半田市議会 > 2022-06-24 >
06月24日-03号

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  1. 半田市議会 2022-06-24
    06月24日-03号


    取得元: 半田市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-06-15
    令和 4年  6月 定例会(第6回)          令和4年6月24日 午後2時00分開議1.議事日程(第3号)                     |付託委員会 日程第1 議案第48号 令和4年度半田市一般会計補正予算第3号 |各常任委員会 日程第2 議案第49号 令和4年度半田市国民健康保険事業特別会計文教厚生            補正予算第1号             | 日程第3 議案第50号 令和4年度半田市立半田病院事業会計補正予|総務            算第1号                | 日程第4 議案第51号 半田市議会議員及び半田市長の選挙における|総務            選挙運動用自動車の使用の公営に関する条例|            等の一部改正について          | 日程第5 議案第52号 半田市特別職の職員で非常勤のものの報酬及|建設産業            び費用弁償に関する条例の一部改正について| 日程第6 議案第53号 半田市手数料条例の一部改正について   |建設産業 日程第7 議案第54号 和解及び損害賠償の額の決定について   |建設産業 日程第8 議案第55号 市道路線の認定について         |建設産業 日程第9 意見書案第1号 「再審法(刑事訴訟法の再審規定)」の|              改正を求める意見書の提出について  | 日程第10 議員提出議案第2号 半田市議会会議規則の一部改正につ|                いて              | 日程第11 議員提出議案第3号 特別委員会の設置について    | 日程第12 特別委員会委員の選任について            | 日程第13 議員派遣について                  |2.出席議員は次のとおりである(21名)   2番  鈴木健一             3番  水野尚美   4番  伊藤正興             5番  國弘秀之   6番  小栗佳仁             7番  中村和也   8番  小出義一             9番  芳金秀展  10番  竹内功治            11番  山田清一  12番  坂井美穂            13番  山本半治  14番  新美保博            15番  嶋崎昌弘  16番  加藤美幸            17番  鈴木幸彦  18番  岩田玲子            19番  渡邉昭司  20番  沢田 清            21番  澤田 勝  22番  石川英之3.欠席議員は次のとおりである(なし)4.地方自治法第121条により説明のため出席した者の職氏名(24名)  市長         久世孝宏   副市長        山本卓美  企画部長       山田 宰   総務部長       坂元照幸  市民経済部長     大山仁志   福祉部長       竹部益世  子ども未来部長    伊藤奈美   建設部長       村瀬浩之  水道部長       大松季也   病院事務局長     竹内甲司  防災監        出口久浩   人事課長       毛利悦子  総務課長       山本勇夫   財政課長       榊原正彦  産業課長       河合信二   生活援護課長     長谷川信和  国保年金課長     水野一男   子ども育成課長    小林 徹  土木課長       佐藤健詞   建築課長       田中 賢  病院管理課長     榊原 崇   教育長        鈴川慶光  教育部長       岩橋平武   学校教育課長     森田知幸5.職務のため議場に出席した事務局職員の職氏名(6名)  議会事務局長     江原包光   議事課長       新美恭子  同副主幹       後藤友紀子  同主事        尾中 淳  同主事        石原義士   同主事        新美瑠惟---------------------------------------     午後2時00分 開議 ○議長(鈴木幸彦議員) 皆さん、こんにちは。 ただいま出席議員21名です。 直ちに本日の会議を開きます。 本日の議事日程はお手元にお配りしたとおりですので、よろしくお願いいたします。--------------------------------------- △日程第1 議案第48号 令和4年度半田市一般会計補正予算第3号 △日程第2 議案第49号 令和4年度半田市国民健康保険事業特別会計補正予算第1号 △日程第3 議案第50号 令和4年度半田市立半田病院事業会計補正予算第1号 △日程第4 議案第51号 半田市議会議員及び半田市長の選挙における選挙運動用自動車の使用の公営に関する条例等の一部改正について △日程第5 議案第52号 半田市特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部改正について △日程第6 議案第53号 半田市手数料条例の一部改正について △日程第7 議案第54号 和解及び損害賠償の額の決定について △日程第8 議案第55号 市道路線の認定について ○議長(鈴木幸彦議員) 日程第1、議案第48号から日程第8、議案第55号までの8議案を一括議題とします。 以上の案件については各委員会に付託し、御審査をお願いしてありますので、その経過と結果について各委員長から報告をお願いします。 初めに、総務委員長からお願いします。     〔総務委員長 山田清一議員 登壇〕 ◆総務委員長山田清一議員) 当総務委員会に付託された案件については、6月20日午前9時30分から委員会室において、委員全員出席の下、慎重審査しましたので、その経過と結果を御報告申し上げます。 初めに、議案第48号中、当委員会に分割付託された案件については、補足説明の後、質疑に入り、主な質疑として、人事管理事務費のうち、民間人材登用支援業務委託料について、人材募集はこれまでのように市で行うことはできないのか、どのような理由で民間業者に委託することになったのか。