四万十市議会 > 2019-06-25 >
06月25日-06号

  • "不法投棄"(/)
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  1. 四万十市議会 2019-06-25
    06月25日-06号


    取得元: 四万十市議会公式サイト
    最終取得日: 2022-12-17
    令和 元年 6月定例会         令和元年6月四万十市議会定例会会議録(第16日)                               令和元年6月25日(火)■議事日程  日程第1 第1号議案から第11号議案        第1号議案 専決処分の承認を求めることについて(令和元年四万十国民健康保険会計診療施設勘定補正予算(第1号))        第2号議案 令和元年四万十一般会計補正予算(第1号)について        第3号議案 令和元年四万十介護保険会計保険事業勘定補正予算(第1号)について        第4号議案 四万十森林環境譲与税基金条例        第5号議案 四万十沈下橋修繕基金条例        第6号議案 四万十非常勤特別職員の報酬及び費用弁償支給条例の一部を改正する条例        第7号議案 消費税率及び地方消費税率の改定に伴う関係条例の整備に関する条例        第8号議案 四万十アロエ製品加工施設条例の一部を改正する条例        第9号議案 四万十漁港管理条例の一部を改正する条例        第10号議案 四万十介護保険条例の一部を改正する条例        第11号議案 四万十市道路線の認定について       陳情1件        陳情第1号 「四万十安並運動公園テニス場改修計画」を作成するに当たっての要望              (各委員長報告、質疑)  日程第2 諮問第1号から諮問第3号        諮問第1号 人権擁護委員候補者の推薦につき意見を求めることについて(竹田元久)        諮問第2号 人権擁護委員候補者の推薦につき意見を求めることについて(遠近朋子)        諮問第3号 人権擁護委員候補者の推薦につき意見を求めることについて(小松裕子)       議員提出議案第1号及び議員提出議案第2号        議員提出議案第1号 四万十市議会議員議員報酬等に関する条例の一部を改正する条例        議員提出議案第2号 四万十市議会の議員の定数を定める条例及び四万十市議会委員会条例の一部を改正する条例       所管事項の調査(平成31年第3回定例会より継続調査)              (全員協議会)              (討論、採決)  日程第3 意見案2件        意見案第1号 県立中村中学校自転車利用ヘルメット着用義務化を求める意見書        意見案第2号 若者も高齢者も安心できる年金制度の改革を求める意見書               (提案理由の説明)               (討論、採決)■本日の会議に付した事件  日程第1から日程第3まで出席議員  1番 寺 尾 真 吾     2番 廣 瀬 正 明     3番 山 下 幸 子  4番 上 岡 真 一     5番 川 渕 誠 司     6番 松 浦   伸  7番 酒 井   石     8番 大 西 友 亮     9番 西 尾 祐 佐  10番 垣 内 孝 文     11番 谷 田 道 子     12番 山 崎   司  13番 上 岡   正     14番 平 野   正     15番 安 岡   明  16番 川 村 一 朗     17番 小 出 徳 彦     18番 宮 崎   努  19番 白 木 一 嘉     20番 宮 本 幸 輝欠席議員(なし)出席要求による執行部側出席者職氏名  市長       中 平 正 宏        副市長      田 村 周 治  副市長      金 納 聡 志        総務課長     成 子 博 文  地震防災課長   岡 本 寿 明        企画広報課長   田 能 浩 二  財政課長     町 田 義 彦        市民・人権課長  川 崎 一 広  税務課長     原   憲 一        収納対策課長   永 橋 泰 彦  環境生活課長   渡 邊   康        子育て支援課長  西 澤 和 史  健康推進課長   渡 辺 和 博        高齢者支援課長  山 崎 豊 子  観光商工課長   朝比奈 雅 人        農林水産課長   篠 田 幹 彦  まちづくり課長  桑 原 晶 彦        上下水道課長   秋 森   博  会計管理者会計課長           福 原 宏 固        市民病院事務局長 池 田 哲 也  福祉事務所長   村 上 真 美        代表監査委員   濱 田 修 一  教育長      徳 弘 純 一        学校教育課長   山 崎 行 伸  生涯学習課長   小 松 富士夫        総合支所長支所地域企画課長                                   伊勢脇 敬 三  総合支所保健課長西土佐診療所事務局長     総合支所産業建設課長           村 上 正 彦                 小 谷 哲 司 職務のために議場に出席した事務局職員職氏名  局長       阿 部 定 佳        局長補佐     上 岡 史 卓  総務係長     桑 原 由 香        主幹       上 岡 真良那              午前10時0分 開議 ○議長(宮崎努) おはようございます。これより本日の会議を開きます。              ~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(宮崎努) 日程第1、「第1号議案」から「第11号議案」及び陳情1件を一括議題といたします。 以上の案件に関し、各委員長の報告を求めます。 先に、白木一嘉予算決算常任委員長。 ◆予算決算常任委員長白木一嘉) おはようございます。 予算決算常任委員長報告を行います。 今期定例会において本委員会に付託を受けました議案3件について、6月20日に委員会を開催し審査を行いましたので、その結果について報告いたします。 まず、専決処分の承認を求めた「第1号議案専決処分の承認を求めることについて(令和元年四万十国民健康保険会計診療施設勘定補正予算(第1号))」については、平成30年度決算において赤字が生じたため、専決処分で平成31年度予算をもって補填したものであり、審査の結果、適当と認め、全会一致で原案のとおり承認すべきものと決しました。 次に、「第2号議案令和元年四万十一般会計補正予算(第1号)について」は、四万十牛ブランド化推進のため、県の産業振興推進総合支援事業を活用し、加工販売施設移転新築費用について補助するもの、国土調査費の県補助の割当増によるもの、法改正に伴うシステム改修費等で補正の必要性等を慎重に審査した結果、適当と認め、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。 