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平成30年第1回定例会(第1号 2月28日)

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  1. 境港市議会 2018-02-28
    平成30年第1回定例会(第1号 2月28日)


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    平成30年第1回定例会(第1号 2月28日) 3月定例会     第1回 境港市議会(定例会)会議録(第1号)   平成30年2月28日(水曜日)午前10時開会 第1 仮議席の指定 第2 議長選挙  議 事 日 程(第1号の2) 第1 会議録署名議員の指名 第2 会期の決定 第3 副議長選挙 第4 議席の指定 第5 議会運営委員会委員の選任について 第6 常任委員会委員の選任について 第7 玉井斎場管理組合議会議員の選挙について 第8 報告第1号 議会の委任による専決処分の報告について          【交通事故による損害賠償額の決定】    議案第1号 専決処分の承認を求めることについて          【平成29年度境港市一般会計補正予算(第6号)】
       議案第2号 専決処分の承認を求めることについて          【平成29年度境港市一般会計補正予算(第7号)】    議案第3号 専決処分の承認を求めることについて          【平成29年度境港市駐車場費特別会計補正予算(第2号)】    議案第4号 人権擁護委員候補者の推薦について 第9 議案第5号 平成29年度境港市一般会計補正予算(第8号)    議案第6号 平成29年度境港市国民健康保険費特別会計補正予算(第2号)    議案第7号 平成29年度境港市下水道事業費特別会計補正予算(第3号)    議案第8号 平成29年度境港市介護保険費特別会計補正予算(第4号) 第10 市長施政方針 第11 議案第9号 平成30年度境港市一般会計予算    議案第10号 平成30年度境港市国民健康保険費特別会計予算    議案第11号 平成30年度境港市駐車場費特別会計予算    議案第12号 平成30年度境港市下水道事業費特別会計予算    議案第13号 平成30年度境港市高齢者住宅整備資金貸付事業費特別会計予算    議案第14号 平成30年度境港市介護保険費特別会計予算    議案第15号 平成30年度境港市土地区画整理費特別会計予算    議案第16号 平成30年度境港市市場事業費特別会計予算    議案第17号 平成30年度境港市後期高齢者医療費特別会計予算    議案第18号 境港市職員の退職手当に関する条例等の一部を改正する条例制定につ          いて    議案第19号 境港市集落営農活性化基金条例を廃止する条例制定について    議案第20号 境港市被災者住宅再建支援事業助成条例の一部を改正する条例制定に          ついて    議案第21号 境港市国民健康保険税条例の一部を改正する条例制定について    議案第22号 境港市国民健康保険条例の一部を改正する条例制定について    議案第23号 境港市国民健康保険基金条例の一部を改正する条例制定について    議案第24号 境港市児童クラブ条例の一部を改正する条例制定について    議案第25号 境港市老人福祉センター条例の一部を改正する条例制定について    議案第26号 境港市介護保険条例の一部を改正する条例制定について    議案第27号 境港市指定居宅介護支援事業所の指定等に関する条例制定について    議案第28号 境港市農業委員会の委員等の定数を定める条例制定について    議案第29号 境港市公園条例の一部を改正する条例制定について    議案第30号 市道の路線の廃止について    議案第31号 市道の路線の認定について  本日の会議に付した事件 日程と同じ  出席議員 (16名)     1番  足 田 法 行 君      2番  松 本   熙 君     3番  荒 井 秀 行 君      5番  岡 空 研 二 君     6番  景 山   憲 君      7番  佐名木 知 信 君     8番  田 口 俊 介 君      9番  築 谷 敏 雄 君     10番  永 井   章 君      11番  長 尾 達 也 君     12番  濵 田 佳 尚 君      13番  柊   康 弘 君     14番  平 松 謙 治 君      15番  森 岡 俊 夫 君     16番  安 田 共 子 君      17番  米 村 一 三 君  欠席議員     な し  説明のため出席した者の職氏名 市     長  中 村 勝 治 君     副  市  長  清 水 寿 夫 君 教  育  長  松 本 敏 浩 君     総務部防災監   木 下 泰 之 君 市民生活部長   佐々木 史 郎 君     福祉保健部長   伊 達 憲太郎 君 産 業 部 長  浜 田   壮 君     建 設 部 長  下 坂 鉄 雄 君 福祉保健部参事  佐々木 真美子 君     産業部参事    足 立 明 彦 君 教育委員会事務局参事          川 端   豊 君     総務部次長    中 村 直 満 君                        教育委員会事務局長 産業部次長    阿 部 英 治 君              藤 川 順 一 君 総 務 課 長  渡 辺   文 君     財 政 課 長  黒 見 政 之 君 学校教育課長   影 本   純 君     生涯学習課長   黒 崎   享 君  事務局出席職員職氏名                        局長補佐兼議事係長 局     長  築 谷 俊 三 君              片 岡 みゆき 君 調査庶務係長   吉 田 光 寿 君     議事係主任    平 松   弘 君 ◎開  会(10時00分) ○事務局長(築谷俊三君) おはようございます。  事務局長の築谷でございます。  本定例会は、一般選挙後、初めての議会でございます。  議長が選出されるまでの間、地方自治法第107条の規定では、出席議員の中で年長の議員が臨時に議長の職務を行うこととなっております。  年長の松本熙議員を御紹介いたします。 ○臨時議長(松本 熙君) おはようございます。  ただいま御紹介をいただきました松本熙でございます。  地方自治法の規定により、臨時に議長の職務を行います。どうぞよろしくお願いいたします。  これより平成30年第1回境港市議会定例会を開会いたします。  本日の議事日程は、お手元に配付しているとおりであります。 ◎日程第1 仮議席の指定 ○臨時議長(松本 熙君) 日程第1、仮議席の指定を行います。  ただいま御着席の議席を仮議席に指定いたします。 ◎日程第2 議長選挙 ○臨時議長(松本 熙君) 日程第2、議長選挙を行います。  選挙は、投票で行います。  議場を閉鎖いたします。                  〔議場閉鎖〕 ○臨時議長(松本 熙君) ただいまの出席議員は16人であります。  次に、境港市議会会議規則第30条第2項の規定により、立会人を指名いたします。  立会人に、佐名木知信議員、足田法行議員を指名いたします。  投票用紙を配付いたします。                 〔投票用紙配付〕 ○臨時議長(松本 熙君) 念のため申し上げます。投票は単記無記名であります。
