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  1. 名護市議会 2022-06-09
    06月17日-06号


    取得元: 名護市議会公式サイト
    最終取得日: 2022-12-19
    令和4年第207回名護市定例会              第207回名護市議会定例会会議録┌─────────┬───────────────────────────────┐│招 集 年 月 日│       令和4年6月9日 木曜日 午前10時       │├─────────┼───────────────────────────────┤│招 集 の 場 所│         名 護 市 議 会 議 場         │├─────────┼───────────────────────────────┤│開       議│      令和4年6月17日 金曜日 午前10時0分      │├─────────┼───────────────────────────────┤│散       会│      令和4年6月17日 金曜日 午後3時4分      │└─────────┴───────────────────────────────┘出席並びに欠席議員 出  席 24名 欠  席 1名┌────┬───────────┬───┬────┬───────────┬───┐│議席番号│    氏  名    │出 欠│議席番号│    氏  名    │出 欠│├────┼───────────┼───┼────┼───────────┼───┤│  1  │  島 袋  力   │ 出 │  14  │  平   光 男  │ 出 │├────┼───────────┼───┼────┼───────────┼───┤│  2  │  長 山 正 邦  │ 出 │  15  │  翁 長 久美子  │ 出 │├────┼───────────┼───┼────┼───────────┼───┤│  3  │  大 浜 幸 秀  │ 出 │  16  │  仲 村 善 幸  │ 出 │├────┼───────────┼───┼────┼───────────┼───┤│  4  │  吉 居 俊 平  │ 出 │  17  │  比 嘉 拓 也  │ 出 │├────┼───────────┼───┼────┼───────────┼───┤│  5  │  川 野 純 治  │ 出 │  18  │  宮 城 安 秀  │ 欠 │├────┼───────────┼───┼────┼───────────┼───┤│  6  │  石 嶺 康 政  │ 出 │  19  │  比 嘉  忍   │ 出 │├────┼───────────┼───┼────┼───────────┼───┤│  7  │  仲 尾 ちあき  │ 出 │  20  │  岸 本 直 也  │ 出 │├────┼───────────┼───┼────┼───────────┼───┤│  8  │  金 城  隆   │ 出 │  21  │  金 城 善 英  │ 出 │├────┼───────────┼───┼────┼───────────┼───┤│  9  │  宮 城 さゆり  │ 出 │  22  │  大 城 秀 樹  │ 出 │├────┼───────────┼───┼────┼───────────┼───┤│  10  │  宮 里  尚   │ 出 │    │    欠 員    │   │├────┼───────────┼───┼────┼───────────┼───┤│  11  │  大 城 敬 人  │ 出 │  24  │  神 山 正 樹  │ 出 │├────┼───────────┼───┼────┼───────────┼───┤│  12  │  東恩納 琢 磨  │ 出 │  25  │  小 濱 守 男  │ 出 │├────┼───────────┼───┼────┼───────────┼───┤│  13  │  比 嘉 勝 彦  │ 出 │  26  │  比 嘉 祐 一  │ 出 │└────┴───────────┴───┴────┴───────────┴───┘ 署名議員       21番 金城 善英  24番 神山 正樹 議事日程       別紙のとおり 会議に付した事件   別紙のとおり 会議の結果      別紙のとおり法第121条第1項による出席者              市 長  渡具知 武 豊              副市長  金 城 秀 郎 総務部長      比 嘉 一 文    企画部長     棚 橋 邦 晃 地域経済部長    平 得  薫     市民部長     仲 本  太  福祉部長      大 城 智 美    こども家庭部長  高 里 盛 克 農林水産部長    當 山  賢     建設部長     玉 城  勝  環境水道部長    佐久川 博 光    消防長      安 里  順  企画部・地域    宮 城 浩 二 経済部参事              教育長  岸 本 敏 孝 教育次長      岸 本 尚 志議会事務局出席者 事務局長      屋 部 憲 克    次長兼庶務係長  大 城 秀 樹 議事係長      宮 城  建     庶務係調査法制  金 城  浩                       担当主査 議事係       島 袋 ちえり    庶務係      比 嘉 ちなみ 議事係       上 地  健     会計年度任用職員 玉 城 直 喜 ○大城秀樹議長 これから本日の会議を開きます。 日程により一般質問を行います。比嘉祐一議員、一般質問を許します。 ◆比嘉祐一議員 議長のお許しが出ましたので、議席番号26番、比嘉祐一、一般質問に入ります。まず、質問の事項1でございます。財政についてでございます。補正予算というのは、変更やその追加が必要な場合に編成されるものと思っております。できるだけ当初予算で処理し、補正は少ないほうがいいのではないかと思っております。それで要旨の(1)でございます。今年度、補正予算の頻度が高いのはなぜですか、ひとつお伺いいたします。次に要旨の(2)でございます。全国では新型コロナによる感染者数は減少傾向ですけれども、沖縄県の感染者数は高止まりしています。ただ、コロナ禍に関する費用は国が負担すべきだと思います。そこでお聞きいたします。今年度、新型コロナウイルス感染症対策の関連費用はどれくらいを見込んでいらっしゃるのかお伺いいたします。次に事項2 少子化問題についてでございますけれども、少子高齢化が一層進んでおりますが、国家全体といたしましても、また、地域社会としてもその存続に関わる最大の問題ではないかと思っております。そこでお聞きいたします。名護市の合計特殊出生率はどうなっているのか、ひとつお伺いいたします。次に事項3 小中学校の教員不足についてでございます。これはもう本当に問題です、皆さん。教育界にとっては非常に頭が痛い、重要な問題でございます。そこで全国的な教員不足と言われているが、市内小中学校の教員不足の現状等に関し、次のことについて伺っていきたいと思っております。まず要旨(1)は、教員の病休が増えていると聞きますが、現在の市内小中学校の現状についてお伺いいたします。次に要旨(2)病休や退職の理由は、精神疾患によるものが全体の過半数に達しており、また、特に20代の若い先生方に多いと言われておりますが、市内小中学校の現状はどうなっているのか伺います。次に要旨(3)でございます。市内小中学校の教員の一月当たりの在校時間は、平均してどのくらいか伺いたいと思います。要旨(4)でございます。市内小中学校の教員の週休日(土・日)に業務に従事した1日当たりの平均時間はどのくらいか、この辺を教えていただきたいと思っております。次に事項4 いじめ及び不登校についてお尋ねいたします。名護市内の小中学校におけるいじめ及び不登校の件に関しまして、次のことについてお伺いいたします。まず、要旨(1)小中学校の学年別でのいじめの認知件数はどのようになっているのか、ひとつ伺います。次に、要旨(2)いじめの態様別の状況、小学校、中学校の内訳についてお伺いします。要旨(3)小中学校における暴力行為の発生件数はどうなっているのか、この辺も詳しく教えていただきたいと思います。質問事項5 スポーツ行政についてですが、これは皆さん、名護市営陸上競技場に限っての質問でございますので、その点、ご理解のほどお願いいたします。まず要旨(1)名護市において、年間を通してスポーツイベントはどのくらい行っているのかお伺いいたします。次に要旨(2)スポーツイベントの際の駐車場問題、事あるごとに地域住民から問題視されておりますが、今後の対策をどう考えているのか、見解を伺いと思います。次に要旨(3)名護市は北部の中核都市であります。これからのスポーツ振興を視野に入れた場合、もっと整備の整った新しい陸上競技場を新たな場所に移転してスポーツ振興を図り、若者たちの競技力を高めるべきだと思いますが、市の見解をお伺いします。この問題に関しましては、以前、私が社会人だった平成6年、7年当時だったと思います。名護市に県営とか国営の陸上競技場を持ってくるよという、そういう話があったのです。そのときに話が出たのですけれども、その後全然、そういった話は出ておりません。今後、名護市は北部の中核都市として、どうしても、今は2種ですね、名護市営競技場は。1種のそういった立派なスポーツ競技場の整備、サブグラウンドも造って、やはりそこに行事を持ってこれるような、それが活性化につながりますので、この辺をひとつ真剣に考えていただきたいと思います。市の見解を伺いたいと思います。以上、一次質問といたしまして、二次質問は自席でいたします。 ○大城秀樹議長 市当局の答弁を求めます。比嘉一文総務部長。 ◎比嘉一文総務部長 私のほうから質問の事項1要旨(1)、(2)についてお答えいたします。まず要旨(1)についてお答えします。令和4年度の一般会計補正予算の計上状況について説明いたします。まず令和4年4月21日の第302回臨時会で補正予算第1号を計上しました。予算の主な内容は、「住民税非課税世帯等に対する臨時特別給付金事業」に係る予算で、新型コロナウイルス感染症に対する市民生活の支援を行うものでございます。次に令和4年5月25日の第303回臨時会で補正予算第2号を計上しております。予算の内容は、「低所得の子育て世帯に対する子育て世帯生活支援特別給付金給付事業」に係る予算で、補正予算第1号と同様に新型コロナウイルス感染症に対する市民生活の支援を行うものです。補正予算第1号、第2号ともに、新型コロナウイルス感染症に対する市民生活の支援を可能な限り早く行う必要があると考え、臨時会を開催していただき予算を計上したところでございます。そして、今議会には新型コロナウイルス感染症に関連する予算を含む補正予算第3号を計上しております。令和3年度及び令和2年度の状況ですが、令和3年度、令和2年度ともに4月から5月までの間に新型コロナウイルス感染症に関する内容の補正予算第1号及び補正予算第2号を臨時会や専決処分により計上し、6月定例会において補正予算第3号を計上しております。これは令和4年度と同様の状況でございます。このように令和2年度以降、新型コロナウイルス感染症の感染対策や市民生活、地域経済の支援などを行うための補正予算を多く計上しております。また、それらの事業を可能な限り早く実施するため、定例会だけでなく臨時会や専決処分により補正予算を計上しているところでございます。次に質問の要旨(2)についてお答えします。まず、令和4年度当初予算での新型コロナウイルス感染症に関する事業について説明いたします。当初予算で計上している新型コロナウイルス感染症に関する主な事業として、「新型コロナウイルスワクチン接種体制確保事業」が事業費1億7,896万3,000円、「名護市観光産業支援事業感染症緊急経済対策)」が1億5,136万6,000円、「新型コロナウイルス感染症生活困窮者自立支援金給付事業(事業費)」が2,512万円、「新型コロナウイルス感染症防止対策事業(こども・子育て支援交付金)」が1,435万円など、合計で5億608万円の新型コロナウイルス感染症に関する予算を計上しております。