鹿沼市議会 2022-12-07
令和 4年第4回定例会(第2日12月 7日)
議案第 98号 市道路線の変更について
議案第 99号
鹿沼市議会議員及び鹿沼市長の選挙における選挙運動の公費負担に関
する条例及び
鹿沼市議会議員及び鹿沼市長の選挙におけるビラの作成
の公費負担に関する条例の一部改正について
議案第100号 鹿沼市
コミュニティセンター条例等の一部改正について
議案第101号 鹿沼市職員の定年延長に伴う関係条例の整備に関する条例の制定につ
いて
議案第102号 鹿沼市特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例
の一部改正について
議案第103号 鹿沼市
学校給食共同調理場条例の一部改正について
議案第104号 鹿沼市
こども医療費助成に関する条例の一部改正について
議案第105号 鹿沼市
農業委員会委員及び推進委員の定数を定める条例の一部改正に
つい
て
議案第106号 鹿沼市
職業訓練センター条例の一部改正について
議案第107号 鹿沼市
市営若年勤労者用住宅条例の一部改正について
出席議員(22名)
1番 鈴 木 紹 平
2番 橋 本 修
4番 梶 原 隆
5番 宇 賀 神 敏
7番 大 貫 桂 一
8番 石 川 さ や か
9番 鈴 木 毅
10番 阿 部 秀 実
11番 加 藤 美 智 子
12番 市 田 登
13番 佐 藤 誠
14番 舘 野 裕 昭
15番 大 貫 毅
16番 鈴 木 敏 雄
17番 谷 中 恵 子
18番 津 久 井 健 吉
19番 小 島 実
20番 増 渕 靖 弘
21番 横 尾 武 男
22番 関 口 正 一
23番 鰕 原 一 男
24番 大 島 久 幸
欠席議員(1名)
3番 藤 田 義 昭
地方自治法第121条の規定による出席要求によって出席した者
市長 佐 藤 信 環境部長 高 村 秀 樹
副市長 福 田 義 一
都市建設部長 福 田 哲 也
総合政策部長 南 雲 義 晴
上下水道部長 木 村 正 人
行政経営部長 篠 原 宏 之 消防長 星 野 富 夫
市民部長 福 田 浩 士 教育長 中 村 仁
保健福祉部長 亀 山 貴 則 教育次長 髙 橋 年 和
こども未来部長 黒 川 勝 弘 危機管理監 渡 辺 孝 和
経済部長 竹 澤 英 明
会計管理者 矢 口 正 彦
事務局職員出席者
事務局長 小 杉 哲 男 議事課長 小 太 刀 奈 津 美
○大島久幸 議長 ただいまから、本日の会議を開きます。
(午前10時00分)
○大島久幸 議長 現在出席し
ている議員は22名で
あります。
なお、本日の会議は、議員
が貸与された
タブレット端末を議場に持ち込み、使用することを許可いたします。
それでは、本日の議事日程を事務局長に朗読させます。
○小杉哲男 事務局長 議事日程を朗読。
○大島久幸 議長 日程の朗読は終わりました。
日程第1、議案に対する質疑並びに
市政一般質問を行います。
それでは、お手元に配付し
てあります発言順序表のとおり、順次発言を許します。
7番、
大貫桂一議員。
○7番 大貫桂一 議員 皆さん、おはようございます。
議席番号7番、大貫桂一です。
ただいま議長の発言の許可をいただきました。
今回通告し
てあります一般質問は、3件で
あります。
執行部の方には、誠意
ある回答をお願いいたします。
最初に、地域経済の活性化について、令和4年度第2回定例会において、
産業団地造成の効果、新たな産業団地の計画に対する市の考え方、課題等の質問をいたしました
が、回答は、効果については、企業誘致による雇用の創出、人口減少の抑制、地域経済の活性化、税収の増等
が挙げられ
ておりました。
課題としては、茂呂の
工業専用地域の土地利用のあり方、現在進め
ている鹿沼インター産業団地の販売状況を確認をし、準備を怠ることなく、予算措置を含め、検討するとのことで
ありました。
市政発展にとって経済対策、人口減少の抑制につながる大きな決め手となると考え
ております。
第8次総合計画内での完了を確実にするため、お伺いをいたします。
鹿沼市の経済の活性化、財政基盤の強化を図る施策を立ち止まらず推進するために、新たな
産業団地造成計画に重要な
あり方調査及び課題解決に必要な検討内容と今後の
スケジュールについてお示しください。
○大島久幸 議長 当局の答弁を求めます。
佐藤信市長。
○佐藤 信 市長 地域経済の活性化についての質問の、令和4年第2回定例会時の検討結果についてお答えをいたします。
新たな
産業団地造成計画に向けた検討内容と今後の
スケジュールについ
てで
あります
が、現在整備を進め
ている鹿沼インター産業団地は、本年10月に、第1期の予約分譲を開始をし、今月5日付で公表されたとおり、
デクセリアルズ株式会社及び
株式会社ダイドーの2社
が内定をいたしました。
さらに、第2期予約分譲の計画についても、既に団地内の企業はもとよりで
ありますけれども、県外・県内合わせ
て、何社かの
問い合わせがき
ている状況でもっ
て、早期に完売できるものと考え
ております。
一般的に産業団地の整備には計画から造成まで長期間を要しますので、新たな産業団地の整備に向け
て、早急に作業を始める必要
があると考え
ております。
令和5年度は、次の整備に向けた候補地の選定作業に着手するとともに、事業手法や関係法令との整合性について検討し
てまいります。
あわせ
て、以前から課題となっ
ている工業専用地域のあり方についても整理をしながら、本市の高い
ポテンシャルを最大限生かせるような新たな土地利用と、
産業団地整備を目指し
てまいります。
以上で答弁を終わります。
○大島久幸 議長
大貫桂一議員。
○7番 大貫桂一 議員 回答いただきまし
て、ありがとうございます。
10月から第1期分譲を行っ
てき
て、2カ所、今月の5日付で、2カ所売れた、予約、売れたのですかね。
これ、つくる意味
がすごく
ありますよね、よかったです。
分譲予約もまた好評で
あって、今度は第2期の
問い合わせもかなり
あるということです。
「早期完了できるかな」というのは市長の答弁に
ありましたように、やはり鹿沼市のこの高い
ポテンシャルというのを、最大限に生かし
ていただくようお願いをいたします。
本市でも、これから持続可能で切れ目のない産業の誘致、より一層のスピード感の
ある姿勢で取り組んでいただきたいと思います。
1点、お伺いをいたします。
事業手法の検討ということ
がありました。
現在進められ
ている鹿沼インター産業団地の事業手法のほか、どのような手法
があるのか、現在、把握し
ている範囲で結構ですので、お示しください。
○大島久幸 議長 答弁を求めます。
佐藤信市長。
○佐藤 信 市長 お答えしたいと思います。
現在、実施し
ております
鹿沼インター産業団地で
ありますけれども、大貫議員
が言われましたように、
全面買収方式の開発行為ということでもっ
て、栃木県企業局
が事業主体となっ
て整備を進め
ております。
そのほか、県内で見ますと、栃木市ですけれども、それぞれ、全て
がそうということでは
ありませんけれども、新たな手法として、
土地区画整理事業で、市自ら
が事業主体となっ
て行っ
ている事例とか、野木町のように、
土地区画整理事業で、これは県の
土地開発公社に実施し
て、お願いをし
てやっ
ている事例と、こういうこと
がございます。
また、
土地区画整理事業においては、施工主体
が地方公共団体で
あったり、組合で
あったり、個人で
あったり、あるいは民間企業で
あったりというようなこと
がございますけれども、例えば、茨城県の常総市は、
民間事業者が一括業務代行という形でもっ
て、事業を実施し
ている事例もございますので、そういったことを含め
て、いろんな手法
が考えられますので、来年度については、それらのメリット・デメリット、そういったことを整理をしながら、鹿沼市に適した
事業手法等の方向性を検討し
てまいりたいと考え
ております。
以上で答弁を終わります。
○大島久幸 議長
大貫桂一議員。
○7番 大貫桂一 議員 再答弁ありがとうございました。
やり方、手法というのは、やはりその区画整理的な考え方ですね、これ。
自治体
がやるのと、先ほどちょっと発言し
ていただきました
が、企業局や公社ですか、県の
土地開発公社があると、ほかに、先ほど市長言われました
が、常総市のような、これは
民間代行方式の話かと思います。
私もインターネットなんか見
ていますと、出
ておりました。
市長さん、「すごく安くできた」と言っ
て話をし
ていました
が、いろんな手法、全てそれらを含めた手法をいろいろご検討いただい
て、研究・調査し
て、デメリット・メリット、全て
あると思いますので、鹿沼市に適した形での事業手法を選択することを願います。
また、前回の
産業建設常任委員会の要望の中で、地域経済の
活性化対策として、新たな産業団地の
あり方調査及び課題の
ある茂呂の
工業専用区域の問題解消の予算として、1,000万円を要望した記憶
がございます、これし
ています。
最低限の額で
あります。
関係部署の各位には、しっかりとした配分をいただきますよう、お願いをいたしまし
て、地域経済の活性化に関する質問を終わります。
次の質問に移ります。
給水区域外の飲料水の確保に対する支援について。
令和4年度第1回定例会では、他市の状況を参考に前向きに検討するとの回答をいただい
ておりますので、お伺いをいたします。
定例会では、他市の状況を確認し、分析を進めるとともに、
市民ニーズの把握に努め、実施に向け前向きに検討するとのことでした
が、その検討内容と今後の
スケジュールを含む詳細な説明をお示しください。
○大島久幸 議長 答弁を求めます。
木村正人上下水道部長。
○木村正人
上下水道部長 おはようございます。
給水区域外の飲料水の確保に対する支援についての質問の、令和4年第1回定例会時の検討結果についてお答えいたします。
定例会後の検討内容と今後の
スケジュールについ
てで
あります
が、県内では、
給水区域外での飲料水確保に対する支援を、2市2町で行っ
ております。
各市町の支援内容につきまし
ては、それぞれの地域の課題や置かれ
ている状況に応じ
て異なっ
ており、50人以上に給水し
ている大きな施設を対象とし
ている市では、新設における補助上限額600万円、改修の上限額200万円とし
ているほか、個人または共同の小さな施設を対象とし
ている市町では、新設・改修ともに上限額50万円から100万円という状況で
ありました。
また、
市民ニーズにつきまし
ては、昨年度より情報収集をし
ております
が、井戸の掘り直しに対する支援の有無の
問い合わせが数件ございました。
給水区域外での飲料水の確保は大変重要なことと認識し
ておりますので、来年4月からの支援開始に向け、現在、制度の詳細を詰め
ている状況で
あります
が、内容的には、個人または複数人で共同利用され
ている方に対し、井戸や送水管、給配水管など、給水施設の新設・改修に要する費用の一部を支援し
てまいりたいと考え
ております。
以上で答弁を終わります。
○大島久幸 議長
大貫桂一議員。
○7番 大貫桂一 議員 答弁をいただきました。
答弁の中で感じたことは、現在予算編成中で
ありますということですね、それで、協議中で
あるということは理解しました。
また、個人及び複数の
共同利用者に対して、井戸、その他の給水装置ですかね、これらの新設・改修に対して、費用の一部を支援するという内容でございました。
詰め切れない点
が、まだ残っ
ているというのはよくわかっ
ております
が、この中でやっぱり詰め切れないとすれば、やはり
最高限度額ですよね。
最高限度額で
あり、あとは共同施工、小規模簡水という言い方をしたほう
がよろしいのですかね。
これに対する支援のあり方かなという、私ながらの考えですから。
それで、私もそこは、しっかりと受け取っ
てもらいたいことは、個人に対する
最高限度額、お金の話をし
ては怒られるのかもしれませんけれども、100万円以上はお願いをしたいと思っ
ています。
補助率もね、確実に2分の1を堅持し
ていただきたいです。
複数の共同で管理し
ている装置については、複数で
あれば、5人
いれば、5人分きちんと、物にもよると思います
が、限度額を出し
ていただきたいです、個人に対して、複数ですね。
今後とも、山間地域の
インフラ整備を促進し
ていただき、上手に縮み、
地域づくりの取り組みに推進されることを望みます。
また、不透明な部分は、来年の4月に、ちょっと聞かせ
ていただきたいと思います。
そして、私
がなぜ「鹿沼市全域を
上水道区域」という質問をしないのかということを思われ
ている方
が結構いらっしゃいますので、この場でお答えし
てしまおうと思います。
1点目、水道事業というのは、やはり私も長年
いましたので、公営企業で
あると、利益を上げられなく
てはならないというの
が1つは
あると思います。
これは、市の一般会計とは全然異質なもので
あるよと、私は思っ
ております。
2点目、鹿沼市の特徴で
ある地理的要因、大きいと思います。
高低差
がすごく
ある。
古峰ヶ原のほうへ行けば、700メートルからの高さ
があると思っ
ています。
それで、鹿沼市は、100メートルちょっとの、そうしますと、60キロの圧力
がかかっ
てくるということですよね。
上で探し
ても、古峰ヶ原方面で水を探し
ても、下へ持っ
てき
ても、60キロの水圧
がかかります。
それらの減圧をするための装置、かなりの数になると思います。
これら
が、技術的な面
がどうクリアできるのかなというの
が1つ。
もう1つですね、給水区域となった場合、地域
がね、それら全員の方
が加入するとは限りません、加入率の問題
が出
てくると思います。
次に、もう1つ、はっきり言えることは、今使っ
ている給水区域内の方、こちらの水道料金の値上げというの
が相当の額になるのではないのかなと、私はどのくらい上がるというのは言いません
が、相当な額だと思います。
これらを、もう1つ
あるのは、この拡張に対しての金額、想定される金額というのは物すごい額ではないのかな、数百億円くらいは、なっ
てくると、私は考え
ているのですね。
ということは、経済面や維持管理面、高額となる水道料金、これは市民の方に理解し
ていただけるのか、これも総合的に考えたときに、やっぱり「上水道の給水区域」という質問に至らなかったのは、確かでございます。
これで、給水区域の、飲料水の確保の質問は終わりたいと思いますので、次には、ちょっとわからない部分を、4月にちょっと聞かせ
てください、すみません。
3月ですね、3月議会で聞かせ
ていただきます。
次の質問に移ります。
地域防災力の強化について。
近年では、災害
が多発、激甚化し
ているが、地域では少子高齢化
が進み、要避難者の増加と消防団員の減少傾向にも歯止め
がきい
ている状況とは言えません。
ですが、高齢化
が進めば進むほど、消防団の方への期待というものは大きくなっ
てくると。
その中で、災害も、先ほどの激甚化し
ているということになると、業務内容ですかね、団員さんの業務内容もかなり激甚化し
てくる、多様化し
ているのだと、私は感じ
ております。
消防団さんを取り巻く情勢は、より厳しいものになっ
てき
ているなと、今感じ
ております。
それで、こちらで質問させ
ていただきます
が、消防団車両更新の課題と今後の対策についてお示しください。
次に、温暖化による気候変動により、近年災害
が多発・激甚化し
ているが、現場対応する消防団員への教育訓練の実施と今後の
消防団活動の充実強化に向けた取り組みについて、お示しください。
以上の2点です。
○大島久幸 議長 答弁を求めます。
星野富夫消防長。
○星野富夫 消防長
地域防災力の強化についての質問の、消防団の充実についてお答えします。
まず、
消防団車両更新の課題と今後の対策についてで
あります
が、現在、14個分団に配備され
ている車両は、全部で49台で
あります。
その中で、使用頻度や車両の状態を十分考慮しながら、計画的に更新をし
ております。
しかしながら、
コロナウイルス感染症拡大、ロシアの
ウクライナ侵攻など世界的な社会・経済情勢の影響を受け、半導体や部品の不足など、
車両本体価格が高騰し、納期
が遅延するなどの課題
が生じ
ております。
今後の対策としましては、現場活動、訓練において、車両や機械器具を丁寧に取り扱うよう努めるとともに、毎月の団員による
機械器具点検及び毎年の業者による
法定点検整備を実施し、万が一不具合
が発生した場合は、速やかに対応し
てまいりたいと考え
ております。
また、車両更新につきまし
ては、消防団員の確保や要望を踏まえ、必要とされる消防力や地域の実情を勘案した上で、安全かつ迅速な災害対応を行えるよう努め
てまいります。
次に、現場対応する消防団への
教育訓練等の実施及び今後の活動の充実強化についてで
あります
が、4月には、新入団員を対象とした必要な知識や基本的実技の教育、全団員を対象としました、火災現場などで
消防ポンプを安全に運用するための、性能試験を含めた
ポンプ取扱研修会を実施し
ております。
降水量
が増える6月には、土のう作成や積み土のうなどの水防訓練、また、大規模水害を想定し、川に流されそうな人や、流された人を救出するための、水に浮く
水難救助用ロープの取り扱い及び救命ボートを活用した
水難救助訓練などを実施し
ております。
消防団活動の充実強化に向けた取り組みとしましては、激甚化する水災害の前線で安全に活動するため、消防団全団員に対し、
ライフジャケットの貸与や、各部へは携帯無線機の配備など、活動内容に見合う装備の整備を継続的に行っ
ております。
また、消防団
が円滑に活動し
ていくためには、社会全体で消防団を応援し
ていこうという
雰囲気づくりをすること
が非常に重要で
あることから、消防団に対する理解の促進やイメージアップを図るため、
市ホームページや
ケーブルテレビなどによる広報、さらには、鹿沼市消防団公式のインスタグラムを今年9月から開始し、地域の安全・安心を守るため、活躍する消防団のリアルな姿をアピールする取り組みも行っ
ております。
以上で答弁を終わります。
○大島久幸 議長
大貫桂一議員。
○7番 大貫桂一 議員 回答いただきました、ありがとうございます。
車両については、団員各位に、各分団に49台配置され
ていると、結構古いものも
あるかと思うのですよね。
それを地域の実情や要望等を踏まえ
て、今後いろいろ点検を続けた上で、高機能なものを配置するということでよろしいですかね。