     投票用紙の配付漏れはありませんか。               〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○臨時議長(松本 熙君) 配付漏れなしと認めます。  投票箱を改めます。                 〔投票箱点検〕 ○臨時議長(松本 熙君) 異状なしと認めます。  これより投票に移ります。職員の点呼に応じて順次投票願います。  それでは、点呼をいたします。               〔局長点呼、議員投票〕 ○臨時議長(松本 熙君) 投票漏れはございませんか。               〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○臨時議長(松本 熙君) 投票漏れなしと認め、投票を終了いたします。  開票を行います。  佐名木知信議員、足田法行議員は、開票の立ち会いをお願いします。                  〔開  票〕 ○臨時議長(松本 熙君) 選挙の結果を報告いたします。  投票総数16票、有効投票16票。無効投票ゼロ票です。  有効投票中、柊康弘議員8票、永井章議員8票。以上のとおりであります。  この選挙の法定得票数は4票であり、柊康弘議員と永井章議員の得票数はいずれもこれを超えておりますが、両議員の得票数は同数であります。この場合、地方自治法第118条第1項の規定は、公職選挙法第95条第2項の規定を準用して、くじによって当選人を決定することになっております。  柊康弘議員と永井章議員が議場におられますので、くじを引いていただきます。  くじは2回引きます。1回目は、くじを引く順序を決めるためのものであります。2回目は、この順序によってくじを引き、当選人を決定するためのものであります。  くじは、くじ棒によって行います。  佐名木知信議員、足田法行議員は、くじの立ち会いをお願いします。  まず、くじを引く順序を決めるくじを行います。  柊康弘議員、永井章議員、くじを引いてください。                 〔くじを引く〕 ○臨時議長(松本 熙君) まず初めに、永井章議員、次に柊康弘議員、以上のとおりであります。  ただいまの順序により、当選人を決定するくじを行います。  「1」と書かれた棒を引いた方を当選人といたします。  永井章議員。                 〔くじを引く〕 ○臨時議長(松本 熙君) 柊康弘議員。                 〔くじを引く〕 ○臨時議長(松本 熙君) くじの結果を報告いたします。  くじの結果、柊康弘議員が当選人と決定いたしました。  議場の閉鎖を解きます。                  〔議場開鎖〕 ○臨時議長(松本 熙君) ただいま議長に当選されました柊康弘議員が議場におられますので、会議規則第31条第2項の規定によって当選の告知をいたします。  承諾の挨拶をお願いします。  柊康弘議員。 ○13番(柊 康弘君) このたび境港市議会の議長に選出していただきまして、まことにありがとうございます。  今後は、議員の皆様の御協力をいただきながら、公平、公正な議会運営に努めてまいる所存でございます。どうぞよろしくお願いいたします。ありがとうございました。 ○臨時議長(松本 熙君) それでは、柊康弘議員に、議長席にお着き願います。        〔臨時議長 退席後自席に着く、議長 議長席に着く〕 ○議長(柊 康弘君) ただいまより議事日程第1号の2に基づき、進行いたします。 ◎日程第1 会議録署名議員の指名 ○議長(柊 康弘君) 日程第1、会議録署名議員を指名いたします。  署名議員に、米村一三議員、築谷敏雄議員を指名いたします。 ◎日程第2 会期の決定 ○議長(柊 康弘君) 日程第2、会期の決定を行います。  本定例会の会期は、本日から3月23日までの24日間といたしたいと思います。これに御異議ございませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(柊 康弘君) 御異議なしと認めます。よって、会期は、2月28日から3月23日までの24日間と決しました。 ◎日程第3 副議長選挙 ○議長(柊 康弘君) 日程第3、これより副議長選挙を行います。  選挙は、投票で行います。  議場を閉鎖いたします。                  〔議場閉鎖〕 ○議長(柊 康弘君) ただいまの出席議員数は16人であります。  次に、境港市議会会議規則第30条第2項の規定により、立会人を指名いたします。  立会人に、佐名木知信議員、足田法行議員を指名いたします。  投票用紙を配付いたします。                 〔投票用紙配付〕 ○議長(柊 康弘君) 念のため申し上げます。投票は単記無記名であります。  投票用紙の配付漏れはありませんか。               〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(柊 康弘君) 配付漏れなしと認めます。  投票箱を改めます。                 〔投票箱点検〕 ○議長(柊 康弘君) 異状なしと認めます。  これより投票に移ります。職員の点呼に応じて順次投票願います。  点呼いたします。               〔局長点呼、議員投票〕 ○議長(柊 康弘君) 投票漏れはございませんか。               〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(柊 康弘君) 投票漏れなしと認め、投票を終了いたします。  開票を行います。  佐名木知信議員、足田法行議員は、開票の立ち会いをお願いします。                  〔開  票〕 ○議長(柊 康弘君) 選挙の結果を報告いたします。  投票総数16票、有効投票13票。無効投票3票です。  有効投票中、平松謙治議員13票。以上のとおりであります。  この選挙の法定得票数は4票であります。よって、平松謙治議員が副議長に当選されました。  議場の閉鎖を解きます。                  〔議場開鎖〕 ○議長(柊 康弘君) ただいま副議長に当選されました平松謙治議員が議場におられますので、会議規則第31条第2項の規定により当選の告知をいたします。  承諾の挨拶をお願いいたします。  平松謙治議員。 ○14番(平松謙治君) このたび境港市の市議会副議長に当選いたしました平松謙治です。  副議長の責務をしっかり自覚し、行動してまいります。また、境港市の市政発展、そして議会の活性化に全力で努めてまいります。今後ともよろしくお願いいたします。 ◎休  憩 ○議長(柊 康弘君) ここで休憩いたします。再開は午前11時30分からといたします。
           (10時35分) ◎再  開(11時30分) ○議長(柊 康弘君) 再開いたします。 ◎日程第4 議席の指定 ○議長(柊 康弘君) 日程第4、議席の指定を行います。  会議規則第3条第2項の規定により、各議員の議席は、お手元の議席表のとおり指定いたします。  移動をお願いいたします。                  〔議席移動〕     ───────────────────────────────    1番 柊  康弘議員  2番 平松 謙治議員  3番 米村 一三議員    5番 岡空 研二議員  6番 森岡 俊夫議員  7番 荒井 秀行議員    8番 佐名木知信議員  9番 築谷 敏雄議員  10番 濵田 佳尚議員    11番 永井  章議員  12番 田口 俊介議員  13番 足田 法行議員    14番 長尾 達也議員  15番 安田 共子議員  16番 松本  熙議員    17番 景山  憲議員     ─────────────────────────────── ◎日程第5 議会運営委員会委員の選任について ○議長(柊 康弘君) 日程第5、議会運営委員会委員の選任についてを議題といたします。  境港市議会委員会条例第5条の規定により、議長において指名いたします。  議会運営委員会の委員に、米村一三議員、岡空研二議員、森岡俊夫議員、佐名木知信議員、濵田佳尚議員、安田共子議員、田口俊介議員、景山憲議員を選任することに御異議ございませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(柊 康弘君) 御異議なしと認めます。よって、ただいま指名いたしました議員を議会運営委員会委員に選任することに決しました。 ◎日程第6 常任委員会委員の選任について ○議長(柊 康弘君) 日程第6、常任委員会委員の選任についてを議題といたします。  委員会条例第5条の規定により、議長において指名いたします。  総務民教委員会の委員に、岡空研二議員、森岡俊夫議員、荒井秀行議員、濵田佳尚議員、長尾達也議員、田口俊介議員、景山憲議員、柊康弘。  経済厚生委員会の委員に、平松謙治議員、米村一三議員、佐名木知信議員、築谷敏雄議員、永井章議員、安田共子議員、足田法行議員、松本熙議員。  予算委員会の委員に、議員全員を選任することに御異議ございませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(柊 康弘君) 御異議なしと認めます。よって、ただいま指名いたしました議員を総務民教委員会委員及び経済厚生委員会委員並びに予算委員会委員にそれぞれ選任することに決しました。 ◎日程第7 玉井斎場管理組合議会議員の選挙について ○議長(柊 康弘君) 日程第7、玉井斎場管理組合議会議員の選挙についてを議題といたします。  