とに対し、市のみで人材募集を広報するには限りがあることから、民間の力を借りることにより、専門性の高い能力を備えている方を全国から募集することができると考えます。また、ほかの自治体における求人サイト利用状況採用実績を踏まえたものによるものです。とのこと。 民間人材登用支援業務委託料84万7,000円について、その根拠はどうなのか。とに対し、一般の職員採用でも求人サイトを利用していますが、今回は、求人サイト求人情報の掲載を行うのみでなく、民間のノウハウを生かした求職者への訴求力の高い情報提供選考支援などの支援サービスなどを含めており、適正な水準であると考えています。とのこと。 求人サイトに登録した求職者に直接募集案内を連絡する手法、スカウトは含まれているのか、また、スカウトを使用した場合、企業では年収の3か月分を増額して支払うことが一般的になるが、その費用は発生しないのか。とに対し、スカウト手法は含まれています。また、費用は、民間人材登用支援業務に対する委託料を計上したものであり、追加費用は発生しません。のこと。 何人の応募を予定しているのか。とに対し、市長特認顧問は50人程度、プロジェクトリーダーは100人程度の応募を見込んでいます。とのことでした。 その後、討論を省略し、挙手により採決した結果、賛成多数をもって原案のとおり可と認めることに決定しました。 次に、議案第50号及び議案第51号については、それぞれ補足説明の後、慎重審査し、討論を省略し、それぞれ採決した結果、2議案とも委員全員をもって原案のとおり可と認めることに決定しました。 以上、御報告申し上げます。     (降壇) ○議長(鈴木幸彦議員) 次に、文教厚生委員長からお願いします。     〔文教厚生委員長 澤田 勝議員 登壇〕 ◆文教厚生委員長澤田勝議員) 当文教厚生委員会に付託された案件については、6月20日の午後1時30分から委員会室において、委員全員出席の下、慎重審査しましたので、その経過と結果を御報告申し上げます。 初めに、議案第48号中、当委員会に分割付託された案件については、補足説明の後、質疑に入り、主な質疑として、生活困窮者自立支援事業のうち、生活困窮者支援物資について、支援物資の内容と予算計上額200万円の算出根拠はどのようか、また、予算が不足する場合にはどのように対応するか。とに対し、支援物資は、食料品以外、日用品も対象としています。予算額の根拠は、フードバンクを実施している社会福祉協議会の意見を参考に必要な物資を見積もり、算出しています。予算が不足する場合は、そのときの社会情勢も勘案した上で、必要に応じて追加の補正予算を計上することも考えています。とのこと。 児童発達支援センターつくし学園管理運営事業のうち、保育事業用備品の購入について、クライミングボードを購入する目的は何か。とに対し、発達に課題のある児童に有効な、感覚統合のトレーニングを行うために購入したいものとするものです。とのこと。 予防接種事業のうち、ヒトパピローマウイルス感染症接種費助成金について、今回の助成は、2種類ある定期接種子宮頸がんワクチンのどちらも助成対象となるのか、また、ワクチン接種後の健康被害に関する相談窓口はどこか。とに対し、助成対象は、2種類の子宮頸がんワクチンのどちらも対象とする予定です。健康被害があった場合の相談窓口は、子育て相談課が窓口となります。とのこと。 同事業について、キャッチアップ接種の対象者を90人、任意接種償還払いの対象者を65人と見込んで予算計上した算出根拠は何か。とに対し、キャッチアップ接種は、25歳から17歳までの未接種者4,170人のうち、平成17年度生まれの方の接種率が8%に当たる270人を3年間で実施することを見込み、90人分の予算を計上しています。任意接種償還払いは、対象者3,164人のうち、令和2年度の実績値である1.87%に当たる60人に、定期接種の期間内に3回の接種を完了していない方の人数に相当する5人分を加えた、合計65人分の予算を計上しています。とのこと。 小学校情報機器整備事業及び中学校情報機器整備事業について、今回、スピーカーマイクを購入する目的や効果は何か、また、各学校にはどのように配置する予定か。とに対し、目的は、オンラインで授業を行う際の環境を整えることです。効果は、スピーカーマイクを導入することで、オンライン授業を受ける場合に教室全体の音が聞こえるようになり、従来では教員の声しか聞こえなかったものが、教室の様子や空気感を把握できるようになります。導入内容は、学校ごとに、各通常学級に1台と特別支援学級用に1台の購入を考えています。とのこと。 その後、討論を省略し、採決した結果、委員全員をもって原案のとおり可と認めることに決定しました。 次に、議案第49号については、補足説明の後、慎重審査し、討論を省略し、採決した結果、委員全員をもって原案のとおり可と認めることに決定しました。 以上、御報告申し上げます。     (降壇) ○議長(鈴木幸彦議員) 次に、建設産業委員長からお願いします。     〔建設産業委員長 岩田玲子議員 登壇〕 ◆建設産業委員長岩田玲子議員) 当建設産業委員会に付託された案件については、6月21日午前9時30分から委員会室において、委員全員出席の下、慎重審査しましたので、その経過と結果を御報告申し上げます。 初めに、議案第48号中、当委員会に分割付託された案件については、補足説明の後、質疑に入り、主な質疑として、商工業振興事業について、市には様々な課題がある中で、中心市街地の活性化を図るために市長特認顧問を公募する理由は何か。とに対し、現在、JR武豊線の高架化を進めている中で、今並行して中心市街地の活性化を検討していかなければ、ハード面とソフト面を一体的に考えることが難しくなるため、特認顧問の登用を必要とするものです。とのこと。 特認顧問選考基準は何か。とに対し、選考時に、中心市街地活性化施策を提案させ、活性化につながると思えるような提案をした方を採用したいと考えています。とのこと。 中心市街地活性化の明確な職務内容、目標を設定せずに公募を行うのはなぜか。とに対し、中心市街地の活性化は様々な取り組み方があると考えます。職務内容や目標を明確にすることにより提案方法の選択肢を制限してしまう可能性があるため、職務内容や目標は設定していません。とのこと。 職務実績の確認はどのように行うのか。とに対し、職務実績の確認は成果で行います。例えば、本人から80日従事したという申告があれば、80日間の成果を提示させ、出勤日数に見合った成果であるかを確認します。とのこと。 職務実績を確認するための成果とは何か。とに対し、単年度ごとに年度末まで達成目標を設定し、目標達成までの進捗状況を成果としています。とのこと。 報酬は日額4万円とした根拠は何か。