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平成24年経済建設常任委員会( 3月15日)

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  1. 三条市議会 2012-03-15
    平成24年経済建設常任委員会( 3月15日)


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    平成24年経済建設常任委員会( 3月15日)                   経済建設常任委員会記録                    (第1日目) 1 日   時  平成24年3月15日(木)午前10時 1 場   所  第3委員会室 1 出席委員   森山 昭委員長 鶴巻俊樹副委員長          武石栄二 阿部銀次郎 佐藤宗司 藤田博史 西川重則 西川哲司 1 欠席委員   な し 1 委員外議員  杉井 旬 1 説明のための出席者          長谷川経済部長 永井営業戦略室長 星野主幹 渡辺次長                  恋塚地域経営課長 小出中心市街地活性化推進室長                  坂井商工課長 瀬戸主幹 金子・丸山両課長補佐                  平岡農林課長 諸橋課長補佐 板垣地産地消推進室長          土田建設部長  小日向土木課長 川上・渡辺両課長補佐                  長野都市計画課長 日下部・田辺両課長補佐                  宮島建築課長 渡辺課長補佐                  木村下水道課長 佐藤・阿部両課長補佐          川瀬水道局長  永井業務課長 永田課長補佐
                     神代工務課長 鈴木課長補佐 白井大崎場長 1 職務に従事した事務局職員          鈴木事務局長 山村係長 藤塚主任 1 事   件   平成24年第2回定例会で付託された    議第1号 平成24年度三条市一般会計予算           第1表 歳出            第2款第1項第1目(一般管理費)中所管関係分                  第7目(まちづくり推進費)中所管関係分                  第8目(国際交流推進費)中所管関係分            第3款第2項第7目(児童遊園費)            第5款(労働費)            第6款(農林水産業費)            第7款(商工費)〔ただし、第1項第6目を除く〕            第8款(土木費)〔ただし、第5項中市民福祉所管関係分を除く                    〕            第9款第1項第4目(水防費)                  第5目(災害対策費)中所管関係分            第11款(災害復旧費)           第2表 債務負担行為            番号1    議第5号 平成24年度三条市農業集落排水事業特別会計予算    議第6号 平成24年度三条市勤労者福祉共済事業特別会計予算    議第7号 平成24年度三条市公共下水道事業特別会計予算    議第8号 平成24年度三条市水道事業会計予算    議第9号 平成23年度三条市一般会計補正予算           第1表 歳出            第2款第1項第7目(まちづくり推進費)            第6款(農林水産業費)            第7款(商工費)            第8款(土木費)            第14款第1項(農林水産施設災害復旧費)           第3表 繰越明許費補正            1追加 第2款(総務費)                第6款(農林水産業費)                第7款(商工費)                第8款(土木費)                第14款(災害復旧費)            2変更 第6款(農林水産業費)                第14款(災害復旧費)〔ただし、第4項を除く〕    議第11号 平成23年度三条市公共下水道事業特別会計補正予算    議第15号 三条市水道法に基づく布設工事監督者を配置する水道の布設工事等を定         める条例の制定について    議第24号 三条市都市計画審議会条例の一部改正について    議第25号 三条市道路占用料条例の一部改正について    議第28号 三条市水道事業の設置等に関する条例の一部改正について    議第31号 三条市しらさぎ荘の指定管理者の指定について    議第32号 三条市交流促進センター指定管理者の指定について    報第1号 専決処分報告について(平成23年度三条市一般会計補正予算)           第1表 歳出    請願第25号 TPP交渉参加反対に関する請願    請願第26号 TPP交渉参加に向けた協議の中止を求める請願 1 審査の経過及び結果 ○(森山 昭委員長) 開会前に申し上げます。  今定例会において当委員会で審査する事件は、お手元に配付済みの付託事件表のとおり議案14件及び請願2件の計16件であります。これら付託事件の審査につきましては、最初に議第15号から議第32号について審査し、続いて議第9号及び議第11号の補正予算、報第1号の専決処分報告、議第1号及び議第5号から議第8号の当初予算の順に審査し、最後に請願審査という順で行いたいと思います。  なお、当初予算につきましては、最初に建設部及び水道局所管分を審査し、続いて経済部所管分の審査を行いたいと思います。  また、説明員席の都合上、随時説明員の入れかえを行いますので、あらかじめ御了承願います。  この際、皆様にお諮りいたしたいと思いますが、開会後暫時休憩し、付託事件の審査に供するため、お手元に配付の資料に基づき現地視察を行いたいと思いますが、いかがでしょうか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○(森山 昭委員長) それでは、開会後改めてお諮りいたしますので、よろしくお願いいたします。  最後に、協議会の開催について御案内いたします。既に配付済みの開催通知書のとおり、委員会閉会後協議会を開催いたしますので、よろしくお願いいたします。 ――*――*――*――*――*――*――*――*――*――*――                               開  会 午前10時00分 ○(森山 昭委員長) ただいまから経済建設常任委員会を開会いたします。  出席全員であります。  直ちに審査に入ります。 ――*――*――*――*――*――*――*――*――*――*―― ●議第1号、議第5号から議第9号、議第11号、議第15号、議第24号、議第25号、議第28号、議第31号、議第32号及び報第1号の以上14件一括上程 ○(森山 昭委員長) 議第1号、議第5号から議第9号、議第11号、議第15号、議第24号、議第25号、議第28号、議第31号、議第32号及び報第1号の以上14件一括上程いたします。  お諮りいたします。  付託事件の審査に供するため、会議規則第99条の規定により、お手元に配付いたしました資料のとおり現地視察を行いたいと思いますが、御異議ありませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○(森山 昭委員長) 御異議がありませんので、そのように決定いたしました。  それでは、これから現地視察を行うため、しばらく休憩いたします。                               休  憩 午前10時01分                               再  開 午後 1時00分  (休憩中に現地視察を行う) ○(森山 昭委員長) 休憩前に引き続き会議を開きます。 ―――――――――――――――――――――――――――――――― ◎議第15号 三条市水道法に基づく布設工事監督者を配置する水道の布設工事等を定める条例の制定について ○(森山 昭委員長) 最初に、議第15号 三条市水道法に基づく布設工事監督者を配置する水道の布設工事等を定める条例の制定についてを議題といたします。  提案理由の説明をお願いいたします。 ○(永井業務課長) ただいま御上程いただきました、議第15号 三条市水道法に基づく布設工事監督者を配置する水道の布設工事等を定める条例の制定について御説明いたします。  恐れ入りますが、去る2月24日開催されました提出議案概要説明会で配付いたしました資料で御説明申し上げますので、資料ナンバー3をお願いいたします。  1、条例制定の趣旨であります。地域の自主性及び自立性を高めるための改革の推進を図るための関係法律の整備に関する法律の制定に伴い、水道法の一部改正が行われ、水道の布設工事監督者の配置及び資格並びに水道技術管理者の資格に関する基準が条例で定める事項とされたことから、本条例を制定するものであります。  2、制定の内容について御説明いたします。恐れ入りますが、三条市水道法に基づく布設工事監督者を配置する水道の布設工事等を定める条例案をお願いします。第2条で布設工事監督者を配置する水道の布設工事について具体的に定めたものであります。水道施設の新設のほか、1日最大給水量、水源の種別、取水地点、浄水方法の変更に係る工事や沈殿池、ろ過池、浄水池などの浄水場にかかわる施設設備の新設、増設、改造に係る工事を定めております。  第3条で、布設工事監督者の資格についてその資格要件を定めたものであります。学歴と水道に関する技術上の実務に従事した経験年数によって区分しております。その資格要件につきましては、第1号から第8号までに具体的に区分をしております。詳細につきましては、先に開催をお願いしました経済建設常任委員協議会で御説明させていただきましたので、省略させていただきます。  また、第4条で水道技術管理者の資格について、その資格要件を定めたものであります。布設工事監督者の資格要件と同様に学歴と水道に関する技術上の実務に従事した経験年数によって区分しております。第1号では布設工事監督者の資格を有する者は、水道技術管理者の資格を有するとしております。以下記載のとおりでございますが、第6号で厚生労働大臣の登録を受けた者が行う水道の管理に関する講習の課程を修了した者も水道技術管理者の有資格者となると定めております。  附則といたしまして、改正水道法が平成24年4月1日から施行されることから、本条例の施行期日を平成24年4月1日とするものであります。  以上であります。御審議の上、よろしく御決定くださいますようお願いいたします。 ―――――――――――――――――――――――――――――――― ○(森山 昭委員長) これより質疑を行います。   (「なし」と呼ぶ者あり)  以上で質疑を終了したいと思いますが、御異議ありませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○(森山 昭委員長) 御異議がありませんので、以上で質疑を終了いたしました。 ―――――――――――――――――――――――――――――――― ◎議第24号 三条市都市計画審議会条例の一部改正について ○(森山 昭委員長) 次に、議第24号 三条市都市計画審議会条例の一部改正についてを議題といたします。
     提案理由の説明をお願いいたします。 ○(長野都市計画課長) ただいま御上程いただきました議第24号 三条市都市計画審議会条例の一部改正について御説明申し上げます。議案書をお願いしたいと思います。  改正の趣旨といたしましては、効率的な事務執行体制を構築するための行政組織機構の見直しにより、建設部の土木課と都市計画課を統合し、新たに建設部建設課を設置することに伴い必要な改正を行うものでございます。1枚おはぐりをお願いいたします。  改正の内容について御説明申し上げます。三条市都市計画審議会条例第5条の審議会の庶務担当課を建設部都市計画課から建設部建設課に改めるものでございます。  施行期日は平成24年4月1日とするものでございます。  以上でございます。御審議の上、御決定賜りますようよろしくお願い申し上げます。 ―――――――――――――――――――――――――――――――― ○(森山 昭委員長) これより質疑を行います。 ○(西川重則委員) 前に聞いたような気がしたんですが、全く不勉強で申しわけないんですけれども、組織機構改革で土木課はなくなるんですか。 ○(土田建設部長) 今ほど都市計画課長が御説明申し上げましたように、土木課と都市計画課が一緒になりまして建設課というふうに名称が変わるだけで、仕事の内容につきましては従前と全く変わりはございませんので、御理解いただきたいと思います。 ○(西川重則委員) 今までは土木課と都市計画課の2課があったわけです。それが1課になるわけですよね。課としては、部になるわけじゃないでしょうから、課が1つ減るわけです。ここのところの災害や、あるいは土木課の所管にかかわる内水対策とか大変な事業があり、ボリュームがふえていると思うんですけれども、体制というのはどういう体制になるんですか。 ○(土田建設部長) 市役所全体の組織機構の件については私のほうでコメントするところではございませんが、建設部の中のことをお話し申し上げれば、確かに委員御指摘の今後五十嵐川を初めとする県事業の支援だったり、それから私どもがこれから本格的に復旧を行います土木災害並びに経済部が担当しております農地、農林施設関係の災害復旧が24年度から本格化いたしますが、今回の建設部の建設課は当然のことながら災害の部分につきましても十分スタッフの確保をしていただきながら体制を整えて執行していきたいというふうに思っておりますし、またそういうふうな形で職員の配置はされるものと期待をしているところでございますので、御理解いただきたいと思います。あわせて災害復旧対策室が別組織としてできますが、それはあくまでも建設部のぶら下がりの部分と経済部のぶら下がりの部分があるということで御理解いただきたいと思います。 ○(森山 昭委員長) ほかにございませんか。   (「なし」と呼ぶ者あり)  以上で質疑を終了したいと思いますが、御異議ありませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○(森山 昭副委員長) 御異議がありませんので、以上で質疑を終了いたしました。 ―――――――――――――――――――――――――――――――― ◎議第25号 三条市道路占用料条例の一部改正について ○(森山 昭委員長) 次に、議第25号 三条市道路占用料条例の一部改正についてを議題といたします。  提案理由の説明をお願いいたします。 ○(小日向土木課長) それでは、議第25号 三条市道路占用料条例の一部改正についてを御説明申し上げます。  改正の趣旨につきましては、近年の全国的な地価水準の下落等の現状を踏まえ、国道及び県道にかかわります占用料の額が改定されたことから、市道につきましてもこれに準じるため、必要な改正を行うものでございます。  主な改正の内容でございますが、市道の占用料について国の基準に準じて徴収する額を改定するものでございます。  施行期日は、平成24年4月1日から施行するものでございます。  以上でございます。御審議の上、御決定賜りますようよろしくお願い申し上げます。 ―――――――――――――――――――――――――――――――― ○(森山 昭委員長) これより質疑を行います。 ○(西川重則委員) それではお聞きしますけども、このことによって使用料、占用料全体の収入減というのはどのくらいになるものなんですか。 ○(小日向土木課長) 予算ベースでの大づかみでございます。道路占用料は23年度予算で5,200万円を計上させていただいております。条例を改定いたしますと、24年度予算では4,500万円ぐらいということで、700万円ほどの減額と。それから、公共物使用料につきましては590万円が500万円ということで、90万円ほどの減額になるというふうに見込んでございます。 ○(西川重則委員) 2割近い収入減になるみたいですけど、これは国、県も同様の割合で使用料とか占用料を下げられたわけなんですか。 ○(小日向土木課長) 国においては一足早く施行しておりますが、県についても4月1日の施行予定ということになっております。県内の各市町村に聞いてみましても、国の体制に準ずるということになっておりますし、率についても同じです。 ○(西川重則委員) 占用している人たちにとってはありがたいことで、物価もいろんな面で下落しているんだし、相対的に公租公課なんてのは増税ということなんでしょうから、市への収入の負担から見ればおくればせながらも結構なことだと思います。これは何年に1遍の見直しというものはあるんでしょうか。 ○(小日向土木課長) 何年に1遍という決まったものはないですが、国においてそういうような状況を踏まえて改定されますので、大抵それに準じて改定するということで、三条市におきましては平成21年4月に改定しております。それから3年たっております。 ○(森山 昭委員長) ほかにございませんか。   (「なし」と呼ぶ者あり)  以上で質疑を終了したいと思いますが、御異議ありませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○(森山 昭副委員長) 御異議がありませんので、以上で質疑を終了いたしました。 ―――――――――――――――――――――――――――――――― ◎議第28号 三条市水道事業の設置等に関する条例の一部改正について ○(森山 昭委員長) 次に、議第28号 三条市水道事業の設置等に関する条例の一部改正についてを議題といたします。  提案理由の説明をお願いいたします。 ○(永井業務課長) ただいま、御上程をいただきました議第28号 三条市水道事業の設置等に関する条例の一部改正について御説明申し上げます。  恐れ入りますが、2月24日開催されました提出議案概要説明会で配付いたしました資料ナンバー14で御説明いたします。  1、改正の趣旨につきましては、地域の自主性及び自立性を高めるための改革の推進を図るための関係法律の整備に関する法律の制定に伴い、地方公営企業法の一部改正が行われ、資本剰余金の処分に関しては、市の判断にゆだねられたことから、みなし償却制度が認められる平成25年度までの期間において、現行と同様の処理を行うため、必要な改正を行うものであります。  2、改正の内容につきましては、資本剰余金に整理すべき補助金等で取得した資産で、当該補助金等を差し引いた額で減価償却したもののうち、減価償却を行わなかった部分に相当する資産を撤去等することにより損失が生じたときは、当該資本剰余金を取り崩して、その損失を埋めることができる旨の規定を設けたものであります。  恐れ入りますが、三条市水道事業の設置等に関する条例の一部を改正する条例案をお願いいたします。第1条において、今ほど改正の内容で御説明いたしました規定を第3条の2、資本剰余金の処分として、追加するものであります。  第2条において、追加した規定を削除するものであります。これは本改正条例の前提用件であるみなし償却の制度の適用が平成25年度までとされていることから平成26年4月1日をもって削除するものであります。  附則といたしまして、この条例中第1条の規定は平成24年4月1日から施行し、第2条の規定は平成26年4月1日から施行するものであります。  以上でありますが、御審議の上、よろしく御決定くださいますようお願い申し上げます。 ―――――――――――――――――――――――――――――――― ○(森山 昭委員長) これより質疑を行います。   (「なし」と呼ぶ者あり)  以上で質疑を終了したいと思いますが、御異議ありませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○(森山 昭委員長) 御異議がありませんので、以上で質疑を終了いたしました。 ―――――――――――――――――――――――――――――――― ◎議第31号 三条市しらさぎ荘の指定管理者の指定について ○(森山 昭委員長) 次に、議第31号 三条市しらさぎ荘の指定管理者の指定についてを議題といたします。  提案理由の説明をお願いいたします。 ○(恋塚地域経営課長) それでは、議第31号 三条市しらさぎ荘の指定管理者の指定について御説明申し上げます。議案書の議第31号をお願いいたします。あわせましてお手元に配布させていただきました議第31号参考の委員会資料ナンバー14、地域経営課をお願いいたします。  しらさぎ荘の指定管理者につきましては、公共施設の運営計画に基づき指定管理者制度を導入しており、平成24年3月31日をもって指定期間が満了するため、新たに指定管理者を指定するものでございます。  株式会社新潟ビルサービスの概要でございます。所在地でございますが、新潟市中央区上大川前通9番町1269番地、代表者は代表取締役鈴木英介、設立年月日は昭和38年4月1日でございます。  主な業務内容でございますが、(1)建築物及び施設の維持管理、運営の請負、(10)飲食店営業及び酒類、食料品、雑貨販売などでございます。  沿革でございますが、昭和31年8月に新潟ビル清掃社として業務を開始し、昭和38年4月に株式会社新潟ビルサービスを設立、平成19年12月に三条市から指定管理としてしらさぎ荘の管理運営を受託しまして、指定期間の5年間が経過するものでございます。  指定期間につきましては、平成24年4月1日から平成29年3月31日まででございます。  以上説明とさせていただき、御審議の上、御決定いただきますようよろしくお願い申し上げます。 ―――――――――――――――――――――――――――――――― ○(森山 昭委員長) これより質疑を行います。 ○(藤田博史委員) 一般質問でもありましたけれども、今回この指定管理者について公募をしないで特定の団体に指定するとした理由をもう一度お聞かせいただきたいと思います。 ○(恋塚地域経営課長) 一般質問でもお答えさせていただきましたが、指定管理者による公の施設の管理運営に関する評価作成要領というものがございまして、公募、非公募、選定方法の視点といたしまして3つあるんですけども、その中の1つに業務遂行上特殊なノウハウ、専門性が必要で特定の団体に限定されているというものがあります。しらさぎ荘については温泉施設のほかに天体観測設備を備えており、温泉入浴施設管理のほかに特殊なノウハウ、専門性が必要な天体観測設備の運用、維持の経験が不可欠でございます。株式会社新潟ビルサービスにつきましては、前回の平成19年のオープン時における指定管理者の指定以前から指定管理による温泉入浴施設天体観測設備の運用経験を有しており、指定管理後も運用を続けていることから、公募、非公募、選定方法の視点の今ほど申しましたものに該当するということと、加えて現団体の継続の視点というものがございます。その中で今申し上げた点が1つと、配点評価がB以上であること、もう一つ、継続して管理できる体制が整っておるというこの3つすべてに該当するものとしておりまして、非公募としたものでございます。 ○(藤田博史委員) お伺いいたしますが、株式会社新潟ビルサービスにおいては昨年4月3日に上越市にある上越リゾートセンターくるみ家族園で、前日に入浴されていた80歳の男性が浴槽で死亡していたことに気がつかず、翌日に発見するという事件を起こされておりますが、この事実は確認されておりますでしょうか。 ○(恋塚地域経営課長) この23年4月に事故が発生しておりますが、指定管理者からの報告等は私どもにはなかったことから、この24年3月初旬まで把握しておりませんでした。 ○(藤田博史委員) 先ほど指定管理者の公募をしない理由の中で、温泉入浴施設の管理にたけていると、そのノウハウを持っているということでの説明がありましたけれども、このように直近において事故を起こしておって、そういう業者がノウハウを持っているかどうかという部分についても疑問に思う点がございますし、その後遺族から精神的苦痛を受けたとして市と新潟ビルサービスに対して慰謝料請求が行われて、結果150万円が支払われているという経緯がございますが、この事実も確認されているかどうかお聞かせいただきたいと思います。 ○(恋塚地域経営課長) 報道と、あと新潟ビルサービス上越営業所からもそういった旨があったということを3月初旬に聞いており、把握してございます。 ○(藤田博史委員) この事件について、昨年の上越市議会でもかなり質問等が行われ、委員会の中でも質問等が行われて、最終的にはこの株式会社新潟ビルサービスは指定管理の指定を年度途中、指定期間中において解かれているという事実があるようでございますが、やはりそのような業者に関してはとても入浴施設のノウハウを持っているというふうには判断できないという部分だと私は解釈するんですが、ただ当然法人としてそのような業務を行っていた中で1度の過ちをもって他の市町村においての同様の業務に関して参入ができないということに関しては、私は違うと思うんです。ただ今回の指定管理の指定においてそのような業務ミスを行っていた会社をその業務にたけているとして公募を行わないで指定管理者に指定するというのはやはり問題があるというふうに思うんですが、その点について御見解をお聞かせいただきたいと思います。 ○(恋塚地域経営課長) 今御指摘いただいたところですが、まず上越市長名で新潟ビルサービスのほうに文書で注意及び改善勧告を出してございます。ただ、処分ではなくて社会的影響を与えたことに対する対処として、協議の上指定管理の期間を5年から1年短縮するということになってございます。24年3月31日までは続けてございまして、24年4月からの公募をかけられまして、そのときに新潟ビルサービスは参加を拒むものではないというふうに言われておったんですけども、辞退されているところで24年4月からは違うところが行うということですので、途中でやめさせられたとかというものではございません。 ○(藤田博史委員) 指定取り消しじゃなくて短縮だということで、私の解釈が勘違いしておりまして、済みません。ただ指定管理というものは今までもさんざん話をして議論されてきましたけれども、サービスの拡張と経費の削減というものが主たる目的で指定管理者制度を導入するわけですが、やはり事故を起こした会社等が引き続きやるということはサービスの向上とはなり得ないというふうには思いますし、また競争原理が働かない中で指定管理が行われるということは経費の削減というふうになりにくいのではないか。ましてや5年という長きにわたり指定期間があるわけですから、その時期、次の公募の機会があるかどうかわかりませんけど、公募があるまでの間1社が独占するというものはやはり決して好ましい姿ではないと思いますので、やはり再度公募すべきではないかというふうには考えますが、いかがでしょうか。 ○(長谷川経済部長) 新潟ビルサービスの指定管理者の指定についてるる御指摘をいただいているところでございますけれども、指定管理者制度の導入の趣旨は委員御指摘のとおりでございます。施設のより効率的な運用、あるいは民間企業のノウハウを生かした効果的な活用、それと民間企業であることによるコスト面での影響ということがあるわけでございますけれども、確かに上越市での事故は非常に残念な事故だと思います。また、三条市に報告がなかったということについては、これについても残念だというふうに思っております。新潟ビルサービスにはこういった事態が生じた場合はすぐ報告をするようにという申し入れをさせていただいているところでございます。ただ、このしらさぎ荘の運営に当たりましては、この新潟ビルサービスは非常に安定的な運営をしていただいておりまして、当初私どもが設計をした際には年間5万5,000人ほどの入客を予定しておりましたところ、実績として8万人を超える誘客がされている。また、平成19年の指定管理当時から上越市のような事故は1件も起きていないということ、それと温泉施設に加えてしらさぎ荘は天体観測設備があるという特殊な施設でもあるということ、こういったことを踏まえて、繰り返しになりますけれども、指定管理者による公の施設の管理運営に関する評価作成要領というものが三条市にございます。この要領に基づいて、非公募とさせていただいているところでございます。公募すべきではないかという御指摘ではございますけれども、これも本会議で御答弁をさせていただきましたように、確かに競争性は多少犠牲になるかもしれませんけれども、安定的な、継続的な事業運営を優先させていただくということになろうかと存じますので、御理解をいただきたいと存じます。 ○(西川重則委員) 今の経済部長の答弁を聞いていますと、まさに5年間の実績を評価したんだと。これはプロポーザルで指定業者を決定したわけですわね。となると、理事者側でこの方に依頼をすると、そして5年間たったら実績があると、だから非公募だと。となると、もう最初からくれてやるようなもんだね。公平性という面で考えれば、その手続は今藤田委員が言われるようにやはり公募をもって行うべきだと思うんですけども、これでは皆さんのほうで評価した上で実績よしとすればもう公募はいたしませんとなるわけですわね。それでいいんですか。 ○(長谷川経済部長) 確かに西川委員御指摘のとおり、私どもも公募が原則であるというふうに考えております。これは大原則であります。もちろん私どももそうあるべきだと考えております。ただ、一方で先ほど地域経営課長が御説明させていただきましたように、幾つかの視点がございます。特殊なノウハウ、専門性が必要である、あるいは地域や利用者との関係を維持する必要がある、コミュニティー等を組織する団体である等々の視点、それと現指定管理期間中の評価、それと現在の体制、これらを考慮した中で限定的に非公募とさせていただいているところでございますので、御理解をいただきたいと存じます。 ○(西川重則委員) ですから、評価したんでしょう。やっぱり我々の目に狂いはなかったと、いい人だったと、だからこの次もほかの人に声をかけないでこの施設はあなた方に任せますよということなんでしょう。ただちょっと最初の答弁で指定管理者に指定するときに、最初のプロポーザルのときにプラネタリウムとか何かを指定管理者の指定以前から担ってもらっていたというような答弁があったんですが、そうなんですか。私の聞き間違いだったろか。 ○(恋塚地域経営課長) 先ほど申し上げたのはしらさぎ荘ではなくて、しらさぎ荘以外のところでそういう経験を有していたということでございます。 ○(西川重則委員) 指定管理者制度の運用についてということで、また再度もらったんですけれども、22年12月の総務省の自治行政局長名で指定管理者制度の運用ということで、公募としない取り扱いとしている主な事由ということで、確かに指定管理者の実績等を評価し、引き続き指定管理者として指定することが合理的と認められる場合は公募しないんだということになっていますけれども、プロポーザルで指定管理者を決定した中で5年を経て実績を評価するんだということになれば、最初のプロポーザルにおいて今でいえばプレゼンテーションというんでしょうけども、そのことによって施設管理の決定を得ればずっとその人の既得権になってしまいますわね。理由のいかんは別にして、事実上の既得権ですわね。10年か15年たって飽きたら捨てればいいだけだから、最初の施設の非常に営業評価の高い新しいうちに営業をさせていただく中で、ある時期が来たら要らないと言えばいいわけですから、再評価は評価としてもやっぱり5年に1度の公募による手続は少なくても行うべきではないんですか。最終的に手を挙げる人がいなければ、非公募ということになるんでしょうけど、そのくらいはしてもいいんじゃないんですか。 ○(長谷川経済部長) 公募、非公募の再度の御指摘でございますけれども、確かに現指定管理期間中の評価というのももちろん一つの評価項目ではございますけれども、それだけで非公募とするものではなくて、繰り返しになりますけども、特殊な施設であるとか地域との関係等々、そういった視点であるとか、現段階における管理体制が整っているか、こういうことをとらえた上で公募を原則としながらも極めて限定的な場合に限って非公募とさせていただいているところでございまして、今回はそれに該当すると判断させていただいたところでございます。よろしくお願いをいたします。 ○(西川重則委員) 聞きますけど、公の施設の指定管理者ということで、たしか六十何施設だったかを指定管理者制度のもとでその制度にゆだねるということだったんですけど、これから更新を控える今部長が答弁された特殊な施設というのは、具体的にはどのくらいあるんですか。それも大体非公募になるわけなんですか。 ○(恋塚地域経営課長) 来年度につきましては18施設が指定管理の期限が切れまして、その中には総合運動公園の多目的広場であるとか、体育館であるとか野球場が挙がっております。ただ、図書館であるとかそういった施設もございますので、すべてが専門的というわけでは当然ございませんし、今この中で専門的かどうかというところを聞かれますと所管課で対応するような形になってございます。 ○(西川重則委員) 要するに公の施設なんですから、新潟ビルサービスさんが5年間営業して、少なくとも民間企業ですから利益を求めてやっておられるだろうと思います。5万5,000人設定が努力された結果8万5,000人と、予想を上回る収益を上げたと思われます。となると、それだけ利益の出る施設を実績があるからといってその方々に無条件でその先の5年間をゆだねるのではなく、少なくとも利益の出る施設であれば同業他社もできたらこの機会に参加したいと思うということも考えられるんじゃないでしょうか。となると、利益の公平性、要するに機会の公平性みたいなもとから、施設に対する契約の更新の時期に公募をして参加、不参加を確認する必要はあったんじゃないでしょうか。