次に補正予算第1号では、「住民税非課税世帯等に対する臨時特別給付金事業」が3億8,280万円、補正予算第2号では、「低所得の子育て世帯に対する子育て世帯生活支援特別給付金」が2億348万6,000円を計上しております。今議会に提案しております補正予算第3号では、「地域経済活性化応援事業感染症緊急経済対策)」が4億8,347万1,000円、「新型コロナウイルス感染症生活困窮者自立支援金給付事業(事業費)(事務費)」合わせて、1,756万4,000円などを計上しております。当初予算から補正予算第3号までを合わせますと、新型コロナウイルス感染症に関する予算は、15億9,473万7,000円となっております。また、地方公共団体が地域の実情に応じた事業の財源とすることができる「新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金」について、令和4年度の名護市への配分額は6億6,553万3,000円となっております。このうち6億5,621万1,000円を補正予算第3号までに充当しており、残りの912万2,000円は今後の新型コロナウイルス感染症に関する事業に活用する予定です。今年度、新型コロナウイルス感染症対策の関連費用はどれくらいを見込んでいるのかという質問ですが、現時点で、あとどれくらいという見込みを立てるのは難しいところがございます。今後の感染状況等を踏まえ、国・県補助金、また一般財源などを活用し、市民生活の支援や経済対策を行っていきたいと考えております。 ○大城秀樹議長 棚橋邦晃企画部長。 ◎棚橋邦晃企画部長 私からは事項2要旨(1)についてお答えいたします。合計特殊出生率とは、1人の女性が一生に産む子どもの人数の平均でございまして、厚生労働省の「人口動態保健所・市区町村別統計」によると、本市の合計特殊出生率は平成25年から平成29年で1.89となっております。また、前回の平成20年から平成24年の数値も1.89であり、横ばいに推移している状況でございます。 ○大城秀樹議長 岸本尚志教育次長。 ◎岸本尚志教育次長 私からは質問事項3と質問事項4についてお答えします。質問事項3要旨(1)と(2)についてお答えします。名護市の小中学校の県費負担教職員で、令和3年度から令和4年6月1日までに30日以上の長期の病気休暇を取得した教員数は、小学校で33名、中学校で14名、合計47名となっております。そのうち32名が産前産後休暇等の出産を起因とする病気休暇で、残りの15名が疾病やけがを起因とする病気休暇となっており、小学校で9名、中学校で6名となっております。その中で精神的な疾患を伴う長期の病気休暇を取得した教員数は、小学校で5名、中学校で4名、合計9名となっており、疾病やけがを起因とする病気休暇のうち、精神的な疾患に伴う病気休暇数の割合は、小学校で56%、中学校で67%、小中学校合わせて60%となっております。なお、退職の理由につきましては個人的な配慮すべき事由が含まれており、20代の若い教員数につきましても個人が特定されるおそれがあることから答弁は控えさせていただきたいと思います。次に質問の要旨(3)と(4)についてお答えします。教員の在校時間につきましては、兵庫教育大学が令和3年11月に実施した調査によると、小学校の平均在校時間が10時間53分、中学校の平均在校時間が11時間34分となっております。なお、本調査を含めて土日等休日の従事時間については把握できておりませんが、小学校で月2.35回、中学校で月3.73回、休日出勤をしているとの調査結果が出ております。続きまして質問の事項4質問の要旨(1)についてお答えします。令和3年度の学年別いじめ認知件数ですが、小学校では、1年生60件、2年生84件、3年生58件、4年生97件、5年生45件、6年生24件、合計で368件となっております。中学校では、1年生36件、2年生38件、3年生17件、合計で91件となっており、小中合計で459件となっております。次に質問の要旨(2)についてお答えします。いじめの態様別ですが、からかい・悪口などが小学校220件、中学校54件、仲間外れ・無視が小学校22件、中学校11件、軽微なものも含めて暴力が小学校98件、中学校11件、金品の盗難や破壊などが小学校22件、中学校3件、嫌な行為や危険な行為を受けたり・強要されるが小学校24件、中学校7件、スマホなどでの誹謗(ひぼう)・中傷が小学校3件、中学校6件、その他が小学校で6件となっております。なお、複数の項目にまたがる場合もございますので、先ほどお答えしたいじめ認知件数と同じ数字にはならないことをご理解ください。次に質問の要旨(3)についてお答えします。令和3年度の小学校における暴力件数は134件、中学校は35件、小中合計で169件となっております。 ○大城秀樹議長 平得薫地域経済部長。 ◎平得薫地域経済部長 それでは私のほうからは、質問事項5要旨(1)、(2)、(3)について関連しますので一括でお答えしたいと思います。先ほど議員が質問の中で本市の陸上競技場は2種と話しておりましたが、3種でございます。お答えいたします。名護市陸上競技場で年間を通して実施されている主なスポーツイベント、大会等は、高体連北部支部陸上競技大会国頭地区中学校陸上競技大会、名護市陸上競技大会、名護市南体協陸上競技大会、名護市ワラビンピック、名護ハーフマラソン、また実業団や大学による団体合宿などとなっております。そのほか、日常的な利用としてグラウンドゴルフや市内小中学校、高等学校、大学の部活動などが行われております。大会などにおける駐車場に関する対策については、近隣の小中学校や公共施設と調整を図り、臨時駐車場として利用させていただいている状況でございます。また、路上駐車対策として、会場周辺には注意喚起の看板やカラーコーンなどを設置するほか、立哨員を配置するなど大会主催者側や関係機関と連携を図り、路上駐車対策を講じているところでございます。これら駐車場不足による課題や住宅と隣接していることによる騒音の課題などもあり、今後、建て替え移転を含めた整備を中長期的に計画していく必要があると考えております。名護市陸上競技場は、施設の老朽化が著しく、危険性の観点から令和3年度にメインスタンドの解体工事を実施いたしました。今後は、施設運営に必要な機能回復に努めていきたいと考えております。名護市陸上競技場の全体の再整備については、名護市公共施設等総合管理個別計画において建物方針が建て替えと示されております。また、名護湾沿岸基本計画では活用検討ゾーンとして位置付けられており、移転先を検討すると示されていることから、建て替えに加えて移転も含めた対応方針を前向きに進めていきたいと考えております。また、担当課であります文化スポーツ振興課としましては、スポーツの推進及びスポーツの振興、競技レベルの向上や地域住民のスポーツ意欲向上が図られる充実した施設整備に取り組みたいと考えております。 ○大城秀樹議長 比嘉祐一議員。 ◆比嘉祐一議員 では順を追って二次質問に入ります。総務部長、第3号補正予算で久辺小学校と稲田小学校、屋外教育環境整備事業への市債、充当率が90%となっております。それでそのうち、例えば交付税の基準財政需要額に算入される割合はどれぐらいですか。 ○大城秀樹議長 比嘉一文総務部長。 ◎比嘉一文総務部長 久辺小学校と稲田小学校の屋外教育環境整備事業は財源として学校教育施設等整備事業債の発行を予定しておりますが、屋外教育環境整備、グラウンド整備は普通交付税算定の対象となっていないため、基準財政需要額に算入はされません。学校教育施設等整備事業債で普通交付税の基準財政需要額に算入できるのは、国庫支出金の公立学校施設整備負担金または学校施設環境改善交付金を受けて実施する事業で、主な内容として校舎や体育館、プールなどの新築または増築、長寿命化改良事業などとなっております。 ○大城秀樹議長 比嘉祐一議員。 ◆比嘉祐一議員 報告第4号にちょっと目を通しまして、その令和3年度繰越明許費の項目が載っておりますけれども、なぜこれほど多いのか、この理由をひとつ教えていただけませんか。 ○大城秀樹議長 比嘉一文総務部長。 ◎比嘉一文総務部長 令和3年度繰越明許費の件数は53件となっており、令和2年度繰越明許費42件と比較し11件増加しております。また、令和3年度繰越明許費の繰越額は25億14万1,000円。令和2年度繰越明許費42億4,485万7,000円と比較しますと17億4,471万6,000円減少しております。令和3年度繰越明許費の繰越理由の内訳として、事業内容、作業工程の見直し等によるものが16件で12億8,766万4,000円、地権者との交渉の難航等によるものが13件で2億1,149万7,000円。国・県との調整によるもの、国の示達の遅れ等ですが7件で2億5,852万8,000円、新型コロナウイルス感染症関連によるものが6件で2億1,630万2,000円、その他のものとして11件で5億2,615万円となっております。 ○大城秀樹議長 比嘉祐一議員。
    ◆比嘉祐一議員 新型コロナ関係でちょっと教えてほしいのですけれども、昨年度は新型コロナ関係でお金が大分出ておりますけれども、総務部長、今年度の新型コロナウイルス感染症対策の関連費用はどれぐらいを見込んでいらっしゃるのですか、今年度は。 ○大城秀樹議長 比嘉一文総務部長。 ◎比嘉一文総務部長 先ほどの質問ですが、関連費用につきましては一次答弁で答弁したとおりでございます。 ○大城秀樹議長 比嘉祐一議員。 ◆比嘉祐一議員 では、2020年度以降の名護市の新型コロナウイルス感染者数の動向をひとつ教えていただけますか。 ○大城秀樹議長 比嘉一文総務部長。 ◎比嘉一文総務部長 名護市における新型コロナウイルス感染者の動向ということでございますが、2020年4月の上旬に初めて市民の方の感染が確認されて以降、今年の6月14日までの集計で市内の累計感染者数は9,661名となっております。今年度に入りオミクロン株など新たな変異株に関連する報道がなされる中、市内でも急激に感染が拡大し、1月以降だけで約7,500名の感染が確認されております。これは市内の累計感染者数の約78%を占める状況となっております。 ○大城秀樹議長 比嘉祐一議員。 ◆比嘉祐一議員 総務部長、2021年度の国家予算の約1割はコロナ禍関連経費となっております。2020年度及び2021年度における名護市のコロナ禍関連費は名護市の歳出予算の何%を占めていらっしゃるのですか。 ○大城秀樹議長 比嘉一文総務部長。 ◎比嘉一文総務部長 2020年度、令和2年度の名護市の歳出予算総額は515億146万5,000円で、そのうち新型コロナウイルス感染症の関連予算は89億8,629万6,000円で、歳出予算総額の約17.4%となっております。次に令和3年度の名護市の歳出予算総額は461億9,992万5,000円で、そのうち新型コロナウイルス感染症の関連予算は41億1,168万3,000円で、歳出予算総額の約8.9%となっております。 ○大城秀樹議長 比嘉祐一議員。 ◆比嘉祐一議員 新型コロナ関係のそういう支援はほとんど国から来るものですけれども、この新型コロナに関する費用で国が負担する補助金のうち、新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金がありますが、これはどのようなものか説明をお願いできますか。この感染症対応地方創生臨時交付金について教えていただけますか。 ○大城秀樹議長 比嘉一文総務部長。 ◎比嘉一文総務部長 新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金は、新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止とともに感染拡大の影響を受けている地域経済や住民生活を支援し、地方創生を図ることを目的として設置されたものでございます。令和2年4月7日に閣議決定された新型コロナウイルス感染症緊急経済対策、令和2年12月8日に閣議決定された新型コロナウイルス感染症総合経済対策、それから令和3年11月19日に閣議決定されたコロナ克服・新時代開拓のための経済対策、また令和4年4月26日に関係閣僚会議決定されたコロナ禍における原油価格・物価高騰等総合緊急対策、これらへの対応として地方公共団体が地域の実情に応じてきめ細やかに必要な事業を実施できるよう当該交付金が措置されております。交付金の交付を受けようとする地方公共団体は対象事業の実施計画を内閣総理大臣に提出する必要があります。交付金は実施計画に基づく事業に要する費用のうち、地方公共団体が負担する経費に充てることができるものとなっております。 ○大城秀樹議長 比嘉祐一議員。 ◆比嘉祐一議員 次に少子化問題についてでございますけれども、少子化でだんだん子どもの数が少なくなっているので、大きな問題になっておりますけれども、そこでお聞きしたい。名護市の合計特殊出生率は県内類似市と比べてどうなっているのでしょうか。 ○大城秀樹議長 棚橋邦晃企画部長。 ◎棚橋邦晃企画部長 県内類似市の合計特殊出生率の平成25年から平成29年の数値でございますけれども、豊見城市で2.11、宮古島市で2.35、宜野湾市で1.95となっておりまして、本市が一番低い数値となっております。 ○大城秀樹議長 比嘉祐一議員。 ◆比嘉祐一議員 では名護市の人口の構成比はどのタイプですか。 ○大城秀樹議長 棚橋邦晃企画部長。 ◎棚橋邦晃企画部長 人口構成、人口ピラミッドのタイプということでございますけれども、このタイプで言いますと、つりがね型というものになっております。つりがね型は人口が増減しない状態で、人口の停滞及び安定を示しているものでございます。国立社会保障・人口問題研究所の日本の地域別将来人口推計によりますと、名護市は今後は老年人口の増加に加えまして、年少人口の減少が進むと予測されており、令和27年にはこの人口ピラミッドのタイプ、つぼ型に変化することになります。つぼ型は出生率の減少によりまして自然増加率がマイナスとなり、将来人口の減少が予想される状態となっております。 ○大城秀樹議長 比嘉祐一議員。 ◆比嘉祐一議員 では少子高齢化する中、今後、名護市としてどのような対策を取っていくのか、この辺をひとつ教えていただきたい。 ○大城秀樹議長 棚橋邦晃企画部長。 ◎棚橋邦晃企画部長 昨年度、第2期名護市まち・ひと・しごと創生人口ビジョン総合戦略を策定いたしまして、人口減少克服や地方創生の施策について計画を策定したところでございます。その取組の主な分野としましては、産業振興、雇用就労、健康福祉、子育て、教育などがございます。本市の人口減少を抑制するためには、市民の健康長寿や市への移住促進の施策とともに子育ての希望をかなえ、合計特殊出生率の向上を図ることが必要だと考えております。保育料、学校給食費、こども医療費の3つの無償化をはじめとする子育て家庭への経済支援のほか、子育てと仕事を両立するための支援体制の充実、子どもの居場所の確保などの子育てしたくなるまちに向けた取組を引き続き推進していきたいと考えております。 ○大城秀樹議長 比嘉祐一議員。 ◆比嘉祐一議員 次に教育長、先ほども私、感じたのですけれども、教育機関にとって非常に教員不足、労働時間の長さ、本当に負担になっております。県内で教員64人が不足しているという現状で臨時教員も見つかっていない状況だということです。それで県教員志願者が10%も、教育次長、減っているわけです。休憩ゼロが小学教諭の中で51%もいるらしいです。こういった新聞報道において、相当これは深刻な問題だと思うのです。そういったことを考え、お聞きしますけれども、教育次長、教員の病休による学校現場における問題点や児童生徒への授業、学力への影響は現在どうなっておりますか。 ○大城秀樹議長 岸本尚志教育次長。 ◎岸本尚志教育次長 病気などの理由により教員が休みとなった場合ですけれども、県教育委員会におきましては代替の教員が配置されることになりますので、大きな影響はないものと考えております。しかしながら近年教員不足の状況にあり、代替の教員が配置されない状況も発生しているところでございます。そのような場合は多くの学校にはそれぞれの学校の状況に応じて定数とは別に加配によって配置された教員がおります。その教員が休んだ教員の業務を引き継ぐことになりますが、学校としましては一人減となりますので、教員全体の負担感は増えるものと考えております。なお、そういった校内の人事の体制により授業や学力等を含め、児童生徒には影響がないように配慮しているところでございます。 ○大城秀樹議長 比嘉祐一議員。 ◆比嘉祐一議員 現在、部活動を教員が兼ねて見ているところもたくさんありますね。今後、この勤務体制とか部活動の改善は私は重要な課題と思っております。教育委員会もこの辺はどう考えているのか、この辺の見解をひとつ聞かせてください。 ○大城秀樹議長 岸本尚志教育次長。 ◎岸本尚志教育次長 教職員の負担軽減は全国的な課題でもありますし、教職員が子どもと向き合える時間を確保し、教職員一人一人の持っている力を高め発揮できる環境を整えることはとても大事なことと考えております。教育委員会としましては、現在、校務支援システムの導入に向けて取組を進めているところでありまして、令和2年度から段階的に試験導入を行っているところでございます。システム導入に伴い校務の効率化、出退勤時間記録の電子化を行い、長時間勤務の解消及び子どもと向き合う時間の確保に努めているところでございます。また、諸研修会の見直し、学習支援者や特別支援教育支援者、生徒指導支援者などを配置したり、ノー残業デーや夏休みの学校閉庁日などの学校現場の多忙化の軽減、またチーム学校の取組を各学校で充実させ、同僚性の構築による多忙感の解消に努めています。部活につきましては、これまで活動時間の適正化などを図ってまいりましたけれども、今後、地域人材の活用や、先日運動部活動の地域移行に関する検討会においての提言がなされましたので、今後、地域移行の可能性も含めて検討していきたいと思っております。 ○大城秀樹議長 比嘉祐一議員。 ◆比嘉祐一議員 ということは、徐々に外部のほうにそれを持っていくということですね。次にいじめ及び不登校についてちょっとお聞きします。不登校の増えた要因は様々に存じ上げておりますけれども、教育次長、名護市における主な理由は何でしょうか。 ○大城秀樹議長 岸本尚志教育次長。 ◎岸本尚志教育次長 不登校ですけれども、30日以上の欠席、いわゆる不登校の状況ですが、令和3年度は小学校で72名、中学校で71名となっており、小中合計で143名が不登校となっております。各年度の実績を見ますと、増加傾向にあると捉えております。要因としましては、各学校において不登校児童生徒、これまで以上に丁寧に見取るようになってきております。不登校の定義として、病気や経済的な理由による者を除いたものとありますが、そのため、これまでは保護者から病気で休ませると連絡があった場合、不登校の定義からは外しておりました。しかし、病気を理由に休んでいる生徒でも総合的に判断した上で不登校としてカウントするようになってきています。また、これまで不登校に陥ってしまった場合、または陥りそうになった場合は、学校への復帰を第一の目標として取り組んできたところであります。しかし、近年は必ずしも学校復帰のみを目的とするものではなく、その子一人一人の社会的自立に向けた支援の在り方が文部科学省においても重要視されております。そのため、教育委員会としましてもあけみお学級や民間の施設と連携を図り支援を行っているところであります。その要因に加え、令和2年度から今年度に至るまで新型コロナウイルス感染者への不安等がきっかけによるものもあると考えております。 ○大城秀樹議長 比嘉祐一議員。 ◆比嘉祐一議員 教育次長、県内全体の割合と比較して、名護市における不登校児童生徒の割合は一体どうなっていますか。 ○大城秀樹議長 岸本尚志教育次長。 ◎岸本尚志教育次長 県内10市との比較はございませんけれども、沖縄県全体において1,000人当たりでの換算としまして、小学校では19.3人、中学校では53.7人となっております。名護市におきましては、小学校で16.4人、中学校で34.2人となっており、県と比較して少ない割合が出ています。 ○大城秀樹議長 比嘉祐一議員。 ◆比嘉祐一議員 これは一番大切なことです。不登校児童生徒への適切な支援は今後どのようなものを予定しているのでしょうか。 ○大城秀樹議長 岸本尚志教育次長。 ◎岸本尚志教育次長 不登校児童生徒への対応につきまして、実態報告をするために毎月学校に調査を行っております。その調査等を踏まえて、生徒指導連絡協議会において課題の把握と指導助言及び教職員への研修を実施しております。教育相談学校訪問として、指導主事や教育相談員等が毎年学校を訪問し、不登校やいじめ問題、特別支援教育など学校の状況や課題を共有し、指導助言を行っております。そのほかにも指導主事による毎月の担当校訪問や学校ごとのケース会議、スクールカウンセラーやスクールソーシャルワーカー、生活支援課こどもサポーターとの連携を図って支援をしているところであります。さらに、あけみお学級における登校復帰に向けた支援や生徒指導支援者による不登校及び不登校ぎみの生徒への登校支援などに対応しているところでございます。特に生徒指導支援者につきましては8人を市内の小中学校に配置し、登校支援や登校してきた児童生徒に対する教室での支援、教室に入れない場合は個別の学習支援や相談業務など不登校及び不登校ぎみの生徒の支援を行っているところです。不登校生徒の学習の遅れにつきましては、各学校において定期的に家庭に訪問し状況確認を行い、その子の状況に応じてプリントを配布・回収したり家庭に端末を持ち帰らせてオンライン上でコミュニケーションを図るなどしております。また、学校に登校してきた際には個別で学習の支援などを実施しており、あけみお学級においては室長及び支援者による個別指導を行い、学習の遅れに対応してきているところでございます。 ○大城秀樹議長 比嘉祐一議員。 ◆比嘉祐一議員 不登校の要因の1つに生徒同士の暴力行為もあると聞いています。また、例えばワッターが小さい頃、小学生時代、先生がバッカナイ殴ったことが何遍もあるのです。スパルタ式で。現在、教員の生徒に対する暴力行為というのは現状どうなっておられますか。あるのですか実際は。 ○大城秀樹議長 岸本尚志教育次長。 ◎岸本尚志教育次長 今、議員がおっしゃられた行為につきましてはないということで報告を受けております。 ○大城秀樹議長 比嘉祐一議員。 ◆比嘉祐一議員 次に名護市営陸上競技場ですが、これも老朽化が進んでおりまして、市長、今後あの地域は住宅地としては非常に利用価値の高い所です。これがほかに立派にそういった陸上競技場を整備して、もっともっとこれは若者の競技力を高めるために必要と思っています。今後、本当に真剣にそういった移転のほうを考えていただきたいと思いますので、ひとつよろしくお願いいたします。以上でもって一般質問を終わります。どうもありがとうございました。 ○大城秀樹議長 比嘉祐一議員の一般質問を終わります。暫時休憩します。                              休 憩(午前10時52分)                              再 開(午前11時2分) ○大城秀樹議長 休憩前に引き続き会議を開きます。宮里尚議員、一般質問を許します。 ◆宮里尚議員 皆さん、こんにちは。ただいま大城秀樹議長の許可を得ましたので、議席番号10番、礎之会、宮里尚、通告に従いまして一般質問をさせていただきます。質問の事項1 道路行政について。質問の要旨(1)県道91号線(名護本部循環線)、名護市港一丁目7番7号前の道路が20年以上未整備で放置されている理由についてお伺いします。質問の事項2 病害虫等の対策について。質問の要旨(1)近年、北部地域におけるシークヮーサーの立ち枯れ、また、県内ではマンゴー、シークヮーサー、パパイヤなどに寄生するミカンコミバエが確認されております。これらの病害虫等に対する市の対応についてお伺いします。質問の事項3 高齢者支援について。質問の要旨(1)近年、世帯構成がさま変わりし、賃貸住宅やアパートに入居するひとり暮らし高齢者や高齢者のみの世帯が増えていると伺っております。こうした世帯に対応するために、どのような生活支援サービスがあるのかお伺いします。質問の事項4 市民の声より。質問の要旨(1)名護市役所本庁中庭に設置されている名護市民憲章の石碑について、名護市民憲章は「沖縄の北都に住む私たちは、名護市民としての自覚と誇りを持ち、恵まれた自然の中で人間性豊かな市民となるため、この憲章を定めます。」と市のホームページにあります。この石碑の文字がペイントの剥がれ等により読みにくい状態になっているとの声がありますが、市の対応についてお伺いします。要旨(2)県管理河川である幸地川について、ガジュマル通り会から環境美化の面から雑草除去の相談がありますが、市の対応についてお伺いします。以上を一次質問とし、二次質問は自席から行いますのでよろしくお願いいたします。 ○大城秀樹議長 市当局の答弁を求めます。玉城勝建設部長。 ◎玉城勝建設部長 質問の事項1要旨(1)についてお答えします。