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  1. 長岡京市議会 2019-08-27
    令和元年第3回定例会(第1号 8月27日)


    取得元: 長岡京市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-07-11
    令和元年第3回定例会(第1号 8月27日)                令和元年           長岡京市第3回議会定例会会議録                 第1号              8月27日(火曜日)          令和元年長岡京市第3回議会定例会−第1号−         令和元年8月27日(火曜日)午前10時01分開議
    〇出席議員(24名)          広 垣 栄 治  議員                     二階堂 恵 子  議員                     小 谷 宗太郎  議員                     西 條 利 洋  議員                     寺 嶋 智 美  議員                     冨 田 達 也  議員                     宮小路 康 文  議員                     住 田 初 恵  議員                     小 原 明 大  議員                     中小路 貴 司  議員                     白 石 多津子  議員                     田 村 直 義  議員                     三 木 常 照  議員                     綿 谷 正 已  議員                     進 藤 裕 之  議員                     浜 野 利 夫  議員                     小 野 洋 史  議員                     上 村 真 造  議員                     冨 岡 浩 史  議員                     八 木   浩  議員                     山 本   智  議員                     石 井 啓 子  議員                     大 伴 雅 章  議員                     福 島 和 人  議員 ───────────────────────────────────────── 〇欠席議員(0名) ───────────────────────────────────────── 〇欠  員(0名) ───────────────────────────────────────── 〇地方自治法第121条の規定により、説明のため出席した者。           中小路 健 吾  市長           土 家   篤  副市長           佐々谷 明 光  副市長           山 本 和 紀  教育長           澤 田 洋 一  統括官           喜 多 利 和  対話推進部長           仁 科 正 身  総合政策部長           堤   忠 司  市民協働部長           井ノ上 良 浩  環境経済部長           能 勢 泰 人  健康福祉部長           末 永 靖 弘  建設交通部長           坪 内 眞 一  会計管理者           滝 川 和 宏  上下水道部長           木 村 靖 子  教育部長           田 中 恭 介  監査委員           福 岡 津世士  監査委員事務局長           城 田 賢 二  秘書課長           村 上 渉 二  総合調整法務課長 ───────────────────────────────────────── 〇議会事務局    関   喜 多  事務局長           木 村 知 継  事務局次長           遠 藤 まなみ  議事調査係長 ───────────────────────────────────────── 〇議事日程(第1号)令和元年長岡京市第3回議会定例会           8月27日(火曜日)午前10時開議   1.会議録署名議員の指名   2.会期の決定   3.議長諸報告   4.市長諸報告   5.定期監査及び例月現金出納検査の結果報告   6.諮問第 4号 人権擁護委員の推薦について   7.諮問第 5号 人権擁護委員の推薦について   8.諮問第 6号 人権擁護委員の推薦について   9.第49号議案 長岡京市自治功労表彰について  10.報告第18号 平成30年度決算に係る健全化判断比率等の報告について  11.報告第19号 平成30年度長岡京一般会計予算継続費精算報告について  12.第50号議案 成年被後見人等の権利の制限に係る措置の適正化等を図るための関            係法律の整備に関する法律の施行に伴う関係条例の整理に関する条            例の制定について  13.第51号議案 会計年度任用職員制度の導入に伴う関係条例の整備に関する条例の            制定について  14.第52号議案 長岡京市会計年度任用職員の給与並びに旅費及び費用弁償に関する            条例の制定について  15.第53号議案 長岡京市臨時職員の任用等に関する条例の一部改正について  16.第54号議案 長岡京市特別職非常勤職員の報酬及び費用弁償に関する条例の一部            改正について  17.第55号議案 長岡京市印鑑条例の一部改正について  18.第56号議案 長岡京市自転車等駐車場条例の一部改正について  19.第57号議案 長岡京市放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定            める条例の一部改正について  20.第74号議案 令和元年度長岡京一般会計補正予算(第2号)  21.第75号議案 令和元年度長岡京国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)  22.第76号議案 令和元年度長岡京市乙訓休日応急診療所特別会計補正予算            (第1号)  23.第77号議案 令和元年度長岡京市開田財産区特別会計補正予算(第1号)  24.第78号議案 令和元年度長岡京介護保険事業特別会計補正予算(第1号)  25.第79号議案 令和元年度長岡京駐車場事業特別会計補正予算(第1号)  26.第80号議案 令和元年度長岡京後期高齢者医療事業特別会計補正予算            (第1号)  27.第81号議案 令和元年度長岡京水道事業会計補正予算(第1号)  28.第82号議案 令和元年度長岡京公共下水道事業会計補正予算(第1号)  29.第58号議案 平成30年度長岡京一般会計歳入歳出決算の認定について  30.第59号議案 平成30年度長岡京国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算の認            定について  31.第60号議案 平成30年度長岡京市乙訓休日応急診療所特別会計歳入歳出決算の            認定について  32.第61号議案 平成30年度長岡京市馬場財産区特別会計歳入歳出決算の認定につ            いて  33.第62号議案 平成30年度長岡京市神足財産区特別会計歳入歳出決算の認定につ            いて
     34.第63号議案 平成30年度長岡京勝竜寺財産特別会計歳入歳出決算の認定に            ついて  35.第64号議案 平成30年度長岡京市調子財産区特別会計歳入歳出決算の認定につ            いて  36.第65号議案 平成30年度長岡京市友岡財産区特別会計歳入歳出決算の認定につ            いて  37.第66号議案 平成30年度長岡京市開田財産区特別会計歳入歳出決算の認定につ            いて  38.第67号議案 平成30年度長岡京下海印寺財産特別会計歳入歳出決算の認定            について  39.第68号議案 平成30年度長岡京市粟生財産区特別会計歳入歳出決算の認定につ            いて  40.第69号議案 平成30年度長岡京介護保険事業特別会計歳入歳出決算の認定に            ついて  41.第70号議案 平成30年度長岡京駐車場事業特別会計歳入歳出決算の認定につ            いて  42.第71号議案 平成30年度長岡京後期高齢者医療事業特別会計歳入歳出決算の            認定について  43.第72号議案 平成30年度長岡京水道事業会計決算の認定について  44.第73号議案 平成30年度長岡京公共下水道事業会計決算の認定について ───────────────────────────────────────── ○(福島和人議長) おはようございます。  これより令和元年長岡京市第3回議会定例会を開会し、直ちに本日の会議を開きます。  これより日程に入ります。  日程1、会議録署名議員の指名を行います。  会議録署名議員は、会議規則第81条の規定により、住田初恵議員、中小路貴司議員を指名します。  次に、日程2、会期の決定を議題とします。  お諮りします。  この定例会の会期は、本日から9月24日までの29日間とすることに御異議ございませんか。              (「異議なし」と言う者あり) ○(福島和人議長) 異議なしと認め、会期は29日間と決定します。  次に、日程3、議長諸報告であります。  まず、6月定例会以降の議会活動につきましては、お手元に配付しました議会活動概要報告のとおりであります。  次に、意見書の処理報告であります。  6月定例会で可決されました、児童虐待の根絶に向けた実効ある対策を求める意見書、信頼される政府統計を目指してさらなる統計改革を求める意見書及び性犯罪に関する刑法規定の見直しを求める意見書については、6月25日付で国会及び政府関係機関へ送付しました。  次に、6月定例会以降の乙訓環境衛生組合議会乙訓福祉施設事務組合議会及び乙訓消防組合議会の会議の報告書が提出されています。お手元に配布のとおりであります。  次に、議員の派遣についての報告であります。  会議規則第164条第1項ただし書きの規定により、議員を派遣しましたので御報告します。お手元に配布のとおりであります。  以上で議長諸報告を終わります。  次に、日程4、市長諸報告であります。  中小路市長。               (中小路健吾市長登壇) ○(中小路健吾市長) おはようございます。本日からの9月議会、どうぞよろしくお願い申し上げます。  本日、ここに令和元年長岡京市第3回議会定例会を招集いたしましたところ、議員各位には公私とも大変お忙しいところ御出席いただきまして、厚く御礼申し上げます。  それでは、去る6月議会定例会以降の主な事務事業につきまして、御報告申し上げます。  まず初めに、長岡京市まちづくりのための市民アンケート調査の実施について、報告いたします。  今回の市民アンケートは、現行の第4次総合計画第1期基本計画が、令和2年度、次年度に目標年度を迎えますことから、次期計画となります第2期基本計画を策定するため、本市のまちづくりに対する評価やニーズなど、市民の意見を広く把握することを目的に実施したものであります。  無作為抽出した市内在住の18歳以上の市民3,000人を対象に、8月9日までに返送いただく日程で、7月下旬に郵送いたしました。  あわせて、団体アンケートも実施し、市内で活動する各種団体、約580団体に対しまして、団体としての課題や今後のまちづくりについての意見を伺うため、8月末までに返送いただく日程で、8月上旬にアンケートを送付したところであります。  現在、集計作業を進めており、調査結果につきましては、クロス集計等の分析をし、今後開催を予定しております総合計画審議会等で活用するなど、計画策定の貴重な基礎資料として生かしてまいりたいと考えております。  次に、長岡京市上下水道事業審議会からの答申について、御報告申し上げます。  平成29年8月に諮問をさせていただきました、長岡京市上下水道ビジョンの策定と、今後の水道料金及び下水道使用料のあり方につきまして、令和元年8月1日に、上下水道事業審議会から答申をいただきました。  