委員からは、加工販売施設移転新築に当たってはHACCP対応の施設となるかとの質疑があり、移転新築の目的の一つでもあり、HACCP対応がなされる旨の答弁がありました。 次に、「第3号議案令和元年四万十介護保険会計保険事業勘定補正予算(第1号)について」は、10月からの消費税率引き上げに対応するため、介護保険業務システム改修するためのもので、審査した結果、適当と認め、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。 以上のとおりご報告いたします。 ○議長(宮崎努) 以上で予算決算常任委員長報告を終わります。 続いて、山崎 司総務常任委員長。 ◆総務常任委員長(山崎司) 総務常任委員長報告を行います。 今期定例会において本委員会に付託を受けました議案2件について、6月21日に委員会を開催し審査を行いましたので、その結果についてご報告いたします。 まず、付託を受けました「第6号議案四万十非常勤特別職員の報酬及び費用弁償支給条例の一部を改正する条例」について、総務課から説明を受け、審査を行いました。 これは、国会議員の選挙等の執行経費の基準に関する法律及び公職選挙法の一部を改正する法律が本年6月1日に施行されたことに伴い、本市の投票管理者・立会人・選挙長などの報酬額等について国の基準に合わせて見直すもので、施行期日は公布の日からということでございます。審査の結果、適当と認め、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。 続いて、「第7号議案消費税率及び地方消費税率の改定に伴う関係条例の整備に関する条例」について、財政課から説明を受け、審査を行いました。 これは、令和元年10月1日より、消費税率及び地方消費税率が8%から10%に引き上げられることに伴い、公の施設の使用料占用料等を見直すため、関係する39の条例を改正するもので、市民の利便性を考慮して、従前どおり10円未満は切り捨てた額としているとのことでございます。 引き上げの影響額については、年間で全会計で2,167万円、その内訳としては一般会計で129万円、下水道会計等特別会計で1,087万円、企業会計で951万円見込まれるとのことでございました。 委員から、「9月議会での条例改正でよいのではないか。」との質疑があり、執行部から、「現段階では税率改正法施行日は10月1日と決まっている。市民への周知期間が必要なため、3カ月前の議会での提案とさせていただいている。」との答弁がございました。挙手採決の結果、賛成多数で原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、管内視察について協議を行っております。視察日は7月8日で、視察先大宮地区米冷蔵用貯蔵施設地域おこし協力隊員等との意見交換、ほか2カ所に決定いたしました。 最後に、行政視察についても協議いたしております。 以上のとおりご報告いたします。 ○議長(宮崎努) 以上で総務常任委員長報告を終わります。 続いて、川村一朗産業建設常任委員長。 ◆産業建設常任委員長川村一朗) 産業建設常任委員長報告を行います。 今期定例会におきまして本委員会に付託を受けました議案5件について、6月21日に委員会を開催し審査を行いましたので、その結果についてご報告をいたします。 初めに、「第4号議案四万十森林環境譲与税基金条例」について、農林水産課から説明を受け、審査を行いました。 これは、森林環境税及び森林環境譲与税に関する法律の施行に伴い、四万十市に譲与されることになった森林環境譲与税を積み立て、管理し、市の森林整備及びその推進に関する施策に充てることを目的とした基金を設置するものとのことでございました。審査の結果、適当と認め、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、「第5号議案四万十沈下橋修繕基金条例」について、まちづくり課から説明を受け、審査を行いました。 これは、岩間沈下橋を始めとする沈下橋の修繕事業に対し、県の沈下橋修繕事業費交付金を活用するため、基金を設置し、市の財政負担軽減を図るものとのことでございました。審査の結果、適当と認め、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、「第8号議案四万十アロエ製品加工施設条例の一部を改正する条例」について、産業建設課から説明を受け、審査を行いました。 これは、アロエ製品加工施設について、資産の評価額等を根拠として3年ごとに行っている使用料の見直しを行うと共に、消費税及び地方消費税率引き上げに伴う見直しを併せて行うものとのことでございました。 委員からは、消費税率引き上げ分についてはもう少し様子を見てからでよいのではという意見があり、挙手採決し、賛成多数により原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、「第9号議案四万十漁港管理条例の一部を改正する条例」について、農林水産課から説明を受け、審査を行いました。 これは、市の管理する漁港の使用料占用料等につきまして、消費税及び地方消費税率引き上げに伴う額の見直しを行うと共に、使用及び占用の許可期間の上限を延長するなど、所要の改正を行うものとのことでございました。 「第8号議案」と同様に、消費税率引き上げの分については、もう少し様子を見てからでよいのではという意見があり、挙手採決し、賛成多数により原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、「第11号議案四万十市道路線の認定について」について、まちづくり課から説明を受け、審査を行いました。 これは、下田中学校の北側を通っておりますいやしの里への進入路について、地区から市道への編入要請があり、また個人所有地の寄附の了承も得られたことから、改良に向けた手続を進めるため、市道として認定するものとのことでございました。 委員からは、市道認定に関しての考え方についての質疑があり、現在、明確に説明できる基準を作成中との答弁がありました。審査の結果、適当と認め、全会一致で原案のとおり認定すべきものと決しました。 続いて、管内視察について協議を行い、視察日は7月3日、視察先養豚場予定地蕨岡岡本橋四万十農園あぐりっこ、食肉センターサイクルロードに決定をいたしました。 最後に、行政視察について協議を行いました。 以上のとおりご報告をいたします。 ○議長(宮崎努) 以上で産業建設常任委員長報告を終わります。 続いて、垣内孝文教育民生常任委員長。 ◆教育民生常任委員長垣内孝文) それでは、教育民生常任委員長報告を行います。 今期定例会において本委員会に付託を受けました議案1件、陳情1件につきまして、6月21日に委員会を開催し審査を行いましたので、その結果についてご報告をいたします。 まず、「第10号議案四万十介護保険条例の一部を改正する条例」について、高齢者支援課から説明を受け、審査を行いました。 