とに対し、中心市街地の活性化に当たっては、広範囲の方と調整が必要になるなど業務量が多く、専門的なノウハウ等を必要とするため、副市長の報酬を基準として、同等の額を設定しています。とのこと。 市長特認顧問の登用ではなく、職員を増員することにより中心市街地活性化を目指すことは考えなかったのか。とに対し、中心市街地の活性化には、幅広いネットワーク店舗情報ノウハウなどが必要となりますが、それらは職員を増員しただけでは補えない部分であるため、専門知識を持った特認顧問の登用が必要であると考えます。とのこと。 市長公約では、副市長を登用することがうたわれているが、副市長ではなく、市長特認顧問として公募するのはなぜか。とに対し、より有能な人材を登用するために兼業も認める形にしていますが、副市長で登用した場合は、事務手続上、決裁権が発生することなどの理由により、兼業で従事することが難しくなるためです。また、副市長とすると任期は4年ですが、特認顧問とすることで任期を流動的に設定できると考えるためです。とのことでした。 その後、討論を省略し、挙手により採決した結果、賛成多数をもって原案のとおり可と認めることに決定しました。 次に、議案第52号については、補足説明の後、慎重審査し、討論を省略し、挙手により採決した結果、賛成多数をもって原案のとおり可と認めることに決定しました。 次に、議案第53号については、補足説明の後、質疑に入り、主な質疑として、マンション管理計画の認定制度のデメリットはないのか。とに対し、この制度は、認定することによってマンションを適正に管理するためのものです。管理組合で合意形成を図ることや、改修の計画を立てることをデメリットと感じる方もいるとは思いますが、必ず認定を受けなければならないというものではありません。とのことでした。 その後、討論を省略し、採決した結果、委員全員をもって原案のとおり可と認めることに決定しました。 次に、議案第54号については、補足説明の後、質疑に入り、主な質疑として、事故後、適切な道路設備の維持管理のためにどのような取組を行っているのか。とに対し、自転車歩行者道路歩行者専用道路にある車止めを全て点検し、異常がないかを確認しました。また、事故現場と類似する事故が事故現場周辺に3か所ありましたので、進入禁止箇所が分かりやすくなるよう区画線を引きました。また、現在は、毎月、道路パトロールを各グループが7か所に分けて2回ずつ行っており、車止めは点検マニュアルの中で重点項目と位置づけ、点検しています。とのことでした。 その後、討論を省略し、採決した結果、委員全員をもって原案のとおり可と認めることに決定しました。 次に、議案第55号については、補足説明の後、慎重審査し、討論を省略し、採決した結果、委員全員をもって原案のとおり可と認めることに決定しました。 以上、御報告申し上げます。     (降壇) ○議長(鈴木幸彦議員) 以上で各委員長の報告は終わりました。 ただいまから質疑に入ります。 御質疑ありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 御質疑なしと認めます。 これで質疑を終わります。 しばらく休憩します。---------------------------------------     午後2時16分 休憩     午後2時18分 再開--------------------------------------- ○議長(鈴木幸彦議員) 会議を再開します。 議案第48号に対しては、新美保博議員ほか2名から、修正の動議が提出されました。 この際、提案者の説明を求めます。 ◆15番(嶋崎昌弘議員) 議案第48号令和4年度半田市一般会計補正予算第3号に対する修正案について、提出者を代表して御説明申し上げます。 一般会計補正予算第3号では、民間人材登用支援業務委託料として、民間人材を外部の人に選んでもらう費用と、中心市街地活性化市長特認顧問と6次産業化農業支援プロジェクトリーダーの登用として民間の優秀な人材として選ばれる外部の人の報酬、他人任せ予算が計上されています。 民間人材の登用は、これからの半田市の政策課題の解決のためにも、職員の能力開発のためにも取り組むべき課題であるとは考えますが、今回のこの提案で果たして成果が見込めるのでしょうか。また、その成果はどのように図られるのでしょうか、大いに疑問であります。 今回の提案は、公募による民間人材登用ありきで、それに合致させたのが、たまたま中心市街地活性化市長特認顧問と6次産業化農業支援プロジェクトリーダーであることが委員会で判明をしました。 公募による民間人材登用は手段の1つです。うまくいくかいかないか分からないけど、取りあえずチャレンジするといった思慮のない無謀な考えは危険であります。今、何より大事なのは、職員自らが今すべきことに全力で取り組むことであり、市長は、職員にそのことを指示することが第一義であります。 そこで、この不安要素満載の提案に対して、いま一度立ち止まって、制度設計を自前でしっかり見直していただくために、これらの予算を減額するものであります。 修正内容を申し上げます。 歳出から申し上げます。 2款 総務費 1項 総務管理費 1目 一般管理費 12節 民間人材登用支援業務委託料の84万7,000円を、次に、5款 農林水産費 1項 農業費 2目 農業総務費 1節 報酬の210万円を、次に、6款 商工費 1項 商工費 2目 商工振興費 1節 報酬の330万円をそれぞれ減額します。 これに合わせ、歳入の20款 繰越金 1項 繰越金 1目 繰越金の補正額2億409万2,000円を624万7,000円減額し、1億9,784万5,000円とします。これにより、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ439億8,954万5,000円とし、収支の均衡を図っていきます。 以上、説明といたします。 ○議長(鈴木幸彦議員) 提案説明は終わりました。 ただいまから質疑に入ります。 御質疑ありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 御質疑なしと認めます。 これで質疑を終わります。 お諮りします。 ただいま議題となっている議案第48号令和4年度半田市一般会計補正予算第3号に対する修正案については、委員会の付託を省略したいと思います。御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 御異議なしと認めます。よって、修正案は委員会への付託を省略することに決定しました。 しばらく休憩します。---------------------------------------     午後2時22分 休憩     午後3時00分 再開---------------------------------------
