藤沢市議会 2021-02-25
令和 3年 2月 補正予算常任委員会-02月25日-01号
◎髙田
地域包括ケアシステム推進室主幹 今後、高齢者が増加をしていくということは、当然、推計の中でも見込まれているところでございまして、今、委員からお話がありましたとおり、様々な居場所事業は必要なことだというふうに考えてございます。そういった意味では、従来から近くで集える場所の整備ということで、縁側の事業などを含めて実施してきたところでございます。また、今回のコロナのような形になりますと、施設の中で集うという場面だけではなくて、屋外も含めて、例えば健康体操の実施を奨励したりとかということが必要だというふうに思っております。
さきの
厚生環境常任委員会のほうでもちょっとお話をさせていただきましたけれども、市の規模からいきますと、おおむね400か所ぐらいの集う場というか、活動できる場が必要だというふうに言われてございますので、そういったところにつきましては、今後、地域の方々の協力をいただきながら、そういった場所の整備について進めてまいりたいというふうに考えてございますので、よろしくお願いいたします。
◆清水竜太郎 委員 次に、29ページの地域子どもの
家等整備事業費の話ですけれども、ちょっとお答えしにくかったら結構ですが、これは先行取得してから時間がたっております。そもそも先行取得に関しては、バブル時代というか、経済成長が高い時代に、今買わないと、後で高くなっちゃうという前提があっての先行取得だったと思うんですけれども、そういう意味では、今、時代が違ってきているので、公社の在り方というのも見直さなきゃいけないと思っているんですけれども、そこの点をもしお答えできればよろしくお願いします。
◎齋藤 財務部参事 公社そのものという話ではないと思うんですけれども、基本的には、土地の先行取得に関しましては、事業に遅れがないように、そういった物件が出た場合に、市で直接買えない場合に先行取得をするというような形になっているところです。
そういったものに関しても、基本的には5年以内に買い戻す形で、事業課とも調整をしてやっていくところなんですけれども、事業の進捗の状況によって、どうしてもそのような状況になってしまうというものもありますので、この辺に関しては、事業課、企画部門、また、財政と調整をした中で、極力、塩漬けというような形にならないように、現在、様々調整をしているところでございます。
◆東木久代 委員 1点、30ページの生活保護扶助費の件について質問させていただきます。ここにあるとおり、また1月から緊急事態宣言が発令をされたということの影響で、前年度と比較してで結構ですが、1月はどのくらいの数で、どのくらい増えているのか、また、対象世帯の稼働年齢世帯といいますか、いわゆる現役世代がどのくらいか、その中で、女性がどのぐらいか、このあたりの概要についてお伺いしたいと思います。
◎吉原
生活援護課主幹 まず、利用世帯でございますけれども、前年2月1日現在で比較いたしますと、2020年2月1日が4,165世帯、2021年2月1日が4,281世帯、差が116世帯というふうになっております。
いわゆる稼働年齢の世帯ということで、その他世帯というふうな分けをしておりますけれども、前年のその他世帯が同じく2月1日現在で661世帯、今年度が670世帯ということになっております。ですので、9世帯の差というふうになっております。
女性というのは、申し訳ありません、細かいところまでの資料を持っておりませんけれども、母子世帯ということでお答えいたしますと、前年度が260世帯で、今年度は254世帯というふうな数字になっております。
◆東木久代 委員 分かりました。
この1か月間増えたのがどのぐらいかということで伺ったんですけれども、分かりますか。
◎吉原
生活援護課主幹 失礼いたしました。1か月で言いますと、この1か月につきましては、1月1日現在が4,289世帯、2月1日現在が4,281世帯ということで、今月については若干減っているということになっております。その他世帯につきましても、前月が671世帯、今月が670世帯ということですので、1世帯減っております。同じく母子世帯につきましても、253世帯と254世帯で、1世帯増という形になっております。
◆東木久代 委員 聞きたい内容は少し違うんですけれども、今ここで補正を組まれたということは、要するに、これから増えるだろうということで、今回の補正だと思うので、今、1月を聞いたんですけれども、まだ1月はその影響がない、でも、これから増えるだろうということで、今回、増額をされたということでいいんですよね。
◎井出 福祉事務所長 おっしゃるとおり、現在の状況については若干増えていないというところがあるんですけれども、最初の3月、4月、5月の緊急事態宣言の際には爆発的に増えたというようなことがありまして、私どものほうも動向は読めないんですけれども、前回の状況を見ますと、補正をさせていただきたいということでお願いしているところでございます。
◆東木久代 委員 そこはよく理解しております。
それで、大事なことは、本当は対象世帯でありながら、なかなか手を挙げられない、挙げにくいという方が圧倒的に多いということが課題だというふうに思います。その中で、特に女性が自殺というようなこともあり、また、複雑な課題を抱えていらっしゃるということで、非常に心配だと思うんです。
今日の新聞にも出ていましたけれども、生活保護を受給するために幾つかハードルがあるということで、その一つに扶養照会のことが課題になっておりました。今回、厚労省から具体的な指針といいますか、そういうものが示されたというふうに伺っております。市としては今までどのように対応され――弾力的にということで、個別に丁寧に対応するんだというような話なんですけれども、市としてどのようになさっているのか、また、生活保護を受けることに抵抗感があったりする方に対して、どのように対応するのか伺いたいと思います。
◎井出 福祉事務所長 今までも扶養照会につきましては、扶養が行われた場合には、生活保護に優先して行われるというようなことになっておりまして、それが要件にはなっておりませんので、申請を妨げるものでは全くございませんので、扶養照会をやることで申請を妨げるようなことは、うちのほうとしてはやっていない状況でございます。
扶養照会につきましては、DV被害者であったり、長期入院している方であったり、今までの通知ですと、20年間音信不通である方、もしくは、明らかに交流が断絶している方については扶養照会をしないという通知が来ておりますので、それに基づいて、適正にやっているところでございます。
◆東木久代 委員 ごめんなさい、よく聞き取れなかった部分もあったんですけれども、私たちも市民相談を受けて、2度目、3度目の結婚で、大反対されたまま結婚した、やっぱりうまくいかなかった、だから、実家とかには知られたくない、生活保護を受けられないとか、そういう幾つかのケースを伺っております。本当に命の安全とか暮らしの安全とかを考えれば、柔軟に個別に丁寧に対応することが今必要ではないかなというふうに思うんですけれども、そのあたりは本当に柔軟にやっていただきたいと思うんですけれども、市としてどうですかということです。
◎井出 福祉事務所長 生活保護の窓口にいらっしゃる方は、いろんな方がいらっしゃいますので、個々に応じて、いろいろ――少し中に入っちゃうこともあるかと思いますけれども、よく話を聞きながら、その方に応じた支援を行っていきたいというふうに面談もしておりますので、よろしくお願いします。
◆東木久代 委員 もう1点、窓口まで来てくださればいいんですけれども、なかなかそこまで来ないという点においては、庁内の連携ですとか、市社協との連携とか、あるいは、少しピンポイントで、子育て給付課のひとり親家庭のところとか、福祉健康部内はもちろんなんですけれども、様々大事だと思うんですが、庁内の連携とかというのはどうなんでしょうか。
◎井出 福祉事務所長 生活保護の関係の申請につきましては、いろんな形で情報がございますので、各課で御相談があれば、うちのほうにつないでいただくような形でやっておりますので、今後も各課との連携を深めて、必要な支援を行っていきたいと思っております。
◆東木久代 委員 しつこくてすみません。もう1点、例えば野洲市とかは、大家さんが、家賃の滞納が長期間の方たちとか――そういうような団体とか協会とか、そういうところとも連携を取って、早期につないでいくということがあったりするんです。これは個人情報の問題で難しい面があると思うんですけれども、これは生活保護の担当だけではないと思うんですが、生活が困窮している人たちを早く支援につなげていく取組はどのようにお考えでしょうか。
◎玉井 地域包括ケアシステム推進室長 生活困窮というところで、どのように対応していくのかというところだと思いますけれども、委員御質問の、家賃をかなり滞納されていて、大家さんのほうから連絡がというような状況は、現在のところ、そういうシステムというのはまだできていませんが、今後、そういうような形ができていくようなシステムがつくれればいいかなと思いますけれども、その辺は不動産業界の方々と連携をしながらという形になっていくと思います。今、住居の団体のほうとの連携を取りだしたところですから、今後、その辺の連携を深めていければというふうに考えておりますので、よろしくお願いいたします。
◆味村耕太郎 委員 それでは、小児医療助成費です。事業概要を見ますと、中学校3年生までの児童の受診件数が当初見込みを下回ったというふうにありますけれども、この理由について改めてお聞かせをください。
◎寒河江 子育て給付課課長補佐 月別の執行状況を見ますと、緊急事態宣言が4月に発出された4月診療分から医療費の減少幅が大きくなっていることから、新型コロナウイルス感染症の影響による受診控えがあったものと考えております。
◆味村耕太郎 委員 新型コロナ感染拡大の影響で、子どもたちが必要な医療を受けられなくなるという事態があってはならないわけでありまして、加えて、コロナの影響は子育て世帯の家計にも及んでいるということであります。こうした点で、近隣の自治体でも、コロナ対策の点で、小児医療助成制度の所得制限を撤廃するというところも出てきております。本市においても、小児医療助成制度の所得制限は撤廃をしていく、拡充を目指していくべきだというふうに考えますが、改めてこの点の見解についてお聞かせをください。
◎寒河江 子育て給付課課長補佐 小児医療費助成は、子どもの健康増進と子育てに係る保護者の経済的負担の軽減を図り、安心して子育てができる環境づくりのため、重要な施策であると認識しております。持続可能な制度運営とするため、小学生には所得制限を設けておりますが、本市では、小児医療助成制度以外にも、様々な医療費助成を実施しており、必要な医療を受けられる体制を整えております。本市といたしましては、今後も、医療を必要とする方が必要な医療を受けられるよう、持続可能な制度運営を実施してまいりたいと考えております。
◆味村耕太郎 委員 では続いて、法人立保育所運営費等助成事業費です。感染症対策に必要な消毒液などの備品購入費を国の交付金として充てていくというものでありますけれども、市内の保育士さんからは、消毒作業が大変過重負担になっているということで、声が寄せられてきているところです。保育士の皆さんの消毒作業などの負担の軽減策について、昨年9月の当委員会でも指摘をしたところでありました。市のほうからは、今まで当然過度にやっていたようなところもあると思っておりますので、そこについては見直しを行っていくという答弁がありましたけれども、その後の市内の保育施設での対応の状況はどのようになっているのかお聞かせをください。