そうでないと、特定の個人や組織や業者にまた安定した利益を保障することになるんじゃないですか。 ○(長谷川経済部長) しらさぎ荘につきましては、平成19年12月からこの3月31日までの指定管理をお願いしているところでございますけれども、19年12月に公募したときにはこの新潟ビルサービス1社だけしか申請がございませんでした。加えて今回指定管理者の再指定といいますか、更新を行うに当たりましても、これもたしか御答弁させていただいたと思いますが、従来指定管理料として3,800万円から3,900万円ほどの指定管理料の執行がございましたが、今回の私どもからの提示額としては500万円ほど経費を削減させていただいた中で提案させていただいております。そういった意味から、コスト面における一定の配慮というものをさせていただいておりますし、繰り返しになりますが、1社しかエントリーがなかったという専門的特殊な施設であるということも御理解をいただきたいと存じます。 ○(西川重則委員) だから、1社しかとれないものは1社しか手を挙げない、それは聞きましたけれども、今回やってもほかに手を挙げる人なんていない確率が高いんでしょう。じゃ、手続だけでもやっておけばそういう誤解というのか、皆さんに言わせれば痛くもない腹を探られなくていいじゃないんですか。 ○(長谷川経済部長) 公募すべきではないかという再度の御指摘でございますけれども、これも繰り返しになりますが、現在私どもが持っております指定管理者による公の施設の管理運営に関する評価作成要領に基づいて評価をさせていただいて、最終的には外部委託等審査委員会において非公募と決定をさせていただいているところでございますので、これは御理解をいただきたいと存じます。 ○(西川重則委員) 理解はしているんだけれども、もし公募にほかに応札する人が出て新潟ビルサービスさんが敗れた場合、この5年間だけだと損益をこうむることがあるんですか。やるわけですから、交代したとしても5年間の中で契約を打ち切られても別段何ら問題がないとか、いや、ところが5年で打ち切られたんでは私どもは困るんですというようなルールなんですか。 ○(恋塚地域経営課長) 5年間で打ち切られたところでマイナスになるということはございません。 ○(西川重則委員) こういう制度ですから、おれもそう思うんです。だから、公募の手続をするに何ら皆さんがちゅうちょする必要もないし、機械的にやっても何ら、新潟ビルサービスさんも別段公募されたんじゃ困るという思いに至らないわけでしょう。聞いているとほとんど別の方が手を挙げるような感じもしないような気がするんですけども、公募するほうがよほどすっきりしていると思うんですけど、いかがなんですか。 ○(長谷川経済部長) これはどう言葉を尽くして御答弁をさせていただいたらいいかということで悩んでおりますけれども、先ほど言いましたように今行政が踏むべき手続としてのルールが先ほど申し上げました評価作成要領としてあるわけでございまして、これに基づいて一定の評価をさせていただき、最終的には外部委託等審査委員会で決定をさせていただきましたので、その段階においては今回の場合は公募をするという選択肢はなかったものということで御理解いただきたいと存じます。 ○(西川哲司委員) 外部委託等審査委員会の構成についてちょっと聞かせてもらえませんか。 ○(長谷川経済部長) 庁内内部の組織でございまして、副市長が委員長で、関係する部長が委員となっているところでございます。 ○(阿部銀次郎委員) 関連でお聞きしますけど、先ほど部長さんの答弁の中で何かあったら報告してもらうことにしていたということだけど、先ほどの藤田委員さんからの質問の中では報告がなかったということだったですが、報告がなかったことに対してどのように受けとめられて、どう対応されたんですか。 ○(長谷川経済部長) 何かあったら報告をするようにという申し入れを今回させていただいたところでございます。今回の上越市での事故というのは本当に非常に残念な事故でありましたし、内容をお聞きすればしっかりとした見回りをやっていれば防げたといいますか、早期発見ができた案件でもあるというふうに考えております。そういったことを含めて、何か事故があった場合は、また他の施設でも事故があった場合は報告をしてもらいたい、加えてしらさぎ荘の管理をするに当たってはこういった事故のないよう再度管理運営の徹底を図っていただきたい、こういう申し入れをさせていただいたところでございます。
    ○(阿部銀次郎委員) 今回そういうふうに言ったということですから、19年12月からのときにはそれは言っていないということですか。最初から言っていたんですか。今回言ったんですか。何かどっちがどうなのかよくわからないですけども。 ○(長谷川経済部長) 協定の内容までは、済みません、承知をしておりませんけれども、今回の上越市の事案を受けて申し入れをさせていただいたところでございます。 ○(阿部銀次郎委員) 今回またお願いすることに対して、今までよりも500万円ほど減額していただいたというその減額の背景をお聞かせいただきたいんですけど。 ○(恋塚地域経営課長) まず、新潟ビルサービス本社における営業所の人件費や通信費である管理諸経費について、管理システムの改善及び担当職員を一本化するなどの合理化により主に削減したものでございます。 ○(阿部銀次郎委員) そうすると、新潟ビルサービスのほうの内部的な合理化のために500万円を減額することにしたということですね。 ○(恋塚地域経営課長) はい、委員おっしゃるとおりでございます。 ○(阿部銀次郎委員) 最初市が5万人ほど見込んでいたのが、民間のノウハウで8万人ぐらい来るようになったということで、その当時当初見込んでいたよりも当然利用料が入るわけですけど、その3万人の差の利益ってどのくらいになるんですか。 ○(恋塚地域経営課長) およそ800万円になります。 ○(阿部銀次郎委員) そうすると、これからのためもあるかもしれないけども、800万円が予定より多く収入があったというふうなことでの500万円の減ということも考えられるわけですか。 ○(恋塚地域経営課長) そういうような考え方もできますが、やはり入館者をふやすにはただ黙っていれば人が来るわけでは当然ございませんので、その時々のイベントであるとかサービスであるとかを充実するとともに、アンケート調査も行っておりまして、来場される方のリクエスト等々にこたえるような形でこれぐらいの人が来ている営業努力の部分もあるかと思います。 ○(阿部銀次郎委員) 最後に、事故があったということの部分での500万円の減額ではないというふうに理解してもいいですか。 ○(長谷川経済部長) 今委員御指摘のそういったような趣旨といいますか、気持ちというのは全くございませんでした。今ほど地域経営課長が答弁させていただきましたように、指定管理者による経営努力の結果、入客数がふえ、結果として利用料金もふえたわけでございますけれども、今回の指定管理期間中の決算書等の提出を求め内容を見たところ、もう少し経費の効率化を図れる部分があるんではないかというふうなことも含めて500万円の減額を提示させていただきました。それを受けて、新潟ビルサービスでは内部管理経費のさらなる抑制を図って、その500万円を削減した形で指定管理料の協定を今後させていただく予定となっているところでございますので、よろしくお願いいたします。 ○(藤田博史委員) 先ほどの事故の関連ですが、事故があった場合等、そういう場合は報告するようにということと再発防止の申し入れを行ったというお話でございましたけれども、やはりこういったケースに関しては確かにしらさぎ荘で起きた事故、事件ではございませんけれども、同様の施設で起きた事故でございますので、それについては申し入れを行うだけではなくて、再発防止策等を書面でもらう、もしくは改善計画等を書面で取りつけるということも大事だというふうに思うんですが、その辺を取りつける予定があるかどうかお聞かせください。 ○(恋塚地域経営課長) 御指摘いただいたとおり、事故があって上越市のほうには新潟ビルサービスのほうからどういった取り組みをしていくんだというものを紙で出しております。私どものほうにも、どういった取り組みをしてくれるのかというものをおっしゃられたとおり書面で提出を求めていきたいと思います。 ○(西川重則委員) ここの問題ではないんでしょうけど、指定管理者制度というのはいろいろ資料を見せてもらうと、三条市の場合は外部委託等審査委員会だか何かで副市長初めが随契に近い形で業者を指定すると、ここに書いてある高齢者施設や保育施設のような連続性を有する――総務省の関係ですけど、連続性を有する指定管理施設については非公募とすると。そうなるとよその所管に触れるんでしょうが、先ほど来年度以降18を超える施設が更新の時期を迎えると、もうある意味では新しい施設ですと皆さんが指定した業者がずっと使えるということですね。特殊な施設というものにおいては指定管理者というのはそういう制度なんですか。 ○(長谷川経済部長) 先ほども御答弁させていただきましたように、原則は公募でございます。ただ、今御指摘のように特殊施設等であって、加えて指定管理期間中の評価が一定のレベルに達していること、それと現時点において、更新時点において継続して管理できるしっかりとした体制が整っていること、こういった要素をすべて満たした場合に限って限定的に非公募とさせていただいているところでございます。 ○(森山 昭委員長) ほかにございませんか。   (「なし」と呼ぶ者あり)  以上で質疑を終了したいと思いますが、御異議ありませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○(森山 昭委員長) 御異議がありませんので、以上で質疑を終了いたしました。 ―――――――――――――――――――――――――――――――― ◎議第32号 三条市交流促進センター指定管理者の指定について ○(森山 昭委員長) 次に、議第32号 三条市交流促進センター指定管理者の指定についてを議題といたします。  提案理由の説明をお願いいたします。 ○(平岡農林課長) ただいま上程いただきました、議第32号の農林課所管施設の指定管理者の指定について御説明させていただきます。議第32号 三条市交流促進センター指定管理者の指定については、議案書議第32号並びに議第32号参考の農林課資料ナンバー15で御説明させていただきますのでごらんいただきたいと思います。  三条市交流促進センター施設管理組合概要で、所在地は三条市庭月451番地1、代表者につきましては、庭月庵悟空維持管理運営組合組合長、坂内君代美氏で、設立年月日は平成15年9月8日、主な業務内容は三条市交流促進センター施設の管理運営等に関する業務でございます。  沿革は、平成15年9月8日に旧下田村から交流促進センター施設の管理を受託し、平成18年4月1日に三条市から指定管理者として当該施設の管理運営を受託しまして、昨年指定期間が5年経過し、1年間延長したものでございますが、今回は下田地域交流拠点施設整備による改修工事が本年10月からに延期されましたことに伴い、平成24年4月1日から平成24年9月30日までの6カ月間を延長して指定するものであります。  以上雑駁な説明でございますが、よろしく御審議の上、御決定賜りますようお願い申し上げます。 ―――――――――――――――――――――――――――――――― ○(森山 昭委員長) これより質疑を行います。 ○(西川重則委員) それこそこういうものは指定管理者というよりも業務委託でいいんじゃないかといような気がするんですけれども、やはり指定管理者じゃないとだめということなんですか。―――――――――――――――――――――――――――――――― ○(長谷川経済部長) 指定管理者制度というのは、たしか平成18年から導入されたと思いますけれども、それ以前は確かに今委員おっしゃるような、いわゆる包括的な施設の維持管理も含む業務委託をやっておりましたけれども、そういった施設につきましては指定管理者制度の発足に伴いまして、すべて指定管理者に移行するのか、あるいは直営に戻すのかという判断が必要だったわけでございますけれども、三条市としては指定管理者にお願いをしたという経緯がございます。例えばそれと類似の施設でいうと総合福祉センターであるとか、そういったところも同様でございます。 ○(西川重則委員) 今ほど提案理由の説明があった中で、1年延長したものをまた今回たった半年延長ということなんですけれども、これはどういう理由なんですか。 ○(平岡農林課長) 今ほど御説明申し上げましたけれども、下田地域交流拠点施設整備による改修工事が本年10月からに延期されたということで、これに伴いまして半年間の延長をお願いするというものでございます。 ○(森山 昭委員長) ほかにございませんか。   (「なし」と呼ぶ者あり)  以上で質疑を終了したいと思いますが、御異議ありませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○(森山 昭委員長) 御異議がありませんので、以上で質疑を終了いたしました。 ―――――――――――――――――――――――――――――――― ○(森山 昭委員長) 説明員の入れかえのため、しばらく休憩いたします。                                休  憩 午後1時58分                                再  開 午後2時14分  (休憩中に説明員の入れかえあり) ○(森山 昭委員長) 休憩前に引き続き会議を開きます。 ―――――――――――――――――――――――――――――――― ◎議第9号 平成23年度三条市一般会計補正予算 ○(森山 昭委員長) 次に、議第9号 平成23年度三条市一般会計補正予算を議題といたします。  なお、本件につきましては、第1表、歳出と第3表、繰越明許費補正について一括して審査を行いたいと思います。  また、審査順については、最初に経済部所管分を審査し、その後建設部所管分について審査いたしますので、よろしくお願いいたします。 ―――――――――――――――――――――――――――――――― ◎経済部所管予算について ○(森山 昭委員長) 最初に、経済部所管の予算について、順次提案理由の説明をお願いいたします。 ○(恋塚地域経営課長) それでは、議第9号 平成23年度三条市一般会計補正予算について、地域経営課所管のものについて御説明申し上げます。議案書の19ページ、20ページをお願いいたします。あわせましてお手元に配布させていただきました議第9号参考の資料ナンバー11、地域経営課をお願いいたします。  2款総務費、1項総務管理費、7目まちづくり推進費、補正前の額1億1,223万1,000円、補正額2,414万4,000円、補正後の額1億3,637万5,000円につきましては、議案書20ページの説明欄の事業番号060中心市街地活性化事業費、11節印刷製本費、15節工事請負費及び19節中心市街地拠点施設整備事業補助金でございます。  説明につきましては、資料を使わさせていただきます。中心市街地活性化事業費、印刷製本費14万円、うち国費5万6,000円。工事請負費304万2,000円、うち国費121万6,000円。中心市街地拠点施設整備事業補助金2,096万2,000円、うち国費838万4,000円。補正の趣旨でございますが、すみません、この補正の趣旨のところで、1行目のところにまちあるき事業として小路マップ印刷と書いてございますが、訂正をお願いいたします。大変失礼いたしました。小路マップ印刷ではなくてまちあるきマップ印刷と訂正をお願いいたします。  補正の趣旨でございますが、スマートウエルネス三条の促進と中心市街地活性化を図るため、まちあるき事業としてまちあるきマップ印刷と小路看板設置工事に要する経費及びNPOさんじょうが実施する中心市街地における交流拠点整備のために要する事業補助金の補正をお願いするものでございます。  これらについては、スマートウエルネスシティ総合特区申請の中で調整しておったところ、23年度の国土交通省の社会資本整備総合交付金において、追加承認されたことによります。  事業内容ですが、(1)まちあるきマップ印刷、これは中心市街地の町並みや歴史と文化を紹介するまちあるきマップを6,000部作成するものでございます。(2)小路看板設置工事、これにつきましては中心市街地の小路にその小路名と由来を記載した看板を40基設置するものでございます。(3)拠点整備事業、これは中心市街地にコミュニティーの場や魅力の発信など様々な取り組みの拠点となる(仮称)まんなかステーションの整備を図るものでございます。事業主体はNPOさんじょう。事業費は2,096万2,000円、設置場所は中心市街地エリア内でございます。設置数は1カ所、施設機能としてお休みどころですとか、学童支援、まちづくり相談窓口などを考えてございます。  