五泉市議会 > 2010-09-10 >
09月10日-一般質問、議案説明、質疑-03号

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  1. 五泉市議会 2010-09-10
    09月10日-一般質問、議案説明、質疑-03号


    取得元: 五泉市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-09-17
    平成22年  9月 定例会(第6回)        平成22年第6回五泉市議会定例会会議録 第3号               平成22年9月10日(金曜日)                                            議事日程 第3号                     平成22年9月10日(金曜日)午前9時32分開議 第 1 市政一般に関する質問                               第 2 議第85号 土地の取得について                              議第86号 平成22年度五泉市一般会計補正予算(第3号)                 議第87号 平成22年度五泉市国民健康保険特別会計補正予算(第2号)           議第88号 平成22年度五泉市老人保健特別会計補正予算(第1号)             議第89号 平成22年度五泉市介護保険特別会計補正予算(第2号)             議第90号 平成22年度五泉市下水道事業特別会計補正予算(第1号)            議第91号 平成22年度五泉市簡易水道事業特別会計補正予算(第1号)           議第92号 平成22年度五泉市川東財産区一般会計補正予算(第1号)            議第93号 平成22年度五泉市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)          議第95号 平成22年度五泉市水道事業会計補正予算(第2号)               (以上10件一括上程、議案説明、議案に対する質疑)                第 3 議長報告                                          (1) 請願・陳情付託報告                                    請願第6 地域を支える中小建設業者の仕事確保と地域経済の振興のための「住宅             リフォーム助成制度」の創設を求める請願                     陳情第4 「私立高校生が学費を心配せず学べるように、学費軽減制度の抜本的拡             充など私学助成の増額・拡充を求める意見書」の採択に関する陳情          陳情第5 「選択的夫婦別姓を認める民法の一部改正」に反対を求める意見書提出             に関する陳情                                                                      本日の会議に付した事件                                   日程第 1 市政一般に関する質問…………………………………………………………………102        8番  長谷川 秀 行 君………………………………………………………102 日程第 2 議第85号~議第93号、議第95号(以上10件一括上程、議案説明、議案に対す       る質疑)…………………………………………………………………………………106 日程第 3 議長報告…………………………………………………………………………………138        (1) 請願・陳情付託報告         請願第6、陳情第4、陳情第5出席議員(20名)       1番  小 島 義 德 君        3番  平 井 敏 弘 君       4番  牛 膓 利 栄 君        5番  熊 倉 政 一 君       6番  広 野   甲 君        7番  芳 賀 和 久 君       8番  長谷川 秀 行 君        9番  剣 持 雄 吾 君      10番  鈴 木 良 民 君       12番  石 黒 俊 雄 君      13番  阿 部 周 夫 君       15番  池 田 邦 一 君      17番  相 田   豊 君       18番  長谷川 真 介 君      19番  川 瀬 圭 介 君       20番  羽 下   貢 君      21番  鈴 木 光 規 君       22番  猪 熊   豊 君      23番  後 藤   寛 君       25番  土 田 春 夫 君欠席議員(3名)       2番  佐 藤   渉 君       11番  山 田   博 君      16番  目 黒 末 治 君                     地方自治法第121条の規定により、説明のため議場に出席した者。  市     長  伊 藤 勝 美 君   副  市  長  五十嵐   明 君  会 計 管理者兼  森   洋 子 君   教  育  長  關 根   忠 君  会 計 課 長  総 務 課 長 併  丸 山 伸 夫 君   企 画 政策課長  長谷川 昭 志 君  選挙管理委員会  事 務 局 長  財 政 課 長  小 林 康 三 君   税 務 課 長  新 堀 清 隆 君  市 民 課 長  川 村 正 美 君   環 境 保全課長  笠 原 伸 五 君  健康福祉課長兼  番 場 幸 夫 君   高齢福祉課長兼  酒 井 範 子 君  社会福祉事務所長             五 泉 地域包括                       支 援 センター                       所 長 兼 村 松                       地 域 包括支援                       セ ン ター所長  こ ど も 課 長  杉 山 信 二 君   農 林 課 長  高 岡 徳 康 君  商 工 観光課長  西 川 和 明 君   都 市 整備課長  塚 野 文 雄 君  上 下 水道局長  石 本 勇貴高 君   教 育 委 員 会  小 黒 常 樹 君                       学校教育課長兼                       学 校 給 食                       セ ン ター所長  教 育 委 員 会  湯 浅 善 章 君   図 書 館 長  山 田 千 舟 君  生涯学習課長兼  公民館長兼村松  公民館長兼勤労  青少年ホーム館  長兼村松郷土資  料館長兼青少年  育成センター所長  監査委員事務局長 星 野   弘 君   農 業 委 員 会  渡 辺 隆 一 君  併 公 平委員会              事 務 局 長  書  記  長  併固定資産評価  審査委員会書記  消 防 長 兼  落 合 宏 一 君   消防本部予防課長 林   信 夫 君  消防本部総務課長             兼 消 防 署 長  村 松 支所長兼  佐 藤 康 信 君  地 域 振興課長                                            職務のため議場に出席した事務局職員。  局     長  梁 取   浩 君   主     幹  五十嵐 玲 子 君  主     幹  飯 利 義 孝 君              午前 9時32分 開議 ○議長(土田春夫君) ただいまの出席議員は19名で定足数に達しておりますので、これより本日の会議を開きます。 △日程第1 市政一般に関する質問 ○議長(土田春夫君) 日程第1、市政一般に関する質問であります。  昨日に引き続き一般質問を行います。  通告14番、長谷川秀行君。 ◆8番(長谷川秀行君) 通告に従いまして3R政策の取り組みについて質問させていただきます。  現在世界は人口の増加、経済活動の拡大、グローバル化に伴って世界的に資源需要が急増しています。開発途上国を含めて廃棄物問題の深刻化という資源の需要拡大による価格高騰、供給の不安定化という課題にも同時に直面しています。消費された資源は最後にごみとなり、温室効果ガスの排出による地球温暖化問題等、水や空気、地球環境に悪影響を与えます。資源の消費の多くは先進国によるものですが、近年は開発途上国でも都市化や経済発展が進むにつれ、ごみ問題が深刻化し、この傾向は今後も加速すると見られています。ごみの量は、地球資源の消費量でもあるわけです。日本においても大量生産、大量消費、大量廃棄型の経済活動を続けてきた結果、現在廃棄物の最終処分場の逼迫などの環境制約、将来的な鉱物資源の枯渇に対する懸念などの資源制約といった問題に直面しています。今後日本が持続的な発展を達成する上でこれらの制約要因が経済活動への過大な制約となりかねない深刻な状況にあることから、廃棄物リサイクル問題は喫緊の対応が必要となっております。新潟県においてもごみの減量化、再資源化が積極的に取り組まれ、県も一般廃棄物の発生量の削減とリサイクルを推進するためには県民一人一人がもったいないという考え方に立ち返り、これまでの大量消費、大量廃棄型のライフスタイルを改め、ごみをなるべく出さない行動を実践するとともに、分別と再資源化を進めることが重要という考えのもとで、ごみの発生を抑止し、リサイクル推進を図っています。昨年1月に県が発表した平成8年から12年までの間の新潟県内の可燃ごみの平均的組成は、紙類が50%、生ごみが22%、プラスチック類が18%、木材、わら類が5%、不燃物が3%、その他が4%というデータを示しています。市町村のごみ焼却場に持ち込まれるごみのうち、約22%が生ごみであり、重さにすると県民1人1日当たり約150グラム、3人家族で1年間に約160キログラムの生ごみが出ることになるそうです。県内のごみの総収集量は、平成18年度の100万トンから平成20年度には93万トンと年々減少傾向にあり、リサイクル率も平成18年度の22%から平成20年度には28%と上昇傾向にあり、ごみの発生抑制、リサイクル推進の取り組みが浸透していることがうかがえます。当市ではどうでしょうか。  そこで、質問ですが、廃棄物リサイクル問題は喫緊の対応が必要であり、また環境資源に制約がある以上その対応も図らなければなりません。このような現状を踏まえ、ごみ問題について市としてはどのようにとらえているのか、どうしていかなければならないのかと考えているのかお聞かせいただきたいと思います。私たちは、ごみの排出に深くかかわっていて、ごみステーションにごみを出す段階だけでなく、その前の段階である商品を購入、消費する時点でもごみの排出者としての立場と責任をよく考えることが問題解決には必要なことです。その上で、ごみになりにくい商品や再生品を購入したり、地域で集団回収を行ったり、市町村等の資源ごみの分別収集に協力したりするなど、ごみの減量化、リサイクルを実践し、環境に優しい生活を送れるように一人一人がその意識を持たなくてはなりません。平成12年に循環型社会形成推進基本法において、3Rの考え方が導入され、ごみを出さないというリデュース、一度使って不用になった製品や部品を再び使うというリユース、再資源化、再利用のリサイクル、熱回収、サーマルリサイクル、5、適正処分の優先順位で廃棄物処理及びリサイクルが行われるべきであると定めています。3Rにリフューズ、ごみになるものを買わないを加えて4R、さらにリペア、修理して使うを加えて5Rという場合もありますが、環境と経済が両立する循環型社会を形成するための政策であるこの3R政策を市民や企業にこれまで以上に浸透させるような行動が必要であると私は考えます。リサイクルという考え方は、今では大分市民にも浸透し、日ごろの生活においても意識づけがなされており、比較的浸透していると思いますが、リデュースとリユースについてはさらなる取り組みが必要であります。そこで、国もエコタウン事業、環境ビジネス人材育成事業、地域3R支援事業などの事業展開を行っておりますので、五泉市も3Rのシステムを構築して、例えばキャンペーンなどの宣伝行動で3R政策に積極的に取り組み、普及啓発を図るべきと考えますが、市の考え方についてお尋ねいたします。  私たちの生活が豊かになり、それぞれの生活様式が多様化することによって、廃棄物の質、内容も変化しています。その結果、埋め立て容量の減少、不法投棄の発生、ダイオキシンなどの有害物質による悪影響など多くの問題が生じているわけですが、大量生産、大量消費、大量廃棄型社会から循環型社会、地球に優しい社会に転換していくことが不可欠です。市民、事業者、国、県、市町村が一体となってライフスタイルや経済活動を早急に見直し、天然資源の消費が抑制され、環境への負荷が低減される社会を求めなければなりません。循環型社会の構築を実現するために、生産、流通、消費などの各段階を経て物が動くわけですから、その段階ごとにリサイクル制度の整備を進め、その適切な運用を図るとともに、予算措置を通じ、循環型社会の形成に資する情報の提供や課題抽出等の調査などを踏まえた市場環境を整備することが必要です。また、行政は3R技術の研究開発への投資拡大を促すため、従来のビジネスモデルから新しい循環型ビジネスモデルへの変換を促進するための研究開発を実施することも重要な課題となります。再商品化設備等の特別償却制度や課税の特例措置などの税制面からも支援し、事業者の3R関連施設、設備等の導入を促すことも方法の一つです。県も3R取組企業支援事業として発生抑制・リサイクル施設整備事業リサイクル等調査研究支援事業循環システム構築支援事業など、リサイクルなどの事業に要する経費の一部を補助し、支援しておりますので、市としてもそのような事業があること、そういう取り組みを行っていることを市民、事業者に積極的な周知徹底を行ってもいいのではないかと考えます。経済産業省も毎年10月を3R推進月間と位置づけて普及啓発活動を実施しております。ごみの有料化もいろいろ課題を残す状況ですが、ごみの発生を抑制するような積極的な普及啓発を図って循環型社会づくりに五泉市も取り組んでみてはどうかと考えますが、見解を伺います。  以上で壇上からの私の質問を終わらせていただきます。ありがとうございました。 ○議長(土田春夫君) 市長。 ◎市長(伊藤勝美君) おはようございます。