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09月03日-01号

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  1. 土佐市議会 2019-09-03
    09月03日-01号


    取得元: 土佐市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-05-31
    令和 元年  第3回定例会(9 月)        令和元年第3回土佐市議会定例会会議録(第1号) 令和元年9月3日第3回土佐市議会定例会土佐市議会議場に招集された。1 出席議員は次のとおりである。 1番 野村  昌枝    2番 山脇  義英    3番 大森  陽子 4番 村上  信夫    5番 池  宗二郎    6番 田原  計男 7番 黒木   茂    8番 浜田  太蔵    9番 戸田  宗崇10番 中田  勝利   11番 森田  邦明   12番 糸矢  幸吉13番 江渕 土佐生   14番 田村  隆彦   15番 久保  直和16番 三本 富士夫2 欠席議員は次のとおりである。 な し3 地方自治法第121条の規定により説明のため会議に出席した者は次のとおりである。市     長  板原  啓文    副  市  長  田中  和徳教  育  長  中内  一臣総 務 課 長  高松  大介    改 革 推進課長  西原  正人防 災 対策課長  山本  文昭    税 務 課 長  合田  尚洋市 民 課 長  嶋崎  貴子    戸 波 総合市民  中平  雅仁                   セ ン ター所長USAくろしお  高橋 智恵子    建 設 課 長  片山  淳哉セ ン ター所長建設課波介川・  伊藤  幸裕    用 地 課 長  矢野  康孝水 資 源 対 策担 当 参 事都 市 環境課長  松岡  章彦    福 祉 事務所長  岡林   輝北 原 クリーン  横田  琢也    健康づくり課長  合田  聖子セ ン ター所長長 寿 政策課長  岡本   久    農林業振興課長  石元  一成未来づくり課長  有藤  芳生    水 産 課 長  森田  浩司会 計 管 理 者  山崎   敦    生 涯 学習課長  中平  勝也少 年 育 成  井上  卓哉    学 校 教育課長  井上 夕起子セ ン ター所長男女共同参画セター所長学 校 給 食  関   祐介    幼 保 支援課長  田中  祐児セ ン ター所長水道局業務課長  高橋  修一    消  防  長  田所  秀啓病院事業管理者  西村  武史    病院局事務長兼  横川  克也                   総 務 課 長4 本会の書記は次のとおりである。議 会 事務局長  小松  和加    議会事務局次長  市原  慎也5 議事日程令和元年9月3日(火曜日)午前10時開議   第1 会議録署名議員の指名   第2 会期決定の件   第3 議案第1号から第19号まで、認定第1号から第11号まで      (提案理由説明・議案第1号分離議決)                            開会 午前10時 0分 ○議長(戸田宗崇君) ただいまより、令和元年第3回土佐市議会定例会を開会いたします。 現在の出席議員数16名、よって会議は成立いたしました。 直ちに、本日の会議を開きます。 この際、日程に先立ちまして、諸報告をいたします。 諸報告は、お手元に配付の報告書のとおりであります。 これより、日程に入ります。 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。 会議録署名議員は、会議規則第81条の規定により、5番池宗二郎君、7番黒木茂君を指名いたします。 よろしくお願いいたします。 日程第2、会期決定の件を議題といたします。 本件に関しては、昨日、議会運営委員会を開いていただき、御協議願いましたので、議会運営委員長の報告を求めます。 議会運営委員長。 ◎議会運営委員長(浜田太蔵君) おはようございます。昨日、議会運営委員会を開き、今期定例会の会期並びに運営について、次のとおり決定したので、報告いたします。 会期につきましては、本日から18日までの16日間とし、議案審議は、人事に関する議案1件を本日の本会議で行い、その他の案件は、各常任委員会に付託して審査することといたしました。 会期中の総括日程について説明しますと、本日、全議案を上程し、市長の提案理由の説明を受け、直ちに議案第1号を委員会付託、質疑、討論を省略して分離議決し、散会といたします。 