小千谷市議会 > 2004-09-24 >
09月24日-04号

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  1. 小千谷市議会 2004-09-24
    09月24日-04号


    取得元: 小千谷市議会公式サイト
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    平成16年  第3回 定例会            平成16年小千谷市議会第3回定例会               平成16年9月24日(金曜日)                                             〇議事日程 第11号              第 1 会議録署名議員の指名                               第 2 議案第 62号 小千谷市公益法人等への職員派遣等に関する条例の一部を改正する条例の            制定について                           第 3 議案第 63号 小千谷市スポーツ広場条例の一部を改正する条例の制定について    第 4 議案第 64号 平成16年度小千谷市一般会計補正予算(第4号)について                  ……以上3件一括上程 総務文教委員長報告             第 5 議案第 65号 平成16年度小千谷市国民健康保険特別会計補正予算(第1号)について第 6 議案第 66号 平成16年度小千谷市下水道特別会計補正予算(第1号)について   第 7 議案第 67号 平成16年度小千谷市介護保険特別会計補正予算(第1号)について  第 8 議案第 82号 小千谷市道路線の認定について                               ……以上4件一括上程 社会土木委員長報告             第 9 議案第 68号 平成15年度小千谷市ガス事業会計決算認定について         第10 議案第 69号 平成15年度小千谷市水道事業会計決算認定について         第11 議案第 70号 平成15年度小千谷市工業用水道事業会計決算認定について                  ……以上3件一括上程 産業経済委員長報告             第12 議案第 87号 財産(不動産)の取得について                   第13 発議案第 7号 地方分権推進のための「国庫補助負担金改革案」の実現を求める意見書 第14 発議案第 8号 公教育としての私立高校を守り発展させるため、私学助成の増額と拡充を            求める意見書                           第15 発議案第 9号 政府米の買い入れと備蓄を充実させる意見書             第16 請願第  9号 政府米の買い入れと備蓄を充実させる意見書提出を求める請願     第17 発議案第10号 アメリカ産牛肉の輸入解禁に反対する意見書             第18 請願第 10号 アメリカ産牛肉の輸入解禁に反対する意見書提出を求める請願     第19 発議案第11号 「食料・農業・農村基本計画」見直しに関する意見書         第20 発議案第12号 小千谷市議会議員定数条例の一部を改正する条例の制定について    第21 閉会中の継続調査の申し出について                                                                      〇本日の会議に付した事件     日程第 1 会議録署名議員の指名……………………………………………………………………130日程第 2 議案第 62号 小千谷市公益法人等への職員派遣等に関する条例の一部を改正する条              例の制定について                       日程第 3 議案第 63号 小千谷市スポーツ広場条例の一部を改正する条例の制定について  日程第 4 議案第 64号 平成16年度小千谷市一般会計補正予算(第4号)について                  ……以上3件一括上程 総務文教委員長報告……………………130日程第 5 議案第 65号 平成16年度小千谷市国民健康保険特別会計補正予算(第1号)につ              いて                             日程第 6 議案第 66号 平成16年度小千谷市下水道特別会計補正予算(第1号)について 日程第 7 議案第 67号 平成16年度小千谷市介護保険特別会計補正予算(第1号)について日程第 8 議案第 82号 小千谷市道路線の認定について                               ……以上4件一括上程 社会土木委員長報告……………………133日程第 9 議案第 68号 平成15年度小千谷市ガス事業会計決算認定について       日程第10 議案第 69号 平成15年度小千谷市水道事業会計決算認定について       日程第11 議案第 70号 平成15年度小千谷市工業用水道事業会計決算認定について                  ……以上3件一括上程 産業経済委員長報告……………………135日程第12 議案第 87号 財産(不動産)の取得について……………………………………139日程第13 発議案第 7号 地方分権推進のための「国庫補助負担金改革案」の実現を求める意見              書………………………………………………………………………142日程第14 発議案第 8号 公教育としての私立高校を守り発展させるため、私学助成の増額と拡              充を求める意見書……………………………………………………143日程第15 発議案第 9号 政府米の買い入れと備蓄を充実させる意見書……………………145日程第16 請願第  9号 政府米の買い入れと備蓄を充実させる意見書提出を求める請              願………………………………………………………………………146日程第17 発議案第10号 アメリカ産牛肉の輸入解禁に反対する意見書……………………147日程第18 請願第 10号 アメリカ産牛肉の輸入解禁に反対する意見書提出を求める請              願………………………………………………………………………148日程第19 発議案第11号 「食料・農業・農村基本計画」見直しに関する意見書…………148日程第20 発議案第12号 小千谷市議会議員定数条例の一部を改正する条例の制定につい              て………………………………………………………………………150日程第21 閉会中の継続調査の申し出について……………………………………………………160                     ◇◇◇                     〇出席議員(22人)   1番   渡  辺  清  人  君   2番   久 保 田  久  栄  君   3番   本  田     剛  君   4番   駒  井  冨 士 夫  君   5番   中  山  俊  雄  君   6番   柳  田  宏  光  君   7番   大  平     貢  君   8番   長 谷 川  き  よ  君   9番   風  間  順  一  君  10番   岩  渕     清  君  11番   濁  川  正  勝  君  13番   佐  藤  勝 太 郎  君  14番   西  沢  代  三  君  15番   猪  又  周  治  君  16番   吉  原  正  幸  君  17番   新  保  好  雄  君  18番   佐  藤  親  一  君  19番   安  達     稔  君  20番   石  坂  和  男  君  21番   横  田  夘  一  君  22番   米  山     厚  君  23番   塚  田  喜  信  君                                             〇欠席議員(なし)                                             〇説明のため出席した者  市  長  関     広  一  君  助  役  佐  藤  知  巳  君  収 入 役  上  村  直  樹  君  総務課長  太 刀 川  俊  一  君  企画財政  吉  沢  栄  一  君  課  長                 税務課長  和  田  征  和  君  市民生活  西  脇  秀  夫  君  課  長                 健康福祉  南  雲     信  君  課  長                  高齢福祉  横  山  貴  吉  君  課  長                 農林課長  金  箱  孝  司  君  商工観光  大  塚  昇  一  君  課  長                 建設課長  山  本  道  男  君  都市開発  平  沢     晃  君  課  長                 下 水 道  木  村  茂  穂  君  課  長                 消防課長  篠  田  敏  治  君  会計課長  山  岸  明  夫  君  教 育 長  渡  部  陸  平  君  教 育 委  目  崎  博 三 郎  君  学校教育  課  長  教 育 委  清  水  敏  雄  君  社会教育  課  長  教 育 委  平  沢     豊  君  社会体育  課  長  監査委員  横  山  賢  作  君  監 査 委  友  田  ム ツ 子  君  事務局長                 ガス水道  佐  藤     強  君  局  長                                                            〇職務のため出席した議会事務局の職員  議  会  南  雲  信  一  君  事務局長                 参  事  関  田  孝  史  君  副 参 事  渡  辺     均  君  主  査  高  野  洋  子  君                   ◇◇◇ △午前10時00分開議 ○議長(吉原正幸君) これより本日の会議を開きます。 ただいま出席議員22人、全員出席で定足数に達しております。 議会運営委員長の報告を求めます。 横田夘一さん。             〔21番 横田夘一君 登壇〕 ◆21番(横田夘一君) 御報告申し上げます。 本日9時30分から議会運営委員会を開催し、本日の議事運営について協議いたしました。 本日は、まず各委員会に付託された議案について、各常任委員会委員長の報告を行います。次に、追加議案で財産の取得1件、発議案として意見書5件及び条例の一部改正1件並びに閉会中の継続調査の申し出1件を上程し、いずれも即決でお願いする予定であります。 