続きまして、議案書の5ページ、6ページをお願いいたします。繰越明許費補正でございます。今申し上げたものにつきましては、平成23年度内に事業が完了しないため、翌年度に繰越明許をお願いするものでございます。  続きまして、同じく繰越明許費補正で、議案書6ページをお願いいたします。14款災害復旧費、5項その他公共施設・公用施設災害復旧費、事業名は総務施設災害復旧事業で、金額は487万5,000円でございます。これは、平成23年7月の新潟・福島豪雨災害により被害を受けたとたにコミュニティセンター敷地内への流入土砂の撤去及び土砂崩れの復旧工事を行うために、平成23年9月に補正をいただき、工事請負費として603万8,000円の予算が成立いたしました。しかしながら、豪雨災害による市内の被害箇所が多かったために、市内で着手できる業者が少なく、業者の選定がおくれたこと、今冬の積雪も多く雪崩の可能性も出てきたため、工事の中止に至り、平成23年度内に事業が完了しないため、翌年度に繰り越しをお願いするものでございます。  以上御審議の上、御決定いただきますようよろしくお願い申し上げます。 ○(平岡農林課長) ただいま上程のありました議第9号のうち農林課所管分について御説明をさせていただきます。補正予算書、歳出、21から22ページをお願いいたします。  第6款農林水産業費補正額389万4,000円、補正後の額は14億2,621万9,000円であります。1項農業費補正額389万4,000円、補正後の額は12億1,859万9,000円でございます。4目農地費補正額389万4,000円は、県事業であります信濃川右岸地区県営かんがい排水事業の追加分の所要額を計上させていただきました。具体的な内容につきましては、資料ナンバー12で説明させていただきますので、ごらんいただきたいと思います。それでは、資料ナンバー12、議第9号参考、補正予算の概要をお願いいたします。  4目農地費補正額、389万4,000円でございます。事業番号030県事業負担金389万4,000円。補正の趣旨でございますが、信濃川右岸地区県営かんがい排水事業におきまして、当初24年度に計画していた分を県の追加補正によりまして前倒しするためのもので、全体事業費が増額されたことに伴う市の負担分を補正するものでございます。追加補正額2億2,350万円のガイドライン10%に三条市の受益面積案分17.42%を乗じた389万4,000円を今回補正でお願いするものでございます。ちなみに長岡市が57.55%、見附市が25.03%の受益面積案分となってございます。  次に、25ページ、26ページをお願いいたします。第14款災害復旧費、1項農林水産施設災害復旧費、1目林業施設災害復旧費と2目農業用施設災害復旧費及び3目農地災害復旧費につきましては、財源更正でございます。内容につきましては、7・29新潟・福島豪雨の被害を受けた市町村に対する県の財政支援制度であります新潟県地域づくり資金貸付金を受ける見込みとなったことから、甚大な被害を受けました農林水産業施設災害復旧に係る経費の一般財源負担分をこの新潟県地域づくり資金貸付金をそれぞれ充当し、三条市の財政負担の軽減を図るための財源更正でございます。  お戻りいただきまして、5ページ、第3表、繰越明許費補正をお願いいたします。6款農林水産業費、1項農業費、事業名被災農業者支援事業490万円につきましては、今回の豪雨災害で被災した農業施設、農業用機械などの復旧支援で、一部今年度工事完了が見込めないものについて繰り越しをさせていただくものでございます。事業名県事業負担金487万8,000円につきましては、先ほど補正で御説明いたしました信濃川右岸地区かんがい排水事業で補正部分と当初計画の一部で今年度工事完了が見込めないため、繰り越しをさせていただくものであります。  3項林業費、事業名林地崩壊防止事業につきましては、一部で今年度工事の完了が見込めないため、1,926万円を繰り越しさせていただくものでございます。  また、6ページの2、変更で6款農林水産業費、3項林業費、事業名濁沢名下線開設事業では、474万円を追加し、2,357万2,000円に変更するものでございます。14款災害復旧費、1項農林水産施設災害復旧費におきましては、今年度工事完了見込みがつかない分につきまして追加で繰り越しをさせていただくものでございます。  以上雑駁な説明でございますが、よろしく御審議の上、御決定賜りますようお願い申し上げます。 ○(坂井商工課長) それでは続きまして、第7款商工費の補正予算について御説明させていただきます。補正予算書、議第9号の21、22ページをお願いいたします。あわせてお手元に配布させていただきました議第9号参考、資料ナンバー13、商工課をごらんいただきたいと思います。  7款1項2目商工振興費、補正前の額125億5,225万2,000円、補正額738万1,000円、補正後の額125億5,963万3,000円。事業番号050金融対策事業費でございます。補正予算の概要につきましては、恐れ入りますが、資料ナンバー13をごらんいただきたいと思います。  補正の趣旨でございますが、新潟県信用保証協会の保証つきで、三条市中小企業構造改革資金の融資を受けた市内事業所1社が返済不能となり新潟県信用保証協会が、平成23年9月に代位弁済を行いました。三条市は、新潟県信用保証協会と平成15年度から平成20年度までの間、三条市中小企業構造改革資金の信用保証に基づく損失補償契約を行っており、代位弁済を行った金額から国の保険金等を除いた金額を新潟県信用保証協会に損失補償金として支払うものでございます。この度の損失補償の対象となった融資先事業所は、平成19年8月に3,000万円の融資を受け返済中だったところ、平成21年9月に経営の悪化により返済条件を緩和いたしましたが、平成22年6月ころから更なる経営悪化により、返済が困難となり、平成23年9月2日に新潟県信用保証協会が、取扱金融機関に代位弁済を行いました。  損失補償金につきましては、損失補償契約に基づきまして、代位弁済した日の属する年度の2月末までに回収されなかった金額となる元金2,449万円から、国の保険金である7割を差し引き、利息の3万3,547円を加えた金額738万547円が新潟県信用保証協会への損失補償金となります。  以上でございます。よろしく御審議の上、御決定を賜りますようお願い申し上げます。 ○(永井営業戦略室長) それでは続きまして、営業戦略室所管の繰越明許費補正について御説明申し上げます。議案書の5ページ、6ページをごらんください。  第3表、繰越明許費補正、7款商工費、1項商工費、事業名観光施設等整備事業2,830万円でございます。これはヒメサユリの小路駐車場整備工事費より前金払いを差し引いた2,830万円について、平成23年7月の新潟・福島豪雨災害の影響により工事の着手がおくれたために年度内に工事の完了ができない理由により繰越明許をお願いするものでございます。  続きまして、同じく事業名交流拠点施設整備事業、金額4,374万1,000円でございます。これは、下田地域交流拠点施設駐車場拡張工事の3,000万円と同施設整備事業基本設計及び実施設計の840万円について、平成23年7月の新潟・福島豪雨災害の影響により下田郷交流拠点検討委員会の開催が中断していたために、施設整備スケジュールにおくれが生じ、年度内に完了することができない理由により、繰越明許をお願いするものでございます。また競馬場跡地のかわまちづくり拠点施設である(仮称)水防センターの実施設計委託料534万1,000円について、平成23年7月の新潟・福島豪雨災害の影響により国土交通省の整備事業の全体計画の見直しが行われたことで、当事業との調整に時間を要し、年度内に完了ができない理由により繰越明許をお願いするものでございます。  続きまして、第14款災害復旧費の営業戦略室所管分について御説明申し上げます。14款災害復旧費、2項商工施設災害復旧費、事業名観光施設災害復旧事業でございます。補正前の額5,690万円、補正額280万円、補正後の額5,970万円とするものでございます。これは平成23年7月の新潟・福島豪雨災害により被害を受けた下田地区の観光施設である大谷ダム山村広場の復旧工事において実施設計に伴い再度現場確認を行ったところ、新たな被害箇所が見つかり当初の見積もりよりも経費がかかることが判明したことにより、工事請負費として280万円が増額となるものでございます。なお、この復旧事業につきましては、積雪により年度内に完了することができない理由により繰越明許をお願いするものでございます。  以上の説明でございますが、よろしく御審議の上、御決定いただきますようお願い申し上げます。 ―――――――――――――――――――――――――――――――― ○(森山 昭委員長) これより質疑を行います。 ○(西川重則委員) 2款総務費のまちづくり推進費について聞きますけども、前にも聞いて、また忘れては聞いて申しわけないんですけど、資料の2、事業内容の(3)の拠点整備事業の事業主体であるNPOさんじょうというのは、所在地は現在どこですか。 ○(恋塚地域経営課長) 三条市役所の1階にございます。 ○(西川重則委員) 説明では中心市街地エリア内にお休みどころということですけども、中心市街地エリア内ということですが、具体的にはどこに設置されるんですか。 ○(恋塚地域経営課長) 場所まではまだ明確に決定してございません。今想定しているのは中央商店街から一ノ木戸商店街のあたりにある空き店舗を想定してございます。 ○(西川重則委員) 場所もまだ確定していないにもかかわらず2,000万を超える事業費を計上してあるということは、場所は決まっていないけれども、要するに内装とかいろいろあるんでしょうけども、その辺の具体的なお金が2,000円単位まで出ているということなんですから、どこかへ出ていないかもしれないけど、少なくても計画図はもうあるわけでしょう。 ○(恋塚地域経営課長) 場所は決定していないですけども、想定されるところは幾つかございまして、その中での費用の積算はしてございます。 ○(西川重則委員) 少なくても整備事業ですから、場所を幾つか想定しながら工事費は決まっているんだということなんですけども、その幾つか物色されている物件が全く同じような面積とか建物とかというのでなければ、この2,096万2,000円という額というのはやっぱり正確性を欠いているんじゃないですか。それとも、つかみ銭みたいな話ということですか。 ○(恋塚地域経営課長) 今複数のところで積算しておるんですけども、大きさ等々はほぼ同様な形になってございます。 ○(西川重則委員) 補正予算で繰越明許になっているものにかかわらず場所が確定されていないというのは、ちょっとおかしいんじゃないんですか。 ○(恋塚地域経営課長) 説明が足りなくて申しわけございません。これについては今国土交通省の旧まちづくり交付金を使って拠点整備を考えているところでございます。実は経済産業省のほうで同様のそういう施設をつくれる予算が、今はまだ要綱をつくっている段階なんですけども、24年度に出てくるところでございます。補助率を考えると経済産業省のほうで整備していく予定でございまして、経済産業省への申請が採択された暁には拠点1つと、それを補完する拠点ということで今2つを考えておるところでございます。23年度の補正で今お話しできるのは、国土交通省の補助がいただけるというところで、そこの部分のお話になったもので、ちょっと説明が足らなかったところでございます。済みません。 ○(西川重則委員) 今の説明ですと国の事業に乗らないと補助金はもらえないということなんでしょうけども、このNPOさんじょうさんは役所の一角を借りて活動していなさるんでしょうけども、前に聞いたときには財産がある団体であるということでしたよね。 ○(恋塚地域経営課長) 今手元に資料がございませんので、後ほど答えさせていただきたいと思います。 ○(西川重則委員) 前にたしか財産を持っておる法人だということで、なぜ三条市の公共財産である市役所の一角を借りているのかと質問したことがあるんですけれども、年度は限らなかったですか。あの一角を貸している期限というのは限っていないんですか。 ○(恋塚地域経営課長) 期限は特に規定してございません。 ○(西川重則委員) 少なくてもあの一角、あの広さを借りるに当たってのその公共性というものがないといけないんじゃないですか。この地域であれだけの場所を借りようとすると相場はどのくらいの金額になりますか。 ○(恋塚地域経営課長) 大変済みません。ちょっと相場は把握してございませんので、調べまして後ほど提出させていただきたいと思います。 ○(西川重則委員) やっぱり特定の個人や法人に市役所の一部を活用させるということについては、それなりの正当性と期限は必要だと思うんです。その辺は考えておられないんですか。
    ○(恋塚地域経営課長) NPOさんじょうにつきましては、三条市市民活動支援センターという機能も有しておりまして、その市民活動と地域の活性化を図るためにいろいろな相談窓口をやっていただいたりとか、そういうことを行ってもらっております。期限の設定については、今現在しておりません。 ○(西川重則委員) この代表者はだれでしたか。 ○(恋塚地域経営課長) 川瀬和敏さんでございます。 ○(西川重則委員) この法人の活動メンバーというのは常時どのくらいおられるんですか。 ○(恋塚地域経営課長) 理事長、副理事長、常務理事で3人、理事が6人、監事が2人、会員数が12名、スタッフが8名でございます。 ○(西川重則委員) 今このNPOさんじょうは三条市のいろいろな事業にかかわっているみたいですけど、幾つの事業にかかわっているんですか。 ○(恋塚地域経営課長) 私どもの所管ではございませんが、グリーンスポーツセンターの指定管理も担っております。 ○(西川重則委員) 所管外はわからないということなんでしょうけども、少なくてもNPOさんじょうの活動に関する資料は当然そちらのほうで求めているから、三条市の行う事業に幾つかかわっているかというのはわかるわけでしょう。 ○(恋塚地域経営課長) 事業自体、地域経営課からお願いしているのもございますし、ほかの課からお願いしているのもございます。委員おっしゃるとおり、すべて地域経営課へ活動報告で上がってきておりますので、今ちょっと手元にはないんですけども、それを見ればどの事業にかかわっているかというのはわかります。 ○(西川重則委員) 少なくても皆さんと相当の信頼関係があって2,000万を超える業務委託みたいな事業を任せるわけじゃないですか。となれば、NPOさんじょうの年間の規模とか、あるいは市がそのほかに委託しているものがいろいろあるみたいですけども、そういうものもお願いしているわけです。ただ、ほかにもNPO団体はあるはずなのに、なぜこのNPOさんじょうだけが突出して三条市役所内に事務所を構え、これですともう役所の一部みたいな感じじゃないですか。優先的に事業をみんなもらっているんじゃないんですか。 ○(長谷川経済部長) NPOさんじょうに関する活動内容であるとか等については、また後ほど資料等は提出させていただきたいと思いますし、御答弁もさせていただきたいと思いますけれども、現在第2庁舎1階で活動をしておられるところにつきましては三条市の市民活動支援センターでございまして、その市民活動支援センターをNPOさんじょうにお願いしているということでございますので、御理解をいただきたいと思います。 ○(西川重則委員) なかなか実態を聞かせてもらえないんだから、実際に具体的に幾つの事業にかかわって、どのくらいの活動をしておられるのか全くわからない。幾つもしているという話ですけれども、ただ最初に申し上げたように、ここまで事業費を盛り込んでいながら内容がまだ全く確定していないということは、やっぱり幾ら国の制度に乗るためにと言いながらも、事業としての完成度は全く低いんじゃないんですか。 ○(恋塚地域経営課長) 先ほど申し上げた中に高齢者のお休みどころであるとか、学童支援であるとか、相談窓口ほかというふうに書かせていただきましたが、お休みどころについては、今実際に高齢者のお休みどころと子育て世代のお休みどころを考えてございます。これについては、NPOさんじょうだけではなくて、ほかのNPO団体さんにも協力をいただくような形で話を進めているところでございます。加えて高齢者、まちなかに高齢化率が高いところもございますので、シルバー人材センターにも協力をいただくような形で事業の中身を詰めているところでございます。 ○(西川重則委員) いや、ですから今話に出てくるとシルバー人材にも協力をいただく、じゃNPOさんじょうが雇用主になるわけですか。そういう規模になれば、お休みどころはどこに設けて、あるいは学童支援はどういう形でどういうスタッフでやるのか、まちづくり相談窓口はどういう専門的な知識を有する人が携わるのかというものはもう予算が出ているわけですし、申請したんでしょうから、少なくても概要があるわけでしょう。 ○(恋塚地域経営課長) 簡単に御説明申し上げます。  