明4日から8日までの5日間を休会とし、9日に本会議を再開して、当日から11日までの3日間を議案に対する質疑並びに一般質問とし、それが終結し次第、各常任委員会へ議案を付託して、委員会審査に入っていただきます。 委員会審査は、13日までに終わっていただき、14日から17日までを休会とし、18日の本会議において、委員長報告、質疑、討論、採決、請願、陳情、意見書案等全ての処理を行い、閉会といたします。 なお、議案に対する質疑並びに一般質問の通告は、本日、市長の提案理由説明終了から、5日の午後5時までと決定いたしました。 以上でございます。 ○議長(戸田宗崇君) 議会運営委員長の報告が終わりました。 お諮りいたします。 ただいま、議会運営委員長から報告のありましたとおり、今期定例会の会期は、本日から9月18日までの16日間といたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。      (「なし」と呼ぶ者あり) 御異議なしと認めます。 よって、今期定例会の会期は、本日から9月18日までの16日間と決定いたしました。 なお、今会期中の総括日程は、お手元に御通知のとおりであります。 議案に対する質疑並びに一般質問の通告は、ただいまの委員長報告のとおり、本日、市長の提案理由説明終了から、5日午後5時までであります。 よろしくお願いいたします。 市長から議案が提出されましたので、局長に朗読させます。 議会事務局長。 ◎議会事務局長(小松和加君) 朗読いたします。┌───────────────────────────────────────┐│                            31土総務第1250号││                            令和元年9月3日   ││    土佐市議会議長                             ││     戸田 宗崇 様                           ││                             土佐市長 板原 啓文 ││               議案の送付について               ││ 令和元年第3回土佐市議会定例会に提案する議案を別紙のとおり送付しますので付議││してください。                                ││                  目  次                 ││ 議 案                                   ││  第 1 号 土佐市監査委員の選任について                  ││  第 2 号 土佐市複合文化施設条例の制定について              ││  第 3 号 土佐市印鑑条例の一部改正について                ││  第 4 号 土佐市税条例等の一部改正について                ││  第 5 号 土佐市手数料徴収条例の一部改正について             ││  第 6 号 土佐市放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条││       例の一部改正について                      ││  第 7 号 土佐市特定教育保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準││       を定める条例の一部改正について                 ││  第 8 号 土佐市家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の一││       部改正について                         ││  第 9 号 土佐市シルバーハウスむくどりの設置及び管理に関する条例の一部改正││       について                            ││  第10号 土佐市立病院診療報酬等徴収条例の一部改正について        ││  第11号 土佐市消防団員の定員、任免、給与、服務等に関する条例の一部改正に││       ついて                             ││  第12号 消費税及び地方消費税の税率の改正に伴う関係条例の整理について  ││  第13号 財産の取得価格の変更について                  ││  第14号 財産の取得価格の変更について                  ││  第15号 財産の取得価格の変更について                  ││  第16号 令和元年度土佐一般会計補正予算(第2回)           ││  第17号 令和元年度土佐国民健康保険特別会計補正予算(第1回)     ││  第18号 令和元年度土佐介護保険特別会計補正予算(第2回)       ││  第19号 令和元年度土佐水道事業会計補正予算(第1回)         ││ 認 定                                   ││  第 1 号 平成30年度土佐一般会計歳入歳出決算の認定について      ││  第 2 号 平成30年度土佐国民健康保険特別会計歳入歳出決算の認定について││  第 3 号 平成30年度土佐製紙工業振興基金特別会計歳入歳出決算の認定につ││       いて                              ││  第 4 号 平成30年度土佐住宅新築資金等特別会計歳入歳出決算の認定につい││       て                               ││  第 5 号 平成30年度土佐学校給食特別会計歳入歳出決算の認定について  ││  第 6 号 平成30年度土佐土地取得特別会計歳入歳出決算の認定について  ││  第 7 号 平成30年度土佐農業集落排水事業特別会計歳入歳出決算の認定につ││       いて                              ││  第 8 号 平成30年度土佐介護保険特別会計歳入歳出決算の認定について  ││  第 9 号 平成30年度土佐後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算の認定につい││       て                               ││  第10号 平成30年度土佐水道事業決算の認定について          ││  第11号 平成30年度土佐病院事業決算の認定について          │└───────────────────────────────────────┘ 以上です。 ○議長(戸田宗崇君) 局長の朗読が終わりました。 市長の提案理由の説明要旨を配付いたします間、休憩いたします。     休憩 午前10時 8分     正場 午前10時10分 ○議長(戸田宗崇君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 日程第3、議案第1号から第19号まで、認定第1号から第11号まで、以上30件を一括議題といたします。 ただいま、議題となりました議案について、提案理由の説明を求めます。 板原市長。 ◎市長(板原啓文君) おはようございます。 本日、ここに令和元年第3回土佐市議会定例会を招集いたしましたところ、議員の皆様方には御多用の中御参集をいただき、開会の運びとなりましたことを厚くお礼申し上げます。 はじめに、本年10月から開始されます幼児教育・保育の無償化に伴います副食費の取扱いにつきまして報告申し上げます。 議員各位には既に御承知のとおり、今回、国の施策におきましては、3歳から5歳までの保育所、幼稚園等を利用する子供の利用料が無償化されることとなっておりますが、現行制度において保育料に含まれております、おかずやおやつ等の副食費につきましては、原則、実費徴収することとされております。 しかしながら、本市におきましては、これまでも県内他市に先駆け、多子世帯の保育料の負担を軽減するなど、子育て支援として国の施策を上回る市独自の施策を実施してきておりまして、国の施策が拡充されることを踏まえ、副食費につきましても3歳から5歳までの保育園児全員を対象としまして無償とすることといたしました。 これまで以上の施策を行うことで、引き続き子育て世代の負担軽減を図り、子供を産み、育てやすい環境を提供することは少子化対策にもつながるものと考えております。 続きまして、保育園の幼児にご飯等の主食の提供を行う完全給食の実施につきまして報告申し上げます。 現在、保育園の幼児の主食につきましては、御家庭からご飯を持参していただいておりますが、衛生面における課題があるほか、保護者からは温かいご飯を食べさせたい等の御要望をいただいておりました。そのような中、完全給食につきましては、食育の一環として、事業団保育園におきまして、平成29年度から既に取組んでおりましたが、本年10月から公立保育園全園におきましても本格実施するものでございます。 なお、この主食費につきましても副食費とあわせまして無償としており、今後におきましても、市民ニーズに応じた保育サービスの向上に努めてまいりますので、議員各位におかれましては、御支援、御協力を賜りますようお願い申し上げます。 続きまして、津波避難困難者実態調査につきまして報告申し上げます。 本調査は、津波浸水想定区域となっております宇佐地区新居地区高石用石地区の75才以上の方や避難行動要支援者の方を対象に、市職員が戸別訪問し、日常生活状況や身体状況、津波避難についてのヒアリングを行っているところでございます。 