中山スポーツ
吉川市民課長
振興課長
里村
環境政策課長 平澤環境施設課長
山口環境業務課長 宮島バイオエコノミー
担当課長
河上産業支援課長 野口産業立地課長
高野観光企画課長 小林観光事業課長
松木国際交流課長 曽根農水産政策課長
諸橋農林整備課長 佐々木鳥獣被害
対策課長
樺沢農業委事務局長
────────※────────
〇職務のため出席した事務局職員
小池事務局長 青柳課長
宮島課長補佐 木村議事係長
────────※────────
○池田和幸 委員長 これより会議を開きます。
────────※────────
○池田和幸 委員長 なお、報道関係者から写真撮影の申出がありましたため、
委員会傍聴規則に基づいて委員長においてこれを許可いたしましたので、御了承願います。
今定例会においては、
新型コロナウイルス感染症拡大防止の観点から、委員外議員の傍聴は自粛し、控室で
インターネット中継を視聴していただいております。
また、換気のため、おおむね1時間ごとに休憩を取りますので、御了承をお願いいたします。
────────※────────
1 議案第4号 令和5年度長岡市一般会計予算(続)
○池田和幸 委員長 議案第4号を議題といたします。
─────────────────
(1) 第1条 歳入歳出予算中
〔歳出7款〕
〇
長谷川商工部長、星観光・交流部長 〔予算書及び説明書にて説明〕
○池田和幸 委員長 質疑はありませんか。
◆田中茂樹 委員 私のほうから何点か質問させていただきたいと思います。
まずは、説明書の283ページ、
イノベーション加速化推進事業費の
イノベーション加速化補助金についてです。先ほど商工部長からもお話がありましたけれども、今年度と来年度の違いや特徴がありましたら教えてください。
◎河上
産業支援課長 今年度から
イノベーション加速化補助金に取り組んでおりますが、今年度実績において、新製品や新技術に係る知的財産権を取得する事業についてはちょっとニーズがなかったということで、それをなくしまして、新たに
市公式アンテナショップ出店枠を設けます。これは、既に
アンテナショップに出品済み、あるいはこれから出品を考えている事業者を対象といたしまして、新製品の開発や製品改良に当たる事業に対して補助を実施いたしまして、
アンテナショップのラインナップの充実や、メード・イン・長岡のPRにつなげてまいりたいと考えております。
◎宮島
バイオエコノミー担当課長 同じく
イノベーション加速化補助金の変更点といたしまして、同補助金のメニューの1つとしまして、事業者が
太陽光発電設備などの
再生可能エネルギーを導入する際の支援制度につきまして、蓄電池やバッテリーを新たに補助対象に加えたいと考えております。
◆田中茂樹 委員 285ページの
産業イノベーション推進事業費、
産業イノベーションアドバイザー報酬等についてちょっとお聞きしたいと思います。たしか今年度は2人だったと思うのですが、それが1人に減っているということで、まずその状況ですとか変化の内容、
アドバイザーの内容などを改めてお聞かせください。
◎斉藤 商工部次長
アドバイザーにつきましては、4大学1高専と取り組む産学連携や起業・創業、交流を推進するために今2人でやっていただいております。今は主に企業を回っていただいて、企業から出てくる課題などを高専や技大とつなげて課題を解決するようなことをやっていただいていますし、介護ハブですとかIoTのハブにおいてもそういった形で支援していただいております。今年度は2人ということでお願いしておりますけれども、来年度は1人ということで1人減になります。この理由としましては、今回ミライエ長岡の中でNaDeC BASEの機能を拡充するに当たり、もう少し広い形で産学連携をお願いするような専門人材をほかでもお願いするというところが1つと、今回やっていただいている方々にお聞きした中で、お一人から今年度で退職という希望が出たことから、全体を見て新年度は1名減とさせていただきました。
◆田中茂樹 委員 承知いたしました。
もう1点、観光費についてお聞きしたいと思います。299ページの観光を活用した
まちづくり推進事業費、「越後長岡」
観光振興委員会負担金について、先ほどもお話がありましたけど、今回新しく伴走型支援という取組がされているようですのでその内容と、
教育旅行誘致促進事業負担金について、今年度と来年度との違いといいますか、比較がもしありましたらお聞かせいただきたいと思います。
◎高野