県道91号線の整備につきましては、昭和63年度から平成11年度にかけて、城十字路から棚原ホンダ付近の交差点までを事業区間とし、城通り線街路改良事業で実施されております。議員ご質問にあります一部未整備の区間について、道路管理者であります沖縄県北部土木事務所に確認しましたところ、「当該箇所については、事業中に用地取得ができず、事業完了後も用地交渉を重ねてきましたが、所有者との合意が得られず現在の形状となっており、さらに現在は所有者に相続が発生しております。今後、相続人調査を行い、相続人特定の上、物件調査について調整していく」と回答がございました。次に質問の事項4要旨(2)についてお答えします。二級河川、幸地川の河川管理者であります沖縄県北部土木事務所に河川内の除草等について確認しましたところ、直近では令和3年2月に名護城公園付近において約250メートル区間の河川の除草作業を行っていると回答がございました。幸地川につきましては年度ごとの維持管理計画等は策定しておらず、維持管理において他の県管理河川との優先度を勘案し、予算の範囲内で除草作業を実施していくと伺っております。 ○大城秀樹議長 當山賢農林水産部長。 ◎當山賢農林水産部長 質問の事項2要旨(1)についてお答えいたします。シークヮーサーの立ち枯れ被害につきましては、令和3年度に立ち枯れ症状の実態把握のため、県の「カンキツ立ち枯れ症状対策チーム」による生産者からのアンケート調査及び現地調査が行われました。調査結果といたしましては、北部地域のシークヮーサー立ち枯れは、一つの要因が原因として発生しているのではなく、カミキリムシなどの虫や疫病による被害、また出荷予定のない果実を木に残したままの圃場(ほじょう)で立ち枯れ率が高い傾向にあるなど、栽培管理も含めた複合的な要因が関係しているとのことでした。名護市といたしましても、JAおきなわをはじめとしたシークヮーサー出荷団体の協力を得て、令和4年5月30日に久志農村改善センター及びJA北部地区営農振興センターにおいて、また翌5月31日には勝山公民館において生産者に対する調査結果報告会を開催したところでございます。報告会の中で、沖縄県営農支援課から調査報告と併せて「シークヮーサー栽培の現状と摘果」について、また沖縄県農業改良普及課から栽培技術指導などが行われました。全体の参加人数としましては、5月30日、5月31日の両日で合計103名となっております。ミカンコミバエにつきましては、農業振興の大きな阻害要因となったため、県や市町村による根絶防除が実施され、1986年に沖縄全域から根絶されております。しかし、沖縄県はミバエ類の発生地域の東南アジアに近く位置し再侵入が常に懸念されることから、根絶後も県全体で侵入防止対策を継続しております。名護市におきましても市内39か所に捕獲トラップを設置し、2週間に1回の頻度で調査を行っており、また年4回、微量の殺虫剤が混合された木片を市内全域の農地周辺や集落内につり下げて誘殺するなど、侵入防止対策を継続して実施しております。また、農家だけではなく家庭菜園をしている一般世帯においても侵入防止のため、収穫しない果実の適正管理、適正処理などに取り組んでいただくため、市ホームページ及び市民のひろば5月号において、侵入防止に取り組むよう広く注意喚起をしているところでございます。 ○大城秀樹議長 大城智美福祉部長。 ◎大城智美福祉部長 質問の事項3要旨(1)についてお答えします。まず、事業によって対象者は異なりますが、ひとり暮らし高齢者や高齢者のみの世帯などの在宅生活を支援するため、費用の一部を補助する事業として、ふれあいコールサービス、日常生活用具給付事業、緊急通報システム事業、食の自立支援事業、軽度生活援助、家事お助け隊事業などがあります。また、見守り体制づくり事業として、市内の協力事業所による見守り協定、災害時要援護者支援システムを活用した地域の見守り体制づくりを進めています。各事業の具体的な内容につきましては、ふれあいコールサービスは、在宅のひとり暮らしの高齢者に対して定期的に電話をかけることにより健康状態の確認と心の触れ合いを提供します。日常生活用具給付等事業は、おおむね65歳以上の高齢者等に対し老人用電話や電磁調理器等の給付等を行い、日常生活の便宜を図ることを目的としています。緊急通報システム事業は、在宅のひとり暮らし高齢者等で急病または事故等のリスクの高い対象者が緊急事態に陥った場合に迅速な対応ができるよう、緊急通報機器を設置し緊急時の連絡手段を整備する事業です。令和3年度の利用登録者数は15人となっています。食の自立支援事業は、在宅の高齢者が心身の状況により自らまたは他者からの支援により食事の調理または調達が困難な場合に、配食事業者から栄養バランスのとれた食事を定期的に提供することにより在宅生活の維持を図ります。併せて安否確認を行います。令和3年度の利用登録者数は137人となっています。軽度生活援助員派遣事業は、日常生活を営むのに一部支障がある高齢者に家屋内の整理等簡単な家事援助を行うことにより、在宅生活の継続を可能にするとともに要支援状態にならないように支援する事業です。令和3年度の利用登録者数は4人となっております。高齢者家事お助け隊事業は要支援及び基本チェックリストで生活機能の低下が見られる方について、要介護状態への移行を防止することを目的に家事支援を行います。令和3年度の利用者数は104人となっています。最後に、地域見守り体制づくり事業につきましては、市内で配達業、ライフライン事業等を行っている事業者と見守り協定を締結しています。日常における挨拶、会話または居宅の状態から地域の高齢者に何らかの異常がないか遠巻きに安否確認を行い、異常があれば市へ連絡していただきます。令和3年度までに10者と協定を締結しており、また、専用システムにおいて支援が必要な高齢者等の情報を整理し、地域ごとの支援体制づくりを目指しております。 ○大城秀樹議長 比嘉一文総務部長。 ◎比嘉一文総務部長 質問事項4要旨(1)についてお答えします。名護市役所中庭にあります市民憲章の石碑につきましては、昭和57年6月5日に建立されております。5つの市民憲章が刻まれております。石碑を確認しましたところ、議員のおっしゃるとおり憲章の文字のペイントが剥がれて読みにくい状況にあることから、早急に石碑の修繕に対応し、市民の皆様が読みやすくなりますように管理してまいります。 ○大城秀樹議長 宮里尚議員。 ◆宮里尚議員 それでは順を追って二次質問をしていきたいと思います。道路行政についてです。この未整備区間においては、以前より車椅子を利用している方から早急な整備を求められておりますが、名護市としてどう考えているのかお伺いします。 ○大城秀樹議長 玉城勝建設部長。 ◎玉城勝建設部長 第187回定例会においても、議員より車椅子利用者が自由に通行できるように段差解消等についてのご指摘もございました。沖縄県へ改修の要望を行い、当該未整備区間は暫定的に道路の路肩部分を歩道として利用し、幅員は1.2メートルから1.5メートルとなっており、現在は未整備区間の段差は解消され、車椅子の方でも通行できる状態となっております。しかしながら、本来の歩道ではなく、ガードレールや横断防止柵で安全対策を行っているものの、暫定的な措置であり、歩行者の安全安心な通行に支障を来している状況でございますので、名護市としましては、今後、地元区とも連携を図りながら沖縄県へ早期整備を要望し、進捗状況等の確認を行ってまいりたいと考えております。 ○大城秀樹議長 宮里尚議員。 ◆宮里尚議員 部長、先ほど指摘した場所の道路は事業竣工(しゅんこう)後24年余の歳月が経過しております。いまだに未整備の状態とは理解できません。この場所は児童生徒の通学路として、また港一丁目住民が横断する場所でもあります。今まで未整備で放置されてきた理由について、先ほどの部長の答弁では、当該箇所については事業中から事業完了後も用地交渉を重ねてきましたが合意を得ることができずに未整備となっており、現在、所有者に相続問題が発生しておりとの答弁ですが、私には理解できません。理由はともかくとして早急に沖縄県へ整備要請を行っていただきたい。次に質問事項2について二次質問を行います。シークヮーサー立ち枯れ調査結果報告会を行ったとのことですが、これから先の市の関わり方についてお伺いします。 ○大城秀樹議長 當山賢農林水産部長。 ◎當山賢農林水産部長 沖縄県においては、シークヮーサーの樹勢を維持し、収量を確保するため、今後講習会を開催しての管理状況の確認や果実が多くついている樹木の樹勢状況確認、また摘果作業省力化の検討を行っていくとのことですので、本市におきましても沖縄県と連携し、生産者支援を行っていきたいと考えております。 ○大城秀樹議長 宮里尚議員。 ◆宮里尚議員 部長、あと1点だけ教えてください。ミカンコミバエがトラップに誘殺された後の詳細な対応について説明を願います。 ○大城秀樹議長 當山賢農林水産部長。 ◎當山賢農林水産部長 沖縄県によりますと、令和3年度は大東諸島を除く県内全域で根絶後最多となる341匹のミカンコミバエが捕獲されており、名護市におきましてもトラップによる誘殺が4件確認されております。誘殺が確認されましたら、県指導の下、誘殺が確認された周辺においてトラップ調査の回数を増やしたり、幼虫が寄生した果実がないか臨時で果実調査を行うなど侵入定着の未然防止に取り組んでいるところでございます。今後も沖縄県をはじめ各関係機関と連携し、病害虫等の防除に取り組んでまいります。 ○大城秀樹議長 宮里尚議員。 ◆宮里尚議員 次に質問の事項3 高齢者支援について。一次答弁の中で事業について説明がございましたが、その中で緊急通報システム事業、それと食の自立支援事業について、令和3年度の実績を踏まえた詳細な説明を願いたいと思います。 ○大城秀樹議長 大城智美福祉部長。 ◎大城智美福祉部長 事業の詳細についてということで追加でございますが、まず緊急通報システム事業につきましては、利用者が緊急事態に陥った場合、救急受診とまではいかないが健康状態が気になる場合、または押し間違いであっても24時間通報に対応し、利用者の状況確認を行います。令和3年度の通報件数としましては49件ですが、事業者からの定期コールによる利用者や機器の状態確認もしており、利用者にとっては安心して在宅生活を送ることにつながっております。機器設置費用、利用者の定額使用料、機器撤去費用を市のほうで負担しております。続きまして食の自立支援事業についてですが、様々な食事形態に対応し、弁当配達と安否確認が可能な事業者市内3者と契約しております。非課税世帯の高齢者で心身の状況により自らまたは他者からの支援により食事の調理または調達が困難な方が対象となりますが、配達の際に手渡しで受け取りをすることにしており、そのときに安否確認ができるという仕組みとなっております。令和2年度は利用者134人に対し延べ3万914食。令和3年度は利用者137人に対し延べ4万3,584食と増加傾向にあります。その一因として、それまで別居家族や隣人の買物支援等により食事の調達が可能であったが、コロナ禍で接触を控えるため支援が減少したケースも少なからずあると思われます。住み慣れた地域で在宅生活を継続していけるよう、今後も事業を適切に運用してまいりたいと思います。 ○大城秀樹議長 宮里尚議員。 ◆宮里尚議員 次に質問事項4 市民の声より。要旨(1)についてですが、本庁中庭の名護市民憲章は名護ライオンズクラブ20周年記念事業として、1982年、昭和57年6月に建立され、約40年の歳月が経過しております。同石碑の修復には参考までにですが、名護市民会館入り口のアグーの里なごの横に名護青年会議所創立20周年記念として、1985年、昭和60年6月に建立され、約37年目になりますが、名護市民憲章の石碑がありますので、参考にしながら修復をしていただきたいと思います。次、要旨(2)について質問します。幸地線沿いは通学路、観光場所としても多くの人が利用しておりますが、河川内の草木や歩道まで繁茂している状況であります。名護市としてどう考えているのかお伺いします。 ○大城秀樹議長 玉城勝建設部長。 ◎玉城勝建設部長 ひんぷんガジュマルから名護城公園までの沿線は通学路として利用され、また自然学習や観光等でも多く利用されている場所でございます。名護市としましても、議員からのご質問にありますように環境美化の面からも繁茂した草木の除草作業の必要性があると考えておりますので、河川管理者であります沖縄県へ河川内の除草依頼を行ってまいりたいと考えております。 ○大城秀樹議長 宮里尚議員。 ◆宮里尚議員 部長、幸地川のあぱぬく橋、幸地川橋、東江中学校裏門前の農試橋区間の雑草の繁茂は景観上からしても散策する市民から見苦しいとの声があります。幸地川は県管理の二級河川でもあり、以前は幸地川を蘇生させる会の皆さんが携わっておりましたが、現在ではお休み中なのかは知りませんが、早急に沖縄県へ要請をしていただきたいということです。これをもって議席番号10番、宮里尚、一般質問を終わります。ありがとうございました。 ○大城秀樹議長 宮里尚議員の一般質問を終わります。暫時休憩します。                              休 憩(午前11時31分)                              再 開(午後1時30分) ○大城秀樹議長 休憩前に引き続き会議を開きます。島袋力議員、一般質問を許します。 ◆島袋力議員 ただいま議長のお許しが出ましたので、議席番号1番、礎之会、島袋力、一般質問を始めたいと思います。その前に所感を述べたいと思います。第207回6月定例会で第14期最後の一般質問になります。これまで地域の声、区民の声を市政へ届けるというパイプ役として4年間過ごしてきました。それで輝く名護市、明るい名護市へ、力強く応援できたのかと思っております。また、今日は事項2のほうで東江中学校の問題を上げていますが、その中で大東区区民の仲村功様が東江中学校のグラウンド周辺の美化作業、ごみの回収ということで、ほぼ毎日お手伝い、また美化作業を、東江中学校に対してすごく協力的に行っていることに対して感謝申し上げたいと思います。それでは通告に従い一般質問を行います。質問事項1 通学路の状況について。質問の要旨(1)以前から一般質問にも度々取り上げています。数久田区・世冨慶区・東江区の子どもたちの通学路等についてお伺いします。これは以前、二、三回前から一般質問に取り上げていますが、大分、白線、横断歩道が引かれてきていますが、まだ一部残っていますので、それに対して質問したいと思います。ア 世冨慶区横断歩道について。数久田区から世冨慶区を通って東江小学校に行くわけですが、その横断歩道2か所について完全に消えているという状態でありますので、それについてお伺いします。イ 博物館前横断歩道2か所について。これも同じように消えかかっている部分です。ウ 市の今後の対応について。以前よりも前向きな回答をよろしくお願いいたします。質問の事項2 教育行政より。質問の要旨(1)東江中学校グラウンド周辺整備及び防球ネット等について。質問の事項3 道路整備について。質問の要旨(1)市道名護100号線の整備状況についてお伺いします。質問の事項4 名護市食鳥処理施設について。質問の要旨(1)現在の食鳥処理施設の雇用状況等についてお伺いします。質問の事項5 福祉行政より。質問の要旨(1)小学校低学年等の学童や預かり施設について。ア 施設数について。イ 各学校区の施設数及び利用状況について。資料提供ありがとうございます。ウ 市の今後の対応について。質問の事項6 タイワンハブについて。質問の要旨(1)現在のタイワンハブの状況等についてお伺いします。ア 現在の捕獲数について。イ 市の今後の対応について。質問の事項7 市民の声より。質問の要旨(1)コミュニティバス関連について。質問の要旨(2)テーマパークの進捗状況についてお伺いします。以上を一次質問とし、二次質問は自席より行います。当局の皆様、ご回答よろしくお願いいたします。 ○大城秀樹議長 さきの通告により、一問一答事項別の申出がありますので、市当局は事項別に答弁をお願いします。比嘉一文総務部長。 ◎比嘉一文総務部長 質問事項1要旨(1)のア、イ、ウについて関連しますので併せてお答えいたします。昨年来、一般質問でご指摘のあります世冨慶区及び博物館前横断歩道2か所につきましては、いまだ補修がなされていないことを確認いたしました。名護市といたしましても、再度名護警察署に状況を報告させていただき、沖縄県警察本部交通規制課へ進捗状況の確認を行いましたところ、現状につきましては昨年度県内から要望のあった横断歩道等を現在精査中であり、今後修繕箇所の優先順位を決定し発注するため、現時点では当該箇所の横断歩道の修繕については未定との回答がございました。しかしながら、児童の通学路にもなっており早急に対応しなければならない状況であることから、今後の対応につきましても引き続き名護警察署へ粘り強く要望すると同時に、道路管理者であります北部国道事務所及び沖縄県北部土木事務所へ情報を共有してまいりたいと考えております。 ○大城秀樹議長 島袋力議員。 ◆島袋力議員 これは先ほど一次質問でもちょっと説明しましたが、今までのこの横断歩道、数久田区の中で東江小学校の裏門については、本当に子どもからも横断歩道ができていると、やっと歩けるという声がありました。本当に早急な対応をありがとうございます。あとは、いま質問に上げている世冨慶区と博物館の前の辺りはまだやられていませんので、部長が先ほどおっしゃったように粘り強く要望していただきたいと思っていますので、今後ともよろしくお願いいたします。議長、次をお願いします。 ○大城秀樹議長 岸本尚志教育次長。 ◎岸本尚志教育次長 それでは質問事項2要旨(1)についてお答えします。教育委員会では、小中学校及び幼稚園からの修繕等に係る要請を毎月10日までに受け付けし、その後教育委員会職員により現場確認を行い、専門業者より見積りを徴取し修繕を行っています。東江中学校につきましては、令和4年5月6日付の文書により、防球ネット、学校フェンス、バックネット等についての修繕要請があり、教育委員会職員により現場確認を行っております。現場確認の結果、不具合箇所が散見されております。その費用が高額なことから、本議会補正予算として計上したところであります。議会議決後、対応していきたいと考えております。教育委員会としましても、引き続き学校施設の安全安心な学習環境の維持管理について取り組んでまいりたいと考えております。 ○大城秀樹議長 島袋力議員。 ◆島袋力議員 これもグラウンド内で野球などの球技をしたときに、やはり近隣の家に飛んでいくという話も多々聞かれます。観光客もたくさんいる中で、やはりどうしても早急な対応が必要ということで、今回補正予算に上げていただいて、また計上していくということで前向きな回答がありますので、本当に学校現場におかれましては、やはり子どもたちが安全安心な教育の環境を、学べる環境というものをつくっていくのが教育委員会だと思っていますので、ぜひ今後とも、こういった早急な対応ができる教育長をはじめメンバーがそろっているかと思いますので、ぜひよろしくお願いしたいと思います。ありがとうございます。議長、次をお願いします。 ○大城秀樹議長 玉城勝建設部長。 ◎玉城勝建設部長 質問の事項3要旨(1)についてお答えします。市道名護100号線は、既設歩道部の幅員が1メートル程度と狭く、歩行者の通行が危険な状況にあることから、歩行者が安全安心に通行できることを目的として歩道幅員を両側2メートルに改良し、併せて車道部及び排水溝を再整備する事業として、令和2年2月に国の補助事業として交付決定を受け事業を実施しております。事業の進捗状況といたしましては、令和3年2月に道路実施設計業務が完了し、令和3年度には用地取得及び物件補償を完了し、道路排水工の一部であります県営東江高層住宅裏付近の流末排水整備工事を実施しております。今年度は、本線部分の旧消防跡地付近から世冨慶向けに約200メートルの道路改良工事と流末排水整備工事を実施する予定であります。今後も令和7年3月の事業完了に向け、関係機関と連携を図りながら事業に取り組んでまいります。 ○大城秀樹議長 島袋力議員。
    ◆島袋力議員 これは以前にも一般質問で取り上げています。前回の話とちょっと変わったと思うのは、今年度からスタートするということで約200メートル、今年度スタートで末が令和7年ですか。私が前回聞いたのは令和6年度では終了するということで聞いているのですけれども、もう一度確認をお願いします。 ○大城秀樹議長 玉城勝建設部長。 ◎玉城勝建設部長 一次答弁の中で令和7年3月の事業完了に向けてということでお伝えしていますので、令和6年度事業で完了ということでございます。 ○大城秀樹議長 島袋力議員。 ◆島袋力議員 そうですね。令和6年度ですね。早急な対応を、以前と変わらない形での、予定どおりできるかと思いますので、今後とも修繕箇所を含めて早急な対応をお願いしたいと思います。よろしくお願いします。議長、次をお願いします。 ○大城秀樹議長 當山賢農林水産部長。 ◎當山賢農林水産部長 事項4要旨(1)についてお答えいたします。名護市食鳥処理施設は、県産鶏肉の流通体制強化及び地域の養鶏業の生産性向上を図るために設置された施設でございます。令和元年7月より、沖縄県食鳥処理協業組合が本市より指定管理を受け操業を行っており、来る令和4年7月で稼働から満3年となります。現在の雇用状況については、正社員31名のうち名護市在住者が21名、パート63名のうち名護市在住者が51名、ミャンマーからの研修生が16名、関連会社からの出向職員6名のほか役員が8名となっており、役員の中には1名の名護市在住者がおります。総数といたしましては役員等を含め124名の雇用があり、そのうち名護市在住者は73名となっております。今年度の雇用計画としては、新たに正社員5名、パート5名の計10名の雇用を予定しており、また海外からの研修生として9名の受入れを計画していると伺っております。また、組合におきましては、今年2月に業務執行体制や運営体制の強化を図るため組織規程の改正を行っており、さらに令和4年4月1日からは新たに初任給、昇格、昇給の基準に関する規程を制定するなど、社員の処遇改善についても取り組んでいると伺っております。 ○大城秀樹議長 島袋力議員。 ◆島袋力議員 現在、124名の方が勤めているということでありますが、二次質問としては、まず現状としていま勤めている方々からいろいろな話を聞く中で、124名ではちょっと足りないという話もあります。一次で答えていました正社員5名、パート5名の雇用を予定しているということで、10名の方が増えるという形での多分報告を受けていると思います。この10名を足すと140名近くになりますが、実際これは現状として140名でまだ行える、うまい具合にこの従業員が回っていないという話もあって、時間外等もちょっとあるということも聞いていますが、何名ほどいたらそれが適正に、きれいに回るのかということは確認されていますか。お伺いします。 ○大城秀樹議長 當山賢農林水産部長。 ◎當山賢農林水産部長 今年また人数を増やして業務体制を強化していくと伺っていますけれども、具体的に何名がいれば効率的に業務が回るという人数までの報告は受けておりません。 ○大城秀樹議長 島袋力議員。 ◆島袋力議員 これはちょっと私が聞いている範囲での話では、やはり今の人数では全然足りないという話をいろいろな部署から聞いていますので、名護市としても直接の指定管理、施設の指定管理であって、JVを組んでいる組合が考えていく今後のことだと思いますが、名護市としてもやはり少しでも雇用拡大ということで施設ができたと思いますので、ぜひ名護市の力もお借りしながら従業員の確保に努めていただきたいと思います。雇用拡大に向けて市はどのように今後を考えているのか、お伺いします。 ○大城秀樹議長 當山賢農林水産部長。 ◎當山賢農林水産部長 食鳥処理施設の指定管理者である協業組合の雇用拡大につきましては、従業員の正社員、パートなどの雇用割合や給与体系などと密接に関連し、企業の経営方針にも関わってくるため、名護市としては深く介入することは難しいものと考えておりますが、今回の議員のおっしゃる雇用拡大の件につきましては、市からもしっかり組合の経理に伝えてまいりたいと考えております。 ○大城秀樹議長 島袋力議員。 ◆島袋力議員 ぜひ名護市の力もお借りして、名護市民の方々が一人でも多く勤められる、そういう会社にしていけたら一番ベストなのかと思っていますので、ぜひご協力をお願いいたします。議長、次をお願いします。 ○大城秀樹議長 高里盛克こども家庭部長。 ◎高里盛克こども家庭部長 では私のほうからは質問の事項5要旨(1)のア、イ、ウについてお答えいたします。ア、イについて、先に資料を提出しておりますのでご参照ください。次にウの市の今後の対応についてでございますが、本市では令和2年3月に「名護市子ども・子育て支援事業計画」を策定し、放課後児童クラブを含めた子育てをめぐる現状と課題に対し、質の高い教育・保育の確保、保育の量的拡大・確保をはじめ、各種子育て支援に取り組んでまいりました。