○議長(
東久保耕也君) 30番松石君。 (30番 松石聖一君 登壇)
◆30番(松石聖一君) 無所属の松石聖一です。 私は、報告第46号、奈良市
針テラス事業特別会計歳入歳出決算の認定について、今回も引き続き反対をさせていただきます。 さて、平成29年度の決算は、歳入1億1640万3000円、歳出は1億7830万8000円で、6190万5000円の不足額は翌年度歳入の繰上充用金で補填されています。 何度か申し上げておりますが、針テラス事業は、平成13年7月26日、旧都祁村と現在の管理運営業者が開業の日から30年の長きにわたる契約をしたものですが、平成17年、奈良市との合併により本市が引き継ぐこととなりました。建設当時からの公債費は、平成--平成があるかどうかわかりませんが--41年までの支払いが続き、29年度の償還額は7385万円で、年度末残高はまだ8億3120万円が残されております。既に何度も申し上げたところですが、平成21年には業者側から訴訟が提起され、平成22年に、平成27年度末までの土地使用料を当初の契約額年間9000万円から減額した7350万円で、5年間にわたる計画で和解が成立いたしました。この間、奈良市側、業者側、第三者による協議会が設立されましたが、平成26年、話し合いの決裂後、会議が開かれた形跡はありません。今なお業者から使用料の減額を求める訴訟が提起され、現在も係争中であります。 これまで
監査委員からの指摘もあり、相手方が供託している使用料の一部を回収したようですが、当然、収入の不足を解消できておりません。 平成22年の和解による減額の根拠が既に消滅した今、毅然として対応すべきであると繰り返し訴えてきました。この点については、市長も強い態度で臨むとの答弁を繰り返してきましたが、現実に実施された形跡はありません。今回の総括質疑では、市長から相手方との信頼関係は完全に崩壊している、今後は契約解除を大前提に強い態度で臨むとされましたが、ぜひ確実に実行していただきたいと思います。 さて、本報告第46号については、係争中と言いながら供託金回収という消極的な方法しかとられず、次年度の収入をもって繰上充用の措置をするなど、十分な対応とは思えません。収入確保の手段も見られなかったため、本報告については私は聞きおくことができません。市長答弁のとおり、毅然とした今後の対応を求めるとともに、本案件については承認できないものであります。 さて、登壇させていただきましたついでに、私なりの考えを申し上げたいと思います。 議案第84号、奈良市
一般会計補正予算についてであります。 前の発言者からも一部説明があったと思いますが、今回の補正予算は多くは災害対策であります。その中で、今回、西部生涯スポーツ
センターの対策費が含まれています。私のもとにも多くの方から西部生涯スポーツ
センターは、今、高齢者の方の大変楽しみな場所であるけれども、しかしながら、余りに費用が高額にかかるのであれば、ひょっとしたらこれは閉鎖されるのではないだろうかと、大変心配をされているメールをいただいたりいたしました。 今回の補正予算で一部天井の修復など計画をしていただいております。また、昨年度にはボイラーの取りかえなど、比較的多額の財源をつぎ込んでいます。これを途中でやめたのでは税金の無駄遣いではないか、私自身はそのように考えておりますが、市長と話しておりますと、どうやらこの西部生涯スポーツ
センターは存続していただけるような雰囲気を私は受けております。ぜひとも高齢者、また若い方も含めて楽しめる施設として、西部生涯スポーツ
センターを引き続き奈良市によって運営していただくよう要望しておきたいと思います。 また、同じく第84号の
ブロック塀の関係であります。 これも総括質疑でも時間の関係で申し上げることができなかったわけでありますけれども、今回の補正予算の要求額に比べますと、かなり決定額が少ない部分があるかと思います。 私の地元でもございますならまちの音声館は、本来ですと3000万円を超える修復のための費用が必要と聞いておりましたけれども、今回は3分の1ぐらいしか認められておりません。このことについて私なりに調査をいたしますと、あの部分は奈良町都市景観形成地区であり、中途半端なものをつくることができない、したがって今回は撤去だけの予算ですと、このような説明を当該課から受けました。 市長もならまち近くにおられたわけですから、よく御存じかと思いますけれども、あの鳴川の通りは大変高い位置に塀があって、かなり圧迫感があります。今回、撤去するということでございますけれども、やはりならまちの景観形成のためにも、ぜひとも早急に予算化をしていただいて、そしてならまちらしい景観を取り戻していただくように要望して、議案第84号外、報告第46号を除く全ての議案に賛成をするものであります。
○議長(
東久保耕也君) 他に討論はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
東久保耕也君) 討論なしと認めます。 これより採決いたします。 採決は分割して行います。 まず、報告第37号 平成29年度奈良市
一般会計歳入歳出決算の認定について及び報告第43号 平成29年度奈良市
