新発田市議会 > 2022-03-17 >
令和 4年 一般会計予算審査特別委員会(経済建設関係)−03月17日-01号

  • "物件補償"(/)
ツイート シェア
  1. 新発田市議会 2022-03-17
    令和 4年 一般会計予算審査特別委員会(経済建設関係)−03月17日-01号


    取得元: 新発田市議会公式サイト
    最終取得日: 2022-11-29
    令和 4年 一般会計予算審査特別委員会(経済建設関係)−03月17日-01号令和 4年 一般会計予算審査特別委員会(経済建設関係)            一般会計決算審査特別委員会  委員会記録                (経済建設常任委員会関係) 令和4年3月17日  ─────────────────────────────────────────── 〇出席委員(10名)    委員長  石  山  洋  子  委員   副委員長  中  野  廣  衛  委員         宮  崎  光  夫  委員         水  野  善  栄  委員         五 十 嵐  良  一  委員         板  倉  久  徳  委員         小  林     誠  委員         入  倉  直  作  委員         渡  邉  葉  子  委員         佐  藤  真  澄  委員  ─────────────────────────────────────────── 〇欠席委員(なし)  ─────────────────────────────────────────── 〇説明のため出席した者        産業戦略監        清   田   稲 盛 樹        商工振興課長       小   林   一   哉        観光振興課長       井   上   貴   之
           農林水産課長       長 谷 川   英   一        地域整備課長       大   滝   一   仁        維持管理課長       穴   水   雄   二        建築課長         小   野   正   一        財産管理課長       古   田   祐   三        下水道課長        星   野   茂   樹        農業委員会事務局長    寺   尾   嘉   英        中央図書館歴史図書館長  細   野   孝   司  ─────────────────────────────────────────── 〇事務局職員出席者        次長           古   田   潤   子        主事           斎   藤   正 太 郎           午前10時00分  開 会 ○委員長(石山洋子) それでは、全員出席ですので、ただいまから一般会計予算審査特別委員会を開会いたします。  担当課から本日の審査に係る説明資料があらかじめ届いております。委員の皆様にはSideBooksの本日の使用資料に配信しておきましたので、ご了承願います。  本日は、経済建設常任委員会所管分について審査いたします。委員の皆様に申し上げます。一般会計予算審査の最終日3月18日に市長総括質疑を予定しております。市長総括質疑は、課長等に質疑を行った事項で明確な答弁が得られず、課長等の判断レベルを超える総括的な政策判断等を問うものであります。このことをご承知いただき、市長総括質疑を求める場合は、この場で通告願います。  それでは、審査に入ります。  説明員の皆様に申し上げます。説明に当たっては歳出、歳入の順とし、軽易な事項は省略し、重要事項のみ簡潔明瞭に説明願います。  説明順序は、委員会条例第2条の表に掲げるとおりとし、担当課長から順次説明を願います。  小林商工振興課長。 ◎商工振興課長(小林一哉) おはようございます。商工振興課所管分についてご説明申し上げます。  初めに、歳出であります。予算書の181ページからお願いいたします。労働費のうち上から4つ目の丸印、勤労者福祉サービスセンター支援事業は、勤労者の福利厚生事業を支援するため、新発田市勤労者福祉サービスセンターに対し、人間ドックや健康診断の助成費用など事業費の一部を補助するものであります。  次の組織労働者福利厚生活動支援事業は、連合下越地域協議会が勤労者を対象に実施するダイヤル相談事業の経費の一部を補助するものであります。  次の新潟職能短大産業教育振興協議会支援事業は、職能短大の学生が行う各種活動への支援や卒業後市内に居住、または就労する意欲のある学生に対する授業料給付など、協議会が行う事業の経費の一部を補助するものであります。  次の雇用対策推進事業は、高校生及び大学生のインターンシップや市内企業の健康経営の推進、若者の離職防止など、企業の人材確保を支援するため、商工会議所内のアクティブ仕事館が実施する事業の委託費であります。  次の若者就労支援事業は、ニートなどの若者や就職氷河期世代と言われる方々への就業相談を実施している下越地域若者サポートステーションに対し、臨床心理士による相談事業やジョブトレーニング等のプログラム実施を委託し、若者らの自立を支援するための費用であります。  次に、203ページをお願いいたします。説明欄の下から3つ目の丸印、創業支援事業は、しばた創業塾の開催負担金と創業者の皆様の経営維持に必要なランニングコストの一部を助成するものであります。  1つ飛びまして、工業団地誘致促進事業は、食品工業団地のほか新たに旧天王小学校のシェアオフィスへの誘致費用、西部工業団地内の消雪パイプ設置工事費などであります。  次のページの商工振興制度融資・支援事業は、融資を利用する企業に対する信用保証料の補助や金融機関への預託金であります。  次の商工会支援事業は、市内3商工会が実施する販路拡大支援など地域振興事業に対する補助金であります。  次の中小企業・小規模企業等支援事業は、女性の働きやすい環境づくりを促進するため、中小企業が行う女性専用トイレや更衣室などの整備に対する補助金であります。  次の商標権登録事業は、令和4年に更新期限を迎えるあやめ城三階櫓、あやめ城辰巳櫓の2つの商標の登録更新費用であります。  次の商工観光団体支援事業は、商店街などが実施する販売促進事業やイベントなどを支援するための補助金及び商店街のアーケード照明の電気料に対する補助金であります。  次の新発田ブランド認証制度推進事業は、認証マークの著作権使用料であります。  次のSHIBATAブランディング推進事業オーガニックSHIBATAプロジェクト)は新規事業でございまして、地方創生推進事業オーガニックSHIBATAプロジェクトの一環といたしまして、市内の菓子店や食品製造事業者と連携し、低糖質など健康によく、付加価値の高い食品の開発や、しばた大物産展などを通じたスーパー等への販路拡大への支援を実施するための負担金であります。  次に、215ページをお願いいたします。説明欄下から5つ目の丸印、中心市街地活性化事業奨励支援事業は、計画的に実施している商店街のアーケード修繕の経費の一部を補助するもので、令和4年度はメーンストリート商店街の一部を予定しております。  次の中心市街地エリア空き店舗利活用推進事業は新規事業でありまして、中心市街地における新たなにぎわい創出を目指し、空き店舗の詳細調査による活用可能店舗の開拓、新たな出店者の誘致、出店後のサポートまでを一般社団法人NEOHATT及び新発田商工会議所などと実施するための経費であり、設置を予定しております協議会への負担金であります。  1つ飛びまして、まちなか賑わい創出事業は、新発田城や清水園などの観光施設と寺町たまり駅、札の辻広場といった公的施設を結びつけながら、観光施策と連動し、新たな人の流れをつくるための各種イベントの開催や誘客キャンペーン実施に係る経費であります。  歳出は以上でありまして、次に歳入であります。45ページをお願いいたします。説明欄下から5つ目の丸印、地方創生推進国庫交付金は、歳出でご説明いたしましたSHIBATAブランディング推進事業に係る国からの交付金であり、補助率は2分の1であります。  次の丸印、社会資本整備総合国庫交付金は、西部工業団地内の消雪パイプ設置工事に対する国庫交付金であり、補助率は10分の6であります。  次に、67ページをお願いいたします。上から3つ目の丸印、住宅建設資金貸付金元金収入から西部工業団地工場等立地特別資金貸付金元金収入まで、2つ飛びまして、地方産業育成資金貸付金元金収入は、それぞれ歳出でご説明いたしました各種貸付金等の預託金及び貸付金の戻入れ分であります。  次に、75ページをお願いいたします。説明欄下から8つ目の丸印、道路整備事業債は、西部工業団地内の消雪パイプ設置工事に対する地方債であります。  以上が商工振興課所管分です。よろしくお願いします。 ○委員長(石山洋子) 井上観光振興課長。 ◎観光振興課長(井上貴之) それでは、観光振興課所管分の主なものについてご説明いたします。  初めに、歳出であります。207ページをお願いいたします。説明欄上から1つ目の丸印、旧県知事公舎記念館管理運営事業から次のページ、上から2つ目の丸印、紫雲の郷館管理運営事業までは、各観光施設の維持管理及び施設運営に要する経費であります。  次の丸印、海水浴場管理運営事業は、海水浴場安全対策協議会への負担金が主なものであり、藤塚浜海水浴場及び海水浴場安全センターの開設に要する経費であります。  次の丸印、山岳施設維持管理運営事業は、二王子岳をはじめとする6つの登山道の安全整備と維持管理等に要する経費であります。  次のページ、上から2つ目の丸印、市島邸管理運営事業は、市島邸施設の建物及び庭園の維持管理に要する経費であります。  次の丸印、月岡温泉足湯施設維持管理事業は、隣接する駐車場の借り上げ及び足湯施設の維持管理に要する経費であります。  次に、下から2つ目の丸印、城下町新発田まつり開催参画事業は、城下町新発田まつり開催実行委員会への負担金であり、市街地花火並びに祭り全体のにぎわいと魅力を創出するために当実行委員会に支出する負担金であります。  次の丸印、武庸会支援事業から次のページはぐっていただきまして、しばたっ子台輪運営事業までは、各団体や実行委員会に対する補助金、または負担金であります。  次の丸印、市島邸活用事業につきましては、市島家の功績や歴史遺産を多くの市民並びに観光客に発信するため、企画展示や各種イベントなどの実施に要する経費であります。  次の丸印、月岡温泉環境整備事業は、当市の観光プラットフォームである月岡温泉の魅力向上のため、年次的に進めております市道の美装化などの費用であり、次年度はホテル清風苑前の市道整備に係る測量設計費を計上しております。  次の丸印、月岡温泉支援事業は、月岡温泉への誘客や観光PRなどを支援するとともに、源泉の維持管理に必要な基金の積み立てなどに対する補助を行うものでございます。  なお、月岡温泉観光協会が今月末をもって発展的に解散することに伴い、月岡温泉のメイン道路の街路灯の維持管理については市が引き継ぎ、月岡温泉への誘客や観光PRなど、月岡温泉観光協会が実施してきた業務の一部を月岡温泉旅館協同組合に引き継ぐこととしております。  次の丸印、スタディ・ツーリズム推進事業は、修学旅行を実施する小中学校に対し、当市での宿泊や観光施設等の利用を条件にその費用の一部を助成するものでございます。昨年は、市内及び県内の小中学校を対象としておりましたが、より広くこの制度を活用いただけるよう、今年度は県外校も対象に加えることとし、学校や旅行エージェントへの周知を積極的に行ってまいります。  次に、下から3つ目の丸印、新発田市観光協会支援事業は、観光振興のためのイベントや行事、誘客のためのPR活動や2次交通確保策など、稼げる観光地づくりを推進する活動を行う新発田市観光協会に対する補助金であります。  なお、先ほどご説明したとおり、月岡温泉観光協会が今月末をもって解散し、新発田市観光協会と統合することにより、足湯や月あかりの庭などの維持管理やぶらさんシャトルバスなどの運行など、月岡温泉観光協会が実施してきた業務の一部を新発田市観光協会が引き継ぐこととしております。  次に、一番下の丸印、地域おこし協力隊設置事業は新規事業でありまして、地域おこし協力隊制度を活用し、具体的な活動を定めたミッション型の協力隊員を2名雇用することで観光施策の充実を図りたいと考えております。1名は、主にスポーツ&カルチャーツーリズム、スタディ・ツーリズムによる観光誘客を推進するために、県内外への営業活動を行ってもらうこととしており、もう一名は、4月23日にリニューアルオープンを予定しております道の駅加治川に新たに設置する観光案内所において観光案内業務を行ってもらうとともに、特産品や観光資源の情報発信や米、特産品、加工品の輸出を含む販路拡大事業の業務補助などを担ってもらうこととしております。  次のページ、1つ目の丸印、DMO活動推進事業は、稼げる観光地づくりを実現するため、新発田市観光協会が中心となって実施する旅行手配や地域資源を活用したコンテンツづくりなど、DMO活動に対して支出する負担金であり、新年度においては、さらなる国内誘客の促進と海外誘客の復活に取り組むこととし、市内のみならず、定住自立圏内で大きな経済効果の創出を目指します。  なお、これまでは新発田市観光協会がDMO候補法人として観光地域づくり事業や観光情報センター機能強化事業などをDMO活動のトライアル事業として実施してまいりましたが、令和3年3月31日に観光庁から登録DMOとして正式に登録され、その活動が本格化することから、事務事業名をDMOトライアル事業からDMO活動推進事業に変更したものでございます。  次の丸印、道の駅加治川管理運営事業は、リニューアルオープンする道の駅加治川の維持管理及び施設運営に要する経費であります。なお、リニューアルオープンに当たり、4月23日に記念式典の開催を予定していることから、その経費についてもあわせて計上させていただいております。  次の丸印、誘客促進事業は、首都圏、関西圏をはじめとする国内誘客並びにインバウンド誘客の促進するためのトップセールスや定住自立圏内の回遊促進のために新発田DMOが企画、販売する旅行商品の広告宣伝など誘客促進事業を実施する新発田市誘客促進協議会及び新発田市・胎内市・聖籠町定住自立圏広域観光推進協議会への負担金であります。誘客促進事業の一部事業につきましては、定住自立圏連携事業として胎内市、聖籠町からもご負担をいただきながら取組を進めてまいります。  次に、一番下の丸印、寺町たまり駅管理運営事業は、施設の維持管理に要する経費であり、来年度から3年間、指定管理者として指定された株式会社花安新発田斎場への指定管理委託料などであります。  次のページ、一番上の丸印、台輪展示館管理運営事業は、諏訪町たまり駅、中央町たまり駅の維持管理に要する経費であり、建物の借り上げ料が主なものであります。  歳出は以上でございます。  続いて、歳入でございます。戻りまして37ページをお願いいたします。商工使用料の説明欄、一番上の丸印、露店使用料から刀剣伝承館・天田昭次記念館等入館料及び使用料までは、祭りなどでの露店出店料並びに各施設の入館料及び使用料であります。  次に、47ページをお願いいたします。説明欄上から3つ目の丸印、社会資本整備総合国庫交付金観光振興課分は、先ほど歳出でご説明いたしました月岡温泉環境整備事業の財源に充てるものであり、補助率は2分の1でございます。  次に、71ページをお願いいたします。説明欄下から5つ目の丸印、あやめの湯自動販売機電気料から次のページの説明欄上から3つ目の丸印、あやめの湯物品販売収入までは所管する観光施設等の電気料や手数料などであります。  説明は以上でございます。 ○委員長(石山洋子) 長谷川農林水産課長。 ◎農林水産課長(長谷川英一) おはようございます。農林水産課所管分、主なものについてご説明を申し上げます。  初めに、歳出であります。予算議案書の184、185ページをお開き願います。説明欄下から3つ目の丸、松浦農村環境改善センター管理運営事業から次のページの上から3つ目の新潟県果樹振興協会参画事業までと、下から3つ目の有機の里交流センター運営事業と次の米倉ふれあい農園事業までについては、各施設の指定管理委託料及び各種参画事業の負担金であります。  次の農業総務費のうち、下から2つ目の農地利用検討負担金については、菅谷住環境整備事業用地87アールについて、住民の皆様の意向を踏まえ、農地利用など有効活用に向けて試験的な取組を行うため、地元組織への負担金であります。  次に、188、189ページをお願いいたします。説明欄1つ目の丸、農業経営支援利子助成事業は、認定農業者等が経営拡大や経営改善に向けて施設整備等のために借り入れた資金に対する利子助成金であります。  次の新規就農者支援事業は、認定新規就農者が経営規模の拡大や新規部門開始のために必要となるリース用機械、施設等の導入に対する補助金であります。  次の農業法人化支援事業は、農業法人の経営発展や集落営農組織の法人化に向けた乾燥調整施設の整備や農業用機械の導入に対する補助金であります。  次の中山間地域等直接支払交付事業は、生産条件が不利とされる中山間地域の7協定団体(15集落)でありますが、そちらへの交付金であります。  次の有害鳥獣対策事業は、鳥獣被害対策実施隊の経費や新発田市鳥獣被害防止対策協議会への負担金、狩猟免許新規取得者への補助金などであります。  次の環境保全型農業直接支援対策事業は、有機農業や化学肥料、化学合成農薬の5割低減と併せて冬期湛水管理などに取り組む農家に対する交付金であります。  次の産地づくり対策支援事業は、米の需給調整や経営所得安定対策に係る新発田市農業再生協議会への補助金であります。  次の園芸振興支援事業は、アスパラガスや越後姫等の施設整備や農業用機械の導入に対する補助金であります。  次の強い農林水産業づくり支援事業は、アスパラガス、越後姫等のハウス導入に対する県補助金への上乗せや県補助金の対象外となる共同利用の機械、施設整備の補助、加工、流通、販売促進や耕作放棄地対策、豚熱ワクチン接種などに対する市の単独補助金であります。  次のカメムシ類防除対策事業は、カメムシの防除対策として、河川堤防の草刈りに関して地元の農家組合等へ委託するものであります。  次の主要作物振興支援事業は、多様な米づくりやソバなどの生産拡大に必要な施設整備や農業用機械の導入に対する補助金であります。  次の薬用作物推進事業は、大手漢方薬メーカーとの契約栽培に向けて作付面積の拡大支援や推進体制の整備等による産地づくりを図るものであります。  次のページをお願いいたします。説明欄1つ目の丸、園芸産地サポート事業は、産地育成計画で掲げるアスパラガスや越後姫等のブランド化作物のほか、ブロッコリーやタマネギ等の土地利用型作物や果樹などの作付面積の拡大に対する助成を行い、園芸の生産拡大を図るものであります。  次の農業サポートセンター運営事業は、農業サポート人材バンク事業や就労支援連携事業など、農業分野の労働力の確保、育成事業を行う同センターに対する負担金であります。  次の青年就農支援事業は、新規就農者に対して経営開始後5年間経営の安定を図るために資金の給付を行うことに加え、新たに国の制度改正を踏まえ、新規採択者については資金の給付のほか、農業用機械や施設の導入に対して支援を拡充するものであります。  次の農地中間管理機構集積協力支援事業は、地域でまとまった農地を農地中間管理機構に貸し付け、担い手への農地集積、集約化を図る協力金であります。  次の農地中間管理事業は、農地中間管理事業の実施に要する費用で、臨時職員賃金が主なものであります。  次の担い手育成総合発展支援事業(農業再建プロジェクト)は、農業者の高齢化、担い手不足、首都圏等での産地間競争に対応するため、大規模経営体、新規就農者、販売力強化を目指す意欲ある生産グループ等を支援し、当市の農業振興の基盤づくりを行うものであります。  次のGAP(農業生産工程管理)推進事業は、農業における生産工程管理をチェックする取組、GAPの導入に対して研修会等の周知を図るものであります。  次のGFPグローバル産地づくり推進事業は、米の輸出に積極的に取り組む産地や農業者に対する国庫補助事業であり、協議会を組織して実施体制の構築を図るほか、トップセールス等により輸出米の産地として新発田を国内外に売り込むなど、輸出米が農業経営の一つの選択肢となるよう定着を図るものであります。  次の経営継承・発展等支援事業は、親子間の継承か第三者継承かは問わず、中心的経営体等の後継者が継承後の経営発展を目指す取組に対して販路開拓や新品種への取組、機械の導入等への支援を行うものであります。  次の有機農業産地づくり推進事業オーガニックSHIBATAプロジェクト)は、長岡技術科学大学などと新たに協議会を組織し、有機JAS認証に向けた人材育成と生産供給体制の構築を図り、中山間地域農業の高付加価値化を目指すものであります。
     次の地域おこし協力隊設置事業は、中山間地域における有機JAS認証米、オーガニック米です、認証米への取組とともに、地域に根差した鳥獣被害対策の担い手として、地域おこし協力隊2名の受入れを図るものであります。  次の新発田市食料・農業振興協議会運営事業は、食の循環によるまちづくりの推進や農産物等の販売促進により農業振興を図る同協議会への委託料であります。  次の地域農産物等ブランド化推進・輸出促進事業(オーガニックSHIBATAプロジェクト)は、米の輸出を通じて構築したコネクションやノウハウを最大限に活用し、有機JAS米、オーガニック米をはじめ、新発田牛、新発田産越後姫などの新発田ブランドのPR、トップセールスによる輸出拡大等に取り組むものであります。  次のページをお願いします。説明欄2つ目の丸、有機資源センター管理運営事業と1つ飛びまして有機資源センター長寿命化改修事業は、畜産振興や食の循環によるまちづくりの推進に向け、家畜ふん、生ごみ、食品残渣などから堆肥を生産する有機資源センター3施設の管理運営経費のほか、老朽化における傷みが激しい加治川有機資源センターについて、令和5年度の大規模改修に向けて設計を行う経費を計上するものであります。  1つ戻りまして、新潟県畜産協会参画事業は、同協会でありますが、県内の畜産業の飼養管理や衛生管理の技術指導等を行う団体であり、これまで県、市町村、JAからの出捐金等によって運営していたところ、財務環境の改善と事業の充実化を図ることから新たに負担金を支払うものであります。  次に、196、197ページをお願いします。説明欄中ほどにあります。上から5つ目の丸、滝谷森林公園管理運営事業は、自然環境を活用したレクリエーション施設である同公園の管理運営に要する経費であります。  次のページをお願いします。説明欄1つ目の丸、市有林育成事業は、五十公野山と加治山の保全に要する下草刈り等の経費であります。  次の松くい虫防除事業は、紫雲寺地域、五十公野山、真木山の松林を守るため、薬剤散布と伐倒駆除などで対策を行うものであります。  次の森林・山村多面的機能発揮対策事業は、地域住民が森林所有者等と協力して実施する里山林等の森林保全管理や山村地域の活性化の取組に対して補助を行うものであります。  次の造林支援事業は、森林所有者等が行います造林、間伐及びそれらの施業に伴い利用する作業道等の維持管理経費の補助を行うものであります。  2つ飛んで森林経営管理事業は、森林経営管理法により市町村が森林所有者に代わって森林の経営管理ができるようになったことから、森林環境譲与税を財源とした民有林整理、そのための森林所有者への意向調査や経営管理権集積計画の作成等に要する委託料等であります。  2つ飛んで一番下の丸印であります。森林環境譲与税基金費は、長期的あるいは大規模な整備事業等を想定し、森林環境譲与税の計画的な活用に向けて基金の積立てを行うものであります。  次のページをお願いします。説明欄1つ目の丸、全国市町村水産業振興対策協議会参画事業から5つ下の新潟漁業協同組合北蒲原支所支援事業までは、水産業の振興を図るための各組合協議会への補助金、負担金であります。  次の漁業共同利用施設管理運営事業は、地元水産物の加工などを行う漁業共同利用施設における光熱水費や浄化槽維持点検等の管理運営に係る経費であります。  歳出は以上であります。  次に、歳入であります。36、37ページをお願いいたします。説明欄上から8つ目の丸、滝谷森林公園使用料は、森林公園の宿泊施設等の使用料であります。  次のページをお願いします。説明欄下から5つ目の丸、有機資源センター手数料は、有機資源センターに搬入される家畜ふん、食品残渣、汚泥等の搬入手数料であります。  次に、44、45ページをお願いします。説明欄中ほど、農林水産業費国庫補助金のうち1つ目の丸、地方創生推進国庫交付金は、歳出でご説明いたしました有機農業産地づくり推進事業と地域農産物ブランド化推進輸出促進事業の国庫交付金であります。  