審議会からは、答申書に加えまして、重要な都市基盤であります上下水道事業の安定経営に努められ、将来にわたり市民が安心安全で快適な生活を営めるよう、一層の努力をお願いしたいとの申し添えもいただいたところであります。  上下水道事業に携わります職員一同が一丸となりまして、いただいた答申に基づき、上下水道ビジョンの実現に努力してまいりますとともに、上下水道事業の安定経営に努めてまいりますので、よろしくお願いいたします。  次に、なかの邸のオープンについて、御報告いたします。  中野家住宅につきましては、歴史的・文化的側面を色濃く残す住宅の有効活用を目指しまして、平成30年4月より、一般社団法人暮らしランプと5年間の貸付契約を行ったところでございます。  当初は、昨年11月ごろに改修を終え、なかの邸として、障がいのある人が働き手としてかかわり、お酒やおばんざいを提供するお店をオープンする予定でございましたが、台風21号による屋根瓦等の被害が大きく、大幅なスケジュール変更を余儀なくされ、本年6月にようやくプレオープンしたところであります。  7月中旬からは一般の方の受付が始まり、8月23日には関係者を招待したグランドオープンのセレモニーが開催され、本格的に事業が動き始めたところであります。また、広報紙に掲載したこともあり、現在予約が取りにくい状況であると聞き及んでおります。  今後は、お昼の営業も準備されており、市といたしましても、この事業を通じ文化財の保存・活用はもとより、南部地域のさらなるにぎわい創出に期待を寄せるところであります。  次に、第35回若葉カップ全国小学生バドミントン大会について、御報告申し上げます。  去る7月20日から7月23日までの4日間、西山公園体育館において、若葉カップ全国小学生バドミントン大会の第35回記念大会が開催されました。  記念事業のエキシビションでは、北京オリンピックバドミントンダブルスで4位入賞した、オグシオで有名な小椋久美子さんと、長岡京市を拠点にバドミントン日本リーグ2部に所属しますプレンティ・グローバル・リンクスの選手による模範試合とトークショーを開催いたしました。  模範試合では、小椋さんの全盛期をほうふつとさせるプレーに、会場の小学生からは歓声が上がり、また、トークショーでは、目標は高く持つことが自分を成長させるためにも重要だというお話を、子供たちは真剣な表情で聞いておりました。  大会では、全国の予選を勝ち抜いてきた、北海道から沖縄県まで39都道府県から男女各48のクラブチームが参加し、熱戦が繰り広げられました。  本市の長岡京市バドミントンスポーツ少年団は、惜しくも男子ベスト8、女子ベスト16という結果でありましたが、どのゲームも白熱した試合で、年々向上する競技レベルに感心しながら、この若葉カップが世界で活躍する選手の登竜門となることを願っているところであります。  毎年、特別協賛をいただいております株式会社村田製作所様を初め、多くの関係者の皆様の御支援と御協力に深く感謝申し上げます。  次に、この夏休み中に、京都府大会、近畿大会で優秀な成績をおさめました中学生が、陸上、新体操、水泳、バドミントンの競技で全国中学校体育大会に出場いたしました。  特に、近畿大会の男子団体で優勝しました、長岡第三中学校のバドミントン部員の中には、若葉カップで活躍した生徒も多数おります。全国大会では、男子団体及び男子シングルスでベスト8という、すばらしい結果も残してくれました。  また、文化面でも、関西吹奏楽コンクールA部門に、昨年に引き続き長岡中学校が出場し、銀賞を獲得いたしました。  次世代を担う子供たちがさまざまな分野で活躍することは、これからの夢と希望のある未来へとつながっていくものと確信しております。  最後に、防災に関する協定の締結について、御報告申し上げます。  あす8月28日になりますが、京都司法書士会及び一般社団法人京都公共嘱託登記司法書士協会と、災害時における被災者等相談の実施に関する協定を締結いたします。  この協定は、本市で大規模な災害が発生した場合に、京都司法書士会及び一般社団法人京都公共嘱託登記司法書士協会の協力を得て、被災者支援のため、登記や法律に関する相談事業を実施し、市民の不安解消や生活の復興支援を図るものであります。  災害発生時には、複雑に法律問題が絡み合うトラブルが発生したり、不安になって正常な判断ができなくなってしまうことも多くなります。今回の協定によって、被災された市民の皆さんに寄り添い、法律的な事案のほか日常生活における心配事やトラブルの解決につながるものと考えておりまして、今後より一層の災害支援の取り組みを進めてまいりたいと存じております。  以上、市長諸報告とさせていただきます。 ○(福島和人議長) 以上で市長諸報告を終わります。  次に、日程5、定期監査及び例月現金出納検査の結果報告であります。  監査委員の報告を求めます。  田中監査委員。               (田中恭介監査委員登壇) ○(田中恭介監査委員) 定期監査及び例月現金出納検査の結果について、御報告申し上げます。  地方自治法第199条第4項の規定によりまして定期監査を、また、同法第235条の2第1項の規定によりまして例月現金出納検査をそれぞれ実施いたしました。その監査対象並びに結果と同法第199条第12項による通知がありましたことを、あわせて御報告させていただきます。  なお、その内容の詳細は、お手元にお配りいたしました報告書のとおりでございます。  以上、監査報告とさせていただきます。 ○(福島和人議長) 以上で監査報告を終わります。  次に、日程6、諮問第4号 人権擁護委員の推薦についてから、日程8、諮問第6号人権擁護委員の推薦についてまでの3件を一括議題とします。  提案理由の説明を求めます。  中小路市長。               (中小路健吾市長登壇) ○(中小路健吾市長) それでは、日程6、諮問第4号から日程8、諮問第6号 人権擁護委員の推薦についての3件を、あわせて御説明申し上げます。  現人権擁護委員の能勢久子氏、國定道晃氏及び石ア和子氏が、令和元年12月31日で任期満了となりますが、引き続き3氏を人権擁護委員に推薦いたしたく、人権擁護委員法第6条第3項の規定により、議会に同意を求めるものでございます。  御同意賜りますように、よろしくお願い申し上げます。  以上、提案説明といたします。 ○(福島和人議長) 説明は終わりました。  お諮りします。  この3件については、質疑、委員会付託及び討論を省略して、直ちに採決に入ることに御異議ございませんか。              (「異議なし」と言う者あり) ○(福島和人議長) 異議なしと認め、そのように決定します。  まず、諮問第4号 人権擁護委員の推薦について、能勢久子さんを推薦することに賛成の議員の起立を求めます。               (賛 成 者 起 立)
    ○(福島和人議長) 全員起立。  したがって、諮問第4号については、能勢久子さんを推薦することに同意するものと決定しました。  次に、諮問第5号 人権擁護委員の推薦について、國定道晃さんを推薦することに賛成の議員の起立を求めます。               (賛 成 者 起 立) ○(福島和人議長) 全員起立。  したがって、諮問第5号については、國定道晃さんを推薦することに同意するものと決定しました。  次に、諮問第6号 人権擁護委員の推薦について、石ア和子さんを推薦することに賛成の議員の起立を求めます。               (賛 成 者 起 立) ○(福島和人議長) 全員起立。  したがって、諮問第6号については、石ア和子さんを推薦することに同意するものと決定しました。  次に、日程9、第49号議案 長岡京市自治功労表彰についてを議題とします。  提案理由の説明を求めます。  中小路市長。               (中小路健吾市長登壇) ○(中小路健吾市長) それでは、日程9、第49号議案 長岡京市自治功労表彰について、御説明申し上げます。  五十棲忠男氏は、平成25年4月1日から現在まで、通算6年間、長岡京市固定資産評価審査委員会委員として、中立的な立場で公平公正な審査を行い、固定資産税の適正課税の推進に尽力されております。  また、平成11年7月20日から平成20年7月19日まで、通算9年間、長岡京市農業委員会委員として農地の適正管理に取り組み、農地の有効利用推進に尽力されました。  よって、同氏を長岡京市表彰条例第3条第1項第4号及び第4条の期間の通算の規定により、長岡京市自治功労者として表彰いたしたく、議会の御同意を求めるものであります。なお、御同意を得ることができましたら、来る10月1日に予定しております令和元年度長岡京自治記念式におきまして、表彰させていただく所存でございますので、よろしくお願い申し上げます。  以上、提案理由の説明とさせていただきます。 ○(福島和人議長) 説明は終わりました。  お諮りします。  本件については、質疑、委員会付託及び討論を省略して、直ちに採決に入ることに御異議ございませんか。              (「異議なし」と言う者あり) ○(福島和人議長) 異議なしと認め、そのように決定します。  本件について、五十棲忠男さんを表彰することに賛成の議員の起立を求めます。               (賛 成 者 起 立) ○(福島和人議長) 全員起立。  したがって、五十棲忠男さんを表彰することに同意するものと決定しました。  次に、日程10、報告第18号 平成30年度決算に係る健全化判断比率等の報告についてから、日程28、第82号議案 令和元年度長岡京公共下水道事業会計補正予算(第1号)までの19件を一括議題とします。  提案理由の説明を求めます。  中小路市長。               (中小路健吾市長登壇) ○(中小路健吾市長) それでは、私からは、日程12、第50号議案、日程13、第51号議案、日程14、第52号議案及び日程20、第74号議案につきまして、御説明申し上げ、その他の議案につきましては、副市長及び関係部長から説明いたしますので、よろしくお願い申し上げます。  日程12、第50号議案 成年被後見人等の権利の制限に係る措置の適正化等を図るための関係法律の整備に関する法律の施行に伴う関係条例の整備に関する条例の制定について、御説明申し上げます。  令和元年6月14日に施行されました成年被後見人等の権利の制限に係る措置の適正化等を図るための関係法律の整備に関する法律により、成年被後見人及び被保佐人の人権が尊重され、成年被後見人及び被保佐人であることを理由に不当に差別されないよう、成年被後見人及び被保佐人に係る欠格条項その他の権利の制限に係る措置の適正化等を図るための措置が講じられました。  本条例は、この法律の施行に伴い、地方公務員法第16条の欠格条項のうち、第1号に規定されている成年被後見人または被保佐人に関する事項が削られましたことから、同号を引用等しております関係条例の改正を一括して行うものであります。  なお、この条例は令和元年12月14日から施行するものであります。  次に、日程13、第51号議案 会計年度任用職員制度の導入に伴う関係条例の整備に関する条例の制定につきまして、御説明申し上げます。  本条例は、地方公務員法及び地方自治法の一部を改正する法律の施行に伴い、新たに創設されます会計年度任用職員制度を導入するに当たり、関係条例の廃止及び一部改正の整備を一括して行うものであります。  なお、この条例の施行は、令和2年4月1日としております。  次に、日程14、第52号議案 長岡京市会計年度任用職員の給与並びに旅費及び費用弁償に関する条例の制定について、御説明申し上げます。  平成29年5月に公布されました地方公務員法及び地方自治法の一部を改正する法律が、令和2年4月1日に施行されることにより、地方公共団体における行政需要の多様化等に対応して、公務の能率的かつ適正な運営を推進するとともに、地方公務員の臨時・非常勤職員の任用等に関する制度の明確化を図るため、会計年度任用職員制度が創設されます。  本条例は、本市において新たに導入する会計年度任用職員制度の整備を図るため制定するものであります。なお、この条例は令和2年4月1日から施行するものであります。  最後に、日程20、第74号議案 令和元年度長岡京一般会計補正予算(第2号)につきまして、御説明申し上げます。  既定の予算総額に、歳入歳出それぞれ12億4,884万4,000円を追加し、令和元年度長岡京市一般会計歳入歳出予算の総額を290億4,093万8,000円とするものであります。  それでは、歳出予算の概要から御説明申し上げます。  初めに、款2総務費であります。  総額で2億6,997万8,000円の増額であります。項1総務管理費の目1一般管理費では、育児休業等の対応に伴うアルバイト賃金を増額いたしました。  