また、新ビジョンをもとに、消防団の活躍しやすい環境や資材ですね、いろんな資材を整え
ていただける。
そして、より市民の安心で安全を確保する、そのためにも、いろんな訓練を団員さんに行っ
ていますよと、その中で、先ほどボートの話、浮くロープの話とか出
ておりました。
これらを行うことで、地域の防災力の推進に向けた活動をし
ているということ、よくわかりました。
ここからは、再質問をさせ
ていただきます。
本市では、平成27年の関東・東北豪雨や、令和元年東日本台風のような、消防団の方々だけでは地域を守ること
ができない大規模な災害
が発生します。
このような災害に対し、地域の安全安心や消防団の安全確保など、どのように対応するのか、お示しください。
○大島久幸 議長 答弁を求めます。
星野富夫消防長。
○星野富夫 消防長 ただいまの大貫議員の再質問にお答えしたいと思います。
大規模災害時の地域の安全、団員の安全の確保に対する対応というご趣旨かと思いますけれども、大規模災害時になりますと、市や消防本部で対策本部を設置し
ております。
119番通報の内容はもとより、各分団からの情報、関係機関からの情報を集約しまし
て、活動方針を決定し
ております。
人命優先や緊急度、災害規模などを考慮しまし
て、特に水害時には、川の水位状況と道路の状況、こういったものを勘案しまし
て、消防団には特に安全を第一に活動するように指示をし
ております。
また、災害
が広範囲になりますと、消防力を上回っ
てしまいます。
その際は、現場にいち早く急行すること
ができない、そういうことも想定
がされます。
このような状況から、市民の生命を守るためには、市
が発信します避難情報、これに注視をし
ていただきながら、特に避難指示
が発令されるような状況におきましては、人命優先、また、避難誘導に切り替えるという方針を各分団しまし
て、対応し
ております。
市民の皆様には、早めに安全な場所に避難し
ていただくということ
が、最も重要ではないかと考え
ております。
そのためには、日頃から市民の皆様に防災意識の認識を高め
ていただくということ
が重要かと思っ
ております。
そこで、将来の消防団の担い手を含めた、保育園や小学校への防災教室、こういったものを幼少期の時代から理解し
ていただくように、そういった取り組みもし
ております。
さらには、先月、宇都宮ヤクルト株式会社様と消防団と連携をした防災啓発活動の協力締結を結ばせ
ていただきました。
市民と顔の見える関係、信頼関係を築い
ておりますヤクルトレディの皆様とともに、消防団
が防災啓発活動、チラシを配ったりですね、あるいは、消防団の確保の必要性をじかにお伝えしたり、そういったことで、
地域防災力の充実強化に向けた取り組み、そのこと
が、ひいては消防団の安全確保につながるのではないかと考え
ております。
今後とも、我々常備消防と消防団
が連携、協力を深めながら、地域防災の、市民の安全安心に取り組めるよう努め
てまいりたいと考え
ております。
以上で答弁を終わります。
○大島久幸 議長
大貫桂一議員。
○7番 大貫桂一 議員 再答弁ありがとうございます。
回答の中で、やっぱり一番感じた点は、避難指示、これ
が発令された状況の中では、人命救助、避難誘導活動
が最優先となりますと、大規模災害では、確かにその部分
が一番重要な点となっ
てくると、私も思います。
そして、できれば、早めの避難というの
が、特に重要なのだと思うので、その点はしっかりと、これから対策本部のほうも担っ
ていただければということをちょっと申し上げ
ておきます。
それで、ここからは私のご意見をちょっと述べさせ
ていただきます。
消防団員は、消防のサブ的な要員で
あるかなと、私は見方をし
ています。
ただし、市の面積、大きさによっては、いろんな地理的要因も含みます
が、災害時には、地域の要となるということは間違いございません。
温暖化による災害、先ほどから私も口にし
ています
が、多発と激甚化、そして、業務の多様化、いろいろ変化
が起き
ています。
しかし、実際の話、消防団員
が加入するため、いろいろな活動をし
ていても、やはり一部高台地区のほうは人口
があまり減らない、逆に若い人
がいる、たくさん
いる地域も
あると思います。
しかし、山間地域はどうでしょう。
これ、どんなことをやっ
ても、人
が増えるとかということはあまり考えられないという点
が、やはりこれからきちんと考え
ていく点なのかもしれません。
それを消防団のこれからの活動、やはり考え
ていく必要性
があると思います。
先ほどから出
ておりました
が、引き続き私も広報活動、そして、他企業や子供たちへの教育と連携、これは重要です、これからもどんどん続け
ていっ
ていただきたいと思います。
それとともに、消防団組織の統廃合、基準ではないですけれども、再配置とかというのを考え
ていくとき
がくると思います。
そして、多発する災害地域、ある程度固定され
ていると思います。
ある程度固定され
ている分団には、常備消防の職員を災害時、大災害のときは何名か配置をし
てください。
地域では、いろいろな情報
が消防団に集まります。
逆に、分団長や副分団長
がそれに対応する結果になっ
ています。
あとの団員の方々はみんな、ばらばらになっ
て、あちらこちら活動するしか、もう人数の関係からそういう形になっ
てしまっ
ていますので、しっかりと消防団のバックアップをお願いをいたします。
そして、もう少し気になる点というのは、何か
あったときの消防団の団員さんへの何か補償関係というのはしっかりし
ているのか。
また、西地区では、少子高齢化、先ほどから進行し
ているということを申し上げ
ています
が、やはりその人たちを守るために、消防団の西分署というものを考え
ていったらいかがなのかなと、これは新設できれば、私はいいと思います。
どんどん高齢化
が進む以上、やはり考え
ていくべきときにき
ているのではないのかなと感じ
ております。
また、消防団の活動、業務ですね、災害時に、起き
ているときに、何をさせるのか、この辺も、しっかりと、ある程度出し
てあげないと、本部
がやるべきことと分けないと本当に通常命がけの作業も
あるかと思います。
これから発生すると、非常に私も心苦しいし、地域の消防団の方にもご迷惑かからないように、私も考えますので、その辺の業務をしっかりとし
ていただきたい。
そして、避難については、明るい時間帯にやるようにし
ていただきたいです。
年をとっ
て、高齢者
が多い中で、暗い時間帯に「避難だよ」という指示をし
ても、動けません。
一人しか
いない方もたくさん
います、独居の方も
いるので、そういう点はしっかり考え
ていただき、逆に私は明るいうちに強制的に避難し
ていただくというのも一つの手かなと。
これはあまりにも過激な言い方かもしれません。
でも、そこは重要な点なのかなということを私は感じ
ております。
それとともに安全な避難所ですね、絶対に大丈夫だと言われるような避難所を、やはりどんな地域にも1、2カ所は
あると思います、そういうところをしっかりと見
て、見極め
ていただい
て、安全な避難所というのを開設し
ていただければよろしいかと思います。
あと、その避難指示を出すのに当たって、先ほど消防長、川の雨量とかという話をされ
ていました、それも重要だと思います。
しかし、足らないものは何ですかというとき、山間地域、河川や川、沢筋ですよね、そういったところにきちんと雨量計
があると、もっと早めに避難指示とかの話
ができるのではないのかなと。
前回の台風のとき、私は感じたのですよ。
古峰ヶ原方面に
いました、そのときに、すごい車
が動けないほど降っ
ていました。
来るときは、大芦川の水、まだ2メートル弱しか上がってなかったと思います。
それで、1時間以上たっ
て、下がったときは、もうそれ
が3メートルを超え
ているような状況になっ
ていました。
それ
が、逆に言えば、粟野のほうへいったりしたときに、何時間後にくるということ
がある程度つかめると思います。
災害の河川の水量の、このピークの時間帯というのは把握しやすいのではないのか。
これらの点で、力を入れ
ていただけるようお願いをしまし
て、地域防災力に関する質問を終わります。
本日の一般質問、地域経済の活性化、
給水区域外の飲料水の確保、
地域防災力の強化の3点で
あります。
誠意
ある回答をいただき、ありがとうございます。
私、今日は何も詰め切れないで、この場に立っ
ております、申し訳ございません。
○大島久幸 議長 暫時休憩いたします。
再開は、10時52分といたします。
(午前10時42分)
○大島久幸 議長 休憩前に引き続き再開いたします。
(午前10時52分)
○大島久幸 議長 引き続き発言を許します。
11番、加藤美智子議員。
○11番 加藤美智子 議員 おはようございます。
議席番号11番、政新クラブの加藤美智子です。
先月の花木センターで開催されました鹿沼そば天国では、実に4年ぶりの開催ということで、2日間で8,000人の人出
があったと、来客
があったということをお聞きしました。
また、例年よりも30%、利用した方
が多いと、そしてまた、それぞれのおそばのお店は、本当におそば
がなくなるほど、予定し
ていた数よりも、さらにたくさんのおそば
が出ましたということをお聞きしました。
私も、チケットを片手に、おいしいおそばをいただきまし
て、本当に「鹿沼のそばはうまい」というふうに認識いたしましたところでございます。
さて、本日は二十四節気の大雪、大きい雪と書くのです
が、大雪というときでございます。
本格的に冬到来の季節でございまし
て、山々は雪に覆われ、平地にも雪
が降り積もります。
また、新しい年の準備を始める正月事始めと言いまし
て、この時期から行われるそうです。
さて、ここで本日の議場を飾ります生け花のご紹介をさせ
ていただきたいと思います。
今回も鹿沼市茶華道協会様に生け
ていただきました。
すばらしいお花でございまし
て、まず一番背の高い順から、セッカンスギといいます、名前のように、山に雪
が降ったように、葉先の色
が変わっ
ています。
隣りの西洋ウメモドキ、赤い実ですね、これはウィンターベリーとも呼ばれ
ています。
その下はドラセナという大きい葉っぱですね、美しい赤と緑です。
その左に
あるの
が、赤と白のカーネーション。
お隣の左側ですね、これはハイブリットユリといいまし
て、品種はサマンサという名前の、女性の名前の品種だそうでございまし
て、全体
がクリスマスをイメージした赤、緑、白とゴージャスな組み合わせで生け
ていただきました。
本当にありがとうございます。
さて、今回、私は3件の一般質問を提出いたし
てございます。
執行部の皆様には、明確でわかりやすい答弁をどうぞよろしくお願いいたします。
それでは、質問に移ります。
1、環境クリーンセンター家庭ごみについ
てでございます。
中項目1、家庭ごみの分け方・出し方について。
1、今年の10月より家庭ごみ分別収集
が大きく変わっ
てございます。
1カ月
が過ぎ
て、黒川東側、西側の現況と課題を伺います。
2、危険ごみの出し方の表記
が、非常にわかりにくいという声
が市民から上がっ
ています。
西側は第3金曜日、東側では、第3木曜日の月1回
が収集日でございまし
て、「コンテナ容器」として表記
があり、括弧し
て、「品目ごとに分け
て入れる」と
あります、この表示
が非常に小さいのですけれどもね。
そして、その表記、絵のイラスト
があるのです
が、には、破線もなく
て、一緒に表記し
てあるために、非常にわかりにくい。
環境クリーンセンターにお聞きしましたところ、1、ライター、2、蛍光灯・蛍光管、3、スプレー缶、4、水銀入り製品、5、乾電池、廃乾電池ですね、そして、ボタン電池、充電式電池、モバイルバッテリーなどと5つに分けなければならないということ
がわかりました。
「5種」とも表記され
ておりませんし、非常にわかりにくいというの
が課題でございます。
そこをわかりやすい表記に変える考えはないかを伺います。
3、瓶の収集については、月1回の収集になっ
てしまいましたことで、家庭にとめおく期間
が長すぎるのではないかといった声
が上がっ
ています。
この現状についても伺います。
同じ、4、瓶表記についてでございます
が、きれいなものに限るというふうに表記され
てございますけれども、これも基準
が示されず、曖昧なため、どの程度
がきれいと言えるのか
が非常にわかりにくい。
これについても、現状と課題を伺うものです。
それでは、よろしくお願いいたします。
○大島久幸 議長 当局の答弁を求めます。
高村秀樹環境部長。
○高村秀樹 環境部長 環境クリーンセンター家庭ごみについての質問のうち、家庭ごみの分け方・出し方についてお答えします。
まず、家庭ごみの分別収集変更後の現状と課題につい
てで
あります
が、10月から変更となった家庭ごみの分別につきまし
ては、黒川東側及び黒川西側の2つの地域で行っ
ております
が、地域性の違いは特になく、いくつかのステーションで分別による問題
が生じたケースはございます
が、全体的には大きな混乱はなく、自治会、市民の皆様のご協力によって徐々に改善されつつ
あります。
課題としましては、今回変更になった点で、危険ごみの分別
がなされ
ていないケースや、週
が分かれた瓶と缶
が以前と同じように混入し
ているケース
が見受けられます。
10月からの変更ということも
あり、経過した期間
が短いことから、ある程度の間違いは想定し
ております
が、今後も引き続きごみの分別方法や出し方の周知を粘り強く続け
てまいります。
次に、危険ごみの出し方の表記についてで
あります
が、危険ごみの分け方・出し方につきましては、議員からのご指摘を含め、以前からわかりづらいというご意見をいただい
ております。
そのため、広報かぬまの10月号で危険ごみの出し方だけの記事を掲載し、さらに9月末の無償ごみ袋引換券の全戸配布にあわせ
て、10月からの変更点のチラシを同封し、その中で改めて危険ごみの品目ごとの出し方について周知を行っ
ております。
また、危険ごみについては、間違った分別で
あっても、一定期間は回収を行うように収集業者に指示をし
ており、ステーションには分別に間違い
がある旨の注意のお知らせを張ることで改善を図っ
てまいります。
ごみの分け方・出し方のパンフレットの表記につきまし
ては、現在
ある在庫や追加作成する際にわかりやすい表現になるよう内容の検討を行い、修正をし
てまいります。
次に、瓶収集の現状につい
てで
あります
が、瓶の収集につきまし
ては、今まで、瓶と缶をあわせ
て毎週収集し
ていたところです
が、瓶は缶と比較し
て32分の1の本数しかなかったため、月1回・第3週のみの収集とし
ております。
変更後、収集の委託事業者からは、収集現場において、瓶の排出量は缶と比べ
てそれほど多くないと報告
がき
ております。
また、クリーンセンターへの
問い合わせにおいても、瓶の収集日
が不足し
ているとのご指摘は、ほとんどない状況で
あります。
また、環境クリーンセンターは、現在改修工事を行っ
ており、瓶・缶はストックヤードに保管し、処理をし
ております
が、山積みになっ
ているストックの中から混入された瓶・缶を手作業で分別するのは難しいこと、改修工事後の施設においても、瓶・缶の処理の効率化及びリサイクルの質の向上を図っ
ていくために、現在の収集方法で今後も行っ
ていきたいと考え
ております。
次に、瓶表記の現状と課題につい
てで
あります
が、瓶の収集につきまし
ては、飲料・お酒・調味料などの瓶は、今までと同じく水でゆすぐ程度で問題はございません。
ジャム・つくだ煮・油分を含む製品の瓶などは、水でゆすぐ程度では汚れ
がとれないため、洗剤等で洗っ
て出し
ていただくよう、「きれいなものに限る」という表現にさせ
ていただきました。
ステーションでの現状につきまし
ては、ほとんどの瓶
がきれいにゆすいで出され
ており、ある程度、ご理解され
ているのではないかと考え
ております。
課題としましては、瓶のふた
がついたまま出されること
が多いことです。
瓶のふたは手作業で外すため、余計な労力
が必要となることから、金属製のふたは燃やさないごみに、プラスチック製のふたはその他プラに分別し、瓶だけで出し
ていただくようお願いをし
てまいります。
以上で答弁を終わります。
○大島久幸 議長 加藤美智子議員。
○11番 加藤美智子 議員 家庭ごみの分け方・出し方について、詳しくお聞きいたしましたけれども、1番の今年の10月より変わったという点では、そんなにその東側・西側の混乱はないというようなことでございました。
その点については、大きな変更というのは、そんなになかった点から、そういうふうな結果になっ
て、非常によかったかなというふうに思います。
それでまた、市民側も変わるという点で、ちょっと意識を持っ
ていると思いますね。
それで、そういう結果なのかなというふうに伺いました。
それで、2番のその危険ごみの出し方の表記についてなのです
が、ちょっと持っ
てき
てみました。
こんな感じで、こういうふうに、同じようなパターンでなっ
ておりまし
て、それで、一番私
が問題かなと思っ
ているのは、この東側・西側って
あるのですけれども、ここの危険ごみの出し方なのですね。
そして、ここに表記され
ているの
が、これは今区分けし
ていただい
て、こんなふうに今後なるのですという、市民側にお伝えするの
がこの形ですというふうに、カテゴリー別になっ
ているのですけれども、最初に印刷され
て各家庭に出されたものは、これ
が全部一緒くたになっ
ていましたね。
そして、ですから、市民は、一緒に出し
ていいのかなというふうに判断する人と、それから、やっぱりここに書い
てあるように、コンテナ容器で品目ごとに分け
てするのだということで、それぞれの班長さんや、そこの管理をする方たち
が一生懸命箱をつくったり、やっ
ていました。
それで、その点では、この表示の仕方を、今部長のほうからお聞きし
て、そういうふうに、今表示の仕方をしたものを出すということで、また、これわかりづらいので
あれば、ちゃんとその予算をつけ
て、もう1回刷り直すということも必要かなというふうに思うのですね。
ですから、特にその手
が足らない、これから、その現場のほうに行きますと、本当にこの分別
が大変だということで、それぞれの収集業者もいらっしゃると思います。
それで、その収集されなければ、ペタっと黄色い紙
が張られるわけですね。
それ
が、なかなかその何週間も置かれ
ているという現状