次のGFPグローバル産地づくり推進事業国庫補助金とその次の経営継承・発展等支援事業国庫補助金は、歳出でご説明いたしました各事業の国庫補助金であります。  次に、56、57ページをお願いします。説明欄中下のほうになります。農業振興費県補助金のうち1つ目の丸、農業経営基盤強化資金利子助成県補助金から有害鳥獣捕獲担い手緊急確保事業県補助金までの12の県補助金等は、歳出でご説明いたしました農業振興費の各事業の県補助金等であります。  次に、1つ飛びまして、民有林造林事業県補助金と次の森林病害虫等防除事業県補助金は、歳出で説明いたしました各事業の県補助金であります。  次に、60、61ページをお願いいたします。説明欄は中ほどでございます。農業振興費委託金の丸印、カメムシ類防除対策事業県委託金は、歳出でご説明いたしました同事業の県委託金であります。  次に、72、73ページをお願いいたします。説明欄4つ目の丸、農林水産課雑入のうち堆肥販売収入現年度分は、有機資源センターで生産された堆肥の販売収入であります。  次に、6つ飛んで松くい虫特別防除負担金は、歳出で説明いたしました松くい虫防除事業について、県立紫雲寺記念公園、藤塚浜財産区、聖籠町から一部負担をいただくものであります。  次の農地中間管理機構業務委託金は、歳出でご説明いたしました農地中間管理機構の業務に係る委託金であります。  説明は以上であります。よろしくお願いいたします。 ○委員長(石山洋子) 大滝地域整備課長。 ◎地域整備課長(大滝一仁) 地域整備課が所管します主なものについて、歳出から説明いたします。187ページをお願いします。説明欄上から4つ目の丸、新潟県土地改良事業団体連合会参画事業からの3項目と1つ飛んで新発田地域耕地協議会参画事業、次の国営加治川用水地区事業推進協議会参画事業の合わせて5項目は、協議会や団体等への参画負担金となります。  続きまして、195ページをお願いします。上から2つ目の丸、県営ほ場整備参画事業から7項目、県営湛水防除(新発田地区)参画事業までは、県が実施する各事業に係る負担金となります。  1つ飛んで多面的機能支払交付金事業は、農業、農村が持つ水源涵養、自然環境保全といった多面的な機能を維持するため活動に取り組む151組織、231集落への交付金であります。  次の国営造成施設管理体制整備促進参画事業は、国で整備しました農業施設を管理する土地改良区を支援する事業の負担金であります。  続きまして、223ページをお願いします。上から4つ目の丸、道路台帳補正事業は、市道の認定や変更などに要する委託経費であります。  続きまして、227ページをお願いします。上から4つ目の丸、市道改良整備事業は、市道の整備に係る工事費、委託料、物件補償費などであります。なお、本件につきましては、資料といたしまして令和4年度事業箇所計画書を別途配付しておりますので、ご参照いただければと思います。  4つ飛びまして、交通安全施設整備事業は、市道内竹板山線の歩道整備費であります。  めくりまして229ページ上から4つ目の丸、県営急傾斜地崩壊対策参画事業は、五十公野地区において県が実施する事業に係る負担金であります。  めくりまして231ページ下から3つ目の丸、民間開発施設用地買収事業は、市街地の水害対策として調整池を取得するもので、令和4年度につきましては城北町2丁目の1か所を予定しております。  めくりまして233ページ下から2つ目の丸、都市計画道路見直し事業は、長期間事業に着手されていない路線の見直しに向けた資料作成に要する経費であります。令和4年度は、アイネスしばたの脇を通ります県道新発田紫雲寺線の周辺都市計画道路について見直しに着手したいと考えております。  次の都市計画マスタープラン事業は、令和3年度に一部改訂を行ったところでありますが、今後の改訂の基となる現況調査を行うための経費であります。  めくりまして235ページ一番上の丸、市街地総合再生基本計画策定事業は、中心市街地における再開発事業などの支援体制を整えるため、基本計画を策定したいというものであります。  以上が歳出で、次に歳入であります。45ページをお願いいたします。下から3つ目の丸、社会資本整備総合国庫交付金の地域整備課分と次の地方創生推進国庫交付金は、市道改良整備事業への交付金で、補助率は10分の5.5または2分の1となっております。  めくりまして47ページ上から4つ目の丸、社会資本整備総合国庫交付金の地域整備課分は、市街地総合再生基本計画策定事業への補助金で、補助率は2分の1であります。  続きまして、57ページをお願いします。下から4つ目の丸、多面的機能支払交付金県補助金は、当該事業への補助金であります。  続いて、67ページをお願いします。中段やや上の宅地造成事業特別会計貸付金元金収入、こちらは宅地造成事業特別会計からの償還金を見込んだものであります。  最後に75ページ、事業債であります。上から6つ目の丸、農業基盤整備事業債と4つ飛んでいただきまして道路整備事業債、また1つ飛んで急傾斜地対策事業債は、それぞれ事業の財源として起債をしたいというものであります。  以上が地域整備課所管分となります。 ○委員長(石山洋子) 穴水維持管理課長。 ◎維持管理課長(穴水雄二) それでは、維持管理課が所管します主なものについて歳出からご説明をいたします。155ページをお願いします。説明欄一番上の丸、児童広場維持管理事業は、市内に90か所ある児童広場の遊具の修繕や更新工事など維持管理に要する経費であります。  次に、185ページお願いします。上から4つ目の丸、曽根排水機場維持管理参画事業とその下の丸、乙見江頭首工管理参画事業の2件は、水害防止に関わる土地改良施設の維持管理に対する負担金であります。  その下の丸、派川加治川水環境保全協議会参画事業は、新潟県の農地事業で整備された遊歩道やポケットパークなど聖籠町と共同で維持管理する負担金であります。  めくっていただき187ページお願いします。下から4つ目の丸、落堀川水系排水機場維持管理運営事業は、落堀川水系の水害防止に関わる排水機場の稼働や維持管理に要する経費及び負担金であります。  次に、193ページをお願いします。一番下の丸、排水機場・排水路維持管理事業は、水害防止に関わる西名柄地内、道賀地内の排水機場の稼働や維持管理に要する経費であります。  めくっていただき195ページお願いします。一番上の丸、新井郷川排水機場維持管理参画事業は、当該排水機場の維持管理に関わる負担金であります。  その下、7つ飛んで8つ目の丸、土地改良施設機能改善事業は、下新保地内の排水機場など新潟県の農地事業で整備された施設の稼働や維持管理に要する経費であります。  次に、199ページお願いします。下から3つ目の丸、林道維持管理事業は、維持工事など林道の維持管理に要する経費であります。  めくっていただき201ページお願いします。下から2つ目の丸、松塚漁港維持管理事業は、漁港内のしゅんせつや漁港施設の修繕、維持工事などに要する経費であります。  次に、223ページお願いします。上から2つ目の丸、防犯灯維持管理事業は、市内に設置されている防犯灯の電気料や照明機器の維持管理に要する経費であり、令和4年1月末現在においての総数は1万5,813灯であります。  その下の丸、街灯整備事業は、新規に設置する防犯灯や街路灯の工事費であります。  その下、1つ飛んで2つ目の丸、除雪ステーション新築事業は、二葉小学校隣の維持管理事務所を旧荒橋小学校のグラウンドへ移転、新築するために要する経費であり、令和4年度は進入路の確保に関わるものが主なものでございます。  めくっていただき225ページお願いします。一番上の丸、道路維持管理事業は、道路の舗装、側溝やガードレールなどの道路施設の修繕、維持工事など市道の維持管理に要する経費であります。  一番下の丸、除雪費は、道路の除排雪並びに消雪パイプの点検、修繕など市道の除雪に要する経費であります。  めくっていただき227ページ上から5つ目の丸、消雪施設新設事業は、消雪用の井戸及び送水管や散水管の新設、更新に要する工事費であります。  その下の丸、私道・融雪施設整備支援事業は、私道などの舗装や側溝の新設工事及び消雪パイプなどの融雪施設の新設、更新を行う町内会などの団体にその経費の一部を補助するものであります。補助率は3分の2でございます。  めくっていただき229ページお願いします。一番上の丸、橋りょう修繕事業は、橋梁長寿命化修繕計画に基づく市道橋の点検委託及び修繕工事に要する経費であります。  その下の丸、河川維持管理事業は、県から委託された1、2級河川の除草及び新発田川、赤沼川排水路、都市下水路、雨水幹線といった大型水路や調整池などの清掃維持工事などに要する経費であります。  次に、235ページお願いします。上から2つ目の丸、新発田駅前広場等管理事業は、新発田駅西口及び東口に設置された駐車場、エレベーター、地下通路などの維持管理に要する経費であります。  めくっていただき237ページ上から3つ目の丸、街なみ環境整備事業は、新発田川の護岸や憩いの空間としての親水広場の整備及び防護柵の美装化など景観整備に要する工事費であります。  その下、1つ飛んで2つ目の丸、道路側溝清掃支援事業は、道路側溝清掃を業者に委託して実施する町内会などの団体にその経費の一部を補助するものであります。清掃1メートルにつき300円という形で補助させていただいております。  その下の丸、排水路改築事業は、宅地間などの排水路整備を実施する町内会などの団体にその経費の一部を補助するものであります。補助率につきましては3分の2でございます。  一番下の丸、公園維持管理事業は、市内62か所の都市公園における広場、園路、トイレなどの公園施設の維持管理に要する経費であります。  めくっていただき239ページ上から3つ目の丸、公園整備事業は、公園長寿命化計画に基づく遊具等の更新工事に要する経費であります。  歳出は以上であります。  次に、歳入であります。37ページをお願いします。説明欄上から6段目、土木使用料の1つ目の丸、道路占用料は、市道に埋設しているガス管、電柱などの占用料であります。  その下の段、都市計画使用料の上から4つ目の丸、新発田駅前広場等使用料から4つ下の丸、中央公園駐車場使用料までの5件は、それぞれ公園や駐車場の使用料であります。  次に、45ページお願いします。一番下の丸、社会資本整備総合国庫交付金は、歳出で説明いたしました除雪費、消雪施設新設事業、除雪ステーション新築事業の国庫交付金であります。除雪費、除雪ステーション新設事業につきましては3分の2、消雪施設新設事業につきましては10分の6の補助率でございます。  めくっていただき47ページお願いします。一番上の丸、道路メンテナンス事業国庫補助金は、歳出で説明いたしました橋りょう修繕事業の国庫補助金であります。補助率は55%であります。  その下の丸、地方創生推進国庫交付金は、歳出で説明いたしました林道維持管理事業の国庫交付金であります。補助率は2分の1であります。  その下、2つ飛んで3つ目の丸、社会資本整備総合国庫交付金は、歳出で説明をいたしました公園整備事業、街なみ環境整備事業の国庫交付金であります。補助率は2分の1でございます。  次に、57ページをお願いします。一番下の丸、林道改良事業県補助金は、歳出で説明いたしました林道維持管理事業の県補助金であります。  次に、61ページをお願いします。説明欄上から7段目の丸、県道除雪協力費県委託金は、県から委託を受けた県道の歩道除雪に要する委託金であります。  その下の段の丸、河川維持修繕費県委託金は、県から委託を受けた1、2級河川の除草に要する委託金であります。  次に、73ページをお願いします。説明欄上から4段目、維持管理課雑入の2つ目の丸、松塚漁港維持管理事業負担金は、胎内市の漁業者の漁港利用に際し、漁港維持管理費の一部について胎内市から負担をいただくものであります。  めくっていただき、75ページ、説明欄上から7つ目の丸、林道整備事業債は、歳出で説明いたしました林道維持管理事業の財源に充当する市債であります。  その下の丸、漁港整備事業債は、歳出で説明いたしました松塚漁港維持管理事業の財源に充当する市債であります。  その下、2つ飛んで3つ目の丸、道路整備事業債は、歳出で説明いたしました消雪施設新設事業、除雪ステーション新築事業、橋りょう修繕事業の財源に充当する市債であります。  その下、1つ飛んで2つ目の丸、都市計画事業債は、歳出で説明いたしました公園整備事業、街なみ環境整備事業の財源に充当する市債であります。  維持管理課所管分は以上であります。よろしくお願いいたします。 ○委員長(石山洋子) 小野建築課長。 ◎建築課長(小野正一) 続きまして、建築課所管分の主なものについてご説明申し上げます。  初めに、歳出でございます。95ページをお開きください。財産管理費の説明欄上から3つ目の丸印、公共施設維持管理事業は、カリオンパーク駐車場排水制御盤及びポンプ改修工事など、市有施設の維持、修繕に係る経費であります。  次に、231ページをお開きください。都市計画総務費の説明欄上から2つ目の丸印、建築審査会運営事業と次の丸印、建築基準法関連審査事務は、建築審査などに要する経費であります。  次の全国建築審査会協議会参画事業と次の丸印、日本建築行政会議参画事業は、建築行政の動向や法解釈等を目的に参加する会への負担金等であります。  次の民間建築物アスベスト除去等支援事業は、災害等により緊急的にアスベストの除去等が必要なもの及び県、または市が指定する緊急輸送道路に接する敷地の建築物が災害等により倒壊、または損傷した際、アスベストが飛散しないよう未然に措置するもので、それらの建築物の所有者等に対し、アスベストが含有しているか確認するための分析調査及びアスベスト除去に要する費用の一部を補助する経費であります。  次の住宅リフォーム支援事業は、空き家の発生抑制及び市民の住環境の向上並びに空き家の利活用の促進をするとともに、市民の住環境の改善と市内経済の活性化を図るため、住宅の所有者が行う市内の施工業者による住宅リフォーム工事に要する費用の一部を補助する経費であります。  2つ飛んで次の丸印、特定建築物定期報告事務は、集会場、病院など不特定多数が利用する施設の定期検査報告に係る委託料であります。  次の木造住宅耐震化支援事業は、昭和56年5月31日以前に建築された木造住宅で耐震診断を希望する建物の所有者に対して、耐震診断士を派遣するための経費、また耐震性の低い木造住宅の耐震設計や簡易補強設計、耐震改修工事や簡易補強工事などに要する費用の一部を補助する経費などであります。  めくっていただきまして233ページ、上から2つ目の丸印、定住化促進事業は、市の人口を増加させて活性化を図るため、市外からの転入者を対象に住宅の建築及び取得費の一部を補助する経費が主なものであります。  次の空家等対策推進事業は、空き家等の所有者が抱えている問題解決のため、空き家等対策の取組関連として特定空家に認定された不良住宅に対し、特定空家等の除去費の一部を補助するための経費、また空き家等の状態に起因して人の生命、身体、または財産に危害が及ぶことを回避するため、緊急の必要な最小限度の措置を講ずるための経費が主なものであります。  次の景観形成推進事業は、景観条例や屋外広告物条例に基づき、届出や申請に対する審査、指導、啓発などを行うための経費、また景観に配慮した屋根、外壁の修景及び生け垣、塀の設置などの工事に要する費用の一部を補助する経費が主なものであります。  次の歴史的景観形成建造物指定事業は、歴史景観エリア内で市の良好な景観形成に重要な役割を果たしている建造物を市が指定し、その建造物の外観の維持保全、修景等に要する費用の一部を補助する経費が主なものであります。  めくっていただきまして、235ページ、上から3つ目の丸印、市施設建築工事及び実施設計等受託事業は、工事の発注の際に使用する積算システム等に係る経費であります。
     次に、一番下の丸印、建築指導費は、当課の事務管理等に要する経費であり、会計年度任用職員報酬が主な経費であります。  次に、269ページをお開きください。社会教育総務費の説明欄、上から3つ目の丸印、社会教育施設維持管理事業は、紫雲寺地区公民館非常用照明改修工事など、社会教育施設の維持修繕に係る経費であります。  次に、293ページをお開きください。体育施設費の説明欄一番上の丸印、社会体育施設維持管理事業は、サン・ビレッジしばた電気室、吸排気設備改修工事など、社会体育施設の維持修繕に係る経費であります。  歳出は以上であります。  次に、歳入でございます。41ページをお開きください。土木手数料、2節の説明欄、建築確認申請手数料、3節の説明欄、屋外広告物許可申請手数料、4節の説明欄、その他証明手数料は、各申請に係る手数料であります。  次に、47ページをお開きください。土木費国庫補助金、2節の説明欄、一番下の丸印、社会資本整備総合国庫交付金、建築課所管分については、歳出でご説明いたしました景観形成支援事業、歴史的景観形成建造物指定事業及び空家等対策推進事業に対する交付金であります。  次の3節の説明欄、一番下の丸印、社会資本整備総合国庫交付金、建築課所管分については、歳出でご説明いたしました木造住宅耐震化支援事業及び民間建築物アスベスト除去等支援事業に対する交付金であります。  次に、55ページをお開きください。総務費県補助金、1節の説明欄一番下の丸印、U・Iターン実現トータルサポート事業県補助金、建築課所管分については、歳出でご説明いたしました定住化促進事業に対する県補助金であります。  次に、59ページをお開きください。土木費県補助金、2節の説明欄、木造住宅耐震診断支援事業県補助金と次の木造住宅耐震改修等支援事業県補助金は、歳出でご説明いたしました木造住宅耐震化支援事業に対する県補助金であります。  説明は以上でございます。よろしくお願いいたします。 ○委員長(石山洋子) 古田財産管理課長。 ◎財産管理課長(古田祐三) 続きまして、財産管理課所管分についてご説明いたします。  初めに、歳出であります。予算書の93ページをお開き願います。説明欄一番下の丸印、財産維持管理事業は、市が所有する普通財産の維持管理に要する経費であります。主なものといたしまして、めくっていただき、95ページ2行目の手数料は、年間2回程度行う市有地43か所の草刈りに要する経費であります。  次の丸印、市有財産保険事業は、市が所有する建物、車両等の損害保険加入料や市が主催する行事、イベントなどに参加する市民にけがなどの事故があった場合に支払われる総合保険の加入に要する経費が主なものであります。  次の丸印、市有財産活用事業は、売却を予定している土地の不動産鑑定及び用地測量委託などに要する経費が主なものであります。  次に、219ページをお開き願います。説明欄一番下の丸印、国土調査修正事業は、地籍調査の終了している土地の地籍図や登記等の修正に要する経費であります。  次に、めくっていただき、221ページをお開き願います。説明欄一番上の丸印、国土調査事業は、地籍調査事業に活用するシステムの借上料と参画しております協議会の会費であります。なお、委託料等の事業費については、令和3年度の国の補正予算に伴い、令和4年度に予定しております事業を前倒しで実施するため、2月補正予算での追加及び令和4年度への繰越しを11日の本会議で議決をいただいているところでございます。事業内容としては、八幡新田、小友地区の現地調査及び測量、浦、浦新田地区の調査図素図の作成であります。  次に、その下の丸印、未登記解消事業は、公共用地の未登記を計画的に解消するための測量や登記などの業務委託料及び会計年度任用職員の人件費が主なものであります。  以上が歳出の主なものでございます。  次に、歳入であります。戻りまして、37ページをお開き願います。中ほど、土木使用料、説明欄下から3番目の丸印、法定外公共物使用料は、主に店舗や駐車場などへ乗り入れるための事業用の橋などに係る法定外公共物の使用料であります。  次に、61ページをお開き願います。説明欄下段、上から2番目の丸印、土地建物貸付収入は、普通財産の土地、建物の貸付収入であります。主なものといたしましては、中曽根県営住宅敷地及び新潟職業能力開発短期大学校の学生寮敷地の貸付料であります。  次に、めくっていただき、63ページ中ほどの財産売払収入の説明欄一番上の丸印、土地建物売払収入は、入札等による普通財産の売払収入のほか、法定外公共物の売払収入が主なものであります。  財産管理課所管分については以上であります。よろしくお願いします。 ○委員長(石山洋子) 星野下水道課長。 ◎下水道課長(星野茂樹) 続きまして、下水道課所管分についてご説明いたします。  初めに、歳出についてです。175ページをお願いいたします。説明欄上から5つ目の丸、浄化槽登録管理事業は、市内の浄化槽設置状況を把握するため、し尿浄化槽管理台帳の作成に要する経費であります。  次の丸、水道水源保護地域等浄化槽支援事業は、水道水源保護地域や中山間地に指定された地域の住民が行う合併処理浄化槽設置工事に対する補助金交付に要する経費であります。令和4年度の補助件数は、30基分を見込んでおります。  次に、237ページをお願いいたします。説明欄一番上の丸、下水道対策推進事業は、下水道事業会計への繰出金であります。下水道事業会計負担金は、雨水処理に係る負担金であり、下水道事業会計補助金は、下水道事業会計の歳入補填分として主に事業に係る市債の元利償還金の財源として充当されるものと事業に必要な補助金でございます。  次に、3つ下の丸、自然災害防止事業は、市街地の浸水被害を軽減、解消し、水害に強いまちづくりを推進するため、駅東地区において調整池築造に向けた調査及び設計業務に要する委託費であります。  次に、その3つ下の丸、公共下水道(雨水)整備事業は、水害に強いまちづくりを推進するため、雨水計画の根本である雨水基本計画の見直しによる調査設計業務に要する委託費であります。  歳出については以上であります。  次に、歳入についてです。45ページをお願いいたします。説明欄上から10個目の丸、合併処理浄化槽整備事業国庫補助金は、歳出でご説明いたしました水道水源保護地域等浄化槽支援事業の合併処理浄化槽補助金に充当するもので、基準額の3分の1を国が補助するものであります。  75ページをお願いいたします。説明欄下から2つ目の丸、自然災害防止事業債は、歳出でご説明いたしました自然災害防止事業について借入れを起こしたいというものであります。対象となる充当率は100%となります。  下水道課所管分は以上であります。よろしくお願いいたします。 ○委員長(石山洋子) 寺尾農業委員会事務局長。 ◎農業委員会事務局長(寺尾嘉英) それでは、農業委員会所管分の主なものについてご説明いたします。  初めに、歳出についてであります。183ページをお開き願います。農業費の説明欄一番上の丸印、農業委員会委員費は、農業委員及び農地利用最適化推進委員への報酬であります。  1つ飛びまして、農地中間管理機構特例事業は、新潟県農林公社が行う農地中間管理事業に関連した農地の権利設定等における事務費であります。  1つ飛びまして、農業者年金事業は、農業者年金の普及に係る経費であります。  次の農業だより「さわやか」発行事業は、年2回発行しております農業委員会広報「さわやか」に係る経費であります。  次の農業委員会視察研修事業は、年1回実施を予定しております農業委員会による先進地事例研修に係る経費であります。  次の農業会議参画事業、めくっていただきまして185ページ、農業委員会北蒲原郡市連絡協議会参画事業は、それぞれの組織への負担金であります。  歳出は以上であります。  次に、歳入についてであります。39ページをお開き願います。手数料の説明欄下から3つ目の丸印、耕作証明等手数料は、耕作証明書等の発行に係る手数料であります。  次に、57ページをお開き願います。県補助金の説明欄、上から12個目の丸印、農業委員会費県交付金は、農業委員会の事務に関する県交付金、機構集積支援事業県補助金は、農地中間管理業務に関する県補助金、農地利用最適化県交付金は、委員の農地利用最適化推進活動に伴う県交付金であります。  次に、73ページをお開き願います。雑入の説明欄の中ほど、農業者年金業務委託金は、農業者年金業務に関する委託金であります。  歳入は以上であります。  説明は以上であります。よろしくお願い申し上げます。 ○委員長(石山洋子) 担当課長等の説明が終わりましたので、これより質疑に入りますが、各委員にお願いします。質疑は簡潔明瞭とし、質疑の後の自由討議で活発な発言をお願いします。  それでは、準備会で検討したとおり、SDGsに絡む農業政策についてを先に審議します。  SDGsに絡む農業政策について、質疑ある委員の発言を求めます。  五十嵐良一委員。 ◆委員(五十嵐良一) 農林水産課のオーガニック米推進ということで、新たな取組だと思います。たしか中間地域というか山手ではなく、平場でもなく、そういうところを、比較的取り組みやすいところに考えているという話だったんですが、私も農業やっている人間として非常にこれはハードルが高いなと思っております。