なお、調査は7月から開始しておりまして、現在の進捗状況につきましては、8月末時点で宇佐地区の対象者1,097名のうち、909名の方への調査が完了しております。今後の予定としましては、9月中に宇佐地区、11月末までに新居地区高石用石地区の調査を完了させ、12月定例会におきまして中間報告をさせていただきたいと考えておりますので、議員各位におかれましては、引き続き御支援賜りますようお願い申し上げます。 続きまして、自治体参加型地域電力事業につきまして報告申し上げます。 平成28年4月に電力の小売りが全面自由化されたことにより、家庭や商店も含む全ての消費者が、電力会社や料金メニューを自由に選択できるようになっております。現在、本市におきましても電気料金の削減に向けて電力供給先の変更も含めた検討を行っており、その一つとして、須崎市他4町村と民間企業で構成する検討会を立ち上げ、新電力会社設立について協議することとなりました。今後におきましても、議員各位への説明の上検討を重ねてまいりますので、よろしくお願い申し上げます。 続きまして、本年10月以降のバス路線の再編について報告申し上げます。 高知市から土佐市を経由し、須崎市までの間を運行する須崎線につきましては、本年10月以降は、とさでん交通株式会社が運行していた路線が廃止となり、新たに高知高陵交通株式会社による高岡西芝から須崎市間の路線が新設されることとされております。そのため、高知市から須崎市までの直通便がなくなり、高岡におきまして乗換えをする必要がございます。また、宇佐線につきましては、今まで17便であったところ10便に減便となっております。 一方、ドラゴンバスにつきましては、市野々線第1便の利用者増加に伴い、市野々線第1便の伊野駅までの区間の時刻をそれぞれ5分早めることといたしました。 各路線ともに10月1日以降のダイヤ改正が行われますことから、広報9月号におきまして、ダイヤ改正のお知らせのチラシを配布させていただくとともに、市ホームページでもお知らせをしております。今後におきましては、10月以降のダイヤ改正後の運行状況を注視するとともに、引き続き、土佐市における公共交通の確保、維持に努めてまいりますので、御理解と御協力をお願い申し上げます。 続きまして、複合文化施設整備に係る進捗状況について報告申し上げます。 複合文化施設建設工事につきましては、現在、施設本体工事の完成に向け、内外装の仕上工事を行っておりますが、長期間の天候不順と屋上防水工事の施工時期が重なったことにより、施工後に行う屋上への設備機器の設置が予定どおり行えず、その遅れを取り戻すべく工事監理者、施工者の建築主体工事機械設備工事電気設備工事間で工程調整を行っておりました。 しかしながら、施工上3階の上層部分から1階の下層部分へ、順に仕上げを行う工程が必要となる中で、最終施工段階において1階施工部分に各仕上工程が集中することとなり、機材の保管や使用も含め、各工事が同時に施工できるエリアは限られておりますことから、当初の工期内での完成が厳しくなったところでございます。そのため、工事完成期限を25日間延長し、10月25日までの工期といたしました。 なお、11月9日に複合文化施設での実施を予定しております市制施行60周年記念式典に関しましては、複合文化施設で予定どおり執り行うべく調整を行っておりますので、よろしくお願い申し上げます。 続きまして、消防救急デジタル無線導入に係る独占禁止法第3条の規定に違反する行為に関する損害賠償請求につきまして報告申し上げます。 平成29年2月2日付けで公正取引委員会は、消防救急デジタル無線機器製造販売会社である沖電気工業株式会社ほか4社に対し、独占禁止法第3条、不当な取引制限の禁止に違反する行為を行ったとして排除措置を、沖電気工業株式会社ほか3社に対し課徴金納付を命令しております。 本市におきましては、平成23年度繰越明許消防防災通信基盤整備事業消防救急デジタル無線装置購入事業、及び平成24年度消防救急デジタル無線システム整備工事が、公正取引委員会課徴金納付命令の対象物件に該当いたしました。そのため、独占禁止法第3条に違反する行為によって受けた損害について、顧問弁護士と相談の上、8月28日付けで沖電気工業株式会社に対し、総額3,630万8,900円の賠償請求を行ったところでございます。他市町村の状況確認や損害賠償請求額の確定に時間を要し、今回の報告となりましたことにつきまして、御理解賜りますようお願い申し上げます。 続きまして、ふるさと寄付条例に基づく、ふるさと納税の運用状況につきまして報告申し上げます。 昨年度は2,675件、4,202万2,000円の寄附をいただき、これをまごころ応援基金に積み立てております。 詳細につきましては、机上に配付いたしております報告書のとおりであります。今後寄付者の御意向に沿った事業に活用してまいりたいと考えておりますので、御理解、御協力を賜りますようお願い申し上げます。 