目2文書広報費では、NHK大河ドラマ「麒麟がくる」の放映を機会に、シティプロモーションを一層推進する手だてとして、ふるさと納税に対する返礼品の提供を開始するための、返礼品提供事業者への謝礼やふるさと納税サイトの利用手数料など、978万8,000円を追加いたしました。  目5財産管理費では、ふるさと納税による寄附のうち、必要経費や大河ドラマ関連プロジェクト事業に直接充てるもの以外は、今後の財源として基金に積み立てることとし、ふるさと振興基金積立金を688万8,000円増額いたしました。  また、年度内完了予定の市庁舎建替等基本・実施設計委託料1億3,517万7,000円の債務負担行為の予算化を図りますとともに、公用トラックの更新経費を追加いたしております。  目10防犯防災費では、防災情報を迅速に市民にお伝えする手段といたしまして、昨年開局いたしましたFMおとくにのラジオ放送へ、災害時等に市役所から緊急割り込み放送を行う機器整備の経費としまして312万2,000円を計上いたしました。  また、木造住宅の耐震改修に対する補助金を増額し、受付枠の拡大を図るとともに、今年度新たに神足小学校区による防災訓練が計画されましたことから、避難所運営訓練事業補助金を増額いたします。  さらに、市内全域に設置を進めております見守り機能付き防犯カメラの設置事業委託料の債務負担行為の予算化をするものであります。  目12電算管理費でも、保守延長により継続使用しております事務用パソコン・プリンター等につきまして、更新に係る庁内情報端末機器等借上料の債務負担行為の予算化を図りますとともに、これらの機器の保守委託料を追加いたしました。  目15総合交流センター費では、バンビオイルミネーションに対する補助金として、平成30年度にふるさと納税によりお預かりした寄附額相当分として241万円を増額するものであります。  目20多世代交流ふれあいセンター費につきましては、館内トイレの清掃回数をふやすために、業務委託料を増額しますとともに、耐震性の向上を図るための交流室の天井改修工事費1,914万円を追加いたします。  項2徴税費、目2賦課徴収費におきましては、固定資産税及び都市計画税の適正課税のため、定期的に作成する土地評価基図につきまして、次回の評価がえに向けた作業を開始するための作成業務委託料を追加しますとともに、法人市民税等の申告状況等を踏まえ、市税償還金等1,000万円を増額いたしました。  項3戸籍住民基本台帳費におきましては、戸籍システムの機器更新に係る機器等借上料の債務負担行為の予算化、及び女性活躍推進の一環といたしまして、印鑑証明への旧姓記載のためのシステム改修経費、合わせて555万6,000円を計上いたしております。  次に、款3民生費であります。  総額で7億3,870万1,000円の増額であります。項1社会福祉費、目1社会福祉総務費では、民生児童委員の一斉改選に当たり、定数が2名増となることに伴う関連経費を増額しますとともに、国民健康保険事業特別会計への繰出金として、国民健康保険被保険者証の一斉更新に係る経費を追加いたしました。  目2老人福祉費では、消費税率の引き上げに伴う低所得者保険料軽減制度の拡充等に係る介護保険事業特別会計への繰出金を増額するものであります。  項2児童福祉費、目1児童福祉総務費では、幼児教育・保育の無償化実施に当たって生じる臨時的な事務を処理するためのアルバイト賃金など事務経費を追加、計上しますとともに、私立幼稚園の保育料、幼稚園での預かり保育や認可外保育施設、病児・病後児保育、ファミリーサポートセンター等の利用料の無償化に伴う施設等利用給付、2億3,705万5,000円を計上いたしております。  目2保育所費では、感染症の予防対策といたしまして、深田保育所のトイレを洋式化するとともに、公立保育所の手洗い水栓を自動化するための修繕料500万円を追加いたしました。  また、旧新田保育所の解体撤去工事費、並びに工事監理委託料を計上するものであります。  目3委託児童入所運営費では、幼児教育・保育の無償化に対応するため、民間保育園保育委託料を減額する一方、認定こども園給付費負担金、及び地域型保育給付費負担金につきましては、年度内の執行を見通す中で増額しております。  また、新たに整備される民間保育園及び小規模保育施設への整備事業費補助金とともに、平成30年度に整備されました民間保育園の施設建設時の借入金に対する利子補給補助金、合わせまして3億1,364万9,000円を計上しております。  目4児童措置費では、今年度限りの措置であります、未婚の児童扶養手当受給者に対する臨時・特別給付金の給付に要する事業費113万2,000円を計上しております。  目5児童館費では、施設の排水不良に係る屋外配管設備修繕に要する経費を追加いたしました。  続きまして、款4衛生費であります。  項1保健衛生費の目1保健衛生総務費では、職員の普通退職に伴う代替職員の賃金を追加するとともに、乙訓休日応急診療所特別会計の平成30年度決算に伴う精算により、繰出金を減額いたしております。  次の、款6農林水産業費の項1農業費、目4農地費では、かんがい排水事業に対する土地改良事業補助金を計上いたしております。  項2の目1林業費では、昨年度の台風で被害を受けた西山の復旧整備を進めるため、里山林再生事業委託料を増額するものであります。  款7商工費、項1商工費の目4観光費では、八条ケ池周辺等整備工事といたしまして、中堤の改修に要する経費288万2,000円を計上いたしました。  次に、款8土木費でありますが、総額で2億495万8,000円の増額であります。項2道路橋りょう費の目3交通安全対策費では、光明寺北側の歩道整備に向けまして、市道第3287号線ほかの測量設計調査委託料として900万円を追加するとともに、市道第0202号線の歩道整備に必要な用地の一部取得費用2,890万円の債務負担行為の予算化を図るものであります。  項3河川費、目1河川維持費につきましては、水路機能の補修工事費を追加いたしました。  項4都市計画費の目1都市計画総務費では、阪急長岡天神駅周辺整備を進めていくため、連続立体交差手法の検討業務委託料、及び駅周辺の物件調査・用地測量業務委託料、合わせて1,581万円を計上するものであります。  また、今後、地籍調査を実施するに当たっての基本計画策定業務委託料を計上しますとともに、執行見込みにより、公園・緑地費負担金返還金を増額いたしております。  目2街路事業費では、長岡京駅前線第4工区に対する国庫補助決定を受けまして、測量設計委託料等の事業費を増額いたしました。  また、市内の交通量に即した道路整備を検討するため、都市計画道路に係る街路網調査業務委託料883万円を計上するとともに、乙訓土地開発公社にて先行取得しております都市計画道路関連事業用地の買い戻し経費8,780万4,000円の債務負担行為の予算化を図りました。  また、目4公園費につきましては、都市公園の修繕料及び環境維持に要する手数料を増額するとともに、赤根天神公園の進入路整備に向けた測量設計委託料を計上いたしました。  あわせて、勝竜寺城公園のリニューアルに当たって、ふるさと納税による寄附を活用し、展示内容の充実を図るため、業務委託料を増額するものであります。  項5住宅費の目1住宅管理費につきましては、市営住宅入居者の退去に伴う空き室改修経費687万5,000円、並びに中開田住宅解体工事に係る設計委託料245万3,000円を追加いたしております。  次に、款10・教育費であります。  総額で896万1,000円の増額であります。まず、項1教育総務費、目2事務局費におきましては、私立幼稚園就園奨励費補助金につきまして、幼児教育・保育の無償化に合わせて同制度を終了とすることから、10月以降分の事業費を減額するとともに、新たに低所得者向け施策として実施いたします私立幼稚園副食費補足給付349万5,000円を計上いたしました。  また、中部共同調理場の開設に伴い、長岡第四中学校で不要となる備品の移設手数料55万円を追加するとともに、契約確定に伴い、小中学校の教職員用端末サーバの更新に係る借上料及び保守料の債務負担行為の予算化をいたしております。  また、第2期教育振興基本計画の策定に向けまして、アンケート業務委託料及び関連経費を計上いたしております。  項2小学校費、目1小学校管理費では、感染症予防対策として、校内の手指消毒剤の配置をふやすための消耗品費、及び児童の検診に係る手数料について、執行見込みにより増額いたしております。  項3中学校費、目1中学校管理費につきましても、同様の内容であります。  項4社会教育費、目3図書館費では、施設の長寿命化を図るための、屋上等防水改修工事費及び工事監理委託料を計上いたしました。  目7埋蔵文化財調査センター費につきましても、変圧器の改修に係る修繕費を追加しますとともに、改修に伴う低濃度PCB処理に係る委託料を計上しております。  項5保健体育費、目1保健体育総務費につきましては、スポーツ推進委員の2名増に伴う関連経費の増額であります。  最後に、款12予備費でありますが、2,059万6,000円を増額し、収支調整を図りました。  以上が、歳出予算の概要であります。  続きまして、今回の補正における歳入予算について御説明申し上げます。  まず、款9地方特例交付金、項2子ども・子育て支援臨時交付金、目1子ども・子育て支援臨時交付金でありますが、幼児教育・保育の無償化に伴って生じます、市が追加で負担すべき費用につきまして、令和元年度に限り全額国の負担とされたことから、歳出予算で負担が増加いたします各事業の財源としまして1億3,977万6,000円を計上するものであります。  次に、款12分担金及び負担金では、10月以降の無償化に伴う認可保育所の保育料1億3,071万4,000円を減額するものであります。  次に、款14国庫支出金でございますが、項1国庫負担金の目1民生費負担金では、介護保険事業における低所得者保険料軽減制度の拡充に係る国庫負担金を増額するとともに、幼児教育・保育の無償化による給付費の増に伴う国庫負担金を増額し、また追加いたしております。  次の項2国庫補助金では、目1総務費補助金においては、耐震改修への補助を対象とした社会資本整備総合国庫交付金を増額するとともに、災害時におけるFMおとくにへの緊急割込機器整備に係る放送ネットワーク整備支援事業費国庫補助金を追加いたしました。  目2民生費補助金につきましては、未婚の児童扶養手当受給者に対する臨時・特別給付金事業に対する補助金、幼児教育・保育の無償化に伴う幼稚園の副食費の補足給付に対する補助金を追加したほか、民間保育園や小規模保育施設の整備事業に係る補助金を計上いたしております。
     目5土木費補助金につきましては、社会資本整備総合国庫交付金の内示額の増を受けまして、道路事業・街路事業でそれぞれ増額するものであります。  目6教育費補助金では、私立幼稚園就園奨励費補助金の歳出減に伴い、国庫補助金を減額いたしております。  次に、款15府支出金、項1府負担金では、国庫と同様に、介護保険事業の低所得者保険料軽減に係る負担金を増額するとともに、幼児教育・保育の無償化に伴う府負担金を増額及び追加いたしております。  項2府補助金の目1総務費補助金は、住宅耐震改修に係る補助金を増額するものであり、目2民生費補助金は、民生児童委員の人数増に伴う補助金の増額、及び民間保育園整備時の借入金利子補給に対する補助金を追加いたしました。  また、私立幼稚園就園奨励費補助金の第3子以降分の歳出減に伴いまして、府補助金を減額するとともに、国庫と同様に、幼稚園の副食費の補足給付に対する補助金を追加し、無償化に当たって臨時的に発生いたします事務経費に対する補助金を計上いたしました。  次の、款16財産収入の項1財産運用収入につきましては、長岡京都市開発株式会社の株式配当金を追加するものであります。  次に、款17寄附金でございますが、目1総務費寄附金につきましては、ふるさと納税への返礼品の開始により見込みました、ふるさと振興事業に対する指定寄附金を増額、目5農林水産業費寄附金につきましては、昨年の台風被害の復旧に係る西山森林整備事業に対する指定寄附金を計上するものであります。  次に款18繰入金の項1特別会計繰入金につきましては、平成30年度決算の精算により、国民健康保険事業及び後期高齢者医療事業のそれぞれの特別会計から受け入れるものであります。  項2基金繰入金につきましては、当初予算編成時の財源不足を補うために予定しておりました財政調整基金からの繰入金について、1億7,000万円の縮減を行う一方、平成30年度にふるさと納税によりお預かりした寄附額相当分を事業費に充てるためのふるさと振興基金の取り崩し、そして公園・緑地費負担金返還金の財源といたしまして、公園・緑地整備基金の取り崩しを行うものであります  項3財産区繰入金につきましては、歳出で御説明いたしました、八条ケ池周辺等整備工事に係る地元負担として、開田財産区特別会計から繰り入れるものであります。  