があって、
あるところは、もうちょっと混乱し
ているかなというところでし
てございましたので、ぜひとも、この部分に関しての、それから、この全体に関しても、もう一度これ見直しをし
て、こういうふうに変わったのだというところでは、紙の色を変え
てもいいと思うのですよね、そういう丁寧さというの
が必要かなと思うのです。
この点について、もう一度そのご回答をいただきたいと思います。
まず表記についての、印刷物
がどのぐらいまだ
あるのか、それは手書きで直すということはお聞きしましたけれども、それ
がどの程度今
あるのか、それで、なくなったら、どういうふうに考えるのか、そして、印刷物はどうなのかの点を2番としてお聞きしたいと思います。
○大島久幸 議長 答弁を求めます。
高村秀樹環境部長。
○高村秀樹 環境部長 加藤議員の再質問にお答えします。
今、パンフレットの残数は約8,000枚ほど
あります。
それで、これから転入される方や、ほしいという方にお配りする予定でおります。
それで、今回の表記につきまし
ては、改めて全戸に配るというのは、ちょっと難しいものですから、一応10月の無料配布券のときに全世帯分送らせ
ていただきました、その分についてはですね、特に重点的に表記したものを配らせ
ていただきました。
それで、なかなか間違い
があるところにつきまし
ては、やはり親切かつ丁寧に、これからもご説明のほうはさせ
ていただきたいと思っ
ておりますので、それで対応のほうはし
ていきたいと考え
ております。
以上で答弁を終わります。
○大島久幸 議長 加藤美智子議員。
○11番 加藤美智子 議員 約8,000枚
あるということで、なくなり次第ということでございますけれども、混乱
がそんなになければ、それは
ありますけれども、やはりこの品目ごとに分け
て入れるとか、それから、今改善されない点、部長
が先ほどおっしゃいましたよね。
瓶のふたの部分とか、それから、缶詰も、この表記はね、ちゃんと開け
てあって、中を洗っ
て、私たちは出すのですけれども、そのまま出され
てしまうものも
あるとかいうことも聞きまし
て、そういうことも含め
て、市民にやはりごみの問題は、やはりちょっと意識をし
てもらうという点では、表記し
ていく、丁寧に表し
ていくということ
が大事かなというふうに考えます。
それで瓶に関しては、そんなに混乱
がないということで理解しました。
また、水ですすぐ、それから、あまりにもひどいものは、こちらの危険物の別のほうですね、ほうに入れ
ていく、燃やさないごみのほうに移るとかということになっ
ているかと思うのですけれども、なるべくきれいにし
て出すということを、市民側も勉強し
ていくという点では、非常に大事なことかなと思っ
ています。
それでは、ちょっとその全体に関して、再質問なのですけれども、地域には環境美化推進委員さんという方
が、それぞれいらっしゃると思うのですね。
その環境美化推進委員さんの方たちに対しては、どのように説明をされ
ていて、そして、何か混乱
があったときの、その環境美化推進委員さんは、どのような動きをするのか、その点をお聞きしたいと思います。
○大島久幸 議長 答弁を求めます。
高村秀樹環境部長。
○高村秀樹 環境部長 加藤議員の再質問にお答えします。
環境美化推進委員ではなく
て、きれいなまちづくり推進員だと思うのです
が、きれいなまちづくり推進員につきまし
ては、基本的な業務として、環境美化の推進、清掃活動の協力、ごみの減量、リサイクルの実践、ごみの分別の推進、ごみステーションの設置確認、不法投棄の監視・通報など
がございます。
それで、今回の家庭ごみ分別収集の変更に際しては、きれいなまちづくり推進員協議会にて周知を図り、支部単位の説明会を通じて、ごみの分別方法や担当地区の周知につきまし
て、ご協力をお願いし
ております。
今回の変更に関しては、それぞれの支部で、いろいろ工夫をし
ていただきまし
て、支部によっては独自でパンフレットをつくったり、自治会と協力し
て、今回の危険ごみの容器を準備したり、自治会の役員さんときれいなまちづくり推進員さんで巡回をし
ていただいたりと、様々な形でご協力をいただい
ております。
次にその役割というか、地域における役割ということで
あれば、ステーションにはもともと個々に管理者
がいらっしゃいますので、ステーションの個々の問題については、直接クリーンセンターのほうにご連絡いただければと思います。
それで、地域の共通の課題とか、意見集約とか、そういったもの
が必要なときには、きれいなまちづくり推進員さんにご相談いただければと考え
ております。
以上で答弁を終わります。
○大島久幸 議長 加藤美智子議員。
○11番 加藤美智子 議員 はい、ありがとうございました。
引き続き、きれいなまちづくり推進員さん、そして、ごみステーションの管理者の方々に対しては、市側からも丁寧に説明をし、そして、何か
あったら、すぐ対応できるようにし
ていただければ、一番いいのかなというふうに思います。
それでまた、その地域性、地域によって、きちんとされ
ているところや、まだちょっと指導
が必要かなという、お知らせ
が必要かなというところに関しては、やはり市のほうから出向い
て、「これ
が課題だよ」というところを明確にし
て、そして、市民側からも勉強する機会、そういうところをお願いしたいと思います。
また、それぞれの地域、自治会によっても、「説明会に来
てください」なんていうところで、説明会に行っ
ていただくようになっ
ているかと思うので、それも非常にいいことですので、引き続きよろしくお願いしたいと思います。
そして、今、今回この分別の、出し方の表です
が、一番ここの、右側の上のところに、左側の上のところにQRコード
がつきまし
て、非常に若い人にはこういうのをピッとすぐにアクセスし
てもらっ
て、出し方
がすぐわかるというのは非常に進歩かなというふうに思いました。
それで、少し、これも、もっとわかりやすいところに
あるのもいいのかなと思いまし
て、つくり直すときには、ぜひ女性の職員の皆さんの意見とかをぜひ聞い
ていただい
て、見やすいように、やっぱりこれ一番見るのは、家庭の主婦だと思うのですよね。
ですから、「あ、こんなの
があったのか」って、初めて知る男性も
いるかと思いますけれども、女性
が見ますので、ぜひ女性の視点を取り入れ
ていただい
て、わかりやすいような表記、仕方にし
ていただきたいと思います。
ありがとうございました。
それでは、引き続き次の質問に移らせ
ていただきます。
2、児童・生徒・若者の現状につい
てでございます。
中項目1、コロナ禍における児童・生徒の学校生活での現状について。
1、給食(黙食)の実施
が続い
ています。
他市では徐々に黙食をやめ
て、「隣の人とおしゃべりしながらどうぞ」なんていう形もとっ
ておりますけれども、鹿沼市では黙食を解除する考えはないか。
2、屋外での授業(体育などの授業)の際のマスク着用についての考えを伺います。
中項目2、若者のひきこもりや悩みの相談について。
1、令和元年度、令和2年度、令和3年度に相談
があった人数を伺います。
2、第8次鹿沼市総合計画「【3】良好な家庭環境の構築」の取り組み方針では、「3、ひきこもりや悩みなどを抱えた若者とその家庭への相談、助言に取り組みます。」と
あるが、現実には相談、助言だけではなかなか問題は解決に向かいません。
その後の支援策をどのように構築し、行っ
ていくのかを伺うものです。
それでは、よろしくお願いいたします。
○大島久幸 議長 答弁を求めます。
中村仁教育長。
○中村 仁 教育長 児童・生徒・若者の現状についての質問のうち、コロナ禍における児童・生徒の学校生活での現状についてお答えします。
まず、給食時の黙食を解除する考えで
あります
が、現在、学校給食につきまし
ては、文部科学省や県の方針をもとに作成した「鹿沼市小中学校における新型コロナウイルス感染症対策マニュアル」をもとに対応をし
ております。
具体的な給食の時間の対応といたしまし
て、「飛沫を飛ばさないような座席の配置」「距離
がとれなければ、会話は控える」「換気の強化」「大声での会話は控える」「食事の後、歓談するときはマスクを着用する」などで
ありまし
て、特に黙食ということを求め
てはおりません。
また、各学校では、児童会・生徒会活動を中心に、給食の時間を楽しく過ごすための工夫といたしまし
て、給食に出る食材に関係の
ある絵本の読み聞かせを高学年の児童
が行い、これを録画し
て、大型モニターで映像で流す、おはなし給食という活動や、楽しく食事
ができるリクエスト曲の放送、給食の食材の紹介やクイズなど、児童生徒の自主的・実践的な活動の充実を図っ
ております。
次に、屋外での授業の際のマスク着用についてで
あります
が、学校給食同様、国や県の方針に基づき、取り組んでおります。
マスクの着用は、体育の授業や運動部活動、登下校時は原則不要とし
ております
が、体育の授業において、体
が接近する活動や近距離に集まり課題を話し合うような活動など、人との距離
が保てず、会話
が必要な場面では着用を求めることも
あります。
今後も、新型コロナウイルス感染症の感染状況や季節性インフルエンザとの同時流行を見据え、十分な換気や適時適切なマスク着用など感染対策を徹底しながら、引き続き国や県の方針に基づい
て教育活動に取り組んでまいります。
以上で答弁を終わります。
○大島久幸 議長 黒川勝弘
こども未来部長。
○黒川勝弘
こども未来部長 次に、若者のひきこもりや悩みの相談についてお答えします。
まず、令和元年度から令和3年度までの相談を受けた人数につい
てで
あります
が、こども総合サポートセンターの青少年相談員
が対応した相談のうち、主なものとしまして、「ひきこもり相談」
が令和元年度31人、令和2年度10人、令和3年度13人。
「不登校相談」
が令和元年度15人、令和2年度8人、令和3年度5人。
「家庭内の不和に関する相談」
が令和元年度9人、令和2年度9人、令和3年度5人。
「就労に関する相談」
が令和元年度7人、令和2年度8人、令和3年度
が3人でした。
次に、相談等を受けた後の支援策の構築についてで
あります
が、ひきこもりを初め、困難を抱える若者の相談支援につきまし
ては、青少年相談員
が、本人や家族からの悩みを傾聴し、不安の軽減を図りながら、本人の希望や状況に応じた支援を行っ
ております。
相談を受けた場合、助言のみにとどまらず、基本的には家庭訪問をはじめとした、相談者に寄り添うことを大事にした支援を行うこととし
ており、本人へのアプローチは、本人や家族の意向に応じ
て慎重に判断しながら対応をし
ております。
就学や就労などを希望される場合には、各種学校や、本人に合った就労についての情報提供、また、関係機関等との調整や、必要に応じ
て相談員
が同行するなどの対応もし
ております。
また、中学校卒業後もケースによっては、教育相談室や学校から引き継ぎを受け、その後の見守り等も行っ
ております。
特に、ひきこもり相談の対応につきまし
ては、ほとんどのケース
が、解決までに多くの時間を要し、本人
が求め
ていることや、置かれ
ている状況も様々で
あることから、今後も引き続き、ケースの状況に応じ
て、支援の仕方や方向性を検討し、地道に、かつ、粘り強く対応し
てまいります。
以上で、答弁を終わります。
○大島久幸 議長 加藤美智子議員。
○11番 加藤美智子 議員 はい、ありがとうございました。
コロナ禍における児童生徒の学校生活の現状ということで、教育長のほうから現状をお聞きしまし
て、子供たちの黙食というのではないけれども、お隣の人との距離
があれば会話
ができる。
また、食事のときには、おはなし会食ですか、というようなものもやっ
ているということで、非常にいろんな、言葉
が発しできない部分に関しては、工夫
があるのかなというふうに捉えました。
今、政府のほうも5類に分類され
ていくというところから、また見直しも始まるのかなと思うのです
が、必要以上にマスクを着用し
ていくというのは、今インフルエンザのことも
ありますけれども、なかなか判断
が難しいなと思います
が、基本、子供はマスク
がないほう
が、会話
ができますし、笑顔は増えますし、そういう、非常に、教育的効果は非常に高いのですね、と思います。
その点から、政府の動きを見据えながらも、早めな対応をし
ていく。
それでまた、登下校の際には、もうマスクは、でも、結構マスク、皆さん、し
ていますけれども、子供たち、し
ていますけれども、もう大丈夫だって判断されれば、「もう大丈夫なんだよ」ということを言っ
ていく。
それで、この教育現場で先生方や校長先生とか
が言っ
ていただかないと、なかなかPTA、保護者のほうには行き渡りませんので、その点とか、今後、その部分に関しては、政府の流れをくんで対応し
ていけるということなのか、そこのところも一つお聞きしたいと思います。
また、体育の授業の際には、ちょっと呼吸困難ではないですけれども、そういう事例
があるのかどうか、マスクをし
ていて苦しくなっ
てしまったような事例
があるのかどうか、その点をお聞きします。
2つお願いします。
○大島久幸 議長 答弁を求めます。
中村仁教育長。
○中村 仁 教育長 再質問にお答えいたします。
マスク生活
が日常化しまし
て、相手の表情を見ながら楽しく会話をするとか、あるいは、楽しく会話をしながら給食を食べるとかといった、行動に制限
が設けられ
ていまし
て、非常に不自由な生活の中で子供たちのストレスもたまっ
ているというような状況も
あるのかなと思います。
それで、会話をしながら楽しく給食の時間を過ごしたり、日常生活でも、マスクをつけずに楽しく会話をするという状況に早くなっ
てほしいなというのは、議員と同じ思いでございます。
ただ、現状を見ますと、第8波と言われますように、このところ感染
が増え
てき
ているというような現状もございますし、レベル2を維持し
ている状況でも
ありますので、現状では基本的な感染防止対策として、距離の確保とか、手洗い、換気などとともに、マスク着用はやはり重要な対策の一つなのかなと思っ
ております。
ただ、いろいろなその動きを見まし
て、早めに対応できるような工夫というのは図っ
てまいりたいというふうには思っ
ているところでございます。
それから、マスクの着用につきまし
ては、熱中症
が心配されました夏の時期につきまし
ては、登下校でははずすようにというふうにお話をし
ていたわけなのですけれども、寒くなっ
てきまし
てからは、保護者とか、本人、自主的な判断のもとで、着用し
ている場合もございます。
それから、体育とか、休み時間、外に出るときには、基本はずし
ていると思うのですけれども、距離の確保とか、会話を控えるの
が難しいような状況のときには着用し
ているというふうなこともございます。
活動の場所とか、場面に応じためり張りの
あるマスクの着用
が重要なのかなというふうに考え
ているところです。
今後も感染状況を見据えまし
て、適時適切なマスクの着用など、感染対策を徹底しながら進め
てまいりたいというふうに思っ
ております。
それと体育の授業などで、呼吸困難に陥った事例
があるかというようなことでございましたけれども、そういった事例はお聞きしたことはございません。
以上で答弁を終わります。
○大島久幸 議長 加藤美智子議員。
○11番 加藤美智子 議員 はい、わかりました、ありがとうございます。
子供たちは、なかなかそのマスク
があるとないとでは、随分大きな影響
があると思いますので、諸所に、その状況によって対応をし
ていくということでございますので、ぜひ今後ともよろしくお願いしたいと思います。
なかなかそのマスク、みんな
がつけ
ているから自分もつけるというようなね、日本はそういう、日本人はそういう忖度をするので、「そういうことはあまり子供たちには関係ないんだよ」というところでは、やはりその辺の判断ですね。それを教育現場でどういうふうにされ
ていくのかというところは大きいと思いますので、ぜひぜひ、その国の対応から始まっ
て、県、市というところでは、軽やかに対応を今後よろしくお願いしたいと思います。
確かに、今、冬になりまし
て、マスクは温かいななんて思いますけれども、なかなかその子供たち
がはずすという、これからのことも踏まえ
て、今後ともよろしくお願いしたいと思います。
2つ目の再質問にいきます。
若者のひきこもりや悩みの相談については、部長のほうから数を聞かせ
ていただきました。
私
が想像し
ているよりはそんなに
いないのかなというふうに、少ないのかなというふうに思いましたけれども、一人一人の対応ということでは、長い時間、それぞれの一人一人の対応をされ
ているのかなというふうに感じました。
一つですね、今後、その後の対応について、相談・助言だけでは問題解決しないと、私はそのように感じ
ていたわけで、書かせ
てもらったわけですけれども、例えば、相談業務は土日はなかなかされないというところでは、民間の団体とか、それから、これからできますで
あろう、子どもの居場所の対応とかの部分で、土日の対応だったりするところはどのようにお考えなのか、民間活力を「協働」として考え
があるのかどうか、その点をお聞きします。
○大島久幸 議長 答弁を求めます。
黒川勝弘
こども未来部長。
○黒川勝弘
こども未来部長 再質問にお答えをいたします。
民間の力をお借りし
てということのご質問、さらには、土日の対応などはどうなのかというご趣旨のご質問かと思います。
まず、民間関係機関との連携につきまし
ては、本市におきましては、鹿沼市子ども・若者支援地域協議会というものを設置し
てございまし
て、そこでは教育機関を初め、児童相談所などの福祉機関、健康福祉センターなどの保健・医療機関、あとは職業安定所などの雇用機関ですね、そこに加えまし
て、民間のNPO法人の皆様方、あるいは、県のとちぎ若者サポートステーションなんかにもご参加をいただきまし
て、各構成メンバーの活動内容や課題を共有し
て、支援をしようとし
ている方に対する情報の共有を図るということで、必要な支援につなげ
ていくかという動きを行っ
てございます。
その中で、土日では窓口を開設し
ておりませんので、現時点ではなかなか土日を望まれる方の相談には対応しきれ
ておりません
が、そこら辺は民間等のお力もお借りし
て、極力そういった対応
ができるように、今後進め
ていくの
が望ましいのかなというふうには考え
てございます。
さらには、その居場所のお話も出ました
が、このひきこもりの方に対する居場所の事業につきまし