今年度は計画期間の中間年度に当たることから、国の市町村子ども・子育て支援事業計画等に関する中間見直しのための考え方に基づき、現計画の量の見込みと利用状況や利用希望が大きく乖離(かいり)している場合につきましては、適切な基盤整備を行うための計画の見直しが必要とされております。現状といたしまして市全体では計画どおりにクラブ数を確保したところではございますが、実際の利用ニーズが若干異なり、地域別に乖離が生じているところです。そういう状況も踏まえまして、今後、小学生を持つ保護者に向けてのアンケートによるニーズ調査等を予定しており、それらの結果を踏まえて今後の市の対応を検討してまいりたいと考えております。 ○大城秀樹議長 島袋力議員。 ◆島袋力議員 これはいま資料を見ている中で、お父さん、お母さんから相談があったのは、やはり校区外、例えば東江小学校校区ではあるが名護小学校の校区の預かり施設に行っているとか、また逆のパターンもあるだろうし、そういった方がいて、なかなか入りたくても入れないという話も聞いていますが、これは先ほど一次の答弁でもあったように、この調整をして精査して今後進めていくという回答だったと思います。これについて、現在どういったことで問題になっているのかというのは、名護市で把握している範囲でいいので、何かありますか。教えてください。 ○大城秀樹議長 高里盛克こども家庭部長。 ◎高里盛克こども家庭部長 この放課後児童クラブの適正配置についてですが、私どもとしても児童の送迎にかかる費用であったりとか、それにかかる時間であったりなどを考えると、できる限り一つの校区へ収まるようなことが望ましいと考えております。ただ、利用する保護者によっては、そのお子さんが通う校区ではなくてご自身が勤めている会社の近くがいいと、そういう状況もございますので、先ほど一次の答弁で申し上げたとおりになりますが、そういったアンケートの調査を踏まえて市の対応を検討していきたいと考えております。 ○大城秀樹議長 島袋力議員。 ◆島袋力議員 いま資料を見ると毎年増えていく、右肩上がりでどんどん増えているような状況でありますので、ぜひ内々で調整、またはアンケートの結果に基づいて、住みよい名護市に一人でも多く迎えられたらいいのかと思っていますので、今後とも引き続きよろしくお願いしたいと思います。議長、次をお願いします。 ○大城秀樹議長 佐久川博光環境水道部長。 ◎佐久川博光環境水道部長 それでは質問の事項6要旨(1)ア、イについてお答えいたします。初めに、アのタイワンハブの現在の捕獲数につきましては、令和4年度5月末時点で、名護地域では、字名護24匹、数久田区2匹、世冨慶区3匹、東江区2匹、大東区1匹、大中区1匹、大北区5匹、為又区33匹の計71匹です。羽地地域では、稲嶺区1匹、仲尾次区4匹、仲尾区3匹、呉我区6匹、我部祖河区10匹、古我知区4匹、川上区6匹、振慶名区2匹、田井等区1匹、親川区4匹、内原区5匹、伊差川区13匹の計59匹です。屋部地域では、屋部区24匹、宇茂佐区9匹、旭川区7匹、中山区12匹、勝山区13匹、山入端区4匹、安和区9匹の計78匹です。市全体では合計で208匹となっております。なお、屋我地地域と久志地域につきましては、令和4年度5月末時点で捕獲はございません。また、令和3年度は市全体で1,765匹のタイワンハブを捕獲しており、令和3年度の5月末時点の捕獲数は237匹、今年度令和4年度の5月末時点の捕獲数は208匹となっております。次にイの市の今後の対応についてですが、今年度と次年度においての担当職員数及び捕獲器稼働数を等しくすることで、捕獲器設置箇所周辺における年間を通してのタイワンハブの生息数の傾向が推測できるため、今年度と比較して次年度の捕獲数が減少した場合は現在の担当職員数及び捕獲器稼働数を維持し、捕獲数が増加した場合は担当職員の2名の増及び捕獲器稼働の400基の増、それに伴う新たな車両の購入等を検討いたします。 ○大城秀樹議長 島袋力議員。 ◆島袋力議員 これは昨年度で1,700匹余り、今回はまだ約200匹ということで、我が数久田区もまだ2匹ということの報告でしたが、実は先週、先々週ですが、区長と部落内を回るとやはり四、五匹は見ました。何で捕獲器に入っていないハブがまだ多くいるということで、去る6月5日、6日にちょうど新聞記事にもタイワンハブが増殖中ということで、警戒ということで出ているぐらいですが、やはり沖縄本島において、また北部においてはたくさんのタイワンハブがいるという可能性もあるということも含めて新聞記事になっているかと思います。一次答弁、また以前の長山議員への答弁の中で800基あたりまでもっていて、今1パーティーから2パーティーになって、これ以上また増えるようでしたらということで先ほどの部長の答弁にもありましたが、これは今から、多分時期的に9月あたりから増えてくるのかと思っているのですが、このあたり名護市としてはどのようなことで対応できるのか、もう一度お聞かせください。 ○大城秀樹議長 佐久川博光環境水道部長。 ◎佐久川博光環境水道部長 先ほどの一次答弁では、今年度、また来年度のそういった数を比較しながら検討していくという答弁をいたしました。しかしながら、毎月その辺の推移を確認しながら今年度においても増えていく状況であれば、また次年度に向けて検討していくということで考えております。 ○大城秀樹議長 島袋力議員。 ◆島袋力議員 これは部長、現在の捕獲器数と今後増えていくであろうという見込みも含めて、あと何基増やす予定なのかお伺いします。 ○大城秀樹議長 佐久川博光環境水道部長。 ◎佐久川博光環境水道部長 今後増やすという場合は、大体今1班2名の体制で行っております。大体2週間に一遍の見回りを考えますと、1班で400基まで対応可能ですので、最終的には1班を増やした場合は400基を増やして、3パーティーになると1,200基で対応していくということになります。 ○大城秀樹議長 島袋力議員。 ◆島袋力議員 ぜひこれは新聞報道にも出ているぐらい、やはり増えているという話もありますので、ぜひ今後の対策として予算化するなり、この数を確保してパーティーも増やすという形でもっていかないと、増えてからでは遅いのかと思いますので、ぜひ対応のほうをよろしくお願いしたいと思います。議長、次をお願いします。 ○大城秀樹議長 宮城浩二企画部参事。 ◎宮城浩二企画部参事 質問事項7の要旨(1)、(2)についてお答えいたします。要旨(1)については、金城善英議員への答弁と重複いたしますのでご了承ください。コミュニティバスの具体的な取組につきましては、昨年度同様に実証実験の実施に向けた準備を進めているところでございます。運行ルート及び停車地につきましては、過去2年間で実施いたしました実証実験のルートから循環線、南北線、二見以北線の3路線を基本とし、昨年度の利用状況も踏まえ若干のルート変更も含めたルートの設定を検討しております。運行ダイヤにつきましては、昨年度は9時からの運行開始としておりましたが、今年度は通勤・通学でも利用できるような運行ダイヤの設定を予定しております。運賃体系につきましては、どの路線も定額運賃の導入を考えており、高齢者、障がい者、高校生以下等においては運賃の無料化を検討しているところです。なお、運賃の支払いにつきましては、バス事業者が保有する既存のバス車両を利用するため、今年度は現金支払いのみで実証実験を実施する予定となっております。最後に、これら運行ルート、運行ダイヤ、運賃等は、国・県の交通担当関連部局、交通事業者、道路管理者、公安委員会、学識経験者、市民を代表する者らで構成される名護市地域公共交通協議会において承認された後に確定することとなりますことから、協議会での承認後、沖縄総合事務局へコミュニティバスの有償運行についての許認可の手続を行い、令和4年9月の運行開始を目指しているところでございます。続きまして要旨(2)についてお答えします。沖縄北部テーマパーク事業の進捗につきましては、オリオン嵐山ゴルフ倶楽部が令和4年3月末をもって営業を終了しております。工事の着手に向けた準備としては、準備会社であります株式会社ジャパンエンターテイメントにおいて環境アセスメントの手続に取り組まれ、現在は環境アセスメントの最終段階である環境影響評価書が公表されております。また、工事着手に至るまでの取組と並行して、資金増強に向け取り組んでいると伺っており、先日メディアでも報道されたところです。県内の中小零細企業への出資を実施するファンドを運営しておりますSCOM社が沖縄北部テーマパーク事業を対象とする地域振興ファンドの設立を発表しております。本地域振興ファンドは、主に県内の事業者や投資家がテーマパーク計画に出資する際の受皿となる仕組みと伺っております。沖縄北部テーマパークの開園は、本島北部のみではなく、世界中から沖縄県へ注目を集め、来訪の契機になると認識しており、新型コロナウイルス感染症の影響で落ち込んだ沖縄経済へ大きなビジネスチャンスをもたらし、起爆剤になるものと大きな期待を寄せております。本市としましても、今後も包括連携協定に基づき地産品を活用した商品開発や名桜大学等と連携した観光人材の育成などに連携して取り組みながら、引き続き本事業の推進が図られるよう取り組んでまいります。 ○大城秀樹議長 島袋力議員。 ◆島袋力議員 いま一次答弁でありましたように、このダイヤの見直しということで、また高校生以下の通学とか、通勤等にも使われるということがあるということで、計画しているということですので、この前の実証実験では我が数久田、轟の滝までこのバスが来ていましたが、これも今後、皆さんの計画の中では轟の滝まで含まれているのか確認したいと思います。 ○大城秀樹議長 宮城浩二企画部参事。 ◎宮城浩二企画部参事 本年度の実施に当たっても、南北線で轟の滝のほうを停車地として設けることを予定しております。 ○大城秀樹議長 島袋力議員。 ◆島袋力議員 ぜひそのまま数久田、轟の滝もPRしながら、子どもたちも多く乗られると思いますので、ぜひ利用していきたいと部落の中でも話が出ていますので、ぜひお願いしたいと思います。次にテーマパークについてですが、これは先ほどの答弁にもありました新型コロナで大きく落ち込んで、大きな、ビッグチャンスだということがありますが、これは名護市としてもう少し、何か込み入った中の話になると、今、交通状態だとか、交通ルートだとか、そういったものの整備がまだされていないという状況でありますが、いま分かる範囲でいいのですが、どれぐらいをめどにいま計画としてあるのかということを1つだけ教えていただきたいと思います。 ○大城秀樹議長 宮城浩二企画部参事。 ◎宮城浩二企画部参事 テーマパークへの進入に関する道路関係でありますが、まず国のほうに東道路の延伸という形で、いま要望をしているところで、何年までに開通かというところについては、まだお答えをいただいているところではありません。 ○大城秀樹議長 島袋力議員。 ◆島袋力議員 これは一次答弁でもありましたように、商品開発があるということで名桜大学等も含めて、名護市の地産品を盛り上げていくということも含めて、ぜひどんどん名護市をPRしながら進めていけたらいいのかなと思っていますので、今後とも引き続きよろしくお願いいたします。以上、第207回定例会の一般質問を終わりたいと思います。どうも今までありがとうございました。 ○大城秀樹議長 島袋力議員の一般質問を終わります。暫時休憩します。                              休 憩(午後2時8分)                              再 開(午後2時18分) ○大城秀樹議長 休憩前に引き続き会議を開きます。大浜幸秀議員、一般質問を許します。 休憩します。                              休 憩(午後2時18分) (字句の削除あり)                              再 開(午後2時19分) ○大城秀樹議長 再開します。大浜幸秀議員。 ◆大浜幸秀議員 改めまして、皆様、こんにちは。ただいま大城秀樹議長より質問の許可が出ましたので、議席番号3番、礎之会、大浜幸秀、一般質問を行いたいと思います。今回の第207回定例会、これは私たち第14期名護市議会議員にとって最後の定例会となりますので、これまでの質問を振り返って、地域の課題そして地域住民の皆様から出された要望、その中から重要な部分を今回は一般質問していきたいと思っていますのでよろしくお願いいたします。それでは早速、通告に従いまして一般質問を行います。質問の事項1 名護市における特定外来生物の現状について。