款19繰越金の増額につきましては、平成30年度の決算剰余金から、今回の補正に要する経費の財源とするため、手だてしたものであります。  款20諸収入につきましては、幼児教育・保育の無償化に伴い、公立保育所にて徴収いたします副食費として、保育所給食費徴収金を追加するとともに、八条ケ池周辺等整備工事に係る、長岡天満宮からの負担金を計上するものであります。  最後に、款21市債でありますが、歳出予算で申し上げました、多世代交流ふれあいセンター改修事業、見守り機能付き防犯カメラ設置事業、図書館改修事業に係る市債を計上するとともに、市庁舎建替等事業、道路整備事業、長岡京駅前線整備事業に係る市債を増額いたしました。  以上が、歳入予算の概要であります。  次に、第2表、債務負担行為補正についてであります。  まず、社会福祉法人桜桃福祉会に対する保育施設建設事業資金借入金への利子補給補助のための債務負担行為、歳出予算で御説明いたしましたが、土地評価基図作成業務について、来年度に引き続き作業を実施するための債務負担行為、並びに第2期教育振興基本計画の更新を進めるためのアドバイザリー業務に係る債務負担行為、合わせて3件の追加をお願いするものであります。期間、限度額につきましては、それぞれ記載のとおりであります。  最後に、第3表、地方債補正についてであります。  歳出予算でも御説明いたしました市債につきまして、新たに追加するとともに、既定の限度額の変更をお願いするものであります。  以上、令和元年度長岡京一般会計補正予算(第2号)の概要であります。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○(福島和人議長) 土家副市長。               (土家 篤副市長登壇) ○(土家 篤副市長) それでは、私からは、日程19、第57号議案 長岡京市放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改正について、御説明申し上げます。  今回の改正は、平成30年厚生労働省令第46号、及びその他の関係省令の一部改正に伴い、放課後児童支援員の資格研修に、指定都市の長が行う研修を加えるほか、支援員の基礎資格要件として、教員免許の更新にかかわらず、教育職員免許状を有する者を対象とすることを明確にするとともに、一定の実務経験があり、かつ市長が適当と認めた者に広げることとするものであります。  また、学校教育法の一部改正により、新たに設けられた専門職大学の前期課程を修了した者を資格要件に追加するものであります。なお、この一部改正条例は、公布の日から施行することといたしております。  以上、提案理由の説明とさせていただきます。御審議賜りますようよろしくお願い申し上げます。 ○(福島和人議長) 仁科総合政策部長。              (仁科正身総合政策部長登壇) ○(仁科正身総合政策部長) 私からは、日程10、報告第18号及び日程11、報告第19号について御説明申し上げます。  まず、日程10、報告第18号 平成30年度決算に係る健全化判断比率等の報告について御説明申し上げます。  当該報告につきましては、地方公共団体の財政の健全化に関する法律、通称、財政健全化法により、平成30年度の決算を対象に算定した、本市の健全化判断比率及び、各公営企業における資金不足比率を、同法第3条第1項及び第22条第1項の規定により、報告するものであります。  同法令等に基づき算定いたしました各比率につきましては、お手元の平成30年度決算に係る健全化判断比率等報告書に記載のとおりでございます。  一般会計等をもとに算定いたします実質赤字比率及び財産区を除く特別会計及び公営企業会計を含めて算定いたします連結実質赤字比率につきましては、いずれも収支が黒字、また、剰余が出ていることから、赤字比率としては不存在となるところであります。  実質公債費比率につきましては、債務負担行為や一部事務組合等への負担を含めた算定値で、平成30年度は0.4%となっております。  一方、将来負担比率につきましては、市債残高や債務負担行為、退職手当、また、公営企業や一部事務組合、公社等への負担など、本市が平成30年度末時点において将来負担すべきことが明白な経費を対象に算定した数値で、平成30年度は9.8%となっております。  公営企業ごとに算定いたします資金不足比率につきましても、同法施行令第16条及び第17条並びに同法施行規則第19条に基づき算定した結果、剰余が出ることから、比率としては不存在となるところであります。  表内、括弧書きで示した数値は、各比率における基準値であり、この数値を超えますと、早期健全化計画または経営健全化計画の策定が義務づけられるものでございます。本市においては、いずれも当該基準値未満となっているところであります。  以上、財政健全化法の規定に基づきます報告とさせていただきます。  次に、日程11、報告第19号 平成30年度長岡京一般会計予算継続費精算報告について御説明申し上げます。  平成30年度をもって継続期間が完了いたしました2件について、精算の報告を行うものであります。  まず、長岡第十小給食室整備事業でありますが、2カ年の全体計画額7,706万4,000円に対しまして、実績額は5,969万8,066円を執行いたしました。  次に、長岡第四中給食室等整備事業でありますが、2カ年の全体計画額5億9,772万7,000円に対しまして、実績額は5億5,855万920円を執行いたしました。  その財源内訳等につきましては、継続費精算報告書に記載しているとおりでございます。  以上、地方自治法施行令第145条第2項の規定に基づきます、平成30年度長岡京一般会計予算継続費精算報告でございます。よろしくお願い申し上げます。 ○(福島和人議長) 喜多対話推進部長。              (喜多利和対話推進部長登壇) ○(喜多利和対話推進部長) 日程15、第53号議案 長岡京市臨時職員の任用等に関する条例の一部改正について、御説明申し上げます。  本条例は、臨時職員の一部職種の賃金について、10月1日に予定されている京都府の最低賃金改定の状況、近隣自治体の状況などを勘案した中で、賃金額の改定を行うものでございます。  なお、本改正条例は令和元年10月1日から施行するものであります。  以上、提案理由の説明とさせていただきます。御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○(福島和人議長) 堤市民協働部長。              (堤 忠司市民協働部長登壇) ○(堤 忠司市民協働部長) 私からは、日程16、第54号議案及び日程17、第55号議案につきまして、御説明申し上げます。  まず、日程16、第54号議案 長岡京市特別職非常勤職員の報酬及び費用弁償に関する条例の一部改正について、御説明申し上げます。  投票所の円滑な設置・運営を図るため、公職選挙法及び公職選挙法施行令の一部が改正され、投票管理者などの選任要件が緩和されるとともに、交代制をとることが可能となりました。  本市におきましても、投票管理者等の交代を可能とするため、投票管理者等の報酬の額を時間割で支給することができるよう、本条例の一部を改正するものでございます。  なお、この一部改正条例は公布の日から施行し、施行日以降に公示または告示される選挙から適用することといたします。  次に、日程17、第55号議案 長岡京市印鑑条例の一部改正について、御説明申し上げます。  社会において旧姓を使用しながら活動する女性が増加している中で、さまざまな活動の場面で旧姓を使用しやすくするため、住民基本台帳法施行令の一部が改正され、氏に変更があった者の旧氏を住民票へ記載することができることとなりました。  この改正に準じて、印鑑登録証明書も同様に旧氏を記載することができるよう、印鑑条例の一部を改正するものでございます。  なお、この条例の改正は、住民基本台帳法施行令の施行期日と同日の令和元年11月5日から施行するものでございます。  以上、提案理由の説明とさせていただきます。御審議賜りますようよろしくお願い申し上げます。 ○(福島和人議長) 末永建設交通部長。              (末永靖弘建設交通部長登壇) ○(末永靖弘建設交通部長) 日程18、第56号議案 長岡京市自転車等駐車場条例の一部改正につきまして、御説明申し上げます。  今回の改正は、公益財団法人自転車駐車場整備センターにおいて管理・運営されてきました長岡京駅西自転車駐車場が、令和元年11月30日をもって15年間の期間満了となり、本市に無償譲渡されるため、条例改正するものであります。  改正内容といたしましては、新たに長岡京駅西自転車駐車場の名称、位置及び駐車料など、必要な事項について定めるものであります。  なお、この条例の改正は、令和元年12月1日から施行するものでございます。  以上、提案理由の説明とさせていただきます。御審議のほどよろしくお願い申し上げます。 ○(福島和人議長) 能勢健康福祉部長。              (能勢泰人健康福祉部長登壇) ○(能勢泰人健康福祉部長) 私からは、日程21、第75号議案及び日程22、第76号議案について御説明申し上げます。  まず初めに、日程21、第75号議案 令和元年度長岡京国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)につきまして、御説明申し上げます。  今回の補正は、既定の歳入歳出予算の総額に、歳入歳出それぞれ7,391万1,000円を追加し、予算総額を76億297万5,000円とするものであります。  初めに、歳出でございますが、総務費で、国民健康保険被保険者証の一斉更新に係る経費として730万9,000円を増額しております。国保事業費納付金では、基金繰入金の減額により財源内訳を変更しております。  次に、基金積立金では、平成30年度の歳入歳出差引残額のうち、府支出金などの精算、財源振替を行った後の残額5,866万円を国民健康保険財政調整基金へ積み立てるものでございます。  また、諸支出金では、794万2,000円を増額しております。内訳は、平成30年度に交付を受けた府支出金などの返納金として126万5,000円を、また、職員給与費・事務費の確定に伴う一般会計繰出金として667万7,000円を増額しております。  続きまして、歳入でございます。繰入金で2億3,269万1,000円を減額しております。  内訳は、一般会計繰入金で、歳出の総務費の事務費増額分として、職員給与費・事務費繰入金を730万9,000円増額し、財政調整基金繰入金では、基金の保有額を維持するため、2億4,000万円を減額しております。  これにより、国民健康保険財政調整基金の令和元年度末残高は6億8,283万円となる見込みでございます。  繰越金では、前年度決算の確定により一般繰越金を3億660万2,000円増額しております。  次に、日程22、第76号議案 令和元年度長岡京市乙訓休日応急診療所特別会計補正予算(第1号)につきまして、御説明申し上げます。  今回の補正は、既定の歳入歳出予算の総額に、歳入歳出それぞれ1,024万4,000円を追加し、予算総額を7,595万3,000円とするものでございます。  初めに、歳出でございますが、総務費の一般管理費は、運営費分担金の見直しに伴う予算の組み替えによるもので、増減はございません。  次に、財産管理費で417万3,000円を増額しております。これは前年度の余剰金の一部を乙訓休日応急診療所施設整備基金積立金に計上するものであります。  予備費につきましては、収支の財源調整により607万1,000円を増額するものです。  続きまして、歳入でございますが、前年度決算の確定により繰越金を1,302万6,000円増額しております。これは診療収入が好調に推移したことが主な要因でございます。  次に、分担金及び負担金で、147万6,000円を減額しております。これは、前年度繰越金の増加により、向日市と大山崎町の運営費分担金を減額し、運営費負担の軽減を図るものであります。  また、一般会計からの繰入金も同様に、長岡京市の分担金などを130万6,000円減額するものであります。  以上、提案説明とさせていただきます。御審議賜りますようよろしくお願い申し上げます。 ○(福島和人議長) 仁科総合政策部長。              (仁科正身総合政策部長登壇) ○(仁科正身総合政策部長) 日程23、第77号議案 令和元年度長岡京市開田財産区特別会計補正予算(第1号)につきまして、御説明申し上げます。  今回の補正は、歳出予算のみの補正であります。内容につきましては、八条ケ池中堤の木柵が経年劣化により損傷が激しく、一部では腐食による危険な箇所があることから、木柵の改修を行うものであります。  そこで、木柵の改修に要する費用につきましては、市・開田財産区・長岡天満宮で三者均等負担することとし、予備費から組み替え、区内環境整備費として一般会計への繰出金96万円を追加するものであります。  以上、提案理由の説明といたします。御審議のほどよろしくお願い申し上げます。 ○(福島和人議長) 能勢健康福祉部長。              (能勢泰人健康福祉部長登壇) ○(能勢泰人健康福祉部長) 日程24、第78号議案 令和元年度長岡京介護保険事業特別会計補正予算(第1号)につきまして、御説明申し上げます。  今回の補正は、既定の歳入歳出予算の総額に、歳入歳出それぞれ2億363万3,000円を追加し、予算総額を71億7,523万1,000円とするものであります。  初めに、歳出でございますが、総務費は1億4,928万6,000円を増額しております。これは、介護報酬改定に伴うシステム改修の経費及び、平成30年度の歳入歳出差引残額から、国庫支出金などの精算を行った後の残額を、介護保険給付費基金へ積み立てるものでございます。