◎古郡 子ども青少年部参事 消毒の関係でございますが、9月の
補正予算常任委員会のときは、そのような形で答弁させていただいています。特に各保育所施設からは、コロナウイルスの正体というか、特性がなかなか分からない中で、どこまでやっていいのかという部分があって、それが過度または過重な消毒作業につながっていた部分があるというふうに考えています。その後、ある程度、コロナウイルスの状況とか、消毒などについても、様々な知見なども出てきていますので、まずはそういったものの情報共有をしっかりさせていただくということを取らせていただきました。
また、特に負担になっているのは、日常的に子どもたちが使うおもちゃ類の消毒というのを本当に毎日行わなければいけないという中で、現場としては、かなり負担感があった。補正の中で、消毒保管庫だったりとか、そういった機材も保育園のほうで購入させていただいたところもかなり多くありまして、そういうのを利用させていただいた中で、例えば回数の頻度を少し下げることができたとか、あとは、ある程度、時間を置くと、ウイルスが軽減するというのが分かってきていますので、そういう意味では、おもちゃも交代をして、寝かすおもちゃと使うおもちゃということで工夫をさせていただいて、それらについて特に情報共有させていただきながら、対応を図ってきたところでございます。
消毒作業については、負担がなくなるということはないわけで、コロナは今続いていますから、一定の負担があるわけですけれども、過度な、または過重な負担については一定の軽減が図られてきたものと考えているところでございます。
○西智 委員長 ほかに質疑はございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○西智 委員長 これで質疑を終わります。
──────────────────────────────
○西智 委員長 次に、第5款衛生費について質疑を行います。質疑はありませんか。
◆松長由美絵 委員 では、34ページと38ページの新型コロナウイルスワクチン接種費と、それに関連する感染症対策事業費についてお伺いさせていただきます。コロナウイルスワクチン接種に関しましては、LINEを活用した予約システムが寒川町などでは開発されて、導入予定と伺っております。ほかにも100程度の自治体が導入予定と聞いております。こういった予約しやすい環境というのが必要だと思いますけれども、本市はどのように取り組むのか教えてください。
◎臼井 地域保健課主幹 予約につきましては、電話と、インターネットからのウェブブラウザ、あと、LINEを活用した予約の3つで実施できるように調整しております。LINEにつきましては、市の公式アカウントから入って予約をするということと、現在も実施しておりますけれども、ワクチンに関する御質問等の御案内というのも公式アカウントから発信をさせていただいているところでございます。
◆松長由美絵 委員 では、ワクチン接種に関しまして、居住地と住民票が異なる方というのも、様々な理由からいらっしゃるかと思います。そういった方への対応などはどのようになさるのかお伺いいたします。
◎臼井 地域保健課主幹 住民票の所在地と居住地が異なる場合につきましては、居住地のほうの自治体にお申出をいただいて、接種をいただくという形になります。要件は国のほうで定められているところもございますけれども、できる限り御事情に即して、柔軟に対応したいというふうに考えております。
◆松長由美絵 委員 ということは、本人が自ら申し出ないと分からないということでしょうか。
◎臼井 地域保健課主幹 高齢者の居住施設等で分かる場合もございますけれども、基本的には、ワクチンの接種も含めて御本人の意思になりますので、御本人から申し出ていただくということを基本にしております。
◆松長由美絵 委員 ということは、もちろん本人の意思が必要ということなんですけれども、広報の中で、例えば居住地と住民票が異なる人は、自ら申し出ないと接種の助成が受けられませんよという広報的なことはされるんでしょうか。
◎臼井 地域保健課主幹 広報につきましては、順次、手続の仕方等も含めての御案内をしてまいりますので、そうした中で、住民登録地と居住地が異なる方でありますとか、基礎疾患がある方についても、基本的には市のほうで情報を把握しておりませんので、お申出というところでは同じようになると考えております。ですので、そういった方についても、広報等で御案内をしてまいります。
◆松長由美絵 委員 では、もう1点、「ワクチン接種による安心感から生じるモラルハザードの防止」とありますけれども、これは、もうすぐ緊急事態宣言期間も一応終了する予定で、ワクチン接種も医療関係者から始まっております。既にこういったモラルハザードの防止ということは十分考えていかなければならないことだと思いますけれども、この対策についてはどのようにされるのかお伺いいたします。
◎臼井 地域保健課主幹 申し訳ございません、現在のところ、具体的にこうというものはございませんけれども、想定しておりますのは、例えばワクチンを接種すれば、マスクをしなくていいとか、自分は感染しない――発症予防効果というのは出ていますけれども、感染を予防する効果、ほかの人にうつさないという効果は今のところ認められていないというところもありますので、そういった情報については、正しい情報を分かりやすく適切にお知らせするということで、モラルハザードの防止につながればというふうに考えております。
◆清水竜太郎 委員 34ページ、同じくワクチン関連ですけれども、先日、
厚生環境常任委員会でも、国がまだいろいろ固まっていないので、なかなか情報が出せない、固まったところから出されていくということだったんですけれども、ちょっと情報が少な過ぎるなと感じています。
まず第1に、接種会場なんですけれども、これはどこで、大体何か所ぐらいを想定されているんでしょうか。
◎臼井 地域保健課主幹 当初、集団接種を中心に取り組みたいというふうに考えておりましたが、最終的には、ほかの任意接種と同じような形で、クリニックさんとか、個別接種に移行すべきというふうに考えておりました中で、医師会さんのほうで個別接種の――要は、クリニックさんのほうで大分受けていただけそうだというような見込みが出てまいりましたので、現在のところは、個別接種を中心に、手挙げの地域――医療機関が少ないところでありますとか、そういったところについては、市民センター・公民館を使いながら、また、水曜日と木曜日は休診日が多くなりますので、そういったところは体育館等も活用してということで、曜日と場所をできるだけ均質というか、選べるような形で進めたいと思っています。総じて申し上げると、個別接種と集団接種のミックス型というような状況でございます。
◆清水竜太郎 委員 よく分かりました。
それで、個別接種となると、中間の貯蔵庫及び派出所というんですか、そういうのを構えなきゃいけないと思うんですけれども、それはどこに、幾つぐらい考えておるんでしょうか。
◎臼井 地域保健課主幹 現時点では、ファイザー社の場合は、マイナス75度の超低温冷凍庫が必要になりますので、それが当市の場合、2台来ているという状況で、1台は藤沢市民病院のほうで持っていただくということを想定しているところでございます。これから台数としては最大で26台まで増える予定ですので、順次、管理をいただける、基本型と申しておりますけれども、医療機関さんのほうを確保してまいりたいという状況でございます。
◆清水竜太郎 委員 ちょっと遡って申し訳ないんですけれども、医師会さんと大分話合いが進んでいるということなんですけれども、集団接種も含めて、医師の確保という意味では、めどがある程度ついているということでよろしいんでしょうか。
◎臼井 地域保健課主幹 まだめどというところまでは立っておりませんけれども、できるだけ接種機会を確保するという前提で、個別接種をするでありますとか、先ほど水曜日と木曜日という休診日のことを申し上げましたけれども、休診日に出ていただくことによって――集団接種の会場を確保するということは、逆に水曜日と木曜日は医師の方が出やすい環境にもありますので、そういった意味では、絵空事ということではなくて、順調に進められるということを前提に検討してきているというふうに御理解いただければと思っております。
◆清水竜太郎 委員 あと、ワクチンは無駄なく使わなきゃいけないということが問題になっておりますけれども、そういう意味で、ウエーティングリストみたいのをつくったらいいのではないかなと思いますけれども、そこの部分はいかがですか。
◎臼井 地域保健課主幹 現在のところ、キャンセル待ちのようなことというのはあまり想定をしておりません。というのは、個別接種については、冷蔵で5日間保管ができますので、その間に――希釈すると6時間になりますけれども、クリニックさんのほうで、この日の午後とか、休診日にとか、お昼の休憩時間にとかということで、ある程度、御相談をしながら、接種の人数を合わせていっていただくというような形でお願いしたいと思っております。そういった意味では、個別接種分については、ワクチンが余ってしまうとか、無駄になってしまうということはないというふうに考えております。集団接種については、基本的に予約制になりますので、しっかり予約の方に御案内をして、忘れずに来ていただくということをやってまいりたいというふうに考えております。
◆清水竜太郎 委員 ありがとうございます。
次に、38ページの感染症対策事業費ですけれども、県のほうも、福祉施設とか、限定的なPCR検査を始めるとお聞きしました。今まで医療的検査だったのが、いわゆる社会的検査にちょっとかじを切りつつあるのかなと思っているんですけれども、藤沢市の場合、限定的なPCR検査というのは今どのようにお考えかお聞かせください。
◎加藤 地域保健課主幹 今回、神奈川県のほうが行います検査につきましては、高齢者施設ですとか障がい者施設で、入所される施設のスタッフさんを対象に、3月いっぱいまでやるということで、今回、国の基本的対処方針等に書かれた中で、特定都道府県が実施計画を策定してやるということで、神奈川県の場合は、保健所設置市が本市も含めて6市あるんですけれども、6市と神奈川県の協議の中で、神奈川県が全域の施設を対象にやるということでございます。そうした中で、神奈川県内の入所施設のスタッフさんについては、2週間ごと、最大3回程度は検査ができるということになっていまして、保健所としては、その結果を踏まえた中で対応させていただくということで、今、神奈川県と協議しているところです。本市につきましては、引き続き、症状のある方ですとか、濃厚接触の方を検査の対象として、現時点では、症状がない方については、いろいろ費用ですとか、実施が困難なところも多いということで――困難であるということで考えております。
◆清水竜太郎 委員 そうしますと、県はやるけれども、藤沢市として、市内の施設に対して、無症状の方の検査はしないということでよろしいでしょうか。
◎加藤 地域保健課主幹 今回、神奈川県が実施します検査は、藤沢市内の施設も全て対象となっていますので、神奈川県のほうが一義的にはやっていただくということで認識しております。
◆清水竜太郎 委員 ありがとうございます。
最後に、39ページの廃棄物等戸別収集事業費なんですけれども、これはリサイクルが結構限界と言っては失礼ですけれども、なのかなという印象があるんですが、そういう意味では、ごみ自体も排出を抑制するという考え方に切り替える必要もあるのかなと思うんですが、その点について、藤沢市の考え方をお聞かせください。
