小型船舶安全協会が行う事業とありますが、ここはどういった事業でしょうか。 ○安藤宜尚水産課長  関東小型船舶安全協会が行う事業と申しますのは、こちらのほうは海上保安部や、プレジャーボートの団体等が多数属している会議体でございまして、海のほうの安全やそのようなものの普及啓発の事業を行っているところでございます。 ○蓮本一朗委員  わかりました。終わります。 ○寺田一樹委員  最初に、62ページ、農業次世代人材投資事業ですけど、先ほど来ご議論がありまして、大体内容的にはわかりましたけども、この就農支援件数が2件ありますけども、現在、何年ぐらい、その支援を受けているのか聞かせてもらっていいですか。 ○下里純也農産課長  30年度末の段階で、ご夫婦で受けられていたのが4年半、1人、小網代地区で受けていられる方が3年半が経過し、4年目に突入したというような状況でございます。 ○寺田一樹委員  まだこれだけ、275万円、ここで事業費が出ているということは、その中で支援をそれだけ受けているということになろうと思います。もうすぐこの支援も受けられなくなってきますよね、夫婦の方も。そういった中で所得の安定化に向けて見通しとか、その辺について聞かせてもらえますか。 ○下里純也農産課長  今、委員おっしゃられたとおり、ご夫婦で受けられていた方がなかなか苦しんでいるというような状況でございます。5年が経過した後、自発的にどこまで行けるかというのは正直なところ、県とも相談しているんですけど、非常に不透明な部分が多うございます。もう一件、こちらは、1人で受けている方は非常に順調でございます。30年度に150万円を受ける予定だったものが、前年度収入が350万円を超えたことによりまして満額が受けられないという。補助金としてはあれなんですけど、制度としては非常に、制度の目的をちゃんと把握して、ご本人、非常によく頑張っていらっしゃる。ちなみに、450万円以上の売り上げを上げております。このまま行けば、途中での打ち切りもあるのかなというぐらいの順調さを見せております。 ○寺田一樹委員  1人のほうは、そうやって順調にやられているということはわかりました。それで、夫婦のほうに関してですけども、これで5年後で、この事業としての支援が打ち切りになってしまいますけども、その後、行政としてどういったことに取り組んでいきますか。 ○下里純也農産課長  こちら、営農指導ですとか技術的なものにつきましては、神奈川県の農業技術センターを中心にバックアップしていく方向でいますけれども、市としては、市内の農家である以上は──市内の農家というのは市内に土地を持っている、耕作をしている農業者であるということは、我々農政と、あと農業委員会、こちらのほうで全面的な相談窓口、バックアップというものを今後も考えていきたい、こういうふうに考えています。 ○寺田一樹委員  お願いします。  あと、事業名というか、わからないんですけども、どこで聞いたか項目はわからないんですけど、30年度農業産出額が約38億5,000万円減というので、重点施策評価というか、KPIのところにあって、それで38億5,000万円減ということで52億6,700万円だったんですけども、30年度、大打撃を受けたかなと思うんですけど、その辺でご所見を聞かせてもらっていいですか。 ○下里純也農産課長  委員おっしゃられるとおり、この数字自体は農協の共販のほうからいただいている数字をベースにさせていただいているんですけども、その前の年が20年来の90億円を超えたと。それまで60億、70億で推移していたものが、いきなり90億を超えてしまった。そこから次の年が、台風やいわゆる自然災害も一部あったんですけど、種に不純物が混入していたことによって秋冬野菜に非常に大きなダメージを与えてしまった。ただ、そのときに国内の輸入業者が海外野菜を大量に仕込んで、これは加工用の野菜として仕込みました。ところが、それがダブついてしまったがために、国内の野菜が、需要が始まったときも全然値が上がってこないという悪循環に陥ってしまいました、これが秋冬野菜。1月ぐらいまでは、ちょっと甘い見立てだったんですけど、春先はいいだろうと思ったんですが、今度は全然上がってこなくて、結果、オールシーズンでよくなかったというようなものが農業者の見立てだというふうに我々は考えています。 ○寺田一樹委員  それで、現段階におけることしの状況についてはどのように……、現段階、まだわからないか。 ○下里純也農産課長  秋冬野菜はこれから、今まだ播種したり、これからなので、その前の、いわゆる前シーズンのおしまいですね、春野菜の終わりからは多少盛り上げた部分が1週間程度あったぐらいで、やはり全体的には低いところで推移してしまって、途中で切り上げてしまう農家も多うございました。 ○寺田一樹委員  わかりました。  あともう1点、これもやっぱり事業名はちょっとわからないんですけど、30年度、長野、奈良とか新潟のほうにトップセールスをされたかと思いますけど、その成果について聞かせてもらっていいですか。 ○下里純也農産課長  毎年、市長と経済部と農協の幹部の方と市場関係者のところを訪問して、三浦野菜を少しでも高く大量にというようなことでトップセールスを行ってきております。委員おっしゃられるとおり、ことしの2月に長野県と新潟県に行ってまいりました。ここのところ、ずっと継続して東日本の──その前の年は京都、大阪、名古屋だったんですけど、それまでずっと東日本で推移してまいりました。その成果というのは徐々に出始めてはいます。ただし、昨年の長野、新潟がいきなりどうかというのは、ちょっと成果としてはまだ見込めていない部分はございますので、今後も農協と継続して売り込みに尽力したいというふうに考えております。 ○寺田一樹委員  ちなみにですけども、ことしもまた行かれるのかな。例えば行かれるなら、どういうところを行くのか聞かせてもらっていいですか。 ○下里純也農産課長  現段階で農協と相談をさせていただいておりますのは、秋に都内の市場関係者と、あと豊洲の市場、こちらのほうも行く予定でございます。年明けて福島と宮城のほうに、仙台のほうに攻勢をかけていこうというようなことで、今、農協の共販部と調整しているところでございます。 ○寺田一樹委員  わかりました。  次、いいですか。67ページ、浜の活力再生プランの中かと思うんですけども、キャベツウニの取り組みなんですけども、今、各地で行われるようになってきているんですけども、三浦市ではどんな感じなのか聞かせてもらっていいですか。 ○安藤宜尚水産課長  キャベツウニの取り組みにつきましては、先ほど長島委員からあったときには成果が出てなかったので説明をしませんでしたけど、ムラサキウニに残渣をあげるというのは初声では一応やっておりましたけども、ちょっと身入りがよくないということで、余りいい成果が出ないということで、今回、先ほどの説明には省きました。市内におきましては、県の水産技術センターのほうで別に予算を組んでおりまして、前の城ヶ島漁協――三和漁協の城ヶ島支所のほうに委託等をしまして、ウニを集めていただいて、それにキャベツを食べさせるような試験をやっているというのは伺っております。 ○寺田一樹委員  今、初声だったっけ、やっていたのが、ちょっと成果として、まだそんなでもないということですけども、今後、三浦市として、三浦市の漁協なりの中で、このキャベツウニの取り組みについてどうか、進展みたいのは何かあるんですかね。 ○安藤宜尚水産課長  ノウハウを積むということであれば、恐らく今、市内でいきますと城ヶ島支所が一番なのかなと思っておりますので、実際には方々でばらばらに試行錯誤するよりは、ノウハウを蓄積したものを取り入れたほうがよろしいのかなと思いますので、そういう意味でいきますと、城ヶ島が一番、先々では期待できるのかなというふうに考えております。 ○寺田一樹委員  まだまだ研究段階なのかもしれませんけども、その辺を踏まえて支援をしていただければと思いますので、お願いします。  次に行きます。69ページで三崎漁港整備事業。これで1.特定漁港漁場整備事業「水産流通」とあるんですけども、これについて少し説明してもらっていいですか、どういったことか。 ○安藤宜尚水産課長  1番の特定漁港漁場整備事業「水産流通」というものですけど、こちら、西浜1号−5m護岸、これは今、改修工事をやっております既存市場の前面の岸壁を指しておりまして、今、あそこにひさしをつける工事を市場のほうでやっている、県の委託でやっておるところですが、そこのちょうど岸壁の路盤に当たるところの工事になっております。 ○寺田一樹委員  その下のところで、計画期間が24年からR元年というふうになっていて、進捗が今、51.6%ですけども、現在の進捗について、まず聞かせてもらっていいですか。 ○安藤宜尚水産課長  こちらの工事につきましては、市場の改修工事ともリンクした日程でスケジュールを持ってやっておりますので、県のほうでどのような形で繰り越しとかするかどうか、はっきり聞いておりませんが、いずれにしましても市場の改修工事と並行してやっていくものと考えております。 ○寺田一樹委員  では、多少この期間が延びるということもあり得るということでいいですかね。 ○安藤宜尚水産課長  そのようになるかと考えております。 ○寺田一樹委員  わかりました。  それで、3番のところの三崎漁港防災情報システムというのも今年度が最終年度になっているんですけども、進捗的に14.8%ということですけど、そちらについても聞かせてもらっていいですか。 ○安藤宜尚水産課長  こちらの防災情報システム、これは城ヶ島入口から大橋を渡ったところにつける防災案内板のものでございまして、6月の議会で補正をお願いしましたように、本年度に入ってから国のほうの交付金事業で予算がついたと県のほうでお話がありましたので、今回、負担金の増額をさせていただきました。