そのハードルが高いと私の思っているのと、今農林課が思っているのと違いがあるかなということで、その農林課自身がどの辺がハードル高いと思っているのかを少しお聞かせいただきたいです。よろしくお願いします。 ○委員長(石山洋子) 長谷川農林水産課長。 ◎農林水産課長(長谷川英一) 五十嵐委員のオーガニック米の推進に関するご質疑にお答えいたします。  まず、取組地域につきましては、あえて中山間地域ということで考えております。中山間地域においては、耕作放棄地とかもやはり課題でありますし、鳥獣被害等も大きな課題であります。その中で、中山間地域の農業を逆に高付加価値化農業に変えていけないかなという、ある意味挑戦の事業だというふうにお考えいただきたいなというふうに思っております。課題につきましては、まず中山間、一つ鳥獣被害もありますけども、それも一つであります。  あとオーガニックの関係ですと、無農薬、無化学肥料ということで、本当に有機の取組ということであります。ほかの、例えば隣接する圃場があったとしますと、その隣の圃場で、例えば無人ヘリでカメムシ散布でありますとか、また消毒作業等やった場合に、そこに飛散して無農薬のところにかかると、もうそれは有機JAS認証米として認められなくなるという部分、そういったところも大きい課題であります。当然除草剤も駄目でございますので、草関係というところは大きな課題であります。  そういった課題のある中なんですけども、中山間の今取組をしようとしている圃場につきましては、隣接する圃場、その所有者の圃場しかないというところであったり、周り、山あいということなので、四方が隣接しているというわけじゃなくて、本当の上と下というようなイメージで捉えていただきたいと。まずはそういったところで、隣接する飛散のないところで取り組みたいなということであります。場所もあらかじめもう申し上げますが、上石川の圃場を予定しております。一緒に取り組もうという法人がいらっしゃいますが、アグリ・システムと取り組もうということで準備を進めていただいております。面積につきましては、当初3反歩、30アールぐらい予定をしていましたけど、19アールで取り組もうと。まずは、そこでやっていきましょうということであります。除草に関してですとか、そういったところに関しましては、長岡技術科学大学との連携という取組もありますが、そこにスマート農業取り入れられないかなというようなことで、除草の機械といいますか、田んぼの中を走る機械というのも今実際に使われている農家もいらっしゃいます。そういったところをうまく活用できないかなというのとか、あとは水、何かセンサーみたいなのを活用して、水がなくなったときにセンサーを介してスマートフォンに情報が入るとか、いろんな取組がまだ可能性があるなというふうに思っております。そんな様々な課題を、そういった技科大の先進的な技術とか、そういったのも踏まえながら、活用しながらぜひ成功させて、中山間地域の新たな高付加価値農業のモデルにできればなというふうに考えております。思い当たる課題等、取り組む中でまだまだ出てくるのかなということでありますけども、そんなことで進めていきたいと。  もう一つ、地域おこし協力隊のほうも2名予定しています。その方々を将来の担い手となるような、そういった取組にもなれればなというふうに思っていますし、そういった方々の協力、育成もしていきたいなというふうに考えております。よろしくお願いします。 ○委員長(石山洋子) 五十嵐良一委員。 ◆委員(五十嵐良一) 確かに固定された本当の山あいのほかとあまり影響がないところにやらざるを得ないんだろうなとは思っています。一番気になるのは除草とか、農薬なんですけども、特にカメムシの影響は、今のカメムシは平気で1キロ、2キロ飛びますので、この無農薬をやった段階で、カメムシ被害に遭った場合、確かにオーガニック米かもしれないけれども、全く商品価値がなくなってしまうということがあるので、一番問題なのが害虫、虫かなと思っています。そこで、先ほどもっと大きいかなという話を期待していたんですけど、30アール。           〔「19アール」と呼ぶ者あり〕 ◆委員(五十嵐良一) 19アール……           〔「2反」と呼ぶ者あり〕 ◆委員(五十嵐良一) 2反ぐらいです。その上石川は2反ぐらい閉鎖された空間にあるんでしょうか。予算だから、そんなのはいいんですけど、ぜひカメムシ対策を十分理解した上でやらないと、大変なことになるんでないかなというふうに思っておりますが、いかがでしょうか。 ○委員長(石山洋子) 長谷川農林水産課長。 ◎農林水産課長(長谷川英一) ご心配をいただいているカメムシのことでありますけど、まずは上石川19アールということで、2反歩です。まずは、実証ということで取り組む面積です。いきなり何ヘクタールというわけにはいかないということであります。まず、ちょっと話先にさせていただきたい部分に関しては、今実際に有機JAS認証米に取り組んでいる農家、3農家ございます、有機JAS認証に特化すれば。6ヘクタールぐらいですか、総面積で6.2ヘクタールかな、ということであります。その皆さんから実はいろいろな情報をいただいております。草取りの関係とかもそうですけど、カメムシ情報もいただいております。実は、取り組んでいる皆さん、中山間地には山間に近いところには圃場はあるとは言いますけど、カメムシはさほど影響が出ないと。なぜというと、出穂時期がほかの慣行栽培のところとずれているというふうなことで、さほど気にしなくても大丈夫だというふうな実はお話は聞いています。ただ、その場所によってどうなるかというのは、これからです。なお、収穫したお米に関しましては、玄米色選でカメムシの部分飛ばして、いいものを出荷できるということであります。大体収量は1反7俵を目指しているということであります。有機ですから、そこを目指していると。6俵から7俵取れれば本当、7俵取れればいいという考え方でやっています。それでも単価が通常の一般のお米の倍近い、倍以上かな、そういった値段で取引されているということであります。  もう一つ、課題が有機JAS認証米については、ほとんどが契約して個々販売といいますか、大量な出荷をしていないといいますか、相対の取引だということで、消費者とまたそういった小さい規模のお店であったりとか、そういったところの取引のようです。今回当市目指している部分で、今輸出米の取組をしている中で、海外で非常に需要が高まっている、またあるというところから、どうぞちゃんと出しどころはあるから、安心して作ってください。それをちゃんとしたものを取り組んで作っていただければ、しっかり取引ができます。3反でも、4反でも、5反でも、1町でもその分ちゃんと有機米ということで、認証が取れたものであれば海外で売り出せますよということであります。  それともう一つお話しさせていただきますと、ワッカジャパンという取引先でありますけど、有機米栽培に始めて3年でやっと有機JAS認証が取れるという期間がかかります。ただ、海外でワッカジャパンのほうとの取引の中では、ワッカジャパンというもうブランドが海外で生きているということで、ワッカジャパンが認証を認めた有機栽培米ということであれば、もう今からでも輸出可能ですよ、海外取引可能ですよというお話までいただいております。だから、ちゃんと出口までもう準備ができた状態でチャレンジをしたいということでございますので、長くなりましたが、ちょっと説明させていただきました。よろしくお願いします。 ○委員長(石山洋子) 五十嵐良一委員。 ◆委員(五十嵐良一) 私が心配している以上に対策を考えながらやっているんだなと思っております。  それと、一つ今お話の中で気になったのがワッカジャパン1者、将来的にもずっとここ1者で大丈夫なのかなというふうに今思ったところなんですけども、ここはほかの業者とも競合しながらという将来的な考えはあるかどうか。 ○委員長(石山洋子) 清田戦略監。 ◎産業戦略監(清田稲盛樹) 輸出のお話でございますので、私のほうから少しお答えをさせていただきたいと思います。  我々ワッカジャパンに全て輸出を委ねたいというような考え方は基本的には持っておりません。しかしながら、海外においても、相当な外食店不振というか、不況が起きている状況の中で、ほかの事業者とワッカジャパンが明らかに違うのは、リテールというECというインターネットを使った個別販売をしているかどうかというここが一つ大きなところでございまして、県内、県外の大手の輸出事業者については、正直価格が物すごく安く買いたたかれているのが現状なんですが、ワッカジャパンは外食店が売上げが落ちている状況の中でも、要は巣籠もり需要と、海外でも巣籠もり需要なんでしょうけれども、非常に売上げが逆に伸びている。むしろ外食店に出すよりは、個人に販売したほうが利益率が高いということで、我々のお米も実を言うと非常に高い金額で買っていただいているという中で、あらゆる選択肢は残しておきますが、今はやっぱり農家に一円でも多いお金をお返しをしたいという中で、まずはワッカとの取引の中で進めさせていただいているというところでございます。  以上でございます。 ○委員長(石山洋子) 佐藤真澄委員。 ◆委員(佐藤真澄) 五十嵐委員の関連で質疑させていただきます。  やはり有機農業産地づくり推進事業についてでありますが、新規事業ということで、意気込みを先ほどの答弁で感じたんですけども、長岡技術大学のご指導を受けての事業ということですけれども、上石川でおやりになるということでありますが、専門業者に委ねるということでありますが、上石川集落の農家の皆さんには、きちんと説明がなされたのかどうか。これが1点目。  それから、もう一回確認なんですが、有機農業ではなくて、無農薬でおやりになるということなんですね、有機で。有機農業は堆肥入れるだけですけども、無農薬となると、一切農薬使いませんので、先ほど五十嵐委員がおっしゃったように、カメムシです、問題は。それで、清田戦略監はよくご存じだと思うんですけど、とんとんはやはりお米主ですよね。私もあそこからいつも買っているんですけども、それはともかく、カメムシに至っては、一度食われますと、特に米などは精米しても取れないわけです。ですから、1等米が2等米になってしまうという、そういう弊害があるわけですけども、本当に意気込みは分かるんですけども、大丈夫なのかなというふうに思っております。この点いかがでしょうか。駄目だなんておっしゃるわけないと思いますけど。 ○委員長(石山洋子) 長谷川農林水産課長。 ◎農林水産課長(長谷川英一) 佐藤真澄委員のご質疑にお答えいたします。  まず、上石川の圃場でありますけども、一体的に先ほどアグリ・システムと一緒にやるという話をさせていただきましたけど、あそこはそのエリア、アグリが委託を受けてやっている圃場ですので、もうその説明云々というよりも、そういったご心配は上石川の皆さん、周りの皆さんにご心配はないということで、そういった圃場を選ばせていただいております。  あと長岡技科大に委ねるということでなくて、様々技術、一緒に相談しながら何か取り組める農業の効率化もそうですし、スマート農業のこともそうですし、そういったところを逆に新しくつくり上げられればなということで、アドバイスといいますか、そういったお立場で接していきたいなということですし、逆に指導というと、今現在取り組んでいる農家、先ほど3戸あると言いましたけども、その3戸の皆さんはじめ、その中に指導している方もいらっしゃいます。有機JAS認証の指導者という方も市内にいらっしゃいますので、その方をまたよくご指導お願いをしたり、そんな取組になろうかと思っております。  あとカメムシどうしてもご心配だということでありますけども、先ほど1反7俵ということであります。玄米色選を通してしっかりしたものを6俵から7俵というのを目標にまずは取組をさせていただきたいと思います。有機JAS認証米というのは、限られた自然由来の農薬というとおかしいですけど、自然由来の肥料であったりとか、そういったJAS認証機関が認めているものは使っていいということです。ただ、おっしゃるように化学肥料ですとか、通常の農薬というのは使えないということであります。  以上の説明でございますが、よろしくお願いいたします。 ○委員長(石山洋子) 佐藤真澄委員。 ◆委員(佐藤真澄) そういう時代が来たといえば来たんでしょうけれども、ほかの自治体もやはり同じようなことをやっていると思うんですけども、ほかの自治体ではどのようになされているんでしょうか。国が今2025年度までに非常に輸出に力入れているわけです。ですから、県内各自治体はこぞってやっていると思うんです。もしご存じでしたら紹介していただきたいと思います。  以上です。 ○委員長(石山洋子) 長谷川農林水産課長。 ◎農林水産課長(長谷川英一) 他の自治体ということでありますけど、県の事業で長岡が補助事業でそういった試験的な取組みたいなのはされているというのは、ちょっと情報はいただいておりますが、他市を含めて、有機農業ということで取り組んでいる面積なんですけども、新潟県だと319ヘクタールぐらいです。そのうち新発田は先ほどJAS認証というのでは6.数ヘクタールと申し上げましたけど、有機農業というJAS認証ではなくて認められている部分に関しては、大体10町ぐらい新発田市では有機米の生産に取り組んでいらっしゃるということであります。残りのJAS認証の6.2ヘクタール。ほかの方に関しましては、認証は取っていないけど、無農薬でやられているというような方がいらっしゃるということでございます。  以上であります。 ○委員長(石山洋子) 渡邉葉子委員。 ◆委員(渡邉葉子) 農林水産課にお尋ねいたします。  オーガニックSHIBATAプロジェクトのところで、付加価値の高い特産品、加工品づくりの中で、新たに低糖質、低GI値加工品の開発支援というのがございますけれども、なかなかちょっと難しい部分もあるのかなと思うんですが、昔何かかつて低GI値とかはやったことがあるんですけども、なぜここに来て今そこに特化したのかというのと、あと今後のプランとか、開発した先の方向性とかをお聞きしたいのが1点と、あとは防災協定都市で海老名市と提携していますけども、新発田産米の導入ということで、どれだけの販売量とか、売上げを見込んでおられるのかを教えてください。 ○委員長(石山洋子) 低糖質は農業の部分ではなく、オーガニックの関係、SDGs……。           〔何事か呼ぶ者あり〕 ○委員長(石山洋子) 商工振興課長のほうでお願いいたします。 ◎商工振興課長(小林一哉) 低糖質や低GIの食品開発という部分は、主に食品加工事業者の皆さん、それから市内のお菓子屋の皆さんとともに、私どものほうで付加価値をつけた形で商品化を取り組みたいという、オーガニックSHIBATAの一環なんですけれども、そんなにすぐオーガニックな食材がたくさんある状況ではない中で、まずは健康というものに付加価値をつけて販売していこうということが今後の戦略として有効なのではないかというふうに思っております。コンビニなんかの食品と対抗していくには、やはり健康という付加価値をつけていきたいなというふうに思っておりまして、今お菓子屋のほうにもそういった取組の打診をしているところであります。お菓子屋のほうは、もう既に例えば甘さを控えめした商品の販売なんかやっていらっしゃるというふうにお聞きしていますけども、実はそれをまだ武器にして外に売り出していくという取組はあまりやっておられないという部分がありますので、そこを十分にPRした形で、健康によい食品という形の支援をしていきたいというふうに思っております。  それから、販売戦略なんかは例えばスーパーとかのバイヤーとかとのつながりもありますので、そういった方から必要とされる商品づくりというものをやっていきたいと思っておりまして、健康という要素を十分にPRして販売していきたいというふうに思っております。
    ○委員長(石山洋子) 長谷川農林水産課長。 ◎農林水産課長(長谷川英一) 渡邉葉子委員のご質疑にお答えいたします。  海老名市への学校給食米のご質疑だと思います。月500キロ毎月ご注文いただいて、海老名市の小学校にお届けすると。新発田の自慢のおいしい、一番最高のお米を食べていただこうということで、令和4年度に入りまして、今度は新発田のおいしいお米コンテストの上位入賞米、輸出米として新発田から送り出しているお米と同じものをお届けしたいということで、今準備を進めているということであります。  以上であります。 ○委員長(石山洋子) 小林誠委員。 ◆委員(小林誠) 農業関係ということで、農水、長谷川課長お伺いいたしますが、昨年、令和3年度の米の作でありますけれども、仮渡金、米価が下落して、コロナ禍で国の米余りがこれは2年もコロナが続いていますから、米価が下落しているということは事実であります。当市も御多分に漏れず皆さん米農家、難儀なさっているというのが事実だと思うんですが、新発田市の米農家のこの令和3年度の作に関して、減収分昨年に比べて、把握していらっしゃると思うんですけれども、どの程度あったのかというところをまずお聞きしたいと思います。           〔「SDGsに関係ありますか」と呼ぶ者あり〕 ◆委員(小林誠) 農業政策はいいんでしょう。 ○委員長(石山洋子) SDGsに絡む。           〔何事か呼ぶ者あり〕 ◆委員(小林誠) 後でやってもいいけど、別に。 ○委員長(石山洋子) 暫時休憩します。           午前11時46分  休 憩  ───────────────────────────────────────────           午前11時49分  開 議 ○委員長(石山洋子) それでは、引き続き再開します。  小林誠委員。 ◆委員(小林誠) 深掘りテーマということですんで、ちょっと私は稲作のこの下落の問題についてやりたいので、また後ほどやらせていただきますんで、お願いいたします。 ○委員長(石山洋子) 宮崎光夫委員。 ◆委員(宮崎光夫) 何か眠い方がたくさんいらっしゃるところで、ずるずる引っ張って申し訳ないんですけれど、SDGs無理やり絡めるような感じなんですが、今現在有機農家が6.7ヘクタールとさっき言いましたっけ、やっているというふうなことです。それで、新たに地域おこし協力隊の方にやってもらうというふうなことなんですけども、その6.7ヘクタールやっている農家の方々にさらにもうちょっと広がるように直接そちらのほうに持っていくというのが本筋じゃないかと。わざわざ地域おこし協力隊を使って云々というふうなことがどうなのかなと。そもそもそれにたけた地域おこし協力隊の方がいらっしゃるのかどうか、ちょっとその辺も含めて、悪いけど、19アールでは何のためにやるのかなというふうな疑問があるもんですから、その辺ちょっと聞かせていただきたいと思います。 ○委員長(石山洋子) 長谷川農林水産課長。 ◎農林水産課長(長谷川英一) 宮崎委員のご質疑にお答えいたします。  私の説明下手な部分もあったかと思います。地域おこし協力隊も活用という言い方はちょっとあれなんでしょうけども、将来の地域に定住していただきたいという思いもあって、その農家とまず一緒になって取り組んでいただいて、その農家はもちろん有機をそのままやっていただきたいということですし、ノウハウを地域おこし協力隊の方に培っていただいて、それを広げるときに何とかその力を発揮していただきたいという思いでまずいると。かつ定住をしていただきながら新たに新規就農というような形で取り組んでいただければなという狙いがございます。  あと19アールという部分に関しては、いきなりは無理です。この有機JAS認証米、いきなり何ヘクタールもというのは無理です。だから、中山間地においても、できるんだぞという実証をまずしたいということなんです。19アール、2反くらいであればまずはいいお米をJAS認証米として反7俵を目指してできるのかなというふうに考えております。  以上であります。 ○委員長(石山洋子) 宮崎光夫委員。 ◆委員(宮崎光夫) 分かりました。狙いも分かりましたけども、ただ本当にその6.7ヘクタール実際やっている農家の方々に、さらにそっちのほうに主力に注げば一気に上がるんじゃないかというふうな気持ちがあって、その辺だけお願いします。 ○委員長(石山洋子) 長谷川農林水産課長。 ◎農林水産課長(長谷川英一) 今中山間地にちょっとこだわりの取組に想定をしています。ただ、今実際やっている農家につきましては、輸出のお声がけも実はさせていただいているんです。困っているのが先ほども申し上げましたように、個別販売が主流で、当てがないと逆に在庫を抱えてしまうという可能性もなきにしもあらず、そういった課題も今取り組んでいる農家にはあるということです。ですので、その出口を今しっかり輸出米の取組でつくっておりますので、その農家にもお声がけをして、実際に令和4年産につきましては、その農家から有機米の輸出をしていただきます。1.5トンだったかと記憶していますけど、そういった計画でありますし、そういった環境整備をした中で、もちろん平場のところでの有機米の取組に関しても応援していきたいと思いますし、そういった体制づくりをまずは中山間のところで付加価値農業という取組を進めながら、合わせ技で取り組んでいければなというふうに考えております。  以上であります。 ○委員長(石山洋子) 宮崎光夫委員。 ◆委員(宮崎光夫) 今考えていらっしゃるそういう取組が悪いというふうなことじゃない。確かに個別販売というのを本当にもう現在の市内の農家でもきちっとそれこそいわゆる層というか、本当のおいしいものとか、安全なものにこだわって、金に糸目をつけない、そういう階層の方々をきちっと捉えてうまくやっている農家の方々いるのを承知しています。そういう形に持っていくような、そういうバックアップも含めて、ぜひ進めていっていただきたいと思います。  以上です。 ○委員長(石山洋子) この際、午後1時10分まで休憩いたします。           午前11時55分  休 憩  ───────────────────────────────────────────           午後 1時10分  開 議 ○委員長(石山洋子) 休憩前に引き続き会議を開きます。  引き続き質疑を行います。質疑ある委員の発言を求めます。  小林誠委員。 ◆委員(小林誠) 今ほどはすみませんでした。SDGsとの兼ね合いはということで、SDGsの目標の2のところに、飢餓を終わらせ、食料安全保障及び栄養改善を実現、持続可能な農業を推進するという項目あるんです。まさに、生産者の所得を確保し、農業生産性を高めるため研究、投資を行う必要がある。これは、まさに生産者をどうやって守っていくんだということの中で質疑をさせていただきたいと思います。  もとい、同じ質疑になりますけれども、この令和3年度の作付の減収分いかほどあったのか、お願いいたします。 ○委員長(石山洋子) 長谷川農林水産課長。 ◎農林水産課長(長谷川英一) 小林誠委員のご質疑にお答えいたします。  農家の減収というご質疑でございます。JA北越後の仮渡金の基準に想定といいますか、計算をさせていただいた減収ということでお答えしたいと思いますが、仮渡金は昨年、令和2年産につきましては1万4,100円、コシヒカリ換算です。令和3年産米につきましては1万2,900円、1,200円の単純計算で1俵当たりのマイナスだということです。そうしますと、1反当たり当市の平均反収553キロという計算になりますけど、そうしますと約1万1,000円マイナス、1反当たりです。そうすれば1町歩、1ヘクタールの方であると11万、5町歩であれば55万という減収という計算になります。  以上であります。 ○委員長(石山洋子) 小林誠委員。 ◆委員(小林誠) 新潟県の試算でも、あるこれは新聞記事ですけど、前年比1ヘクタール当たり12.8%減ということであります。そこに加えて、作況も昨年より悪かったということで、まさに米作れば作るほど赤字になると。農家は、もうこれ以上やっていかれないよという悲痛な声も聞こえてくるわけなんですが、オーガニックは、これはこれでぜひ進めていただきたいと思いますけれども、そこが農家の所得アップにつながるまではまだ時間かかるということであります。目の前の農家の暮らしどうやって守っていくかというところで、この減収分のところを市でどんな手当て考えていらっしゃるか教えていただきたいと思います。 ○委員長(石山洋子) 長谷川農林水産課長。 ◎農林水産課長(長谷川英一) 減収分の手当て、市として実施するということは考えておりません。ただ、今回経営安定対策の中、ナラシ対策ということで恐らく発動される確率が高いだろう、そういった見込みを立てております。作況が96ということで、ひとまず米の単価の下落ということも踏まえるとそういう予想ができますので、そちらの補填があるのかなというふうには考えております。  以上です。 ○委員長(石山洋子) 小林誠委員。 ◆委員(小林誠) ナラシというものも、制度そのものはあるんですけれども、そもそものこの米価が下落しているというところは、やはりこのコロナ禍というのが起因しているというのが非常に大きいんじゃないかなというふうに思うんです。