観光企画課長 まず、1つ目の御質問の観光事業者への
伴走型支援事業につきましては、観光事業者の稼ぐ力の向上を目的に、事業所の皆さんと一緒に
データマーケティングを行うというものでございます。具体的には、間もなく市場調査に基づく観光誘客のターゲットが固まるということから、このターゲットを対象にした旅行商品や
体験型コンテンツなどの誘客事業について、旅行者の休日余暇、趣味または旅行、生活様式といった様々なデータを踏まえた上で、企画立案からテスト販売までを事業者の皆さんと手がけるものでございます。また、酒の陣におきましても、酒蔵の皆さんと同様の取組を行いましてコンテンツの魅力向上を図りたいと考えており、各種場面において観光産業の下支えに努めてまいりたいと考えております。
2つ目の御質問の
教育旅行誘致促進事業については、今年度から行っている事業でございまして、基本的には今年度と来年度の取扱いについては大きな差はございません。全国の教育旅行においては、新型コロナの影響で行き先を東京や京都などから近場に変える動きがございました。また、教育旅行には団体客の獲得や宿泊施設の平日の稼働率の向上、あとは未来の
長岡ファン獲得といった効果が期待される側面がございます。このような状況から、本事業は教育旅行による新たな誘客を目的に長岡への教育旅行を行った旅行会社に助成を行うものでございます。助成内容としましては、宿泊の場合は1人当たり2,000円、日帰りの場合は500円を助成したいと考えております。また、これに併せて長岡の教育旅行の魅力を高めるために、防災、花火、平和、自然環境などをテーマにした学びや体験のコンテンツを用意してございまして、旅行業界への商談会などでPRしているところでございます。
◆酒井正春 委員 今のところで、もう少し説明をお聞きします。令和4年度の予算に関する説明書を見ると「越後長岡」
観光振興委員会負担金として1,917万円が計上されていますが、5年度予算では約1,500万円と減額されています。そして、その代わりに
教育旅行誘致促進事業負担金の250万円が新たに計上されています。今の答弁では、今年度からやっている取組だということでした。令和4年度の説明書のどこに載っているのか、ページ数と項目を教えてもらいたいというのが1つあります。
それと、どこが事業主体なのか。この酒の陣とかいろいろ今アンケートができてこれから攻略に入るということで、それはいいんだけれども、攻略に入るこの予算の仕分は幾らずつになるのですか。酒の陣の負担額はどのぐらいを予定しているのですか。それと、これからもっと攻撃的に攻めようというのはどのぐらいの予算で攻めていくのですか。
◎高野
観光企画課長 まず、今の酒の陣の関係等々の予算につきましては、酒の陣の事業に537万円が充当されます。実施主体につきましては、説明書にございますとおり、「越後長岡」
観光振興委員会が主体となって行います。また、伴走型支援につきましては400万円の事業ということで予算づけしております。
あと、教育旅行の負担金ですけれども、令和4年度の当初予算に関する説明書の295ページ、地域資源を活用した新たな
価値創造事業費の
教育旅行誘致促進事業負担金ということで計上させていただいております。地域の
宝磨き上げ事業ということで、
地域振興戦略部のほうが所管しておりまして、今年度はそちらの事業の組合せの中でこちらの教育旅行を計上しているというところでございます。
◆酒井正春 委員 前年度と項目が変わったということは、事業主体も変わったということで理解していいですか。
◎高野
観光企画課長 市のほうの事業の組立ては変わっておりますが、事業の実施主体としては変更してございません。
◆酒井正春 委員 ちょっと分からないのですけど、要は項目を移さなきゃいけないわけだよね。ということは、何かが変わっているからこっちへ持ってきたんだろうと普通は思うわけです。だから、そこはもう少し、今事業主体は変わっていませんとか言われるとはっきりしてこないので、要はここに持ってきたことによって観光を活用したまちづくりに昇華してくるわけですか。この項目を特化してここに持ってきているわけだから、その効果がもっと出せるようなやり方をもう少し、令和4年度はこっちでやりましたけど、5年度も同じようにこっちでやりますぐらいのレベルであれば大して効果が出てこないという不安があるから、だから持ってきたという意気込みというかを答弁に全然感じないんだよね。気合を入れて答弁してください。
◎高野