◎高橋 環境事業センター主幹 確かにリサイクルについては、今回のようなコロナウイルスによって、経済の動きがなかなか渋くなってしまいますと、それのあおりを受けて、資源物が流れる先がなくなったり、売却単価が下落してしまうという状況がございます。特に今、藤沢市もプラスチック製容器包装も含めたプラスチックについての削減をしていこうということで、今後、資源も含めた全体の削減について、広く市民の方に御協力いただいて、廃棄物の削減については広く注視していく必要があるというふうに考えておりますので、よろしくお願いします。
◆東木久代 委員 新型コロナウイルスワクチン接種費のところで、ちょっと確認をさせてください。
1つは、基本的なことなんですが、たしか国では、接種対象が16歳以上というふうにお聞きをしておりますが、ここに「0歳から6歳まで」という記載があるのがちょっとよく分からないんですけれども、このあたりについて確認させてください。
◎臼井 地域保健課主幹 現在のファイザー製のワクチンにつきましては16歳以上ということでございますけれども、今後、同じワクチンのほうもまだ治験は進みますし、他社製のワクチン等の接種の可能性も大分出てきてまいりますので、そういったところについては、使用の制限というのが明らかになっておりませんが、予算としては全員に接種ができるということで、国のほうも単価の設定はされていますので、今回は再接種分を含めて45万人で計上させていただいているところでございます。
◆東木久代 委員 よく分かりました。
それから、今、申込みのことで、電話からLINEまで、様々ツールを御紹介いただきました。接種体制は、集団接種、あるいは個別もということで、利用者の側からすると、とても便利ではあると思うんですけれども、申込みについては、各医療機関に直接でないといけないのかなと思うんですが、そのあたりは、LINEとかウェブとかでの申込みと、希望する医療機関への申込みの調整はどのように考えているんでしょうか。
◎臼井 地域保健課主幹 まさに今そこを調整させていただいているところでございまして、まず、被接種者の方が利用しやすい環境というのが第一なんですが、それに伴いまして、医療機関さんも効率的な処理としてはどちらがいいのか。先ほど御答弁申し上げたような形で、窓口の応対で、かかりつけの方でしたら、日にちをちょっと調整していただくというような方法もあろうかと思いますし、機械的に整理をしていただきたいというような声も聞いておりますので、そこについて、今、調整をさせていただいているところでございます。
いずれにいたしましても、ワクチンに無駄がないように、必要な数というのをきちんと整理しておかなければいけないというところがありますので、そこについては、いかなる予約の手法でありましても、きちっと対応はしてまいりたいと考えております。
◆東木久代 委員 先々のことを心配していて申し訳ないんですけれども、もう1点、そうなりますと、医療機関によって予約の数というのが随分違うであろうというふうに予測をされますと、その都度、ワクチンをそこに運ぶ数とかの調整もすごく困難さがいろいろあるかなというふうに思います。
例えば、ついこの間、インフルエンザワクチンの件でも、大丈夫と言いながら、結局、届かないとか、現場はかなり混乱しておりました。最初は業界の方にという話でしたけれども、それが不可能になって手放されたわけで、市民の方は、最後は諦めたという方もいれば、一部の医療機関に実は余っているような様子も見え隠れいたしました。そのあたりの整理も大変大きな課題かなと思うんですけれども、どのように捉えて、また、どのような検討状況なのか伺えればと思います。
◎臼井 地域保健課主幹 先ほどの御質問のところとも大きく関わるところでございますけれども、まず、ワクチンの国からの供給量というのは、県を通じて配分量が決まって、県から配分量が市に渡されると、市のほうで各医療機関への配分を決めるということになります。ですので、流通のことは置いて、配分については、基本的に、事前に配分のルール、配分方針を決めておいて、それに合わせていくということをしてまいりたいというふうに考えておりまして、現在、医師会さんと調整をさせていただいているところでございます。
実際、配送をどのようにやるかというところについても、申し訳ございません、今本当に調整をしているところでございまして、市の考え方としては、できるだけ固定の数で配送させていただきたいというふうに思っております。ですので、例えば今週は10人分なんだけれども、来週は50人分下さいとかというようなことがないように、毎週同じ数で対応をして、こちらから供給をするので、その分しっかりと接種をしていただきたいというようなお願いで進めてまいりたいと考えております。
あと、配送を実際に担う方というところも課題ではございますけれども、恐らく医療従事者の方の接種についても、県のほうで委託して配送するということを聞いておりますので、そのあたりの情報も捉えながら対応をしていきたいというふうに考えておりますので、よろしくお願いいたします。
◆味村耕太郎 委員 それでは、新型コロナウイルスワクチン接種費です。市民の中には、新型コロナの収束への有力な手段として、ワクチンへの期待がある一方で、不安の声というものも少なくありません。新型コロナウイルスワクチンについては特例承認をされたということでありますが、通常のワクチンと開発の経過ですとか認可の在り方がどのように違うのかお聞かせをください。
◎臼井 地域保健課主幹 特例承認につきましては、医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律、いわゆる薬機法という法律の規定に基づきまして、国民の生命及び健康に重大な影響を与えるおそれがある疾病の蔓延、その他の健康被害の拡大を防止するために緊急に使用されることが必要な医薬品として、特例的に承認する制度となっております。特例承認においては、承認申請に必要な資料を大幅に省略することが認められておりまして、また、審査手続が簡素化されますが、その医薬品以外に適当な治療方法がないことでありますとか、承認審査制度が日本と同水準の審査体制が認められる国で製造、販売が認められているというような要件があるものでございます。
◆味村耕太郎 委員 様々審査手続が簡素化をされるということでありました。
通常のワクチンの開発では、基礎研究、非臨床試験、臨床試験などを経て、大体10年くらいの期間を要するということでありますから、そこはしっかりと有効性や安全性が確認をされなければ、国民の間で接種が広がらないのではないかなというふうにも思いますけれども、コロナワクチンについて、承認前に治験の最終段階である検証的臨床試験(第3相試験)は日本人に対してもしっかりと行われたのかどうかお聞かせをください。
◎臼井 地域保健課主幹 薬事承認の際の2月12日付の厚生労働省の報告書によりますと、国内での第3相試験は実施されておりませんが、海外で発症予防効果を主要評価項目とした大規模な検証的臨床試験が実施される場合においては、国内では同様の臨床試験を実施することなく、日本人における免疫原性、安全性を確認することを目的とした国内臨床試験を実施することで十分な場合があるというふうに示されております。
◆味村耕太郎 委員 この点の第3相試験について、国のほうでも議論がありまして、厚労大臣などは、第3相試験を欧米並みにやろうということになれば、ワクチンの接種時期というのはかなり遅れるだろうという答弁をしているんですが、それはそうなんだろうと思いますが、やはり安全性、有効性というのもしっかり確認をしていかなければならないなというふうに思うところですが、このワクチンの接種については、あくまでも任意で、義務ではないということなのか、改めて確認をさせてください。
◎臼井 地域保健課主幹 今回のワクチン接種につきましては、予防接種法における臨時接種の特例に位置づけられておりまして、努力義務はございますが、強制ではなく、被接種者の意思に基づいて接種されるというものでございます。
◆味村耕太郎 委員 接種者の自由意思というものがしっかりと尊重される必要もあるというふうに思いますけれども、接種をして、仮に何らかの健康被害ですとか副反応被害が発生をした場合の救済制度などについてはどのようになっているのかお聞かせください。
◎臼井 地域保健課主幹 健康被害救済制度につきましては、従来の予防接種と同様の取扱いとなっておりますので、接種によって健康被害を生じ、医療機関での治療が必要になったり、障がいが残ったりした場合は、予防接種法に基づく救済を受けることが可能となっております。
◆味村耕太郎 委員 総じて、ワクチンの安全性や有効性、副反応のリスクなども含めた国内外のデータを明らかにしていくということ、自治体としても、国に情報提供をしっかりと求めていくということと同時に、住民に対しても、迅速、適切で、徹底をした情報公開というものが必要だと思いますが、見解をお聞かせください。
◎臼井 地域保健課主幹 市民の方の不安解消でありますとか、接種の判断をされるという点からいたしましても、ワクチンに関する情報を、総じて迅速に、かつ、分かりやすく市民にお伝えするということは重要なものだというふうに認識しております。したがいまして、広報、ホームページなどの媒体を通じて対応を図ってまいりたいというところでございます。
◆味村耕太郎 委員 今後、ワクチンの接種も医療従事者から始まって、一定、広がってくるということになれば、その効果への期待から、接種を控える選択を許さない風潮となることですとか、接種を選択しない人への社会的な差別というものが引き起こされることを懸念しているものであります。この点で、例えば医療や福祉の現場で働く市民が、接種をしなければ業務に従事できないといった立場に置かれることによって、自己決定権が侵害をされる事態があってはなりませんし、自治体としても何らかの特段の配慮や対応が必要だと思いますが、見解をお聞かせください。
◎臼井 地域保健課主幹 御指摘の点につきましては、先ほど御答弁いたしましたとおり、正しい情報を迅速に分かりやすくお伝えする、情報発信する中で、自己決定に基づいて接種をいただくということも丁寧にお伝えしていかなければいけないというふうに考えております。
職域などでの御指摘の部分については、ハラスメントとしても浮かび上がってくるところかと思いますので、そうした情報も注視はしてまいりたいと思いますし、先ほど御答弁をした、モラルハザードというところについては留意をしていきたいというふうに考えております。
◆味村耕太郎 委員 では続いて、感染症対策事業費です。本事業の概要を見ますと、クラスターが発生しやすい医療機関や福祉施設などでの集団検査に関する事業費が含まれております。そこで、この間の市内の医療機関や福祉施設におけるクラスターの発生状況はどのようになっているのかお聞かせをください。
◎加藤 地域保健課主幹 クラスターの発生状況につきましては、現時点で未終結となっているクラスターについては2施設となっております。
◆味村耕太郎 委員 市内でも2施設でクラスターが発生をしてきているということでありました。
先ほども質疑がありましたけれども、この間、国の方針に基づいて、緊急事態宣言下の10都府県で高齢者施設などの職員に積極的なPCR検査を行うという集中的実施計画が出されました。神奈川県が主導して検査を行うということでありますが、対象施設についてはどのくらいに上るのかお聞かせをください。