続きまして、地方公共団体の財政の健全化に資することを目的とします、地方公共団体の財政の健全化に関する法律第3条第1項及び第22条第1項の規定により、平成30年度決算に基づく健全化判断比率及び公営企業の資金不足比率につきまして報告申し上げます。 まず、個々の比率で説明申し上げます。実質赤字比率及び連結実質赤字比率につきましては、国民健康保険特別会計におきまして実質収支が赤字となりましたが、比率算出には一般会計、その他特別会計及び公営企業会計を加算し算出することから赤字比率は算定されませんでした。 実質公債費比率につきましては、早期健全化基準は25%でありますが、本市は12.3%となっております。 また、将来負担比率につきましては、早期健全化基準は350%でありますが、本市は66.9%となっております。 次に、資金不足比率でございますが、病院事業水道事業農業集落排水事業のいずれの会計におきましても、資金不足を生じておりませんので、資金不足比率は算定されませんでした。 総括としまして、健全化判断比率及び資金不足比率全ての指標値におきまして、各基準値を下回っており、健全団体の範囲内に位置付けられておりますが、今後におきましても、健全団体の堅持、更なる財政健全化に努力してまいりたいと存じます。 それでは、議案等につきまして説明申し上げます。 本定例会に提出しております議案等は、人事案1件、条例案11件、行政案3件、予算案4件、認定11件の合計30件となっております。 議案第1号「土佐市監査委員の選任について」は、現委員であります上村長博氏の任期が本年9月10日までとなっておりますことから、引き続き上村氏を選任したく、地方自治法第196条第1項の規定に基づき、議会の同意を求めるものであります。 上村氏は、長年にわたり金融機関に勤務され、その中で培われた財務、経理、経営等への高い見識を有され、高潔な人格から市民の信頼も厚く、厳正なる監査を引き続きお任せする委員として適任であると考え、提案いたすものであります。 議案第2号「土佐市複合文化施設条例の制定について」は、複合文化施設の建設に伴い、新規条例の制定を行うとともに、関連する重要な公の施設に関する条例、公民館条例市民会館条例及び図書館設置条例条例整理に伴う一部改正等を行うものであります。 議案第3号「土佐市印鑑条例の一部改正について」は、本年11月5日から施行されます、住民基本台帳法施行令の一部改正に伴い、印鑑条例につきましても一部改正を行うものであります。 主な改正内容としましては、氏に変更があった者の旧氏が本人の請求により住民票へ記載することができるようになることに伴い、住民票に旧氏が記載されている者については、印鑑登録においても旧氏で登録することができるように規定するものであります。 議案第4号「土佐市税条例等の一部改正について」は、本年3月29日に公布されました地方税法等の一部改正に伴い、土佐市税条例等の一部改正を行うものです。 主な改正内容としましては、個人住民税単身児童扶養者について、婚姻後に離別又は死別したひとり親と同様に非課税措置対象へ追加をするもの、法人住民税の大法人における電子申告を義務化するもの、軽自動車税につきましては、環境性能の高い軽自動車について、軽自動車税環境性能割を非課税又は軽減する措置を創設するもの、また、電気及び天然ガス車に係る軽自動車税種別割の軽減措置を創設するものとなっております。 議案第5号「土佐市手数料徴収条例の一部改正について」は、消費税及び地方消費税の税率の引上げに伴い、地方公共団体の手数料の標準に関する政令に規定する手数料の額の標準についての改正があり、危険物の製造所等の設置の許可申請に対する審査に係る手数料の額を引き上げるもののほか、文言の整理を行うものであります。 議案第6号「土佐市放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改正について」は、国の放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準の一部改正に伴い、本条例の一部改正を行うものであります。 改正内容としましては、放課後児童支援員の認定資格につきまして、これまでの都道府県が行う研修を修了したものに、指定都市が行う研修を加えるものであります。 議案第7号「土佐市特定教育保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部改正について」は、行政報告でも申し上げましたが、消費税率の引上げによる財源を活用し、子育てを行う家庭の経済的負担の軽減を図るという少子化対策の観点から、幼児教育、保育の無償化が国の施策として本年10月1日から施行され、法令等が一部改正されることに伴い、本条例の一部改正を行うものであります。 