ては、県内では小山市など
が実施をし
ていることは承知をし
てございます。
各々の状態を他者との関係の中で把握をし
て、自己肯定感を高め
ていくということ、さらには、とにかく家から一歩出るんだという意味では、その居場所の事業
が持つ役割というものは
あるのだという認識はし
てございます。
その居場所の設置につきまし
ても、先ほど議員から子どもの居場所というお話は出ました
が、ひきこもり全般にいいますと、子供さんだけではなく
て、今回のご質問の趣旨ですと、若者というご趣旨でご質問いただい
ています
が、さらにはその上の方になっ
てからのという問題も残っ
ているかと思います。
そういったことを含めまし
て、今後そのニーズやその必要性などを検証しながら、その設置については検討し
てまいりたいと考え
てございます。
以上で答弁を終わります。
○大島久幸 議長 加藤美智子議員。
○11番 加藤美智子 議員 ありがとうございました。
非常に鹿沼市はこども総合サポートセンターもございまし
て、非常に丁寧なあり方
が見えますので、今後、引き続き行政と、そして民間活力もどんどん利用されるといいと思うのですよね。
たくさんそのいろんな方たちをケアし
て、ましてや、その鹿沼市の人口
が多くなるように、鹿沼市に呼んでくださる団体もございまし
て、丁寧にその辺
がされ
ているのです。
ですから、行政側も、そして民間の活力も十分に、鹿沼市は非常にその福祉に対する事業所
が多いですから、その辺も丁寧に活力を使っ
ていく、官民合わせ
て若者を支え
ていくというまちづくり
ができればすばらしいかなと思いますので、今後とも引き続き丁寧に相談業務、それから民間活力も協働されるように、これは要望といたし
ておきたいと思います、よろしくお願いします。
はい、それでは、3つ目の質問に、最後の質問に移ります。
文化芸術事業についてです。
中項目1、鹿沼市民文化祭について。
この事業は、鹿沼市文化協会
が軸となっ
て、長年行っ
ている年1回の市民の文化活動の祭典として認識し
ております。
その点において、1、文化協会の会員数、会費、市の補助金について、コロナ禍前の過去3年間の平均値を伺います。
2、市民文化祭の参加事業数、参加人数について、コロナ禍前の過去3年間の平均値を伺います。
中項目2、粟野で行われ
ています「AWANO 夢咲く ART FESTIVAL」について。
今年11月6日から19日の、日曜日から土曜日までの2週間、旧粟野中学校・粟野中学校・常楽寺・医王寺の4カ所で開催され、絵画・彫塑・即興舞踏、それから芸術表現
が各所で繰り広げられた本事業は、運営し
ていく運営委員会と地元住民の支えで開催でき
ているとのことで
あります。
この事業の継続は、鹿沼市民の児童生徒にとっても、また、生涯学習としてすばらしい事業で
あると再認識したところで
あります
が、本事業の補助金について、平成30年度から令和4年度の推移を伺うものです。
2番としましては、継続し
て支援できる資金計画はないかを伺うものです。
先日、私、この「AWANO 夢咲く ART FESTIVAL」に参加させ
ていただきました。
鹿沼市民よりも、ほかからの、宇都宮や栃木や小山や、そちらからの方たち
が割と多くみえまし
て、鹿沼の市民はどのような参加をされ
ているのかなと思いながら、非常に興味
があったところで質問させ
ていただきます。
また、これは夢実現プロジェクトの一つの事業だということもお聞きし
ております。
それでは、よろしくお願いします。
○大島久幸 議長 答弁を求めます。
髙橋年和教育次長。
○髙橋年和 教育次長 文化芸術事業についての質問のうち、鹿沼市民文化祭についてお答えいたします。
まず、文化協会の会員数、会費、市の補助金額につい
てで
あります
が、文化協会の資料によりますと、新型コロナウイルス感染症
が拡大する前の、平成29年度から令和元年度までの3年間の平均値は、正会員、終身会員、賛助会員を含めた全会員数
が523人、会費
が106万9,833円、市の補助金額
が57万9,000円となっ
ております。
次に、市民文化祭の参加事業数と参加人数につい
てで
あります
が、3年間の平均値は、参加事業数
がホール・ギャラリー・生活文化・文芸の4部門で24事業、参加人数
が2,215人で
あります。
なお、これら24事業全体の入場者数は6,861人、参加者と入場者を合計した数は9,076人で
あります。
以上で答弁を終わります。
○大島久幸 議長 福田浩士市民部長。
○福田浩士 市民部長 次に、「AWANO 夢咲く ART FESTIVAL」についての質問にお答えいたします。
まず、補助金の平成30年度から今年度までの推移で
あります
が、平成30年度から令和3年度までは地域の夢実現事業、そして、今年度は地域のチカラ協働事業をご活用いただい
ております。
当初から、粟野4地区での合同事業として、活動資金や人的な支援、また助言などを行っ
てまいりました。
これまでの補助金の推移で
あります
が、平成30年度
が119万7,000円、令和元年度
が177万3,132円、令和2年度
が150万3,852円、令和3年度
が344万4,137円、今年度は見込み額で
あります
が、220万1,760円で、5年間合計で、1・011万9,88・円を支援し
てまいりました。
次に、継続し
て支援できる資金計画についてで
あります
が、地域の夢実現事業では4年間支援をいたしまし
て、現在の地域のチカラ協働事業補助は最長3年間で
ありますので、今後2年間は補助金による支援
が可能で
あります。
どちらの事業も、地域における課題解決や活力
ある地域づくりを目指し
て、住民の合意により提案された事業の経費の一部を補助することで、住民の主体的で持続可能な
地域づくりを促進し、市民自治による魅力的な社会実現を目的とした事業で
あります。
今後は自立した事業運営
が可能となるように、組織基盤の強化や、持続可能な収支計画、他団体等との協働を推進するなど、地域の皆さんとともに取り組んでまいりたいと考え
ております。
以上で答弁を終わります。
○大島久幸 議長 加藤美智子議員。
○11番 加藤美智子 議員 はい、ありがとうございました。
市民文化祭については、本当にたくさんの方たちのかかわりと、市の補助も57万9,000円、まあ58万円ぐらいで、市民の皆さん
がそれぞれ自主的にチケットを売ったりし
ているのですよね、そして、その運営をされ
ていると思います。
また、市民文化祭は文化協会さん
が中心になっ
てやっ
ておりますけれども、今後とも、特にその若年層といいますか、若者、それから青少年ですね、児童生徒、若者
が参加しやすいような項目
があるから、今もう大分軽音楽とか出
てき
ているのですけれども、さらにその部分
が充実されるといいのかなというふうに私は感じ
ている一人でございますので、その点については、ぜひよろしくお願いしたいと思います。
これはちょっと要望ということでしたいと思います。
さて、その次なのです
が、粟野のこの「AWANO 夢咲く ART FESTIVAL」、今答弁
がございましたように、市民部長から答弁
ありました
が、あわせ
て7年間の補助の期間
があると、それで、今後また2年間プラス
あるということでは、すばらしい事業なのですね。
それで、これ
がさらに子供たちの目に触れるような努力をすると、さらにいいのかなっ
て、これは地域のことですけれども、今後考え
ていくには、やっぱりその鹿沼市全体で行われるような事業にもっ
ていくと、本当にすばらしい作品
が並んで
いるのですよ。
それぞれ4カ所を丁寧に実行委員さん
が係をつけ
てやっ
て運営するというのを、2週間も運営するって本当に大変なことだなと思うのです
が、私も係の一人として参加しまし
て感じたことは、やっぱり学校、旧粟野中学校で
ありましたけれども、やはり傷みも
あったり、ちょっと
あります。
その中ですばらしい作品
が展示され
ているわけです
が、そういう点でも、さらに支援
が必要なのかなと思うことと、それから、医王寺のほうでは、ダンスパフォーマンス
が行われました。
有名な舞踏家の方ね、宇都宮の方でしたけれども、されたり、それから音響も、すばらしい音のものもやられ
ておりました。
なかなか目にすること
ができない事業なのですよね。
それを大人だけ
が楽しむのではなく
て、子供たちの姿はパラパラで、非常にもったいないなっ
て私は感じた一人です。
それで、その中で、鹿沼市のLINEのほうでは、多分PRはその時期にはされ
ていたのかなと思うのです
が、なかなかこの粟野のフェスティバルはこんなふうなパンフレットで非常にすてきなのですね。
それで、中に作家さんも、こういう作家ですよという、丁寧な説明も
あって、作品
がとにかく大きいもの
がたくさん
ありました。
その大きい作品というのは、本当に迫力
がありますし、エネルギー
があります、そういうものを肌で感じる機会なのですよね。
こういう機会、それから、映像もされ
ておりまし
て、映像で収め
ている活動の一つも、いろんなこともございまし
て、本当に粟野の紹介も
あったり、非常にいいものだなと。
それで、その2週間で終わっ
てしまう、非常にレアなフェスティバルなのです
が、これをやっぱり子供たち、それから学生にお知らせするのには、もう少し努力
がいるのかなと感じ
ておりまし
て、その点に関して、ちょっとこの市民部との兼ね合いとしてはちょっと違うかもしれませんけれども。
すみません、ちょっとそのところ整理しますと、連携ですね、そのアートフェスティバルをやっ
ています。
では、教育委員会とはどういう連携を、市民部長、課としてはどのように考えるのか、連携
があるのかどうか、その辺もちょっとお聞かせください。
○大島久幸 議長 答弁を求めます。
福田浩士市民部長。
○福田浩士 市民部長 再質問にお答えする前に、1点ちょっと訂正をさせ
ていただきます。
先ほどの答弁で、補助金5年間の合計を1,011万9,880円というふうに答弁いたしました
が、末尾1,011万9,881円ということで、訂正を申し訳
ありません、お願いいたします。
それでは、再質問で
ありますけれども、おっしゃるとおり、この事業、地域の夢実現事業、それから、地域のチカラ協働事業につきまし
ては、どちらかというと、文化に特化したということではなく
て、地域主体の課題解決のための事業というふうに、そういう趣旨で始まった事業で
ありまし
て、これを実施し
ているというところ、その辺は答弁させ
ていただいたのです
が、今回の「AWANO 夢咲く ART FESTIVAL」につきまし
ては、事業当初から、当然事業を採択するに当たっては、専門家の審査なども入っ
ておりまし
て、文化的な面とかというのも、重々お聞きし
ております。
また、さらに実際の事業に当たっては、教育委員会の文化課なんかも、相当関与し
ているということで、補助金上の直接のつながりは
ありません
が、このフェスティバルを開催する上では、市民部の事業を上手に文化面で使っ
ていただくというような形では協力、連携はでき
ているものというふうに、私どもとしては考え
ております。
以上で答弁を終わります。
○大島久幸 議長 加藤美智子議員。
○11番 加藤美智子 議員 はい、ありがとうございます。
ぜひその点に関しても連携をする、特にその部署と部署の連携ってとても大事だと思うのですね。
その点に関しては、特にこの粟野アートフェスティバルは、本当にずっと長く地域の方
が、4地区
が共同し
て企画をし
て出し
ていて、非常に長くやっ
ている事業ですけれども、その後、支援
が、その後自立し
てもらうということになっ
ておりますから、資金計画などの相談をぜひ文化課、そして、市民部の、この後、どのように計画をされるのかという点では、悩んで
いる地元の実行委員
がございますので、ぜひ相談に乗っ
ていただければというふうに思っ
ております。
それは要望というふうにさせ
ていただきます、よろしくお願いします。
今回は、家庭ごみに関する諸問題、また、各地域に発生し
ていないか、発生し
ている場合は丁寧な説明をきれいなまちづくり推進員さんや自治会班長など、関係者への説明を密にし
ていただきたく、強く要望いたしますとともに、子供の成長に欠かせない関係機関との協働、そして、文化芸術のまちを目指すための協働を取り上げました。
今後も鹿沼市第8次総合計画に基づき、美しく、そして、文化芸術の薫るまちづくりをさらに目指し
てまいりましょう。
これで終わります、ありがとうございました。
○大島久幸 議長 昼食のため、休憩いたします。
再開は、午後1時ちょうどといたします。
(午前11時50分)
○大島久幸 議長 休憩前に引き続き再開いたします。
(午後 1時00分)
○大島久幸 議長 本日の会議において、鹿沼
ケーブルテレビ株式会社より、撮影の許可
が求められ、それを許可いたしましたので、報告いたします。
引き続き発言を許します。
10番、阿部秀実議員。
○10番 阿部秀実 議員 皆さん、こんにちは。
議席番号10番、日本共産党の阿部秀実です。
早速質問に入ります。
まずは議案質疑です。
議案第103号 鹿沼市
学校給食共同調理場条例の一部改正について。
同じく103号 鹿沼市
学校給食共同調理場条例の一部改正についてということで、お伺いをいたします。
条例の一部改正で、対象となる学校や運営方法など、詳細について伺います。
お願いします。
○大島久幸 議長 当局の答弁を求めます。
髙橋年和教育次長。
○髙橋年和 教育次長 議案第103号 鹿沼市
学校給食共同調理場条例の一部改正についての質疑にお答えいたします。
条例の一部改正で対象となる学校や運営方法など詳細につい
てで
あります
が、本市の学校給食は、現在、センター方式2カ所、親子方式5カ所、単独方式5カ所の計12カ所の調理場で実施をし
ております。
これまでも、給食配送時間の短縮など、学校給食衛生管理基準に沿った学校給食を実施するため、親子方式による地区調理場の整備を行っ
てまいりました。
今回の改正は、単独方式のうち津田小学校を拠点校に、同方式の石川小学校と鹿沼調理場の対象学校で
ある北犬飼中学校を受配校として、親子方式の北犬飼地区学校給食共同調理場を設置するためのもので
あります。
今年度は、令和5年度からの運営開始に向けまし
て、拠点校となる津田小学校給食調理室の改修工事を実施いたしました。
また、北犬飼地区調理場の運営につきまし
ては、他の地区調理場と同様に、給食調理及び配送業務を
民間事業者に委託し
てまいります。
引き続き、安全で安心な学校給食の提供に努め
てまいります。
以上で説明を終わります。
○大島久幸 議長 阿部秀実議員。
○10番 阿部秀実 議員 はい、説明をいただきました。
共同調理場、いわゆる給食センターですね、これを北犬飼地区ということで、津田小学校、石川小学校、北犬飼中学校を対象に行うということで、答弁でした。
津田小学校を拠点にということなのです
が、小学生の1年生から6年生、小さい子も
います。
学校敷地内で給食センターをつくるということで、給食をつくるということで、配送トラックの出入りも
あるかと思うのです
が、確認として、その安全対策
が大丈夫なのかということは、確認し
ておきたいと思います。
それと、今説明の中で、安全、安心に努めますということだったのです
が、できればそこに、さらに「おいしい給食」というのを加え
てほしいなと思いました。
そこだけちょっと確認したいと思います、お願いします。
○大島久幸 議長 答弁を求めます。
髙橋年和教育次長。
○髙橋年和 教育次長 再質疑にお答えいたします。
まず、安全対策で
ありますけれども、先ほど答弁したとおり、今回調理場の内部の工事をするとともに、プラットホーム等もやりまし
て、車の出入りも含めまし
て、その点を設計しながら工事を進め
てまいりましたので、安全だと思っ
ております
が、引き続き配送に当たりましては、安全対策をしっかりし
て、取り組んでまいりたいと考え
ております。
あわせまし
て、議員のご提案とおり、常日頃より、おいしい給食に努め
てまいっ
ているところで
あります
が、引き続き、そちらについても努力し
てまいりたいと考え
ております。
以上で説明を終わります。
○大島久幸 議長 阿部秀実議員。
○10番 阿部秀実 議員 はい、よろしくお願いいたします。
それでは、
市政一般質問に入ります。
1つ目、鹿沼市地域公共交通について伺います。
中項目1として、リーバス・予約バスにおける運賃形態見直しの案について伺います。
1、運賃設定の見直しを考え
ている根拠をお示しください。
また、600円、650円、800円と、こういう高い金額も設定され
ています。
こうした地域での乗客数や全体から見た比率などについて伺います。
2として、運賃の上限額を500円程度に抑えるべきではないかというふうに思っ
ています、考えを伺います。
中項目2番目、運行路線の見直しについて。
運行路線の見直しでは、利用者の利便性、運行効率、コストなどを考慮すると、リーバスを活用し
ていくよりも、予約バスの走る地域や本数を拡充するべきと思っ
ています。
どのように見直しを進め
ていくのか、考え方、お示しください。
以上、よろしくお願いします。
○大島久幸 議長 答弁を求めます。
福田浩士市民部長。
○福田浩士 市民部長 鹿沼市地域公共交通についての質問のうち、リーバス・予約バスにおける運賃形態見直し案についてお答えをいたします。
まず、運賃設定についての根拠及び600円以上の地域での乗客数と全体から見た比率につい
てで
あります
が、リーバス・予約バスにつきまし
ては、新型コロナウイルス感染症の影響による利用者の減少に伴う、運賃収入の減少や燃料費高騰による運行経費の増大などの要因により、行政負担
が増大をし
ております。
一方、運賃につきまし
ては、平成10年のリーバス運行開始以来、値上げを行わず、その結果経営を圧迫し
ている状況で
あります。
今後も、持続可能な公共交通を維持するため、収支改善
が必要と考え、利用者による公平な運賃負担の協力を基本とし、運賃の見直しを行うもので
あります。
運賃設定につきまし
ては、受益者全体での費用負担を考慮し、初乗り運賃で100円増額、さらに運行距離による区界、これは料金
が変わる境目のことで
ありますけれども、区界ごとの増加額を現在の100円から150円に増額いたします。
収支の検討に当たっては、今後の運行経費の上昇や一時的な利用者減少を想定した上で、令和9年度には収支率20%を達成できるよう、運賃として設定をしたもので