長谷川課長のところで答えられるかどうか分からないんですけれども、いわゆる国からのコロナ対策費の特交分があるわけです。繰越明許でまだ大分余裕があるはずなんです。使途がまだ決まっていないと思うんです。そういった中で、こういった特別交付金、コロナのお金も財源として使いながら、米農家に対する減収分の補填など、そういったことというのは考えられないもんでしょうか。 ○委員長(石山洋子) 長谷川農林水産課長。 ◎農林水産課長(長谷川英一) 今小林委員のそのものに対する補填というのは考えておりませんけど、コロナの緊急経済対策の部分で、拍車をかけるようで燃油の高騰という、その部分に関してはいち早く当市が手を挙げて、反1,000円という金額ではございますが、農家の皆さんに今申請を、議会のご承認をいただいた中で申請手続を進めておるところであります。まずは、そういった状況というところでの対応ということになろうかと思います。今すぐそのほかという部分では考えておりません。 ○委員長(石山洋子) 小林誠委員。 ◆委員(小林誠) コロナの特別交付金は、全体の財政どうやって振り分けるかという係ることですので、農家の減収対策ということで市長総括をさせていただきたいと思います。 ○委員長(石山洋子) 入倉委員。 ◆委員(入倉直作) SDGs、9番目の産業と技術革新です。はまるということで質疑せよということでありますので、今の盛んにオーガニック、清田戦略監が一生懸命やって、また長谷川課長とも取り組んでいる中でありますが、毎年私質疑している中に、有機資源センターであります。やはり長年携わって、私もずっと質疑等してきましたが、トータルでいくと現状の今の需要と供給という中にまだまだその生産量が足りないという部分がありまして、有機米云々ももう十数年来ですか、作りながら皆さん取り組んでいるわけでありますけども、実際いかんせんやはり有機資源センター3か所ある中にも普通堆肥じゃなくて特殊堆肥、それ自体がまだまだ生産には足りない。ただ、今現状の有機資源センターのその生産量に関しては、目いっぱいやっている中でありますので、生産量、経費も私もやっとまた追いついてきて2,000万まで、その差額です、歳入と歳出の中で経費。ただ、加治の702万の延命処理がある。大規模改修があるので、そうしますとやっぱり1,300万近くはなるんですけども、それはそれとしてどうしてもかかる経費でありますから、全部。そこで、やはり有機、今うたわれている無農薬云々もそうですけども、その前に土づくりをしなきゃない。また、それで化学肥料を使わないとなればなおのことでありますが、それなりの量の有機というか、堆肥が必要なわけです。そういう部分に関しては、今先ほど来示してある面積がそれなりの規模に取りあえず最初は取り組むということありますからですけども、ということは、そこに今後今の有機資源センターの堆肥の生産量です。根本に対しての考え方もしあったら。  もう一点。1点というか、189ページから191ページの大事な人づくりの担い手です。新規就農方、これも先般決算やったばかりですけども、ほとんどいろんな面でハードルが高いとか、枠にはまらないでお返ししていると。要するに年度末になると、結局は全部使い切れない。それは、また基準があってはまらないという部分もありますからしようがないのですが、今ぎりぎりの枠、その人の新規就農やろうとするときの本当の救い方は、市長の判こがあれば十分また賄えるすれすれの分もあるようでありますし、今現状やはりせっかく国の制度があってそれは使えるんですから、漏れなく救い上げてもらいたいんですが、ほんのすれすれ、その基準があったとしてもそこが足りないという部分がという、泣いているというか、そういう人もいるようなので、その点をやっぱり市としても精いっぱい救いながら、新規就農という貴重な人材を育ててもらうのに、地域おこし隊もそれは大事かもしれませんけど、今我々農業者にとって大事なのは、新規就農というものは枠があるのに、そこを最大活用せねばないだろうと思いますので、取りあえずその2点。 ○委員長(石山洋子) 長谷川農林水産課長。 ◎農林水産課長(長谷川英一) 入倉委員のご質疑にお答えいたします。  1点目、有機資源センターの生産量の考え方というご質疑だと思います。入倉委員おっしゃるように、有機資源センター特殊肥料ラインにつきましては、もう100%超えといいますか、フル稼働しているような状況であります。圃場に全部市内で必要になると、有機資源センターがあとこの10倍必要だという、水稲への散布ということでありますと、今現在1割くらいの散布量しか生産はできていない、それは確かなことであります。実質今現在そういった状況で、まずは良質な堆肥をつくって、そこをしっかり取り組める農家、今もお使いになっている皆さんの土づくりをしっかりしていただきながら、高品質な米づくりをしていただきたいということであります。今後増やすとか、今の施設の能力の中ではちょっと難しい部分があります。大規模改修の中でもうちょっと増やせればなというふうには思うんですけど、でもあの施設自体の中でつくるという部分でありますので、その辺は限度があるのかなというふうに考えております。そういったお話もお伺いしながら、また畜産の、当市盛んでございます。直接の畜産の堆肥づくりをされている方もまだいらっしゃいます。そういったところのつながりとかも農家の皆さん持っていただきながら取り組んでいただければなというふうに考えております。それ1点目でした。  2点目、新規就農ですとか、そういった補助事業の残があって補正もしたということであります。もっと有効活用、またぎりぎりのラインで基準に満たない方も救ってはどうかというお話だと思います。補助金につきましては、要望調査等を行いながら、それに、その計画に合わせた金額を予算化をさせていただいております。途中でやっぱり自己都合で手を下げる方も毎年毎年いらっしゃるというのも事実ですし、あとは結局入札といいますか、請け差が出るわけです。そういったのの減額もあるということでご承知おきいただきたいと思います。規格ぎりぎりのという、何とか救ってほしいというお話ではありますけども、そこを何とか取り組めるような逆に状況に農家の方々にその辺頑張っていただけるような、そういう相談体制を持ちながら、指導といいますか、取組を進められればなというふうに、逆な考え方でいきたいなというふうに思います。 ○委員長(石山洋子) 入倉直作委員。 ◆委員(入倉直作) 分かりました。  取りあえず有機資源センターに関しては限りがあると、枠がある。しかし、今仮に取り組もうとしている中に大事な基本線でありますから、その生産量、そこを省きながらそっちに回さんきゃないのか、それなりのまた別手法も考えていくということは、それはまたそういうふうな面で取り組むにしてもいいんです。  今後半のほうでありますけども、現状もあるので、長谷川課長とみっちり膝を突き合わせて言わせてもらいますので、その点そのときになったらお願いします。  以上です。 ○委員長(石山洋子) ほかにSDGsに絡む農業政策についての質疑はございませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(石山洋子) ないようですので、続いて自由討議を行います。SDGsに絡む農業政策について討議ある委員の発言を求めます。  五十嵐良一委員。 ◆委員(五十嵐良一) 午前中からオーガニック新発田米、言わば有機米ですけれども、これ盛んに質疑してきたんですが、様々な理由を伺うと、コロナ禍による外食の支援、それからそれによる米価の下落、これをなぜ起こるかというと、やっぱり人口が減って、そして主食用米を食することが減っていくと。年間10万トンほど毎年減っていくというお話もある中で、先ほど指定された地区が19アールというのはちょっとがっかりしたんですけども、これをもっともっと増やしていくと。そして、この考え方の下で1反から多収して利益を得ようという考え方ではなく、おいしい米を作って、そしてそれを食べてもらって、おいしい米を作ることによって反収が少しずつ下がっていくけれども、1粒の単価が上がるということを目指すということをやはりこれからは考えていくべきだと思いますが、皆様のお考えをお伺いします。 ○委員長(石山洋子) 五十嵐良一委員から皆さんいかがでしょうかということですが、ほかに討議ある委員の発言を求めます。  入倉直作委員。 ◆委員(入倉直作) 今五十嵐委員の言う思いは分かりますが、おいしい米はずっとみんな目視して作っています、我々農家ははっきり言いまして。無農薬、オーガニックだからおいしいんではないと。現実に新発田もAランク分かると思うんですけども、毎年品評会というかやっていますし、それこそある一部では魚沼米よりおいしい米もあるとまで言っていますので、五十嵐委員の言うそのおいしい米云々というのは、私どもはもうとっくに取り組んでいるわけでありまして、新たに今清田戦略間の目視するところはまたちょっと違う部分なのかなと思っているのです。  ただ、要は農家の底上げという部分に関しては、輸出米もそうですけども、ともかく市場にあって今現状よりも主食米も今米余りの中で海外にという部分な手法なわけです。そこの部分があるので、そこを追求しないと、おいしい米づくりなんてのはみんな一生懸命頑張っているんです、はっきり言って。だから、特にまた今この手法の中でなかなかできない。だからこそこれだけの反別、約2反割られると、生産からすればたかが2反かもしれんけど、されど2反という部分だと思うんです。そこの分は、五十嵐委員どういうふうに逆に追求したいのか、もう一遍。 ○委員長(石山洋子) 五十嵐良一委員。 ◆委員(五十嵐良一) 考えるところは入倉委員と同じだと思うんですけれども、やはりその反収をできるだけ下ろすという、下ろすという言い方は、反収をそんなに上げないで付加価値のつくオーガニック規格の米を作ることによってそれを輸出すると。そこで米余りが緩和できて、そして耕作放棄地も緩和できて、中山間地がまた元の活気に戻るという形につながるのではないかなということでこの付加価値のつくお米を作ったらいいかなと私は。入倉委員のおいしい米はもう既に取り組んでいるというのは重々分かるんですが、そこにさらに付加価値のついたこの有機JASという認証を取るような努力をしたほうがいいと私は思います。 ○委員長(石山洋子) 入倉直作委員。 ◆委員(入倉直作) 一応申し上げれば私も生産者でありまして、全て私、私の反別は少ないんです。転作入れて5町歩ちょっと、5ヘクタールぐらいしかないんですが、全部直播でやっています。それも、当然農薬剤も大分軽減はしておりますが、私自分が云々じゃなくて、今生産、要するに反収を上げないでというところが、今回代表質問に渡邊喜夫議員が質問したと思うんですが、あのときに基準を全部述べました。ある程度の米取れないと、米まずいんです。5俵、6俵の米がおいしいかというのはまた違うんです。ある程度の俵数上がる地質をつくって、それだけの米ができなければ、米はまずいんです、現に。そこの辺があるので、ただ反収を下げればいいんじゃなくて、今五十嵐委員の言う方向は分かります。それは、有機米、またそれに取り組んで精いっぱいやって、米生産やって、そうすればその米余りが減るじゃないかと言うかもしれませんけども、その分いっぱい耕作もしなきゃなんです。経費もかかるんです。反収下がった分利益を追求すると、同じ、そうすると反別で余計作らなきゃない、ある意味。だから、その点もまた逆に生産者にすればこうなんです。だから、そこの点が今逆にそこはそことしてそういうふうに考えないで、反収を下げればいいとかじゃなくて、今五十嵐委員の言うその付加価値をつける生産というのは、それはそれでいいんです。何の問題はないですけど、ただ単純にそうすれば反収下がって米が少なくなってうまい米をと言うかもしれませんけど、そこはもうちょっと考えないと。  また、五十嵐委員、もしだったらそういうぜひ取り組むところへ行って、体験もしてもらいたいなと思います。なかなか、私の思いは不可能に近いんです、私ども生産者にすれば。でも、それを今やろうとしていることですから、ぜひ現場行って見てもらって体験してほしいです。 ○委員長(石山洋子) 宮崎光夫委員。 ◆委員(宮崎光夫) 入倉委員のことで、不可能に近いという言葉尻を捉えてあれですけども、本当に有機栽培というのは非常に難しいところです。おいしい米であれば、慣行栽培でも十分おいしい、新発田の米というのは。実は、新発田の中でも物すごく差があるんです、味が。間違いなく山際のほうがおいしいです。しかし、それを差別化するというのが本当に新発田の農業全体でいいかどうかというのは非常に難しいところです。なかなか取り組みにくい。行政として税金使ってやっていくかというの、なかなか難しいというふうに思う。その中で、やっとまず何とかというふうな切り口を見つけて、それで今農林水産課が進めていこうというふうなことだと思います。いろんな悩みを抱えながら、そういう形に持っていくというようなことですんで、まずはお手並み拝見でいけばいいのかなというふうな感じがします。 ○委員長(石山洋子) ほかに自由討議ある委員の発言を求めますが、よろしいですか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(石山洋子) それでは、ほかに討議がなければ、自由討議を終結するにご異議ありませんか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(石山洋子) ご異議ありませんので、SDGsに絡む農業政策について自由討議を終結いたします。  続いて、それ以外の事項について質疑ある委員の発言を求めます。  水野善栄委員。 ◆委員(水野善栄) 大変お疲れさまでございます。また、今日も簡単にお話ししたいと思います。  まず、最初に…… ○委員長(石山洋子) 水野委員、マスク…… ◆委員(水野善栄) 今外してしまって、すみません。眼鏡とマスク間違いました。すみません。まず、小林商工振興課長、すみません。1つ、215ページの中心市街地活性化の部分でしょうか。その中で中心市街地空き店舗の利活用推進事業ということで250万ほどついていまして、これは今年は調査してという形なのか、250万。何件ぐらいを対象にして空き店舗の利活用に結びつけたいのか、その辺だけでいいです。  あと、井上観光振興課長、ページにして213ページのスタディ・ツーリズム推進事業、これ県外からの誘客を今回は含めて考えていますということですけども、これについての宣伝媒体としてはどのような方向性を持って県外の方を誘客、誘致していくのか、それについてをちょっとお知らせいただきたい。  あと、長谷川農林水産課長、すみません。有害鳥獣捕獲担い手ですか、緊急確保事業の補助金で29万。この金額から見たらあまり、29万って大して大きい金額でないんだけど、これからのこういう有害鳥獣の要するに担い手の確保について、この先もうちょっと金額的なこともそうなんだけども、もうちょっと力入れてもいいんじゃないかと思うんですけど、その辺の長谷川課長の意気込みを聞かせていただきたい。4年度の分でどうなのか、また意気込みをですね。令和4年のことについてお願いいたします。  あと、穴水維持管理課長、西名柄の排水機場の排水路の維持管理事業ですか、ここ非常に中田川との関連もあって、暴れ川ですよね、あの川は。去年も大変なことあったんだけども、ここの部分の排水機場のポンプの取替えだか、そういうふうに私感じておるんですけども、これ非常に暴れ川というだけあって、雨降るととにかくすごい水量になってなんていうことなんだけど、どの時期でどれぐらいの取替えになるのか、時間的なことも含めて。時期的なこと、時間的なこともちょっとお聞きしたいなと思っていました。あまりにも大変なことで、これからの新発田市の湛水事業というんですか、それについてのお考えになると思うんです。  あと、小野建築課長のほうには民間建築物のアスベスト除去等支援事業ですか、625万ほどついていて、年間何件ぐらいの支援なのか、令和4年度については。また、役所の隣のハヤカワのところ、今年何か立入りしてちょっと調査したいというふうな話ししていまして、アスベストもかなりすごいという話も聞いていますが、その辺の建築課としてのお考えを令和4年分でちょっとお聞かせいただきたいなと思っております。
     以上です。 ○委員長(石山洋子) 小林商工振興課長。 ◎商工振興課長(小林一哉) 水野委員のご質疑にお答えいたします。  私どもで令和4年度から中心市街地エリアの空き店舗の利活用推進事業という題名で事業展開をしたいというふうに考えております。この経緯につきましては、昨年の1月にNEOHATTという商店街の経営者の有志の方々で結成されたまちづくり団体がございます。昨年1年間かけて様々な検討、協議等重ねてまいりまして、NEOHATTとしてはぜひとも空き店舗の利活用に向けて一歩踏み出したいというようなお話がありまして、市としても空き店舗対策という意味もありまして、商工会議所とともに、ぜひ支援したいということで取り組まさせていただきたいというものであります。  中身といたしましては、有望な空き店舗の調査と、それを使えるようになるようなリフォームといいますか、リノベーションをしていく。それから、空き店舗の情報、それから商店街の魅力についての情報発信という2つの取組につきまして、必要な経費について支援をさせていただきたいというものであります。目標の数値としましては、商店街の皆さんともお話の中では3件程度は誘致を図っていきたいというようなお話も聞いておりますし、そこに必要な経費について支援したいというものであります。  以上です。 ○委員長(石山洋子) 井上観光振興課長。 ◎観光振興課長(井上貴之) では、スタディ・ツーリズムの県外に対する誘客の広告媒体というご質疑でございます。今年度につきましては、県内校を対象にいたしまして周知を図ってきたところでありますけども、今年につきましては旅行代理店がよく使われる補助金サイト、こちらのほうに情報を載せたり、あと旅行業者に対して情報提供したりということでやってきておりましたけども、実は今年あまりいい成果を得られることができませんでした。ただ、月岡には今年度修学旅行として約830名ほどの方がいらっしゃっていまして、これがうちのほうがあまり実績よくなかった理由というのが新潟県で行っております使っ得!にいがた県民割キャンペーンという有利なキャンペーンが行われてきたということがこういった要因だった、1つじゃなかったかなと思っておりますし、あと私ども正直申しまして反省点としては、教育旅行という観点でいけば体験ツールがどうしても必要になりますけれども、その部分が少し足りなかったというふうに認識をしております。そういった反省も踏まえまして、来年度につきましては対象を全国にということで、一応拡大してまいる所存ですけれども、来年度につきましては、このスタディ・ツーリズムにつきましては先ほどご説明したとおり地域おこし協力隊を採用することとしております。この人材につきましては、具体的なお名前はまだ申し上げられませんけれども、今までスポーツツーリズムの関係でいろいろとご協力をいただいた方でありまして、関東圏を中心に非常に多くのつてを持っていらっしゃいます。この方を中心に学校や現地のエージェントのほうに直接出向いていただきまして、ダイレクトに誘客を図っていくということを考えております。あとは、取りあえず一通り、まずこれで答弁とさせていただきます。 ○委員長(石山洋子) 長谷川農林水産課長。 ◎農林水産課長(長谷川英一) 水野委員のご質疑にお答えいたします。  鳥獣被害対策の担い手緊急確保事業補助金ということであります。この事業につきましては、新たに狩猟免許の取得ですとか、そういったところに経費の2分の1を補助するというような形で支出をしております。令和3年には3人実際に支援をさせていただいているところであります。もっと力を入れてはというご質疑だと思います。まずはそういった新規の皆さんにはそういった支援をしながらでありますけども、とにかく猟友会の皆さんが実際に実働ということで、非常に大事な役割を担っていただいております。猟友会の皆さん、今現在129名ということであります。ずっと右肩下がりだったのが今徐々に、右肩上がりまではいきませんけど、まず何とか新しい方々も入ってくださっているとかいう状況であります。引き続きこの事業等活用しながら、また有害鳥獣の協議会ございますけども、そちらの中でも様々な捕獲に対する支援ですとか、そういったところもしっかり取り組んでまいります。まずは新規で狩猟免許等の取得の皆様方をしっかり支援していきたい、そういった考えでございます。よろしくお願いいたします。 ○委員長(石山洋子) 穴水維持管理課長。 ◎維持管理課長(穴水雄二) それでは、水野委員の排水機場の部分のご質疑お答えをさせていただきたいと思います。  まず、道賀、西名柄の排水機場につきましては、農地事業で完成した施設でございます。この部分が市街地における水害対策にも寄与するという部分で、当課がまず担っているというところでございます。中田川の改修につきましては、なかなか県のほうでもめどがまず難しいというような状況の中で、私どものほうで何とか道賀、西名柄の排水機場で今段階では水を引っ張らせていただいているというのが現実でございます。その中で稼働の部分につきましては、道賀、西名柄の運転水位というのがございまして、それを降雨状況踏まえて運転水位を確認した中で、運転水位を超える、超えそうだというときに運転をまずさせていただいているというところでございます。そういう中で令和2年の7月31日の大雨も含めてというところで、稼働実績という部分につきましては西名柄で10日、それで時間数にして42時間、道賀につきましても11日、時間数につきましては42時間というような稼働状況でございました。こんなところでよろしいでございますでしょうか。ありがとうございます。 ○委員長(石山洋子) 小野建築課長。 ◎建築課長(小野正一) 水野委員のご質疑にお答えします。  民間建築物アスベスト除去等支援事業の内容ですけども、625万計上されていますけども、25万が分析調査、600万が除去としております。先ほど水野委員おっしゃっていましたけども、旧ハヤカワビルと旧レジャー会館、両方とも分析調査されていないということで、今年度2件分50万計上したんですけども、旧ハヤカワビルは所有者行方不明、旧レジャー会館は所有者不存在ということで、法人解散、清算人が、ハセガワさん亡くなっております。それで、どちらかが、2物件とも今弁護士相談していますんで、どちらか分析調査できたらなと思って、分析調査2件上げております。  それと、あと600万の除去のほうなんですけども、中心市街地の再開発でビルが改築されるというようなお話もありましたので、1件分計上しております。まだ決定したわけじゃないんですけども、使えるように計上しております。ハヤカワビルについては、今年度、令和3年度、レジャー会館、空き家等対策推進事業になるんですけども、120万ぐらいかけてボウリングのピンの強度とか、開口部の塞ぎとか、外壁の落下物がないかとか点検して直しておりますんで、そういったことを令和4年度ハヤカワビルもやろうと思っています。  以上であります。 ○委員長(石山洋子) 小林誠委員。 ◆委員(小林誠) 関連1つだけお願いします。今ほどスタディ・ツーリズムの話がございましたんで、ちょっと関連してなんですけれども、今回観光振興課のスタディ・ツーリズムと道の駅加治川の地域おこし協力隊のミッション型の受入れということなんですが、今回オーガニックでも地域おこし協力隊入るということなんですけど、私ミッション型というのには若干ちょっと疑問に思う点もありまして、というのは言うならば国のお金で会計年度職員のようなことをさせるといいますか、3年間の会計年度任用職員みたいな形になってしまわなきゃいいけどなというふうな危惧をしているんです。3年後、例えば道の駅加治川で3年勤めたけど、定住に向けてどうかといったら、それこそ市の会計年度職員ぐらいになるぐらいしかこのミッションで得るものってないんじゃないかなというような危惧もしておるんですが、ただ3年後といいますか、任期満了後の定住に向けたというつながりどのように考えていらっしゃるのか、ちょっとお願いします。 ○委員長(石山洋子) 清田産業戦略監。 ◎産業戦略監(清田稲盛樹) この件につきましては、かなり大きな話でございますので、私のほうからお答えをさせていただきたいというふうに思います。  我々のほうは、なぜミッション型にしているかということでございます。要はそのスキルを学んでいただいて、そのスキルを生かして当市に定住をしていただきたいというのが基本的な前提にございます。実際新発田市で初めてミッション型を導入をしたのは、新発田市観光協会のほうに採用した職員でございますが、旅行業の免許資格を取得をしている人間でございます。非常に高度な資格を持っているという中で3年間協力隊をして、その後観光協会のほうに就職をして、今現在結婚もされて新発田市内にお住まいになっていると。