質問の要旨(1)令和3年3月に策定された「名護市ツルヒヨドリ防除実施計画」の進捗状況について伺います。ア 地域別の繁茂状況について。イ 地域別の防除状況について。質問の要旨(2)市内におけるタイワンハブの捕獲状況について伺います。ア 地域別の捕獲器設置状況について。イ 地域別の捕獲件数について。質問事項2 屋部区内市道10号線周辺の冠水対策について。質問の要旨(1)屋部区内市道10号線周辺はこれまで台風襲来時や大雨のたびに道路が冠水し、これまでも何度か地域住民から改善要望の声が上がっておりますが、今後の対応策について伺います。質問の事項3 災害発生時における避難路整備について。質問の要旨(1)令和3年6月第203回定例会の一般質問でも取り上げました屋部区兼久地区における災害発生時の避難路整備について再度伺います。屋部区兼久地区は国道449号と県道名護運天港線の間に位置する地域ですが、国道449号が開通する以前は市道屋部11号線が山手まで通っており、災害発生時の避難路の役割を担っておりました。しかし、国道449号の開通により分断されたために地域住民から不安の声が寄せられています。屋部区においても平成29年12月1日付で、沖縄県北部土木事務所長宛てと名護市建設部長宛てに要請書を提出しておりますが、当時の沖縄県から屋部区への回答では「近くの道路へ迂回することとし、付け替え道路は考えていない」との回答でした。平成23年(2011年)の東日本大震災を契機に国民の災害に対する危機管理の意識が大きく変わりました。そこで災害に強いまちづくりのためにも再度伺います。質問の事項4 西屋部川改修事業の進捗状況について。質問の要旨(1)平成13年度に開始した西屋部川改修事業ですが、現在市道8号線に架かる勝美橋の下流地点までの拡幅工事が完了し、事業総延長1,200メートルのうち660メートルの護岸整備が完了したとのことでした。現在の進捗状況と今後の計画について伺います。質問の要旨(2)今後、護岸整備が計画されている勝美橋上流地域は、多種多様な水性生物が生息し自然豊かな場所です。改修事業を進めていく上で従来からのコンクリート三面張りといった無機質な工法ではなく、自然環境を残した工法はないものかという地域からの声が以前から上がっていますが、市の見解を伺います。以上を一次質問としまして、二次質問は自席にて行います。当局の答弁、よろしくお願いいたします。 ○大城秀樹議長 さきの通告により、一問一答事項別の申出がありますので市当局は事項別に答弁をお願いします。佐久川博光環境水道部長。 ◎佐久川博光環境水道部長 それでは質問事項1要旨(1)、(2)についてお答えいたします。初めに要旨(1)アのツルヒヨドリの地域別の繁茂状況についてですが、本市は、令和2年度のツルヒヨドリ防除実施計画策定業務の中で、屋部地域102地点5万4,596平米、名護地域47地点1万9,478平米、羽地地域8地点413平米、久志地域25地点5,574平米、屋我地地域7地点1,600平米の合計189地点8万1,661平米を確認しております。これに加え、令和3年度は、屋部地域25地点2,752平米、名護地域11地点2,121平米、羽地地域4地点451平米、久志地域9地点960平米、屋我地地域2地点2,040平米、合計51地点8,324平米。令和4年度は5月末時点で、久志地域1地点20平米の繁茂状況を確認しており、市全体の繁茂状況といたしましては、合計241地点9万5平米となっております。次にイの地域別の防除状況についてですが、ツルヒヨドリは繁茂している土地の所有者が防除するものであるため、241地点の防除状況を市が直接管理するものではありませんが、所有者におけるツルヒヨドリの防除を促すため、市としましては令和3年度に土地所有者宛てに防除の実施を促す内容の通知を送付しております。また、土地所有者が高齢や遠隔地居住など自力で防除が困難な場合は、土地所有者に代わって区が共同作業などでツルヒヨドリを防除できるようツルヒヨドリ防除実施計画に定めており、その支援策として区の求めに応じて防除に係る除草剤を配布しております。コロナ禍ということもあり、区の共同作業自体の減少などで配布を希望する区は少ない状況ですが、これまでに喜瀬区と安和区、我部祖河区が除草剤の配布を受けております。令和4年4月には、区の共同作業におけるツルヒヨドリの防除をさらに拡充するため、ツルヒヨドリの防除が目的であれば市から除草剤の配布を受けることができる旨を55区全てに周知しております。今後も、ツルヒヨドリの防除に向け土地所有者及び区を支援してまいりたいと考えております。次に要旨(2)のアのタイワンハブの地域別の捕獲器設置数についてですが、令和4年度5月末時点で、名護地域257基、羽地地域230基、屋部地域235基、屋我地地域19基、久志地域21基、市全体で合計762基設置しております。次にイのタイワンハブの捕獲数につきましては、令和4年度5月末時点、名護地域71匹、羽地地域59匹、屋部地域78匹を捕獲しており、市全体では合計208匹となっております。なお、屋我地地域と久志地域につきましては、令和4年度5月末時点で捕獲はございません。 ○大城秀樹議長 大浜幸秀議員。 ◆大浜幸秀議員 ただいま部長から説明がありましたけれども、このツルヒヨドリの防除計画、非常に困難を伴う大変な事業だと認識しております。先ほど部長から説明がありましたけれども、令和2年度のツルヒヨドリの繁茂状況、それと令和4年5月末の繁茂状況、その比較がありましたけれども、以前、環境水道部のほうで発行しましたこのツルヒヨドリの防除パンフレット、これにも書いてありましたけれども、その当時のこのツルヒヨドリの繁茂状況、市内で189地点、そして面積が8万1,661平方メートルあったのが、令和4年5月末時点では、5地域で241地点、そして9万5平米ということで増えております。以前に比べて8,344平方メートルも繁茂面積が増えておりますけれども、部長、この繁茂している面積が増えているという要因というのはどういったものが考えられますか。 ○大城秀樹議長 佐久川博光環境水道部長。 ◎佐久川博光環境水道部長 要因とするものが確実にそうだということは言えませんけれども、大体このツルヒヨドリが繁茂していく状況としては、人間により、例えば刈った草を別の土地に捨てておくとそこからまた広がっていくとか、あるいはまたその土を動かしたことによって広がっていくというような状況がありますので、今回の約8,000平米増えている要因というのは、これだということは確認はできておりません。 ○大城秀樹議長 大浜幸秀議員。 ◆大浜幸秀議員 このツルヒヨドリ、特定外来生物ということで、この禁止事項が栽培、運搬、保管、輸入、植える・まく行為、そして譲渡ですか。そういった移動に関しても禁止されているということでした。それでこの繁茂面積が拡大した要因の一つには、恐らく現在このツルヒヨドリが生育している場所が山林とか山間とかそういった所が多いです。それで除草剤をまこうにも引き抜こうにも、やはりこの地主の理解と協力が得られないとなかなか難しいということを聞いております。その辺について、今後、こういった土地の所有者、そして地域とのその辺のこういったツルヒヨドリの防除に関する意識を高めていくためにどのようなことが必要だと思われますか。 ○大城秀樹議長 佐久川博光環境水道部長。 ◎佐久川博光環境水道部長 市としましても、やはりツルヒヨドリの広がり、地域などから連絡が入った場合、情報として寄せられた場合は、その土地の地権者を調べまして、そこに文書通知をするなり防除をするように促していくということで対応してまいりたいと考えております。 ○大城秀樹議長 大浜幸秀議員。 ◆大浜幸秀議員 このツルヒヨドリの防除事業、先ほども申しましたけれども非常に困難な事業だと思っております。それでこれからまた今後、長期間の事業だと思いますので、部長、ぜひとも職員の皆様を慰撫(いぶ)しながらぜひとも地道な作業を今後とも本当によろしくお願いしたいと思っております。続きまして要旨(2)のほうに移りますけれども、このタイワンハブ、これも今回の定例会、既に3名の議員が質問を行っております。それで先ほども部長のほうから詳しい生息状況とかが出ておりましたけれども、その中で二、三、質問したいと思いますけれども、今回、直近で調査したときには屋我地地域と久志地域での捕獲が見られなかったということでしたけれども、これまでこの屋我地地域と久志地域への生息状況というのはどういった形ですか。これまでは捕獲例があったのかどうか、その辺を教えていただけますか。 ○大城秀樹議長 佐久川博光環境水道部長。 ◎佐久川博光環境水道部長 まず久志地域につきましては、以前に辺野古区とか、あるいは瀬嵩区においても目撃したという情報がありまして、捕獲器を設置したという実例があります。ただ、屋我地地域につきましては、まだタイワンハブの目撃とかそういった情報は寄せられておりません。 ○大城秀樹議長 大浜幸秀議員。 ◆大浜幸秀議員 ここ数年のこういったタイワンハブの状況を見ますと、かなり生息数、捕獲数が多くなって非常に不安を覚えていますけれども、今の説明で屋我地地域ではまだ捕獲例がないということで、ぜひとも今後も屋我地地域に入っていかないようなそういった対策もぜひとも強化していただきたいと思っております。それから以前に、これは令和元年でしたか、一般質問で取り上げましたけれども、このタイワンハブの防除方法と言いますか、現在は捕獲器による捕獲方法が最善、最良の策だとその当時の長山部長でしたか、説明を受けました。そこで一般質問で私が提案したのが、捕獲器での捕獲以外に何らかの方法はないかということで、このタイワンハブを買取制度にしたらどうかということを提案しました。そのときに当時の部長は、やたらにそういったことをやると咬症被害を助長するのではないかというおっしゃり方でした。しかしながら、この現状を見てみますとかなり多いです。捕獲器で1,000匹以上捕獲されている。先ほども島袋力議員からありましたけれども、この捕獲された数字以上に実際はいるわけです。それでぜひともほかの方法、買取制度にして少しでも数を減らしていくということで、自分は買取制度というのは非常に有効だと思っているのです。それで再度質問いたしますけれども、こういった買取制度を検討する余地はないのかどうかお伺いします。 ○大城秀樹議長 佐久川博光環境水道部長。 ◎佐久川博光環境水道部長 ハブの買取制度ということでありますけれども、以前にも答弁しているとおり、やはりその買取りをするということになりますと、当然そこに入っていくわけです。ハブを捕獲しに入っていくというような状況をつくってしまいます。またそれと同時に買取り、ハブを現在、環境対策課で捕獲したハブについては冷凍して売却している状況がありますけれども、このものについても、要するに傷がついていない状態での買取りということになっています。そうしますと、傷がついていないという状況というのは生きた状態で移動させるということになりますと、特定外来生物の法律にしますとそれを移動することができないということもありますので、その辺のところも含めて現在、市としてはそういう買取りということはいま考えていないという状況でございます。 ○大城秀樹議長 大浜幸秀議員。 ◆大浜幸秀議員 このタイワンハブ、特定外来生物ということで、移動も難しいということですけれども、その辺のことは私も認識しているつもりですが、しかしながら、今の現状を何とか打開してほしいということで、今の買取りの制度ということで、以前沖縄県が南部のほうでこのタイワンスジオ、これは無毒ですけれども、これも同じく特定外来生物、これを県のほうで報奨金を出して実際に捕獲に当たったという例がありますので、ぜひともこの件ももう一度、再考をお願いしたいと思っています。それから先ほどの捕獲の際の個体の確保ですけれども、これもめったやたらと、誰でも彼でもなくて、そういった捕獲方法、安全面の講習を行って、登録制にした上でのこういった買取制度、これもぜひとも検討をお願いしたいと思っております。これは要望です。それでは議長、次の事項をお願いします。 ○大城秀樹議長 玉城勝建設部長。 ◎玉城勝建設部長 それでは事項2要旨(1)についてお答えします。当該市道10号線は県道72号線を起点とし、市道屋部11号線を終点とする約173メートルの道路となっております。冠水箇所周辺については周囲に比べ土地が低く当該箇所周辺の雨水が集まることから、大雨時に冠水することもある地域となっています。