あります。
また、600円以上の運賃を設定した地域での乗客数と全体から見た比率につきまし
ては、令和3年度に実施いたしましたリーバスの乗降調査では、調査当日で
あります
が、1日で604人の利用者
があり、これ旧400円区間で
ある、新運賃になりますと650円の区間で
ありますけれども、人数と比率
が10人の1.7%、それから旧500円区間、新運賃では800円となります
が、この区間での利用者数はゼロの結果で
ありました。
次に、予約バスにつきまし
ては、1日84人の利用者
があり、旧300円区間で
ある新運賃600円の区間では、20人で23.8%、旧400円区間で
あります新運賃800円の区間では、2人、2.4%の結果で
ありました。
次に、運賃の上限額を500円程度にすることについてで
あります
が、運賃設定に当たっては、75歳以上の高齢者全ての方への割引運賃適用や通勤・通学などの利用頻度の多い方向けに割引率の高い定期券を導入し、負担軽減を図っ
てまいります。
また、本市同様、距離制運賃を採用し
ている他市の状況と比較いたしまし
ても、高額な運賃設定とはなっ
ていないというふうに認識をし
ております。
運行距離に応じた運賃設定とすることで、公平性、それから納得感
がある運賃体系となると思われるため、上限運賃の設定については、現状では考え
ておりません。
次に、運行路線の見直しについてお答えをいたします。
予約バスの拡充についてで
あります
が、乗車定員13名の予約バスにつきまし
ては、大型の路線バスと比較いたしまし
て、燃費や修繕費等の経費の削減
が図れ、コストの低減になります
が、そのほか、車体
が小さい分、小回り
がきく、また、利便性
が向上するというようなメリット
があります
が、一方、大人数の輸送には向かないなどのデメリットもございます。
また、予約バスは、民間タクシーの利用頻度
が高い地域では、タクシー事業者の経営を圧迫し
てしまうなどの課題も想定されます。
今後、運行路線の見直しに当たっては、先進事例や民間タクシーを活用したデマンド交通なども含め、どのような交通手段
が適し
ているかを見極め
て、地域特性に合わせた交通手段を調査検討し
てまいります。
以上で答弁を終わります。
○大島久幸 議長 阿部秀実議員。
○10番 阿部秀実 議員 はい、答弁をいただきました
が、まず最初の部分での運賃の件、ちょっと残念な答弁だったかなと思います。
600円以上、最高額
が800円ということで、新たに設定し
ていて、100円
が150円というところも
あります
が、全体から見ると、ほぼ2倍になっ
ているところ
が多いのかなというところです。
そうした中で、特に遠方の方、上粕尾山の神線とか、そういったところでリーバスでは、今の段階では800円はゼロ、
いないということです
が、予約バスのほうでは何人かいますと、600円以上だと23.8%というお話でした。
こうした遠くの方に対して負担をし
ていただくという、するということ
が、すごく違和感を感じるというか、全体の中で行政の負担
が増大し
ていくのだということでの運賃の引き上げですけれども、遠方、鹿沼のまちの中から遠方の方、そういう地域を支え
ている方で
あって、地域のコミュニティを今も守っ
てくださっ
ている方、そうした方
が、そういう地域に住んで、鹿沼にも、まちの中へ来
てくれるのに対して、大きな負担をし
ていくということにすごく違和感を感じるので、500円程度に抑えるべきではないかというふうに、私は思いました。
これを仮に500円に抑えたとしても全体の比率からいくと、収益率を向上させる中で、それほど足を引っ張るものではないというふうに思っ
ています。
そういう中で、これ令和5年度から計画し
ているような議員全員協議会での説明でした
が、ここはぜひ見直しをする。あるいは、高齢者の割引と定期券の負担軽減で進め
ていくという、市民負担を少なくするのだというお話も
ありました
が、これも見直しをすれば、市民負担
が増え
ていくということにもなるので、ぜひここはこの上限額を500円とは言わないにし
ても、少し考慮し
てほしいなと思うのです
が、何らかの検討措置
がないかどうか、もう一度再質問いたします。
○大島久幸 議長 答弁を求めます。
福田浩士市民部長。
○福田浩士 市民部長 再質問にお答えをいたします。
上限設定ということで
ありました。
まず、先ほどの答弁の中で、本市の料金設定につきまし
ては、基本的に距離制運賃ということで、距離に合わせた増額というふうに設定をし
ております。
これは距離制運賃にすることによりまして、利用者の公平感といいますか、短く乗れば安い、長く乗ると多少負担をいただくというような、その辺の公平感は保たれると思いますので、上限を設定することで、その辺に不公平感
が出るのではないかという懸念
が一つ
あります。
それから、先ほど調査結果をお知らせしました。
それで、例えば西大芦線につきまし
ては、利用者は
いなかったというふうなお話申し上げました
が、ハイキングに来る方なんかですね、市外の方は利用される方
がいるというふうに伺っ
ておりますので、そういう方々からはご負担いただくべきかなというふうに思っ
ておりますので、一つはその距離制運賃にすることでの不公平感というの
が出
てしまうのではないかという懸念材料
があるということ。
それと、もう1つ申し上げるとすれば、今回75歳以上の全ての方、それから通勤・通学の方など、利用頻度
が高い皆さんには、割引率の高い定期券を設定などし
ておりますので、できますれば、そういうものをご利用いただくということをお願いできればと思います。
いずれにいたしまし
ても、なかなかその最初申し上げたとおり、距離制運賃でいきますと、一旦いくらというような設定にするには、今の、今回の見直しの中では、ちょっと厳しいもの
があるというふうに考え
ております。
以上で答弁を終わります。
○大島久幸 議長 阿部秀実議員。
○10番 阿部秀実 議員 はい、答弁をいただきました。
いわゆる交通を「業務」として考えた場合には、確かに公平性ということも
あるのだと思うのです
が、これは地域公共交通で
あって、私はこれこそ「まちづくり」だと思っ
ているのですね。
それで、とりわけ鹿沼は490平方キロメートルという広い地域の中で、特に西側のところでは、様々な課題を持ちながらも、コミュニティを守っ
てくださっ
ている。
そういう意味では、まちづくりの一つとして、地域公共交通を行政サービスとして進め
ていく。
全部無料ではなく
て、遠距離の部分だけでも、もう少し何とかならないかという、私からの要望として、まあこれ以上議論し
てもしようがないので、要望として引き続きやっ
ていきます。
それで、もう1つ要望としては、ぜひこの結果、令和9年には20%の収益ということも出
ていました
が、ぜひこの後の集約を、どんなふうになっ
ていくのかということも必ずそれはやっ
ていただきたいと思います。
ということで、1つ目の質問は終わりにし
て、2つ目のリーバスと予約バスとの関係です
が、予約バスだと大人数には対応できないというのは、もちろん10人程度しか乗れませんから、当然なのです
が、主に大人数
が乗るバスというのは、高校生の通学区間のバスなのだと思うのですね。
それ以外のところは、昼間どう見
ても数人、場合によっては乗っ
ていないバスも
あるぐらいなので、そこはちょっと見直しをしながら、特に東部側地域とか、何度も求め
ています
が、路線の少ないところ、ここには予約バス、あるいは、他の自治体ではコミュニティバスといった感じで、地域を走らせるバスも動い
ているところも
あります
が、そういったことを令和5年度で見直しというところで、ぜひそこも検討し
てもらいたいと思うのです
が、その辺の考え方をもう一度再質問したいと思います。
○大島久幸 議長 答弁を求めます。
福田浩士市民部長。
○福田浩士 市民部長 再質問にお答えをいたします。
路線の見直し、どうかということで
ありますけれども、以前にもご紹介いたしました
が、今年の3月に策定いたしました鹿沼市地域公共交通計画の中に、目標の2つ目といたしまし
て、まちづくりと連動した中心市街地とその周辺の路線見直し、それから粟野地域とのネットワーク化、それから、そのうちの一つに、まちなか3地区から東部台地区への資源配分というような事業を位置づけ
ております。
これを来年度、見直し、一つの材料として、見直しをし
てまいりますので、議員おっしゃるとおり、実情をよく踏まえ
て、見直しはし
ていく予定で
あります。
確かにおっしゃるとおり、予約バスですと小回り
がききますので、全体の経費も少ないというところでは
ある一方、実を申し上げますと、予約バスの収支率というの
が非常にリーバスよりも低いということで
あります。
つまりは、1人当たりの負担額というの
が、リーバスと比べますと結構な額になるというような状況で
ありますので、その辺の経費の負担といいますか、その辺の課題というのも
ありますので、その辺も含め
て、検討し
てまいりたいというふうに考え
ております。
以上で答弁を終わります。
○大島久幸 議長 阿部秀実議員。
○10番 阿部秀実 議員 はい、苦しい答弁をいただきました。
鹿沼のリーバス・予約バス、あるいは、これからコミュニティバスなんかも検討し
ていただきたいと思うのです
が、これイコールやっぱり、何度も言います
が、地域公共交通はまちづくりだと思っ
ています。
市民のための、市民の足のために、この交通
があるので
あって、これで商売し
ているというふうには思っ
ていませんので、ぜひ、より市民のことを考え
て、利便性の
あるものをつくっ
ていただきたい。
令和5年度の検討というのをそんな形で進め
ていただきたいということを要望しまし
て、1つ目の質問、終わりにいたします。
2つ目、
市政一般質問、物価高騰に対する支援について伺います。
1番、生活保護について。
1として、最低限の生活を保障するとともに、自分の力で生活をし
ていけるように手助けをする制度として生活保護
があります
が、物価高騰
が続き、円安でさらに拍車をかけ
ています。
こうした状況をかんがみれば、基準の支援にかさ上げした支援を本市として進めるべきと思っ
ています、考えを伺います。
中項目2つ目、就学援助についてです。
本市では、経済的理由によって就学困難と認められる児童生徒の保護者に対して、学用品・給食費・通学用品費などの一部を援助し
ています。
中学校生活では、学校教育の一環として部活動に取り組んで
います
が、生徒
が家庭の経済的理由から部活動をあきらめるケースも
あると聞い
ています。
そこで、中学生版型の給付型奨学金などで、鹿沼市の未来を担う子供への投資をし
てはどうでしょうかということで、考え方について伺います。
以上、よろしくお願いします。
○大島久幸 議長 答弁を求めます。
亀山貴則
保健福祉部長。
○亀山貴則
保健福祉部長 物価高騰に対する支援についての質問のうち、生活保護についてお答えします。
対象者への市独自の追加支援についてで
あります
が、生活保護は、日本国憲法第25条に規定する「健康で文化的な最低限度の生活」を国民に保障する理念に基づき、国
が要保護者に必要な扶助を行い、最低限の生活を保障しながら、自立を助長することを目的とし
ており、要保護と判定を受け、不足する費用として、生活保護費
が支給されるもので
あります。
12月1日現在、国の定める最低生活費に満たず、要保護と判定を受け、生活保護
が支給され
ている本市の生活保護受給者は、516世帯、602人となっ
ております。
本市における物価高騰に対する生活困窮支援の状況で
あります
が、国の施策として住民税非課税世帯に1世帯当たり5万円を給付する「電力・ガス・食料品等価格高騰緊急支援給付金」を実施し
ております。
生活保護受給者につきまし
ては、来年1月4日に生活保護費1カ月分のかさ上げ支援として、同じく5万円を保護費振込口座等に支給いたします。
なお、本市独自の施策といたしまし
て、全市民対象1人当たり3,000円分の「かぬま物価高騰対策ニコニコ商品券」を配布し
ております。
生活保護制度では、これらの給付金等の趣旨・目的を鑑み、最低生活費の算定に当たり、収入認定をしない取り扱いを行っ
ております。
現在、エネルギー・食料等の物価高騰の影響で、全市民及び生活保護を利用する市民の暮らしにおいて、国で保障された生存権
が危ぶまれる事態を十分認識し、危惧いたし
ております。
しかしながら、生活保護は、国の法定受託事務で
あり、生活保護受給者のみを対象としたかさ上げ支援は難しいと考え
ております。
今後も、生活保護受給者を含めた生活困窮者等を支援するため、物価高騰の長期化を留意しつつ、国の動向に注視し、各支援策を確実につなげるよう推進し
てまいります。
以上で、答弁を終わります。
○大島久幸 議長 髙橋年和教育次長。
○髙橋年和 教育次長 次に、就学援助についてお答えいたします。
中学校の部活動に対する支援についてで
あります
が、就学援助につきまし
ては、経済的理由で、就学
が困難と認められる要保護、準要保護の児童生徒の保護者に対して、就学に必要な費用の一部を援助するもので
あります。
本市の就学援助のうち、要保護の援助費目といたしまし
ては、修学旅行費と虫歯治療の医療費
があります。
また、準要保護の援助費目といたしまし
ては、学用品費や新入学学用品費のほか、9種の援助費
があります。
令和3年度の実績では、小学校の要保護認定者は4人、準要保護認定者は370人、中学校の要保護認定者は10人、準要保護認定者は251人で
ありました。
各援助の費目や単価につきまし
ては、国の基準を参考に設定をし
ており、部活動に係る費用につきまし
ては、現行の援助費においてご対応いただきたいと考え
ております。
今後も、全ての児童生徒
が、健全で活力
ある学校生活を送れるよう、支援をし
てまいりたいと考え
ております。
以上で答弁を終わります。
○大島久幸 議長 阿部秀実議員。
○10番 阿部秀実 議員 答弁をいただきました。
まず生活保護についてです
が、国の基準に従っ
てやっ
ているということで、まあ確かにそのとおりだと思うのですね。
それで、NPO法人で、キッズドアという団体
が、この物価高騰の中で家計状況というのを調査をしました。
子育て世代を中心にアンケートの調査をやったようです
が、困窮する子育て世代の支援団体の緊急アンケート、家計
が厳しくなったという方
が74%、やや厳しくなった方26%で、ほぼ全体の家計で厳しくなっ
ているという回答
が出ました。
これは11月の11日から16日の1週間の間に、キッズドアというところ
が調査をしたもので
あります。
その厳しくなった原因としては、食費や光熱費、日用品といった生活用品
が全般ということで、もちろん、我々一般市民にし
ても、今の物価高というのは国
が言う物価上昇率の数%ではなく
て、肌感覚的には1割以上上がっ
ているような、1割、2割という大きな感じで上がっ
ているように思っ
ていると思います。
そういう中で、鹿沼市としても水道のほうでは、動力関係で、前年比で140%ですか、4割も上がっ
ているという、そんなお話も
ありました。
そんなことで、市は補正予算を組んで、それに対応するというような状況になっ
ています。
もちろん、そういう意味では、こうした生活の厳しい方に対して、市としてやっぱりそういう人たちに補正予算を組んであげるというのも、大事なのかなということで、今回質問をしたわけです。
そういうことで、ぜひ検討し
ていただきたいということですけれども、答弁の中では、市の基準に沿っ
てやっ
ているということなので、まずは困窮される方
がいろんな相談に来るのだと思うのです
が、そこを単に自立、自立ということではなく
て、それぞれの家庭の状況に寄り添った相談で、より救い上げ
てあげる、できるような体制をとっ
てほしいというふうに思います。
特に再質問はしませんので、そういうことを要望し
て、まず、ここは出したいと思うので、よろしくお願いします。
それで、2つ目、就学援助のところでは、ここは、今要保護・準要保護に対する支援については、いろんな形で支援し
ているということで
ありました。
しかし、それでは済まないところということで、部活動なんかの、あきらめ
てしまう家庭
があるというところは、そういった困窮する家庭ではなく
ても、最近では部活動に係るお金
がたくさん
あるので、ちょっと厳しいかなという方も
いると聞い
ています。
鹿沼市では、「鹿沼市における部活動の在り方に関する方針」というのを平成31年に発表し
ています。
それで、ここの中では、学校教育の一環として部活動
があるのだよと、それで、みんなで部活動を進め
てほしいということで、推進するということで挙げ
ています。
今、こういう状況の中で、今年の8月27日にスポーツ庁、文化庁の共同で、部活動の地域移行にあわせ
て、困難家庭の中学生に部活動参加をし
てもらうための支援金として、年間2万2,000円、定額支給するという方針を決めたということ
がニュースで出
ていました。
これを予算に組んで、来年度、2023年度から各それぞれに支援をするということで、まだ、今こういうニュース
が出
ているところなので、通達とかも教育委員会のほうにはき
ていないのだと思うのです
が、国としてもこうしたことを取り組み始めたということで、鹿沼の子供
が育っ
ていっ
て、例えばこの部活動の中で、音楽で活動し
ていく、活躍し
ていく、あるいは、先日では栃木県立鹿沼東高等学校でネメシスという小説を書く、小説家
が出たりとか、あるいは、スポーツとか文化でも、いろんな活躍をし
ていくというところで、サッカーなんかでも小学生の幼なじみ
が今回のワールドカップで活躍したなんていうニュースも出
ていますけれども、そんな感じで、もしかすると、そういう金の卵の子供
が鹿沼にもたくさん
いるのかなというふうに思っ
ています。
そういったところでは、何らかの形での奨学金というか、高校生・大学生向けには
ある奨学金も、中学生にはないので、それを市独自で取り組んでみ
てはどうでしょうかということだったのです
が、その辺について、もう一度何らかの考え方
があるかどうか、再質問したいと思います。
○大島久幸 議長 答弁を求めます。
髙橋年和教育次長。
○髙橋年和 教育次長 再質問にお答えしたいと思います。
まず、文化庁とスポーツ庁のお話なのですけれども、私どものほうに正式な、まだ通達というか、通知はき
ておりません