◎加藤 地域保健課主幹 神奈川県全体の施設数となりますが、高齢者施設で約2,800か所、障がい者施設については約840か所ということで、合計約3,640か所が対象ということで聞いております。
◆味村耕太郎 委員 神奈川県が行う集中検査によって、例えば市内の高齢者施設、福祉施設で陽性者が確認をされた場合の対応について改めてお聞かせください。
◎加藤 地域保健課主幹 この検査で陽性患者が出た場合につきましては、まず、その施設を担当されている医療機関や、スタッフの方のお近くのかかりつけ医等で改めて検査のほうをしていただくような形になると思います。そこでまた陽性になった場合は、所管の保健所のほうで従来と同じような対応をさせていただいて、必要に応じて、施設の調査、あるいは、施設に対する集団検査等を行うような形になると思います。
◆味村耕太郎 委員 福祉事業所、介護事業所にとっては、従業員が陽性になったということになれば、人員体制に穴が開いていくということになります。事業者への十分な支援についても一体で強めていくということが必要だと思いますが、この点はどのようになっているのかお聞かせをください。
◎矢内 福祉健康部参事 高齢者施設において従業者が不足する場合の支援といたしまして、県において、感染症対応に係る経費の補助制度ですとか、職員の応援派遣制度がございます。また、本市といたしましても、県とも情報共有等を図りながら、施設に対して、運営に関する相談支援ですとか、必要な衛生物品の配付、また、従事者が自宅に帰ることが困難な場合の宿泊先の調整ですとか、そういったバックアップ等に努めてまいります。
◆味村耕太郎 委員 感染対策の基本的な部分ですけれども、これがワクチン頼みになって、おろそかになってしまえば、コロナの感染拡大を許すということになってしまいます。この集中検査については、高齢者施設などの従業員に限られていますけれども、対象を新規の入所者などにも広げていくということと、無症状感染者も含めた検査の拡充を、市としても同時並行でしっかりと行っていくことが必要だと思いますが、改めて見解をお聞かせください。
◎加藤 地域保健課主幹 先ほども答弁させていただいたとおり、本市では、今、症状のある方や濃厚接触者になられた方を対象にPCR検査を行っておりまして、委員御指摘のような大規模なPCR検査を行うことにつきましては、検査体制の確保ですとか費用等の確保という、様々な問題がありまして、また、効果を得るためには、一定の期間、ずっと検査をし続けるというところもございまして、受けられる方の負担等もございますので、本市といたしましては、現在の症状が出られた方、濃厚接触者の方について、速やかに検査を行わせていただいて、必要に応じて、クラスター対策として、施設等の検査等をして、速やかに対応してまいりたいと考えております。
○西智 委員長 ほかに質疑はございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○西智 委員長 これで質疑を終わります。
休憩いたします。
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午前10時44分 休憩
午前10時55分 再開
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○西智 委員長 再開いたします。
次に、第7款農林水産業費及び第8款商工費について質疑を行います。質疑はありませんか。
◆杉原栄子 委員 私から1点、プレミアム付商品券についてお尋ねをいたします。今回、利用者の利便性を考えて、紙版と電子版の両方を採用したかと思います。それでとても便利になったかと思うんですが、事業者側のほうが、電子版のほうが使い方が難しいのではないかという話が先行しまして、電子版を使えるようにした事業者さんが意外と少なくて、電子版で商品券を購入した方の使う場所が限られているというお話をたくさん伺いました。一部に、電子版だと、すぐにお金が回収できないらしいぞとおっしゃって回る商店会の会長さんがいらっしゃったとかという話も聞いていまして、その辺の情報の周知がいま一つだったので、事業者のほうで電子版を使わなかったという話を聞いているんですが、今回に限らず、またプレミアム付商品券を発行することがあるかと思います。なので、市のほうでは、今回の総括というか、その辺のところをどういうふうに捉えているかお聞かせいただけますでしょうか。
◎佐々木 産業労働課課長補佐 ただいまの御質問についてでございますが、2月28日まで商品券の事業は進行している途中なんですけれども、確かに今回、この議会でも御意見をいただいた中で、電子版を取り入れる方向で調整して、実行委員会でも審議した中で、実行に移したわけなんですけれども、その中で想定できなかった部分もあったかと思いますので、今後、このようなプレミアム付商品券事業を行うに当たりましては、電子版についての割合とか利便性とかを含めまして、よく審議しながら、次の事業につなげてまいりたいというふうに考えております。
○西智 委員長 ほかに質疑はございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○西智 委員長 これで質疑を終わります。
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○西智 委員長 次に、第9款土木費について質疑を行います。質疑はありませんか。
◆清水竜太郎 委員 45ページの耐震化の部分ですが、この間の地震は海溝型でしたけれども、直下型の場合は、本当に耐震化を進めることが命を守ることにつながるんだろうなとつくづくまた改めて感じたわけなんですが、耐震化率も90%近くのところでちょっと立ち止まっちゃっているとお伺いしております。今、なかなか増えない理由というのを教えていただきたいと思います。
◎髙瀬 計画建築部参事 耐震化は、委員おっしゃるとおり、令和2年1月1日現在で、住宅の耐震化率は90%ということで、目標達成までにはかなり少ないという状況にございます。それにつきましては、先日の福島県沖の地震等、大規模地震等が起きますと、耐震化への関心が高まるということがございます。前回、平成28年に起きました熊本地震のときは、住宅の耐震化が必要ということで、耐震の補助等も倍増したというようなことがありましたが、その後、耐震に関する関心が薄れてしまいまして、耐震化が進まないという状況がございます。
そういった状況は続いてはおるんですが、先日の地震等もございまして、地震というのはいつ起こるか分かりませんし、耐震化の必要性というものにつきましては、特に旧耐震の住宅所有者への個別通知等は今後も続けてまいりまして、耐震化の必要性についての周知啓発を図るとともに、私どもで用意しております補助制度等の活用を働きかけ、耐震化を引き続き促進してまいりたいと考えております。
◆清水竜太郎 委員 個別通知については、いろいろ努めていただいて、本当に感謝しております。多分、建て替えの時期と合わないと、なかなか耐震化が進まない、取り組まないのではないかなと思うんですけれども、建て替えの時期がなかなか合致しないところがあると思うので、個別通知を進めていただくとともに、例の部分的な部屋のシェルターですか、そういうのも同時に推し進めていくべきだと思いますが、いかがお考えでしょうか。
◎髙瀬 計画建築部参事 実際に旧耐震の建物といいますと、昭和56年以前の建物ということで、建物が建ってから40年以上たつものがほとんどになってまいります。特に木造住宅につきましては、老朽化が進みますと、大体30年から40年たつと建て替えというのが結構多いというところがありますので、当然、そろそろ建て替えの時期にはなっているかと思いますが、建て替え、改修もそうですけれども、かなり費用がかかるものですので、なかなか難しいということから、本来でしたら、耐震改修または建て替えをしていただいたほうがよろしいんですけれども、今委員おっしゃったような耐震シェルターベッドというものも、1部屋の耐震ということで、命を守るということでは重要なものと捉えておりますので、用意はしてございます。それの利用というのはなかなか進んでいない状況にはございますが、そういった補助金というのは我々も用意しておりますので、旧耐震の建物の所有者の方には、先ほど申しました個別通知の中でも、そういった補助の御案内は引き続きしていきたいと考えております。
◆清水竜太郎 委員 次に、47ページの地籍調査事業費なんですけれども、今、所有者不明の土地が問題になっております。藤沢市内にはどれぐらいあって、どの地域に多いのか教えていただきたいんですけれども。
◎西山 道路管理課長 市内における所有者不明の土地という部分では、私どもは現在、資料のほうは持ち合わせておりませんので、そこの点については分からない点がございます。しかしながら、現在、地籍調査を進めている藤沢本町駅周辺につきましては、公図も混乱しておりまして、そういう中で、土地の売買の低下というんでしょうか、そういうところがあった中で、現在、作業のほうを進めてございます。一つの可能性としては、藤沢地区のあたりは若干多いのかなという感想は持ってございます。
◆清水竜太郎 委員 ありがとうございます。
次に、58ページの健康の森保全再生整備事業費なんですが、そもそもこの公園を造るきっかけになったのは浸水対策で、貯水機能を造ることだったと思うんですけれども、今現在、貯水機能のところはどうなっておるんでしょうか。
◎八文字 西北部総合整備事務所長 公園自体はまだ完成しておりませんが、貯水機能の部分は機能としては完成しております。既に50ミリ対応の4,200立方メートルをためるための池は完成しているところでございます。
◆清水竜太郎 委員 ありがとうございます。
あそこは浸水がすごいですけれども、今の貯水機能で十分足りるということになるんですか。
◎八文字 西北部総合整備事務所長 平成29年に立てました健康と文化の森地区浸水対策基本計画というのがございますが、こちらがこの一帯の浸水対策をするための総合的な計画なんですが、そのうちの一つが済んだというだけで、全体としてはまだ余地があるといいますか、全体の13%程度の進捗でございます。
◆清水竜太郎 委員 次に、62ページの村岡地区都市拠点総合整備事業費の関連ですけれども、今回、村岡新駅が合意に達しました。私は地方勤務が長かったものですから、本物のシャッター通りというのを見てきました。人口が減少する中で、町を広げるというよりも、今ある町を強くしていく、筋肉質な町にしていくというのが非常に大切だと思っております。そういう意味では、今後、藤沢は大丈夫なのかなと少し心配はしておるんですけれども、いろいろな今回の決定というか、合意について、市民の方からいろんな御意見をいただくわけですけれども、その必要性というか、目的がよく分からないという御意見をいただきます。
そもそも何で分からないのか、分かりにくいのかというところについては、おととしの一般質問でも質問させていただきましたけれども、お答えがまちづくりという一点張りで、そこが理解されていないのではないか。私からすれば、アイパークのためにつくるんだと言ってもらったほうがすとんと落ちますし、まだ理解できるわけです。そういう意味では、何のためにつくるのか、目的を改めてお聞かせください。
◎三上 都市整備部参事 村岡新駅の目的というところでございますが、今、まちづくりの一辺倒であると分かりにくいといったお話もございました。ここについては、我々のほうでは、目的としては、地域的な視点と都市的な視点の両方を持ち合わせた目的を持っているというふうに考えておりますが、1つ、地域的な視点としては、交通の利便性の問題。これは地域としては非常に有意義であろうということは分かりやすいのかなと思っております。あと、生活サービスの施設で、村岡地区の生活支援についての施設を導入していくという地域的な視点。