駐車場事業特別会計歳入歳出決算の認定についての2件を一括して採決いたします。 本案に対する委員会審査報告書はいずれも認定であります。 報告書のとおり、いずれも認定することに賛成の方の起立を求めます。 (賛成者 起立)
○議長(
東久保耕也君) 起立多数であります。 よって、報告第37号及び第43号の2件は、報告書のとおり、いずれも認定することに決定いたしました。
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△報告第37号 平成29年度奈良市
一般会計歳入歳出決算の認定について 外1件 委員会審査報告書どおり認定と
決定-----------------------------------
○議長(
東久保耕也君) 次に、議案第90号
奈良市立こども園設置条例等の一部改正についてより議案第92号までの3議案を一括して採決いたします。 本案に対する委員会審査報告書はいずれも原案可決であります。 報告書のとおり、いずれも原案を可決することに賛成の方の起立を求めます。 (賛成者 起立)
○議長(
東久保耕也君) 起立多数であります。 よって、議案第90号より第92号までの3議案は、報告書のとおり、いずれも原案を可決することに決定いたしました。
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△議案第90号
奈良市立こども園設置条例等の一部改正について 外2件 委員会審査報告書どおり原案可決と
決定-----------------------------------
○議長(
東久保耕也君) 次に、報告第46号 平成29年度奈良市
針テラス事業特別会計歳入歳出決算の認定についてを採決いたします。 本案に対する委員会審査報告書は認定であります。 報告書のとおり、認定することに賛成の方の起立を求めます。 (賛成者 起立)
○議長(
東久保耕也君) 起立多数であります。 よって、報告第46号は、報告書のとおり、認定することに決定いたしました。
-----------------------------------
△報告第46号 平成29年度奈良市
針テラス事業特別会計歳入歳出決算の認定について 委員会審査報告書どおり認定と
決定-----------------------------------
○議長(
東久保耕也君) 次に、報告第38号より第42号までの5件、報告第44号、第45号及び報告第47号より第50号までの4件、以上11件を一括して採決いたします。 本案に対する委員会審査報告書はいずれも認定であります。 報告書のとおり、いずれも認定することに決しまして御異議ございませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
東久保耕也君) 異議なしと認めます。 よって、報告第38号より第42号までの5件、報告第44号、第45号及び報告第47号より第50号までの4件、以上11件は、報告書のとおり、いずれも認定することに決定いたしました。
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△報告第38号 平成29年度奈良市
住宅新築資金等貸付金特別会計歳入歳出決算の認定について 外10件 委員会審査報告書どおり認定と
決定-----------------------------------
○議長(
東久保耕也君) 次に、議案第84号より第89号までの6議案、議案第93号、議案第95号より第97号までの3議案、議案第100号及び第101号、以上12議案を一括して採決いたします。 本案に対する委員会審査報告書はいずれも原案可決であります。 報告書のとおり、いずれも原案を可決することに決しまして御異議ございませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
東久保耕也君) 異議なしと認めます。 よって、議案第84号より第89号までの6議案、議案第93号、議案第95号より第97号までの3議案、議案第100号及び第101号、以上12議案は、報告書のとおり、いずれも原案を可決することに決定いたしました。
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△議案第84号 平成30年度奈良市
一般会計補正予算(第3号) 外11件 委員会審査報告書どおり原案可決と
決定-----------------------------------
○議長(
東久保耕也君) 次に、議案第98号及び第99号の2議案を一括して採決いたします。 本案に対する委員会審査報告書はいずれも原案同意であります。 報告書のとおり、いずれも原案に同意することに決しまして御異議ございませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
東久保耕也君) 異議なしと認めます。 よって、議案第98号及び第99号の2議案は、報告書のとおり、いずれも原案に同意することに決定いたしました。
-----------------------------------
△議案第98号 財産の取得について 外1件 委員会審査報告書どおり原案同意と