が、多分情報からしますと、部活動の地域クラブ活動へ移るに当たりまして、多分その議論の中で出
てきた話題ではないかと思います。
そこのガイドラインにおきましては、経済的に困窮する家庭の生徒の地域クラブ活動への参加費用の支援等の取り組みを進めるというような文言は
あります
が、詳細については、まだ私のほうに何もき
ておりませんので、そちらにつきまし
ては、今後案内
があり次第、内容を把握するとともに、他市等の対応も注視しながら、今後調査をし
てまいりたいと考え
ております。
あと、今、奨学金の、最後ご質問も
ありましたけれども、部活動に特化した奨学金は現在本市にも
ありませんし、県内においても実施し
ている小中学校向けの奨学金は、残念ながら今のところは、私
が確認する範囲ではない状態で
あります。
それで、本市で実施し
ている奨学金は、無利子で貸し付け
て、卒業した後に返し
ていただい
て、次の利用者に活用し
ていただく、奨学金の貸付制度となりますので、給付型につきまし
ては、返還、必要
がないということにもなりますので、財源も含めまし
て、制度自体にも多方面からの検討
が必要ではないかというふうに考え
ております。
以上で答弁を終わります。
○大島久幸 議長 阿部秀実議員。
○10番 阿部秀実 議員 はい、そうですね、奨学金ということになると、確かに財政措置というところも
あるのだと思うのです
が、これ
が子育ての基金ということになれば、また話は違うのだと思うのですね。
その辺も含め
て、ぜひ検討し
ていただきたいと思います。
もちろん最後に決めるのは、これは市長なのだと思うので、今ここでは答弁は求めません
が、本当にこういう奨学金というか、基金というか、子育ての応援
ができれば、家庭
が何よりも助かりますし、先進事例として子育て応援の鹿沼市だというところでは、すばらしい企画なのかなというふうに、私は勝手に考え
ていますので、ぜひ検討をよろしくお願いします。
それでは、3番目の質問に入ります。
市政一般質問の3番、高齢福祉行政について伺います。
いきいきかぬま長寿計画について。
1番目、介護士の処遇改善について、本市の支援方法など、取り組みについて伺います。
2つ目、認知症ケアパス。
認知症ケアパスとは、「認知症の人
が状態に応じた適切なサービス提供の流れ」をわかりやすくまとめたものをいいます
が、本市
が作成し
ている認知症ケアパスの発行部数、配布方法、どのように活用され
ているか伺います。
また、今回新たに2回目の認知症ケアパス
が発行されたわけです
が、非常に詳しく出
ていていいのですけれども、それをさらにより簡単に見ること
ができる概要版、用意するべきではないかと思っ
ています。考え方について伺います。
中項目2つ目、補聴器の購入補助について。
補聴器の購入補助制度の導入について、検討し
ていくということで、今年6月の質問の中で、部長の答弁
がありました。
「よい聞こえ」、認知症の予防として注目をされ
ています。
本市の高齢福祉行政の負担軽減や医療給付など、財政負担の軽減にもつながっ
ていくということではないでしょうか。
令和5年度からの事業として進めるべきと思っ
ています、考えについて伺います。
よろしくお願いします。
○大島久幸 議長 答弁を求めます。
亀山貴則
保健福祉部長。
○亀山貴則
保健福祉部長 高齢者福祉行政についての質問のうち、いきいきかぬま長寿計画についてお答えします。
まず、介護士の処遇改善としての市の支援等の取り組みについ
てで
あります
が、介護士等の賃金については、介護保険の保険者から支払われる給付費等により賄われ
ております。
介護職の処遇改善につきまし
ては、これまでも国
が随時報酬改定を行っ
ており、確実に賃金に反映されるように給付費に「加算」を設定し
ております。
加算を受けるためには、介護職員等
が積極的に資質向上やキャリア形成を行うこと
ができるように、事業主
が労働環境を整備する「キャリアパス要件」などを満たすこと
が必要で
あります。
本市では、市の所管する事業所に対し、処遇改善加算の制度の周知や事務手続を行っ
ており、現在54事業所中50事業所
が加算の届け出を行っ
ております。
次に、認知症ケアパスの発行部数及び活用状況、概要版の作成についてで
あります
が、「認知症ケアパス」につきまし
ては、先ほど阿部議員
が質問の中でご説明をいただい
ております。
現在、認知症ケアパスは「第8期いきいきかぬま長寿計画」において、認知症への理解を図り、認知症の方に優しいまちづくりを推進するため改訂することとしたもので、平成28年5月に作成した初版に対する意見や課題を参考に、令和4年3月に5,000部を作成いたしました。
内容は、地域で認知症の方や家族を支えるため、市民
が認知症について知り、適切に接し、必要な相談や受診、サービスにつながるよう充実させたものにするため、関係する医療機関等に内容の確認を依頼するなどの連携・協力を図っ
ております。
作成した認知症ケアパスは、医療機関や介護サービス事業所等に配布したほか、市役所やコミュニティセンター等の窓口に設置、または配布するとともに、認知症サポーター養成講座や高齢者向けの出前講座において、教材として活用するなど、合計約3,000部を配布いたしました。
また、より広く周知するため、
市ホームページにも掲載し
ております。
市民からは、「わかりやすくまとまっ
ており、ケアパスの内容についての出前講座を実施し
てほしい」などの感想や意見をいただい
ております。
概要版の作成に関しましては、各事業での活用状況を見ながら検討したいと考え
ております。
次に、補聴器購入補助についてお答えします。
令和5年度からの制度導入についてで
あります
が、今年6月議会において阿部議員のご質問にお答えしたとおり、補聴器の利用は、認知症予防や要介護状態への進行の予防につながる効果
があるものと考え
ております。
本市では、急速な高齢化の進展に対し、限り
ある財源の中で必要な支援
が必要な人に届くよう、在宅高齢者に対する支援制度の再編を進め
ているところで
あります。
その中で、認知症予防対策として新たに補聴器購入補助を令和5年度から事業実施することで準備を進め
ております。
以上で答弁を終わります。
○大島久幸 議長 阿部秀実議員。
○10番 阿部秀実 議員 はい、それでは再質問いたします。
まず1番目、介護士の処遇改善というところです
が、昨年の9月でしたか、自由民主党総裁選挙
があって、そのときの分配政策の目玉として、9,000円を一律で引き上げ
ていくというの
がありました。
それで、その後、今年の国会の、臨時国会
が10月に開かれ
て、そこでの所信表明の演説の中で、介護職の処遇改善を進め
ていきたいと、岸田首相
が発言をされました。
そもそも介護職のこの賃金というの
が、全産業の平均賃金から5万円から7万円安いというふうに言われ
ています
が、具体的な数字はちょっと今把握し
ていません
が、いずれにし
ても、これから地域包括ケアシステムを確立し
ていくところ、あるいは、高齢化社会をちゃんと運営し
ていくというところでは、重要な課題だと思っ
ています。
ぜひ、いろんな形で今進め
ているということもお話は
ありました
が、それぞれの事業所、個人でやっ
ているところもたくさん
ありますし、促しながら、できるだけ、それぞれの介護士さんの声、届くようにお願いをしたいと思います。
まずは、ということで、1番目は要望にとどめ
ておきます。
それで、2つ目の認知症のケアパスについてです
が、概要版について、今説明の中では、ケアパスについては、3,000部を配布し
て、ホームページにも掲載し
て、わかりやすいと、それで、それぞれで評判
がいいと、それで、さらには、出前講座も進め
てほしいと、そこまで
あるので
あれば、活用状況を検討し
て考え
ていくということではなく
て、もう今すぐ概要版をつくるべきだと思っ
ています。
どうでしょうか、概要版、それほど大きなお金はかからないのだと思うのですね、予算的にも。
部数
がどれぐらいかわかりません
が、20万円、30万円といった、全体の予算の中では小さい数字でいけると思うのです
が、検討し
ていただけないでしょうか。
まずは再質問としてやりたいと思います。
○大島久幸 議長 答弁を求めます。
亀山貴則
保健福祉部長。
○亀山貴則
保健福祉部長 阿部議員の再質問にお答えいたします。
認知症ケアパスの概要版作成ということです
が、先ほど答弁でもお答えしましたように、5,000部を作成し
て、現在2,000部
が今後の事業推進の中で活用する考えでおります。
そこで、また概要版作成となりますと、最初に作成した認知症ケアパスの、そちらを活用したほう
が内容的には充実した内容となっ
ておりますので、まずそちらを使っ
て、そうした出前講座ですとか、ケアパス、養成講座の教材として活用する中で、その在庫等の減少
が、先
が見え
てきたときに、新たに議員おっしゃるように、そんな高額な費用
がかかるものではないですけれども、まず現在作成したものを活用するということで進め
ていきたいというふうに考え
ております。
以上で答弁を終わります。
○大島久幸 議長 阿部秀実議員。
○10番 阿部秀実 議員 すみません、数字のほうは、私、間違えました。
それで、認知症ケアパスは、普段生活の中で、家に
いる高齢者の方
が様子を見ながらというところでは、本当にぱっと見
てわかるもの
がいいのだと思うのですよね。
それで、今の鹿沼のケアパスは、12ページぐらいになるのですかね。
(「22ページ」と言う者あり)
○10番 阿部秀実 議員 はい。
それを開い
てみ
ているよりは、見開きでぱっと見
て、こういう状況で、今どうなのだという、以前のものは簡単だったのです
が、それをより詳しく、わかりやすくしたということなのですけれども、そういう意味では、それはそれで検討し
ていただければということで、要望にしたいと思います。
2つ目の補聴器の購入補助ということで、この認知症とも連動し
ているところ
があって、難聴というもの
が、フレイルを引き起こす引き金になるというふうに言われ
ています。
これは日本医療研究開発機構の支援で、日本耳鼻咽喉関係の医療学会
が発表したものです
が、フレイルという現象、以前にも高齢者の行政の中でお聞きしました。
健康な状態から要介護になる段階の手前で、だんだんと衰退し
ていくという状況で、今回フレイルについては、この後梶原議員のほうからより詳しく出されるので、そこでお願いしたいと思うのです
が、フレイルというのは、心や身体の活力
が低下し
て、介護
が必要になる、そういう状況に陥りやすいところになっ
てくる、その介護
が必要になる手前の段階ということで、そういうことを予防するためにも、補聴器というの
が具体的な対策としてすごくいいのだと思うのです。
それで、令和5年度から進めるということで検討し
ていくということです
が、何か具体的な考え方というか、どんな補助の仕方とかっていうの
が、もしわかる範囲で何か
あればお聞きしたいと思います。
○大島久幸 議長 答弁を求めます。
亀山貴則
保健福祉部長。
○亀山貴則
保健福祉部長 阿部議員の再質問にお答えいたします。
補聴器の導入補助につきまし
ては、現在もですけれども、今後も各先行自治体ございますので、その辺の事例も参考にしながら、内容を検討、まだ確定ではないので、検討し
ていく必要
があるかと思うのですけれども、今検討課題の中で一つ
あるの
が、どういった人たちを対象にしようかということと、上限設定とか、そういった、実際に制度を運営する中で本当に必要な人というか、困っ
ている方にそういった支援
が届くような制度にするべきではないかというところ、そういったところを議論しながら、現在内容の精査を行っ
ているところで
あります。
以上で答弁を終わります。
○大島久幸 議長 阿部秀実議員。
○10番 阿部秀実 議員 はい、よろしくお願いします。
それでは、4番目、最後の質問です。
ヤオハンいちごパーク(鹿沼運動公園)について伺います。
陸上競技場の整備計画の進捗について。
1番目、計画では今年度実施設計を行い、来年度着工とし
ています。
計画の概要や進捗について伺います。
2番目、小中学生の陸上競技やサッカーなどでは、年間を通して練習や地区大会などで、この鹿沼の運動公園競技場を使用し
て行っ
ています。
工事期間中は、粟野の運動公園を活用し
ていくということで、以前からの説明ではそうなると思います
が、準備などについて、伺いたいと思います。
お願いします。
○大島久幸 議長 答弁を求めます。
佐藤信市長。
○佐藤 信 市長 ヤオハンいちごパークの質問の、陸上競技場整備計画の進捗についてお答えをいたします。
まず、計画の概要と進捗についてで
あります
が、陸上競技場の整備は、鹿沼市公園施設長寿命化計画に基づき、計画を進め
ております。
整備の概要で
ありますけれども、陸上競技場トラックの全天候化、7レーンから8レーンへの増設をメインに、雨水排水設備の整備等の付帯工事を実施いたします。
今年度は、測量業務や実施設計業務を行っ
ており、令和5年度中に完成させる予定で
あります。
また、今年度は、陸上競技場を囲むフェンスの更新工事を実施いたします。
次に、ヤオハンいちごパーク陸上競技場の工事期間中に活用することになる、粟野総合運動公園についてで
あります
が、粟野総合運動公園の陸上競技場は、グラウンド整備や走り幅跳びレーン等の整備を行い、あわせ
て、スターティングブロックやハードルなどの備品をヤオハンいちごパークから移動するなど、粟野総合運動公園での大会等
が円滑に開催できるよう準備を進め
てまいります。
以上で答弁を終わります。
○大島久幸 議長 阿部秀実議員。
○10番 阿部秀実 議員 はい、答弁をいただきました。
予定どおり進め
ていくということで、今進捗についてお話
がありました。
現在の7レーンを8レーンということで、以前にも、私も質問の中で、8レーンにし
てはどうかということを何度かお話しました
が、厳しいという状況も
あったのですけれども、そこは何とか市長の判断で進め
てきたのかなというところです。
ぜひ、確実に進め
ていただければと思います。
それで、粟野のグラウンドの整備も進めながら、今現在、鹿沼の運動公園の中に
ある備品を粟野のほうに移動するということで
ありました。
1つ要望というか、再質問として聞きたいのです
が、備品関係、何種類かは買い替えた新しいものも
あるのです
が、ほとんどの備品
が大分古いものとか、壊れ
ているものも随分
あるようです。
もちろん、粟野に移動し
て、とりあえずは使えるかと思うのです
が、令和5年度の後半完成に至っ
ては、そういう備品関係を、それほど大きな金額ではないので、消耗品という考え方で、ぜひ更新をお願いできればというふうに思っ
ています。
そういったことについて、考えとか
あれば、お聞きしたいと思います。
○大島久幸 議長 答弁を求めます。
髙橋年和教育次長。
○髙橋年和 教育次長 再質問にお答えしたいと思います。
細かい内容ですので、私のほうから答弁させ
ていただきたいと思います。
先ほど市長の答弁の中にも
あったとおり、スターティングブロックにつきまし
ては、全天候化にすると、現在のものは使用できませんので、そういうものについては、改めて購入する必要
があろうかと思います。
それで、スターティングブロックにつきまし
ては、粟野総合運動公園のほうに移動し
て、今回大会等に活用しますけれども、引き続きそこで、粟野でも使えるように、そちらのほうは、そのような形で取り組んでまいりたいと考え
ております。
また、備品につきまし
ては、今の実施設計の最中で
ありますので、その流れを見ながら、あと補助等にも該当するかどうかということで、備品についてはなかなか厳しいところ
がありますので、その点につきましては、今予算の中で進め
ているところで
ありますので、それらも含め
て考え
てまいりたいと考え
ております。
以上で答弁を終わります。
○大島久幸 議長 阿部秀実議員。
○10番 阿部秀実 議員 はい、備品関係ですね、ぜひよく確認し
てみ
てください。もちろん使えるものも
あります
が、随分と傷んで
いて、中学生とか苦労しながら使っ
ている備品もいくつも
あります。
もしあれでしたら、私
が案内し
てもいいのですけれども、確認し
ていただければと思います。
今回、5つの質問、主に来年度の予算に向け
てということで、質問として取り上げさせ
ていただきました。
以上で、私の質問を終わりにします。
○大島久幸 議長 暫時休憩いたします。
再開は、2時10分といたします。
(午後 1時57分)
○大島久幸 議長 休憩前に引き続き再開いたします。
(午後 2時10分)
○大島久幸 議長 引き続き発言を許します。
16番、鈴木敏雄議員。
○16番 鈴木敏雄 議員 こんにちは。
議席番号16番、公明党の鈴木敏雄でございます。
サッカーのワールドカップも日本代表
が強豪ドイツ、スペインを破っ
て、グループリーグを1位通過、ベスト16に進み、史上初のベスト8を目指し、決勝トーナメントでクロアチアと対戦いたしましたけれども、延長戦を経
て、惜しくもPK戦で負け
てしまったわけで
あります。
しかし、その後、あの強豪スペインも、モロッコ相手にPK戦になり、そのPK戦ですね、あの優勝経験の
あるスペインも負けたと、本当にこの、ワールドカップという大舞台の大観衆の前でPK戦を行うということは非常に難しいということも、テレビの解説者もし
ておりましたけれども、本当に日本選手、よく健闘したと思います。
この2週間、私を初め、日本人に大きな感動と希望と、そして勇気を与え
ていただき、感謝し
ております。
4年後の大会では、ぜひ史上初のベスト8進出を達成し
ていただきたいと思います。
それでは、私の一般質問を始めたいと思います。
まず第1項目の予算編成についてで
ありますけれども、新型コロナウイルス感染症に影響を受けた経済状況は、現在において社会活動の正常化にあわせ
て、徐々に持ち直しの動き
が見られ
ております
が、ウクライナ情勢に伴う燃油価格、物価高騰に加え、急激な円安の進行など、不安定な状況
が続い
ております。
こうした中、国は、経済財政運営と改革の基本方針2022骨太の方針において、感染症に細心の注意を払いつつ、経済社会活動の正常化を目指すとともに、新しい資本主義を実現するため、官民による計画的な重点投資の推進を図るとともに、経済財政一体改革を着実に推進する予算編成を行うとして、令和5年度の予算編成作業を行っ
ております。