玉井斎場管理組合規約第6条の規定により、選挙を行います。  本組合議会議員は、組合規約第5条の規定により、境港市議会から6人を選挙することとなっております。  お諮りいたします。選挙の方法については、地方自治法第118条第2項の規定により指名推選によることにしたいと思います。これに御異議ございませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(柊 康弘君) 御異議なしと認めます。よって、選挙の方法は、指名推選によることに決しました。  お諮りいたします。指名の方法につきましては、議長において指名することといたしたいと思います。これに御異議ございませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(柊 康弘君) 御異議なしと認めます。よって、議長において指名することに決しました。  玉井斎場管理組合議会議員に、築谷敏雄議員、永井章議員、長尾達也議員、田口俊介議員、松本熙議員、柊康弘、以上6名の議員を指名いたします。  お諮りいたします。ただいま議長において指名いたしました6人の議員を本組合議会議員の当選人と定めることに御異議ございませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(柊 康弘君) 御異議なしと認めます。よって、ただいま指名をいたしました6人の議員が玉井斎場管理組合議会議員に当選されました。  ただいま当選されました6人の議員に、本席から会議規則第31条第2項の規定により当選の告知をいたします。 ◎日程第8 報告第1号、議案第1号~議案第4号 ○議長(柊 康弘君) 日程第8、報告第1号、議会の委任による専決処分の報告について並びに議案第1号、専決処分の承認を求めることについてから議案第4号、人権擁護委員候補者の推薦についてまでを一括議題といたします。  ただいま上程いたしました報告並びに議案について、市長の提案理由の説明を求めます。  中村市長。 ○市長(中村勝治君) 報告第1号及び議案第1号から議案第4号までの提案理由につきまして、一括して申し上げます。  報告第1号は、交通事故による損害賠償額を定めたものであります。法の定めるところにより専決処分をいたしましたので、御報告いたすものであります。  議案第1号及び議案第2号は、いずれも平成29年度一般会計の補正予算として専決処分いたしたものであります。  議案第1号は、補正予算(第6号)として2月5日に専決処分をいたしたもので、魚と鬼太郎のまち境港ふるさと基金積立金1億400万円、ふるさと納税寄附額の増加に伴う寄附をいただいた方へのプレゼント費用等5,748万円余をそれぞれ増額するとともに、その財源として寄附金及び基金繰入金を増額し、予算総額を170億7,215万6,000円といたしたものであります。  議案第2号は、補正予算(第7号)として2月13日に専決処分をいたしたもので、2月4日からの積雪の対応として行った市道等の除雪経費3,958万1,000円を計上するとともに、その財源として基金繰入金を増額し、予算総額を171億1,173万7,000円といたしたものであります。  議案第3号は、平成29年度駐車場費特別会計補正予算(第2号)として2月13日に専決処分をいたしたもので、2月4日からの積雪の対応として行った市営駐車場の除雪経費130万円を計上するとともに、その財源として使用料を増額し、予算総額を1億7,554万8,000円といたしたものであります。  よろしく御審議の上、御承認いただきますようお願い申し上げます。  議案第4号は、人権擁護委員の池淵美津子氏が6月30日をもって任期満了となりますので、再び同氏を推薦いたしたく、法の定めるところにより議会の意見を求めるものであります。  よろしく御審議の上、御同意いただきますようお願い申し上げます。 ○議長(柊 康弘君) お諮りいたします。議案第1号から議案第4号については即決といたしたいと思います。これに御異議ございませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(柊 康弘君) 御異議なしと認めます。よって、議案第1号から議案第4号までは即決といたします。  質疑に入ります。質疑がありましたらどうぞ。               〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(柊 康弘君) 質疑を終わります。  討論に入ります。討論がありましたらどうぞ。               〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(柊 康弘君) 討論なしと認め、討論を終わります。  採決いたします。議案第1号から議案第3号までの専決処分の承認を求めることについて、原案のとおり承認することに御異議ございませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(柊 康弘君) 御異議なしと認めます。よって、議案第1号から議案第3号までの専決処分の承認を求めることについては、原案のとおり承認することに決しました。  次に、議案第4号、人権擁護委員候補者の推薦について、原案のとおり推薦することに御異議ございませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(柊 康弘君) 御異議なしと認めます。よって、議案第4号は、原案のとおり推薦に同意することに決しました。 ◎日程第9 議案第5号~議案第8号 ○議長(柊 康弘君) 日程第9、議案第5号、平成29年度境港市一般会計補正予算(第8号)から議案第8号、平成29年度境港市介護保険費特別会計補正予算(第4号)までを一括議題といたします。  ただいま一括上程いたしました議案について、市長の提案理由の説明を求めます。  中村市長。 ○市長(中村勝治君) 議案第5号から議案第8号までの提案理由につきまして、一括して申し上げます。  議案第5号から議案第8号までは、平成29年度補正予算関係議案であります。  議案第5号は、一般会計の補正予算(第8号)であります。  まず、歳出の主な内容について申し上げます。  議会費におきましては、このたびの市議会議員一般選挙により新たに議員が選出されたことに伴う議員報酬9万円余を増額。  総務費におきましては、早期退職者に対する退職手当3,099万円余、原子力防災対策基金への積立金4,000万円、生活保護費など平成28年度に国・県から受けた負担金や補助金の精算に伴う返還金7,325万円余などをそれぞれ増額。  民生費におきましては、サービス利用者の増加に伴う障がい児通所支援費3,954万円余、小規模保育施設の新規開設及び保育士の処遇改善等に伴う私立保育所運営費1,252万円余、わたり保育園の下水道接続経費並びにわたり及びあがりみち保育園の3歳未満児用トイレの整備費3,192万円余などをそれぞれ増額。  衛生費におきましては、日本脳炎ワクチン接種者の増加に伴う予防接種委託料250万円、がん検診の受診者の増加に伴う検診委託料277万円余などをそれぞれ増額する一方、プラスチック選別処理施設建設工事の延伸に伴い、鳥取県西部広域行政管理組合への負担金1,073万円余などを減額。  農林水産業費におきましては、沿岸漁業の新規就業者に対し漁船等のリースを行う漁協への補助金を新年度に先送りするため1,666万円余を減額。