以上であります。 ○議長(吉原正幸君) 今期定例会に提案されました会議の追加事件並びに本日の議事日程は、お手元に配付のとおりであります。よって、朗読を省略いたします。                   ◇◇◇ △日程第1 会議録署名議員の指名 ○議長(吉原正幸君) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。 会議録署名議員は、会議規則第81条の規定により、議長において5番中山俊雄議員、17番新保好雄議員を指名いたします。             〔「了承」と呼ぶ者あり〕                   ◇◇◇ △日程第2 議案第62号 小千谷市公益法人等への職員派遣等に関する条例の一部を改正する条例の制定について △日程第3 議案第63号 小千谷市スポーツ広場条例の一部を改正する条例の制定について △日程第4 議案第64号 平成16年度小千谷市一般会計補正予算(第4号)について          ……以上3件一括上程 ○議長(吉原正幸君) 日程第2、議案第62号から日程第4、議案第64号までの以上3件を一括して議題といたします。 本3件に関して総務文教委員長の報告を求めます。 岩渕清さん。             〔10番 岩渕 清君 登壇〕 ◆10番(岩渕清君) 平成16年第3回定例会総務文教委員会委員長報告を申し上げます。 去る9月7日の本会議において、総務文教委員会に付託されました議案第62号、議案第63号及び議案第64号の以上3件について、本委員会における審査の経過及びその結果について御報告申し上げます。 本委員会は、9月8日に開催し、教育長並び関係課長等の出席を求め、慎重に審査いたしました。なお、審査の方法で議案第64号については、社会土木委員会及び産業経済委員会との3常任委員会の連合審査といたしました。 まず、議案第62号 小千谷市公益法人等への職員派遣等に関する条例の一部を改正する条例の制定について申し上げます。本案は、平成16年10月31日をもって財団法人信濃川テクノポリス開発機構が解散し、すべての業務が平成16年11月1日付で財団法人にいがた産業創造機構に引き継がれることになり、職員についても同様に引き継がれるため、条例の派遭先の名称を改正したいとするものであります。委員会では、機構の内容変更の有無、職員派遣に伴う本市への反映及び派遣年数について質疑がありましたが、意見、討論はなく、採決の結果、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、議案第63号 小千谷市スポーツ広場条例の一部を改正する条例の制定について申し上げます。本案は、小千谷市スポーツ広場のうち、片貝スポーツ広場の管理の一部を委託しております片貝モデル施設運営委員会の所在地が、片貝ふるさと会館から片貝総合センターに変更になりましたことに伴い、所在地を変更したいとするものであります。委員会では、質疑、意見、討論はなく、採決の結果、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、議案第64号 平成16年度小千谷市一般会計補正予算(第4号)について申し上げます。本案は、本年度に入り事業確定や新規補助事業採択がなされたもの、中小企業活性化対策その他緊急を要するもの等について予算補正をしたいとするものであります。 連合審査の過程で交わされました主たる質疑について、まず歳出から申し上げます。2款総務費において、庁舎管理経費における空調設備改修工事及び片貝総合センター建設事業外構等整備工事の内容等について、地域再生事業債のメリット、制約について、片貝総合センター敷地購入時における井戸点検の有無について、空調設備改修工事において補正対応とした理由、システム、熱源及び契約方法、執行時期等について。6款農林水産業費において、畜産振興経費の内容について。7款商工費において、信用保証協会保証料補給金及び中小企業活性化支援資金預託金の申し込み、利用状況、景気動向、今後の利用見込み等について。9款消防費において、市町村総合事務組合負担金補正計上理由について、7月の豪雨災害時における消防団員の延べ出動人員について。10款教育費において、小学校費におけるその他経費の内容について、小学校未来を拓くにいがたのひとづくり支援事業の対象校及び事業内容について、小学校ふれあいアクティブプラン推進事業において、ホームページ作成方法及び委託料の減額理由について、中学校未来を拓くにいがたのひとづくり支援事業の対象校及び事業内容について、中学校施設整備事業に関し、空調設備の老朽状況等について。11款災害復旧費において、林道の災害復旧箇所及び工事着手時期等について。 次に、歳入では、9款減税補てん特例交付金において、交付金の増額理由について。10款地方交付税において、普通交付税補正についての感触、留保分の有無及び今後の補正見込み等について、激甚災害の指定を受けた場合と受けない場合の交付税等財政措置の相違について、近隣市町村の交付税の交付状況について、財政調整基金使用の場合の交付税等財政措置の有無について。15款県支出金において、未来を拓くにいがたひとづくり事業費補助金に関し、対象校の選定基準、方法及び枠配分の有無等について。 歳入歳出全般において、社会教育費における表具額装等委託料について、具体的内容及び活用方法等について、情報化推進事業の進捗状況について、堆肥センターに関し、キノコの廃床受け入れ、肥料成分、価格等について。 意見としては、空調設備改修工事に関連して、入札等の仕方について検討してほしいとしたものと、安く上げるためには一般競争入札とされたいとした意見とがありました。 以上が歳入歳出各款における主たる質疑と意見とでありました。今回の補正は、歳入歳出それぞれ3億368万6,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ168億7,894万6,000円としたいものであります。委員会では、討論はなく、採決の結果、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。 以上で総務文教委員会に付託されました議案3件についての委員長報告を終わります。 なお、不足の点は委員各位より補足をお願いいたします。 ○議長(吉原正幸君) 委員長報告に対して補足説明はありませんか。             〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(吉原正幸君) これより委員長報告に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。             〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(吉原正幸君) これにて質疑を終結いたします。 これより討論に入ります。討論はありませんか。             〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(吉原正幸君) これにて討論を終結いたします。 これより採決を行います。 まず、議案第62号を採決いたします。 本案に対する委員長の報告は原案可決であります。本案は委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。             〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(吉原正幸君) 御異議なしと認めます。 よって、議案第62号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第63号を採決いたします。 本案に対する委員長の報告は原案可決であります。本案は委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。             〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(吉原正幸君) 御異議なしと認めます。 よって、議案第63号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第64号を採決いたします。 本案に対する委員長の報告は原案可決であります。本案は委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。             〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(吉原正幸君) 御異議なしと認めます。 よって、議案第64号は原案のとおり可決されました。                   ◇◇◇ △日程第5 議案第65号 平成16年度小千谷市国民健康保険特別会計補正予算(第1号)について
    △日程第6 議案第66号 平成16年度小千谷市下水道特別会計補正予算(第1号)について △日程第7 議案第67号 平成16年度小千谷市介護保険特別会計補正予算(第1号)について △日程第8 議案第82号 小千谷市道路線の認定について          ……以上4件一括上程 ○議長(吉原正幸君) 日程第5、議案第65号から日程第8、議案第82号までの以上4件を一括して議題といたします。 本4件に関して社会土木委員長の報告を求めます。 風間順一さん。             〔9番 風間順一君 登壇〕 ◆9番(風間順一君) 平成16年第3回定例会社会土木委員会委員長報告を行います。 去る9月7日の本会議において、社会土木委員会に付託されました議案第65号、議案第66号、議案第67号及び議案第82号の以上4件につきまして、本委員会における審査の経過並びにその結果について御報告いたします。 本委員会は9月13日に開催し、関係課長等の出席を求め、慎重に審査いたしました。 それでは、議案第65号 平成16年度小千谷市国民健康保険特別会計補正予算(第1号)について申し上げます。本案は、平成15年度小千谷市国民健康保険特別会計における退職者医療制度に係る療養給付費等交付金の精算に伴い、社会保険診療報酬支払基金に対して交付金の超過交付分を返還する必要が生じたため、国県等支出金過年度分返還金の補正を行うというものであります。審査の過程では、委員外議員から返還金の補正に伴う次年度の療養給付費等交付金への影響について質疑がありました。意見、討論はなく、採決の結果、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、議案第66号 平成16年度小千谷市下水道特別会計補正予算(第1号)について申し上げます。本案は、公共下水道単独事業において、宅地造成行為等による管渠工事量の増に伴う工事請負費の増額補正を行うというものであります。審査の過程では、今年度の下水道工事重点箇所について、東小千谷地区まちづくり計画下水道事業との関連について、下水道事業受益者負担金について、宅地造成行為下水道工事との連携について。