それから、都市的な視点としては、藤沢市もコンパクトシティー、いわゆる集約型の都市構造を進めていかなければいけないという中で、6つの都市拠点をきちっと整備して、これから将来的にサステーナブルな都市をつくっていきたいという中の一つの拠点を整備します。こちらについては、研究開発の拠点をつくっていきたいというふうに考えております。
今、清水委員からもありましたアイパークのみならず、南側にも神戸製鋼所等がありますが、基本的には、いろいろな知的財産も含めて、最先端な企業が立地しているところでございまして、こちらは委員おっしゃるとおり、地域資源というふうな捉え方をしても有効であろうというところでは、アイパークを核としながらも、そういった視点でのまちづくりというものも十分考えていく余地があるのではないかというふうに考えております。
このように、地域的な問題を解決する点と、都市的な、これからの全体の都市構造に関わるもの、さらに、ここから生み出されたいろいろな情報発信、さらに、地域に企業が来たときに、これらが発展することで税収というものにも影響を与えてくるだろうというところでは、それをさらに市域の中に還元していく循環が生まれるようなまちづくりをしたいというのが目的でございます。
◆清水竜太郎 委員 ありがとうございます。やっぱり分かりにくいなというのが感想で、僕なんかはアイパーク自体は非常に評価していますから、アイパークのためにつくるんだと言ってくれたほうが本当にしっくりくると思います。
そこで、アイパークと深沢の町の一体開発があるからこそ、今回、新駅がつくられるんだと理解しておりますけれども、そういう意味で、新駅の事業費は鎌倉と藤沢の効果がほぼ同等だという結果が出ていたと思うんですけれども、私は違うのではないかと思っています。そういう意味では、事業費の負担比率をもう一回見直したほうがいいのではないかと思いますが、そこのお考えをお聞かせください。
◎三上 都市整備部参事 負担のところについては、平成30年にまちづくりと駅をつくることに合意した中で、おおむね決まってきたのかなというふうに思いますが、そのときに、藤沢市の中につくる駅に対して、鎌倉市が負担をしていただくというところでは、鎌倉市側の目線とか、そういったものも考えると、どれぐらいの割合がいいのかという面では、基本的には2市でつくるので、半分ずつということが一つの分かりやすさがあるんですが、こちらについても、今委員おっしゃったとおり、29年度に便益の計算をやった上で、おおむね半分であるということを基本として、問題ないんだろうというような結果の下に合意をしたところでございますので、今現在、その流れで進めていきたいというふうに考えております。
◆清水竜太郎 委員 お聞きすれば、お聞きするほど、藤沢市はちょっと気前がよ過ぎるのではないかという印象です。
さらに、まちづくりに関して、120億円かかるということだったと思うんですけれども、例えば自由通路なんかを見れば、れっきとしていると思いますけれども、藤沢市というよりも、鎌倉市深沢地区のために道路を造ると言っても過言ではないと思うんです。そういう意味では、藤沢市だけではなくて、鎌倉市ですとか、アイパークのほうにも負担を求めるべきだと思いますけれども、そこはいかがですか。
◎三上 都市整備部参事 自由通路につきましては、線路上の空間ということで、こちらは駅へのアクセスにはどうしても必要だというところで、北側からも南側からも改札口に至る経路として、これは藤沢市の中の通路として考えていかなければいけないだろうというふうに考えております。ただ、南側のシンボル道路とか、こういったものについては、もちろん橋と平面の部分とで分けて、それを鎌倉市さんと分担するような形でつくろうということで、そこについては、鎌倉市さんの負担も得たシンボル道路であろうというふうに考えております。
また、南側には村岡の宮前地区がございますが、そちらのほうの交通上も、駅目的の車がしっかり分離されていないと、住宅地の中への流入というものも想定されますので、そこは藤沢市の責任としても、一定の考え方で交通の整理をしていく、このような観点からも、我々としても負担をしていくというところで役割分担をしております。
◆清水竜太郎 委員 あと、藤沢駅周辺との関連性なんですけれども、私なんかは、160億円あれば、藤沢駅周辺にこれをかけられたら本当によかったのになと思うわけなんですけれども、今、財政が苦しい中で、両方を全力でやるというのは事実上なかなか難しいと思うんです。藤沢駅周辺にぜひともお金をかけてほしい、再整備のお金をかけてほしいと思うんですけれども、そこの点はいかがですか。
◎政井 藤沢駅
周辺地区整備担当参事 藤沢駅周辺地区にお金を集中すべきだというような趣旨の御意見だと思うんですが、先ほど来、三上参事のほうから御答弁させていただいたとおり、藤沢駅周辺地区と村岡新駅周辺地区は、本市の都市マスタープランの6つの都市拠点として位置づけておりまして、村岡新駅周辺地区については研究開発拠点、藤沢駅周辺地区については本市の中心拠点として役割分担を担っておりまして、やはり均衡ある発展が肝要だ、このように考えております。そういう意味で、藤沢駅周辺地区につきましては、今後も本市の重点事業として、再整備に集中的に取り組んでまいりたい、このように考えておりますが、事業費の平準化などの検討も必要であると考えております。
◆清水竜太郎 委員 ぜひとも藤沢駅周辺への投資は忘れないでほしいと思います。
まさに藤沢駅周辺の経済的な効果のところなんですけれども、先日の建設経済常任委員会のほうでも、藤沢駅周辺の経済効果については、まだお示しになっていないということなんですけれども、今おっしゃったように、村岡は研究施設でとなると――でも、深沢については商業施設が入るわけですから、当然、藤沢駅周辺の経済へのダメージというのはあると思うんです。そういう意味では、そこのところをちゃんと考えなきゃいけないと思うんですけれども、そこはいかがお考えですか。
◎政井 藤沢駅
周辺地区整備担当参事 経済波及効果につきまして、今、取りまとめを行っているところでございまして、速報値というか、今出ている段階では、御指摘のとおり、深沢地区の商業開発によって、藤沢駅周辺が影響を受けるというところは否めないということでございます。ただ、藤沢駅周辺地区についても、リニューアルを行うことによって機能更新を行っていきまして、魅力をアップするということで、そこをいかにカバーしていくかということもございますし、村岡新駅ができることによって、その周辺に就業者が増えてくる、あるいは、その家族が住まわれるということで、そういうものをいかに藤沢駅周辺に誘導していくかということも大切なのではないかということで、今、取りまとめを行っているところですので、改めて報告させていただきたいと思います。
◆清水竜太郎 委員 私は心配症なので、二兎を追う者は一兎も得ずにならないように、本当に藤沢駅周辺に対する投資も怠らないでほしいと思います。
最後なんですけれども、ここは一部が浸水地域でして、防災対策というのが欠かせないと思うんですけれども、その点はいかがお考えでしょうか。
◎三上 都市整備部参事 村岡新駅周辺地区については、今、水防法の改正というんでしょうか、最大規模の雨を想定していくということでは、かなり広域な浸水区域になっていくということで、村岡新駅周辺もその区域に入っていくのではないかというふうに考えております。
今、区画整理等も予定しておりますが、基本的には、都市化するということに対しての雨水に対する提言というものは、もちろん考えていくところでございますが、あとは、先ほどもお話に出たような周辺の企業さんとか、公民の連携というものも考えて、できるだけの協力等をいただきながら、全体として、少しでも浸水について効果があるような形が考えられないか。これは今策定中でございますまちづくり方針の中でも、大きな柱として掲げているところで、地域の方も御心配ということもありますので、そこに対しても、プラス面を出していけるようなまちづくりが必要であろうと。今後の検討というふうになってございます。
◆清水竜太郎 委員 次に、64ページの鵠沼奥田線街路新設事業費なんですが、いろいろ頑張っていただいているのはよく分かるんですけれども、残っている部分がまさに住宅地域のところで、見ていますと、大分建て替えとか分譲も出てきているように見受けられるんです。そういう意味では、もともとこの道路を造るのは防災上の観点からということだったと思うんですけれども、防災上ということになると、一刻も早く何らかの道路を確保しなきゃいけないと思うんですが、既存の道路の拡幅とか、もっと現実的な対策を打たなきゃいけないと思うんですが、そこの点はいかがお考えでしょうか。
◎佐藤 道路整備課長 鵠沼奥田線の目的といたしましては、今現在、南口へアクセスする部分ですとか、北口に交通が集中しておりまして、そちらのほうの分散と、今、委員おっしゃいましたとおり、鵠沼地区の防災ということで、そちらのほうを目的に計画を進めていきたいというふうに考えています。
道路整備プログラムを28年3月に策定したときに、地域の方々にお話もさせていただいたんですが、その中で、今現在の細い4メーター未満の道路とかを4メーターにしていったほうがという話もあるんですが、実際に地区全体で言いますと、相当な部分もございますし、災害の部分で言いますと、救急車ですとか消防車が早く近づけるということも非常に大事でございますので、地区の幹線道路の整備を行って、また、小田急線とかもございますので、その辺の交差の状況ですとか、そういうのも含めて検討していきたいという内容でございます。
◆清水竜太郎 委員 最後に、66ページの近隣・街区公園新設事業費のところなんですが、上藤が谷公園について、「既存施設の老朽化」とあるんですが、これは何を指しておるんでしょうか。
◎毛利 公園課課長補佐 上藤が谷公園につきましては、昨年、公社から買戻しをしまして、今、暫定ではありますが、一般の市民の方に利用していただいているような状況であります。利用するに当たりまして、仮の柵を設置しておりますが、ロープ柵程度と、飛砂防止のネット等について、かなり老朽化が進んでおります。そういう状況でございます。
◆清水竜太郎 委員 ここは地元の皆さんと一緒に話し合いながら、どういう公園にするべきか検討されていると思うんですが、市民の方の御希望だと、休憩できるところとか、自然が多いところとか、子どもたちが思いっ切り遊べる公園にしてほしいというお声が多かったと思います。これまでの遊具があって、そこで遊ぶ子どもたちとか、お年寄りの方が憩うという典型的な公園ではなくて、何もないけれども、自由にいろいろ使えるような公園というコンセプトなのかなと。公園の在り方の転換として、私は非常に感銘を受けておるんですけれども、今のところ、どのような公園にするおつもりなのか、お考えをお聞かせください。
◎毛利 公園課課長補佐 整備に当たりまして、平成30年度に地域の方を集めまして、ワークショップを開催して、どんな公園にしていきたいかということで、地域の方々の様々な御意見をいただいて、今、計画をしております。具体的には、北側につきましては、広場的な要素で、広々と使える、憩えるような芝生広場、南側につきましては、子ども用の遊具ですとか、健康増進のための健康遊具を配置しまして、中央部につきましては、休憩所としまして、パーゴラですとか、ベンチですとか、そこで休めるような、そういう3つの区分分けをした公園として今計画しております。