観光企画課長 今のところについてもう少し補足説明をさせていただきます。
まず、今年度の教育旅行の事業につきましては、地域資源を活用した新たな
価値創造事業費というところで計上してございます。こちらの事業ですけれども、担当課である
地域振興戦略部によりますと令和3年度に設置した地域の宝のさらなる活用懇談会の提案に基づいて令和4年度予算において事業化したところでございます。しかしながら、事業内容としては地域の宝や地域資源を活用する事業であるため、令和5年度からそのくくりを改め、地域の
宝磨き上げ事業に統合する形で当初予算を組んでいるところでございます。これらを受けまして、観光企画課としましては新年度は地域資源を活用した新たな
価値創造事業の一事業であった
教育旅行誘致促進事業負担金につきましても、従来の枠組みであった観光を活用した
まちづくり推進事業費に戻して予算を組んだというところで、予算書の記載が変わったことで効果が大きく変わるものではございませんし、逆にこの事業に取り組む熱意が冷めたというようなことは決してございませんので、その辺を御了解いただきたいと思っております。
◆藤井達徳 委員 説明書の285ページ、
企業誘致促進事業費のうち、
サテライトオフィス試験運用等支援金、
サテライトオフィス等開設促進事業補助金、
テレワーク対応型賃貸用オフィスリノベーション補助金についてちょっとお聞きしたいと思います。先ほど商工部長からも一部説明がございましたが、特に
サテライトオフィス試験運用等支援金及び
テレワーク対応型賃貸用オフィスリノベーション補助金について、事業内容をお聞きしたいと思います。
◎野口
産業立地課長 まず、
サテライトオフィス試験運用等支援金については、
サテライトオフィスを開設するに当たり、やはり長岡というところがよく分からないと、気候的な話であるとか駅からどのくらいの距離を歩かないと物件がないとかを見ていただくための補助金になります。視察費用となりまして、交通費や宿泊費等を支援するものです。これによって、目で見て、肌で感じて長岡がいいところだと理解してもらった中で
サテライトオフィスを進出していただくというものです。
続きまして、
テレワーク対応型賃貸用オフィスリノベーション補助金につきましては、テレワークの導入で首都圏企業が長岡で
サテライトオフィスを開設する場合に、空き家物件を魅力ある物件にリノベーションするための補助金です。基本的には、どうしても今
インターネットの環境とかでスピードの問題がありますので、Wi─Fiを入れたり、その他机や椅子などの備品購入費に充てられるものでございます。
◆藤井達徳 委員 分かりました。
それで、首都圏の企業の一部を地方に持ってきて、企業誘致、そして移住・定住につなげられれば一番いいわけで、そういう流れを何とか呼び込もうという仕掛けだと思うのですけれども、ここ最近は感染禍が落ち着いてきて、東京一極集中から地方へという流れが少しまた逆流といいますか、感染禍の落ち着きに伴って、特に東京23区への転入超過の動きがまたちょっと見られてきているという報道も聞くところであります。そういう中で、今後の需要見込みというのでしょうか、この
サテライトオフィスあるいは
テレワーク対応型オフィス等の需要の見込みや見通しについては、どのような捉え方をしていますでしょうか。
◎野口
産業立地課長 おっしゃるとおり、人口が一極集中に戻っているような報道等もあります。もう一方で、企業の方とお話しすると、やはり1回働き方を変えた中で、例えば地方でやることでワーク・ライフ・バランスが取れるという評価も頂いております。一時的には東京に戻る可能性もありますが、コロナ禍によって新たな働き方が出てきたことによる効果は続くと思いますし、今の若い方は特にどうやってこのワーク・ライフ・バランスを取るかということを考えると、この流れというのは引き続き続くものと思っておりますので、市といたしましてはこの事業も力強く推進していきたいと考えております。
◆藤井達徳 委員 分かりました。ぜひその取組を期待しております。
それで、この
サテライトオフィスや
テレワーク対応型賃貸用オフィスを呼び込むためのPR活動というのでしょうか、周知については今どのように取り組んでいらっしゃるのでしょうか。
◎野口
産業立地課長 PRにつきましては、長岡というところをまず知ってもらわなきゃいけないというのが第一前提としてあります。そうしたときに、例えばNAGAOKA WORKERがあることによって、もう既に長岡に出ていただいている企業がありますので、そこから大体