委員外議員から排水設備工事の施工業者について、東小千谷地区下水道工事進捗状況及び今後の施工計画について質疑がありました。意見、討論はなく、採決の結果、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、議案第67号 平成16年度小千谷市介護保険特別会計補正予算(第1号)について申し上げます。本案は、平成15年度介護給付費負担金等の精算に伴い、予算補正をしたいというものであります。審査の過程では、償還金の内容について、委員外議員からグループホームの市外施設利用者数と市外からの市内施設利用者数について、県高齢者保健福祉計画の進捗状況における平成19年度基盤整備の量の数値根拠について、生きがい対策介護予防事業の施策と効果等について質疑がありました。意見、討論はなく、採決の結果、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、議案第82号 小千谷市道路線の認定について申し上げます。本案は、宅地開発に伴う道路、県施工バイパス工事に伴う引き継ぎ道路、市及び土地開発公社が築造する道路及び生活関連等の道路を市道に認定するというものであります。審査の過程では、五辺越路線認定後の除雪体制について、旭町東栄線認定後の消雪パイプの管理について、農都共生事業関連路線の用地買収について、関連事項として法定外公共物の払い下げについて、関連事項として豪雨災害発生に伴う、今年度改良工事等への影響について、十二平5号線の県からの引き継ぎについて、委員外議員から旭町東栄線認定に伴い発生する地元負担に関する地元説明について、五辺越路線に接続する路線の越路町の対応について質疑がありました。意見、討論はなく、採決の結果、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。 以上で、社会土木委員会に付託されました議案4件について委員長報告を終わります。 不足の点につきましては、委員各位より補足をお願いいたします。 ○議長(吉原正幸君) 委員長報告に対し補足説明はありませんか。             〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(吉原正幸君) これより委員長報告に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。             〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(吉原正幸君) これにて質疑を終結いたします。 これより討論に入ります。討論はありませんか。             〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(吉原正幸君) これにて討論を終結いたします。 これより採決を行います。 まず、議案第65号を採決いたします。 本案に対する委員長の報告は原案可決であります。本案は委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。             〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(吉原正幸君) 御異議なしと認めます。 よって、議案第65号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第66号を採決いたします。 本案に対する委員長の報告は原案可決であります。本案は委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。             〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(吉原正幸君) 御異議なしと認めます。 よって、議案第66号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第67号を採決いたします。 本案に対する委員長の報告は原案可決であります。本案は委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。             〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(吉原正幸君) 御異議なしと認めます。 よって、議案第67号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第82号を採決いたします。 本案に対する委員長の報告は原案可決であります。本案は委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。             〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(吉原正幸君) 御異議なしと認めます。 よって、議案第82号は原案のとおり可決されました。                   ◇◇◇ △日程第9 議案第68号 平成15年度小千谷市ガス事業会計決算認定について △日程第10 議案第69号 平成15年度小千谷市水道事業会計決算認定について △日程第11 議案第70号 平成15年度小千谷市工業用水道事業会計決算認定について           ……以上3件一括上程 ○議長(吉原正幸君) 日程第9、議案第68号から日程第11、議案第70号までの以上3件を一括して議題といたします。 本3件及び日程第16、請願第9号 政府米の買い入れと備蓄を充実させる意見書提出を求める請願並びに日程第18、請願第10号 アメリカ産牛肉の輸入解禁に反対する意見書提出を求める請願に関して産業経済委員長の報告を求めます。 大平貢さん。             〔7番 大平 貢君 登壇〕 ◆7番(大平貢君) 平成16年第3回定例会産業経済委員会委員長報告を行います。 去る9月7日の本会議において、産業経済委員会に付託されました議案第68号、議案第69号、議案第70号、請願第9号及び請願第10号の以上5件につきまして、本委員会における審査の経過並びにその結果について御報告いたします。 本委員会は9月14日に開催し、関係局長等の出席を求め、慎重に審査いたしました。 まず、議案第68号 平成15年度小千谷市ガス事業会計決算認定について申し上げます。主な建設改良事業としては、都市ガスの安定供給体制をより強化するため、老朽化した旭橋中庄管の増口径添架がえ工事を行っております。ガス冷房の普及については、新たに3件の業務用契約をしております。業務実績は、景気の低迷に加え冷夏暖冬の影響により、前年度に比べ供給戸数は1件減少し、供給量は1.8%減少しております。収益的収支の収益においては、前年度に比べて主たる収入であるガス売り上げが減少したほか、雑収益、受け入れ補償金が減少したことなどにより、収入合計で1.4%減の14億5,580万2,981円となり、これに対し費用は前年度に比べて売り上げ原価、供給販売及び一般管理費、支払利息及び企業債取扱諸費、特別修繕費が減少したことにより、支出合計で1.8%減の13億2,314万2,775円となり、差し引き1億3,266万206円の当年度純利益となりました。審査の過程では、工業用供給量減少の要因について、料金体系について、未収金の件数について、企業債の借換えについて、ガス源の見通しについて、委員外議員からは大口供給料金について、供給原価以下での供給の有無について、新規の業務用契約の内容について、都市ガスとプロパンガスの料金格差について、供給原価の考え方について質疑がありました。意見としては、委員外議員から公共料金であるガス料金体系を議会に答えられないことは納得できないので改善していただきたいとしたものがありました。討論はなく、採決の結果、全員異議なく原案のとおり認定すべきものと決しました。 次に、議案第69号 平成15年度小千谷市水道事業会計決算認定について申し上げます。主な建設改良事業としては、桜町(上)地内を初めとする安定給水の確保を目的とした配水管の布設工事を行っております。 収益的収支の収益においては、前年度に比べて給水収益、補助金、受け入れ補償金が減少したことにより、収入合計で9.1%減の8億1,117万9,614円となり、これに対し費用は前年度に比べて資産減耗費が増加したものの、原水及び浄水費、総係費、支払利息及び企業債取扱諸費、特別修繕費が減少したため、支出合計で3.7%減の7億655万4,807円となり、差し引き1億462万4,807円の当年度純利益となりました。審査の過程では、安定水利権確保に向けた活動内容について、信濃川水系の水質検査について、植林等水をふやすための努力について、経営安全率低下の要因について、供給単価が給水原価を上回った要因について、水道事業としての目標について、委員外議員からは水道未普及地域について、普及率低下の要因について、安定給水確保のための地下水の給水について質疑がありました。意見、討論はなく、採決の結果、全員異議なく原案のとおり認定すべきものと決しました。 次に、議案第70号 平成15年度小千谷市工業用水道事業会計決算認定について申し上げます。業務実績は、給水量は前年度に比べて3.1%増の416万1,474立方メートルであります。収益的収支の収益においては、前年度に比べて給水収益、受託工事収益が増加したことなどにより、収入合計で0.4%増の3億4,935万4,126円となり、これに対し費用は前年度に比べて受託工事費、総係費が増加したものの、原水及び浄水費、支払利息及び企業債取扱諸費が減少したことにより、支出合計で1.8%減の2億8,941万3,553円となり、差し引き5,994万573円の当年度純利益となりました。審査の過程では、無形固定資産の水利権、施設利用権の内容について、建設改良積立金新規計上の理由について、委員外議員からは給水事業所増加の見込みについて、給水量における株式会社新潟三洋電子の占める割合について、工業用水道区域外で給水要望があった場合の対応について質疑がありました。意見、討論はなく、採決の結果、全員異議なく原案のとおり認定すべきものと決しました。 次に、請願第9号 政府米の買い入れと備蓄を充実させる意見書提出を求める請願について申し上げます。本請願は、米の需給と価格安定のため、政府米の買い入れと備蓄を充実させる意見書を、政府に対して提出していただきたいとするものであります。審査の過程では、米の需給と米価の安定について質疑がありました。意見としては、要請事項を備蓄計画に見合う米の買い入れの実施に絞るべきとしたものがありました。討論はなく、採決の結果、賛成多数で本請願は採択すべきものと決しました。 次に、請願第10号 アメリカ産牛肉の輸入解禁に反対する意見書提出を求める請願について申し上げます。本請願は、日本と同水準の検査が実施されない限り、アメリカ産牛肉の輸入解禁に反対する意見書を政府に対して提出していただきたいとするものであります。