長谷川秀行議員の3R政策の取り組みについてのご質問にお答えいたします。  まず、3R政策とは、お話にありましたようにリデュース、排出抑制、リユース、再利用、リサイクル、再資源化、この頭文字をとって3Rと称し、これを推進する政策であります。我が国は、大量生産、大量消費、大量廃棄型の経済活動を続けてきた結果、廃棄物の最終処分場の逼迫や不法投棄等による有害物質の環境への影響などが問題となっております。こうした経済活動は、将来的に鉱物資源の枯渇を招き、温室効果ガスの排出による地球温暖化の原因と言われています。国は、こうした環境制約と資源制約を同時に克服し、今後とも持続的な経済発展を続けていくため、平成12年に循環型社会形成推進基本法を整備し、3R政策を推進し、循環型社会の構築を図ることといたしました。五泉市においては、ごみの減量と資源化を図るために14の分別収集を実施しています。当市の平成21年度の一般廃棄物の総排出量は2万1,363トンで、このうち家庭系の燃えるごみが3分の2を占めております。このごみの排出量は、平成18年度1万3,904トンと平成21年度1万3,140トンを比べると5%の減となっております。また、一般廃棄物の再資源化率は平成20年度で13.9%と県内の平均と比較して低い状況にあり、一層の再資源化率の向上を目指す必要があります。廃棄物の減量化や資源の再利用は、生活環境の改善だけでなく、広くは地球環境の保全にも貢献する極めて重要な課題であるため、当市では従来の3Rに加え、議員のご指摘もありましたが、修理、修繕という意味のリペアとごみになるものを受け取らない、断るという意味のリフューズを加え、5Rの普及に努めているところであります。新潟県においては、レジ袋削減県民運動を実施しており、マイバッグの持参やレジ袋の無料配布の取りやめなどを行い、レジ袋の削減に取り組んでいます。当市においても市民への啓発を市広報やホームページで行い、ごみ、レジ袋の削減を進めております。ごみの減量化においては、廃棄物減量等審議会で審議を続けていますが、燃えるごみの半分近くを紙類が占めているため、これまで以上に分別を徹底する必要があるとの答申がなされております。現在公衆衛生協会と連携し、町内における出前研修会を開催し、分別の徹底を呼びかけているところであります。ごみの分別、また収集日程表の分別が記載がわかりにくいというご指摘が多く寄せられております。これにつきましては、11月ごろに発行する五泉市民暮らしの便利帳に間違いやすい分別一覧表として品目ごとに出し方を掲載する予定になっておりますので、ご理解をお願いいたします。  ごみの減量化については、市民の皆さん、あるいは事業者の皆さんから趣旨をご理解いただき、町内会と連携し、進めることが重要でありますので、広報などによる啓発や消費者団体、販売店への働きを進めてまいりたいと考えております。  以上であります。 ◆8番(長谷川秀行君) ありがとうございました。3Rというと何か難しく考えがちなんですが、再利用ということでリユースについてちょっと伺いたいんですが、五泉市内には小中学校数々あると思うんですが、その中で多分給食で牛乳を使用されていると思うんですが、その牛乳はパックか瓶かどっちでしょうね、五泉市の場合。 ○議長(土田春夫君) 環境保全課長。 ◎環境保全課長(笠原伸五君) 牛乳についてでありますが、従来から牛乳瓶を利用しているのは五泉地区ということでありますし、紙パックを利用しているのが村松地区の学校ということでございます。 ◆8番(長谷川秀行君) 今課長さんのお答えですと、五泉地区は瓶ですか、今でも。 ◎環境保全課長(笠原伸五君) はい。 ◆8番(長谷川秀行君) 村松地区がパック。どうしてそういうあれなんでしょうかね。 ○議長(土田春夫君) 学校教育課長。 ◎教育委員会学校教育課長学校給食センター所長(小黒常樹君) 五泉地区が牛乳瓶、村松地区が紙パックということの理由といいますか、これそれぞれの納入業者さんの関係がございまして、たまたま村松地区の業者さんは紙パックのものを扱っていたと、そういった経緯で今のような状況になっております。 ◆8番(長谷川秀行君) やっぱり循環型社会ということを考えますれば、五泉地区も村松地区も瓶牛乳ということで可能なんでしょうか、そういう面は。 ◎教育委員会学校教育課長学校給食センター所長(小黒常樹君) リサイクルといった、こういった環境の面では確かに瓶のほうが何回かは使えるわけですので、有効かとは考えております。ただ、瓶の場合は非常に重いものですから、給食の現場の声としては正直言いましてすべての学校現場のほうから賛同いただけるかはちょっと疑問な点がございます。紙パックのほうがやはり扱いが簡単だという利便があるように思っております。 ◆8番(長谷川秀行君) 重いということ、運びづらいということ、単なるそれだけで、循環型社会を構築するためにはぜひとも村松地区も瓶の牛乳ということで進めていってもらいたいと思います。  それとですね、リユースということでもう一つあれなんですが、市長に伺いますが、割りばしですね。割りばしもかなり環境に対して負荷があると思うんですが、市役所の食堂をリユースばしにかえるというような考えはございませんか。 ◎市長(伊藤勝美君) 今割りばしを使わないで再利用できるいいはしがレストラン等いろいろなところで今普及しているところであります。また、民間でも個人でもマイばしということで大変、なかなか使いづらいという、マイばしを持っていくのが、私も持っておりますけども、使ったことはございません。残念に思うところでありますけども、食堂に関しましては、業者さんにお話を申し上げてですね、取り組めるようだったらでしょうか、お話ししてみたいと思っています。 ◆8番(長谷川秀行君) 市役所の庁舎の食堂ということで、多数の一般の市民の方も見えられますので、ぜひとも市長のほうから食堂の業者のほうへリユースばしの推進ということでお願いしていただきたいと思います。  以上です。
    ○議長(土田春夫君) それでは、以上で一般質問を終了いたします。 △日程第2 議第85号~議第93号、議第95号 ○議長(土田春夫君) 次に、日程第2、議第85号から議第93号及び議第95号、以上10件を一括議題といたします。  当局の説明を求めます。 市長。 ◎市長(伊藤勝美君) ただいま上程になりました議第85号 土地の取得についてご説明申し上げます。  対象となる土地は蒲原鉄道用地であります。去る8月30日の全員協議会においても皆様にご説明申し上げましたとおり、五泉駅周辺の整備については、本年の当初予算において、五泉駅周辺整備促進事業として予算を計上し、内部での検討会議を設置し、先進事例の調査、情報収集を行い、事務の進め方を検討するとしてまいりました。ここに参りまして、土地所有者である蒲原鉄道株式会社から諸事情により早急に土地を購入していただきたい旨の申し出がありました。そこで、これまでの議会における五泉駅周辺に関する議論、市の整備の方向等を検討した結果、今は市としてどのような駅周辺整備をするかは確定はしていませんが、駅周辺整備を実施するときに必ず必要になる土地である、土地が逸散する前に市で取得し、将来有効に活用することが有益であると判断し、計画策定に先行して取得するものであります。  以上、五泉市議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第3条に基づき議会の議決を求めるものであります。よろしくご審議の上、ご決定賜りますようお願い申し上げます。  次に、議第86号 平成22年度五泉市一般会計補正予算(第3号)についてご説明申し上げます。  このたびの補正予算は、歳入歳出既決予算総額に5億1,318万9,000円を追加し、歳入歳出予算総額を215億844万6,000円とするものであります。  補正の主なものを申し上げます。歳入では、普通交付税の交付額が決定したことによる追加、国庫補助金の無線システム普及支援事業費等補助金及び農山漁村活性化プロジェクト支援交付金の追加、県補助金の新型インフルエンザ臨時接種事業補助金の追加、平成21年度決算に伴う繰越金の追加などであります。  歳出では、地上デジタル放送難視聴対策事業無線システム普及支援事業費等補助金の追加、後期高齢者医療費の平成21年度精算分に係る医療給付費負担金の追加、新型インフルエンザ臨時接種事業予防接種業務委託料及び新規事業として取り組む子宮頸がん予防ワクチン接種費用助成事業ワクチン接種委託料の追加、米粉製造施設整備事業に係る農山漁村活性化プロジェクト支援事業補助金五泉商工会議所青年部会30周年記念事業補助金及びごせん紅葉マラソン補助金の追加などであります。  それでは、歳入の内容について申し上げます。8款地方特別交付金1,203万円の減額は、地方特別交付金の交付決定がなされたことによるものであります。(112頁に訂正あり)  9款地方交付税1億1,470万6,000円の追加は、普通交付税の交付決定がなされたことによるものであります。  13款国庫支出金7,360万3,000円の追加は、1項国庫負担金で541万8,000円の追加。これは、障害者自立支援給付費負担金であります。  2項国庫補助金5,921万9,000円の追加。これは、電波遮へい対策事業費等補助金1,434万4,000円の減額と無線システム普及支援事業費等補助金2,163万1,000円の追加、障害者地域生活支援事業費補助金219万4,000円及び生活保護適正実施推進事業補助金142万2,000円の追加、農山漁村活性化プロジェクト支援交付金4,882万5,000円の追加などを差し引きしたものであります。  3項国庫委託金で896万6,000円の追加。これは、子育て支援センター運営事業などに係る次世代育成支援対策交付金887万5,000円の追加が主なものであります。  14款県支出金1,100万4,000円の追加は、1項県負担金で270万9,000円の追加。これは、障害者自立支援給付費負担金であります。  2項県補助金で829万5,000円の追加。これは、障害者地域生活支援事業費補助金109万7,000円及び新型インフルエンザ臨時接種事業補助金1,312万6,000円の追加と特別保育事業補助金635万2,000円の減額などを差し引きしたものであります。  16款寄附金192万3,000円の追加は、花木まつり実行委員会からの農林水産業費寄附金187万7,000円の追加が主なものであります。  17款繰入金1,370万9,000円の追加は、1項特別会計繰入金の追加。これは、平成21年度決算に伴う介護保険特別会計ほか3会計からの繰入金であります。  18款繰越金3億859万5,000円の追加は、平成21年度の繰越金が確定したことによるものであります。  次に、歳出について申し上げます。1款議会費20万円の追加は、職員の時間外勤務手当であります。  2款総務費2,085万8,000円の追加は、1項総務管理費で2,009万2,000円の追加。これは、電波遮へい対策事業費等補助金1,745万円の減額と無線システム普及支援事業費等補助金2,847万8,000円の追加、臨時職員賃金362万4,000円及びさくらんど会館費修繕料111万2,000円の追加などを差し引きしたものであります。  3款民生費8,708万1,000円の追加は、1項社会福祉費で5,932万2,000円の追加。これは、ひとり親家庭助成事業の平成21年度実績に基づく県補助金返還金187万円の追加、障害者医療費助成等事業の更生医療給付費1,083万6,000円及び平成21年度実績に基づく県補助金返還金442万8,000円の追加、障害地域生活支援サービス費等給付事業の訪問入浴サービス給付費438万8,000円の追加、後期高齢者医療費の平成21年度精算分に係る療養給付費負担金3,455万4,000円の追加などが主なものであります。  2項児童福祉費で2,603万7,000円の追加。これは、児童手当給付費の平成21年度実績に基づく国県負担金返還金530万円、保育園運営費の臨時職員賃金1,800万円及び広域入所保育委託料248万5,000円の追加が主なものであります。  3項生活保護費で172万2,000円の追加。これは、生活保護レセプト管理システム機器購入費146万円の追加が主なものであります。  4款衛生費7,032万1,000円の追加は、1項保健衛生費の追加。これは、新型インフルエンザワクチン接種費用負担軽減補助金の平成21年度実績に基づく県補助金返還金1,594万8,000円の追加、がん検診事業の平成21年度実績に基づく国庫補助金返還金688万7,000円の追加、高齢者予防接種業務委託料125万1,000円の減額及び新型インフルエンザ臨時接種事業予防接種業務委託料1,728万1,000円の追加などを差し引きしたものであります。また、新規に市の単独事業として中学生を対象に行う子宮頸がん予防ワクチン接種費用助成事業ワクチン接種委託料2,298万3,000円の追加、子ども医療費助成事業の平成21年度実績に基づく県補助金返還金235万1,000円の追加及び簡易水道事業特別会計繰出金131万円の減額などを差し引きしたものであります。  6款農林水産業費5,183万7,000円の追加は、1項農業費で5,282万7,000円の追加。これは、農業振興費で、ぼたん園管理等緑化推進委託料120万円及び米粉製造施設整備事業に係る農山漁村活性化プロジェクト支援事業補助金4,882万5,000円の追加が主なものであります。  7款商工費で100万円の追加。これは、五泉商工会議所青年部会30周年記念事業補助金であります。  8款土木費2,223万1,000円の追加は、2項道路橋梁費で1,516万1,000円の追加。これは、道路管理事業の修繕料300万円及び側溝ふた等原材料費100万円の追加、雪寒地域道路整備事業の防雪工事200万円及び水道管等移設補償料200万円の追加、三本木中野3号線ほかの測量等委託料400万円の追加、除雪グレーダー購入費84万8,000円の追加などが主なものであります。  3項河川費で300万円の追加。これは、河川整備工事の追加であります。  4項都市計画費で377万6,000円の追加。これは、下水道事業特別会計繰出金の追加であります。  9款消防費90万円の追加は1項消防費の追加。これは、本署雑用水ポンプほかの修繕料であります。  10款教育費679万8,000円の追加は、1項教育総務費で155万円の追加。これは、特別支援教育推進事業の臨時職員賃金134万6,000円の追加が主なものであります。  5項社会教育費で121万5,000円の追加。これは、チャレンジランド杉川事業の修繕料50万円の追加が主なものであります。  