     土木費におきましては、水木しげるロードリニューアル工事に伴う水道管移設補償費298万円余、燃油価格の高騰などによるさかいポートサウナの燃料費等235万円余をそれぞれ増額する一方、下水道事業費特別会計繰出金80万円を減額。  消防費におきましては、退職積立金の増額等に伴い、鳥取県西部広域行政管理組合への負担金886万円を増額。  教育費におきましては、燃油価格の高騰などによる小・中学校の燃料費等1,613万円、人員配置の見直しに伴う体育施設管理委託料124万円余をそれぞれ増額いたしております。  歳入につきましては、歳出に伴う国・県支出金を増額するほか、財源として市税及び基金繰入金、市債などを増額いたしております。  以上によりまして、歳入歳出それぞれ3億2,514万1,000円を増額し、予算総額を174億3,687万8,000円といたすものであります。  また、あわせて繰越明許費の設定を行っております。  繰越明許費につきましては、工期の関係などにより年度内に事業の完了が困難である公立保育所環境整備事業など7事業につきまして繰越明許費を設定し、翌年度に予算を繰り越す措置をとっております。  議案第6号は、国民健康保険費特別会計補正予算(第2号)でありまして、国民健康保険基金積立金1億6,278万円余、平成28年度に概算払いを受けておりました国・県からの交付金の精算に伴う返還金等8,771万円余をそれぞれ増額し、予算総額を49億7,241万1,000円といたすものであります。  議案第7号は、下水道事業費特別会計補正予算(第3号)でありまして、水洗便所等改造資金融資の損失補償金62万円余を増額する一方、下水道建設費において、国からの交付金の減額等に伴い、各事業費を組み替え、下水道建設費総額で3,940万円を減額し、予算総額を25億9,940万4,000円といたすものであります。  あわせて、工期の関係などにより年度内に事業の完了が困難である下水道管渠事業など4事業につきまして繰越明許費を設定し、翌年度に予算を繰り越す措置をとっております。  議案第8号は、介護保険費特別会計補正予算(第4号)でありまして、介護給付費等準備基金積立金2,315万円余、平成28年度に概算払いを受けておりました国・県からの交付金の精算に伴う返還金7,148万円余をそれぞれ増額するなど、歳入歳出それぞれ9,488万2,000円を増額し、予算総額を38億6,458万円といたすものであります。  以上、提案理由を申し上げましたが、よろしく御審議の上、御決定いただきますようお願い申し上げます。 ○議長(柊 康弘君) 質疑に入ります。質疑がありましたらどうぞ。               〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(柊 康弘君) 質疑を終わります。  お諮りいたします。議案第5号、平成29年度境港市一般会計補正予算(第8号)、議案第6号、平成29年度境港市国民健康保険費特別会計補正予算(第2号)、議案第7号、平成29年度境港市下水道事業費特別会計補正予算(第3号)、議案第8号、平成29年度境港市介護保険費特別会計補正予算(第4号)については、予算委員会に付託したいと思います。これに御異議ございませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(柊 康弘君) 御異議なしと認め、議案第5号から議案第8号までは予算委員会に付託いたします。 ◎休  憩 ○議長(柊 康弘君) ここで、委員会審査等のため休憩いたします。再開は午後3時30分といたします。        (11時49分) ◎再  開(15時30分) ○議長(柊 康弘君) 再開します。  午後の会議に荒井秀行議員より欠席の届けがありましたので、御報告いたします。  先ほど本会議休憩中に各常任委員会を開催し、正副委員長の互選を行いました。  総務民教委員長に森岡俊夫議員、同じく副委員長に景山憲議員。経済厚生委員長に佐名木知信議員、同じく副委員長に安田共子議員。予算委員長に森岡俊夫議員、同じく副委員長に佐名木知信議員と決定した旨の届け出がありましたので、あわせて御報告いたします。  では、議案第5号から議案第8号までについて、予算委員会委員長の報告を求めます。  予算委員会委員長、森岡俊夫議員。 ○予算委員会委員長(森岡俊夫君) 予算委員会委員長報告を行います。  正副委員長を互選した後、本日、予算委員会に付託されました議案4件を審査した結果について申し上げます。  審査に当たりましては、清水副市長を初め担当部課長、関係職員出席のもと、各議案について質疑等を行ったところであります。  まず初めに、議案第5号、平成29年度境港市一般会計補正予算(第8号)について申し上げます。  これは、歳入歳出それぞれ3億2,514万1,000円を増額し、予算総額を174億3,687万8,000円とするものであります。  歳入としては、国・県の支出金の増額と、財源として市税及び基金繰入金、市債などを増額するものであります。  歳出における主な内容は、総務費において、早期退職者に対する退職手当3,099万円余、原子力防災対策基金への積立金4,000万円、生活保護費など平成28年度に国・県から受けた負担金や補助金の精算に伴う返還金7,325万円余などをそれぞれ増額。  民生費において、サービス利用者の増加に伴う障がい児通所支援費3,954万円余、小規模保育施設の新規開設及び保育士の処遇改善等に伴う私立保育所運営費1,252万円余、わたり保育園の下水道接続経費並びにわたり及びあがりみち保育園の3歳未満児用トイレの整備費3,192万円余などをそれぞれ増額。  衛生費において、日本脳炎ワクチン接種者の増加に伴う予防接種委託料250万円、がん検診の受診者の増加に伴う検診委託料277万円余などをそれぞれ増額する一方、プラスチック選別処理施設建設工事の延伸に伴い、鳥取県西部広域行政管理組合への負担金1,073万円余などを減額。  農林水産業費において、沿岸漁業の新規就業者に対し漁船等のリースを行う漁協への補助金を新年度に先送りするため1,666万円余を減額。  土木費においては、水木しげるロードリニューアル工事に伴う水道管移設補償費298万円余、燃油価格の高騰などによるさかいポートサウナの燃料費等235万円余をそれぞれ増額する一方、下水道事業費特別会計繰出金80万円を減額。  消防費において、退職積立金の増額等に伴い、鳥取県西部広域行政管理組合への負担金886万円を増額。  教育費において、燃油価格の高騰などによる小・中学校の燃料費等1,613万円、人員配置の見直しに伴う体育施設管理委託料124万円余をそれぞれ増額したものでありました。また、工期の関係などにより年度内に事業の完了が困難である公立保育所環境整備事業など7事業につきまして繰越明許費を設定し、翌年度に予算を繰り越す措置をとるものでありました。  委員からは、障がい児通所支援費の事業概要や体育施設管理費に関する指定管理委託料についての質疑や、公明正大な予算の執行に努められたいとの意見がありました。  採決の結果、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第6号、平成29年度境港市国民健康保険費特別会計補正予算(第2号)について申し上げます。  これは、国民健康保険基金積立金1億6,278万円余、平成28年度に概算払いを受けていた国・県からの交付金の精算に伴う返還金等8,771万円余をそれぞれ増額し、予算総額を49億7,241万1,000円とするものでありました。  採決の結果、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第7号、平成29年度境港市下水道事業費特別会計補正予算(第3号)について申し上げます。  これは、水洗便所等改造資金融資の損失補償金62万円余を増額する一方、下水道建設費において、国からの交付金の減額等に伴い、各事業費を組み替え、下水道建設費総額で3,940万円を減額し、予算総額を25億9,940万4,000円とするものでありました。  あわせて、工期の関係などにより年度内に事業の完了が困難である下水道管渠事業など4事業につきまして繰越明許費を設定し、翌年度に予算を繰り越す措置をしております。  委員からは、下水道管渠事業の工法変更の内容や、そこに至った経過、下水道センター整備事業の入札不調の原因、水洗便所等改造資金融資の損失補償費に関する質疑などがあったほか、丁寧な議案の説明に努められたいとの意見がありました。  採決の結果、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第8号、平成29年度境港市介護保険費特別会計補正予算(第4号)について申し上げます。  これは、介護給付費等準備基金積立金2,315万円余、平成28年度に概算払いを受けていた国・県からの交付金の精算に伴う返還金7,148万円余をそれぞれ増額するなど、歳入歳出それぞれ9,488万2,000円を増額し、予算総額を38億6,458万円とするものでありました。  採決の結果、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。  以上で予算委員会委員長報告を終わります。 ○議長(柊 康弘君) 以上で委員長報告を終わります。  質疑に入ります。ただいまの委員長報告に対する質疑がありましたらどうぞ。               〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(柊 康弘君) 質疑を終わります。  討論の通告がありませんので、採決いたします。  