審査の過程では、国内12頭目のBSE牛の発生について質疑がありました。意見はなく、食の安全は論をまたないので、完全に解決するまでは輸入するべきでないとする賛成討論がありました。採決の結果、全員異議なく本請願は採択すべきものと決しました。 以上で、産業経済委員会に付託されました議案3件、請願2件の計5件について委員長報告を終わります。 不足の点につきましては委員各位より補足をお願いいたします。 ○議長(吉原正幸君) 委員長報告に対して補足説明はありませんか。             〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(吉原正幸君) これより委員長報告に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。             〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(吉原正幸君) これにて質疑を終結いたします。 これより討論に入ります。討論はありませんか。 佐藤勝太郎さん。             〔13番 佐藤勝太郎君 登壇〕 ◆13番(佐藤勝太郎君) ただいま一括上程になりました3議案のうち、議案第68号 平成15年度小千谷市ガス事業会計決算認定について反対の討論を行います。 本議案は、9月14日、産業経済委員会で審査されました。その席上、委員のガス料金体系の質疑に対し、企業秘密なので答弁を差し控えたいとの局長答弁がありました。以前から私はこの問題を取り上げてきましたが、これまで業務用の大口利用があるから一般料金も安くなっているとの答弁が繰り返されてきたところであります。そのとおりであれば、まことに結構なことであり、市民の皆さんが感謝することと思います。私は、それを裏づける資料さえ提供していただければ納得するわけであります。公共料金でありながら、組織ぐるみでひた隠しにする、私には何か異様な感じさえいたします。このような対応は、ガラス張りの市政にはふさわしくなく、本決算認定は承認できません。改善を要求して反対の討論といたします。 ○議長(吉原正幸君) ほかに討論はありませんか。             〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(吉原正幸君) これにて討論を終結いたします。 これより採決を行います。 まず、議案第68号を採決いたします。 本案に対する委員長の報告は認定すべきものであります。本案は委員長報告のとおり決することに賛成の皆さんの起立を求めます。             〔賛成者起立〕 ○議長(吉原正幸君) 起立多数であります。 よって、議案第68号は原案のとおり認定すべきものと決しました。 次に、議案第69号を採決いたします。 本案に対する委員長の報告は認定すべきものであります。本案は委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。             〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(吉原正幸君) 御異議なしと認めます。 よって、議案第69号は原案のとおり認定すべきものと決しました。 次に、議案第70号を採決いたします。 本案に対する委員長の報告は認定すべきものであります。本案は委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。             〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(吉原正幸君) 御異議なしと認めます。 よって、議案第70号は原案のとおり認定すべきものと決しました。                   ◇◇◇ △日程第12 議案第87号 財産(不動産)の取得について ○議長(吉原正幸君) 日程第12、議案第87号を議題といたします。 提出者から提案理由の説明を求めます。 金箱農林課長。             〔農林課長 金箱孝司君 登壇〕 ◎農林課長(金箱孝司君) ただいま上程になりました議案第87号について御説明申し上げます。 本案は、財産の取得についてであります。農村都市共生事業用地として取得するため、地方自治法第96条第1項の規定により、市議会の議決を求めるものであります。 それでは、内容について申し上げます。1は、取得する財産及び数量でありまして、財産は土地であります。数量は6万2,065.30平方メートルで約1万8,774坪であります。 2は、取得する財産の所在でありまして、小千谷市大字塩殿字上ノ原、峠ノ下地内であります。 3は、取得の目的でありまして、農村都市共生事業用地であります。 4は、取得の方法でありまして、買収であります。 5は、取得予定価格は3,014万7,927円であります。 6は、取得の相手方は小千谷市大字塩殿2660番地、阿部一男外29名であります。 なお、参考資料として、取得する財産の配置図及び取得の相手方、数量を添付してございますので、ごらんいただきたいと思います。 なお、配置図の凡例でありますが、斜線部分が今回取得する用地であります。図面のエリアの中で中ほどの点々部分につきましては、田園住宅用地として開発公社での取得エリアとなりますので、本議案の内容に含まれておりませんので、御承知おきをいただきたいと存じます。白抜きの部分は、地権者の要望により、エリアからの除外地であります。 以上、まことに簡単でありますが、説明を終わります。よろしく御審議の上、御承認賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(吉原正幸君) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。 佐藤勝太郎さん。 ◆13番(佐藤勝太郎君) では、農林課長にお聞きします。 この地図を見ますと、取得できなかった部分と、それから地権者により借地する部分とができたわけですが、これによって当初の計画を変更するようなことがなくて済んだんでしょうか、その1点だけお答えください。 ○議長(吉原正幸君) 金箱農林課長。 ◎農林課長(金箱孝司君) ただいまの御質問でありますが、用地交渉する中での対応でありまして、工事に係る変更は特に支障ないというふうに理解しております。 ○議長(吉原正幸君) 猪又周治さん。 ◆15番(猪又周治君) 今ほどの佐藤議員の質問にも関連をしてくるかと思うんですが、私は当初イラスト図その他で記憶しているのは、いわゆる優良田園住宅地といいますか、分譲するところですね。30区画だったでしょうか。それで、絶壁というか、ヒルというか、地図でいいますと南側になるわけじゃなかったかと思うんですが、そこが特に借地部分に変わっているんですが、いわゆるあの分譲する住宅地にこの借地部分がかかっているのかいないのか、かかっているとしたら分譲売り出しの形態が今ほどの佐藤さんの御答弁で基本的に変わりないということですけれども、借地だと売れないわけですね。借地権を売るのかどうかわかりませんけれども、その辺いかがなもんでしょうか。 ○議長(吉原正幸君) 金箱農林課長。 ◎農林課長(金箱孝司君) 今ほどの質問でありますが、田園住宅の用地につきましては買収をいたしまして、分譲するわけでありますので、今ほどの質問のように田園住宅の部分については借地はございません。 以上であります。 ○議長(吉原正幸君) 塚田喜信さん。 ◆23番(塚田喜信君) 非常に広大な土地をまとめられたわけですが、この種のものは総論賛成、各論になると先祖伝来の土地云々で、まとめには大変難儀をされたと思いますが、そこでお尋ねしますが、これから予算が通ってから正式に買収をするわけでしょうが、地目別の買収単価、予定価格、それからなぜ借地をしなけりゃならないのか、借地契約は何年契約になっているのか、借地料は平方メートル当たりどういうことになっているか、その点お伺いします。 ○議長(吉原正幸君) 金箱農林課長。 ◎農林課長(金箱孝司君) 今ほどの1点目の地目別の単価ということでありますが、現況の畑で1平方メートルで460円、原野で350円、山林で175円の単価設定であります。 なお、借地につきましては、契約上は1年ごとの更新ということであります。現在借地を予定しております地権者の皆さんとの協議の中では、市で借地をしております山本山の草地等を参考にいたしまして、平方メートル当たり3.03円というところで契約を進めたいというふうに考えております。 ○議長(吉原正幸君) 西沢代三さん。 ◆14番(西沢代三君) 示された位置図につきましては、ごらんのように地権者から同意をいただけなかった空白部分がございます。周辺が全部買収されているにもかかわらず、そのようなケースがあるということは、土地の活用上、問題があるのではなかろうかと思いますが、それが第1点でございます。 それから、地権者がこの買収に応じず、いわゆる固執する理由、この2点についてお聞かせ願います。 ○議長(吉原正幸君) 金箱農林課長。 ◎農林課長(金箱孝司君) 除外地の活用上の問題があるかというところでありますが、配置図でごらんいただきますように、私どもの計画上では特に支障がないというふうに理解しております。 それから、この理由でありますが、用地交渉の際に当たりましては、御本人が強い農業志向といいますか、畑の作付に対しての強い意向がありまして、そういったことからエリアからの除外をしたというところであります。 ◆23番(塚田喜信君) 課長、先ほどなぜ貸借契約、買収しないで借地にしなきゃならないか、その理由。 ◎農林課長(金箱孝司君) 大変失礼いたしました。借地の理由でありますが、地権者との交渉上、御本人がどうしても土地を残したいというようなことで、再三お願いをいたしましたが、事業上の影響がないということではございませんが、計画しております田園住宅あるいはクラインガルテン以外の周辺の用地でありますので、そういったことから協議の上、借地で対応したというところであります。 提案の説明の中で、恐縮でありますが、6の取得の相手方の阿部一男さんの住所地を「大字塩殿2660番地」と申し上げましたが、「塩殿甲2660番地」と訂正をお願いいたします。 ○議長(吉原正幸君) これにて質疑を終結いたします。 お諮りいたします。ただいま議題となっております議案第87号については、会議規則第37条第2項の規定により、委員会の付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。             〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(吉原正幸君) 御異議なしと認めます。 よって、議案第87号については委員会の付託を省略することに決しました。 これより討論に入ります。討論はありませんか。             〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(吉原正幸君) これにて討論を終結いたします。 これより議案第87号を採決いたします。 