主な改正内容としましては、満3歳以上の教育・保育給付認定子供及び市町村民税非課税世帯の満3歳未満の保育認定子供に係る教育・保育給付の利用者負担額を無償とすること、また、満3歳以上の教育・保育給付認定子供のうち、低所得者世帯等の副食費の免除対象者が拡充されることなどであります。 議案第8号「土佐市家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改正について」は、国の家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準の一部改正に伴い、本条例の一部改正を行うものであります。 主な改正内容としましては、家庭的保育事業者等の連携施設の確保の要件を緩和するとともに、連携施設を確保しないことができる期間を5年間延長するものであります。 議案第9号「土佐市シルバーハウスむくどりの設置及び管理に関する条例の一部改正について」は、土佐市シルバーハウスむくどりの使用及び維持管理に係る費用負担について、規定するものであります。 主な改正内容としましては、今後の適正な運営を図っていくため、むくどり使用権利者の費用負担を規定すること及び施設の共有部分における光熱水費等に係る経費として、その一部を使用権利者に共益費として負担いただくよう規定しております。 議案第10号「土佐市立病院診療報酬等徴収条例の一部改正について」は、消費税及び地方消費税の税率の引上げに伴い、本年10月1日から保険給付外の対象となる文書料、物品、特殊診療、室料差額料等の料金変更を行うもののほか、文言の整理を行うものであります。 議案第11号「土佐市消防団員の定員、任免、給与、服務等に関する条例の一部改正について」は、成年被後見人等の権利の制限に係る措置の適正化等を図るための関係法律の整備に関する法律が本年6月14日に公布され、同法の中で地方公務員法の一部が改正されたことに伴い、本条例についても一部改正するものであります。 議案第12号「消費税及び地方消費税の税率の改正に伴う関係条例の整理について」は、消費税及び地方消費税の税率の引上げに伴い、土佐市農業集落排水施設の設置及び管理に関する条例、及び土佐市給水条例の一部を改正するものであります。 議案第13号から第15号「財産の取得価格の変更について」は、現在施設建設中の土佐市複合文化施設で使用する備品購入に係る契約について、消費税法の一部改正に伴い本年10月1日から消費税率が10%に引き上げられることから、消費税増額分を増額した変更契約を締結する必要があり、地方自治法第96条第1項第8号及び議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第3条の規定に基づき、議会の議決を求めるものであります。 それでは、議案第13号から順次説明を申し上げます。 議案第13号の既製備品購入事業につきましては、本年6月定例会において議決いただき、株式会社オフコムと4,374万円で締結した契約の変更についてであります。先程申し上げましたとおり消費税率引上げに伴う変更によりまして、81万円増の4,455万円となるものであります。 続きまして、議案第14号の音響照明備品購入事業につきましては、本年6月定例会において議決いただき、株式会社コールと3,189万2,400円で締結した契約の変更についてであります。今回の変更によりまして、59万600円増の3,248万3,000円となるものであります。 続きまして、議案第15号の舞台大道具備品購入事業につきましては、昨年12月定例会において議決いただき、株式会社サンケン・エンジニアリング大阪支店と3,121万2,000円で締結した契約の変更についてであります。今回の変更によりまして、4万1,640円増の3,125万3,640円となるものであります。 議案第16号から第19号までは、令和元年度の一般会計特別会計、事業会計の各補正予算であります。 今回の補正は、新規に取組む事業や事業内容の見直しによる追加、変更を行った事業等、行政執行上早期に予算化が必要となった経費を補正いたしております。 それでは、議案第16号「令和元年度土佐一般会計補正予算(第2回)」から順次補正の主な内容を説明申し上げます。 総務費におきましては、総務管理費の一般管理費で、ふるさと納税に係る経費を、人事管理費で職員への貸与被服に係る追加経費を、諸費で平成30年度の国・県等の補助事業の精算による返還金を、企画費で地方の担い手不足の解消を目的とした移住支援事業に係る経費を、人権啓発総務費で戸波市民館のブロック塀撤去等に係る経費を、地域防災対策費で住宅耐震改修助成事業に係る補助金の追加を、施設管理費でUSAくろしおセンター内の非常照明設備修繕に係る経費を、徴税費で確定申告システム改修に係る経費を補正いたしております。 