こちらのほうは、この14.8%、恐らくこれは設計業務とか業務委託、前段階の準備にかけた経費だと思うんですけども、今後、今年度ないしは今年度、来年度にかけて県のほうで工事を実施していくものと考えております。 ○寺田一樹委員  それで、この事業の中で聞くのがいいと思うんですけども、平成の1桁台のころとかに、三崎下町における地域振興策、さまざま考えられていまして、その中で、現在の「うらり」から花暮岸壁のほう、今の商工会議所のあたりかな、ボードウォークというような計画が何度も出てきていたんですけども、そちらについて、現在、その扱いはどうなっているのか聞かせてもらっていいですか。 ○星野拓吉副市長  下町の三崎港ロータリー周辺の整備ということになろうかと思います。関係部署としましては、県道の管理者であります神奈川県横須賀土木事務所、漁港管理者であります東部漁港事務所、あと市道と、ほか産業振興ということで三浦市ということで話しておりますけれども、なかなか、ボードウォークをつくるということがメーンではありませんので、実際にはあそこのエリアをどういうふうに整理しようかということの中の一つがボードウォークでございます。引き続きずっと検討しております。県警との協議も入りましたけれども、既存の道路をどういうふうにしたら道路等の形態としていいかというのがなかなか厳しいところがございます。ですから、今現在はボードウォークも含めて関係機関と協議を続けているという状況でございます。  一番難しそうなのは、あの狭いエリアにバスベイがあって、タクシー乗り場があって、交番があってと、かなりの施設があそこの中に集約されています。これをどういうふうに整理するかというのが、やはりやればやるほど難しいというのが感想でございますけども、今後も続けて関係機関とやってまいりたいと思います。 ○寺田一樹委員  引き続き、お願いをいたします。終わりです。 ○藤田 昇副委員長  61ページなんですが、先ほど鈴木委員からもあったんですけど、今年度、17万7,829円減額になっているんですが、これ、利子補給の内訳はどうなっていますか。 ○下里純也農産課長  特別融資制度利子助成事業でよろしいですか。 ○藤田 昇副委員長  特別融資制度、はい。 ○下里純也農産課長  こちら、前年比較で、件数が19件減少したことによる減額というような形になっております。 ○藤田 昇副委員長  利子助成対象額というのは1億844万円ぐらい減額していますよね、前年度と比較して。それはやっぱり件数の減少とあわせてということですね。 ○下里純也農産課長  そのとおりでございます。 ○藤田 昇副委員長  クイック融資とか500万円まで無担保で5年借りられる、ちょうど29年度からあれなんですけど、30年度の状況はどうなんですかね。スーパーLとか。 ○下里純也農産課長  クイック融資はやはりゼロ件なんですけども、スーパーLは18件残っています。19年度以降の契約のものが35件残っております。それと、5年間無利子化措置の適用が残り1件ということで、計54件になっております。 ○藤田 昇副委員長  次に行きます。有害鳥獣なんですが、先ほど来、出たんですけど、カラスの地区別の部分の捕獲とか、それ、聞かなかったんですよね。 ○下里純也農産課長  昨年実施したのは3地区でございます。毘沙門地区、こちらは33羽とれたという報告を受けております、続きまして金田地区、こちらは48羽、松輪地区が34羽となっております。 ○藤田 昇副委員長  被害等は先ほどちょっと話がありました。農業被害で昨年度も議論になっていたウサギの被害とか、その辺の状況というのは30年度はどうなんですか。ここには書いていないんですけど、それは把握はしていない? ○下里純也農産課長  ウサギの被害は、金額といたしましては512万9,000円の被害が出ております。 ○藤田 昇副委員長  ここには対策は出ていないんですけど、何か今後考えるというのはあるんですか。 ○下里純也農産課長  やはりここまで被害が出ているということになりますと、有害鳥獣扱いということで、捕獲処分というようなことも現実的に考えていかなければならないと考えておりまして、現在、三浦市で所有しております、また県から借りておりますアライグマ、ハクビシン用の大型の捕獲わなですね、捕獲おりで捕獲していくことになるかなというふうに考えております。 ○藤田 昇副委員長  あと、タイワンリスなんですけど、ご存じのように住宅地まで来ていて、これ、やっぱり樹木の皮とかかなり、樹木の枯れとか含めて、かなり深刻になってきて、83匹ですか、ふえていますし、今後その辺で、県も含めて対策とか何かは考えているんですか。 ○下里純也農産課長  タイワンリスにつきましては、各市町村で防除対策というものをやっていたんですけども、これだけではもう追いつかないということで、やはり例年言っていますとおり、地区ごとの、地域でのローラー駆除ですとか、そういったものも考えていかなければならないだろうということで、神奈川県で平成30年度中にタイワンリスの防除計画の策定に向けた検討会を着手しております。今年度に入って、まだ具体的な案は出てきていないんですが、やはり三浦半島地区から被害が拡散しているという認識は、ようやく神奈川県のほうでも持っていただきましたので、今後、被害が拡大する前に何とか県を中心とした防除計画、アライグマなんかと同じような防除計画をつくっていきたいというふうに考えております。 ○藤田 昇副委員長  よろしくお願いします。あと、イノシシなんですけど、29年度、横須賀まで来ているという話があったんですが、30年度と今の状況はどうなんですか。 ○下里純也農産課長  県のほうで捉えているのが年次でございますので、数字では1月からになっているんですけども、過去最多のイノシシが捕獲されました。主に葉山なんですが、葉山、逗子で、横須賀でも今、委員おっしゃられるとおり、田浦のほうで捕獲されている頭数が9件ございました。北のほうなので、ちょっとたかをくくっていた部分はあるんですが、ことしになって長坂で見かけられたと。8月1日の段階で、影が赤外線カメラに映ったということで、横須賀市では大至急の対策を練らなければならないということで、今、情報は交換中でございます。 ○藤田 昇副委員長  引き続き情報収集しながら、三浦についても注意していただきたいと思います。  次に行きます。63ページなんですが、三浦野菜品種改良等支援事業。これ、交配用ミツバチ、一時、ミツバチがいなくなったりして大変な思いをしたんですが、30年度の状況はどうだったんですか。配置が行われたということですけど、順調に……。 ○下里純也農産課長  例年どおり、昨年は49群配置しまして、こちらについては順調に交配が進んだという報告を受けております。 ○藤田 昇副委員長  わかりました。  水産関係に行きますけども、66ページ、種苗放流事業ですね。これ、決算的には変わっていないんですけど、数量的にも余り……、全体ですと減少しているんですね。この辺の状況はどうですかね、30年度。 ○安藤宜尚水産課長  近年の種苗放流の状況でございますけども、県内でサザエの種苗の確保ができない状況がここ数年続いておりまして、それに対して漁業者は、今まではその分の事業費をアワビのほうを買い増しするような形で対応しておったんですが、漁獲はサザエのほうがしやすいということもあって、組合員に満遍なく受益があるのはサザエのほうだという話もございまして、最近、少しアワビの放流数を減らすような状況が出てきておりまして、全体としてちょっと規模が下がっているというような状況になっております。
    ○藤田 昇副委員長  アワビ、サザエだけじゃなくて、その他なんていうのが、城ヶ島はゼロなんですけど、このその他というのは、みうら漁協は何を放流しているんですか。 ○安藤宜尚水産課長  その他といいますのは、これはトコブシをみうら漁協のほうでは種苗放流しております。 ○藤田 昇副委員長  トコブシもほとんど見なくなったというか、かなり減少していると思うんですけど、この辺の部分というのは、今、こういう種苗なんかで、アワビ、サザエじゃないんですけど、タイなんかはNPOとかが放流したりとかいろいろ、種苗協会がやったりとか、県のほうでやったりとかしているんですが、この辺の沿岸にかかわる部分というのは非常に重要だと思うんですけど。まあ、磯焼けの問題もあるんですけど、その辺は何とか予算を確保しながら伸ばしていっていただきたいなと思うんですけどね。この三方を海に囲まれた中での、この三浦の一つの産物としてどうでしょうかね。 ○安藤宜尚水産課長  天然の資源だけではなかなか難しい部分、魚、貝はありますので、この事業につきましても、漁協、漁業者等の話を聞きながら、需要を見きわめて対応していきたいと考えております。 ○藤田 昇副委員長  よろしくお願いします。次に行きます。68ページなんですが、市営漁港維持管理事業。この中の2番目の防潮扉開閉管理事業なんですが、30年度は大きな台風とかはなかったと思うんですが、その管理についてはどういう状況だったんですかね。 ○安藤宜尚水産課長  みうら漁協と三和漁協の上宮田支所のほうの組合と業務委託を結びまして、日常のメンテナンスと波浪警報等が出た場合の開閉ですね、閉めるほうの仕事をお願いしております。運用としましては、台風等が来るのがあらかじめわかるときには、こちらのほうから、防潮扉がないところも含めて、全ての主要漁港には連絡をとって至急閉めてもらうというような形で、あとは日程上許せば、市のほうでも事前のパトロールをするという格好で対応しております。 ○藤田 昇副委員長  30年度は問題なく開閉というか、余り大きな台風は来なかったからね。