道の駅につきましては、単なる道案内という、観光案内ということではなくて、物産関係の勉強もしてもらおうということで、それこそ輸出という部分が1つの大きな今後ポイントになってくるだろうと。そういったところにプロのバイヤーと要は商談ができるような人間を招聘をするというか、招聘というか、養成をするということが前提に考えているということでございます。こういった中で場合によっては道の駅にそのまま就職をするということもあるでしょうし、DMOということで事務局の観光協会に就職をするということもあるという中で、そのスキルを身につけていただくということを前提に考えているということでございます。  一方、先ほど誘客に精通をした人間ということで、これ今までスポーツツーリズムの誘客で、誘致で非常にお世話になった方がご定年になられるという中で、新発田に帰りたいという中で、そういうことであればそのスキルをぜひ新発田で生かしてくださいということでご採用させていただいたものでございます。この方についてはもう60歳ということでございますので、3年後となると63歳という中で、市の会計年度任用職員という考え方ではなくて、そのスキルを十分生かしていただいて、場合によっては観光協会にそのままいていただくということも一つの考え方でしょうし、ご本人が某高校の野球の指導というところもあるもんですから、そういった中でそちらのほうに傾注をされるということもあると思いますが、まずは3年間そのスキルを生かしてもらいたいということです。  ついでに、ついでと言うと失礼なんですが、農業の関係のほうも全く同じでございまして、そのスキルを生かして中山間地域において、ぜひ集落営農の担い手になってもらいたいというのが我々の大きな希望でございます。そういった意味で使い捨てという考え方ではなくて、将来的にも新発田でいていただけるようなスキルを身につけていただくということを前提に考えているということでございます。  以上でございます。 ○委員長(石山洋子) 小林誠委員。 ◆委員(小林誠) 考え方分かりました。農業についてはいろいろ新規就農の支援策等々もありますので、本人がこれでよし、新発田でいくぞと思えば道が開ける部分あろうかなと思います。ミッション型いろんな考え方ありますんで、大きな意味で市のブランディングの戦力の一員になっていただく助走期間ですよという私は受け止めしたんですけれども、ただそこにレールを決め込むんじゃなくて、本人の意思や、また地域でNPO活動したいとか、様々な展開もあろうかと思うんで、その辺をよくマッチングしながら、ぜひ一緒になって盛り立ててあげてやってほしいと思います。お願いいたします。 ○委員長(石山洋子) 板倉久徳委員、関連で。 ◆委員(板倉久徳) 関連といってもちょっと戻って、水野委員の中心市街地のほうの関連でいいですか。先ほど建築課の答弁で、レジャー会館のボウリングのピンの補強というか、危険なので、120万ぐらいという話だったので、それちょっと確認なんですけど、所有者が今宙に浮いているというか、はっきりしないような状況で、法的な問題もあるのかもしんないんですけど、120万かけて補強するのと、それを撤去するという考えにはならなかったのかなと。それは、できなかったのかなという。 ○委員長(石山洋子) 小野建築課長。 ◎建築課長(小野正一) 前の持ち主の今ご子息と協議中でありますので、120万かけて、ボウリングのピン5年大丈夫だということで調査していますので、それまで弁護士相談重ねて、プレッシャーと言うと悪い言葉なんですけども、醸成してもらって、認識して、何とか解体に向けて進んでいきたいと思っております。  以上です。 ○委員長(石山洋子) 渡邉葉子委員。 ◆委員(渡邉葉子) 商工振興課と観光振興課にお尋ねいたします。  まず、商工振興課、予算書ですと203ページになるのですが、創業支援事業です。事業説明の案内によりますと、対象者数の増による予算計上アップになっているんですけれども、全体的に経済が縮小する中で対象者の方が増えているというところで、業種とかが分かったら教えていただきたいですし、創業ってなかなか簡単にはいかなくて、1年目はいいんですけれども、2年目、3年目と継続していくうちに結構畳む方が多かったりとかして、ほぼほぼ3年目には継続していない状況が全国的な傾向でもあるので、その辺のところとか、フォロー体制とかをひとつお聞かせください。  あと、観光振興課、いよいよ4月23日に道の駅加治川がオープンするということで、とても心待ちにしております。何度かご説明は既に受けているかもしれませんけれども、コンセプトとか、ほかのところと差別化して、これが目玉だとかというようなこととか、これが売りだぞというようなところがありましたらお聞かせください。 ○委員長(石山洋子) 小林商工振興課長。 ◎商工振興課長(小林一哉) 渡邉委員の創業支援に関するご質疑にお答えいたします。  今事業承継等いろいろ課題がある中で、新規創業したいという方は、実は意外と多くいらっしゃいます。来年度の予定といたしましても既に支援を継続していくという方を含めて、来年度新規で創業されるということも含めて大体38件程度の支援件数で予定をして、予算化をしております。ですので、件数が非常に増えているということで、予算のほうも少し増額をお願いしている状況であります。私どもの創業支援の一番の特徴といたしましては、やはり委員おっしゃられたとおり途中ですぐやめてしまうということをなるべく防止するためにはどうしたらいいだろうということで、3年間継続的に助成金をお出しするような方式を取っているということと、建物等のリフォームではなくて、ランニングコストに対する補助ということを、助成ということをやっているというところです。一番の狙い目は、やはり3年間かけてこのお店のなじみ客といいますか、要は事業として定着するような支援を行っておりまして、そこが一番特徴だと思っております。そのおかげで3年間経過、続けていらっしゃる方で、3年たったらやめてしまいますわという方は非常に今少ない状況になっております。  それから、業種につきましては、やはり飲食店が多いです。それから、やはり美容院とか、最近やはり女性向けのエステの関係の創業が多くて、ネイルサロンですとか、まゆ毛、つけまつげの、すみません。そういうものですとか……           〔「エクステですかね」と呼ぶ者あり〕 ◎商工振興課長(小林一哉) はい。そういう方が多い、中心市街地等の店舗への出店という意味ではそういうところが多くなっておりまして、今後はやはりIT企業ですとか、そちらの新規創業も促していきたいなという思いはあります。  以上でございます。 ○委員長(石山洋子) 井上観光振興課長。 ◎観光振興課長(井上貴之) 渡邉葉子委員の道の駅のご質疑にお答えいたします。  詳細につきましては、4月4日にご案内させていただいております道の駅の内覧会の際に指定管理者同席でご説明させていただきたいと思いますけど、私のほうから基本的なコンセプトということでちょっとお話しさせていただきたいと思います。  こちらにつきましては、市の立場と指定管理者の立場ということでお話をさせていただきたいと思いますが、まず私ども新発田市といたしましては道の駅、特に指定管理施設につきましては、これから要は民間の活力をいかに引き出していくかということが多分一番大事になるんだろうなということで考えているところであります。道の駅加治川につきましては、このコンセプトを立てるときから民間のノウハウを十分に発揮をしていただいて、自主自立で要は運営していただくということを基本的なコンセプトにしております。具体的に申し上げますと、指定管理期間は5年間ありますけども、1年目から3年目につきましては、これまでの道の駅加治川ですと年間約1,770万円の指定管理料をお支払いしておりました。こちらを年間400万に下げております。また、4年目から5年目につきましては、その400万円の指定管理委託料を150万円に下げております。それに加えまして、道の駅加治川の行政財産使用料相当額ということで、最低183万円の納付金を納めていただくということを考えておりまして、簡単に言うと指定管理料に依存することなく、稼ぐことを最大限に意識した運営をしていただきたいということで、新発田市の指定管理施設にはこれまでないコンセプトだということであります。そういった意味で私ども6月に指定管理者が決定いたしましてから二人三脚で準備進めてまいりましたけども、新しい土台ができたのではないかなというふうに考えておりますし、ぜひ新発田市としても新しい指定管理者にこの道の駅を成功させていただきたいと考えているところであります。あと、指定管理者の立場ということになりますと、実際に運営を行うのは指定管理者でありますので、施設の魅力を引き立てるのは指定管理者に頑張っていただきたいと思っております。  コンセプトは、6月定例会でもご説明いたしましたけども、加治川ピクニックということであります。具体的に申し上げますと、物産販売所では道の駅加治川でしか手に入らないもんですとか、あとおしゃれなピクニック関連商品などそろえまして、道の駅の中でも、あと物販を買って、おうちや出先の中でもピクニック感を感じていただけるような商品をそろえたいというふうに考えておりますし、あと農産物販売所には良質な農産物を消費者に届けていきたい、喜んでいただきたいというところに軸足置きまして、基本的には農薬や肥料を管理するトレーサビリティーの考え方の下で、他の直売所に引けを取らない農産物置いて喜んでいただくと。あとは収益の向上のために、季節ごとに果物を充実させるということを考えております。あと、飲食施設につきましては、6月定例会でもご説明しましたが、加治川の出身でありますCIRCLE.SEVENの中野さん、こちらのほうに運営をお願いしておりまして、こちらの中野さんが考えたメニューを味わっていただくほかに、これまでの道の駅加治川にはなかったジェラートですとか空揚げといったテークアウトメニューも一応置くということで今計画をしているところであります。  あと、最後、以前やまざくらでありましたところをパン工房に改修をしております。こちらにつきましては、サクラベーカリーという名前でパン工房をオープンさせる予定でおります。こちらにつきましても地元加治川になぞらえたパンメニューとか、新たなパンメニューを今開発しているというところでございます。  概要につきましては以上でございます。よろしくお願いいたします。 ○委員長(石山洋子) 渡邉葉子委員。 ◆委員(渡邉葉子) ありがとうございます。商工振興課にもう一点確認させていただきます。  今まで創業された方で、3年たってまだ頑張って継続しておられる方の割合というのはどのぐらいあるか分かりますか。 ○委員長(石山洋子) 小林商工振興課長。 ◎商工振興課長(小林一哉) ここ数年の状況を見ますと、3年間経過をして、閉店をするというのは私の記憶の中ではほとんどないような状況だと思っております。非常に堅調に経営をされておりまして、やはり私どもの目指すところは金の切れ目が縁の切れ目ではないですけど、そういうふうな形で、助成がなくなったらもう営業しないというようなことがなるべくないような形でご支援をしておりますし、フォローアップの部分も含めて商工会議所、商工会のフォローを受けながら、伴走型の支援といいますが、行っていることもありまして、ほぼないというような認識でおります。 ○委員長(石山洋子) 宮崎光夫委員。 ◆委員(宮崎光夫) 何点かお願いいたします。月岡温泉観光協会が解散というふうなことで、今まで管理していた部分を旅館組合と、あと市の観光協会ですか、そういうふうに振り分けています。この振り分けた区分の考え方。あと井上課長、もうちょっとゆっくりしゃべってもらえます。メモも取れなかった。どっちが言ったか分かんない。清田戦略監も割と早口なんですけども、早口でしゃべれば説得力が増すということはないですんで、ぜひかんで含めるような説明の仕方をしていただければありがたいと思います。  次に、187ページ、農地利用検討負担金というの、菅谷住環の関係で利用検討を図るというようなことなんですけども、前からあったんでしょうけども、ちょっとどこに負担しているのか、どういう組織に負担しているのか、それとも農林水産課に事務局あるのかな、どういうんだろう、どんな使用方法、100万円になっているのかというふうなことを聞かせていただきたい。  あと233ページの都市計画道路見直し事業に関連してなんですけど、今回アイネス、いよいよ本当に特養二の丸が移転に伴って街路を見直すというのが中心だというふうなお話は分かりましたが、実は街路関係全般、道路関係全般で、南バイパスができて、それで今度そこから豊町に抜けて松橋線につながって、それで五十公野公園行くという、それが一気にだあっとできたなと。次は、今度南バイパスからあそこのユニクロの脇を通ってずっと舟入商業集積というか、ピオのほうにつながるところが次の優先順位かなと思っていたらなかなか、もうあれから何年もずっとほうっておきっ放しで営業もしていないような看板はあるんですけれども、なかなか進んでいないという状況。優先順位は結構高いんじゃないかなと思うんですけども、どういった理由で進めていないのか。あと優先順位上げるためには私たちはどういうふうに住民として運動していけばいいのか。何かちょっとその辺が不明なので、教えていただきたい。  以上です。 ○委員長(石山洋子) 井上観光振興課長。 ◎観光振興課長(井上貴之) 宮崎委員のご質疑にゆっくりお答えさせていただきます。  月岡温泉の観光協会の解散に伴いまして、その業務につきましては、月岡温泉の旅館協同組合、あと新発田市観光協会、新発田市のほうに振り分けをさせていただいているということでございます。まず、月岡温泉の旅館協同組合につきましては、従来から月岡温泉で行ってまいりました誘客のためのPR経費として広告宣伝費を若干月岡のほうに残すというところがございます。あと月岡のほうで黒塀、茶塀ですかね、茶塀とか、あと壁目に照明をつけたりとか、そういった月岡の景観整備を行っていらっしゃいますけども、それに係る部分については月岡温泉の旅館協同組合の経費のほうということで残させていただいたということでございます。  あと、こちらが月岡温泉旅館協同組合の経費になりますし、新発田市観光協会につきましては、基本的な施設の管理ということで、源泉協同組合の土地に建てております足湯、あと源泉の杜、月あかりの庭、こちらの維持管理を観光協会が引き継ぐということで調整をさせていただいております。  あとは、シャトルバス、月岡温泉とJR豊栄駅間を結んでおりますぶらさんシャトルバス、こちらの運行につきましては、2次交通というところもございますので、新発田市観光協会で月岡温泉の周遊ライナーということに絡めて、一緒に新発田市観光協会のほうで持たせていただくということで調整をさせていただいております。  最後、新発田市でございますけれども、今社会資本整備総合交付金を活用いたしまして、月岡の美装化に取り組んでおります。メイン通りにはオレンジ色のナトリウム灯という丸い街路灯があるかと思うんですが、あちらにつきましては、今補助金を使って年次計画的に整備を進めているというところもございまして、市につきましては、メイン通りの街路灯を管理をして、これから社会資本整備総合交付金を活用して年次的な計画も含めて整備をしていくということで、こちらにつきましては、新発田市のほうで引き受けさせていただいたというのが基本的な考え方でございます。  よろしくお願いいたします。 ○委員長(石山洋子) 長谷川農林水産課長。 ◎農林水産課長(長谷川英一) 宮崎委員のご質疑にお答えいたします。  菅谷のまず場所でございますが、箱岩峠に登る登り口のところと説明したほうがいいですか、菅谷集落から箱岩峠、箱岩、住田に出る本当の入り口です。峠の入り口、山の手前ということであります。そこに8反7畝、8,700平米の、これは菅谷住環境整備事業用地ということで宅造特会の土地でございます。そこ今までは菅谷の自治会といいますか、その皆さんが草刈り等で管理をしていただいていた場所でございます。そこを今は、せっかくの土地でなかなかはっきり言って売れない土地だということもあるんですけど、有効活用できないかというようなことで農地利用もちょっと考えようよという話で、自治会の皆さんとそういったお話で物事が進んでまいりました。今年度から新たに実施した取組で来年も継続して、3年間ぐらいまずそういう農地利用のところで試してみましょうということで、将来につながる取組になるようにというふうなことで考えております。100万円の予算を計上させていただいておりますけど、今はソバですとか、花、小麦、大豆、ワラビ、そういった土地で作付可能な農産物というのも今探りを入れております。来年度につきましては、やはり同じように今度大豆もそうですけど、大豆、小麦、ワラビ、あと菅谷のお不動様のところで何か売れるものというかな、そういった地域がそこに活性化するような農産物も作付を考えていきながら、そこを有効利用しながらやっていきたいというような考え方であります。草刈りというか、その土地の管理も含めて菅谷自治会の皆さんに負担金として納めてございます。  以上です。 ○委員長(石山洋子) 大滝地域整備課長。 ◎地域整備課長(大滝一仁) 私のほうからは、都市計画道路のご質疑ということでお答えをさせていただきたいと思います。  都市計画道路富塚町中曽根町線ということで、延長、ユニクロの入り口、南バイパスの交差点から県道まで780メートルほどございます。こちらにつきましては、一部測量入っておりまして、令和4年から測量、また用地のほうの測量も手がけたいということで計画しているところでございます。着手したいということでございます。  よろしくお願いします。 ○委員長(石山洋子) 宮崎光夫委員。 ◆委員(宮崎光夫) 菅谷住環の未利用地にいろいろなもの作付するということで、歳入はどこに入るんですかね。できたものはどこの所有になって、何かお不動様に売るというのも出てくると思うんですけど、そういうのは自治会なんですか、どうなんでしょうかね。 ○委員長(石山洋子) 長谷川農林水産課長。 ◎農林水産課長(長谷川英一) 将来的に構想というようなことでそういった品物、今実際そういった売るような品物ということで扱っておりません。売買等もしていない状況です。あともう一点、薬草とかも試してみたいなんていうようなことで地元の皆さんと今話をしているところであります。  以上です。 ○委員長(石山洋子) 佐藤真澄委員。 ◆委員(佐藤真澄) 軽易な質疑ばかりで申し訳ないんですが、続けさせていただきます。  先ほど宮崎委員の関連で質疑すればよかったんですが、都市計画道路、見直しではないんです。見直し事業ではなくて、先ほど宮崎委員がおっしゃった南バイパスからずっと豊町経由で五十公野のほうに行くという、あの道路に今年のような、昨年から今年にかけて雪が大変降りましたが、消雪パイプもないので、本当に防護柵みたいなのを設けてほしいという地元の皆さんの声が非常に多かったんですよね。そういうことは可能なのかどうか、まず1点。  それから、221ページ、財産管理課長にお伺いいたします。未登記解消事業についてであります。これまで600万円台の範囲で継続されてまいりましたが、累計で何路線、何筆の登記が終了されたのかどうか。それから、2点目として、残りは何筆であと何年かかるのか。予算増額で進捗、推進はできないのかという点を伺います。  それから、3点目、下水道の接続状況について伺います。住宅リフォーム助成支援制度しかないわけですけれども、接続率の向上が目に見えるような形の支援策をつくるお考えはないのかどうか。資料請求に答えていただきましたが、なかなか60%未満ですよね。それから、この下水道の問題の2点目、農村集落におきましては、合併浄化槽が主でありますけれども、合併浄化槽の補助率をもうちょっと上げることはできないのでしょうか。例えば家族の人数において何人槽とか、価格も違うわけですけれども、合併浄化槽は特に農村集落に多いわけですけれども、年金暮らし、ほとんど1人、それから高齢者の単身世帯となると収入は年金だけですよね。そういう中でなかなか負担も大きいわけですので、つなぎたくてもなかなかつなげないという、そういう事情があるわけですけども、全体に上乗せしてもらって、もっと簡単にできるようにしていただけないものかどうかということであります。  それから、231ページの木造住宅耐震化事業についてであります。この事業は、かなり前から行われておる事業でありますけども、昭和56年以前ということで、我が家もその対象に当たりまして、住宅リフォーム助成制度、見事当選させていただきまして、全体で1,200万円超かかりましたけれども、外壁全部取り替えて、ついでだから台所もというふうなことで、あまり余計なことは言いませんけども、7年もたちますけれども、そうした状況なんですけども、昭和56年以前の家屋というのは全体でどのくらい進んだのか。昨日も大きな地震がありまして、かなり日本列島広範囲でしたよね。うちもそのきっかけは、わずか1メートルの積雪にも耐えられない箇所があるという、それは大変だということで、それで当時は1万円を払って耐震診断の専門家が来ていただいたんですけど、今は無料でかなり進んでいるとは思うんですけど、今の状況をお伺いいたします。  それから、189ページ、強い農林水産業づくり支援事業について伺います。地元産のブランド化した農産物を各家庭でもと思いましても、なかなか手が出ないというのが実態であります。まず新発田牛、ウオロクなんか行きましても村上産よりも高いんです。それから、アスパラガスの時期ですけど、ふとっパラなんていう、私も太いですけども、ふとっパラなんかとても手が出ませんよね。それと、今極めつきは越後姫ですか、あのでっかいやつ。この間テレビで市長はおいしそうに食べておられましたけど、1個400円もするというんですよね。誰が買うのかなと思うじゃないですか。とんとんに行きますと、南区で作っているの、それから村松産のもあるんですね。私時々イチゴ大福作るんですけども、イチゴ大福のイチゴ求めて行ったら、でっかいのがあったんですよ。 ○委員長(石山洋子) 佐藤委員、質疑に変えてください。 ◆委員(佐藤真澄) はい。それは、186円でした。20個買ったんですよ、送るためにね。イチゴ大福用のものと別に。ところが、3,720円でした。1個186円ですよね。それに比べても400円は高過ぎる。だから、幾らこういうふうに広報しばたでPRされても手が出ないんですよね。だから、地元産をもうちょっと利用したいと思う市民は私だけじゃないと思うんですよ。その辺りはどのように考えておられるのか。  それから、最後、199ページの松くい虫防除事業についてであります。被害木が増えたというふうに説明にありますけれども、以前減ったこともありますよね。また増え始めた、10年くらい前から増え始めた。確かに合併によって紫雲寺とか、ああいう松林が広大になりましたけども、広大な面積を持っているわけですが、どの辺りが増えているのかについてお伺いいたします。 ○委員長(石山洋子) 穴水維持管理課長。 ◎維持管理課長(穴水雄二) 佐藤真澄委員のご質疑にお答えをしたいと思います。  荒町から五十公野公園に抜ける道路というところで、そこに防護柵は可能か、防雪柵でよろしいでしょうか。雪を遮る壁…… ◆委員(佐藤真澄) はい。豊浦の街道にある。 ◎維持管理課長(穴水雄二) 460にあるようなああいうものでしょうかね。 ◆委員(佐藤真澄) はい。 ◎維持管理課長(穴水雄二) 可能かどうかというふうなご質疑でございます。同じようなご要望をいただいているという状況もございます。ちょっと現段階では研究をしているというふうなところでございます。ただ、昨冬の大雪を考えたというふうなところでありますと思うところもありますが、例年どおりの降雪状況ということであれば、私どもとしては機械除雪ということで除雪方針進めておるところでございますので、そこで対応してまいりたいというふうに考えているところでございます。  以上でございます。