    ○議長(鈴木幸彦議員) 会議を再開します。 建設産業委員長から委員長報告の訂正の申出があります。     〔建設産業委員長 岩田玲子議員 登壇〕 ◆建設産業委員長岩田玲子議員) 先ほどの建設産業委員会委員長報告に誤りがありましたので、全文を訂正させていただきます。 当建設産業委員会に付託された案件については、6月21日午前9時30分から委員会室において、委員全員出席の下、慎重審査しましたので、その経過と結果を御報告申し上げます。 初めに、議案第48号中、当委員会に分割付託された案件については、補足説明の後、質疑に入り、主な質疑として、商工業振興事業について、市には様々な課題がある中で、中心市街地の活性化を図るために市長特認顧問を公募する理由は何か。とに対し、市の現状を見渡したとき、JR武豊線鉄道高架化が始まっているこのタイミングで、中心市街地を何とかしなければ手後れになりかねない。これが最後のチャンスだと考え、民間の力を生かして、まず取り組まなければならないことは中心市街地の活性化であるとの思いから、市長特認顧問を公募することとしました。とのことです。 市長特認顧問選考基準は何か。とに対し、応募者に、中心市街地の活性化につながる具体的な施策や手法のほか、令和7年度3月末時点での目標値、実施のスケジュールなどを御提案いただき、その内容を精査した上で登用したいと考えています。とのこと。 中心市街地活性化の明確な職務内容、目標を設定せずに公募を行うのはなぜか。とに対し、中心市街地の活性化は様々な取り組み方があると考えております。職務内容や目標を明確にすることにより自由な発想が制限され、提案内容を狭めてしまう可能性があるため、職務内容や目標は最小限としています。とのこと。 職務実績の確認はどのように行うのか。とに対し、職務実績は日報と成果で確認します。例えば、本人から80日従事したという申告があれば、日々の日報と80日間の業務内容と成果を提出していただき、それが出勤日数に見合ったものであるかを確認します。とのこと。 職務実績を確認するための成果とは何か。とに対し、令和7年3月末までの目標と、その目標達成に向けた単年度ごとの目標を設定し、目標に向けた進捗状況を成果としています。とのこと。 報酬を日額4万円とした根拠は何か。とに対し、中心市街地の活性化に当たっては、幅広い知識やノウハウに加え、多岐にわたる分野の方との調整や合意が必要となるなど、非常に困難な業務となることが予想されるため、副市長の報酬を基準として、同等の額を設定しています。とのこと。 市長特認顧問の登用ではなく、職員を増員することにより中心市街地活性化を目指すことは考えなかったのか。とに対し、中心市街地の活性化には、広い分野でのネットワークや情報量、ノウハウなどが必要となりますが、それらは職員だけでは補い切れない部分であるため、民間での経験や専門知識を持った特認顧問を登用することとしました。とのこと。 市長公約では、副市長を登用することがうたわれているが、副市長ではなく、市長特認顧問として公募するのはなぜか。とに対し、副市長で登用した場合は、任期が4年となることに加え、事務手続上、決裁権が発生するなどの理由により基本的には常駐することが必要となり、現在勤めている会社を辞めなければならないという事態も発生します。少しでも条件を緩和し、より有能な人材を登用するために、今回は兼業も可能となる市長特認顧問という非常勤特別職を公募することとしました。とのことでした。 その後、討論を省略し、挙手により採決した結果、賛成多数をもって原案のとおり可と認めることに決定しました。 次に、議案第52号については、補足説明の後、慎重審査し、討論を省略し、挙手により採決した結果、賛成多数をもって原案のとおり可と認めることに決定しました。 次に、議案第53号については、補足説明の後、質疑に入り、主な質疑として、マンション管理計画認定制度のデメリットはないのか。とに対し、この認定制度は、老朽化や管理の担い手不足が顕著化したマンションの急増に対応するために、マンション管理の適正化を目的として創設された制度で、マンションの管理水準の維持向上やマンション価値の向上につながるなどのメリットはありますが、デメリットはありません。とのことでした。 その後、討論を省略し、採決した結果、委員全員をもって原案のとおり可と認めることに決定しました。 次に、議案第54号については、補足説明の後、質疑に入り、主な質疑として、事故後、適切な道路施設の維持管理のためにどのような取組を行っているのか。とに対し、自転車歩行者道路歩行者専用道路にある車止めを全て点検し、異常がないことを確認しました。なお、事故現場と類似する場所が事故現場周辺に3か所ありましたので、車両進入禁止区域が分かりやすくなるよう区画線等により改善を図りました。また、毎月、職員による道路パトロールを市内7地区に分けて各グループが2回ずつ行っており、危険箇所の早期発見と解消に取り組んでいます。とのことでした。 その後、討論を省略し、採決した結果、委員全員をもって原案のとおり可と認めることに決定しました。 次に、議案第55号については、補足説明の後、慎重審査し、討論を省略し、採決した結果、委員全員をもって原案のとおり可と認めることに決定しました。 以上、御報告申し上げます。 申し訳ありません。市長特認顧問選考基準の答弁内容において、令和7年3月と申し上げるところを、誤って令和7年度3月と申し上げました。おわびして訂正いたします。     (降壇) ○議長(鈴木幸彦議員) 以上で委員長の報告は終わりました。 ただいまから質疑に入ります。 御質疑ありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 御質疑なしと認めます。 これで質疑を終わります。 これより討論に入ります。 議案第48号及び第52号について討論の通告があります。 渡邉昭司議員の発言を許します。     〔19番 渡邉昭司議員 登壇〕 ◆19番(渡邉昭司議員) 議長のお許しをいただきましたので、ただいま上程されております議案第48号令和4年度半田市一般会計補正予算第3号、市長特認顧問報酬及びプロジェクトリーダー報酬並びに民間人材登用支援業務委託料について、創造みらいを代表し、賛成の立場から討論をさせていただきます。 今回、市が取り組もうとしている市長特認顧問プロジェクトリーダーの登用は、民間の発想、考え方、仕事のやり方を市政に取り入れていきたいということが一番の理由とのことです。 令和3年度の総務委員会の閉会中の調査事項の報告において、民間人材の活用は半田市においても、市長のリーダーシップにより積極的に推進すべきと提言をしています。 