議案第5号、平成29年度境港市一般会計補正予算(第8号)から議案第8号、平成29年度境港市介護保険費特別会計補正予算(第4号)まで、原案のとおり決することに御異議ございませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(柊 康弘君) 御異議なしと認めます。よって、議案第5号、平成29年度境港市一般会計補正予算(第8号)、議案第6号、平成29年度境港市国民健康保険費特別会計補正予算(第2号)、議案第7号、平成29年度境港市下水道事業費特別会計補正予算(第3号)、議案第8号、平成29年度境港市介護保険費特別会計補正予算(第4号)は、それぞれ原案のとおり可決いたしました。 ◎日程第10 市長施政方針 ○議長(柊 康弘君) 日程第10、市長の施政方針を求めます。  中村市長。 ○市長(中村勝治君) 今期定例市議会において、平成30年度予算案を初めとする諸議案を御審議願うに当たり、所信の一端を述べるとともに、主要課題等について基本的な考え方を申し上げ、議員各位並びに市民の皆様の一層の御理解と御協力をお願いするものであります。  議員各位におかれましては、このたびの市議会議員一般選挙においてめでたく当選されましたことに対し、心からお喜びを申し上げます。これからも皆様とともに境港市勢の伸展と市民福祉の向上に誠心誠意取り組んでまいりたいと存じます。  さて、我が国が本格的な人口減少社会を迎え、また、首都圏や大都市への人口集中に歯どめがかからない中、持続力のある魅力的な地域づくりに向けた地域の底力が問われております。  本市におきましては、昨年、境港ではクルーズ客船や環日本海国際フェリーの乗客数がいずれも過去最高を記録しました。また、米子鬼太郎空港では、ソウル便や香港便の利用率が好調に推移する中、ソウル便は就航からの累計搭乗者数が50万人を達成しました。さらに、境漁港では、水揚げ金額が3年連続で200億円台の大台を突破するなど、本市の有する港湾・空港・漁港、3つの港それぞれが記録に残る年でありました。このことは、まさに本市が将来都市像として掲げる環日本海オアシス都市の実現に向けたさまざまな取り組みが実を結んできているものと考えております。  今後、こうして積み上げてきた実績を土台として、竹内南地区貨客船ターミナル整備や高度衛生管理型漁港・市場整備といった大型事業を着実に前に進め、確固たる社会基盤を確立し、あわせて最大限の利活用を図っていくことが飛躍の鍵であります。  私は、これまで市政運営の柱として「連携と共栄」を掲げ、中海・宍道湖・大山圏域の連携による一体的な発展を目指して取り組んでまいりました。圏域の共有財産であり、圏域の発展に欠かすことのできない3つの港の機能強化・充実が進み、さらには圏域観光の核となる水木しげるロードが生まれ変わる今、より強固な連携のもと、魅力あふれ活力ある圏域づくりを牽引してまいります。  また一方で、本市の文化・芸術・交流の拠点となる仮称境港市民交流センターの建設や地区会館、集会所の改修のほか、子育て支援や高齢者福祉の充実、市民の健康づくりなど、暮らしに根差した施策につきましても積極的に展開し、「公明正大な市政 市民と共に築く風格あるまち」の理念のもと、「心豊かに安心して暮らせるまち」の実現に向けて規律ある行財政運営と協働の推進、経済の活性化と都市基盤整備、市民一人ひとりを大切にする教育と福祉の充実に全力で取り組んでまいります。  まず、1番目に、規律ある行財政運営と協働の推進についてであります。  平成30年度当初予算案について申し上げます。  平成30年度の予算につきましては、歳入において、法人市民税の増加などにより市税の増額が見込まれる一方で、地方交付税は大幅に減少することから、一般財源総額としては減額が見込まれる厳しい状況を踏まえ、国費等の有利な財源の確保やふるさと納税を財源として積み増した基金の有効活用を図ることにより、市債借り入れの抑制等にも努めたところであります。  また、歳出におきましては、経費全般の節減合理化に努めるとともに、本格化する仮称境港市民交流センターの建設関連事業を初め境港市まちづくり総合プランに基づいた観光及び水産業の振興、教育環境の充実、子育て支援など、地域の活性化や多様化する市民ニーズに対応していけるよう配慮して編成しております。  協働のまちづくりの推進について申し上げます。  まちづくりの原点として提唱してまいりました協働のまちづくりは、人口減少社会にあって、その重要性が高まりつつあります。引き続き行政、自治会、市民活動団体、事業所など、それぞれが果たすべき役割と責任を分担し、連携しながら住みよいまちをつくり上げていくための取り組みを進めてまいります。  また、市民活動の拠点である市民活動センターにつきましては、市民会館の解体に伴い、一時的にしおさい会館に移しますが、市民活動が停滞することのないよう支援してまいりたいと考えております。  2番目に、経済の活性化と都市基盤整備についてであります。  中海・宍道湖・大山圏域の連携について申し上げます。  中海・宍道湖・大山圏域市長会では、これまで圏域の振興ビジョンや圏域版総合戦略に基づき、一体的な発展を目指した事業を展開してまいりました。  平成30年度は、中海・宍道湖・大山圏域インバウンド機構における国内外への観光プロモーションや産学・医工連携推進協議会における医療機関と企業のマッチング支援などの取り組みを一層推進してまいります。  環日本海交流の推進について申し上げます。  環日本海国際フェリー航路は、昨年、平成21年の就航以来の乗客数が20万人を達成するとともに、年間乗客数も初めて3万人を突破し、これまで当圏域が一体となって取り組んでいる外国人観光客の誘客に大きく貢献しました。しかしながら、原油価格の高騰などもあり、運航会社の事業収支は自立的な運航が可能な水準に達していないことから、航路の維持や拡充に向けた取り組みを後押しするため、1年間の支援を継続してまいりたいと考えております。  米子鬼太郎空港につきましては、一昨年就航した香港便が好調に推移しているほか、3月までの期間限定であったソウル便の週5便化が10月まで延長されるなど、山陰から世界へのアクセスが拡充しました。引き続き関係者とともに一層の国際化に取り組んでまいります。  本年は、中国・琿春市との友好都市提携25周年の節目の年であります。これまで両市でさまざまな分野において交流を重ね育んできた友好を祝すとともに、一層の交流促進と相互発展に向けて、この夏、琿春市で開催される第24回環日本海拠点都市会議に合わせ、25周年記念行事を実施する計画としております。  観光振興について申し上げます。  本年は、水木しげるロード誕生25周年を迎えます。また、水木しげる記念館開館15周年、ゲゲゲの鬼太郎アニメ第6シリーズが放映開始されるという節目の年であることから、記念セレモニーや水木しげる記念館の展示リニューアルなど、年間を通じてイベントを実施することとしております。  水木しげるロードリニューアル事業につきましては、これから7月のオープンに向けて、一部の道路改良工事と照明設備の設置、最終段階である車道の舗装工事を進めてまいります。また、生まれ変わった水木しげるロードをより多くの皆様に楽しんでいただけるよう、情報発信の強化を初め、水木しげる記念館の開館時間のさらなる延長など、夜のにぎわい創出に努め、沿道の商店街とともにロードの魅力を演出してまいります。  街なみ環境整備事業を活用した水木しげるロード沿道の景観形成につきましては、沿道の方々が策定した街づくり協定において水木しげるロードと調和した景観形成に関するルールを定められたところであり、平成30年度からこのルールに従い店舗等の外観改修整備などを行う方への支援を開始することとしております。  広域の観光振興につきましては、大山開山1300年祭、不昧公200年祭などの大型イベント、また、全国のJRグループ挙げての山陰デスティネーションキャンペーンが実施されます。この圏域にとって、またとない全国発信の好機となるため、本市においても関連事業の実施などを通じてイベント・キャンペーンの成功に向けて尽力してまいります。  昨年、境港へのクルーズ客船の寄港は61回で、国内外から過去最高の約6万7,000人のお客様にお越しいただきました。本年は国際情勢等の影響から寄港回数の減少が見込まれ、さらに国内でのクルーズ船誘致合戦が年々激しくなっていることから、境港管理組合や圏域の自治体と連携を図りながら、おもてなしの充実や誘致活動に努めてまいります。
