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令和 2年総務文教常任委員会( 3月17日)

  • "小林課長"(/)
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  1. 三条市議会 2020-03-17
    令和 2年総務文教常任委員会( 3月17日)


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    令和 2年総務文教常任委員会( 3月17日)                  総務文教常任委員会記録                   (第1日目) 1 日   時  令和2年3月17日(火)午前10時 1 場   所  第3委員会室 1 出席委員   野嵜久雄委員長 野崎正志副委員長          久住久俊 馬場博文 岡田竜一 名古屋豊 西沢慶一 1 欠席委員   なし 1 欠   員  1名 1 説明のための出席者          駒形理事兼総務部長 平岡政策推進課長 米持課長補佐                    山澤情報管理課長                    小林行政課長兼選挙管理委員会事務局長                     渋谷課長補佐兼防災対策室長兼選挙管理委員会事務局次長                    本間人事課長 小柳課長補佐                    三巻財務課長 小林課長補佐 宮島工事検査室長                    鶴巻税務課長 山田課長補佐                    上原収納課長 佐藤課長補佐                    坂田高等教育機関設置推進室長 今井・相場両次長
                       小出栄サービスセンター長                    長谷川下田サービスセンター長                    阿部会計課長                    吉田監査委員事務局長          栗山議会事務局長          遠藤教育部長    村上教育総務課長 大谷課長補佐                    栗林子育て支援課長 小島課長補佐                     梨本子どもの育ちサポートセンター長兼発達応援室長 1 職務に従事した議会事務局職員          樋口議事調査係長 目黒主任 1 事   件   令和2年(2020年)第1回定例会で付託された    議第1号 令和2年度三条市一般会計予算           第1表 歳入及び歳出            第1款(議会費)            第2款(総務費)〔ただし、第1項第1目及び第8目中市民福祉                     所管関係分・第9目・第12目、第3項を除く                     〕            第3款第1項第1目(社会福祉総務費)中所管関係分                  第3目(障がい者福祉費)中所管関係分               第2項(児童福祉費)〔ただし、第6目を除く〕               第4項(災害救助費)            第4款第1項第1目(保健衛生総務費)中所管関係分                  第2目(予防費)中所管関係分                  第3目(母子保健費)            第9款(消防費)〔ただし、第1項第4目を除く〕            第10款(教育費)〔ただし、第6項第1目・第2目・第3目、第                     7項第1目・第2目・第3目を除く〕            第11款(公債費)            第12款(諸支出金)            第13款(予備費)           第2表 債務負担行為            番号4           第3表 地方債    議第8号 令和元年度三条市一般会計補正予算           第1表 歳入及び歳出            第2款(総務費)            第3款第2項(児童福祉費)            第4款(衛生費)            第10款(教育費)〔ただし、第6項を除く〕           第2表 繰越明許費補正            1追加 第2款(総務費)                第10款(教育費)           第4表 地方債補正    議第13号 三条市行政手続等における情報通信の技術の利用に関する条例等の一部         改正について    議第14号 三条市監査委員条例等の一部改正について    議第17号 三条市児童クラブ条例の一部改正について    議第24号 令和元年度三条市一般会計補正予算           第1表 歳入及び歳出            第10款(教育費)           第2表 繰越明許費補正           第3表 地方債補正    議第25号 令和2年度三条市一般会計補正予算    報第1号 専決処分報告について(令和元年度三条市一般会計補正予算)           第1表 歳入 1 審査の経過及び結果                                  開  会 午前10時00分 ○(野嵜久雄委員長) ただいまから総務文教常任委員会を開会いたします。  出席全員であります。  この際、委員長から申し上げます。  今定例会において当委員会で審査する事件は、お手元に配付済みの付託事件表のとおり議案8件であります。これら事件の審査につきましては、最初に条例関係、次に専決処分報告、続いて補正予算、そして当初予算、最後に令和2年度の補正予算の順に行いたいと思います。  なお、限られた日程の中で効率よく運営していきたいと思いますので、質疑につきましては一問一答形式を遵守されますよう、また答弁につきましても簡潔明瞭になされますようお願いいたします。  また、説明員の席に限りがありますので、適宜説明員の入替えを行いながら進めさせていただきますので、あらかじめ御了承願います。  次に、既に御案内のとおり委員会閉会後に協議会を開催いたしますので、よろしくお願いいたします。  それでは、これより審査に入ります。 ――*――*――*――*――*――*――*――*――*――*―― ●議第1号、議第8号、議第13号、議第14号、議第17号、議第24号、議第25号及び報第1号の以上8件一括上程 ○(野嵜久雄委員長) 議第1号、議第8号、議第13号、議第14号、議第17号、議第24号、議第25号及び報第1号の以上8件、一括上程いたします。 ―――――――――――――――――――――――――――――――― ◎議第13号 三条市行政手続等における情報通信の技術の利用に関する条例等の一部改正について ○(野嵜久雄委員長) 最初に、議第13号 三条市行政手続等における情報通信の技術の利用に関する条例等の一部改正についてを議題といたします。  提案理由の説明をお願いいたします。 ○(山澤情報管理課長) それでは、議第13号 三条市行政手続等における情報通信の技術の利用に関する条例等の一部改正について説明いたします。恐れ入りますが、議案概要説明会資料ナンバー2を御覧ください。  1の改正の趣旨は、行政手続等における情報通信の技術の利用に関する法律の一部改正に伴い、規定等の整理を行うことから、必要な改正を行うものでございます。  2の改正する条例は、(1)三条市行政手続等における情報通信の技術の利用に関する条例、(2)三条市固定資産評価審査委員会条例の2件でございます。  3の改正の内容は、1点目として法律の題名が変更されたことから、三条市行政手続等における情報通信の技術の利用に関する条例の題名を三条市情報通信技術を活用した行政の推進等に関する条例に改めるものでございます。2点目として法の題名変更及び条ずれに伴う規定の整理を行うものでございます。  4の改正条例案は、裏面のとおりでございます。  5の施行期日は、公布の日とするものでございます。  説明は以上です、よろしくお願いいたします。 ―――――――――――――――――――――――――――――――― ○(野嵜久雄委員長) これより質疑を行います。 ○(馬場博文委員) この法律の題名が変わったということなんですけれども、三条市が情報通信技術を活用した行政の推進等ということをうたっているということで、他市に比べてどの程度進んでいるのか教えていただけますか。 ○(山澤情報管理課長) 他市の状況の調査は行っておりませんが、国が提供する電子申請システムで、ぴったりサービスというものがございまして、国の説明資料にも三条市がやっている内容――三条市がやっている内容は国が提示する子育て支援関係の手続、あるいは職員採用試験、健康診査等の申請等、国が指定するもの以外で三条市で今できる全てのものを載せておるところでございますけれども、国の説明資料に載せられるような代表事例となっておりまして、利用件数としては少ないんですけれども、全国的にはそのシステムを利用している件数は全国で2番目ぐらいになっているのを確認しております。 ○(馬場博文委員) これからますます就労人口も減ってきて、国の方針というか、ICTを使って少しでも効率のいい行政運営をしなくては駄目だと思うので、これと似たようなことですけれども、三条市がキャッシュレス決済を推進しているまちということで訴えて――本当に三条市は、回るとペイペイとか使えるところが非常に多く、よそのまちより大分進んでいるなという感じはしますので、これからますますICTを使って少しでも行政がスリム化するように頑張ってください。よろしくお願いします。要望です。 ○(久住久俊委員) 馬場委員の関連でございますけれども、AI技術が発達すると既存の職業の7割近くがなくなるというような、これから世の中が変わっていくというようなことがしきりに報道されております。その中で役所はなくなる業務の――AI、人工知能によって役所の仕事はなくなる率が非常に多い分野に属していると報道されておりますが、これから人工知能の時代が来るわけですけれども、これに関して庁内でそのときに備えて業務のどの部分がAIに取って代わられるのか、そのような検討を加えたことがあるんでしょうか。というのは、本当に仕事が奪われるという時代が来るので、役所は最もそれに対応しなきゃいけない、本当に言うなれば死活問題だと思います。これについてはぼんやりとしていてはいけないと思いますし、職員採用計画とか全てに関連してくると思うわけです。このような時代に向けての行政の在り方について検討すべきだと思いますし、していないのであれば、これからすべきだと思いますが、いかがお考えでしょうか。 ○(山澤情報管理課長) 庁内のAI等を活用した業務の検討状況でございますけれども、今年度RPAと申しまして、ロボットですね、ロボティック・プロセス・オートメーションを略してRPAと申しますけれども、そういうものを使ってどの業務の効率化を図れるか検討いたしました。具体的にはある一定のデータがありまして、通常であれば当然そのデータを見て人間が入れるような業務があるわけですけれども、それをロボットで自動的に入れさせるという業務になります。全庁的にそういうものができないのかといろいろ調査したんですけれども、一定の業務で活用、例えば分かりやすく言うと、第四銀行さんと北越銀行さんが統合されて金融機関コードとかが変わる例がありました。そういう処理をロボットにさせるような事例で効果は認められましたけれども、大半でいうと、今言ったRPAではデータのチェック、妥当性がそのところでできないという課題がございまして、いろいろやると結果としては既存のマイクロソフトが出しているようなデータベースソフト、MSアクセスというんですけれども、そういうのを使って多くの業務の改善が見込めるということで今年度はさせていただきました。そのほか会議録を自動的に作成するとか、あるいは電話での問合せにAIが対応するチャットボットと言われていますものとか、いろいろ検討しております。そのソフトの金額に見合った効果は今のところ見いだせないのかなと思います。ただ、日進月歩のICTの世界でございますので、今後の経費の推移等を見ながら継続して研究してまいりたいと考えております。 ○(久住久俊委員) 情報管理課長はそういう視点でしっかり意識しているんだとちょっと安心はいたしましたけれども、これは全国的な行政の課題でもあり、恐らくは総務省というよりもいろんなところから今後の地方自治体はいかにあるべきか、人工知能を利用した講座といったものはしきりにこれから啓蒙されてくると思います。その機会を逃さず、先ほどの近隣と比較してどうだというのは分からんということですけれども、「くらしの品、ハイテクのまち三条市」という大きな看板がありますよね。ハイテクのまちと言われるようにこの機会を逃さず、AIによって特に役所は率先して範を垂れて業務の合理化を進めていただくように、課長のところだけじゃなくていま一層の全庁的な議論を巻き起こして、時代に合うような行政を常に施行していただきたいことを御要望しまして、質問をやめます。 ○(野嵜久雄委員長) ほかにございませんか。(「なし」と呼ぶ者あり)  それでは、以上で質疑を終了したいと思いますが、御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○(野嵜久雄委員長) 御異議がありませんので、以上で質疑を終了いたしました。 ―――――――――――――――――――――――――――――――― ◎議第14号 三条市監査委員条例等の一部改正について ○(野嵜久雄委員長) 次に、議第14号 三条市監査委員条例等の一部改正についてを議題といたします。  提案理由の説明をお願いいたします。 ○(吉田監査委員事務局長) それでは、議第14号 三条市監査委員条例等の一部改正について、説明いたします。恐れ入りますが、議案概要説明会資料ナンバー3を御覧ください。  改正の趣旨でございますが、平成29年6月に公布された地方自治法等の一部を改正する法律の施行に伴い、監査制度の見直しが行われたことなどから必要な改正を行うものでございます。  改正の内容といたしましては、監査制度の効果をより一層高めるため、監査基準を各地方公共団体の監査委員が定めること、監査結果の報告について勧告制度が加わったこと、そして公表すべき事項が拡充したことでございます。  併せて、地方自治法の条ずれに伴い、引用する規定の整理を行うものでございます。
     改正条例案は、裏面のとおりでございます。  施行期日につきましては、令和2年4月1日でございます。  以上でございます。よろしくお願いいたします。  ―――――――――――――――――――――――――――――――― ○(野嵜久雄委員長) これより質疑を行います。(「なし」と呼ぶ者あり)  以上で質疑を終了したいと思いますが、御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○(野嵜久雄委員長) 御異議がありませんので、以上で質疑を終了いたしました。 ―――――――――――――――――――――――――――――――― ◎議第17号 三条市児童クラブ条例の一部改正について ○(野嵜久雄委員長) 次に、議第17号 三条市児童クラブ条例の一部改正についてを議題といたします。  提案理由の説明をお願いいたします。 ○(栗林子育て支援課長) それでは、議第17号 三条市児童クラブ条例の一部改正について説明させていただきます。恐れ入りますが、議案概要説明会資料ナンバー6を御覧いただきたいと存じます。  1の改正の趣旨でございますが、子育て支援の充実を図るため、新たに発達障がい等のある児童を対象とした児童クラブを設置することから、必要な改正を行うものでございます。  2の改正の内容でございます。新たな児童クラブの名称を三条市さんさん児童クラブとし、三条市東本成寺2番1号総合福祉センター内に設置するものであり、その旨名称と位置を定める表に加えるものでございます。  3の改正条例案は、裏面のとおりでございます。  4の施行期日は、令和2年4月1日とするものでございます。  説明は以上です。よろしくお願いいたします。 ―――――――――――――――――――――――――――――――― ○(野嵜久雄委員長) これより質疑を行います。 ○(名古屋豊委員) 想定される具体的な児童数については大綱質疑の答弁であったと思うんですが、いま一度の確認と、発達障がい等の児童を対象にしているわけですので、その対応する職員は何か特別な経験とか資格をお持ちの方を想定されているのか、またその人数はどのように想定しているのかお聞きしたいと思います。 ○(栗林子育て支援課長) 見込んでおります子供の数につきましては16名でございます。また、職員につきましては通常の児童クラブとは違うことから、小学校の教員の免許を持ち、発達障がい等の子供たちに対応する経験を有している職員を主任として2名、それから通常の支援員を4名ということで、16名に対して6名の職員という形で実施したいと考えております。 ○(名古屋豊委員) 1点だけ。放課後等デイサービスや民間の施設に通っているような子供たちも増えていて、毎年補正が組まれてということだと思うんです。16名で新年度はスタートしたいということですが、今後この児童数は増やしていく可能性も考えられるのか。スペースにもよると思うので、どういう考えかお聞きしたいと思います。 ○(栗林子育て支援課長) まず、放課後等デイサービスでございますけれども、このサービスを利用している多くのお子さんは、月ヶ岡特別支援学校のお子さんが多うございます。私ども児童クラブにつきましては、通常の市立の小学校、あるいは義務教育学校の前期課程のお子さんを対象としているところでございます。そのような子供たちの中で放課後等デイサービスを利用しているお子さんは、特別支援学級在籍のお子さんが多いところでございますけれども、そのようなお子さんについては、現在、本来であれば療育を目的として放課後等デイサービスを利用するというところでございますが、中にはやはり児童クラブ的に預かりを目的として多くの回数を利用している方がいらっしゃいます。そういう方たちにつきましては、通常の児童クラブですと大勢の中で同じ流れの中で時間を過ごさなければいけないということがなかなか耐えられないといいますか、なじまない、そういうお子さんもいらっしゃいます。そういうお子さんのためにこの児童クラブを立ち上げるものでございますので、これが爆発的に増えていくとまでは考えておらないところではございますし、委員御指摘のとおり、スペースの問題もありますので、まず新年度やってみて、このやり方をさらに充実させることを考える先に拡充があるかもしれませんが、現時点においてはどんどん増やしていく考えは持っていないところでございます。 ○(西沢慶一委員) このさんさん児童クラブは16名の予定ということですが、三条市全体の発達障がいの児童数と、児童クラブ別の発達障がいの児童数というのはどうなっているんですか。 ○(栗林子育て支援課長) 三条市全体での発達障がいというところは、なかなか難しいところでございまして、診断名がついているお子さん、あるいはついていないけれども多分そのような傾向かなと思われるお子さんということで、それを小中一貫教育推進課で統計をまとめておるところでございますが、その数字は今持ち合わせておらないところでございます。ただ、そういうお子さんについての児童クラブとの関連性で申し上げれば、特別支援学級に在籍している1年生から3年生では、約4割のお子さんが通常の児童クラブを利用されているところでございます。 ○(西沢慶一委員) どういう過程で16名に絞ったのかを聞きたくて今の質問をしたんですが。 ○(栗林子育て支援課長) これは、その全容というよりも、私どもが放課後デイサービス、それから通常の児童クラブを運営したり、あるいは給付費をお支払いしている中で感じております感覚といいますか、一人一人のお子さんの状況を見た中で、このお子さんは放課後デイサービスを利用するまでではないけれども、通常の児童クラブは利用できない、そういうお子さんがこのぐらいいるなという現実からの手応えとして持っているという数字でございます。 ○(西沢慶一委員) それで、今回場所を1か所ということで、総合福祉センターに決めたのはどういう理由ですか。 ○(栗林子育て支援課長) まず、大きく改修等をしなくてもできる場所がないかというところで公共施設を当たりましたところ、総合福祉センターの中で平成22年6月まで児童センターとしておりました1階の会議室、現在は東日本大震災の避難者の皆様から御利用いただいております交流ルームひばりがございます。ここが利用者が少なくなってきている中で、もう少し小さい部屋に移りたいというような利用者、またボランティアの方々の意向もございまして、もともとそこを空ける計画がございました。その空いた後を、この新しい児童クラブにということで、ちょうど両方が合致した中でそこを利用しようということになったものでございます。 ○(西沢慶一委員) それから、私は18か所全部の児童クラブを回らせてもらって、障がい児の受入れでは一番切ながっているというか大変だなという感じの印象を受けたんですが、嵐南小のところと一ノ木戸小、一つ一つどうかというのは詳しくつかんではいなかったんですが、そこが多いような印象を私は受けたんですが、今これを立ち上げて、それぞれのところでまだ困っている状況はあると思うんですが、連携というか集約といいますか、さっき今後のことについてもお話がありましたけれども、その辺はどんなふうにしっかりと対応していくつもりなんですか。 ○(栗林子育て支援課長) 大勢のお子さんを預かっている児童クラブですと、当然発達障がい等のお子さんもおのずと多くなるというところでございます。その多いお子さんの中で、発達障がいのお子さん全てではなく、その大勢の中で過ごすことがやはりなかなか苦手だというようなお子さんが、今現在は児童クラブにしかいれないという状況もある中でトラブルが起こっているということも少なからずあるところでございます。そういうことが解消されていくと思っております。 ○(久住久俊委員) この条例の改正については基本的に異議はありませんが、今新型コロナウイルス、武漢ウイルスというのか、これによって休校になっておりますし、共稼ぎの親、低学年の子供を持っている親は、休校になって児童館、児童クラブに通わせていると。濃厚接触、狭いところで多人数が押し込まれている状況の中で、非常に危険であるというような報道もなされております。この条例の改正の関連で伺いますけれども、この休校以降、この児童クラブは今どういう状況になっておりますでしょうか。通っている子たちが激増している状況なのか、それともさしたる変化はないのか、このタイミングですので聞いておきたいと思います。 ○(栗林子育て支援課長) 今現在在籍しているお子さんが九百五、六十名おります。その中で、この休校という対応を取り始めましてから日々220名前後のお子さんがいらっしゃっているところでございます。ですので、4分の1ほどのお子さんが今利用している状況でございます。 ○(野嵜久雄委員長) ほかにございませんか。(「なし」と呼ぶ者あり)  それでは、以上で質疑を終了したいと思います。御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○(野嵜久雄委員長) 御異議がございませんので、以上で質疑を終了いたしました。 ―――――――――――――――――――――――――――――――― ◎報第1号 専決処分報告について(令和元年度三条市一般会計補正予算) ○(野嵜久雄委員長) 次に、報第1号 専決処分報告についてを議題といたします。  順次提案理由の説明をお願いいたします。 ○(三巻財務課長) それでは、報第1号 専決処分報告について、説明申し上げます。議案書を御覧いただきたいと思います。  新型コロナウイルスの中華人民共和国での感染拡大に伴う友好都市への支援に係る経費の執行が急を要するため、去る2月3日に、令和元年度三条市一般会計補正予算を専決処分させていただいたものでございます。  次のページ、専決処分書でございます。第1条の歳入歳出予算の補正において、予算の総額に200万円を追加し、総額を538億4,759万6,000円とさせていただき、款項の区分ごとの金額について第1表歳入歳出予算補正で定めさせていただいたものでございます。  内容につきましては、事項別明細書で説明させていただきますので、8ページ、9ページをお願いいたします。歳入歳出補正予算事項別明細書の2歳入でございます。11款地方交付税、1項地方交付税、1目地方交付税、補正額200万円は、普通交付税でございます。  以上でございます。よろしくお願い申し上げます。 ―――――――――――――――――――――――――――――――― ○(野嵜久雄委員長) これより質疑を行います。 ○(久住久俊委員) 中国に今回ゴーグルとか、医療用の服といったものを三条市の費用で急遽送ったということの専決処分ですね。 ○(三巻財務課長) そのとおりでございます。医療用マスクや防護服セット、そういったものを中国の重慶市巴南区及び湖北省の鄂州市、友好都市でございますが、そちらのほうにお送りさせていただいたものでございます。 ○(久住久俊委員) 医療者用のものというのはなかなかなかったりして、マスクについては三条市より早く姉妹都市契約を結んでいない水戸市から重慶市に送られたというようなニュースを見まして、三条市は何をやっているんだと聞いたら、中国領事館の新潟のほうから医療用ゴーグルとか、こういったものが不足しているので、それに今当たっているんだということで、なるほどちゃんと考えているんだなと感心したんですけれども、珍しく中国から日本に対して感謝のコメントがあったと聞いているんです。いち早く日本からそういったものを送ってくれて、流行蔓延にストップをかけるために助かった、力になったというようなコメントがあったように報道がありましたが、三条市もその中に含まれているのか。つまり、三条市のいち早いこういう対応が、中国政府によって評価されたんだと私は解釈したいわけだけれども、そう思っていて間違いないですか。 ○(駒形総務部長) 委員御指摘のとおりでございまして、友好都市ということで、医療物資等を送らせていただきました後に、すぐにお礼が参りました。向こうのほうでも報道にも取り上げられたと伺っておりますので、感謝されていると思っております。 ○(久住久俊委員) それはようございました。いち早い果断なる対応について本当に称賛を惜しむものではありません。本当に御苦労さまでした。  今大変な時期でございますので関連してお伺いするんですけれども、マスクが140万枚あるということで、医療機関、あるいは市役所の窓口業務等に使っていくということはよく理解できます。伝えられるところでは子供たちは感染しにくいということのようでありますけれども、ドラッグストアで全く売っていないので、全国各地で子供たちのマスクがないから子供たちに備蓄しているものを分け与えるとかしているところが結構あるらしいです。我が三条市にはそういった要望や需要はないのか。そしてまた歯医者とか、いろんな医療機関でもマスクがないと診療ができないと、そんな状況の中で、入手困難であるというところが私のところにまで電話が来るぐらいだから、結構あるように聞いておりますが、その140万枚、間もなく6億枚も生産になるとか報道がありますけれども、それまでのつなぎとして、診療ができないというような民間の歯医者とか医療機関、それから子供たち、マスクなしで学校へ通っている子供たちもいるわけだけれども、この140万枚は今、活用ということを考える気はありませんか。 ○(小林行政課長) 今、三条市には寄附を頂きました防災備蓄用のマスクがあります。三条市の方針としましては、今知り得ている知見の中において、ハイリスク層、いわゆる高齢者、また糖尿病とか、そういうふうな方々に対して非常にリスクがあると言われておりますので、市内にあります高齢者施設、また三条市医師会、三条市歯科医師会及び薬剤師会というところ、いわゆる医療者のところには今備蓄用のマスクを放出しているところでございます。今後どういう動きになるか注視してまいりますが、必要に応じて適切にマスクの放出をしていきたいと考えております。 ○(久住久俊委員) 基本的なその方針は結構なんですけれども、かなり遺漏があるようでありまして、困っているところがいっぱいあるんでというような声を聞かないわけではありません。でありますから、この140万枚、もう本当に東京都は何十万枚しかないとか言っていました。本当に用意がいいことで、皆様方を褒めなきゃならないと思うんですけれども、この貴重な140万枚、6億枚が生産されればいつでも補充はできるわけだから今使わないと意味がない。この活用について、新聞を通してとかホームページでも、あるいはあらゆる機関を通じて、皆さん本当に必要な人はこれを使ってくださいというような、子供たちに、あるいは民間の医療関係者に今こそ宣伝することを真剣に考えていただきたいと思いますが、いかがですか。 ○(駒形総務部長) 私どもが備蓄しているマスクにつきましては、先ほど行政課長が答弁したとおりで、ハイリスク者への対応ということで考えているところでございまして、市民の方々に放出するというところまでは、今はまだ考えておりません。それについては大綱質疑の中でも市長が答弁させていただいたとおりでございます。  それから、本当に必要としています医療機関とか、そういうところにつきましては、私どもの備蓄しているのは一般用のもので、医療機関で使用する高度なものではございませんので、医療機関にも医師会を通じまして不足等がないか今確認等をしておりまして、もし必要となれば市でも支援といいますか、医療機関が使用するような高度なものについてもしっかり対応していかなければいけないということで今準備しているところでございますので、よろしくお願いいたします。 ○(久住久俊委員) 総務部長を信頼してお任せします。頑張ってください。 ○(馬場博文委員) 久住委員が質問したので関連で言いますが、三条市の方針は全くそのとおりで、医師会、歯科医師会、あと薬剤師会にちゃんとやっていると思うんですが、実際隣のまちのデイサービスセンターで罹患者が出てしまって、三条市の介護施設ですけれども、とある施設にお邪魔したら、こういった普通のマスクでも3月いっぱい分ぐらいしかない。4月からどうなるか分からないのでどうなっているんですか。ほんの少ししか来なかったんだけれど、4月になればまたその月分は要ると言われていました。4月分も本当にそこの施設は入荷できないそうなんで、日に日にマスクはなくなっていきますので、ぜひともまめにそういった施設には連絡してもらって、そういったところで働いている人たちは濃厚接触しないと仕事ができない方々ですから、少しでもそういう人たちの心の負担の軽減になるように要望して終わりにしたいと思います。 ○(野嵜久雄委員長) 要望ですか。(「要望です」と呼ぶ者あり)答弁は求めない。(「はい」と呼ぶ者あり)  ほかにございませんか。(「なし」と呼ぶ者あり)  以上で質疑を終了したいと思いますが、御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○(野嵜久雄委員長) 御異議がありませんので、以上で質疑を終了いたしました。 ―――――――――――――――――――――――――――――――― ◎議第8号 令和元年度三条市一般会計補正予算 ○(野嵜久雄委員長) 次に、議第8号 令和元年度三条市一般会計補正予算を議題といたします。  本件につきましては、最初に第1表歳入及び第4表地方債補正について一括して審査を行い、続いて第1表歳出の款ごとに審査を行いたいと思います。  なお、第2表繰越明許費補正については、関連する所管課の歳出のところで説明を受け、審査したいと思いますので、よろしくお願いいたします。 ―――――――――――――――――――――――――――――――― ◆第1表歳入及び第4表地方債補正について ○(野嵜久雄委員長) それでは、最初に第1表歳入及び第4表地方債補正について提案理由の説明をお願いいたします。 ○(三巻財務課長) それでは、議第8号 令和元年度三条市一般会計補正予算について、説明申し上げます。議案書を御覧いただきたいと思います。  第1条の歳入歳出予算の補正において、予算の総額に7億7,413万6,000円を追加し、総額を546億2,173万2,000円とさせていただき、款項の区分ごとの金額について第1表歳入歳出予算補正で定め、2つ飛んで第4条では地方債の補正について、第4表地方債補正で定めさせていただくものでございます。  第1表の歳入歳出予算補正は、後ほど事項別明細書で説明させていただきますので、最初に6ページをお願いいたします。第4表地方債補正、1変更3件でございます。上段の県事業費負担金費、補正後限度額5,310万円、880万円の増は、国の補正予算に伴うもので、県が行う中野原地区のため池整備事業及び五十嵐川下流部頭首工整備事業に充てるものでございます。中段の市道整備事業費、補正後限度額9億4,120万円、1億6,010万円の増は、国の補正予算による社会資本整備総合交付金を活用して行う矢田中曽根新田線、月岡道心坂線、大浦山手線の舗装補修事業、そして新幹線駅前通り1号線、興野北三条線、大崎381号線の消雪施設整備事業に充てるものでございます。  下段の小学校整備事業費、補正後限度額1億8,000万円、8,550万円の増は、国の学校施設環境改善交付金の追加交付を受けて行う旭小学校、大島小学校、笹岡小学校の食堂つり天井改修工事と保内小学校体育館棟、須頃小学校校舎棟の外壁改修工事に充てるものでございます。  13ページ、14ページをお願いいたします。歳入歳出補正予算事項別明細書の2歳入でございます。11款地方交付税、1項地方交付税、1目地方交付税、補正額8,945万6,000円は、普通交付税でございます。  15款国庫支出金、2項国庫補助金、5目土木費国庫補助金、補正額1億9,190万円は、社会資本整備総合交付金で、地方債補正で説明いたしました国の補正予算を活用して行います舗装補修事業、消雪施設整備事業に対するもので、交付率は舗装補修事業は50%、消雪施設整備事業は60%でございます。7目教育費国庫補助金、補正額4,833万2,000円は、学校施設環境改善交付金で、地方債補正で説明いたしました国の追加交付を受けて行う食堂つり天井改修工事と外壁改修工事に充てるもので、補助率は約3分の1となります。  18款寄附金、1項寄附金、補正額1億9,004万8,000円につきましては資料で説明いたしますので、委員会資料ナンバー1をお願いいたします。寄附金の調べでございます。寄附者名等はそれぞれ記載のとおりでございますが、まず、ふるさと三条応援寄附金1億8,969万5,600円は、11月1日から1月31日までの手続分でございまして、団体からの寄附が1件、市外の個人の方からの寄附が5,566件でございまして、来年度以降の予算編成の中で活用することとして財政調整基金に積み立てるものでございます。  次の教育振興用品等購入費1件20万2,000円は、市内の法人からの寄附でございまして、小学校、中学校、義務教育学校の全校に対して図書を購入するもの、一番下段の文化振興基金積立金、1件15万円は、匿名の方からの寄附でございまして、それぞれ寄附者の御意向を踏まえて措置するものでございます。  予算書に戻っていただきまして、13ページ、14ページをお願いいたします。22款市債、補正額2億5,440万円は、第4表地方債補正で説明いたしました内容でございます。  以上でございます。よろしくお願いいたします。 ―――――――――――――――――――――――――――――――― ○(野嵜久雄委員長) これより質疑を行います。 ○(久住久俊委員) 学校施設環境改善交付金について聞いてもいいですか。 ○(野嵜久雄委員長) はい。 ○(久住久俊委員) 以前から学校施設に関してはガラスが割れたとか、トイレが壊れたとか、本当に二十数か校の小中学校がありますけれども、要望がたくさんあるんです。今つり天井とか、そんなつり天井自体穏やかじゃないお話でございますが、そういったものの要望はたくさんあるんです。その取捨選択に当たって公平性、そして客観性というのかな、緊急性、その選択は非常に難しかろうと思うんですけれども、どういう基準でこの箇所づけをしていらっしゃるのか、公平性を担保するためにどういう仕組みになっているのか、要望が多いだけにそれを伺っておきたいと思います。教育総務課長、いかがでございますか。 ○(村上教育総務課長) 御指摘のとおり、学校施設につきましては老朽化している学校も多々あるわけでございまして、いろんな要望が毎年上がってきております。各種点検を実施した中で、緊急性の高いものを重点的に財源を、このように学校施設環境改善交付金を確保しながらやっているものでございまして、まずはその建物の状態、老朽化の度合い、緊急性、こういったものを加味しながら順次優先度をつけてやっているものでございます。 ○(西沢慶一委員) 平成26年4月に建築基準法の施行令等が改正されて、つり天井に関する技術基準が改定されたということなんですけれども、施行令では条件が3つのいずれにも該当するのか、それともそのうちの一つでも該当するのかということで文部科学省と、それから国土交通省ですか、それとちょっと基準が違っているようなんですが、文部科学省のほうが3つのいずれにもでなくて、3つのどれかに該当すればということで高さが6メーター以上、それから水平投影面積が200平米以上ということで、屋内運動場以外の校舎のエントランスや多目的スペース、それから校長室、食堂なども対象とされています。しかしながら、今回議第8号のところで旭小学校の食堂のつり天井、大島小学校の食堂のつり天井、それから笹岡小学校の食堂のつり天井ということで、そのほかに議第24号のほうでは栄中央小学校の食堂のつり天井が対象になったんですが、下田中学校の食堂についてもつり天井になっているんです。文部科学省のものに照らし合わせれば対象になるはずなのに対象としていない理由は何ですか。 ○(村上教育総務課長) ただいま御指摘の点でございます。御指摘のとおり、建築基準法施行令で定められております特定天井というのは3つの要件がございまして、高さが6メーターを超える天井の部分で、その水平投影面積が200平方メートルを超えるものを含むもの、あと要件といたしましては1平方メートル当たりの重さが2キログラムを超えない天井、こういった要件全てに該当するものが建築基準法施行令でいう特定天井でございます。既に学校施設に関しては、この基準の特定天井というのは改修済みで、ございません。  ただ、文部科学省が推奨しております基準は、6メーターを超える、または200平方メートル以上の天井で、こういった天井は学校の中にまだございます。今回議第8号での3校、議第24号での1校を上げさせていただいておりますけれども、これについては高さが6メーターを超える部分があるということで、今回優先的に国に要望し、交付金がついたことからやらせていただくものでございまして、御指摘の下田中学校の食堂についても天井がございまして、天井というのは基本的につり天井でございますので、これも文部科学省の基準には該当するんですが、面積は広いものの、高さが6メーターないものですから、これについては文部科学省の基準には該当しますが、順次また財源や予算の状況を見ながら、また現場の状況も確かめながらやっていくものと考えております。 ○(西沢慶一委員) 文部科学省の基準には該当するけれども、順次ということを言われたんですが、ほかにも対象となるつり天井というのはないんでしょうか。 ○(村上教育総務課長) 今回補正でお願いいたします4校4室のほかに、今ほど申し上げました下田中学校の食堂を含め、10校10室に文部科学省が基本的には直したほうがいいと言っているものに該当する天井は存在しております。 ○(西沢慶一委員) そうすると、国の予算づけがないと該当するとしても手がつけられないということになると思うんですが、国の支援はどうなっているんですか。 ○(村上教育総務課長) 基本的にはこのたびのような学校施設環境改善交付金の対象になると理解しておりますし、起債事業も含めまして国のほうで推奨している以上何らかの手当ては受けられるものと考えております。 ○(野嵜久雄委員長) ほかにございませんか。(「なし」と呼ぶ者あり)  以上で質疑を終了したいと思いますが、御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
    ○(野嵜久雄委員長) 御異議がありませんので、以上で質疑を終了いたしました。 ―――――――――――――――――――――――――――――――― ◆第1表歳出及び第2表繰越明許費補正、第2款総務費について ○(野嵜久雄委員長) 次に、第1表歳出、第2款総務費について順次提案理由の説明をお願いいたします。 ○(本間人事課長) それでは、第1表歳入歳出予算補正の歳出のうち、人事課所管に係ります事項につきまして説明いたします。事項別明細書で御説明申し上げますので、恐れ入りますが、事項別明細書15、16ページをお願いしたいと思います。  2款総務費、1項総務管理費、1目一般管理費、事業番号010職員人件費2,854万円は、定年退職以外の普通退職者4人分の退職手当の補正をお願いするものでございます。  説明は以上です。よろしくお願いいたします。 ○(三巻財務課長) それでは、財務課に関わります歳出の補正につきまして、説明申し上げます。  同じく15ページ、16ページをお願いいたします。5目財政調整基金費、事業番号010財政調整基金費、補正額1億8,969万6,000円は、財政調整基金積立金でございまして、歳入で説明いたしました、ふるさと三条応援寄附金を積み立てるものでございます。  以上でございます。 ○(坂田高等教育機関設置推進室長) それでは、一般会計補正予算のうち、高等教育機関設置推進室所管分について、説明申し上げます。  お戻りいただきまして、予算書の3ページをお願いいたします。第2表繰越明許費補正でございます。1追加、2款総務費、1項総務管理費、医療系高等教育機関施設建設事業7,587万6,000円は、医療系高等教育機関の外構工事及び植栽工事について、三条看護・医療・歯科衛生専門学校の開校準備に必要な駐車スペースの確保や他の工事との関係により工事時期の調整を行う必要性が生じ年度内の工事完了が困難となったことから、繰越しをさせていただくものでございます。  説明は以上でございます。よろしくお願いいたします。 ―――――――――――――――――――――――――――――――― ○(野嵜久雄委員長) これより質疑を行います。 ○(久住久俊委員) 財政調整基金の積立てに絡めてお伺いいたします。  ふるさと三条応援寄附金でございますが、返礼割合を3割以下にしろという国の強い行政指導の下で返礼品の金額がダウンしてるわけでございまして、議会のたびに総額が減っているんじゃないかという懸念を私どもは表明してまいりました。今のところの集まり具合、応援寄附金の推移でありますけれども、今時点での瞬間風速でどんなあんばいなんだろうか、その辺を市民は知りたいところだと思いますので、この機会に聞かせていただければと思います。 ○(鶴巻税務課長) ふるさと三条応援寄附金の1月末時点での税務課の受入れ分の状況でございます。寄附件数が7,665件、寄附金額が2億5,487万6,500円となってございます。前年度と比較いたしますと件数では2万3,322件、金額では5億8,597万3,500円の減となっているところでございます。 ○(久住久俊委員) 全体額を聞いてもよく納得できないんです。要するに税務課長の感触としては、これは恐るべき減であると。これは財政運営に支障を来すほどの予想に反した寄附金の減であるという認識なのか、この程度は予想の範囲内だという程度なのか、主観的な課長の見解で結構ですので細かい金額じゃなくてそれを知りたいんで、率直に感想を聞かせていただきたいと思います。 ○(鶴巻税務課長) 私どもが制度の見直しをする際に、前年度よりどのくらい減少を見ていたかと申し上げますと、平成30年度につきましては地場産品でないもの、例えば家電製品とかカタログギフトに対する寄附が寄附金全体の5割ほどになってございました。返礼割合を6割から3割に引き下げることによります影響も見ておりまして、当初予想していた減り幅よりも実際にはもっと減り幅が大きくなったというのが実感でございます。 ○(久住久俊委員) けつの部分が、減り幅が予想したよりもいっぱいだと、そんな大したことはないと言ったのはどっちなの。 ○(野嵜久雄委員長) 減り幅は大きいという答弁でした。 ○(久住久俊委員) そうですか、予想よりも減り幅が大きくて困ったなというのが解ですね。分かりました。 ○(鶴巻税務課長) 予想よりも減少が大きくなっておりますので、困ったなというのが実感でございます。 ○(野崎正志委員) 3ページの総務費の医療系高等教育機関の繰越明許費なんですが、今ほどの説明ですと外構工事が遅れるというお話があったんですが、普通に考えると今年は少雪で工事が進むんではないかなと認識しているんですが、それと違って普通の工事の中で何か大きな要因があったのか、お聞きしたいと思います。 ○(坂田高等教育機関設置推進室長) この医療系高等教育機関の外構工事につきましては、校舎の県央基幹病院側に駐車場を整備し、その校舎の反対側の住宅団地側に緑地の整備をいたします。当初は一体的に工事しようと思っていたんですけれども、専門学校の準備の車両等がかなり入ってくることから、緑地側については工事を見合わせたりしながら駐車場として使用し、入学式後は生徒が来ますので、駐車場については工期どおりに整備していくということで、いろんな調整の中で緑地部分の工事を遅らせるということから、今回繰越しさせていただくことをお願いするものでございます。 ○(野崎正志委員) 確認ですが、今の説明ですと、医療系高等教育機関における駐車スペースは間違いなく大丈夫なんでしょうか。 ○(坂田高等教育機関設置推進室長) 今月29日に竣工式の内覧会を予定しておりますけれども、それまでには駐車場の整備は完了している予定で今進めているところでございます。 ○(野崎正志委員) じゃ、最後に緑地部分については、いつ頃完成を見込んでいるんでしょうか。 ○(坂田高等教育機関設置推進室長) 緑地部分については、大体夏頃までには終わらせたいと考えているところでございます。 ○(野嵜久雄委員長) ほかにございませんか。(「なし」と呼ぶ者あり)  以上で質疑を終了したいと思いますが、御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○(野嵜久雄委員長) 御異議がありませんので、以上で質疑を終了いたしました。 ―――――――――――――――――――――――――――――――― ◆第1表歳出、第3款民生費について ○(野嵜久雄委員長) 次に、第3款民生費について提案理由の説明をお願いいたします。 ○(栗林子育て支援課長) それでは、議第8号の補正予算の3款民生費のうち、子育て支援課所管分について御説明させていただきます。議案書の事項別明細書15、16ページ及び委員会資料ナンバー2を御覧いただきたいと思います。  3款民生費、2項児童福祉費、1目児童福祉総務費、事業番号100一般経費1,039万円は、23節償還金1,039万円でございます。  1の補正の趣旨でございますが、平成30年度に実施いたしました子ども・子育て支援事業に対し、国及び県からの交付金額が確定したことに伴う償還金について補正予算を計上するものでございます。  2の内容でございます。(1)補助率でありますが、子ども・子育て支援交付金として、国3分の1、県3分の1の負担となるものでございます。(2)償還額は、国交付金分、県交付金分ともに519万5,000円であり、合計で1,039万円となるものでございます。  以上でございます。よろしくお願いいたします。  ―――――――――――――――――――――――――――――――― ○(野嵜久雄委員長) これより質疑を行います。(「なし」と呼ぶ者あり)  以上で質疑を終了したいと思いますが、御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○(野嵜久雄委員長) 御異議がありませんので、以上で質疑を終了いたしました。 ―――――――――――――――――――――――――――――――― ◆第1表歳出、第4款衛生費について ○(野嵜久雄委員長) 次に、第4款衛生費について提案理由の説明をお願いいたします。 ○(栗林子育て支援課長) 続きまして、議第8号の補正予算の4款衛生費のうち、子育て支援課所管分について御説明させていただきます。議案書の事項別明細書17、18ページ及び委員会資料ナンバー2を御覧いただきたいと思います。委員会資料ナンバー2の下段のほうになります。  4款衛生費、1項保健衛生費、1目保健衛生総務費、事業番号100一般経費67万6,000円は、23節償還金67万6,000円でございます。  1の補正の趣旨でございますが、先ほど御説明いたしました3款と同様、平成30年度に実施いたしました、子ども・子育て支援事業に対しまして、国及び県からの交付金額が確定したことに伴う償還金について補正予算を計上するものでございます。  2の内容でございます。(1)補助率でありますが、子ども・子育て支援交付金として、国3分の1、県3分の1の負担となるものでございます。(2)償還額は、国交付金分、県交付金分ともに33万8,000円であり、合計で67万6,000円となるものでございます。  以上でございます。よろしくお願いいたします。 ―――――――――――――――――――――――――――――――― ○(野嵜久雄委員長) これより質疑を行います。(「なし」と呼ぶ者あり)  以上で質疑を終了したいと思いますが、御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○(野嵜久雄委員長) 御異議がありませんので、以上で質疑を終了いたしました。 ―――――――――――――――――――――――――――――――― ◆第1表歳出及び第2表繰越明許費補正、第10款教育費について ○(野嵜久雄委員長) 次に、第10款教育費について提案理由の説明をお願いいたします。 ○(村上教育総務課長) それでは、議第8号 令和元年度三条市一般会計補正予算のうち、教育総務課所管分につきまして、説明申し上げます。恐れ入りますが、事項別明細書17ページから20ページまでと、併せまして委員会資料ナンバー3を御覧いただきたいと存じます。説明は、委員会資料でさせていただきます。  10款教育費、2項小学校費、1目学校管理費、事業番号030小学校施設整備費、補正額1億4,357万2,000円でございます。  1の補正の趣旨は、学校施設環境改善交付金の追加交付決定を受け、令和2年度に予定していた工事の前倒しが認められたことから、必要な経費について措置するものでございます。  2の内容は、旭小学校、大島小学校及び笹岡小学校の食堂つり天井改修工事、保内小学校体育館及び須頃小学校校舎の外壁改修工事を行うものでございます。  次に、10款教育費、2項小学校費、2目教育振興費、事業番号020教育活動費、補正額9万1,000円、3項中学校費、2目教育振興費、事業番号020教育活動費、補正額3万7,000円、4項小中一体校費、2目教育振興費、事業番号020教育活動費、補正額7万4,000円でございます。  1の補正の趣旨は、教育振興寄附金を受け、寄附者の意向により全校へ配当する図書の購入に必要な経費について措置するものでございます。  2の内容は、今ほど説明させていただきました図書の購入に必要な経費を各費目に措置するものでございます。  次に、繰越明許費でございます。10款教育費、2項小学校費、小学校施設整備事業、繰越額1億8,257万2,000円でございます。  1の補正の趣旨は、令和元年度内に工事が完了しない事業について繰越明許費を措置するものでございます。  2の内容は、旭小学校、大島小学校及び笹岡小学校の食堂つり天井改修工事、保内小学校体育館及び須頃小学校校舎の外壁改修工事、月岡小学校及び須頃小学校の空調設備改修工事でございます。  次に、10款教育費、3項中学校費、中学校施設整備事業、繰越額650万円でございます。  1の補正の趣旨は、令和元年度内に工事が完了しない事業について繰越明許費を措置するものでございます。  2の内容は、下田中学校のコンピュータ室及び職員室冷房設備改修工事でございます。  以上でございます。 ―――――――――――――――――――――――――――――――― ○(野嵜久雄委員長) これより質疑を行います。(「なし」と呼ぶ者あり)  以上で質疑を終了したいと思いますが、御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○(野嵜久雄委員長) 御異議がありませんので、以上で質疑を終了いたしました。 ―――――――――――――――――――――――――――――――― ◎議第24号 令和元年度三条市一般会計補正予算 ○(野嵜久雄委員長) 次に、議第24号 令和元年度三条市一般会計補正予算を議題といたします。  順次提案理由の説明をお願いいたします。 ○(三巻財務課長) それでは、議第24号 令和元年度三条市一般会計補正予算について、説明申し上げます。  議案書を御覧いただきたいと思います。  第1条の歳入歳出予算の補正において、予算の総額に9,864万3,000円を追加し、総額を547億5,780万7,000円とさせていただき、款項の区分ごとの金額について第1表歳入歳出予算補正で定めさせていただき、1つ飛んで第3条では地方債の補正について、第3表地方債補正で定めさせていただくものでございます。  第1表の歳入歳出予算補正は、後ほど事項別明細書で説明させていただきますので、3ページをお願いいたします。第3表地方債補正、1追加、1件でございます。小中一体校整備事業費、限度額280万円は、国の補正予算による学校施設環境改善交付金を活用して行う嵐南小学校の普通教室の冷房設備設置工事に充てるものでございます。  次に、2変更、2件でございます。小学校整備事業費、補正後限度額2億1,480万円、3,480万円の増及び中学校整備事業費、補正後限度額5,100万円、3,600万円の増は国の補正予算による学校施設環境改善交付金を活用して行うものでございます。  上段の小学校整備事業費は、保内小学校の高置水槽改修工事及び栄中央小学校の食堂つり天井改修工事に充てるほか、当初予算で措置しておりました旭小学校、笹岡小学校、森町小学校のグラウンド芝生化工事と須頃小学校のグラウンド改修・芝生化工事及び空調設備改修工事について、充当率が引き上げられることから、充当額を増額するものでございます。  下段の中学校整備事業費は、第三中学校体育館の外壁改修工事及び下田中学校の暖房設備改修工事に充てるほか、当初予算で措置しておりました下田中学校のコンピュータ室、職員室の冷房設備改修工事について、充当率が引き上げられることから、充当額を増額するものでございます。  9ページ、10ページをお願いいたします。歳入歳出補正予算事項別明細書の2歳入でございます。  15款国庫支出金、2項国庫補助金、7目教育費国庫補助金、補正額3,633万5,000円は、学校施設環境改善交付金で、地方債補正で説明いたしました小学校整備事業、中学校整備事業、小中一体校整備事業に対するもので、交付率は約3分の1でございます。  18款寄附金、1項寄附金、補正額20万3,000円につきましては、資料で説明いたしますので、追加資料の委員会資料ナンバー6をお願いいたします。寄附金の調べでございます。寄附者名等は記載のとおりでございますが、中心市街地活性化事業啓発費1件20万2,879円は、まち歩きマップを印刷するもので、寄附者の御意向を踏まえて措置するものでございます。  予算書に戻っていただきまして、9ページ、10ページをお願いいたします。19款繰入金、2項基金繰入金、1目財政調整基金繰入金、補正額1,149万5,000円の減は、国の補正予算による学校施設環境改善交付金の活用に伴い、財政調整基金繰入金を減額するものでございます。  22款市債、補正額7,360万円は、第3表地方債補正で説明を申し上げた内容でございます。  以上でございます。よろしくお願いいたします。 ○(村上教育総務課長) それでは、教育総務課所管分について説明申し上げます。恐れ入ります。事項別明細書11ページ、12ページと併せまして、委員会資料ナンバー7を御覧いただきたいと存じます。説明は、委員会資料でさせていただきます。
     10款教育費、2項小学校費、1目学校管理費、事業番号030小学校施設整備費、補正額4,125万円でございます。  1の補正の趣旨は、国の補正予算による学校施設環境改善交付金の交付決定を受け、令和2年度に予定していた工事の前倒しが認められたことから、必要な経費について措置するものでございます。  2の内容は、栄中央小学校の食堂つり天井改修工事、保内小学校の高置水槽改修工事を行うものでございます。  次に、10款教育費、3項中学校費、1目学校管理費、事業番号030中学校施設整備費、補正額5,289万円でございます。  1の補正の趣旨は、今ほど小学校施設整備費で説明させていただきました趣旨と同様でございます。  2の内容は、下田中学校の暖房設備改修工事実施設計委託及び改修工事、第三中学校体育館の外壁改修工事を行うものでございます。  次に、10款教育費、4項小中一体校費、1目学校管理費、事業番号030小中一体校施設整備費、補正額430万円でございます。  1の補正の趣旨は、今ほど小学校施設整備費及び中学校施設整備費で説明させていただきました趣旨と同様でございます。  2の内容は、嵐南小学校の普通教室冷房設備設置工事を行うものでございます。  次に、繰越明許費でございます。10款教育費、2項小学校費、小学校施設整備事業、補正後の繰越額3億2,227万円、1億3,969万8,000円の増でございます。  1の補正の趣旨は、令和元年度内に工事が完了しない事業について繰越明許費を措置するものでございます。  2の内容は、歳出の補正で説明申し上げた栄中央小学校の食堂つり天井改修工事及び保内小学校の高置水槽改修工事のほか、須頃小学校のグラウンド改修・芝生化工事、旭小学校、笹岡小学校及び森町小学校のグラウンド芝生化工事、グラウンド芝生化に伴う備品購入でございます。  次に、3項中学校費、中学校施設整備事業、補正後の繰越額5,939万円、5,289万円の増でございます。  1の補正の趣旨は、令和元年度内に工事が完了しない事業について繰越明許費を措置するものでございます。  2の内容は、歳出の補正で説明申し上げた下田中学校の暖房設備改修工事実施設計委託及び改修工事、第三中学校体育館の外壁改修工事でございます。  最後に、4項小中一体校費、小中一体校施設整備事業、繰越額430万円でございます。  1の補正の趣旨は、令和元年度内に工事が完了しない事業について繰越明許費を措置するものでございます。  2の内容は、歳出の補正で説明申し上げました嵐南小学校の普通教室冷房設備設置工事でございます。  以上でございます。 ―――――――――――――――――――――――――――――――― ○(野嵜久雄委員長) これより質疑を行います。 ○(久住久俊委員) 決算議会でも再三申し上げておりますが、繰越明許費の在り方について安易な繰越明許費が昔は全く認められなかった経緯があります。安易な繰越明許費の計上は慎むべきだと再三申し上げておりました。令和元年度内に工事が完了しない事業については繰越明許費を措置するものということでありますが、年度内に工事が完了しないとは予期できなかったのか、どういう理由で年度内に完了しなかったのか、この際この種のことをきっちり問いただしておく必要があろうかと思います。繰越明許にせざるを得なかった理由を明示願います。 ○(村上教育総務課長) 今回繰越しをお願いしておりますものにつきましては、国の補正予算に伴う学校施設環境改善交付金の決定を受けたことから事業を前倒しして実施するもの、あるいは当初予算計上していたものの中で交付金の決定がないので事業の実施ができなかったものが今回交付決定が3月2日にあったものですから、ここで初めて事業を実施できる、これは補正予算の御議決、繰越しの御議決をいただいた後ということになりますけれども、そのような点で国の交付決定が遅れたこと、国の補正予算に伴うものでございますので、この時期でしようがないわけでございますけれども、このタイミングによって、ここから事業が議決後スタートするという中で、どうしても繰越しにならざるを得ないというものでございます。 ○(久住久俊委員) ありていに言えば、要するに当方には落ち度がない、国が悪いんだと、こういうことですね。 ○(村上教育総務課長) 私どもといたしましては、国に予算をつけていただいて、財政負担が少ない中で事業ができるわけでございますので、国が悪いというか、ありがたい部分ではございますけれども、当初から決定していただければ、もっと早くできたという部分はないわけではございません。 ○(馬場博文委員) ここで普通教室冷房設備設置工事と書いてあるので、関連で聞くんですけれども、正式に言っているわけじゃないんですが、あるコメンテーターたちは、新型肺炎がはやっているときに夏休みを短くして、勉強すればいいじゃないかとかと言っている方もいるんですけれど、それは決定というわけじゃないんですけれども、この普通教室の冷房設備設置工事というのはこの夏までには終わるんでしょうか。 ○(村上教育総務課長) 普通教室冷房設備設置工事につきましては、昨年度繰越しになりましたけれども、基本的には全部設置を終えました。ただ、嵐南小学校の普通教室の冷房設備設置工事のほか、当初予算に計上している部分もあるんですけれども、それについてはその後、学年によってクラスが増加したもので嵐南小学校の冷房設備設置工事をこのたびの補正で交付金もついたことからやらせていただくわけですが、嵐南小学校につきましては、7月中には設置が終わるということで、若干1学期に間に合わない部分はございますけれども、少なくとも2学期が始まるまでには冷房が使える状況になる予定でございます。 ○(馬場博文委員) 業者との話合いもあると思いますけれども、状況が状況なんで、6月の後半ぐらいから暑くなるんで、子供たちの健康を考えて本当に早めに工事ができるようだったら順々にお願いしていただきたいということを要望します。 ○(名古屋豊委員) グラウンドの芝生化についてお伺いしたいと思います。  先般の大綱質疑、それから一般質問の答弁でちょっと確認も踏まえてです。今回小学校4校が出ているわけですけれども、この4校で三条市内の小学校全て完了の見込みなのかという点と、あとは管理については答弁であったようですが、学校管理士さんの管理で十分事足りるんだということだったと記憶しているんですが、まずその確認をさせてください。 ○(村上教育総務課長) 1点目の整備状況につきましては、御指摘のとおりでございまして、小学校全校にグラウンド芝生化することを予定しておりますが、旭、須頃、笹岡、森町、この4校を実施すると全ての小学校で芝生化が完了するということでございます。  それから、2点目の芝生の管理の件でございます。一般質問において専門業者に任すことは考えているのかという御質問もあったところでございますけれども、現状におきましては、私どものそろえている資機材を使って管理士の管理の中で対応できているものと考えております。 ○(名古屋豊委員) 土のグラウンドよりも芝生が子供たちにとってはいいということで、小学校については全校芝生化ということだと思うんですが、実際には養生期間なんかが結構長く取られてしまって、子供たちがその芝生の中に入って遊べないような、駆け回ることができない期間も随分長くあると聞いています。そういった実態については現場からどのような話が来ているのか。  それから、今ほど管理士さんが機材等を使って十分管理できると改めて答弁いただきましたけれども、土のグラウンドの場合のいわゆる維持費と、それから芝生の場合の維持費、これを事細かくというのは難しいと思うんですが、概算というか、つかみで結構なんですが、どれほど違うのか。一般的には芝生のほうが当然維持費についてはかかるのかなと思うんです。土よりも倍なのか3倍なのか10倍なのか、その辺りをお聞かせいただきたいと思います。 ○(村上教育総務課長) まず、養生期間でございますけれども、その工事が終わってから一定期間はやはり使えない時期がどうしても出てまいりますので、その辺運動会との兼ね合い等もございます。ふだんの授業にも影響がある部分もあろうかと思いますので、その辺は学校としっかり調整して施工してまいりたいと考えております。  それから、芝管理に係る経費でございますが、基本的には管理士の手間というか、時間の部分がございますので、一概に幾らということは言えないわけでございますけれども、芝管理に係る勤務時間で申しますと、月平均2時間から3時間ぐらいはかかっているところでございます。経費という点ではちょっと算出しておりませんが、やはり管理士の時間が取られるというのが実態でございます。 ○(名古屋豊委員) 私がさっき養生と言ったのは、今回の4件の工事というよりも、既に芝生化しているようなグラウンドで、やはり日常のというか、年間の養生期間も必要な中で、なかなか子供たちが土のグラウンドのときのようにそこを使って遊ぶことができない、活動することができないということだったので、これは答弁要りませんけれども、そういう声があるということは認識いただきたいと思います。  維持管理についてなんですけども、学校管理士さんによっては当然一生懸命、丁寧にやっておられる方もいるし、学校管理士さんそれぞれの芝生に関する知識とか、その方のモチベーションも含めて凸凹があるのかなと思うのと、もう一つはそれぞれの小学校で、いわゆる社会体育で土日で芝生のグラウンドをサッカー等で使ったりというところもあるわけで、そうすると、それぞれまちまちなのではないかなと思うんです。だから、どの小学校も平均的に管理が行き届いているということになっていないんではないかということがちょっと心配されるんですが、その点を最後にお伺いできればと思います。 ○(村上教育総務課長) 実際はやはり管理士の知識とか経験も関係がございます。今やっと全ての小学校に芝生が入るわけでございますけれども、中学校については三中にあるぐらいで、管理士の経験によっては多少ばらつきも出てくるのが実態かと思っておりますので、その辺均一になるように研修、指導、お互いの情報交換、こういったものをやりながら均一にしていかなければいけないと思っておりますし、またおっしゃるように使用形態によって芝の痛み具合とか、その管理の具合も違ってくると思いますので、その辺も一様にやるんではなくて、その芝の状況を見ながら柔軟な管理をすることも指導してまいりたいと思います。 ○(久住久俊委員) 関連ですが、学校の校庭の芝生化でありますが、調べていなきゃそれまでだけれど、三条市は突出してこの事業に集中しているような、そういう嫌いはないんですか。芝生化というのは私は聞き及んでいる範囲では、そんなに緊急度が高くないという認識のところが多いように思うんですが、県内、それから全国的にお調べになっていないの、調べていないなら調べていないでお聞かせください。 ○(村上教育総務課長) すみませんが、現状ではちょっと資料がございません。 ○(久住久俊委員) これは市議会議員のときの杉井さんがぜひということで、そこから始まった事業なんですけれども、悪いことではないと思いますし、しかしながらさっき名古屋委員がおっしゃったように、学校管理士の知識や能力によって均一が保てない。要は学校ごとにサッカーで使えば傷むとか。ない財政の中で緊急度とか、優先度を三条市のように高くしているところがあまりないように思います。でありますから、この事業の妥当性に関して、妥当であることは認めますし、いいことだと思いますけれども、近隣の動向や全国的な動向とか、それから文部科学省でこれを進めているのかどうかというようなことをこの事業に関して調べておく必要があるんじゃないかと思いますが、いかがでしょうか。 ○(村上教育総務課長) おっしゃられたように、国の方向感とか他市の状況、管理に係る費用も手間もあるわけでございますので、しっかり確認していきたいと思っておりますけれども、三条市としてはやはり小学校の教育環境上、必要ということで始めたものでございますし、近年地球温暖化の中で熱中症対策にも一部芝生が効果があると捉えておりますので、もちろん他市の状況、国の状況も踏まえながら、また三条市の考え方、こういったものも確認してまいりたいと思っております。 ○(野崎正志委員) ちょっと関連なんですが、グラウンド改修ということで須頃小学校がグラウンドの芝生化と改修工事が入っているんですが、あとの3校は芝生化ということなんですが、学校のグラウンドは昔田んぼのところは土を入れただけで、暗渠工事とか何にもしないでそのままグラウンドとして使用しているというところがあったり、またグラウンドを造るに当たって、暗渠はないにしても排水溝とかが整備されているグラウンドがあったりして、同じグラウンドでも造った年度によって相当違いがあるんだと聞いたことがあるんです。ここでいう須頃小学校におけるグラウンド改修、また旭、笹岡、森町の芝生化、その辺のグラウンドの違いはどうだったんでしょうか。 ○(村上教育総務課長) 確かにグラウンドを整備した年度とか施工状況によっても違いは過去にあったかと思いますけれども、一定の基準を設けまして順次必要なところは改修してきている中で、須頃小学校だけ、まだ水はけの状況、一定基準、乾き具合、こういったものが満たされていないという中で、芝生化と併せて暗渠排水の改良工事をしたいと。ほかの小学校、旭、笹岡、森町については、その基準を満たしておることから芝生化工事のみということでさせていただきたいというものでございます。 ○(野崎正志委員) それで、ちょっと細かい話で恐縮なんですが、芝生化に伴う備品購入で、各150万円が予算措置されているんです。具体的な備品は何でしょうか。 ○(村上教育総務課長) これにつきましては、芝刈り機と、それを入れる物置ということで整備するものでございます。 ○(野崎正志委員) そうすると、須頃小学校にはその措置がされていないんですけれども、設置されていると認識していいんですか。 ○(村上教育総務課長) これにつきましては、いずれも当初予算計上で繰越しの措置でございます。 ○(野嵜久雄委員長) ほかにございませんか。(「なし」と呼ぶ者あり)  以上で質疑を終了したいと思いますが、御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○(野嵜久雄委員長) 御異議がありませんので、以上で質疑を終了いたしました。 ―――――――――――――――――――――――――――――――― ○(野嵜久雄委員長) それでは、説明員入替えのため午前11時45分まで休憩いたします。                                 休  憩 午前11時31分                                 再  開 午前11時45分  (休憩中に説明員の入替えあり) ―――――――――――――――――――――――――――――――― ◎議第1号 令和2年度三条市一般会計予算 ○(野嵜久雄委員長) 休憩前に引き続き会議を開きます。  次に、議第1号 令和2年度三条市一般会計予算を議題といたします。  本件につきましては、最初に第1表歳入及び第3表地方債について一括して審査を行い、その後第1表歳出について審査したいと思います。また、第2表債務負担行為については関連する所管課の歳出のところで説明を受け、審査したいと思います。なお、第1表歳出については、まず総務部等所管分について審査し、その後教育委員会所管分及び消防本部所管分の順に審査いたしますので、よろしくお願いいたします。 ―――――――――――――――――――――――――――――――― ◆第1表歳入及び第3表地方債について ○(野嵜久雄委員長) それでは、最初に第1表歳入及び第3表地方債について提案理由の説明をお願いいたします。 ○(三巻財務課長) それでは、議第1号 令和2年度三条市一般会計予算について説明申し上げます。予算書の1ページをお願いいたします。  第1条におきまして、歳入歳出予算の総額を515億5,500万円と定めるものでございます。  第2条で債務を負担する行為をすることができる事項等について、第2表債務負担行為で定め、第3条では地方債の起債の目的、限度額などについて、第3表地方債で定めさせていただくものでございます。  第4条は一時借入金の最高額を150億円と定めるもので、前年度と同額でございます。  第5条は歳出予算の流用について定めるもので、職員人件費に計上した報酬、給料などの予算額に過不足を生じた場合、同一款内での各項間でこれらの経費を流用することができるとするものでございます。  歳入歳出予算につきましては、後ほど事項別明細書で説明申し上げますので、8ページをお願いいたします。第3表地方債でございます。起債の目的、限度額、起債の方法、利率、償還の方法につきましては、それぞれ記載のとおりでございますが、主なものについて説明申し上げます。  まず、1番目の庁舎整備事業費6億1,940万円は、三条庁舎の耐震補強工事等に充てるものでございます。  次の、三条技能創造大学施設建設事業費34億1,070万円及び次の医療系高等教育機関施設建設事業費1億1,670万円は、両施設の建設工事に充てるものでございます。  次の、地域間交流施設整備事業費1億8,420万円は、旧大崎中学校体育館の耐震補強等の工事及び武道場の改修工事に充てるものでございまして、地域の方が活用できるよう整備を行うものでございます。  2つ飛びまして、県事業費負担金5,560万円は、県が行うため池整備事業や県営のかんがい排水事業等に対する負担金に充てるものでございます。  3つ飛びまして、市道整備事業費7億4,870万円は、大島164号線などの道路改良整備のほか、道路、橋梁の長寿命化事業として維持補修、そして消雪施設整備などに充てるものでございます。  次の、水路整備事業費3億8,180万円は、新通川、島田川排水路整備事業や大面川氾濫対策事業などに充てるものでございます。  1つ飛びまして、公営住宅整備事業費1億3,070万円は、南四日町住宅の耐震補強等の工事に充てるものでございます。  1つ飛びまして、小学校整備事業費8,060万円、次の中学校整備事業費7,210万円、その次の小中一体校整備事業費900万円は、普通教室や特別教室の冷房設備の設置工事のほか、屋上防水等の改修工事に充てるものでございます。  次の、図書館等複合施設建設事業費1億9,660万円は、建設工事に充てるものでございます。  1つ飛びまして、臨時財政対策債は12億3,870万3,000円と発行可能額を見込んだところでございます。  