民生費におきましては、社会福祉費で国民健康保険特別会計への繰出金と本年10月から開始となる児童発達支援等の利用者負担無償化に対応するための障害者自立支援給付審査支払等システム改修に係る経費を、児童福祉費で行政報告でも申し上げました幼児教育・保育の無償化に係る経費と経済的理由により入院助産を受けることが困難な妊産婦の助産施設への入所措置委託費を補正いたしております。 衛生費におきましては、保健衛生費で未熟児養育医療給付事業に係る追加経費と水道事業会計への繰出金の減額補正をいたしております。 農林水産業費におきましては、農業費で用石集会所改修に係る経費を、林業費で須崎地区森林組合が行う林業機械導入の一部取りやめに伴う負担金の減額を、水産業費で南海トラフ地震発災後の漁船との通信手段を確保し、津波による被害の防止・軽減を図ることを目的とした沿岸漁業無線ネットワーク整備に係る経費等を補正いたしております。 商工費におきましては、商店街の空き店舗対策に係る補助金の追加と現在実施中のプレミアム付商品券事業に係る追加経費等を補正いたしております。 土木費におきましては、土木総務費で市民からの要望の多い、いきいき安全安心まちづくり支援事業に係る追加経費を、道路橋梁費で道路の維持補修に係る経費等を、都市計画費で戸波公園へのフェンス設置に係る経費を補正いたしております。 消防費におきましては、高知県市町村総合事務組合に対する負担金確定に伴う追加経費を補正いたしております。 教育費におきましては、教育総務費で行政報告でも申し上げました幼児教育・保育の無償化に係る経費を、社会教育費で蓮池コミュニティセンターの排煙窓修繕に係る経費と複合文化施設への郷土資料展示に係る経費等を補正いたしております。 これらの歳出を賄う財源といたしましては、分担金及び負担金、国庫支出金、県支出金、寄付金、繰入金、諸収入、繰越金及び市債をそれぞれ計上し、地方交付税で調整いたしております。 以上の結果、既定の歳入歳出予算の総額に、歳入歳出それぞれ3億7,638万1,000円を追加し、補正後の歳入歳出予算の総額を170億2,370万3,000円とするものであります。 議案第17号「令和元年度土佐国民健康保険特別会計補正予算(第1回)」は、歳出におきましては、諸支出金で県支出金返還金を、また、前年度繰上充用金の確定に伴う減額を補正し、歳入におきましては、繰入金で一般会計からの事務費繰入金を、諸収入で歳入欠かん補填収入の減額を補正いたしております。 議案第18号「令和元年度土佐介護保険特別会計補正予算(第2回)」は、歳出におきましては、諸支出金で平成30年度の国・県等の介護給付費負担金及び地域支援事業交付金の確定に伴う返還金を補正し、歳入におきましては、行政振興基金繰入金で調整いたしております。 議案第19号「令和元年度土佐水道事業会計補正予算(第1回)」は、資本的支出におきましては、令和2年度から生活基盤施設耐震化等交付金の対象となることが見込まれるため、配水管の管路耐震化事業の経費を減額補正し、建設課実施の排水路改良事業に伴う配水管布設替工事等の経費を増額補正いたしております。 認定第1号から第11号までは、平成30年度土佐一般会計、各特別会計及び事業会計の決算であります。 この案件につきましては、監査委員の決算審査意見書を添えて提出いたしておりますので、御審査を賜りますようお願い申し上げます。 以上が、議案に関しましての説明でありますが、詳細につきましては、御審議の過程で説明申し上げたいと存じますので、御審議の上、適切な決定を賜りますようお願い申し上げます。 なお、地方自治法第180条第1項の規定に基づき、専決処分をいたしました事項の報告及び土佐市私債権の管理に関する条例に基づく私債権放棄の詳細につきまして、机上に配付いたしておりますので、よろしくお願い申し上げます。 令和元年9月3日。 土佐市長 板原 啓文。 以上でございます。 ○議長(戸田宗崇君) 以上で、提案理由の説明は終わりました。 これより、議案第1号「土佐市監査委員の選任について」の審議に入ります。 本案は、人事に関する案件でありますので、議会運営委員長の報告のとおり、委員会付託、質疑、討論を省略して、直ちに採決を行いたいと思いますが、これに御異議ございませんか。      (「なし」と呼ぶ者あり) 御異議なしと認めます。 よって、そのように取り扱うことに決しました。 これより、議案第1号の採決を行います。 議案第1号、本案を原案のとおり同意することに賛成の方の起立を求めます。      (賛成者起立) 起立全員であります。 よって、議案第1号は、原案のとおり同意することに決しました。 以上で、本日の日程は、終了いたしました。 明4日から8日までを休会といたします。 なお、次の会議は、9月9日午前10時開議、日程は、議案に対する質疑並びに一般質問であります。 定刻の御参集をお願いいたします。 本日は、これにて散会いたします。                            散会 午前10時44分...