本年4月1日に施行された介護保険法施行令等の一部改正に伴い、65歳以上の被保険者のうち、所得の少ない方に対する保険料軽減強化を図るため改正を行うものとのことで、審査の結果、適当と認め、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、「陳情受理番号第1号、「四万十安並運動公園テニス場改修計画」を作成するに当たっての要望」について審査を行いました。 これは、テニス場改修の計画を作成するに当たっては競技団体関係者の意見を参考にしてほしい等の要望があったものでございます。 まず、生涯学習課から説明を受けました。 安並運動公園内のテニスコートは、昭和52年3月に竣工しており、大規模改修として昭和58年に夜間照明工事、平成20年には面舗装工事等を行っているとのことでございました。利用者は中学校のクラブ活動が約半数を占め、その他、一般の方や初心者のテニス教室等で利用しており、年々微増しているとのことでございました。 平成29年度に、地方創生拠点整備交付金に申請したものの不採択となり、その後有利な補助メニューが見つからず、今年、庁内協議を行った結果、長寿命化計画の見直しを行う中で、その計画に位置付けて整備を検討することとなったとのことでございました。所管課としては、要望どおりの改修を行うことができれば本市のスポーツの推進には有意義な改修になるとは思うが、市の財政負担を考えるとなかなか難しい面があるとのことでございました。 委員からは、コート面の整備は必要だと思うが、幡多全体の役割分担を考えて、大会を開催するための整備ではなく、子供達の練習の場として整備するのが得策ではないか。目的を整理すべきとの意見がありました。審査の結果、陳情者と行政側との協議も更に必要であり、委員会としてももう少し調査をする必要があるとのことから、全会一致継続審査とすべきものと決しました。 また、そのほかの案件といたしまして、管内視察行政視察について協議を行いました。 管内視察は、8月2日、ごみの不法投棄現場、クリーンセンター西土佐西土佐中学校バリアフリー化工事等を視察することといたしました。 以上のとおりご報告をいたします。 ○議長(宮崎努) 以上で教育民生常任委員長報告を終わります。 これにて各委員長報告を終わります。 これより各委員長の報告に対する質疑に入ります。 質疑者は挙手により議長の許可を得て発言願います。 質疑者はありませんか。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(宮崎努) 質疑なしと認めます。よって、各委員長の報告に対する質疑を終了いたします。 お諮りいたします。 日程第1に日程第2、日程第3を追加し、一括議題といたしたいと思います。これにご異議ありませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(宮崎努) ご異議なしと認めます。よって、日程第1に日程第2、日程第3を追加し、一括議題といたします。              ~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(宮崎努) お諮りいたします。 これより意見調整のため全員協議会を開きたいと思います。これにご異議ありませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(宮崎努) ご異議なしと認めます。よって、これより意見調整のため、全員協議会を開きます。 本会議を暫時休憩いたします。              午前10時16分 休憩              午後3時0分 再開 ○議長(宮崎努) 休憩前に引き続き会議を開きます。 「第7号議案消費税率及び地方消費税率の改定に伴う関係条例の整備に関する条例」について討論を行います。 先に、原案に反対の議員。 川村一朗議員。 ◆16番(川村一朗) 「第7号議案」に反対の立場で討論に参加をいたします。 今回の条例改正は、来る10月1日からの消費税が10%に増税されることを見越しての条例改正です。政府は10月から消費税を10%に増税するとしていますけれども、7月に予定されている参議院選挙の結果によっては税率の行方は不確定であります。もし、消費税が8%に据え置かれれば、再び条例の改正を行わなければなりません。 世論調査では、増税反対が多数を占めています。四万十市民の多数も消費税の増税を望んでいないと思います。増税の法律が決定後ならば市民もいたし方がないと判断するかもしれませんけれども、現時点での増税ありきの改正は市民の理解を得られないと思います。確定していない事例に対して、早急な条例改正を行うべきではないと判断をいたします。市民の願いに寄り添うべく、市議会議員各位のご賛同をよろしくお願いいたします。 ○議長(宮崎努) 次に、原案に賛成の議員。 小出徳彦議員。 ◆17番(小出徳彦) それでは、「第7号議案」に賛成の立場で討論させていただきたいと思います。少し長くなりますが、お許しをいただきたいと思います。 この本議案へ反対される理由は、消費税増税や増税に伴う軽減税率による小規模経営者への影響や消費者負担の問題等に反対するものであることは、ある一定理解はする訳でございますが、これまでもこの国政においても、どの政権を問わず、議論されてきた問題であります。 しかしながら、国の税制への反対を本市の事務の妨げになるような反対の意見というのは議員として如何なものかと考える訳でございます。そのようなことは、国会で審議をしていただくべきことで、四万十市の事務の妨害により、声を上げようというやり方自体が私は異常ではないかなと考えております。 一般会計が、消費税課税対象外であることは預かり消費税支払い消費税の差額が公益サービスの観点から発生しない、もしくは市民サービスのために支払い消費税の方が多くなるのが当然であるため、その支払い先において消費税が納税されることとなり、課税されないにすぎません。 そのことを考えても、今回の議案に反対し、利用者が増税分を負担しないようにするということは四万十市において消費税増税分を市民にご負担いただいているほかの税収から支払うこととなり、結果として、市民の皆様が施設やサービスの利用の有無に関わらずにその支払いをすることとなります。本議案に反対の議員も、こんなことは望んでないのではないかなと思います。 しかしながら、市の事務に関する条例案である本議案を自分達の政党の政治活動に利用することしか考えていないということから、このような地方自治をないがしろにするような事態になっているのではないかなと考えます。 国策の消費税に賛否があるのは分かります。 しかしながら、そのために市民生活の基礎である市役所事務に関する条例に反対する態度は少し如何なものかなと考えております。 また、10月1日からの消費税の増税による幼児教育、そしてまた保育の無償化の実現や問題となっております全世代型の社会保障の充実等を考えたとき、当然国としてのとるべき姿が今回のこの消費税ではないかなと思っております。 以上のことから、「第7号議案」の「消費税率及び地方消費税率の改定に伴う関係条例の整備に関する条例」は国の法律の改正に則し、市民サービスの円滑な事務処理のための妥当かつ必要なものであると判断し、賛成するものでございます。 将来における社会保障を含め、全てのことを考えた場合の、私はその立場で賛成をするものでございます。 議員各位のご賛同をよろしくお願いいたします。 ○議長(宮崎努) 次に、原案に反対の議員。              (「なし」と呼ぶ者あり)