◆味村耕太郎 委員 それでは、道路施設改修事業費です。事業概要を見ますと、六会日大前駅、湘南台駅、辻堂駅のエスカレーターについて、「駆動装置等の磨耗が著しく不具合が発生」というふうにありますが、これまでの定期点検などは十分になされてきたのかどうかお聞かせをください。
◎小島 道路維持課主幹 エスカレーター等の昇降施設は、専門的かつ高度な知識が必要であることとともに、故障時の社会的な影響が大きいため、日常的に専門業者に保守点検を行ってもらっています。点検の頻度につきましては、年1回の法定点検と月1回の保守点検を行っております。
◆味村耕太郎 委員 では、全体の工事期間についてはどのくらいを想定しているのかお聞かせください。
◎小島 道路維持課主幹 工期につきましては、令和3年3月から10月末の7か月間を予定しております。なお、そのうち6か月につきましては、工場製作に期間がかかりますので、御利用の皆様にはあまり影響がないような形で工事を進めていきたいと思っております。
◆味村耕太郎 委員 工事の対象となっている、とりわけ辻堂駅については、ライフタウンですとか、湘南台からのバスの発着場にもなっているということと、4基のエスカレーターを改修する予定ということでありまして、安全確保策についても徹底をしていただきたいというふうに思いますが、どのように考えているのかお聞かせをください。
◎馬鳥 道路維持課長 エスカレーターにつきましては、辻堂駅に限らず、道路施設として提供させていただいております。そういった中で、不具合を放置しておりますと、故障や事故につながっていく可能性が大きいものでございます。また、エスカレーターの各部品は、かなり細かな部品があるんですけれども、なかなかストックをしていないというのがメーカーさんの状況というふうなこともありまして、多くが受注生産していくことになってしまうということから、製作に時間を要し、応急手当、すぐの対応ができなくなる可能性もございます。そういった形になりますと、長時間、稼働ができないような状況となる可能性もありますので、このような状況はなくすために、定期点検といったものが非常に重要になってくるのかなというふうに思っております。また、定期点検を行いながら、必要な措置を取り、利用者の安全と利便性の確保、継続を行ってまいりたいというふうに考えております。
◆味村耕太郎 委員 とりわけ今後についても、人命に関わるということでもありますので、可能な限り前倒しで行うですとか、必要に応じて対応していくべきだなと思いますけれども、改めて見解をお聞かせください。
◎馬鳥 道路維持課長 ただいま答弁したように、安全、継続、利便性、そういったものを提供している側として確保していくためにも、定期点検の中で見落としがないように、継続的な管理をしていきたいというふうに考えております。
◆東木久代 委員 2項目ほど質問させていただきます。1つは、54ページの一色川改修費の件です。ちょっと確認なんですけれども、これは令和2年度予算の補正ということでございますけれども、完成予定は令和3年度だというふうに承知をしているんですが、土地購入費について交渉等に時間がかかる云々と書いてあります。令和3年度の完成時期からずれ込むのかなという印象があるんですが、そのあたりについて確認をさせていただけますか。
◎森井 河川水路課長 稲荷山橋の架け替え工事につきましては、令和3年度をもちまして竣工の予定です。あと、第1段階におけます用地につきましては、基本的に、用地の取得、解決については全て終わっております。
◆東木久代 委員 取得は終わっているけれども、完了が見込めないということだったわけですね。分かりました。
令和3年度のということで大変恐縮なんですけれども、地域の皆さんがこの工事の進捗状況に大変強い関心を持っております。どこかの時点で、そのあたりの情報提供をしていただく必要があるかなと思うんですが、そのあたりについて、今、予定されていることがありましたら教えていただければと思います。
◎森井 河川水路課長 令和3年9月をもちまして稲荷山橋の架け替え工事が竣工します。その竣工までの間にまだ時間がありますので、例えば郷土づくり推進会議ですとか、関連する近接の自治会を対象に、竣工に向けた段階の、もう間もなく竣工するという形の説明をすることについては、今後、考えていきたいと思っております。
◆東木久代 委員 分かりました。
続いて、58ページ、健康の森保全再生整備事業費で、これは令和3年度の予定が、前倒しで国の採択を受けたということでございます。この予算の中で、土木工事だけなのか、あるいは、いろいろ附帯設備というんでしょうか、トイレとか、様々あると思うんですが、そのあたりも全部含めて、この予算でやっていけるということなのか、ちょっと確認をさせてください。
◎八文字 西北部総合整備事務所長 工事の内容についてでございますけれども、公園本体の土木的な工事と、トイレとか倉庫とか、その他の建築物を建てるという工事をこれで実施するということでございます。
◆東木久代 委員 分かりました。
地元の地域の皆様からすると、20年、30年、長年の悲願で、大変期待をされております。ここは遠藤笹窪谷という、藤沢市内の3大谷戸の中でも一番優れた資源であるということとか、生物多様性を生かしたというようなことを伺っております。そういう情報もあるんですけれども、地域の皆さんからすると、地元の公園でありながら、そのあたりの特色とか、そういうものがよく理解できない、分かりやすい広報のリーフレットのようなもの、あるいは、地元の方たちが分かるような研修と言うとおかしいんですけれども、いろいろ広報をしていただきたいという要望がありました。こうしたことに関して、市としていかがでしょうか。
◎八文字 西北部総合整備事務所長 確かに単純に自然が豊かだということよりも、どちらかというと、生物多様性とか、実態調査の結果、ここは質が高い自然が学問的にも証明されているということでございます。そういった貴重な自然は、ただ木が生えているとか、水辺があるという私たちの印象的なものだけではないということも――大変貴重であると。藤沢の3大谷戸の中で最も多様性に富んでいるということから――藤沢市の財産が遠藤に存在するということでもございますので、ここら辺は私どもの宣伝がいま一つ足りなかったんだろうということは承知してございます。それを地元の方が分かりやすいような方策――手段はこれからもう少し検討させていただきたいと思いますが、その上での対応としたい。
また、ここにもトイレとか物置とか、そういうものを置きますけれども、多目的に使えるような部屋も設置をしまして、そこでは、地元の方だけではなくて、一般の市民の方も含めて情報発信――この公園はどういうことか、また、生物多様性とはどういうことかということを発信するような、普及するような使い方もできればというふうに考えてございます。
○西智 委員長 ほかに質疑はございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○西智 委員長 これで質疑を終わります。
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○西智 委員長 次に、第10款消防費及び第11款教育費について質疑を行います。質疑はありませんか。
◆井上裕介 委員 それでは、質問させていただきたいと思います。オリンピック開催準備関係費についてであります。本来であれば、コロナの影響がなければ、今、いろいろオリンピックを総括して、どうだったのかという議論がされているのかなと思うんですけれども、延期になっている状況の中で、開催都市として、本市に与えている影響というものも多くあると思います。その点で、ちょっと質問させていただきたいんですけれども、シティドレッシングは、昨年から、こういったことも行っていくということで御説明はいただいていたんですけれども、1年遅れるということで、新たな影響が考えられるのかなと思います。
そこで、説明資料を見ておりますと、実施エリアは昨年からそこまで変更はないのかなと思っているんですけれども、藤沢駅となりますと、本市におけるターミナル駅で、4月からいよいよエリアマネジメントがスタートすると思います。これは今までも御説明いただいているとおり、いろんなイベント、また、事業者の参入から、駅前の活性化が図られる取組になると思うんですけれども、その点の影響等々をどのように捉えられているのか、まずお聞かせいただきたいと思います。
◎青木 東京オリンピック・
パラリンピック開催準備室主幹 今、井上委員からお話がございましたとおり、1年延期となりまして、この4月に施行されますエリアマネジメントの区間で、この4月中旬から9月中旬ぐらいまでシティドレッシングを予定してございます。その間、オリンピック・パラリンピックということで、大会公式スポンサーの保護という考え方がございまして、使用に当たりましては、保護の観点から、一定、制限がかかる部分が出てくるというふうに考えてございます。
◆井上裕介 委員 使用に影響が出てくるということなんですけれども、相対してという言葉が当てはまるかは分からないんですけれども、指定管理をする側としては、そこで収益をしっかりと上げていかなきゃいけないということになると思うんです。でも、オリンピックという世界的な事業と言われる中で、シティドレッシングを行っていて、その影響が考えられるということであれば、しっかり協議をしていかなくちゃいけないのかなと思うんです。
その協議がどのように行われているのかなと思ったのが、例えば、ああいうところで民間参入となりますと、いろんな事業者、代理店とかがイベントを打っていこうということで、あと、一番いいのは、地元のいろんな団体がこういったことを行っていきたいということで、計画をされていた方もいるんですけれども、連絡をいただいたところで、最近になってというか、企画段階を全部進めて、こういうスポンサーをつけて、こうやっていきましょうとなったときに、シティドレッシングと関わってくるのではないかということがちょっと話に上がってきて、中止せざるを得ないのかなということになったんですが、遅れた影響でそういうことになっているのか、そういった協議はどのようにされているのか。指定管理者側との協議が少し一方通行になってしまっているのか、意思の疎通が図られていないのか、そういったことがちょっと出てきている事例をどのように捉えられているのかお聞かせをいただきたいと思います。
◎青木 東京オリンピック・
パラリンピック開催準備室主幹 この間、サンパールのシティドレッシングの実施に当たりましては、指定管理者となりますエリアマネジメントの事務局と、関連の団体ということで商工会議所などと、今後の詳細について協議をしていきましょうということで、昨年から協議を進めているところでございます。しかしながら、こちらも初めてのイベントということで、どういったケースで使用に制限をかけなければいけないかという詳細の判断は、最終的には組織委員会というところもございまして、こちらも最終的な見解が出ていないところがございます。今後、4月から商業利用を可とするという市の考え方がございますので、準備室といたしましては、地元側の考え方に立って、制限の中で、なるべくそういった利用に支障が出ないように使えるようにということで、一定のガイドライン的なものをおつくりしまして、利用したいというような申出があった団体にはお示しをさせていただいて、具体の利用では、個々に相談に乗らせていただきたいというふうに考えてございます。
