鹿沼市議会 2022-12-09
令和 4年第4回定例会(第4日12月 9日)
令和 4年第4回定例会(第4日12月 9日) 令和4年第4回
鹿沼市議会定例会会議録(第4日)
開 議 令和4年12月9日(金)午前10時
日程第 1 議案に対する質疑並びに
市政一般質問
日程第 2 議案第109号から議案第112号について(提案理由の説明・質疑)
日程第 3 議員案第10号について(提案理由の説明・質疑)
日程第 4 議案等の委員会付託
会議事件
議案第 88号
専決処分事項の承認について(令和4年度鹿沼市
一般会計補正予算
(第6号))
議案第 89号 令和4年度鹿沼市
一般会計補正予算(第7号)について
議案第 90号 令和4年度鹿沼市
公設地方卸売市場事業費特別会計補正予算(第2号)
について
議案第 91号 令和4年度鹿沼市
水道事業会計補正予算(第2号)について
議案第 92号 令和4年度鹿沼市
下水道事業会計補正予算(第2号)について
議案第 93号 辺地に係る
総合整備計画の変更について
議案第 94号 指定管理者の指定について
議案第 95号 指定管理者の指定について
議案第 96号 字の廃止並びに町及び字の区域の変更について
議案第 97号 市道路線の認定について
議案第 98号 市道路線の変更について
議案第 99号
鹿沼市議会議員及び鹿沼市長の選挙における選挙運動の公費負担に関
する条例及び
鹿沼市議会議員及び鹿沼市長の選挙におけるビラの作成
の公費負担に関する条例の一部改正について
議案第100号 鹿沼市
コミュニティセンター条例等の一部改正について
議案第101号 鹿沼市職員の定年延長に伴う関係条例の整備に関する条例の制定につ
いて
議案第102号 鹿沼市特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例
の一部改正について
議案第103号 鹿沼市
学校給食共同調理場条例の一部改正について
議案第104号 鹿沼市
こども医療費助成に関する条例の一部改正について
議案第105号 鹿沼市
農業委員会委員及び推進委員の定数を定める条例の一部改正に
つい
て
議案第106号 鹿沼市
職業訓練センター条例の一部改正について
議案第107号 鹿沼市
市営若年勤労者用住宅条例の一部改正について
議案第109号 令和4年度鹿沼市
一般会計補正予算(第8号)について
議案第110号
鹿沼市議会議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部改正に
つい
て
議案第111号 鹿沼市長等の給与及び旅費に関する条例の一部改正について
議案第112号 鹿沼市一般職の職員の給与に関する条例の一部改正について
議員案第10号
帯状疱疹ワクチンへの助成並びに定期接種化を求める意見書の提出に
つい
て
陳情第 7号 学校・幼稚園・保育園における子どもの健全な育成を求める陳情書
(運動時、登下校におけるマスク非着用の徹底と周知)
陳情第 8号 学校・幼稚園・保育園における子どもの健全な育成を求める陳情書
(学校、及び幼稚園、保育園での黙食の緩和)
陳情第 9号 学校・幼稚園・保育園における子どもの健全な育成を求める陳情書
(学校及び、幼稚園、保育園生活でのマスク着用の強制をしないこと)
陳情第 10号 学校・幼稚園・保育園における子どもの健全な成長、発達を求める陳
情書
陳情第 11号
栃木特別支援学校寄宿舎の存続に関する意見書の提出を求める陳情書
陳情第 12号 民主主義・立憲主義の基盤で
ある思想・良心の自由、請願権等を守る
為の陳情
出席議員(21名)
1番 鈴 木 紹 平
2番 橋 本 修
4番 梶 原 隆
5番 宇 賀 神 敏
8番 石 川 さ や か
9番 鈴 木 毅
10番 阿 部 秀 実
11番 加 藤 美 智 子
12番 市 田 登
13番 佐 藤 誠
14番 舘 野 裕 昭
15番 大 貫 毅
16番 鈴 木 敏 雄
17番 谷 中 恵 子
18番 津 久 井 健 吉
19番 小 島 実
20番 増 渕 靖 弘
21番 横 尾 武 男
22番 関 口 正 一
23番 鰕 原 一 男
24番 大 島 久 幸
欠席議員(2名)
3番 藤 田 義 昭
7番 大 貫 桂 一
地方自治法第121条の規定による出席要求によって出席した者
市長 佐 藤 信 環境部長 高 村 秀 樹
副市長 福 田 義 一
都市建設部長 福 田 哲 也
総合政策部長 南 雲 義 晴
上下水道部長 木 村 正 人
行政経営部長 篠 原 宏 之 教育長 中 村 仁
市民部長 福 田 浩 士 教育次長 髙 橋 年 和
保健福祉部長 亀 山 貴 則 会計管理者 矢 口 正 彦
こども未来部長 黒 川 勝 弘
消防総務課長 若 林 雄 二
経済部長 竹 澤 英 明
事務局職員出席者
事務局長 小 杉 哲 男 議事課長 小 太 刀 奈 津 美
○大島久幸 議長 ただいまから、本日の会議を開きます。
(午前10時00分)
○大島久幸 議長 現在出席し
ている議員は21名で
あります。
なお、本日の会議は、議員
が貸与された
タブレット端末を議場に持ち込み、使用することを許可いたします。
それでは、本日の議事日程を事務局長に朗読させます。
○小杉哲男 事務局長 議事日程を朗読。
○大島久幸 議長 日程の朗読は終わりました。
日程第1、議案に対する質疑並びに
市政一般質問を行います。
それでは、昨日に引き続き順次発言を許します。
鈴木紹平議員。
○1番 鈴木紹平 議員 皆さん、おはようございます。
議席番号1番の鈴木紹平です。
一般質問に入る前に、少し話をさせ
ていただければと思います。
先日、長野県の長野市で、公園の廃止についてのニュース
がありました。
皆さんも見
ていただいたとは思っ
ているのです
が、以前に何度か、私も公園に関しての質問をさせ
ていただいたということ
がありますので、ちょっと目にとまったので、ちょっとお話をさせ
ていただければと思います。
私は、実際に現地も見
ておりませんし、ニュースの今情報しかわかりません
が、ざっくり流れでいうと、2004年に地元からの要望でつくった公園で
ある。
それで、土地は借地で
ある。
そして、その公園の周りには、小学校、保育園、
児童センターがあり、子供の遊び場としては最適だった公園で
ある。
公園の管理、掃除、主に掃除ですかね、そちらは
児童センターが行っ
ていた。
そして、放課後には、
児童センターを利用し
ている子供たちの送迎のため、車
が混雑をし
ていた。
そこでご意見
が出
て、車の混雑を解消するために、出入り口を変え、対応した。
しかし、その後、今度は子供たちの声
が騒がしいということで、また、ご意見
が出ました。
ご意見をいただいた、トータルでいただいたのは、1件のお宅で
あった。
公園を利用し
てはだめとは言っ
ていない
が、子供たちの声をなくし
て遊ぶことは現実的に不可能なので、
児童センターでは使用しなくなる。
公園の管理をする人
がやはり
いなくなっ
てしまったので、利用者も減ったことにより、廃止に至った。
大まかな流れでいうと、こういったニュースだったと思います。
私は、このニュースを見たときに、メディアのそのコメントの書き方
が、ご意見を言った人に対しては、クレームを言った「クレーマー」、子供の声を騒音といった表現をし
ていたことに、内容というよりも、そっちにさみしいなというふうにちょっと感じました。
今の子供は、公園で大きい声では遊べない、ボールなどでも遊べない、山や川など、危険だから子供だけでは遊べない、私
が子供の頃とは違っ
て、遊ぶのも制限
がある、そういった中、公園のこの廃止の前に近隣に新たに設置
ができなかったのかという検討、地元の説明会
があったのか、そういったところ
が、まだ不透明なところも
あって、ちょっと疑問に感じ
ているところでは
あります。
私は、以前、鹿沼市の保育園を運営し
ている先生とお話をし
ている中で、事務所での作業に追われ
ているときに、事務所から、外からの子供の歌声や笑っ
ている声に何度もいやされ、この仕事をし
ていてよかった、この仕事を続け
ていきたい、そういった声を聞いたこと
があります。
全ての市民
がそうで
あってほしいと思います
が、子育てをもう市全体で行っ
ていけるように、鹿沼市もなっ
ていければなというふうに、私は思っ
ております。
本市でも、公園についてはご意見をいただい
ているというお話も伺ったこと
があります
が、市の、市民の要望はさらに公園をつくっ
てほしい、大きい公園
がほしいという意見
が多いので、恐らく廃止については大丈夫かと思います
が、引き続き、そういった市外のニュースも確認しながら、しっかり対応し
ていっ
てほしいと思います。
では、一般質問に入らせ
ていただきます。
開校中は子供の声
が、中学校なので、生徒の声
がたくさん聞こえたで
あろう、旧
粟野中学校についての質問をさせ
ていただきますので、執行部におかれまし
ては、明瞭な答弁をお願いいたします。
大項目1番、旧
粟野中学校について。
中項目1、旧
粟野中学校の利活用についてお伺いをいたします。
小項目1番、旧
粟野中学校では、映画・テレビ・CMなどのロケ地として使われ
ていると伺っ
ております。
ロケ地を含め、旧
粟野中学校がどのように使われ
ているか、現在の活動内容及び管理状況について、お伺いをいたします。
小項目2番、住民の思い入れを受け
て、存置を決定した校舎で
あることから、さらなる利活用
が望まれます
が、今後の旧
粟野中学校の有効な活用と課題について伺います。
答弁よろしくお願いいたします。
○大島久幸 議長 当局の答弁を求めます。
佐藤信市長。
○佐藤 信 市長 旧
粟野中学校の利活用についての質問にお答えをいたします。
まず、現在の活用内容及び管理状況につい
てで
ありますけれども、旧
粟野中学校は、本市に映画やドラマのロケを誘致するための素材として、主に活用いたし
ております。
これまで、
NHK大河ドラマやヒット作となった映画など、多くの作品のロケ地として使われ、今年度は
NHKドラマ「風よあらしよ」、
TBSドラマ「ユニコーンに乗っ
て」、養命酒CM「養命先生の
いる街」などで採用をされました。
木造校舎の採用により、これ以外のシーンの多くも近隣で撮影されることから、本市のメディアへの露出度を高め
ております。
また、校舎内部の雰囲気を生かした
コスプレイベント会場等としても人気
があるほか、校庭は
グラウンドゴルフやサッカーなどで多くの市民にも利用され
ております。
平成30年度からは「地域の夢実現事業」を活用した、地域の皆さんによる「あわの夢咲くアート・
フェスティバル」に活用され、アートと地域力
が融合した事業の舞台となっ
ております。
このような活用に資するため、これまで屋根瓦の雨漏り修繕、防火設備の設置、文化財登録、校庭の砂の整備など、必要に応じ対応し
てまいりました。
次に、今後の旧
粟野中学校の有効な活用と課題につい
てで
あります
が、映画やドラマのロケ素材としての活用を継続し
ていくことに加えまし
て、文化・芸術活動の拠点としても活用することにより、学校全体のさらなる活用を図っ
てまいります。
そのためには、「あわの夢咲くアート・
フェスティバル」のような、地域の活動
が重要で
あり、その活動
が生み出す幅広い交流の輪
が、この旧
粟野中学校から、市内外に広がり、さらには、ここに新たな価値の創造や、文化芸術の発信拠点となることを目指し
てまいります。
具体的には、東側の旧音楽室などの校舎部分を芸術家の皆さんに利用し
ていただくとともに、地域と芸術家の皆さんによる交流を生み出すなど、市民の皆さん
が主体的に活動する場としたいと考え
ております。
今後、文化・芸術活動と地域をつなぐ人材の確保や、活動を行うために必要な修繕等について検討し、地域
が主体となった活動を支援できるよう、早期に着手したいと考え
ております。
この取り組みは、廃校の際に「地域の活性化を担う拠点施設として有効活用を図る」とした、地域の皆さんの旧
粟野中学校への思いを踏まえたもので
あり、地域のご協力を得ながら取り組んでまいります。
以上で答弁を終わります。
○大島久幸 議長
鈴木紹平議員。
○1番 鈴木紹平 議員 市長より答弁をいただきまし
て、ありがとうございました。
まず、旧
粟野中学校についてですけれども、私も地元の議員で
ありますので、一応調べ
てきましたので、紹介させ
ていただければと思います。
建物は、昭和24年に建設された木造2階建ての中学校で
あり、56年経過し
て、平成15年に閉校となり、その間、約4,500人の卒業生を輩出したと伺っ
ております。
現在でも、旧
粟野中学校卒業生の多くの方
が粟野に定住し
ており、地元住民の愛着も深く、旧
粟野中学校保存会、会長は、地元の先輩の
鰕原一男議員が会長で
あります
が、ほか、地域の皆様の協力
があり、今日に至っ
ているかと思います。
利活用についての答弁ですけれども、平成28年には国の
登録有形文化財にも登録され
ているほか、映画・ドラマ・CMのロケ地として、
鹿沼フィルムコミッションが中心となっ
て、活動のほうを行っ
ていると思います
が、最近では「聖地巡礼」といっ
て、そのドラマ・CM・映画などに影響を受けた人
が聖地巡礼をする人も
いるというふうに、私はお伺いをし
ております。
また、私
が鹿沼市に定住する前の平成25年、先ほども答弁にも
ありました
が、コスプレイベントを行っ
ていたというところで、私もちょっと調べたら出
てきたのです
が、平成25年では、年間で200人を超える
コスプレイヤーが撮影に来
ていたということで、にぎわっ
ていたのだなというふうに感じました。
そして、「花と芸術の街・あわの実行委員会」の主催で
ある、「あわの夢咲くアート・
フェスティバル」の話
が出ました
が、実行委員会は、これも地元の先輩議員の小島実議員
が所属し
ているかと思います。
今年度で5回目の開催となり、私も開会式に参加させ
ていただきましたら、年々来場者
が増え
てき
ていると伺いました。
開催中も執行部の皆さんのお手伝いを初め、市議会議員の方も多く来場し、私
が知る限りで
あります
が、石川さやか議員、
加藤美智子議員に受付のお手伝いをし
ていただいたというお話も伺っ
ております。
そこで、ちょっと再質問させ
ていただければと思います。
「あわの夢咲くアート・
フェスティバル」について、再質問させ
ていただければと思います。
「あわの夢咲くアート・
フェスティバル」は、大変盛況で
あったと伺っ
ております。
今年度の実績について、もしわかれば、お示しをし
ていただければと思います。よろしくお願いします。
○大島久幸 議長 答弁を求めます。
髙橋年和教育次長。
○髙橋年和 教育次長 再質問にお答えいたします。
事務的な内容となりますので、私のほうから答弁させ
ていただきたいと思います。
ただいま、今年度の実績というご質問でした
が、主催者で
あります、「花と芸術の街・あわの実行委員会」さんによりますと、今年度の「あわの夢咲くアート・
フェスティバル」は、旧
粟野中学校のほか、現在の
粟野中学校、医王寺、常楽寺の4会場で、11月6日から11月19日までの12日間開催されました。
各会場における展示のほか、
オープンセレモニーや
粟野中学校オープンスクールや鑑賞授業、医王寺での
アートステージ、旧
粟野中学校でのワークショップなど
が開催されまし
て、イベント全体の総来場者数は2,589人で
ありまし
て、そのうちの約4割に当たる1,056人
が旧
粟野中学校へ来場し
ていただきました。
実行委員会
が実施しましたアンケート結果のうち、満足度に関する項目については、回答
がなかったもの
が19%ということで2割
あったものの、「とても満足」、あるいは「満足」と回答した割合
が79%で約8割、「少し不満」
が2%、「不満」はゼロ%で
ありましたので、来場した方のほとんど
が満足した、満足
ができた内容で
あったと理解し
ております。
自由意見におきましては、会場の雰囲気をうまく生かし
て作品を展示し
ているなど、好意的な意見
が多く寄せられまし
て、5回の開催によりまして、この旧
粟野中学校が文化・芸術の場として、地域に定着し
ていること
がうかがえるかと思います。
以上で答弁を終わります。
○大島久幸 議長
鈴木紹平議員。
○1番 鈴木紹平 議員 ありがとうございました。
2,589人中1,056人
が旧
粟野中学校へ来場し
て、満足度は79%、約8割になったということで、ほとんどの方
が満足し
て、このイベントに参加いただいたのだなというふうに感じました。
特に、先ほど答弁で
あった会場の雰囲気をうまく活用し
て作品を展示し
ている、また、そういった好意的な意見も
あったというのは非常に地元の議員としてはとてもうれしく思います。
そのほか、一つの教室に大きなすごろくというか、
がありまし
て、小さな子供向けのエリアも
あって、大人
が皆さん、芸術品を見
ている間、子供たち
がそこですごろくをやっ
ているとか、そういったところも
ありまし
て、家族で参加できる
フェスティバルで
あったと、私は感じました。
この「あわの夢咲くアート・
フェスティバル」は、地域の夢実現事業で補助を受け
ておりました
が、地域住民
が同意した愛着や誇りの持てる自主的な
地域づくり活動で
ある地域の夢実現事業の成功例の一つではないかと私は非常に感じます。
引き続き、市の後援をよろしくお願いし、小項目2のほうに移りたいと思います。
小項目2のほうです
が、有効的な活用ということで答弁は、今まで必要に応じ
て修繕をし
てきた、活動を行うために今後必要な修繕を早期に着手し
ていただけるというお話
がありましたので、ありがとうございます、よろしくお願いいたします。
特に、東側の旧音楽室を芸術の皆さんに利用し
てもらえるように活動の場とし
ていこうということで話も
ありましたので、恐らくまだ東側の校舎は修繕
がまだ、そんなに進んで
いないのではないのかなというふうに、実際にちょっと窓
が割れ
ていたり、雨どい
がもう壊れ
てしまっ
ていたりですとか、外側で見るだけでも、修繕する部分
がたくさん
あるとは思うのですけれども、そういった検討箇所も含め、予算づけを考えますと、次年度事業で盛り込んでいただけるというふうに解釈をさせ
ていただきましたので、よろしくお願いいたします。
そのときに、ぜひ地域の方の意見等も
あるかと思いますので、双方合意の上、納得のいく形で修繕をし
ていただければと思いますので、よろしくお願いいたします。
あと、もう1つなのです
が、文化・芸術活動と地域をつなぐ人材の確保という答弁
がありましたので、どのような人材を、現状で今考え
ているのか、ちょっと伺いたいと思います。よろしくお願いいたします。
○大島久幸 議長 答弁を求めます。
佐藤信市長。
○佐藤 信 市長 お答えしたいと思います。
私もこの「あわの夢咲くアート・
フェスティバル」、ちょっと日程の関係で、旧
粟野中学校しか行けなかったのですけれども、本当に回を重ねるごとに、中身
が充実し
てき
ているなというのは、本当に実感をいたしました。
すばらしい企画、そしてまた、もう年々そういった形でもっ
て、多くの皆さんに足を運んでいただけるようなイベントというか、催し物になっ
てきたなというのを強く感じ
て帰っ
てまいりました。
今、ご質問いただいた内容で
ありますけれども、今後旧
粟野中学校を活用しながら、そこを、いわゆる芸術の地域と、そして、外からの呼び込みと、そういうことも含め
て、その拠点とし
ていきたいということで、整備を図っ
ていきたいという意味で、答弁をさせ
ていただきました。
当然、中心になる人材というもの
が必要になっ
てくると思っ
ていますので、その人材については、地域おこし協力隊員ということで、これから公募をし
ていきたいと思います。
市外から意欲的な、そういった芸術家を、募集をし
ていきたいなというふうに考え
ております。
その中心となる人材ですけれども、そこに期待するものということで、1つ目は、いろいろ地域で実施され
ている芸術活動の支援ということで、例えば、「夢咲くアート・
フェスティバル」ですね、こういったものの主催にも、やっぱり主体的に中心になっ
ていただきたいというの
が、第1点ございます。
そして、2つ目は、実際の作品、地域にやっぱりそのことを還元し
ていくという意味でもっ
て、ワークショップの開催とか、講座とかですね、そういった形のものを期待をし
ていきたいというふうに思っ
ています。
それで3つ目、これ
が一番ポイントなので
ありますけれども、その隊員自ら
が、その場でもっ
て芸術活動に取り組んでもらうということで、それをもっ
て本市の魅力を発信をし、外部からの移住定住、そしてまた、そういった芸術家の卵といいますか、そういった皆さん
が、やっぱり粟野を拠点にし
て、情報発信、活動をすることで情報発信、新しい文化を創造し
ていく、発信し
ていく、地域に還元し
ていくと、そういう相乗効果を期待をし
て、これから施設の整備とあわせ
て、人材の募集も進め
ていきたいというふうに思っ
ております。
以上で答弁を終わります。
○大島久幸 議長
鈴木紹平議員。
○1番 鈴木紹平 議員 再質問の答弁ありがとうございました。
地域おこし協力隊ということの制度を活用しながら、市外から意欲
ある芸術家を募集したいということで、ちょっと私も見学に、子供にもこういう機会を触れさせたいなと思いまし
て、子供を連れ
ていったこと
があるのですけれども、そのときに、たまたま芸術品を、説明をし
ている芸術家の方
がいらっしゃいまし
て、説明を聞い
て、その後にお話を伺ったのですけれども、その方は出身は関西で
あると、それで、芸術の勉強は都内でし
てき
ていたと、それで、巡り巡っ
て、鹿沼に定住した、鹿沼
が好きになり、定住をし
て芸術活動を現在行っ
ているという話を伺いました。
それで、このような展示会にも参加でき、感謝し
ているという話を聞きました。
先ほどの課題に対する答弁と芸術家の方の話をうまくリンクさせれば、人材確保や交流の輪を、粟野だけではなく、市内外に広げられるのではないかというふうに私は感じますので、市からのアピールも含め、「花と芸術の街・あわの実行委員会」、地域住民の皆様、関係団体
が一体となり、ぜひ現実に向け
て実行し
ていただければというふうに思いますので、よろしくお願いをいたしまし
て、次の質問に移りたいと思います。
次、2番、育児休業制度及び育児休暇制度についてお伺いをいたします。
男性の育児休業制度について伺います。
小項目1番、令和4年10月より育児休業等に関する条例の改正
がありました。
男性職員の育児休業の過去3年間の取得状況についてお伺いをいたします。
小項目2番、男性職員の育児休業の取得を推進するため、どのような取り組みを行っ
ているか伺います。
小項目3番、社会全体で子育てをし
ていくべきと私は考えます
が、企業への働きかけについて、どのような取り組みを行っ
ているか伺います。
中項目2番、祖父母の育児休暇制度についてお伺いいたします。
小項目1番、仕事を休めない両親に代わり、孫の育児をするため、有給休暇を取得するほか、仕事を辞め
てしまっ
ている祖父母
がいると伺っ
ております。
本市でも祖父母の育児休暇制度を検討すべきと考えます
が、執行部の考えをお伺いいたします。
よろしくお願いいたします。
○大島久幸 議長 答弁を求めます。
篠原宏之
行政経営部長。
○篠原宏之
行政経営部長 育児休業制度及び育児休暇制度についての質問のうち、男性の育児休業制度についてお答えをいたします。
まず、過去3年間の取得状況につい
てで
あります
が、令和元年度は3名、令和2年度は2名、令和3年度は6名で
ありました。
なお、今年度においては、11月末日現在で4名
が取得をし
ております。
次に、男性職員の育児休業取得促進のための取り組みについ
てで
あります
が、まず、男女を問わず、本人や配偶者の妊娠を申し出た職員に対しまして、育児休業等の制度を説明し、取得の意向を確認し
ております。
また、該当職員
が育児休業を希望する際には、必要に応じ、代替として会計年度任用職員を配置し
ており、今後も育児休業等
が取得しやすい環境の整備に努め
てまいります。
次に、企業への働きかけについ
てで
あります
が、多様な働き方に対応した子育てをしやすい社会基盤づくり
が、不可欠で
あると考え
ております。