本案は原案のとおり決することに御異議ありませんか。             〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(吉原正幸君) 御異議なしと認めます。 よって、議案第87号は原案のとおり可決されました。                   ◇◇◇ ○議長(吉原正幸君) 暫時休憩します。午前10時47分  休憩          午前11時00分  開議 ○議長(吉原正幸君) 再開します。休憩前に引き続き会議を開きます。 △日程第13 発議案第7号 地方分権推進のための「国庫補助負担金改革案」の実現を求める意見書 ○議長(吉原正幸君) 日程第13、発議案第7号を議題といたします。 提出者から提案理由の説明を求めます。 渡辺清人さん。             〔1番 渡辺清人君 登壇〕 ◆1番(渡辺清人君) 発議案第7号 地方分権推進のための「国庫補助負担金改革案」の実現を求める意見書について御説明いたします。 平成16年度における国の予算編成は、「三位一体の改革」の名の下に、本来あるべき国・地方を通ずる構造改革とは異なり、国の財政健全化方策に特化されたものと受け取らざるを得ず、著しく地方の信頼関係を損ねる結果となりました。 こうした中、政府においては、去る6月4日に「経済財政運営と構造改革に関する基本方針2004」が閣議決定され、「三位一体の改革」に関連して、概ね3兆円規模の税源移譲を前提として、地方公共団体からの具体的な国庫補助負担金改革を取りまとめることが要請されたところです。 地方六団体は、この要請に対し、去る8月24日に、国と地方公共団体の信頼関係を確保するための一定条件を下に、地方分権の理念に基づく行財政改革を進めるため、税源移譲や地方交付税のあり方、国による関与・規制の見直しに関する具体例を含む「国庫補助負担金等に関する改革案」を政府に提出したところです。 よって、国においては、三位一体の改革の全体像を早期に明示するとともに、地方六団体が取りまとめた今回の改革案と我々地方公共団体の思いを真摯に受止められ、以下の前提条件を十分踏まえ、その早期実現を求めるものであります。 1、国と地方の協議機関の設置、2、税源移譲との一体的実施、3、確実な税源移譲、4、地方交付税による確実な財政措置、5、施設整備事業に対する財政措置、6、負担転嫁の排除、7、新たな類似補助金の創設禁止、8、地方財政計画作成に当たっての地方公共団体の意見の反映。 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出します。皆様の御賛同よろしくお願いいたします。 ○議長(吉原正幸君) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。             〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(吉原正幸君) これにて質疑を終結いたします。 お諮りいたします。ただいま議題となっております発議案第7号については、会議規則第37条第2項の規定により、委員会の付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。             〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(吉原正幸君) 御異議なしと認めます。 よって、発議案第7号については委員会の付託を省略することに決しました。 これより討論に入ります。討論はありませんか。             〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(吉原正幸君) これにて討論を終結いたします。 これより発議案第7号を採決いたします。 本案は原案のとおり決することに御異議ありませんか。             〔「異議なし」「異議あり」と呼ぶ者あり〕 ○議長(吉原正幸君) 暫時休憩します。午前11時04分  休憩          午前11時05分  開議 ○議長(吉原正幸君) 再開します。休憩前に引き続き会議を開きます。 これより発議案第7号を採決いたします。 本案は原案のとおり決することに賛成の皆さんの起立を求めます。             〔賛成者起立〕 ○議長(吉原正幸君) 起立多数であります。 よって、発議案第7号は原案のとおり可決されました。 なお、この意見書の提出先については、議長に御一任くださるようお願いいたします。                   ◇◇◇ △日程第14 発議案第8号 公教育としての私立高校を守り発展させるため、私学助成の増額と拡充を求める意見書 ○議長(吉原正幸君) 日程第14、発議案第8号を議題といたします。 提出者から提案理由の説明を求めます。 佐藤勝太郎さん。             〔13番 佐藤勝太郎君 登壇〕 ◆13番(佐藤勝太郎君) 提出者として、発議案第8号 公教育としての私立高校を守り発展させるため、私学助成の増額と拡充を求める意見書の御説明を申し上げます。 本意見書は、総務文教委員会で協議いたしました陳情第6号 公教育としての私立高校を守り発展させるため、私学助成の増額を求める意見書提出に関する陳情によって提出するものであります。例年の意見書と同趣旨のものでありますので、意見書案を朗読し、提案にかえさせていただきます。 日本の公教育は、公立学校と私立学校の両輪によって支えられ、発展してきました。今日、全国では約3割の高校生が私学で学んでおり、私学は公教育に重要な役割を担っています。 しかし、私立高校における初年度納入金の全国平均額は68万円と公立の5.8倍にものぼり、保護者の学費負担はもはや限界の状況となっています。さらに今日、長引く不況は保護者の家計を直撃し、学費の長期滞納や経済的理由による退学など、深刻な事態を引き起こしています。 その上、政府の「三位一体改革」により私学助成の削減が行われれば、学費負担のいっそうの増大を招くとともに、教育条件の低下にも繋がりかねません。 私立高校に対しては、私立学校振興助成法が制定され、「教育条件の維持・向上、学費負担の軽減」を目的に、私学助成が増額・拡充されてきたものであります。 行政機関におかれましては、教育条件の向上・改善、保護者負担の軽減及び私学経営の健全化のために、現行の私学助成制度を尊重しつつ、私学助成の増額・拡充に努力されるよう強く要望します。 以上でありますが、全員の皆さんの御賛同で可決していただきますようお願い申し上げます。 ○議長(吉原正幸君) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。             〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(吉原正幸君) これにて質疑を終結いたします。 お諮りいたします。ただいま議題となっております発議案第8号については、会議規則第37条第2項の規定により、委員会の付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。             〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(吉原正幸君) 御異議なしと認めます。 よって、発議案第8号については委員会の付託を省略することに決しました。 これより討論に入ります。討論はありませんか。             〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(吉原正幸君) これにて討論を終結いたします。 これより発議案第8号を採決いたします。 本案は原案のとおり決することに御異議ありませんか。             〔「議長休憩」と呼ぶ者あり〕 ○議長(吉原正幸君) 暫時休憩します。午前11時09分  休憩          午前11時10分  開議 ○議長(吉原正幸君) 再開します。休憩前に引き続き会議を開きます。 発議案第8号を採決いたします。 本案は原案のとおり決することに賛成の皆さんの起立を求めます。             〔賛成者起立〕 ○議長(吉原正幸君) 起立多数であります。 よって、発議案第8号は原案のとおり可決されました。 なお、この意見書の提出先については、議長に御一任くださるようお願いいたします。                   ◇◇◇ △日程第15 発議案第9号 政府米の買い入れと備蓄を充実させる意見書 ○議長(吉原正幸君) 日程第15、発議案第9号を議題といたします。 提出者から提案理由の説明を求めます。 駒井冨士夫さん。             〔4番 駒井冨士夫君 登壇〕 ◆4番(駒井冨士夫君) 発議案第9号の政府米の買い入れと備蓄を充実させる意見書に対して御説明を申し上げます。 平成15年度の米価は、冷夏の影響とJAS法の改正に伴い、産地指定が厳しくなった等で一時的な暴騰となりました。ところが、今年度は一転して豊作貧乏となって、農協買い入れ価格は昨年度より60キロ当たり3,700円も低額で、精算時では更に拡大することが予想されます。 この要因として、米不足が明らかになった昨年の9月以降、政府が不足分を大幅に上回る105万トン以上の備蓄米を放出し、いまだに放出を続けていることです。また、平成15年産米の政府買い入れは、目標10万トンに対して、6,000トンにすぎませんでした。 政府米を買い入れず、必要以上に備蓄米を放出し続けることが、市場に米をあふれさせ、深刻な米価下落を引き起こしています。豊作の今年度こそ備蓄米を増量して災害に備えてはいかがでしょうか。そのことが今年度の米価下落を救う道です。 産地は、価格下落におののき、流通業者は米が動かないと嘆き、経営への打撃は深刻です。今年は「米改革」の初年度ですが、こうした状況を放置するなら、政府が育成の対象としている「担い手農家」も、担い手からはずれる多くの農家も経営が破綻して、あらゆる改革の土台を突き崩すことは明白であります。 米をめぐる異常事態に際し、下記の事項について要請をしたいと思います。 政府は、米の需給と価格の安定に責任を果たすこと。政府自身が決めた「備蓄計画」に見合う米の買い入れを実施して、米価の安定に早急に取り組むことをお願いしたいと思います。 地方自治法第99条の規定により意見書を提出したいと思います。多くの皆さんの賛同をよろしくお願いを申し上げます。 ○議長(吉原正幸君) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。             〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(吉原正幸君) これにて質疑を終結いたします。 お諮りいたします。ただいま議題となっております発議案第9号については、会議規則第37条第2項の規定により、委員会の付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。             〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(吉原正幸君) 御異議なしと認めます。 よって、発議案第9号については委員会の付託を省略することに決しました。 これより討論に入ります。討論はありませんか。             〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(吉原正幸君) これにて討論を終結いたします。 これより発議案第9号を採決いたします。 本案は原案のとおり決することに御異議ありませんか。             〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(吉原正幸君) 御異議なしと認めます。 よって、発議案第9号は原案のとおり可決されました。 なお、この意見書の提出先については、議長に御一任くださるようお願いいたします。                   ◇◇◇ △日程第16 請願第9号 政府米の買い入れと備蓄を充実させる意見書提出を求める請願 ○議長(吉原正幸君) 日程第16、請願第9号を議題といたします。 お諮りいたします。本請願は、ただいま議決されました意見書と同趣旨のものでありますので、採択されたものとみなしたいと思います。これに御異議ありませんか。             〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(吉原正幸君) 御異議なしと認めます。 よって、請願第9号は採択されたものとみなします。                   ◇◇◇ △日程第17 発議案第10号 アメリカ産牛肉の輸入解禁に反対する意見書 ○議長(吉原正幸君) 日程第17、発議案第10号を議題といたします。 提出者から提案理由の説明を求めます。 柳田宏光さん。             〔6番 柳田宏光君 登壇〕 ◆6番(柳田宏光君) 発議案第10号 アメリカ産牛肉の輸入解禁に反対する意見書を説明させていただきます。 詳細につきましては、お手元に配付されております資料のとおりでありますが、一部訂正をお願いいたします。昨日奈良県におきまして国内で13頭目のBSE牛が確認されました。つきまして、「12頭」となっているところを「13頭」に改めていただきたいと思います。 このたびのことからもわかりますように、全頭検査がBSE牛を発見する最善の策であると思います。つきまして、アメリカ牛の全頭検査に及ばない牛肉は、輸入禁止を継続することを要請したいと思います。 つきましては、地方自治法第99条に基づきまして意見書を提出させていただきたいと思いますので、議員全員の賛成をお願いいたします。よろしくお願いします。 ○議長(吉原正幸君) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。             〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(吉原正幸君) これにて質疑を終結いたします。 お諮りいたします。ただいま議題となっております発議案第10号については、会議規則第37条第2項の規定により、委員会の付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。             〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(吉原正幸君) 御異議なしと認めます。 よって、発議案第10号については委員会の付託を省略することに決しました。 これより討論に入ります。討論はありませんか。             〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(吉原正幸君) これにて討論を終結いたします。 これより発議案第10号を採決いたします。 本案は原案のとおり決することに御異議ありませんか。             〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(吉原正幸君) 御異議なしと認めます。 よって、発議案第10号は原案のとおり可決されました。 なお、この意見書の提出先については、議長に御一任くださるようお願いいたします。                   ◇◇◇ △日程第18 請願第10号 アメリカ産牛肉の輸入解禁に反対する意見書提出を求める請願 ○議長(吉原正幸君) 日程第18、請願第10号を議題といたします。 お諮りいたします。本請願は、ただいま議決されました意見書と同趣旨のものでありますので、採択されたものとみなしたいと思います。これに御異議ありませんか。             〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(吉原正幸君) 御異議なしと認めます。 よって、請願第10号は採択されたものとみなします。                   ◇◇◇ △日程第19 発議案第11号 「食料・農業・農村基本計画」見直しに関する意見書 ○議長(吉原正幸君) 日程第19、発議案第11号を議題といたします。 提出者から提案理由の説明を求めます。 本田剛さん。             〔3番 本田 剛君 登壇〕 ◆3番(本田剛君) 発議案第11号 「食料・農業・農村基本計画」見直しに関する意見書について説明申し上げます。 「新たな食料・農業・農村基本計画」を検討する「食料・農業・農村政策審議会企画部会」は、8月10日に中間論点整理をまとめました。 この整理は、農林水産省の「食料・農業・農村審議会」が、来年の3月に策定される新基本計画の答申に向けて検討作業を進めているもので、審議会の提言が農政改革の行方を大きく左右するものとなっています。 基本計画の最大の課題である、食料自給率については今後の課題として扱われ、向上に向けた現状の分析や、この間の取り組みの総括については先送りされており、担い手の位置付けでは食料自給率の向上に結びつくのか明確に示されていません。 また、品目横断的な所得補償を軸に戦後からの農政を、全面的に見直す内容となっています。農業に必要以上の市場原理を導入することは、日本農業の崩壊につながる重大な問題を含んでいます。 改革方向の中で、担い手農家の定義と範囲を認定農業者(全国18万人余り)を基本とし、集落営農も加味する方向ではありますが、その方向だけで現在の農村・集落における地域農業の健全な発展に寄与できるかが、大きな問題となります。 農地制度の改革で、株式会社の農地所有については両論併記で可能性を残すなど、現在の生産現場を無視した政策方向を示した内容であると言わざるを得ません。 各地域で中核的な農家と地域資源を共同で支える家族農家が安定的に共存しない限り、自給率の向上には結びつかないことは火を見るよりも明らかなことです。 よって、国会及び政府におかれては、基本計画の見直しにあたっては、「食料・農業・農村基本法」に基づき、食料自給率の引き上げに結びつく施策を展開することが、日本農業の再生・発展につながることと確信し強く要望致します。 なお、記1、2、3、4番の内容につきましては、皆さんに配付しましたとおりであります。説明は省略させていただきます。 以上でありますが、皆様の御賛同で本意見書を可決していただきますようお願い申し上げます。 ○議長(吉原正幸君) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。             〔「なし」と呼ぶ者あり〕
    ○議長(吉原正幸君) これにて質疑を終結いたします。 お諮りいたします。ただいま議題となっております発議案第11号については、会議規則第37条第2項の規定により、委員会の付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。             〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(吉原正幸君) 御異議なしと認めます。 よって、発議案第11号については委員会の付託を省略することに決しました。 これより討論に入ります。討論はありませんか。 米山厚さん。             〔22番 米山 厚君 登壇〕 ◆22番(米山厚君) 私は、最後の記のところの4番目、担い手・農地制度の見直しについての株式会社の農地取得に道を開く農地制度改正は絶対に行わないことというのに対して私は反対です。 今の状態では、農家だけではもはや山間地の農地を維持することはできない状態で、ある程度株式会社に道を開かない限り、農地の維持管理はできないと私は思っております。そういう意味で、私はこの意見書に反対いたします。 ○議長(吉原正幸君) 佐藤勝太郎さん。             〔13番 佐藤勝太郎君 登壇〕 ◆13番(佐藤勝太郎君) 本発議案に賛成の討論を行います。 私は、株式会社の農地参入には反対でありまして、たとえ株式会社が入ったとしても、効率の悪い中山間地には絶対来ない、場所のいいところだけしかやりません。ますます農家の人たちの経営がやりにくくなるということで、本意見書に賛成いたします。 以上であります。 ○議長(吉原正幸君) ほかに討論はありませんか。             〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(吉原正幸君) これにて討論を終結いたします。 これより発議案第11号を採決いたします。 本案は原案のとおり決することに賛成の皆さんの起立を求めます。             〔賛成者起立〕 ○議長(吉原正幸君) 起立多数であります。 よって、発議案第11号は原案のとおり可決されました。 なお、この意見書の提出先については、議長に御一任くださるようお願いいたします。                   ◇◇◇ △日程第20 発議案第12号 小千谷市議会議員定数条例の一部を改正する条例の制定について ○議長(吉原正幸君) 日程第20、発議案第12号を議題といたします。 提出者から提案理由の説明を求めます。 岩渕清さん。             〔10番 岩渕 清君 登壇〕 ◆10番(岩渕清君) ただいま上程になりました発議案第12号 小千谷市議会議員定数条例の一部を改正する条例の制定について、提出者として検討の過程、考え方等、提案理由の御説明を申し上げます。議員各位の御理解、御賛同を賜りますようお願い申し上げます。 御承知のように、市議会議員の定数は、本市の場合、地方自治法第91条の規定により上限を26人とされており、これを現在小千谷市議会議員定数条例において23人と定めているところであります。 