最後の、借換債19億372万円は、平成27年度発行の三条市ひまわり債の借換えや10年利率見直し方式による借換えに係るものでございます。  以上、合計で22件、94億3,862万3,000円でございます。  14ページをお願いいたします。歳入歳出予算事項別明細書の2歳入でございます。説明に当たりましては、主なものについて説明させていただきます。  1款市税、127億1,136万円、2億5,449万9,000円、2.0%の減でございます。1項1目個人42億7,417万6,000円、298万6,000円、0.1%の減は、景況感を踏まえて計上したところでございます。  2目法人10億217万8,000円、2億4,117万7,000円、19.4%の減は、税制改正に伴う法人税割の税率引下げや市内企業の業績見通しなどを踏まえて計上したところでございます。  16ページをお願いします。2項1目固定資産税60億2,038万4,000円、877万1,000円、0.1%の増は、土地の下落傾向と家屋の新増築などを踏まえて計上したところでございます。  3項軽自動車税3億3,348万4,000円、2,080万1,000円、6.7%の増でございます。軽自動車税につきましては、税制改正により令和元年10月から種別割及び環境性能割が創設されたところでございます。  20ページをお願いいたします。一番下の2款地方譲与税から26ページの12款交通安全対策特別交付金までは、それぞれの制度を踏まえ地方財政計画を基に計上したものでございますが、24ページの6款法人事業税交付金1億3,000万円は、法人市民税の法人税割の税率引下げと併せて新たに創設されたところでございます。  26ページをお願いいたします。11款地方交付税96億5,000万円、1億円、1.0%の増で、内訳は、右のページの説明欄に記載のとおり普通交付税が85億円、特別交付税が11億5,000万円でございます。普通交付税につきましては、新たな算定項目の創設や地方債元利償還金の交付税算入額の増などを見込んでいるところでございます。  28ページをお願いいたします。13款分担金及び負担金2億6,440万円、1億1,591万9,000円、30.5%の減、そして、30ページの14款使用料及び手数料5億8,672万7,000円、7,839万6,000円、11.8%の減は、幼児教育の無償化に伴う私立保育園運営費負担金や保育所使用料の減などによるものでございます。  38ページをお願いいたします。15款国庫支出金67億4,947万7,000円、9億7,068万4,000円、12.6%の減でございます。  1項国庫負担金39億6,430万4,000円、2億95万8,000円、5.3%の増で、障がい者自立支援給付費負担金、児童手当負担金や子どものための教育・保育給付費負担金、生活保護費負担金など、国、県及び市で負担割合が定められている事業の国負担分でございます。  40ページをお願いいたします。2項国庫補助金27億6,480万6,000円、11億7,005万9,000円、29.7%の減で、三条市立大学や図書館等複合施設等の施設整備、道路改良事業等に係る社会資本整備総合交付金のほか、商工業活性化事業等に係る地方創生推進交付金などを計上しております。  46ページをお願いいたします。16款県支出金27億9,697万2,000円、3,699万7,000円、1.3%の増でございます。  1項県負担金18億5,331万9,000円、2億6,426万3,000円、16.6%の増で、国民健康保険事業や後期高齢者医療に係る保険基盤安定負担金、障がい者自立支援給付費負担金、子どものための教育・保育給付費負担金など、国県及び市で負担割合が定められている事業の県負担分でございます。  50ページをお願いいたします。2項県補助金8億5,328万5,000円、4,521万4,000円、5.0%の減で、障がい者や子どもなどの医療費助成のほか、未満児及び障がい児保育に係る特別保育事業費補助金、農業振興関係では、農地集積・集約化促進事業費補助金や多面的機能支払交付金事業補助金などの生産基盤の整備に対する補助などでございます。  62ページをお願いいたします。17款財産収入6,180万円、99万3,000円、1.6%の増でございまして、1項2目利子及び配当金430万9,000円でございます。このうち基金運用収入は430万8,000円で、財政調整基金など17の基金運用に伴うもので、定期預金などのほか一般会計への繰替え運用に係る運用益を計上したものでございます。  基金の状況につきましては、資料で説明させていただきますので、恐れ入りますが、資料ナンバー4をお願いいたします。令和元年度末、5月31日の基金現在高見込みでございますが、財政調整基金61億8,042万5,888円から介護給付費準備基金18億8,452万7,090円まで、一般会計と特別会計を合わせて19の基金、合計125億5,913万6,178円の基金現在高を見込んでおり、これを原資とした運用益をそれぞれ歳入に計上させていただいたものでございます。
     恐れ入りますが、予算書に戻っていただき64ページをお願いいたします。19款繰入金43億2,760万4,000円、6億6,965万8,000円、18.3%の増でございます。  1項特別会計繰入金、1目水道事業会計繰入金2,011万3,000円は、職員の退職手当に係る水道事業会計との在職期間の按分による繰入金でございます。  2項基金繰入金、1目財政調整基金繰入金32億8,000万円、5,000万円の減、2目市債管理基金繰入金6,700万円、前年度と同額でございます。この2つの基金の状況につきまして、資料で説明させていただきますので、恐れ入りますが、資料ナンバー5をお願いいたします。  令和元年度、令和2年度基金等に関する調べでございます。まず、令和元年度の決算見込額の状況でございますが、これは全体の予算執行状況を基礎として積み上げたもので、歳入は531億4,200万円、歳出は527億7,000万円と見込んだところでございます。これは、現計予算額573億4,494万7,000円から令和2年度への繰越額と令和元年度末の未執行額を見込んだものであり、歳入歳出差し引きにつきましては3億7,200万円となり、地方自治法の規定によりまして、財政調整基金に1億5,000万円を積み立て、翌年度繰越金を1億4,469万5,000円とし、繰越明許費繰越額は7,730万5,000円と見込んでいるものでございます。  次に、下段の財政調整基金の状況につきましては、平成30年度末現在高74億7,050万9,000円に令和元年度積立額、これはふるさと三条応援寄附金でございますが、2億6,339万4,000円、そして、令和元年度の取崩し15億5,347万7,000円と見込み、年度末、5月31日時点の残高は61億8,042万6,000円となり、令和元年度の剰余金を積み立てした後の令和元年度末現在高見込みは、①の63億3,042万6,000円となるものでございます。令和2年度の当初予算積立額は、114万1,000円を計上させていただき、令和2年度の当初予算では、取崩し額といたしまして32億8,000万円を計上しておりますので、令和2年度の財政調整基金の留保財源は30億5,156万7,000円としているものでございます。  右側の市債管理基金の状況につきましては、平成30年度末現在高5億2,416万3,000円に平成27年度に借り入れたひまわり債の償還に備えた令和元年度の積立額と、平成26年度に借り入れたひまわり債の満期一括償還に充てるための取崩し額を加味した令和元年度末現在高見込みは①の5億2,416万3,000円で、令和2年度は、これに平成28年度のひまわり債の償還に備えた積立金6,700万円及び運用益4万2,000円と平成27年度の償還に伴う取崩し6,700万円を計上させていただき、令和2年度留保財源は5億2,420万5,000円と見込んでいるものでございます。  恐れ入りますが、再び予算書に戻っていただき、64ページをお願いいたします。3目職員退職手当基金繰入金2億円から66ページの12目文化振興基金繰入金393万2,000円まで、それぞれの基金の設置目的を踏まえ、取崩しをして、充当させていただくものでございまして、4目の共和松井基金7億1,519万1,000円については、三条市立大学の整備費に充てるものでございます。  66ページの一番下、21款諸収入18億3,683万2,000円、3億1,534万5,000円、14.7%の減でございます。中小企業振興資金等の制度融資預託金繰戻金など貸付金元利収入のほか、幼児教育の無償化に伴い公立保育所における副食費実費徴収金などを計上しております。  72ページをお願いいたします。22款市債94億3,862万3,000円、10億7,395万4,000円、10.2%の減は、第3表地方債で説明申し上げました内容でございます。  以上でございます。よろしくお願いいたします。 ○(野嵜久雄委員長) 質疑は午後からとし、午後1時まで休憩いたします。                                 休  憩 午後0時02分                                 再  開 午後1時00分 ○(野嵜久雄委員長) 休憩前に引き続き会議を開きます。  これより質疑を行います。 ○(久住久俊委員) 何点か伺います。  まず、8ページでございます。地方債、医療系高等教育機関施設建設事業費に関してでございますが、特別委員会の際に申しましたが、公費で建設しているその金額が何と18億円でございます。民間では自前の資金で建てているわけでありまして、あまりにも、NSGに運営は一切任せるということですけれども、この費用についてNSGからの支出が一切なく、税金で全てを賄うということはいかがなものかと思います。この建設費の分をNSGのほうからある程度後年度負担させるとか、そういうスキームを工夫すべきではないだろうかと申しましたが、これにつきまして御検討いただいておりますでしょうか。まず、お伺いいたします。 ○(坂田高等教育機関設置推進室長) 特別委員会で委員から御提言いただきました内容につきましては、NSGにも話はさせていただいております。ただ、現段階におきましては、基本協定において無償で使わせるといったような規定もありますので、今回は無償で使わせるという形にさせていただいております。ただ、実際今後NSGの運営状況によりまして、利益がどれぐらい上がるのかというところもまだこれからで、見えないところでございますけれども、そういったところも含めてまた話をさせていただきたいと考えているところでございます。 ○(久住久俊委員) 無視しないで、スキームの若干変更の余地ありということであれば結構ですが、誰が考えても私の言うことには全く理がないというわけではないと思いますので、スキームの変更を先方に納得してもらうべく努力していただきたいことを申し上げて、次の質問に入ります。  地方債につきまして、この利率のところに5.0%以内とあります。ただし、利率見直し云々とございますけれども、この利率は現状ではいかほどでありましょうか。と申しますのは、5%は現下の金融の状況を見ますと、異常な高金利であると、皆さん方は御承知だと思います。でありますから、借換えとか、以前は大蔵省資金運用部から借入れしておりまして、ここは借換え借換えというのはもう、以前は金利が高うございまして、七、八%ということもあったんです。それを申し入れても、その利率で資金繰りしているからまかりならぬというような、そういう返答がほとんどだったわけであります。しかしながら、国も地方自治体も財政的に非常に厳しい状況が続いている中で、この5%以内を借り換えるというような、そういう我々の要望を出した場合は、相変わらず当時と同様に、できないと、そんなことを言ったら切りがないというような、そういうかたくなな態度なのかが気になりまして、この5%は実態としてどのぐらいの利率なのかということをまずお伺いした上で、さらにお伺いしたいと思います。 ○(三巻財務課長) 現在の金利の情勢でございます。市内の市中銀行から借りる場合、3月の参考金利ということで県から示されておりますが、その金利が10年で0.14%となっているところでございまして、それぞれほかの財政融資だとか、地方公共団体の金融機構という公的なところから借り入れる場合は、10年物では0.01%とか、そういった金利に今はなっているところでございます。 ○(久住久俊委員) それでは、この8ページには、地方債のところの利率には5%以内と書いてありますが、0.14%も5%以内でございますけれども、実勢金利は途方もなくこのパーセントを下回っているということでございますね。これ以上下げるといったって幾らも必要はない。要するに現実として、利率は限界近くまで下がっているので、これ以上の借換えという余地はほとんどないと解釈してよろしいんでしょうか、重ねてお伺いいたします。 ○(三巻財務課長) 借換えについてのお問いでございます。過去に国のほうから高金利のものは借換えができるということで、保証金免除で借換えさせていただいた経緯がございます。しかしながら、現段階、ここ何年かはそういった著しく高金利な6%とか、その当時は6%、7%といったものを借換えさせていただいたところでございますが、今現在私どもが借りている中では当時の利率で一番の4.75%というものが残っております。それはそのときの借換えの対象にはならなかったということでいまだに残っているわけでございますが、国のほうが保証金免除という制度設計で借換えということであれば、当然私どもも対象となる高利のものは借換えさせていただきたいと思います。そのほかに、借換えといっても10年で、借りている部分も10年の見直しということで借換えしている部分もございますので、よろしくお願いいたします。 ○(久住久俊委員) ただいま4.75%で借入れしているのが一番金利の高い借入れであるということですが、具体的にこれは何の借入れなのか、そして今4.75%というのはほとんど高利貸しみたいな金利になっているわけですけれども、これに関して借換えするというような計画はあるのかどうか。しつこいようですが、さらにお伺いいたします。 ○(三巻財務課長) 4.75%の一番高い利率のものは上水道事業の一般会計の出資債でございまして、これは平成6年に借入れを行ったものでございます。償還期間は令和4年度までということになっておりますので、もう2年、3年の残があるというところでございますが、これにつきましては、借換えするにしても保証金というものが今現在の制度ですとついて回るところでございますので、引き続き最終年度まで償還を行っていきたいと思っているところでございます。 ○(久住久俊委員) 分かりました。それで結構だと思います。  63ページ、財産収入のところで基金運用収入430万8,000円ということでございます。これは、先ほど御提示していただきました基金が随分たくさんございますけれども、これをそのままにするのはもったいないんで、資金繰りに使いたいということで、使っておられる、それはそれで本当に結構なことだと思うんですけれども、運用は何%に、1%、従前から内輪の金を内輪に貸して1%の金利を取っていたわけだけれども、0.1でしたっけ、タコが自分の足を食っているようなもんだけれど、別会計に貸して、それで金利を取ったと、不穏当だと言われても、それも本当にちりも積もれば山で、それが事業費になっているケースもあるわけですから、それはそれで結構ですけれども、もう一回、議事録に残る形で0.1%なり1%で貸しているということをはっきり聞かせていただければと思います。 ○(三巻財務課長) ここも基金が幾つかございます。それについては繰替え運用ということで、一般会計のほうに繰替え運用しているところでございます。利率は0.1%ということで、基金を定期等に預けるよりは利率が高い。まして、一般会計が一時借入金等で銀行から資金繰りのために一時的に借り入れる金利よりは安く、どちらにもメリットがあるということで、0.1%で繰替え運用を行っているところでございます。 ○(名古屋豊委員) 市税について伺いたいと思うんですが、16、17ページの固定資産税について、先ほど課長の説明で、新増築が増えているので0.1%の増だということでした。実際私たちのまちを見ると、須頃郷とか、まち場とか、住宅団地とまでは言いませんけれども、いわゆる住宅地が増えてきているなという印象を持っているわけです。一方では廃業ですとか、あと空き家、これは問題になっているわけですけれども、貸地とか売り地などの看板もまた目立つわけでありまして、具体的に先ほど新増築が増えているということでありました。その辺り、もう少し詳しくどういう状況なのか教えていただきたいと思います。 ○(鶴巻税務課長) 令和2年度の歳入を見込んでいます令和元年度に建築された棟数を申し上げます。新築につきましては498棟、増築につきましては55棟で、合計で553棟を見込んでおるところでございます。前年度、その1年前に建築されたものと比較しますと、新築では45棟、増築では13棟、合計で58棟増加している現状でございます。 ○(名古屋豊委員) 特に新築の物件に対して、その当該者といいますか、もともと市内の方が市内に新築しているとか、あと市外から転入してこられる方もいらっしゃると思うんですが、その辺りの数字というのは分かりますか。 ○(鶴巻税務課長) 市税の歳入に当たりましては、税収がどれだけ増えるかということで、申し訳ありません、増築、新築の区分でしか押さえておりません。市外からいらっしゃった方がどれだけ建築されているかまでは、分析しておらない状況でございます。 ○(名古屋豊委員) もう一点だけ。固定資産税の収納率についてもそうですし、ほかの個人、法人もそうなんですけれども、98.4%とか、高い収納率を見込んでいるところなんですが、予算書の上程の際にはまだいわゆる新型コロナの影響を鑑みないでということだったと思うんですが、今こういう状況にあります。そういった中で、収納率の見込みについてどのような影響があると考えておられるか、お聞かせいただきたいと思います。 ○(上原収納課長) 委員おっしゃられたとおり、最初の見積りに当たりましては、基本的には30年度決算と31年度の年度途中までの中で見積りさせていただいております。ただ、その段階では新型コロナの影響は直接まだ見えなかったので、予算には入っておりません。ただ、今後またいろいろな状況が変わった中で影響してくるということは十分考えられると思います。 ○(野嵜久雄委員長) ほかにございませんか。(「なし」と呼ぶ者あり)  以上で質疑を終了したいと思いますが、御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○(野嵜久雄委員長) 御異議がありませんので、以上で質疑を終了いたしました。 ―――――――――――――――――――――――――――――――― ◆第1表歳出、第1款議会費について ○(野嵜久雄委員長) 次に、第1表歳出、第1款議会費について提案理由の説明をお願いいたします。 ○(栗山議会事務局長) それでは、1款議会費について説明申し上げます。予算書の76、77ページをお願いいたします。  1項1目議会費、令和2年度の予算額は2億4,095万2,000円で、令和元年度の当初予算額と比較いたしまして、1,155万9,000円、4.6%の減となっております。減額の主な理由といたしましては、議員2名の欠員により現員数20名で議員報酬、期末手当、政務活動費等を計上させていただいたことによるものでございます。また、市議会議員共済会負担金の負担率の引下げにより共済費の減額も要因となっているところでございます。一方、前年比較で増額になった主な理由といたしましては、行政視察に係る費用でございまして、令和元年度は、議会運営委員会の視察につきましては、県内視察として、旅費を計上してございましたが、令和2年度は申合せにより県外の視察として旅費を計上したこと、庁用器具費として、全員協議会室の机と椅子の入替えに必要な予算を計上させていただいたことによるものでございます。  次に、事業ごとに主な内容につきまして説明申し上げますので、77ページの説明欄を御覧いただきたいと存じます。事業番号020議会活動費は、1億7,277万1,000円で本年度比較で1,652万6,000円の減となっております。  1節議員報酬9,305万2,000円は、議員20人分でございまして、902万円の減でございます。  3節議員期末手当2,983万4,000円は、293万6,000円の減でございます。  4節議員共済会負担金3,257万1,000円は、給付費の負担金率が36.9%から35.4%に改定の見込であることから、473万4,000円の減でございます。  8節費用弁償707万1,000円は、会議出席の費用弁償のほか、各常任委員会等の行政視察等に係る費用が主なものでございまして、先ほど申し上げましたとおり議会運営委員会の視察旅費につきましては、県外視察として計上させていただいたものでございまして、32万7,000円の増でございます。  18節全国市議会議長会を初めとする各種議長会関係負担金につきましては、各議長会等で定められている基準日現在の人口または議員定数等に基づきまして積算しているところでございます。  令和2年度は、北信越市議会議長会総会が長岡市で、三市議会議員合同研修会が三条市でそれぞれ輪番による開催の予定でございまして、それに必要な費用を計上させていただいたことから、22万8,000円の増となっております。  次に、事業番号030事務局費は、1,702万5,000円で、本年度比較で346万3,000円の増額となっております。事務局にかかるそれぞれの経費につきましては、例年の実績を基に計上させていただいております。  冒頭申し上げました増額の要因でございます17節庁用器具費370万7,000円は、全員協議会室の机と椅子の入替えに係る費用として、机18台、椅子36脚の購入に必要な予算を計上させていただいたものでございます。  説明は以上でございます。よろしくお願いいたします。 ―――――――――――――――――――――――――――――――― ○(野嵜久雄委員長) これより質疑を行います。 ○(久住久俊委員) 議長交際費についてお伺いしたいと思います。  102万円計上されておりますが、執行に当たっては前例踏襲主義で、私はもう廃止にしていいんじゃないと事務局の皆様方に申し上げることが多いんですけれども、決算の数字は今ちょっと持ち合わせがありませんけれども、大体どのぐらい執行されているんでしょうか。大体でいいです。 ○(栗山議会事務局長) 過去5年の平均でございますと57万円程度で、執行率56%程度でございます。 ○(久住久俊委員) 先ほど申しましたように、議長交際費は、事務局あるいは議長団の運用によって対象を拡大してもいい部分がかなりあるように見受けられます。予算計上してあるわけでありますから、議長交際費に該当するものはより柔軟に運用していただきたいと思います。運用によって裁量の範囲は結構あると思いますので、ぜひ御検討いただきたいと思いますが、いかがでございましょうか。 ○(栗山議会事務局長) 議長交際費につきましては、議会の対外的な活動によるものと捉えておるところでございます。近年、議長につきましては様々な公務、イベント等に出席されております。そういった委員の御指摘の趣旨も踏まえまして、あと議長団とよく相談させていただいて、その活用については検討してまいるものと思っております。 ○(久住久俊委員) しつこいようですが、もう一点だけこれは指摘しておきたいと思いますが、いわゆる松の葉の金額でございますけれど、今日び、もう何十年前から同じ金額、市長交際費も含めてですけれども、そういう話が私の耳にも入りますし、恐らくほかの議員も同じようなことを聞いているんじゃないかと思いますけれども、あまりにも非常識に安過ぎるという声が聞こえてまいります。その水準を改定すべき時期が到来しているんじゃないかと思いますが、幾らということはやぼですので申しませんが、内部でしっかり検討されて、常識的な金額をぜひ市長部局と一緒に検討していただいて、ケチなんて言われないようにやっていただきたいことを要望しておきます。答弁は結構です。 ○(野嵜久雄委員長) ほかにございませんか。(「なし」と呼ぶ者あり)  以上で質疑を終了したいと思いますが、御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○(野嵜久雄委員長) 御異議がありませんので、以上で質疑を終了いたしました。 ―――――――――――――――――――――――――――――――― ◆第1表歳出、第2款総務費及び第2表債務負担行為のうち総務部等所管分について ○(野嵜久雄委員長) 次に、第2款総務費について、順次提案理由の説明をお願いいたします。 ○(平岡政策推進課長) それでは、政策推進課所管分について、説明申し上げます。  最初に、予算書78ページ、79ページをお願いいたします。2款総務費、1項総務管理費、1目一般管理費、事業番号020総合計画管理事業費60万2,000円は、総合計画の進捗状況等について御意見を伺う3地区の地区協議会に係る経費でございます。  