そのため、本市では、栃木労働局、鹿沼公共職業安定所、市内商工団体などの関係団体と連携をし、育児休業制度を初め、ワーク・ライフ・バランスの重要性や働き方改革の必要について、各種セミナーの開催などを通して、意識の啓発に努め
ているところで
あります。
今後も引き続き、関係団体と連携をし、子育てしやすい環境づくりを働きかけ
てまいります。
次に、祖父母の育児休暇制度についてお答えをいたします。
市職員で
ある祖父母に対する休暇制度につい
てで
あります
が、本年10月、宮城県の村井嘉浩知事
が、孫の育児をするために県職員
が特別休暇を取得できるようにする方針を明らかにし、来年1月からの導入に向け、検討を進め
ているという報道
がありました。
また、福島県郡山市でも、来年2月から同様の制度を始めるなど、導入の動き
が見受けられます。
このように、家族全員で、子育てを応援し
ていこうという趣旨は十分に理解はできます
が、本市の休暇制度につきまし
ては、国家公務員の休暇制度に準じ
て条例で定められ
ております。
今後は、国やほかの自治体の動向を調査・研究し
ていくとともに、まずは既存の有給休暇を活用した家庭内の子育て支援を、市としても働きかけ、やさしいまちの実現に向け、取り組んでまいりたいと考え
ております。
以上で答弁を終わります。
○大島久幸 議長
鈴木紹平議員。
○1番 鈴木紹平 議員 答弁いただき、ありがとうございました。
令和元年度3名、令和2年度2名、令和度3年6名、令和4年度は11月現在で4名ということだったのですけれども、これ、もし、パーセントでわかれば、教え
ていただきたいのですけれども、はい、お願いいたします。
○大島久幸 議長 答弁を求めます。
篠原宏之
行政経営部長。
○篠原宏之
行政経営部長 鈴木紹平議員の再質問にお答えをいたします。
まず、令和元年度
が3名ということなのですけれども、ちょっとお待ちください。
あ、失礼しました。
令和元年度3人ということなのです
が、対象者
が16人
いるうちの3人なので、取得率としては18.8%になります。
続きまし
て、令和2年度2名とお答えしました
が、対象者
が19名おりますので、取得率は10.5%。
続い
て、令和3年度、私、6名とお答えしましたので、対象者20名です、取得率30%になります。
以上で答弁を終わります。
○大島久幸 議長
鈴木紹平議員。
○1番 鈴木紹平 議員 ありがとうございました。
取得状況については、わかりました。
国県でも令和7年度までに取得率を、30%を目指し
ていくのだということで、先日もニュースで、国のほうの国会議員は30%を超えたのだというニュース
がありました。
鹿沼市でも、男性職員の育児休業
が、令和3年度には30%ということで、育児休業
がとりやすくなっ
ている環境にはなっ
てき
ているのだなというふうに感じます。
そこで、ちょっと再質問を、再々質問ですかね、を一つさせ
ていただきたいと思います。
近隣の市では、令和3年度の取得率についてはどの程度で
あったのか、これ、わかる範囲で結構ですので、お答えいただければと思います。
よろしくお願いいたします。
○大島久幸 議長 答弁を求めます。
篠原宏之
行政経営部長。
○篠原宏之
行政経営部長 鈴木議員の再々質問にお答えをいたします。
近隣ということで、令和3年度ということで、よろしいでしょうか、お許しいただきたいと思います。
まず宇都宮市に確認しましたところ、ちょっと人数はわかりません
が、パーセントでは17.2%というお答えをいただきました。
なお、日光市さんでは9.4%、栃木市さんでは23.1%ということで、近隣だけなのです
が、そのような状況になっ
ております。
以上で答弁を終わります。
○大島久幸 議長
鈴木紹平議員。
○1番 鈴木紹平 議員 ありがとうございました。
やはり波は
あるかとは思うのですけれども、やはりどこも同じ程度の取得率で、令和3年度については、鹿沼市
がよかったということで、わかりました。
まあ、取得率を、30%を目指し
ているということで
あります
が、なかなか取得率
が伸びない理由として考えられるのは、一つは収入の減少ではないかと、私は感じます。
現在の制度では、育児休業開始から180日間は育児休業給付金として、休業開始時賃金日額の掛ける支給日数掛ける67%ということで支給され
ていると思います。
それで、180日以降目は50%ということになっ
ており、そこ
が一番の課題なのかな、今物価等も高騰し
ていますし、子育てするにはお金もかかることですから、やっぱりそういうところで、ここ
が、取得
が伸びない理由の一つで
あるのかなというふうに、私は感じます。
また、ほかでです
がね、ほかの職員の方の業務
が増すこと
が危惧されます
が、システムとして、DX化、デジタルトランスフォーメーションの推進、DX化を加速させるノーコード・ローコードの活用による業務効率化を図ることにより、1人当たりの生産性の向上につながり、育児休業取得によるほかの職員の業務負担
が増すことへの危惧も解消するのではないかと思いますので、そちらも含め
て検討し
ていっ
てほしいというふうに私は思います。
続い
てですけれども、小項目2番のほうです
が、男性職員の育児休業の取得に向けた取り組みについては、制度の周知だけでは十分ではないのかなというふうに感じました。
先ほど述べさせ
ていただきました
が、収入減少
が大きな原因の一つで
あり、この原因こそ
が取得率
が低い本質だと私は思っ
ております。
一度職員から育児休業取得に関する意見を聞い
てみ
てはいかがと思います
が、本市の見解を再質問とさせ
ていただきます。
よろしくお願いいたします。
○大島久幸 議長 答弁を求めます。
篠原宏之
行政経営部長。
○篠原宏之
行政経営部長 鈴木議員の再質問にお答えをいたします。
議員ご提案のアンケートということで、私どもも過去にアンケート、ないのかなということで確認をさせ
ていただきました。
そうしたところ、平成元年度に次世代育成支援対策推進法に基づく特定事業主行動計画策定という作業
があったそうです。
それで、その際にアンケートを行いまし
て、そのアンケート項目の中に、職員向けの、議員ご提案の質問項目
があったということで、そこをご紹介させ
ていただきたいと思うのです
が、もちろん議員ご指摘の賃金面も
あるのですけれども、やはり男性の育児休業取得の際の課題としましては、やはり上司や職場の理解とか、また、仕事の調整を挙げる職員
が多かったそうです。
また、同時期の内閣府の調査では、職場に迷惑をかけたくない、それから、職場
が男性職員の取得を認めない雰囲気
があるというの
が内閣府の調査で出たということで、それで、今後なのですけれども、現在、本市の実情を申しますと、もちろん少子化対策を初め、先ほど無事終了いたしました
が、国体業務、さらには、ずっと続い
ているコロナ対策というの
がありまし
て、今まさにマイナンバー業務で、行政需要
が増大し
ております。
特にこのマイナンバー業務につきまし
ては、市民課を中心に職員、それから、会計年度任用職員
が、もう毎日必死に対応し
ていて、我々、それ以外の部局の職員も今応援に入っ
ていると、夕方入力作業を実施し
ているという状況で
あります。
このような中で、なかなかその男性職員の育児休業の取得というのは、それを見
ていると難しいのかなと思う職員
がいるのも実情かなと思っ
ています。
しかしながら、自分も経験いたしました
が、子育てに自分
が積極的にかかわる、これは、男性としてこれ、今後当然だと思わなく
てはいけないのですけれども、この経験というのは、仕事をやっ
ていく上でも貴重な経験ですし、また、議員ご指摘の継続的な社会の維持のためにも必要だと思っ
ていますので、議員ご提案のDXを初めとした行革を進め
て、人員を生み出し
て、そういった中で、または社会情勢の動きを見ながら、その都度職員の意識をアンケート等で把握をしながら、環境改善につなげ
ていきたいと考え
ております。
以上で答弁を終わります。
○大島久幸 議長
鈴木紹平議員。
○1番 鈴木紹平 議員 詳細な答弁ありがとうございました。
確かに状況に応じ
てはとりにくい雰囲気になっ
てしまったり、先ほどのマイナンバーについては手伝いに行っ
ていたりし
て、自分の業務
がなかなか進まないというようなことで、やっぱりそれはね、しようがないというところも
あるのですけれども、育児休業の取得推進のために、収入減少
が大きな原因となっ
て、思っ
ているという、意識の改革も含め、上司からの働きかけや周囲は後押しし
てあげるなど、取得しやすい職場環境の構築
が重要となりますので、育児休業を取得する対象の職員だけではなく、同僚の職員や上司などのほかの方にもアンケートをし
ていただけるように、ちょっと私は要望させ
ていただきます。
小項目2番については、以上となります。
小項目3のほうです
が、それぞれの企業の状況に応じ
て、取得しやすい環境となるための方策、理解を深められるための取り組み事例をまぜ
て、示し
ていくこと
が大事だと思いますので、引き続き、セミナーの開催等を行っ
ているということ
がありましたので、よろしくお願いをいたします。
続きまし
て、中項目2番の祖父母の育児休暇制度ということで、他県他市でも同様の動き
があるというお話
がありました。
本市では、既存の有給を使っ
て、家庭内の子育てを支援し
ていくのだという答弁
がありまし
て、正直、今の、他市の状況を見
て、もう少し答弁
がいただけるのではないかと、ちょっと感じました
が、ちょっと残念で
ありました。
確かに現状を見ますと、特別な、そういう休業・休暇制度の取得率というのは高くなっ
ているという、反比例し
て、普通の有給休暇というところ
が下がっ
てしまっ
ているという現実
があるのではないかと思います。
しかし、こういった休業・休暇制度を導入することにより、メリット
が多い制度だと私は感じ
ております。
例を挙げ
てみますと、子育てのしやすさは、1つの指標となりつつ
あるので、よい人材の確保にもつながる可能性
がある。
また、恐らくですけれども、今ここの議場に
いる執行部の管理職の皆様は、自分の子供たちのために育児休暇を取得したという方はほとんどいらっしゃらないのではないかと、これは聞い
ていないので、定かではないのですけれども、恐らくはほとんどとっ
ていないのではないかというふうに私は思います。
制度化をし、育児休暇を自分でとることにより、理解
が深まり、部下の休業・休暇
がさらに取得しやすい環境になるのではないかというふうに感じます。
また、子供を育てる環境
が整っ
ていれば、「あと1人子供
がほしい」と考え
ている市民も
いると思いますので、出生率
が上がるということも考えられます。
子供を育てる環境の変化はとても早くなっ
ております。
先ほどアンケートで、令和元年のアンケートということで、ちょっとデータとしては古いのかなということ
がありますので、来年はこのような制度
が全国的に広がっ
ているのか、現状維持なのか、予測はできないので、今後とも調査・研究し
ていくという話も
ありましたので、よろしくお願いをいたします。
実は、この休業・休暇制度の質問をするに当たり、別の考え方の話をちょっと伺いましたので、そちらもちょっとご紹介させ
ていただければと思います。
今回の質問では、孫のための休暇制度で
あり、鹿沼市の現状を見たときに、同じ市内に住んでは
いるが、若い世代では核家族
が多く、孫との距離も
ある。
距離
が狭まり、孫と会える機会も増えるし、やはりお孫さんは、誰しもかわいいと思いますので、制度
があったほう
がよい。
一方で、現実を見ますと、自宅では、自分の両親と暮らし
ており、自分の両親はもう高齢になっ
ており、介護
が必要なのだと、定年を迎える際に、再雇用するか、退職をするかというところの選択を考えたときに、両親の世話をするために退職ということを選択し
てしまい、人材を失っ
てしまう。
今人材不足と言われ
ております
が、その人材を失っ
てしまうという可能性も
ある。
本市でも介護休暇制度はもちろん
あります
が、対象者
が要介護者でないと取得できないような状況で
あると私は伺っ
ております。
今回の質問をきっかけに、ぜひ本市にあう休業・休暇制度の確立を図るため、こちらも調査・研究し
ていただけたらというふうに思います。
祖父母の育児休暇制度については、提言にとどめ、再質問はいたしませんので、次の質問に移りたいと思います
が。
○篠原宏之
行政経営部長 議長、すみません。
○大島久幸 議長 はい、答弁を求めます。
篠原宏之
行政経営部長。
○篠原宏之
行政経営部長 すみません。
鈴木議員の答弁の中で、私、アンケートの実施時期を「令和元年」と申し上げますところを「平成元年」と言ったということで、申し訳ございません、令和元年です。
訂正させ
てください。
ありがとうございます。
○大島久幸 議長
鈴木紹平議員。
○1番 鈴木紹平 議員 はい、ありがとうございます。
確かに、平成元年と令和元年では、大分情報
が変わっ
てくると思いますので、まあ、引き続き、よろしくお願いいたします。
では、次の質問に移りたいと思います。
大項目3番の公共交通について伺います。
中項目1番、公共交通の維持について、お伺いをいたします。
現在、運賃形態の見直し
が協議会にて検討中で
あります。
収入を改善することにより、持続可能な公共交通につながることを目的にし
ており、令和9年度までに収支率22%を目標にし
ているというふうに伺いました。
ですが、令和5年度の収支率ではなく、令和9年度の収支率を目標にした考えをお伺いいたします。
小項目2番、他市では自動運転実証実験など、新技術導入の動きも
ある中、本市での公共交通の今後の方向性について、伺います。
中項目2番、路線変更について伺います。
小項目1番、鹿沼市地域公共交通計画の進捗管理では、PDCAサイクルを適切に運用し
ていると伺いました
が、路線変更等は各地域からの要望に対して、実施まで時間
がかかる場合
があります。
公共交通の利用促進を図るため、路線変更の見直しの機会を増やし
ていくべきと私は考えます
が、執行部の考えをお伺いいたします。
よろしくお願いいたします。
○大島久幸 議長 答弁を求めます。
福田浩士市民部長。
○福田浩士 市民部長 公共交通についての質問のうち、公共交通の維持についてお答えいたします。
まず、令和5年度の収支率ではなく、令和9年度の収支率を目標にしたことについてで
あります
が、鹿沼市地域公共交通計画の計画期間
が令和5年度までとなっ
ており、期間の最終年度を目標として設定をし
ております。
運賃検討の際には、運賃の値上げ直後は、利用者
が一時的に減少することや、燃料高騰などの影響により運行経費
が年2%程度、上昇することなどを考慮し
ております。
今後は、路線の再編を初め、バスに不慣れな方向けのバスの乗り方教室の開催など、利用促進策を実施し、目標年度には、新型コロナウイルス感染症流行前の利用者数への回復を目指し、収支率20%以上の達成に向け、取り組んでまいりたいと考え
ております。
次に、自動運転実証実験などへの考え方及び本市の公共交通の今後の方向性についてで
あります
が、まず県では、「栃木県ABCプロジェクト」といたしまし
て、自動運転バスの実証実験を令和2年度から令和5年度の期間において実施中で
あります。
令和2年度には茂木町、令和3年度には小山市ほか2市町、令和4年度には宇都宮市ほか2市町
が実証実験を実施し
ております。
他市の実施状況を見ますと、おおむね4キロメートル未満の箇所において実験を行っ
ており、本市においては、実証実験に適した箇所
が見当たらず、現状では実施の予定はございません。
今後の公共交通の方向性につきまし
ては、第8次総合計画の基本方針に位置づけました「コミュニティ・プラス・ネットワーク」を推進し、公共交通のネットワークの充実を図っ
てまいります。
具体的には、鹿沼市地域公共交通計画に基づき、利用状況や、地域の特性などを踏まえ、効率化を進めながら課題の解決を図りつつ、持続可能な公共交通を構築し、「いつまでも暮らしやすいまち」を目指し
てまいります。
次に、路線変更についてお答えをいたします。
路線変更の見直しの機会の増加についてで
あります
が、各地域からの要望につきまし
ては、必要性や経費などについて精査検討の上、鹿沼市地域公共交通活性化協議会において実施の可否を判断いたし
ております。
この協議会につきまし
ては、おおむね年2回程度の開催を標準とし
ております
が、必要に応じ
て、随時開催し
ている状況もございます。
路線変更につきまし
ては、ルートやダイヤの検討、地域や運行事業者との協議、バス停留所の配置など、様々な調整を行った後、協議会に諮ることになります。
その後、協議会において実施の決定
がなされ
てから、運輸支局への申請、市民への周知など、運行に向けた準備期間として、おおむね6カ月程度の期間
が必要となります。
今後も市民の皆さんからのご要望につきまし
ては、内容を精査の上、必要に応じ
て対応し
てまいりたいと考え
ております。
以上で答弁を終わります。
失礼いたしました、訂正をさせ
ていただきます。
冒頭ですね、地域公共交通計画の計画期間を「令和9年度」と申し上げますところを、「令和5年度」というふうに申し上げ
てしまいました。
大変失礼いたしました。訂正させ
ていただきます。
○大島久幸 議長
鈴木紹平議員。
○1番 鈴木紹平 議員 ありがとうございます。
順を追っ
ていきたいと思います。
まず、令和9年度の収支率を目的にした理由については、理解しました。
料金の見直しに対しての協議会
が12月14日、来週ですかね、行われ
て、改正
が決定した場合です
が、令和9年度にはリーバスの収支率を22%にし
ていくのだということで、それは目的としては、補助金の確保のためということで、今のところ収支率20%
が、その条件で
あるというふうにお伺いをいたしました。
令和3年度では13.1%、この間、議員全員協議会のときに配られた資料によりますと13.1%ということで
ありました
が、コロナ禍の影響により、収支率
が下がっ
てしまった自治体は、特例で補助金
が現在受けられ
ているというふうにも伺いました。
そこで、特例措置
がいつまで継続するかわからない現状で、令和9年度前に措置
がなくなっ
てしまうという可能性もございます。
また、令和9年度までに収支率を20%超えられなかった場合については、新たに料金の見直しということになる恐れも
あります。
そのときの経済の状況にもよるかと思います
が、そうならないためにも市民の理解や周知をし
ていかなければならないと思います
が、現時点での執行部の考えをお伺いいたします。
よろしくお願いいたします。
○大島久幸 議長 答弁を求めます。
福田浩士市民部長。
○福田浩士 市民部長 再質問にお答えいたします。
20%達成できなかった場合ということを想定し
て、現時点ではどのようなことを考え
ているのかということで
ありますけれども、今回の運賃の見直しにつきまし
ては、何度かご説明いたしました
が、本年3月に策定いたしました地域公共交通計画に位置づけをしまし
て、進め
てまいりました。
それで、これまで、広報かぬまやリーバス内の周知、それから、アンケート調査を実施しまし
て、ひととおりの理解、周知活動というものは実施し
てきたところで
あります。
それで、今後で
ありますけれども、来週ですね、議員ご指摘のとおり協議会
がありますので、そちらに諮らせ
ていただくということで、もし決定ということになりますれば、利用者の皆さんだけではなく、各自治会の連合会の皆さんで
ありますとか、利用者で
あります民生委員、児童委員の方々とか、そういった方にも広く説明させ
ていただきたいと思います。
もとより広報かぬまとか、ホームページには載せ
ていくということで
ありますけれども、しっかりと広く市民への周知を進め
ていくと、それにより、利用者増を目指すということになろうかと思いますので、その辺はしっかり進め
ていきたいと思います。
最後のほうに、路線の再編などにもよりますけれども、利便性向上することにより、そういったことで利用者数増加につながる、ついては収支改善を目指すということになろうかと思います。
具体的には、年明けに成人式
がございます
が、その際に、利用促進策といたしまし
て、無料券を二十歳になられた皆様にお配りをし
て、使っ
ていただくというような、そういうことも考え
ておりますので、今後はそういったイベントの際、呼び水といいますか、そういっ
てはあれですけれども、利用促進策なんかも進め
ていきたいと思います。
それから、県の補助金の関係で
ありますけれども、議員
がおっしゃったとおり、今コロナの関係で、経過措置で、20%を割っ
てもいただけ
ている状況
があります。
今年の夏、市長
が県のほうに要望した案件でも
ありますので、そこを、率を下げるのか、それとも引き続き経過措置ということで何年か続け
ていただくかというのは、今県のほうで検討し
ていただい
ている最中かと思いますので、その動向は見
ていきたいと思うのですけれども、それについても引き続き要望し
ていきたいというふうに考え
ております。
そんなことで、利用者増を図っ
て、最終的には、令和9年度に22%を目指すというふうに、そういう決意で取り組んでまいりたいと考え
ております。
以上で答弁を終わります。
○大島久幸 議長
鈴木紹平議員。
○1番 鈴木紹平 議員 詳細な説明、ありがとうございました。
収支率
が下がっ
てしまった自治体に、市長のほうから、県のほうに要請し
ているというお話も
ありまし
て、ぜひ今後料金改正は考えずに、収支率を上げ
ていく施策をしっかりとやっ
ていただければと思います。
ですが、20%というのは、正直もう少し上がっ
てもいいのではないのかなというふうに私は思いますので、ぜひ令和9年度には20%ではなく、30%、40%ということで、目指し
ていただければと思います。
収支率
が上がれば上がるほど、本市の財政に影響
があるのではないかと思いますので、今後も令和9年度まで、経過観測し
ていきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
それで、実証実験のほうです
が、他県では実証実験を行っ
ているということで、確か宇都宮市で、いちご一会とちぎ国体で、東武西川田駅から栃木県総合運動公園まで、片道0.7キロ程度だと思いますけれども、あそこで実証実験を行ったというの
が、一番新しい事例だったと思います。
県のABCプロジェクトは来年度で実証実験
が終了するということで、その後の動向はまだわからない状況では
あると思うのですけれども、仮に県内で一斉に自動運転システムを導入するために助成金を出し
て導入しようといった場合に、やはり事例
が、実証実験
がし
ていないということになりますと、ちょっと導入
が遅れ
てしまうという恐れ
がちょっと
あるのではないかというふうに感じます。
本市では、実際に、走行距離4キロメートル未満の箇所
がないので、適した場所
がなかったので、実証実験は行わないという答弁
がありましたけれども、ちょっと視点を変え
てみ
てはどうかなというふうに思います。
宇都宮市と同じような考えでは
あるのですけれども、例えば、現在花木センターは道の駅化に向け
て計画をし
ていると思います
が、JR鹿沼駅から花木センターまでは約、片道4キロ程度ということで、実証実験できるのではないのかなというふうに感じました。
また、南摩ダムの水源地域振興拠点から展望台やジップライン場のアクセス等で利用し
てみるのはどうかとか、考えればたくさん案
が出
てくると思いますので、広い範囲で利用促進計画をし
ていただければというふうに思います。
ちょっと時間も
あるので、今、先ほどいろいろと提案をさせ
ていただきました
が、市の考え等
があれば、再々質問させ
ていただきますので、よろしくお願いします。
○大島久幸 議長 答弁を求めます。
福田浩士市民部長。
○福田浩士 市民部長 再々質問にお答えしたいと思います。
先ほどの県の事業について、若干ご紹介をいただきました。
それで、私のほうもちょっと答弁をさせ
ていただいたのです
が、もう少し詳しく県の事業を申し上げますと、実証実験箇所
が全部で10カ所ほど指定をされ
ております。
それで、大きく地域特性というの、分類
がありまし
て、例えば、茂木町・那須町なんかでは、「中山間地域」という地域特性の分類で実施し