6項保健体育費で301万6,000円の追加。これは、11月7日に開催される第2回ごせん紅葉マラソンの市補助金100万円及びスポーツ・文化奨励費91万円の追加が主なものであります。  12款予備費2億5,194万3,000円の追加は、歳入歳出を差し引きし、追加するものであります。  以上、補正予算の概要を申し上げましたが、よろしくご審議の上、ご決定賜りますようお願い申し上げます。  次に、議第87号 平成22年度五泉市国民健康保険特別会計補正予算(第2号)についてご説明申し上げます。  今回の補正予算は、歳入歳出予算の総額から2,329万5,000円を減額し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ54億9,808万7,000円とするものであります。  補正の内容を歳入から申し上げます。6款前期高齢者交付金2,871万円の減額は、金額の確定によるものであります。  10款繰入金32万円の追加は、一般会計からの職員給与費等繰入金であります。  11款繰越金509万5,000円の追加は、繰越金額が確定したことによるものであります。  次に、歳出について申し上げます。1款総務費1項総務管理費15万円の追加と同款2項徴税費17万円の追加は、時間外勤務手当であります。  3款後期高齢者支援金等5,619万9,000円の減額と4款前期高齢者納付金等85万3,000円の減額は、金額の確定によるものであります。  5款老人保健拠出金201万4,000円の追加は、拠出金額の確定等によるものであります。  6款介護納付金404万3,000円の減額は、金額の確定によるものであります。  8款保健事業費60万8,000円の減額は、保健衛生普及事業の消耗品費の減額であります。  11款諸支出金1項償還金及び還付加算金1,860万8,000円の追加は、金額の確定による国県等への負担金の返還金であります。  同款3項繰出金279万円の追加は、精算に伴う一般会計への繰出金であります。  12款予備費1,467万6,000円の追加は、歳入歳出を差し引きしたものであります。  以上、よろしくご審議の上、ご決定賜りますようお願い申し上げます。  次に、議第88号 平成22年度五泉市老人保健特別会計補正予算(第1号)についてご説明申し上げます。  今回の補正予算は、平成21年度の精算による補正であります。歳入歳出予算の総額に520万円を追加し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ990万3,000円とするものであります。  補正の内容を歳入から申し上げます。5款繰越金520万円の追加は、繰越金額が確定したことによるものであります。  次に、歳出について申し上げます。4款諸支出金1項償還金455万3,000円の追加は、平成21年度に第三者行為給付金が収納されたための精算等による国県等への負担金の返還金であります。(112頁に訂正あり)同款2項繰出金64万9,000円の追加は、同じく第三者行為納付金の収納のための精算等による一般会計への繰出金であります。  5款予備費2,000円の減額は、歳入歳出を差し引きしたものであります。  以上、よろしくご審議の上、ご決定賜りますようお願い申し上げます。  次に、議第89号 平成22年度五泉市介護保険特別会計補正予算(第2号)についてご説明申し上げます。  このたびの補正予算は、歳入歳出予算の総額にそれぞれ5,753万1,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を46億6,979万4,000円とするものであります。  補正の内容を歳入から申し上げます。4款国庫支出金430万8,000円の追加は、介護給付費負担金400万3,000円と調整交付金30万5,000円の追加によるものであります。  5款支出基金交付金127万9,000円の追加は、介護給付費交付金の追加によるものであります。(112頁に訂正あり)  6款県支出金211万2,000円の追加は、介護給付費負担金の追加によるものです。  8款繰入金144万8,000円の追加は、一般会計繰入金68万3,000円と、基金繰入金76万5,000円の追加によるものです。  9款繰越金4,838万4,000円の追加は、平成21年度の繰越金が確定したことによるものであります。  次に、歳出について申し上げます。1款総務費15万円の追加は、総務管理費の追加によるものです。  2款保険給付費426万1,000円の追加は、介護サービス等諸費の追加によるものです。  4款基金積立金3,824万5,000円の追加は、平成21年度の精算によるものであります。  6款諸支出金1,487万5,000円の追加は、償還金及び還付加算金610万4,000円、繰出金877万1,000円の追加によるもので、平成21年度分の確定によるものであります。  以上、よろしくご審議の上、ご決定賜りますようお願い申し上げます。  次に、議第90号 平成22年度五泉市下水道事業特別会計補正予算(第1号)についてご説明申し上げます。  このたびの補正予算は、歳入歳出既決予算総額に4,277万6,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を25億7,597万1,000円とするものであります。  それでは、歳入から申し上げます。3款国庫補助金1,950万円の追加は、公共下水道事業国庫補助金であります。  4款繰入金377万6,000円の追加は、一般会計繰入金であります。  7款市債1,950万円の追加は、公共下水道事業債であります。  次に、歳出について申し上げます。1款総務費320万円の追加は、汚水管渠維持管理事業の修繕費であります。  2款下水道事業費3,957万6,000円の追加は、管渠整備一般管理経費の臨時職員賃金57万6,000円と雨水管渠整備事業の工事請負費3,900万円であります。  以上、よろしくご審議の上、ご決定賜りますようお願い申し上げます。  次に、議第91号 平成21年度五泉市簡易水道事業特別会計補正予算(第1号)についてご説明申し上げます。(113頁に訂正あり)  このたびの補正予算は、歳入歳出既決予算総額に559万円を追加し、歳入歳出予算の総額を2億3,650万9,000円とするものであります。  それでは、歳入から申し上げます。4款繰入金131万円の減額は一般会計繰入金であります。  7款市債690万円の追加は簡易水道事業債であります。  次に、歳出について申し上げます。2款建設改良費559万円の追加は、簡易水道統合事業の測量設計委託料であります。  以上、よろしくご審議の上、ご決定賜りますようお願い申し上げます。  次に、議第92号 平成22年度五泉市川東財産区一般会計補正予算(第1号)について、ご説明申し上げます。  このたびの補正予算は、歳入歳出既決予算総額に6万5,000円を追加し、歳入歳出予算総額を393万3,000円とするものであります。  補正の内容を歳入から申し上げます。2款繰越金6万5,000円の追加は、21年度繰越金の確定によるものであります。  次に、歳出について申し上げます。2款予備費6万5,000円の追加は、歳入の追加を予備費に追加するものであります。  以上、よろしくご審議の上、ご決定賜りますようお願い申し上げます。  次に、議第93号 平成22年度五泉市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)についてご説明申し上げます。  今回の補正予算は、歳入歳出予算の総額に887万9,000円を追加し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ4億6,226万2,000円とするものであります。  補正の内容を歳入から申し上げます。3款繰入金52万5,000円の追加は、一般会計からの事務費繰入金であります。  5款繰越金835万4,000円の追加は、繰越金額が確定したことによるものであります。  次に、歳出について申し上げます。1款総務費1項総務管理費10万円の追加は、一般管理経費の時間外勤務手当であります。同款2項徴収費42万5,000円の追加は、時間外勤務手当及び印刷製本費であります。  2款後期高齢者医療広域連合納付金685万6,000円の追加は、出納整理期間における前年度保険料徴収分の納付金であります。  3款諸支出金149万9,000円の追加は、精算に伴う一般会計への繰出金であります。  4款予備費1,000円の減額は、歳入歳出を差し引きしたものであります。  以上、よろしくご審議の上、ご決定賜りますようお願い申し上げます。  次に、議第95号 平成22年度五泉市水道事業会計補正予算(第2号)についてご説明申し上げます。  このたびの補正は、第3条に定めた収益的収入及び支出予算の支出予定額に375万4,000円、第4条に定めた資本的収入及び支出予算の支出予定額に980万円をそれぞれ追加するものであります。  まず、第3条予算の支出について申し上げます。1款1項の手当に25万4,000円を追加し、配水及び給水費の委託料に350万円を追加するものであります。  次に、4条予算の支出について申し上げます。1款1項の浄水設備工事費の工事請負費に980万円を追加するものであります。  補正の結果、資本的収入額が支出額に対し不足する6億7,014万8,000円は、内部留保資金等で調整するものであります。  また、予算第8条に定めた職員給与費1億7,662万4,000円を1億7,687万8,000円に改めるものであります。  以上、よろしくご審議の上、ご決定賜りますようお願い申し上げます。  以上であります。  申しわけありません。訂正をお願い申し上げたいと思っています。議第86号 平成22年度五泉市一般会計補正予算(第3号)についてであります。歳入の部の8款地方特例交付金を「地方特別交付金」と申し上げました。「地方特例交付金」に訂正させていただきます。何点かありまして申しわけございません。  議第88号 平成22年度老人保健特別会計補正予算でありますが、歳出につきまして4款諸支出金のですね、平成21年度に第三者行為納付金と言うところを第三者行為給付金と申し上げました。失礼いたしました。訂正させていただきます。  また、議第89号 平成22年度五泉市介護保険特別会計補正予算(第2号)でありますが、歳入の部の5款支払基金交付金を支出基金と申し上げました。支払基金交付金に訂正させていただきます。  もう一点、次に議第91号 平成22年度五泉市簡易水道事業特別会計補正予算(第1号)でありますが、議第91号 平成21年度と申し上げました。平成22年度に訂正させていただきます。  申しわけございませんでした。よろしくお願いいたします。 ○議長(土田春夫君) それでは、ここでしばらく休憩をいたします。          午前10時22分 休憩                                                      午前10時41分 再開 ○議長(土田春夫君) それでは、休憩前に引き続き再開をいたします。  これより議案に対する質疑に入ります。ご質疑ありませんか。 3番、平井敏弘君。 ◆3番(平井敏弘君) お尋ねしたいんですけども、土地の取得についてなんですが、9,700平方メートルぐらい買うわけでございますけども、買収の土地ですけども、実測なのか台帳なのか、それをまずお伺いします。 ○議長(土田春夫君) 企画政策課長。 ◎企画政策課長(長谷川昭志君) お答えいたします。  台帳で購入ということでございます。 ◆3番(平井敏弘君) 台帳で購入するということなんですけども、実際台帳で買うとですね、分伸びあるのかないのか、その点の問題1つと、それから蒲原鉄道用地ですので、当然民境の境界ぐいは、みんな入っていると思うんですけども、その点の確認はどういうふうになっていますか。 ◎企画政策課長(長谷川昭志君) 言われるとおり分伸びがあるかもしれませんし、また縮んでいるかもしれません。その辺のところについては、台帳で購入でございますので、確認はされておりません。官民界、あるいは民民界の境界のくい、事前に若干の調査はしておりますが、その部分について確認できないものもあります。幸いにして官有地で囲まれている部分もありますので、あれなんですけれども、実際の土地の受け渡しまでにはそういったものについても蒲鉄の責任でもって明確にしてということで話をしております。 ◆3番(平井敏弘君) 課長から契約する前に当然民民境、官民境をはっきりするということで、それは当然だと思いますので、それを間違いないように、後でトラブルのないように実施をしていただきたいと、そのように思っております。  それから、もう一点なんですが、公共用の道路をつくる場合、本来であれば土地収用法ございます。土地収用法についてはですね、当然皆さんのほうでご承知のとおりだと思うんですけども、事業計画があって道路収用が始まるわけでございます。その点収用法に該当するのかしないのか、1点お尋ねします。 ○議長(土田春夫君) 税務課長。 ◎税務課長(新堀清隆君) 今ほど平井議員おっしゃったように、租税特別措置法の中の、民間からの買い入れであれば当然収用の場合は5,000万控除がございます。法人の場合も同じように5,000万控除はございます。加えて公共用地の拡大の推進に関する法律、いわゆる公拡法に基づきます1,500万控除もございます。ただ、適用になるかならないかにつきましては、国税でございますので、私どもの範疇ではございません。  以上です。 ◆3番(平井敏弘君) 本来、これだけの規模の土地を買う場合ですけども、当然事前協議というのがあるはずです。それもやらないでどうですかというのもちょっとおかしいんじゃないかなというのが私の考えです。まだ契約前ですので、その点やはりあのときこうせばよかったな、いや、こうせとかいうんじゃなくて、できるものはできる、できねばできないということでですね、やはり事前協議をすべきだと私は思っております。  それとですね、もう最後の1回になりますが、この用地を買ってあの辺も大分都市計画的にどんどん、どんどん変わってくると思うんです。それで、要望になると思いますが、旧村松の都市計画の用途区域の街路と五泉の南本町からの街路計画、それ用途区域ございます。今草案できていますけども、全く五泉と村松の都市計画の街路がつながっておりません。やはりこれらもですね、こういう機会に将来は五泉と村松間をどういうふうにするんだということを考えながらですね、やはり都市計画も見直していくべきじゃないかというのが私の考えです。