     水産業の振興について申し上げます。  境漁港における平成29年の水揚げ量は12万8,000トン余で全国第5位、水揚げ金額は205億7,000万円余で全国第8位でありました。境漁港の高度衛生管理型漁港・市場整備につきましては、現在、陸送上屋や1号上屋の新築工事が進められているところであります。本市としましては、新たな市場への円滑な移行に向けて、鳥取県と連携して電動フォークリフトの整備費を助成するほか、県の助成対象とならないプラスチック魚箱やパレットの整備につきましても支援してまいります。  また、老朽化した沖合底びき網漁船とカニかご漁船の代船建造への支援を国・県・関係団体と連携して行うほか、新たに沿岸漁業に就業する漁業者の漁船等の取得も支援をしてまいります。  市内に在留する水産関連企業の外国人技能実習生は年々増加傾向にあります。こうしたことから、実習生と地域住民などとの交流を通じて円滑な地域生活の確保を図るとともに、本市の魅力を伝えることで実習生にとって住みよい魅力あるまちとなるよう、受け入れ企業などと連携して交流事業を実施してまいります。  農業の振興について申し上げます。  本市では、これまで鳥取県を初め関係機関と連携し、青年就農交付金などの諸事業を活用しながら、白ネギづくりに参入する新規就農者や若手農家への支援を行うなど、農業者育成に精力的に取り組んでまいりました。現在では農業法人や若手農家など、意欲ある農業者が誕生し、農地に対する需要も高まっているところであります。  こうした農地需要を背景に、新たに国の農地耕作条件改善事業を活用した農地再生事業に年次的に取り組むこととしており、平成30年度は給食センター南側約0.8ヘクタールの農地再生に取り組みます。さらに、余子地区の産業中央線沿いに広がる耕作放棄地約2.9ヘクタールのうち、まずは試験的に水田0.3ヘクタールについて畑地への再生に取り組み、この結果を踏まえて年次的な耕作放棄地の再生を検討します。なお、再生した農地については、農地中間管理事業を活用し、農地需要の高い若手農家を中心に利用していただけるよう集積を図ってまいります。また、土層改良事業などにも引き続き取り組み、農業所得の向上や県外の産地に負けない力強い白ネギ産地づくりを進めてまいります。  中海護岸整備について申し上げます。  国土交通省による中海護岸整備にあわせて本市で実施しております渡漁港周辺の整備につきましては、平成30年度末の完成を目指して旧漁港跡地に内水排除施設の整備を行います。また、国土交通省に委託しております市道渡84号線の整備に伴う樋門の改築工事は本年8月に完成の予定となっており、続いてこの市道の整備に取りかかることとしております。渡漁港周辺地区の安全・安心で快適な生活環境の実現に向け、平成32年度の完成を目指して旧漁港周辺の道路や多目的広場の整備に鋭意取り組んでまいります。  西工業団地の整備につきましては、本年度から国土交通省による貯木場開口部周辺の護岸整備が行われておりますが、開口部の締め切り工事につきましても貯木場所有者との協議がおおむね調ったことから、平成30年度の着手に向け、準備が進められることとなっております。  港湾整備について申し上げます。  竹内南地区の貨客船ターミナル整備事業につきましては、国土交通省において海底の地盤改良工事などが引き続き進められ、また、境港管理組合においてはいよいよ旅客上屋の建設工事が始まります。平成31年度の完成を目指し、圏域の関係機関等と連携し、国や県への要望活動など、事業の進展につながるような取り組みを積極的に行ってまいります。  また、国内RORO船定期航路の開設に向けた取り組みにつきましては、苫小牧港と敦賀港を結ぶ既存航路を境港まで延伸した試験輸送が今月から毎月1回のペースで行われる予定であり、境港流通プラットホーム協議会が中心となって結果の検証とともに定期航路化が検討されます。  道路等の整備について申し上げます。  本市における道路網は基本的に概成していると考えており、今後は既存幹線道路のリニューアル、はまるーぷバス路線などとなっている準幹線道路や狭隘道路の拡幅整備に鋭意取り組むほか、道路ストック点検や通学路点検、自治会要望などをもとに、対策が必要とされる箇所の整備を計画的に進め、快適な市民生活の基盤となる市道の整備に努めてまいります。  また一方で、国道・県道の整備につきましては、圏域共有の財産として機能の強化・充実が進む境港や境漁港のさらなる発展に不可欠な道路ネットワークの構築と原子力災害時における信頼性の高い避難ルートを確保するため、米子-境港間の高規格幹線道路や県道渡余子停車場線のバイパス整備及びJR境線との立体交差について、引き続き国や県に要望してまいります。  夕日ヶ丘団地の市街化促進について申し上げます。  夕日ヶ丘団地につきましては、好評をいただいております定期借地権制度の利用や大型商業施設の進出による生活の利便性の向上などを要因として、近年、民有地を含めた年間住宅建築件数は約30件と順調に推移しております。  また、団地内には新たに小規模保育事業所や障がい者向け生活介護事業所が進出し、これらに続く商業施設の誘致に引き続き取り組んでまいります。  国土交通省が中海沿いで整備を行っております親水護岸につきましては順調に工事が進んでおり、本年夏ごろには水辺に親しむ憩いの場が新たに誕生します。この水辺空間と夕日ヶ丘メモリアルパークを初め周辺エリアが一体となるまちづくりを推進し、新たなにぎわいの創出と団地のさらなる魅力向上に努めてまいります。  公共下水道事業について申し上げます。  平成30年度の公共下水道の整備につきましては、市道外港外江線で汚水幹線を整備するほか、渡町・外江町で汚水枝線の面整備を予定しており、平成30年度末の公共下水道の普及率は約75%を見込んでおります。  下水道センターにつきましては、既存の汚泥処理設備や沈砂池設備の長寿命化を図るための改築工事を引き続き進めてまいります。  市営住宅の整備について申し上げます。  現在、市内3カ所に点在し、老朽化により新たな入居を停止している長屋建て住宅全84戸の取り扱いを初め、その他の中層住宅の改修や建てかえなど、必要となっていた市営住宅の整備計画を本年度策定しました。進行する人口減少や近年の民間賃貸住宅の増加等を考慮して、将来的な管理戸数を縮減しつつも、低所得の高齢者、障がい者、子育て世代など、住宅確保が難しい世帯に対するセーフティネット機能が十分果たせる内容とする基本的な整備方針を定めております。  その中で、老朽化した長屋建て住宅については、高齢者などに配慮した平家の木造長屋建て住宅とし、誠道地区に集約し、6棟合計30戸で建てかえることとしており、平成30年度には実施設計に着手します。  防災対策について申し上げます。  今月4日からの断続的な降雪により、最大で64センチの積雪を記録し、また厳しい低温状態が続いたこともあり、市民生活への影響や白ネギの葉折れなどの被害がありました。  市道の除雪につきましては、幹線道路やはまるーぷバスの運行経路など、全体の約3分の1に当たる109キロメートルの除雪を実施しましたが、路面に圧雪が残るなどの課題もありました。市では、今回の対応を改めて検証し、関係機関等と一層の情報共有を図るとともに、効率的、効果的な対策につなげてまいります。  また、積雪時においても自助・共助の取り組みを推進し、要配慮者宅の除雪なども自主防災組織などとともに取り組んでまいりたいと考えております。  現在、本市では、原子力災害対策として、島根原子力発電所での事故に備え、公民館等の一時集結所に安定ヨウ素剤を備蓄しておりますが、加えて、緊急時に一時集結所での受け取りが困難な方で、医師等の問診により事前配付することに問題のない希望者に安定ヨウ素剤の事前配付を行います。  また、防災行政無線を利用した全国瞬時警報システムの受信機を更新するほか、各種防災訓練や自主防災組織の育成などにも引き続き取り組んでまいります。  環境施策について申し上げます。  市民の生活環境を保全し、快適な暮らしを守っていくため、協働と広域連携の視点をもってごみの適正処理と環境対策に取り組みます。  ごみの処理につきましては、米子市に焼却を委託している可燃ごみなど、引き続き広域処理を進めながら減量化や効率的な収集に努めてまいります。特にごみの収集に当たっては、市民の理解と協力のもと、分別の徹底や資源化に力を入れ、古紙や資源ごみの分別、廃品回収はもとより、軟質プラスチック類や衣類・布団類の固形燃料化、生ごみや枝木の堆肥化、使用済み紙おむつの補助燃料化などといった再資源化を進めることによって、循環型社会を目指し、環境への負荷をできる限り低減してまいります。  環境対策につきましては、中海・宍道湖一斉清掃を初め、地域での清掃活動などに協働して取り組むとともに、住民では清掃が困難な側溝を市で実施する地区別側溝清掃を継続するほか、不法投棄や環境問題などの予防や迅速な対応に努めてまいります。  