ております。
また、日光市を含めました、宇都宮市の、先ほどの議員ご紹介の西川田駅からの総合運動公園などの事例も、これ「観光地」というくくりなのですけれども、そのほか壬生町・那須塩原市などで実施するということになっ
ております。
それで、3つ目の特性としましては「市街地」ということで、小山市・足利市・下野市・芳賀町というような特性ごとに実証実験をやっ
ているということで
ありますので、鹿沼もそういう点でいけば、先ほどご指摘
がありました南摩ダムあたりは「中山間地域」というあたりに該当し
てくる、それから、「観光地」という視点でもいけるかと思います。
一方、道の駅は「市街地」ということで、いずれにし
ても、そういった地域特性ごとに路線の設定というのも可能かと思われます、距離
が、制限も
ありますけれども、はい。
そんな制限も
ありますけれども、もし今後、いずれにし
ても、自動運転というのは今後進んでいく技術かと思われますので、そういう機会
があれば、市としても取り組んでまいりたいというふうに考え
ております。
以上で答弁を終わります。
○大島久幸 議長
鈴木紹平議員。
○1番 鈴木紹平 議員 ありがとうございます。
ぜひ、まだ時間も
あることですから、しっかり検討し
ていっ
ていただければというふうに思います。
中項目2番の路線変更についてですけれども、こちらは再質問はないのですけれども、利用者の混乱や変更までにかかる時間
がやっぱり、そこら辺については理解させ
ていただきました。
鹿沼市の人口カバー率は90%を超え
ているということですけれども、市民アンケート調査の満足度では、満足度
が13%、不満度
が45.5%で
あったという結果を見ますと、なかなか厳しい評価で
あるというふうに感じました。
今回の質問をするに当たり、私も他市の状況を確認しようと思いましたけれども、調整する時間の公表ですとか、そこら辺はあまり、どこの市もし
ておらず、恐らく鹿沼市もほとんどし
ていないのではないかなというふうに私は思いました。
出し
ているのは路線変更の案内ですとか、そういったところ
がメインでやっ
ていて、その事前の段階の話というのは、なかなか表に出
てこないというふうに思いましたので、「時間
がかかるんだよ」という説明ももちろん必要だと思いますので、そういった情報も路線変更を要望する方に説明できる資料として、ご用意できればというふうに私は思いますので、今後とも丁寧かつ迅速な対応をお願いいたしまし
て、私からの一般質問を終了させ
ていただきたいと思います。
ありがとうございました。
○大島久幸 議長 暫時休憩いたします。
再開は、11時10分といたします。
(午前10時59分)
○大島久幸 議長 休憩前に引き続き再開いたします。
(午前11時10分)
○大島久幸 議長 引き続き発言を許します。
4番、梶原隆議員。
○4番 梶原 隆 議員 皆さん、こんにちは。
議員番号4番、公明党の梶原隆でございます、よろしくお願いします。
今、新型コロナやウクライナの問題から世界中で物価
が高騰し、政治
が混乱し、不安定な状況になっ
ています。
イギリスでは、3人目の女性首相
が誕生しました
が、減税政策を発表後にポンド
が急落し、37年ぶりの安値を記録、また、債券安、株安のトリプル安となり、わずか就任45日で辞意を表明しました。
イタリアでは、欧州中央銀行総裁も務めたドラギ首相
が経済支援策で行き詰まり、2021年に就任しました
が、6月に辞意を表明し、10月に右派ポピュリスト連合政権として、また、初の女性首相
が誕生しました。
物価上昇の状況については、令和4年10月の消費者物価指数を比較すると、前年同月比で日本は3.7%の上昇です
が、経済大国のドイツは12%上昇と、約70年ぶりの高水準、フランスも7%上昇と、日本以上の苦境に陥っ
ています。
世界の政治
が不安定となっ
ている中、日本では物価高騰対策などを盛り込んだ一般会計総額およそ29兆9,000億円の第2次補正予算案
が自民・公明安定政権で12月2日に可決しました。
この物価高騰対策では、標準家庭1世帯の電気代と都市ガス代とガソリン代・灯油代に対して、令和5年1月から9月までの間、1カ月では約5,000円、9カ月で総額4万5,000円の軽減
が図られることになります。
この第2次補正予算の成立を受け
て、鹿沼市も経済支援など、スピーディに実施し
ていただきたいとお願いを申し上げまし
て、これから私の一般質問に入ります。
まず第1項目、大項目1、男性用トイレにサニタリーボックス設置についてのうち、中項目1のサニタリーボックスの設置状況についてです
が、前立腺がんや前立腺肥大などの病気
が原因で、尿漏れ用パットを使用し
ている方たちを中心に設置を求める声
があります
が、本市施設の男性用個室トイレへのごみ箱、サニタリーボックスの設置状況について伺います。
また、中項目2のサニタリーボックス設置の取り組みについてです
が、災害対策やトランスジェンダーの観点からも、市の施設の中でも人流
が多い、各地区コミュニティセンターや市民文化センター、市民情報センターや高齢者福祉センターなどについて、男性用トイレへのサニタリーボックスの設置の必要性を感じます
が、市の見解を伺います。
○大島久幸 議長 当局の答弁を求めます。
篠原宏之
行政経営部長。
○篠原宏之
行政経営部長 男性用トイレへのサニタリーボックス設置についての質問のうち、設置状況についてお答えをいたします。
本市施設の男性用個室トイレへの設置状況につい
てで
あります
が、栃木県がん実態調査報告によりますと、県内の男性がん罹患数の部位割合では、議員ご指摘の前立腺がん
が最多で、全国比率を上回る状況となっ
ております。
また、前立腺がんや膀胱がんなどの疾病によって、尿漏れ用パッドなどを使用する方からは、トイレへのボックス設置の要望など
が、全国的に広まっ
ていると伺っ
ております。
今回、改めて調査をしたところ、高齢者福祉センター、川上澄生美術館においては5年前に設置
がなされ、市民利用の多い、まちの駅新・鹿沼宿では今年の8月頃に設置をしたとのことで
ありました。
続い
て、市民情報センター、市民文化センター、TKCいちごアリーナ、高齢者・障害者トレーニングセンター(なごみ館)、千寿荘、消防本部、北犬飼及び粟野コミュニティセンター、図書館各館においても設置
がなされ
ております。
新庁舎では、これまで3回ほどトイレのごみ箱にパッド
が捨てられ
ていたとの報告
が、清掃業者より
あったことから、このたび、男性用個室トイレにも設置をすることといたしました。
なお、12月1日で設置をいたしました。
また、多目的トイレについては、新庁舎を初め、加蘇、北犬飼、菊沢、北押原、清洲の各コミュニティセンター、御殿山会館、自然体験交流センター、学校給食共同調理場、花木センター、斎場、木のふるさと伝統工芸館及び市民文化センターに設置
がなされ
ております。
次に、設置の取り組みについてお答えをいたします。
市公共施設の男性用トイレへの設置の必要性についてで
あります
が、現在、少子化
が進み、乳幼児用紙おむつの生産量
が減少傾向に
ある一方で、大人用紙おむつの生産量は右肩上がりで推移し
ている状況に
あります。
また、トランスジェンダーへの配慮など、多様性を尊重する社会の実現や、尿漏れ用パッドなどを使用され
ている方
が安心し
て外出できる環境整備を進め
ていく必要
があることから、男性用トイレへのサニタリーボックスの設置については、今後ますます必要性
が高まるものと考え
ております。
現時点で、未設置の施設についても、市民利用の多い施設等を中心に、順次設置に努め
てまいりたいと考え
ております。
以上で答弁を終わります。
○大島久幸 議長 梶原隆議員。
○4番 梶原 隆 議員 男性用トイレにサニタリーボックス設置について、篠原
行政経営部長から答弁
がありました。
高齢者福祉センターや川上澄生美術館については、また、その市役所、市役所ももう既にやっ
ていたと、それでまだ、ほかにも、既に多くの公共施設で設置済みとのことでした。
まだ各地区のコミュニティセンターなど、一部では、まだちょっと設置され
ていないというところでした。
この鹿沼でも、もう5年前にこのように困っ
ている人
が声を上げ
て、高齢者福祉センター等にサニタリーボックス
がもう設置され
ていたということでした。
市民から5年前に声
が上がっ
ていたにもかかわらず、これまで設置
が広がっ
て、全ての公共施設に設置され
ていなかったというのは、ちょっと残念なところで
あります。
そこで、ちょっと再質問いたします
が、男性用トイレへのサニタリーボックス
が未設置の場所に設置を努め
ていきますと答弁
がありましたけれども、この時期について、今年度中に設置できるのかどうか、ちょっと考え方を伺いたいと思います。
○大島久幸 議長 答弁を求めます。
篠原宏之
行政経営部長。
○篠原宏之
行政経営部長 梶原議員の再質問にお答えをいたします。
議員ご指摘のとおり、私どもとしては、市民の皆様
が快適に施設を利用し
ていただけるように、今後より一層、情報共有を図りまし
て、よりよい施設づくりに向け
て精進し
てまいります。
それから、今回の議会でご質問いただきまし
て、未設置のところについても、議員ご指摘のとおり調べまし
て、一部コミュニティセンター等々については、なかったものですから、部長会議等々において周知を図りまし
て、早速対応し
ていただきまし
て、基本、多目的トイレには既に設置し
ていただきました。
そのほか、男性の個室トイレについては、議員ご指摘のとおり、早急に対応し
てまいりたいと考え
ております。
以上で答弁を終わります。
○大島久幸 議長 梶原隆議員。
○4番 梶原 隆 議員 はい、多目的トイレにはつい
ているということですけれども、男性用のトイレ、早急にやっ
ていただけるということでしたので、ぜひともお願いしたいと思います。
今回、この一般質問をする際に、鹿沼市のホームページで、このサニタリーボックス設置の取り組みについて調べました。
でも、全く掲載され
ていませんでしたので、一般の人から見
て、ホームページに掲載され
ていないと、せっかく、もうほとんどの施設で使えるという、鹿沼市、すごい先進的な取り組みをされ
ているのですけれども、これ「取り組んで
いない」って思われ
てしまうのですね。
ぜひこの取り組みについては、ホームページに掲載し
ていただきたいなと思います。
また、公共施設もそうなのです
が、これから、もう商業施設においても、この啓発し
ていただい
て、この鹿沼市全体の取り組みとし
ていただきたいと要望し、大項目1の質問は終わります。
次に、大項目2の健康増進のまちづくりについて、伺います。
中項目1のフレイル予防の推進についてです
が、阿部議員も補聴器購入補助の一般質問の中で、フレイルについて触れられ
ていましたけれども、この「フレイル」とは、この健康な状態から、縦軸
が身体能力
が高いときは健康ですけれども、だんだん時間とともに老い
ていくということで、体力
がなくなっ
ていく、身体能力
が落ち
ていく、そのときに、この「フレイル」という状態になりますと、これになると、要介護状態
が近いのだということで、このフレイルを予防し
ていくこと
が大事ではないかと。
それで、これ
がフレイルなのですけれども、それで、まず1点目、フレイル健診は75歳以上の人を対象にした健診で、フレイル状態の人の早期発見に極めて重要な取り組みです
が、対象者への周知等、健診の実施状況について伺います。
また、フレイル予防については、口腔ケアも重要なポイントで
あります。
後期高齢者歯科健診の受診の現状と受診率向上の取り組みについて伺います。
次に、中項目2のチャレンジ15(いちご)健康マイレージについてです
が、1点目、平成31年度より健康マイレージ事業
が始められ
ています
が、近年の実績について伺います。
2点目、近年注目され
ている「スマートウェルネスシティ」の観点からも健康マイレージ事業は大切だと思います。
多くの人
が参加でき、いろいろな健康増進行動で、ポイント
が獲得できるスマートフォンアプリを導入するなど、健康マイレージ事業の拡充
が必要だと考えます
が、市の見解を伺います。
○大島久幸 議長 答弁を求めます。
亀山貴則
保健福祉部長。
○亀山貴則
保健福祉部長 健康増進のまちづくりについての質問のうち、フレイル予防の推進についてお答えします。
まず、フレイル健診の周知及び実施の状況につい
てで
あります
が、「フレイル」とは、先ほど梶原議員
がおっしゃったように、身体的な機能の低下や、生活の変化による精神・心理的な問題、地域とのつながりの希薄化といった社会的な問題など
が連鎖することで自立度
が低下し、要介護に至る可能性
が高まる状態を指すもので
あります。
本市では、後期高齢者の健診で使用する問診票の中に、フレイル状態を把握するための質問を盛り込み、これまでの問診では把握しきれない、精神的、社会的状況についての質問も含めた後期高齢者のフレイル状態の把握を行っ
ております。
周知方法につきまし
ては、受診券の発送の際のフレイル予防情報の発信やパンフレット等の同封などを行っ
ております。
健診の実施状況につい
てで
あります
が、令和3年度は、県平均28.43%の受診率を上回る、31.86%、3,881人
が受診をし、問診も同数の回答
がございました。
次に、後期高齢者歯科健診の現状と受診率向上の取り組みについ
てで
あります
が、本市では、鹿沼歯科医師会と連携し、全国に先駆け、オーラルフレイル歯科健診や歯科ドックなどを行っ
てまいりました。
歯科健診は、歯周病や口腔機能の低下を起因とする疾病予防のため、口腔の状況をチェックするもので、そしゃくや嚥下機能などの口腔機能の評価も実施できるようになっ
ております。
本市では、前年度に75歳になった後期高齢者を対象に、歯科健診を実施し、令和3年度77件、実施率9.20%と県平均4.33%を大きく上回っ
ております。
口腔機能の低下を予防することにつきましては、健康の保持や増進、低栄養の対応など、生活の質の向上につながり、フレイル予防に直接影響することから、高齢者のみならず、比較的若い年齢層から継続し
て実施する必要
があると考え
ております。
そのため、後期高齢者の歯科健診のほかにも、歯と口腔の健康づくり推進について、歯科医師会等と連携し、事業の充実を図れるよう、検討を進め
ております。
次に、チャレンジ15(いちご)健康マイレージについてお答えします。
まず、事業の実績につい
てで
あります
が、健康マイレージは、健康習慣の改善と健康寿命の延伸を目的とし、健康づくりでポイントをため、景品に還元する参加型の事業として令和元年度に開始いたしました。
参加者数は、令和元年度136人、令和2年度181人、令和3年度272人と年々増加し
ております。
次に、アプリの導入による事業の拡充で
あります
が、県内では足利市、佐野市など
がウォーキングをポイント化する既成のアプリによる事業を、宇都宮市
が歩行や自転車移動、健診受診などを対象にした独自アプリによる事業を実施し
ております
が、本市の事業は、疾病の早期発見と健康意識の向上につなげる目的で、幅広い取り組みを対象とし
ているため、また、アプリの導入には多額の費用負担
が生じることや、県の「とちまる健康ポイント」事業のように、市民も参加できるアプリ
が既に
あるため、市の健康マイレージ事業へのアプリ導入については考え
ておりません。
事業の参加拡大に関しましては、今年度から、参加特典の商品券金額の区分化により高額の特典
が得られる見直しや、商品券を社会貢献として寄附できる仕組みなどの変更を加え
ており、今後も特典や周知に工夫を凝らし、市民の参加拡大を図っ
てまいります。
以上で答弁を終わります。
○大島久幸 議長 梶原隆議員。
○4番 梶原 隆 議員 健康増進のまちづくりについて、亀山
保健福祉部長から答弁
がありました。
答弁いただいたとおり、周知については、これ
が健診票、受診票になりますけれども、こちらの右側に、この15項目のフレイル健診の問診になっ
ています。
それで、こちら側にもうフレイルについて詳しく周知
がされ
ているのですね。
それで、このフレイル健診の受診率、令和3年度で31.8%ということで、県の平均より上回っ
てはいます
が、これ決して高い受診率とは言えません。
さらなる受診率の向上に努め
ていただきたいと思います。
また、歯科健診については、フレイル健診の問診票の中に、「1日3食きちんと食べ
ていますか」とも
あり、この歯
がないと十分に食事
ができなくなっ
て体力
が落ち
てしまうため、75歳の後期高齢になる前の50代とか、60代のうちに、やっぱり口腔ケア
が必要になっ
てくると思います。
このようにフレイル状態を早期に発見し、対応すること
が要介護状態への予防となっ
てきます
が、そこで再質問です
が、このフレイル健診は、健診後の取り組みこそ
が重要で
あると考えます。
フレイル健診を生かすための取り組みについて、現状と今後について伺います。
○大島久幸 議長 答弁を求めます。
亀山貴則
保健福祉部長。
○亀山貴則
保健福祉部長 梶原議員の再質問にお答えいたします。
まさにフレイル状態の把握をし
ても、それ
がその後の健康づくりに生かさないということでは、調査し
ている意味
がありません。
こうした観点から、いくつかの方法で市民をフレイル状態に陥らないようなことにつなぐ取り組みを行っ
ております。
一つとしては、先ほど申しました75歳になる方に質問書を送付し
て、その方のフレイル状態の確認をする。
あともう1つは、国民健康保険データから検診や医療、介護の利用のない方を抽出しまし
て、その方の状況の確認を行う。
また、元気アップ教室、そういった集いの場でのフレイル状態のお話を聞きながら、フレイル状態の確認をします。
こうした中で、フレイル状態の危険、可能性
があるような方、例えば、外出
ができないとか、食事をうまくとっ
ていない、そういった方に関しましては、実は健康保険と介護の一体的事業ということで、国のほう
が事業を進め
ている事業を、当然鹿沼市も行っ
ているのですけれども、その中で、保険年金課と健康課、高齢福祉課、この3課
が連携をしまし
て、そうした状態に
ある方への関係制度や支援策、そういったものへのつなぎを行っ
ております。
例として挙げれば、各地域に
あります地域包括支援センター等にその状態の方の情報共有をいたしまし
て、そうした方への地域包括支援センターの職員の訪問
があったりとか、あとは保険年金課でも、そういうチェックの入った方への電話等での状態の確認、そういった取り組みを行っ
ております。
こうした流れで、関係各課全体で、フレイル状態に至らないよう、高齢者の健康づくりということで、今取り組んでおります。
以上で答弁を終わります。
○大島久幸 議長 梶原隆議員。
○4番 梶原 隆 議員 様々、国保データを利用し
てというところと、また、各課横断的に、全体的に、地域包括などで対応し
ていただけるということでしたので、引き続きお願いをしたいと思います。
次に、チャレンジ15(いちご)健康マイレージについてです
が、令和3年第3回鹿沼市議会定例会の文教民生常任委員会の継続調査報告の中で、この健康マイレージへの提言
がされました。
その提言を受け、いろいろ工夫され
ておられると思います。
それで、年々参加者
が増加し
ているということだったのだと思うのですけれども、何か目標は500人ということを聞い
ているのですけれども、まだそこまでには達し
ていないのかなと。
それで、答弁にも
ありましたけれども、この宇都宮市
がやっ
ている、この健康ポイントのようにやっ
てほしいというのを、この市民の方々から声をいただい
ております。
それで、宇都宮市では、従来のこの紙のものと、例えば、鹿沼市で
あれば、これ
が今年度の鹿沼市の健康マイレージ、宇都宮市でもこういう紙のものも
あって、あとは、その独自のスマートフォンアプリで参加
ができるようになっ
ています。
それで、ポイントを獲得する活動については、鹿沼市のほうについては、健康受診と20日間の健康づくりチャレンジということで、受診すると5ポイント、それで、その20日間のチャレンジすると10ポイントで、あわせ
て15ポイントで、「いちご」の「15」ポイント達成すると、申し込み
ができるという仕組みですけれども、先ほども答弁に
ありましたけれども、宇都宮市はそれに対して、あと歩いたらポイント
がつく、それで自転車に乗っ
てポイント
がつく、それで、体重を毎月1回計測し
ていくとポイント
がつくということで5つの活動で、ポイント
が付与されますと。
それで、特にこの注目の点は、スマートフォンアプリで参加すると、自分のポイント数や参加者ランキングというの
が、スマートフォンの中で、画面で確認すること
ができます。
また、この日々の活動履歴というのも、例えば、ウォーキングを
いつ、どのコース、どれぐらい距離を歩いたかというのも、これいつでも見られるようになっ
ています。
さらにこのグループ機能というの
があるので、家族、友人、サークルといったコミュニティをつくっ
て、それでグループで、グループ内のこのポイントの確認とか、ランキングというのは、そのグループ内で、みんなで見られる。
そして、一番の目玉は、このウォークラリーイベントというの
ができることです。
例えば、今回、いちご一会とちぎ国体で、デモンストレーションスポーツとして、鹿沼でウォーキング
が開催されたように、これからの健康づくりとして、健康寿命に効果的なウォーキングを市民に広め
ていただきたいと思います。
宇都宮市のスマホアプリでは、ウォークラリーイベントを開催でき
て、参加者はスマホの画面の地図を見ながら、各チェックポイント、これを通過するとポイント
が付与され
ていく。
これだと、若い人だけではなく
て、デジタル・ディバイドになっ
ている高齢者も楽しくスマホを使いながら、健康づくりとデジタル・ディバイド解消
ができ、一挙両得、一石二鳥の効果
があります。
また、健康づくりで医療費
が抑制されたというエビデンスも
あります。
例えば、スマートウエルネスシティプロジェクトの実証として、新潟県の見附市では、株式会社つくばウエルネスリサーチ
が作成した健康づくりプログラムを導入後3年で、医療費
が年間1人当たり10万円程度抑制されたという成果
が出
ています。
先ほど鹿沼市で独自のスマートフォンアプリ導入は考え
ていないということでしたけれども、健康づくりのためのウォーキングを鹿沼市民に広げるため、そして、デジタル・ディバイドを解消するため、また、フレイル予防のため、スマートフォンアプリ導入
が必要だと思います
が、再度伺っ
てみます。
○大島久幸 議長 答弁を求めます。
亀山貴則
保健福祉部長。
○亀山貴則
保健福祉部長 再質問にお答えいたします。
先ほどアプリを導入しない理由につきまし
ては、答弁したとおりで
あります。
また、今、ご発言の中に、令和3年10月の常任委員会の中で、様々な提言をいただい
ておりますので、ちょっとその提言に対する取り組み状況も触れながら、説明させ
ていただきたいと思うのですけれども、まず、若者の参加増進ということですけれども、過去の実績からいいますと、令和2年度と令和3年度を比較しますと、30代の参加者
が増え
てき
ています。
こちらにつきまし
ては、前にもお話ししましたように、デジタルサイネージやLINE等でのこの事業の周知、また、健康ガイドブックへの掲載とか、そういった形でも取り組んで
いるところ、地道な作業で広がったのかなということと、あと市内のショッピングセンターのショーウインドウに事業の実施について展示をさせ
ていただきまし
て、約3カ月近く掲示をさせ
ていただきました。
それ
が令和3年度から令和4年度にかけての事業ですので、それは今年度の結果としてどうなるかという形で見たいと思います。
またあと、市民
がそういったウォーキングに参加し、先ほど梶原議員
がおっしゃった体力的な問題を解消することで、フレイル状態に至らないようにしようという観点だと思うのですけれども、こちらにつきまし
ては、教育委員会のほうと連携をしまし
て、教育委員会での、鹿沼さつきマラソン大会ですとか、ふれあいウォーク、こういったポイントも今回、健康マイレージのポイントに加算できるように変え
てございますし、双方で周知の協力もいただきまし
て、スポーツ団体等の代表者会議等でもこのチラシをお配りさせ