たしか12号とかあったと思うんだけど、対応は大丈夫だったということで理解していいですか。 ○安藤宜尚水産課長  開閉が難しいとかという、そういうふぐあいはございましたが、幸い直営等で対応することで開閉のほうは維持することができました。 ○藤田 昇副委員長  現在、上宮田で一部破損して使えないところがあると聞いていますが、その辺の状況はどうですか、対応。 ○安藤宜尚水産課長  そちらのほうは担当課も把握しておりまして、余り利用頻度が高くない扉だというふうに伺っておりますので、このまま閉め切りにしてしまうかどうか、それは調整をして修繕の仕方も考えていきたいと考えております。 ○藤田 昇副委員長  今言われたけど、防潮扉だからね、余り意味がない防潮扉というのは実際にないわけだから。ただ、これから台風のシーズンに入っているし、今回、15号でも被害がどうだったのかなと思うぐらいなんですけど、どうですかね。 ○大西 太経済部長  大切な防潮扉でございますので、漁協関係者と十分な調整をさせていただきまして、今後も対応させていただきたいと思っています。 ○藤田 昇副委員長  よろしくお願いします。以上です。 ○出口眞琴委員長  他に。(「なし」の声あり) 他になければ、以上で第5款 農林水産業費の質疑を打ち切ります。  ――――――――――――――――――――――――――――――――――― ○出口眞琴委員長  次に、第6款 商工費の質疑に入ります。 ○長島満理子委員  よろしくお願いします。72ページの地域活性化事業について、桜まつりについてなんですけれども、毎年、官民連携で京浜急行電鉄と集客促進のためにいろいろイベントをやっています。観光客の増加や地域経済の活性化につながっているようにお祭りは開催していますが、毎年、一番問題になっている交通渋滞なんですけれども、30年度も多少なりとも渋滞問題はあったと思うんですけれども、その解消法とかは市のほうではどのようにお考えでしょうか。 ○新倉 卓観光商工課長  桜まつりの渋滞ということなんですけども、臨時駐車場ということで駅前の京急グラウンドですとか、そういった駐車場をご用意しています。バスについても三浦海岸駅周辺に3台と三崎口駅周辺に3台用意していますので、そういったところへの誘導のアナウンスを積極的に行ってまいったというところでございます。 ○長島満理子委員  あと、みどり橋のカメラマンの対応とかはどうしましたか。 ○新倉 卓観光商工課長  撮影をお控えくださいということでお伝えしているんですけども、その辺もなかなか聞き入れてくれない方もいらっしゃいますので、今後の課題だと思っていますので、今後も運営協議会の方々、地元の方々を含めて、いろいろ相談しながら改善を図っていきたいというふうに思っております。 ○長島満理子委員  カメラマンさんの問題とかいろいろ多々ありますし、まだまだ集客ができるようなお祭りになると思うので、実行委員会のほうと危険のないようにお願いしたいと思います。また、事故とかはあったのでしょうか、報告は……。 ○新倉 卓観光商工課長  市のほうとしては大きな事故等は聞いてございません。 ○長島満理子委員  また、京浜急行さんと一緒にイベントとか、さまざまな企画が期間中ありましたけれども、イベント効果について報告がありましたらご説明をお願いします。 ○新倉 卓観光商工課長  京急さんとの中では、当初のお迎え式で野菜をお配りしたり、あとは地元の学校の生徒さんにダンスを踊っていただいたりということをやって好評を博したところでございます。あとは夜間のライトアップのほうも開催しまして、こちらについても好評をいただいておるところでございます。 ○長島満理子委員  また、レンタサイクルも会場に置いてあって利用も多かったと思いますが、その点については報告はありますか。 ○新倉 卓観光商工課長  詳しい利用状況というのは、ちょっと把握していないんですけども、レンタサイクル、非常に回遊性を含めて有効なものだと思っていますので、今後の桜まつりでも活用を考えていきたいと思っています。 ○長島満理子委員  また、京急以外でも協賛企業が30年度は多かったと思うんですけれども、何社ぐらいあって、どのような影響があったのかご説明していただいていいですか。 ○新倉 卓観光商工課長  京急さん以外では大きなところが約4社ございまして、それぞれの金額等は申し上げられませんけども、ご支援をいただいておりまして、それを有効に活用して桜まつりを開催しているところでございます。 ○長島満理子委員  30年度の来場者数というのは、どのぐらいだったのでしょうか。 ○新倉 卓観光商工課長  35万人ということで、前年が37万人でしたので約2万人減少になっております。 ○長島満理子委員  また、今後も桜まつりだけではなく、回遊性の向上についてレンタサイクルとかも織りまぜてやっていくと思うんですけれども、何か施策とかは考えているのでしょうか。 ○新倉 卓観光商工課長  回遊性ということでは、先ほど来出ていますレンタサイクル、かなり三崎地区とかでも見かけるようになっていますので、これは非常に有効なツールだと思っています。8月下旬には油壺ポートも開設されておりますので、こういった動きが今後進んで回遊性が図られていけばいいのかなと考えております。 ○長島満理子委員  また、鉄火巻きがなくて、今度、MISAKIぐるぐる春まつりが三崎で開催されましたが、このぐるぐる春まつりはどうだったか。 ○新倉 卓観光商工課長  ぐるぐる春まつり、30年度に第1回が開催されまして、約5,000人の来場者がございました。31年度――令和元年度も4月13日、14日に開催されまして、こちらも約5,000人と。地元の方を中心に実行委員会を組織してやっていただいておりまして、お客様も来ていただいて好評だったとお聞きしています。 ○長島満理子委員  ありがとうございます。  続いて、75ページの観光インフォメーションセンター管理事業で、三崎口駅前観光案内所でのレンタサイクルの利用数について、結構伸びていると思うんですけども、わかりますか。 ○新倉 卓観光商工課長  件数でございますが、4,777台です。 ○長島満理子委員  結構、皆さん利用されていると思うんです。利用者が増加しているんですけれども、道路整備とかは急にはできないですけど、自転車のマナーや安全面に対しては、やっぱり注意しなきゃいけないところだと思うんですけれども、油壺ポートも新設されたんですけれども、今後こういう安全面に対しては、どういう対応を行っていくのでしょうか。 ○新倉 卓観光商工課長  安全面ということで、狭い道路の中にございますので、それを広げて改善するとか、そういうところはなかなか難しいので、貸し出すときに、その辺の注意喚起ですとか、そういったことを徹底していきたいと思います。 ○長島満理子委員  レンタサイクル、本当に利用者が多くて、回遊性もあっていいと思うんですけど、楽しくて、みんなで広がって走ってしまったりとか危ない光景も見るので、貸し出しのときの注意喚起とかいうのは気をつけていただいたほうがいいと思うので、よろしくお願いします。  75ページの海水浴場整備事業について、30年度、各海水浴場での事故報告とかいうのはあったのでしょうか。 ○新倉 卓観光商工課長  30年度につきましては、小さな事故は把握していませんが、死亡事故等は伺っておりません。 ○長島満理子委員  今後とも気をつけて、注意喚起のほうを関係団体と調整を図っていただきたいと思います。  次に、76ページ、みうら誘客プロモーション事業について、教育旅行について、前年もそうだったんですけど、この教育旅行正式予約学校数と全体の来た学校数というのは違うんですか。 ○杉崎宏憲営業開発グループリーダー  正式予約学校数は、主に民宿に泊まっている学校、それから体験をしている学校、我々が直接アテンドをしている学校の数になります。全体で170とか180とかと言っています、その全体の学校数はホテルに泊まっている学校、我々が直接アテンドしていない学校も含めております。 ○長島満理子委員  そして、その中で今お話しされたような体験というのは、民宿に泊まって、おかみさんの料理を楽しんだりとか、海のスポーツを楽しんだりとあるんですけれども、体験の成果とか反応をお聞かせください。 ○杉崎宏憲営業開発グループリーダー  やはり三方を海に囲まれていますので、海を使ったSUPですとか釣りですとか、そういった海の体験が非常に好評です。あと、漁港の町でもありますので大漁旗の工芸体験が、外国人も含めてなんですけれども、非常に楽しんでいただいているというふうに認識しております。 ○長島満理子委員  また、経済効果というのは、毎年、何かうたわれていますけれども、30年度はどのくらいあったのでしょうか。 ○杉崎宏憲営業開発グループリーダー  私どものほうで把握しているのが宿泊費と体験に係る費用、これを含めていまして、市内の消費額で平成30年度は約7,820万円というふうに試算しております。 ○長島満理子委員  今度、インバウンドツアーについて、修学旅行受け入れとかはゼロだったんですけれども、その点についての理由は何かあるんですか。 ○立石克久営業開発課長  平成30年度において、残念ながら海外からの教育旅行の受け入れの実績はございません。一つの理由ということではないんですが、ターゲットとしては台湾の学校をメーンターゲットとしておりました。台湾は基本ホームステイをご希望される学校が多かったもので、その辺、平成30年度に実現し切れなかった一つの要因ではないかなと認識しています。 ○長島満理子委員  またインバウンドについてなんですけれども、30年度とかで、外国人旅行客がふえているというような話で、三浦もどのぐらいなのか、わかる範囲でお聞かせください。 ○杉崎宏憲営業開発グループリーダー  直接入り込んでいる数字を把握はしておりませんけれども、一つの参考数値として、三崎口駅の観光案内所に問い合わせのあった件数を把握しています。そのうちの外国人の割合が近年ふえているということで、推計ではありますけれども、外国人の観光客がふえているであろうというふうに認識しております。 ○長島満理子委員  今後も伸びていくという見込みはあるんでしょうか。 ○立石克久営業開発課長  私ども、三崎下町や三浦海岸も含めて、多くのお客様にいらしていただきたいということで誘客営業に努めております。もちろん日本人のお客様は大事なんですけれども、日本に多くいらっしゃっている外国の皆さんにも今後は継続的に来ていただきたいと思っておりますので、我々はそこを目指しておりますので、可能な限り少しでも外国人のお客様にいらしていただけるように努力してまいりたいと思います。 ○長島満理子委員  わかりました。  最後に、三浦国際市民マラソン事業についてなんですけれども、30年度、特別協賛としてミズノさんが協賛に入ってくれましたが、その成果というか、内容についてお聞かせください。 ○杉崎宏憲営業開発グループリーダー  30年度、新たに特別協賛企業としてミズノ株式会社さんにご協賛をいただきました。具体的には、ミズノ製のTシャツを参加賞としてランナーの方にお配りしました。あわせて、ミズノでつくっていただいたボランティアに着ていただくジャンパー、これもつくっていただいて、特別協賛価格で、非常に低廉な価格でご提供いただきました。 ○長島満理子委員  また、ランナーに配った反応とかはあるんでしょうか。 ○杉崎宏憲営業開発グループリーダー  Tシャツはデザイン、物ができて、大会の当日前にフェイスブックでアップをしましたけれども、かなり「いいね!」の反応が多くて、我々もほっとしたというか、よかったなと思っております。実際に大会が終わった後も、市内で結構Tシャツを着て走ってくださっている方もいまして、その後もご愛顧いただいているなというふうに考えております。 ○長島満理子委員  陸上とは関係なかったんですけれども、鈴木桂治選手がスペシャルゲストで来られたんですけど、選定理由から教えてもらっていいですか。 ○杉崎宏憲営業開発グループリーダー  ここ1〜2年ですかね、国士館大学さんと我々三浦市とで関係を持つことができておりまして、その前の年に右代啓祐さんもスペシャルゲストでお越しいただきました。それも国士館大学の体育学部の岡田教授を通じてご紹介をいただきまして、今回の鈴木桂治先生についても岡田先生を通じてご紹介をいただき、参加をしていただいたということでございます。 ○長島満理子委員  また、前日の柔道教室とかも、マラソンのこの事業とコラボして来られているということなんですか。 ○杉崎宏憲営業開発グループリーダー  今回初めて前日に、柔道の金メダリストですので、市内の柔道をやっている小中学生を対象に三浦市の柔道教室をやろうという話になりまして、快く引き受けていただきまして、非常にわかりやすい指導で大変好評でした。 ○長島満理子委員  当日も参加していたんですよね。 ○杉崎宏憲営業開発グループリーダー  もちろん、前日の柔道教室と、あと夜の前夜祭にも出席、参加していただいて、あと、当日もハイタッチですとか握手ですとか、いろんな形で選手を激励していただきました。 ○長島満理子委員  あと、中学生ボランティアとかが、ここ最近、参加していると思うんですけれども、中学生ボランティアの活動について説明をお願いします。 ○杉崎宏憲営業開発グループリーダー  ボランティアは結構、多ければ多いほど我々としては非常に助かっている状況で、一般のボランティアも募集しているんですけれども、年によってどうしても増減がございます。そういった中で市内の4中学校に声をかけさせていただいたところ、校長先生、教頭先生を通じて非常に多くの生徒さんにご協力をいただきました。特に給水所ですかね、なかなか一般のボランティアに給水所をお願いしますと言っても、そこに行くまでのアクセスですとかいろいろ問題があります。ただ、城ヶ島ですとか宮川ですとか松輪ですとか、各地域の子供さんたちに手伝っていただけると、大人の方も非常に安心して任せられるし、非常に活気があってよかったなと、いろんな意味で効果があったと思っております。 ○長島満理子委員  また、給水所とかで、たくあんを配ったと思うんですけれども、どうだったのでしょうか。 ○杉崎宏憲営業開発グループリーダー  今回初めて、この3月の新たな取り組みのうちの一つに給食、三浦の地場産品のPRと、あとランナーの疲労回復にも効果的だということで、たくあんを提供させていただきました。今回はどちらかというと試験的にということで、全員に行き渡らないのはあらかじめ承知していたところだったんですけど、思いのほか好評でして、あっという間に、先頭から20分ぐらいのランナーはなかなかとってはいかないんですけど、そこからたくあんをとり出して、30分かからないぐらいでなくなってしまったと。会場もあっという間になくなってしまったということで、もう少し提供していただきたいというような声もいただきました。 ○長島満理子委員  あと、ランナーのマナーについてなんですけれども、この日、当日、雨の開催だったと思うんですけれども、ランナーさんのマナーが、雨が降っていて何か着がえるのが面倒くさいから、上小に行くまでの間に県営団地のところで着がえていたりとか、ちょっとマナーが悪いお話を聞いたんですけれども、そのところはお話は伺っていますか。 ○杉崎宏憲営業開発グループリーダー  そこを担当していたボランティアですとか地元の方から、お話はいただいております。次の大会に向けて注意喚起等、十分していきたいと考えております。 ○長島満理子委員  ぜひ、地域と一緒に盛り上げている大会なので、やっぱりランナーさんを受け入れるんだけど、マナーのほうもちょっと気をつけていただけるように、うまくボランティアとも調整をつけていただきたいと思います。  そして、最後になんですが、不祥事発覚後、大会成功に努めていくという目標で三浦国際市民マラソンが実行されたと思うんですけれども、大会を通してどうだったのか、最後にまとめてお話しください。 ○大西 太経済部長  まず、エントリーの数が1万4,095人、その前の年が1万3,840人ということで、プラス255人となってございます。事件発覚後の大会、また東京マラソンとかぶった大会でございます。心配はしておりましたが、大きな事故等がなかったと安心をしております。今後とも、いろいろございましたけど、ご迷惑をおかけしておりますけど、安心・安全な大会を目指して頑張っていきたいと思っています。よろしくお願いいたします。 ○長島満理子委員  よろしくお願いします。以上です。 ○神田眞弓委員  お願いします。成果説明書の71ページの一番下にありますけれども、これ、予算化はしていないんですけれども、もてなし政策部門一般管理事業とありますけれども、これはどういう経営会議を行ったんでしょうか。 ○杉崎宏憲営業開発グループリーダー  平成30年度は3回、会議を開催しております。うち2回は予算に係る会議を開催しました。残りの1回は、ぐるっと三浦・まちなかサイントータルプラン策定状況に係る報告でございます。 ○神田眞弓委員  わかりました。  次は、72ページの三浦ブランド商品販売促進支援事業なんですけれども、これは三浦の知名度と販売力の向上ということで、商工会議所が推進している事業なんですけれども、これの内容は、再認定が14商品とあるけれども、これは新たにまた、再認定というのはどういうこと。1回、認定取り消しじゃないよね。 ○新倉 卓観光商工課長  再認定につきましては、今まで認定してあったものが再度審査を受けまして、認定したものでございます。 ○神田眞弓委員  どうして今まであって……。認定がなくなってまたということだから、なくなった理由とかというのはあるんですか。 ○浦西伸一観光商工グループリーダー  品質の低下を避けるために試食等で再審査を、5年ごとに行っているんですけども、再審査ということで再認定したものが14商品あったということになります。継続してあったものを、それを再認定したということです。 ○神田眞弓委員  継続で。取り消しとかそういうことじゃなくてね。 ○浦西伸一観光商工グループリーダー  そうです。 ○神田眞弓委員  次は、75ページの新たな観光の核づくりなんですけれども、これ、予算が随分減ったんですけども、これの理由は何でしょうか。 ○小林未央特定事業計画担当課長  成果説明書の前年度の決算額との比較で減少しているということと存じます。こちらにつきましては、主に補助金の執行額が変更に伴う、前年度の1,750万円のところにつきましては、この年は城ヶ島のハイキングコースの整備事業を行った年ですので金額が大きくなっております。昨年は恋する灯台プロジェクトということで灯台のラッピングなどを実施しておりますので、その分、金額が下がっているというところが1つございます。 ○神田眞弓委員  恋する灯台プロジェクトというのが新たにいろいろ、何年か前に認定されているんですけれども、このプロジェクトをしたからという成果はありますか。これを見に来るとか、この前に来ると恋が成立するとか、いろいろあると思うんですけど、そういう売りはどういう感じでやっているんでしょうか。 ○小林未央特定事業計画担当課長  まず、恋する灯台のコンセプトなんですが、認定をしました母体の日本ロマンチスト協会という団体があるんですけれど、日本の各灯台があるところは割と最果ての場所、一番端っこというところが多いと。そこまで灯台を探して恋人が行けば仲が深まるだろうというのが、もともとのコンセプトになります。