特に近年村松街道、五泉から見れば村松街道になるんですが、工場とかいろいろ建物が点在しております。だから、道路から田んぼ3枚なり5枚なりをある程度用途区域に入れてしまってですね、乱開発にならないように、こういう問題出ればですね、特にどんどん、どんどん変わってくると思いますので、その点要望として、以上終わります。どうもありがとうございました。 ○議長(土田春夫君) 22番、猪熊豊君。 ◆22番(猪熊豊君) 先ほど用地の取得については市長から説明がありました。先日8月30日の全員協議会で初めてこの考え方を議員に明らかにしました。そして、1カ月後、もう10月初めにはこれを決定しようと。余りにも時間がない中でのやり方だと私は思います。  そこで、もう一度改めてお聞きしますが、どういういきさつで五泉市に買うように求められてきたのか。先ほど市長は諸事情と言われました。諸事情というこの3つの漢字の中にどんな事情、どんな中身が含まれていますか。 ○議長(土田春夫君) 市長。 ◎市長(伊藤勝美君) お答えいたします。  平成18年に旧村松、旧五泉市は合併しました。蒲鉄敷地は、その以前に廃線になったわけであります。その廃線敷地は県当局に、今平井議員さんからお話ありました五泉と村松間、旧村松と旧五泉市の間のですね、道路改良、これは合併前からですね、強く県当局に要望してまいった事項であります。これは、村松側から強く県に要望してまいった次第であります。なかなか整備がされないということでありまして、合併時もですね、この県道新津村松線、これを整備することが五泉市と旧村松町の和につながるということで、合併時におきましてもですね、強く県当局に申し上げてきたところであります。今平井議員からちゃんとした都市計画の街路計画をと、先般の芳賀議員さんでしたか、都市計画の街路計画等のご質問ございました。今後十分調整を図りながら再編、見直しをしていくというご答弁をさせていただきました。そんな中でですね、蒲原鉄道株式会社におきましては旧村松時代から五泉までの敷地跡を買ってほしいという、整備してほしいということもございました。また、合併後ですね、五泉市に、五十嵐前市長におきましても買ってほしいという要望が出てまいっております。私も副市長時代、財政当局とですね、現地、3年ほど前でしょうか、駅南開発ということでまちづくり交付金を使ってですね、開発するべきだということで現地調査をしたりですね、いろいろ検討してずっと経過はありましたし、議員各位からもですね、この南口、通称南口でありますけど、南口のほうの整備を考えるべきだという議論もいただいておりました。そんな中におきまして、今回会社の諸事情ということで、本当に諸事情でございまして、早急に買ってほしいという、逸失するという危険性もありましたので、買ってほしいという諸事情でありますので、ご理解を賜りたいと思います。 ◆22番(猪熊豊君) 今市長は長々と言われました、この間の経過について。主にこの間議論されてきたことは、今泉から南部郷病院までの間、県道沿いの鉄道敷地、これについて県と協議しながら、あそこは県道ですから、拡幅したほうがいいんじゃないかということで前市長時代も言われた、県との交渉もあった。しかし、県はその部分を拡幅しても、今広域農道が横にありますので、それほどの効果がないというふうに言われて、そこには県の予算はつけられないと、それほど効果はないでしょうということでこの間経過があった。肝心かなめの諸事情、売り主側の諸事情についてはただ諸事情だと全く答えない。一体何なのかと。普通一般的に土地を売りたいとなりますと、これは一般的な問題ですけども、その土地が不用になった、お金にかえたいということが1点目、そういう人もいるでしょう。もう一つは、その土地を担保にしていた。担保にしていたけども、金融機関がそこを債権回収すると、要するに貸していたんだけど、もう返してくれと、返せなかったらこの土地を売りますよ、これしかないんですよ、土地をどうするかといったときは。だから、どっちなんですかと、諸事情というのは。第3の道がありますか。 ◎市長(伊藤勝美君) 廃線になりましてからもう十数年になったわけであります。その間ですね、不用の土地でございました。駅南におきましても不用の土地でありますんで、会社側におきましてはもう鉄道に関しましては再建することではないわけですので、不用の土地でありますので、先ほど申しましたように旧村松時代からですね、処分をしたいということで、また合併後もですね、逐次処分をしたいという申し出でございますので、議員の前段のことだと思っています。 ◆22番(猪熊豊君) 不用な土地を処分したい、そしてお金にかえたい。じゃ、この土地は銀行の担保に入っていますか。根抵当権が設定されていますか。 ○議長(土田春夫君) 企画政策課長。 ◎企画政策課長(長谷川昭志君) 銀行の根抵当権は設定されております。 ◆22番(猪熊豊君) 私も新津の法務局へ行って調べてみました。根抵当権が2つの金融機関から設定されているということがわかりました。普通銀行が、金融機関が根抵当権を設定して融資をする場合、極度額の何十%ぐらいまで貸し出しますか。 ◎企画政策課長(長谷川昭志君) 私そういったことについては知識がございません。 ◆22番(猪熊豊君) 私の知り合いの金融関係や不動産屋さんに聞きました。大体8割だと、8掛けですよと。この土地、Aという銀行は4,000万円の根抵当権を設定して、8掛けですから、3,200万円、Bという金融機関は1億7,500万円、8掛けですから、1億4,000万円、合計しますと1億7,200万円。この数字、どこかで見たことのある数字だなと思って見ますと、仮契約書の1億7,700万円。わずか500万円しか違わない。要するに、これは想像ですけども、この売買が成立しますと五泉市が払ったお金は全部銀行の債権回収に使われるということになってしまう。これは、ちょっと考えれば当たり前の、明らかになってくると思います。この土地を買ってもらうように、8月に市長はモンゴルへ行かれた14日から18日、帰ってきて翌日昼から五泉市役所へ出てこられた。そのときに関係者と会ってこの話が正式になされた。そのとき来られた方はだれとだれですか。 ◎市長(伊藤勝美君) 蒲原鉄道株式会社社長、小林社長であります。 ◆22番(猪熊豊君) 根抵当権が設定されているものを担保に入れておいて、社長が来て買ってくれという話には乗っちゃいけないんですよ。必ずそれを担保に貸していた金融機関が同席しなければこんなものは買っちゃいけない。もう担保にとられているんですよ。社長が、おれこれ持っているんだけども、買ってくれないかと。幾ら顔を知っていても、はい、そうですかという話にはならない。銀行が来ているんじゃないですか、一緒に。 ◎市長(伊藤勝美君) 19日には銀行は参っておりません。 ◆22番(猪熊豊君) ぶっきらぼうな答弁ですけども、19日に銀行が来ていなければ何日に来たんですか。 ◎市長(伊藤勝美君) 先ほど申しましたように、突然19日に参ったわけでありませんので、その辺はご理解賜りたい。私が就任当初からですね、また18年の合併当初からですね、そういう申し入れがあったというところであります。銀行のほうは24日の日に参りました。今お話しのように抵当権が外れるのか、金額等については私はそのときは存じませんけども、抵当権について議論したとこであります。 ◆22番(猪熊豊君) 24日の日に銀行関係者も来られて五泉に買うように求めてきたと。この土地の所有者、そして金融関係の理事長ですか、あなたはお知り合いですか。 ◎市長(伊藤勝美君) 理事長は知り合いかと申しますと、理事長と面識はありますけれども、理事長は知っている程度であります。参りましたのは支店長であります。 ◆22番(猪熊豊君) じゃ、売買価格をどのように設定するかということになりますが、普通1億、2億、こういう買い物ですから慎重になると。私自身1億、2億の金見たことないですけども、100万の買い物をしようと思っても家族に相談したり、あちこち見て比べてみたりして随分悩みます。1億7,700万円の買い物をしようとしたときには、よほど度胸のある人でなければ相当な苦悩するはずです。本当にこれでいいだろうかと。この金額は、どのようにして決めましたか。 ◎企画政策課長(長谷川昭志君) 価格の決定でございますけれども、東南環状線の売買実例、あるいは付近の公示価格、あるいはその付近の見渡した中での評価額、こういったようなものを勘案いたしまして決定いたしました。 ◆22番(猪熊豊君) 東南環状線というのは、四十数年前に五泉市が線引きをして、そこにいる人たちから立ち退いてもらう、要するに行政が私の権利、私権を制限する、個人財産を没収する、移転してもらう、そういうときには売買価格よりも若干上乗せして協力をお願いする。今回の場合は、売り主が、土地所有者が買ってもらいたい、いろいろな事情があるんで、買ってもらいたいといったときには、そしてその土地の形状、こういうものについて十分判断しながらやっていくと、評価していくと。あなたたちは、土地の取引をこれまでの人生で何回ぐらいやってきたんですか。正式な国家資格として不動産鑑定士という制度があるんです。実勢価格を見たり土地の形状を見たりして公正な評価をする、これは国家資格です。ちゃんと届け出てそういう業務を行っている。この不動産鑑定士に相談されたんですか。 ◎企画政策課長(長谷川昭志君) 不動産鑑定士に相談はいたしておりません。 ◆22番(猪熊豊君) アマチュアなんですよ、あなたたちは。市民の税金を2億円使ってやろうとするときに、損をしようが得をしようが関係ない。そして、1坪5万5,000円、駅の南側6万5,000円、このお金をどんどん出すと。じゃ、駅前の五泉市が所有している駐車場の横、そこが今売り出していますけども、その価格は幾らですか。 ◎企画政策課長(長谷川昭志君) この前新聞等で見ましたら4万1,300円、坪当たりの単価がそのようであったと記憶しております。 ◆22番(猪熊豊君) 五泉駅前の交番の横に市の駐輪場がある、自転車置き場が。その横が今売り出されている、200坪ほど。そこが坪4万1,300円。当然売り主は不動産の売買したときの手数料が取られます、不動産屋さんに。登録免許税とか取られる。売る人にはもう少し下がって行く。数%下がった値段で代金が払われる。今回この不動産のところは余り関係ありませんので、直接売買の金額が払われると。若干書面などの手数料はあるかもしれませんけども。なぜ今ある駅前のほうよりも、駅の裏というか、雑種地として草がぼうぼうとなっているほうが高いんですか。 ◎企画政策課長(長谷川昭志君) なぜ高いかと言われまして、その理由をはっきりと述べることはできませんけれども、私どもが価格を決定したのは、先ほど申しましたとおり公示価格であり、付近の評価額であり、あるいは私どもが買った実際の実売買事例に基づいたということでございます。 ◆22番(猪熊豊君) 実勢価格も調査しない、そして東南環状線を買ったときの価格でやる。今1坪6万円としますと1反幾らですか。1,800万円ですよ、田んぼ1枚が。そういう値段で買おうとしている。これではですね、市民から公平な値段ではないんじゃないかと、買い取り価格では。税金の不正な支出に当たるという声が上がってもこれは当然だと思うんです。五泉市の総合計画、平成19年度から28年度、10カ年、これに基づく政策別実施計画、今回の買収する土地について具体的な年次計画は定められていましたか。 ◎企画政策課長(長谷川昭志君) 総合計画の中では、この土地を年次計画を持って買うというところまでは定めてございません。 ◆22番(猪熊豊君) 五泉市が潤沢な、豊富な財政で、どこに使っても繰越金がどんどん出てしまう、基金にためてもためても余ってしまう、そういう財政状況、経済状況だったら、その前倒し、なかったものをやっていくということもあるでしょう。しかし、今五泉市の財政はそんな余裕あるもんじゃない。基礎となる市民の所得、20市の中で最下位ですよ。行政として何を優先してやっていくか、ここはしっかりとやっていかなきゃいけない。買ってくれと言われて、はい、買いますではだめなんですよ。しっかり計画を立てていかなきゃいけない。先ほど市長は、今年度予算で駅周辺の整備事業、こういうもので予算化をしてきたんだと。一体幾ら予算化しましたか・・・・いいです。駅周辺整備事業について、当初予算をめくらなければわからないようなことではだめだ。7万円ですよ。7万円で何をしようとしたかというと、こういうふうな駅前の関係をどういうふうにして整備していったらいいか先進地へ行って見てきて検討会議を開いて、これから計画を立てていきましょうという人件費ですよ、職員の。旅費ですよ。それが7万円。じゃ、ことしはそれやっていく。来年、再来年の3カ年でどういうふうにして予算化をするか書かれていますか。 ◎企画政策課長(長谷川昭志君) 今まだそこまで明瞭に書いたものはございません。 ◆22番(猪熊豊君) 企画政策課長の言うとおり未定となっています。ことし7万つけてそういうことやっているけども、来年、再来年はどうなるかわかりませんよというぐらいの駅周辺整備事業なんですよ。それが今一気に1億7,700万、さらにどんどん、どんどん計画をつくっていけばこれが3億、4億になっていく。どこにもそんな計画はなかったんです。  それからですね、この土地を買って、南公園のあたり、自動車学校のあたりまで道路にするということもちらちら言われていますけども、一体総額幾らかかるぐらいの規模になりますか。 ○議長(土田春夫君) 都市整備課長。 ◎都市整備課長(塚野文雄君) 道路にしようという計画というか、案は持っておりますが、周辺道路もございますし、まだその総額については算出しておりません。 ◆22番(猪熊豊君) 道路にしようとちらっと考えてみたけども、その額についてもわからないと、未定だと。一番細いところ、これ6メートルちょっとしかないんですよ、線路敷の。あと両わきに水路がありますので、6メートル。道路をつくって、国、県から補助金をもらおうとしたときにはどういう基準でクリアしなければいけないかということが定められています。その基準をクリアしなければ、市町村が勝手にやったものとして補助金は出ません。それはどういうものですか。 ◎市長(伊藤勝美君) その前に1つお話ししておきたいことがございます。議論が進みますので、1つ申し上げたい。土地の価格につきまして、4万云々と言われますが、それは不整形の土地でありまして、実際売買されていないと思っていますし、駐輪場の坪単価が35万強、36万弱の買収価格でございました。これは、20年ほど前でございますけども。また、10年ほど前、駅前は二十数万円というところでございます。