中心市街地の活性化はこれまで、クラシティの活性化やイベントの開催など、様々な取組がなされてきました。先日開催されましたはんだストリートテラスでは、多くの人によりにぎわいが見られ、徐々に協力者、理解者が増えてきたという感触もありますが、まちが活性化したというところまでは至っていないという状況です。 JR鉄道高架事業、JR半田駅前の土地区画整理事業が進行し、まちの姿が大きく変わろうとしているまさに今、優秀な民間の人材の発想、仕事のやり方を市政に取り入れ、活性化に取り組む千載一遇のチャンスであります。 平成29年度の建設産業委員会では、閉会中の調査テーマとして、中心市街地の一体的なまちづくりと活性化についてを取り上げ、提言として、能力を重視し、積極的に外部人材の登用を視野に入れること。また、全国公募という手法を活用し、多くの応募者の中から選定し、よりよい人材の登用を行うこととしております。今回の市からの提案があった内容と合致するものであります。 6次産業化についても、令和3年度の特別委員会で調査が進められ、6次産業化の必要性はもとより、民間人材を活用した支援体制の構築についても提言がなされたところであります。 民間の発想や、やり方を行政に取り入れることは、様々な困難があるかもしれません。また、民間人材を登用したからって、必ずしも成功が約束されているわけではありません。しかし、民間の人材の発想、仕事のやり方を取り入れることにより、行政内部だけでなく、市民の間でも人材が育ち、新たな好循環が生まれることも期待できます。 行政はチャレンジをしようとしています。このチャレンジを成功させるには市民の理解、協力が不可欠であり、我々市議会も、市民の代表としてこの大きなチャレンジを後押しし、一緒に成功へ向けて歩んでいくべきと考えます。 ぜひとも議員各位の御賛同を賜りますようよろしくお願いを申し上げ、賛成討論とさせていただきます。     (拍手・降壇) ○議長(鈴木幸彦議員) 鈴木健一議員の発言を許します。     〔2番 鈴木健一議員 登壇〕 ◆2番(鈴木健一議員) 日本共産党の鈴木健一です。 本定例会に上程された議案第48号及び議案第52号に対し、反対の立場から討論を行います。 以下、反対理由を述べます。 中心市街地を活性化するため6次産業化を推進するとして、公募により民間人材を活用するものと、付随する報酬についての条例の一部改正です。 中心市街地の活性化は長年の課題であり、本市の職員だけでなく、関係機関とも連携して取り組んできたものと認識しています。しかし、思うように進んでいないことも事実だというのは、当局とも共通の認識だと思います。 そこへ今回、市長特認顧問として民間人材を公募する、全国的に募集して半田市の中心市街地の活性化をしてもらうとのことですが、果たして可能でしょうか。 建設産業委員会の質疑で明らかになったのは、令和7年3月をめどに中心市街地の活性化を目指すが、活性化とは一体どういうことをいうのかという定義が曖昧なこと。中心市街地の活性化は最後のチャンスだという説明をされましたが、一方で、万が一失敗したときの責任の所在がはっきりしないこと。職務内容に魅力ある店舗の誘致とあるが、いざ誘致がされた場合、現状を何とかしよう、何とか活性化しようと努力している既存の店舗や企業、事業者に対する影響が見逃せないこと。魅力のある店舗の誘致によって波及効果も期待できるという答弁もされましたが、果たしてトリクルダウンのような影響が本当に起きるのかが疑問なことなど、明らかになりました。 めどとしている令和7年3月まで、2年4か月。その間、日額4万円、最大で2,330万円もの税金をつぎ込み、定義も明らかでない活性化を目指すという議案には賛成できません。 市長の公約だということですが、今まで努力をし、そして半田市を一番理解している職員へのアドバイザー程度にとどめるべきではありませんか。一度立ち止まり、再考を求めます。 次に、6次産業化を推進するプロジェクトリーダーについてです。 農林水産省のホームページには、6次産業化とは、生産物の価値を上げるため、農林漁業者が、農畜産物、水産物の生産だけでなく、食品加工の二次産業、物流販売の三次産業にも取り組み、それによって農林水産業を活性化させ、農林漁村の経済を豊かにしていこうとするものとあります。 しかし、それを実現するためには、相応な資金も必要となることも知られています。今、本市で生産に汗を流している農産業者の方々に、そこまでの余裕があるでしょうか。 米農家に注目すると、今、水田作の農業所得は1時間当たり181円となっています。一部の競争力のある経営だけが生き残るステージではなく、全ての農業者や地域住民、農村の役割に期待する多くの国民、豊かな自然や蓄積された技術、伝統などを総結集する政治が求められていると考え、6次産業化に特化するのではなく、市内の農業者が将来に向けて、安心して農業に励める条件を整えることが必要なのではありませんか。 農業は自然の制約を受け、中小経営が大半であることから、ほかの産業との取引条件が不利になります。年間630万円が必要なプロジェクトリーダーではなく、そんな市内農業者への支援のほうが求められているのではないでしょうか。 議員各位の賛同を求めます。 以上になります。     (降壇) ○議長(鈴木幸彦議員) 加藤美幸議員の発言を許します。     〔16番 加藤美幸議員 登壇〕 ◆16番(加藤美幸議員) 議長のお許しを得ましたので、今定例会に上程されました議案第48号令和4年度半田市一般会計補正予算第3号の修正案に対し、自民クラブを代表し、賛成討論を行います。 初めに、市長特認顧問及びプロジェクトリーダーの公募について、まず所見を申し上げたいと思います。 昨年6月の市長選挙の際に、市民に示された市長の公約、久世たかひろ3つのビジョンには、1、教育先端都市へ。ICT(情報通信技術)活用教育を皮切りに、スマートシティへ! 教育が目指すのは、現代社会で生き抜く力。2、高度医療が受けられる都市へ。人生100年時代の病院は、質で考える。3、6次産業モデル都市へ。6次[1次(生産業)×2次(製造・加工業)×3次(サービス・販売業)]産業の興隆。農商工連携による新たな地場産業の創出。上記3つのビジョン実現のために、民間の人材を積極的に取り入れます。さらに、副市長、プロジェクトリーダーを公募します。皆様の積極応募をお待ちしておりますとあります。 このことを受けての今回の提案であるとは思いますが、3つのビジョン、4つの半田イズムに中心市街地活性化の掲載は見当たりません。 任期1年を過ぎ、公約が何ひとつ実現していないとは言いませんが、何がしたいかも分からず、皆が期待したスピード感も感じられず、焦燥感ありありの提案と感じ、案じております。 