基地対策について申し上げます。  航空自衛隊美保基地では、本年度末までにC-2輸送機が1機追加され合計5機となり、さらに大型輸送ヘリCH-47が2機配備される予定であります。また、昨年2月に同意しました輸送機の配備計画に伴う地域振興策の一環として、平成30年度から中浜地区の集会所耐震改修などを順次実施してまいります。今後も輸送機や大型輸送ヘリの追加配備に加え、空中給油・輸送機の配備計画も控える中で、基地や国に対して安全面の徹底を引き続き求めてまいります。  3番目に、市民一人ひとりを大切にする教育と福祉の充実についてであります。  学校教育の充実について申し上げます。  学校教育の充実につきましては、一人一人を大切にした質の高い学校教育の推進を目標として掲げ、新学習指導要領の実施に向けた準備を進めるとともに、道徳教育や国際理解教育、英語教育の充実を図ることなどに重点的に取り組んでいるところであります。  コミュニティ・スクールの導入につきましては、現在準備を進めている第一中学校区に加え、平成30年度からは第三中学校区でも準備を始めます。  また、学校の組織力を高める研修や教職員のキャリアに応じた研修について、大学等の教育機関の協力を得ながら引き続き取り組むとともに、教職員の働き方改革につきましても、国や県の方針を踏まえ、学校と協議を重ねながら、改善を進めてまいりたいと考えております。  小・中学校の適正規模、適正配置につきましては、昨年10月にいただきました校区審議会の最終答申を踏まえ、学校編成の具体的な方策を検討しているところであります。特に誠道小学校を含めた第二中学校区のあり方については、平成30年度中に方針を固めたいと考えております。  学校給食調理業務の民間委託につきましては、献立の作成、食材料の調達・検収及び食育指導といった給食の根幹にかかわる業務を引き続き市が責任を持って実施した上で、調理や洗浄などの業務について、平成31年度を目途に民間委託へ移行する方針で取り組んでまいります。  調理業務の民間委託に当たりましては、学校、児童・生徒と保護者への説明を適時行いながら、計画的に導入したいと考えております。  社会教育について申し上げます。  仮称境港市民交流センターの整備事業につきましては、平成31年度の工事着手を目指し、引き続き実施設計及び管理運営計画の策定作業を行います。  また、本年5月から市民会館等の解体工事に取りかかる予定としております。なお、市民会館の閉館に当たり、4月末にコンサートや写真展を開催することとしております。  クロアチアを拠点とするセーリングのレーザー級合同チームが、平成31年度に美保湾で開催される世界選手権や翌年の東京オリンピックに向けたキャンプを境港公共マリーナで行うことが決定しました。今後、5月ごろに鳥取県や鳥取県セーリング連盟などとともにキャンプ実施委員会を立ち上げ、鋭意受け入れの準備を進めてまいります。  子育て支援の充実について申し上げます。  開設3年目を迎える子育て世代包括支援センターでは、専門職による顔の見える支援の充実を図るため、支援が必要な家庭を訪問し、一緒に育児や家事を行いながら子育ての不安や悩みの解消を図る家庭訪問型支援に新たに取り組みます。  また、ファミリー・サポート・センターの利用助成対象を、ひとり親世帯に加え、ゼロ歳児の在宅育児世帯にも拡大してまいります。  保育需要が年々高まっている3歳未満児への対応につきましては、保育士の確保や設備の充実などに引き続き取り組んでまいります。  障がい者福祉の充実について申し上げます。  平成30年度からの本市福祉行政の方向性を定めた境港市地域福祉計画や、障がい者施策に関する基本的な計画などを定めた境港市障がい児者プランに基づき、障がいのある方もない方も、地域で暮らす人々がお互いに助け合い、支え合い、住みなれた地域で安心して暮らすことのできる共生社会の実現を目指してまいります。  新たな取り組みとして、鳥取県聴覚障害者協会と共同で聴覚障がいのある方の実態把握のための訪問調査を行い、障がい福祉サービスの周知を図り、利用につなげるとともに、生活する上での要望や意見をお聞きしたいと考えております。  高齢者福祉の充実について申し上げます。  平成30年度から32年度の3年間を事業期間とする第7期境港市高齢者福祉計画・介護保険事業計画に基づき、認知症対策の充実や地域見守り支え合い体制の構築、地域包括支援センターの機能強化などに取り組んでまいります。  また、これまでのさまざまな介護予防事業等により、市民の健康寿命の延伸に対する関心が高まってきており、平成30年度は新たに栄養、運動、社会参加を基本とした住民主体で取り組む介護予防の環境づくりを支援してまいります。  介護保険料につきましては、サービス受給者数の増加が見込まれる中で、今後3年間の介護保険給付費等を勘案し、月額基準額を約2.4%引き上げることとしております。被保険者の皆様には負担の増加となりますが、制度を維持していく上で必要不可欠なものとして御理解を賜りますようお願い申し上げます。  市民の健康づくりについて申し上げます。  市民の健康づくりを推進し、健康寿命の延伸による将来の医療費や介護費用の抑制を図るため、健康増進計画、食育推進基本計画、自死予防対策計画を包括した仮称境港市健康づくり推進計画を策定します。  この計画は、本市の健康づくりの将来ビジョン、健康目標達成のための数値設定や具体的な行動内容などを定め、生活習慣病の予防や重症化の阻止、介護予防等のさまざまな健康課題に対して、行政と市民、事業者が連携して取り組む事業などを盛り込み、ともに実践していくことで将来にわたる市民の健康増進を図ることを目的とするものであります。  国民健康保険について申し上げます。  国民健康保険制度は、平成30年度から都道府県が財政運営の責任主体となり、保険税の算定方法が納付金方式に変わります。  新制度では、都道府県が市町村ごとに医療費や所得水準などに応じて保険税の総額を算定し、この総額をもとに市町村が保険税を賦課・徴収して都道府県に納めることになりますが、本市におきましては、この保険税として集めるべき総額が本年度の賦課総額より増額することとなりました。  また、市では、保険税の中の資産割について課題があることから、このたびの制度改革にあわせ、資産割廃止も含めた平成30年度の保険税の改定について国民健康保険運営協議会に諮問し、1月26日に答申を受けたところであります。本市としましては、協議会の答申に沿って、平成30年度の保険税においては、制度改革に伴う増額部分に対し、市独自の激変緩和措置として国民健康保険基金を充当することにより賦課総額において影響のないように据え置くとともに、賦課方式においては、資産割を廃止することに伴い、所得割・均等割・平等割の保険税率を改定することとしております。被保険者の皆様には御理解を賜りますようお願い申し上げます。  以上、本市を取り巻く状況並びに平成30年度に臨む市政運営の基本的な考え方について、その概要を申し述べました。具体的な施策につきましては、予算案、その他の議案の提案理由で申し上げたいと存じますので、御理解、御協力を賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(柊 康弘君) ただいまの施政方針に対する質問は、一般質問の際にお願いいたします。 ◎休  憩 ○議長(柊 康弘君) ここで休憩いたします。再開は午後4時35分からといたします。        (16時23分) ◎再  開(16時35分) ○議長(柊 康弘君) 再開します。 ◎日程第11 議案第9号~議案第31号 ○議長(柊 康弘君) 日程第11、議案第9号、平成30年度境港市一般会計予算から議案第31号、市道の路線の認定についてまでを一括議題といたします。  市長の提案理由の説明を求めます。  中村市長。 ○市長(中村勝治君) 議案第9号から議案第31号までの提案理由につきまして、一括して申し上げます。  議案第9号から議案第17号までは、平成30年度予算関係議案であります。  平成30年度予算案につきましては、施政方針でも申し上げた考え方を基本に編成したところであります。予算総額は、一般会計が158億8,000万円で、前年度に比べ0.1%の増となっております。また、特別会計を含めました全会計では、前年度に比べ2.5%減の267億8,128万7,000円となっております。  議案第9号の一般会計予算について、重点を置きました新規事業を中心に、その概要を申し上げます。  