当初申し上げましたように、評価額、駅南で2万2,261円、坪で7万3,000円の評価額でございます。公示価格にしますと10万円を出るわけでありますけども、そういった議論を重ねて価格を決定させていただきました。  また、この道路計画、また遊歩道等ございますけれども、いろいろなものがございますけれども、今後南口ということで順次整備を進めていくつもりでおりますし、周辺住民の皆さんからご理解をいただきながらですね、整備を進めていくと。  また、線路敷におきましては一番狭いところで10メートル・・・・          〔「6メートル」と呼ぶ者あり〕 ◎市長(伊藤勝美君) いや、それは敷でありまして、その幅がありますので、道路のとこには水路がつくわけであります。水路がつきますので、9メートルあります。それは、南公園の一番最後の突端のみであります。あとは10メートル以上でありまして、14メートルの広さもあります。道路として供用ができると、また遊歩道等もできるという計画で周辺住民の理解を得ながらですね、順次整備を進めていきたいと、このように思っております。 ◆22番(猪熊豊君) バブルのとき土地が下落しないという土地神話のあったときの価格をわざわざ持ち出されて、今の価格はそれほど高くないんだというふうに言われた。そして、駅前の土地については不整形だと。不整形と言うんだったら、この線路の跡地ほど不整形な土地はないですよ。そうでしょう。幅、水路の内側は6メートルしかないようなところ、道路も取りつけ道路もない、こんな不整形な土地ありますか。  話は戻しますが、国、県からの補助金、答弁なかったんで、私のほうが言いますが、それを補助金をもらうとすると道路構造令というものをクリアしなきゃいけない。それは、幾つかの段階あります。そこには道路の附帯設備、そういうものがどうなっているか、バリアフリーはどうなっているか、こういうことによって国、県は補助金の額を決めるということになります。今回の場合は大変厳しいと私は思わざるを得ない。道路として考えた場合に、遊歩道もあるでしょうけども、車が通るとして考えた場合に、やっていくことも考えられると先ほど言いましたんで、この交通量としては幾らの設定にするつもりですか。 ◎都市整備課長(塚野文雄君) 交通量の設定ということでお話しなんですけども、議員言われるとおり、道路改良の事業として取り組むために交通量が重要な問題となって、それが道路を構成する要素になるんですけども、ただここの道路については両側に県道がありますし、道路の交通量という問題ではなくて、駅の周辺整備の一環としての目的を達する手段としてですね、という形でもって補助事業に入れていきたいという形で考えておりまして、道路単品という考え方は持っておりません。 ◆22番(猪熊豊君) とにかく土地取得、土地の買い取り先にありきということになっています、考え方は。五泉駅、私も父親が国鉄職員でしたので、五泉駅や新津駅、子供のころからよく遊んだところです。今の鉄道の衰退、私は本当に心が痛む。五泉駅の利用客、これはこの10年間でどのようになっていますか。 ○議長(土田春夫君) 商工観光課長。 ◎商工観光課長(西川和明君) JRの調べでございますけども、10年前の平成12年度で年間の乗車が約53万4,000人、平成21年度で43万1,000人ということで、約20%ほど減少しております。 ◆22番(猪熊豊君) 10年間で20%利用客が落ちている。落ちているから整備しなくていいですよなんていうことは私は言いません。村松からの人たちは、新潟へ行くときに、高校生は別ですけども、主に行く人は高速バスを利用するんですね。もう交通手段が変わってきていると私は思います。そういう中で、公共交通そのもののあり方、やはり道路一つとっても十分検討していかないと、つくってはみたけども、利用者がないということになってしまったんでは税金の無駄遣いということになります。五泉駅の南口ということも先ほどから言われた。2番線、3番線があります。3番線は、五泉どまりの列車が発着するのに使われる。その横にももう一本線路がある。これは待避線。何か緊急のときにそこに車両を導入すると、入れてしまうということになります。南口をつくった場合、それは構造上簡単にはいかない。直接2番線、3番線のところへ人を歩かせるわけにいかない。昔あったあのような、五泉駅から蒲鉄のほうまで行くようなことにはならない。当然橋上駅をしなければ許可できないというふうになると思うんです。橋上駅をつくるとなりますと、新津にもできました。小須戸にもできています。矢代田。これは、JRは大変財政的には慎重にやる。今新発田の市長選挙の大きな争点にもなっている。1人の候補者は今までの市長のを受け継いで橋上駅化をしていく、もう一人の候補者となる人は、橋上駅は、これは金がかかり過ぎるからやめましょうということでやっている。これ数十億円かかるんですね、橋上駅にすると。大変な、それは全部JRの負担ではなくて地元自治体の負担となります。じゃ、このように不動産を買って、そしてやっていこうと。一番最初に言ったけども、五泉市の財政はどうなんだと。財政力指数、そのほか公債費比率、経常収支比率などは五泉市どうですか。 ○議長(土田春夫君) 財政課長。 ◎財政課長(小林康三君) 実質公債費比率につきましては県内で13番目だったと思いますんで、余り芳しくないような状況でございます。 ◆22番(猪熊豊君) 財政力指数は0.483で自主財源が非常に乏しいと、経常収支比率は90.6%、これは75%以下でなきゃいけないんですけども、それをはるかに超えている。借金返済の公債費比率は13.7%、これは10%未満が望ましい。実質公債費比率は18.9となっている。これは、18%を超えるとどうなるんですか。今超えていますが。 ◎財政課長(小林康三君) 許可制となっております。 ◆22番(猪熊豊君) 実質公債費比率が18.9、18%を超えている、基準の。借金をしようとするときには県の許可を求めなきゃいけないというのが今の五泉市の財政なんですよ。ここをやはりしっかり見ていかないと、何を今やらなきゃいけないのか、土地を買うことが今先なのか、それとも暮らしを守ることが先なのか。これじゃ夕張と同じになっちゃいますよ、こんなことしていると。四十数年前に法線を決定した東南環状線、当然限られた財政の中でやりくりしますから、東南環状線を待っている人たち、立ち退いてもらった人、またはこれから立ち退いてもらう人、土地開発基金でそういうものをお願いしていく。今回土地開発基金2億円のうち1億8,000万はそういうとこに使ってしまう。土地開発基金がほとんどなくなってしまう。当然東南環状線の今後にもこれは影響してくる、限られた財源から、そう思いますけども、そうではないですか。 ◎財政課長(小林康三君) 今議員おっしゃるように、議決をいただいた後、基金の残高が4,630万余りになるわけでございますけども、基金条例によりますと、土地と現金合わせまして6億500万以内となっておるわけでございますけども、仮に今後資金需要があった場合はこの限度額を上げるなり、あるいはほかの特定財源を検討することになろうかと思います。 ◆22番(猪熊豊君) 大変厳しい財政の中でのやりくりがこれから待っていると。東南環状線のこれからの進捗、それに対しても大きな影響を与えてしまうということになります。こういうもの、大きなものをしていくときには何が一番大事なのか。それは、住民の理解と協力です。そういうものがあれば、ある程度大きなお金をつぎ込むこともできるでしょう。この五泉駅の南側から自動車学校までの間、たくさんの住宅が建ち並んでいる。その辺の人たちへの説明、理解、協力、これはどうなっていますか。 ◎企画政策課長(長谷川昭志君) 急な話でございますので、現段階でその方たちのご意見等々を伺ったり、あるいはご希望を伺ったりということはしておりません。それは、今後の話ということでございます。 ◆22番(猪熊豊君) 五泉市が急な話をしているんじゃないです。売る人たちが急な話をしているんです。五泉市は、そこに乗っていって、その話と一緒になって走る必要はないんです。じっくりとお聞きをするということで十分なんです。土地は逃げません。買われません。分散なんかしません。安心してください。  最後になります。今不況で苦しんでいる方、市内のニット関係、建設関係、従業者、農家の皆さんも米価が下落し、農協に借金が返せない、そういう方はたくさんおられる。私はこの話をした。そうしたら、うちの田んぼも買ってくれ、うちの工場も買ってくれ、借金を少しでも減らして残りの人生生きていきたいよと。あなたたちは、蒲原鉄道に対して1億7,700万円ぽんと出すと。ほかに数千万円、数百万で苦しんでいる人はたくさんいるんだ。その人たちがもし相談に来たら、あなたの不動産どうなのか。そこにポケットパークをつくるか、または市営住宅の用地としてどうなのか、そういうことは検討されると、市民からいつでもそういうふうな話があればそれには相談に応じますと言うんですか。 ◎企画政策課長(長谷川昭志君) そういった今議員がおっしゃるような案件があったとしたら、どう対応するかというのは、そのときそのときによって適切に判断しなけりゃならんというふうに思いますけれども、私どものほうにその土地をどのように利用する計画があるか、あるいは計画が明瞭でなくてもこれは市として活用する方向性を見出すことができるか、そういうようなことを総合的に判断をして購入することもあるだろうし、あるいはまた購入に至らないこともあると。そのときそのときの状況を適切に判断して対応せざるを得ないというふうに考えております。 ○議長(土田春夫君) 簡潔に。 ◆22番(猪熊豊君) とにかく今回のやり方は土地取得が先にある。こういうやり方では行政のイロハとしては大変禍根を残すということだけ指摘しておきます。 ○議長(土田春夫君) 21番、鈴木光規君。 ◆21番(鈴木光規君) 五泉駅南口を開発せよという一般質問は私も行ったことがあります。数名の議員の方々が前市長、五十嵐市長に進言してきたわけです。その答えも五十嵐市長いわく、五泉駅南口は開発していかなければならないという答弁をいただいております。それは、いつかという答弁はいただいておりませんけれども、私の再質問の中で、線路の南側の人たちはあの線路敷を渡るのは大変苦に思っております。朝晩子供を送るとか迎えに行くかというときは、南側の人たち、主には村松側の方が多いんですけども、ほとんど南側に迎えに行きます。それで、私もそういう一般質問したわけでございますので、これを機に単価の問題につきましてはいろいろ議論していただいて、早急に開発することを望むところでございます。  そして、一番懸念されるのが虫食い状態にされる残りの跡地、市がどうこうすることはできませんけれども、この残りの跡地を何とか、今までさくらロードとかサイクリングロードにしようとか、そういういろいろな議論はされたわけでございます。これを機に県のほうに残りの土地を市がこういうふうに開発したいので、何とか県に買ってもらう要望をするのかしないのか、市長にお伺いいたします。 ○議長(土田春夫君) 市長。 ◎市長(伊藤勝美君) 再三申し上げておりますが、新津村松線におきましては交差点改良も含めましてですね、今泉交差点、またデンカ生研付近交差点は交差点改良を強く要望してまいったわけであります。今後もですね、この南口の駅周辺開発に伴いまして、また県の力もかりなければなりませんし、この先がまた今泉交差点というところであります。今泉交差点におきましても強く県に要望しているということでありますし、全線におきましても、先ほど平井議員さんのお話ありましたように合併当時の思いでありますので、そういったことを強くですね、県当局、また国のお金がどういうふうに入るのか、そういったとこを研究しながらですね、強く要望していきたいと、このように思っております。 ◆21番(鈴木光規君) 駅南開発につきましては、今後JR等と相談いたしまして、なるべく近隣にある駅に負けないような開発をしていただきたいと、そう要望しておきます。  それとあと、残りの土地ではございますけれども、何とか旧村松と旧五泉のちょうどかけ橋になるような、そんなロードができればいいということを県に要望すること、これお願いしておきまして質疑を終わります。  以上です。 ○議長(土田春夫君) 20番、羽下貢君。 ◆20番(羽下貢君) 今土地の取得でいろいろ話が出ておりますけれども、私も南口、仮称ですけど、南口、駅裏周辺は早急に開発してつくってくれと、こう要望しておった者でありますので、南口周辺、南口と言っていいんでしょうかね、駅裏周辺が早急に開発されるということは非常に喜ばしいと、こう思っておりますけれどもですね、やはり問題はですね、拙速過ぎると。例えば愛宕小学校、その前のアリーナですね、村松体育館。あの国有地を購入するときもですね、きちんと行政は土地鑑定士を中に入れて土地の評価を公に決めて、それで交渉して、いや、安い、高いという話で決めてきました。ですから、今購入しようとする土地もですね、やはりそういうきちんとした過程を経て購入していただきたい。購入することに私は何も反対するものでありませんけれども、先ほど猪熊議員も話をしておられましたけれども、やはり市民がこの値段でいいのかと、こういう思いがあるのはやっぱりうまくないんだ、私はこう思います。ですから、どうして本当に今ここですぐ決めなければ、この定例会で決めなければいけないかということが私にはよくわかりませんけれども、ぜひともですね、蒲鉄、もしくは銀行の支店長でしょうかね、方と話し合いをして、少し待っていただいて、きちんと手続をして購入していただきたいと。行政の怠慢とか不作為によるね、機会の損失というのは非常に問題で、痛いものがありますけれども、後先を考えずに拙速で物事をして、後でああだった、こうだったと批判されるのもまた行政の常であります。ぜひともそういったことをなくしてですね、市民が納得できる駅裏開発にしていただきたいと、こう思っておりますが、市長、いかがでしょうか。 ○議長(土田春夫君) 市長。 ◎市長(伊藤勝美君) 適正な土地の価格を行政で判断したわけでありますが、私もこの値段で適正だと思っております。鑑定士ともまた検討させていただきたいと思いますが、銀行のほうと鑑定士のほう、今お話のほうを十分承知しましたので、考えてみたいと思っています。 ◆20番(羽下貢君) ちょっと歯切れは悪かったですけど、そういうことでですね、していただければ、全く問題なく議会としても駅裏開発が成功すると思うんですよ。  もう一つ聞きたいんですけれども、まだ7万円の予算しか周辺事業でことし予算がついていないんですけれども、それでもですね、今回購入するに当たってJRとの話はあったんでしょうか。 ○議長(土田春夫君) 企画政策課長。 ◎企画政策課長(長谷川昭志君) 今回の購入に当たって具体的にJRとの話はしておりません。 ◆20番(羽下貢君) 先ほど新発田の例も出てきましたけれども、やはり開発するに当たっては今後土地を購入しようとしているわけですので、早急にJRとの話し合いが必要であると。境界もそうですけれども、あそこ先ほど言われていたとおり引き込みヤードがあるんで、なかなか土地が複雑な形をしているんですよね。ですから、お金のない五泉市ですから、なるべくお金を使わずに開発をしていただきたいというのが私の希望ですけれども、そういった中でJRさんがね、どれだけ協力していただけるかということをやっぱり早急に申し入れをしてこの開発を進めていただきたい。これ要望して、これで終わりにいたします。 ○議長(土田春夫君) 19番、川瀬圭介君。 ◆19番(川瀬圭介君) 今羽下さんの質問の中にですね、JRとの話等々もあったわけですが、前回の全協のときにそういったことはあるかということをお伺いしたわけでありますが、一応連絡というか、その程度のことはあったやに聞いていますけども、本来であれば計画が先にあった場合ですね、それらも含めて、じゃ駅はどういう形状になるのか、橋上化は可能なのか、その場合の負担はどうなるのか、そういった計画というのは当然先にそれがあるわけですね。あった上でこの土地がいかに価値があるか、市にとって購入の意義が上がるかといった結論に達して購入に対する交渉に入っていくといったのが一般的通例だろうと思います。ただ、ここのとこで市長がおっしゃったように諸般の事情、諸事情があったんだと、急がなきゃだめだったと、これについては一定の理解をするところであります。  そこで、お伺いしたいんですが、今市長さんは鑑定士も検討すると、こういうお答えが今あったところなんですが、そうした場合どの程度の時間がかかるのか。  それから、例えばですが、これ多分付託になっていくんだろうと、これ想像ですけどね、これから行われるわけで、付託になっていく。付託になったところで、例えば価格の判断が明瞭ではないという、これ例えば継続だと、こうなった場合ですね、仮定の話にお答えできないと、こういうことになるかもしれませんが、それだと困る事情がおありですか。 ○議長(土田春夫君) 市長。 ◎市長(伊藤勝美君) 銀行、鑑定士も含めてですね、考えてみたいということでご理解をいただきたいと、このように思うわけであります。土地鑑定士、それも含めてですね、銀行当局もあるわけでありますので、それも含めて考えさせてほしいということでご理解賜りたい。  それと、これが継続、12月になった場合どうなるのかと。そのことに関しまして私が答弁、この範囲を超えていまして、なかなか的確な答弁を答えることができないと思いますけども、諸般の事情ということでご理解いただければありがたいと思います。 ◆19番(川瀬圭介君) お答えになりにくい問題もあろうと、こう思いますが、それはそれで本来であればきっちりですね、委員会としても明確な判断材料がないところでありますから、少し時間をかけたいというのが実際のところだろうと私は想像しておるところでありますが、それは対委員会のことでありますから、これ以上は触れません。  そこでですね、私は全協のときに何とか当日までしばらく時間があるわけですから、副市長にも申し上げたわけですが、一定の利用方法、この土地のですね、購入するんだと、何となく道路用地とか、あるいは駅南開発につなげたいんだよねということではちょっとまずいんじゃないかと。ただ、それは時間もないですし、JRという相手先との交渉の時間もないわけですから、きちっとしたものができなくても、こんなことが考えられると議員が判断するに資するような一定の計画みたいなものを出せないのかと、こう要望したところでありますが、その辺のところは副市長、その後どう検討されてきょうに至ったのか。 ○議長(土田春夫君) 副市長。 ◎副市長(五十嵐明君) 先般川瀬議員のほうからそのようなお話を承っておりましたし、当然市長にもお話を申し上げて、当然私が市長が考えられる道路計画等頭の中にあるということを図示したものは準備をいたしております。 ○議長(土田春夫君) 準備してあるってさ。それ出せるの。参考資料として出せるんであれば、じゃ休憩しますよ。  じゃ、午後1時10分まで休憩します。          午前11時42分 休憩                                                      午後 1時11分 再開 ○議長(土田春夫君) それでは、休憩前に引き続き再開をいたします。  市長より発言の申し出がありますので、この際これを許可いたします。 市長。 ◎市長(伊藤勝美君) 午前中の川瀬議員さんとの議論の中で誤解を与えるような発言がありましたので、鑑定士、また議員さんへの発言に対しまして削除をお願いしたいと、このように思うところであります。  価格決定に関しましては、私も他の、長谷川企画課長からもお話ありましたように、今までの五泉市の買収価格、また駅裏廃線敷周辺の寺沢1丁目、2丁目、南本町1丁目、2丁目等の評価額、また公示価格等を参考にいたしまして十分検討して決定させていただいた次第であります。よろしくご理解のほどお願い申し上げます。  以上であります。 ○議長(土田春夫君) それから、午前中ありました参考資料の配付ですね、これから配付いたします。 ◆19番(川瀬圭介君) ただいま市長のほうから訂正ということでお話がありましたが、いわゆる鑑定士に頼むまでもなく今回の議案が適正であるということで議案提出なされたと、こう理解していいと、こういうことですね。今議会で決めてくださいと、議会通してくださいと、この値段でというふうに理解していいと、こういうことですね。  それでは、先ほど申し上げました改良の構想といいますかね、これが出たわけでありますが、質問途中でありますけども、いったん、どなたが説明していただけるのか、簡潔なご説明をいただいてから少し質問をしたいと思います。 ○議長(土田春夫君) じゃ、この参考資料の説明について、だれ説明します。 都市整備課長。 ◎都市整備課長(塚野文雄君) それでは、お手元に図面が配付されているかと思うんですけども、この赤のところが今回買収予定のところであります。予定の道路の部分であります。構内の広場のところについては、今回まだ図示されておりません。それと、南公園の水路のところまで今回買収で、南公園の先、自動車学校さんの玄関のほうまで点線がありますが、これは引き続きここまで後に追買をお願いしたいという意味であります。あと、左側のほうに県道新津村松線、右側のほうに五泉停車場石曽根線の県道が図示されておりまして、あと水色の系統で書いてあるのは、この道路を重要視して連絡道路として使いたいと考えております。  では、説明をさせていただきたいと思います。五泉駅周辺整備促進事業の一環として軌道敷を基幹道路と位置づけ、県道新津村松線から県道五泉停車場石曽根線までの道路を整備することにより、駅南広場の効率性を上げることを目的として作成いたしました。事業者委託に当たり、早急にまちづくりの全体計画を構築して計画に盛り込むことになろうかとは思うんですが、来年度以降になろうかと思いますので、現時点では市長の考えられているものを図示したものであります。現況の道路敷跡は、軌道敷と公共敷を合わせますと9メートルから14メートルほどの幅員があるため、車道2車線を確保しても1.5メートルから6.5メートルの余地ができるため、ポケットパーク的要素を加味した歩道として活用していきたいと思います。  次に、連絡道路でありますが、連絡道路としては4路線を予定しております。駅側から説明いたしますと、中央連絡橋からJR沿いに五泉服装学校前を通り寺沢踏切まで至るもの、2番目としまして五泉中学わきから寺沢八所神社前を通り大日方医院までのもの、3番目といたしまして野口自動車信号機から南公園までのもの、4番目といたしまして樋口新聞店南店から自動車学校前を通り、エービーシー保育園の裏側になりますが、裏側を通りアパレルシステムまで、この4本を連絡道路と考えております。なお、黄色の丸印をつけておいたのは、ここに交差点ができるであろうと思う場所を図示したものであります。全体事業を構想しますと、今回買収する土地以外にも影響が生じますので、幅員や法線を今示すことはなかなかしにくいところでありますけども、連絡道路についてはなるべく2車線を確保したいと思っております。  以上であります。 ◆19番(川瀬圭介君) 今の図面で大体の市長のお考えといいますか、頭の中にある構想というものはわかりました。幾つかお聞きをしたいと思いますが、これ決定事項でもないし、お話もされていないんでしょうけども、寺沢から入ってくるほうのこの道路、これも使い勝手がよくなるだろうと、そう思います。それとですね、民地になってしまった部分ですね、自動車学校までのこの道路、追買の予定という、これがないとですね、行きどまりの道路になりまして、道路の体をなさないということになると思いますから、これは買った以上、これ追買になりますから、早急に買わないとつじつまが合わないことだろうなと、こういうふうに感じております。  あと1点お聞きしたいのは、環状線の今の状況といいますかですね、一番この道路が生きてくるというのはそこの交差点ということになると思うんですが、そこの状況はいかがなものなのかなということ、それからもう一点はヒョウタンのように細くなっている、6メートルというご説明がありましたが、私現地を見ていないのですが、そこは追買をすることが可能なのかどうか、可能性があるのかどうか。もう一点は、この線路敷の道路を、いわゆるほかの連絡道路は2車線にしていく予定だと、こういうふうにお聞きしましたが、肝心のこの道路ですね、この道路はそういうちゃんと2車線、ヒョウタンの部分も、くびれた部分もあるわけですが、可能なのかどうか、それをお聞きします。何点か言いましたが。 ◎市長(伊藤勝美君) 自動車学校横の隣接地の追買でありますが、買うことに関しましてですが、これは蒲原鉄道株式会社さんがですね、自動車学校わきのところを売買したいと、売りたいということでお話ありました。そのときは、五泉市がこの道路を重要道路で廃線敷、基幹として重要だと。五泉市が買いたいと言ったときには自動車学校さんにその旨お話ししておいていただきたい、気持ちよく譲っていただきたいということを申し添えて売買契約に臨んだと理解しております。  幅員の件に関しましては担当課から説明いたします。 ◎都市整備課長(塚野文雄君) 幅員について説明をし忘れました。申しわけございません。この図面の左下に参考図ということで10メートル等ということで、これちょうど南公園の東南環状線がぶつかるあたりなんですけども、これを示しましたけども、3メートル3メートルの大型車が通れるだけの2車線を確保できますということと歩道が確保できますということであります。説明の中で言った9メートルのところがあるというのは、この自動車学校さんのこれから追買するところが一番狭くなっておりまして、この部分に9メートルのところがございますけども、これについてはここまで歩道が要るのかどうか、この問題でございますので、後ほど検討はしたいと思います。  それから、東南環状線のことでありますが、市の東南環状線は昨年野口自動車さんが動いて完成を見たということで、あとのものは新潟県にお願いして何とか県代行でやっていただきたいと、県の仕事でやっていただきたいという話でお願いはしていたところですが、まだ確実な返事といいますか、そういう返事をいただいておりません。
    ◆19番(川瀬圭介君) 追買をするとこが一番細いんだと、こういう話でありましたが、たしか途中にですね、細くなっているとこがあると私は認識しているんですが、それ以外のとこで一番細いとこ何メートルか確認とれていますか。帳簿によって買われたんでしょうから、それわかりますよね、それ以外のとこで一番細いところは。 ◎都市整備課長(塚野文雄君) 現地のほうで蒲鉄さんと一緒に歩いたんですけども、9メートルのとこが一番細くてあとのところはそれ以上という形で、蒲鉄敷地としては狭いとこなんですけども、両側に水路がついておるもんですから、公有地幅としては随分道路がとれる幅だと考えております。 ◆19番(川瀬圭介君) わかりました。そうすると、交差できる道路が可能であると、こういうことでございますね。  あとは、今県のほうでというふうな、この環状線ですね、いうお話でありましたが、これどうしてもやらないと効率が上がりませんよね。だから、もう精いっぱい県に働きかけていただく、あるいは市単でもやるというぐらいの気持ちじゃないと、これ生きませんよね、この道路そのものが。だから、道路改良やってすぐどうこうということではないんでしょうけども、いずれにしてもそれぐらい、やる以上はそういう考えでいかないとだめなんだろうと、こう思っております。あとは、県及びJRさんとのお話し合いになると思うんですが、先ほど来出ている橋上化、これは相当お金もかかる話ですし、果たしてJRさんがどうなのか。当然市に求めてこられる、莫大な負担になるだろうという気もするわけでありますが、それ以外の方法ですね、この南口が橋上化をやれて、これこれこうで、こういう補助金でこういうふうにして、JRさんもこう持って、こうできますよというのがあれば一番いいわけですが、今回はこの構想で結構ですけども、今後やはりですね、追買をしていく、あるいは道路に着手、改良に着手するといったときにはですね、どういうふうにして生かすのか、JRさんときっちり詰めて、こういう形で南口が可能なんだと、こういう使い方ができるといったような、市民がそれならと思えるような案にしていただかないとですね、今回のところ例えば議会通ってもですよ、あそこの開発なというお話になってもですね、我々としてもそうですし、行政としても禍根を残すことになるだろうと。ですから、ぜひきちっとした計画を考えていただきたいと、こうお願いして質問やめます。済みません、でも答えだけは。 ◎市長(伊藤勝美君) 全員協議会のときにもお話ししたかと思っておりますが、この話の前にですね、担当課に図面を起こしてほしいというような話をしておりました。コンサルにかけないと、なかなか一つの考えだけで進むわけにいかないということで、その方法を考えなければならないかなと思っていたやさきでありました。今ほど話ありましたように、これからこの有効利用、地域の活性化、また地域の安全、安心を守るための道路改良等を考えながらですね、JR、また近隣住民の方とですね、十分議論を深めまして、ご理解できる計画図、また議員の皆さんからもご指導いただきながらですね、この南口の、南口って通称でありますけれども、この駅周辺の開発に着手して着実に実行していきたいと、このように思っております。 ○議長(土田春夫君) 13番、阿部周夫君。 ◆13番(阿部周夫君) 午前中来いろいろ蒲鉄敷地について質問がありましたけども、全協の資料で延長約640メートルという図面いただきました。それと、きょう今ほど市道改良図構想ということでいただきましたけども、買った場合の話を聞きますけども、実際ですね、640メートルの道路をまず蒲鉄用地を改良するといった場合に、1メートル当たり幾らぐらいかかるのか。今までいろんな工事していると思いますけども、まず全協の資料、モニター見ている方ちょっとわからないと思うんですけども、駅の南口から、要は自動車学校の手前までを仮に道路とした場合に640メートル、1メートル当たりどれぐらいかかりますでしょうか。 ○議長(土田春夫君) 都市整備課長。 ◎都市整備課長(塚野文雄君) 今の参考図では2車線で歩道つきという形で両方の歩道のところに水路があるんですが、これを直していくという考え方をした場合、下の構造なんかは決まりませんけども、メートル当たり15万から20万円ぐらいはかかるんではなかろうかと想像しております。 ◆13番(阿部周夫君) マックス20万かかるとしたら1億3,000万ぐらいですよね。そうすると、とりあえずこの南口の、仮に道路とした場合に1億3,000万かかって、土地の買収価格は1億7,000万。3億円かかると。それで、今ほどいただいた資料で改良図構想ということになると、寺沢の八所神社、これ改良、あと県道の停車場石曽根線の踏切近くから駅の南口へ行く分の改良、あとエービーシー幼稚園の改良、それをすると実際どれぐらいかかるんでしょうか。この図面に載っている部分を金額にした場合にですね、今ほどわかりました蒲鉄にかかわるのは、概算です。これは、あくまでも計画、構想ですけども、用地買収も含めて3億円。この今度青の市道の改良、点線、これをした場合にこの市道の改良構想図、駅南の川瀬議員が言われた駅をどうするかとか、それは別として市道の改良構想では幾らぐらい想定しますか。 ◎都市整備課長(塚野文雄君) 市道の改良につきましては、今のまんまじゃなくて拡幅がいると、何か手を加えるところが要るということで点線は示しておりますけども、まだ実際にどのくらいの幅とかという形までは構想が及んでおりません。申しわけございません。 ◆13番(阿部周夫君) これをぱっと見たときにですね、本来予定していた東南環状線を、今旧野口自動車さんですね、県道新津村松線の野口自動車、清水フードの交差点から県道五泉石曽根停車場線の寺沢地内にあるセブンイレブンまでを、これ市費でやるのと同じぐらいのお金かかるんじゃないですか。この点線の部分を拡幅すると仮定した場合に、この図面を見ると旧野口自動車さんからセブンイレブンまでの道を拡幅するのと同じお金かかるんじゃないですか。そっちを拡幅したほうが県に頼むよりも市の単費でできると思うんですよ。この図面の点線を足していった場合に、県道新津村松線と県道五泉石曽根停車場線を結べるだけの拡幅の工事費が出ると思うんですよ。その辺ですね、東南環状線は全く県の工事として市では全くしないということですか。それとですね、今年度の調査費にものっていたんですけども、三本木から中野の道路ですね、これ都市整備課長、用買も含めて私は3億円ぐらいでできると聞いていたんですけども、実際やった場合どれぐらいでできますか。五泉中学校の通りと中野までの、広域農道を結んだ場合ですね、幾らかかりますか。 ◎都市整備課長(塚野文雄君) 中野2号線のことは、ことしから用地の測量に入りたいと、下調べをしたいということで調査費をいただいておりますが、まだ事業費を算定はしておりません。申しわけございません。 ◆13番(阿部周夫君) 細かい道路をですね、拡幅することは否定はしませんけども、本来の旧五泉市からの計画である東南環状線を当初から市費でやる予定だったわけですから、市費で県道村松線と石曽根停車場線を東南環状線の予定に沿って進めることが一番南口開発が生きるんじゃないですか。これどなたかお答えになっていただきたい。細かい道路を拡幅するのも、これは否定はしませんけども、そのお金があれば石曽根線と村松線が結べるんですよ。その辺どのように考えていますでしょうか。 ○議長(土田春夫君) 市長。 ◎市長(伊藤勝美君) 東南環状線の重要性は、本当に早急に結びつけるといいますか、連結したいと。先般、先々月県のほうに参りまして強く要望したところであります。地震のときにですね、踏切が1時間以上閉鎖したまま、県道閉鎖のままであります。そのときちょうど火災等が発生しなくてよかったわけでありますけれども、そういった踏切横断しなくてですね、船越から新津に行くような跨線橋ですか、そういったものがですね、東南環状線でとにかく早期に実現すればですね、この東側の防災関係、安心、安全に寄与する道路ということで東南環状線の重要性は十分承知しております。今お話しのように蒲鉄跡敷地を利用した場合の整備であります。もちろん東南環状線の長命寺へ向けて停車場線に向かうわけでありますけども、これは都市計画路線でありますので、変更が必要なのかどうかを検討しながらですね、一日も早く今お話しのように停車場線にぶつかることが、廃線敷にぶつかるよりもその先にぶつかることが間瀬線の有効利用、また県道新津村松線とこの停車場線の互換といいますか、そういったことで寄与すると。十分考えながらですね、検討を重ね、実行に移していきたい、このように思っております。 ◆13番(阿部周夫君) これは、市道改良構想ですので、変更もありだと私は考えて、質問はこの市道改良構想についてはやめておきます。  あと、いろいろ猪熊議員から質問もありましたし、最後川瀬議員の質問もありました。ぜひですね、委員会でですね、慎重にですね、審査してですね、最終日どういう結果になるかわかりませんけども、現地視察も含めてですね、慎重に時間いっぱい使ってですね、委員会でですね、やっていただきたいと思っております。あと、駅南開発については私の質問は終わりにします。  次、ほかの件で、まず水道、市長のほうの説明でありましたけども、簡易水道の統合事業ということで予算化されていますけども、21年の決算では簡易水道の有収率、たしか72%前後だったかに思います。今現在直近のですね、有収率どれぐらいになっているのかお聞かせください。簡易水道に関して。 ○議長(土田春夫君) 上下水道局長。 ◎上下水道局長(石本勇貴高君) お答えいたします。  4月から7月までなんですが、5簡水の全体の有収率は70.16%です。 ◆13番(阿部周夫君) 上下水道局長にお伺いしますけど、大体70ぐらいで落ちついているという言い方変ですけども、本来100でなければならないんですけども、現状の簡易水道では70ぐらいなのかどうなのかお聞かせください。特にこの70の要因というか、本来100なければだめなんですけども、3割が収納されていないという現状はどのようなことが想定されますでしょうか。 ◎上下水道局長(石本勇貴高君) この70%前後の有収率は、あくまでも5簡水全体の合計でありまして、この中でやっぱり高いところもありますし、低いところもあります。低いところについては、漏水等が十分懸念されているわけですけど、これから28年度までに簡水の統合計画を設けておりますので、その中で本管の伏せかえをやりますので、そこの段階で本管の漏水等は極力修繕されると考えております。 ◆13番(阿部周夫君) 高いところと低いところがあるということで、実際各簡水の有収率、直近のをちょっと言っていただければと思います。 ◎上下水道局長(石本勇貴高君) 5簡水のうち、個々の施設でいきますと高松が約60%、戸倉も同じく60%、これ戸倉と大蒲原同じ認可になっておりまして、水源が違うもんですから、2つそれぞれ数字のほう出しますけど、大蒲原が81%、蛭野が73%、川内が77%、田川内・高石が43%です。 ◆13番(阿部周夫君) 私ちょっと地理的な部分詳細に、田川内の部分が低いというのは、この要因というのは何ですか。 ◎上下水道局長(石本勇貴高君) 漏水等だと思われるんですけど、この簡水に関しましては高石、田川内地区ということで、非常に地域が狭いもんですから、使っている量もすぐ配水量のほうで、漏水等があった場合有収率にすぐ反映するということがまず要因として1つありますので、そんな段階で有収率が低くなる要因と思われます。 ◆13番(阿部周夫君) 統合計画、まだまだ時間あります。決して以前悪かった有収率を70まで持ってきましたんで、やっぱり80以上にしていただきたいと、これは市長のほうからも優秀な水道局員ばかりだということなんで、上がりつつありますので、もう少し頑張っていただきたいと思います。  それからあと、一般会計、これ教育委員会中心に聞きます。まずですね、体育施設管理事業109万ということで修繕とか出ていますけども、具体的な内容。  それと、その前段のスポーツ競技者育成事業のスポーツ文化奨励費、これ91万出ていますけども、この奨励費を出す基準ですね、全国大会とか北信越大会とか、小学生とか中学生とか高校生、その基準をお聞かせください。  まず、その2点です。 ○議長(土田春夫君) 生涯学習課長。 ◎教育委員会生涯学習課長兼公民館長兼村松公民館長兼勤労青少年ホーム館長兼村松郷土資料館長兼青少年育成センター所長(湯浅善章君) まず、1点目の体育施設での109万3,000円の追加であります。主なものは、11節需用費の修繕料80万円でございます。中身につきましては、村松野球場の高圧ケーブル修繕、これが約84万ほどでありますけれども、これが経過年数が来ているということで、この修繕をお願いするものであります。これが主なものでありますし、あともう一点でございます。奨励費の関係でございます。基準につきましては、大きく分けてブロック大会と全国大会に分かれます。その中でも個人と団体に分かれるところであります。ブロック大会につきまして、個人についてはお一人5,000円、団体につきましては5万円であります。また、全国大会につきましては、これも個人と団体に分かれます。基準としまして、個人につきましては1万円、団体さんにつきましては10万円ということになっております。  以上であります。 ◆13番(阿部周夫君) 追加になっているということは、この夏にですね、五泉の中学生、高校生が頑張ったんだろうと認識しておりますので、ぜひですね、スポーツ、文化の子供たちの、5,000円と1万、交通費にはならないと思うんですけど、これでおいしいものを食べたり力を蓄えたり、例えばそれにかかわる図書等を買うことでですね、また子供たちがスポーツ、文化に励みが、スポーツ、文化に取り組むことができますので、金額は個人的には少ないと思いますけども、今後これ減らすことのないような形でですね、予算を組んでいただきたいと思っております。  それとですね、その前段の青少年対策事業ということで、時間外勤務手当ということありましたけども、これどういった事業をやっているのか。きのうの一般質問で議員のほうから不登校の生徒等の話がありましたけども、この青少年対策事業、いろいろ中学校で問題ありました。今現在どのような取り組みしているのかお聞かせください。 ◎教育委員会生涯学習課長兼公民館長兼村松公民館長兼勤労青少年ホーム館長兼村松郷土資料館長兼青少年育成センター所長(湯浅善章君) 青少年対策事業でありますけれども、この補正の中身でありますけれども、時間外ということで、今後開かれます市子ども連絡協議会の冬の集いなど事業を行うところでございます。それで、この5万円を見込んだものであります。そのほか青少年対策事業としては、育成センターのほうで、この費目とは違いますけれども、育成センターで行っている指導員の巡回ですとか、そういうものが主なものであります。 ◆13番(阿部周夫君) よくですね、宮脇書店のあたりとかで自転車に乗っている子がたばこを吸っているとか、よく私も通るときに見たり、暗いんで、ちょっとわからないんですけども、未成年らしい、ひょっとすると中学生かなという感じにも見受けられる場合があります。あと五泉駅周辺にですね。自転車に乗っているということは、バイクの免許も取れない、車の免許も取れない年というと16歳未満というのも想定されますので、青少年対策事業、いろいろ問題各学校抱えておりますので、学校出てからもこれ教育委員会の中で、生涯学習課なのか教育委員会になるのか、ちゃんと見ていただきたいと思っています。現状をですね、教育長回られたことありますか。今いろいろ予算化されていますけども、教育長みずからまちを回って状況把握していますでしょうか。 ○議長(土田春夫君) 教育長。 ◎教育長(關根忠君) 状況把握という名目でわざわざ出かけていくというふうなことはないのでございますけれども、私ども五泉の住人でございますので、いつも意識しながらまちを通るときは見ております。そういった傾向についても、自転車の子供たちが何かしているかなというのは意を払っておるとこでございます。 ◆13番(阿部周夫君) 教育費の中で適応指導教室等々、子供もいろんな問題抱えている子供多いです。非行に走ったりとか不登校とかいろいろありますので、教育長先頭に立ってですね、こういう問題解決に向けてですね、日々ですね、注意を払ってですね、行政に取り組んでいただきたいと思っております。  教育委員会あともう一点、幼稚園、小学校の施設管理事業のことで、77万、この中身どういった中身なのかまずお聞かせください。 ○議長(土田春夫君) 学校教育課長。 ◎教育委員会学校教育課長学校給食センター所長(小黒常樹君) このたび補正をお願いいたします77万1,000円につきましては、これ中学校のほうの管理員が長期の療養休暇に入っておりまして、その不足分をシルバーのほうに委託して何とか対応するという内容でございます。 ◆13番(阿部周夫君) 例えば長期というのはどれぐらいの長期なんでしょうか。 ◎教育委員会学校教育課長学校給食センター所長(小黒常樹君) 私が実は7月1日付なもんですが、その以前からこの9月30日まで、現在療養休暇が出ております。 ◆13番(阿部周夫君) 9月30日まで療養休暇が出て、この議決が10月ですよね。このお金って必要なんですか。 ◎教育委員会学校教育課長学校給食センター所長(小黒常樹君) この療養休暇の分につきましては、当初当然見込んでおりませんでしたので、この分が後になりましてどうしても不足額となるだろうということでこのたび補正をお願いするものでございます。 ◆13番(阿部周夫君) きのうもありましたけども、やっぱり事前にできる分は事前で予算をですね、つけていただかないと、後づけというのは予算審査の性質上私はよろしくないと思っていますので、病気ということで、これはこれとしていたし方ない部分あるかと思うんですけども、議会としてやっぱり事前にですね、例えば当初予算で100万ぐらい、入れておくと言うのも変ですけども、何らかの形で入れておいて3月に調整するとか、その辺でですね、10月にこれが議決になっているのに、もうその人がいないとなった場合に、その辺の整合性もありますので、十分これ財政当局とも話ししてですね、やっていただきたいと思っております。  それとですね、あとちょっと1点忘れていましたけども、市道改良構想の中でですね、きのう広野議員の質問の中で五泉中学校のプールの解体の話ありました。教育長は、後期の計画でやるということだったんですけども、これが実際実施されると歩道がないんですよね。都市整備課長、五泉中学校の横ですね、歩道がないんですよね。そういった場合子供の通学路、安心、安全、当然交通量がふえると思うんですけども、その辺はどのように考えていますでしょうか。 ◎都市整備課長(塚野文雄君) 五泉中学のわきにプールがなくなった場合ということなんですけども、その折にはまた道路の関係もありますので、教育委員会と協議をしてまいりたいと考えております。 ◆13番(阿部周夫君) ということは、この全体の計画というのはあくまでも後期、きのう教育長が言った平成28年までという考えでこの市道の改良構想を進めていくんでしょうか。 ◎都市整備課長(塚野文雄君) この連絡道路につきましては、今すぐに手を入れなくてもいいところと入れたほうがいいところというつもりで書いております。 ◆13番(阿部周夫君) 私も前の副市長、それで前々教育長の佐藤功氏とですね、本会議でいろいろやりとりした経緯あります。プールはですね、壊す方向で検討するということだったんですね、私もきのう本会議終わって調べたら、教育長。教育委員会として平成21年の予算にプールの解体を上げているんですよ、平成21年の予算に。予算要求しているんですよ。きのうの説明だと、21年度の予算に要求していたのがなぜ28年までずれ込んだのか、教育長の考えをお聞きしたい。これ最後です。これは、南口の改良構想にも十二分にかかわることですので、なぜそうなったのか。21年度に予算要求はしているんです。それは、予算が実現されなかったから、なぜ後期になったのかお聞かせください。 ◎教育長(關根忠君) 今ほど阿部議員のおっしゃいました、21年度にそういった予算要求があったということも今私初めて知ったようなわけでございますけれども、予算変更、市政全般、そして教育委員会の事業全般の中で、そのときの必要性とか緊急性とか、そういったものによって多少の変化が出てくると、こういったことはやっぱり間々あるのではないかと、今私はそのようにとらえたいなと思ってございます。 ◆13番(阿部周夫君) 荒木教育長、佐藤教育長、それちょっと副市長になったりとかで定かではないんですけども、本会議でもやると。私は、おとといの一般質問で五十嵐市政を継承するんですかということで、五十嵐市政を継承すると教育長答えられました。教育行政においてもですね。その中で、なぜあなたになったら変わってしまうのか。教育委員会として予算要求しているんですよ、21年の、プールの解体で。それが今年度できなかった理由。今年度は、市長選挙等ありましたので、だれが市長になるかわからなかった。市長の方針等あって、それはよしとして、これは来年度やるつもりはないですか。この市道の改良構想が明確に今されたわけですよ。それでもあそこのプールはそのままですか。教育委員会は、21年に予算要求していたんです。20年度中ですけども。それでも後期の大規模改修にするんですか。その整合性をお聞きしたい。予算要求したこととあなたが28年度までにやると言った明確な説明。これ五泉中学校の保護者に説明する理由私ありますんで、近々やりますと私はお話ししていますので、そのときの教育長、佐藤教育長のほうから近々プールは壊しますということで、私もテニス部の保護者にもお話ししています。当時の佐藤教育長は、壊したからといってテニスコートができるわけではないと。実際に壊して本当にテニスコートが適しているかどうかわからないと。それは、また検討するけども、プールの解体については考えるということで、平成20年度、高野学校教育課長、佐藤教育長のときにしているんですよ。それがなぜあなたになったら後期になるのか。ましてこの南口の市道改良構想も出て、きのう広野議員が子供の安心、安全な通学路が必要だろうと、そのためにはプールを、テニスコートは別として歩道をつけるのが優先だろうという質問をしていたにもかかわらずあなたは後期だと。その辺どのように、私これ答えをですね、保護者の方にお伝えしないとだめなんで、明確な、市民の方がわかるお答えしてください。 ○議長(土田春夫君) 若干休憩いたします。          午後 2時00分 休憩                                                      午後 2時02分 再開 ○議長(土田春夫君) 休憩前に引き続き再開いたします。 ◎教育長(關根忠君) きのう答弁申し上げましたが、現在愛宕小学校を建設しておりまして、そしてそれが終わりますと五泉小学校、そして五泉中学校の改修に取りかかると。これ教育委員会としてこの必要性を感じ、今手はずを着々と進めているところでございまして、その効率性からいたしますと、五泉中学校の改修とほぼ一緒に行うことが効率的であると、そう考えたわけでございます。そして、その結果もしどうしても緊急の必要があるんではないかというご意見でありますならば、またちょっと時間をいただきたいと思っています。  以上です。 ◆13番(阿部周夫君) 五泉中学校でですね、愛宕小学校できるから延びましたって、五泉中学校今雨漏りもしているんですよ。それで、運動会の話で蒲鉄用地の話あったときに、そんなお金があるんだったら雨漏り直してくださいとか、そういう意見が出ているんですよ。教育長も朝校長に聞いてこられたと。私小黒課長とも会っていろんな話、父兄とも、なかなか大勢の父兄と話ができるというのは、卒業式はできませんし、運動会に行くといろんな話聞けるんですよね。休憩中もいろんな議員からも話がありましたけども、用は約束したものですね、いったん公が内々に約束したもので予算要求を上げていたと。予算要求したけども、実現できなかったのは、それは諸事情があったとしてもですね、今度ですね、理由として愛宕小学校をつくるからとかプールができないとか、そういうことはね、五泉中学校の方には全く関係ないことなんですよ。愛宕小学校は、あれ特例債でやるわけでしょう。財政課長、違いますか。市単ですか。特例債でやるわけでしょう。だから、特例債でやるのにその解体ができないとか、どういうふうに説明、それ五泉中学校の父兄は納得できませんよ。愛宕小学校の事業があるから、それで効率を考えて後だとか、それで五泉小学校とか。いったん教育委員会はやると判断したわけなんですよ。21年度もう愛宕小学校はできているんですよ、構想は。教育長、どのように・・・・教育長、本当にそれで市民目線の教育行政と言えますか。ちゃんと市民が納得できる説明を私はしたいんです。父兄が、テニス部の父兄も含めてですね。去年いろいろ国体とかありました。あと東公園のテニスコートの整備、これは委員会でもうちょっと慎重にすべきだということで予算の部分が凍結された経緯もあります。そういった部分の中で教育行政の中で配分ができなかったんだろうと私は想定していますけども、愛宕小学校ができるからできませんって、私はとってもじゃないですけどね、これ五泉中学校の父兄の方に説明できないんですけども、教育長、もう一度しっかりとした答弁、市民の方が納得する答弁してください。1回やって予算要求しているんですよ。それが愛宕小学校ができるからできませんみたいな答弁じゃ納得いきません。 ◎教育長(關根忠君) 議員さんのおっしゃることはもっともだと私も感じております。ただ・・・・          〔何事か呼ぶ者あり〕 ○議長(土田春夫君) もっともなことが通らないと、うまくないぞ、それ。もっともなことであればやってもらわねばねえな。 ◎教育長(關根忠君) もっともといいましょうか、理解できるつもりでおるわけでございますが、ただ先ほども申しましたことを繰り返すことになりましょうか、全体の枠の中で、やはり緊急性のあるものと、そしてもう少し待ってもいいかなと思うものを勘案した結果、今のような形になってきたと、そういったわけでございます。 ◆13番(阿部周夫君) 2分しかありません、副議長からの話ですので。決算委員会等もありますので、その辺でですね、行政の効率的な予算執行、その辺に関連しましてまた決算委員会で十分質問させていただきます。  終わります。 ○議長(土田春夫君) 17番、相田豊君。 ◆17番(相田豊君) 1点だけお願いいたします。  14ページの衛生費、子宮頸がん予防ワクチン接種費用助成事業でございますが、2,425万6,000円、この対象年齢と対象人数をまずお聞かせください。 ○議長(土田春夫君) 健康福祉課長。 ◎健康福祉課長兼社会福祉事務所長(番場幸夫君) 対象年齢でございますが、平成22年度、今年度は中学校1年生から3年生までを対象にしたいというふうに予定をしております。来年度からは、新中学1年生のみということでございます。  人数でございますが、ことし対象にいたします1年生から3年生までの人数は778人ということでございます。  以上であります。 ◆17番(相田豊君) そうすると、高校生は含まれておりませんけれども、その高校生を外した理由をお聞かせください。 ◎健康福祉課長兼社会福祉事務所長(番場幸夫君) 私どもの手元の資料ですと、全国で126団体ほどが接種の助成をしておりますが、ほとんど中学生でございます。いろいろなことを考えたわけでございますが、近年厚労省がHIVに関する調査を行った中で、前段申し上げますのは一般的に性交渉があった以降は予防ワクチンは効かないということが通説になっております。そういう中で、高校生は接種推奨年齢ではないということが通説になっておりますので、私どももいろいろなことを考えまして、中学生までということにいたしております。 ◆17番(相田豊君) 今の課長の答弁はちょっとね、高校生にとってはきついかなというように思いますね。中学生と高校生で分けられたと言いますけれども、中学生は3月31日生まれ、高校生が4月1日だといたしまして、たった24時間違いで受けられる人と受けられない人に分かれてしまうわけです。それでですね、高校生でも今おっしゃったようにですね、1度そういう経験のある方には効き目はないということですので、希望者であれば受けられるようにすべきでないかなと思うのですが、いかがですか。 ◎健康福祉課長兼社会福祉事務所長(番場幸夫君) 市といたしまして、今年度初めての事業に取り組むわけでございますが、今年度これから接種を開始してみてまたいろんなご意見を拝聴できるかと思いますので、それらの声を聞いた中でその高校生の件、来年度の予算に向けて結論を出して検討してまいりたいというふうに考えております。 ◆17番(相田豊君) これ1度ね、接種をするとほとんど発症しないと言われている有効なワクチンでございますので、高校生にとりましても大きな問題でございますから、ぜひ希望者には接種できるようにご一考をお願いしたいと思います。  以上です。 ○議長(土田春夫君) 6番、広野君。 ◆6番(広野甲君) 長くなったんで、私も子宮頸がんについて1点。  今回ですね、11月から接種して、3回接種しなければいけないこの子宮頸がんの予防ワクチン、2回に予算計上ということなんですけども、残りの1回は一体どうされるんでしょうか。 ○議長(土田春夫君) 健康福祉課長。 ◎健康福祉課長兼社会福祉事務所長(番場幸夫君) 3回の接種は、初回、それから初回の1カ月後、それから初回の半年後ということでございまして、私どもこの予算をいただいて事業の準備を始めたとしても、早くても11月1日以降に初回ということになりますと、3回目は必然的にこの年度に入ってこないということでございますが、私ども今お願いしている予算には2回分まで計上いたしました。今年度2回打って来年度入ってから3回目を接種する分につきましては、来年の予算でやはり全額助成をするということで予算措置をお願いをしたいというふうに考えております。 ◆6番(広野甲君) そうしますとですよ、ことし中学3年生受けると来年は高校生になりますよね。これは、OKということになるのかな。  それから、今回4月までさかのぼってですね、先にやった人には助成するという方は3回目助成すると、費用助成しますよということですけども、これもやっぱり対象年齢が中学生ということなんでしょうかね。例えば高校生もおられるかと思うんですけども、その辺1点お聞きします。 ◎健康福祉課長兼社会福祉事務所長(番場幸夫君) 3回目の接種は、今現在中学3年生の方につきましては必然的に高校生になってからということでございますので、高校生になられてから3回目を接種することについて助成をするということでございます。これは、3回打たないと十分な効果は出ないということでございますので、これは今現在の年齢で対象者を整理しますが、3回目の接種段階で高校生になられることは支障はないというふうに思っております。  それと、少数確認しておりますが、この助成制度をやっていないんで、もう個人的にですね、実はワクチンを接種しましたという方につきましては、4月1日までさかのぼりまして償還払いで助成をしたいというふうに考えておりますが、これはやはりこれから接種する方と同様に中学の1年から3年生までの方という範囲で今考えて予算を編成したところでございます。 ○議長(土田春夫君) ほかにありませんか。          〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(土田春夫君) ないようでありますので、議案に対する質疑を終了いたします。  ただいま議題としております事件は、お手元に配付してあります付託表のとおり、各常任委員会に休会中審査として付託いたします。 △日程第3 議長報告   (1) 請願・陳情付託報告 ○議長(土田春夫君) 次に、日程第3、議長報告であります。  今期定例会において期日まで受理した請願、陳情は、お手元に配付の文書表のとおり、所管の常任委員会に付託いたしましたので、報告をいたします。 ○議長(土田春夫君) それでは、本日はこれにて散会いたします。              午後 2時16分 散会...