実際に成果がどうかというのは、今回のプロジェクトの中では灯台自体が──公園とかもあるんですが、灯台自体には余り工夫がないものですから、灯台の中にラッピングをして立ち寄れるような、また見ていただいて、立ちどまっていただくような形の事業を城ヶ島区さんのほうでやっていただいております。また、これは地元のまちづくりの検討会の中でも、やはり地域の観光事業者の感触としましては、城ヶ島の西側に来られた方は、やはり灯台を目指すという方が多いものですから、今後もやはり灯台の周辺を活用していくことが重要かというふうに考えております。 ○神田眞弓委員  ぜひ、恋する灯台プロジェクトのところのこの灯台が、そういう名前になっているから、やはり若い人の、カップルがたくさん来られれば、また活気も出てくるんじゃないかと思うので、ぜひこの辺は売り出してやっていってほしいと思います。よろしくお願いします。  次は、76ページの三浦市東京支店事業なんですけれども、大学と官学連携でやっていられるということなんですけれども、現状はどうなんでしょうか。 ○立石克久営業開発課長  ただいま東京支店におきましては、これまで14年間続けておりました実際の店舗による運営を、役割は一段落終えただろうということで、本年末でクローズするという前提で運営をしております。ただ、その後につきましては、現時点においても店舗運営のほかに、京浜急行さんであったりとか旅行サイトを運営している事業者さん、ここと大学、それと三浦市で、大学生の商学部の授業として成り立つように、民や学、それから官が協働しまして、例えば三浦の観光ルートを提案していくとか、そういうことに今トライしてございます。 ○神田眞弓委員  わかりました。せっかく大学生が三浦市のことをいろいろプロデュースしていただいたり発信していただいているので、そういうところを生かして今後もやっていただきたいと思います。違う角度からでもね。 ○出口眞琴委員長  商工費の質疑の途中でございますが、暫時休憩いたします。再開は15時30分からといたします。                午後3時00分休憩  ―――――――――――――――――――――――――――――――――――                午後3時28分再開 ○出口眞琴委員長  再開いたします。  休憩前に引き続き、商工費の質疑をお願いいたします。 ○神田眞弓委員  成果説明書の76ページの、みうらシティセールス拡充事業の地場産品消費拡大対策事業なんですけれども、いろいろ物産展に行ったというところで広く宣伝したというところなんですけれど、決算も上がっていますけども、この説明をお願いします。
    ○立石克久営業開発課長  平成30年度におきましては、こちらに書かれているとおり13回ほど事業を実施してございます。代表的なところでは、県内であれば、例えば川崎競馬の三浦すいか特別であったり、先ほど少し答弁の中で出ておりましたけども、京急の川崎ステーションバル、こういうところですね。県外でありますと、マラソンの関係で霞ヶ浦のマラソンでありましたり、山中湖のロードレース。直近ですと、大きなところで麻布十番納涼まつり、こういうところに出展してございます。あとは、今後のところとして、例えばですが、しまだ大井川マラソンであったり土浦のカレーフェスティバルなどを現在予定しておりますが、30年度は県内で4カ所、県外で9カ所、合計13カ所に出展してございます。 ○神田眞弓委員  お疲れさまでした。1年で、1カ月1回以上という計算になるので、その辺の拡大は大変だったなと思いますけども、これは業者も一緒に行って、マグロと、それから野菜、一緒に行っていただいて宣伝してくるということでよろしいんですか。 ○立石克久営業開発課長  こちらは地場産品の消費拡大の団体がございまして、構成団体が11団体ございます。この中から出展を希望される方と一緒に現地に行きまして、例えば地場産品のPRと、私どもはこれに合わせてみうらのシティ・セールス・プロモーションで、例えば桜まつりであったりとか夜市であったりだとか、あとは、こちらに協賛している事業者様のPRの大きな看板を掲出したりですとかチラシをまいたりして、お客様の誘客に努めてございます。 ○神田眞弓委員  今後も、地場産品の宣伝を大いにしていっていただきたいと思います。  終わります。 ○鈴木敏史委員  成果説明書の73ページ、三崎たばこ商業協同組合補助事業についてです。こちらのほうの決算額はずっと一緒なんですけど、過去、市税としての収入は減っていると思うんですけど、どんな感じなんでしょうか。 ○新倉 卓観光商工課長  たばこ税の決算額ですけども、平成30年度が3億1,772万6,000円、29年度が3億189万5,019円、28年度が3億1,539万7,229円となっております。 ○鈴木敏史委員  やっぱりここのところ、たばこを吸われる方というのは減ってきていると思うんですけど、この中でも私だけなので、ちょっと肩身が狭いんですけれども。昔は、たばこ屋さんとかいろんなところに、たばこは市内で買いましょうとかというポスターというか、そういうのを見たんですけど、今はそんなに見ないような気がするんですけど、どうですか。 ○新倉 卓観光商工課長  販売促進事業ということで、組合のほうで取り組んでおります。新製品の導入販売ですとか、販促グッズということで配布したりとかしております。具体的に、三浦市で買いましょうというふうなアナウンスをしているかどうかというのは、ちょっと私どものほうで把握はできておりません。 ○鈴木敏史委員  続いて、75ページ、海水浴場整備事業についてお聞きします。30年度は市内5カ所の海水浴場で昨年度を上回る約58万人の海水浴客を迎えたとありますが、この集客についての啓発活動とか何か対策は行ったんでしょうか。 ○新倉 卓観光商工課長  海水浴場に関しましては、三浦市のホームページですとか、三浦市観光協会のホームページですとか、そういったところでご案内をしております。特に三浦市観光協会のホームページでは、開設期間中、毎日、遊泳の禁止とか、注意とか、遊泳可とか、一般的には青旗、黄色旗、赤旗というんですけど、こういった海の状況をアナウンスしているところでございます。 ○鈴木敏史委員  やっぱり天気の関係が大きいということでよろしいですかね。 ○新倉 卓観光商工課長  海水浴の来遊客数につきましては、やはり委員おっしゃるとおり、その年の天候によって大きく変動するところがございます。 ○鈴木敏史委員  今回の台風で三浦海岸の海の家は結構打撃を受けていると思うんですが、来年度の開催というか、開場についてはどういうあれがありますか。 ○大西 太経済部長  前回の台風で、大分ひどい被害を三浦海岸の海の家の方々も受けました。今、その後処理というんですか、ちょっと言葉は悪いかもしれませんけど、その対応に追われております。もうしばらく来年のことは、今は考えられないような状況ですね。市としては応援する気はたくさんありますけど、いましばらくお待ちいただければと思います。 ○鈴木敏史委員  減ってきちゃっている中で、来年のあれができないとかとなると、また市にとっても観光の部分でも大きな打撃になると思いますので、その辺のサポートをよろしくお願いいたします。  あと、75ページの新たな観光の核づくり推進事業で、先ほどもお話に出ましたが、恋する灯台プロジェクトについて、灯台が新しくでき上がったというのは伺ったんですけど、その灯台ができてからの観光客というか集客のぐあいはどうなんですか。 ○小林未央特定事業計画担当課長  今お問いのありました灯台の建て替えにつきましては、今、城ヶ島公園のほうの安房崎灯台を、ちょうど今、改築が始まったか始まらないかぐらいです、今年度中に建て替えをするということで、今、海上保安庁のほうで整備を進めております。また、今回、整備に当たりましてはデザイン灯台ということで、各地域のご当地性を反映した灯台を整備するということで、この春先に教育委員会さん等のご協力をいただきまして、応募いただいたデザインの中から1つを選んで、それに基づいて整備を進めているところでございます。 ○鈴木敏史委員  ありがとうございました。以上です。 ○石橋むつみ委員  成果説明書の72ページの、下から2つ目の四角に創業・事業承継支援事業ということで、事業承継セミナーを1回開催し、とあるんですけれども、たしか去年の決算でもセミナーを商工会議所青年部がやったよということを聞いたような覚えがありますけど、どんなふうにやって、どのぐらいの出席があったんでしょうか。 ○新倉 卓観光商工課長  創業・事業承継支援事業でございますが、昨年度のセミナーの開催状況につきましては、三浦市が実施しました事業承継セミナーが12月に1回で11名が参加しております。また、1月に商工会議所が実施する予定でおりました創業支援セミナーは、残念ながら参加者がおらず中止ということになっております。 ○石橋むつみ委員  市がやったのと商工会議所が計画したのと一応2つ計画はあって、市がやったほうが11名の参加ということですね。「中小企業者数の維持・増加を図った」と書いてあるんですけれども、中小企業というか、市内の小さいお店とか閉店しているところもあったりというのを見かけるんですけど、数の維持、増加という面でいったら数の変化はどうなっているんですか。30年度で幾つとか、新規参入みたいのがあると思うけど。総数じゃなくて、例えば町を見ていて、新しくこんな事業を始めたところも市で聞いているよとか、そういうのでもいいです。 ○浦西伸一観光商工グループリーダー  事業承継につきましては、まず相談を受けているものがあります。基本的には、相談とあわせて事業承継したものというのは、会議所が把握している分だけですが、14件ということでお聞きしております。 ○出口眞琴委員長  石橋さん、この答えでいいの。数を聞いているんだよね。 ○石橋むつみ委員  統計書を見れば、もしかしたらわかるんだとは思うんだけど、せっかくこういう増加を図っているんだからどうという……。 ○浦西伸一観光商工グループリーダー  申しわけございません。全体の事業数というのは把握はしておらなくて、30年度にふえた分のことで、今、14件とお答えさせていただきました。 ○石橋むつみ委員  これは相談を受けているのが14件と言ったものね。だから、事業所がふえたんじゃないよね。 ○新倉 卓観光商工課長  大変申しわけございません。市内の中小企業が何件あるかというのは、私どものほうで把握してございません。 ○石橋むつみ委員  統計書を見るしかないんだけど。だから、統計を見ていないけども、こういうことをやって、中小業者とか小さなお店、ずっと長くやっている方が三浦市には多いわけだけど、維持とか増加に効果があったなって担当で思っているかな、何か現象はありますかって聞いたんだけど……聞きたいんだけど、難しい? ○出口眞琴委員長  支援事業をやって、その効果はどうですかという話。 ○石橋むつみ委員  効果があったかということ、難しいかな。毎年ここに項目があるから、セミナーを1回やったよということではなくて、せっかくやって……。商工会議所から聞いているというのでもいい。 ○新倉 卓観光商工課長  創業支援の、商工会議所からいただいている資料ですけども、平成30年度の支援対象者人数というのが39名いらっしゃいました。そのうち創業した方というのは27名というふうになってございます。 ○石橋むつみ委員  商工会議所からの報告だと、支援対象は39人だけど、その中で創業した方があったよということね、27人。効果はあったのかな、市の……。今、ここでは全体が見えてこないので、ほかの質問にします。  73ページなんですけど、三浦半島建築高等職業訓練校。たしかこれ、予算のときに、2人卒業して30年4月からは、三浦で3人、横須賀から2人、5人で2年間学ぶよというようなお話を伺ったかと思うんですけれど、5人、ちゃんと今通っていらっしゃるんですか。 ○新倉 卓観光商工課長  平成29年度で2カ年の方が卒業されております。平成30年度の訓練生なんですけども、三浦市が1名、横須賀市が3名、逗子市がゼロと、合計4名です。 ○石橋むつみ委員  30年4月は5人と聞いたような気がするんだけど、メモが違っているのかな。なかなか、一人親方のところだったりして、通う方を探すのも大変なのかなと思うんですけど、でも大事なことだと思っているので。30年度は4人。4人は31年度で卒業ということ。 ○新倉 卓観光商工課長  30年度が4名、令和元年度が終わったところで卒業ということでございます。 ○石橋むつみ委員  私が前にメモしたのと人数が1人違うんだけど、支え続けてもらいたいなというふうに思います。  その下なんですけれども、商店街街路灯電気料補助事業って、街路灯で防犯灯の役割も果たしたということですけど、商店街って今何カ所あるんですか、商店会って合併しちゃったりしたのも聞いているんだけど。何カ所に補助しているの。 ○新倉 卓観光商工課長  商店街街路灯電気料の補助金の補助をしている商店街は、全部で5つの商店街になります。 ○石橋むつみ委員  場所を教えてください。 ○新倉 卓観光商工課長  まず、三崎銀座通り商店会、入船すずらん通り商友会、日の出通り商友会、西銀座通り商和会、それから岬陽商店街、以上の5商店街になります。 ○石橋むつみ委員  お店がうんと少なくなっちゃっているところも、でも、防犯灯の役割も果たしているから、なかなかこの補助事業をなくすというわけにもいかないのかなと思うんですけど……、わかりました。何とも難しいですね。  74ページです。観光ボランティア支援事業なんですけど、今、何人いらっしゃるんですか。 ○新倉 卓観光商工課長  平成31年4月1日現在なんですけども、会員数31名となってございます。 ○石橋むつみ委員  去年伺ったときより4人ぐらい減っているのかな。なかなかふえない。養成を図ったと書いてあるんですけど、養成講座は30年度はやったんですか。 ○浦西伸一観光商工グループリーダー  養成講座につきましては、30年度は行っておりません。 ○石橋むつみ委員  今後の予定とか、それから、三崎昭和館などと協力してボランティア的な活動をされている方はたくさんいらっしゃるのかなと思うんですけど、もうちょっといてくださらないとなと思うんですけど、その辺、今後どうするんでしょうか。 ○浦西伸一観光商工グループリーダー  養成講座につきましては、令和元年度行いまして、参加者が4名いました。2名の方が会員になったとお聞きしています。 ○石橋むつみ委員  平均年齢、前回聞いたときは72歳ということだったんですけど、今はどんな感じですか。 ○新倉 卓観光商工課長  先ほどお答えした会員数31名の中では、平均年齢としましたら70歳以上になってございます。 ○石橋むつみ委員  74〜75ページの観光に関連してなんですけど、74ページのところに観光団体育成事業ということで368万5,000円。これ、毎年決まった金額で(一社)三浦市観光協会に市の補助金が出ています。これは、この観光協会の事業の補助金ということですよね。 ○新倉 卓観光商工課長  委員おっしゃるとおりでございます。 ○石橋むつみ委員  75ページの上から2つ目に観光インフォメーションセンター管理事業とあって、年度ごとに大体似通っているけど、金額はまちまちなんですけど、これは観光協会が入っている観光インフォメーションセンターの、あそこの建物の維持管理のための費用ということ。 ○新倉 卓観光商工課長  こちらなんですけども、委員おっしゃる観光インフォメーションセンターの管理に係る部分の費用と、それから三崎口駅前の観光案内所のほうの経費になります。 ○石橋むつみ委員  海岸通りのところのインフォメーションセンターで1万2,305件、案内取り扱いをした、それから三崎口駅のところでは2万6,901件取り扱いをしたということですけど、その人員配置だとか体制だとかって、どんな感じになっているんですか。ローテーションしているんですか。 ○新倉 卓観光商工課長  まず、三浦海岸の観光インフォメーションセンターなんですけども、事務局の職員が常時2人から3人ぐらいいらっしゃる状況です。その中から事務局の職員が交代で三崎口駅の観光案内所に行って業務を行ったり、また、週番さんですとか臨職さんみたいな形で、別の方を雇ってやっているというふうなお話をお伺いしております。 ○石橋むつみ委員  苦労してやっていられるのかなと思うんですけど、三崎口駅前は結構な数ですよね、2万6,901件で。先ほどの話でもインバウンドで外国の方も見えたとか、いろんな事業があるので大変だなと思うんですけど、ぜひ頑張って、三浦に来る方によく三浦を知ってもらうことと、よりよい印象を、体験をしてほしいなと思います。  あと、三浦海岸駅にというのは、まだ方向性は30年度では出ていないんですかね。何か進んでいますか。 ○大西 太経済部長  インフォメーションセンターを駅前にというのは、全国的に至極当たり前なのかなとは思っております。市内でも三崎口駅に1件、小さいですけどインフォメーションセンターの機能がありまして、そこのポジションの大切さというのは確認をしてございます。京急さんには、市長等、大変強い要望、希望を述べさせていただいております。現在、三浦海岸駅前の改札の補修というんですか、改築工事が終わったと言ってもいいと思います。それに合わせて京急さんのほうからは、我々、六角売店と言っているんですけど、「今度は、六角売店の整備だね」という話までは行ってございます。ただ、京急の会社の中では六角売店の整備だけでいいのかと、そういう議論もあるそうで、現在は駅前の広場の基本設計の前というんですか、基本設計というんですか、そのような段階でございます。 ○石橋むつみ委員  わかりました。いいです。 ○蓮本一朗委員  成果説明書の73ページの下から2つ目の丸で、三浦市経済対策利子補給金交付事業とあります。ここには、対象金融機関からとあって、経済的影響を受けている事業者の緊急支援を行ったとあります。実績として72件。この緊急支援の条件というのはあるんでしょうか、あるとしたらそれはどういうものですか。 ○新倉 卓観光商工課長  この三浦市経済対策利子補給金交付事業なんですけども、こちらにつきましては、市内金融機関等から融資を受けた市内中小企業者、個人事業者に対し、借入金の利子の一部を補助するものでございます。対象者としましては、年度末、11月、12月に金融機関から事業資金融資を受けた方、それから利子補給率としては、1,000万円が限度なんですけども、借入金額に係る利子補給期間のうちの利子相当額、これが年率1%以内ということで補助をしているところであります。 ○蓮本一朗委員  申し出れば受けられるという性質のものですか。 ○新倉 卓観光商工課長  市内の中小企業者、それから事業を営む者ということが前提になりますけども、あとは納税ですとか、そういったものが完納されているという基本条件がございます。 ○蓮本一朗委員  わかりました。  次は、75ページの上から丸が4つ目の、海水浴場整備事業について伺います。説明のところの、本市海水浴場のより安全で快適な環境づくりのため、海水浴場パトロールを行ったということと、その次の行で、海水浴場開設団体に対し、危険防止及び安全施設整備に係る経費の補助を行ったとあります。伺いたいのは、30年度、海水浴場のパトロールの実績なんですけれど、三浦市の海水浴場は各組合、協会で運営されているのは承知しておりますけれども、この海水浴場のパトロールは、誰が、どこに何回ほど行ったのかというのはおわかりですか。 ○新倉 卓観光商工課長  市内5カ所、海水浴場がございます。平成30年度なんですけども、まず三浦海岸で12回、大浦海岸で10回、和田海岸で10回、それから荒井浜と横堀でそれぞれ8回実施をしております。実施者につきましては、市の観光商工課の職員ですとか、保健所の職員、横須賀土木事務所の職員、それから県東部漁港事務所の職員など、あと三崎警察署の署員ですね。こういった方たちが、毎回ではないんですけども、交代で組み合わせでやっております。 ○蓮本一朗委員  では、その下に海水浴場開設団体に対して危険防止に係る経費の補助を行ったとありますが、この下に書いてあるのは4団体ですけれど、もう一つの海水浴場には経費の補助は行っていないということですか。 ○新倉 卓観光商工課長  成果説明書のほうには、4つの団体が記載されております。このうちの油壺観光協会が荒井浜と横堀の2つの海水浴場を有しておりますので、こちらの補助のほうは4つの団体というふうになってございます。 ○蓮本一朗委員  わかりました。最後に、危険防止及び安全施設整備というのは、例えば、ぱっと思いつくのは海面にサメというかフカとかが入ってくるのをとめるネットとか、あるいは緊急時に溺れた人を助けるための道具とか、そういうことになるのかなと思うんですが、具体的にはどんな施設を整備したか教えていただけますか。 ○新倉 卓観光商工課長  主には遊泳区域の区画整理のものですとか、これは海の家、海水浴場の範囲を囲うような柵といいますか、そういったものですとか、監視塔ですとか監視関係の方の人件費ですとか、そういったものが入ってございます。 ○蓮本一朗委員  わかりました、ありがとうございます。終わります。 ○寺田一樹委員  それでは、よろしくお願いします。最初に、72ページの三浦ブランドですけれども、30年度の認定を受けている商品総数って幾つかわかりますか。 ○新倉 卓観光商工課長  平成30年度、45商品になってございます。 ○寺田一樹委員  それで、その45品の売上高とか、そういうのってわかりますか。 ○新倉 卓観光商工課長  取り扱いが、うらりマルシェ内の2階のやさい館に三浦ブランドコーナーというのがございます。そちらで一部の商品を取り扱っているのと、あとは、おのおのの事業者が販売していますので、全体として把握できない状況がございます。主にマルシェ内のやさい館の三浦ブランドコーナーの売り上げなんですけども、こちらが30年度は264万7,497円となっております。 ○寺田一樹委員  今、うらりマルシェの中でということがありました。それで、それぞれの事業者が売られているということもありました。それ以外に販売方法ってあるのかな。 ○新倉 卓観光商工課長  以前は、「うらり」の1階に三浦ブランド館というのがございました。あと、ネットのほうで同じく三浦ブランドということで販売していたんですが、いずれも経費の関係で三浦商工会議所が今、それを閉じているというような状況でございます。 ○寺田一樹委員  そうなんですね。確かにブランド館ね、あそこのところに人を配置してということで、人件費もかかるだろうからということもわかるんですけども、経費のこともあるだろうけど、販売手法というのをまた検討していただければと思いますので、お願いします。  次に、74ページ、地域観光振興・情報発信事業。この事業で245万5,810円ということで、その中の負担金が245万2,000円、たしかついているんですよね。それで、ここの表を見させてもらった中で補助負担額、これを合計しますと400万円を超えちゃうんですよね。そうすると、この事業の中の負担金全額をやっても、まだまだそのほかの補助が入ってくるということになると思うんですけど、その辺、説明をお願いしてもいいですか。 ○浦西伸一観光商工グループリーダー  まず、情報発信協議会のほうで、負担している地域観光事業というのが6事業あります。そのうち4つの、道寸祭り、みさき白秋まつり、三浦海岸納涼まつり、三崎港町まつり、こちらのほうに市の補助金245万2,000円を充当しているものでございます。今、成果説明書に記載されている数字というのは、この事業に情報発信協議会から補助した金額になっておりますので、市の負担金以外のものも含まれているような状況になります。 ○寺田一樹委員  そうしますと、情報発信協議会に1回負担金が行って、そこから分配されるという形になりますか。 ○新倉 卓観光商工課長  この情報発信協議会、三浦市と京浜急行さんと、それから三浦市観光協会で構成されておりますので、おのおのが負担金を持ち寄って、会の会計を持っておりまして、そこから各イベントに支援していると、こういう形になっております。 ○寺田一樹委員  この4事業の、市の負担金の充当率みたいのはわかるかな。 ○新倉 卓観光商工課長  市の率ですか、金額はわかるんですけど……。 ○寺田一樹委員  金額でいいですよ。 ○新倉 卓観光商工課長  道寸祭りが69万8,000円、白秋まつりが22万8,000円、三浦海岸の花火大会が98万5,000円、三崎港町まつりが54万1,000円となってございます。 ○寺田一樹委員  この辺は、情報発信協議会の中で、例えば来場者数だとか、それから事業規模などを加味して分配率を決めていくということでいいんですかね。 ○新倉 卓観光商工課長  もともとは、情報発信協議会ができるまでは、市が直接、各イベントの補助をしていたという実績があります。情報発信協議会ができてから、協議会を通じて補助、支援をするようになりました。形としては従前の形で、以前、市が実施していた形をベースに補助金を支出しているという状況でございます。ただ一方で、先日も情報発信協議会を開催しまして、その中でやっぱりちょっとその辺の分配も見直す必要があるんじゃないかというような議論が出ていますので、今後そういった、委員さんおっしゃるような費用対効果というんですか、来場者数ですとか、そういったことも加味しながら分配を考えていきたいというふうに考えてございます。 ○寺田一樹委員  この来場者数だけ見ると、当たり前のように違うのはしようがないんですよ、イベントの性質も違いますから。その辺も加味した上で、ちょっと検討していただきたいと思いますので、お願いします。  次に、76ページ、みうら誘客プロモーション事業なんですけども、最初に確認をさせていただきたいんですけども、旅行企画商品化本数というのが24本と書いています。それで、重点施策等評価結果、持っていますかね、5ページなんですけども、30年度の主な取組と成果、旅行企画商品化本数36本になっているんですよ。それがちょっと違うんだけど、そこを聞きたいんですよ。 ○出口眞琴委員長  いいですか。時間かかる?(「はい」の声あり) じゃ、後で。 ○寺田一樹委員  じゃ、そこは後で。いずれにしても旅行の企画を商品化して売り込んで営業活動をされたかと思うんですけども、その商品を生かして、どういうふうな形で営業活動を行ってきたのかを聞かせてもらっていいですか。営業活動全体でいいです。 ○立石克久営業開発課長  誘客プロモーション事業でございますが、大きく分けて2種類の誘客プロモーション事業がございます。1つは教育旅行、小学校や中学校を中心とした教育旅行に向けた、我々が提供できるコンテンツを紹介したりだとか、民宿の特性をご紹介したりなどをしています。もう一つは、そうではなくて、例えば日帰りのバスツアーであったり……、企業や地元の自治会さんなんかが来る、日帰りや宿泊のツアーです。こちらの場合は、ホテルや民宿ももちろんですけども、私ども年間通じて、こんなイベントがありますよですとか、こういう観光拠点がありますよということをお持ちして、主に旅行のエージェントさんだったり、バス企画旅行会社さんだったり、あとは地方へ行きますと中小のバス旅行会社がたくさんあるんですね。こういうところがたくさんお客さんを持っているもので、こういうところを狙って、私どもが直接お顔を拝見しながらニーズをお伺いしたり、うちが提供できることをプロモーションして誘客に努めているという状態です。 ○寺田一樹委員  これ、以前もちょっとお話ししたこともあるんですけども、平成30年2月だから29年度なんですけども、京急観光が日本旅行へ事業譲渡したということがありまして、日本旅行も西日本に強みを持った企業さんですので、そちらのほうに営業をかけるのも、また1つ誘客につながるんじゃないのかということを以前お話しさせてもらったことがあるんですけども、その点についてはどのような取り組みをされたとか、していないとか、聞かせてもらっていいですか。 ○立石克久営業開発課長  平成30年度におきまして、西日本方面ですと、愛知、大阪、和歌山、福井、奈良、滋賀あたりが該当するのかなと考えています。それぞれ、愛知で8社、大阪、和歌山で7社、福井、奈良、滋賀で14社ほど、プロモーション活動でご訪問させていただいた実績がございます。 ○寺田一樹委員  本当にいろんなところに営業をかけていただいて、今後も三浦市に来てもらえればと思っています。  それで、もう一回、さっきの重点施策等評価結果のほうの中でKPIが出ています。それで、観光客消費額、それから入込観光客総数というのがありまして、この数字をもとに、24年度から出ているので24年度から計算していったところ、1人当たりの消費額というのが、ちょっと減少傾向にあるんですよね。そうすると、やっぱり1人当たりの消費額を上げていく取り組みも大事だと思うんですけども、その辺について。ここのところ、まぐろきっぷが人気があって、まぐろきっぷ、比較的リーズナブルに1日過ごせるということもあるから減少の一つの要因かとは思うんですけど、観光消費額を上げる取り組み、どのようなことをやられているか聞かせてもらっていいですか。 ○杉崎宏憲営業開発グループリーダー  イベントとか市の取り組みで直接的に観光客の消費額の単価を上げるというのは、なかなか難しいかなというふうに認識しています。ただ、回遊性の向上、先ほど出たレンタサイクルですとか、そういったことで市内の観光地点を複数回れば、単価は上がっていくものと考えておりますので、そういった回遊性の向上をもって単価を、直接ではないですけども、上げていこうという、そういう方向性で今取り組んでおります。