     地域支援事業費は650万円を増額しております。これは、地域包括支援センターへの市派遣職員の引き上げに伴う補充職員に係る委託料でございます。  諸支出金は2,784万7,000円を増額しております。これは、前年度の介護給付費及び地域支援事業費の確定に伴う国庫及び府負担金・交付金などの返納金でございます。  予備費は2,000万円を増額しております。これは保険給付費の急増などに対応するためのものでございます。  続きまして、歳入でございますが、介護保険料は、国の低所得者保険料軽減強化に伴い、2,212万7,000円を減額しております。  国庫支出金は、地域支援事業における前年度の決算及び、今年度の増額に伴う追加交付金として313万6,000円、また、介護報酬改定に伴うシステム改修経費の補助金として17万7,000円、合わせて331万3,000円を増額しております。  支払基金交付金は、前年度の決算に伴う追加交付金として、937万3,000円を増額しております。  府支出金は、地域支援事業費における前年度の決算及び今年度の増額に伴う追加交付金を合わせまして、230万8,000円を増額しております。  繰入金は、今年度の地域支援事業費の増額に伴う繰入金及び低所得者保険料軽減分の繰入金として、2,355万7,000円を増額しております。  繰越金は、前年度決算の確定により、1億8,720万9,000円を増額しております。  以上、提案説明とさせていただきます。御審議賜りますようよろしくお願い申し上げます。 ○(福島和人議長) 末永建設交通部長。              (末永靖弘建設交通部長登壇) ○(末永靖弘建設交通部長) 日程25、第79号議案 令和元年度長岡京駐車場事業特別会計補正予算(第1号)について、御説明申し上げます。  今回の補正は、当初の予算総額に歳入歳出それぞれ1,089万円を追加し、予算総額を6,830万円とするもので、前年度決算の確定による繰越分の補正となっております。  まず、歳入でございますが、繰越金が1,089万円の増額となっております。  次に、歳出でございますが、事業費の財産管理費における駐車場基金積立金として1,089万円増額し、2,930万3,000円とするものでございます。  以上、提案説明とさせていただきます。御審議のほどよろしくお願い申し上げます。 ○(福島和人議長) 能勢健康福祉部長。              (能勢泰人健康福祉部長登壇) ○(能勢泰人健康福祉部長) 日程26、第80号議案 令和元年度長岡京後期高齢者医療事業特別会計補正予算(第1号)につきまして、御説明申し上げます。  今回の補正は、既定の歳入歳出予算の総額に、歳入歳出それぞれ4,640万3,000円を追加し、予算総額を12億8,625万8,000円とするものであります。  初めに、歳出でございますが、後期高齢者医療広域連合納付金が4,559万8,000円の増額で、平成30年度の出納整理期間中に収納した保険料を納付するものであります。  次に、諸支出金が80万5,000円の増額で、平成30年度職員給与費・事務費の確定により、一般会計への繰出金として精算するものです。  続きまして、歳入でございますが、前年度決算の確定により、繰越金を4,640万3,000円増額しております。  以上、提案説明とさせていただきます。御審議賜りますようよろしくお願い申し上げます。 ○(福島和人議長) 滝川上下水道部長。              (滝川和宏上下水道部長登壇) ○(滝川和宏上下水道部長) 日程27、第81号議案 令和元年度長岡京水道事業会計補正予算(第1号)及び日程28、第82号議案 令和元年度長岡京公共下水道事業会計補正予算(第1号)について、御説明申し上げます。  初めに、第81号議案 令和元年度長岡京水道事業会計補正予算(第1号)について御説明申し上げます。  まず、第3条のたな卸資産購入限度額を393万6,000円増の1,141万2,000円とするものであります。  これは、検定満了となる貯蔵量水器について、交換時期や在庫数のあり方を見直したことにより、必要個数の確保のため増額するものであります。  また、あわせて、第2条の収益的収入及び支出における事業収益では、本補正に伴う消費税納付額の再計算による補正を行っております。  以上、提案説明とさせていただきます。  次に、日程28、第82号議案 令和元年度長岡京公共下水道事業会計補正予算(第1号)について、御説明申し上げます。  その概要は、まず、犬川排水区設計業務委託料について、関係機関との調整により、委託に係る工期を令和2年まで確保する必要が生じたため、第4条において債務負担行為を設定するものであります。  あわせて、当該業務委託に係る収益的収入及び支出の原計予算に計上している委託料及びその国庫補助金を減額するものであります。  また、収益的収入及び支出において、システム改修に係る経費の計上、決算確定による長期前受金戻入及び減価償却費の補正等を行っております。資本的収入及び支出においては、同様に決算確定により、減価償却費の減額等に伴い資本費平準化債を増額いたしております。  また、執行見込みにより、雨水築造費の設計業務委託料において必要額を増額いたしております。  以上、提案説明とさせていただきます。御審議いただきますようよろしくお願い申し上げます。 ○(福島和人議長) 報告第18号から第82号議案までの19件の説明は終わりました。  次に、日程29、第58号議案 平成30年度長岡京一般会計歳入歳出決算の認定についてから、日程44、第73号議案 平成30年度長岡京公共下水道事業会計決算の認定についてまでの16件を一括議題とします。  提案理由の説明を求めます。  中小路市長。               (中小路健吾市長登壇) ○(中小路健吾市長) それでは、日程29、第58号議案 平成30年度長岡京一般会計歳入歳出決算の認定につきまして御説明申し上げ、その他の特別会計等の決算につきましては、関係部長から御説明させていただきますので、よろしくお願いいたします。  平成30年度は、私の1期目の市長任期、そして第4次総合計画第1期基本計画、前期実施計画の最終年度であり、後期実施計画の初年度となることを踏まえ、これまで皆さんとともに取り組み、種をまいてきた施策が、花を咲かせ、形として具現化する一つの区切りとして、躍進の年度と位置づけ、取り組んだところであります。  市政運営に当たりましては、人口減少や少子高齢化の進展を見据え、本市の目指すべき将来都市像、「住みたい 住みつづけたい 悠久の都 長岡京」の実現のため、3つの戦略目標を設定し、子育て支援などの定住促進、市の魅力を向上させていく中での交流人口の拡大と経済活動の活性化、さらには、公共施設やインフラが更新期を迎える中で、まちの新陳代謝の加速化を図れるよう、各種の施策に取り組んでまいりました。  まず、平成30年度の経済状況でありますが、世界では、通商問題の動向や中国経済の先行き、海外経済の動向と政策に関する不確実性等に留意が必要とされる中にあって、我が国の経済は、緩やかな回復基調が続いてまいりました。  政府は、東日本大震災からの復興・創生及び熊本地震からの復旧・復興に向けて取り組むとともに、デフレからの確実な脱却と経済再生・財政健全化の双方を同時に実現していくために、経済財政運営と改革の基本方針2018、未来投資戦略2018等を着実に実行することとし、さらに、全ての世代が安心でき、活躍できる、全世代型社会保障制度を実現するため、労働制度を初め制度全般の改革を進めることとされました。  地方財政については、子ども・子育て支援や地方創生、公共施設等の適正管理や社会保障関係経費の増加に適切に対応する一方、地方の厳しい財政状況を鑑み、地方が安定的に財政運営を行えるよう、地方交付税等の一般財源総額につきまして、平成29年度地方財政計画の水準を上回る額を確保されましたが、地方交付税の原資となります財源は引き続き大幅に不足しており、今後も厳しい財政運営が予想される中、さらなる財政の健全化を図ることが求められております。  こうした社会情勢の中で執行いたしました、平成30年度一般会計の決算の概要につきまして、総括的に申し上げますと、まず、歳入は、市税収入が堅調に推移するとともに、普通交付税が上振れし、当初予算を上回る収入となる中、前年度に比べて普通建設事業費が減少したことなどによりまして、国・府の支出金、市債などが減となりました。  一方、歳出は、年間を通じて新たな財源の確保を図りながら、交付税等を活用しつつ、相次ぐ自然災害への対応など、年度途中での新たな需要にも的確に対応し、健全な財政運営に努めた結果、当初予算で計上していた財政調整基金を取り崩すことなく、収支の均衡を図ることができ、実質収支は7億5,000万円余りの黒字となりました。  一方で、新庁舎建設等、今後の財政需要に備えて基金への積み立て措置をした結果、単年度収支、実質単年度収支は赤字となりましたが、財政健全化法に基づく4指標につきましては、引き続き良好な数値で推移しており、財政の健全性を維持していると捉えております。  決算規模は、歳入総額が対前年度比1.2%減の292億9,133万4,000円、歳出総額が1.3%減の282億5,465万5,000円となり、歳入、歳出差し引きによる形式収支額は10億3,667万9,000円であります。  この中には、翌年度に繰り越すべき財源2億8,129万3,000円が含まれておりますので、それを差し引いた実質収支額は7億5,538万6,000円となります。  それでは、歳入決算につきまして御説明申し上げます。  まず、市税であります。市税全体では、前年度比8,772万7,000円、率にいたしますと0.7%の減となりました。  税目別に申し上げますと、個人市民税は、前年度比で5,183万8,000円、1.0%の増収となりましたが、法人市民税は1億2,043万5,000円、13.0%と大きく減収いたしました。  また、固定資産税が301万5,000円、0.1%の減、軽自動車税が384万円、4.0%の増となり、市たばこ税は1,228万4,000円、3.3%の減となったところであります。  なお、市税の収納率は、現年課税分で99.6%、滞納繰越分で32.8%、市税全体では98.7%と、前年度と比べ0.3ポイント上昇いたしました。  次に、市税以外の収入について、主なものを御説明申し上げます。  まず、各種譲与税や交付金であります。前年度比で増額となりましたのは、地方譲与税、地方消費税交付金、自動車取得税交付金、地方特例交付金、地方交付税であります。  一方、減額となりましたのは、利子割交付金、配当割交付金、株式等譲渡所得割交付金、交通安全対策特別交付金であります。  款2から款10までの各種譲与税や交付金を全体で見ますと、42億4,015万6,000円で、前年度比6,551万3,000円、1.6%の増となりました。  主な増減は、配当割交付金が前年度比で1,606万3,000円、16.7%の減、株式等譲渡所得割交付金が前年度比で3,438万9,000円、36.1%の減、地方消費税交付金が前年度比で2,477万5,000円、1.8%の増、地方交付税が前年度比で7,929万3,000円、3.4%の増となっております。  次に、国庫支出金であります。全体決算額は44億8,583万7,000円で、前年度比2億7,611万9,000円、5.8%の減となりました。  学校施設の環境改善に係る交付金や障がい福祉サービスに係る負担金が増となる一方で、保育所等の整備に係る国庫交付金や生活保護費国庫負担金、臨時福祉給付金給付事業費補助金、地方創生拠点整備交付金が減となっております。  また、府支出金につきましては、全体決算額が18億8,618万7,000円で、前年度比1億3,753万3,000円、6.8%の減となりました。