インターネットでホームページを見られるときに問合せがあるので、そういうところを中心にやっているものもございます。
あと、新幹線等の中に置いてある雑誌に掲載することによって、社長などが乗って長岡でこういうことをやっていると見たときに問合せが来ますので、決定権がある方に直接届くようなそういう雑誌に掲載したりしております。
◆藤井達徳 委員 分かりました。ぜひ取組をお願いしたいと思います。
続きまして、同じページの
産業イノベーション推進事業費、
産業イノベーションアドバイザー報酬等については先ほど田中委員からも質疑があったと思いますが、
NaDeCオープンイノベーション・
コーディネーター経費につきまして、この
コーディネーターの役割、それからどういった経験やスキルを持った方が担うのか、またこの7人の配置の理由等について御説明をお願いしたいと思います。
◎斉藤 商工部次長
NaDeCオープンイノベーション・
コーディネーターですけれども、現在のNaDeC BASEには常駐で2名ほど活動していただいております。先ほど申し上げましたけれども、NaDeC BASEの施設の運営と、関係する4大学1高専の学生や先生方と情報共有を図りながら地元企業との産学連携や交流を促すようなお仕事をしていただいております。資格としては必要というものは特にないのですけれども、施設の顔として来館された方たちをつなぐようなことを期待しておりますので、まず人が嫌いじゃない人といいますか、
コミュニケーション能力が高いところですとか、長岡に興味を持っていただいて携わっていただける方となっております。また、この
コーディネーターにつきましては
地域おこし協力隊の制度を活用しますので、基本的には今長岡に住んでいない方、首都圏から移住していただいて業務をしていただくということになりますので、そういった部分で私どもの活動に共感いただいて、やる気があればという方をこれから募集するところです。
◆藤井達徳 委員 分かりました。
次に、287ページの
バイオエコノミー推進事業費、
長岡バイオエコノミーコンソーシアム負担金についてです。新年度に目指すところとして、どういった取組を考えていらっしゃるのかについて御説明をお願いしたいと思います。
◎宮島
バイオエコノミー担当課長 長岡バイオエコノミーコンソーシアム負担金については、この
コンソーシアムに参画する団体が現在約40ございます。こちらの団体に様々な
バイオエコノミーに関する情報を提供したり、あるいは交流の場を設けることなどで長岡の地域資源やバイオテクノロジーを活用した新たな産業の創出を図っていきたいと考えております。具体的には、今年度から新たに始めました
バイオサロン事業ですとか、アジア最大級の
バイオ関連見本市への
バイオエコノミーコンソーシアムの出展、あるいはこの
バイオサロン事業で生まれたアイデアの芽出しの支援などをこの
コンソーシアムの中で行っていきたいと考えております。また、引き続き
下水道汚泥肥料や生ごみの発酵残渣の実証実験を長岡農業高校などと連携して行いまして、引き続きそのエビデンスを蓄積していきたいと考えております。
◆関正史 委員 1点だけお願いします。
説明書の297ページ、道の駅誘客促進事業費の
周遊促進ミッションラリー業務委託料の内容を詳しくお聞きしたいと思います。
◎小林
観光事業課長 ミッションラリーイベントの内容につきましては、道の駅ながおか花火館をはじめ、市内にある4つの道の駅を巡る
ミッションラリーを実施する計画でございます。取り上げるミッションの内容につきましては、詳細はまだ決定してはございませんが、各地域の特色を生かした内容を考えているところでございます。例えばながおか花火館であれば花火にちなんだ内容、和島地域の道の駅であれば良寛や貞心尼にちなんだ内容の謎解きやミッションなどを取り入れたものを予定しておるところでございます。最終的にイベントをクリアしますと、地域の特産品などが抽せんで当たるような仕掛けにしたいと考えております。
◆小坂井和夫 委員 説明書の293ページ、摂田屋・
宮内地区情報発信・
交流拠点施設管理運営費に施設・
設備等修繕料とあります。この
交流拠点施設はまだオープンして間もないと思うのですけど、どういう修繕内容になるのでしょうか。
◎高野
観光企画課長 こちらの修繕料については、大きな修繕というよりは小破修繕ということで、1件10万円未満程度の軽微な小破について修繕するもので、大きな工事を行うとか、改修をするとかというものではございません。