    ○委員長(石山洋子) 古田財産管理課長。 ◎財産管理課長(古田祐三) 佐藤真澄委員の未登記解消事業について回答いたします。  未登記解消事業につきましては、平成23年から本格的に取り組んでいる事業でございます。権利関係が大変入り組んでいるなど、当時未登記にせざるを得なかった様々な理由が存在しますことから、解消するには非常に時間かかっているというようなところが現状でございます。令和4年3月現在におきましては、598筆、路線でいうと126路線解消してございまして、残りが1,191筆ということになっておりますが、これら残り全てを解消するには今のところめどは立っていないような状況でございます。  もう一つ予算を増やして未登記解消を早めるべきじゃないかということでございます。この事業化をしてから難易度の比較的低いものについてはある程度解消が進みましたけれども、今後は相続人が多数いる物件とか、相続人が不存在、境界争いのある土地など、難易度の高いものに着手していく必要があります。相続人が多い案件などについては、県外にお住まいの方も多くて、連絡を取る時点から難航が予想されております。仮に全ての方に連絡が取れたとしても、その相続人全ての方から積極的に協力が得られるのも非常にまれではないかなというふうに考えているところでございまして、こうした状況から未登記解消事業につきましては、いわゆる相手のある業務ということでありまして、予算だとか、職員体制とかを増やしてやれば比例して解消のペースが速まるものではないということで、これからも案件ごとに1件1件辛抱強く着実に取り組んでいくことが大切ではないかなと考えているところでございます。  以上です。 ○委員長(石山洋子) 小野建築課長。 ◎建築課長(小野正一) 佐藤委員のご質疑にお答えします。  耐震診断の支援事業、現行の耐震基準を満たしていない住宅は何戸かというご質疑なんですけども、現在5,413戸、16.3%となっておりまして、目標としている住宅の耐震化率1%ぐらい満たない状況になっております。対策といたしまして、昨年度から空き家のチラシと一緒に耐震診断無料なんですよということで、4月10日付の税務課が発送する固定資産税の納税通知書にチラシ同封していますので、これとか、エフエムしばたに出演して危機感を聞いてもらったり、最近はできていないんですけども、出前講座とか使って耐震化率を上げていきたいと思っております。  以上です。 ○委員長(石山洋子) 清田産業戦略監。 ◎産業戦略監(清田稲盛樹) 農産物等の値段ってどうなっているんだということで、これは全般的な政策の中でということなので、私のほうからお答えをさせていただきたいというふうに思います。  おっしゃるとおりなんだと思うんですね。1個400円のイチゴ誰が買うんだという話なんですが、これ新発田牛なんかもそうなんですけど、そもそもが和牛というのがやっぱり高いものなんです。ところが、新潟県というのは和牛の消費が日本最下位ぐらいの感じなんですね。実を言うとコロナで外食店が肉を取らなくなったということで和牛農家すごく困っておられているということがあって、それで我々ブランドをつくらせていただいて、少しでも農家の収入を増やしたいということでこのような取組をさせていただいたというのがきっかけでございます。村上牛よりもなぜ高いのかと言われると、これは卸の関係とか、いろんなものがあって一概に言えないということなんですが、非常に悩ましいところだと思います。消費者の皆さんには高過ぎて手出ない。でも、そこでダンピングを迫れば農家が今度は再生産ができなくなってしまうという、こういう中で我々産業部門としては、まずは生産者が作り続けられる値段ということを追求をしましょうということの中で、少しでも農家のほうに多くのものをお返しをしたいと。分かりやすく言えば、新発田のお米と魚沼のお米、実を言うとそんなに味変わらないよね、でも、魚沼のお米ってやっぱり全然値段違うわけですよね。これがまさにブランドなのかなというふうに思っているというところでございます。  越後姫の姫のてまりについても全く同じで、3年ぐらい前までは大きなイチゴって実を言うと、はね物扱いで全然価値を生んでいなかったんです。今回のやつは4Lサイズなんですが、Lサイズと4Lサイズのもの混合にして売っていた。ところが、農家のほうが大きなイチゴというのがやっぱり売りになるよねというのにお気づきになられたというのが一番大きなところです。我々が金額を決めたのではなくて、農家が越後姫全体のイメージアップ、新発田産越後姫のイメージアップの看板商品にしたい、看板娘にしたいという思いの中で、まずは高くてもいいからやってみましょうということでこの値段をつけさせていただいたということで、これは事業者がもうけるとか、卸がもうけるということではなくて、最終的には生産者のほうにそれが返っていくということをご理解をいただければというふうなことでございます。  以上でございます。 ○委員長(石山洋子) 長谷川農林水産課長。 ◎農林水産課長(長谷川英一) 佐藤真澄委員のご質疑にお答えいたします。  松くい虫の状況ということであります。まず、令和3年度資料で83でお示ししたように、紫雲寺地区で被害が令和3年度は増えたということであります。要因としては、夏場の猛暑といいますか、カミキリムシ等、そういったところが騒ぐんでしょうかね、夏場の暑さというのが一番大きな要因だろうというようなことです。そこで活発化するというようなことで。松くい虫被害につきましては、例年薬剤散布防除でずっと収まってきているといいますか、収めているというんでしょうか、防除しないとまたどーんと増えるという状況になります。あと今年みたいに気候によって若干上下があるというようなことでご理解いただきたいと思います。ある程度のラインで収まってはいるんですけど、令和3年度は増えたと、紫雲寺地区で増えたというような状況であります。  以上であります。 ○委員長(石山洋子) 星野下水道課長。すみません、下水道接続ということで特別会計というのもあるんですけれども、答えられる範囲でお願いいたします。 ◎下水道課長(星野茂樹) それでは、佐藤委員のご質疑にお答えいたします。  今日ちょっと資料あまり持って来ていないので、まず1点目、下水道の接続率の上昇ということなんですが、私ども接続率、令和3年4月1日現在で59.02%ということでございます。なかなか例年2から3%ずつ上がっている状態で、やはり新発田の下水道については接続率と整備率、この2つ両輪で進む必要がありまして、佐藤委員のお話にあった接続率の向上という件につきましては、建設常任委員会のほうにもお答え差し上げたのですが、リフォーム助成に合わせた形でPR、接続促進員2人一生懸命頑張って、今ちょっとコロナの関係でポスティングになっていますが、訪問なり工夫しながらPRを努めておりますので、その辺で頑張っていきたいと考えております。  2点目、合併浄化槽の補助率を上げることはできないかという点についてです。合併浄化槽の補助金ということで、私ども水道水源保護地域等合併処理浄化槽設置支援事業というのがございまして、こちら公共下水道ですとか、農業集落排水事業、あと小規模の農業集落排水事業の整備以外で要はちょっと山手ですとか、村部の部分について、個人住宅で合併浄化槽を設置する際に設置助成しているものです。個人負担35万円いただきまして、補助金の限度額、これが浄化槽の大きさによって変わっていまして、5人槽まで50万円、6から7人槽までで70万円、8人槽以上で110万円の補助をさせていただいているところです。申請自体大体85%以上6から7人槽、70万円の補助に当たっております。こちらのほうも、私どもの補助金プラス実はリフォーム助成、私ども合併浄化槽の補助金が出るんですが、宅内配管、そちらの部分もリフォーム助成適用になりますので、その辺もひとつよろしくお願いいたしたいと思います。  以上です。 ○委員長(石山洋子) 佐藤真澄委員。 ◆委員(佐藤真澄) それぞれお答えいただきまして、ありがとうございました。  都市計画道路につきましては、研究するということで、ほかからも要望があったということ、本当に怖い道路なんですよ。全く一瞬目が見えなくなるんですよね、目の前が。ですから、昨年じゃないですよ、昨年の大雪じゃなくて今年の場合ですよ、本当にあの路線は嫌だなというふうに思いますので、ぜひ研究していただき、柵を設けていただきたいと要望させていただきます。  未登記解消事業につきましては、とにかく相手があるということがよく分かりました。非常に大変かと思いますので、まだ残りが1,190件以上もあるということですけれども、ぜひ頑張っていただきたいというふうに思っております。  下水道の接続率は、特別会計でありながら、本当に申し訳なかったです。分かりました。  それと越後姫です。これ送ったんですよね。大して大きさ変わらないです。だから、生産者が作り続けられる値段というふうにおっしゃいますけども、私たち消費者も新発田産なら食べてみたいという気持ちはあるんです。皆さんありますよね。ですから、1個186円なのに、新発田産の姫のてまりですか、400円なんて本当に高過ぎるなというふうに思いましたので、ぜひ戦略監に聞いていただきたいなというふうに思っておりますが、もう一度お答えいただけますでしょうか。  それと、松くい虫の関係は紫雲寺地区はやはり随分増えているんです。巨額のお金が使われますけども、ぜひ大事な松林でありますので、今後も防除対策しっかりやっていただきたいと。これは、要望させていただきます。  姫のてまりだけよろしくお願いします。 ○委員長(石山洋子) 清田産業戦略監。 ◎産業戦略監(清田稲盛樹) 佐藤真澄委員のご質疑にお答えをいたします。  おっしゃっている意味は、本当によく分かります。実際にそれぞれの個々の農家、これ新発田の農家だけではなくて、いろんな農家が独自にブランド名をつけて、値段をつけて販売をされているというのが実態でございます。例えば天使の初恋とか、同じ越後姫の中で大きなものを一つピックアップをしてそのような名前をつけているということでございますが、エリアとして、産地としてそれを取りまとめてやりましょうというふうに動いたのは、恐らく新潟県内では新発田市が初めてだというふうに認識をしております。極めて挑戦的な価格の設定だというふうに私も思っています。これは、何度も申し上げているとおり、行政からこの値段にしてくださいというふうにお願いをしたものではなくて、実行委員会で生産者の皆さんも集っている中で、まずはこのぐらいの価格でやってみようよということなんです。いろんなところを調べると、これ東京辺りですと1個400円どころじゃなくてもっと高い値段で売られていたりもするんです。何度も申し上げるとおり、まずは買っていただかなければ仕方ないというところもあるんですが、要は看板娘でございますので、そこは高くして、でも同じ新発田産でも普通のやつ、もしくはLサイズ、LLサイズであれば1パックそれこそ600円とか700円ぐらいの価格になっているわけです。そういった中で、農家がまずはこの価格で挑戦をしたいということを我々としては一義的には尊重したいということでございます。そこは、ご理解をいただければなというふうに思います。  以上でございます。 ○委員長(石山洋子) 佐藤真澄委員。 ◆委員(佐藤真澄) 事情はよく分かりましたが、新発田市は県内におきましても所得がどちらかというと低いほうです。確かに生産者に市のほうから幾らにしなさいというふうに言われたわけではないというふうにおっしゃいましたけども、これでは売れないんじゃないんですかぐらいは私は言えるんじゃないかなと思うんですけども、それでこの姫のてまりはどこ行ったんでしょう。例えばテレビでは地元スーパーで売られるというから、探しましたけど、どこにもなかったです、とんとん以外は。 ○委員長(石山洋子) 清田産業戦略監。 ◎産業戦略監(清田稲盛樹) ありがとうございます。販売が3月の25日からということなんです。まだ発売になっていないということでございます。佐藤委員のおっしゃるとおり、ご本人が食べるというよりも、どちらかというと贈答用に使われるということのほうが多いのかなというふうに思っていまして、要はそういう使い方もしていただいて、すごくいいのくれたんだねというふうに使っていただけるとありがたいなというふうに思っているというところでございます。  以上でございます。 ○委員長(石山洋子) 入倉直作委員。 ◆委員(入倉直作) 紫雲寺の名前出ましたので。本当にずっと数年来松くい虫においては、合併前から引き続き新発田のほうへまた請け負っていただきながらここまで来まして、本当に猛威を振るいまして、ほとんどない、また住宅に近いところは諦めましょうということで、ここにいる前任者、大滝課長なんか大難儀していただいたんですが、それはそれとして今後また環境ということで継続してお願いせざるを得ないんですが、何を言いたいかというと、今長谷川課長に、初日に財務のほうに森林環境税の部分でお話申し上げまして、ただあそこはあくまでも受皿でありまして、事業云々というのは長谷川課長の持分であると。今盛んに言われている、要は松林、山もそうですけど、守るということで、いろんな形でさくら森林組合とかお世話になりながら、全般的にお世話になっているわけでありますが、また今回380万ほどの積立てもするんですが、毎年この、今回も2,400万でしたか、2,680万ぐらいですか、今年入ってきたのは。毎年入ってきて、目的税、これまた国民一人一人からある意味で税収をということの流れで地球環境を守るということでありますですが、大きなものを積み立てながら随時環境を守り、また松林を守るということでありますが、この積立金の総額ぐらいと、あと年間の例えば組立て、これぐらいの予算でいこうと。ただ松くい虫だけ取り上げれば4,000万もあるわけですから、全然間に合わないわけでして、そういう部分でその使い道ですけど、今後のある程度目標を立てているのか、その辺併せてお願いします。 ○委員長(石山洋子) 長谷川農林水産課長。 ◎農林水産課長(長谷川英一) 入倉委員のご質疑、森林環境譲与税の基金の関係、また併せて譲与税自体の使い道ということでございます。令和4年の予算のところでは、森林経営管理事業、これは森林経営管理制度という新たな国の関係で、もう自分では管理できないから、自治体、新発田市面倒見てくださいというご意向の下で取り組む森林整備事業でございますけど、今下中山のほうで取組を進めております。そこの干ばつですとか、そういった整備経費、また雇用ということで担当者といいますか、当初森林アドバイザーといいますか、そういったことで募集をしたりもしていたんですけど、なかなか集まらないということで、それに森林に特化して会計年度任用職員をこの環境税使って雇用させていただいているという部分があります。あとは、造林支援事業。造林支援事業は、作業道ですとか、またそういった業務に関して支援をしている事業でありますけども、そこに300万、あと市有林育成事業、これも市の関係のところで管理をいただいていますが、そこは91万3,000円、あと森林公園で147万6,000円、これは今回はそういった取組をしています。あと松くいもそうですし、森林・山村多面的機能発揮の事業のところでも使わせていただいています。あと令和4年につきましては、これはうちの予算化はしていませんけども、譲与税使うところで木製遊具、こども運動広場ですか、あそこの関係で使わせていただいています。それで、基金のほうはまず380万ほど積み立てるということであります。  基金の積立額につきましては、令和2年に630万、令和3年は一応400万の予定であります。そうしますと、1,000万ちょっとということで、また380万プラスということです。これにつきましては、それこそ森林経営管理の中で広い面積になる場合もあります。一気に進めないといけない場合もあるでしょうし、また様々な事業、一気に、単年度の譲与税だけでは足りないというところにはそこに生かしていくとか、そういったような使い道を考えております。  以上です。 ○委員長(石山洋子) 入倉直作委員。 ◆委員(入倉直作) ありがとうございました。今後また毎年入ってくるお金、またそういうふうに大事に使ってもらわんばないですけども、何でも地域おこし協力隊ではありませんが、今育成という話あったので、ぜひ植林、そういう部分森林組合だけでは間に合わないと思いますので、ぜひそういう部分も含めて、今後そういう部分での使い道で、育成ということも出ましたので、植林も含めてぜひ今後対応していっていただければと。要望にします。ありがとうございました。 ○委員長(石山洋子) 板倉久徳委員。 ◆委員(板倉久徳) 幾つかお願いします。  まず、1つ目、商工振興課長、お願いします。181ページの若者就労関係なんですけれど、説明いただいたのが本来の事業の内容なのかなとは認識しているんですが、一方で若者の就労という言葉だけ取ったときに、地元の企業の担い手とか、あと今せっかく仕事はあるんだけど、退職者が出て受けられない、仕事はあるのに人がいないと、そういうようなところで若者が地元の企業なり店舗なりで就労できるような援助というか支援というか、その辺に使えないのかなというのと、また逆にほかのそういう取組事業があるのかどうかというのを一つお聞かせいただきたいのと、あともう一つ、先ほどの215ページの中心市街地の空き店舗のところで、これ直接じゃないかもしれないんですけれど、ネオハットとの協議の中なのか、それともこれから新発田市として民間と考えていくのか。何せ中心市街地を活性化していく上で駐車場というのは欠かせない問題だと思うんですけれど、空き店舗と併せてその辺駐車場も利用者が、開発していくというか、その辺の計画というか考えが市としてあるのかというのをちょっとお聞かせください。  あと、観光のほうお願いします。これは特に予算化、あえてあるとしたら215ページの誘客促進に値するのかちょっと分かんないんですが、先ほどいろいろな施設等の事業をお聞きしたんですけれど、単発というか、施設ごとに対する事業で、これから蔵春閣も含め、駅前とか、コロナ終わってからのことも考えて、新発田の観光を点と点を線で結んでいくようなというときに、その辺をつなげていくような事業がどこか事業費として上げられているのか、またそういう取組があるのかというのをお聞かせいただきたいなと思います。  あと最後、建築課長お願いします。歴史的景観の建造物の指定なんですけれど、単純に今現在どれぐらいの数指定されているのか。あとまたこれから指定されるだろうという見込みというか、結構あるもんなのか。その辺数字だけ教えてください。  以上です。 ○委員長(石山洋子) 小林商工振興課長。 ◎商工振興課長(小林一哉) 板倉委員のご質疑にお答えをいたします。  初めに、若者の就労支援の部分でございます。私のほうからご説明をさせていただきましたのは、下越サポートステーションというのがございまして、主に就職もしていない、それから学校にも進学の意思がないというような方々、それから就職氷河期世代と言われる世代の方々の就労を支援しているというようなことで、少し福祉的な部分も含まれております。実際にこの若者の就労を促すという意味で、お聞きしますと大体百数十人程度毎年、サポステといいますが、新規の登録としていらっしゃるそうです。今年度の状況をお聞きしましても、三十数名の方が実際に主に市内の企業のほうへ就職が決まっているというようなことで、若者の就職促進という意味では役割を果たしていただいているなというふうに思っておりまして、地元での就職促進という意味で今後も支援をしていきたいなというふうに思っております。  それから、サポステに限らず、若者の地元定着という部分は非常にやっぱり大事だというふうに思っておりまして、他の事業を1つ上げますと、これまで企業間連携促進事業という名前の事業をやっておりまして、主に市内の中小企業の皆様の人手不足とか人材確保を目的に様々な事業をやってきたものなんですけれども、その中で若手社員の方の離職の防止を目的とした研修会や今後のライフデザインを含めた研修や、それから交流会などを含めた形で若者が地元の企業に定着をしていただいて、将来的な担い手になっていただくという取組を進めておりまして、企業の生産性向上のためにも、入っていただいた若者の皆さんになるべく離職をしないでいただいて、技術を磨いていただいて将来の企業の中枢担っていただくというような支援を今しているところであります。  もう一つの空き店舗の活用の関係でありますけれども、今回NEOHATTの皆さん非常にぜひ取り組みたいと、まずは空き店舗の利活用、再生というところに一歩踏み出していきたいというふうなことをおっしゃっていられます。この辺空き店舗対策という形で私どもと商工会議所もずっと取り組んできておりますが、本当に民間の方が中心になって一番商店街のことを分かっていらっしゃる商店主の皆様が先頭に立って今回空き店舗開発やるというようなことをおっしゃっておられて、どちらかがやるというよりは、ぜひ市と商工会議所一緒になって空き店舗の再生、利用について取り組んでいきたいというふうに考えております。  それから、駐車場につきましてはなかなか、基本的には商店の皆様、皆さんご自身で駐車場の確保というのはもともとされている部分ありますけれども、駐車場があることがやっぱり今後のにぎわい創出ですとかお客さんを寄せるという部分もあると思います。寺町のところには市営の中央パーキングというのがありますけれども、そこも今後解体の計画もあるというふうに聞いておりますので、もしできましたらそういうところも活用しながら中心市街地の駐車場確保というところも取り組めたらいいなというふうに思っております。  以上でございます。 ○委員長(石山洋子) 井上観光振興課長。 ◎観光振興課長(井上貴之) 板倉委員のご質疑にお答えをいたします。  今のご質疑につきましては、DMOの活動推進事業と誘客促進事業、両方に共通して言える課題だというふうに認識をしておりますけども、今まで月岡温泉の誘客はできても、なかなか市街地の回遊になかなかつなげられなかったという反省もございます。あと今年につきましては、先ほどありました月岡温泉観光協会が解散をして新発田市観光協会と統合するという節目の年でもあります。令和3年3月31日にDMOが正式なDMOになったということもありますので、新発田市観光協会がそういった町なかへ誘客をするような旅行商品を今後つくっていくことが大事だというふうに考えております。そのネタといたしましては、先ほどお話がありました越後姫ですとか新発田牛といった新しい素材が新発田市内で生まれてきておりますし、あと先ほど来申し上げておりますオーガニックSHIBATAと連携をしたヘルシーツーリズムといった取組ですとか、あとは今後オープンを予定しております蔵春閣ですとか道の駅加治川という新しいスポットもできております。こういったものを有機的につなぎ合わせた旅行プランを新しくつくることによって、月岡で泊まって、さらに日帰り旅行プランを使って市街地を回遊していただいて、連泊を促して、域内消費を促して観光消費額を上げるという取組が今後重要になってくるというふうに考えておりますので、この辺りの取組を今後ちょっと力を入れてやっていきたいというふうに考えているところでございます。  以上でございます。 ○委員長(石山洋子) 小野建築課長。 ◎建築課長(小野正一) 板倉委員のご質疑にお答えいたします。  歴史的景観形成建造物、指定件数は何件かというご質疑なんですけども、この事業は29年度から始めた事業でありまして、昨年度まで6件指定しておりまして、今年度1件指定の予定ですんで、合計7件になりそうであります。目標といたしまして10件を目指して活動しております。よろしくお願いします。 ○委員長(石山洋子) 五十嵐良一委員。 ◆委員(五十嵐良一) 205ページの商工ですか、女性雇用促進事業、これ200万円でどのくらい利用があるのか。もしくは申請があるのかなというところをお聞かせください。  それと、中心市街地の空き店舗、板倉委員からもお話出ましたけれども、この250万円もこれで私は足りるかどうかちょっと。そこのところで中心市街地活性化事業とか、それからまちなか賑わい創出事業って、これそれぞれあるんですけれども、これそれぞれやっぱり違う目的で支出されるんだろうと思うけれども、そんな中で空き店舗って、私の感じの中では結構空き店舗あるよなと思って、250万で本当に足りるのかなという、その考え方をよろしくお願いします。  それと、誘客促進事業の協議会負担金ってあるんですけども、これ先ほどの説明の中で胎内、聖籠ともという話があったんですが、これ胎内、聖籠も含めた協議会なんであれば、どんな割合で負担金を考えられているのかなということを一つお願いします。  それと紫雲の郷ですけれども、経済建設の中で委託料2年間契約して1億1,000万、年間5,500万です。そこに修繕費が537万つけて6,000万も超えているわけですけれども、今ご存じのとおりコロナの影響で冠婚葬祭も全部ぐんと縮小されて、そして月岡温泉も聞くところによると大型の団体がほとんど来ないから、みんな縮小して家族ベースとか数人ベースの改築を考えているという、そんな中で経済建設のときもお伺いしたんですけれども、瀬波温泉に向かう途中の大型バスの誘客も考えていると。果たしてそんなことが起こるのかなというふうには少し思ったんですけれども、ぜひこの辺について今後の考え方、もしくは促し方というか、それぜひお聞かせください。  それから、地域整備ですが、多面的機能交付金、これ歳入が2億1,100万ぐらい入っていまして、支出が5億4,000万ちょっとあるんですけれども、この差額は市が負担すると。私は、全部国から来るのかなと思っていたんですけれども、もしこれ市が負担するのであれば、私はこれ非常に大切な機能だと思うんです。集落の維持、活性化には非常に有効だと思っているので、この辺ぜひ増やせないのかなと。もしくは、国にもっとアピールしてほしいなと。その辺の考え方をお願いします。  それと維持管理、除雪ステーションが今度荒町小学校に移転というか移築するという、それっていつ頃なのかなと。予算ついたらなので、すぐだろうと思うんですけれども、いつ頃なのかということと、街なみ環境整備工事ということで、これは2,000万ほどついていますけれども、どこをどのような工事をするのかなと、そういうことをお聞かせください。  