また国道449号及び県道72号線からの道路表面水が市道10号線付近に流入し冠水することも考えられることから、国道及び県道の道路表面水を分水し冠水箇所の改善が図れないか両道路の管理者である沖縄県と協議を行ってまいりたいと考えております。 ○大城秀樹議長 大浜幸秀議員。 ◆大浜幸秀議員 それでは二次質問を行っていきたいと思います。この質問に取り上げました市道10号線、この地域は以前から大雨のたびに非常に冠水被害がありまして、そのたびに地域住民の皆様から何とかできないかという声が上がっております。それでこれまでにそういった地域一帯でこういった水害、被害、これがこれまでどのような状況で、これまで何件ほど市に対して相談があったか。そういった記録がありましたら教えていただきたいと思います。 ○大城秀樹議長 玉城勝建設部長。 ◎玉城勝建設部長 直近10年の道路冠水被害につきましては、平成28年度に1件、令和2年度に1件、令和3年度に1件の計3件が大きなものとしてございました。平成28年度、令和2年度の計2件につきましては、市民や区長からの通報でございます。それから令和3年度の1件につきましては、市の道路パトロールにより発見しております。 ○大城秀樹議長 大浜幸秀議員。 ◆大浜幸秀議員 この市道10号線、部長の説明のとおり、これまでも何度かこの地域から要請・要望があったということですけれども、去年、県の土木事務所でしたか、その周辺の排水溝の清掃を行っております。そして、ここ2年ほどは冠水に至るほどの大雨が降っていなかったと。しかしながら、去る6月1日の未明に降った大雨、このときにこのように、これが市道10号線ですけれども、(写真提示あり)これは撮影したのが1日の午前6時前でしたか、もう既に雨も上がって水もかなり引いた状態でしたけれども、このように大雨のたびにこの付近一帯は道路が冠水し、近くの駐車場も冠水被害を受けるというような状況になっております。それで大雨のたびにこの付近の住民の皆さんは、海の満潮の時間をちゃんとチェックして、それも気にしながら昼間だろうが夜間だろうが、その雨の状況を見ながら、戦々恐々としながら本当に暮らしている状況です。それで何とかこの状況を改善してもらいたくて、何度か市の担当、そして区のその周辺の皆さんとも話合いを持ったことがあります。今後もこの状況が何とか改善されるように、ぜひとも引き続き県土木事務所も一緒に改善策の検討を、一緒に知恵を絞りながらやってもらいたいと思いますので、よろしくお願いします。議長、次をお願いします。 ○大城秀樹議長 玉城勝建設部長。 ◎玉城勝建設部長 それでは事項3要旨(1)についてお答えします。沖縄県が管理する国道449号名護バイパスにつきましては、既存の国道449号取付け箇所から市道志味屋線との交差区間、約1,640メートルを昭和57年度から平成19年度にかけて沖縄県により整備が行われており、平成19年10月5日に供用開始を行っている道路でございます。議員ご質問の市道屋部11号線につきましては、当該国道整備により道路が分断されたままとなっており、屋部区より平成29年12月1日付で、沖縄県北部土木事務所維持管理班長及び名護市建設部長宛てに、当該市道の機能回復に向けた道路整備について要請書が提出されております。市としましては、当該市道の周辺地域は地盤高が低く、名護市ハザードマップにおいても浸水区域となっている地域でございます。台風や大雨時には度々道路冠水や床下浸水が起こる箇所となっていることから、生命を守る観点からも分断された市道の機能回復に向けて地域や関係機関と連携を図りながら沖縄県に要請していきたいと考えております。 ○大城秀樹議長 大浜幸秀議員。 ◆大浜幸秀議員 この避難路の整備につきましては、令和3年6月の第203回定例会でも取り上げておりますけれども、いま通告書にあるとおり、平成29年12月1日付で区のほうから要請書を出したと。そして、県の回答では近くの道路へ迂回することとして、付け替え道路は考えていないという回答ですけれども、この回答を見ると、この兼久地域というのは、この山手側が県道449号線が遮って東側は西屋部川が通っているわけです。それでこの災害時というのはやはり水害、そして津波というのが想定されるわけですけれども、そういった災害時に、では川に向かって避難をするのかということになるわけです、この県の回答文からいくと。迂回するということは川に向かっていって、それから山手に行く。西側のほうも名護湾がありますので、海に向かって迂回をして山手に行くのか。これはどう考えても、ちょっと理不尽な説明だと思っております。それで山手のほうには、前回も申し上げましたけれども、この国道449号線が通っているためこの道路はかなりかさ上げしているわけです。一番高い所で4.5メートルほどの高低差があると。とてもではないですけれども、そこは横断することは不可能に近いですので、そこに最短距離で避難できるような避難路。できれば高齢者、そして足の不自由な方が楽に上れるような緩やかなスロープがつけば一番理想ですけれども、そういったことを再度検討してもらいたいということで今回もこの質問を取り上げております。その件について、部長、もう一度ご答弁をよろしくお願いします。 ○大城秀樹議長 玉城勝建設部長。 ◎玉城勝建設部長 私も現場のほうを確認しておりますが、議員がおっしゃるとおり高低差が国道449号とありますので、今おっしゃったような感じの階段なり、スロープなりができるのかというのを含めまして、管理者である沖縄県北部土木事務所と協議してまいりたいと考えております。 ○大城秀樹議長 大浜幸秀議員。 ◆大浜幸秀議員 ぜひ地域住民の生命を守るためにも、ぜひとも災害に強い名護市づくりのためにも検討をよろしくお願いしたいと思っております。議長、事項4をお願いします。 ○大城秀樹議長 玉城勝建設部長。 ◎玉城勝建設部長 質問の事項4要旨(1)についてお答えいたします。西屋部川改修事業の進捗状況と今後の計画についてでございますが、河川管理者であります沖縄県北部土木事務所に確認したところ、現在、西屋部川改修事業の令和4年3月末時点での進捗としましては、議員のご質問にありますとおり、事業総延長1,200メートルに対し延長660メートルの護岸整備が完了し、事業費ベースでの進捗率は70%となっております。現時点で令和8年度に事業を完了する予定であると回答がございました。今後の計画につきましては、現在、勝見橋から上流側の用地買収に取り組むとともに、名護市と共同で行う勝見橋架け替え事業の橋梁(きょうりょう)実施設計中であり、令和5年度には、河川改修事業に支障となる沖縄県企業局及び名護市の導水管移設工事を行った後、令和6年度に勝見橋架け替えに伴う橋梁下部工事、令和7年度には、橋梁上部工及び道路改良工事を実施し、令和8年度までに事業が完了できるよう上流側河川護岸の整備を順次進めていく予定であると伺っております。次に質問の事項4要旨(2)についてお答えします。勝見橋上流側の護岸の形状・工法について、沖縄県北部土木事務所に確認しましたところ、議員のご質問にありますとおり、西屋部川には多種多様な水生生物が生息し自然豊かな河川であり、自然環境に配慮した工法で計画しているとのことであり、上流左岸側は水衝部となっていることから、自然石積護岸で勾配が1対0.5の多自然型護岸で、右岸側が自然石張護岸で勾配が1対2.0と緩く傾斜しており、多自然型及び親水性のある護岸の形状であると伺っております。また、自然石張護岸箇所には勝見橋から下流側に3か所、上流側に1か所の石張りの階段工を設置し、地域の方々が自然と触れ合える親水性のある護岸で計画していると伺っております。 ○大城秀樹議長 大浜幸秀議員。 ◆大浜幸秀議員 それでは二次質問を行いたいと思いますけれども、まず要旨(1)の勝美橋周辺の改修工事ですが、それが途中まで来ているということで、この西屋部川に架かる勝美橋、これもかなり通行規制が入って、長期間が経過しております。この勝美橋というのは、地域近隣住民の皆さんの通勤・通学、そして生活道路として非常に大切な、必要な橋となっておりますけれども、これまでのこの勝美橋の通行規制、これがかなり前からかかっていると思いますけれども、その辺の経緯について教えていただけますか。 ○大城秀樹議長 玉城勝建設部長。 ◎玉城勝建設部長 西屋部川に架かる勝美橋は、1954年、昭和29年に整備され、架設から68年が経過し、橋梁点検においても老朽化の著しい橋梁と診断されており、平成17年度から4トン以上の車両の通行規制を行ってきました。令和3年6月の大雨により勝美橋に近接する西屋部川河川護岸が被災し、勝美橋前後の道路舗装路盤材が吸い出され通行できない状態となったため、全面通行止め規制を実施しております。その後、沖縄県の河川護岸対策工事が完了したことから令和3年12月に全面通行止めは解除しましたが、橋梁の老朽化もあり現在は車両の通行止め規制をそのまま継続し、歩行者のみ通行可能となっております。地域の皆様には車両の迂回等でご迷惑をおかけしますが、勝美橋架け替え工事を早期に完了できるよう、沖縄県と連携をし事業を進めてまいりたいと考えております。 ○大城秀樹議長 大浜幸秀議員。 ◆大浜幸秀議員 勝美橋の近くのこの護岸整備、これがまだまだ未整備ということでありますけれども、これまでも大雨のたびにこの護岸の決壊が起こりまして、近隣の住宅のほうにももうあと半歩で被害が及ぶというところまで来ておりました。そういったこともありますので、ぜひともこの護岸整備、この計画ではまだまだ、あと数年有するような感じですけれども、ぜひとも1年でも早く改修工事ができるような働きかけ、市のほうからも県のほうへお願いしてもらいたいと思っております。それでは要旨(2)のほうに移りますけれども、この西屋部川、一次質問にも入れていますけれども、非常に自然豊かで水生生物が多種多様に及んでいるので、ぜひともこの自然を残した護岸工事、これができないかということで今回一般質問に上げております。ここにちょうど10年前、平成24年に名護博物館が発行した小冊子があるのですけれども、これは名護市内の46か所の河川、そして自然を紹介した冊子ですけれども、その中に西屋部川のことを紹介した部分がありますのでぜひとも皆様にご紹介したいと思いますけれども、この中身を読ませてもらいます。「西屋部川は、河口から約1.5キロメートルですぐに山間部に入り、旭川、中山を通って上流は本部町、今帰仁村との境界あたりまで続く比較的自然度の高い川です。河口から約1㎞に小さな堰(せき)がありますが、このあたりは潮の影響を受けない淡水域です。堰の下は少し深くなっており、ハゼ類やユゴイ類、イッセンヨウジ、コンジンテナガエビなど、通し回遊性の生き物が多く見られ、ボラなども上がってきます。また、初夏には、川を上るヨシノボリやボウズハゼなどの稚魚の群れを見かけます。その上流約300mほどに沖縄県企業局の取水ポンプ場があり、魚道の整備されたルバー堰があります。」という紹介をされております。この通し回遊性の生き物というのは海と川を行き来する水生生物のことを指しております。そして、この上流300メートルほどにこの魚道整備されたルバー堰というのがこれです。(写真提示あり)この川を上る水生生物が行き来できるようにこういった堰が現在整備されております。それほど自然豊か、そして生物の豊富な西屋部川です。ぜひともこの自然を破壊することなく、この自然を残す、そういった工法を市のほうも今後経過をしっかりと見ながら、この自然を残してもらいたいと思っております。地域のほうでも、児童生徒に西屋部川の魅力を伝えるために以前から「かぁ~らさぐい」というイベントを、これは親子そろっての川遊びをやっておりました。ここ2年、3年はコロナ禍のために中止となっておりますけれども、ぜひともそういった、子どもたちの情操教育のためにも、この西屋部川の自然というのは今後も残していかなければいけない非常に大切なものだと思っております。これもぜひとも考慮しながら、また市のほうで県との調整、それも引き続きお願いしたいと思っております。よろしくお願いします。以上をもちまして、大浜幸秀、最後の一般質問、終了したいと思います。ご答弁ありがとうございました。 ◆大浜幸秀議員 大浜幸秀議員の一般質問を終わります。休憩します。                              休 憩(午後3時3分) (広報広聴委員会の開催の連絡あり)                              再 開(午後3時3分) ○大城秀樹議長 再開します。 本日はこれにて散会します。お疲れさまでした。                              散 会(午後3時4分)...