お休みどころにつきましては、真ん中のお茶の間みたいな形で考えてございます。高齢者向けの手芸であるとか、囲碁であるとか、将棋であるとか、健康教室であるとか、こういった体験型の部分と提供型、喫茶店であるとか、物販であるとか、そういったところをやる部分をお休みどころでは今考えてございます。加えまして、学童支援については真ん中寺子屋ということで、教育経験者による主に小学生を対象とした学習の場の提供であるとか、特に宿題とおさらいのサポートであるとか体験イベント、竹トンボであるとか、細工であるとか、そういったものをやったりとか、そういうことを今検討しているところでございます。 ○(西川重則委員) 全部とかとかで聞いても仕方がないけど、資料も図面も何にもないんだよね。少なくても2,000万からの施設整備事業ですから、当然、どこに当てはまるかは別にしても、補正予算で、なおかつ国の申請をとったんでしょうから、そういう具体的なものはあるわけなんでしょう。それとも、ないんですか。 ○(恋塚地域経営課長) 先ほど申し上げましたが、確かに国土交通省のほうはとれてございます。経済産業省のほうを来年度とることによってその中身をちょっと入れかえたりとかということを今考えてございます。国土交通省のほうでとっている部分の中でも補助率の関係でどちらのほうが、例えば市の一般財源が少なく済むのかというところを考えているところでございます。 ○(西川重則委員) 採択されるというか、申請をクリアするために、とりあえず国土交通省のほうのものはこれでクリアしたと。今度は経済産業省のほうのものについてはまたちょっと書き直したり、手を加えたりしてクリアするんだということになると、2種類の申請書を出して国の補助事業に乗ろうとしているんですか。 ○(恋塚地域経営課長) 国土交通省のほうに出している申請書につきましては、まちなかの拠点をつくってどういうことをするのかということを当然書いてございます。ここは補助率が10分の4でございます。経済産業省のほうにつきましては、来年度公募がかかるんですけども、そこに採択されると補助率が3分の2でございます。その中で、今想定している国土交通省のものを使った上での拠点の中身と経済産業省でやる拠点の中身についての詳細については今検討しているところでございます。 ○(西川重則委員) やめるけども、おれが最初に言ったのはNPOさんじょうさんが行政にかかわって、とにかく仕事をつくろうとしているんじゃないかと。やっぱり財産があると前に聞いたもんですから、財産がある法人や個人は、少なくても公共施設の一角を活用しながらその事業を行うというのは自分が前にも言ったようにいかがなもんなのかと。少なくても年限なりを限って、やっぱり自主的に独立してもらわなければ、あるいは新たな人にそのエリアをまた活用してもらうということをやらなければ、やっぱり不公平だと思うんです。何か今の三条市は既得権のある人にもうどんどんと、親しいという関係で物事を進めては困るわけでしょう。やっぱり正当性がなければいけない。それと正当性があったとしても、市の財産ですからある一定の期間を過ぎたらやはりそれは別の方とかわらなければいけない。いかがですか。 ○(長谷川経済部長) NPOさんじょうをとらえられてのその事務所としての提供ということでございますけれども、私どもとしては先ほど御答弁させていただきましたとおり、市民活動支援センターの運営を当該団体にお願いをしているということでございます。三条市内の団体の中でそういった市民活動に対する知見を一番有している団体であるということでお願いをしているところでございます。御理解をいただきたいと存じますし、またその期限を区切るべきではないかという御指摘につきましては、その市民活動支援センターとしての位置そのものが果たしてあそこの位置でいいのか、あるいは庁舎管理上の問題としてどうあるべきかということを含めまして、御指摘の趣旨を踏まえまして今後検討させていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。 ○(西川重則委員) 少なくても国費が採択された中で三条市の負担をこの後の2,096万2,000円の年間経費というのはどのくらい見ているんですか。完成後の経費はもう一切要らないんですか。 ○(恋塚地域経営課長) この中に1年分の経費が入ってございます。 ○(西川重則委員) いやいや、そうじゃなくてこの後ずっと、これをもとにして運営されるわけですから、それに対する三条市の費用負担は要らないんですか。 ○(恋塚地域経営課長) この施設自体は、NPOさんじょうの施設ではなくて中心市街地の活性化を図るための施設でございます。そこに係る費用については、三条市でも負担していくような形で考えてございます。 ○(藤田博史委員) その国土交通省、経済産業省関連の国費の点については理解をしておるつもりですが、済みません、もう一回お聞かせいただきたいんですが、NPOさんじょうさんは法人でいらっしゃいますが、非営利特定法人でございますので、定款に書いてある設立趣旨と事業目的ってどういうふうなものになっていらっしゃるか、今おわかりでしょうか。 ○(恋塚地域経営課長) 大変申しわけございません。今手元に資料を持ってきていないので、後ほどお出しさせていただきたいと思います。 ○(藤田博史委員) 今回のこの事業を請け負うに当たり、その定款に抵触するということはないですか。事業目的の中に記載されているかどうかというのはおわかりでいらっしゃいますか。 ○(恋塚地域経営課長) 担当者と話している中で抵触するという形にはなってございません。 ○(藤田博史委員) 私が一般質問で話しましたけども、こういう事業についてはやはり継続性、いっときの焼け石に水だとか、そういうようなものだとやっぱり全く無駄だというふうに思いますので、継続性が必要だと思うんですが、今回のこのNPOさんじょうさんが主体で行う拠点整備事業のこの拠点というのはどのぐらいの期間事業としてやられるお考えなのかお聞かせください。 ○(恋塚地域経営課長) 当初NPOさんじょうさんのほうで動いていくところはございますが、行く行くは民間といいますかで独立して回していけるような形を考えてございます。 ○(藤田博史委員) 後で事業目的等をお聞かせいただけるということでございますが、それでもし合致していないとなると非常に問題があると思うんですが、必ず合致させるようにしていただきたいと思うんですが、ただ今現在NPOさんじょうさんが行っている事業とこの今回の拠点整備事業というものに関して、近い事業があったかどうかちょっと私も記憶の中にはないですけれども、今NPOさんじょうさんにいらっしゃる方々が持っているノウハウがこの拠点事業に対して生かせるのかどうか、もしなかなかその辺が生かせないのであれば、その辺の知識がたけている方を増員する等の予定があるのかどうかをお聞かせいただきたいと思います。 ○(恋塚地域経営課長) こちらの費用に関しましては、NPOさんじょうのほうに新しい人も入り込むような形で考えてございます。 ○(佐藤宗司委員) 6ページの14目災害復旧費の487万5,000円、これはとたにコミュニティセンターの土砂崩れの話なんでしょうけど、それはいつごろ入札が行われるようになっているんですか。 ○(恋塚地域経営課長) こちらにつきましては、24年1月に建設工事の請負契約が締結されてございます。1月16日に雪の関係等々もございまして工事の中止に至ったものでございます。 ○(佐藤宗司委員) ことしは豪雪でして、その崩れた裏山というのが相当の急斜面でありまして、地元では建物に落ちるんじゃないか、また土砂崩れの現場が大きくなっているんじゃないかという懸念を持っている人もいるんですけど、現場確認はしてありますか。 ○(恋塚地域経営課長) 当初は横に崩れていたものがとたにコミュニティセンターにぶつかってきているということで、まだ山が動いているような状態でございました。上の木も倒れてくるんではないかということで、立ち木の伐採はもう既に終わっておりまして、土が固まってきているので、今現在はとたにコミュニティセンター自体はそこの方々の判断で使用されている状況でございます。何かそこから被害が大きくなってきているということではございません。 ○(佐藤宗司委員) 被害箇所が広がればやっぱり再度の工事設計の見積もりなんてあるんでしょうか。 ○(恋塚地域経営課長) 再度ございます。 ○(佐藤宗司委員) それじゃ、再度ございませんということは、もうこの契約金額で処理するということなんですか。 ○(長谷川経済部長) 入札時点で想定をいたしておりました例えば土砂の撤去であるとか復旧工事は今請負契約をしているところでございますけれども、予算上はいただいた予算の残額を繰り越しさせていただいておりますので、また雪解けの状況を見て必要であれば設計変更等で対応させていただく予定にしておりますので、よろしくお願いいたします。 ○(阿部銀次郎委員) 金融対策事業費の件で、中小企業構造改革資金について、資料からいきますと事業所1社が返済不能となったということで損失補償ということですけど、昨年もたしかあったと思うんですが、今この制度を利用している会社は何社ぐらいありますか。 ○(坂井商工課長) この三条市中小企業構造改革資金の利用者でございますが、24年1月1日現在で39社が利用しております。 ○(阿部銀次郎委員) 昨年もたしかあったと思うんですが、また今年も1社出てきましたけど、今こういう景気状況ですので、いい悪いは別として、まだまだこういうものが出てくる可能性はあるんでしょうか。 ○(坂井商工課長) 非常に難しい質問なんですが、23年の倒産件数は東京商工リサーチ新潟支店の報告によりますと三条市内の企業約6件の倒産があるという形の中で、負債総額も大分大きくなっておるんですが、ただ今御存じのように災害復興等の関係である程度景気も上向いてきている部分があるので、どのくらい出るのかというとなかなか想像もつかないんですが、出ないように祈ると、祈っているという状況でございます。 ○(西川重則委員) 7・29の関係で、災害復旧費の補正の財源更正の部分なのかもしれないけれども、補正のところに大分いっぱい出ているから質問してもいいんですか。それとも、7・29の関係は新年度予算ですか。 ○(長谷川経済部長) 災害復旧の関係につきましては、24年度当初予算にも計上させていただいておりますが、今回補正予算でお願いをいたしますのは事業費そのものの補正ではなくて、7・29水害を受けて県がその被災市町村に対する財源支援ということで地域づくり資金貸付金を融資させていただいたわけでございますので、それに伴う財源更正ということでございます。 ○(西川重則委員) となりますと、林道とか隧道とか、要するに林業関係の災害復旧予算についての質疑は新年度予算でもできるということですか。 ○(長谷川経済部長) 新年度予算で計上させていただいている事業費については、議第1号で質疑があるものというふうに考えております。 ○(西川重則委員) いや、同僚議員に言うてくれと言われて、間違って言うとしかられると悪いから、それであれば新年度予算でやります。 ○(森山 昭委員長) ほかにございませんか。   (「なし」と呼ぶ者あり)  以上で質疑を終了したいと思いますが、御異議ありませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○(森山 昭委員長) 御異議がありませんので、以上で質疑を終了いたしました。 ―――――――――――――――――――――――――――――――― ◎建設部所管予算について ○(森山 昭委員長) 次に、建設部所管の予算について、順次提案理由の説明をお願いいたします。 ○(小日向土木課長) それでは、補正予算のうち8款土木費の土木課所管分につきまして御説明申し上げます。議案書の21、22ページをごらんいただきたいと思います。  8款土木費、2項道路橋梁費、2目道路維持費、補正額3,000万円でございます。説明欄の事業番号010道路維持費3,000万円、15節工事請負費3,000万円でございます。これにつきましては、この冬の除雪や凍結で傷みました道路の舗装路面の補修費用に充てるものでございます。恐れ入りますが、5ページに戻っていただきたいと存じます。  第3表、繰越明許費補正でございます。1番の追加の中で8款土木費、2項道路橋梁費、道路維持事業でございます。これにつきましては、先ほど説明申し上げました道路の補修工事費3,000万円に加えまして、吉野屋1号線の旭隧道トンネルの補修工事につきまして7・29豪雨災害のために年度内完成が困難なために2,300万円、合わせて5,300万円の繰り越しをお願いするものでございます。  次に、道路改良事業400万円でございます。これにつきましては、市道猪子場新田1号線道路改良工事でございますが、これも豪雨災害のため発注がおくれまして年度内に完成ができないことからお願いするものでございます。  次に、栄スマートインターチェンジ整備事業でございます。これは一連の工事でございますが、現地視察の際に現場でも若干御説明申し上げましたとおり、共同事業のネクスコ東日本の工事が一部遅延したこと、それから豪雪によりまして年度内の完成が困難になったということで1億2,000万円の繰り越しのお願いをするものでございます。  次に、交通安全施設整備事業では、市道尾崎23号線交差点改良工事及び茅原2号線歩道設置工事でございます。これは栄地区の事業でございますが、これにつきましても豪雨災害等によりまして設計計画がおくれ、発注がおくれたために、年度内完成が見込まれないということでお願いするものでございます。  次に、3項河川費の水害対策事業でございますが、これにつきましては上須頃地内排水路改良工事及び西本成寺地内排水路改良工事の合せて860万円。次に、緊急内水対策事業では塚野目大排水路改良事業実施設計業務委託及び直江町三丁目地内内水対策事業の実施設計業務委託でございます。これにつきましても豪雨災害等により遅延をしたものでございまして、合せて1,300万円の繰り越しをお願いするものでございます。  次に、小規模急傾斜地崩壊防止事業につきまして、これにつきましては12月議会で補正予算としていただいたところでございます。豪雪対応などで発注がおくれたということで、年度内完成が困難となりまして6,720万円の繰り越しをお願いするものでございます。  以上、土木課の所管につきまして説明を終わらせていただきます。 ○(長野都市計画課長) 引き続き第3表、繰越明許費補正を御説明申し上げます。  1、追加、8款土木費、4項都市計画費、事業名新保裏館線道路改築事業につきましては、国からの補助金の追加配分が12月にありました。このことにより工事発注がことしになり、年度内に工事が完了しないため、新保裏館線アンダー工区におけるU型擁壁工や基礎くい打ちの工事など、工事費2億8,019万円の繰り越しをお願いするものでございます。  次に、6ページの2、変更でございます。14款災害復旧費、3項公共土木施設災害復旧費、事業名都市計画施設災害復旧事業につきましては、補正前の金額5,770万1,000円、補正後の金額8,124万4,000円でございます。補正後金額の内容としましては、豪雪により年度内に工事が完了しないため、三条地区では大崎山公園ほか3カ所で6,075万円、下田地区では中浦ヒメサユリ森林公園ほか2カ所で2,049万4,000円、合計で8,124万4,000円の繰り越しをお願いするものでございます。  以上で説明を終わらせていただきます。御審議の上、御決定賜りますようよろしくお願いいたします。 ―――――――――――――――――――――――――――――――― ○(森山 昭委員長) これより質疑を行います。 ○(西川重則委員) 道路維持費の3,000万なんですけれども、雪で大分道路が傷んでいますが、3,000万ぐらいで市民の要望にこたえられるものなんですか。 ○(小日向土木課長) 3,000万円につきましては、私ども担当としましては十分とは到底思えない額ではございますが、財政状況を見ながらの財務からの割り当てというか、配当だと思いますので、その辺は3,000万円を有効に効果的に使ってまいりたいと思っております。 ○(西川重則委員) 繰越明許費ですから、道路維持費は当初予算と合わせると全体ではどのくらいになるもんなんですか。 ○(小日向土木課長) 21ページをごらんいただきますと、これは工事請負費、それからほかの材料費等も見込んでおりますが、当初予算で1億3,879万8,000円、これに3,000万円を補正しまして合計額で1億6,879万8,000円ということでございます。 ○(森山 昭委員長) 副委員長と交代いたします。   〔正副委員長交代〕 ○(鶴巻俊樹副委員長) 委員長と交代し、暫時委員長の職務を行います。 ○(森山 昭委員) 栄スマートインターチェンジ整備事業について若干お聞かせ願います。  当初余りおくれていないんだと、そういった説明を聞いていたんですけど、ここに来て1億2,000万ほどの繰越明許があるようですが、どの程度おくれているのかお聞かせ願います。 ○(小日向土木課長) 全体的にはどのぐらいというものははっきり出ておらないんですが、当初ネクスコ東日本のほうで遅延したというのは、きょう一番初めに見ていただきましたボックスが2つあったんですが、その奥のほうのボックスのコンクリートを打設して型枠を外したときにジャンカというコンクリートがおこし状になってすき間があいているというような状態でございました。ネクスコのほうではそれをやり直しということで、その部分だけ約3カ月おくれたということで、市の工事につきましてもその部分は3カ月待ったということでございます。あと、全体的にはおくれているといいますか、ことしの7月か8月の夏ごろというふうなことで、ぼんやりとした言い方でございますが、夏ごろということで今目標に持ってきたわけですが、今もその目標に向かってネクスコ東日本と調整を行っているということで、全体的には大きなおくれにはなっていないというふうに認識しております。 ○(森山 昭委員) 私も一般質問で聞いて、供用開始は夏ごろといった答弁があったんですけど、ネクスコ東日本分がおくれているのか、それとも市の発注事業がおくれているのか、どの部分がおくれているんでしょうか。今課長さんから説明があったボックスのやり直しというものは私も地元で話には聞いていたんですけど、その後思ったよりも順調ですよといった話も聞いていたので、何とか大丈夫なのかなと思ったら、やっぱり大分おくれるといったことなんですけど、現実的に市の発注事業のほうは大丈夫なんでしょうか、どのようになっているんでしょうか。 ○(小日向土木課長) 市の発注事業につきましては、そのネクスコ東日本の工事によって引きずられた部分、それから2月の豪雪によっておくれた部分、両方あるかと思いますが、市の事業については全体的におくれてはおりますが、そんなに極端にはおくれていないという認識でおります。繰り返しになりますが、全体的には夏ごろの完成に向けて今突貫工事で進んでいるということで御理解いただければと思います。 ○(森山 昭委員) 大体夏には間に合うんだという答弁なんですけど、一般の方が通るには今のところ高速道路の仕事は特別影響しないんですけど、取りつけ道路の工事、また岡野新田1号線の工事が冬場の大雪のためにおくれているんじゃないかなといった話もございまして、また通行する車もあそこら辺が工事中なもんですから、皆さん早く終わらないかなといった話があるんですけど、その点は大丈夫なんでしょうか。 ○(長野都市計画課長) 都市計画課では、中越ドライブインから川通工業団地の入り口までの間、都市計画道路半ノ木一ツ屋敷線ということで事業をやっておりますが、その事業につきましては今年度中に事業が完成する予定でおります。今残っている残工事といいますか、それにつきましては舗装工事と区画線が残っている状況でございます。 ○(鶴巻俊樹副委員長) 委員長と交代いたします。   〔正副委員長交代〕 ○(森山 昭委員長) 以上で質疑を終了したいと思いますが、御異議ありませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○(森山 昭委員長) 御異議がありませんので、以上で質疑を終了いたしました。 ―――――――――――――――――――――――――――――――― ◎議第11号 平成23年度三条市公共下水道事業特別会計補正予算 ○(森山 昭委員長) 次に、議第11号 平成23年度三条市公共下水道事業特別会計補正予算を議題といたします。  提案理由の説明をお願いいたします。 ○(木村下水道課長) ただいま御上程いただきました議第11号 平成23年度三条市公共下水道事業特別会計補正予算につきまして御説明申し上げます。  繰越明許費の補正をお願いするものでございます。おめくりをいただきまして、第1表をお開き願います。第1表、繰越明許費補正でございますが、2款1項の公共下水道管渠建設事業におきまして、国の緊急経済対策による追加工事の影響や新潟・福島豪雨災害の復旧を優先させたことなどに伴いまして工事が年度内に完了できないことから、繰越明許費1億580万円をお願いするものでございます。また、特定環境保全公共下水道建設事業におきましても、災害復旧を優先させたことや県道改良工事などが繰り越しされることに伴い、同時施工の下水道管渠工事が年度内に完了できないことから繰越明許費2,590万円をお願いするものでございます。  以上でございます。御審議の上、何とぞ御決定いただきますようよろしくお願い申し上げます。
    ―――――――――――――――――――――――――――――――― ○(森山 昭委員長) これより質疑を行います。   (「なし」と呼ぶ者あり) ○(森山 昭委員長) 以上で質疑を終了したいと思いますが、御異議ありませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○(森山 昭委員長) 御異議がありませんので、以上で質疑を終了いたしました。 ―――――――――――――――――――――――――――――――― ◎報第1号 専決処分報告について ○(森山 昭委員長) 次に、報第1号 専決処分報告についてを議題といたします。  提案理由の説明をお願いいたします。 ○(小日向土木課長) それでは、報第1号 専決処分報告について御説明申し上げます。  議案書をごらんいただきたいと思います。この専決処分につきましては、1月から始まりました大雪によりまして、除排雪経費が不足し委託業者への支払いに支障を来すことから、地方自治法第179条第1項の規定によりまして専決処分させていただいたところでございます。  次のページの専決処分書をごらんいただきたいと思います。第1条におきまして歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ4億円を追加し、歳入歳出の総額を歳入歳出それぞれ709億8,350万7,000円とするものでございます。なお、専決日は、平成24年2月10日でございます。  それでは、次ページの1ページをごらんいただきたいと存じます。第1表、歳出、8款土木費、2項道路橋梁費、補正額4億円としまして、道路橋梁費の補正後の合計額は19億3,174万9,000円でございます。  10ページ、11ページの事項別明細書をごらんいただきたいと存じます。6目雪害防除費、説明欄13節除雪委託料4億円といたしたものでございます。なお、除雪委託料の現状でございますが、2月に入りましても豪雪が続きました。予算も今のところ底をついているような状況でございまして、今後の春先除雪や雪捨て場の処理費を含めまして、現在精査をしているところでございます。所要額が確定いたしましたら追加議案としてお願いすることとなりますので、よろしくお願いいたしたいと存じます。  以上で報告を終わります。 ―――――――――――――――――――――――――――――――― ○(森山 昭委員長) これより質疑を行います。 ○(阿部銀次郎委員) ことしは、大変な大雪だということで、大雪の年になると山のほうに行くと、あちらこちらに道路の上の部分の雪が落ちると大変危険だということで、雪庇落としなんていうものがやられているみたいですけど、三条管内にはそういうところがあるんですか。 ○(小日向土木課長) 三条地内では、特にそういうところはございませんでしたが、ただ道心坂、下田地域と三条地域のちょうど切れ目のあたりですが、そこがちょっと崩れたということで、雪庇落としを行ったところでございます。 ○(森山 昭委員長) ほかにございませんか。   (「なし」と呼ぶ者あり)  以上で質疑を終了したいと思いますが、御異議ありませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○(森山 昭委員長) 御異議がありませんので、以上で質疑を終了いたしました。 ―――――――――――――――――――――――――――――――― ○(森山 昭委員長) 説明員の入れかえのため、しばらく休憩いたします。                                休  憩 午後3時30分                                再  開 午後3時43分  (休憩中に説明員の入れかえあり) ○(森山 昭委員長) 休憩前に引き続き会議を開きます。 ―――――――――――――――――――――――――――――――― ◎議第1号 平成24年度三条市一般会計予算 ○(森山 昭委員長) 次に、議第1号 平成24年度三条市一般会計予算を議題といたします。  なお、本案の審査につきましては、まず建設部所管分として各課所管の予算ごとに提案説明を受け、一つの課の提案説明が終わり次第、その都度質疑を行うことといたします。  また、その順序は土木課、都市計画課、建築課、下水道課の順に行いたいと思います。  なお、建設部所管分の審査終了後一時保留とし、続いて議第5号、議第7号及び議第8号の順に審査を行いたいと思いますので、よろしくお願いいたします。 ―――――――――――――――――――――――――――――――― ◎土木課所管予算について ○(森山 昭委員長) 最初に、土木課所管の予算について、提案理由の説明をお願いいたします。 ○(小日向土木課長) それでは、議第1号 平成24年度一般会計予算のうち土木課所管分について、予算書に基づきまして説明を申し上げます。  予算書の178、179ページをごらんいただきたいと思います。8款土木費、1項土木管理費、1目土木総務費、本年度予算額で御説明申し上げます。2億6,393万3,000円でございます。右の説明欄にお移りいただきまして、事業番号020一般経費でございます。一般経費578万8,000円でございます。一般経費につきましては、コピー代など一般事務に使用する機器の管理費用、あるいは各種同盟会の負担金などでございます。主なものにつきましては、一番下でございますが、19節土木積算システム負担金183万1,000円でございます。土木積算システムの維持管理、プログラムサポートなど7セットの負担金でございます。  おめくりいただきまして、180ページでございます。2項道路橋梁費、1目道路橋梁総務費1億2,127万2,000円でございます。説明欄にお移りいただきまして、事業番号010道路管理費2,999万9,000円、12節損害保険料150万6,000円でございます。これにつきましては、道路損害賠償責任保険料でございます。13節道路関係調査委託料251万円でございます。これにつきましては、市道認定等の道路の調査委託料でございます。13節道路台帳保守管理委託料2,391万2,000円、これは道路台帳の保守管理に要する委託料でございます。  事業番号020街灯管理費7,600万円でございます。11節電気使用料4,800万円、器具修繕料2,800万円でございます。  事業番号030街灯整備事業費700万円、15節工事請負費700万円。これは、街灯の新設費でございます。なお、今年度からは街灯につきましてLEDに切りかえるということで考えております。  事業番号040認定外道路・私道舗装補助金365万3,000円でございます。19節同様でございます。現在4件の申し込みがございます。  事業番号050道路等環境整備事業費462万円でございます。13節除草委託料462万円でございます。道路等の除草を委託するものでございます。  次に、2目道路維持費1億1,814万8,000円でございます。事業番号010道路維持費1億1,814万8,000円、11節消耗品費500万円でございます。これにつきましては、コンクリートのふた、あるいはガードレールの補修用材料などの購入費でございます。めくっていただきまして、11節施設修繕料150万円。これにつきましては、須頃の地下道のポンプ等の修繕等に係る経費でございます。12節手数料304万7,000円、これにつきましては除草等の手数料などでございます。下がりまして15節工事請負費1億円、これにつきましては道路の補修に要する工事請負費でございます。16節工事材料費750万円、これにつきましては道路の補修用砂利、それから常温合材などの購入費に充てるものでございます。  次に、3目道路新設改良費3億6,899万6,000円でございます。事業番号020道路改良事業費3億473万5,000円でございます。13節複写機保守管理委託料174万9,000円でございます。13節測量設計委託料1,000万円でございます。13節建物等調査委託料550万円、13節用地測量委託料150万円、13節電柱・電線移設委託料200万円、15節工事請負費1億5,000万円、17節土地購入費8,410万円、22節家屋等移転補償金4,250万円、22節ガス・水道管移設補償金300万円、22節電柱・電線移設補償金250万円。これらにつきましては、また後ほど委員会資料で御説明申し上げます。  事業番号030栄スマートインターチェンジ整備事業費4,145万円、13節調査設計委託料150万円、13節開通イベント業務委託料100万円、14節土地借上料360万円、15節工事請負費3,100万円、17節土地購入費405万円でございます。  事業番号040河川改修関連道路整備事業費700万円、これにつきましては嵐川橋右岸取りつけ道路の整備、これは県が実施主体となっておりますが、その負担でございます。  恐れ入ります、委員会資料ナンバー6でございます。土木課の資料でございますが、めくっていただきまして3ページをごらんいただきたいと思います。市道興野新光線道路改良事業でございます。これにつきましては、三条東公民館、それから応急診療所と第2産業道路を結んでいる市道でございます。御存じのとおり現在一方通行となっておりまして、一ノ木戸小学校や第二中学校の生徒の通学路となっております。三条東公民館を外れて第2産業道路まで歩道が切れている状態でございまして、ここに幅員2.5メートルの歩道を設置するほか、車道の幅員も確保しまして一方通行を交互通行にしたいとする計画でございます。本事業につきましては、平成22年度に測量設計、それから物件調査を実施いたしました。平成23年度には一部の用地買収、建物補償に着手をする予定でございましたが、国の交付金の圧縮ということで本事業については着手できなかったところでございます。平成24年度、25年度で、改めまして24年度から用地買収、物件補償に取りかかりまして、平成26年度には工事を実施して完了したいというふうに考えておるところでございます。  次に、めくっていただきまして市道三貫地塚野目2号線道路改良事業でございます。これにつきましては、塚野目地内の国道403号から三貫地の新潟小須戸三条線につながっている路線で金属団地、下水処理場、それから福祉施設などのアクセス道路として利用されているところでございます。この路線につきまして、信濃川堤防の県道交差点部が狭く、特に冬期間は大型車の通行などに大変な不自由を来しているところでございます。新潟県から堤防の県道部分の拡幅事業に取り組むということで聞いております。市道に関しましては23年度から工事に取りかかっているところでございまして、平成24年度に完了させたいと思っております。  次に、岡野新田1号線道路改良事業でございます。これにつきましては、栄スマートインターチェンジの供用に伴いまして燕、分水方面からの交通量の増加が見込まれます。それに伴いまして歩行者、通行車両の安全性の向上を図るということで事業化をしているところでございます。平成23、24年度に測量設計を行っております。平成24年度には関係機関の協議、詳細設計、一部交差点などの道路照明などの整備に着手してまいりたいと思っております。  おめくりいただきまして、市道森町院内線道路改良事業でございます。これにつきましては、新市建設計画登載事業ということで以前から着手しておるところでございますが、計画では延長1,750メートル、幅員を7メートルと予定をしております。まずは森町地区の図面向かって左側でございますが、主要地方道長岡栃尾巻線から高城ヒメサユリの小径の入り口までの区間を第1工区としまして先行したいと考えておりまして、平成21、22年度におきまして測量設計を実施しております。23年度につきましては、用地買収を予定しておりましたが、7・29水害の対応ということでできなかったところでございます。平成24年度には一部用地買収とヒメサユリの小径駐車場整備工事にあわせまして、一部工事も実施したいと考えております。  次に、栄スマートインターチェンジ整備事業でございます。これにつきましては午前中視察をしていただいたところでございます。先ほども御質問がありましたようにことしの夏ごろを目標に一生懸命取り組んでおるところでございまして、またその時期になりましたらよろしくお願いしたいと思いますが、具体的な供用開始日につきましては4月に開催予定の地区協議会でおおむねの時期、何月何日というのはそこではまだ決定は見られないと思いますが、おおむねの時期について明らかになると考えております。  