◆井上裕介 委員 1年延期になった影響ということで考えられると思うんですけれども、そういったところの詳細を、相談を受けて――相談を受けるというのは、民間事業者からすれば、進めている段階の中で、こういうのでいきますという企画書を作ったりするということがあったり、そういったことの影響を踏まえると、早急に指定管理者とのコミュニケーションというか、しっかりと決まっていないから、市のオリパラ準備室で止まってしまっているとかをちょっと伝え切れていなかったとなると、事業者に影響が出てきちゃうということなので、その点はしっかり取っていただきたいということと、これは1年延期になっております。こういった細かなことで、今、藤沢市においても影響が出ていると思うんです。これからもコロナの影響という中で、そういったことの様々なお声も出始めて、影響が出ているのかなと思うんですけれども、そこら辺を総括して、どのように捉えられて、今後、どのように取り組んでいくのかお聞かせをいただきたいと思います。
◎赤坂 東京オリンピック・
パラリンピック開催準備室長 今、担当のほうから御説明したとおり、エリアマネジメント、それと、商工会議所のほうには昨年からシティドレッシング全体の説明をさせていただきながら――一番のポイントは、オフィシャルスポンサーさんのブランド管理というところだけなんです。一般のイベントにつきましては、それほど影響はございませんので、そういった会社、企業が絡むものについては、事務局とは企画案のたたき台の段階で我々と調整をさせていただいて、できる、できないではなくて、できるためにはどういう工夫をすればいいかというものを我々も御説明しながら、なるべくイベントができるような形で、我々も協力をしながらやっていきたいというふうに思いますし、ほかの面で、江の島も含めて、1年の影響が出ているところもございます。まだ詳細が出ていない部分がありますが、その辺は逆に我々のほうからどういった課題があるのかということをお聞きしながら、組織委員会、また、神奈川県と相談しながら、一つ一つ丁寧に進めていきたいというふうに思っております。
◆清水竜太郎 委員 68ページの教育応援基金積立金なんですけれども、全国的にも問題になっていますが、コロナ危機で退学されている学生さんも多いというふうにお聞きしておりますけれども、もしで結構なんですが、教育委員会のほうで藤沢市の学生たちがどれぐらい退学をされていたかというデータがあれば教えていただきたいのと、それと一緒に、相談とかももしあれば、その内容とかをお聞かせください。把握されていればで結構です。
◎佐藤 教育部参事 市内の退学者の数の把握ということですが、申し訳ございませんが、教育委員会のほうでは、そういった数の把握というものは行ってございません。
相談につきましても、私どもの課で申し上げますと、奨学金制度を行っておる中では、十分相談のほうも対応しているところでございますけれども、もちろん義務教育の範囲の中での相談というのは日々ございますが、それ以外の部分というものについては、教育委員会のほうでは行ってございません。
◆清水竜太郎 委員 ありがとうございます。
次に、69ページの教育情報機器関係費のところなんですが、今後もオンライン授業というのは大事な位置を占めてくると思うんですが、教師自身がなかなか対応しにくいという面は、これまでも指摘されてきました。そういう意味では、民間のほうが分かりやすいとか、そういうお声も聞いておりますけれども、今後、民間との連携とか、教師への訓練とかも充実させていく必要があると思いますが、お考えをお聞かせください。
◎小林 教育総務課指導主事 教員のICT機器の活用につきましては、今年度も学校のほうに訪問させていただいて、校内研修等をさせていただいております。次年度も同じような形で研修を充実させていくとともに、ICT支援員さんの回数を増やす等の対応をさせていただきながら、先生方にもICT機器を使っていただけるような環境をこちらのほうでも支援していきたいというふうに考えております。
◆清水竜太郎 委員 最後に、オリンピックの関連ですが、担当の皆様は、本当に開催するかも分からない状況の中で、いろいろ御苦労されていると思います。ちょっと意地悪な質問で申し訳ないんですが、シティドレッシングの部分で、今、感染予防というのが最優先される中で、私の個人的な意見ですけれども、藤沢市は保健所政令市なんだから、ポスターとか、そういうのを独自にどんどん貼って、注意喚起を呼びかけるべきだと思うんです。町を見たら、皆さんもお分かりのように、神奈川県の黄色と黒の注意喚起ポスターが目立ちますけれども、市のはほとんどないと。私は非常に残念に思っておりますけれども、シティドレッシングをする中でも、感染予防の注意喚起も同時に行わなきゃいけないと思うんですが、その点はどうお考えかお聞かせください。
◎青木 東京オリンピック・
パラリンピック開催準備室主幹 ただいまの御質問の関係ですけれども、まず、シティドレッシングにつきましては、競技会場ならではの装飾ということで、東京都ですとか、神奈川県、藤沢市など、競技会場に認可された装飾を行うものでございます。ということで、それについては、市民の皆様が藤沢でオリンピックが開催されるということをすごく実感できるような取組であるというふうに思っております。あわせて、今の感染予防の関係につきましては、シティドレッシングとは切り離した中で、オリンピック準備室といたしましても、安全安心に大会を開催するというところから、そういった啓発というのは、できるところで対応していきたいというふうに考えてございます。
◆東木久代 委員 1点だけ確認させてください。69ページの今の教育情報機器関係費の件ですけれども、情報機器はそろったものの、実際に使おうとしたら、Wi-Fi環境に大きな課題があるというお話も伺っております。この点について、今どんな状況なのか、令和2年度中に全部整備が進むのか確認させてください。
◎小林 教育総務課指導主事 まず、整備関係につきましては、小学校端末のほうは今整備が行われているところで、年度末までに整備が完了する予定でございます。あわせて、ネットワークの増強工事も今現在進めさせていただいておりまして、それにつきましても、年度末までに終わる予定で進めているところでございます。
◆東木久代 委員 では、中学校については、また次にということの理解ですか。
◎小林 教育総務課指導主事 中学校につきましては、端末のほうは8月末までで整備が完了しております。
◆松長由美絵 委員 では、70ページの教育課程推進事業費についてお伺いいたします。中学校の修学旅行についての旅行代金取消料の支払いとありますけれども、こちらはどのような内容なのかお伺いいたします。
◎岩田 教育指導課主幹 この取消料についてですが、9月2日から3月5日までの期間に修学旅行を予定していました11校が、コロナウイルスの関係でやむを得ずキャンセルとなりましたので、その取消料ということになっております。
◆松長由美絵 委員 その内容というのは、交通系のキャンセル料だったり、宿泊代だったりだとか、旅行会社への手数料だったりだとか、いろいろあると思うんですけれども、そういった内容がもし分かれば教えてください。
◎岩田 教育指導課主幹 取消料の内容としましては、企画料ということになっております。
◆松長由美絵 委員 では、旅行会社への企画料ということで、11中学校分はそれぞれ違う旅行会社への支払いになるんでしょうか。
◎岩田 教育指導課主幹 旅行会社につきましては、11校で2件の旅行会社に支払うものでございます。
◆松長由美絵 委員 あと、来年度の修学旅行の予定というのもまた立てていることだと思います。これからのコロナの状況というのは分からないことではありますけれども、感染状態によっては、今年度のように中止になってしまうのか、延期になってしまうのか、変更になるのか、代替の案にするのか、様々検討がされているかと思いますけれども、来年度の修学旅行について、どのような検討をされていて、こういった取消料みたいなものというのは、旅行会社への手数料などはもちろん必要かと思うんですけれども、どういった予測、対応を考えていらっしゃるのかお伺いいたします。
◎坪谷 教育指導課長 来年度の修学旅行につきましては、今後の感染状況がどのように変わってくるかということで、現在、既に検討に入っているところです。キャンセル料がもし発生した場合につきましては、来年度に関して、国のほうの補助金とかがどういうふうになるかというような情報もまだ入っているところではございませんので、国の状況や県の状況も鑑みながら、今後、検討していくというふうな段階でございます。
○西智 委員長 ほかに質疑はございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○西智 委員長 これで質疑を終わります。
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○西智 委員長 次に、第12款公債費及び歳入以下全部について質疑を行います。質疑はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○西智 委員長 これで質疑を終わります。
休憩いたします。
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午前11時57分 休憩
午後1時10分 再開
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○西智 委員長 再開いたします。
次に、議案第103号について質疑を行います。質疑はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○西智 委員長 これで質疑を終わります。
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○西智 委員長 最後に、議案第105号について質疑を行います。質疑はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○西智 委員長 休憩いたします。
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午後1時11分 休憩
午後1時13分 再開
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○西智 委員長 再開いたします。
それでは、質疑を終了する前に、これより議員間討議に入ります。何かございますでしょうか。よろしいですか。
(「ありません」と呼ぶ者あり)
○西智 委員長 これで議員間討議を終わります。
休憩いたします。
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午後1時14分 休憩
午後1時15分 再開
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○西智 委員長 再開いたします。
これで質疑を終わります。
これから討論を行います。討論はありませんか。
◆味村耕太郎 委員 それでは、日本共産党藤沢市議会議員団の討論を行います。
我が団は、当初予算に理由を述べて反対をしてきておりますので、議案第98号令和2年度藤沢市
一般会計補正予算(第10号)及び議案第103号令和2年度藤沢市
後期高齢者医療事業費特別会計補正予算(第1号)に反対をいたします。
なお、議案第98号では、財政調整基金を約136億円に積み戻すとしています。来年度予算で約52億円取り崩すとしても、約84億円であり、今後の感染症対応のためというのであれば、高齢者施設等への市独自の社会的検査の実施や、市民病院をはじめとする地域医療を守るための支援、市内業者の営業や暮らしへの支援策の財源として、積極的に活用をするべきです。