これは、民生費に係る各種負担金が増加する一方で、地域密着型サービス等整備事業補助金や保育所整備に係る府交付金が減少したことによるものであります。  財産収入では、土地売り払いの収入があったことから、3,615万3,000円の増となりました。繰入金では、当初予定しておりました財政調整基金からの財源補填のための繰り入れをゼロとし、財源留保に努めました。  最後に、市債であります。平成30年度の発行額は、普通建設事業の減に伴い、前年度比1億7,050万円、4.8%減の33億5,610万円となりました。  なお、このうち、実質的な交付税とされる臨時財政対策債は、13億7,050万円で、前年度比610万円、0.4%の減となっております。  引き続きまして、歳出決算の概要について御説明申し上げます。  まず、目的別歳出であります。前年度より増額となった主なものは、各中学校関連の改修工事の増などにより、教育費が1億6,351万9,000円、3.9%の増、市庁舎建替等基本・実施設計委託、見守り機能付き防犯カメラ設置事業、退職手当の増などにより、総務費が8,634万3,000円、2.4%の増となりました。  加えまして30年度は、大阪府北部地震、7月豪雨、台風による被害からの復旧のための工事や修繕により、災害復旧費9,408万7,000円の支出があったところであります。  一方、前年度より減額となったものは、民生費が、神足保育所の改築工事の完了や臨時福祉給付金事業の完了による減などによりまして、5億2,590万3,000円、4.4%の減、長岡京駅前線整備関連事業費の減などによりまして、土木費が2億7,416万1,000円、10.1%の減となっております。  次に、性質別歳出の主なものを普通会計べースで申し上げますと、人件費、扶助費及び公債費の義務的経費は142億878万5,000円で、前年度比2億6,121万5,000円、1.9%の増となりました。  職員人件費は、退職者の増加による退職手当の増や、災害対応を優先し、通常業務を勤務時間外に処理したことなどによる時間外手当の増などにより3.1%の増、また、公債費は、臨時財政対策債や小中学校耐震化等、過年度の市債の本格償還が始まったことなどにより、前年度比1億391万2,000円、4.5%の増となりました。  投資的経費につきましては、社会教育施設の工事や保育所の改築が完了したことなどにより、前年度比5億3,537万6,000円、14.1%減の32億5,042万1,000円となったところであります。  次に、平成30年度決算に係ります主要施策の概要・成果等について、第4次総合計画の体系順に沿いながら御説明申し上げます。  まず、1つ目の柱として、「こども」であります。  産み育てる環境の分野では、4カ所の地域子育て支援センターにおいて、新たに親子の絆づくりプログラムを実施し、親の育児不安の軽減や悩みの解消を図るとともに、親や子供同士のふれあいと交流を促進しました。  また、長岡京子育てコンシェルジュ事業では、30年度も、妊娠の届け出の際に、妊婦全員への面接が実施でき、出産から子育て期までの切れ目なく、きめ細やかな支援につなげることができました。  保護者への経済的な負担の軽減については、第3子以降の保育料等無償化を引き続き実施しますとともに、待機児童対策として、認可外保育施設利用助成も継続し、利用しやすい環境を提供しました。  就学前教育・保育の分野では、待機児童の解消に向け、新田保育所の新築・移転に取り組みました。災害の影響により、年度内の完成には至りませんでしたが、4月に無事工事が完了し、5月から新たな園舎での保育が始まりました。  あわせて、民間の保育園や認定こども園、小規模保育施設の運営補助を継続するとともに、新たな施設の整備を支援し、待機児童の解消に努めたところであります。  また、2カ所となった病児・病後児保育事業につきましては、法人への運営補助等により運営を支援し、29年度に発生しておりました定員超過が解消されました。  学校教育の分野では、長岡第八小に南部共同調理場を建設、長三中には配膳室を増築するなど整備を進め、長二中・長四中の2校で待望の中学校給食をスタートいたしました。  中学校給食費につきましては、教職員の負担軽減、働き方改革の観点から、公会計を導入したところであります。  各小中学校では、トイレ改修やエレベーターの整備にも取り組みました。  また、グローバルな人材の育成を目指し、英語教育の充実として、小学校の外国語活動の指導時間数をふやしました。中学三年生を対象とした英語技能検定試験への支援を継続した結果、英検3級以上の取得率は目標を上回ることができました。  地域子育て支援の分野においては、公営の放課後児童クラブの長期休業期間中の開設時間の延長や、新たに長五小放課後児童クラブの運営の民間委託を開始するとともに、長三小放課後児童クラブの新施設への移転を完了し、児童の健全な育成と、保護者の仕事・子育ての両立を支援したところであります。  2つ目の柱、「くらし」であります。  保健・医療の分野では、長岡京市域の医療資源の有効活用と、効果的な医療体制の充実を図るため、長岡京市版の地域医療ビジョンを策定いたしました。このビジョンに基づき、中核病院であります済生会京都府病院の新病院計画におきまして、本市が求める機能の確保、また支援のあり方について検討したところであります。  また、生活習慣病や要介護状態を予防するため、新たに簡単エクササイズセミナー、ながおかきょう健康塾を開催するなど、健康づくりの活動を支援・促進いたしました。  高齢福祉・障がい福祉の分野では、長岡京市健幸長寿プラン2025により、元気に齢を重ねられる環境づくりと、いざというときの安心・安全の基盤づくりを推進する中で、介護予防サロンの参加者や、おでかけあんしん見守り事業への登録者は増加しておりまして、市民の主体的な活動意識が高まりつつあります。  障がいのある人への支援では、情報保障や意思疎通を支援するため、タブレット端末による遠隔手話サービスや、コミュニケーション支援ボードを導入するとともに、新たに精神障がい者連絡員制度を設け、障がい者差別や合理的配慮の提供がされないなどの事象に対する窓口の拡充を図りました。  地域福祉・生活の安定の分野では、きずなと安心の地域づくり応援事業で、新たに長四小校区と長十小校区でも取り組みを開始し、地域での顔の見える関係づくりを進めました。  また、向日が丘支援学校周辺をエリアとする、共生型福祉施設構想・基本計画策定に向け、京都府と協議を重ねるとともに、支援学校保護者へのアンケート調査を実施し、共生型福祉施設構想・基本計画(案)を作成いたしました。  次に、3つ目の柱、「かがやき」であります。  地域活動・市民活動の分野では、自治会未組織地域への自治会活動促進支援に努めた結果、3つの地域で既存自治会組織への編入につながりました。
     人権の分野では、4月に施行しました、誰もが共に自分らしく暮らす長岡京市障がい者基本条例に基づいて、障がい者差別の解消や理解促進の取り組みを進めるため、条例制定記念シンポジウムを開催するとともに、障がいの特性を理解し、障がいの有無にかかわらず誰もが暮らしやすい社会の実現を目指す、あいサポート運動を展開いたしました。  また、平和を考える市民フォーラムでは、平和の日制定30年目を記念し、インターネットを活用した、長岡京市バーチャル平和祈念館を開設するとともに、蓮池薫氏による記念講演会を開催し、平和のとうとさ、命の大切さを考える機会といたしました。  生涯学習・文化・スポーツの分野では、市民の力を生かした、市民企画講座を本格的に実施し、市民みずからが講師となる多くの講座が企画・開催されました。  4つ目の柱、「まち」であります。  市街地の分野では、まちづくり協議会や基本計画策定員会での専門的な検討に加えまして、シンポジウム「どうする!?ながてん」や、意見交換会を開催するなど、多様な手法を用いて市民の意向を把握しながら、阪急長岡天神駅周辺整備基本計画を策定いたしました。  長岡京駅前線整備事業では、第3工区の供用開始に向けて、電線共同溝工事や歩道整備等を実施しました。  また、踏切付近の第4工区については、用地取得に向け、境界明示や土地・物件調査を進めてまいりました。  市庁舎建てかえと周辺整備については、新庁舎建設の設計業者を選定し、基本設計の具体的な議論を進めた結果をもとに、パブリックコメントを実施し、長岡京市庁舎等再整備基本設計を確定いたしました。  空き家対策では、空き家等対策協議会での協議を経て、長岡京市空き家等対策の推進に関する条例を制定し、長岡京市空き家バンクを設立、運用の開始を図ったところであります。  産業の分野では、企業誘致に向けた制度の充実を図るため、長岡京市企業立地促進条例及び同施行規則を改正し、対象地域を拡大するとともに、業種に宿泊業を追加しました。  また、創業支援イベント、ビジネスカフエを開催するなど、創業・起業を希望する人の支援に努めました。  道の駅的施設の設置については、農業関係者による検討を、長岡京市道の駅的施設農業関係者専門部会報告書として取りまとめ、生産者組織設立の必要性について、認識の共有を図りました。  防災・安全の分野では、安全・安心な地域づくりのため、子供や高齢者の見守り機能付き防犯カメラの設置に着手し、全212台のうち25台の設置が30年度で完了したところであります。  住宅・建築物耐震改修等事業につきましては、大阪府北部地震の発生による国制度の拡充を受け、耐震改修の補助対象を拡大するとともに、ブロック塀等撤去に関する補助金を創設するなど、防災機能の向上を図りました。  5つ目の柱として、「みどり」であります。  環境共生の分野では、台風により大きな被害が発生した西山について、風倒木の伐採や防護柵の復旧など、災害復旧を踏まえた森林整備を行いました。  循環型社会の分野では、廃棄物減量等推進審議会から、ごみ減量を推進するためのごみ袋のあり方についての答申を受け、具体化に向けた検討を行いました。  また、3010運動の推進やフードバンクへの支援、給食調理くずの再資源化の取り組みなど、市民意識の向上を図るための取り組みを進めながら、ごみ減量対策を展開いたしました。  都市景観の分野では、長岡京らしい景観を維持し、創り出すため、重点地区の指定や地域特性に応じた基準を追加した新景観計画を策定いたしました。  最後に、6つ目の柱、「けいえい」であります。  魅力発信の分野では、かしこ暮らしっくをコンセプトにしたシティプロモーションの展開期として、先導的な役割を果たす12のリーディング事業を選定し、ターゲットに的確に届くプロモーションを実施し、市外に向けたPR効果につなげることができました。  都市経営の分野では、市政情報や市民活動情報等、誰もが発信者として参加できるプラットフォームとして、コミュニティFMの開局支援を行い、FMおとくにが開局いたしました。今後も、シティプロモーションや災害対応などで連携してまいりたいと考えております。  以上、6つの柱立てで、総合計画の体系の視点から特筆すべき項目について御説明をいたしましたが、このほかにも、足元の課題をしっかりと見詰め、諸施策を着実に実施してまいりました。  冒頭にも申し上げましたが、平成30年度は、第4次総合計画第1期基本計画、前期実施計画の最終年度として、これまで進めてきた事業が具体的な結果としてあらわれ、市民の皆様に、かしこ暮らしっくな長岡京市の暮らしを実感していただけたと認識しております。  「住みたい 住みつづけたい 悠久の都 長岡京」を目指し、私が市長就任当初から一貫して申し上げてまいりました、市民や議会の皆さん、職員の皆さんとの対話を進める中で、第1期基本計画の着実な推進に努めてまいりました。  今後とも、議会の皆様方の御指導、御鞭撻をよろしくお願い申し上げます。  詳細につきましては、決算書の事項別明細書や主要施策の成果等説明書などを御参照の上、御審議賜りますようお願い申し上げます。  以上、平成30年度一般会計決算の説明といたします。 ○(福島和人議長) 能勢健康福祉部長。              (能勢泰人健康福祉部長登壇) ○(能勢泰人健康福祉部長) 私からは、日程30、第59号議案及び日程31、第60号議案について御説明申し上げます。  まず初めに、日程30、第59号議案 平成30年度長岡京国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算の認定について、御説明申し上げます。  平成30年度の決算の規模といたしましては、歳入総額82億9,141万4,176円、歳出総額79億8,481万578円で、歳入歳出差引残額は3億660万3,598円となっております。  平成30年度決算は、国民健康保険制度の改正、いわゆる広域化によりまして、京都府が財政の責任主体として保険者に加わることになったため、財政の仕組みが大きく変更となっております。  