ていただいたりとか、そういった形で行っ
ています。
先ほどのアプリに関しては、若い世代の参加
が増えるということだったので、紙ベースでいくと、高齢者から若い世代まで幅広く活用できるので、現状ではそういう形で考え
ています。
ただ、取り組み
がウォーキングだけでなく多様なもの
がありますので、先ほど話題に出た宇都宮市さんの年間の維持管理等を見ますと、かなり高額になっ
ています。
今後、デジタル化
がどのように進むか、その辺の進展も見ながら、そのアプリの導入等については、今の健康マイレージの考え方と照らし合わせながら、その辺は研究をし
ていきたいと思っ
ております。
以上で答弁を終わります。
○大島久幸 議長 梶原隆議員。
○4番 梶原 隆 議員 やっぱりちょっと前向きな答弁とはなりませんでしたけれども、お金の問題でいえば、「これ医療費
が抑制されますよ」というところを考え
て、「お金の問題じゃないんだ」というところも
あります。
昨日、橋本議員
が一般質問でグランピングを挙げ
ていましたけれども、この健康マイレージのスマートフォンアプリも大好評いただけると思いますので、前向きに検討し
ていただきたいと思います。
研究されるということでしたので、要望し
ておきます。
次に、大項目3の横断歩道の歩行者優先徹底について伺います。
中項目1の横断歩道の歩行者優先の取り組みについてです
が、日本自動車連盟(JAF)
が実施した信号機のない横断歩道での車の一時停止率について、栃木県及び本市の状況と歩行者優先の取り組みについて伺います。
中項目2の「横断歩道は手を挙げ
て!」運動の推進についてです
が、下野新聞社の調査で、挙手で停車率
が大幅に増加すると報道
がありました。
本市として「横断歩道は手を挙げ
て!」運動を推進し
てはと思います
が、市の考えを伺います。
○大島久幸 議長 答弁を求めます。
福田浩士市民部長。
○福田浩士 市民部長 横断歩道の歩行者優先徹底についての質問のうち、歩行者優先の取り組みについてお答えをいたします。
栃木県及び本市の信号機のない横断歩道での車の一時停止率及び歩行者優先の取り組みについ
てで
あります
が、日本自動車連盟
が、平成30年から公表し
ております「信号機のない横断歩道での歩行者横断時における車の一時停止状況全国調査」とは、各都道府県で2カ所、信号機
が設置され
ていない横断歩道において、実際に日本自動車連盟の職員
が横断し、車の一時停止率を測定する調査で
あります。
平成30年の調査では、栃木県は、停止率0.9%となり、全国ワースト1位で
ありました。
栃木県警察では、「止まっ
てくれない栃木県からの脱却」を目指し、各種施策を実施し、令和元年からは、CMなどの各種広報活動を展開し、令和4年の調査では、一時停止率44.9%、全国22位まで向上いたしました。
また、本市の状況で
あります
が、日本自動車連盟の調査は、都道府県単位での調査で
あり、市町村ごとのデータはございません
が、本市の取り組みといたしまし
ては、市のホームページで周知啓発を行っ
ているほか、警察とも連携の上、今後も継続し
て啓発し
ていくことで、交通マナーの向上を図っ
ていきたいと考え
ております。
次に、横断歩道は手を挙げ
て運動の推進についてお答えいたします。
現在、市では、保育園・幼稚園・小学校などにおいて、横断歩道の渡り方などを教える交通安全教室を実施し
ております。
小学校で指導する際には、横断時、まず手を上げ
てから、左右確認の後、安全を確認した上で、横断するよう指導し
ております。
横断歩道での一時停止につきまし
ては、車側
が注意するのはもちろんのこと、歩行者側の意思を伝えることも重要で
あると考え
ております。
また、国家公安委員会
が作成し
ております「交通の方法に関する教則」にも横断時には手を上げ、意思を明確に伝えることなど
が記載され
ていることから、今後は、子供だけでなく、高齢者向けなどの交通安全教室などについても周知啓発を図っ
てまいります。
以上で答弁を終わります。
○大島久幸 議長 梶原隆議員。
○4番 梶原 隆 議員 横断歩道の歩行者優先徹底について、福田市民部長より答弁
がありました。
保育園・幼稚園・小学校での交通安全教室の中で、横断歩道は手を挙げ
て左右を確認し
て渡ると、もうしっかり教育され
ているとのことでした、私の時代もそうでした。
また、この下野新聞の調査でも、この挙手なしでの停止率は20.3%でした
が、挙手
ありでは55%を超えると、2倍以上の結果でした。
こういったエビデンスも
ありますので、栃木県内で模範となるように、「横断歩道は手を挙げ
て!」運動を率先垂範し
て、啓発し
ていただきたいと要望し
ておきます。
次に、大項目4の脱炭素型のライフスタイルへの転換について伺います。
中項目1のグリーントランスフォーメーションについてです
が、グリーントランスフォーメーションとは、2050年カーボンニュートラルや2030年の国としての温室効果ガス排出削減目標に向けた取り組みを進めながら、経済成長も実現させるため、経済社会システム全体の変革を目指すことを意味する言葉です。
地域のグリーントランスフォーメーションについて、どのように考え
ているのか、市の見解を伺います。
次に、中項目2のグリーンライフ・ポイント制度の導入についてです
が、グリーンライフ・ポイントとは、環境省
が実施する事業で、環境に配慮した行動に対してポイント
が付与される制度です。
環境に配慮した日常の行動をポイント化することで、一人一人
が環境問題を自分事とし、環境に配慮したライフスタイルへの転換への機運を高めようとするものです。
鹿沼市においても、環境問題に積極的に取り組んで
いる企業と連携し
て、グリーンライフ・ポイント制度を導入し、一人一人
が環境問題を自分事とし、環境に配慮したライフスタイルの転換を、機運を高めることは有意義かと思います
が、市の見解を伺います。
○大島久幸 議長 答弁を求めます。
高村秀樹環境部長。
○高村秀樹 環境部長 脱炭素型のライフスタイルへの転換についての質問の、グリーントランスフォーメーションについてお答えします。
地域のグリーントランスフォーメーションにおける見解につい
てで
あります
が、2050年脱炭素社会の実現に向け
て、温室効果ガスの排出量を削減する工程を、経済成長の機会と捉え、温室効果ガスの排出量の削減と産業競争力の向上の両立を目指す取り組みで
あります。
近年、経済界におけるグローバルスタンダードな考えとなりつつ、国や企業を中心に推進を行っ
ているところで
あります。
本市としまし
ても、グリーントランスフォーメーションは、気候変動対策だけでなく、市内事業者の持続可能な企業運営に資するものと考え
ており、脱炭素社会の構築に向け
て、重要な取り組みの一つで
あると認識し
ております。
本年3月に作成しました「鹿沼市2050年脱炭素ロードマップ」においても、地域経済と環境保全の好循環を創出すること
が重要で
あるとした上で、3つの柱となる目標を設定し
ております。
1つ目は、省エネルギーの推進、2つ目
が、再生可能エネルギーの導入及びエネルギービジネスの検討、3つ目
が、ライフスタイルの転換で
あります。
脱炭素社会の実現は、行政の取り組みだけで成し遂げられるものではなく、市民、事業者等の連携
が必要不可欠で
あります。
これらの3つの目標を市民・事業者と共有し、一体となった取り組みを加速させることで、脱炭素社会の早期実現を図っ
ていきたいと考え
ております。
次に、グリーンライフ・ポイント制度の導入についてお答えします。
グリーンライフ・ポイント制度を導入し、環境に配慮したライフスタイルの転換への機運を高めることについてで
あります
が、この制度は、消費者による温室効果ガスの排出削減につながる製品及びサービスの選択、または購入といった環境に優しい消費行動に対して、ポイントを付与することで、脱炭素型のライフスタイルへの転換を促すもので、環境省
が地方自治体や企業のポイント制度について補助を行っ
ているものです。
具体的な行動内容としましては、地場産材食材の利用や販売期限間近の食品の購入、家電等の高性能省エネ機器への買換え、プラスチック製品のスプーンやストロー等の受け取り辞退、リユース品の購入など
が挙げられ、現在、企業により展開され
ている取り組み
が中心となっ
ております。
本市では、環境に配慮した賢い選択として、「クールチョイス」の事業を通して、LED照明への切り換えや食品ロスの削減、公共交通機関の積極的な活用など、市民の家庭における脱炭素型ライフスタイルへの転換を啓発し
てまいりました。
また、今年度は、エアコン定額利用制度を実施し、高性能省エネ機器への買換えを促進する取り組みなどを行っ
ております。
グリーンライフ・ポイント制度は、家庭の脱炭素型ライフスタイルへの転換を加速させるための取り組みで
あり、事業の性質上、地域事業者との連携
が必須なことから、地域グリーントランスフォーメーションの発展にもつながる取り組みとして考え
ております。
しかし、本年度からスタートした事業ということで、ポイント付与による効果や制度の構築などについては、課題も多く、他自治体等の先進事例を参考にしながら、調査・研究を進め
てまいりたいと考え
ております。
以上で答弁を終わります。
○大島久幸 議長 梶原隆議員。
○4番 梶原 隆 議員 脱炭素型ライフスタイルへの転換について、高村環境部長より答弁
がありました。
1のグリーントランスフォーメーションについての認識については、私も一緒です。
この中で、ライフスタイルの転換
が、これから必要になっ
てくるのだろうと思っ
て、今回質問させ
てもらっ
ています。
今までは、サステナブルに関心は
あったけれども、意識だけで行動につなげられなかった人も多いのではないでしょうか。
ポイント還元など、目に見える形で特典
が受けられれば、エコな行動も楽しみながら自発的にできるようになるはずです。
ぜひ上手に、このグリーンライフ・ポイント制度を活用し
ていただきたいと要望します。
次に、大項目5のいじめ相談にSNSの活用について伺います。
中項目1のいじめ対策の現状といじめ状況の推移についてです
が、令和3年度の文部科学省の調査によると、いじめの認知件数は61万5,351件で
あり、前年度に比べ、9万8,188件、19%増加し
ています。
昨日の一般質問でも、橋本議員
が、子供の不登校について取り上げ
ていました
が、国の調査で、これは複数回答では
あるのですけれども、不登校の原因でいじめ
がきっかけと答えた児童生徒は約25%に上るそうです。
本市のいじめ対策の現状とその効果、最近の傾向についての認識を伺います。
中項目2のSNSを活用したいじめ相談の取り組みについてです
が、栃木県教育委員会では、SNSを活用した相談事業を行っ
ています
が、鹿沼市との連携を含めた取り組みの内容について伺います。
中項目3の時代の変化に対応した相談体制構築についてです
が、今の子供たちのコミュニケーション手段は、電話からSNSに置き換わっ
ています。
本市においても時代の変化に対応し
て、SNSを積極的に活用した相談体制
が必要だと考えます
が、市の見解を伺います。
○大島久幸 議長 答弁を求めます。
中村仁教育長。
○中村 仁 教育長 いじめ相談にSNSを活用することについての質問のうち、いじめ対策の現状と推移についてお答えします。
本市のいじめ対策の現状と効果、傾向につい
てで
あります
が、令和3年度の本市小中学校におけるいじめの認知件数は155件で、前年度とほぼ同数で
ありました。
本市では、いじめの可能性
がある事案については、積極的にいじめとして認知するよう学校に依頼をし
ております。
それを受け、各学校はいじめ防止基本方針に基づき、全教職員による共通理解のもと、いじめの未然防止、早期発見・早期対応に努め
ております。
学校
が校内いじめ対策委員会を通して認知したいじめにつきまし
ては、教育委員会へ報告することとし
ておりまし
て、状況によっては学校と教育委員会
が連携をし
て、解消に向けた支援を検討し
ております。
また、本市では6月・12月をいじめ防止強化月間に位置づけ
て、各学校における取り組みや啓発の充実を図ったり、相談窓口の周知や情報提供を行ったりし
ております。
各学校
がいじめの対応を適切に行っ
ていることで、令和3年度に認知したいじめのうち、99.4%
が解消に至っ
ております。
本市の傾向といたしまし
ては「冷やかしやからかい」「悪口」「軽くたたかれる」など
がいじめの態様のほとんどを占め
ております。
次に、SNSを活用したいじめ相談の取り組みについてお答えします。
県教育委員会
が行っ
ている「SNSを活用した相談事業」の内容につい
てで
あります
が、県教育委員会では、令和3年度から県立学校の生徒を対象に、コミュニケーションアプリで
あるLINEを活用した相談事業を開始し、令和4年度からは、市町立中学校の生徒も相談の対象となりました。
この事業は、学校の内外を問わずどんな内容でも相談を可能とし
ており、受け付け時間は日曜日の18時~21時とし
ております。
本市との連携についてで
あります
が、匿名性や機密性を担保するため、基本的に市町教育委員会に相談に関する情報
が開示されることは
ありません。
ただし、生命にかかわるような緊急の事案については、市町教育委員会に協力の依頼
がありますので、その際には迅速な対応に努め
てまいります。
次に、時代の変化に対応した相談体制の構築についてお答えします。
SNSを活用した相談体制に関する市の見解につい
てで
あります
が、SNSを活用した相談体制は、相談者のプライバシー
が守られ、顔を合わせず気軽に相談をすること
が可能となるため、誰にも相談できずに悩んで
いる生徒などにとっては有効なツールで
あると考え
ておりますので、引き続き、この事業の周知を図っ
ていくとともに、県教育委員会に事業拡張の要望をし
てまいります。
また、窓口の選択肢を広げるため、本市の教育相談、こども総合サポートセンター青少年相談、上都賀教育事務所スマイル相談、県教育委員会ホットほっとメール相談などの連絡先をさらに周知し
てまいります。
学校で生じたいじめは、直接的な支援・指導
ができる教職員
が対応し
ていくこと
が必要で
あることから、引き続き、各学校において、いじめの未然防止及び早期発見、早期対応に努め
てまいります。
以上で、答弁を終わります。
○大島久幸 議長 梶原隆議員。
○4番 梶原 隆 議員 いじめ相談にSNSの活用について、中村教育長より答弁
がありました。
傾向としては155件で、前年と大体同じ数でしたということです。
それで、また、いじめ対策については、様々な方法で早期に発見し、99.2%ですかね、ほぼ解決でき
ていて、自殺とか、そういう大きな問題にはならなかったということでした。
少し安心はしました。
この全国的には、このタブレットやパソコン、スマートフォンによる誹謗中傷等の認知件数
が前年度比3,030件
が増え
て、2万1,900件となっ
て、GIGAスクール構想下での一人一台端末の整備によって、ネットいじめ
が増加するという中では、初めて2万件を超えたということで、これ鹿沼市でも、この顕在化され
ていない、発見でき
ていないネットいじめも
あると思います。
それで、栃木県教育委員会では、家庭や学校や悩みを抱える生徒に対して、先ほど説明の
あったSNS、LINEを活用した相談を実施し
ておりますけれども、これ期間限定ということになっ
ていまし
て、年に4回やりますと、それで、もう第3期まで、もう終了し
ていまし
て、あとは第4期というの
が1月6日(金曜日)から1月8日(日曜日)の3日間ですね。
それで、先ほど説明されましたけれども、18時から21時の3時間、3日間の3時間となっ
ています。
やはりこれでは、十分とはいえないと思います。
それで、例えば、このいじめ相談以外の相談体制というの
がどうなっ
ているのかということで、これ、鹿沼市
がつくっ
てくださったこの「コロナうつにならないため」にというパンフレットなのですけれども、この後ろにSNS相談事業として、厚生労働省やら、あと各種NPOさんの団体のQRコードでお示しをされ
て、結局ここからSNSを使っ
て相談し
てくださいねというようになっ
ています。
このように各種相談事業も時代にあわせ
て、SNSを活用し
ています。
いじめ対策にもSNSを積極的に活用した体制
が絶対に必要だと思います。
それで、今、その制度の拡充と、また、要望ということで、県のほうにし
ていただけるということでしたけれども、県に頼るだけでなく、市のほうでも、この鹿沼市健康課さん
がやっ
ているように、何かそういった対応もし
ていただけないかと思っ
ております。
ちょっと再質問はしたかったのですけれども、時間の関係でちょっとやめ
ておきます。
それで、最後にこのマイナンバーカードの発行業務につきまし
て、日々奮闘いただい
ている市役所職員の方々に感謝を申し上げます。
11月は3,652枚の交付で、今年の6月、7月、8月というの
が、大体月400枚程度の交付だったのです
が、おおよそ、もう今9倍の業務量ということでやっ
ていただい
ております。
そして、申請率は55%を超えたということで、11月末現在の交付率は46.6%なので、9%分、まだ交付し
ていないと、人数でいうと8,000人ぐらいになります。
それで、これ、もう12月、まだ、来年1月、2月と、これからそういう傾向
が続い
て、大変にご苦労をおかけします
が、工夫をし
て乗り切っ
ていただきたいと思います。
また、冒頭での第2次補正予算案の中で、厚生労働省の出産・子育て応援交付金として、約1,267億円
が決まりました。
それで、出産・子育て応援交付金は、妊娠届時に5万円相当、出生届時に子供1人5万円相当の経済支援を行うものです。
令和4年度については、4月以降の出産に対して、10万円相当の経済的支援
が行われます
が、補助率は国
が3分の2、県
が6分の1、市
が6分の1となり、鹿沼市でも、これ補正予算を組む必要
があります。
そこで、市民の方々から意見をいただきました。
この10万円相当の経済的支援は、市
が独自に、クーポンにするか、現金にするか等、いろいろ決められます。
それで、市民からは「クーポンではなく、現金での配布をお願いします」とのことでしたので、執行部と議員の皆様にお伝えをさせ
ていただきまし
て、以上で、私からの一般質問を終わります。
ありがとうございました。
○大島久幸 議長 昼食のため、休憩いたします。
再開は、午後1時ちょうどといたします。
(0時10分)
○大島久幸 議長 休憩前に引き続き再開いたします。
(午後 1時00分)
○大島久幸 議長 引き続き発言を許します。
12番、市田登議員。
○12番 市田 登 議員 皆さん、こんにちは。
議席番号12番、親悠会の市田でございます。
今回の質問は、今年刷新された総合計画、そして、教育ビジョンを中心に4つの項目を用意させ
ていただきました。
午後一番ということで、眠くなる時間帯かと思いますけれども、ひとつよろしくお願いいたします。
それでは、早速質問に入ります。
鹿沼市の行財政運営について。
過日の下野新聞の1面に、昨年度、令和3年度の県内25市町の経常収支比率の記事
が載っ
ていまし
て、前年度に比べ
て4.5ポイントほど改善された旨の報道
がありました。
一見喜ばしい、明るいニュースかなと思いました
が、内容をよく精査し
てみますと、地方税
が増えたわけでなく、地方交付税
が増えたということで、数字
がよくなっ
ている、そんなふうな感じでございます。
この経常収支比率は、財政の弾力性というのですかね、余裕度を表す数字だと思います。
そんな中で、鹿沼市は県内12市中、上位から4番目の位置に
ありまし
て、他市の状況から比べ
ても、少しは財政に余裕は
あるのかなと、そんなことで経常収支比率
がさらに改善されれば、投資的経費に回せるのではないか、そんな思いで、この質問を取り上げ
てみました。
令和3年度の決算については、9月議会において、市長から報告され、健全化判断比率等の指標において、国の示すイエローカードで
ある早期健全化基準には達し
ていない、そんなふうな報告
がありました。
こうした中で、新型コロナウイルス感染症拡大に、早くも3年
が経過しようとし
ています。
この間、定額給付金や地方創生臨時交付金事業と各種事業
が実施され、加え
てウクライナ情勢、あるいは、急激な円安の進行によりまして、我が国の経済や市民生活にも大きな影響を及ぼす状況
が続い
ており、本市の財政運営の健全性においても少なからずの影響
があるのかなと考えられます。
そんな中で、電気料金等の急激な値上がりや老朽化した公共施設の維持管理費等、子育て環境の充実など、様々な行政課題
があると思います。
そこで、今回の鹿沼市の行政運営の要旨の1番、令和2年度及び令和3年度における実質公債費比率や将来負担比率等の財政健全化判断比率と経常収支比率の状況についてお伺いいたします。
2番ですね、9月議会の健全化判断比率の報告においては、指標
が健全で
ある旨の報告をいただい
ています
が、その状況を受け
て、令和5年度の予算編成に向け
て、投資的経費を重点的に配分すること
が可能と思われます
が、どのように考え
ているのか、お伺いいたします。
以上2点、お願いいたします。
○大島久幸 議長 当局の答弁を求めます。
佐藤信市長。
○佐藤 信 市長 鹿沼市の行財政運営についてお答えをいたします。
まず、令和2年度及び令和3年度決算における財政健全化判断比率と経常収支比率の状況につい
てで
あります
が、健全化判断比率とは、地方公共団体の財政健全化を目的として算定し、公表
が義務づけられ
ている「実質赤字比率」、「連結実質赤字比率」、「実質公債費比率」、「将来負担比率」の4つの指標を指し
ております。
令和2年度、令和3年度の決算については、実質赤字比率及び連結実質赤字比率は、いずれも赤字
が生じ
ておりませんので、「該当なし」となりました。
実質公債費比率につきまし
ては、標準財政規模に対する借入金の返済額の割合を示すもので
あります
が、市債の元利償還金の減等により、令和2年度
が「2.3」、令和3年度は「1.9」と改善し
ており、良好な数値で推移いたし
ております。
次年度以降については、新庁舎整備事業における起債の償還
が今後本格化するため、その影響
が表れるものと見込んでおります。
将来負担比率については、新庁舎整備事業や災害復旧事業等に伴う市債残高の増加や基金残高の減少などの影響を受け
ているものの、借入金等の将来負担すべき額に対し、充当可能な基金等の特定財源
が上回っ
ているため、令和2年度、令和3年度ともに「該当なし」となっ
ております。
また、経常収支比率につい
てで
あります
が、「経常収支比率」は、地方公共団体の財政構造の弾力性を判断する指標で
あり、人件費や扶助費、公債費などの経常的な経費に、市税や地方交付税、臨時財政対策債などの経常的な収入
が、どの程度充当され
ているのかを比率で示し
ているもので
あります。
この比率
が高いほど、普通建設事業を初めとする「政策的な経費」や「臨時的な経費」に充当できる一般財源に余裕
がなく、財政構造の硬直化
が進んで
いることを表すもので
あります。
令和2年度
が88.7%、令和3年度
が85.2%と、3.5ポイント改善し
ております。
これは、コロナ禍の状況において、社会活動の制限により医療扶助費等
が抑制されたことに加え
て、国においても地方税収入
が大幅に減少すると予測されたことから、地方交付税
が増額交付されたこと、一方で、市税収入
が見込みよりも堅調で
あったことなどにより、一時的に改善したものと考えられます。
次に、令和5年度予算編成における投資的経費の考え方についてお答えをいたします。
経常収支比率等の財政指標の改善は、コロナ禍における国の財政対策等を背景とした全市町村共通の一時的な状況と認識し
ており、予断を許さない状況で
あることに変わりはございません。
しかしながら、公共施設の老朽化対策や未来に向けた投資
が必要で
あることは言うまでもなく、令和5年度においては、新庁舎整備事業
が完了するものの、ほかの大型公共事業
が本格化することから、投資的経費は前年に引き続き、高い水準で推移するものと見込んでおります。
そのため、これまで財政健全化推進計画に基づく市債借り入れの抑制にあわせまし