予算書の182ページにお戻りいただきたいと思います。182ページの下段のほうですが、4目橋梁維持費1,027万円、事業番号010橋梁維持費1,027万円、13節道路橋梁基礎データ収集委託料800万円でございます。これにつきましては、橋長10メートルから15メートルの約80橋の調査を予定しております。この事業につきましては、15メートル以上の橋につきましては調査が終わっておりまして、23年度、今年度でございますが、長寿命化修繕計画の策定作業を進めておるところでございます。24年度に調査を行いまして10メートルから15メートルの橋梁の基礎データをとるわけでございますが、それらをもとに平成25年度、再来年でございますが、10メートルから15メートルの橋梁の長寿命化計画につきまして策定を予定しておるところでございます。  おめくりいただきまして、5目舗装事業費1,000万円、事業番号010舗装新設事業費、15節工事請負費1,000万円でございます。これは、舗装新設の事業費でございます。市内各所継続事業を中心に予定をしてございます。  6目雪害防除費4億2,479万5,000円でございます。事業番号020除雪業務費2億285万円、11節消耗品費590万円、これにつきましては凍結防止剤あるいはスノーポール等の購入費に充てるものでございます。13節除雪委託料1億5,000万円、これにつきましては23年度も当初予算で1億5,000万円ということでございまして、雪がそれ以上に降ればまた補正をお願いしなきゃならないということで、当初予算では1億5,000万円を計上させていただいております。14節器具借上料520万円、これにつきましては除雪ドーザー等の借り上げに使う予定でございます。18節自動車購入費3,900万円、これにつきましては除雪グレーダーの購入費、それから小型ロータリーの購入費などに充てる予定でございます。  事業番号030消雪施設管理費8,698万4,000円でございます。11節電気使用料1,500万円、消雪パイプの電気料でございます。同じく11節施設修繕料2,000万円、13節消雪パイプノズル調整委託料2,600万円、それから下がっていただきまして19節市道消雪施設稼働費補助金2,500万円。この稼働費補助金につきましては、地元の管理する消雪パイプに対する電気料の補助でございます。  事業番号040消雪施設整備費1億1,650万円でございます。15節工事請負費9,350万円、19節市道消雪施設工事費補助金2,300万円。この2,300万円につきましては、地元の消雪施設の新設工事、あるいは修繕工事に補助する補助金でございます。  事業番号050地盤沈下調査費168万円、13節地下水調査委託料168万円でございます。市内4カ所に設置してございます観測井戸の観測に要する費用でございます。  おめくりいただきまして、7目交通安全施設整備事業費5,219万8,000円でございます。事業番号020交通安全施設整備事業費4,530万4,000円、11節施設修繕料162万4,000円でございます。これにつきましては環境課で所管しておりましたカーブミラーにつきまして、24年度から今度できます建設課で所管するということでございます。その施設修繕料でございます。15節工事請負費2,761万6,000円、これにつきましては歩道設置工事、あるいは今ほど説明申し上げましたカーブミラーの新設の費用でございます。19節工事合併施工負担金300万円、これにつきましては新幹線停車場線といいますか、国道8号から地場産センターのほうへ行く道路の燕市との境界部分でございますが、その燕市との境の交差点を燕市が事業主体になって行う予定でおりまして、三条市の市道分について負担金を納めるものでございます。22節家屋等移転補償金400万円、これにつきましては茅原2号線に歩道設置を予定してございますが、そのところの物件移転に要する費用でございます。22節電柱・電線移設補償金800万円、これにつきましては南四日町西本成寺線におきます電柱移設に係る費用でございます。  恐れ入りますが、また委員会資料の土木課の資料に戻っていただきます。8ページの図面をお願いしたいと思いますが、南四日町西本成寺線歩道整備事業でございます。これにつきましては、平成23年度から工事に入ってございます。23年度では車道側の側溝改良、それから水道管移設、消雪パイプの布設がえを実施したところでございます。そこで、平成24年度は先ほど申し上げました電柱移設を実施したいと思います。それが終わりまして平成25年度に歩道側の側溝整備、それから歩道の整備ということで予定をしておりまして、25年度に完了したいと思っております。  それから、その次のページでございますが、市道北入蔵牛ケ島線消雪施設整備事業ということで、これは先ほどの消雪パイプ施設でございますが、ここは主に東高の生徒の通学路にもなっておりますし、また市営住宅とかいろいろございまして、交通量があります。毎年圧雪状態になるということで、国の交付金をいただいた中で消雪パイプの整備を行いたいと考えておりまして、平成24年度ではその半分、490メーターの整備を予定しております。  予算書にお戻りいただきたいと思います。予算書の186ページでございます。3項河川費、1目河川管理費1,826万5,000円でございます。説明欄の事業番号010河川管理費1,826万5,000円でございます。11節電気使用料770万円、ポンプ場の電気使用料でございます。12節の手数料636万8,000円、これにつきましては五十嵐川ほかの河川除草に要する費用でございます。13節雨水排水樋門操作業務委託料180万円、これにつきましては信濃川の雨水樋門の操作につきまして、地元の皆様にお願いしている委託料でございます。これにつきましては、国のほうからその分が歳入として入るものでございます。  次に、2目用悪水路費3,635万円、説明欄の事業番号010用悪水路管理費2,235万円、11節施設修繕料450万円。これにつきましては、曲渕ポンプ場のバルブの修繕ほかを考えています。13節排水路江渫い委託料900万円、これにつきましては大規模な排水路につきまして江ざらいの委託をするものでございます。15節工事請負費600万円、これにつきましては市内各所の用悪水路につきまして工事を行うものでございます。  おめくりいただきまして、3目水害対策費でございます。予算額1億6,530万円、事業番号010水害対策事業費8,710万円、13節測量設計委託料600万円、15節工事請負費7,850万円。これらにつきましては、後ほど委員会資料のほうで御説明申し上げます。  事業番号020緊急内水対策事業費7,820万円、13節地質調査委託料300万円、13節実施設計委託料3,200万円、13節調査設計委託料900万円、15節工事請負費3,000万円、22節ガス・水道管移設補償金300万円でございます。  恐れ入りますが、委員会資料にお戻りいただきまして、10ページの図面でございます。新通川・島田川沿川排水区域内水対策事業ということでございます。これにつきましては、去る2月28日に対策方針を県の振興局長、それから三条市長に提言をいただいたところでございまして、新通川につきましては河川整備計画に定められた区間が計画流下能力を備えていないという現状から、能力を早急に向上させていくために県のほうで河床掘削による河道改修を実施すべきとしまして、また島田川につきましては整備計画区間では同規模の流下能力は備えているものの、輪之内排水路合流点付近の副次的河道掘削により低い部分、低部となっております輪之内排水区域の洪水を速やかに流下させるべきであるというふうな提言でございます。これを受けまして新通川本川、島田川本川につきましては県のほうで担うことになりますが、そこにつながる排水路、それから新通川に排水しているポンプ場が何カ所かございます。それらにつきまして、市のほうで内水対策として取り組まなければならないということでございます。その部分につきまして、平成24年度に実施設計を予定したいというものでございます。  次に、次のページでございますが、輪之内ポンプ場排水区域内水対策事業でございます。ここにつきましては、御存じのように最も浸水被害が多発しているところということで、平成21年度から予備調査をしております。そこで、ポンプ、それから排水路、それから調整池、そういうものを組み合わせた中での対策が必要ということになっておりまして、平成22年度にそれらにつきましての実施設計に入ったところでございます。平成23年度から一部排水路の改良工事に取りかかる予定としておったところでございますが、新通川、島田川の検討会の中で7・29水害を踏まえまして見直しが生じたということで、工事について見送りをさせていただいたということで、改めて平成24年度から排水路改良工事から着手したいというものでございます。  次に、おめくりいただきまして須頃郷地区排水対策事業でございます。この地区の排水につきましては、従前須頃郷土地改良区の排水施設から中ノ口川に排水されていたものでございまして、排水施設が老朽化したということで、この地区のまた開発状況からもう農業サイドのポンプ場だけではもたないだろうということで、燕市と三条市で都市排水施設として平成19年度から21年度にかけましてポンプ場の更新、それからポンプ場の排水機能を整備してきたところでございます。しかしながら、その施設の能力につきましては昨今の降雨状況には対応し切れないと、異常降雨時には燕三条駅周辺など広範囲にわたりまして浸水被害が起きているという状況でございます。そこで、平成22年度から須頃郷地区排水対策検証会が立ち上げられまして検討を重ねてきたということで、これにつきましても昨年度の12月1日に同検証会から三条、燕両市長に今後の排水対策の方向性など検討結果について報告書が提出されました。それに基づきまして、平成24年度に燕市が実施主体となりまして実施設計の策定ということでございますが、実施設計の中でも基本的なものにつきまして策定していこうということで取りかかるものでございます。  予算書にお戻りいただきまして、次に204ページをごらんいただきたいと思います。9款消防費でございます。1項消防費、4目水防費265万2,000円でございます。事業番号010水防費265万2,000円、1節水防監視員報酬8人分8万円、9節費用弁償27万2,000円でございます。費用弁償につきましては、水防演習などに参加する消防団員の費用弁償でございます。11節消耗品費226万4,000円でございます。これにつきましては水害時に備えるため、大型土のうの備蓄などを予定しているところでございます。19節信濃川下流水防連絡会負担金2万7,000円でございます。  次に、5目災害対策費8,791万9,000円でございます。おめくりいただきまして、207ページでございます。事業番号050災害対策事業費75万円でございます。13節土砂災害ハザードマップ作成業務委託料75万円でございます。これにつきましては、新潟県が指定します土砂災害計画区域、土砂災害特別警戒区域につきまして、市が災害ハザードマップを作成しまして全戸に配布するものでございます。  次に、おめくりいただきまして244ページをお願いします。11款災害復旧費、2項公共土木施設災害復旧費、1目道路橋梁災害復旧費2億5,839万7,000円でございます。事業番号020道路橋梁災害復旧費2億3,296万6,000円、15節工事請負費2億3,116万5,000円でございます。  それから、2目河川災害復旧費1億4,515万6,000円、事業番号020河川災害復旧費1億2,330万9,000円、15節工事請負費1億2,330万9,000円でございます。  恐れ入りますが、委員会資料の13ページ、14ページをごらんいただきたいと思います。災害復旧事業箇所の主なものでございます。道路では市道塩野渕線、これは塩野渕1号橋でございます。橋梁災害復旧事業が主なものでございます。おめくりいただきまして、河川災害では普通河川切通川河川災害復旧事業でございます。これらにつきましては、平成23年度の予算の中で災害復旧費を計上させていただいておるところでございますが、新潟県が実施します河川の災害復旧事業などとの調整などで発注がおくれるということでございます。そこで、平成24年度の当初予算に計上させていただいたものでございます。  次に、予算書の9ページをごらんいただきたいと思います。第2表、債務負担行為、番号1番でございます。須頃郷地区排水対策事業負担金、期間、平成25年度から平成39年度まで、限度額350万2,000円でございます。これにつきましては、先ほど御説明申し上げました須頃郷地区排水対策事業の中で平成24年度に燕市が3,000万円を予算化しまして基本的な実施設計でございますが、その事業に取りかかるということでございます。そこで、事業の中で国からの交付金、これは旧まちづくり交付金を予定していると聞いております。それと、燕市が借ります起債に対する交付税措置、国から交付税措置があるわけでございます。それらを除いた実質の燕市負担分の借り入れに対しまして三条市が半分の50%を負担していくというものでございます。それが平成25年度から平成39年度までの350万2,000円ということでございます。  なお、その後の実施設計や工事に係る費用につきましては今のところまだ費用の額がわからないわけでございます。それら基本設計の概算が出て事業規模、概要が明らかになった中で両市でまた協議をしてまいるということでございます。  以上で土木課の所管事業の説明を終わらせていただきます。よろしく御審議をいただき、御決定いただきますようよろしくお願いします。 ―――――――――――――――――――――――――――――――― ○(森山 昭委員長) これより質疑を行います。 ○(阿部銀次郎委員) 一番最後に説明のありました債務負担行為の関係ですが、須頃郷地区排水対策事業負担金の関係ですが、事業費のうち国とかから来て、燕市と三条市の両市が負担する分の半分の額がこの350万2,000円ということでしょうか。 ○(小日向土木課長) 実質燕市のほうから支出する額の半分を、全体で例えば700万であればその半分の額を三条市が払っていくということでございます。 ○(阿部銀次郎委員) それで、先ほど説明の中にもありましたけど、この地域はたしか土地改良事業で排水機場が完了したと思うんですが、それで昨年の7・29水害のときには中ノ口川の水位が上がったということで、ポンプを運転したけど、途中だかに国土交通省よりとめろと言われてとめざるを得ない状況になって湛水をしたとかということの関係でこの新たな事業ができるんでしょうか。 ○(小日向土木課長) 今御質問にもありましたように中ノ口川に排水するポンプの停止ということもございました。それが過去ここ10年ぐらいではポンプを運転した回数というのは2回か3回なんだそうです。ただ、ポンプを運転しなくても中ノ口川に吐き出すといいますか、排水するという中においてもやっぱり上流のほうで湛水するというのがもう毎年のように起こっているということで、両面をにらんだことなんですが、中ノ口川に排水する量というのはもう決まっているわけですから、それらを踏まえた中で対応できるような、排水路の大きさを大きくするとか、あるいは調整池を設けるとか、そういう基本的なところでこれから調査していくということでございます。 ○(阿部銀次郎委員) これから調査していくということですけど、数年の調査がかかるんだと思いますけど、これからいくと25年から39年と15年間で、この調査というのは大体期間的にはどのくらいかかるもんなんですか。二、三年ぐらいですか。 ○(小日向土木課長) 25年から39年というのは、払い続ける年数ということでございまして、24年度に3,000万をかけて基本的な調査を行うということで、その状況、内容を見ましてまた両市で協議しながら優先順位をつけた中で、じゃどういうふうに施設の具体的な詳細設計とかを行っていくかというシナリオになるかと思います。 ○(阿部銀次郎委員) この地域は、いつも湛水するようでありますので、ようやくいい方向に行かれるということで大変結構なことだと思います。ぜひなるべく早くこの事業が進むようにひとつお願いしたいというふうに思います。 ○(武石栄二委員) 御案内のとおりことしは非常に大雪で、除雪に非常に苦労されていると思いますが、その中で185ページの地盤沈下調査委託料、これは毎年168万円ですか。また、先ほどの説明の中で4カ所整備すると言っていましたが、毎年どういった原因でどういった作業をされるんですか。 ○(小日向土木課長) この調査につきましては、4カ所の井戸がございまして、そこの水位、それから地盤沈下の量、これを毎年1年間通して観測しておるということでございます。また、そのほかにも市街地に39カ所の観測点を設けまして、経年観測ということでどのぐらい下がったかという調査もまた別途しておりますが、かなり費用もかかるということで、これは今5年に1回、39カ所の水準点の高さを調査しておるということで、平成20年度に39カ所の調査をしたところです。また、5年に1回ですから、平成25年度にその調査をしなければならないということでございます。それで、井戸の調査で水位と地盤沈下を調査しているわけですが、水位につきましては御存じだと思うんですが、冬の消雪パイプの水を上げるとぐっと下がって、また春には回復するということでございます。また、地盤沈下に対しましても、水を上げている冬期間ではやはり何センチか下がるというか、地盤が収縮するということで、春にはまた戻ってくるということでございますが、場所にもよりますけれども、やはり地盤沈下というのは進んでいるということで、毎年1センチ前後下がっているんじゃないかという調査結果が出ております。 ○(武石栄二委員) 毎年1センチほどずつ下がっているということですが、これは何年か後にがくっと下がって工事しなきゃならないというような感じなんですか。 ○(小日向土木課長) 一度にがくっと下がるということはないですが、くいを打って建てているような鉄筋コンクリートの建物のそばに行かれるとわかると思うんですが、建物は下がらないけど、地盤が下がって、玄関のところにひびが入っているとか、段差が高くなったとか、そういう兆候も見受けられますので、その辺で被害といいますか、状況が見えるかなというところでございます。 ○(武石栄二委員) 毎年検査を同じ予算額でやっているわけですが、やっていて水位が下がったとか、消雪用井戸の枯井とか、そういった部分のことは過去にあったんですか。 ○(小日向土木課長) 故障ですか。 ○(武石栄二委員) 水の出が悪いということ。 ○(小日向土木課長) やはり地下水にも量の限度がございまして、ことしのように降雪が続くとか、温度が下がるとか、そういう消雪パイプが毎日動いているようなときは、やはり水がれを起こすというような兆候があらわれていると思います。 ○(武石栄二委員) これは地盤沈下調査ということですが、ことしの大雪で雪崩が何カ所あって、どういう地盤にどういった調査をしなければならないというような、今現在の状況はどうですか。 ○(小日向土木課長) これは地盤沈下がどうかということでその辺の調査をやっていることなので、雪崩とか、そういうことでの地下水調査というのは今のところやっていないです。 ○(武石栄二委員) ちょっと聞き方が悪かったのかな。これから雪崩が発生する時期になろうかと思いますが、雪崩箇所が何カ所あって、それに対してちゃんと把握しておるのかということなんです。