    ○議長(宮崎努) 次に、原案に賛成の議員。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(宮崎努) ほかに討論はありませんか。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(宮崎努) 以上で討論を終了いたします。 これより本案について採決を行います。 お諮りいたします。 本案は原案のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。              (賛成者起立) ○議長(宮崎努) 起立多数であります。よって、本案は原案のとおり可決いたしました。 お諮りいたします。 調整済みの議案については討論を省略し、直ちに採決したいと思います。これにご異議ありませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(宮崎努) ご異議なしと認めます。よって、調整済みの議案については、討論を省略し、直ちに採決することに決しました。 「第8号議案四万十アロエ製品加工施設条例の一部を改正する条例」について採決を行います。 お諮りいたします。 本案は原案のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。              (賛成者起立) ○議長(宮崎努) 起立多数であります。よって、本案は原案のとおり可決いたしました。 続いて、「第9号議案四万十漁港管理条例の一部を改正する条例」について採決を行います。 お諮りいたします。 本案は原案のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。              (賛成者起立) ○議長(宮崎努) 起立多数であります。よって、本案は原案のとおり可決いたしました。 続いて、「第2号議案令和元年四万十一般会計補正予算(第1号)について」、「第3号議案令和元年四万十介護保険会計保険事業勘定補正予算(第1号)について」、「第4号議案四万十森林環境譲与税基金条例」、「第5号議案四万十沈下橋修繕基金条例」、「第6号議案四万十非常勤特別職員の報酬及び費用弁償支給条例の一部を改正する条例」、「第10号議案四万十介護保険条例の一部を改正する条例」、以上8件を一括して採決いたします。 以上の案件の委員長報告はいずれも可決であります。委員長報告のとおり決することにご異議ありませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(宮崎努) ご異議なしと認めます。よって、以上8件の議案は委員長報告のとおり可決いたしました。 次に、「第11号議案四万十市道路線の認定について」を採決いたします。 本案の委員長報告は認定であります。委員長報告のとおり決することにご異議ありませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(宮崎努) ご異議なしと認めます。よって、本案は委員長報告のとおり認定いたしました。 次に、「第1号議案専決処分の承認を求めることについて(令和元年四万十国民健康保険会計診療施設勘定補正予算(第1号)」を採決いたします。 本案の委員長報告は承認であります。委員長報告のとおり決することにご異議ありませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(宮崎努) ご異議なしと認めます。よって、本案は委員長報告のとおり承認いたしました。 これより「諮問第1号、人権擁護委員候補者の推薦につき意見を求めることについて」、同意を求める者は竹田元久氏を採決いたします。 この採決は無記名投票をもって行います。 議場の閉鎖を命じます。              (議場閉鎖) ○議長(宮崎努) ただいまの出席議員数は19人であります。 投票用紙を配付させます。              (投票用紙配付) ○議長(宮崎努) 大丈夫でしょうか。投票用紙の配付漏れはありませんか。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(宮崎努) 配付漏れなしと認めます。 投票箱を改めさせます。              (投票箱点検) ○議長(宮崎努) 異状なしと認めます。 念のため申し上げます。「諮問第1号」を可とする議員は賛成と、否とする議員は反対と記載の上、点呼に応じて順次投票をお願いいたします。 なお、重ねて申し上げます。投票中、賛否を表明しない投票及び賛否の明らかでない投票は、会議規則第71条第2項の規定により、否とみなします。 点呼を命じます。              (職員点呼、投票) ○議長(宮崎努) 投票漏れはありませんか。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(宮崎努) 投票漏れなしと認めます。 投票を終了いたします。 議場の閉鎖を解きます。              (議場開鎖) ○議長(宮崎努) 開票を行います。 会議規則第31条第2項の規定により、立会人に垣内孝文議員及び寺尾真吾議員を指名いたします。よって、両議員の立ち会いを願います。              (開  票) ○議長(宮崎努) 小休にいたします。              午後3時16分 小休              午後3時18分 正会 ○議長(宮崎努) 正会にいたします。 投票の結果を報告いたします。 投票総数 19票 これは先程の出席議員数に符合いたしております。 そのうち 賛成 15票 反対 4票 以上のとおり賛成多数であります。よって、本案は原案のとおり同意いたしました。 次に、「諮問第2号、人権擁護委員候補者の推薦につき意見を求めることについて」、同意を求める者は遠近朋子氏を採決いたします。 この採決は無記名投票をもって行います。 議場の閉鎖を命じます。              (議場閉鎖) ○議長(宮崎努) ただいまの出席議員数は19人であります。 投票用紙を配付させます。              (投票用紙配付) ○議長(宮崎努) 投票用紙の配付漏れはありませんか。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(宮崎努) 配付漏れなしと認めます。 投票箱を改めさせます。              (投票箱点検) ○議長(宮崎努) 異状なしと認めます。 念のため申し上げます。「諮問第2号」を可とする議員は賛成と記入してください。否とする議員は反対と記載してください。点呼に応じて順次投票をお願いいたします。 なお、重ねて申し上げます。投票中、賛否を表明しない投票及び賛否の明らかでない投票は、会議規則第71条第2項の規定により、否とみなします。 点呼を命じます。              (職員点呼、投票) ○議長(宮崎努) 投票漏れはありませんか。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(宮崎努) 投票漏れなしと認めます。 投票を終了いたします。 議場の閉鎖を解きます。              (議場開鎖) ○議長(宮崎努) 開票を行います。 会議規則第31条第2項の規定により、立会人に西尾祐佐議員及び山下幸子議員を指名いたします。よって、両議員の立ち会いを願います。              (開  票) ○議長(宮崎努) 投票の結果を報告いたします。 投票総数 19票 これは先程の出席議員数に符合いたしております。 そのうち 賛成 19票 反対 0票 以上のとおり賛成多数であります。よって、本案は原案のとおり同意いたしました。 次に、「諮問第3号、人権擁護委員候補者の推薦につき意見を求めることについて」、同意を求める者は小松裕子氏を採決いたします。 この採決は無記名投票をもって行います。 議場の閉鎖を命じます。              (議場閉鎖) ○議長(宮崎努) ただいまの出席議員数は19人であります。 投票用紙を配付させます。              (投票用紙配付) ○議長(宮崎努) 投票用紙の配付漏れはありませんか。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(宮崎努) 配付漏れなしと認めます。 投票箱を改めさせます。              (投票箱点検) ○議長(宮崎努) 異状なしと認めます。 念のため申し上げます。「諮問第3号」を可とする議員は賛成と、否とする議員は反対と記載の上、点呼に応じて順次投票をお願いします。 なお、重ねて申し上げます。投票中、賛否を表明しない投票及び賛否の明らかでない投票は、会議規則第71条第2項の規定により、否とみなします。 点呼を命じます。              (職員点呼、投票) ○議長(宮崎努) 投票漏れはありませんか。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(宮崎努) 投票漏れなしと認めます。 投票を終了いたします。 議場の閉鎖を解きます。              (議場開鎖) ○議長(宮崎努) 開票を行います。 会議規則第31条第2項の規定により、立会人に松浦 伸議員、川渕誠司議員を指名いたします。よって、両議員の立ち会いを願います。              (開  票) ○議長(宮崎努) 投票の結果を報告いたします。 投票総数 19票 これは先程の出席議員数に符合いたしております。 そのうち 賛成 19票 反対 0票 以上のとおり賛成多数であります。よって、本案は原案のとおり同意いたしました。 次に、「議員提出議案第2号、四万十市議会の議員の定数を定める条例及び四万十市議会委員会条例の一部を改正する条例」について討論を行います。 先に、原案に反対の議員。 川渕誠司議員。 ◆5番(川渕誠司) 「議員提出議案第2号」に反対をする立場から討論に参加をします。 私は、議員定数を現行の20人から18人に削減すること、それに伴い、委員の人数を変更することに次の3つの理由から反対をいたします。 第1の理由は、当市において議員数18は地方自治の研究者が示す望ましい地方議員定数からすると不十分であるということです。 昨年7月19日、こうち人づくり広域連合主催の市町村議会議員研修に参加をしました。講師は山梨学院大学の江藤俊昭教授でした。皆さんご存じのとおり、四万十市議会の基本条例の策定にも関わっていただいた地方自治の専門家であります。江藤教授は講義の中、望ましい議員定数は常任委員会で活発な議論が行われる人数として1委員会当たり7名ないし8名は必要であり、それに委員会数を掛けたものと述べています。つまり本市に当てはめれば3つの常任委員会がありますから、三七、二十一名ないし三八、二十四名が適正規模となります。提案されている定数18、1委員会当たり6名という人数は活発な議論をする上で不十分だと考えます。 第2の理由は、現行の定数20が他市との比較において著しくバランスを欠くものではないということです。 全国の市の中で、本市と最も人口が近いのが津波てんでんこで有名な釜石市ですけれども、定数は本市と同じ20であります。同じ岩手県にある久慈市は本市とほぼ面積、人口とも似通っておりますが、定数24であります。更に同県、八幡平市は人口2万6,000人と少ないのですけれども、面積が本市の1.4倍あり、定数は同じ20であります。このように、議員定数は人口だけではなく、面積が一定反映されていることが分かります。 お隣徳島県の三好市は、本市の1.14倍、四国の市町村の中で最も広い面積を持ち、人口は2万6,000人ですけれども、定数22となっています。 県内を見ますと、高知市は別格としまして、次に人口の多い南国市は4万7,000人で定数21、次が本市3万4,000人で定数20、次が香南市の3万3,000人、定数19です。南国市とは、人口差の割に定数が接近しているという判断もできますが、本市は県内11市の中で最も広い面積を有しています。実に南国市の5倍であります。この広さを勘案すれば、妥当な数字と言えるのでないでしょうか。県内人口6位の香美市は2万6,000人で定数20であります。もし本市の定数が18となれば、人口の少ない香南市や香美市を下回り、逆転現象が起きることになります。現行の20が著しく均衡を欠く訳ではなく、むしろ18になることで不均衡が生じることも指摘をしておきます。 第3の理由ですが、これは最も大事だと思っておりますけれども、今、求められている議会や議員の役割を考えるとき、定数削減により、その機能を縮小すべきではないと考えるからです。 確かに、本市の人口は年々減少しております。しかし、それによって議員議会の仕事は減っておりません。むしろ、地方分権や議会改革によって仕事は増大をしています。地方自治新時代において、議会に求められているのは行政監視機能、政策立案機能、住民協働機能と言われています。定数削減によっていずれの機能も低下をします。20名が行っていた行政チェックを18名で行うことになります。20名が考え出してきた政策が18名分となります。20名で行っていた多様な住民のニーズを把握する力、地域、男女、世代の問題を反映する力も2名分減ります。住民の福祉向上にとってマイナスだと考えます。 前回の選挙で、30代の議員と女性議員がそれぞれ複数になり、議会の活性化に繋がっていると考えます。しかし、議員への入り口を狭めることでこの流れがとまることを心配します。 深刻な人口減少、少子高齢化に立ち向かうためにも、より多くの市民の声を聞き、二元代表制の一翼を担う議会としてその責務を果たすため、現行の議員定数20名を維持すべきと考えます。 議員各位の賢明なご判断をどうかよろしくお願いいたします。 ○議長(宮崎努) 次に、原案に賛成の議員。 上岡 正議員。 ◆13番(上岡正) 大変立派な川渕議員の後に賛成討論するというのは、ちょっとやりにくいんですが。 私、2年前に議員定数2名減の、今回と一緒、18名の削減の提案をした関係もありまして、私は議運のメンバーでもありますので、敢えて賛成の討論をさせていただきたいと思います。 