て、公共施設整備基金への積み立てを行っ
てき
ており、それらの基金の活用も含め
て、予算編成に反映し
ていく予定で
あります。
市民生活に影響を及ぼさないように、学校、道路等の社会資本の整備を進めるとともに、鹿沼インター産業団地整備や水源地域振興拠点施設整備等の税収入につながる事業や本市に人を呼び込む事業への投資についても、積極的に進め
てまいりたいと考え
ております。
以上で答弁を終わります。
○大島久幸 議長 市田登議員。
○12番 市田 登 議員 市長から答弁をいただきました。
財政健全化判断比率と経常収支比率の状況については、良好な数値で推移し
ていると、さらに、改善の状況は一時的で
あるというような答弁もいただきました。
それから借入金ですか、これに対しても、基金の特定財源ですか、これ
が上回っ
ているということで、そのような話も
ありました。
そして、投資的経費についても、高い水準で推移し
ているということで、未来に向けた投資になることを期待し
ております。
令和5年度の予算編成につきまし
ては、初日の鈴木敏雄議員からも質問
がありました
が、2点ほど再質問させ
ていただきます。
令和5年度当初予算における投資的経費の具体的な事業をお示しください。
また、答弁に
ありました税収につながる事業、人を呼び込む事業の投資については、私も大変重要なものだと考え
ております。
こうした視点での公共事業
が単年度事業ばかりではなく、継続事業、あるいは、中長期的な計画、マスタープランですね、そんなことも必要だと考えられます
が、令和5年度に実施する公共事業とあわせ
て、その先を見据えた人を呼び込む公共事業についても、何か具体的な考え
があれば、教え
ていただきたいと思います。
以上2点、お願いいたします。
○大島久幸 議長 答弁を求めます。
佐藤信市長。
○佐藤 信 市長 お答えしたいと思います。
まず、令和5年度の投資的経費についてですね、具体的に何点かお話させ
ていただきたいと思います。
歳入見込み額から義務的経費等を引いた歳出見込み額、これを差し引きまし
て、投資可能額ということになるわけで
ありますけれども、約55億円程度、見込んで
いるところで
あります。
具体的な、何点か申し上げますと、まず粗大ごみ処理施設ですね、これについて、昨年から、令和4年度・令和5年度と2カ年継続の事業で
ありますけれども、総額で14億5,000万円ということで、改良工事をし
ているところで
あります。
2つ目
が、水源地域の振興拠点施設整備事業ということで、ご承知のように、キャンプ場、あるいは温泉施設等の整備ということで、これは総額で、令和6年のできるだけ早い時期にオープンということで、今やっ
ておりますけれども、約14億円ですね、予算化し
ていきたいと思っ
ています。
それから、今回の議会にも出
ておりましたけれども、ヤオハンいちごパークの陸上競技場、これの全天候型への整備、8レーン化ということで、これも3億円ほど見込んでおります。
また、鹿沼インター産業団地ですね、これについては、令和4年から負担金の支払い
が始まっ
ております。
総額で11億6,000万円というの
が、鹿沼市の負担額で
ありますけれども、令和5年度は3億7,000万円ということで見込んで
いるところで
あります。
また、一般廃棄物処分場の第2期の埋め立て地の造成工事、これも非常に大きな課題ということで、これは令和5年度・令和6年度と2カ年の継続費になりますけれども、4億円見込んでおります。
また、さつきが丘小学校の学童保育の新築工事ということで、これも2億円。
さらに、JR鹿沼駅東通りということで、2億円ですね。
そして、現在、もう一部着工いたし
ておりますけれども、学校施設ということで、西小学校・北中学校の体育館の改修、そして、北押原中学校・南押原中学校の給水設備の改修ということで、これも4億円見込んでおります。
また、新庁舎整備もいよいよ最後の仕上げに入るわけで
ありますけれども、備品とか、移転費用、そういったもので、1億5,000万円ほど見込んでおります。
さらに、民間の認定こども園の施設整備の補助金ということで、3億4,000万円。
そんなようなところで、具体的な項目を上げさせ
ていただきました。
そのほか、着実に学校施設の整備とか、長寿命化ですね、あるいは、道路の長寿命化ということで、そういったものにもしっかりと目配りをし
て、目を配っ
て進め
ていきたいというふうに思っ
ております。
また、2つ目の質問でございましたけれども、人を呼び込む事業への投資ということでお話
がございました、ご質問
がございました。
中長期的な視点で、鹿沼市の今後の財政的な強化、あるいは、人を呼び込むための施設ということでもっ
て、これも議会の中で出
ておりましたけれども、今、鹿沼インター産業団地の分譲
がようやく始まったということで、これは具体的な2期の分譲に向け
て、今、着実に整備を進め
ていくということで
ありますけれども、令和5年度、新年度からは、次の新たな産業団地の整備に向け
て取り組んでいくということでございます。
そのほか、花木センターの道の駅化、これも一つの大きな課題で
あります。
まさに人を呼び込むための施設そのものでございますので、今年8月にサウンディング調査を実施いたしました。
これから具体的に整備手法も含め
て、検討し
ていきたいというふうに思っ
ています。
それと、先ほども申し上げましたけれども、南摩ダムの完成にあわせ
て、拠点施設を整備し
ていくということで、それらの温泉とか、キャンプ場、そういったものを着実に令和6年度の早い時期の完成を目指し
て、整備を進め
ていきたいと、そんなふうに考え
ております。
予算の配分をさせ
ていただきたいと思います。
以上で答弁を終わります。
○大島久幸 議長 市田登議員。
○12番 市田 登 議員 答弁の中で、学校の長寿命化の話も
ありましたけれども、特に公共施設の中では、学校の占める割合
が多いわけですね。
来年度から小中学校の適正化の、適正配置ですか、検討されるという話は聞い
ておりますけれども、学校施設の老朽化による長寿命化対策についても、統廃合の計画にあわせ
て、これ十分検討し
ていただい
て、「お金をかけた
が、廃校になっ
てしまった」というようなこと
がないように、無駄のない投資をし
ていただければと思います。
それと、本市にはナカニシさん初め、優良企業
がたくさん
あるかと思いますけれども、以前にもちょっとお話ししましたけれども、第3セクター、あるいは、PFI事業なども考慮に入れ
て、民間の資金の活用し
ていただければと、あわせ
て検討し
ていただければと思います。
それから、新しい次の工業団地も計画し
ているという話も聞い
ておりますけれども、その中で、この事業のその場所ですか、事業区域の選定に当たっては、現状の都市計画区域に縛られることなく、それ以外の地域も含め
て、将来鹿沼市の発展を見据えた、最適な場所を選定し
ていただければと思います。
また、事業区域の決定後は、市街化区域への編入手続や用途指定など、各関係機関といろいろ調整し
て、長期にわたる作業
が必要になっ
てくると思います。
ぜひ、こうしたことも踏まえながら、速やかに事業化につなげられるような、着実に進め
ていっ
ていただければと思います。
都市計画初め、地区計画においては、知事と、そして、関係市町の協議ということ
ができるわけでございますので、そういった用途変更、規制緩和
ができますので、佐藤市長の英断に期待し
ているわけでございます。
そして、新しい工業団地
がどんどん増え、都市計画税とか、固定資産税、あるいは、雇用、交流人口
が増えることを期待いたしまし
て、次の水源地域整備事業について、お伺いし
ていきます。
水源地域整備事業に建設される観光施設について。
去る11月15日の議員全員協議会で、南摩ダムと併設した水源地域整備事業について、説明をいただきました。
思川開発事業として、令和6年4月のオープンに向け
て事業を展開し
ている。
そして、下流圏からの6割を超える支援を受け
て、鹿沼市の17事業ほか、栃木県の5つの事業内容についても説明をいただきました。
そこで質問させ
ていただきます。
要旨の1番、鹿沼市
が事業主体で進め
ている水源地域振興拠点施設の概要と観光施設としての役割について。
要旨の2番ですね、栃木県
が事業主体で進め
ている水と緑の南摩の里整備事業との連携についてお伺いいたします。
よろしくお願いします。
○大島久幸 議長 答弁を求めます。
竹澤英明経済部長。
○竹澤英明 経済部長 水源地域整備事業についての質問の、建設される観光施設についてお答えします。
まず、市
が事業主体で進め
ている「水源地域振興拠点施設」の概要と観光施設としての役割につい
てで
あります
が、この施設は、水源地域で
ある本市西北部地域の交流拠点として、いやす、遊ぶ、学ぶ、集うこと
ができる場とすることを基本方針として、整備を進め
てまいりました。
具体的には、温浴・飲食・物販・体験の機能を備えたコア施設のほか、みそやコンニャクなど5部門の加工とそばの製粉所を兼ねた食品加工所、そば祭りなどのイベントに利用できる多目的広場、そして、フリーサイトを中心に合計91サイトを備えたキャンプ場とサニタリー棟2棟を整備いたします。
市内には、ほかにも温浴施設や農村レストラン、キャンプ場など
があります
が、それぞれ
がターゲットとする客層や立地のロケーションなど、特色
が異なることから、各施設の強みを生かしながら相乗効果を生み出したいと考え
ております。
特に、本施設の建設地で
ある西北部地域は、清流や山岳、高原など豊かな自然に恵まれ
ている地域で
ありますので、本施設を拠点として、既存の観光資源と連携しながら、情報発信や観光客の周遊性の向上を図ることで、新たな観光施設としての役割を果たし
てまいります。
次に、「水と緑の南摩の里整備事業」との連携についてで
あります
が、この事業は、観光資源としての魅力を高めつつ、地域住民のレクリエーションの場として、森林と湖のアクティビティ空間の整備を行い、水源地域の活性化を図ることを基本コンセプトとして、栃木県
が事業主体で整備するもので
あります。
整備する場所は、ダム湖周辺の「アクティビティゾーン」と市の水源地域振興拠点施設に隣接する「森林体験ゾーン」の2カ所で
あります。
「アクティビティゾーン」においては、1周約980メートルのジップラインや約170メートルの吊り橋アクティビティ、そして、ビジターセンター
が整備されます。
「森林体験ゾーン」においては、森林内を散策できる歩行者用園路や多目的広場を整備する予定で
あります。
ダム湖と市の施設は約1キロメートルの位置にございます。
市と県の各施設
が相互に連携し、情報を共有しながらPRを行い、相乗的に魅力を高め、西北部地域の周遊性向上につなげ
ていきたいと考え
ております。
以上で答弁を終わります。
○大島久幸 議長 市田登議員。
○12番 市田 登 議員 はい、ありがとうございました。
観光施設として、鹿沼市と県の役割については理解できました。
県との連携も、相乗的に魅力を発信するというか、魅力
が高まる、そんな旨の答弁をいただきました。
そこで再質問です
が、この事業は水源地域の影響を緩和するために、水源地域対策特別措置法に基づき実施されるわけです
が、答弁の中で、当施設を拠点として、情報発信や周遊性の向上を目指すと
ありました
が、西北部の周遊性とは具体的にどのようなものか、お伺いいたします。
○大島久幸 議長 答弁を求めます。
竹澤英明経済部長。
○竹澤英明 経済部長 市田登議員の再質問にお答えいたします。
本市の西北部地域でございますけれども、井戸湿原や横根、そして古峰ヶ原の高原、そこを源流とする清流
が流れ
ております。
また、連なる山々などもございまし
て、観光資源の宝庫で
あると思っ
ております。
現在も多くの、そういったところには来訪者に
いらし
ていただい
ております。
この水源地域拠点施設内の温泉、キャンプ場、これ先ほども答弁いたしましたけれども、本市にもほかの類似施設
がございます
が、その特色
が少し異なっ
ているというふうに感じ
ております。
その施設に、その周辺にこの県のアクティビティ施設
が加わる、そして、さらにダム湖
が完成すると、ダム湖自体も観光活用というもの
が期待できるということになっ
てきます。
それぞれいらっしゃる目的
が異なっ
てくるということで、これまで本市に縁のなかった方
が多くいらっしゃるのかなというふうに感じ
ております。
こうしたダム湖周辺の回遊というのはもちろんなのですけれども、先ほど、冒頭申し上げた西北部のこの潜在的な観光資源、こういったものをさらに磨き上げまし
て、こういった新しい客層の方に、そういったところを結んで、周遊性を高める、充実するということ
が期待できると思っ
ております。
これによって、交流人口とか、関係人口、そういったものの拡大
が図れるものと考え
ております。
そして、これを進め
ていくには、今後、地域住民ですとか、独立行政法人水資源機構ですとか、ダムなので、漁業協同組合とか、市の観光協会、県の施設もございます、そこの指定管理者、こういった皆様と連携し
て、誘客を進め
ていきたい、この水源地域の拠点施設をベースとして、周遊を促進し
ていくというような考えでおります。
以上で答弁を終わります。
○大島久幸 議長 市田登議員。
○12番 市田 登 議員 西北部の周遊性、活性化につながると、そのような答弁をいただきました。
今後、下流圏との交流、また、株式会社スノーピークの知名度というかな、そういうものを生かし
て、新たな会員獲得に、そういった形につながると思いますので、交流人口
が増えたり、活性化につながることを期待いたしまし
て、次の質問に移ります。
3番、市内小中学校における帰国・外国人児童生徒の支援について。
国内では、労働不足によって、外国人に依存する傾向
が増え
ています。
鹿沼市においても、決して例外ではないかと思います。
そこで、外国人の子供の支援について、お伺いし
ていきます。
外国人児童生徒への支援についての要旨の1番、小中学校に在籍する外国人児童生徒の人数及び国籍、そして、2番として、支援を必要とする児童生徒の把握方法について、それぞれお伺いいたします。
次に、外国人児童生徒への支援について。
要旨の1番、主な支援の内容について、2番として、今後の取り組みについて、それぞれお伺いいたします。
よろしくお願いします。
○大島久幸 議長 答弁を求めます。
中村仁教育長。
○中村 仁 教育長 市内小中学校における帰国・外国人児童生徒の支援についての質問のうち、外国人児童生徒の状況についてお答えします。
まず、市内小中学校に在籍する外国人児童生徒の人数及び国籍につい
てで
あります
が、11月1日現在、本市における外国人登録者1,438人のうち、外国人児童
が在籍し
ている小学校は7校で、児童数は23人、国別の内訳は、ベトナム8人、パキスタン5人、イギリス3人、ナイジェリア、ブラジル、ペルー各2人、バングラディシュ1人で
あります。
また、中学校は3校で、生徒数は6人、国別の内訳は、バングラディシュ2人、パキスタン、ペルー、ベトナム、中国各1人で
あります。
次に、支援を必要とする児童生徒の把握方法につい
てで
あります
が、対象児童生徒のうち、日本語の習得に困難の
ある児童生徒に対して、日本語や日本の文化・習慣、生活全般について積極的に支援を行う必要
があると考え
ております。
小学校の入学時に保育園や幼稚園、こども総合サポートセンターなどから情報を得た場合は、教育委員会や学校
が保護者、児童との面談や聞き取りを行い、日本語の理解度などの確認を行っ
ており、他の自治体から転校し
てきた児童生徒の場合は、在籍し
ていた小中学校に在籍時の状況などを確認し
ております。
また、進級する際には、学校で担任や学年主任など
が中心となり職員全体で情報を共有し、必要で
あれば教育委員会と連携を図りながら対応し
ております。
次に、外国人児童生徒への支援についてお答えします。
まず、主な支援の内容につい
てで
あります
が、入学時の面談や以前登校し
ていた学校での状況及び現在の学校生活の状況などから判断し、個別の支援をし
ております。
国際交流協会の協力を得
て、日本語指導ボランティアによる日本語指導や、日本語指導拠点校の東小学校、みどりが丘小学校における日本語指導担当教員の授業を実施し
ております。
次に、今後の取り組みについ
てで
あります
が、今年度、日本語指導拠点校に配置され
ている教員による対象児童生徒の在籍学校への巡回指導を一部実施いたしました
が、令和5年度以降は完全実施いたします。
今年度、全く日本語
がわからない児童生徒
が入学したことから、日本語の習得スピードを上げるため、教育委員会から日本語講師の派遣を実施し、短期集中的に指導を行いました。
今後も同様な事例
が発生する場合は、講師の派遣をするなど、柔軟な対応をとるとともに、児童生徒を1カ所で支援を行うなど、体制の整備について引き続き検討し
てまいります。
帰国・外国人児童生徒に対する支援は、一人一人の現状に合わせ
て行うこと
がより効果的で
あると考え
ておりますので、日本語指導担当教員による授業、日本語講師の派遣による短期集中的な指導、日本語指導ボランティアによる日本語指導などを通して、日本語や日本の文化・習慣・生活全般の支援を積極的に展開し
てまいります。
以上で答弁を終わります。
○大島久幸 議長 市田登議員。
○12番 市田 登 議員 外国人の登録者数
が1,400人を超え
ていると、この中で、外国人児童生徒
が、いろいろな国から7校、23人の生徒
が通っ
ているという答弁をいただきました。
支援についても、言葉
がわからない状況で、いろいろと工夫を凝らし
ているということも理解できました。
私は、実は、この質問をするために、先日、拠点校で
ある東小学校、また、協力をいただい
ている国際交流協会に出向い
て、担当の先生とお話をする機会をいただきました。
多くの課題
があることや拠点校で
ある東小学校、そして、みどりが丘小学校と、国際交流協会はもちろんでございます
が、日本語講師ですか、それと日本語指導ボランティア等の、いろいろな連携をし
ているなということもわかりました。
また、言葉
が通じないところは、英語ばかりではないので、何かパソコンのマウスと同じぐらいの大きさの「ポケトーク」というのですかね、そんなものを利用し
て生徒と会話をし
ているというようなこともわかりました。
そこで、再質問です
が、帰国・外国人児童生徒の他市の支援状況について、それと日本語指導担当教員、日本語指導ボランティア、日本語講師の役割について、教え
ていただければと思います。
よろしくお願いします。
○大島久幸 議長 答弁を求めます。
中村仁教育長。
○中村 仁 教育長 再質問にお答えします。
まず、他市の支援の状況についてですけれども、県内他市の支援状況は様々ですけれども、日本語指導の拠点校
が設置され
ている市
が9市でございます。
その9市におきましては、拠点校を中心に支援を行っ
ているというふうなことで、拠点校
が設置され
ていない市におきましては、外国人児童生徒の受け入れ
が決まった段階で、会計年度任用職員やボランティアを配置するなどの対応をし
ているというふうなことでございます。
それから、日本語指導拠点校のほかに、市独自の指導教室を開設し
ているという市
が3市ございます。
宇都宮市、佐野市、小山市で行っ
ているというふうなことでございます。
本市におきましては、拠点校を中心に支援を行いながら、それぞれの各学校におきましても、ボランティアの協力を得ながら支援を行っ
ている状況で
ありまし
て、そして、県内では初めてとなるのですけれども、人材派遣会社と契約をし
て、短期集中的に日本語講師の派遣を実施をいたしました。
そのことによって、在籍校の教員の負担軽減にもつながっ
ておりますし、児童生徒の日本語習得などには非常に一定の効果
があったというふうに考え
ております。
かなりしゃべれるようになっ
てき
ているというふうなことで、効果
が上がっ
ていると思います。
学校生活を不自由なく送っ
てもらえるように、日本語の習得に加えまし
て、日本の文化や習慣なども身につけ
てもらえるように支援を行っ
ていきたいというふうに考え
ております。
2点目ですけれども、それぞれの担当の役割についてというふうなことなのです
が、まず日本語指導の担当教員の主な役割といたしまし
ては、教員ですので、授業を行うというふうなこと
が中心になりますけれども、それぞれ個別に、一人一人に応じた指導を行ったり、あるいは、学校生活に適応するようにというふうなことで、学校での居場所を広げ
てやるというふうなこと
が役割で
あるかなと思います。
ボランティアにつきまし
ては、担当教員との情報共有や連携を図りながら、日本の文化や習慣なども教え
ていただい
ておりますし、保護者ともかかわっ
ていただい
ておりますので、保護者とのかけ橋にもなっ
ていただい
ております。
それから、日本語講師につきまし
ては、短期集中的に日本語の習得スピードを上げるというふうなことで、一日も早く学校になじめるようにするために、実績の
ある民間企業を活用し
ていきたいというふうに考え
ております。
外国人児童生徒の日本語指導におきましては、それぞれ3者の役割、それぞれ重要でございますので、それぞれの役割
が欠けることなく機能することによって、充実
が図れるもので
あるというふうに考え
ております。
以上で答弁を終わります。
○大島久幸 議長 市田登議員。
○12番 市田 登 議員 教育長から詳細にわたり、説明いただきました。
外国人生徒の他市等の状況ですね、それぞれ役割についても、ある程度理解
ができました。
今後、この外国人児童生徒は、多分増加傾向に
あるのではないかなと思います。
そういった異国の人
が鹿沼に来
てよかった、鹿沼で子供を育て
てよかったと、そんな手厚い支援を期待いたしまし
て、最後の質問の自治会について、お伺いし
ていきます。
中項目1番の本市の自治会の現状についての1番、本市の世帯数と自治会加入世帯数、加入率について。
2番のコロナ禍における自治会活動の課題について。
それから、中項目2番の自治会加入促進についての要旨の1番、自治会加入における課題について。
そして、要旨の2番として、自治会加入のために実施し
ている施策について、それぞれお伺いいたします。
お願いいたします。
○大島久幸 議長 答弁を求めます。
福田浩士市民部長。
○福田浩士 市民部長 自治会についての質問のうち、本市の自治会の現状についてお答えいたします。
まず、本市の世帯数と自治会加入世帯数、加入率についてで
あります
が、本市の世帯数は、本年4月1日現在、3万6,339世帯で
あります。
自治会加入世帯数は、各自治会からの報告によりますと、2万7,380世帯で
あり、加入率は75.3%で
あります。
次に、コロナ禍における自治会活動の課題につい
てで
あります
が、自治会の協議決定の場で
ある総会や役員会など
が開催できないことや、地域のイベントや行事
が実施できないことなど
が考えられます。
これらによりまして、住民同士、顔を合わせる機会
が減少するなど、コミュニティ意識の希薄化に拍車
がかかることも課題として挙げられます。
次に、自治会の加入促進についてお答えいたします。
まず、自治会加入における課題につい
てで
あります
が、生活様式の多様化、価値観の多様化などにより、自治会加入のメリットを感じない人
が増え
ております。
また、アパートなどの集合住宅や新規宅地開発地区への入居者の自治会未加入者も増え
ており、地域活動や地域行事への参加者も減少し
ている状況で
あります。
一方で、受け入れる側で
ある自治会役員の負担増、また、高齢化による担い手不足なども、加入促進への課題の一つと考え
ております。
次に、自治会加入のために実施し
ている施策についてで
あります
が、まずは、加入促進に関し、日頃より各自治会及び地区協議会、自治会連合会の皆様には、多大なるご尽力をいただき、感謝を申し上げます。
自治会の加入促進につきまし
ては、まずは各自治会に、主体的に取り組んでいただくこと
が重要で
あると考え
ております
が、これまで実施した施策としましては、令和3年3月に自治会連合会と栃木県宅地建物取引業協会、そして、本市の3者で、自治会加入を促進し、魅力
ある地域づくりのための協定を締結をいたしました。