    ○寺田一樹委員  例えばですけども、よく観光地に行くと、お土産物とかいうのがあって、それが気軽に買えて、子供でも買えて、ここへ行ってきたんだよと言って友達にあげたりとかというようなことがあるんですけど、三浦にそれを持ってくるかというと、どういうのが当てはまるんだろうというのが、ちょっと自分の中でわからないという部分ですけども。そういった簡単な気軽に買えるようなお土産物を、市がつくれということではないんですけども、そのようなお土産物の存在があれば、また観光消費額の増加にもつながるのかなと思うんですけど、そういったことについてはどのように考えているか。 ○立石克久営業開発課長  今、委員おっしゃられたことに非常に近い活動としては、現在、三浦海業公社さんのほうでオリジナルの商品を開発したいということで、ちょっと具体的な商品名は伺ってはいないんですけれども、三浦ならではの、利益がきちんと出るような商品開発をしたいということで着手しているということは伺っております。 ○寺田一樹委員  では、そういうのも今後、ちょっと支援していただきながら、新しい三浦のお土産品なんかもつくっていただければと思います。  以上です。 ○藤田 昇副委員長  72ページなんですが、中小企業信用保証料補助事業。これ、35万円ほど減額になっているんですけど、クイック融資も5件減っていますし、また零細企業保証資金利用者も減っていますので、その状況かなと思うんですが、30年度の状況を教えていただけますか。 ○新倉 卓観光商工課長  まず、中小企業信用保証料補助事業なんですけども、平成30年度は32件、行ってございます。借入保証額としては2億6,580万円ほどとなってございまして、保証料の補助総額が108万7,168円でございます。前年度の29年度なんですけども、39件で2億3,244万円、補助の総額としては144万4,545円となってございます。 ○藤田 昇副委員長  保証料の2分の1の額で限度額ありってあるけど、三浦市の利子補給はたしか1,000万円だったと思うんだけど、こっちの保証の限度額って幾らですか。県のほう、わからない……。じゃ、後でいいです。教えてください。  73ページなんですが、これ、たしか11月から12月、今年度は10月からに延ばしているのかなと思うんだけど、30年度についての状況を教えていただけますか。 ○新倉 卓観光商工課長  30年度の三浦市経済対策利子補給金交付事業の状況でございます。平成30年度は全体で72件ほどございました。融資額としては2億7,266万円となってございます。決算額が168万2,483円となってございます。前年度の29年度なんですけども、件数といたしましては58件、金額が決算額としては164万4,344円、融資額としては8,242万5,000円となっております。 ○藤田 昇副委員長  さっきの保証とちょっと絡むんですけど、セーフティネットの部分は何件ありましたか、把握していますか。 ○浦西伸一観光商工グループリーダー  セーフティネット制度につきましては、5号認定が1件ございました。 ○藤田 昇副委員長  次に行きます。72ページの創業・事業承継支援事業なんですが、先ほど来、件数とか中小企業数とか、ちょっとわからない部分のやりとりがあったんですけど、14件、事業承継はしたということでしたか。済みません、もう一度確認。実績が30年度……。 ○新倉 卓観光商工課長  39名の支援対象人数でありまして、実績としては27名の方が創業者数となっております。 ○藤田 昇副委員長  事業承継のほうはどうですか。14件って、さっきなっているよね。相談を受けたのが14件? 実際に税制優遇とか相続税の猶予とかあるんですけど、国が示している制度の部分で、今回、商工会議所が関連してやってきていると思うんだけど、相談が14件あって、実際に税制優遇とかを受けて事業承継をした件数が、相談を受けた方からあったのか。 ○出口眞琴委員長  後でいいですか。調べておいて。次に行きましょう。 ○藤田 昇副委員長  では、後で。済みません、次に行きます。75ページなんですが、観光商工課の観光解説板整備事業。これ、120万円ほど減額しているんですが、まず、ぐるっと三浦・まちなかサイントータルプランを策定したというのが出ているんですが、実際、この事業費の減額というのはどういう理由でしょうか。 ○新倉 卓観光商工課長  観光解説板整備事業なんですけども、平成29年度は620万円ほどの決算になっております。平成30年度は約500万円となってございますが、29年度はサインプランの基礎調査ということで委託の支出をしております。平成30年度につきましてはプランの作成の委託というふうに内容が違っていますので、こういう形になっています。 ○藤田 昇副委員長  サイントータルプランの中で、観光解説板の整備事業とか具体的な計画は出てきているんですが、その後の30年度、実際、その整備事業は行ったんですか。 ○新倉 卓観光商工課長  平成31年――令和元年度なんですけども、予算を計上しております。3カ所ほど観光解説板の設置を予定しております。事業の発注のほうはこれからになります。 ○藤田 昇副委員長  わかりました。また改めて聞きますけど、3カ所ほどですね。  これ、関連なんですが、サイントータルプランを策定した後に観光振興ビジョンを策定していくということですが、その進行状況についてはどうでしょうか、大ざっぱで結構ですから教えてください。 ○新倉 卓観光商工課長  観光振興ビジョン、大変遅くなっている状況でございます。今年度内に策定をしたいと思っておりまして、これもなるべく早くというふうに考えております。現在のところですと、この素案を策定している最中なんですけども、ちょっとわかりづらいところがあったりというのが内部でありまして、今、その部分の修正をしております。いずれにしても素案の作成を今しているところでございます。 ○藤田 昇副委員長  今年度中に策定ということで予定してあったと思うんですが、そのつもりでいてよろしいでしょうか。 ○新倉 卓観光商工課長  今年度中に策定したいというふうに考えております。 ○藤田 昇副委員長  わかりました。  次に行きます。76ページ、みうら誘客プロモーション事業なんですが、この30年度、ここにも書いてありますが、インバウンドツアー・修学旅行受入実施件数はゼロということで実績はなかったんですが、ただし、マレーシアからの修学旅行の受け入れについては、昨年度の答弁では、現在、京急と誘致に向けた協議をしているということだったんですが、その後の進捗、30年度からあわせて今年度に向けて、そういう部分の具体的な協議は何回ぐらい行ってきたのか、どうなんでしょうか。先ほど台湾という話が出ましたけどね。 ○杉崎宏憲営業開発グループリーダー  昨年、当時の答弁で京急とマレーシアの誘致に向けて協議をしているということで、数回、京急さんとは調整をしました。ただ、実績としてはマレーシアからの誘致は達成はしておりません。令和元年度に入りまして、それとはまた別の動きでなんですけれども、台湾から2校の学校が、松輪の民宿に泊まって、お茶立てですとか浴衣の着つけだとか、そういった体験をしていただいたという実績はございます。 ○藤田 昇副委員長  関係機関と連携をとりながら行ってきていると思うんですが、30年度、教育旅行正式予約学校数、19校というのは、地方的にはどこの地方で正式決定をしたんでしたか。 ○杉崎宏憲営業開発グループリーダー  主に民宿を利用していただいている学校は中学校がメーンなんですけども、中学校で民宿を利用している主なエリアとしては、北海道の石狩地区であったり、中部地方、愛知県であったり岐阜県、それから奈良県、滋賀県、こういったところが多うございます。 ○藤田 昇副委員長  令和元年度、具体的には今どういう地方にスポットを当ててセールスしているんですか。 ○杉崎宏憲営業開発グループリーダー  今年度は、京急から来ていただいている梅澤観光プロモーション担当課長を交えて研究をした結果、やはり実績のあるところにさらに営業に行ったほうが効果的であろうと。具体的に言いますと、小学生であれば北関東――埼玉県、群馬県、それから山梨県――甲信越地方ですね、あと中学で言えば、先ほど申し上げた北海道の石狩地区であったり、中部地方、関西の奈良県、滋賀県、こういったところはもともと関東に目が向いています。ディズニーとセットで、もう一つ何かディズニーとは違った体験をしたい、そういう志向がございますので、全く新たなところに行ってPRをしても全く目が向いていない可能性が高いので、効果的にやるということであれば、今まで実績のあるところをさらに営業していこうということで、今、そこに力を入れて営業しております。 ○藤田 昇副委員長  わかりました。以上で結構です。 ○出口眞琴委員長  他に。(「なし」の声あり) 他になければ、保留部分を除いて、第6款 商工費の質疑を打ち切ります。  本日はこの程度にとどめ、明19日午前10時より開会いたしますので、よろしくお願いいたします。  本日は、これをもちまして散会いたします。ご苦労さまでした。                午後4時26分散会...