    ○(小日向土木課長) 雪崩が起こりやすいという危険箇所というのは、地域防災計画の中にも入っております。その辺につきましては、パトロールとか地域の方々からの通報とか、そういう中で対応させていただくという状況でございます。 ○(武石栄二委員) 参考のためにお聞きしたいんですが、これから日差しで雪がどんどん溶けていくわけです。雪が10センチ溶けることによって、それに対して水が何ミリリットルぐらいになって、それで土砂に浸透したり、川に流れていくと。どのような計算が成り立つんですか。 ○(小日向土木課長) ちょっと難しい内容かと思いますが、土質によっても異なると思いますし、斜面の角度とか、いろいろなことで出てくると思うんですが、今のところその辺の把握はしていないところでございます。 ○(武石栄二委員) 10センチの雪が溶けると、何か相当の水量になるという試算をされている専門家の方がいますし、これから雪が1日20センチ、30センチ下がると、平らなところは何とかいいんですが、土砂崩れの危険箇所があると大変な災害になるなと、上越市であったような形になるかなと思っているんです。そこで、説明の中で土砂災害ハザードマップを作成するということですが、雪崩のほうもその中へ一緒に組んでやるというような考えなんですか。 ○(小日向土木課長) 今県が作成している危険区域というのは、角度が何度以上で崩れやすいとか、あとそこへ沢から水が流れてくるわけですが、その沢の角度がどのくらいで、そこで土石流とかが起こるとこの区域が危ないとか、そういう内容でございまして、特に雪崩についての危険区域指定ではございません。 ○(武石栄二委員) 今回上越市で発生した地すべり、ああいった地形はよくわかりませんけれども、やはり雪が溶けて、それでそこに浸透して、下は岩盤とか土質はどうとか、そういった因果関係ってあるんですか。 ○(小日向土木課長) 私も上越市板倉地区で起こっている状況については、細かいところまで承知はしておりませんが、この被害が起きる前からもそうですが、あの地区というのは地質的にそういう被害が起きやすい場所ということで、報道にも出ましたが、地すべり資料館とかいうものも整備されているというか、そういう被害の起きやすい場所というふうには聞いております。ただ、三条市の中でもやはり昨年の7・29豪雨災害で渓流被害というのがあったわけですから、その辺はパトロールの中でそういう被害が起きないように、またそのようなところがあれば連絡してもらうような、そういうこともお願いしていかなければならないというふうに考えております。 ○(武石栄二委員) これからの時期は、雪崩というのが歩行者や道路には非常に脅威だと思うので、そこはやはり見回りといいますか、それを行政としてどういう方向に話ししているのかわかりませんけれども、地元には消防団員という方もいらっしゃいますし、自治会長さん等も、地元にはそういった地域を知っている人がいるので、そういうところで情報をとりながら対策に当たってほしいと考えているんですが、いかがですか。 ○(小日向土木課長) 改めて消防、それから自治会とか、そういうところとまたそういう情報の共有といいますか、交換といいますか、報告といいますか、話をしていきたいと思います。 ○(佐藤宗司委員) 183ページの事業番号020の道路改良事業費3億473万5,000円、その中で森町院内線道路改良事業というのが計上されているわけです。新市建設計画に基づいて今高城の登山道、駐車場の整備事業をやっておりますけど、道路改良事業の24年度施工予定は森町側の用地買収一式、工事50メーターとあるんですが、この新しくできる道路というのは改良されて幅員が7メーターになるんですけど、県道長岡栃尾巻線とその道路の取りつけ部分は10メーターぐらいしかないんです。そこは、市道森町上平線につながっているんですが、すごく危険な箇所だと思われるんですけど、そういう点はどう考えているんですか。 ○(小日向土木課長) この図面の向かって一番左側だと思うんですが、勾配も急だということと取りつけもちょっと危ないと。おっしゃるとおりでございまして、これはそこの改善も含めて私どもは考えております。地権者の方の御協力もいただかなければならないんでございますが、その辺もまたお願いしていかなければだめだというふうに考えております。 ○(佐藤宗司委員) 高城の登山者はシーズンになると6,000人以上が登るということで、車の台数も相当ふえるという中で、本当にたった10メーターぐらいの短い区間ですけど、これはもう誠意を尽くして、幅員7メーターにしてもらうような努力をしてもらいたいという要望でありますし、そういう計画であれば安心してこういう図面を見れるんですけど、努力するじゃなくて、手ごたえ自体はあるんですか。 ○(小日向土木課長) 地元への提示といいますか、計画説明ではその部分を含めて説明しております。これからまた協力いただくようにお願いしてまいりたいと考えております。 ○(藤田博史委員) 消雪施設整備費の市道北入蔵牛ケ島線の件でお伺いさせていただきますが、この工事は、全体が890メーターで約6割の490メーターを24年度で工事されるようですが、連続された年度で行われるというふうに考えてよろしいかどうかお聞かせください。 ○(小日向土木課長) 私どもは、連続してやっていきたいということでございます。国の交付金をいただいての事業でございますので、それらにまた左右されるかと思いますが、私どもは連続してやっていきたいというふうに考えております。 ○(藤田博史委員) 実際のこの工事の時期についてお伺いしたいんですが、というのは道路もそう広くはないところに結構な交通量があって、かつ時間帯によっては東高の生徒がかなりの人数通学しておるわけですので、例えば夏休みにかかるような極力生徒が歩かないような時期をねらって工事ができれば一番いいなと思うんですが、実際の工事時期というのはいつごろになるのか教えていただきたいと思います。 ○(小日向土木課長) 夏休みにかかれば一番いいんですが、国の交付決定とか、また井戸を掘ってみてどれぐらいの水が出るかという確認をした中で、じゃ何メーターやろうとか、その辺のまた検討もありますので、できるだけ努力しまして、そういう時期にやれるようにはしたいと思いますが、そういう要因もございますので、御理解いただきたいと思います。 ○(阿部銀次郎委員) 185ページの雪害防除費の除雪業務費の18節自動車購入費のところで、説明ではグレーダーと小型ロータリーを買うという説明でございましたが、グレーダーはどのくらいの大きさのものを買われるんですか。 ○(小日向土木課長) 今市の持っているグレーダーが2台あります。ことし1台購入したんですが、もう一台がもう昭和50年代のものですので、それを更新したいと、古いものはスクラップということで考えておりまして、今持っている大きさを考えております。 ○(阿部銀次郎委員) 今持っている大きさであればわかります。あと小型ロータリー、これは1台ですか、2台ですか。 ○(小日向土木課長) 小型ロータリーにつきましては、歩道用除雪車ということで、今はリースしておりますが、昨年度まで使っておったものが故障しまして使えなくなったということで、それと同じものを買いたいと考えております。  それで、ちょっと説明不足でございました。この中に除雪ドーザー1台もまた含んでございます。グレーダー、それから除雪ドーザー、小型ロータリー、それらを考えております。 ○(阿部銀次郎委員) ここ数年、去年、ことしと大変大雪になったわけですけど、今の除雪体系は市直営は数台しかない中でどんどん業者委託をしているわけですけど、業者のほうもなかなか持っている機械を維持していくのが大変だというふうなことも聞こえてきていますので、やはり今車社会でありますので、車が思うように走れないということになると大変なことになるわけです。今後将来の計画として、ずっとこのまま民間委託にしていくのか、それとも直営でやる方向で毎年計画的にこういう除雪機械を買ったりしていくのか、その辺はどのように考えていらっしゃいますか。 ○(小日向土木課長) 今三条市全体で百四、五十台、業者の方にお願いしているところでございますが、それを全部市がそろえてということはとっても不可能なことでございます。ただ、御質問にありますように業者さんの体力も落ちているというのは確かにあると思いますので、直営といいますか、市が所有する機械については今のところやっぱり徐々にふやしていかんきゃだめだというふうには思っているところでございます。 ○(阿部銀次郎委員) おっしゃるとおり本当にふやしていかないとなかなか今の建設関係の仕事にはああいう類の機械は余り必要がない時代になってきたものですから、やはり計画的にある程度のところまでは市で購入して準備していかなければならないんじゃないかというふうに思っておりますので、その方向でひとつ進めていただきたいというふうに思います。これは、答弁はよろしゅうございます。  それから、この土木予算全体を見ますと、道路維持費であっても、それから道路新設改良費であっても、2項の道路橋梁費にあってはもうすべてそうですけど、工事費が大分落ちております。道路維持費の中では15節工事請負費が2,000万円ほど落ちていますし、道路改良事業も2,900万円ぐらい落ちています。それから舗装新設事業費も670万円も落ちていますし、あとまた交通安全施設整備費も2,800万円も落ちているというふうなことで、全体で工事費がもう大分減額されておりますが、これは一般会計当初予算を12.何%でしたかを減額された影響は当然ここへ来ているんだろうと思いますけど、でも昨年は水害で思うように仕事ができなかった上でまた今年度もこれだけ減額されているというと、やはりほかの地域からの要望等がたくさんある中で本当にこれでいいのかなという感じがしているんですが、先ほども補正予算の雪害のところで雪消え後の道路補修についてある委員さんからこれで足りるのかということもございましたし、それらも含めて本当にこれで市民の要望にこたえられるのか、また市民が安全で安心して、例えば道路であれば車を走らせることができるのか、その辺は大変心配なところがあるんですが、全体的に見てどう思いますか。 ○(小日向土木課長) 道路維持費につきましては、先ほどお答えしましたように必ずしも私どもも十分とは思っておりません。この当初予算につきましても十分とは思っておりません。その中で、財政的な問題というものもありまして、このような予算になっているところでございますが、投資的な新設改良費につきましては、例えば栄スマートインターの事業が完了するということで、そういうものがなくなったという中で工事請負費が減っているところでございます。あと舗装事業費につきましても、橋梁もそうですが、これらを含めまして、これからは今度補修のほうに徐々に軸足を置いていかないとだめなのかなということで、例えば田んぼの中の道路とか、そういうところはちょっと我慢していただいて、砂利道のままグレーダーで補修していくという方向に持っていかないと、なかなか舗装補修費も足りない中でこれからは続いていかないんじゃないかなというふうにも思っております。ほかのものも減っているところではございますが、その辺はまた全体の中で、私どもしなけりゃならないところはいっぱいあるんですが、財政全体の中でまた組まれたということじゃないかというふうに思っております。 ○(阿部銀次郎委員) 課長さんも大変足らないということでありますが、まさにそのとおりだと思うんです。ほかの所管の予算を見ると考え方がそうあるのかわかりませんが、結構新しいものがあって、これらは要らないんじゃないかなというような部分もあるんです。そういうのを見ますとやっぱり土木予算が毎年のように減額されていて、予算が減ると必ず一番影響が出てくるのが土木関係。今農林は所管じゃありませんから、言いませんけど、そういうところが削減されてきている。やっぱりこれから商工業を活性化していかなければならない中で、当然こういう環境整備とか道路アクセスの部分がよくないといけない。昔から三条市はもう道路状況が悪いというふうに県から言われてきたもんですから、私はもう少しこちらのほうに力を入れていただかなければならないんじゃないかなというふうに思っておるんですが、いかがでございましょうか。 ○(小日向土木課長) 予算が少ない中でもやはり道路事業にしましてもやらなければだめなとこはやらなければだめだというのもございます。その辺は、予算要求の中で私どももまた頑張っていきたいと思いますので、よろしくお願いします。 ○(佐藤宗司委員) 委員会資料13ページの図面の市道塩野渕線橋梁災害復旧事業に関連して1つお聞きしたいんですけど、その先に、つり橋という言い方をしちゃ悪いんだけども、つり橋があるんですけど、これは、道路でないということになっちゃうんでしょうか。 ○(小日向土木課長) これは私どもの間違いでございました。今気づきまして、大変恐縮でございます。今御質問のありました先のつり橋の復旧事業でございまして、図面の位置が間違っておりました。申しわけございません。  この上流に細く載っているところがつり橋になっておりますので、そこを復旧するということでございます。いや、大変失礼しました。そこの場所でございますので、よろしくお願いします。 ○(佐藤宗司委員) あそこにはウォータープレイかわせみがありまして、いい観光スポットでありまして、橋台が残っている、つり橋もある程度残っていると。これは市道から外れたのかなと思って、それで聞いてみたんですが、それじゃこれはつり橋のところということで、ありがとうございました。 ○(小日向土木課長) 今のつり橋はまだ市道ということで、まさにこの橋梁災害復旧事業の対象としてここに載せるということで、ちょっと位置が間違っておりました。申しわけございません。お願いします。 ○(森山 昭委員長) しばらく休憩いたします。                                休  憩 午後5時01分                                再  開 午後5時02分 ○(森山 昭委員長) 休憩前に引き続き会議を開きます。  お諮りいたします。  本日の会議はこの程度で散会し、次の会議は明16日午前10時に開くこととしたいと思いますが、御異議ありませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○(森山 昭委員長) 御異議がありませんので、そのように決定し、本日はこれをもちまして散会いたします。                                散  会 午後5時03分...