また、自治会連合会では、令和3年11月に、加入促進特別委員会を設置し、全自治会へアンケートを行い、具体的な取り組みを協議・検討いただい
ております。
その中で、自治会役員向けの加入促進マニュアルやポスターを作成し、市内公共施設及び商業施設などに掲示し、自治会への加入をPRし
ております。
市では、第8次鹿沼市総合計画に、彩り豊かな協働による市民
が主役のまちづくりを位置づけ
ており、自治会などの地域コミュニティ活動に対する支援の充実に努め
ております。
以上で答弁を終わります。
○大島久幸 議長 市田登議員。
○12番 市田 登 議員 鹿沼市の自治会の加入率ですか、75%、全国の平均より若干上回っ
ていますけれども、約3万6,000世帯のうち、未加入者
が9,000世帯
あるということもわかりました。
また、加入率向上のために、いろいろ取り組んで
いるということもわかりました。
そこで再質問です
が、加入率向上のために、今後どのようなことを実施し
ていくのか。
また、自治会や地域のことを知っ
てもらうために、情報発信はどのようなことをし
ていたのか、お伺いいたします。
○大島久幸 議長 答弁を求めます。
福田浩士市民部長。
○福田浩士 市民部長 再質問にお答えいたします。
まず1点目で
あります、加入率向上のための取り組みということで
ありますけれども、先ほど答弁申し上げました
が、まずは加入率向上、加入促進につきまし
ては、自治会の皆様に主体的に取り組んでいただくということ
が、まず重要で
あると考え
ております。
そういった中で、先ほどもちょっと触れましたけれども、自治会連合会では、加入促進特別委員会を中心に、加入率向上に向け、マニュアルを用いた研修会、それから、今後加入の働きかけに関する事例集の作成など、様々な取り組みを行う予定で
あるというふうに伺っ
ております。
市としまし
ても、その辺の活動につきまし
て、積極的に、一緒に取り組んでいきたいというふうに考え
ております。
それから、2点目で
ありますけれども、自治会の情報発信ということだったかと思うのですけれども、まず自治会に関しましては、市のホームページでも紹介をし
ております。
これは、自治会についてという表現で
ありますけれども、そもそもの自治会の役割で
ありますとか、活動内容を掲載し
ているほか、先ほど申し上げましたマニュアル、それからポスターなどについて、市民の方誰でも閲覧できるように、そういった環境を整え
ております。
また、自治会連合会では、これ今までも年2回、「自治連かぬま」という印刷物を発行いたしまし
て、全戸配布ということで取り組んでおります。
また、SNS等では、フェイスブックを活用したり、鹿沼市デジタルコミュニティ推進協議会のブログでは、コミュニティという点では、身近な地域に密着した情報という形で、情報発信をし
ておりまし
て、今後も有効な情報発信に取り組んでまいりたいというふうに考え
ております。
以上で答弁を終わります。
○大島久幸 議長 市田登議員。
○12番 市田 登 議員 答弁ありがとうございました。
近年、自治会の加入率は減少傾向に
あると思いますけれども、都会のほうでは、東京都ですか、50%を下回っ
ている地域も
あるという話も聞い
ています。
こうした傾向を食い止めるためにも、高齢者の世帯、例えば、ごみ出し、あるいは、屋敷周りの草刈りなど、地域で協力できるような体制づくり、また、若い世代には加入しやすいような仕組みも必要だと思います。
この件につきまし
ては、個人情報保護法も絡んでくる問題なので、自治会加入促進特別委員会には積極的に、行政
がかかわっ
ていっ
て、トラブル等
がないように、加入率向上、退会防止に努め
ていっ
ていただければと思います。
今回もまちづくりに重要な4項目を質問し
てみました。
執行部におかれまし
ては、前向きな答弁をいただきまし
て、ありがとうございます。
時間、少し残しました
が、以上で私の一般質問を終わらせ
ていただきます。
ありがとうございました。
○大島久幸 議長 暫時休憩いたします。
再開は、2時ちょうどといたします。
(午後 1時47分)
○大島久幸 議長 休憩前に引き続き再開いたします。
(午後 2時00分)
○大島久幸 議長 引き続き発言を許します。
13番、佐藤誠議員。
○13番 佐藤 誠 議員 皆さん、こんにちは。
13番、佐藤誠です。
13人目の13番でございます。
今回、5つ、質問を上げ
ております。
冒頭いろいろ、いつもしゃべっ
ているのですけれども、今回もちょっと、今年最後ですので、振り返りたいなということなのですけれども、やっぱり今年1年、自分を振り返ると、本当にいろんな方
が亡くなった1年だったのですよ。
こんなに「この方
が亡くなったのだ」とか、「あの方も」というのを、すごく考える1年はなかったのです。
皆さんも、1年最初から思い出し
ていただく、著名人の話になりますけれども、石原慎太郎さん
が亡くなっ
て、その保守のね、昔からの保守を貫い
てきた方、もう代表格みたいな方
が、と思っ
ていたら今度は安倍晋三さん
が亡くなっ
て、政治の世界では、その2人の方
がすごく記憶に残りますし、ビジネスというところでは、京セラ株式会社の稲盛和夫さん
が亡くなりました。
それで、今度外国に目を向ければ、ゴルバチョフさん
が亡くなっ
て、エリザベス女王も亡くなっ
てと、それで最後、文化・スポーツというところでは、アントニオ猪木
が亡くなったということで、本当に偉大な人
が、ことごとくというわけではないのです
が、本当にたくさん亡くなっ
ていったなと。
それで、個人的なことは言いません
が、自分の身の回りでも本当にゆかりの
ある方とか、本当に近しい身内
が本当に亡くなりまし
て、本当に、もう戻ります
が、本当に1年、いろんな人
が亡くなっ
ていったなって。
僕は、そういう亡くなっ
ていった人たちほど、偉大には、きっとなれないでしょうし、そういう人たちのように、涼しい顔をし
て、余裕
が、もう
あるわけではないですけれども、やっぱり僕はまだ今ここに生き
ていて、ここに立たせ
ていただい
て、ここでね、いろいろなこの鹿沼市
がどうなったらよくなるのではないかという、そのすてきな夢だったら、僕はいっぱい持っ
ていますので、それを今ここに時間と命とチャンスを与えられた者として、ぶつけ
ていきたいななんて思っ
ております。
早速、1つ目、いっ
てみたいと思います。
みんなによろこばれる喫煙環境の実現についてということです。
これは簡単に言っ
てしまえば、市役所にちゃんとした喫煙場所をつくりましょうということです。
ほかにも鹿沼市でいろいろなイベントをやっ
ています
が、そういったときにも、いらした方に対して、「ちゃんとここで吸えますよ」という方法なり、しつらえをし
て、吸う方にとっても、吸わない方にとっても、納得いくような、そういう環境を実現し
ていく必要
があるのではないかということで、小項目としては2点、質問を上げ
ております。
まず、市役所の喫煙の状況というものを知っ
てみたいということで、1つ目
が、職員の喫煙率と休憩時間中の喫煙状況及び喫煙に関しての意見を伺うと。
これは、普段勤務され
ている職員の皆さん
が、どのぐらいおたばこをお吸いになっ
ている方
がいるのかなというのを、まずは聞い
てみたいですし、仕事中はもちろん、業務中は吸えないわけです
が、休憩時間というの
が当然
あるわけで、休憩時間中はどんなふうにおたばこを吸われ
ているのかなということ。
また、そういう、吸う方、吸わない方を含め
て、どんな意見を、皆さん、職員を管理する側として把握し
ているのかというのを聞い
てみたいです。
それで、2つ目
が具体的な提案になります
が、新庁舎や各種イベント開催時の喫煙ブースの設置の意向を伺うと、2つ
あります。
職員の皆さん、どんな喫煙の状況なのですかと。
それで、市役所にもちゃんとした喫煙ブース
が必要ではないでしょうかと、イベントのときにも吸う方のためのきちんと、吸わない方への配慮
が行き届いた、きちんとした喫煙できる環境を整えるべきではないかという2点お伺いしますので、まずは執行部の答弁をお伺いいたします。
よろしくお願いいたします。
○大島久幸 議長 当局の答弁を求めます。
篠原宏之
行政経営部長。
○篠原宏之
行政経営部長 みんなによろこばれる喫煙環境の実現についての質問にお答えをいたします。
まず、職員の喫煙率と休憩時間中の喫煙状況及び喫煙に関しての意見等についてで
あります
が、令和3年度に健康診断を受診した職員876名のうち、190名
が喫煙し
ていると回答し
ており、喫煙率は21.7%で
ありました。
男女の内訳では、男性
が178人、女性
が12人で
あります。
休憩時間中の喫煙状況につきまし
ては、昼休み等の休憩時間は勤務時間外で
ありまし
て、職務専念義務に抵触しないため、喫煙や買い物に行くなど、原則自由に利用できる時間となっ
ております。
喫煙に関しましては、職員の健康管理の視点で考えれば、世の中の動きと同様に、禁煙の方向に向かっ
ていると思われます。
しかしながら、一定の愛煙家も存在することから、「吸う人」「吸わない人」お互い
が不幸にならないように、決められた場所で、ルールに基づき、各自
が対応すべきで
あると考え
ております。
次に、新庁舎や各種イベント開催時の喫煙ブースの設置の意向につい
てで
あります
が、新庁舎での喫煙所の設置につきまし
ては、本年9月議会に鰕原議員に答弁したとおり、敷地内禁煙の考えで
あり、新庁舎敷地内に喫煙所を設ける予定はございません。
次に、各種イベント開催時の喫煙ブースの設置についてで
あります
が、毎年5月に開催され
ております「鹿沼さつきマラソン大会」では、喫煙ブースを設置はし
ておりません
が、スタート地点で
ある「まちの駅新・鹿沼宿」の喫煙所
が利用され
ております。
花火大会では、喫煙ブースは設けず、会場内禁煙を放送で呼びかけ
ております。
鹿沼秋まつりでは、来場者に新・鹿沼宿、屋台のまち中央公園に常設の喫煙所や、新・鹿沼宿第2駐車場に設置された仮設喫煙所の利用をご案内し
ております。
このように、イベントによっては、新たに仮設喫煙所を設置し
ている場合も
あります
が、おおむね、イベント開催施設の既存の喫煙所をご利用いただい
ている状況で
あり、全てのイベントに喫煙所を設置する考えは
ありません。
以上で答弁を終わります。
○大島久幸 議長 佐藤誠議員。
○13番 佐藤 誠 議員 ありがとうございました。
職場、イベントでやる、やらないは、まあいいです、もうそれは。
市役所の話だけに絞ります。
もう答弁の中で各自で対応すべしということを言いました。
ですから、行政としてはもう関係ないのだと、もう極端な話を言ったら、休み時間、家に帰っ
て犬にえさをやっ
ているのと同じ考えですね、そのたとえはどうなのかと思うのですけれども、はい。
それで、では、これはもう私の反論をさせ
てもらいます。
喫煙所、敷地内
が全面禁煙だって言いますけれども、そちらはもうわかっ
ています
が、そういったいわゆる屋外の喫煙施設なら市役所の敷地内にも設置できるわけですよ。
それで、私
が提案し
ているのは、東京都なんかに行くと、駅の、大きな駅なんかだと、こういう、もう本当に箱みたいな空間で、ちゃんと自動ドア
があって、屋根も
あって、壁も
あってということで、周りに漏れないような、そういう屋外禁煙施設なのですけれども、値段を調べると、大体、広さは幅2メートルで、長さ4メートルちょっとですから、ちょっと大きな乗用車ぐらいの喫煙スペースだと思っ
てもらいたいので。壁で囲っ
ているだけではなく
て、ちゃんと屋根も
あって、たばこの煙もきちんと処理をし
て屋外に出すから、基本的には外に漏れないというし、中で吸っ
ている人も大丈夫な環境なのですけれども、大体1,000万円ちょっとだっていうのですね。
それで、メンテナンス
が、やっぱりフィルターの交換にかかりますから、年間100万円ぐらいだっていう話なのですよ。
そう考えたときに、僕は、僕自身は吸わないです。
それで、どちらかというと、僕もたばこの煙
が洋服についたり、髪の毛につくというの
が、本当に僕はつらいのですよ。
ただ、だからといって、やっぱり吸う人だって、やっぱり世の中に3割ぐらいは
いるわけですから、こういうお互い吸う、吸わない人たち
が、お互い歩み寄っ
ていくということは大事な中で、その年間1,000万円ぐらいで、市役所の中につくっ
てあげるということは、そんなにばち
が当たらないのではないかっていいますのも、鹿沼市のたばこ税というのを見ましたら、年間6億5,000万円、たばこ税で入っ
ているわけです。
毎年6億5,000万円入っ
ているのですよ。
これ、国・地方で2兆円だっていうのですね。
ですから、これたばこを吸う人には怒られ
てしまうのですけれども、もうちょっとたばこ税を上げ
て、1兆円やったら、防衛費の増税というのも回避できるのではないかと思うのですけれども、それも置い
ておきます
が、たばこね、大体580円のたばこで357円ぐらい
が税金だっていうのですよ。
それで、都道府県のたばこ税
があったり、市町村のたばこ税
があったり、国の税金
があったりってなりますけれども、鹿沼市には市町村たばこ税というの
が入っ
てきますから、それを計算すると1本たばこを吸うたびに、6.5円税収
が入っ
てくるのだと、ですから6億5,000万円毎年入っ
てき
ているということは、単純に言ったら、1億本、たばこ
が消費され
て、税金
が入っ
ているってなると。
それで、6億5,000万円、毎年税金、たばこを吸う方によって貢献し
ていただい
ているのに、それ
が1,000万円の箱をつくれないのかって、それで、毎年100万円のメンテナンス費用
がかけられないのかって、何ならイベントのときにだって、市役所は駐車場ですね、イベントのときに開放するという前提でつくっ
ているわけですから、やっぱりそこにそういう施設
があれば、たばこを吸う方にとっても、そこで気兼ねなく吸えるし、吸わない方にとっても、やっぱり煙
が流れ
てくるとか、そういったこともなくなりますから、本当にみんなに喜ばれるのではないかなって。
そうすると6億5,000万円で、1,000万円、最初にイニシャルコスト
がかけられないかって、メンテナンスに100万円をかけられないかって思ったときに、僕はそれぐらいやっ
てもいいのではないかななんて思います。
ただ、今そう言っ
ても、お考え
がないということで
ありますけれども、では、市の職員の皆さんは、結局この市役所の後ろの御殿山会館で吸っ
ているわけですよ。
そうすると、普通のわからない市民にしたら、全面禁煙だって言っ
ていて、「そこだって市役所の建物じゃないか」って、「いやいや、ここは第1種、第2種で違うんです」とかね、そんなことを市民の皆さんに言ったら、やっぱりおためごかしなのではないかって、ちゃんと市民だって、市役所に
いらし
て、長く滞在するときだって
あるわけですから、そういうとき、ではたばこ
が吸えないわけですよ。
「自分の車の中で吸えばいいんじゃないか」って言うけれども、調べたら、吸っ
てはいけない敷地の中で止めた車の中でも、基本的には吸えないのだっていうのですね。
そうしたら、やっぱり市の職員は、自分の裁量で、御殿山で吸っ
ているのだって、それで、市民の皆様にはアナウンス
がないというのは、やはりこれは胸を張っ
てお客様に対して言える態度なのだろうかと思ったときには、これは改めて強くこれは整備すべきなのではないかということは、強く申し上げ
ておきまし
て、次の質問に、煙
が漂っ
ていきます。
いちご市宣言についてです。
いちご市宣言、「いちご市鹿沼」ということをずっとやっ
ておられます
が、これは3つ細かいことを聞きたいと思います。
1つは、いちご市宣言されました後、では、どういった効果
がありましたか、実績
がありましたかって、それで、今後、この後どうしていくのですかって、このいちご市宣言について、それ
がまず1つ目です。
それで、2つ目
が、東武新鹿沼駅の西口にイチゴのモニュメントを設置するということを、もう数年前にここで約束をされました。
昨日市長
が、鰕原議員に対して、約束を守れないだとか、ルールを守れないのはどうかみたいなことをおっしゃっ
ていました
が、私も問いたい、やると言っ
ておい
て、いまだにやれ
ていないのは、これはかなえの軽重を問われるのではないかなということです。
それで、3つ目、よく佐藤市長は、「いや真岡市のほう
が量は多いけど、鹿沼市は大田市場の建値なんだ」ということを聞い
て、それだけ聞くと「まあそうなのか」っていうのは、ずっと思っ
ていました。
でも、いろいろ議員の中でも議論し
ているときに、「いや建値というのは、何かたまたまその例えば自治体の会長なんか来たときに、ちょっとサービスっていうわけじゃないけど、今日はじゃあ、このせっかく鹿沼の首長いらし
ているんだから、鹿沼のイチゴを建値にいこうって、そういうものなんだぜ」って言ったので、なるほどなと、と思っ
て調べたら、どうやら違うのですね。
ですから、ここははっきりと、建値で、大田市場で鹿沼のイチゴは建値になっ
ているって、これはいちご市宣言
がいいと思っ
ている人も、そうじゃないなと思う人も、やっぱりここははっきりさせ
ておく必要
があるので、いつも「建値だぜ」って佐藤市長は言っ
ていて、みんなそこで考え
が止まっ
ていたわけです、「建値って一体何だろう」って、だから1回ここではっきりさせたいのです。
だから、いちご市宣言、効果はどうなのですかって、これからどうするのですか、モニュメントをやるって言いましたけれども、やらないのですかって、あと、大田市場の建値というの、これは一体どういう意味なのですかっていうこと、この3つをお伺いします。
よろしくお願いします。
○大島久幸 議長 答弁を求めます。
佐藤信市長。
○佐藤 信 市長 いちご市宣言についての質問にお答えをいたします。
まず、宣言の効果と実績、及び今後の事業継続についてで
ありますけれども、「いちご市」は、シティプロモーションの戦略として、本市を全国にPRし、イメージと認知度を向上させることを目的に、平成28年11月に宣言したもので
あります。
この宣言は、市内外に大きなインパクトを与えるとともに、イメージアップや知名度向上に一定の効果は上げ
ているものと考え
ております。
これまでの実績といたしまし
ては、「市の果実」の制定や、イチゴイベント「いちごのもり」の開催のほか、「いちごポスト」、「いちごバスやバス停」、「いちごネクタイ」、「いちごそば」など、イチゴをモチーフにした様々なPR活動、そして何よりも、高い品質を誇る「鹿沼のいちご」を生産し
ていただい
ている農家の皆さんのご努力により、市民の認知度は96%を超え、首都圏での認知度調査でも「知っ
ている」「聞いたこと
がある」と回答した人
が全体の9.3%に及ぶというデータも出
ております。
今後も、さらに本市の認知度を全国に広げるとともに、市民の郷土愛の醸成を図りながら、市の愛称「いちご市」と、おもてなしの理念「いちごいちえ」によるプロモーションを、効果的に進め
てまいります。
次に、東武新鹿沼駅西口へのいちごモニュメントの設置状況で
ありますけれども、鹿沼市を象徴するイチゴのモニュメントPR効果や、特に最近、話題となることも多くなっ
ている、岡本太郎氏
が制作した「夢の樹」とのバランスなども考慮しながら、新鹿沼駅周辺へ設置することを検討し
てまいりました。
そうした中で、今年度「いちご一会とちぎ国体」会場のTKCいちごアリーナにもイチゴモニュメントを2つ置くこととし、そのうちの1つを国民体育大会開催後に、新鹿沼駅前に設置することを前提に制作をいたしました。
国体及び全国障害者スポーツ大会中は、このイチゴモニュメント前で写真撮影するなど、大変好評でございました。
現在移設のための準備を進め
ており、年度内には東口ロータリーの効果的な場所に設置したいと考え
ております。
次に、大田市場で鹿沼産いちご
が建値に設定された実績につい
てで
ありますけれども、「建値」とは、卸売市場でセリや入札によって形成される基準価格で
あります。
上都賀農業協同組合いちご部の出荷先の一つで
ある東京都中央卸売市場・大田市場は、あらゆる青果
がそろう市場として、また、全国の市場でも基準となる価格を決めることのできる建値市場としても機能いたし
ております。
大田市場でセリや入札
が行われる産地は限られ
ており、上都賀農業協同組合いちご部は、その限られた産地の一つで
あります。
古くは産地ごとにそれぞれセリ
が行われ
ておりました
が、大田市場では、昭和59年頃から建値となる産地のセリのみ
が行われることになり、その産地の一つに鹿沼市農業協同組合鹿沼いちご部
が選ばれました。
平成27年に鹿沼、西方、粟野のいちご部
が合併し、上都賀農業協同組合いちご部
が発足した以降も含め
て、連続し
て建値産地として継続し
ているのは、「鹿沼のいちご」だけで
あります。
以上で答弁を終わります。
○大島久幸 議長 脱いでいいですよ。
佐藤誠議員。
○13番 佐藤 誠 議員 いろいろPRしたり、ものをつくったりし
て効果
があったのだと、それで、続け
ていくのだと。
それで、モニュメントは、TKCいちごアリーナで、国体に使ったやつを設置し
ていくことで、年度内にやっ
ていくのだと、それで、建値というのは、そういうことだというのはわかりました。
では、これ、もう再質問はないのです
が、聞きたかったことはわかったので、ただ、いくつか指摘というか、提案だけさせ
てください。
いちご市ね、僕、絶対、すごくいいとか、絶対こんなのやめるべきだって、どちらでもないのですよ。
それで、損
がないなら、これはやったほう
がいいですし、それ、皆さんのいろんな人件費のコストだって、これはかかっ
ているのだと思うのですけれども、何かしらプラスになるならいいのではないかって思うのですけれども、ただ、議会の中でも、どうやらね、結構「どうなの」っていう方
がいるというのは、
あることだけはここで言っ
ておきます。
やっぱりやるのだったら、本当にね、もうどんどんやらないと、逆にその鹿沼市だけ、いちご市宣言し
てしまっ
て、栃木県の中でとか、真岡市
があるのにという中でもやっ
て、続けるわけですから、やっぱりやりきることで、栃木県全体にもうやっぱり波及し
ていくことをしないと、これはどうなのかなということになっ
てしまうので、やるならもっとしっかりやっ
ていただきたいですし、そういうモニュメントだって、結局、やっとできるみたいなので、僕は、モニュメントは実は、それもどうかとは思っ
ているのですけれども、「やる」って言ったのだから、それで、いちご市宣言やっ
ているのですから、これは移設するなら、どうぞいいものを設置し
ていただい
て、やっぱりそこでみんな
が写真を撮ったりなんだりするようなものになればいいのではないかなと思います。
それで、いろいろグッズを、イチゴのバッグだとか、いろいろつくったのだと。
まあ、いいと思いますよ、赤いイチゴのトートバッグなんかは、結構僕、いろんな人に見せたり、あげたりすると、結構喜ばれ
ているのですよ。
「いいもんだね」っていう話になっ
ているので、それはそれで、まあいいのではないですかって思うのですけれども、1個言いたいのは、皆さんのネクタイなのですよ。
そのイチゴのネクタイも、あまり人様の服装にどうこう言うというのは、本当は下品なことだと思うのですけれども、どうせそれをつくるなら、では、もっと紺系のネクタイもつくっ
てください。
それ何か赤系になっ
てしまうので、どうしても、やっぱり紺ベースのネクタイというのは、もう男性はやっぱり必要なのですよ。
だから、そういうイチゴの新しいものをつくっ
てほしいですし。
いや、それ違う、それ、それ灰色ではないですか、うん。
本当にこういう紺ベースのね、もうそういうのもやっ
てほしいし、新しいものをつくっ
てもらいたいですし、やっぱりいいものをつくっ
てもらいたいですよ、それね。
そういうものもやっ
ていかないと、盛り上がっ
ていかないのではないですかという話で
あります。
それで、建値というところね、まあなるほどって思ったのですけれども、僕、建値って、では英語で調べ
てみたら、「ベンチマーク」なのかなと思ったら、違うのですよ。
やっぱり、本当に「基準としての値段」ということなので、だからといって鹿沼
がもちろんだめなわけはないのですよ、きっと安定し
て長く続け
てきたということで、一定の基準として鹿沼のイチゴは選ばれ