決定-----------------------------------
△日程第3 議案第102号 副市長の選任について
○議長(
東久保耕也君) 次に、日程第3、議案第102号 副市長の選任についてを議題といたします。 提案者の説明を求めます。 市長。 (市長
仲川元庸君 登壇)
◎市長(
仲川元庸君) ただいま上程になりました案件につきまして、その内容を御説明申し上げます。 議案第102号 副市長の選任についてでございますが、副市長であります津山恭之氏の任期が平成30年9月30日付をもって満了となることに伴いまして、副市長に西谷忠雄氏を選任いたしたいと存じ、ここに提案申し上げる次第でございます。 西谷氏は、昭和55年に奈良市に奉職後、
財政課長、水道局業務部参事、
財務部長、
会計契約部長兼会計管理者を歴任し、厳正なる態度で職務を執行され、その人柄は勤勉、実直であり、本市の副市長として適任であると存じます。 御同意を賜りますよう、よろしくお願いを申し上げます。
○議長(
東久保耕也君) お諮りいたします。 本案は原案に同意することに決しまして御異議ございませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
東久保耕也君) 異議なしと認めます。 よって、議案第102号は、原案に同意することに決定いたしました。
-----------------------------------
△議案第102号 副市長の選任について 原案同意と
決定-----------------------------------
△挨拶
○議長(
東久保耕也君) ただいま選任に同意いたしました西谷忠雄君より挨拶がございます。 (西谷忠雄君 入場)
◎(西谷忠雄君) 失礼いたします。 ただいま副市長選任の件につきまして、御同意を賜りました西谷です。まことにありがとうございました。 この上は、甚だ微力ではございますが、奈良市政発展のため、市長、向井副市長、職員とともに、津山副市長の後をしっかりと誠心誠意務めてまいる所存でございます。 議員の皆様方には、御指導、御鞭撻のほどをよろしくお願い申し上げます。 本日はまことにありがとうございました。(拍手) (西谷忠雄君 退場)
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○議長(
東久保耕也君) 以上で日程は終了いたしました。
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△動議
流域下水道維持管理等市町村負担金の
単価引き下げを求める意見書 外1件
○議長(
東久保耕也君) お諮りいたします。 34番森田君より、
流域下水道維持管理等市町村負担金の
単価引き下げを求める意見書及びヘルプマークのさらなる普及推進を求める意見書について動議提出の申し出がありますが、発言を許可することにいたしまして御異議ございませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
東久保耕也君) 異議なしと認めます。 よって、そのように決定いたします。 34番森田君。 (34番 森田一成君 登壇)
◆34番(森田一成君) 私より、
流域下水道維持管理等市町村負担金の
単価引き下げを求める意見書外1件について提案の趣旨を御説明申し上げます。 まず、
流域下水道維持管理等市町村負担金の
単価引き下げを求める意見書についてであります。 奈良県内には4つの下水処理場があり、この処理に係る費用について、奈良県は法の趣旨に反して、奈良市が接続する浄化
センター処理場の処理区の市町に対し、受益の限度を大幅に上回る負担金を徴収し、この超過負担金を他の処理区の処理場の維持管理費用に充てられています。これは奈良市民の理解を得られるものではなく、
奈良市議会としても看過することはできません。また、奈良市の下
水道事業会計は、平成32年度には現金不足となる見通しであり、使用料の値上げについて準備を進めていかざるを得ない状態であります。 よって、奈良県におかれましては、法の趣旨を踏まえ、奈良市民の受益の限度を超えないよう、
流域下水道維持管理等市町村負担金単価の引き下げを行うよう強く要望するものであります。 次に、ヘルプマークのさらなる普及推進を求める意見書についてであります。 ヘルプマーク及びヘルプカードについては、援助や配慮を必要とする方が所持、携帯していることはもちろんのこと、周囲でそのマークを見た人が理解していないと意味を持たないため、その意味を広く周知し、思いやりのある行動をさらに進めていくことが重要となります。しかし、国民全体における認知度はいまだに低い状況にあり、公共交通機関へのヘルプマークの導入など、課題も浮き彫りになってきています。 よって、国においては、ヘルプマーク及びヘルプカードのさらなる普及推進を図るため、自治体が行う普及や、理解促進の
取り組みに対しての財政的な支援を今後も充実させることなどについて取り組むことを強く求めるものであります。 以上、簡単ではございますが、提案の趣旨説明といたします。 各位の御賛同を賜りますようお願い申し上げます。
○議長(
東久保耕也君) 26番藤田君。