まず、川渕議員から3つの反対理由を述べられました。私はやはり、四国内の三好市とか、県内の市町村の定数を言われましたが、私は全国規模で考えますと、人口3万人台の市は議員の定数は18人を切っております、平均でですよ。多いとこもあります、確かに、28人のとこもあります。 しかし、少ないところは12人という市もあります。平均的には18人を切っております。そして本市が20名の定員になったのは、そのときの人口、平成26年3月31日現在では人口がどうであったか。3万5,450人でございます。この条例の適用は今から3年後の次の選挙からでございますので、現在の人口は3万3,760人、年間に350人ずつぐらい平均的に減少しています。3年後になりますと人口はどれだけになるか、3万2,744人に、同じ減少率であればそれだけ減るんですね。8年間、私が立候補したとき、22人から20人になったんですが、今から3年後、8年間の間に人口は2万2,700人以上減少すると。そのことも見据えたら、今回の2名減というのはそりゃいろんな理由はあります、委員会でも7人がいいんだ8人がいいんだという話もあると思います。それは工夫ができる訳ですね。常任委員会を2つにすることもできますし、いろんなことも。 私は、やはり定数というのは人口が一番の基やと。二義的には面積もあるかもしれません。私はやはり人口を一番最優先に考えるべきだ、そういう思いで今回の2名減のこの条例案については大賛成でございます。 どうか、議員各位の賛同よろしくお願いいたします。 ○議長(宮崎努) 次に、原案に反対の議員。 寺尾真吾議員。 ◆1番(寺尾真吾) 議員定数の削減に反対の立場で話をさせていただきます。 まずは、今日この議会の場で発言できることを感謝しています。ありがとうございます。 今日、私にとって初めての反対討論となるのですが、3万3,733人の市民のうちの20名の議員の1人の市民の代表として、この場で発言できることは本当に素晴らしいことをさせてもらっているなと実感をしております。ほかの議員の方々もそのように思っているのではないでしょうか。 また、議員はたくさんの市民に支えられ、執行機関に対する監視や最近では政策提案でも重要な役目になってきています。そんな中で、私達は私達の役目を否定するような議員の削減の議論をしなくてはいけないことはとても難しいことでした。 私は、実際に2名削減されても、18名になっても、四万十市の政治は今はできると思います。しかし、今2名削減することが本当に市民にとっていい将来を政治の中で描き続けることができるのでしょうか。私は、2名を削減する前に、持続可能な政治をつくることが重要ではないかと考えています。 これは、私が議員になった一つの目的にもなりますが、若い世代や子育て世代、そして女性がこの街の議員を目指したくなるまちづくりです。それは、30代、40代、50代、60代とそれぞれの世代の男女が議論する政治が様々な視点で議論され、この街を新しく発展させ得る可能性と、よりよい方向へ導くことが高まると考えています。当然、20代の議員も生まれることも含まれています。皆様はどう思いますでしょうか。 さて、私達の現状はどうでしょうか。私を含め、30代が2名、40代が2名、50代が2名、そして60代以上が14名の計20名です。60代以上が過半数以上ではありますが、各世代の議員の視点というものが反映され始めてきたばかりなのではないでしょうか。 私ごとをいえば、1年足らずですので市民の役に立っているとはまだ決して言い切れないところもありますが、それでも私の友人や知人、同世代の声をほかの議員に負けないように聞いている自負もありますし、その中で得られたことを基に議員の皆様と議論をすることもあります。そして、職員の人達と共に政策について話すことも行っています。私は、そのようなそれぞれの世代の男女が議員を目指したくなる社会は大切なことだと思います。 では次に、女性の視点はどうでしょうか。男性18名に対して、女性は2名です。割合にして10%です。これは決して女性議員が多いという数字ではありません。ですので、もしこの街がジェンダーによる平等を求める社会を目指したいのなら、女性の議員をもっと増やすように何かしらの努力が議員定数削減の前に考える必要があるのではないでしょうか。 今、私達の議会はユーチューブでライブ配信され、過去の動画も見ることができます。また、フェイスブックというSNS、ソーシャルネットワークサービスや議会だよりを使っての議会情報の発信、地区や各種団体との意見交換を試行錯誤しながら、議員と市民が関わるということを積極的に行っています。そんな議会を伝える努力を先輩議員の人達がしてきたことが、議会を知る一つのきっかけとなり、私も市議会議員を目指すきっかけとなりました。 ですので、私は議会の改革が四万十市が進んでいるとは思いますが、しかし、まだ道半ばだと思います。先般、平野 正議員はこの議員定数削減に係る提案理由の中で、人口、面積、議論を重ねる場である委員会の人数を考えると18人はぎりぎりの数、必要最小限の数と表現されました。私はそうであるなら、持続可能な政治づくりのために、少し余裕をまだ持ちたいと考え、議員定数の削減には反対をします。 そして、今回は議員報酬の増額の別の議題となっていますが、合わせて提案されています。議員報酬が次の選挙以降に上がるということで、新しい人が若い世代や子育て世代、そして女性から立候補する可能性が出てきます。私は選挙は既に支援者をつくっている現職が有利だと考えています。持続可能な政治にするなら、今定数を下げずに次の選挙がどうなるか確認してからでいいのではないでしょうか。 NHKの議員2万人の本音というアンケート調査の中では、なり手不足の解消に何が必要だという問いに対して、その回答に答えた方の中で91.2%の人が議員の仕事の周知と理解促進が必要だと感じています。次に、子育て世代が参加可能な設備の整備というものが83.4%の方々が必要だといっています。そして3番目には議員報酬の引き上げが74.3%となっております。ちなみに、議員定数削減は31.9%が必要という答えでした。定数の削減は多くの人が立候補し、議員活動がしやすい条件のある議会ができてからでも遅くはないと私は考えます。 議員各位のご賛同をお願いし、私の反対討論といたします。ありがとうございました。 ○議長(宮崎努) 次に、原案に賛成の議員。 垣内孝文議員。 ◆10番(垣内孝文) それでは、議員定数削減に対する賛成討論を行いたいと思います。 お二人が反対討論をいたしました。大変素晴らしい討論であったというふうに思っております。私は賛成討論で討論させていただきます。 現在、我が国では本格的な少子高齢化により、人口減少が着実に進む中で、税収が先細る一方、高齢化で社会保障費が増大するなど、少子化対策や人口減少対策、地域活性化対策が急務となっております。本市においても同様な傾向にあります。 平成29年12月に、全国市議会議長会が実施をいたしました全国814市を対象とした市議会議員定数に関する調査によると、814市区の1市あたり平均議員定数は23.8人、前年平成28年と比較すると議員定数は123人減、1市当たり平均は0.2人減となっております。