本市におきましても、歳入の面では、自主財源の根幹をなす市税については、増収
が期待されるようで
ありますけれども、国、県ですね、国県支出金や各種交付金などの依存財源についても予断を許さない状況で
あり、歳出の面でも扶助費の増加傾向などの義務的経費
が大きなウエイトを占めるほか、物価高騰対策やコロナ対策等、様々な課題
があると思います。
そこでお聞きします
が、11月の予算委員会において、市長から令和5年度の予算編成方針の説明
がありました
が、改めて来年度予算について、基本的な考え方について教え
ていただきたいと思います。
また、来年度に、特に力を入れ
て取り組む事業や一般会計の予算規模について、どのくらいを想定し
ているのか、お聞かせ願いたいと思います。
○大島久幸 議長 当局の答弁を求めます。
佐藤信市長。
○佐藤 信 市長 令和5年度予算編成方針についてお答えをいたします。
まず、基本的な考え方で
あります
が、令和5年度は、第8次の鹿沼市総合計画2年目にあたり、目標年次で
ある令和8年度を見据えながら、具体的な施策を着実に推進し
ていかなければならないと考え
ております。
こうした中、少子高齢化を背景とした経常的な扶助費の増加はもとよりで
ありますけれども、昨今は原油及び物価高騰の傾向はいまだ収束
が見通せないことから、今後、物件費負担をさらに押し上げる事態
が避けられない状況となることも十分予想されるなど、財政を取り巻く状況は大変厳しいものとなっ
ております。
さらには、デジタル変革の加速やグリーン社会の実現など、新たな行政課題への対応も求められることに加えまし
て、引き続き、新型コロナウイルス感染症対策にも、迅速かつ積極的に対応し
ていかなければなりません。
限られた財源で、これらの課題に的確に対応し
ていくためには、それぞれの課題の本質を見極めながら、事業目的を明確化するとともに、「最少の経費で最大の結果」となるよう、最も効果的な手法を選択し
ていくこと
が重要で
あり、現在、こうした考えのもと、来年度予算の編成作業を進め
ているところで
あります。
次に、特に力を入れ
て取り組む事業につい
てで
あります
が、こうした厳しい財政状況下に
あっても、特に、「安心し
て出産・子育てできる環境づくり」のための関連施策を拡充し
てまいりたいと考え
ております。
具体的には、
こども医療費助成の対象年齢の拡大、適切な養育を受けられない子供に食事や学習などの支援を行う「子どもの居場所」の開設、今年度中に条例化するヤングケアラーの具体的な支援策の展開など、将来の鹿沼を担う子供たちに目を向け、その支援に取り組んでまいりたいと考え
ております。
また、来年度は、新庁舎整備事業
が完了いたします
が、「粗大ごみ処理施設基幹改良工事」「ヤオハンいちごパーク陸上競技場全天候化改修工事」「水源地域振興拠点施設整備」等の大型の公共事業
が本格化することに加えまし
て、学校施設整備や道路改良工事など、投資的経費の増加も想定され
ております。
これらの大型公共事業につきまし
ても、財源の確保に努めながら着実な推進を図っ
てまいります。
さらに、令和5年度は、市制75周年を迎えることから、市民の皆さんとともに各種記念事業を通して、これを将来にわたって持続可能な鹿沼における協働のまちづくりを進めるためのステップの年にしたいと考え
ております。
次に、一般会計の予算規模につきまし
ては、子育て支援事業の充実や大型の普通建設事業等
が本格化することなどを踏まえまし
て、405億円程度になるものと見込んでおります。
以上で答弁を終わります。
○大島久幸 議長 鈴木敏雄議員。
○16番 鈴木敏雄 議員 今、主な事業について答弁いただきましたけれども、今何点か、特に力を入れる事業、
ありましたけれども、粗大ごみ処理施設やヤオハンいちごパーク、水源地域振興拠点施設、いろいろ
ありますけれども、特に具体的に示せる施策
があれば、教え
ていただきたいと思います。
○大島久幸 議長 答弁を求めます。
佐藤信市長。
○佐藤 信 市長 それではお答えしたいと思います。
先ほど3点ほど例を挙げまし
て、お話をさせ
ていただきました。
もう少し具体的に申し上げますと、こども医療費の助成制度につきまし
ては、対象年齢を現行の中学生から高校3年生相当までに拡大をすると、これ
が第1点目で
あります。
2つ目は、子どもの居場所につい
てで
あります
が、今年度中に事業者を選定をし、令和5年度の早い時期の開所を目指し
て現在作業を進め
ております。
ヤングケアラー条例につきまし
ては、今度の、年明けの3月議会に上程したいと考え
ております
が、ヤングケアラーとは何かというところが、まだまだ十分理解され
ていない部分もございますので、そういった研修会等の開催のほか、具体的な支援体制についても検討し
てまいりたいと考え
ております。
加えまし
て、放課後児童クラブを利用し
ているひとり親家庭等に対しましては、利用料補助、助成制度を創設をし、保護者の負担を軽減し
てまいります。
5番目として、さつきが丘学童保育の施設の建て替え、これも今交渉し
ているところでございまし
て、受け入れ児童数の拡大も図っ
ていきたいと思っ
ております。
また、国の第2次の補正予算において、安心し
て出産・子育てのできるようにということで、10万円、妊娠時5万円、出産時5万円ということでの経済的支援ということ
がございますので、それらもしっかりと対応できるように、速やかに対応できるように準備を進め
ていきたいというふうに思っ
ています。
次に、大型公共事業につきまし
て、先ほどちょっと述べさせ
ていただきましたけれども、そのほかに、現在
鹿沼インター産業団地の整備を進め
ておりまし
て、令和7年度の事業完了に向け
て、鋭意整備を進め
ているという状況でございます。
もう1つ、一般廃棄物の最終処分場、これの第2期の埋め立て地造成工事ということで、この現在の埋め立て地
が、ほぼ限界に近づきつつ
あるということで、それらの増設のための費用ということで、令和5年度から2カ年の継続事業で実施をし
てまいりたいと考え
ております。
そのほか、JR鹿沼駅の東通りの整備とか、そのほか、学校施設等の整備、そういったものに取り組んでいきたいと思っ
ています。
以上で終わらせ
ていただきます。
○大島久幸 議長 鈴木敏雄議員。
○16番 鈴木敏雄 議員 今答弁いただきました。
いろいろ各種事業ですね、このこども医療費補助を高校3年生まで拡大すると、この前、それ
が決まったわけで
ありますけれども、また、子どもの居場所事業、ヤングケアラー条例の、これ
がその、具体的な実施ですよね、条例を具体的に現実化し
て、実際にケアし
ている人たちに対して、市の具体的にどのような形で支援をし
ていくか、これ
が大事な点だと思います。
また、出産、子育て支援、これは自公政権
が特に力を入れ
ている、いわゆるこの出産し
て5万円ですか、それと子育て5万円、あ、妊娠でしたっけ、妊娠し
て5万円、出産し
て5万円ですか、この子育て支援も、これも具体的に各市で実施し
ていっ
ていただきたいと思います。
今数々の、支援を聞きまし
て、本当に来年度はこのコロナ禍で暗い情報の中で、また一段と鹿沼市も活気づい
ていくことを念願いたしまし
て、次の質問に移りたいと思います。
第2項目は、新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金についてお聞きします。
先ほども申しましたように、ウクライナ情勢に伴う原油・原材料・穀物等の急激な価格高騰、さらには、追い打ちをかけるような円安の進行により、経済に大きな影響を及ぼし、国民生活や事業者の経営に大きな影響
が生じ
ているわけで
あります。
こうした中、政府は、本年9月に物価高に対応するための追加策として、電力・ガス・食料品等価格高騰重点支援地方交付金
が創設されました
が、本市に示された交付金を活用した事業の詳細について教え
ていただきたいと思います。
○大島久幸 議長 答弁を求めます。
南雲義晴
総合政策部長。
○南雲義晴
総合政策部長 新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金についての質問の、電力・ガス・食料品等価格高騰重点支援交付金についてお答えをいたします。
現在の社会情勢は、ウクライナ情勢や円安による影響から電気代などの光熱費や多くの食料品
が高騰するなど、市民の暮らしや事業者の経営に影響を与え
ております。
本市では、これまでに地方創生臨時交付金を活用し、事業者支援として、タクシー事業者を初め、リーバス等公共交通事業者や貸切バス事業者への支援、また、プレミアム付き商品券の発行、農業経営者への給付金や新規就農者への支援、さらに貨物自動車所有の運送事業者への支援などを実施いたしました。
また、生活支援としては、学校給食や保育所等における副食費の物価価格高騰分に対する賄材料費の支援や、市内全世帯への指定ごみ袋の配付、さらに「学習支援事業」の参加者に対しまして食料品等の支援を実施し
てまいりました。
国の施策において、本年9月に物価高に対応するための追加策として「電力・ガス・食料品等価格高騰重点支援地方交付金」
が創設をされまし
て、本市には2億3,148万6,000円の交付限度額
が示され
ております。
この交付金は、エネルギー・食料品価格等の物価高騰の影響を受けました生活者や事業者に対しまして、直接的に効果
が及ぶ事業
が対象とされ
ておりますので、先日の10月の専決補正第6号において、市民1人当たり3,000円分の商品券の配付や、光熱費を含めた物価高騰に対応しました民間保育施設等への支援を計上しまし
て、早期の支援に着手をした状況で
あります。
特に、商品券配付事業については、重点交付金の推奨メニューの一つで
ありまし
て、この推奨メニューに
ある「消費の下支え等を通じた生活者支援」に沿っ
て、迅速に市民生活を支援するとともに、市内経済の活性化に寄与するものと考え
ております。
今後も、原油・物価等の動向につきまし
ては、市民生活や事業者への影響を注視をしながら、引き続き、スピード感を持っ
て対応に努め
てまいります。
以上で答弁を終わります。
○大島久幸 議長 鈴木敏雄議員。
○16番 鈴木敏雄 議員 ありがとうございます。
この地方交付金、いわゆるこの電力・ガス・食料品等の価格高騰重点支援地方交付金の今回の事業としましては、この1人当たり3,000円の商品券配付
が主な事業になるわけで
あります。
1人当たり3,000円といっ
ても、例えば、2人家族ですと6,000円、あるいは、例えば、子育て所帯で、両親2人とお子さん3人の5人家族ですと、1万5,000円ということで、これ結構大きな支援になると思うわけで
ありますけれども、これ
がいつ頃手元に届くのか。
また、商品券
が使用できる、使える店舗、お店ですね、これについて、教え
ていただきたいと思います。
○大島久幸 議長 答弁を求めます。
南雲義晴
総合政策部長。
○南雲義晴
総合政策部長 再質問にお答えします。
まず1つ目になります、商品券の配付完了の見込みなのです
が、順次今郵送作業を進め
ております
が、今回の商品券、金券で
ありますので、特定記録郵便という形で配達をし
ていただい
ておりまし
て、多少ちょっと時間
がかかっ
ている状況で
あります。
それで、12月4日現在なのです
が、全体では4万400通予定し
ているのです
が、そのうち1万6,000通
が配達を完了したという状況で
ありまし
て、今のところ40%ぐらい配達
が完了し
ております。
引き続き、この輸送業務ですか、それを進めながら、来週の16日金曜日までには、全世帯に配付
が完了するということで、予定をし
ております。
2つ目になります
が、商品券
が使用できる店舗なのです
が、市内の大型の量販店とか、飲食店、約450店舗で使用
が可能で
あります。
そのうち粟野地域では27店舗で使うこと
ができます。
なお、ご利用いただける店舗については、店舗の一覧表を同封し
てありますので、その中身といいますか、そちらをご確認をお願いできればと思っ
ております。
以上で答弁を終わります。
○大島久幸 議長 鈴木敏雄議員。
○16番 鈴木敏雄 議員 12月4日時点で1万6,000通、約40%、来週金曜日まで、16日の金曜日までには全世帯に配付する予定で
あるということで
ありますけれども、また、使える店
が大型量販店や飲食店など約、鹿沼市内450店舗、そのうち粟野地域
が27店舗ということで、これも消費喚起の、要するに市民の生活の支援とともに、また、この経済の、商店の経済の活性化につながることを期待し
ておりますけれども、この1人3,000円のこの商品券
がいつまで使えるのか、教え
ていただきたいと思います。
○大島久幸 議長 答弁を求めます。
南雲義晴
総合政策部長。
○南雲義晴
総合政策部長 再々質問にお答えいたします。
商品券の使用期限なのです
が、今回も国の新型コロナウイルス感染症対応の臨時交付金を活用し
ておりまし
て、これは年度内に事業を終わらせなく
てはならないと、完了するということになっ
てきますので、そうしますと商品券の換金とか、事務手続のことも
ありまし
て、来年の1月31日まで
が使用期限となっ
ておりますので、それぞれ確認をし
ていただい
て、それまでにはご使用し
ていただければと思っ
ております。
以上で答弁を終わります。
○大島久幸 議長 鈴木敏雄議員。
○16番 鈴木敏雄 議員 12月中旬までには全所帯に届くと、使用期限
が1月31日までということで、これは30%のプレミアム商品券と期限
が同じなわけですね。
いろいろ手続
があるので、そういう期限になるかと思うのですけれども、この点については、ちょっと期間も短いのも
ありますので、ぜひ1月31日までに使っ
ていただきたいと、そう思うわけで
あります。
それでは、第3項目は保育行政についてお聞きしたいと思います。
9月5日、静岡県の認定こども園におきまして、送迎バスの車内に3歳の女の子
が約5時間も置き去りにされ、熱中症で亡くなるという、あまりにも痛ましい事件
が起こりました。
同様の事件は、昨年7月にも福岡県の保育所で起き、政府
が安全管理を徹底するよう全国の自治体に通知し
ていました
が、再び幼い命
が失われ
てしまったわけで
あります。
こうした悲劇を二度と繰り返さないよう、対策の強化
が必要で
あると思います。
そこでお聞きします
が、まず第1に、市内保育園等でのバス送迎の状況について。
また、バス送迎を行っ
ている園での安全管理の取り組みについて、教え
ていただきたいと思います。
次に、保育園における給食についてで
あります
が、物価高騰にかかわる保育園等の副食費の支援について、お聞かせください。
次に、公立保育園での主食、御飯の提供について、お考えをお聞かせ願いたいと思います。
○大島久幸 議長 答弁を求めます。
黒川勝弘
こども未来部長。
○黒川勝弘
こども未来部長 保育行政についての質問のうち、バス送迎時の安全管理についてお答えします。
まず、市内保育園等でのバス送迎の状況につい
てで
あります
が、本年9月に静岡県で発生した送迎バスでの置き去り事故を受け、市内全ての保育園等に対し、所有する送迎バスの運行状況の調査を実施いたしました。
その結果、幼稚園3園において10台、認定こども園5園において、16台のバスで送迎
が行われ
ていることを確認し
ております。
次に、バス送迎を行っ
ている園での安全管理の取り組みについ
てで
あります
が、幼稚園については県で実地調査を行うこととなり、市では、認定こども園5園について、本年11月4日から17日にかけて実地調査を行いました。
調査の結果、子供の出欠確認や登降園時におけるバスの乗降車の確認について、全ての園でマニュアル等に従い、チェックリストを作成し
て適切に確認作業
が行われ
ておりました。
車内に子供
が残っ
ていないか見落としを防ぐ安全装置を設置し
ているバスは
ありませんでした
が、バスの中にブザーを設置し、ブザー音
が事務室で鳴るような設備を設置し
ている園
が1園、バスに取り残されたときの訓練を実施した園
が3園
ありました。
次に、保育園における給食についてお答えします。
まず、物価高騰にかかわる保育園等の副食費の支援についてで
あります
が、コロナ禍の中、物価高騰は保育園等で提供され
ている給食にも影響を及ぼし、給食の食料費の高騰
が続い
ております。
このような中でも質を落とさず、これまでどおりの栄養のバランスや量を保った給食を提供するため、本年4月から来年3月までの12カ月間、保育園、幼稚園、認定こども園等に対しまして、副食費の物価高騰分として、園児1人当たり月360円を上限に賄い材料費として補助をいたします。
次に、公立保育園での主食の提供についてで
あります
が、3歳児以上の園児につきまし
ては、副食のみを提供し、主食は家庭から持参し
ていただい
ております。
温かい米飯を提供することは、食育を推進する上でも意義の
あることとの考えから、公立保育園での主食を提供する際の検証を行うため、南保育園となんま保育園においてモデル事業を実施し、調理や配膳手順、人員配置、設備等の確認を行いました。
実施期間は、本年11月1日から14日までの土日祝日を除く9日間で、期間終了後、保護者へのアンケートや職員へのヒアリング調査を行いました。
保護者アンケートでは、主食提供を「希望する」「どちらかと言えば希望する」との回答は84.4%で
あり、多数の保護者
が希望し
ている状況で
ありました。
職員へのヒアリング調査では、主食を提供する際の炊飯や配膳において、大きな課題は
ありませんでした
が、副食の献立によっては、保育士のサポート
が必要となった日も
あり、調理員配置や、調理設備の追加等を望む意見
がありました。
これらの結果を踏まえまし
て、まずはモデル事業を実施した園から主食の提供
が行えるよう、課題解消に向け
て検討を進め
てまいります。
以上で、答弁を終わります。
○大島久幸 議長 鈴木敏雄議員。
○16番 鈴木敏雄 議員 まずバス送迎時の安全管理についてで
ありますけれども、私は、このようなこの送迎バスの置き去り死亡事故とか、また、幼児虐待事件など、テレビで、ニュースで流れる場合も
あるわけですけれども、こうしたニュース
が流れ
ても、私、こういうのはね、見るの
が嫌で、チャンネルを変え
てしまう場合も多いのですけれども、やはり我が鹿沼市において、このような悲惨な事故
が決して起きること
がないよう、願いを込め
て、この一般質問に取り上げたわけで
あります。