御案内のように、国においては明治以来続いてきた中央省庁主導の縦割りの画一行政システムを地域社会の多様な個性を尊重する住民主導の個性的で総合的な行政システムに改めるため、省庁再編や地方分権の推進が行われており、住民に最も身近な自治体である市町村にも自己決定、自己責任の原則のもとに、安定的に行政サービスを行うため行財政基盤の強化や効率的な行政体制の整備を求め、平成11年には市町村の合併の特例に関する法律の改正を含むいわゆる地方分権一括法を成立させ、市町村の合併を推進しているところであり、本県内市町村においても特例期限が迫っている中で、合併議論が活発化されておりますことは、各位御承知のとおりであります。 こうした中にあって、平成15年11月25日、塚田議員から吉原議長あてに、小千谷市議会議員の定数の減少について検討されたいとした要望書の提出がなされました。その説明として、当小千谷市議会の市町村合併問題調査特別委員会は、去る9月定例会において自立の方向を多数決で採択いたしました。あわせて、本日市長からも自立方針が示されました。市町村合併問題がいかなる方向に進められようと、行財政改革への取り組みは議会が率先して範を垂れねばならない課題であります。特に自立の道を選択した場合、一層その責めが求められます。議会の自主的判断で取り組める課題として、まず議員定数の減少を上げねばならないと思われます。議長においては、議会内に早急に検討機関を設置して、議会の権能を損ねない減少について御配慮くださるよう要望いたします。としたものでありましたことは、各位御承知のとおりであります。 そこで、議長はこれが検討のため、平成15年11月28日、各会派代表者会議を招集して、定数の減少、検討の仕方等について協議がなされ、第2回目の代表者会議において基本的な事項、すなわち定数削減の必要性、特別委員会設置の有無、改正議決の時期等、具体的な事項について協議し、検討の仕方については種々議論いたしましたが、各会派代表者会議において検討することとし、平成16年9月1日までに計6回の各会派代表者会議を開催して検討してまいった次第であります。 検討の過程では、定数減の必要性については反対としたものが1会派、他の7会派はやむなしとし、削減数は3人以内から8人までがあり、改正議決の時期については急ぐべきでないとしたものがあったほかは、大方が9月議会で行うこととしたところであります。 さてそこで、改正に当たっての考え方についてでありますが、一つ、依然として経済は低迷し、国、地方ともに厳しい財政状況にあり、国は三位一体改革を断行していること。二つ、本市の議会では、現時点では市町村合併は見送ることとし、その際、合併の有無にかかわりなく行財政改革を進め、計画的、重点的かつ効率的な行財政の執行に努めなければならないと付言したところであり、住民も行政も議会も、ともども痛みを分かち合わなければならないこと。三つ、住民からの要望があり、早急にそれにこたえること。四つ、議会は、地方公共団体の重要な意思を決定する機関であることにかんがみ、議会の使命、すなわち地方公共団体の重要な意思を決定する機関であること、本来的な権能、すなわち住民の代表機関としての立法権、議決権のほか地方公共団体の行政の執行に対して監視権限等、住民の権利利益の擁護の機能を果たすこと、運営機能、委員会構成等を損なわないよう配慮したこと等であります。 それでは、発議案第12号を別紙により御説明申し上げます。 小千谷市議会議員定数条例の一部を改正する条例であります。 小千谷市議会議員定数条例(平成14年小千谷市条例第22号)の一部を次のように改正するものであります。 本則中「23人」を「19人」に改めるものであります。 附則といたしまして、この条例は、公布の日から施行し、次の一般選挙から適用するものであります。 以上、地方自治法第112条及び小千谷市議会会議規則第14条の規定により提出いたします。よろしく御審議の上、御賛同賜りますようお願いを申し上げます。(拍手) ○議長(吉原正幸君) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。 佐藤勝太郎さん。 ◆13番(佐藤勝太郎君) それでは、何点かにわたって提出者にお聞きしたいと思います。 実は、きょう私この場で提出者の提案理由を聞くまでは、その中身については全くわかりませんでした。ただ、4人減らす案が出るということだけ知っておりました。ですので、発言通告は出しておりませんので、御了解をいただきたいと思います。 それでは、第1点目であります。ただいま23人を19人にする、4人減らすと言われましたが、この4人減らす根拠は何なのかお聞きしたいと思います。 2番目、この削減によって市民が受けるメリットはどういうものがあるのか、これをお聞かせください。 それから、3番目、住民の意思を反映する機能が当然議会にあるわけですが、定数が減らされ、議員が少なくなればなるほど、この機能低下は否めないわけです。どのような形でこれを補っていくかお答えください。 それから、4番目、執行機関に対する批判や監視機能、チェック機能とも言いますけれども、これも低下することは避けられないと思いますが、どのように対処するかお聞かせください。 5点目、現実に常任委員会がやられておりますが、私自身はそれに参加しまして、もっと活性化する必要があるというふうに常日ごろ考えております。人数が減れば、その点大変になると思うんですけども、提出者としてどのようにお考えかお聞きしたいと思います。 以上であります。 ○議長(吉原正幸君) 岩渕清さん。 ◆10番(岩渕清君) それでは、何点か質問がございましたので、お答えをいたしたいと思います。 まず、1点目の4人減らす根拠でありますが、これはいろいろ文献なんかを見てみましても、確たる根拠はないというふうに規定をされています。自治法では、上限を26名と定めておって、それ以内は条例で定めなさいと、こういっています。 そこで、冒頭にも申し上げましたように、これまで6回の各派の代表者会議を議長が招集して、それぞれ3人以内から8人という数字が出されて、その中でいろいろ検討した中での4名減というふうに大局的な数値がまとまったわけであります。皆様方の協議の結果でまとまったわけでありますので、その点そういうことでお答えをさせていただきたいと思っています。 市民が受けるメリットということでございますが、これはそれぞれ考え方があるかと思うわけでありますが、それは多ければ多いほど、じゃメリットがあるのかというと、私は決してそうじゃないだろうと。あくまでも適正規模で議会運営がなされるということが、市民が最も受けるメリットだろうと、こう思っております。 減らされることによる機能の低下ということでありますが、これやっぱり、私は減らされたから機能が低下するとは考えておりません。あくまでも19名の議員がそれぞれの役割分担をしながら、そして市民の代弁者として議会の権能を果たすことによって、この機能低下というのは考えられないというふうに考えています。 執行機関のチェック機能の低下ということでありますが、今ほど申し上げたことと重複いたしますので、御理解いただきたいなと思うわけでありますが、減員をしたから機能が低下するとは考えておりません。 常任委員会については、私質問者に失礼ですが、最後までの質問の趣旨がちょっと不明確でありましたので、もう一回お願いしたいと思います。 ◆13番(佐藤勝太郎君) それでは、5番目の質問に対してもう一度繰り返しますが、私は現実の常任委員会に参加してみても、もっともっと活性化する必要があると思っていますが、これがさらに人員が減ることになれば、そこら辺が大変になるんじゃないかということでどういうふうにお考えですかということを聞きたいわけです。 ◆10番(岩渕清君) 大変失礼いたしました。 先ほどの提案の中での考え方にも触れておりますけども、運営機能等を損なわないことということも十分配慮いたしまして、そしてこれまでの検討の中でも、やっぱり現在三つの常任委員会があるわけでありますから、まず基本的には三つの常任委員会を基本に考えて、こういうことでいろいろ私自身は検討してまいったわけでありますし、大方の皆さんもそういうことで御賛同をいただいたというふうに考えております。したがって、19名ということになりますと、7名の6名の6名ですか、こういう形になろうかと思いますが、これは議会の中でどういうふうに人員配分をするかはこれからの問題だと思っておりますが、私はそういうことで十分機能は果たせると。冒頭申し上げましたように、3人以内から8人ということであったわけでありますから、その辺もいろいろしんしゃくをした中で4名減と、こういうふうにさせていただいたわけであります。 以上です。 ◆13番(佐藤勝太郎君) それでは、この1点目の4人削減の根拠でありますが、私は議員定数は議会制民主主義の根幹にかかわる重要問題だというふうに考えております。ですから、少なければ少ないほどいいとは考えておりません。法で決められてある上限26人、そこにあるのが一番私は最善だというふうに考えています。 そこでお聞きしたいんですが、この4人にした経過につきましては、仄聞するところ、3人の案と5人の案が出てきたと。なかなかまとまらないので、妥協点として協議して4人にしたと。私こんなことで市民の代表を削っていいのか、まことに不思議なわけです。先ほども言いましたように、議員定数は議員だけのもんじゃないんです。市民のものなんです。それを議員が勝手に妥協の産物として4人減らそうと、そうしようじゃないかと、私はこういうことは許されるべきことではないと思ってお聞きしたわけです。もう一度この点を明らかにしていただきたい。 それから、二つ目の削減によって受ける市民のメリットについては、何ら具体的なお答えがありません。ということは、私はないんだなというふうに理解をいたしました。 それから、三つ目の住民の意思を反映する機能低下、これも下がることは否めないと。これはどんな強弁されても、少なければ少ないほど、議員1人当たりの住民の数が多くなりますから、これは当たり前だと思います。 そこで、提出者にお聞きしますけど、私この「地方議会への26の処方箋」というのを議会事務局のあっせんで求めまして読ませてもらいました。提出者は、この本は目を通しておられますか。             〔「いや、ないです」と呼ぶ者あり〕 ◆13番(佐藤勝太郎君) 実は、この中で野村稔さん、この方は全国都道府県議長会の議事調査部長を長年務めた方ですね、この方が書いておられます。私これ非常に啓発されたんですけど、この中で議員の減少は歓迎すべきことなのかということで、次のように言っているんです。議員定数についての理論的根拠、あるべき基準が明示されていればよいが、残念ながらない。このため各議会が自主的判断で減数をしている。現状は大多数の地方議会が減少させているため、減少が善で地方自治法に基づき、法定定数どおりの議員数としているのは適正でないかのような印象を受けている。変な話だ。私もそう思います。減数によって浮く金額に目をとられ、反対に住民意思の反映機能、執行機関に対する批判、監視機能の低下についての検討がおろそかになっているのではないかと心配する。定数の減少ばかりが議会の改革ではないと言って6項目ほど提案をしております。 