その下、事業番号030表彰式費187万3,000円は、毎年11月3日に開催しております表彰式に係る表彰審査委員会に係る経費や被表彰者記念品の購入費、国歌、市歌の斉唱、演奏に対する謝礼金等でございます。  事業番号040市長会関係費134万7,000円は、全国市長会、県市長会等の負担金と出張旅費でございます。  80ページ、81ページをお願いいたします。事業番号050市長交際費300万円は、前年度同額でございます。  事業番号060一般経費1,039万3,000円は、12節例規データ更新等委託料249万1,000円の条例等の制定、改廃に伴うデータの更新に係る経費などの政策推進課の事務を執行していく上で必要となる一般的な経費でございます。  84ページ、85ページをお願いいたします。2目広報広聴費、事業番号010広報広聴費2,932万6,000円は、広報さんじょうの発行、コミュニティFMでの行政情報番組の放送など、広報広聴を進める上で必要な経費でございます。  86ページ、87ページをお願いいたします。事業番号020情報公開等推進費22万円は、情報公開個人情報保護審査会及び制度審議会に係る経費でございます。  続いて、飛んでいただいて、92ページ、93ページをお願いいたします。8目まちづくり推進費、事業番号010東京オリンピックホストタウン推進事業費200万円は、2020東京オリンピック競技大会におけるコソボ共和国のホストタウン事業に係る経費でございまして、選手等の事前合宿等に伴うおもてなしと交流を図っていくための実行委員会への負担金等でございます。  説明は以上でございます。よろしくお願いいたします。 ○(山澤情報管理課長) 続きまして、情報管理課所管分に係ります10目情報政策費につきまして説明申し上げます。  恐れ入りますが、予算書の98ページから101ページをお願いいたします。情報政策費、予算額1億8,167万2,000円の計上でございます。前年度当初予算額と比較しまして、723万9,000円、4.2%の増となっております。増額の主な理由といたしましては、マイナンバーカードの普及促進と消費活性化を図るために国が実施するマイナポイント事業を推進することによるものでございます。  それでは、事業ごとに説明申し上げます。事業番号010地域情報基盤運用事業費203万9,000円は、市内の情報通信格差是正を図るため、市が下田地区において整備した光ファイバ網を利用して、インターネット接続サービスをNTT東日本から実施してもらうものでございます。これに必要な光ファイバ網の運用及び保守経費でございます。前年度予算と比べ9万3,000円の減であります。  次に、事業番号020電算システム管理費1億1,679万3,000円は、庁内で利用する住民情報や財務会計等の業務システムに係ります運用委託料が主な経費でございます。前年度予算と比べ278万9,000円、2.4%の増であります。増額の主な要因は、耐用年数が経過した業務用端末の入替えに関わる13節電算機器借上料の増によるものでございます。  次に、100ページ、101ページになりますが、事業番号030庁内LAN管理費5,307万1,000円は、行政ネットワークの維持管理、業務端末等の借上げ及びセキュリティ対策に係る経費でございます。前年度予算と比べ213万6,000円、3.9%の減であります。減額の主な要因は、国道拡幅等に伴う行政ネットワークの支障移転経費である12節光ファイバケーブル保守管理委託料の減によるものでございます。  最後に、事業番号040一般経費976万9,000円であります。主な経費の内訳といたしましては、冒頭申し上げました国が行うマイナポイント事業、民間キャッシュレス決済と連携するポイント還元になりますが、これを推進するためのパートタイム職員報酬や広報チラシの送付に関わる通信料などでございます。前年度予算と比べ667万9,000円、216.1%の増額でございます。  説明は以上でございます。よろしくお願いいたします。 ○(小林行政課長) それでは、行政課所管の歳出予算について説明させていただきます。恐れ入りますが、81ページの説明欄をお願いいたします。  事業番号070非核平和事業費8万9,000円は、例年実施しております平和学習講座の講師謝礼金等の経費を計上させていただいたものでございます。  続いて、事業番号080一般経費6,106万円は、通信費5,130万8,000円を計上させていただいたほか、記載のとおり報酬や費用弁償、保守管理委託料、庁内器具費など行政管理に係る経常的な経費を計上させていただいたものでございます。  続きまして87ページをお願いいたします。4目財産管理費、事業番号010庁舎管理費1億7,585万1,000円につきましては、電気使用料などの光熱水費、施設修繕料、庁舎の休日、夜間において外部からの侵入等のチェックとか清掃などの施設保守管理委託といった庁舎管理に係る経費を計上させていただいたものでございます。  続きまして89ページを御覧ください。事業番号020庁舎整備費6億3,955万5,000円は、本議会を始めこれまで説明させていただきました三条庁舎の高層棟及び低層棟の耐震化工事に係る費用などを計上させていただいたものでございます。  次に、事業番号030車両管理費1億702万7,000円は、車両管理に係る経常的な経費でございます。市が保有する車両164台及びリース車両102台に係る経費や車両の入替え等に伴う費用を計上させていただいたものでございます。  次に、事業番号040厚生福祉会館費913万5,000円は、同会館の管理運営に係る光熱水費や保守管理委託料など経常的な経費を計上させていただいたものでございます。  説明は以上でございます。 ○(本間人事課長) それでは、人事課所管の歳出予算につきまして説明いたします。  予算書の79ページの説明欄をお願いいたします。2款総務費、1項総務管理費、1目一般管理費、事業番号010職員人件費14億2,193万7,000円は、一般任用職員31人、特別職2人、一般職104人、現業業務の一般任用職員3人に係る人件費であります。なお、全体の職員数につきましては、一般職730人、再任用職員29人、一般任用職員281人の合計で1,040人となるものでございます。3節退職手当5億4,223万5,000円は、定年退職者28人分の退職手当でございます。  次に、81ページ下段の事業番号090職員研修費1,153万9,000円でございますが、82、83ページをお願いします。県総合事務組合、県自治研修所などが実施する階層別あるいは専門研修への派遣に係る旅費及び負担金と市主催研修に係る委託料等であります。  次に、事業番号100人事管理費2億5,814万7,000円は、パートタイム職員の雇用、職員の健康診断、採用試験の実施など人事管理に係る経費でございます。主なものといたしましては、1節産業医報酬70万円は労働安全衛生規則で配置が義務付けられているもので、労働安全衛生委員会に出席していただくほか、随時、職員の健康について御指導いただいているものでございます。  また、次の1節嘱託医報酬30万円は、メンタルヘルス関連疾患者の職場復帰支援に係るアドバイス等を精神科医にお願いするものでございます。4節社会保険料2億3,233万9,000円は、一般任用職員などの社会保険料となっております。7節パートタイム職員報酬1,041万4,000円は、職員の育児休業や療養休暇に伴うパートタイム職員の雇用に係る経費でございます。12節職員健康診断委託料846万6,000円は、職員の定期健康診断、胃部検診などに係るものでございます。  続きまして、事業番号110一般経費573万7,000円は、旅費や複写機保守管理委託料、水道事業会計に係る児童手当拠出金などの経費を計上させていただいているものでございます。  説明は以上です。
    ○(三巻財務課長) それでは、財務課所管の予算につきまして説明申し上げます。  最初に、7ページをお願いいたします。第2表債務負担行為でございます。番号4、県央土地開発公社がその事業資金として借入れする資金についての債務保証で、期間は令和12年度まで、限度額は1億円をお願いするものでございます。これは、三条市の事業用地の取得に当たり効率的、機動的に対応するために、弾力運用分として設定をお願いするものでございます。  続きまして、83ページをお願いいたします。2款総務費、1項総務管理費、1目一般管理費、事業番号120工事検査事務費31万5,000円でございます。主なものは、工事検査担当者研修に要する旅費及びこの研修に伴う参加者負担金等でございます。  事業番号130一般経費1,078万1,000円は、財務課の事務的経費でございまして、電子入札システムの共同利用負担金や起債管理システムの保守管理委託料などでございます。  続きまして、89ページをお願いいたします。4目財産管理費、事業番号050市有財産管理費1,748万5,000円は、市有財産の火災保険料や登記経費のほか、廃止された施設の照明器具の安定器にPCBが使用されていたため、その処分経費など、財産管理に要する経費でございます。  91ページをお願いいたします。5目財政調整基金費、事業番号010財政調整基金費114万1,000円は、基金運用益等を積み立てるものでございます。  6目市債管理基金費、事業番号010市債管理基金費6,704万2,000円は、市債管理基金積立金で、これは満期一括償還である平成28年度発行の三条市ひまわり債の償還に備えた積立金と基金運用益でございます。  続きまして、113ページをお願いいたします。5項統計調査費、1目統計調査総務費、事業番号020統計事務費197万円は、各種統計調査事務を円滑に推進するための経費でございまして、パートタイム職員報酬のほか、統計調査員協議会補助金などでございます。  事業番号030統計調査員確保対策事業費5万8,000円は、統計調査員の実務の向上を図るために開催しております研修会の開催経費等でございます。  続きまして、2目統計調査費3,757万9,000円は、国から委託される基幹統計調査に係る経費でございまして、来年度は事業番号010国勢調査費3,545万6,000円、事業番号020経済センサス費39万1,000円、事業番号030学校基本調査費2万5,000円、事業番号040農林業センサス費3万2,000円、事業番号050工業統計調査費167万5,000円で、調査員報酬等の調査の実施に要する経費のほか、調査の準備経費などでございます。  以上でございます。よろしくお願いいたします。 ○(鶴巻税務課長) それでは、税務課所管分につきまして説明申し上げます。  恐れ入りますが、予算書の92、93ページをお願いいたします。2款1項8目まちづくり推進費、事業番号020ふるさと三条応援寄附金推進事業費1億2,395万9,000円は、ふるさと三条応援寄附金に関わる経費でございまして、寄附者への返礼品贈呈に係る報償品購入費9,500万円、ふるさと納税サイト利用料等の手数料2,597万円などでございます。  続きまして、104ページ、105ページをお願いいたします。2項徴税費、1目税務総務費、事業番号020一般経費793万1,000円は、税務課業務に関わりますパートタイム職員報酬、消耗品費等の一般経費でございます。  次に、106ページ、107ページをお願いいたします。2目賦課徴収費、事業番号010賦課事務費3,975万3,000円は、市税の賦課に必要となります諸経費でございます。主なものといたしましては、12節委託料のうち、地番図作成業務等委託料621万5,000円は、課税客体の現況把握を行うため、地番、家屋現況図の更新及び異動修正を行う業務委託料でございます。また、不動産鑑定委託料594万9,000円は、宅地の価格の修正に活用する標準宅地の時点修正を行う不動産鑑定業務委託料でございます。また、土地評価業務委託料685万3,000円は、令和3年度評価替えに向けた路線価の見直し及び土地の評価業務委託料でございます。  説明は以上でございます。よろしくお願いいたします。 ○(上原収納課長) それでは、収納課所管分について説明いたします。  恐れ入りますが、予算書の104、105ページをお願いいたします。上段2款1項13目諸費、事業番号010市税等還付金7,000万円は、法人市民税など市税等の確定、修正、更正に伴う過年度分の精算還付金で、前年度と同額となっております。  同じく、104、105ページの下段をお願いいたします。2項1目税務総務費、事業番号030一般経費53万6,000円は、職員旅費、複写機の保守管理及び租税教育の推進、徴収管理業務研修などに関する経費で、前年度比7万8,000円の減であります。  続きまして、1ページはぐっていただきまして、106、107ページをお願いいたします。2目賦課徴収費、事業番号020収納事務費811万7,000円は、収納管理及び滞納整理に関する経費でございます。前年度比76万8,000円の減でございます。これは徴収対策専門員について、本年度までは週2日の勤務としていたものを令和2年度からは週1日の勤務体制とすることによる減及び新たに自宅等でのバーコード読み取りによるキャッシュレス決済を導入することに伴う業務システム改修費の増及び新たに軽自動車税環境性能割が導入されたことに伴い、このための徴収に必要な経費を新潟県に徴収取扱費交付金として支払う費用の増を合計したことにより総額で76万8,000円の減額となるものであります。  以上でございます。よろしくお願い申し上げます。 ○(坂田高等教育機関設置推進室長) それでは、高等教育機関設置推進室所管分について説明申し上げます。  予算書90、91ページをお願いいたします。2款総務費、1項総務管理費、7目高等教育機関費、事業番号010高等教育機関設置準備費7,906万1,000円は、設置準備業務に従事する専門員の報酬の他、募集要項や入学生へ配布する学生便覧等を印刷する印刷製本費、高校生への周知に係る進学サイト掲載に係る広告料、大学案内パンフレットを作成するデザイン作成委託料。続く92、93ページをお願いいたします。校舎完成までの間、オープンキャンパスや大学説明会、入試等を行うための会場を確保するということから、施設使用料などでございます。  続く、事業番号020三条技能創造大学施設建設事業費58億5,731万2,000円は、昨年から工事を行っている三条市立大学の施設建設等の工事請負費の他、実験用消耗品や体育館で使用するもの等を購入するための消耗品費、12月議会で議決いただいた債務負担行為補正に係る学務系、人事給与、財務会計、図書館の各システムの構築等委託料、大学運営事務や講義等で使用する机や椅子、家具等を購入する庁用器具費、図書館に置く専門書等を購入する図書購入費、工作機械や実験実習機器等を購入する機械器具費などでございます。  続く、事業番号030医療系高等教育機関施設建設事業費1億2,968万5,000円は、大学の外構工事と関係する部分の医療系高等教育機関の外構工事でございます。  説明は、以上でございます。 ○(阿部会計課長) 会計課所管の予算につきまして説明申し上げます。  予算書の84、85ページをお願いいたします。事業番号160庁用一般用度費276万7,000円は、庁用封筒の印刷製本費や机、いす等の事務用品の購入に係る経費を計上させていただいたものでございます。  続きまして、その下の事業番号170一般経費8万円は、県社会保険協会負担金などでございます。  86、87ページをお願いいたします。3目会計管理費、事業番号010一般経費1,009万4,000円は、市税等の口座振替に係る手数料347万9,000円やコンビニエンスストア収納に係る収納代行業者への委託料493万円のほか、決算書の印刷製本費など、主に出納関係事務に必要な事務経費を計上させていただいたものでございます。  以上でございます。 ○(小林選挙管理委員会事務局長) それでは、選挙管理委員会事務局所管の歳出について説明申し上げます。  恐れ入りますが、予算書110ページ、111ページをお願いします。1目選挙管理委員会費、事業番号020選挙管理委員会費201万4,000円は、選挙管理委員4名分の報酬、各種負担金など委員会の運営や活動に要する経常的な経費を計上させていただいたものでございます。  続きまして、2目事業番号010選挙啓発費17万4,000円につきましては、選挙に係る常時啓発、これは、各高校への出前講座また選挙啓発ポスターの作成に要する経費を計上させていただいたものでございます。  説明は以上でございます。 ○(吉田監査委員事務局長) それでは、監査委員事務局所管の歳出について御説明申し上げます。  予算書の102ページ、103ページをお願いいたします。1項総務管理費、11目公平委員会費95万8,000円は、委員報酬、費用弁償等、公平委員会の審査運営に要する経費を計上させていただいたものでございます。  次に、106ページ、107ページをお願いいたします。2項徴税費、3目固定資産評価審査委員会費17万円は、委員報酬、費用弁償等、固定資産評価審査委員会の審査、運営に要する経費を計上させていただいたものでございます。  次に、114ページ、115ページをお願いいたします。6項監査委員費、1目監査委員費、事業番号020監査委員費347万1,000円は、委員報酬、費用弁償等、各種監査業務に要する経費を計上させていただいたものでございます。  以上でございます。よろしくお願いいたします。 ―――――――――――――――――――――――――――――――― ○(野嵜久雄委員長) これより質疑を行います。 ○(久住久俊委員) 予算書の81ページ、2款総務費、1項総務管理費の特別職報酬等審議会について伺います。  最初に、特別職報酬等審議会の設置目的や招集予定回数はどのぐらいなのか、これをまずお伺いいたします。 ○(小林行政課長) 特別職報酬等審議会の設置目的についてのお問いでございます。この審議会につきましては、条例で設置目的をうたっており、1年に1回、特別職、いわゆる三役、市長、副市長及び教育長並びに議会議員の報酬を決定するという会でございます。それで、年1回、10名の委員に諮問するということでございます。 ○(久住久俊委員) さらに伺いますが、報酬等審議会の議論につきましては非常に不満があります。報道によれば、とにかく無難に、据置きとか、あるいは引下げとか、生活資金を支給しなければ若い人は議会なんか出てこないとか、そういう議論は吹っ飛ばして、もう本当にそういう内容での議論しかないようでございます。一言では説明できないかと思います。改めて伺いたいと思いますが、審議の概要につきましてかいつまんでお聞かせいただきたいと思います。 ○(小林行政課長) 今ほど委員から御指摘いただいた案は十分出ております。そのほか、いろんな意見が出ておりまして、主なものを開陳させていただきます。今三条市においてはしっかり財政のコントロール下にあるが、景況感も不透明などとして特別職は据え置きたいという意見が過半数を占めたところでございます。他方で、若い人材が例えば議員に立候補するにはとか、そういう意見もございました。それで、最後は多数決で、2年連続据置きという答申がなされたところでございます。 ○(久住久俊委員) 今も若干触れられましたけれども、これまでの改定の経緯につきましてお伺いしたいと思います。 ○(小林行政課長) 特別職審議会につきましては、平成17年に三条市が合併して以来、15回開かれております。その中で過去5年間に遡って申し上げさせてもらいますと、今年度が据置き、昨年度が据置き、遡ることもう4年の平成26年度から平成29年度までの4か年は、それぞれ特別職として、議員として1%程度上げているということで、4年連続引上げの後、2年据置きという経緯になってございます。 ○(久住久俊委員) 三条市の三役及び議員の報酬における新潟県内20市中の順位はどうなっておりますでしょうか。 ○(小林行政課長) 三役及び議員関係の新潟県内における順位でございますが、市長が95万4,000円で、20市中4位でございます。副市長につきましては、73万5,000円で20市中3位、教育長が62万2,000円で20市中6位、議長につきましては47万4,000円で6位、副議長につきましては41万2,000円で6位、最後に議員さんが38万1,000円で県内6位という結果になってございます。 ○(久住久俊委員) この問題についてはこれで終わりにしますが、最初に申し上げましたとおり、報道されているその内容を徴する限り、私どもの立場等は全くと言っていいほど考慮されていないようなメンバーなので、根本的に考え直していただきたい。新潟経営大学の教授が座長のようでございますが、実情といったものを全く御理解ないままに議論をミスリードしているのではないかと個人的に思っております。特別職報酬等審議会はいかにあるべきかと、何か組織の充て職の人が来て、全然問題意識もないままに大勢に従って挙手しているというのが実態なんでございますけれども、私はその当時者として実態を十分議論しているとは思えない。将来的なこの地方自治の在り方、議会の在り方等もしっかり議論しているとは到底思えないのであります。でありますから、このメンバー構成も含めて、ぜひこれから運用に当たって真剣に考えていただきたいということを申し上げまして、この問題について質問を終わります。  それでは、予算書の87ページにつきまして、2款総務費、1項総務管理費の庁舎管理費の休日、夜間における警備体制についてお伺いいたします。先ほど説明にあった庁舎管理の警備につきまして、報道によれば個人情報の宝庫というか、議員が机の中の個人情報を不正な手段で得ていたとか、そんな話もございましたけれども、三条庁舎における休日、夜間の警備体制はどうなっているのか、まずお伺いしたいと思います。 ○(小林行政課長) 三条庁舎における休日、夜間の警備体制についてでございます。現在、市の嘱託員という形で1名採用してございますし、あと休日、夜間窓口として警備員という形で1名、都合2名の体制で休日、夜間の警備をさせていただいております。 ○(久住久俊委員) 先ほども申しましたように、庁舎事務室は行政文書や個人情報であふれております。職員がいる執務時間はともかく、休日、夜間には警備が十分なされていないと行政情報の漏えいが生ずる懸念もあります。過去にそういう例がありました。若い議員の方はほとんど御存じないでしょうけれども、地下のあの入り口のところの警備が非常に緩いんです。何しに来たねとか、そして何の用事だ、そんなことはなかなか聞けない、さる人がそれをよいことに出入りして、机の中をあさって問題になったことがございました。このようなことは絶対にないようにしなければいけないので、情報漏えいの未然防止は重要な課題であるとの認識を持っていただきたいと思います。IT社会の中で行政情報の漏えいは、行政体として致命的な失態になります。今後一層の警備に努める必要があるのではないかと思います。パートタイムの守衛、ガードマンがいるとかいうんだけれども、なかなか入るなと言えないみたいなんだね。ちょっと緩いんじゃないかと思います。何の用事で休日に出入りするのかということをきっちり問いただして、入り口で入国管理じゃないけれど、とにかく入り口でストップをかけるような方向で、厳しく管理すべきだと思いますが、総合的に御答弁いただきたいと思います。 ○(小林行政課長) 委員御指摘のように、やはり休日、夜間については職員も不在になりますし、庁舎管理が非常に手薄になるという指摘も多々ございます。現時点におきましては、夜間に1か所で受け付け簿をしっかり置いておきまして、誰が何時に入って、何時に退庁したかということを管理しているところでございますが、2人いるとはいえ、例えば庁内パトロールしている際に手薄になったり、電話に出たりしているケースがございます。そういった場合でも絶対外部から不審者を侵入させないとか、そういう強い意識を持って、例えば今後の課題としまして監視カメラの設置とか、様々な方策があると思います。そんな形で入り口でしっかり管理させていただいて、御指摘のように内部の文書が外に漏れるとか、そういうような秘密漏えいがないように徹底してまいりたいと考えております。 ○(馬場博文委員) 休日、夜間に、私もちょっと、議員控室によく行くことがあって、名前を書くだけなんですけれども、あの入り口のところに出勤はマイナンバーカードでと書いてあるんで、例えば入り口にマイナンバーカードを登録、マイナンバーカードを差さないと開かないようにするような感じにして管理すれば、ぜひともその辺も参考にして、せっかくマイナンバーカードを推進していますので、マイナンバーカードを使って出入りを管理するように、ひとつよろしくお願いしたいと思います。 ○(西沢慶一委員) 79ページ、2款総務費、1項総務管理費、1目一般管理費、一般任用職員報酬ですが、これはほかにもみんな係っていますが、ここでまとめて言いますけれども、来年度から一般任用職員は会計年度任用職員制度に変わるということです。けれども、会計年度任用職員は一般職の地方公務員とされることによって、地方公務員法で規定された公務上の義務、規律、人事評価が適用されることになります。