また、人口5万人未満の272の市区の1市当たりの平均議員定数は17.6人、5万人から10万人未満の256市区では1市当たりの平均議員数は21.1人となっております。 これまで住民の皆さん方より、議員の活動が見えない、議会活動の可視化など、厳しい助言をいただいておりました。市議会におきましては議会改革の一環として、議会基本条例の制定を始め議員政治倫理条例の制定、住民と議会の懇談会の開催地の拡大や各種団体との意見交換会の実施など、改革を進めてまいりました。 また、議会の可視化の取り組みとしては「市民とともに」をコンセプトにいたしまして、議会専用ホームページの立ち上げや議会中継の配信、委員会記録の公開など、広報広聴機能の向上にも取り組んでまいりました。議会改革の取り組みにつきましては県内市町村の中でもいち早く、誠実、着実に進めてきたところでございます。 今回の議員定数削減は、更なる改革として、議員自らが身を切る改革として議員提出するものであります。定数削減となることによって議員1人当たりの市民数や活動面積が増加することについては地域住民や諸団体とのコミュニケーションを強化し、地域の声を市政に反映させる仕組みづくりが今以上に必要であり、議会の意義や役割について議員自らの自助努力による能力向上、議員資質の向上を図ることにより、一層このことが求められます。 議員資質の向上のためにも、私は提出議案に賛成するものであります。 議員各位のご賛同をよろしくお願いいたします。 ○議長(宮崎努) 次に、原案に反対の議員。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(宮崎努) 原案に賛成の議員。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(宮崎努) ほかに討論はありませんか。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(宮崎努) なしと認めます。 以上で討論を終了いたします。 これより本案について採決を行います。 お諮りいたします。 本案は原案のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。              (賛成者起立) ○議長(宮崎努) 起立多数であります。よって、本案は原案のとおり可決いたしました。 続いて、「議員提出議案第1号、四万十市議会議員議員報酬等に関する条例の一部を改正する条例」について採決いたします。 お諮りいたします。 本案は原案のとおり決することにご異議ありませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(宮崎努) ご異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決いたしました。 次に、今期定例会で受理いたしました陳情について決定を行います。 教育民生常任委員長報告の「「四万十安並運動公園テニス場改修計画」を作成するに当たっての要望」については、継続審査であります。 本案は、委員長の報告のとおり決することにご異議ありませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(宮崎努) ご異議なしと認めます。よって本案は委員長報告のとおり継続審査に決しました。 次に、平成31年3月定例会より継続調査所管事項について決定を行います。 所管事項の調査については、各常任委員長報告並びに議会運営委員長報告継続調査であります。以上各委員長報告のとおり決することにご異議ありませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(宮崎努) ご異議なしと認めます。よって所管事項の調査については各委員長報告のとおり決しました。              ~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(宮崎努) 日程第3、「意見案第1号」及び「意見案第2号」を議題といたします。 初めに、「意見案第1号、県立中村中学校自転車利用ヘルメット着用義務化を求める意見書」について提案理由の説明を求めます。 上岡真一議員。 ◆4番(上岡真一) それでは、「意見案第1号、県立中村中学校自転車利用ヘルメット着用義務化を求める意見書」について要約して説明させていただきます。 高知県自転車の安全で適正な利用の促進に関する条例では、「自転車は、経済性及び利便性が高く、気軽な交通手段として、日常生活の中で、子供から高齢者に至る幅広い年齢層に利用されている。また、健康増進や環境への関心の高まり、更にはスポーツとしてのサイクリングの人気の広まりからも、今後更に自転車の利用は増えるものと思われる。 一方で、自転車はその身近さゆえに、道路交通法に規定された車両であるという認識が低くなりがちであり、交通ルールやマナーを無視した自転車の走行が、時として重大な交通事故を引き起こし、自転車利用者が高額な賠償を求められる事例も発生している。また、配慮を欠いた自動車の運転により、子どもをはじめとした自転車利用者が被害者となる交通事故も起きている。 そのため、県、県民、自転車利用者等のそれぞれの責務や役割を明らかにするとともに、交通安全教育を通じて、自転車利用者の安全利用に関する意識の向上を図ることが必要である。 ここに、自転車の安全で適正な利用を促進し、県民誰もが他人を思いやり、特に少子高齢化が進む本県において、子どもや高齢者など交通弱者が脅かされることなく、安心して暮らすことができる地域社会を目指し、この条例を制定する。」とあり、自転車利用者は交通ルールやマナーを遵守しなければならない。 このため、義務教育においては発達の段階に応じた自転車交通安全教育を特に丁寧に行う必要がある。また、ヘルメット着用は児童の安全を守るものであり、保護者のみならず、学校からも強力に指導すべきものと考える。よって、四万十市立中学校と同様に県立中村中学校自転車利用ヘルメット着用義務化を強く要望する。 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出するものであります。各議員のご賛同をよろしくお願い申し上げます。 ○議長(宮崎努) 以上で「意見案第1号」の提案理由の説明を終わります。 次に、「意見案第2号、若者も高齢者も安心できる年金制度の改革を求める意見書」について提案理由の説明を求めます。 谷田道子議員。 ◆11番(谷田道子) 読み上げて、提案とさせていただきます。 「若者も高齢者も安心できる年金制度の改革を求める意見書」。 公的年金は高齢者世帯収入の7割を占め、約6割の高齢者世帯が年金収入だけで生活しています。 現在、年金支給は隔月支給となっていますが、年金者生活にとっては年金が毎月支給されることによって月ごとの計画的な生活設計がしやすくなります。 年金支給開始年齢の引き上げは無年金や無収入となる期間が生じる可能性があります。このことは、高齢者だけの問題ではなく、若者の年金制度への信頼が低下することにも繋がります。更に年金はそのほとんどが消費に回るため、地域経済に与える影響は大きいものがあります。 