◆26番(藤田幸代君) ただいまの動議に賛成いたします。
○議長(
東久保耕也君) ただいま34番森田君より意見書について動議が提出され、賛成者もあり、動議は成立いたしました。 よって、本動議を直ちに議題といたします。 これより質疑に入ります。 質疑はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
東久保耕也君) 質疑なしと認めます。 これより討論を行います。 討論は意見書案2件を一括して行います。 通告がございますので、発言を許します。 16番三橋君。 (16番 三橋和史君 登壇)
◆16番(三橋和史君)
流域下水道維持管理等市町村負担金の
単価引き下げを求める意見書案につきまして、賛成の立場で次のとおり討論を行います。 奈良市の下
水道事業会計の収支不足は深刻な状況にあります。しかしながら、奈良市は接続する奈良県の浄化
センター処理場における処理に関して、受益の限度を大幅に超過する費用を負担しており、その年間の金額は、総額約20億円のうち4億9500万円という莫大な金額であることがこれまでの議会審議を通して判明してきたところであります。年間で約5億円でありますから、10年間で約50億円にも上る計算になります。 市町村の負担金につきましては、下水道法第31条の2は、都道府県は市町村に対し、その利益を受ける限度において、管理に要する費用の全部または一部を負担させることができると規定しているところ、奈良市は、奈良市が受ける利益を超えて過分に費用を負担しているという実態にあり、奈良市民の負担によって、本来であればほかの市町村や奈良県が負担すべき経費が賄われていることについては、市民の理解を得られないものと言うほかありません。 この点につきまして、本議会に提出の
決算審査意見書におきましては、市の負担軽減に向けて流域下水道維持管理負担金の見直しを行う余地があるものと考えられるという
監査委員の合議による見解が初めて示され、財務会計上の観点からも言及されたところであります。 一方で、議員としての立場からは、政策的な観点から見た場合は、市民の理解を得るためには見直しの要請は一層強く働くものと認識しているところであります。 下
水道事業会計におきましては、負債総額が資産総額を上回っている状態が続いており、このような厳しい経営状況に鑑みましても、より効率的な経営が求められる中で最重要課題の一つとして、超過金額は年間約5億円にも上る状態の負担金額の適正化が求められるということは言うまでもないものと考えます。 また、平成30年7月30日付の新聞記事におきまして、奈良市の下水道料金の値上げが検討されていることが報道されましたけれども、流域下水道維持管理負担金の見直しを行うことなく、奈良市民の負担を増大させる下水道料金の値上げに踏み切ることは、やはり理解を得られないものであろうと思料いたします。 流域下水道維持管理負担金の見直しと下水道料金の値上げは並行して実施するのではなく、負担金の見直しを先行させるよう強く求めるものであります。あわせて奈良県におかれましては、法の趣旨を十分尊重されるよう求めるものであります。 以上の意見を付して、私は本意見書案に賛成するものであります。 外1件の意見書案にも賛成いたします。 以上でございます。
○議長(
東久保耕也君) 他に討論はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
東久保耕也君) 討論なしと認めます。 これより採決いたします。 採決は意見書案2件を一括して行います。 いずれも意見書案のとおり可決して、提出することにいたしまして御異議ございませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
東久保耕也君) 異議なしと認めます。 よって、意見書案を可決し、提出することに決定いたしました。 なお、ただいま可決された2件の意見書の提出先、方法等は議長に御一任願います。
-----------------------------------
△動議
流域下水道維持管理等市町村負担金の
単価引き下げを求める意見書 外1件 意見書案のとおり可決と
決定-----------------------------------
△閉会中
継続審査・
調査申し出について
○議長(
東久保耕也君) お諮りいたします。 お手元に御配付いたしております閉会中
継続審査・
調査申し出一覧表のとおり、各委員長より閉会中の
継続審査・
調査申し出書が提出されております。 申し出どおり、閉会中の
継続審査・調査とすることにいたしまして御異議ございませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
東久保耕也君) 異議なしと認めます。 よって、そのように決定いたします。
-----------------------------------
△閉会中
継続審査・
調査申し出について 申し出どおり閉会中
継続審査・調査と
決定-----------------------------------
○議長(
東久保耕也君) 以上で9月定例会に提出されました案件は、全て議了いたしました。 ここで来る30日付、任期満了に伴い退任される津山副市長より御挨拶がございます。 津山副市長。