あと特定空家が減っているのか増えているのか、状況をお聞かせください。  その次、財産管理で土地建物売払収入が2,000万ほど入っていますけれども、令和4年度の収入予定になっているわけです。令和3年度は、実績はどのくらい売れたのか。令和4年度は、この収入に対してどのくらいの土地というか、その規模、収入を考えているのかを教えてください。  以上です。 ○委員長(石山洋子) 質疑がたくさんありますので、この際3時20分まで休憩いたします。           午後 3時02分  休 憩  ───────────────────────────────────────────           午後 3時20分  開 議 ○委員長(石山洋子) 休憩前に引き続き会議を開きます。  引き続き質疑を行います。  小林商工振興課長。 ◎商工振興課長(小林一哉) では、五十嵐委員のご質疑にお答えいたします。  初めに、女性雇用促進職場環境整備支援事業についてであります。この事業につきましては、女性の働く環境の改善ということを目的に平成28年度から実施をしておりまして、令和3年度も含めましてこれまでに20社申請が来てありました。令和3年度につきましては、その中でも5社から申請をいただいておりまして、例えば女性のトイレの改修ですとか女性専用の更衣室の改修ですとか設置、そういったものに対する補助を行ってきております。非常にまだまだ現場を見せていただくとやはりまだまだ女性の例えばトイレですとまだまだ和式のままであったりですとか、中には男女共用でトイレを使っていらっしゃるような工場なんかもございます。そういったものをぜひ改修をしていただいて女性が働きやすい環境を作っていくことが女性の離職防止にもつながるというふうに思っていますし、ひいては生産性の向上にもつながってくるというふうに思っておりますので、今後もぜひ継続させていただきたいなというふうに思っております。  それから、2番目の空き店舗の関係です。先ほども申し上げましたとおり、NEOHATTの活動を主に支援したいという目的で今回予算化をさせていただきたいというものでありまして、まだまだNEOHATTも発足したばかりですし、少ない人数の中でまずは空き店舗の再開発をやっていきたいというようなご意思をお持ちであります。今空き店舗の詳細な調査、使える空き店舗を探しておられるようなところです。空き店舗もそのまま使えればいいんですけれども、中にはやはり老朽化しているような空き店舗もありまして、すぐに使えないようなものもあるというふうにお聞きしておりまして、例えば内部の少しリフォームをかけてあげて出店する方が使いやすいような状態にした形で出店者を誘致するようなことができるんじゃないかなというふうに思っていまして、そこら辺のリフォームに関する費用について少しご支援をしたいなと思っているのが1つとそれから市だけではなく、今回商工会議所も一緒に参画してやることになっておりますので、そちらからの応分の負担等もいただけるような形ですので、ぜひとも出店の増加というところにつなげていきたいというふうに思っております。  以上でございます。 ○委員長(石山洋子) 井上観光振興課長。 ◎観光振興課長(井上貴之) それでは、お答えをいたします。  誘客促進事業の負担割合についてのご質疑でございました。ちょっと分かりにくいので、かみ砕いてお話しさせていただきますが、誘客促進事業につきましては2つの協議会への負担金で構成をさせております。1つが新発田市誘客促進協議会という協議会がございます。こちらにつきましては、新発田市単独の協議会でございまして、アフターコロナを見据えましたトップセールス、国内外のトップセールスの経費ですとか、あとトップセールスに行った際に感触のよかったエージェントを招聘するような事業を実施するものでございまして、こちらにつきましては市単独の経費で250万円の負担金という形になっております。  もう一方が新発田市・胎内市・聖籠町広域観光推進協議会という協議会がございまして、こちらの協議会は今名前おっしゃったとおりこの3市町が連携をいたしましてこれまでの送客実績のある旅行エージェントをターゲットにしたトップセールスを行ったりですとか、あと月曜日の日だったでしょうか、三セクの小林誠委員のほうから日帰り旅行プランということでご質疑いただきましたけども、今年実施したような3市町でやっているそういった取組に関してそれぞれ負担金を払って実施するというものでございまして、こちらの負担額が市の負担が300万ということで、合計550万円新発田市といたしまして予算を計上させていただいているということでございます。この3市町の広域観光推進協議会につきましての総額につきましては450万円を計上しておりまして、新発田市の負担がそのうち300万円、胎内市が120万円、聖籠町が30万円という負担割合となっております。蛇足でございますけれども、こちらのほうにつきましては、今まで誘客促進事業につきましてはこれまで地方創生推進交付金をこれまで5年間活用して事業を実施してまいりまして、補助を頂いてやってきたんですが、今年で最終年という形であります。来年度からは、2月定例会でもご提案させていただきましたが、胎内市と聖籠町と結んでいる定住自立圏のビジョン、共生ビジョンにおける事業というふうに位置づけまして引き続き広域で活動を意識した事業を実施するということにしております。この推進交付金は終わるんですけども、その経費につきましては今回は特別交付税の措置が受けられるということで、最大8割の措置があるということで、有利な財源を使って事業を進めていくということで進めております。  以上でございます。 ○委員長(石山洋子) 清田産業戦略監。 ◎産業戦略監(清田稲盛樹) 五十嵐委員の紫雲の郷についてのご質疑にお答えをしたいというふうに思います。非常に悩ましいところでございます。紫雲の郷については、設立から20年以上経過をしているという中で、施設の老朽化が非常に激しいということでございます。塩水を含む温泉であるということも含めて、浴室が非常にもろくなっているということで、先般の三セクのときにも小林委員のほうからサウナ非常に人気ということでというふうなお話も頂戴をしていたところだと思いますが、サウナももう天井部分が大分垂れ下がってきているような状態ということで、これはやっぱり施設の新たな補修がまた必要になるなというところの中で、先ほど彼らも今非常に頑張ってはいるんです、その誘客をしようということで。しかし、コロナの影響だけではなくて、やっぱり近隣にライバルが非常に多いということ、それからやはり大きな意味で人口が減少していること、高齢化が進んでいることということで、客数を伸ばすということが難しいということが1点あります。  それから2点目として、近隣との価格ということの中で、入場料を上げるということが非常に難しくなっているということです。こういった中で新たな収益の柱を作ろうということでいろいろご努力をされてきて、ご承知のとおりフグ養殖であったりとかということであったり、市内にそういう飲み屋を経営をしたりとかということでのチャレンジはしてきたんですが、コロナの影響もあってその事業自体が非常にうまくいっていないという中で、我々とすると今後の部分も含めて、まずはあそこ県と合築ということなもんですから、まずは県と指定管理期間を合わせて、その中で県と一緒にどうあるべきか、これはいろんな議論をしながら、これは紫雲の郷も入れながらタブーなしに議論をしなきゃないというふうに思っています。今この場でお話しできる結論はないんですが、この2年間をかけて全てのことを含めて議論をしなければないかなというふうに思っています。1つあれなのは、要は瀬波に泊まったお客さんのお昼をというふうなお話の中で難しいのは、当時は汐美荘という旅館だったんですが、これが大江戸温泉に買収をされて大江戸温泉に変わりました。最終的に今は、大江戸温泉は今度外資に身売りをしたという状況なんですね。もうこの観光業態というのが非常に移り変わりが激しいというか、今企業の買収というところも含めて非常に進んでいるという中で、非常に不確かなものになっているというところもあるもんですから、そこも含めてこの2年間でしっかり議論を重ねていって結論を出していきたいというふうに考えております。  以上でございます。 ○委員長(石山洋子) 大滝地域整備課長。 ◎地域整備課長(大滝一仁) 私のほうからは、多面的機能支払交付金事業の補助の内訳について、そしてもっとそれを増額できないのかについてをお答えさせていただきたいと思います。
     事業費財源の内訳でございますが、国が50%、県が25%、市の持ち出しが25%ということで、ご質疑にもありました歳入歳出の差額、こちらにつきましてはほぼ市の持ち出し分ということになります。この交付金でありますが、農地面積の面積数によって交付される額が変わってきます。単に増額ということにはいかない。そのために単に増額というわけにはいかないと。現在市内水田の約94%で既にもう取り組んでいるということから、増額面というよりも継続面にしっかり注力をしていきたいというふうに考えております。 ○委員長(石山洋子) 穴水維持管理課長。 ◎維持管理課長(穴水雄二) それでは、五十嵐委員の除雪ステーションいつ頃かと、スケジュールということでございます、1点目。これにつきましては、消防本部が今の管理事務所に移転をしてくるということで、私どもが荒橋のほうに移転をするというふうな形で今進めているものでございまして、消防本部のほうの移転のスケジュールにもよるところでございますが、今現在私どもの目標といたしましては令和8年4月1日に開設をしたいということでスケジュール立てをしているところでございます。今年度基本設計をやらせていただいております。そんな感じでまた今後実施設計というような形で進んでまいるということで、建築工事ということで進んでまいるということで令和8年4月を目標にしているというところでございます。  それと、もう一点いただきました街なみ環境整備事業の工事場所ということでよろしいでしょうか。それにつきましては、親水広場、また周りの一部護岸ということで令和4年度計画させていただいております。親水広場については令和3年、4年の2か年でということで計画をさせていただいたところでございますが、令和3年度の部分につきましてはこの間の議会のほうで繰越しということで令和4年度に工事を進めるという形で一緒になって進めてまいりますというところでございます。  以上でございます。 ○委員長(石山洋子) 小野建築課長。 ◎建築課長(小野正一) 五十嵐委員のご質疑にお答えします。  特定空家の件数は増えているのかというご質疑なんですけども、特定空家の認定を始めたのが30年からなんですけども、初年度は15件でしたが、今年度累計で56件になる予定であります。でも、増えるばかりじゃなくて、元年度は4件、令和2年度は2件、今年度は補助金使わせていただいて6件、その他で2件、8件減らしていっていますんで、これからはそんなには減りはしないですけども、微増というふうな感じで行くと思っております。  よろしくお願いします。 ○委員長(石山洋子) 古田財産管理課長。 ◎財産管理課長(古田祐三) それでは、五十嵐委員の土地建物売払収入ということでお答えいたします。  まず、令和3年度の実績見込みでございますが、主なものとしましては、長者館にありました旧長島の教職員住宅の跡地でございます、約1,100平方メートル、約570万ということで。それから、上館地内にありました旧開発区域内の公園緑地約430平方メートルでございますが、約400万と。それから、生涯学習センター前にございました街路、中央町緑町線の残地でありましたけども、約480平方メートルで約840万程度で、合計しますと16件ございまして、約4,100平方メートルと、金額にしまして2,340万程度の実績見込みとなってございます。  それから、来年度令和4年度の予定としまして、予算の中に盛り込ませていただきましたものについては、まず緑町や東新町にございます街路の残地9件ございますけども、約1,100平方メートル、それから東新町や大栄町にございます旧開発区域内の公園緑地5件約670平方メートル、それから城北町3丁目の簡易郵便局の前にありますいわゆる通称なんですけど、旧ふれあい広場と呼ばれていた土地約1,400平方メートル、これら合計16件ほどを来年度売却を行っていくというふうな予定で考えております。  以上でございます。 ○委員長(石山洋子) 宮崎光夫委員。 ◆委員(宮崎光夫) 関連です。紫雲の郷について2年をかけてタブーなしで議論していくというふうなことなんですけども、本当に20年で大規模改修が山積みになっている状況だと思います。日帰り、泊まりもあるんですけども、日帰り温泉というのもあやめの湯も含めて5,500万と2,200万くらいだから7,700、8,000万近く管理運営にかかっているわけですけども、本当にどこで終止符を打つかというのをやっぱりこれから判断していかなきゃならないと思います。それこそ紫雲寺だと風力発電よりもかえってこっちのほう先だったんじゃないかと、そんな考えまであるわけなんですけれども、本当に日帰り温泉のそういう支援を月岡温泉に1,000万でもやったほうがかえってずっと効果的になるんじゃないかななんていう考え方もありますので、それこそその在り方について、今までどんなふうな形で庁内で検討してきて方向性というか、今もずっと続けているわけですけども、どんなふうな形で考えてきている。終止符を打つというふうな考えもあるのかどうかも含めてお願いしたいと思います。 ○委員長(石山洋子) 清田産業戦略監。 ◎産業戦略監(清田稲盛樹) 議論の途中でございますので、その結論めいたことをこの場で申し上げるということはなかなかできませんが、今宮崎委員がおっしゃられたようなことも含めて検討をしているというところでございます。  これまでの経過ということを少しだけお時間を頂戴してお話をさせていただけると、基本的に株式会社紫雲寺記念館というのは、民間でございます。市が30%出資はしていますが、民間事業ということで、その経営が著しく悪化を始めたというのは、これまでの状況の中でいろんな場面があったんですが、それでもこれだけ負債が多くなったというのは、やはりこのコロナが一番大きな原因でございます。そういったところの中で、通常であれば民間の企業はそれで赤字が出た場合自分の本業等で穴埋めをして損金を入れて穴埋めをして経営を行うというのが通常でございますが、ある意味紫雲の郷のみを経営するというような対応の会社なもんですから、なかなか自主財源ということを確保するのが難しいということでございます。小林社長もそこは非常に危惧をしている中で、いろんな事業を打ってこられたというふうに思います。浜茶屋の経営であったり、町なかでの飲食経営、それからフグ事業ということでやられてきたわけですが、これもやはりなかなか需要、先ほども申し上げたとおり、移り変わりが物すごく早くて、例えばフグなんかは栃木の夢創造という会社が脱サラして始めた方がそのノウハウを持って新潟県には紫雲の郷にしかノウハウを提供しませんよというようなことでスタートをしたんですが、結局フグ養殖を始めたところがいっぱいあって、市場価格が暴落をしてしまうというところに加えて、やはり養殖が非常に困難だったということで、年に何回もフグの歯を折らないと共食いをするということで、そういった中でどうも根づかなかったということで、自主財源を稼ぐという中で、むしろほぼほぼ使ってしまったというのが実情というところでございます。我々もそういったところでぜひ頑張っていただいて少しでも指定管理料を下げていただいてやっていただくというのを理想としていたわけですが、この状況になると正直言って相当厳しいというふうに認識をしています。有利子負債というか、要は国の制度資金を活用した負債も相当な額になっております。これは、逆に言うと市が何らかの格好で弁済できるかどうかなんていうことを論議するまでもなく、当然市はそんなことができるはずがないわけでございますので、そういったところも含めて、何度も申し上げるとおり、新潟県と合築だったんですけれども、今まで新潟県と指定の管理の時期が違ったということが1点。何が問題かというと、我々が、仮にですよ、これはあくまでも仮の話ですけども、我々が指定管理で違うところにお願いをすると新潟県で既に指定管理を受けている紫雲の郷は、要はそこから外れなきゃないようなあれになってしまうんですね。何か非常におもしろい仕組みなんですが、1社でもその事業を廃業してしまうとその指定管理者自身が、あそこ3社で新潟県の部分はやっているんですが、紫雲の郷が外れてしまうともう一回指定管理が選び直しというふうな格好になるとかいろんな影響があるもんですから、まずはそこを合わせましょうということで、なおかつ今新潟県庁とやっているのは、そこを2年後どうするのかというところを早い段階で協議をしながら、お互いに歩調を合わせてやっていきましょうということでお話合いをさせていただいているというところでございます。  以上でございます。 ○委員長(石山洋子) 入倉直作委員。 ◆委員(入倉直作) いろいろありました。ダブりましたので、1点だけ。井上課長ではありますが、最後どうせ清田戦略監いくので、最初から清田戦略監に。  DMOの関係であります。全てこのオーガニックも先ほど板倉委員出ましたかな。でも、今回成就して法人化というありましたけども、頑張ってくれて今まで4,000万以上の売上げを汗をかいてきたわけでありますが、ただ道半ばでありますし、今回いろんな面で300万という数字は出ていますが、いろんな形の全部振り分けただけの話で、またトップセールスの流れで継続するんでしょうし、先々まだこれからでありますし、それこそこれから用意ドンと言っても過言ではないわけでありますし、今回その認定受けた部分において動きやすい、また清田戦略監の思いが今後どこまでつながるという部分をぜひいただいて終わりたいと思います。 ○委員長(石山洋子) 清田産業戦略監。 ◎産業戦略監(清田稲盛樹) ご指命でございますので、私のほうでお答えをさせていただきたいというふうに思います。  このDMOというのは、以前小林委員ともお話をさせていただいたことがございますが、市町村それぞれの団体によって全くその取組の形態が違っているということでございます。県をまたぐほど大きなDMOもありますし、ある程度幾つかの市町村が連携をしたDMOもありますし、新発田市のように単独の市町村のDMOもあるということでございます。その中で、新発田市は国の推進交付金を5年間活用させていただきました。国から言われていることは、まずは稼げるようなDMOにしなさい。もっと分かりやすく言うと、地域商社活動をしなさいというのが国の一つの基準でございました。そういった中で、人のインバウンド、物のアウトバウンドという発想が出てきたということでございます。インバウンドで人を呼んで、その方たちに新発田のおいしいものを食べてもらってそれを輸出につなげていくという意味では、ある意味一つの流れは作れたのかなというふうに思っています。ただ、これでおっしゃるとおり終わりということではなくて、むしろスタートだなというふうに思っているんですが、DMOで一番やらなければならないことというのは、やっぱり市民力を生かすということ、それから民間力を生かすということでございます。これまでは、どっちかというと実行委員会とか協議会というふうに言うと、市役所が主導をして、要は追認をしていただくというようなことでございましたが、新たな今回のイチゴの関係とか新発田牛の関係も輸出という部分も見ているんですが、そういった意味で最近の言葉ですと、ステークホルダーというような呼び方をしています。利害関係者、実際の事業を営んでいる方たちをそういうところに入れることで、彼らに実際の利益がいくということで、非常に物事が早く進んだり、一生懸命進んだりというような格好になると。ここが一番大きなポイントかなというふうに思っていまして、要は市営では収益行為はやっぱりできないわけです。そういった意味では、市はこのDMOという仕組みを使って、民間の皆さんが稼げる仕組みというのを今後もつくっていきたいということで、分かりやすく言うと、今やらせていただいている新発田牛の輸出であったり、オーガニックSHIBATAのお米の輸出であったり、それから要はロカボ商品と呼ばれる低糖とか、低糖質とか、低GIのものを老舗のお菓子屋と一緒に作ったりとかというようなことを広げていきたいというふうに考えているというところでございます。  以上でございます。 ○委員長(石山洋子) 小林誠委員。 ◆委員(小林誠) 何点か商工と観光課にお願いをしたいと思います。  まず、商工振興課、小林課長お願いします。雇用対策事業でございますけれども、今回の事業説明の中に、健康経営を推進するという文言があったんですけれども、この市が健康経営、何を推進していきたいのかというところをちょっと教えていただきたいというふうに思います。  続きまして、観光課です。今ほどの関連、紫雲の郷のところであります。非常に厳しい経営実態、有利子負債もあるということで、本当に厳しい判断もしなきゃならないのか。ただ、私はやはりこの紫雲の郷ができた背景も含めて、あやめもそうですけれども、第三セクターというところの性格上、やっぱり公共サービス、市民、県民の健康維持だったり、そういった公共性というのも私は大事じゃないのかなというふうに思っております。ざぶーんは、もうちょっと委託料は安いんです、聖籠町は。ですので、もう少しいろんな手法を考えて、何とか運営できる体制に持っていけないのかというふうにも思っております。そんな中で、今コロナで宿泊駄目だ、飲食予約なかなか宴会もできないという中でありますけれども、最後のあがきではないんですけれども、やっぱりしつこく第三セクのときも言いましたが、サウナというのは本当に今すごいんです。テレビでやっています。今会員制のサウナ、昔サウナブームありましたけど、再燃といいますか、それ以上というか、サウナ専門の会員制で新しく造っても予約が殺到するぐらいの今状況なんで、こういったことに特化して、あのサウナもう古くなっています。横の水風呂、ぼこぼこのバイブラーの風呂ありますけど、ああいったところ改装して、この風呂の改装と含めて、やっぱり差別化というのが大事なんだろうなと。サウナに特化すると、私は散らばったお客さんが寄ってくるんじゃないかなというふうに思っているんですが、ちょっと考え方を教えていただきたい。  あと藤塚浜の海水浴場管理運営事業のところでありますけども、毎年砂をかき出して入れるという作業、浸食が非常に進んでいると。この時期に行くと、通年営業している浜茶屋のところも、ぎりぎりのところまで砂もうないような状態で、これ何とかしないとあそこに建っている浜茶屋も厳しくなっていくんじゃないのかなというふうな感じするんですけれども、その辺浸食についての管理の関係お願いします。  そして、最後でありますが、城下町新発田まつりの開催参画事業であります。昨年ぐらいからですか、今までは実行委員会に支払っている部分が1,000万ぐらいだったかなと思ったんですが、昨年ぐらいから1,500万で、今年も1,500万ということで、去年もおととしもお祭りはなかったわけですけれども、この増額の理由というところからひとつお聞かせいただきたいと思います。  以上です。 ○委員長(石山洋子) 小林商工振興課長。 ◎商工振興課長(小林一哉) 小林委員のご質疑にお答えいたします。  まず、雇用対策推進事業の健康経営の部分についてであります。今現状を申し上げますと、昨年の1年前の状況ですと、健康経営に取り組みますよと宣言している企業は、たしか20社程度だったと記憶しております。この中で、この1年間で私どもと商工会議所のアクティブ仕事館のほうで、勧誘活動をいろいろ行いまして、現在は県の健康経営の登録制度に登録しているというような企業の方が約80社ぐらいまで増えました。これは、ぜひ私どもも健康経営を推進していくという産業部門でのやっぱり目的というのは、やっぱり人材確保、それから企業の生産性の向上というところを目指しております。やはり働く方々の健康に十分留意を企業の経営者の方がしていただいて、なるべく元気に長く働いていただくことがやはりスキルの向上と結果的には生産性の向上、企業の収益につながってくるというふうなところが今全国的にもそういうふうな形になってきておりますし、先ほどのSDGsの流れからいいましても、こういった取組が非常に大事だなというふうに思っております。健康経営、今回新発田市勤労者福祉サービスセンターのほうからご説明があったと思いますけれども、今回人間ドックや健康診断を受けていただくという場合に、助成額を大幅に拡充をいたしまして、ぜひ会員になってもらいたいという形で、勧誘を進めていくというところがありまして、これはまさに私どもが目指すところと合致するんじゃないかなと思っております。サービスセンターと、それから商工会議所一体となって、今後も健康経営を推進したいというところを増やしていきたいと思っております。  