労働条件面で正規職員との格差を残したまま、義務や規律、処罰だけは正規職員並みということになるわけですから、会計年度任用という弱い立場の職員へ過度な命令、服従を強要し、規律や義務の遵守だけを殊さら強調することは、物を言えない職員、それと職場環境になっていくんでないかという心配をするわけですけれども、その点は大丈夫なんでしょうか。 ○(本間人事課長) 今現在の非常勤職員についてでございますが、一般任用職員については既に地方公務員法適用ということで、例えば守秘義務等については既に課してあるところでございます。ただ、今、委員御指摘の部分については、非常勤特別職で任用されていた他市での職員がほとんどで、そういう任用根拠で雇用していた自治体が多くあることから、それらがこぞって会計年度任用職員のほうに移行すると、今まで義務を課していなかったのに義務を課すことになるのではないかという御指摘だと思いますけれども、三条市の場合については一般任用職員はそういう守秘義務等を既に今現在も課して、法律上、義務づけられてございますので、その点については三条市の場合は心配は御無用だと考えています。 ○(西沢慶一委員) それから、会計年度を越えない範囲ということになりますと、任用任期を明確にしたことで更新しないことにも根拠を与えるものとなっていますけれども、この点は大丈夫なんでしょうか。 ○(本間人事課長) 私どもも以前は一般任用職員Ⅰ類については、労働基準法で定める3年を上限に任用しておりました。それが今、委員が言われたように、法律上1年になってしまうわけでございます。私どももⅠ類、Ⅱ類、Ⅲ類、いわゆる任用職員に関しましては、当然筆記試験、あと面接試験を課して任用している職員が多くございますので、基本的には次年度以降についても勤務成績に応じて更新という形で手続を取らせていただきたいと考えているところでございます。 ○(西沢慶一委員) それから、フルタイムとパートタイムで格差があるんですけれども、会計年度任用職員にはフルタイムとパートタイムは規定されますけれども、フルタイムには退職手当が支給できるけれども、パートタイムには支給できず、特殊勤務手当も支給できないとされていますが、会計年度任用職員への移行で、これがやっぱり切り下げられることにつながっていくんじゃないかということを危惧するんですが、その点はどうですか。 ○(本間人事課長) これまでも三条市の場合につきましては、フルタイムかパートタイムかといいますと、従前からパートタイム職員に位置づけて、Ⅰ類任用職員等を雇用しているところでございます。なので、他市の事例を委員は御指摘だと思いますが、他市では従前までは退職手当を支払えていたものが、4月以降は今度支払うことのできない職員になるのではないかという報道でもあるとおりでございますが、三条市の場合については従前からパートタイム職員という形で雇用してございますので、勤務条件については基本的に何ら変わらずに移行すると考えていただいて結構でございます。 ○(西沢慶一委員) 次に、81ページ、2款総務費、1項総務管理費、1目一般管理費、事業番号070非核平和事業費ですけれども、令和2年度の非核平和事業の概要について、まずお伺いしたいと思います。 ○(小林行政課長) 非核平和事業費につきましては、今年度大島中学校、栄中学校、下田中学校において広島市の平和記念資料館に所属しておりますピースボランティアの方をお招きして、非核平和の関係の講座を開かせていただきます。市内には9校の中学校がございまして、それを1年間で3校ずつ回すことによって、3か年で9校回ります。したがって、在学中に1回は必ずこの平和講座を受講するという形になろうかと思いますので、よろしくお願いいたします。 ○(西沢慶一委員) 今年で戦後75年が経過して、日本はさきの大戦の最大の悲劇とも言われる原子力爆弾が世界で初めて広島市と長崎市に投下された世界唯一の被爆国として、二度と戦争は繰り返してはいけないことを次世代につなげる、地道ないい取組だと思います。それで、今年4月27日、国連で開かれる予定の5年に1遍のNPT再検討会議が、それに合わせて原水爆禁止世界大会をニューヨークで開くこととなり、日本から既に1,500人の参加が決まっていましたけれども、新型コロナウイルスの関係で国連の建物への外部からの立入禁止、ニューヨーク市の緊急事態宣言から中止となりました。新型コロナウイルスの感染は、世界が協力して克服すべき問題であり、人類の生存と平和のために私たちは積極的に取り組むことは当然ですけれども、同時に核兵器の廃絶は現在も変わることのない重要な緊急の課題だと思います。それで、非核平和事業について引き続き継続すべきと思いますけれども、令和2年度の事業概要や見解についてお伺いしたいと思います。 ○(小林行政課長) 非核平和についての再度のお問いでございます。三条市におきましては、平成18年6月30日に非核平和都市を宣言してございます。それに基づいて自来、継続実施しているところでございます。また、先ほど平和学習講座についてお話しさせていただきましたが、そのほかに千羽鶴を贈呈するということで、先ほどお話しさせてもらいました大島中学校、栄中学校及び下田中学校の3中学校の生徒さんたちから千羽鶴を折っていただいて、広島市の平和記念式典にささげるという活動を継続してまいりたいと思いますし、8月中に公共施設において原爆写真ポスターを掲出するという形で非核活動、平和活動に取り組んでまいりたいと考えております。 ○(西沢慶一委員) それから、93ページ、2款総務費、1項7目の三条技能創造大学施設建設事業費についてで、特別委員会でも報告がありましたけれども、名称が三条市立大学に変わるということで、大変大きなつまずきでないか、特徴がなくなってしまうんじゃないかということを心配しているわけですが、最初の質問は認可は予定どおり取れるんでしょうか。 ○(坂田高等教育機関設置推進室長) この大学設置認可につきましては、今週末に補正申請を上げることを予定しておりまして、その審査が進むことによって認可は得られるものと見込んでいるところでございます。 ○(西沢慶一委員) それで、入学案内はいつできるんですか。 ○(坂田高等教育機関設置推進室長) 募集に関するお問いかと受け止めておりますけれども、その募集に関しましては認可を受けた後でなければ募集することができないということになりますので、その認可が得られる8月下旬、9月上旬を目がけて作成していきたいと考えているところでございます。 ○(西沢慶一委員) その募集する入学案内に教授陣の顔ぶれというのは載るんですか。 ○(坂田高等教育機関設置推進室長) その募集要項について、どういった構成にするかというところはまだこれから検討していく形になるんですけれども、顔までは載せるかどうかは別として、どういった教授陣がいて、どういった科目を教えるといったことについては案内に載せていく必要があると考えているところでございます。 ○(西沢慶一委員) 市の広報紙に出ていた学長の紹介のところで、社長の右腕になる人材を育てるということを目標ということで言われたんですが、そうすると何か地元企業に限られるような、そういう印象になるんですが、燕市と全面的に組んでいるわけではないし、三条市の企業に絞られ、ところがほかの大学の例、大学の例というのは長岡技術科学大学とか、そういう大学の例で言うと地元に就職するというのはここの例だとほんの5%ぐらいしかない、こういうことなんですが、やろうとしていることと実際に学生がどういう反応を起こすかということはちょっと余りマッチングしないような感じがするんですが、その点はどうお考えですか。 ○(坂田高等教育機関設置推進室長) この大学のまず1つ目の目的としては、人口減少対策というところがあろうかと思います。中長期の産学連携実習により地元企業へ行っていただいて、その地元企業のよさを知っていただきながら、地元就職に結びつけられることによって人口減少に結びつかないかと考えているところでございます。そういった意味からすると、その社長の右腕ということはちゃんと合っている表現だとは思いますし、この燕三条地域の企業を見ていきますと、この地場の技術力を持ってすればどの地域に行ったとしても対応はできるだろうと捉えているところでございますので、そういった技術が身につくことによって、地元企業だけではなくて、また幅広く日本国内でも活躍できる人材になり得るものと考えているところでございます。 ○(西沢慶一委員) 長岡技術科学大学の広告を見ると、やっぱりすごく夢がある感じで、若い人に夢を持たせる、そういう印象があるんですけれども、この大学はどうも夢がないような気がするんですが、その点はどうですか。 ○(坂田高等教育機関設置推進室長) 海外に広く展開していきたいという高校生にとっては、それは魅力が余り見えないのかもしれないんですけれども、かといって全ての高校生がそういう世界を目指しているということではなくて、やはりいろんな分野で活躍していきたいという高校生がいると思います。幅広く全ての高校生を呼び込むということではなくて、この技術とマネジメントといった今までにない工学部の形で学生を募集していくことを考えておりますので、学生は集まってくるものと考えているところでございます。 ○(西沢慶一委員) 次に行きますが、110ページ、2款総務費、4項選挙費、1目選挙管理委員会費、事業番号020選挙管理委員会費で、これについては市長辞職に伴う費用についてはまだ未計上となっています。今後、仮に市長が辞職された場合は市長選が執行されることとなり、市民の関心は非常に今高いところにあるわけですけれども、その際の手続や予算計上についてどういうふうになるんでしょうか。 ○(小林選挙管理委員会事務局長) 市長選挙に係る予算の計上についてのお問いでございます。まず、地方自治法におきましては、普通地方公共団体の長が辞職するという場合は、議長にまず申出することになっております。議長に申出すると、議長は5日以内にその自治体の選挙管理委員会に通知します。選挙管理委員会としましては委員会を開いて、その選挙管理委員会が通知を受けた日から50日以内、これは公職選挙法の規定になりますが、50日以内に市長選挙を執行することになります。その日程が固まった際に、一定の執行経費として計上させていただくということで、補正予算を考えております。 ○(西沢慶一委員) 今までですと2日に市長が辞めるということを言われるかもしれないということで、テレビ局がみんな来たんですけれども、辞めるということは言われなかったんです。それで3月末に辞めるんじゃないかというのが既定事実みたいにしてあったんですけれども、ここへ来てコロナウイルスの関係が出てきたことから、身の処し方については11日の記者会見でいかなる判断もないということを言われるようになりましたし、その対策で最優先でやっていくと言われましたから、今度いつ辞められるのか、コロナウイルスの様子を見ない限り分からないということになるんですが、そこで次は6月議会なんですけれども、6月議会中になるのか、それともその前になるのか、議会のときと議会中でないときとでまた対応が違ってくると思うんですけれども、議長はここにおられるわけじゃないから分かりませんが、そうなった場合、事務方としてどうなるんですか。 ○(小林選挙管理委員会事務局長) 先ほどの繰り返しになりますが、地方自治法のたしか145条だったと思うんですが、先ほど申し上げたように市長が辞職するときは議長に申出するということで、受けてから5日以内に選挙管理委員会への通知で、その日が決まるということを申し上げたとおりでございますが、議会中であるか、議会中でないかというのは特に余り関係がなくて、そこには1つ条項がありまして、市長が申出をした日から20日以内に辞めようとする場合、その際には議会の同意が必要になってまいります。手続については、先ほど答弁申し上げたとおりでございます。 ○(名古屋豊委員) 89ページの上段、事業番号020庁舎整備費についてお伺いします。これは、第一庁舎の低層棟の耐震化に関する6億4,000万円の計上なわけですが、まず確認したいのは、いわゆる耐震化、耐震工事と施設の長寿命化の関連についてはどう捉えておられるのか、お伺いしたいと思います。 ○(小林行政課長) 三条市としましては、今までのスタンスとして、御指摘のように長寿命化していく形で計画を打ち出しております。具体の計画につきましては、三条市総合管理計画の中でうたっているものもありますし、長寿命化計画の中でうたっているものもあります。その関連性については、今までの耐震補強はしないという形から方向転換したというのは三条庁舎の耐震化の可能性を見いだす中で、新工法ではないんですが、当初想定したいろいろな工法よりも1か所当たりの重量は重いけれど、強度の強い組合せの方法によって、全体の重量を杭支持力の範囲以内に抑える工法が見つかったということで、要は組合せの妙だと捉えていただければ結構だと思います。その結果、国土交通省が耐震化を示すIs値0.6を満たすことが分かったことから、長寿命化という位置づけの中でこのたび耐震補強の工事費を計上させていただいたということでございます。 ○(名古屋豊委員) 耐震補強は、長寿命化の中に包括されるというような答弁だったと思うんですが、であるならば今回のこの6億数千万円をかけた耐震工事によって、これまで想定していた第一庁舎の寿命がどれほど延びるというふうに想定されているのか、お聞かせいただきたいと思います。 ○(小林行政課長) 日本建築学会で定めますコンクリート構造物の一応の基準としましては、65年という形で言われてございます。したがいまして、今建築から差し引きしますと十六、七年は十分いけると思うんですが、その日本建築学会の65年というのもあくまでコンクリートの基準であって、中には100年という事例もございますし、65年以下という事例もございます。したがいまして、この65年が一つの目安であろうとは思いますが、65年であるかどうかはまだここで見解として出す段階ではないかなと思っています。 ○(名古屋豊委員) なぜそういうことを伺ったかというと、耐震だけではなくて、年数がたってきていますんで、当然ほかにも老朽化がどんどん進んでいくわけでありますので、そういったところでは議会の中でも度々新庁舎建設についての議論といいますか、提案、提言みたいなことも出てきているもんですから、数字上はあと十六、七年の猶予なのかなと思いますが、課長から答弁があったようにそれが延びるかもしれないし、もしかするともっと短い期間で新たな対策を考えなければいけないということがあるかもしれない。なので、そのあたりかなり幅があるんだと思うんです。だから、耐震化は耐震化で今回工事をするのは分かったんですが、この本庁舎そのものの今後の長寿命化について、もう一度伺えればと思います。 ○(小林行政課長) 今御指摘の耐震化のお問いでございます。耐震化に当たりましては、庁内で建築課、また行政課の職員が中心となってプロジェクトチームをつくらせてもらいました。その中でいろんな工法、今まででのブレースだけという工法の中じゃなくて、いろんな技術を組み合わせた中で、今回上程させていただいたものでございます。御指摘のように外枠だけしっかり固まったとしても、いわゆる人間で言う血管、設備とかが非常に心もとないということもございますので、今回の耐震化に従いまして、まずは老朽化の部分を洗い出して、今回の工事と併せてできるものは一定程度計上させてもらうということでございます。いずれにしましても、平成29年度に策定した公共施設等総合管理計画において長寿命化ということで進んでございますので、今後いずれかの段階か私は申し上げられませんが、新たな庁舎という話も出てこようかと思います。  以上でございます。 ○(名古屋豊委員) 今回、財源は横に置いておいて、6億数千万円というかなり大きな金額をかけて耐震化するわけでありますので、今、課長が答弁していただいたようにほころびを直して、直してというのが、どれぐらいこれからお金がかかっていくかというのも、今回耐震化についてプロジェクトチームをつくっていただいたわけですけれども、この庁舎施設全体の長寿命化なのか、どこかで区切りをつけなきゃいけないのか、そういったことについても併せて今後の課題にしていただきたいなと思います。  続いて、91ページの7目高等教育機関費についてお伺いしたいと思います。事業番号010高等教育機関設置準備費の中の大学開設検討委員会委員報酬ということで5人分が計上されていますけれども、今年度においては大学開設の検討委員会の委員は6人だったと思います。それから、医療系高等教育機関の開設に係る懇談会委員というものでも今年度6人計上されていたわけですが、この医療系の懇談会委員のほうは、開設に伴って、令和2年度には計上されていないと、そういう理解でいいのかということと、あと大学の委員のほうは6人から5人になっているようですが、そのあたりについてお聞かせいただきたいと思います。 ○(坂田高等教育機関設置推進室長) 医療系高等教育機関の開設に係る懇談会につきましては、もう開設するということから、来年度は全く予定がないということで予算計上してございません。  この大学のほうの検討委員会委員につきましては、去年まで6名でやっていたという中に、現在三条市の部主幹であるシャハリアル氏もその委員として入られていたということもありますので、委員としては5人という形での計上とさせていただいているものでございます。 ○(名古屋豊委員) 高等教育機関設置専門員報酬が8人となっているわけですが、先ほどの説明の中でも少し仕事内容の説明もあったかと思うんですが、昨年度比べて、これは4人の増員ですか。その辺を教えてください。 ○(坂田高等教育機関設置推進室長) この高等教育機関設置専門員の増員について、これも設置準備に係る教員と、あとは事務員という形で増員させていただいて取り組んでいきたいということで計上させていただいたものでございます。 ○(名古屋豊委員) この高等教育機関設置推進室に関しては、来年度からは医療系の業務というのはもう全くされないという理解でよろしいんですか。 ○(坂田高等教育機関設置推進室長) 全くなくなるのかと言われますと、まだ残っている部分はあろうかと思います。それこそNSGとのやり取りは、まだ続けていく必要があると思っておりますし、医療系高等教育機関の外構工事も今回繰越しさせていただいている部分もありますし、新年度予算で工事費として計上している部分もありますので、そういった関係で医療系の事務については若干残っていると考えているところでございます。 ○(名古屋豊委員) 春から医療系は開設をされるわけですけれども、先ほど久住委員からもNSGとのやり取りの件はありましたが、今の御答弁ですと引き続き運営主体であるNSGとのやり取りも、令和2年度は推進室でやっていかれるということなんですか。そういう簡単な事務的なことは、工事のことなんかは理解しましたけれども、運営主体たるNSGとの具体的なやり取りまで設置推進室で令和2年度はやっていくという理解でいいんですか。 ○(坂田高等教育機関設置推進室長) 医療系の専門学校の運営に関しては、もうNSGに全て任せており、施設の維持管理、費用の支払いは全てNSGに任せているというところでございます。ただ、何かしらNSGからの問合せを受けるような窓口として、まだ残しておく必要があるというところで、NSGとのやり取りという表現をさせていただいたところでございます。 ○(名古屋豊委員) ちょっと別の観点からお伺いするんですが、これも今年度の予算では大学設置支援業務委託料として646万5,000円が計上されています。来年度もまだ申請は続くわけですけれども、この設置支援業務委託料が入っていないようですが、その辺りを教えてください。 ○(坂田高等教育機関設置推進室長) この大学設置支援の委託につきましては、大学設置認可申請を行うまでの間、その内容等を私どもでいろいろ検討して、それを文部科学省が定める様式に落として、それを文部科学省が定めている様式に本当に沿っているかどうかという形式的なチェックであったり、あるいは様々なアドバイスをいただくということで計上してきたものでございます。
     新年度予算につきましては、どちらかというと今度は申請の様式ではなくて、内容のほうのいろいろな専門的な部分の検討になってまいりますので、若干設置支援という範疇からは外れている部分があります。ただ、まだ契約自体はないんですけれども、必要に応じて単発で何回かの支援を頂くという形では考えているところでございます。 ○(名古屋豊委員) 少し意地悪な質問で恐縮なんですけれども、六百数十万円を払って、今おっしゃったように認可の申請時に専門的な知見によってチェックする。たしか東京の専門コンサルだったと思いますけれども、先ほども西沢委員からありましたが、その名称、今回は名称変更というのは申請で三条技能創造大学ではちょっとどうも駄目らしいと、なので三条市立大学にということだったと思いますが、昨年10月の申請の際にこのイロハのイである名称について、その専門のコンサルは何か意見は言わなかったんですか。これは本当に基本中の基本というか、名称のことは一番最初の話じゃないかと思うんですが、その点を確認したいと思います。 ○(坂田高等教育機関設置推進室長) そもそもこの大学名称の変更につきましては、いろいろ過般の意見を聞いている中で、専門職大学であったり、職業能力大学校に受け止められかねないということを私どものほうで考えて、これは将来的にそういう危険性もある、可能性があるというところで、変えたほうがいいだろうという判断をしたところでございまして、文部科学省から現段階で言われているわけではございません。  そういったこともありまして、申請段階においてコンサルからそういった話があったかというと、そういう話はなかったというところでございます。 ○(名古屋豊委員) 六百数十万円も払っているわけで、これを専門にしているコンサルですから、その点について何の意見もなかったというのは、少しこのコンサルについても問題があるんじゃないかなと指摘しておきます。  93ページ、事業番号020の大学施設建設事業費の図書館システム構築等委託料についてであります。これ860万円程度ですけれども、私は一般質問でもこの図書館については意見をした覚えがあるんですが、どのようなシステムを予定されているのか。860万円ですから、かなり高額な形で構築されると思うんですが、具体的にどんなものなのか。 ○(坂田高等教育機関設置推進室長) 図書館システムにつきましては、大学に配置する、備える図書の管理がメインでございます。それは、図書館として貸出しであったり、返却といった管理をするのはもちろんのこと、そのほか一般の市立図書館とは違う部分としまして、やっぱり専門的な、学術的なネットワークに接続していろんな文献を検索したりといったような機能も大学の図書館には必要ということから、これは大学特有のシステムとして導入させていただくものでございます。 ○(名古屋豊委員) 1点だけ。図書館の運営については、何か外部からの委託ではなくて、大学として運営していく想定ですか。 ○(坂田高等教育機関設置推進室長) 図書館につきましては、大学の事務員で対応していきたいと考えているところでございます。 ○(名古屋豊委員) 同じく93ページの8目まちづくり推進費、事業番号010のホストタウンの件ですけれども、先ほど来出ていますように新型コロナウイルスの関連があります。オリンピックについてもどうなるのかということが連日出ているわけですが、コソボ共和国とのやり取り、おもてなしとか交流については直前でもいろいろ対応できると思うんですが、特に事前合宿の話もあったかと思うので、コソボとのやり取りがどうなっているのか、現段階で、教えていただければと思います。 ○(平岡政策推進課長) 現段階におきましては、事前合宿についてはオリンピックの開会式前の7月17日から23日までの間に三条市内で合宿を行いたいという旨の連絡を実は早くに頂いておりました。ただ、この間御指摘の新型コロナウイルスの対応等が出てきたものですが、これについては具体的に今後どうこうするというのはまだ大使館とは詰めておらない状況です。今後詰めてまいりたいと考えております。 ○(馬場博文委員) 4点ほど質問させていただきます。  まず、85ページの政策推進課の事業番号010の18節未来のチカラプロジェクト負担金で新たに100万円計上されたと思うんですけれども、私は去年からしか分からないので、去年の予算書には載っていなかったんですけれども、この未来のチカラプロジェクトというのは一体何なのか教えていただけますか。 ○(平岡政策推進課長) 御指摘の未来のチカラプロジェクトでございますが、これは新潟日報さんが主催で、もう既に御案内の委員さんもいらっしゃるかと思うんですけれども、これまでの間、新潟日報の紙面を使いまして、上越地区、それから魚沼地区でこういう取組、プロジェクトがなされてまいりました。具体的には、地域の活性化とか地域のつながり、それから発信、そういうものを目指してその地域の市町村との連携の上で、例えばフォーラムであったりとか、様々なセミナーであったりとか、そういうイベントを多数打っていくというような取組でございます。  ただ、他方で、先ほどの答弁でも申し上げましたが、今現下の新型コロナウイルスの対応等もあるものですから、地域全体としての取組については若干延期を図ろうという方向で今検討を進めておるところでございます。 ○(馬場博文委員) 続きまして、91ページの高等教育機関設置推進室の11節広告料についてお聞きするんですけれども、先ほど室長の説明だけでは何か弱いような気がして、どこまで調べられたか分かりませんけれども、新潟工科大学がテレビにどれだけのお金をかけてCMを流しているのか、あとは専門学校のNSGさんが三条市で運営する専門学校のCMを流されていましたけれども、その辺がどのくらいの金額だったか分かっていたら教えてください。 ○(坂田高等教育機関設置推進室長) 新潟工科大学さんのあのよくできたCMは、よく見ているんですけれども、実際それが幾らかかっているのかというところは承知していないところです。CMにつきましては、東京の大手の広告代理店が関わって作成されているという話は聞いておりますけれども、その額までは把握はしていません。  実際、国公立大学でああいうテレビCMを流すような場面というものは私は見たことがなくて、公立大学としてああいうCMの打ち方がいいのかどうかというところを検討する中で、この広告料に掲載させていただいたやり方で来年度はいきたいと考えているところでございます。 ○(馬場博文委員) 新潟工科大があるのは皆さん分かっていたんですけれども、専門学校のほうはテレビCMで三条市にできるというのが分かったという方が非常に多くて、残念ながらいろんな広告を、三条市の広報紙とかいろいろやっていますけれども、三條新聞とかで取り上げてもそんなの見ている人は少なくて、テレビの本当に朝だけとかすごく限定された時間帯ですけれども、あれを見て、ああ、できるんだねと、うちの子供行かせてみるわみたいな人が多かったので、本当に高校生限定というよりも、高校生の子供を持つ親たちも、あっ、本当に大学ができて、それだったら三条市の大学にやらせたほうがいいねかねとかと思う人が多いと思うので、市立大学だからテレビCMできないということはちょっとその辺分からないですけれども、こうやって上げたので、今さら変更せよって大変だと思うんですけれども、高校生以外にも分かるような広告を考えていただきたいと思うんですけれど、いかがでしょうか。 ○(坂田高等教育機関設置推進室長) 今の広告料につきましては、一番のターゲットの高校生がどのように大学を選んでいるかというところを考えて掲載させていただいたものでございます。実際大学を選ぶ際には進学サイトからの情報で調べたり、そのほかには、学校の先生からの話によって選んでいくというようなことが上位に入ってきておりますので、この広告を打ちながら高校への説明会等を通じて高校生には周知を図っていきたいと考えているところでございます。 ○(馬場博文委員) 続きまして、先ほど名古屋委員も質問されていましたが、93ページの東京オリンピックホストタウン推進事業費についてお伺いしますが、今、新型肺炎ウイルスのことでやる、やらないは、そんなことは考えないでやるという前提でお聞きするんですけれども、今の話ですと何か合宿は柔道だけという限定だったんですけれども、たしかボクシングのほうも予選に参加されたと思うんですけれども、柔道以外でコソボの選手たちがどこかほかに出るみたいな情報とかは全然入っていないんですか。 ○(平岡政策推進課長) コソボ共和国のオリンピックの出場予定というお問いではありますが、私どもが大使館から伺っておりますのは、参加予定の競技としましては、柔道、そのほかに空手、ボクシング、陸上競技、水泳、射撃、自転車、アーチェリー、レスリング等と聞いております。  ただ、選手が本当にオリンピックそのものに出場できるか否かということについては、今段階で伺っております時限的なものは5月頃と伺っておりまして、種目が確定するのは順調にいけばその頃になるだろうと考えております。  それと、冒頭、合宿については柔道だけというようなニュアンスでお話を受け取られたというようなことでありますが、大使館との調整の中では、先ほど7月17日から23日までを予定したいということで事前合宿の予定を組んでおるということでございますが、これについてはほかの種目についても準備期間ということで予定したいと伺っております。 ○(馬場博文委員) 昨年柔道の世界大会でおいでになったときは、すごくびっくりするぐらい少ない人数で、選手は5人で、コーチが1人で、あと日本人の通訳が1人でした。7人への対応だったんですけれども、先ほどのことですと一体何人ぐらいを想定して、どこで受け入れて、あとはどこで練習してもらうのか。 ○(平岡政策推進課長) まず、人数の規模感でございますが、確定するのは先ほど申し上げました5月頃になろうかと思いますが、今の段階で伺っておりますのは、これまでも何度かお答えしましたとおり、選手としては10人程度、選手団として全体としては20人程度の受入れを予定しているところでございます。  受入れの場所については、中小企業大学校が昨年の世界柔道の際に非常に選手の皆さんに好評を得ましたので、事前合宿の宿泊についてもあそこを活用してまいりたいと思いますし、それから練習場所についても公共施設、それから民間施設、手を尽くして種目に合わせて手配してまいりたいと考えております。 ○(馬場博文委員) いや、ボクシングは苦戦で、かなりみんな負けたみたいなんで、実際そのぐらいの人数になると思いますので、対応をよろしくお願いしたいと思います。  最後に、それでは107ページの事業番号010賦課事務費についてお伺いしますが、この地番図作成業務等委託料、不動産鑑定委託料、土地評価業務委託料とか、かなり高額な金額を毎年委託先に出しているんですけれども、三条市の職員もすごい優秀な方がたくさんいると思うんですけれども、その人たちで対応はできないんでしょうか。 ○(鶴巻税務課長) 不動産鑑定委託料につきましては、不動産価格の動向等について、専門的な知識をお持ちの不動産鑑定士にお願いしており、職員はある程度の知識はあるにしても、専門の方にお願いしたほうが、実際の地価の動向等を熟知されておりますので、その方たちに引き続きお願いしたいと思っております。  また、システムの関係につきましても、何社か競争入札をした中で一番安い業者に、費用対効果等も含めて、お願いしておりますし、職員が知り得ない専門的なシステムの知見を持っている業者にお願いしておりますので、今のところは引き続き委託ということで考えておるところでございます。 ○(馬場博文委員) 専門的な知識を有しているということですので、不動産鑑定委託料と土地評価業務委託料と地番図作成業務等委託料の委託先を教えていただけますか。 ○(鶴巻税務課長) 先ほど申し上げましたように、システムの委託料につきましては1者随契ではございません。何社か競争した中でお願いしており、令和2年度についてはこれからでございますが、今年度の状況でよろしいですか。 ○(馬場博文委員) はい。 ○(鶴巻税務課長) システムにつきましては、朝日航洋というところにお願いしておりますし、不動産鑑定委託料につきましては、新潟県の不動産鑑定士協会にお願いしておりまして、その会員の方から実際の業務に当たっていただいているところでございます。 ○(岡田竜一委員) 79ページの表彰式費、政策推進課さんだと思いますが、聞いてもいいでしょうか。この予算にうたわれている表彰式はどこでやりますか。 ○(平岡政策推進課長) 表彰式の会場に関するお問いでありますが、今段階、事務方の検討として御理解いただきたいと思いますけれども、新たに体育文化会館が開館した中で、あのホールでどうかと今検討を進めておるところでございます。 ○(岡田竜一委員) そうじゃないかなと思いつつ聞いたんですけれども、以前中央公民館でやっている表彰式で、表彰される方々が壇上に上がるときに非常に危なっかしいという御指摘もあり、私も申し上げてきたところです。また今年も中央公民館だとちゃんとその対応をしてもらわないとまずいなと思いつつ聞いたので、体育文化会館ということになるのであればあまりそういう心配はないのかなとは思います。その辺の安全対策についてどのようにお考えかお聞きしたいと思います。 ○(平岡政策推進課長) 当日の式の安全対策ということでございますが、今現在も登壇される際には職員が介添えして危なくないように、安全を維持して対応しておるところでございますが、いずれにせよその点は十分に意を用いてまいりたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。 ○(岡田竜一委員) 続きましてお聞きしますけれども、81ページの政策推進課の、説明があったのかもしれませんが、確認の意味で、提言・実践首長会負担金10万円というのがありますけれども、これは何ですか。 ○(平岡政策推進課長) 提言・実践首長会に関するお問いでございますが、この会につきましては地域主導での地域づくりを目指して、全国から有志の首長さんが集いまして、連携して政策の提言を行い自ら実践していくということを目的に催される会でございます。平成15年4月から私どもはそこに参加しているところでございます。それから、この主催はNPO法人地域交流センターというところが主催されている会でございます。 ○(岡田竜一委員) 続きまして、89ページの、先ほども質問が出ていましたけれども、庁舎整備費6億3,955万5,000円について、ダブらないように聞きますけれども、まず、改めて耐震化のスケジュールについてお聞きしたいと思います。 ○(小林行政課長) 今回計上させていただいております予算が可決されましたら、来年度の4月上旬に公告を出しまして5月中旬に開札、そして一定額以上でございますので6月議会において議決を経た後、正式契約に入ります。その後、7月から来年3月までの工事期間を予定しておりまして、来年度末をもって工事の完了を想定してございます。 ○(岡田竜一委員) それで、細かなことなんですけれども、ここに運搬料410万円がありますが、これは材料を運ぶんじゃないかなとは思いますけれども、工事請負費とどういう関係なのか分かりません。この運搬料というのは何でしょうか。 ○(小林行政課長) 庁舎の耐震化におきましては、庁内の一部の書庫とか金庫といった大型什器、いわゆるプロでなければ運べないものについて一定の時間移設することになります。したがいまして、それらの運搬に係る費用を運搬料として計上させてもらったものでございます。 ○(岡田竜一委員) それから続けてお聞きしますけれども、既に質問が出ていたらすみませんが、91ページの高等教育機関設置準備費の中でのインターンシップ効果分析等業務委託料についてお聞きしますけれども、これはどこにどのような内容を委託するのかお聞きしたいと思います。 ○(坂田高等教育機関設置推進室長) このインターンシップ効果分析等業務委託料につきましては、昨年度から継続して行っているものになってございます。地方創生交付金を活用してインターンシップがどのような効果を生み出すのかというところを測っていただくということと、あとは大学の事務をいかに運営していくのかというところを併せて委託するという形でやってございます。  委託先につきましては、その両方ができるというところをいろいろ探していまして、何社かとプロポーザルを行った結果、トーマツという監査法人に委託しているところでございます。 ○(岡田竜一委員) それは、今年度もそこで、来年度もそこだという理解でよろしいんでしょうか。 ○(坂田高等教育機関設置推進室長) 基本的には単年度の契約になってございますけれども、いろんな引継ぎ等考えますと、これまでの経験を踏まえてまた来年度も引き続きやっていただくということを考えますと、その企業に委託したほうがいいと考えているところでございます。 ○(野崎正志委員) 83ページの事業番号100人事管理費のことでお聞きしたいと思います。  まず、1節の産業医報酬ということで、先ほどの説明ですと労働安全衛生委員が出席されてアドバイスを受けているということなんですが、市役所におけるこの安全衛生委員会というのは月1回開催されているのか、どんな感じで開催されているかお伺いいたします。 ○(本間人事課長) 三条市に安全衛生委員会が3つございます。三条庁舎、栄庁舎、下田庁舎、庁舎ごとに安全衛生委員会が設置されておりまして、月1回は開催しているところでございます。 ○(野崎正志委員) 次の産業医ということで、メンタル支援をされているということなんですが、来年度はこれからなんですが、今年度の実績として何人程度支援をしているのかお聞かせいただきたいと思います。 ○(本間人事課長) 正職員、一般任用職員の方でメンタル的な疾患に及んで休まざるを得ない方、これは年度によって全然波があるんですけれども、昨年度ですと経過観察者を含めて10人前後で推移しているところでございます。 ○(野崎正志委員) 次に、12節の職員健康診断委託料、今回は846万6,000円ということなんですが、昨年度より若干増えているんですけれども、この辺の経緯というか、場所を変えたのか、どういう感じでこうなっているのかお聞かせください。 ○(本間人事課長) こちらは見積もりを徴して予算要求しているものでございまして、実を言いますと一昨年ぐらいから健康診断委託料の単価が少し上がりつつあったものでございまして、実際に受ける人数というのはほぼ同じなんですけれども、差が約60万円ですか、少し増額になっているところでございます。 ○(野崎正志委員) 13節の施設使用料は、どういう内容でしょうか。 ○(本間人事課長) これは職員採用試験に関わる施設借用料でございまして、合同企業説明会に参加する際に施設を借りて企業の説明会をするものでございます。 ○(野崎正志委員) 次に、91ページの事業番号010高等教育機関設置準備費ということで、この中で専門員の報酬が今回4人から8人になったということで、今の設置推進室の中で相当窮屈になるかと予測されるんですが、設置推進室をどこかに移転するとか、来年度はどういう位置づけになるんでしょうか。 ○(坂田高等教育機関設置推進室長) 設置専門員ということで4名増員したいと考えているところでございまして、部屋の中が手狭になるということもありまして、今どのように対応すべきか検討しているところでございます。 ○(野崎正志委員) その検討というのは、場所、部屋を変えるとか、また今の部屋の配置をさらに検討して変えるのか、どっちのほうの準備を考えているんでしょうか。 ○(坂田高等教育機関設置推進室長) 基本的には今の場所をそのまま残すような形で何とかできないかと今考えているところでございます。 ○(野崎正志委員) 同じく93ページの17節の機械器具費ということで、先ほどの説明ですと工作機械等ということで設置するということなんですが、どの程度の工作機械を今回は予定されているのか、また今後どのような購入予定になるのか教えてください。 ○(坂田高等教育機関設置推進室長) 新年度に購入を予定しております機器、工作機械につきましては、汎用の旋盤であったり、フライス盤といったまず基本的なもの、低学年のうちに1回実習しておくべきものを購入したい。そのほかにも実験機器として、材料の硬度を測ったり、衝撃の試験をしたり、曲げる試験をしてみたりといったような試験機等を購入したいと考えてございます。  また、その翌年度にもやっぱり購入が必要かと考えておりまして、その際には今度は汎用ではなくてNC、数値制御します旋盤であったり、フライス盤、あるいはマシニングセンタといった機器、そのほかにも電子顕微鏡といったある程度の精度が測れるような試験機等を導入していきたいと計画しているところでございます。 ○(野崎正志委員) 次に、自動車購入費ということで計上されているんですが、どの程度の車を、2台なのか1台なのか、お願いいたします。 ○(坂田高等教育機関設置推進室長) 今考えておりますのが軽のバン1台とワゴンタイプ普通車の1台の2台を考えているところでございます。 ○(野崎正志委員) 次に、事業番号020ふるさと三条応援寄附金推進事業費ということでお聞きしたいんですが、手数料が昨年度より半額程度減っているんですが、ふるさと三条応援寄附金の今後の方向感といいますか、規模感といいますか、大分減額になるかと思うんですが、どのような考え方でいるのか教えてください。 ○(鶴巻税務課長) 委員御指摘の手数料の減額につきましては、寄附金額が減ったことによりましてふるさと納税サイトに支払う金額が減ったのでということでございます。令和2年度の寄附の見込みにつきましては、返礼品の充実とか、あと広告の充実、あるいはもう一つポータルサイト等を増やして寄附金増に努めてまいりたいと思っております。今の時点での寄附金額の見込みにつきましては、2億5,000万円程度を見込んでいるところでございます。 ○(野崎正志委員) 次に、最後にしますけど、107ページの事業番号020収納事務費の1節の徴収対策専門員報酬ということで、先ほどの説明ですと週2回が週1回になったということで減額されたということで、今徴収率は98%ぐらいになっているかと思うんですが、減ることによって要は職員の方に何か負荷がかかるとか、このことに対し何か対策みたいのがあるんでしょうか。 ○(上原収納課長) このたび徴収対策専門員を1週間に2日から1日に減らさせていただいたんですが、それはあくまで御本人の都合で減らさせていただいたわけです。その中で、徴収対策専門員につきましては平成28年度から開始しましてもう大分たっているということで、大分職員のほうもノウハウも身につけてきたということで、あと実際の徴収対策専門員については難しい案件の相談がメインになりますので、実際1週間に1日来ていただいて、そういう相談をすることによって、それによって負荷がかかっているような形はありません。  以上です。 ○(野崎正志委員) 113ページの事業番号010国勢調査費についてお聞きしたいと思うんですが、これは前回平成27年にやって5年後なので、ちょうど令和2年ということで、今回の調査期間を教えていただきたいと思います。 ○(三巻財務課長) 御承知のとおり基準日が10月1日でございます。ですので、実際の調査票の配布等は9月の時点から始めまして、10月の中旬頃までにはその調査票を回収していきたいと考えているところでございまして、その後その中身のチェック等をして県のほうに提出するというようなスケジュールになると思います。 ○(野崎正志委員) この国勢調査というのが5年に1回で、大きな人口動態の基準になるかと思うんですが、この中で10節の消耗品費、実際これはどういう内容に使うのか教えていただきたいと思います。 ○(三巻財務課長) この消耗品につきましては、それぞれ調査員さんにお配りする資料の用紙代だとか、あとはペンだとか筆記用具、そういったものでございます。 ○(西沢慶一委員) 87ページの事業番号010庁舎管理費で、1節パートタイム職員報酬というのが上がっていますけれども、去年の予算書にはなかったんです。ということになると新たに職員を雇用するつもりなのか、その点はどうなんでしょうか。 ○(小林行政課長) 先ほど人事課長の答弁にもございましたが、令和2年4月の会計年度任用職員制度の発足に伴いまして、これまで臨時職員として計上していたものについて名称がパートタイム職員報酬に変わったものでございます。 ○(久住久俊委員) 107ページ、先ほど収納課の質問を聞いていて思い出しましたので、この予算の委員会でも数年前に提案したことがございましたんですが、収納業務に関して私ども自由クラブで視察をしました先が船橋市でございまして、そこでは何と差押えから入るんです。びっくりするでしょう。  それで、病人の布団を剥がすみたいなことで、ふざけやがって、普通そう思うんだけれど、実は本当にたまってしまった滞納分というのは払いにくくなるから、ぜひ相談に来てくれと、分割による納入しやすいような方法、そういったことを促すためにやっているわけでございます。  ぜひ収納課で船橋市を視察していただくなりなんなり勉強していただいて、本当にたまると払いにくくなるわけですから、それを逆ショック療法、こういった方法を行っているということで、視察はその当時殺到していたそうでございます。ぜひ、船橋市のそういう手法を研究していただきたいと思いますので、お願いします。 ○(野嵜久雄委員長) 答弁求めますか。 ○(久住久俊委員) 研究してください。 ○(上原収納課長) 委員が今おっしゃられたようにいろいろな手法がある中で、我々としても現在土地の公売等をメインに今やっていますけれども、多種多様な手法について今後研究してみたいと思います。 ○(野嵜久雄委員長) 以上で質疑を終了したいと思いますが、御異議ございませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○(野嵜久雄委員長) 御異議がありませんので、以上で質疑を終了いたしました。  それでは、3時20分まで休憩します。                                 休  憩 午後3時05分                                 再  開 午後3時20分 ◆第1表歳出、第3款民生費について ○(野嵜久雄委員長) 休憩前に引き続き会議を開きます。  次に、第3款民生費について提案理由の説明をお願いいたします。 ○(小林行政課長) それでは、予算書138、139ページをお願いいたします。3款民生費、4項災害救助費、1目災害救助費について説明いたします。  本事業につきましては、新潟県県外避難者支援事業補助金を活用し、東日本大震災により被災し、本市へ避難された被災者に対し、各種支援を行うものでございます。本事業を構成いたします個別具体の運営につきましては、交流ルームひばりの運営等については福祉課、帰宅支援については建設部、日常的な市民活動や交流事業として実施しております被災者生活支援事業につきましては地域経営課がそれぞれ担っており、これらを総括して東日本大震災被災者支援費として取りまとめ行政課において予算計上させていただくものでございます。  最初に、事業番号010東日本大震災被災者支援費831万2,000円でございます。1節のパートタイム職員報酬及び3節期末手当、8節費用弁償につきましては、避難者の受入れに伴う事務補助員雇用に係る経費であり、現在、三条庁舎においてフルタイム勤務し、避難者応援情報誌「浜通り×さんじょうライフ」の冊子になりますが、この編集業務を行っている職員の人件費でございます。  続いて、10節の消耗品費9万6,000円につきましては、総合福祉センターに設置してございます交流ルームひばり開設に伴う費用でございます。  同じく10節の燃料費3万円につきましては、避難者帰宅支援事業として実施を予定しておりますバス運行に係る費用でございます。  11節傷害保険料3万円につきましては、避難者を対象としたイベントや交流会の実施に係る費用でございます。