また、令和3年第9回定例会での一般質問に対して、市長は、僕が公約をどう進めていくかということを少し話をさせていただこうと思います。僕は、これはやっぱり、4年間で何かしていくべきものだというふうに思っています。100日、半年でどうしているかというふうに、それまでに全てのものをやらなきゃいけないというふうには思っておりません。中略を挟み、半田市には3か年計画、それから予算の上程と予算査定というものがあります。その中で、これをどう実現していくかという話合いを今重ねているような状況であるということであります。 それから、スピード感の話ですが、ここの中にあるものでスピード感を持ってやらなきゃいけないということはやってきたつもりですと答弁されています。このことは、まさに今、スピード感を持ってやらなきゃいけないことでしょうか。必要性が全く感じられません。どさくさ紛れに補正予算に提出することがスピード感ではありません。 私たちは、外部からの民間人材登用については、議会から提案したことであることも承知しており、公募の是非も含め、いずれは取り組む課題であると考えていますが、今、それがこの施策かと問えば、制度設計にも時期にも問題ありと考えています。 加えて、市長公約に掲げた民間人材登用は、副市長だったはずです。だとすると、その公約はもともと何ゆえ、何の目的で、副市長を公募してまで2人にしたかったのでしょうか。そして、それが何ゆえ特認顧問に変わってしまったのか。変更したことに対する明確な説明は、いまだにありません。 市長が、副市長1人では荷が重く、能力不足と判断しての公約だったのか分かりません。しかし、この特認顧問と副市長では、仕事量が天と地ほどの違いがあるにもかかわらず、中心市街地活性化だけのために特任顧問を設け、副市長級水準の報酬を支給する。また、プロジェクトリーダーも同様であります。公募する外部リーダーがいないとできないこととは思いません。 中心市街地活性化には、まず、市民ニーズを聞くべきではないかと考えます。コロナ禍やウクライナ問題の影響を受け、物価高騰の折、市民は大変不自由な生活を余儀なくされている中、一方、半田市では、費用対効果も不明、成果も目標も不明な施策に、報酬として日額4万円も支給しようとしています。市民感覚とは度外れています。職員の方々は最低賃金を承知していますか。いまだに活性化しないクラシティの大失敗から学びましょう。 民間リーダーには期待したいと思いますが、外部リーダーが必要不可欠な施策とは思われません。もしそれでも公募による外部リーダーが必要であるとして提案されるのであれば、あまりに制度設計がお粗末ではないでしょうか。また、プロジェクトリーダーにしても、本当に担当課が狙いとする農業従事者への支援策となるかと、問題が疑問がいっぱいであります。 昔、半田病院が、時の市長の肝煎りで、政策顧問を登用したことがあるとお聞きしました。企業会計が幸いし、成果を数字として表すことができたために分かりやすく、経営的には大いに成果があったとのことでした。しかし、一方では、肝腎な優秀な多くのドクターが勤務医から開業医へと転職をされ、一時、病院に不安を感じたこともあったそうでありました。功罪ある政策顧問であったと評価されたのではないでしょうか。 このことと同様だとは思いませんが、今回の2人の外部人材の公募登用は、成果が現しにくく、判断しづらい難しい事案であると考えており、評価に値しない施策とならないか、しなくていい心配をするのであります。 以上のことから、今回の議案の問題点を3つ挙げます。 まず1点目、あまりにも唐突な提案ではないか。久世市長就任後、今日まで、民間に頼る前に、中心市街地活性化について及び6次産業モデル都市について、市長は職員に強いリーダーシップの下、本当に自分たちでできないのかを問い、職員に明確に指示をしてきたのか、そして、その結果を受けての今回の提案なのか、問われています。 2点目、久世市長の市長特認顧問であるにもかかわらず、任期を終えるまでの期間に中心市街地をどうしたいのか、そのために2年4か月でどこまで持っていきたいのかを示さなければ、受け側のモチベーションにも関わります。そもそも、応募者が提案するにも、市長はどうしたいのか分からなければ実現のしようもないのです。ただ単に公約だからと、民間人の公募をしたかっただけではないかと思わずにはいられません。何をしてほしいかを市長自ら示すことの是非が問われています。受け側を既に決め打ちし、得意の丸投げになっているのではないとは信じております。本当のところ、市長自身、分かっていないのではないでしょうか。 3点目として、指揮命令系統が曖昧であることを指摘したいと思います。市長の特認顧問で非常勤で、部下を持つのか持たないのか、単なる市長のための助言者なのか、いまいち不明であります。組織として責任ある仕事と成果を求めるのであれば、当初の公約どおり、市長が副市長を民間から選び、正式に議会に諮り、部下をしっかりと配置し、施策を展開していくべきです。極めて不明確である高給取りの特認顧問の責任の所在が問われているのです。 以上3点について提議させていただき、自分たちの今がよければ、先はどうでもいいといったような施策の展開、困ったら外人部隊頼み、夢みたいな言いたいことだけを言って、後は高みの見物的な予算の執行は無責任の極みであります。 市長も、今定例会の答弁において、預かっているお金は市民からの税金であり、予算執行ルールに基づき、大切に使わなければならない旨の答弁をされておりました。自分で稼いだことのない行政職員に、税金は市民の血税であるということを分かってもらわなければなりません。 我々自民クラブは、これまでに上程されてきた議案や施策に対し、全ては市民のためにとの思いから、是々非々の立場で判断をしてきました。それが議員としての使命であると思っております。このことが必ずや市民のためになると信じているからであります。 提案をするのであれば、完全、完璧とまでは言いませんが、誰もがおおむね了とする提案であるべきと考えます。それが提案者であり、リーダーの使命ではないでしょうか。 市長から、現有職員ではできない、だから外部の人にお願いをする、つまり、山本副市長以下職員の能力不足と判断されたのにもかかわらず、誰一人として声を上げず、逆に、命がけで、今のうちに外部委託を成立させてしまおうとする気持ちが理解できません。残念であります。チャレンジする方向が何か間違っているのではないでしょうか。 まだ間に合います。全ては市民のために、いま一度立ち止まり、制度設計を見直し、市長の言う予算ルールに従い、正々堂々と本予算に再提案すべきと考えます。 