それから、市としても当然保健部門、健康増進という部分をやっておりますので、そういったところの市の保健のサービスが今度加入すると受けられるようになるとか、そういうところをぜひ目指していきたいなというふうにもともと思って始めておりますが、今なかなかコロナのワクチン接種等も非常にありますので、それは今後ぜひ一緒になって進めていきたいなと思っております。  以上でございます。 ○委員長(石山洋子) 清田産業戦略監。 ◎産業戦略監(清田稲盛樹) 紫雲の郷の件については、私のほうからお答えをさせていただいて、それ以降の質疑については、井上課長のほうからお答えをさせていただきたいというふうに思います。  サウナ、本当にそうです。最近サウナブームということで、いろんなテレビであるとか、ユーチューブなんかでもやっているのはよく見させていただいています。そういった中で、新しい構築物を造るかどうかというのは、これは相当な論議が要るだろうというふうに思っています。しかし、先ほども申し上げたとおり、天井がもう垂れ下がってきているとか、安全に関わることということであれば、これは全然議論が違うところでございますので、そこはしっかりやはり補修をしなければないものは、補修しなきゃないだろうというふうに思っています。その中で、どういうものが必要なのかというところ、何が優先順位が先なのかというところもやっぱりしっかり論議をしないと、それこそ本当に施設の補修だけでさっき五百数十万というふうに言っていただきましたが、五百数十万も安いほうで、やっぱりポンプ換えると2,000万、3,000万の話になってしまうという中で、そこは十分やっぱり論議をして、今後の部分、将来というところも考えた中で決めていきたいというふうに思っています。ただ、補修が必要なものについては、これはもう待ったなしという中で補修はしていかなければないだろうというふうに思っているというところでございます。  以上でございます。 ○委員長(石山洋子) 井上観光振興課長。 ◎観光振興課長(井上貴之) 私のほうからは、まず藤塚浜の浸食の件のご質疑にお答えをしたいと思います。  非常に悩ましい問題でございまして、藤塚浜の砂浜の浸食の原因につきましては、諸説ありまして、1つは山からの砂の量がそもそも少ないんじゃないかという議論があったりですとか、あと東港の位置をはじめとする西側の地形の変化があるんではないかという議論ですとか、あとこれはあまり私言いたくありませんけども、松塚漁港の位置が悪いんじゃないかとか、いろんな諸説ございます。ただ、当市における原因は正直はっきりしていないというのが現状でございます。毎年小林委員ご指摘のとおり、管理者であります新潟県のほうから海水浴シーズン前に落堀川の河口に堆積した砂をしゅんせついたしまして、その砂を利用して養浜をさせていただいていますけども、今年も7月かなり早い時期に梅雨明けいたしまして、順調なオープンの滑り出しだったということでございますけども、1週間もたたないうちに浜の面積が半分になっている。8月に入って上旬から非常に悪天候になりましたら、ほぼ砂浜がなくなるという状況が毎年続いております。こちらにつきましては、原因を追求しない限りなかなか改善が難しいという状況もありますので、その原因の追求の究明並びに改善につきましては、沿岸自治体で構成している各種協議会がございますので、そちらを通じまして要望活動をしていきたいというふうに思っています。  次の城下町新発田まつりの増額の理由ということでご説明いたしますが、私の記憶では3年前でしょうか、コロナ禍の3年前はたしか実行委員会の新発田市の負担金は1,400万円だったというふうに記憶をしております。コロナ禍になりまして、何とか新発田の市民の皆さんを元気にしたいということで、新発田を元気にするための事業ということで、100万円を追加をして、一昨年、昨年と1,500万円にさせていただいたというふうに記憶をしております。  以上でございます。 ○委員長(石山洋子) 小林誠委員。 ◆委員(小林誠) それぞれありがとうございました。  紫雲の郷大変な状況でありますが、健康長寿を打ち出したわけですので、ぜひここと絡めていわゆる温浴、サウナ、プール、こういったものの一つのメニューとして、ぜひ存続のためにご尽力いただきたいなというふうに私は思います。  それと、あと健康経営の関係ですけれども、やはり健康診断の関係かなというふうに思ったんです。やっぱりそうだったんですけれども、それぞれの企業で取り組む内容ですから、そこに対して口出しはできませんが、まず健康経営に目を向ける。もう一つは、やっぱり健康経営といっても、ワーク・ライフ・バランスを進めていくと。いわゆるイクボスというやつですけれども、そこにはやっぱり仕事をしながら子育てができたり、これは男性も女性もそうです。こういったことにも職場内で取り組むというのも一つの健康経営の在り方でありますので、ぜひともそういったところの啓発もお願いをしたいというふうに思います。これは要望です。  最後、お祭りの関係でありますけれども、文化行政課のほうにも同様の質疑させてもらいました。再度申し上げますけれども、やはり2年お祭りがなかったと。お祭りの本当に中心であります台輪の運行ということがありますが、2年間のうちでやっぱり手持ちのちょうちんであったり、はっぴなんかもそうなんですけれども、大分傷んでまいりました。この間2年に何があったかというと、天皇ご即位のパレードだったり、昨年だとオリンピックの聖火リレーだったり、こういうときに引き出しましたけれども、いずれにしても、2年間お祭りがないということで、お祝金を各町内にいただいていました。これもゼロなんです。そういった中で、今回お祭りを迎えるに当たって、なかなか大変だという状況が聞こえております。そういった中で、今回の1,500万の振り分けといいますか、恐らく寄附なんかもなかなか集めづらいような感じじゃないのかなというふうに思っているんですけれども、そういった町内の台輪の保存状況とかも含めて、どんな考えなのか、もう一度お願いします。 ○委員長(石山洋子) 井上観光振興課長。 ◎観光振興課長(井上貴之) 新発田まつりのご質疑にお答えいたします。  ご指摘のとおりですが、一昨年、あと昨年と2年連続で中止になったということで、小林委員と私ども同じ思いでありまして、来年度開催することになれば、ぜひ来年こそは盛大に開催をしたいという思いは同じだというふうに認識をしております。先ほどお祝金の話がございましたけども、現在台輪に参加する各町内会に対しまして、祭りに係る諸経費として城下町新発田まつり実行委員会のほうからお祝金をお支払いさせていただいているという状況でございますけれども、先ほど来お話しいただいている経費の補助の考え方という部分につきましては、基本的にこれは祭りに係る経費ということでございますので、まずはお祝金のその在り方等含めまして、実行委員会の中でまずはご協議させていただきたいということで私ども考えているところでございます。  以上でございます。 ○委員長(石山洋子) 小林誠委員。 ◆委員(小林誠) 分かりました。  実行委員会と協議ということであります。そうなれば、おまつり実行委員会、委員長は二階堂市長であります。市長に再度総括質疑させていただきたいと思います。 ○委員長(石山洋子) 中野副委員長。 ◆委員(中野廣衛) 最後になるかもしれませんが、皆さん本当に細かいところまで大変よく研究なさって質疑していただきました。私も同じようなことでかぶる部分がたくさんありましたけれども、ちょっと漏れたものと、あとお願いというか、データできれば急がないんですけど、資料請求みたいな形のものを二、三お願いしたいと思います。  最初にですけれども、189ページ、農林水産課の絡みの関係ですけれども、下から2つ目の主要作物振興支援事業というふうなことで、大豆、ソバ、麦の生産促進事業補助というふうなものがございますけれども、これからそれこそ米づくり一本じゃなくて、これはもう何十年も前から副業的なというふうなことで進めるというふうなことで、今は園芸とか、そういったものにも十分取り組むというふうなことでございます。この補助金については、今3つ上がっておりますけれども、それこそ県の補助とか何かあるんでしょうが、新発田市としても優良な作物というか、そういうふうなものを選定しながら、推薦作物といったふうなことで補助を増やしていただきたいというふうなこと、要望でございます。  それから、薬用作物というふうなことで、前にも質疑いたしましたけれども、この前それこそテレビで大手薬草会社と契約してトウキを作るんだなんていう話載っておりましたけれども、その面では当区域の松岡のほうでの取組というのは、もう3歩も4歩も5歩も先を行っているわけで、ぜひ後継者、それから面積等増やしていただきたいと思いますけれども、現状はどうなっているのかなというふうなのをお聞きしたいと思います。  それから農業委員会、特にここに載っていませんけれども、分かればでいいですけれども、今基盤整備した後の田んぼの売買価格というか、10アール当たり幾らぐらいになっているのかなというふうなの、もし分かれば教えていただきたいというふうなことでございます。  オーガニックSHIBATAプロジェクトについては、最初のほうにいろいろ質疑、答弁ありましたけれども、名称的に見ても、なかなか気合の入った事業が並んだなというふうなことで、非常に期待していたんですけれども、面積が19アールというふうなことで、ちょっとあれだったんですけど、もうちょっと大きい規模の取組としたら、先ほどの答弁の場ではちょっと農業関係というふうなことで、SDGsの絡みもあって、そのほかのことはちょっとというふうなことで言わなかったんですけれども、持続可能な農業推進というふうなことがテーマというふうなことで、ほとんど農業以外の部分でも関連してくるようなものだというふうに私は捉えています。それで、そのときこのことが商工、それから観光面、その持続可能な事業推進というふうなことで、どのようなことを関連で考えているのかというふうなのを清田戦略監に聞きたかったんですけれども、もし答えられるようだったら、本当の実証段階だよということで、まだそこまで考えていないということだったら、それで結構でございます。  あと一番基本になることなんですけど、資料請求というふうなことで、今回上がっていなかったようですけれども、本市の農業法人の数と人数の推移、それから農業の就業者というか……           〔「予算じゃない」と呼ぶ者あり〕 ◆委員(中野廣衛) それは、後でお願いというふうなことで、そんなことで。           〔「委員長、今何聞いたかちょっと、まとめて確認してそれで、よく分からなかった」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(石山洋子) それでは、何点かございましたけれども、まずは最初のことは、要望です、主要作物のことは。ほかのもやったらいいのではないかという要望が1点と。あとそれから、薬草の件では今の現状を少し話をしてほしいというお話、あと寺尾農業委員会事務局長のほうには、基盤整備後のということで、これは答えられる範囲でということと、あとそれから最後はSDGsということに絡んでと、それはお答えしていただきますか。すみません。最後の予算の採決に関わらない資料であれば、後ほど委員のほうから議長を通して資料請求はさせていただきますので、最後のことについては長谷川農林水産課長の部分は結構でございます。  それでは、薬草の件で、長谷川農林水産課長。 ◎農林水産課長(長谷川英一) 中野副委員長のご質疑にお答えいたします。  薬草作物の推進事業についてということであります。まず、松岡につきましては、令和4年度から市の支援を抜きに一本化をして進めるということでございます。計画では、令和3年には収益が大体100万円ぐらいになります。松岡薬草生産組合という7人の組織ということでございますが、実際にこの皆さんが一生懸命市の取組が終わっても、支援が終わっても取り組んでいこうという、一本立ちをされるということで組織をされています。シャクヤク、クロモジ、トウキという薬草関係、またクロモジは自生しているものでありますけども、そういったものを含めると、そのぐらいの収益を得ながら、一本立ちして進めていくよと。また、面積も増やしながら進めていくよということであります。  あわせて、今大手医療薬品メーカーということで、ツムラという大手の企業がございます。この松岡の取組をきっかけに、縁あって契約栽培のお話をいただいたということであります。本年この令和4年の予算計上させていただいております100万につきましては、それこそツムラとの契約栽培に向けて、いろいろ体制整備でありますとか、取組の経費ということで計上させていただいております。今現在13の農家でございます。13の農家が50アールほどを最初皮切りに進めて、その後最終的に、5年後に5ヘクタールぐらいまで増やすという考え方で、ツムラと契約をしていこうということであります。そのための予算を計上させていただいております。ツムラは、シャクヤクをまず専門的に取り組むということでございます。新たな動きということで捉えていただければと思います。これもオーガニックもそうですけども、市の農業の新しい選択肢になっていくのかなというふうに、そうしていきたいなというふうに思っていますし、新潟県で1か所だけ新発田市がそういった産地というようなことになります。  以上でございます。よろしくお願いします。 ○委員長(石山洋子) 寺尾農業委員会事務局長、答えられる範囲でお願いいたします。 ◎農業委員会事務局長(寺尾嘉英) それでは、中野廣衛委員のご質疑にお答えいたします。  ただ、お答えと申しましても、農地の売買価格に関しましては、申し訳ないんですけど、農業委員会の業務としてそれを公表したりということはいたしておりません。加えまして、圃場整備にかかったところの売買価格というご質疑でございますけれども、これについても同様に把握しておらないというか、公表させていただいておりませんので、お答えできないような状況でございます。申し訳ございません。 ○委員長(石山洋子) 小林商工振興課長。 ◎商工振興課長(小林一哉) SDGsの関係で、特に中小企業の皆様の事業の継続という部分を私も今回の深掘りテーマをお聞きして、少し考えてみました。事業がやはり中小企業は特に小さい小規模な事業者の皆さんの事業が今後も継続していくということのためには、やはりこういうとあれですけども、利益が出て、ずっともうかっているということがやはり大事なんじゃないかなというふうに思っております。黒字が出ても、なかなか後継ぎの方がいなくて廃業されるというような方もいらっしゃるということは聞いておりますけれども、事業をやっぱり永続的に続けていくには、しっかりとした利益を出していくということがまず大前提なんだろうなというふうに思っておりまして、市といたしましては、やはり例えばオーガニックSHIBATAのような新しい付加価値をつけていくような取組を支援することで、固定の利益につなげていきたいと。結果として事業を継ぎたいという後継者の方が出てくるというところをぜひ支援をさせていただきたいというふうに思っております。  以上です。 ○委員長(石山洋子) 井上観光振興課長。 ◎観光振興課長(井上貴之) では、観光振興におけるSDGsの取組ということで、ちょっと大きなお話になりますけど、お話しさせていただきます。  今国のほうで観光分野におけるSDGsの取組として、観光庁が2020年に日本版持続可能な観光ガイドラインというものを策定をしております。これは、近年問題となっている京都に見られるようなオーバーツーリズムですとか、あとは長引くコロナの影響による悪影響の対策を取るため、そして自治体とか、DMOがコロナの悪影響を要は回復して旅行者から選ばれる観光地となるための持続可能な観光、いわゆるサステーナブルツーリズムというものを推進するために定めた指針だというふうに言われております。こちらには、サステーナブルツーリズムにつきましては、3つの視点があるようでございまして、1つが地域の環境を守るという視点、もう一つが地域の文化を守るという視点、3つ目が地域の経済を守るという視点があるようでございます。私どもにつきましては、この3つ目の地域の経済を守るという視点をまずは最優先に考えまして、市内の観光業ですとか、観光業に関連するサプライチェーンを維持をしたいということで、県内のどの自治体よりも早く今・得キャンペーンを実施しているということでございます。しかし、今課題となっておりますのが新型コロナウイルスの影響が長期化する中で、資金調達に苦しむ事業者が出てきているということでございます。最近ですと、無利子無担保のコロナ融資の返済ですとか、その他銀行や信金への返済がいよいよ始まろうとしている中で、私ども今後市内の旅館、ホテルの資金が目詰まりしないかという部分を十分注視する必要があると思っておりますし、市といたしましても、資金繰り対策は直接できませんけれども、リスケできる環境づくりというのがやっぱり必要不可欠だというふうに考えていますので、この辺につきましては新潟県を通じて国に柔軟な対応を求めていきたいというふうに考えているところでございます。  以上でございます。 ○委員長(石山洋子) それでは、ほかに質疑はありませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(石山洋子) 質疑がないようでありますので、本案に対する経済建設常任委員会関係の質疑はこれをもって終結いたします。  続いて、自由討議を行います。討議ある委員の発言を求めます。  宮崎光夫委員。 ◆委員(宮崎光夫) 終わり頃に紫雲の郷についていろいろな質疑あったわけなんですけども、議会としてやはりこれから本格的に、執行部も2年をかけて、タブーなしで議論していくというふうなお話ありましたんで、私どもも少しやっぱり勉強していかなきゃならないなというふうに思います。先ほども質疑の中でも申し上げたんですけれども、やはりちょっともう大規模改修とか、そういうのを含めて費用対効果を考えると、果たして持続していっていいのかどうか。それこそ三セクでやっていますけども、本当に民間でできないことを三セクでやるというのがまずスタートだったと思うんですけども、温泉とか、こういう部分についてはむしろ民間でやったほうがいい、それを後押しするというふうな形のほうが絶対公としての立場としてはいいのかなというふうに思います。実際立地している近くに住んでいらっしゃる方のご意見も聞きながら、ちょっと議論させてもらえればと思うんですけど、いかがでしょうか。 ○委員長(石山洋子) 宮崎委員のほうからこういったご提案がありましたが、自由討議、皆さんいかがでしょうか。  五十嵐良一委員。 ◆委員(五十嵐良一) 私のほうから質疑いたしました。経済建設委員会で考えてはいたんですけれども、令和2年、3年、4年の紫雲の郷の資料をもう一回見させてもらったんですけれども、大変な状況だなというのが数字から見ても、明らかに分かるんです。今後どんな形で企業業績を回復させるのかということについて当然議論していくんでしょうけれども、ちょっとその辺を宮崎委員がおっしゃったように経済建設常任委員会中心として、議員間でもこの点を今後議論していくということは私も大賛成でありますので、今後考えていきたいと思います。 ○委員長(石山洋子) 宮崎光夫委員。 ◆委員(宮崎光夫) そもそもあやめの湯もさっき出しましたけども、あれも竹下内閣の頃のふるさと創生の1億円というのがありましたけど、それで掘ってやった。本当な五十公野辺りに掘りたかったんだけれども、なかなか温泉源がなかった。五十公野を掘る理由は、金蘭荘に老人の方々のために、福祉のための温泉というふうな形の考え方だったんだけども、なかった。それで、引っ張りたかったけども、ちょっとあめさっさでやめたというふうなことだけれども、残っていますけども、あれもあまり果たして必要だったのかどうか。使っている人はもちろんいるんでしょうけれども、どうせそのうち豊浦町と合併すれば、月岡温泉あるのにというふうな考えで私はいましたけども、案の定10年ちょっとで合併したわけです。本当に月岡温泉、全国有数の温泉であります。そっちのほうにシフトして、やはり費用対効果を考えていくというのは考え方だとは思います。それこそ紫雲寺でも紫雲の郷造って、あれを造ったんだけども、中学校大変な合併して、やっと建てたあの状況。どっちが本当に優先順位だったのか、ちょっと疑問なというふうなこともあります。そういうことも考えながら、やはり本当に議会として議論していきたいなと思うんですけども、何か反論ないですか。 ○委員長(石山洋子) 小林誠委員。 ◆委員(小林誠) 今清田戦略監が2年かけて議論していくというわけですから、大いに議論すればいいんじゃないでしょうかねと思います。もちろん財源として市からの委託料ということもあります。これが適当かどうかということも含めて、当然2年間で相談をしていく。そして、あそこは県立の、県営の紫雲寺記念公園の中にあるわけです。なんで、紫雲の郷だけの話は、さっきおっしゃったようにできないんです。全体としてあそこをどうするかということも含めて、あとは定住自立圏の中で、実は胎内市、すぐ近くに塩の湯ってあるんです、同じ三セクで。これを相談し合って1つに集約するかとか、いろんなこと、まだまだ考えられることあるんです。ここで存続がいいとか、なくしたほうがいいとかという結論は私は出ないと思いますんで、それぞれこのことに関心を持ちながら議論していけばいいんじゃないでしょうか。 ○委員長(石山洋子) ほかに討議ありませんか。
              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(石山洋子) 討議がなければ、自由討議を終結するにご異議ありませんか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(石山洋子) ご異議ありませんので、自由討議を終結します。  ここで本日通告のありました市長総括質疑については、確認をいたしますが、小林誠委員から米価下落の減収対策についてということと、もう一点、新発田まつりの予算配分についてということで質疑をしたいということで確認をさせていただきます。  それでは、以上をもちまして本日の……  宮崎光夫委員。 ◆委員(宮崎光夫) 市長総括幾つかあったんですけども、順番一応言っていただけます。総務委員会の順というふうな形でしょうか。 ○委員長(石山洋子) はい。それでは、総務委員会のほうでは宮崎光夫委員が1点と、あとそれから佐藤真澄委員が1点です。そして、昨日はございませんでしたので、今日小林誠委員が2点ということで、順番もそのようにして……           〔「決めたっていい」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(石山洋子) 総務からの順番でよろしいですか。いいですか。           〔「いいですよ」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(石山洋子) 佐藤委員、よろしいですか。 ◆委員(佐藤真澄) そこまで決めるんですか。           〔何事か呼ぶ者あり〕 ◆委員(佐藤真澄) 皆さんがよければ。           〔何事か呼ぶ者あり〕 ○委員長(石山洋子) 当日の手挙げがよろしいですか。           〔「何でもいいです」「一応心の準備として」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(石山洋子) それでは、決めさせていただきます。           〔「はい」「それでいい」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(石山洋子) 宮崎委員が1番で、2番に佐藤真澄委員、そして3番、4番ということで小林誠委員ということで決めさせていただきますが、よろしいですか。           〔「3番、4番続けてやっていいんですか」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(石山洋子) 続けて……           〔「1件ずつ」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(石山洋子) 2つのことについてやるということで。           〔「だから、3回やって、3回やってと続けてと」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(石山洋子) はい、そういうことです。           〔「乗っかっちゃ駄目なんだね、人の質疑に」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(石山洋子) はい。乗っからないでいただきます。  それでは、以上をもちまして本日の審査は終了いたしました。  本日は、これにて散会いたします。  大変にお疲れさまでございました。           午後 4時24分  散 会...