     12節指定管理料1万8,000円につきましては、交流ルームひばりを占有するに当たり、総合福祉センターの指定管理を受けています社会福祉協議会に対し支弁する費用でございます。  同じく12節被災者生活支援事業委託料554万1,000円につきましては、東日本大震災で三条市に避難されている方と三条市民との交流を促進する目的で実施されております事業でございます。この事業については、特定非営利活動法人NPOさんじょうに委託してございます。主な事業内容といたしましては、三条市コミュニティ支援交付金交付団体やまちづくり団体、その他コミュニティ活動団体との交流マッチングや、その交流について、虹のかけはしという雑誌を1,500部刷って、年間10回程度配布しておりますし、また、その他公共施設や老人クラブ連合会、避難者世帯等へ周知するものでございます。  13節有料道路通行料4万4,000円につきましては、帰宅支援事業に係る費用でございます。  同じく13施設使用料23万7,000円につきましては、避難者が市内施設、具体にはいい湯らていや八木ヶ鼻オートキャンプ場等を利用される際の補助でございます。13節器具借上料14万6,000円は交流ルームのパソコンリース費用でございます。  説明は以上でございます。 ―――――――――――――――――――――――――――――――― ○(野嵜久雄委員長) これより質疑を行います。 ○(馬場博文委員) 昨年度は77人31世帯だったそうですが、今年度はどのくらいの人数の予定なんでしょうか。 ○(小林行政課長) 現在三条市に避難されておる方でございます。3月現在、73人が避難しておりまして、世帯数は29世帯でございます。 ○(岡田竜一委員) 災害救助費についてお聞きします。先週は3・11であったわけです。残念ながら今回コロナの関係で慰霊式典はできなかったわけですけれども、今年9年ということで、来年10年になるわけです。一つの節目という捉えになると思いますけれども、今年の分も含めまして、10年ということで何か周年事業の計画はされているんでしょうか。 ○(小林行政課長) 現時点では確かなことは決まっておらないと伺っております。ただ、毎月のように交流ルームひばりで避難者と所管課である福祉課が相談する中で、また直前になって追悼式とか、一定の節目でございますので、何らかの事業が計画されるとも考えておりますので、よろしくお願いします。 ○(岡田竜一委員) 併せましてお聞きします。被災者生活支援事業委託料554万1,000円ですけれども、今お聞きしたらNPOさんじょうに委託してするのだということですけれども、NPOさんじょうにつきましては、設立の趣旨が、いわゆる中間支援組織を育成していくのだという裏方の仕事、市民活動を支援していくという、そういう陰の存在といいますか、それが本業だと思うんです。その団体が、毎年毎年このように被災者生活支援事業ということで大変高額な金額だと思いますけれども、内容をお聞きしたら、今73人が避難されているという状況で、はっきり言って、9年、10年たってきた中で、もちろん風化させてはいけないという気持ちも私もありますし、國定市長の最後の一人まで支援していくんだという気持ちは分かります。ですが、この支援事業の在り方も含めまして、この554万円をかける意味と効果を検証しなきゃいけないんじゃないかと思います。どのようにお考えですか。 ○(小林行政課長) 本事業の指摘につきましては、かねてより決算、また昨年度の予算の中でも御指摘いただいているところでございます。それらを受け、所管課と相談させてもらいまして、国からの支援、また県からの支援があるというものをしっかりチェックするということで、再度点検させてもらいました。その中で、この554万1,000円の中身につきましては、396万3,000円が被災者の雇用に係る賃金で、残りの157万8,000円がパソコンのリース料、またコミュニティー紙の作成、あとは保険料という形でございます。そうした中で、市は同法人への委託が妥当かどうか、もう一回点検させてもらったところ、避難者の方々や雇用される方々に伺いましたら、就業が難しい方への支援ということで私たちは雇用されているということで、継続的な支援が必要というヒアリングを受けたところでございます。したがいまして、支援が必要な避難者の実態を熟知しているNPOさんじょうが妥当ではないかという結論に至ったと聞いております。 ○(岡田竜一委員) 私はNPOさんじょうが妥当かということについては、はっきり言って疑念があります。被災者支援につながればいいわけですので、ぜひ所管で御検討をお願いしたいと思いまして質問させていただきました。  以上であります。 ○(野崎正志委員) 先ほどの三条市児童クラブ条例の中で、さんさん児童クラブが総合福祉センターの今のひばりのところを使用するというようなお話があったんですが、ということになると、今ひばりが使用している部屋を替えなければならないと思うんですが、今度どの部屋に移動を予定されているんでしょうか。 ○(小林行政課長) 交流ルームひばりの開設状況につきまして説明させていただきます。開設時間が日曜日、水曜日、金曜日が午前10時から午後2時、また月曜日については午前10時から12時、火曜日、木曜日、土曜日については休館ということで、現時点では行っております。その後、また新年度に当たりましては先ほどの児童クラブとの調整がされるものと思っておりまして、話が決まりましたらまた調整されるものと考えてございます。 ○(野崎正志委員) 調整はいいんですけど、具体的に例えば2階のどこの部屋に行くとか、1階のどこかに行くとかは具体的にどういう調整がなされるんでしょうか。 ○(小林行政課長) 今手元にその辺の情報がないので、少し時間をいただければと思います。申し訳ございません。 ○(野嵜久雄委員長) 以上で質疑を終了したいと思いますが、御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○(野嵜久雄委員長) 御異議がありませんので、以上で質疑を終了いたしました。 ―――――――――――――――――――――――――――――――― ◆第1表歳出、第4款衛生費について ○(野嵜久雄委員長) 次に、第4款衛生費について提案理由の説明をお願いいたします。 ○(平岡政策推進課長) それでは、恐れ入ります、140ページ、141ページをお願いいたします。4款衛生費、1項保健衛生費、1目保健衛生総務費、事業番号020スマートウエルネス三条推進事業費37万3,000円は、全国のスマートウエルネスシティ首長研究会出席の旅費、これはスマートウエルネスに取り組む自治体の情報共有の場でございますが、その旅費でございます。そのほか、民間企業を交えて情報共有を行うスマートウエルネスコミュニティ協議会負担金を計上してございます。  説明は以上でございます。よろしくお願いいたします。 ―――――――――――――――――――――――――――――――― ○(野嵜久雄委員長) これより質疑を行います。 ○(野崎正志委員) 18節のスマートウエルネスコミュニティ協議会負担金ということで5万円が予算措置されているんですが、今全国でスマートウエルネス構想というのが各自治体、例えば新潟県でいえば見附市とか新潟市がスマートウエルネス構想をしていると思うんですが、全国規模でいくとどのぐらいの自治体が参加されているんでしょうか。 ○(平岡政策推進課長) 全国規模で自治体がどういう動きをしているかというお問いでございますが、先ほど説明の中で申し上げました首長研究会のほうにつきましては、105市区町村が参加しておりますし、それからスマートウエルネスコミュニティ協議会につきましては、31自治体がここに参加しております。ここは、31自治体のほかに、先ほど申し上げました民間企業、学術、有識者等が参加する場となっております。 ○(野嵜久雄委員長) 以上で質疑を終了したいと思いますが、御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○(野嵜久雄委員長) 御異議がありませんので、以上で質疑を終了いたしました。 ―――――――――――――――――――――――――――――――― ◆第1表歳出、第9款消防費について ○(野嵜久雄委員長) 次に、第9款消防費について提案理由の説明をお願いいたします。 ○(小林行政課長) 続きまして、第9款消防費について説明いたします。  予算書214、215ページをお願いいたします。5目災害対策費4,720万2,000円のうち、事業番号010災害対策事業費3,964万5,000円は、防災気象アドバイザーの雇用や各種会議の報酬のほか、防災行政無線保守管理委託料や同報系防災行政無線移設業務委託料など有事の際に市民の皆様に迅速かつ的確に情報をお届けするために必要な経費を計上させていただいたものでございます。前年度対比で401万円程度の減額でございます。  続きまして、事業番号020地域防災力強化事業費531万5,000円につきましては、避難情報発令の際、五十嵐川においてはこれまで、渡瀬橋水位基準のみとしていましたが、7・29水害の被害実態を踏まえ滝谷地区と荒沢地区それぞれの地区の水位基準を加えて、より精度の高い情報発信とすることと併せ、布施谷川と鹿熊川の2河川についても新たに避難情報を発令していくことなどを周知するための費用や市民の皆様から防災意識を持っていただくための防災フェスティバル開催に係る費用、自治会長に配布しております戸別受信機の整備などに必要な経費を計上させていただいたものでございます。前年度対比で530万円程度の減額となっております。  事業番号030総合防災訓練費224万2,000円は、本年6月21日日曜日に予定しております水害対応等総合防災訓練等において、今年度は新たに物資配送訓練を加えた費用などを計上させていただくものでございます。前年度対比で96万円の増額となっております。  説明は以上でございます。よろしくお願いします。 ―――――――――――――――――――――――――――――――― ○(野嵜久雄委員長) これより質疑を行います。 ○(久住久俊委員) 消防費の中での災害対策費、事業番号030総合防災訓練費についてお伺いしたいと思います。まず、防災訓練についての質問です。まず、一問一答で、今年の開催日、開催の主な内容についてお伺いいたします。 ○(小林行政課長) 6月21日の日曜日に開催を予定しております。今年度につきましては、局地的な災害も含めた豪雨災害を想定した情報伝達の訓練を中心と考えておりますし、また次代を担います中学生のボランティアを動員させていただきまして、防災教育の一環としても取り組んでいきたいと考えております。 ○(久住久俊委員) 昨年度の予算書と比較いたしましたら、訓練会場設営等委託料はございませんでした。これは、新規だと思いますが、どのような内容なのか。  あとシナリオ作成委託料が増えておりますけれども、先ほども委託料について厳しい指摘がありましたが、安易な委託ではないのか確認したいと思います。 ○(小林行政課長) 御指摘のように訓練会場設営等委託料は新たに設けるものでございまして、地場産業振興センターを会場として今一番被災者が困っております物流の訓練を行うもので、借用するため新たに計上させていただくものでございます。  あと委員御指摘のように、昨年も委員から指摘いただいたんですが、安易な委託ということは私どもは考えておりません。どういうことかというと、今までは職員で作成したシナリオを中心とした訓練だったんですが、我々事務局というか災害対策本部も想定していない、すなわち想定外の負荷を外部の専門家から想定していただいて、それをもとに我々はどこが一番弱いか、予定調和型ではないストレスをかけていただいて、そこで自分たちの未熟さを見いだすという訓練を想定しております。その経費が増嵩したものと捉えていただければ幸いでございます。 ○(馬場博文委員) 217ページの事業番号010災害対策事業費の12節防災行政無線保守管理委託料についてお伺いします。ほかの委託料は、消費税分が上がっているところと上がっていないところがあるんですけれども、この防災行政無線保守管理委託料だけ昨年度より上がっていると思うんです。今年度が1,476万2,000円で来年度が1,623万6,000円ということで1割ぐらい上がっている理由を教えてください。 ○(小林行政課長) 馬場委員御指摘のように、この項目については今年度に比べますと約150万円増嵩しております。その理由につきましては、平成30年度に防災無線のシステムを入れ替えさせていただきました。したがいまして、翌年度の令和元年度につきましては新しいシステムの保証期間であり、メンテナンスが無料になったものでございますが、来年度計上させていただいております1,623万6,000円というのは、通常ベースのメンテナンス費用等でございまして、今年度が安かったものでございます。 ○(馬場博文委員) それに関連して、先ほど、本日のお昼に防災行政無線を使って市民に訴えかけがあったようですけれども、残念ながら庁内にいた私たちもほぼ何を言っているか分からないような状況です。私は前職放送関係にいたので、アナウンスをもう少し練習というか、ある程度才能が必要なので、その辺があればもっと市民の方に何を言っているか分かるようになると思うんです。私が3月定例会で一般質問したように、いい機械があります。そのソフトを使っていただければ、市民の生命に関わることですので、災害時、市民にすぐ逃げろということで市民の耳にすごく入りやすいようなアナウンスを機械がやってくれます。本当にその辺のことを熟知してもらいたいなと今日つくづく実感したので、その辺考えているのかお聞きします。 ○(小林行政課長) 一般質問で御質問があったものかと思っております。そのときと同じになりますが、日進月歩でそういういい技術進歩がございますので、費用対効果もまたあると思いますので、しっかり検討していきたいと考えております。 ○(久住久俊委員) 今の馬場委員の話について、ちょうど防災無線のアナウンスを自由クラブの3人で聞いておりまして、本当に重要なポイントかもしれません。災害のときは、耳目を集めるということが重要で、聞きやすいか、これは命の分かれ目、生死の分かれ目になりかねないわけでございます。はっきりと聞きやすいアナウンスをするという重要性は本当に大きいと思うんです。  来年度予算にはこれは間に合わなかったかもしれないが、指摘されたことは命に関わることなので軽々しく扱わないで、真剣に行政課、それから消防で考えていただいて、方向性としてはアナウンスが適切でなおかつはっきり聞こえるか聞こえないかで生死を分けるということもあり得るという切実さをぜひ考えて、来年度以降これは課題として研究していただきたいと思います。私からも強く同調して申し上げたいと思います。答弁は結構です。 ○(名古屋豊委員) 217ページの防災カメラ設置業務委託料についてお伺いしたいと思います。  さっき説明があったのかもしれませんけれど、これも本年度に比べると大分増額されていると思います。具体的にこれは新規で防災カメラを設置するということなのか、それであれば何台程度ということなのか、令和2年度に設置することによって全体としてはどれぐらいになるのか、その点を確認したいと思います。 ○(小林行政課長) 防災カメラ設置業務委託料の御質問でございます。既設の箇所につきましては12か所ございます。そこについてもバッテリーの交換等がございますし、新年度には新規で1か所加えた費用になってございます。したがいまして、13台ということでございます。 ○(名古屋豊委員) そうすると、令和2年度はバッテリー交換など更新の時期がたまたま重なって、昨年度に比べると相当額も上がっているように見えるんですけれども、そういう理解でいいんでしょうか。 ○(小林行政課長) お見込みのとおりでございます。 ○(名古屋豊委員) 219ページ、先ほど久住委員からもありました防災訓練シナリオ作成委託料について私も伺いたいんですけれども、先ほどの課長の答弁で皆さんのほうで想定し得ないものをということで、これはたしか4年前まで自前でやっていたのを今はコンサルにお願いしているということだと思うんですが、その答弁が昨年もあったと思うんです。分かったようで分からないというか、むしろ地元で仕事をされていて、7・29、7・13の水害も経験されて、地域の声もしっかりといつも聞いている職員の皆さんがシナリオを作成したほうが、地域の課題なんかもしっかり分かった上で作れるんじゃないかと思って先ほどの答弁をお聞きしていたんですが、どうなんでしょうか。 ○(小林行政課長) 先ほどの答弁でありますとやはり少し丁寧さに欠けたということで、改めて説明させていただきます。  4年くらい前までは、気象庁や、また国土交通省のほうも土壌雨量指数とか、また1時間当たりの雨量メッシュというんですが、それらの精度が今ほど設置差がなかったということがございまして、昨年来、警戒レベルの話とか、エリアメッシュで5キロ範囲で、それがどんどん縮まって、局地的にどこに雨が降るかというような、非常にテクニカルな予報が進んでおります。  そうした中で、今までですと、例えば朝大雨が降ったという条件付与をして、情報伝達で終わっていたんですが、今度はそれを、例えば五十嵐川の上流に降って刈谷田川の上流に降らなかった。すると、五十嵐川と刈谷田川の合流点は大丈夫だけど、信濃川の上流に降ったとか、全体的な気象知識がなかった中でシナリオを付与するのは少し現実味に欠いていたというものがありました。それらを三条市の防災総合アドバイザーであります片田先生が監修されております株式会社アイ・ディー・エーに委託させてもらっておりまして、それは今までも委員からの指摘のように丸投げではなくて、あらかじめ三条市の五十嵐川は鹿峠地区に雨が降ると刈谷田川には降らない傾向にあるとか、そういう話を伝え、一定条件を付与した上で株式会社アイ・ディー・エーから作ってもらっております。  それが費用の増嵩の経緯でございますし、当日株式会社アイ・ディー・エーの職員が5名くらい来まして、我々の動きを点検して、それをこのときはオペレーションとしてはまずい、またこのときの情報伝達はしっかりアナウンスができていなかったということを複数名でチェックしていただいて、それをまたもう一回持ち帰って防災対策に生かしているということでございます。  したがいまして、この費用についてはやはり命を守るという訓練の中では必要なものと捉えておりますので、御理解いただければと思います。 ○(名古屋豊委員) 今の課長の説明で中身はよく分かったし、重要なものだということも理解しました。今年度は約60万円で、令和2年度は約100万円ということで、この相場観が僕は分からないので、命を守るために必要なお金だ、だから100万円だと言われてしまうと、僕も言いようがないんです。当日の立会い5人来られるということは必要なのかもしれませんが、去年の答弁では事前の打合せの費用もかかっているんだという答弁だったと思います。  そういった部分では、今の御答弁で、まさに事前の打合せに入ってくると思うんですが、相当職員の皆さんも一緒に中に入った上で議論してこのシナリオを作成していっているんだろうなということも分かったわけですが、それがこの100万円というのが果たして妥当な金額かどうかというのはどこでどう判断すればいいのか分かりません。片田先生が関わる株式会社アイ・ディー・エーはほかのところでも同じような形で、ほかの自治体でも同じような形できっとやっておられるんでしょうし、このあたりの相場観を皆さんは捉えた上で予算計上されているのか伺いたいと思います。 ○(小林行政課長) 私どもがこの予算を計上させていただくに当たり、つかみで九十何万ではなくて、一応明細書をいただいております。その中においては、技術士とか気象アドバイザーという一定の資格を有した人件費、具体に言うと、このA主任は2万5,000円掛ける3日とか、その積算を積み上げたものでございまして、人件費がほとんどでございます。  あと会社が群馬県にございまして、その旅費が20万円くらいだったと記憶しておりますが、計上させてもらっております。  それで、ほかの自治体についても、片田先生は3・11の津波の際に、釜石の奇跡ということで、防災教育のスペシャリストということで、そこの自治体にも確認しておりますが、一定の積算の根拠には妥当性があると捉えておりました。  しかしながら、本当に成果を上げるためにはこの言われた額をしっかりと我々のほうでチェックしていくことが大事かと思いますので、しっかり重く受け止めて執行してまいりたいと思います。 ○(野崎正志委員) 217ページですが、事業番号010災害対策事業費の10節消耗品費でお伺いするんですが、今回新型コロナウイルス対策ということで、マスクが140万枚あったということで、ここで言う消耗品費の中で対応していたものか、その辺の購入について、ここで買っているのか、それを伺いたいと思います。 ○(小林行政課長) 現在三条市が保有しております備蓄マスクにつきましては、平成24年に市内の匿名の企業でございますが、御寄附いただいたものでございます。それを今三条市の備蓄品としてストックしておるものでございます。  それで、来年度の予算に係る御質問と捉えておりますが、三条市におきましては平成24年に避難所の在り方の見直し検討会を立ち上げまして、避難所の中で何が一番必要かを検討してまいりました。その中で、ばんそうこう、消毒液、保存袋、粉ミルク及び使い捨て哺乳瓶というものがまずは大事だろうという答申がなされましたので、その費用を積算して、消耗品の中で購入を予定しております。  今回のコロナウイルスの関係を踏まえまして、当然優先順位の高いところである医療機関等に出しております。それらの費用についても今後補充等が必要かと思いますので、この消耗品の中でも対応していきたいと考えております。 ○(野崎正志委員) 次に、10節の施設修繕料160万円が出ているんですが、これは何の修繕料になるんでしょうか。 ○(小林行政課長) この費用につきましては、防災無線の装置、あとサイレンの修繕料でございます。 ○(野崎正志委員) 同じく13節の住宅借上料43万7,000円はどういう内容なんでしょうか。 ○(小林行政課長) 217ページの一番上にあります1節防災気象アドバイザー報酬という項目がございます。この防災気象アドバイザーを5月から10月の間雇用させていただくということで、その方の住宅費として計上させていただきました。 ○(野嵜久雄委員長) よろしいですか。(「なし」と呼ぶ者あり)  以上で質疑を終了したいと思いますが、御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○(野嵜久雄委員長) 御異議がありませんので、以上で質疑を終了いたしました。 ―――――――――――――――――――――――――――――――― ◆第1表歳出、第11款公債費について ○(野嵜久雄委員長) 次に、第11款公債費について提案理由の説明をお願いいたします。 ○(三巻財務課長) それでは、私から説明を申し上げます。  予算書の260ページ、261ページをお願いいたします。11款公債費94億364万7,000円、4億6,941万6,000円、5.3%の増でございます。これは、10年利率見直し方式による借換債及び長期債元金償還金の増などによるものでございます。  1目元金は89億5,990万6,000円で、長期債の元金償還金でございます。  次の2目利子は4億4,284万6,000円で、長期債の利子のほか、一時借入金利子1,000万円などでございます。  次のページをお願いします。3目公債諸費89万5,000円は、過去に発行したひまわり債の償還に係る元利支払い手数料でございます。  以上でございます。よろしくお願いいたします。 ―――――――――――――――――――――――――――――――― ○(野嵜久雄委員長) これより質疑を行います。(「なし」と呼ぶ者あり)  以上で質疑を終了したいと思いますが、御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○(野嵜久雄委員長) 御異議がありませんので、以上で質疑を終了いたしました。 ――――――――――――――――――――――――――――――――
    ◆第1表歳出、第12款諸支出金について ○(野嵜久雄委員長) 次に、第12款諸支出金について提案理由の説明をお願いいたします。 ○(三巻財務課長) それでは、同じく予算書の262ページ、263ページをお願いいたします。12款諸支出金、1項1目基金費36万1,000円は、公共施設整備基金の運用益の積立金でございます。  以上でございます。よろしくお願いいたします。 ―――――――――――――――――――――――――――――――― ○(野嵜久雄委員長) これより質疑を行います。(「なし」と呼ぶ者あり)  以上で質疑を終了したいと思いますが、御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○(野嵜久雄委員長) 御異議がありませんので、以上で質疑を終了いたしました。 ―――――――――――――――――――――――――――――――― ◆第1表歳出、第13款予備費について ○(野嵜久雄委員長) 次に、第13款予備費について提案理由の説明をお願いいたします。 ○(三巻財務課長) それでは、同じく予算書の262ページ、263ページをお願いいたします。13款予備費は1,000万円で、前年と同額の計上でございます。  以上でございます。よろしくお願いいたします。 ―――――――――――――――――――――――――――――――― ○(野嵜久雄委員長) これより質疑を行います。(「なし」と呼ぶ者あり)  以上で質疑を終了したいと思いますが、御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○(野嵜久雄委員長) 御異議がありませんので、以上で質疑を終了いたしました。   〔何事か呼ぶ者あり〕 ○(小林行政課長) 先ほど交流ルームひばりの関係で1点答弁残しがありましたので、お答えさせていただきます。  先ほど野崎委員のほうから指摘ありました子育て支援課が提案させていただいております議案の中で、さんさん児童クラブが交流ルームの中に入る、それがバッティングするというお話がございました。今確認させてもらいましたところ、交流ルームの今使っているところをさんさん児童クラブが使わせてもらって、交流ルームひばりというのはあくまでも部屋の名前ではなくて、エリアのことを指すものでありまして、通路を挟んだ反対側の事務室にそのスペースがあって、そこに来年度の4月から移動して、そこを交流ルームひばりとして移設するということでございました。よろしくお願いします。 ○(野嵜久雄委員長) ありがとうございました。  それでは、しばらく休憩いたします。                                 休  憩 午後3時57分                                 再  開 午後3時57分 ○(野嵜久雄委員長) 休憩前に引き続き会議を開きます。  お諮りいたします。本日の会議はこの程度で散会し、次の会議は明日18日午前10時に開くこととしたいと思いますが、御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○(野嵜久雄委員長) 御異議がありませんので、そのように決定し、本日はこれをもちまして散会いたします。                               散  会 午後3時58分...