議員諸兄におかれましては、この議案の不備については既に十分承知されていることと思いますが、より一層の深い御理解と御賛同を心からお願いし、自民クラブを代表し、令和4年度半田市一般会計補正予算第3号の修正案に対する賛成討論といたします。     (拍手・降壇) ○議長(鈴木幸彦議員) 以上で通告による討論は終わりました。 これで討論を終了します。 これより日程の順序に従って採決します。 議案第48号を採決します。 まず、本案に対する新美保博議員ほか2名から提出された修正案について採決します。 本修正案に賛成の議員の挙手をお願いします。     〔賛成者挙手〕 ありがとうございます。賛成議員少数です。よって、新美保博議員ほか2名から提出された修正案は否決しました。 次に、原案について採決します。 原案に賛成の議員の挙手をお願いします。     〔賛成者挙手〕 ありがとうございます。賛成議員多数です。よって、議案第48号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第49号、第50号、第51号、以上の3議案を一括採決します。 各議案については、原案のとおり決定することに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 御異議なしと認めます。よって、議案第49号から議案第51号までの3議案は原案のとおり可決しました。 次に、議案第52号を採決します。 本案は、原案のとおり決定することに賛成の議員の挙手をお願いします。     〔賛成者挙手〕 ありがとうございます。賛成議員多数です。よって、議案第52号は原案のとおり可決しました。 次に、議案第53号、第54号、第55号、以上の3議案を一括採決します。 各議案については、原案のとおり決定することに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 御異議なしと認めます。よって、議案第53号から議案第55号までの3議案は原案のとおり可決しました。--------------------------------------- △日程第9 意見書案第1号 「再審法(刑事訴訟法の再審規定)」の改正を求める意見書の提出について △日程第10 議員提出議案第2号 半田市議会会議規則の一部改正について △日程第11 議員提出議案第3号 特別委員会の設置について ○議長(鈴木幸彦議員) 日程第9、意見書案第1号並びに日程第10、議員提出議案第2号及び日程第11、議員提出議案第3号の3議案を一括議題とします。 日程の順序に従って、提出者の提案説明を求めます。 ◆11番(山田清一議員) ただいま上程されました意見書案第1号につきまして、提出者を代表して提案説明を申し上げます。 意見書案第1号は、再審法(刑事訴訟法の再審規定)の改正を求めるものであります。 国は、平成28年の刑事訴訟法の一部を改正する法律の附則第9条第3項に、再審請求審における証拠の開示について検討を行うとしましたが、現在に至るまで審議はなされておりません。 現在の再審法には、検察の無罪証拠の開示義務はなく、証拠開示にはルールもありません。罪を犯していない人を誤った裁判から迅速に救済するために、法制審議会で再審法改正の審議が開始されることを強く要望するものです。 意見書の案文は、お手元にお配りしたとおりです。何とぞ議員各位の御賛同をいただきますようお願い申し上げまして、提案説明といたします。 ◆20番(沢田清議員) ただいま御上程されました議員提出議案第2号半田市議会会議規則の一部改正について、提案者を代表して提案説明を申し上げます。 改正の内容は、政策調査研究プロジェクトを廃止するため、会議規則の一部を改正するものです。 条文を申し上げます。 半田市議会会議規則の一部を次のように改正する。別表、政策調査研究プロジェクトの項を削る。附則として、この規則は公布の日から施行したいとするものです。 次に、議員提出議案第3号特別委員会の設置について、提出者を代表して提案説明を申し上げます。 本案は、委員会条例第6条の規定により、次の特別委員会を設置し、調査終了まで議会閉会中の継続調査に付することにしたいとするものです。 設置する特別委員会は、1、ふるさと納税調査特別委員会、委員9名、設置目的は、ふるさと納税の先進的な取組について。 2、新エネルギー活用調査特別委員会、委員9名、設置目的は、持続可能な新エネルギーの活用について。 以上、2委員会であります。 何とぞ議員各位の御賛同を賜りますようお願い申し上げ、提案説明といたします。 ○議長(鈴木幸彦議員) 提案説明は終わりました。 ただいまから質疑に入ります。 御質疑ありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 御質疑なしと認めます。 これで質疑を終わります。 お諮りします。 ただいま議題となっている意見書案第1号、議員提出議案第2号、第3号の3議案については、委員会への付託を省略したいと思います。御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 御異議なしと認めます。よって、本案は委員会への付託を省略することに決定しました。 これより討論に入ります。 意見書案第1号について討論の通告があります。 鈴木健一議員の発言を許します。     〔2番 鈴木健一議員 登壇〕 ◆2番(鈴木健一議員) 日本共産党の鈴木健一です。 意見書案第1号「再審法(刑事訴訟法の再審規定)」の改正を求める意見書についてに対し、賛成の立場から討論を行います。 私たちは、日常生活の中で、予期せず犯罪に巻き込まれることがあります。犯罪の被害に遭うこともあれば、身に覚えのない罪で犯罪者として扱われ、処罰されてしまうこともあります。私たちが安心して生活するには、罪を犯した人が適正に処罰されるだけでは足りず、万が一にも、無実の人が断罪され、いわれのない刑罰を強いられることがあってはなりません。 現在においても、名張毒ぶどう酒事件、天竜林業高校成績改ざん事件、豊川幼児殺人事件など、冤罪が疑われる事件は後を絶ちません。確定判決に合理的な疑いがある事件に対し、再び裁判を行う再審に関する刑事訴訟法の規定を充実させることで、国による重大な人権侵害をやめさせ、できる限り救済の道を開くことにつながると考えます。 本意見書が少なくない冤罪被害者の人権を守る力になることを期待して、議員各位の賛同を求め、賛成討論といたします。     (降壇) ○議長(鈴木幸彦議員) 以上で通告による討論は終わりました。 これで討論を終了します。 これより日程の順序に従って採決します。 初めに、意見書案第1号を採決します。 