◎副市長(津山恭之君) 退任に際しまして、このようなお時間を頂戴いたしましたこと本当に厚く御礼を申し上げます。 また、今回の本会議、そしてまた委員会におきまして、多くの皆様方から御低頭、身に余るお言葉をいただきました。重ねまして本当にお礼を申し上げるところでございます。 私、市役所に奉職し、職員として34年、そしてまた副市長として8年務めさせていただきました。そして、ここ本会議場におきましては、平成17年に初めて出席をさせていただいて以来、14年間、皆様方から多くの御指導と御鞭撻を賜ってきたところでございます。その間には、温かいお言葉とともに、本当に厳しい御指摘も賜りました。その中で、私なりに精いっぱい努めてきたものとは思ってはおります。 しかしながら、その成果、その結果につきましては、やはりじくじたる思い、これもあわせましていろんな思いが交錯しているところでございます。 きょうまでいただきました皆様方からの厳しいお言葉、これが私を育ててくれたと思っております。大過なく、きょうを迎えさせていただいたのもこのお言葉と思っております。賜りました皆様方の御指導、そしてまた御厚情、心から感謝を申し上げます。 今後におきましては、これまで一緒に仕事を進めてくれました職員たち、この職員たちがよりよい奈良市政に向けまして、引き続き頑張っていってくれるものと思っております。今後とも一層の御支援と御教導賜りますようによろしくお願い申し上げます。 最後になりましたが、改めましてこれまで賜りました多くのお言葉に感謝を申し上げますとともに、今後とも変わらぬ御厚情をお願い申し上げまして、簡単ではございますが、御礼の御挨拶とさせていただきます。長い間、本当にありがとうございました。(拍手)
○議長(
東久保耕也君) 津山副市長、ありがとうございました。 本定例会はこれで閉じることにいたします。 市長より挨拶がございます。 市長。 (市長
仲川元庸君 登壇)
◎市長(
仲川元庸君) 9月
定例市議会の閉会に当たりまして、一言御挨拶を申し上げます。 本日をもちまして9月
定例市議会が終了いたしたわけでございますが、議員の皆様方には、今議会に御提案申し上げました平成29年度決算関係並びに補正予算を含む各案件につきまして、慎重なる御審議をいただきましたことに改めて御礼を申し上げます。 また、一部議案につきまして撤回をさせていただきましたことにより、混乱を生じさせる結果となりましたことにつきましては、改めておわびを申し上げる次第でございます。 また、先ほどは副市長議案に御同意を賜り、まことにありがとうございました。津山副市長には、これまで2期8年にわたり
市政運営全般に対し献身的に貢献をしていただいたことかと思います。私からも、改めてこれまでのお支えに感謝申し上げたいと思います。 今後は、新たに御同意を賜りました西谷副市長を迎え、職員一丸となって市民の皆様に尽くしてまいりたいと考えておりますので、議員の皆様方の引き続きの御協力、御理解をお願い申し上げる次第でございます。 さて、今議会では、災害や猛暑への対応等、防災に関してもさまざまな御意見、御指摘を頂戴したところでございます。 去る9月4日の台風21号は、非常に強い勢力でありましたものの、幸いにして本市としては大きな被害とはならなかったところではございますが、相次ぐ地震や豪雨、猛暑、台風など、各地での被害の状況から感じることは、災害への備えは本当に多種多様な方面への目配りが必要だということでございます。 今回、御議決をいただきました補正予算にも、市民の皆様の安全・安心にかかわるものが多くございます。
ブロック塀の改修や学校・園への
エアコンの設置など、市民の命を守る政策に着実に取り組んでまいりたいと改めて考えているところでございます。 さて、夏の猛暑が過ぎ、いよいよ涼しくなってまいりました。これから奈良は秋の観光シーズンを迎えます。来月には、約300年ぶりに天平様式の建物が姿をあらわすことになる興福寺中金堂の落慶法要が行われ、またその後には一般公開も始まります。この中金堂は興福寺の伽藍の中心になる最も重要な建物であり、その復元は本市の観光客誘致にも大きく寄与することが期待できるものでございます。 また、本年は日仏友好160周年でもあり、それを記念し、日本文化の魅力を紹介するジャポニスム2018が、現在、フランスで開催をされております。本市におきましては、奈良県と協働し、「地方の魅力」週間として祭りと文化の一環で春日若宮おん祭を披露申し上げる予定でございます。 歴史、文化への造詣が深い人々や富裕層などを中心に奈良への新たな関心を喚起し、外国人観光客の誘致につなげてまいりたいと考えているところでもございます。 以上、9月
定例市議会の閉会に当たりまして一言御挨拶を申し上げました。 ありがとうございました。
○議長(
東久保耕也君) 以上で
奈良市議会9月定例会を閉会いたします。 午後2時55分 閉会
----------------------------------- 地方自治法第123条第2項の規定によりここに署名する。
奈良市議会議長 東久保耕也
奈良市議会議員 松下幸治
奈良市議会議員
酒井孝江 奈良市議会議員 森田一成...