◆小坂井和夫 委員 金額が金額ですから、そんなに大きな工事ではないというのは想像できるのですけど、小破修繕ということで、100万円ちょっとの予算になっています。小破修繕が何か所かというふうに考えていいのですか。
◎高野
観光企画課長 1件当たり110万円というわけではなくて、幾つかの修繕を行う合計額が110万円ということでございます。
◆小坂井和夫 委員 分かりました。
もう1つだけ、281ページの
産業展示室運営事業費、展示室賃借料及び
運営業務委託料等について、これは
産業交流会館のほうに委託されているという捉え方でいいと思うのですが、その辺を確認したいのが1つ。あと、この展示室の昨年度の入り込み者数がどれくらいかお聞かせいただけますか。
◎河上
産業支援課長 委員御指摘のとおり、こちらは
産業交流会館への委託事業になります。
◎長谷川 商工部長 入り込み者数ですけれども、令和3年度は1万9,859人、今年度が2万2,988人と、今年度は若干増えております。
◆松野憲一郎 委員 私からも1点お願いいたします。
説明書の283ページ、
デジタルものづくり人材育成事業費について、
デジタルものづくり人材育成事業補助金とありますが、どういった人材育成をしていくのか伺わさせてください。
◎河上
産業支援課長 こちらは、これまで
ロボット活用リーダー育成事業ですとか
ロボットイノベーションハブ等を通じてデジタルに関わる人材を育成してまいりました。来年度はその補助金を一本化して、
長岡産業活性化協会NAZEとともに、主に製造業のデジタル化に資する人材を育成していきたい。あわせて、NAZEのほうで、NAZE学園で企業内のデジタル化をより一層進めていくような人材を育成していきたいといったものでございます。
─────────────────
〔9、10款〕
〇
北村農林水産部長、
相田環境部長、
伊藤市民協働推進部長 〔予算書及び説明書にて説明〕
○池田和幸 委員長 質疑はありませんか。
◆田中茂樹 委員 説明書の381ページ、
部活動地域移行事業費のスポーツ・
芸術文化活動関係経費と
ジュニアスポーツ活動環境整備事業費についてです。昨日いろいろと議論させていただきましたけれども、先ほどの
市民協働推進部長の御説明ですと、とにかくこの部分に関しては体制整備をしていくということでした。どのようなものなのか、
部活動地域移行事業費及び
ジュニアスポーツ活動環境整備事業費について、具体的な内容をお聞かせください。
◎古田島
文化振興課長兼
中央公民館長 私のほうからは、
部活動地域移行事業費のスポーツ・
芸術文化活動関係経費について御説明させていただきます。
こちらに盛っております予算は、主に現在スポーツより少し遅れを取っております文化部活動の地域移行に関する関係経費になります。具体的に盛っておりますのは、文化の部活動と学校現場に精通し、かつ地域の文化活動に造詣の深い
アドバイザーを非常勤の職員として置くための経費と、あと現在国のモデル事業の指定を受けているような先進地の視察や、移行に当たっての先行的なモデル事業の経費、
あと事務経費等を盛らせていただいております。
◎中山
スポーツ振興課長 ジュニアスポーツ活動環境整備事業費でございますが、その中でも特にジュニア世代が
スポーツ活動を自分の嗜好に合わせて楽しみながら取り組んでいけるという部分についても、学校だけでは支え切れない部分について、地域の
スポーツ関係の推進団体等とも協議をしながら様々なつながりを生かして体制を構築していく必要があると思います。当面の間、そのような体制で準備を進めていくための補助としての支援を続けていきたいと思っておりますので、そのための経費を計上しております。
◆酒井正春 委員 説明書の429ページをお願いします。まずは、
市民参加イベント開催事業費の
ヨネックスレディスゴルフトーナメント関係経費ですが、令和5年度は会場が変わるようなお話も聞いています。市民参加がなかなか厳しいような場所でやるようですが、5年度は5年度ですけれども、これはもう
ヨネックスカントリークラブに帰ってこないのかどうか、その辺についてはどういう読みなのですか。
◎中山
スポーツ振興課長 令和5年度は、静岡県の富士宮市を会場として開催いたします。その次年度以降は、また寺泊地域の
ヨネックスカントリークラブで開催すると主催者のほうから聞いております。
◆酒井正春 委員 できるだけ長岡でやっていただけるように努めていただきたいと思います。