まず、広域連携による一体的発展といたしまして、中国・琿春市との友好都市提携25周年を記念して、琿春市を訪問し、記念行事などを実施するための経費251万円余を新たに計上いたすほか、中海・宍道湖・大山圏域市長会で実施する国内外への観光プロモーション等の共同事業に対する負担金613万円余などを引き続き計上いたしております。  次に、全国ブランド「さかな」と「鬼太郎」を生かした経済振興といたしまして、国・県・関係団体と連携し、沖合底びき網漁船及びカニかご漁船の代船建造に対する助成金3,266万円余、水木しげる記念館開館15周年を記念した展示物のリニューアル経費2,508万円余、水木しげるロード誕生25周年記念セレモニーなどの開催経費200万円などを新たに計上いたすほか、境漁港の高度衛生管理型市場への移行に必要な電動フォークリフト等の購入に対する助成金8,298万円余、水木しげるロードリニューアルに関する道路改良工事等6,335万円余などを引き続き計上いたしております。  次に、一人ひとりを大切にした教育と福祉の充実といたしまして、養育支援が必要な家庭を訪問し、家事や育児を支援する経費415万円余、ファミリー・サポート・センターを利用されるゼロ歳児の在宅育児世帯に対する助成金76万円余、視聴覚教材を有効活用し、学力の向上を図るため、市内の小・中学校にタブレットなどのICT機器を整備する経費2,049万円余などを新たに計上いたすほか、地域とともにある学校づくりに向けてコミュニティ・スクールを導入する経費361万円余などを引き続き計上いたしております。  次に、安心で住みよい生活基盤の充実といたしまして、三軒屋町及び小篠津町会館の耐震補強改修などの実施設計費等904万円余、自治会から申し出があった竹内町及び三軒屋町の狭隘道路の拡幅整備費2,447万円余、市営住宅の建てかえのための実施設計費1,550万円などを新たに計上いたすほか、渡漁港の排水樋門の設置や周辺道路等整備事業費1億2,073万円余、仮称境港市民交流センター建設に係る実施設計費等1億2,014万円余、市民会館及び市民図書館分館の解体工事費等3億9,587万円余などを引き続き計上いたしております。  次に、市民との連携による誠実な行政運営といたしまして、公共的な目的で草刈り作業を行うボランティア団体に貸し出す乗用芝刈り機の購入費等142万円余を新たに計上しております。  そのほかに、老朽化した外江ふれあい会館の改築経費6,306万円余、境港公共マリーナでキャンプを行う、クロアチアを活動拠点とする6カ国9名のセーリングチームの受け入れ経費40万円、閉館する市民会館の写真展等の開催経費13万円余などを新たに計上いたしております。  続いて、歳入について申し上げます。  市税収入は、法人市民税などの増収見込みにより、前年度に比べ1.8%増の39億2,297万円余、地方交付税は同7.8%減の30億9,000万円、繰入金は魚と鬼太郎のまち境港ふるさと基金繰入金の増額などにより同8.8%増の10億4,879万円余、市債は同4.8%減の8億5,030万円、その他の財源につきましては、国・県等からの交付見込み額や過去の実績等を考慮して、それぞれ計上しているところであります。  次に、特別会計について申し上げます。  議案第10号は、国民健康保険費特別会計予算でありまして、財政運営の責任主体となる県への納付金を新たに計上するほか、保険給付費等について過去の実績などを考慮するとともに、運営に必要な所要の経費を計上して、予算総額を38億2,954万8,000円といたしております。  議案第11号は、駐車場費特別会計予算でありまして、市営駐車場の施設管理費を計上して、予算総額を833万1,000円といたしております。
     議案第12号は、下水道事業費特別会計予算でありまして、渡地区等の管渠整備費、下水道センターの汚水処理施設等の改築工事費などを計上して、予算総額を26億7,782万1,000円といたしております。  議案第13号は、高齢者住宅整備資金貸付事業費特別会計予算でありまして、2件の新規貸し付けを見込み、予算総額を532万円といたしております。  議案第14号は、介護保険費特別会計予算でありまして、保険給付費等について過去の実績などを考慮するとともに、運営に必要な所要の経費を計上して、予算総額を38億9,417万4,000円といたしております。  議案第15号は、土地区画整理費特別会計予算でありまして、深田川土地区画整理と境港新都市土地区画整理のそれぞれの保留地事業に係る公債費などを計上して、予算総額を1,510万5,000円といたしております。  議案第16号は、市場事業費特別会計予算でありまして、市場関係者詰所と汚水処理施設のそれぞれの施設管理に係る諸経費や公債費などを計上して、予算総額を6,280万1,000円といたしております。  議案第17号は、後期高齢者医療費特別会計予算でありまして、鳥取県後期高齢者医療広域連合への納付金のほか、保険料の徴収事務費など所要の経費を計上して、予算総額を4億818万7,000円といたしております。  以上、平成30年度予算の概要を申し上げましたが、内容につきましては、予算書を初め、予算の概要、予算補足説明資料に詳細に記載いたしております。  議案第18号は、境港市職員の退職手当に関する条例等の一部改正で、国家公務員に準じ、退職手当の支給割合に乗じる調整率を引き下げるものであります。  議案第19号は、境港市集落営農活性化基金条例の廃止で、平成5年から運用してまいりました集落営農活性化基金を本年度末をもって廃止するものであります。  議案第20号は、境港市被災者住宅再建支援事業助成条例の一部改正で、被災者住宅再建等支援金の支給対象を追加するほか、軽微な被害に対する被災者住宅修繕促進支援金を新設し、支援を拡充するための改正を行うものであります。  議案第21号は、境港市国民健康保険税条例の一部改正で、国民健康保険税額の算定における資産割額を廃止するほか、所得割、均等割及び平等割の税率を平成30年度から改定するものであります。  議案第22号及び議案第23号は、いずれも平成30年度からの国民健康保険の制度改正に伴う改正であります。  議案第22号は、境港市国民健康保険条例の一部改正で、新たに国民健康保険運営協議会が県にも設置されることに伴い、現在市で設置している同運営協議会と区別するため所要の改正を行うものであります。  議案第23号は、境港市国民健康保険基金条例の一部改正で、これまで保険給付に限定していた基金の処分要件を、県への納付金等の財源に充当できるよう改めるものであります。  議案第24号は、境港市児童クラブ条例の一部改正で、渡児童クラブ及び中浜児童クラブについて、対象となる学年を6年生まで拡大するものであります。  議案第25号は、境港市老人福祉センター条例の一部改正で、老人福祉センターにおける指定管理期間3年を、平成31年度から5年に延長するものであります。  議案第26号は、境港市介護保険条例の一部改正で、第7期となる平成30年度から平成32年度までの介護保険料について、この期間の給付費の見込みをもとに保険料率を定める等の改正を行うものであります。  議案第27号は、境港市指定居宅介護支援事業所の指定等に関する条例の制定で、居宅介護支援事業者の指定権限が都道府県から市町村へ移譲されることに伴い、指定に関する基準などを定めるものであります。  議案第28号は、境港市農業委員会の委員等の定数を定める条例の制定で、農業委員会等に関する法律の改正に伴い、農地利用最適化推進委員を新たに設置し、農業委員会の委員及び農地利用最適化推進委員の定数等を定めるものであります。  議案第29号は、境港市公園条例の一部改正で、都市公園法施行令の一部改正に伴い、運動施設の公園敷地面積に占める割合の上限を定めるものであります。  議案第30号及び議案第31号は市道の廃止と認定で、竹内団地の1路線につきまして、法の定めるところにより議会の議決を求めるものであります。  以上、今回提案いたしました議案につきまして、その概要を説明いたしました。よろしく御審議の上、御決定いただきますようお願い申し上げます。 ○議長(柊 康弘君) ただいま一括上程いたしました各議案に対する質疑は、別に日程を設けておりますので、その際といたします。 ◎散  会(16時51分) ○議長(柊 康弘君) 以上で本日の日程は議了いたしました。  3月1日から4日までは休会とし、次の本会議は3月5日午前10時に開きます。  本日はこれをもって散会といたします。お疲れさまでした。   地方自治法第123条第2項の規定によりここに署名する。          境港市議会臨時議長          境港市議会議長          境港市議会議員          境港市議会議員...