初めに、歳出の主なものでございますが、保険給付費は52億7,055万6,300円、国保事業費納付金は18億9,579万6,377円、保健事業費は8,281万3,694円、基金積立金は5億30万1,382円となっております。  保険給付費は、前年度と比べて1億5,585万4,934円、2.9%の減となっております。  これは、後期高齢者医療制度へ移行する方が多いことに加え、保険適用の拡大や景気回復により、被用者保険の適用者が拡大した影響で、国保の被保険者数が減少したことが主な要因でございます。  続きまして、歳入の主なものでございますが、国民健康保険料は14億9,140万3,976円、府支出金は53億3,660万7,000円、繰入金は5億6,925万1,791円となっております。  国民健康保険料は、被保険者数の減少に加えて、京都府が提示した標準保険料率を参考に、医療分と介護分で保険料率を引き下げたこともあり、前年度と比較して、1億347万6,027円、6.5%の減となりました。  なお、国民健康保険の被保険者数は、平成30年度末現在1万4,932人で、前年度に対し713人、4.6%の減となりました。  被保険者数の減少に伴い、保険給付費などの決算額は減額となった一方で、高齢化の進展や医療技術の高度化、高額薬剤の保険適用などにより、一人当たり医療費は増加しております。  後発医薬品の利用促進や保健事業の強化など、医療費適正化に取り組むとともに、保険者努力支援制度での特別交付金などの財源を確保し、国民健康保険事業の維持に努めたところでございます。  今後とも、国民健康保険事業の健全かつ安定的な運営のため、一層の努力をしてまいりたいと考えております。  次に、日程31、第60号議案 平成30年度長岡京市乙訓休日応急診療所特別会計歳入歳出決算の認定について、御説明申し上げます。  平成30年度の決算の規模といたしましては、歳入総額8,917万4,040円、歳出総額7,314万7,966円で、歳入歳出差引残額は1,602万6,074円となっております。  平成30年度の乙訓休日応急診療所の利用状況は、診療日数は72日、患者延べ数は5,511人、一日平均患者数は76.5人で、そのうち長岡京市の利用者は2,672人で、全体の48.5%を占めております。  初めに歳出でございますが、総務費は6,029万5,709円となっております。主な内訳は、医師及び薬剤師などへの報償費が2,034万2,500円、管理医師派遣、後送病院などへの委託料が1,088万2,729円でございます。医業費は1,045万9,523円、公債費は239万2,734円となっております。  続きまして、歳入の主なものでございますが、診療収入は6,357万6,698円、分担金及び負担金は193万8,000円で、これは向日市と大山崎町の運営費分担金でございます。  使用料及び手数料は216万9,500円、財産収入は3万4,318円で、これは平成29年度までに積み立てました乙訓休日応急診療所整備基金に係る利子でございます。  一般会計からの繰入金は204万2,000円、繰越金は1,941万2,274円となっております。  以上、提案説明とさせていただきます。御審議賜りますようよろしくお願い申し上げます。 ○(福島和人議長) 仁科総合政策部長。              (仁科正身総合政策部長登壇) ○(仁科正身総合政策部長) 日程32、第61号議案から日程39、第68号議案まで、平成30年度長岡京市各財産区特別会計の歳入歳出決算全8件の認定について、御説明申し上げます。  まず、日程32、第61号議案 馬場財産区特別会計でございますが、歳入は341万6,284円で、歳出は14万4,000円、歳入歳出差引残額は327万2,284円となっております。  歳入の主なものは、前年度繰越金339万7,620円でございます。また、歳出は、財産区管理に係る手数料14万4,000円となっております。  次に、日程33、第62号議案 神足財産区特別会計でございますが、歳入は3,125万5,109円で、歳出はございません。したがいまして、歳入歳出差引残額は歳入額と同額となります。  歳入の主なものは、前年度繰越金3,124万5,334円でございます。  次に、日程34、第63号議案 勝竜寺財産区特別会計でございますが、歳入は476万242円で、歳出はございません。したがいまして、歳入歳出差引残額は歳入額と同額となります。  歳入の主なものは、前年度繰越金475万9,782円でございます。  次に、日程35、第64号議案 調子財産区特別会計でございますが、歳入は2,620万2,376円で、歳出はございません。したがいまして、歳入歳出差引残額は歳入額と同額となります。  歳入の主なものは、前年度繰越金2,616万8,675円でございます。  次に、日程36、第65号議案 友岡財産区特別会計でございますが、歳入は2,364万6,885円で、歳出はございません。したがいまして、歳入歳出差引残額は歳入額と同額となります。  歳入の主なものは、前年度繰越金2,363万9,895円でございます。  次に、日程37、第66号議案 開田財産区特別会計でございますが、歳入は4億1,234万2,287円で、歳出は249万7,530円、歳入歳出差引残額は4億984万4,757円となっております。  歳入の主なものは、財産区財産貸付料45万円、前年度繰越金4億1,140万5,420円でございます。また、歳出は、財産区管理に係る手数料120万2,582円、開田財産区財産維持管理助成金17万9,280円、北開田財産区財産維持管理助成金66万5,668円、一般会計繰出金45万円となっております。繰出金は一般会計で財産区繰入金として受け入れ、八条ケ池維持管理費に充当いたしたところであります。  次に、日程38、第67号議案 下海印寺財産区特別会計でございますが、歳入は9,867万2,815円で、歳出は172万5,240円、歳入歳出差引残額は9,694万7,575円となっております。  歳入の主なものは、前年度繰越金5,361万2,246円、財産区財産売払収入4,500万円でございます。また、歳出は、財産区管理に係る手数料91万2,000円、土地価格鑑定料9万7,200円、財産区財産維持管理助成金71万6,040円となっております。  最後に、日程39、第68号議案 粟生財産区特別会計でございますが、歳入は130万2,451円で、歳出はございません。したがいまして、歳入歳出差引残額は歳入額と同額となります。  歳入の主なものは、前年度繰越金129万9,831円でございます。  以上、平成30年度長岡京市各財産区特別会計歳入歳出決算の認定について、全8件の提案理由の説明といたします。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○(福島和人議長) ただいま提案説明の途中ですが、午後1時まで休憩します。               午前11時53分 休憩              ─────────────               午後 1時00分 再開 ○(福島和人議長) 休憩を閉じ、続会します。  引き続き、提案理由の説明を求めます。 ○(福島和人議長) 能勢健康福祉部長。              (能勢泰人健康福祉部長登壇) ○(能勢泰人健康福祉部長) 日程40、第69号議案 平成30年度長岡京介護保険事業特別会計歳入歳出決算の認定について、御説明申し上げます。  平成30年度の決算の規模といたしましては、歳入総額66億5,231万6,990円、歳出総額64億6,510万6,757円で、歳入歳出差引残額は1億8,721万233円となっております。  初めに、歳出の主なものでございますが、総務費が1億9,259万7,688円、保険給付費が58億5,382万3,639円、地域支援事業費が3億2,595万9,410円、諸支出金が9,272万6,020円となっております。  続きまして、歳入の主なものでございますが、介護保険料が15億9,744万6,725円、国庫支出金が13億7,958万5,863円、支払基金交付金が16億1,661万1,079円、府支出金が8億9,519万9,488円、繰入金が10億29万5,012円、繰越金が1億6,213万7,369円、諸収入が37万552円となっております。  なお、要介護、要支援認定者数は、平成31年3月末現在、4,284人で、前年同月に対し232人、率にして5.7%の増となっております。そのうち介護サービス利用者は3,328人であり、要介護、要支援認定者に対する割合は77.7%になっております。  今後とも、介護事業の健全かつ安定的な運営の確保を目指し、一層の努力をしてまいりたいと考えております。  以上、提案説明とさせていただきます。御審議賜りますようよろしくお願い申し上げます。 ○(福島和人議長) 末永建設交通部長。              (末永靖弘建設交通部長登壇) ○(末永靖弘建設交通部長) 日程41、第70号議案 平成30年度長岡京駐車場事業特別会計歳入歳出決算の認定について、御説明申し上げます。  最初に、平成30年度の長岡京市営駐車場の利用状況につきまして、御説明申し上げます。  まず、長岡京駅西駐車場でありますが、一時利用、定期利用、終日駐車利用を合わせた総利用台数は、普通自動車等と自動二輪を合わせて39万9,332台で、前年度と比べ3.3%の増となっております。  次に、西山天王山駅東駐車場の利用状況は、一時利用のみでありますが、普通自動車等と自動二輪を合わせて2万6,476台で、前年度と比べ7.4%の増となっております。これは、災害による修繕工事等の特需やパーク&ライド等の利用者増によるものであります。  それでは、決算の概要につきまして、御説明申し上げます。  決算の規模といたしまして、歳入総額は7,100万4,149円で、前年度7,738万2,041円と比べ8.2%減であり、歳出総額は6,001万4,292円で、前年度6,639万5,141円と比べ9.6%減であります。これは、前年度において、駐車場事業基金繰入による発券機等の更新事業が完了したことから、減額となったものでございます。  歳入歳出差引残額は1,098万9,857円で、前年度1,098万6,900円と比べ微増となっております。  まず、歳入、款1財産収入では、駐車場事業基金利子として22万6,564円、次に、款2繰入金では、国の繰出基準に基づく一般会計からの繰入金が245万6,685円であります。  次に、款3繰越金でありますが、1,098万6,900円で、これは平成29年度の黒字分でございます。  次に、款4諸収入でありますが、駐車場納付金としまして5,733万4,000円であり、長岡京駅西駐車場、西山天王山駅東駐車場とも、利用者の増加に伴い、前年度と比べ50万8,000円の増となっており、これらは指定管理者との協定に基づく納付金であります。  次に、歳出でありますが、款1事業費として2,800万7,902円、その主なものは、目1駐車場管理費として、修繕積立負担金1,235万4,360円、確定申告による消費税及び地方消費税342万100円、また、目2財産管理費として、前年度からの繰越金と基金利子とを合わせた駐車場事業基金積立金1,121万3,464円であります。  款2公債費につきましては、目1元金償還金が2,893万5,533円、これは建設費の償還金でございます。