ている中で、ベンチマークではないのではないのかなと、この「ベンチマーク」って、いろんな業界で使い方
があるのですけれども、例えば車でいうと、「あのライバルのあの車
がこの大きさのジャンルではベンチマークだと、あれを目標につくる」ってよく言うのですよ。
外車なんかでいうと、BMWの3シリーズセダンなんていうのは、やっぱりベンチマークになっ
ているわけですよ。
世界中のメーカー
が、やっぱり3シリーズに対して、どうだ、こうだっていうことでつくっ
ているのですけれども、その建値というところが、何となく、では、それをもっ
てし
て、鹿沼のイチゴ
が、では本当に品質
がナンバーワンで
あるかということにはならないけれども、なかなかこれは難しいなっ
て、ただずっと建値で
いたということは、やはりこれは
ある一定のもの
があるのだということは、今回聞い
てわかりました。
なので、もうこれ以上はもう言うことも
ありませんし、お答えいただくことも
ありませんので、そのTKCいちごアリーナの、かかっ
ていたモニュメントということなので、そのまま次のね、ちょうどTKCいちごアリーナ関連の。
何か
ありますか。
○佐藤 信 市長 議長、答えさせ
ていただきたい。
○13番 佐藤 誠 議員 1回何か
あれば、聞い
てみたいと思いますので、答弁願います。
○大島久幸 議長 答弁を求めます。
佐藤信市長。
○佐藤 信 市長 いろいろご提言いただきまし
て、ありがとうございます。
議会内でもそう思っ
ていない人
がいるという言葉を聞いたので、「あ、そうか。いちご市に対して疑問を持っ
ている、むしろ反感を持っ
ている人も中に
いるんだな」ということ
がわかりました。
何となく察しはつきましたけれども、そういうことだったというふうに思っ
ています。
イチゴ、あのネクタイについては、趣味の問題
があるので、何ともいえませんけれども、栃木県全体にもっと波及させ
てという話
がございました。
鹿沼市
がいちご市を宣言したことによって、真岡市
がその気になったと、これ間違いないことなのです。
それで、前にも言ったかもしれませんけれども、県にも実は言いました。
「鹿沼市もいちご市考えてるんだけど、栃木県
がいちご県名乗ったほう
が、そのほう
がいいんじゃないですか」って話もしました。
ただ、県はいちご王国って言っ
てしまっ
ていたのです、そのときね。
「王国言っちゃったから、今さら県もな」って話
が実は
あって、それで、真岡市と鹿沼市でバトル
が始まっ
て、おもしろおかしく新聞なんかでも「イチゴ戦争」なんて話
が、ちょっと記事になったりし
て、結局後を追う形で、県
が再度いちご王国の宣言みたいな形をやったのですね、後から。
これは、非常に大きな、私はきっかけになったというふうに思っ
ていますので、決して鹿沼市
が一人で宣言し
て、何かひとりよがりし
ているということではなく
て、いい意味で、広い効果
が表れ
ているということだと思っ
ています。
ぜひお勧めしたいのですけれども、建値とか、そういう話
がございました。
議会も常任委員会とか、会派の視察とか、いろいろ遠くのほうにお出かけになること
が多いと思うのだけれども、たまには中央卸売市場あたりに、近いところに行っ
ていただい
て、ねえ、どんな状況なのか、近く
て嫌だっていうなら、盛岡市中央卸売市場もいいと思います、岩手県でも。
ね、ぜひそういう市場にも視察に行っ
ていただい
て、鹿沼のイチゴ
がどんな評価をされ
ているのかということを、その目で確かめ
てき
ていただきたいなというふうに思います。
以上で答弁を終わります。
○大島久幸 議長 佐藤誠議員。
○13番 佐藤 誠 議員 これはタイムもらいたいぐらいですよ。
でも、これははっきり言っ
ておきますけれども、佐藤市長、今、誰か当てこすったみたいな感じですけれども、もしそれ
が、
鰕原一男議員のことを言っ
ているのだったら、違います。
これは僕はこの前、議会報告会で粟野地区に行ったときに、私以外の議員
が、「いちご市についてどう思うか」って市民から問われたときに、僕はちょっとびっくりしました。
結構、「あ、そういうふうなんだ」っていうことを言ったので、誰っていうのは
ありません。
鰕原議員
が言っ
ているのは、あそこに旗を、旗をあそこに掲げること
がどうだって言っ
ているわけですから。
ただ、市長派だとかね、そうじゃない派とか、いろいろスタンス
が我々は
ありますけれども、全体として「いちご市宣言
がすばらしい、100%、どんどんいけ」というばかりではないのだということを言いたかったということを言わせ
てもらいまし
て、もうこれは終わりで、次にいきます。
それで、本当は市場ね、見にいかなく
てはっ
て思っ
ていますよ、本当に。
それで、本当に九州ね、九州、イチゴは福岡だって言っ
て、また、博多に行っ
てしまうのもいいのですけれども、やっぱり東京の大田市場は見にいかなく
てはいけないななんて思っ
ています。
では次、そのTKC、国体のそのモニュメント
が飾っ
てあった3つ目のサンエコ自然の森サッカー場人工芝の張り替えのほうにいっ
てみたいと思います。
これも要旨は2つです。
「フォレストアリーナ」と言ったら罰金ですよね、やっぱりね、一応もう「TKCいちごアリーナ」ってスポンサーいただい
ているわけですから。
TKCいちごアリーナの裏側に、「サンエコ自然の森サッカー場」、これもスポンサーいただい
ていますから、そこの人工芝なのですね、あそこは。
それで、いろいろ市民の皆様から、やっぱりご意見をいただい
ているのは、「もう限界だ」っていうことなのです。
人工芝って、僕は勉強になったのですけれども、やっぱり使っ
ていればどんどん削れ
ていっ
てしまうのですね。
最初はこのぐらい長いもの
が、簡単に言ったら、樹脂ですから、どんどん使えばね、やっぱり摩耗し
ていくわけです。
もうそれ
が、あそこも2006年に完成し
ていますから、もう16年たっ
ているのですよ。
もう行ったら、本当にもう「つるつる」って、ちょっとしか生え
ていないのですね、もう何かサッカー場というよりは、パターゴルフみたいになっ
てしまっ
ているわけですよ。
それで、めくれ
てしまっ
ているところも
あるし、黒ずんでしまっ
ているところも
あるし、雨の日はもう使えないのだっていうのです。
それで、短くなっ
てしまっ
ているがゆえに、下に、詳しい方は知っ
ているのですけれども、下に黒い粒々の微粒子
が敷き詰め
てあるのですね、もうそれ
が露出し
てしまっ
ているから黒ずんで見えるのですけれども、しかも、それ
が熱を吸収するわけですよ。
ですから、夏場は、雨の日も使えないし、夏場はもう物すごく暑く
て、足
がふやけ
てしまうぐらいなのだっていうのですよ。
それで、めくれ
てしまっ
ているところも
ありますから、やっぱり転んだりっていうの
がありますし。
あとね、芝
が短いということは、けったら抵抗
がないから、結構パス
が通るわけですよ。
でも、その感覚で実際もっと長いところでプレーしたときには、そのパス
が通らないわけですよ、その同じけり方でね。
それはやっぱりプレーのクオリティにもやっぱり影響するのではないかっていうことで、もう16年たっ
ています、早急に張り替えし
ていくべきではないかっていうところが一つです。
それで、もう1つ
が、では、そういった利用者
が転倒されたりとか、暑く
て倒れ
てしまったというときには、これは施設の維持管理の不備によって起きたものというのは、やはり管理者の責任になっ
てしまいますし、これはやっぱりスポンサーにし
てみたら、「そんなこと起きないで」っていうふうに思っ
てしまうわけですから、どうお考えですかということを聞かせ
てください。お願いします。
○大島久幸 議長 答弁を求めます。
髙橋年和教育次長。
○髙橋年和 教育次長 サンエコ自然の森サッカー場の人工芝の張り替えについてお答えいたします。
まず、人工芝の早急な張り替えについてで
あります
が、サンエコ自然の森サッカー場は、ただいま議員からもご紹介
がありました
が、人工芝サッカー場として、平成18年6月のオープン後、市内外の多くの方に利用され
てきました。
本市のスポーツ施設の多くは、建築から30年以上
が経過し、老朽化に伴い多額の改修費
が必要となることから、サンエコ自然の森サッカー場も含め、鹿沼市公園施設長寿命化計画に基づき、優先順位をつけ
て整備を進め
ております。
次に、利用者
が転倒事故や熱射病の被害に
あった際の対応についてで
あります
が、利用者より指定管理者で
ある公益財団法人かぬま文化・スポーツ振興財団に事故等の報告
があった場合、迅速に現場に向かい、状況を確認するとともに、必要に応じ
て救急車の要請や簡易的な手当などを行っ
ております。
サッカー場のレストハウスは、空調設備
が整っ
ており、医務室を兼ねた事務室には、簡易ベッドを備えつけ
ていることから、熱中症などにより体調
が悪くなった利用者を休ませること
が可能で
あります。
また、AEDや自由に使用すること
ができるアイシング用の氷も常備し
ており、けがや事故の際にご利用いただけます。
なお、指定管理者
が日常的に施設を巡回し、維持管理や必要に応じ
て修繕を行っ
ております。
今後も、安心し
て施設をご利用いただけるよう、適切な管理運営に努め
てまいります。
以上で答弁を終わります。
○大島久幸 議長 佐藤誠議員。
○13番 佐藤 誠 議員 何か優先順位をつけ
て整備し
ていきますということで、要領を得ないですね。
まあ、やらないということになっ
てしまうのですよね、何か、いつやるとも言わないし、やらないとも言っ
ていないので。
まあ、どう優先順位をつけ
て、いつぐらいにやっ
ていただけるのかなというところは、ちょっとはっきりしません、これ、きっと聞い
ていた方も、どういう趣旨かわからないよねってなると思います。
それで、2つ目の何か事故
があった云々、いや、いろいろな用意し
ていますというのですけれども、もうけ
がをし
てしまったときに救急箱
がありますから、こっちの責任ないですって、そもそもけがをし
てしまったときに、責任
がどうかということを問われたら、やっぱり管理し
ている財団の責任は免れないと思います、ああいった状況をやっぱりそのままにし
てしまっ
ているわけですから。
やはり、本当にめくれ
てしまっ
ているところなんか、あれ絶対危ないと思いますよ、やっ
ていて、こう、ねえ、「ぐきっ」ってなっ
てしまったら、大変なことなのだと思いますし、これは言いたくは
ありません
が、何年か前に、あそこで中学生
が部活動中に倒れ
てお亡くなりになったではないですか。
あれだって、今考えれば、そういう暑い、熱射病云々の、この施設によっての影響
が、今なかったのか、
あったのかって思っ
てしまいます。
そういう中では、やはり早急にそこは整備し
ていくべきなのではないかなって思うのです
が、優先順位をつけ
て整備し
ていきますということなので、では優先順位を上げ
てほしいし、いつやるか、はっきり答え
てほしいですということなのです。
それ一応再質問のときには、もう1回聞きます
が、控え
ておい
てください、いつやるのですかってね、優先順位を上げ
てくださいってどう思いますか、上げ
ていただけませんかっていうこと、2つです。
それで、提案になっ
てしまうのですけれども、大体聞くと、あのぐらいの広さのものを整備するってなると1億円はかかるっていうのですね。
「ああ、1億円だと結構だな」って話なのですけれども、聞いたらね、数年前にスポーツくじの助成で半分ぐらい出し
てやれるのではないかっていう動きをされ
ていた方の話を聞きました。
そうしたら、1億円の半分ですから、5,000万円ではないですか、もう16年もたっ
ているわけですから、また、そういった国や県だけではなく
て、そういうスポーツくじみたいなものの獲得というのは、僕は可能だと思いますので。
実際その方はここで誰だって言いませんよ。
ただ、やっぱり実現し
ていないということは、せっかくそういった人たち
がまとめ
てきた話
がここ鹿沼で止まっ
てしまっ
ているのではないかなっていうことは厳しくこれは言いたいです。
それで、それでも5,000万円かかりますけれども、僕計算し
てみたのです。
利用者のデータをいただきました、コロナウイルス騒動で、いろいろ人の動き
が止まる前の2018年の数字をいただきました。
あのサンエコ自然の森サッカー場は、2018年、何人の方
が使いましたかっていうと、3万9,700人だっていうのです、3万9,700人、ざっくり4万人ぐらいでもいいですか。
そうすると、例えば、1億円かかるけれども、そういう、何とかいろいろな補助を獲得し
て、半分の5,000万円でできたらどうかって。
それで、10年使う、最低でも、今だってもう16年使っ
てしまっ
ているわけですから、短くたっ
て10年は使えるって考えたら、年間500万円かかりますよ。
それで、では、年間500万円かかる費用を3万9,702人で割っ
てみたのです。
そうしたら126円ですよ、まあ126円、そのぐらいで、はい。
そうすると、1回ね、では、自分
がサッカーをやるとして、サッカーってやっぱり1人ではできないですからね、10人、何十人ってやるわけですよ。
そのときに、あそこで、少なく
ても最低だって1時間、2時間、あそこ
が利用できたときに、126円払いたくないかっていったら、それなら払えますし、それで、逆に整備
がされるのだったら、いや、喜んで払うわけです。
ただ、やっぱりね、僕ら自由民主党は、基本的にこれから市民の負担
が増し
ていくことというのは、原則的に反対しようっていう中で、では、それ値上げではないかっていうことで、矛盾し
ているのではないかってなりますけれども、聞いたら、あのサッカー場というのはほぼ固定された団体とメンバー
が使っ
ている割合
が非常に高いのだっていうのですね。
逆に、では、そういう方に、人たちにとったら、「何とか市
が半分補助金をとっ
てきますから、残り、こういう数字で割っ
ていくと、皆さん、お一人当たり、1回使ったときに、100円ちょっと出し
ていただければ、ちゃんとしたものになるのです」と、「何ならLEDの照明もつくのです」と、「クラブハウスはもっといいもの
ができたりするのです」ってなれば、「じゃあ」って、使うほう
がむしろ、「それならぜひやっ
てほしい」っていう可能性だって
あるかもしれません。
これはかもしれないということですから、これは一つ提案として、利用者との年間のスケジュールを話し合う場というのは当然
あるわけですから、こういう議論
があったということは、ぜひその会合や話し合いや、会議の場では、これは上げ
ていただきたいです。
それで、そういった皆さんは、「利用者の皆さん、どう思いますか」ということは、むしろ聞い
ていただきたいです。
そういった方たち
が、「いや、そんな払いたくない」って言うなら、それも民意ですから。
では、僕ら議会としても、「では、その整備はどうでもいい」ということにはなりません、どこかのタイミングではやはりそうはいっ
ても、整備はし
ていかなく
てはならないわけですから。
でも、使う人たち
がそうし
てほしいというならば、これはいい話だと思いますし、ぜひ前向きに進め
ていただきたいですし、いろんな補助金を国や県から、いろんな団体からとっ
ていただくということは、これはぜひ努力をし
ていただきたいななんて思います。
ちなみに、ヤオハン何だっけ、ヤオハンスタジアム、違う。
(「いちごパーク」と言う者あり)
○13番 佐藤 誠 議員 違う、あの運動公園。
(「ヤオハンいちごパーク」と言う者あり)
○13番 佐藤 誠 議員 ヤオハンいちごパーク、失礼しました。
ヤオハンいちごパーク、今度直すのですよね。
それで、何か聞いたら、やっぱり3億円ぐらいだっておっしゃっ
ています。
ごめんなさい、陸上競技場3億円、サッカー場1億円、サッカー場の利用者、年間4万人で、陸上競技場の利用者を聞いたら、サッカー場4万人ですよ、陸上競技場、1万3,000人なのですよ。
1万3,000人で3億円かける、こっち4万人
が使っ
ているのに、1億円、しかも補助金
があれば半分で済むのにかけられない、これはどうなのかなっ
て思います。
僕は、陸上もやらないし、サッカーもやらないけれども、やっぱりなるべく公平に考えたいといったときには、多くの人に免役
がもたらされる、しかも少ない金額で済むというならば、これは。
いや、「陸上競技場をやるな」とは言いません。
ただ、では、今後優先順位というのは上がっ
ていくべきなのではないですかって、そういうことを指摘させ
ていただきまし
て、そのお考え聞い
てみたいと思います。優先順位、いつやるのかなって。
それで、本当にけが
が起きたときに救急箱
があるからではないですよ、起きたこと
が、まずそもそも責任を問われ
てしまうわけですよ、ねえ。
今後、そういうスキーム、利用者の人たちと負担し合いながらいいものにし
ていくという、そういったことを投げかけるお考え
があるかということ、これを聞かせ
てください。
○大島久幸 議長 答弁を求めます。
髙橋年和教育次長。
○髙橋年和 教育次長 再質問にお答えいたします。
まず、優先順位というご質問だと思いますけれども、先ほど答弁したとおり、鹿沼市公園施設長寿命化計画というものに基づい
て、市内のスポーツ施設においては、優先順位をつけ
て修繕に取り組んで
いるところで
あります。
施設の修繕に当たりましては、ただいま議員から、多分totoを指し
ているのかと思いますけれども、そのような補助金とかの活用というご提案をいただきましたけれども、まあ、いろんな補助金は活用し
ていきたいと思っ
ています
が、その中でも、社会資本の整備総合交付金というのを、ただいま多く利用し
ているのですけれども、その利用するに当たっては、対象としまし
て、健全度調査というの
がありまし
て、これ
がA、B、C、Dの4段階
あるのですけれども、このDのランクにきたときに初めて対象になるということ
がありまし
て、5年に1回、これは計画を立て
て調査をし
ているわけなのですけれども、前回の調査のときには、残念ながら対象外ということになっ
てきましたので、それ以降、現在は予防保全の管理を進めながら、公園の計画に基づい
て、中でも優先順位をつけ
ていくということになっ
ていますので、その健全度調査
がまだそこに、ランクに至っ
ていないということも
ありますけれども、次回
が、令和6年度の調査
がありますので、そのとき、まだ再度調査をさせ
ていただきたいかなと思います。
ですので、いつやるかとか、そういうものは、ここでは申し上げること
ができませんので、ご了解いただければと思います。
次に、料金の値上げということ、まあ、いいかどうか、あれなのですけれども、まず、今議員もご指摘いただいたように、このサッカー場ですね、多くの方、多世代の方にご利用し
ていただい
ておりまし
て、私どものほうの教育ビジョンでも上げ
ています、スポーツでつくる健康都市の推進の一翼を担っ
ている大切な施設で
あることは、同じ認識で
あると思います。
それで、現在の使用料金につきまし
ては、手数料使用料審議会に諮っ
て決定したもので
ありますので、細かいことを言うと時間も
ありませんので、これは適切ではないかなと、適切で
あると考え
ております。
また、サッカー場、ここサンエコ自然の森サッカー場だけではなく
て、今、ヤオハンいちごパークという、陸上競技場というお話
ありましたけれども、その内側、インフィールドにも、天然芝のサッカーコート
があります。
また、粟野総合運動公園の、今言ったインフィールドの芝の施設もサッカーとして使用
ができますし、南側には人工芝のサッカー場、人工芝のフットサルも
ありますので、これらのサッカー場を活用するとともに、学校の開放し
ている、校庭は練習場としても活用し
ていますので、そのような活用もお願いしたいと考え
ております。
以上で答弁を終わります。
○大島久幸 議長 佐藤誠議員。
○13番 佐藤 誠 議員 まあ粟野のほうに何だかんだとかね、
あるというなら、では、陸上競技場だって粟野の集約施設、そこでやればいいではないですかって、なっ
てしまうのではないかなと思うのですけれども。
それで、悔しいのは、令和6年の調査でどうかという、では、逆にあれ
が今Dランクではないのだという、これ本当なのかなと思いますけれどもね。
Dどころか、EとかFなのではないかなと思うのですけれども、悔しいですけれども、しばらくはあの状態
が続い
てしまうということは、やっぱり悲しいですけれども、僕
が利用者さんにそういう議論
があったというのは、投げかけ
てくださいということをお願いしましたけれども、それはお答えはいただけなかったので、では、サッカーをやる人たちの団体の、何ももの
が動かないまま、来年以降もあの、今の状況で使うのかなということでは、本当に悲しいなと思います。
それで、これ、あそこの利用者って、割と市外の方も多いのだっていうのですよ。
だから、僕は、そういう市外の皆さんには、むしろここはお金を払っ
てもらいたいのですよ。
それで、陸上競技場は割と市内の方
が多いのだっていうので、3億円、1万3,000人の方のために3億円、それはいいかなと思うのですよ。
でも、4万人で、フットサルも入れたら、6万人
が年間使っ
ているところで、いろいろなやり方は僕は
あるのではないのかなっ
て思います。
本当に、これはパス
が通らなかったなということでは、悔しいですけれども、時間も限られ
ていますので、次の4つ目の質問に移ります。
4番目、宇都宮ライトレールと鹿沼市について。
ライトレール
が来年営業を開始し、宇都宮駅西口延伸も予定され、大谷地区までの延伸も議論され
ている状況、その状況
が本市に、この鹿沼市にどう影響しますか、それをどう執行部は考え
ていますかという、その考えを伺います。
それで、これ、「LRT」って言いづらくないですか。
みんなまだ大体、LRT、LRTって言っ
ているのですけれども、そろそろ「ライトレール」って、もう宇都宮市は言っ
ているのですから、何かライトレールというふうに、もしくは路面電車に言い方を変え
ていきたいという意味で、あえてこれ宇都宮市のLRTとか言っ
ていません、ライトレール、もうライトレールのほう
が一番言いやすいですから、ライトレール
がね、宇都宮市、いよいよできますよ。
10何年前、もう20年前ですか、「あんなの、そんなものとんでもない」とかね、「財政破綻し
てしまう」とか、「誰
が乗るんだ」とか、そんなことを言っ
ていましたけれども、今ね、ああやっ
てできたら、みんな、わくわくし
てしまっ
ているわけですよ。
それで、しかも宇都宮駅の西口、もう通ることは、これ決定し
ているわけです。
さらには、大谷までの延伸も議論するということ
が、これもう決定なのですね。
だから、これ
が、ねえ、鹿沼に影響しないわけはなかろうと、これはむしろ影響し
ていくと考え
て、かかわっ
ていくべきなのではないかというスタンスで、まずは今の状況で鹿沼市役所はどう考え
ていますかということ、これを聞い
てみたいと思いますので、よろしくお願いします。
○大島久幸 議長 答弁を求めます。
南雲義晴
総合政策部長。
○南雲義晴
総合政策部長 宇都宮ライトレールと鹿沼市についての質問の、ライトレール
が大谷地区までに延伸された場合の本市への影響とかかわについて、お答えをいたします。
ライトレールは、「次世代型路面電車システム」として、JR宇都宮駅東口から芳賀・高根沢工業団地まで計画をされ
ており、JR宇都宮駅西側についても大谷観光地付近までの延伸
が検討をされ
ている状況で
あります。
ライトレールの事業化に向けた検討組織としまして、有識者、行政、軌道運送事業者による「芳賀・宇都宮基幹公共交通検討委員会」
が設置をされ、本市はオブザーバーとして参加をし
ております。
この検討委員会は、整備方針や導入ルート、施設整備などについて検討をする組織で
あります
が、本市は公共交通の広域的なつながりにおいて、ライトレールの整備の進捗に伴う情報共有を図っ
ているところで
あります。
ライトレールを整備した際の効果としましては、一般的には、移動時間の短縮や交通事故の減少等による移動の効率化、また、外出機会の増加に伴う消費の拡大、沿線地域における人口や建築物の増加による活性化、さらには温室効果ガス排出量の削減による環境負荷の低減など、様々な効果
が挙げられ
ております。
大谷観光地付近までの延伸につきまし