また、新型コロナウイルスワクチン接種に関する事業費も盛り込まれています。国民の中には、新型コロナの収束への有力な手段として、ワクチンへの期待がある一方、不安の声も少なくありません。厚生労働省も、ワクチンによる発症予防効果は臨床実験で確認されたが、感染予防効果については明らかになっていないとしています。こうした下で、自治体としても、ワクチンの安全性や有効性、副反応のリスクなども含めた国内外のデータを明らかにし、住民に対する迅速、適切で、徹底した情報公開を行うべきです。感染対策の基本的取組がワクチン頼みになって、おろそかになったら、コロナの感染拡大再燃を許すことになります。
神奈川県が行う集中検査は、高齢者施設などの従業員に限られていますが、市としても、新規入所者にも対象を広げ、無症状感染者を含めた検査の抜本的拡充を同時並行で取り組んでいくべきです。
以上申し述べて討論といたします。
○西智 委員長 これで討論を終わります。
採決いたします。
まず、議案第98号及び議案第103号は可決すべきものとすることに賛成の方の挙手を求めます。
〔賛成者挙手〕
○西智 委員長 挙手多数。したがって、これらの議案は可決すべきものと決定いたしました。
次に、議案第105号は可決すべきものとすることに御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○西智 委員長 御異議がありませんので、そのように決定いたしました。
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△(2) 議案 第99号 令和2年度藤沢市北部第二(三地区)
土地区画整理事業費特別会計補正予算(第2号)
○西智 委員長 日程第2、議案第99号令和2年度藤沢市北部第二(三地区)
土地区画整理事業費特別会計補正予算(第2号)を議題といたします。
この議案は本会議で説明がありましたので、直ちに質疑を行います。質疑はありませんか。
(「ありません」と呼ぶ者あり)
○西智 委員長 休憩いたします。
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午後1時18分 休憩
午後1時19分 再開
──────────────────────────────
○西智 委員長 再開いたします。
それでは、質疑を終了する前に、これより議員間討議に入ります。何かございますでしょうか。
(「ありません」と呼ぶ者あり)
○西智 委員長 これで議員間討議を終わります。
休憩いたします。
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午後1時20分 休憩
午後1時21分 再開
──────────────────────────────
○西智 委員長 再開いたします。
これで質疑を終わります。
これから討論を行います。討論はありませんか。
◆味村耕太郎 委員 それでは、日本共産党藤沢市議会議員団の討論を行います。
我が団は、当初予算に理由を述べて反対をしてきておりますので、議案第99号令和2年度藤沢市北部第二(三地区)
土地区画整理事業費特別会計補正予算(第2号)に反対をいたします。
○西智 委員長 これで討論を終わります。
採決いたします。議案第99号は可決すべきものとすることに賛成の方の挙手を求めます。
〔賛成者挙手〕
○西智 委員長 挙手多数。したがって、この議案は可決すべきものと決定いたしました。
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△(3) 議案 第100号 令和2年度藤沢市
墓園事業費特別会計補正予算(第2号)
○西智 委員長 日程第3、議案第100号令和2年度藤沢市
墓園事業費特別会計補正予算(第2号)を議題といたします。
この議案は本会議で説明がありましたので、直ちに質疑を行います。質疑はありませんか。
(「ありません」と呼ぶ者あり)
○西智 委員長 休憩いたします。
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午後1時23分 休憩
午後1時24分 再開
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○西智 委員長 再開いたします。
これで質疑を終わります。
これから討論を行います。討論はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○西智 委員長 これで討論を終わります。
採決いたします。議案第100号は可決すべきものとすることに御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○西智 委員長 御異議がありませんので、そのように決定いたしました。
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△(4) 議案 第101号 令和2年度藤沢市
国民健康保険事業費特別会計補正予算(第1号)
○西智 委員長 日程第4、議案第101号令和2年度藤沢市
国民健康保険事業費特別会計補正予算(第1号)を議題といたします。
この議案は本会議で説明がありましたので、直ちに質疑を行います。質疑はありませんか。
(「ありません」と呼ぶ者あり)
○西智 委員長 休憩いたします。
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午後1時25分 休憩
午後1時26分 再開
──────────────────────────────
○西智 委員長 再開いたします。
それでは、質疑を終了する前に、これより議員間討議に入ります。よろしいですか。
(「ありません」と呼ぶ者あり)
○西智 委員長 これで議員間討議を終わります。
休憩いたします。
──────────────────────────────
午後1時27分 休憩
午後1時28分 再開
──────────────────────────────
○西智 委員長 再開いたします。
これで質疑を終わります。
これから討論を行います。討論はありませんか。
◆味村耕太郎 委員 それでは、日本共産党藤沢市議会議員団の討論を行います。
我が団は、当初予算に理由を述べて反対をしてきておりますので、議案第101号令和2年度藤沢市
国民健康保険事業費特別会計補正予算(第1号)に反対をいたします。
○西智 委員長 これで討論を終わります。
採決いたします。議案第101号は可決すべきものとすることに賛成の方の挙手を求めます。
〔賛成者挙手〕
○西智 委員長 挙手多数。したがって、この議案は可決すべきものと決定いたしました。
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△(5) 議案 第102号 令和2年度藤沢市
介護保険事業費特別会計補正予算(第3号)
○西智 委員長 日程第5、議案第102号令和2年度藤沢市
介護保険事業費特別会計補正予算(第3号)を議題といたします。
この議案は本会議で説明がありましたので、直ちに質疑を行います。質疑はありませんか。
(「ありません」と呼ぶ者あり)
○西智 委員長 休憩いたします。
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午後1時30分 休憩
午後1時31分 再開
──────────────────────────────
○西智 委員長 再開いたします。
それでは、質疑を終了する前に、これより議員間討議に入ります。何かございますでしょうか。
(「ありません」と呼ぶ者あり)
○西智 委員長 これで議員間討議を終わります。
休憩いたします。
──────────────────────────────
午後1時32分 休憩
午後1時33分 再開
──────────────────────────────
○西智 委員長 再開いたします。
これで質疑を終わります。
これから討論を行います。討論はありませんか。
◆味村耕太郎 委員 それでは、日本共産党藤沢市議会議員団の討論を行います。
我が団は、当初予算に理由を述べて反対をしてきておりますので、議案第102号令和2年度藤沢市
介護保険事業費特別会計補正予算(第3号)に反対をいたします。
○西智 委員長 これで討論を終わります。
採決いたします。議案第102号は可決すべきものとすることに賛成の方の挙手を求めます。
〔賛成者挙手〕
○西智 委員長 挙手多数。したがって、この議案は可決すべきものと決定いたしました。
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△(6) 議案 第104号 令和2年度藤沢市
下水道事業費特別会計補正予算(第3号)
○西智 委員長 日程第6、議案第104号令和2年度藤沢市
下水道事業費特別会計補正予算(第3号)を議題といたします。
この議案は本会議で説明がありましたので、直ちに質疑を行います。質疑はありませんか。
(「ありません」と呼ぶ者あり)
○西智 委員長 休憩いたします。
──────────────────────────────
午後1時35分 休憩
午後1時36分 再開
──────────────────────────────
○西智 委員長 再開いたします。
それでは、質疑を終了する前に、これより議員間討議に入ります。何かございますでしょうか。
(「ありません」と呼ぶ者あり)
○西智 委員長 これで議員間討議を終わります。
休憩いたします。
──────────────────────────────
午後1時37分 休憩
午後1時38分 再開
──────────────────────────────
○西智 委員長 再開いたします。
これで質疑を終わります。
これから討論を行います。討論はありませんか。
◆味村耕太郎 委員 それでは、日本共産党藤沢市議会議員団の討論を行います。
我が団は、当初予算に理由を述べて反対をしてきておりますので、議案第104号令和2年度藤沢市
下水道事業費特別会計補正予算(第3号)に反対をいたします。
○西智 委員長 これで討論を終わります。
採決いたします。議案第104号は可決すべきものとすることに賛成の方の挙手を求めます。
〔賛成者挙手〕
○西智 委員長 挙手多数。したがって、この議案は可決すべきものと決定いたしました。
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○西智 委員長 これで本日の日程は全部終了いたしました。
お諮りいたします。本会議に対する委員会報告の文案は委員長に一任願いたいと思いますが、御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○西智 委員長 御異議がありませんので、そのように決定いたしました。
そのほか、委員の方から発言はありませんか。
(「ありません」と呼ぶ者あり)
○西智 委員長 これで委員会を閉会いたします。
──────────────────────────────
午後1時39分 閉会
──────────────────────────────
以上のとおり相違ありません。
藤沢市議会委員会条例第62条第1項の規定により、ここに署名する。
補正予算常任委員会
委員長 西 智...