     最後に、目2利子償還金として307万857円となっております。  今後とも、駐車場事業につきましては、市民サービスの向上と健全な運営を目指して、より一層の努力をしてまいりたいと存じます。  以上、提案理由の説明とさせていただきます。御審議のほどよろしくお願い申し上げます。 ○(福島和人議長) 能勢健康福祉部長。              (能勢泰人健康福祉部長登壇) ○(能勢泰人健康福祉部長) 日程42、第71号議案 平成30年度長岡京後期高齢者医療事業特別会計歳入歳出決算の認定について、御説明申し上げます。  平成30年度の決算の規模といたしましては、歳入総額12億6,914万863円、歳出総額12億2,273万7,458円で、歳入歳出差引残額は4,640万3,405円となっております。  初めに歳出でございますが、総務費が3,007万5,626円でございます。  次に、後期高齢者医療広域連合納付金が11億9,055万8,248円、前年度比3.3%の増でございます。被保険者数の増加に伴う保険料など、負担金及び保険基盤安定制度負担金の増が主な要因であります。  続きまして、歳入の主なものでございますが、後期高齢者医療保険料が10億2,469万527円、繰入金が1億9,825万3,322円でございます。  なお、平成31年3月末現在の被保険者数は1万692人で前年度同月比5.7%の増となっております。  以上、提案説明とさせていただきます。御審議賜りますようよろしくお願い申し上げます。 ○(福島和人議長) 滝川上下水道部長。              (滝川和宏上下水道部長登壇) ○(滝川和宏上下水道部長) 日程43、第72号議案及び日程44、第73号議案について、御説明申し上げます。  初めに、第72号議案 平成30年度長岡京水道事業会計決算の認定についてであります。  平成30年度決算は、中期経営計画後期計画の4年目の決算となります。収益的収支の状況は、計画では、約1億1,000万円の純利益を見込んでおりましたが、決算では、約1億8,000万円となり、計画を上回る決算となりました。  有収水量の減から、料金収入は計画より減少しましたが、修繕費などの減から、総費用も減少したことによるものであります。  それでは、決算の概要を前年度と比較して御説明させていただきます。  初めに、主な業務量であります。平成30年度末の給水人口は、前年度より64人増の8万1,137人で、年間の給水量は1.5%減の923万8,548立方メートル。有収水量は0.2%増の877万7,951立方メートル。有収率は1.6ポイント増の95.0%となりました。なお、市民向けの府営水ブレンド率は52.4%であります。  次に、消費税を除いた経営収支であります。まず、収益でありますが、営業収益は、受託工事収益の減などから、1.0%減の18億9,864万円、営業外収益は、他会計補助金や長期前受金戻入の減などから、6.9%減の2億812万円となりました。  特別利益では、予納金制度の廃止に伴う経理処理や、台風により被災した浄水場施設の修繕に係る保険金の受け入れにより、5,269万円となりました。これらのことから、事業収益全体では、0.8%増の21億5,945万円であります。  一方、費用につきましては、営業費用は、総係費や資産減耗費の減から1.9%減の18億7,388万円、営業外費用は、支払利息の減などから5.2%減の7,837万円となりました。  特別損失は、浄水場施設の台風被害による修繕費などから、2,216万円であります。これらのことから、事業費用全体では1.0%減の19億7,441万円となりました。  以上の結果、収支につきましては1億8,503万円の当年度純利益となりました。前年度繰越利益剰余金48億6,902万円と合わせた、当年度未処分利益剰余金50億5,405万円を次年度に繰り越すこととなりました。  なお、この額には、平成26年度の新会計基準移行に伴う、その他未処分利益剰余金変動額40億3,748万円を含んでおります。  次に、消費税を含めた資本的収支であります。まず、支出でありますが、企業債の対象となります施設整備事業では、送・配水管の布設替工事及び舗装本復旧工事や東第2浄水場ろ過機盤取替工事などを実施いたしました。  これらのことから、建設改良費と企業債償還金と合わせた資本的支出の総額は、5億7,524万円となりました。  これに対し、その財源としての企業債の借り入れや加入金・分担金の収入総額は2億4,537万円となり、資本的収支の不足額は3億2,988万円であります。この不足額を、損益勘定留保資金等の財源で補填した結果、年度末の補填財源残高は、前年度より約2億円増の12億9,478万円であります。  以上、平成30年度決算の説明とさせていただきます。  次に、日程44、第73号議案 平成30年度長岡京公共下水道事業会計決算の認定について、御説明申し上げます。  それでは、決算の概要を前年度と比較して御説明させていただきます。  初めに、主な業務量であります。平成30年度末の下水道処理区域内人口は、前年度より173人増の8万978人、人口普及率は99.8%となりました。  汚水の年間総処理水量は3.0%減の1,153万8,442立方メートル。有収水量は1.2%減の957万6,090立方メートル。また、有収率は、前年度より1.5ポイント増の83.0%となりました。なお、下水処理区域面積は5.3ヘクタール増の976.8ヘクタールであります。  次に、消費税を除いた経営収支であります。まず、収益でありますが、営業収益は、下水道使用料や雨水処理負担金の減などから、1.9%減の13億9,703万円。営業外収益は、他会計補助金や長期前受金戻入の減などから、7.6%減の14億5,054万円となりました。  特別利益は、消費税及び地方消費税の修正申告による還付があり、1,991万円となっております。  これらのことから、下水道事業収益全体としては、4.8%減の28億6,748万円となりました。  一方、費用でありますが、営業費用は、資産減耗費の執行はありましたが、総係費や流域下水道維持管理費の減などにより、0.6%減の25億3,410万円、営業外費用は、支払利息の減から、10.6%減の3億8,182万円となりました。特別損失は、過年度損益修正損を執行し、203万円であります。  これらのことから、下水道事業費用全体では、3.1%減の29億1,795万円となりました。  これらの結果、収支につきましては、5,047万円の当年度純損失となり、前年度繰越利益剰余金と差し引きした、当年度未処理欠損金5,016万円を次年度に繰り越すこととなりました。  次に、消費税を含めた資本的収支であります。まず、支出でありますが、建設改良費の汚水築造費では、計画に基づく長寿命化工事などを実施し、雨水築造費では、雨水ポンプ場長寿命化工事などを実施しております。  また、流域下水道建設に係る負担金を、汚水、雨水ともに支出いたしました。  これらのことから、建設改良費は5億2,391万円となり、企業債償還金と合わせた資本的支出の総額は、20億4,688万円となりました。  これに対し、その財源として、企業債や、他会計補助金、他会計出資金など合わせた資本的収入総額は、14億2,562万円となりました。  以上のことから、資本的収支は6億2,126万円の不足となりましたが、損益勘定留保資金等で補填いたしました。  なお、年度末の補填財源残高は、2,749万円となり、次年度へ繰り越しいたします。  以上、平成30年度決算の説明とさせていただきます。  詳細につきましては、法令で定められております書類のほか、経営分析表などの附属書類も御参照の上、御審議いただきますようよろしくお願い申し上げます。 ○(福島和人議長) 第58号議案から第73号議案までの16件の説明は終わりました。  お諮りします。  ただいま議題となっております第58号議案から第73号議案までの16件については、質疑を省略し、決算審査特別委員会を設置して、これに付託することに御異議ございませんか。              (「異議なし」と言う者あり) ○(福島和人議長) 異議なしと認め、そのように決定します。  ただいま設置されました決算審査特別委員会委員の選任についてを、直ちに議題とします。  お諮りします。  決算審査特別委員会委員には、議長及び議会選出監査委員を除く22名を指名することに御異議ございませんか。              (「異議なし」と言う者あり) ○(福島和人議長) 異議なしと認め、そのように決定します。  なお、正副委員長の選出については、委員会条例第8条第2項の規定により、委員会において互選をお願いします。  以上で、本日の日程は全て終了しました。  お諮りします。  明8月28日から9月1日は議案熟読のため休会とし、2日午前10時に再開することに御異議ございませんか。              (「異議なし」と言う者あり) ○(福島和人議長) 異議なしと認め、そのように決定します。  本日は、これをもって散会します。  御苦労さまでした。               午後 1時20分 散会  地方自治法第123条第2項の規定により署名する。              長岡京市議会議長  福 島 和 人              会議録署名議員   住 田 初 恵              会議録署名議員   中小路 貴 司 ─────────────────────────────────────────  議 案 付 託 表                        令和元年長岡京市第3回議会定例会                        8月27日 付 託  決算審査特別委員会 ┌──────┬───────────────────────────┬───┐ │ 議案番号 │      件            名       │備 考│ ├──────┼───────────────────────────┼───┤ │第58号議案│平成30年度長岡京一般会計歳入歳出決算の認定について│   │ ├──────┼───────────────────────────┼───┤ │第59号議案│平成30年度長岡京市国民健康保険事業特別会計歳入歳出 │   │ │      │決算の認定について                  │   │ ├──────┼───────────────────────────┼───┤ │第60号議案│平成30年度長岡京市乙訓休日応急診療所特別会計歳入歳 │   │ │      │出決算の認定について                 │   │ ├──────┼───────────────────────────┼───┤ │第61号議案│平成30年度長岡京市馬場財産区特別会計歳入歳出決算の │   │ │      │認定について                     │   │ ├──────┼───────────────────────────┼───┤ │第62号議案│平成30年度長岡京市神足財産区特別会計歳入歳出決算の │   │ │      │認定について                     │   │ ├──────┼───────────────────────────┼───┤
    │第63号議案│平成30年度長岡京勝竜寺財産特別会計歳入歳出決算 │   │ │      │の認定について                    │   │ ├──────┼───────────────────────────┼───┤ │第64号議案│平成30年度長岡京市調子財産区特別会計歳入歳出決算の │   │ │      │認定について                     │   │ ├──────┼───────────────────────────┼───┤ │第65号議案│平成30年度長岡京市友岡財産区特別会計歳入歳出決算の │   │ │      │認定について                     │   │ ├──────┼───────────────────────────┼───┤ │第66号議案│平成30年度長岡京市開田財産区特別会計歳入歳出決算の │   │ │      │認定について                     │   │ ├──────┼───────────────────────────┼───┤ │第67号議案│平成30年度長岡京下海印寺財産区特別会計歳入歳出決 │   │ │      │算の認定について                   │   │ ├──────┼───────────────────────────┼───┤ │第68号議案│平成30年度長岡京市粟生財産区特別会計歳入歳出決算の │   │ │      │認定について                     │   │ ├──────┼───────────────────────────┼───┤ │第69号議案│平成30年度長岡京介護保険事業特別会計歳入歳出決算 │   │ │      │の認定について                    │   │ ├──────┼───────────────────────────┼───┤ │第70号議案│平成30年度長岡京駐車場事業特別会計歳入歳出決算の │   │ │      │認定について                     │   │ ├──────┼───────────────────────────┼───┤ │第71号議案│平成30年度長岡京市後期高齢者医療事業特別会計歳入歳 │   │ │      │出決算の認定について                 │   │ ├──────┼───────────────────────────┼───┤ │第72号議案│平成30年度長岡京水道事業会計決算の認定について  │   │ ├──────┼───────────────────────────┼───┤ │第73号議案│平成30年度長岡京公共下水道事業会計決算の認定につ │   │ │      │いて                         │   │ └──────┴───────────────────────────┴───┘...