ては、現在検討を進められ
ている段階で、具体化も不明確な状況に
ありますので、本市として、まちづくりにおける具体的な影響を検証したわけでは
ありません
が、次のようなこと
が想定されます。
まず、本市のバス路線網への影響として、関東自動車の荒針線と重複するため、同路線の再考・再編
が必要になること
が考えられます。
その一方で、鹿沼市民
が通勤通学の手段として利用することで、自動車通勤時の渋滞の回避や、例えば芳賀工業団地で働く方においては、公共交通の乗り継ぎ回数
が縮減できるなど、効率的な移動
が可能になることも想定をできます。
また、通勤通学する方
が大谷地区まで自動車や自転車を使用し、ライトレールに乗り換える、パークアンドライドを実践することで、環境負荷の低減にもつながるのではないかと思います。
そのほか、観光面での影響として、大谷地区を訪れる観光客に本市まで足を伸ばし
てもらえるよう、新たな観光ルートの創出や観光資源の発掘
が促進をされ、やがて本市内への誘客の増加も期待できます。
今後も引き続き、芳賀・宇都宮基幹公共交通検討委員会に参加をし、宇都宮市などの動向を注視しながら、情報収集に努め、必要に応じ
て調査なども実施をし
てまいります。
以上で答弁を終わります。
○大島久幸 議長 佐藤誠議員。
○13番 佐藤 誠 議員 ありがとうございました。
鹿沼市
がオブザーバー参加し
ているのだと、協議の場に、それ、本当に勉強不足でした。
では、全く関係ないわけではないのだと、それで、結構塩な答え
が返っ
てくると思っ
ていたら、割とで、もし、影響としてはいろいろな可能性
があるということで聞きました。
僕は、これ、本当に、僕自身は大谷まで早く延び
てほしいし、それで、大谷から、何ならもう何回も言っ
ていますよね、あの松原団地をずっと抜い
て、津田小学校あたりに新しい駅
ができ
てほしいし、それで、幅
が一緒なのですから、JR日光線自体
が本当にLRTになっ
てしまえばいいしっ
て、それで、本当に県央地区で、そうやっ
て交通に革命を起こし
ていこうと、革新をもたらし
ていこうというふうに機運
が盛り上がっ
てきたら、本当にこれいいのかなっ
て、そういうことを伝えたかったですし。
本当に日本というのは鉄道大国なのです。
年間に何人乗っ
て、何キロ移動するかっていう人掛けるキロというの
が、4,000億人キロというのは、これ
がどんな数字かというと、G7の国のほかの6つの国の人たち
が乗る距離を足した以上に日本人は乗っ
ているという、本当に人口の集積
が決定的に生きるもの
が鉄道ですから、「上手に縮む」って、佐藤市長はおっしゃっ
ていますよね、コンパクトになっ
ていくという中では、その中を効率のいい、二酸化炭素も出さないし、本当に快適に動けるLRTというもの
ができ
ていくというの、これは本当に10年後、20年後の話でしょうけれども、だから、本当に今ね、やっ
ていくということを僕はコンセプトとして訴えたいですし。
これ、今日、本当に聞い
ている皆さんにも、実は伝えたいこと
が一つ
あって、何と、しばらくずっと我々を縛っ
ていたちょっと考え方から、そろそろとき放たれませんかということなのですよ。
何かというと、そういう大きなプロジェクトをやったり、公共事業をやったりすること
が悪なのだと、税金の無駄遣いなのだと、何か特定の人だけ
が得するだけで、自分たちにはツケ
が回っ
てくるのだみたいな、これはもうごめんなさいね、言いますけれども、2009年の民主党政権
が誕生するまでは、僕自身もそう思っ
ていました、「物すごい公共事業ばっかりやっ
て、一部の業者だけ
が儲かっ
て、国民1人当たりの物すごい借金になっ
て、それを今度、それを国民
が返し
ていかなく
てはならないといったときに、自分たちの年金とか医療とか福祉
がだめになっ
てしまう」みたいな、みんなずっとそう思っ
ていたから、僕はあの頃の自分もどう考え
ていたって思ったときに、やっぱりそういう風潮
があったです。
でも、逆に言ったら、今そういう大きなプロジェクト、もちろん常識的なものできちんと計画をし
てやっ
ていきますけれども、そういうものを今むしろやっ
ていかないと、将来にツケ
が回っ
てくるのではないかと。
今場合によっては、僕らはしばらく抑制的な振る舞いをし
ていたツケを、今僕らは、むしろ、今ツケを払っ
ていることになっ
てしまっ
ていないかということだって、そういう見方も
あるわけで、むしろやっぱり大きなプロジェクトをどんどんやっ
ていかなく
てはということ、これ
が、そろそろみんな考えを、少し考え
てほしいなということを今日伝えたかったというの
が一つなのです。
それで、そういう中でも、本当に、ですから前向きに鹿沼市も宇都宮市のLRTに対して、ライトレールに対して、積極的にコミットし
ていっ
てほしいということを申し上げまし
て、そのまま、5つ目の質問に移ります。
これは、4番目、5番目つながっ
ています。
要は、鹿沼市は宇都宮市のベッドタウンで
あるか否かについて。
そういう、鹿沼市はベッドタウン、宇都宮市に対してはベッドタウンって思っ
ていますかって、思っ
ていませんかって、その根拠を聞きたいです。
それで、僕はベッドタウンだって思っ
ています。
それで、数字も、いろいろな議会を通じて出し
ています。
では、ベッドタウンだった場合、魅力向上させ
ていくこと
が鍵となります
が、執行部の見解を伺う。
これ、これももう1つ、皆さんと、もう皆さんに投げかけたいコンセプトなのですよ。
もう、このまちの可能性の中に、「宇都宮市に対してのベッドタウンで
ある」ということをみんな、場合によっては当たり前すぎ
て、しっかり考えたこと
がなかったのではないかって、なぜだっていったら、総合計画にだって、そういった記述
がないのですよ。
多少、「県都宇都宮市に隣接し
ているなど、高い地理的優位性を有し
ています」って書い
てあるのに、では、その地理的優位性を生かし
てどうしようということを細かい計画の中に書いてないのですね。
だから、僕ら自民党は、あの総合計画に反対させ
てもらったというのも
あります。
ですから、一度、鹿沼市はベッドタウンなのだと、この特性を磨い
ていくこと
が、鹿沼市の魅力、いろいろなポテンシャルを上げ
ていくために大事なのではないかって、これをみんなと共有したいなというの
が、今回この質問を上げ
ている趣旨でも
あります。
そういった趣旨でベッドタウンと思っ
ていますか、思っ
ていませんかって、いろいろな判断、根拠、ベッドタウンとしての魅力向上させ
ていくためにはどうお考えですかということを聞かせ
てください。
お願いします。
○大島久幸 議長 答弁を求めます。
南雲義晴
総合政策部長。
○南雲義晴
総合政策部長 鹿沼市は宇都宮市のベッドタウンで
あるか否かについて、お答えをいたします。
まず「ベッドタウンと言えるのか、その判断と根拠」で
あります
が、「ベッドタウン」につきまし
ては、明確に定義
があるわけでは
ありません
が、一般的には、都心への通勤者の住宅地を中心に発達をした、大都市周辺の衛星都市を指しまし
て、住民の多く
が日中は大都市へ通勤通学をし、夜は帰っ
てくることから、そう呼ばれ
ております。
このようなことから昼間人口の状況に着目をしますと、令和2年度の国勢調査に基づく宇都宮市の昼間人口は47万321人で
ありまし
て、宇都宮市市民を除く人口は7万2,998人となっ
ております。
このうち、鹿沼市民は8,929人で、12.2%を占め
ておりまし
て、最も多い状況となっ
ております。
参考です
が、次に多いのは真岡市の7.2%の状況で
あります。
そのほか、参考となる指標として、昼間の人口を夜間の人口で割った、昼夜間人口比率というもの
があります。
近年、首都圏のベッドタウンとして取り上げられ
ています千葉県流山市
が約75%、県全体
が東京のベッドタウンと言われる埼玉県
が約88%で
あります。
本市は、全て
が宇都宮市へ流出をし
ているわけでは
ありません
が、昼夜間人口比率は、約97%の状況で
あります。
本市は、宇都宮市への通勤通学のしやすさや、住宅環境を含めた暮らしに係る経済的負担
が少なく、また、自然豊かで子育てしやすい環境
が充実をし
ていることなど、ベッドタウンとしての資質は十分備え
ており、宇都宮市のベッドタウン的な側面を持っ
ていると考え
ております。
次に、ベッドタウンとしての魅力向上で
あります
が、本市の都市構造は、豊かな自然環境を背景に、山間部から農村部、人口集中地区の都市部、そして、住宅を中心に郊外に発展した東部高台地区など
があり、典型的な地方都市として発展をし
てまいりました。
「まち」
が永続的に発展し
ていくためには、住居地として、また勤務地としても良好で、バランス
が取れ
ていること
が望ましいと考え
ております
が、本格的な人口減少社会において、通勤通学の利便性や物価・地価の安さ、また、自然豊かな住環境など、人口増を見据えたベッドタウン化は、まちを成長させる施策として、大変効果的で
あると考え
ております。
ベッドタウンとしての魅力、つまり「暮らしやすさ」を向上させることは、移住者の増加、そして、人口や税収の増加につながりますので、首都圏とのテレワークや2拠点居住などの移住定住策と連携しながら、本市を発展させるための方策の一つとして、ベッドタウンは有効で
あると考え
ております。
以上で答弁を終わります。
○大島久幸 議長 時間になりました。
○13番 佐藤 誠 議員 ありがとうございました。
○大島久幸 議長 以上で、議案に対する質疑並びに
市政一般質問を終結いたします。
続い
て、日程第2、議案第109号 令和4年度鹿沼市
一般会計補正予算(第8号)につい
てから議案第112号 鹿沼市一般職の職員の給与に関する条例の一部改正についてまでを議題といたします。
市長から提案理由の説明を求めます。
佐藤信市長。
○佐藤 信 市長 追加議案について、ご説明を申し上げます。
議案第109号 令和4年度鹿沼市
一般会計補正予算(第8号)は、歳入につきまし
ては、国県支出金の増額を計上し、歳出につきまし
ては、バス路線対策費、出産・子育て応援事業費等の増減額を計上したもので、この補正額を6,699万3,000円の増とし、予算総額を459億2,079万円とするもので
あります。
議案第110号から議案第112号までにつきまし
ては、人事院勧告に基づく国家公務員の給与改定に準ずるための関係条例の一部改正についてで
あります。
議案第110号
鹿沼市議会議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部改正につきまし
ては、市議会議員の期末手当の額を、議案第111号 鹿沼市長等の給与及び旅費に関する条例の一部改正につきまし
ては、市長、副市長及び教育長の期末手当の額を、議案第112号 鹿沼市一般職の職員の給与に関する条例の一部改正につきまし
ては、一般職の職員の勤勉手当の額及び若年層の職員の給料表を、それぞれ引き上げるためのもので
あります。
以上で説明を終わります。
○大島久幸 議長 提案理由の説明は終わりました。
議案調査のため、暫時休憩いたします。
再開は、午後3時15分といたします。
(午後 3時03分)
○大島久幸 議長 休憩前に引き続き再開いたします。
(午後 3時15分)
○大島久幸 議長 これから質疑に入るわけで
あります
が、議員各位に確認いたします。
この件につきまし
ては、発言通告をとっ
ておりませんので、質疑の
ある方は順次発言を許します。
なお、鹿沼市議会会議規則第55条の規定により、質疑は同一議員につき、同一議題について、3回を超えること
ができません。
以上をお願い申し上げまし
て、質疑に入ります。
はじめに、議案第109号 令和4年度鹿沼市
一般会計補正予算(第8号)について、ご不明な点
がありましたら、質疑をお受けいたします。
阿部議員。
○10番 阿部秀実 議員 補正予算の概要を見ますと、総務費
が主で、減額、増額と
あるようです
が、増額のほうでは、バスの車両の更新と燃料費等の値上げということで、このバスの車両はどういうバスを更新し
て、どんなふうに、具体的に、それで、大きさというか、どれぐらいの大きさのバスを更新し
て、どんなふうにするのか、詳細をお聞きしたいと思います。
○大島久幸 議長 当局の答弁を求めます。
福田浩士市民部長。
○福田浩士 市民部長 阿部議員の質問にお答えをいたします。
バス路線対策費で
あります
が、事業概要としましては、空調機能向上及び燃費向上に向けたバス車両の更新に伴う関連経費の増ということで、5,600万円を計上させ
ていただきました。
内容の詳細で
あります
が、購入するバスにつきまし
ては、購入といいまし
ても、購入するのは事業者で
あります関東自動車株式会社
が購入しまし
て、そこに補助金を交付するというスタイルで
あります
が、現在想定し
ておりますのは、中型バス61人乗りを2台で
あります。
それで、入れ替え予定のバスにつきまし
ては、二路線
ありまし
て、一路線
が古峰原線、現状では59人乗りのものを交換、それから、もう一路線
が上粕尾山の神線、同じく59人乗りのものを入れ替えるというもので
あります。
その程度でよろしいでしょうか。
以上で答弁を終わります。
○大島久幸 議長 阿部議員。
○10番 阿部秀実 議員 はい、わかりました。
そうすると、新しいバスは、やはり広告収入を募集するとか、その辺も考え
ているということですか。
○大島久幸 議長 答弁を求めます。
福田浩士市民部長。
○福田浩士 市民部長 再質問にお答えいたします。
現状では、この予算の中では、広告費は計上し
ておりません。
今回の目的といたしまし
ては、一つに燃費向上による経費削減ということで、先ほどご紹介いたしました古峰原線につきまし
ては、平成9年に導入したもので
あります。
また、上粕尾山の神線につきまし
ては、平成15年に導入した車両ということで、老朽化
が進んで
いると、それから、昔のもので
ありましたので、燃費効率
が悪いということ
がありまし
て、その燃料高騰とか、そういったところにも影響する、あるいは、老朽化ということで、修繕費の削減にもつながる。
さらに言いますと、新しい車両で
ありますので、車内の換気時間
が従来5分で全てきれいになるもの
が、新車両では3分というような換気性能も向上するというようなことを踏まえまし
て、今回の補助計上に至ったということで
あります。
以上で答弁を終わります。
○大島久幸 議長 阿部議員。
○10番 阿部秀実 議員 はい、わかりました、よろしくお願いします。
もう1点のほうは、また後から、はい。
○大島久幸 議長 そのほか、質疑の
ある方はいらっしゃいますか。
梶原議員。
○4番 梶原 隆 議員 梶原です、よろしくお願いします。
一般会計補正予算(第8号)の概要なのです
が、3款民生費のところの出産・子育て応援事業費
がありますけれども、これ、予算
が組み上げられ
ています
が、どういった配付の仕方をするのか、お聞かせ願います。
○大島久幸 議長 答弁を求めます。
亀山貴則
保健福祉部長。
○亀山貴則
保健福祉部長 梶原議員の質疑にお答えいたします。
先ほど一般質問の中で、概要については議員のほうからご説明いただい
ております。
この妊娠時の5万円、それと出産時の5万円につきまし
ては、市町村で選べるという形で、健診やそういったものに使えますので、現金という形で支給を考え
ております。
以上で説明を終わります。
○大島久幸 議長 よろしいですか、はい。
ほかに質疑の
ある方はいらっしゃいますか。
阿部議員。
○10番 阿部秀実 議員 住民基本台帳費ということで、マイナンバー交付に対する人件費ということで計上され
ています。
市民課のほう、皆さんも見ればわかると思うのです
が、すごく混んで
いる状況で、職員の方は本当に大変そうで、その対策ということだと思うのです
が、これを機会に、職員の職場、本当に1階だけ大分大変そうな気
がし
ています。
そこは十分に配慮し
ていただきたいと思うのです
が、何か対策とか考え
があれば、お聞かせいただきたいと思います。
○大島久幸 議長 当局の答弁を求めます。
篠原宏之
行政経営部長。
○篠原宏之
行政経営部長 それでは、阿部議員の質疑にお答えします。
人事、組織の面でお答えさせ
ていただきます。
常に市民部並びに市民課の課長とは、意見交換、情報交換をし
ております。
議員ご心配いただいたように、我々も情報を、状況を把握し
ております。
それで、まずは今の大変な状況の中で、答弁の中でも言わせ
ていただきました
が、全庁体制で、バックアップ体制というのを今組んで
いまし
て、基本、私
が通常5時15分まで仕事をしたら、その後は市民課に行っ
て入力作業をするというのを、ローリングで、各部に流すように今し
ています。
それから、まだ、今、内部検討中なのですけれども。
あ、あとは市民部で対応し
ていただい
ているの
が、できるだけコミュニティセンターをご利用いただきたいということで、それを今周知を図っ
ているところです。
次、新庁舎内の体制ということで、今検討し
ているの
が、来年の2月ぐらいには2期工事部分
が大体、外枠はもう完成しますので、あとは資機材の搬入とか、ネットワーク配線になりますので、できたスペースについては、仮使用ではないのです
が、お客様にもご不便をおかけしないように、マイナンバー業務と通常の市民課業務を分け
て、動線を分け
て、ストレスなく対応し
ていただけるような方法もとっ
ていきたいと思っ
ています。
その点については、決まり次第議会のほうにも相談させ
ていただきますので、ぜひご理解のほうお願いしたいと思います。
それで、常に改善を重ね
ていきますので、ご理解のほうお願いしたいと思います。
以上です。
○大島久幸 議長 阿部秀実議員。
○10番 阿部秀実 議員 今回、これはマイナンバーの賛否
がどうのこうのではなく
て、職員の方
がちょっと心配だったので、確認の意味で質問をさせ
てもらいました。
以上です。
○大島久幸 議長 ほかにご質疑の
ある方はいらっしゃいますか。
別段ご質疑もないようですので、次に、議案第110号
鹿沼市議会議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部改正について、ご不明な点
がありましたら、質疑をお受けいたします。
はい、別段ご質疑もないようですので、次に、議案第111号 鹿沼市長等の給与及び旅費に関する条例の一部改正について、ご不明な点
がありましたら、質疑をお受けいたします。
はい、別段ご質疑はないようですので、次に、議案第112号 鹿沼市一般職の職員の給与に関する条例の一部改正について、ご不明な点
がありましたら、質疑をお受けいたします。
(「
ありません」と言う者あり)
○大島久幸 議長 いいですか、はい。
別段ご質疑もないようですので、以上で、議案に対する質疑を終結いたします。
続い
て、日程第3、議員案第10号
帯状疱疹ワクチンへの助成並びに定期接種化を求める意見書の提出についてを議題といたします。
提出者で
あります梶原隆議員から、提案理由の説明を求めます。
○4番 梶原 隆 議員 議員案第10号
帯状疱疹ワクチンへの助成並びに定期接種化を求める意見書の提出について、説明をします。
帯状疱疹とは、日本人の50歳から発症率
が高くなり、80歳までに3人に1人
が発症すると言われ
ている病気で、過去に水痘、いわゆる水ぼうそうにかかった人
が免疫
が低下したことによって発症し、赤い斑点と水ぶくれ
が多数集まっ
て、帯状に生ずる皮膚の病気です。
通常皮膚に症状
が出る前に痛み
が生じ、その後、皮膚に赤い斑点など症状
が現れると、ピリピリと刺すような痛みとなり、夜も眠れないほど激しい場合
があります。
また、50歳以上で発症した人のうち、約2割は3カ月以上痛み
が続く「帯状疱疹後神経痛」と呼ばれる合併症なども引き起こします。
日本人成人の90%以上
が、帯状疱疹の原因となるウイルス
が体内に潜伏することによってできる抗体を有し
ています
が、獲得した免疫は年齢とともに弱まっ
てしまうため、ワクチンを接種し
て、免疫強化を図ろうというの
が帯状疱疹の予防接種です。
ワクチンについては、近年有効性の高いワクチン
が開発され、2018年3月に厚生労働省より承認されました
が、費用
が高額なことから、接種をあきらめる高齢者も少なく
ありません。
そのため、多くの市民の方々から、
帯状疱疹ワクチンの助成について、要望
が上がりましたので、鹿沼市議会として、
帯状疱疹ワクチンへの助成並びに定期接種化を求める意見書を国に提出するための議案となっ
ております。
以上で説明を終わります。
○大島久幸 議長 提案理由の説明は終わりました。
議案調査のため、暫時休憩いたします。
再開は、午後3時35分といたします。
(午後 3時28分)
○大島久幸 議長 それでは、議員案第10号
帯状疱疹ワクチンへの助成並びに定期接種化を求める意見書の提出について、ご不明な点
がありましたら、質疑をお受けいたします。
(午後 3時35分)
○大島久幸 議長
加藤美智子議員。
○11番 加藤美智子 議員 よろしいでしょうか。
まず2つほど確認をしたい点
がございます。
1点は、この金額の面ですけれども、非常に高額だという説明
がございましたけれども、高額の金額
がどのくらいなのか、また、1回で済むのか、そのことを確認します。
それから、男女比、男性、女性に変わり
があるのか、ないのか、その点も確認したいと思います。
お願いします。
○大島久幸 議長 どうぞそこで座っ
て待っ
ていてください。
では、梶原議員、答弁のほうをお願いいたします。
どうぞ、前で。
○4番 梶原 隆 議員 加藤議員からの質疑にお答えいたします。
まず金額についてですけれども、ワクチンの種類
が2種類ございまし
て、生ワクチンのタイプと不活化ワクチンの2種類
がございます。
それで、従来は生ワクチンと言われるもので、これまで1回、1回で8,000円、これ1回で済みます。
それで、2018年3月に承認されたその不活化ワクチンのほうなのです
が、こちらは大体この、ちょっと金額的には開き
があるのですけれども、大体2万円から4万円と言われ
ています。
それで、これを2回、2カ月離し
て接種する必要
があるということになっ
ております。
男女比については、すみません、ちょっと私のほうで資料を持ち合わせ
てございませんので、もし調べられれば、後ほどお答えしたいと思います。
以上で説明を終わります。
○大島久幸 議長 加藤議員。
○11番 加藤美智子 議員 わかりました。
なかなか金額
が張るということで理解しました。
ありがとうございます。
○大島久幸 議長 ほかに質疑の
ある方はいらっしゃいますか。
別段質疑もないようですので、以上で議案に対する質疑を終結いたします。
続い
て、日程第4、議案等の委員会付託を行います。
お諮りいたします。
議案第88号
専決処分事項の承認について(令和4年度鹿沼市
一般会計補正予算(第6号))から議案第107号 鹿沼市
市営若年勤労者用住宅条例の一部改正についてまで、議案第109号 令和4年度鹿沼市
一般会計補正予算(第8号)につい
てから議案第112号 鹿沼市一般職の職員の給与に関する条例の一部改正についてまで及び議員案第10号
帯状疱疹ワクチンへの助成並びに定期接種化を求める意見書の提出について並びに陳情第7号 学校・幼稚園・保育園における子どもの健全な育成を求める陳情書(運動時、登下校におけるマスク非着用の徹底と周知)から陳情第12号 民主主義・立憲主義の基盤で
ある思想・良心の自由、請願権等を守る為の陳情までをお手元に配付し
てあります議案付託表及び請願・陳情文書表のとおり、所管の常任委員会に付託したいと思います
が、ご異議
ありませんか。
(「異議なし」と言う者あり)
○大島久幸 議長 ご異議なしと認めます。
したがって、そのように決定いたしました。
以上で、本日の日程は全部終了いたしました。
お諮りいたします。
12日を議案調査のため、13日から15日までを常任委員会の審査のため、16日を議事整理のため、休会したいと思います
が、ご異議
ありませんか。
(「異議なし」と言う者あり)
○大島久幸 議長 ご異議なしと認めます。
したがって、そのように決定いたしました。
なお、19日は午前10時から本会議を開きます。
本日は、これで散会いたします。
(午後 3時40分)...