この中項目1の(2)の安全管理についてで
ありますけれども、このバス送迎を行っ
ている園での安全管理の徹底は、子供の安全を守るために、速やかに行うべきと考えます
が、今の緊急点検では、車内に子供
が残っ
ていないか見落としを防ぐ安全装置を設置し
ているバスはない状況なので、いわゆるこのヒューマン、人間ですからね、どうしても間違いを起こす場合も
あるわけですね。
それを補完するために、やはりこの子供の乗り降りを確認するためのブザーとか、あるいはセンサーとか、こういったこの安全装置をバスに装備する措置も速やかに取り組むべきだと思うわけで
ありますけれども、この点について、お考えをお聞きしたいと思います。
○大島久幸 議長 答弁を求めます。
黒川勝弘
こども未来部長。
○黒川勝弘
こども未来部長 再質問にお答えいたします。
議員おっしゃいますとおり、マニュアルを整備し
て、それを徹底させるということ
が重要でございますけれども、議員おっしゃいますとおり、うっかりミスといいますか、人為的なミスということは、これを完全に防ぐということは難しいということから、安全装置の設置は、これは有効だというふうに考え
てございます。
この考えに基づきまし
て、来年4月までには設置
が義務化されるという予定もございます。
それに伴いまし
て、国の補助制度も創設されるという情報も、我々としてはつかんでございますので、そういったもの
が示され次第、予算措置、各園に対する案内等、諸々の手続を踏まえまし
て、早期の設置に向け
て対応し
てまいります。
以上で答弁を終わります。
○大島久幸 議長 鈴木敏雄議員。
○16番 鈴木敏雄 議員 よろしくお願いしたいと思います。
国も、これ補助制度を出すと言っ
ていますけれども、いわゆるこれ具体的にまだ、どういう安全装置に関して、補助
がいくら出るかっていう具体的なことは決まっ
ていませんので、それ
が決まり次第速やかに実行し
ていただきたいと思います。
次に、中項目2の(2)のこの公立保育園での主食の提供についてで
ありますけれども、いわゆるモデル事業を南保育園となんま保育園ですか、ではアンケートを実施したと
ありますけれども、このアンケートの内容と保護者の反応ですね、お聞きしたいと思います。
○大島久幸 議長 答弁を求めます。
黒川勝弘
こども未来部長。
○黒川勝弘
こども未来部長 再質問にお答えをいたします。
モデル事業を実施した保育園での保護者の皆様方に対するアンケート、詳細につい
てでございますけれども、モデル事業を実施いたしました保護者の皆様方全員の方からアンケートにお答えをいただい
ております。
主食を提供し
ていくようになりますと、新たなご負担をかけるということもございまし
て、その額を月1,000円程度という形でお示しをした上で、アンケートにお答えをいただきました。
その結果、「希望する」
が50%、「どちらかと言えば希望する」
が34.4%、これにつきまし
ては、先ほど答弁させ
ていただいた数字でございます。
「どちらかと言えば希望しない」
が9.4%、「希望しない」
が3.1%でした。
「希望する」を選ばれた保護者のご意見といたしまし
ては、「子供に温かい御飯を食べさせ
てやりたいから」「衛生管理された御飯で夏場の食中毒等の心配
がなくなるから」「主食の準備、あるいは持ち帰った弁当箱の洗う手間、そういった負担
が軽減されるから」など
がございました。
子供たちの反応といたしまし
ては、約72%の子供さんたち
が喜んで
いたという回答
がいただい
ております。
その理由といたしまし
ては、「御飯
が温かく
ておいしかった」「みんなと同じものを同じ食器で食べられるの
がよかった」など、おおむね好評で
あったと評価をいただい
ております。
「どのような主食を希望するか」という問いに対しましては、御飯、白米
が最も多く、次にめん類、おにぎり、ロールパンなど
がございました。
また、「希望しない」とお答えいただいた方の理由としましては、「お米を家で栽培し
ているので不要な費用
がかかっ
てしまうから」「御飯ぐらいは家庭から持たせ
てやりたいから」「子供
がママの御飯
がいいと言っ
ていた」「お気に入りのお弁当箱を持っ
て登園したいようだ」「金額
が安ければ希望したい」といったご意見、さらには、「保護者の負担は軽減される
が、先生方の負担
が心配だ」といったご意見もちょうだいをし
てございます。
今回実施いたしましたモデル事業で、主食提供を希望する保護者
が8割を超え
ているということ、また、児童の反応もおおむね良好で
あったということ
がございました。
その一方で、新たな費用負担も生じますので、「希望しない」という保護者の方もおられましたので、その辺の課題も含めまし
て、引き続き主食の提供について検討し
てまいりたいと考え
てございます。
以上で答弁を終わります。
○大島久幸 議長 鈴木敏雄議員。
○16番 鈴木敏雄 議員 答弁いただきましたけれども、この前、私、3月議会で、いわゆるこの民間保育園や県内他市の公立保育園における主食の提供状況について質問しましたけれども、それで、本市を除く県内13市の公立保育園では6市で全ての園ではないけれども、主食を提供し
ていると。
また、公立保育園13市85施設のうち6市29施設で主食を提供し
ていると、こういった答弁いただい
ております。
当然実施し
ている園も
あるわけですから、これですね、今、この前もそうで
ありますけれども、課題ということ
が、課題を検討し
ていくというふうな答弁も
あるわけですけれども、この課題というのは、具体的に、どういうの
が課題なのか、もう少し詳しく教え
ていただきたいと思います。
○大島久幸 議長 答弁を求めます。
黒川勝弘
こども未来部長。
○黒川勝弘
こども未来部長 再々質問にお答えをさせ
ていただきます。
課題につい
てでございます
が、最大の課題としましては、調理員の配置
がございます。
主食を提供することで、年齢に応じた米飯の盛りつけ量の確認や茶わんの配膳、洗浄作業などの作業時間
が増えまし
て、今回のモデル事業で予定時間内に作業を終了すること
ができませんでし
て、15時のおやつの準備
が間に合わなくなり、調理室に入室可能な保育士
がサポートに入ったという状況
が出
てしまいました。
保育園での給食の提供、これにつきまし
ては、離乳食や幼児食など、月齢にあわせた給食の提供に加えまし
て、個々の園児に応じ
てアレルギー除去食の対応も実施し
てございます。
アレルギー除去食の提供につきまし
ては、園児の命にかかわることでございまし
て、絶対に誤り
があってはなりません。
安全な給食を提供しつつ、主食の提供を実施できるよう調理員の確保
が必要となっ
てきたわけでございます。
こういうこと
が課題として見え
てきたわけでございます
が、現在、調理員の欠員
が続い
ている状況でございまし
て、
ある園では代替調理員や他園からの調理員の応援を得るなどし
て、給食の提供を続け
ている状況にございます。
調理員の募集、随時行っ
ております
が、応募
がない状況も続い
てございまし
て、現在採用の見通しは立っ
ていない状況でございます。
今後、主食の提供を始めるに当たりましては、一度始めましたら「都合によりできません」ということにはいきませんので、しっかり体制を整えるということ
がまずもっ
て最大の課題となっ
てございます。
また、設備的に不十分なところもございましたので、その予算の確保、さらには希望され
ていない保護者の方々に対しまして、どのような対応をとっ
ていくのかといったところも課題として考え
てございます。
以上で答弁を終わります。
○大島久幸 議長 鈴木敏雄議員。
○16番 鈴木敏雄 議員 いろいろ聞い
てみると、確かにいろいろな課題
があること
がわかりました。
いろいろ問題は
あるかと思いますけれどもね、実際、2歳児までですか、これは完全給食で提供し
ているわけですから、また、小中学校では、これも完全給食をやっ
ているわけですから、これはやはりやろうと思えばできないことはないと、私はそう思うわけで
ありますけれども。
これ、この少子高齢化、人口減少時代に
あって、子育て支援というの
がやはり大事になっ
てき
ているわけですよ。
だから、また、子育て支援というの
が他市との、やはり自治体間競争にもなっ
ているわけです。
このことですね、佐藤市長も4期目の公約で、この少子高齢化、人口減少対策、そして、子育て支援に全力で取り組むと、そういう力強い抱負
がありましたので、必ず近いうちに実施し
ていただけると、実現できると、そう信じまし
て、次の質問に移りたいと思います。
第4項目は、新型コロナウイルス感染症についてお聞きします。
新型コロナウイルスの新規感染者数
が増加傾向に
あり、新型コロナウイルスと季節性インフルエンザの同時流行
が懸念され
ています
が、県内の感染状況について、また、発熱等の体調不良時の外来受診・療養の流れについて、教え
ていただきたいと思います。
次に、ワクチン接種の状況につい
てで
あります
が、オミクロン株対応ワクチンの接種の進捗状況について、そして、今後のワクチン接種の
スケジュールについて、教え
ていただきたいと思います。
次に、医療機関の発熱外来の逼迫等を緩和するため、軽症者の場合は自宅療養等
が促され
ているわけで
ありますけれども、自宅療養する感染者に対する支援について、お聞きしたいと思います。
○大島久幸 議長 答弁を求めます。
亀山貴則
保健福祉部長。
○亀山貴則
保健福祉部長 新型コロナウイルス感染症についての質問のうち、新型コロナウイルス感染状況と対応についてお答えいたします。
まず、新型コロナウイルスとインフルエンザの県内の感染状況で
あります
が、県内の新型コロナウイルスの新規感染者数は、9月
が2万9,732人、10月
が1万5,072人、11月
が4万4,229人で、感染
が拡大し
ている傾向に
あります。
インフルエンザにつきまし
ては、感染者の全数把握は行わず、あらかじめ指定された医療機関から保健所への報告により感染状況
が把握され
ております。
本市を管轄する県西健康福祉センター管内の直近1週間の感染報告数はゼロ件で、県全体では1件です。
現在、当初懸念した大きな流行は発生し
ておりません。
次に、発熱等の体調不良時の外来受診と療養の流れで
あります
が、発熱等の症状で医療機関受診を希望する場合は、まず、かかりつけ医に電話で相談し、かかりつけ医
が受診できない場合や、かかりつけ医
がいない場合は、発熱外来を実施し
ている医療機関に電話で相談し
ていただくことになります。
発熱外来を実施し
ている医療機関は、県のホームページで確認すること
ができ、こちらは市のホームページからものぞくこと
ができます。
また、インターネットを利用できない場合は、県の「受診・ワクチン相談センター」に電話をし
て、医療機関を調べること
ができます。
発熱等の症状
があっても、15歳から64歳までの方で症状
が軽く、医療機関受診を希望しない場合は、薬事承認された検査キットで自主検査を行い、陽性判定
が出た場合は、インターネットから県の「とちぎ健康フォローアップセンター」に登録し、発症した日の翌日を1日目として7日間の自宅療養とすることもできます。
次に、ワクチン接種の状況についてお答えします。
まず、オミクロン株対応ワクチンの接種の進捗状況で
あります
が、オミクロン株対応ワクチンの接種対象者は、1・2回目の接種を完了し、最終の接種日から3カ月以上経過した12歳以上の方
が対象となります。
本市では、9月28日からオミクロン株対応ワクチンに切り替え、市内の個別医療機関と、市の集団接種会場「なごみ館」において、接種を開始し、2月6日時点の接種者数は2万5,721人、接種対象者に対する接種率は29.48%となっ
ております。
次に、今後のワクチン接種の
スケジュールで
あります
が、令和4年9月20日に厚生労働大臣による「新型コロナウイルス感染症に係る予防接種の実施について(指示)」
が一部改正され、特例臨時接種の実施期間
が、令和5年3月31日に延長されました。
これにより、ワクチン接種に要する費用は、引き続き国
が全額負担し、自己負担なしで接種
が可能となります。
なお、その後ワクチン接種については、まだ示され
ておらず、今後も国の動向を注視し
ていきたいと考え
ております。
以上で答弁を終わります。
失礼しました。
先ほど、なごみ館においての接種者数を12月6日現在のところですね、2月6日現在と答弁したようでしたので、訂正のほうお願いいたします。
失礼しました。
○大島久幸 議長 鈴木敏雄議員。
○16番 鈴木敏雄 議員 この中項目1の(2)につい
てで
ありますけれども、この要するに15歳から65歳未満の場合はね、いわゆるこの「自分で検査し
てくれ」と、病院に行かないで、自分で検査し
てくれということで
ありますけれども、もう一度、この検査キットはどのようにすれば入手できるのか、もう大体働く世代については、自分で検査するということ
が必要だと言われ
ているわけで
ありますけれども、どのように入手すればいいか。
また、自分で検査し
て、陽性だった場合は、どういうふうにしたらいいのか、もう1回、もう少し教え
ていただきたいと思います。
○大島久幸 議長 答弁を求めます。
亀山貴則
保健福祉部長。
○亀山貴則
保健福祉部長 再質問にお答えします。
まず、先ほどの15歳から64歳までの方の検査キットによる陽性の確認の流れですけれども、まず、検査キットにつきまし
ては、検査キット配布センターに、メール、または電話で申し込みいただきますと、検査キット1個
が無料で配布を受けること
ができます。
また、薬局ですとか、ドラッグストア、インターネットではどなたでも購入することは可能ですけれども、販売価格につきまし
ては、検査1回あたり1,000円から2,000円程度と幅
がございます。
ただ、先ほど答弁のほうでもお話させ
ていただきました
が、薬事承認を受け
ている検査キットを使っ
て、使用し
ていただきたいということになります。
こちらにつきまし
ては、今説明したような流れになりますけれども、そちらで陽性となった後の自宅の療養についてということでよろしいですか。
そちらにつきまし
ては、これまでの感染で在宅療養され
ていた方と同様、不必要に外出はしないでいただきまし
て、先ほども答弁で答えたように、7日間の療養期間を経
て、その間、二度ほどの検査を受け
ていただく中で、通常の出勤、生活に戻ること
が可能となります。
以上で答弁を終わります。
○大島久幸 議長 鈴木敏雄議員。
○16番 鈴木敏雄 議員 次に、中項目2のこの(2)につい
てで
ありますけれども、先ほど答弁にも
ありましたように、このオミクロン株対応ワクチンの接種対象者
が、初回、要するに1回目・2回目、まあ初回接種ですね、を完了した12歳以上の全ての住民とのことで
ありますけれども、まだ、これ初回接種を受けてない方もいらっしゃるということで、これ
がいつまでに、この1・2回目の初回接種を完了すれば、自己負担なしに、このオミクロン株対応ワクチンの接種
が可能で
あるのか、この点についても教え
ていただきたいと思います。
○大島久幸 議長 答弁を求めます。
亀山貴則
保健福祉部長。
○亀山貴則
保健福祉部長 オミクロン対応株ワクチンの、まだ1・2回の接種を終わってない方につきましては、2回目の接種
が終わっ
てから3カ月を経過し
て、オミクロン株対応のワクチン接種
が可能となりますので、今国のほうで接種期間を設定し
ていますの
が、来年の3月末日までですので、今年中に1・2回のワクチンの接種を済ませ
ていただければ、3回目のそのオミクロン対応株ワクチンの接種
が今年度内に行えますので、無料で接種を受けること
が可能となります。
以上で説明を終わります。
○大島久幸 議長 鈴木敏雄議員。
○16番 鈴木敏雄 議員 まあオミクロン株対応ワクチン
が、来年3月31日ですから、その3カ月前までに完了ということで、概算すると、今年の、年内ということになるので、わかりました。
それまでに、1・2回接種打てば、自己負担なしに無料で打てるという、そういうことになるわけで
ありますね。
それですね、このオミクロン株対応のワクチンのこの県内接種
が、鹿沼市もそうで
ありますけれども、今低調で
あると、あまり進んでない面も
あると、これは今答弁で
ありましたけれども、報道にも
ありますけれども、やはりこの若い人を中心に、できるだけ多くの人に接種し
てもらうと、特にこの一番新しいオミクロン株のBA4・BA5対応のワクチンですね、接種し
てもらうということ
が、これを感染拡大を抑えるための大切な要素で
あるというふうに思うわけで
ありますけれども、どのようにし
て、打っ
てもらうのを広げ
ていくか、これを、接種を広げ
ていくのか、どのような対策を考え
ているのか、お聞きしたいと思います。
○大島久幸 議長 答弁を求めます。
亀山貴則
保健福祉部長。
○亀山貴則
保健福祉部長 鈴木議員の再々質問のほうにお答えしたいと思います。
先ほど答弁の中でもお答えしましたけれども、鹿沼市の接種率
が、まだ29%台と、県内でもかなり、全国的にもこのオミクロン株の接種率
が今そう上がっ
ていない状況で
あります。
それで、市としまし
て、その接種を勧奨するために、オミクロン株の対象者の方には、はがき等を郵送し
ておりまし
て、その中で接種のほうを呼びかける、また、市のホームページや広報などにより、そういったお知らせをさせ
ていただい
ております。
また、お知らせをするだけではなく、接種の機会を確保しようということで、12月に入っ
て、2日なのですけれども、2日と、あと今度23日に、集団接種会場で
あります「なごみ館」で夜間接種を行いまし
て、仕事帰りにも接種
ができるように、接種機会の拡充というものを図っ
ております。
以上で答弁を終わります。
○大島久幸 議長 鈴木敏雄議員。
○16番 鈴木敏雄 議員 ぜひ、この接種率
が上がるよう、頑張っ
ていただきたいと思います。
この新型コロナウイルス感染症
が一日も早く終息し
て、経済
が回復し、そしてまた、この未来を託す保育園や幼稚園に通う幼児たちの安全安心
が保たれることを念願いたしまし
て、私の一般質問を終わります。
ありがとうございました。
○大島久幸 議長 以上で、議案に対する質疑並びに
市政一般質問を終結いたします。
以上で、本日の日程は全部終了いたしました。
なお、明日は定刻から本会議を開きます。
本日は、これで散会いたします。
(午後 3時07分)...