国におかれては、若者も高齢者も安心できる年金制度の改革を図るために下記のことを要望します。 1、年金の隔月支給を毎月支給に改めること。 2、年金支給開始年齢をこれ以上は引き上げないこと。 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出するものであります。議員の皆さんの賛同をよろしくお願いをいたします。 ○議長(宮崎努) 以上で「意見案第2号」の提案理由の説明を終わります。 お諮りいたします。 「意見案第1号」及び「意見案第2号」については、質疑、委員会付託、討論を省略し、直ちに採決いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(宮崎努) ご異議なしと認めます。よって、「意見案第1号」及び「意見案第2号」については、質疑、委員会付託、討論を省略し、直ちに採決することに決しました。 まず、「意見案第2号、若者も高齢者も安心できる年金制度の改革を求める意見書」について採決を行います。 お諮りいたします。 本案は、原案のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。              (賛成者起立) ○議長(宮崎努) 起立多数であります。よって、本案は原案のとおり可決いたしました。 続いて、「意見案第1号、県立中村中学校自転車利用ヘルメット着用義務化を求める意見書」について採決を行います。 お諮りいたします。 「意見案第1号」については、原案のとおり決することにご異議ありませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(宮崎努) ご異議なしと認めます。よって、「意見案第1号」及び「意見案第2号」については原案のとおり可決いたしました。 ただいま意見案が議決されましたが、その条項、字句、数字、その他整理を要するものについては、その整理を議長に委任されたいと思います。これにご異議ありませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(宮崎努) ご異議なしと認めます。よって、整理を要するものについてはその整理を議長に委任することに決しました。 以上で今期定例会に付議されました事件は全て議了いたしました。 閉会前に、市長より挨拶の申し出があります。お聞き取り願います。 中平市長。 ◎市長(中平正宏) 令和元年6月議会定例会閉会に当たりまして、一言ご挨拶を申し上げます。 今期定例会は、6月10日に開会をお願いいたしまして、専決処分の承認議案を含め、議案11件、諮問3件につきましてそれぞれ慎重なご審議、また適切なご決定をいただき感謝申し上げます。 また、議員提案による議員報酬及び定数に係る条例改正につきましては、これまでの着実な議会改革の歩みのもと、県下の状況や住民の声を踏まえ、慎重にご審議の上、ご決定をいただきました。 選挙という審判を経て選ばれました市民の代表であります議員の皆様と共に、これから市政の課題に向かっていきたいと思いますので、今後ともいろんな面でのご協力、そしてご指導賜りますようによろしくお願いをいたします。 さて、今議会中に旧中村市市議会議員を3期、そして高知県議会を8期と長年にわたりまして昭和、平成と中村市、そして四万十市、高知県政を引っ張っていただきました田頭文吾郎先生がお亡くなりになりました。改めまして、田頭先生のこれまでのご功績に対しまして心より感謝とお礼を申し上げますと共に、ご冥福をお祈りいたしたいと思います。本当に長い間ご苦労さまでございました。 さて、今議会開会中の6月18日、山形県沖を震源とする地震が発生いたしました。新潟県村上市で震度6強、山形県鶴岡市で震度6弱を観測をし、山形県・新潟県・石川県に津波注意報も発令されました。津波による目立った被害は確認されていませんが、揺れによる被害が報告されております。また、負傷者につきましても約30名程度の方が負傷されたと報道でありました。揺れの規模や発生時刻を考えますと、避難一つをとりましても住民の皆様の不安は大変大きかったことと思います。被災された方々には心よりお見舞いを申し上げます。 昭和の南海地震発生から70年以上が経過をし、南海トラフ巨大地震の発生確率は今後30年以内に70%から80%とされております。地震発生のリスクは依然として高く、地震・津波対策は待ったなしの課題となっております。今後も、関係機関等と連携を図りつつ、災害に強いまちづくりの実現に向け、各種事業の推進に取り組んでまいります。 また、四国地方の梅雨入りはまだ発表されていませんが、今後梅雨本番、更に台風シーズンがやってまいります。5月29日には新たな防災情報の警戒レベル導入が開始されました。市民の皆様がより安全に避難することができるよう対応してまいりたいと考えております。 時代は、平成から令和へと移り、新しい幕あけを迎えました。平成を振り返ってみますと、高速道路につきましても平成の頭に初めて高知県に川之江~大豊間が開通をし、高速も走りまして、そして平成の終わりに片坂バイパス、私達の生活する幡多路にも初めて高速の足音が聞こえてまいりました。また、ご存じのように、大方~四万十間が事業化になっておりますので、これは令和の早い段階には必ず高速道路が開通するものと思います。また、合併支援道路であります国道441号線につきましても、網代バイパスが開通した後にしばらくとまっておりましたけれども、今年度より本格的にいろいろ工事が出ておりますので、これから恐らく1、2年後にはトンネル掘削も含めまして事業が進んでいくのではないかなと思います。 また、横瀬川ダムも本年3月に最終打設が完成をし、もう間もなく試験湛水が始まるとお聞きをいたしております。特に、これは太古の昔より、旧西土佐村、そして中村市におきましては、やはり河川対策というのが大きな一つの課題であったと思います。5月には入田堤防が完成をし、どんどん治水対策が進んでおりますが、より一層これもスピード感をもって進めてまいりたいと思います。 また、同時に平成からの課題でありました総合文化センターの建て替えやまた食肉センターの建て替え、養豚場の誘致、そして小学校、中学校の統合問題、そして保育所の民営化を含め、まだまだ多くの課題がこの四万十市には残っておりますけれども、これらにつきましても一つひとつ市民の皆様、そして議員の皆様と一緒に力を合わせながら前に進めてまいりたいと思いますのでどうかよろしくお願いをいたします。 これから本格的に暑い夏に向かってまいりますので、議員各位におかれましては健康には十二分に留意し、暑い夏を乗り越え、そして9月議会を迎えるようにお願いをいたしまして閉会のご挨拶といたします。どうもお疲れさまでした。ありがとうございました。 ○議長(宮崎努) 以上で市長の挨拶を終わります。 これにて令和元年6月四万十市議会定例会を閉会いたします。 連日ご苦労さまでございました。              午後4時6分 閉会  地方自治法第123条第2項の規定により署名する。                四万十市議会議長                四万十市議会副議長                四万十市議会議員                四万十市議会議員...