本案は、原案のとおり決定することに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 御異議なしと認めます。よって、意見書案第1号は原案のとおり可決しました。 次に、議員提出議案第2号を採決します。 本案は、原案のとおり決定することに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 御異議なしと認めます。よって、議員提出議案第2号は原案のとおり可決しました。 次に、議員提出議案第3号を採決します。 本案は、原案のとおり、特別委員会を設置し、調査目的終了まで閉会中の継続調査に付することに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 御異議なしと認めます。よって、原案のとおり、特別委員会を設置し、調査目的終了まで閉会中の継続調査に付することに決定しました。--------------------------------------- △日程第12 特別委員会委員の選任について ○議長(鈴木幸彦議員) 日程第12、特別委員会委員の選任についてを行います。 ただいま設置されましたふるさと納税調査特別委員会及び新エネルギー活用調査特別委員会の委員の選任については、委員会条例第8条第1項の規定により議長が指名します。 事務局長に朗読させます。 ◎議会事務局長(江原包光君) 〔朗読〕+---------------------------------+|  ふるさと納税調査特別委員会(9人)              ||         水野尚美議員          伊藤正興議員  ||         中村和也議員          小出義一議員  ||         山田清一議員          嶋崎昌弘議員  ||         岩田玲子議員          渡邉昭司議員  ||         石川英之議員                  ||  新エネルギー活用調査特別委員会(9人)            ||         鈴木健一議員          國弘秀之議員  ||         小栗佳仁議員          芳金秀展議員  ||         坂井美穂議員          新美保博議員  ||         加藤美幸議員          沢田 清議員  ||         澤田 勝議員                  |+---------------------------------+ ○議長(鈴木幸彦議員) お諮りします。 以上のとおり指名したいと思います。御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 御異議なしと認めます。よって、ただいま指名した議員を各特別委員会の委員に選任することに決定しました。 しばらく休憩します。---------------------------------------     午後3時43分 休憩     午後3時52分 再開--------------------------------------- ○議長(鈴木幸彦議員) 会議を再開します。 ただいまの休憩中に各特別委員会が開催され、正副委員長の互選が行われました。その結果が報告されましたので、事務局長に朗読させます。 ◎議会事務局長(江原包光君) 〔朗読〕+---------------------------------+|  ふるさと納税調査特別委員会                  ||    委員長  伊藤正興議員    副委員長  嶋崎昌弘議員  ||  新エネルギー活用調査特別委員会                ||    委員長  芳金秀展議員    副委員長  澤田 勝議員  |+---------------------------------+--------------------------------------- △日程第13 議員派遣について ○議長(鈴木幸彦議員) 日程第13、議員派遣についてを議題とします。 本件については、お手元にお配りしたとおり、地方自治法第100条及び会議規則第159条の規定により、議員を派遣したいと思います。 なお、内容に変更が生じた場合は議長に一任いただきたいと思います。御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 御異議なしと認めます。よって、本件については、お手元にお配りしたとおり、議員を派遣することに決定しました。 以上で今期定例会に付議された事件の議事は全て終了しました。 市長から発言の申出がありますので、これを許します。 ◎市長(久世孝宏君) 議長のお許しをいただきましたので、令和4年第6回半田市議会定例会の閉会に当たり、お礼の御挨拶を申し上げます。 去る6月14日から始まりました今定例会では、本日までの11日間にわたり本会議、委員会等において、慎重審議を賜りました。 一般質問などにおいて御指摘、御提言をいただきました案件は、すぐに制度化できるものばかりではございませんが、速やかに検討、調査研究をし、今後の市政運営に生かしてまいる所存ですので、何とぞよろしくお願い申し上げます。 また、先ほどは、令和4年度一般会計並びに半田病院事業会計の補正予算案をはじめ、御提案申し上げました数多くの議案に対し、適切なる御議決を賜り誠にありがとうございました。 本議会や委員会において活発な御意見、御審議を賜りました市長特認顧問プロジェクトリーダーの募集に関しましては、民間人材の登用の制度としては例を見ない取組でございますが、いただいた御意見などに留意をし、しっかりと取り組んでまいります。民間のノウハウを積極的に取り入れ、官民連携により中心市街地の活性化、6次産業の推進を図り、半田のまちを発展させていく所存でございます。 最後に、議員の皆様には今後ともさらなる御指導、御協力をお願い申し上げ、御審議に対するお礼と閉会に当たっての挨拶とさせていただきます。ありがとうございました。 ○議長(鈴木幸彦議員) これにて令和4年第6回半田市議会定例会を閉会します。---------------------------------------     午後3時55分 閉会 地方自治法第123条第2項の規定により、ここに署名する。   令和4年 月 日             半田市議会議長  鈴木幸彦             半田市議会副議長 山本半治             会議録署名議員  加藤美幸             会議録署名議員  渡邉昭司             会議録署名議員  石川英之...