もう1点、同じページの長岡市スポーツ施設整備等基本構想策定事業費ですが、令和5年度でまとまるのか、まとまるとするといつ頃になるのか。
それと、その下の新たな
スポーツ活動普及啓発事業費のeスポーツ・アーバンスポーツ体験会開催経費ですが、いつ頃にどんなものをどこでやられるのか、もう少し具体的に説明してください。
◎中山
スポーツ振興課長 スポーツ施設整備等の基本構想につきましては、現在の利用状況から今後のスポーツ施設に対する市民ニーズの変化に応じた状況を把握したり、あるいはそのデータ分析等を行いたいと考えております。令和5年度中にまとめたいと思っておりますが、令和6年度以降のスポーツ施設の修繕や改修等にも生かしていきたいと思いますので、途中段階になりますが、秋頃の予算編成時期を目指してまず第1段階でまとめていきたいと考えております。
それから、新たな
スポーツ活動普及啓発事業費のeスポーツ・アーバンスポーツ体験会開催経費でございますが、これまでもアオーレ長岡等を使いまして9月頃にスポーツ・レクリエーションのフェスティバルを行っておりましたが、5年度はまちなかにミライエ長岡がオープンということもありますので、まちなかの施設の回遊性も踏まえながら、そういった時期に開催していければなと思っております。新たな取組ですので、いわゆるeスポーツ・アーバンスポーツを市民の方に体験あるいはどんなものかを理解していただくようなコーナー等も開いていきたいと考えております。
◆田中茂樹 委員 説明書の429ページ、新たな
スポーツ活動普及啓発事業費に指導者育成委託料等とありますが、eスポーツとかアーバンスポーツの指導者はどういう方になって、またどういった形で育成されていくのかをちょっと詳しくお聞かせください。
◎中山
スポーツ振興課長 このeスポーツ・アーバンスポーツの取組につきましては、いわゆるその種目に特化した指導者を養成するということではなくて、あくまでこれから市民誰もが気軽に親しめたり、あるいはデジタル技術を活用した新たなスポーツ機会を創出していくことが、これからコミュニティスポーツを推進していく上ではまた新たな視点として必要だと思っています。先ほども申し上げたように地域で様々な活動をしているスポーツ推進委員の皆さんでありますとか、そういった地域でのスポーツ・レクリエーションの
コーディネーター役のような方にも、こういった新たな視点を持ってもらうためのインストラクターによる指導者講習というような形で考えているものでございます。
◆田中茂樹 委員 受ける方は分かるのですけれども、それを指導する人がいるということなのでしょうか。
◎中山
スポーツ振興課長 今特にeスポーツの部分についての取組を想定しておりますが、既に市内においてこのeスポーツの活動をされている団体がございます。そのような方々と連携を取りながら、eスポーツについての地域展開を、ニーズも見定めながら、どういった形が長岡のスポーツやレクリエーションの推進にとって有効かという部分も併せながら、指導者の育成につなげていきたいと考えております。
◆酒井正春 委員 説明書の445ページ、長岡ニュータウン運動公園整備事業費についてお聞きします。当初から構想がありましたからこれはいいんですけれども、これについての資料を頂くと河川敷の浸水被害がちょっと頻繁に起きているので、こっちが具体的に動き始めたということであります。この河川敷の運動公園については、ニュータウン運動公園は令和9年度に供用開始となっていますのでそれまでは併用できるだろうと思うのですけれども、今この計画を立てるに当たって将来的にはどういう構想を考えておられますか。
◎中山
スポーツ振興課長 ニュータウン運動公園の野球場に関しましては、水害等で度重なる被害を受けました河川敷10面をニュータウン運動公園に移すことによって、当初のスポーツ施設の構想によりますと2面の人工芝を想定している中で、稼働率を上げてその10面分の対応をしていこうと考えているところでございました。
先ほどスポーツ施設の整備等の基本構想のところで申し上げましたが、今後の野球人口全体のニーズ等について、このような構想の中でまたニーズ状況の分析もしていきたいと思っておりますので、当面は令和9年度を目指した野球環境の整備という部分もニュータウン運動公園の整備の中で行っていきますが、併せてこの河川敷10面あるいは支所地域にある野球場の在り方についてもこの構想の中でよく検討を行い、整備を進めていきたいと考えております。