そこで、再びお聞きするんですけども、先ほど岩渕議員は住民の意思を反映する機能も執行機関に対する機能も低下しないと言われましたけども、これ全国的に見てですね、大所高所から見ている方がこういう提言されているんですが、それでもなおかつあなたは全然そういう影響がないというふうに表明されるのかどうか聞きたいと思います。とりあえずその4点についてお聞きします。 ◆10番(岩渕清君) まず、1点目の3人から5人というふうな話の中で、その間をとったんじゃないかと、こういうことでありますが、先ほども申し上げておりますように、3人以内から8人という中で議論をいたしたわけであります。そして、先ほどの答弁と重複いたしますが、議会の運営等も考慮しながら参加をされて、検討をされた方々の合意のもとに19人ということになったわけでありますから、決して安易に真ん中をとったんじゃないかなんていうことではございませんので、その点ひとつ御理解をいただきたいと思います。 それから、市民の受けるメリット、機能の低下等々についていろいろお話ございました。これはやっぱりその人、人の考え方がきっと私はあると思うわけであります。それぞれの見解もあるわけでありますから、先ほど申し上げましたように、多ければすべて多い方がいいということには私はつながらない。今回の定数問題の検討についても、いろいろ市民も行政も議会もそれぞれ今日的な状況の中ではお互い痛みを分かち合わなければならんと、こういうことが言われているわけでありますので、そういう点を見て検討させていただいたと。 そして、さらに市民の中からも議会の定数というのは一体今どう考えているんだという、そういう声も私は聞いております。現実的には市長が昨年合併問題について地域別説明会を行った際にも、議会はどうなるんだという質問もあったように聞いております。また、市の公の委員会の中なんかでも、議会というのは一体どう考えているんだというような声もあったそうでありますが、それは議会のことだということで当局の方ではそのことについては言及していないやにもお聞きをしているわけであります。そういう今の社会情勢の中からいろいろ考えてみた結果が、この議員定数の削減というのは、これは避けて通れない時代だと、こういうふうに判断をいたしているわけでありますので、そんな点でひとつ御理解をいただきたい。 そして、今学者のお話もございましたが、私はそういう学者じゃありませんので、そういう高度な考え方は持ち合わせておりません。先ほど申し上げたとおりでございます。 ○議長(吉原正幸君) ほかに質疑はありませんか。             〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(吉原正幸君) これにて質疑を終結いたします。 お諮りいたします。ただいま議題となっております発議案第12号については、会議規則第37条第2項の規定により、委員会の付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。             〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(吉原正幸君) 御異議なしと認めます。 よって、発議案第12号については委員会の付託を省略することに決しました。 これより討論に入ります。討論の通告がありますので、順次発言を許します。 風間順一さん。             〔9番 風間順一君 登壇〕 ◆9番(風間順一君) 私は、ただいま上程になりました発議案第12号 小千谷市議会議員定数条例の一部を改正する条例の制定について賛成の討論を行います。 提案理由の説明においても詳細に述べられておりますように、現在までに合計6回の各派代表者会議が開かれ、その都度各会派においても慎重に検討を重ねてきておるところであります。 私たちの会派においての検討結果を申し上げてみますと、国は分権改革を推し進めている。法で定められた定数26名から見れば7名の減員となり、議員の活動範囲も拡大するが、これからは住民の代表機関である市町村行政が、いかに住民の信託にこたえるか、議員も職員も一層の研さんに努め、高い知識、教養を身につけ、住民の奉仕者として活動しなければならない。そして、組織の簡素化、効率化を図り、行政コストの削減に取り組み、近代化を図り、公の施設の民営化や民間委託を行って、新しい市町村を確立していかなければならない。定数削減やむなしとの結論に達しました。この定数条例の改正が行財政改革の先駆けとならんことを切に希望し、賛成討論といたします。(拍手) ○議長(吉原正幸君) 以上で通告による討論は終わりました。 ほかに討論はありませんか。 佐藤勝太郎さん。             〔13番 佐藤勝太郎君 登壇〕 ◆13番(佐藤勝太郎君) 私は、発議案第12号 小千谷市議会議員定数条例の一部を改正する条例の制定について反対の討論を行います。 まず、議員定数削減が果たして市民のためになるかどうかであります。市議会は、市政を推進する不可欠の機関であり、市議会議員は市民の代表であります。議会は住民の意思を反映する機能と執行機関に対する批判と監視の機能を持っています。よって、定数は法律によって定められておりますが、定数削減によって住民の意思を議会に反映する機能が低下することは明らかだと思っております。 また、執行機関に対する批判、監視機能、つまりチェック機能も低下することは避けることはできません。市長の後ろには有能な課長さん初め、数百名の市の職員がおられます。一方、議員は23人が定数であります。一般質問を聞いた傍聴者からは、市長とのやりとりを聞いて、大人と子供の闘いだなという感想を漏らした方もおられます。私は、現在でもそれらの機能が十分発揮されているとは考えておりませんが、さらに低下することは当然であります。 また、定数削減を行革の延長線上にとらえているとしたら、これも筋違いであります。議会をなくすことはできませんが、たとえなくしたとしても議会費は全予算の1%にすぎません。99%の行政経費とは比較にならないものがあります。市民の間からは、議員に対する厳しい批判があり、そこから議員を減らせという声があることは承知しております。実際議会傍聴した方から直接そういう意見も伺っています。しかし、こうした批判は定数を減らしても決してなくなるものではありません。これまで何度となく定数削減をやっても、少しも事態が変わらないことが、それを示しております。自立を選択したから定数削減という議員から、新しいまちづくりや産業興しなどの意見が全く聞かれないことを非常に残念に思うのであります。 以上、本議案に反対いたします。 ○議長(吉原正幸君) 新保好雄さん。             〔17番 新保好雄君 登壇〕 ◆17番(新保好雄君) ただいま上程されました発議案第12号 小千谷市議会議員定数条例の一部を改正する条例の制定について反対の立場で討論いたします。 議員の削減については、かねてから論議がありました。特に市町村合併問題等を絡めた中で他市町村でも議論を呼んでおります。合併問題については、当初は川口町とのことで進められてきましたが、川口町が当面は合併しないということで実現しませんでした。その後長岡市との合併についても特別委員会で審議してきましたが、当面は合併しないことになりました。なお、当局も議会の決定を尊重し、同様のスタンスで自立に向けた方針を決め、今日に至っております。 自立の道を選択した当市は、財政問題では地方交付税の減額、補助金の削減等、厳しい財政の中、予算を編成しなければならない実態で、行政改革等で経費を節減して市民サービスの維持向上を図るため努力していることは御案内のとおりであります。当然議会としても同様の立場から議員定数について削減し、見直しをしなければならないという認識をしたところであります。そうした中、次回の選挙までには定数削減を実現させるという機運が高まってきました。こうした中、各派代表者会議の中で論議がされてきたことは御案内のとおりであります。 しかし、私たち市政クラブでは、削減についてはやむなしの考えですが、条例改正の時期については、もっと慎重に審議すべきで、急ぐべきではないと主張してきました。しかし、こうした中、発議案が提案されました。 よって、発議案第12号については反対いたします。 ○議長(吉原正幸君) 大平貢さん。             〔7番 大平 貢君 登壇〕 ◆7番(大平貢君) 私は、ただいま上程になっております発議案第12号について反対の討論が2件ありましたので、賛成の立場で討論いたします。 提案者も提案理由で申しておりますが、国の危機的財政事情から始まる三位一体の改革と地方分権の流れは、市町村はみずからの力で生きていかねばならない時代へと大きなうねりとなっております。当市の現状から将来を推測すると、次のような課題があると考えます。まず一つとして、依然として続く地方交付税や補助金など、国頼みの財政と三位一体の改革などによる財政の縮小傾向、二つ目として人口の減少と少子化、高齢化、三つ目として合併による他力依存でなく自立のまちづくりの必要、これらの状況から行財政改革を聖域なく本気で進める必要があると思います。これを進めていく上では、例えば補助金の削減などは行政サービスの低下との反対や、総論賛成、各論反対の声などが予想されます。改革は、行政側だけでなく、市民の側にも大きな痛みを伴うことの覚悟がいるだろうと思います。 このような展望の中で、議会が率先してその範を示さなければ市民の賛同が得られないだろうと思います。まず、隗より始めよであります。定数の4人削減は、一面過疎地域からの代表が出せなくなるとか、市民の声が届きにくくなるとの懸念の声もありますが、国全体で進められている平成の大合併の大きな流れの中ではやむを得ないものと考えます。 よって、私はこの発議案に賛成いたします。(拍手) ○議長(吉原正幸君) 塚田喜信さん。             〔23番 塚田喜信君 登壇〕 ◆23番(塚田喜信君) ただいまの発議案を聞きながら、ちょうど私が平成9年の第4回の定例会において2名減少の発議者になったことを思い出したところであります。当時私の提案理由のまずさから、まさに袋だたきといっていいような厳しい質疑が交わされ、賛否両論の討論もあったところでありますが、さすが岩渕議員のすばらしい提案理由の説明で質疑者はたった1名、本当に御苦労さまでございました。 それでは、発議案第12号に賛成の立場で討論いたします。私は、かねてより当市の議員定数はもっと少なくてよいという考え方を抱いておりました。そのような見地から、今期審議会発足以前から定数減少について議員全員で検討いただきたく、平成14年9月、当時の議長に訴えた経緯があります。当時は次なる統一地方選挙が近いため、立候補を予定している新人等の立場や、その他いろいろな問題が錯綜して議会発議まで至らずじまいでありました。かかる理由から、今回はより早期に検討をお願いいたしたく、昨年11月25日、議長に要望書を提出したところであります。幸いにして正副議長、議会運営委員会の各位の御配慮で今日の運びになったことを感謝申し上げます。 さて、いよいよ17年度より合併特例法のもと、国は財政面で合併自治体に手厚い支援を約束し、具体的に始動することになっています。あってはならないことですが、限られた厳しい国家財政からすれば、そのしわ寄せが自立自治体に及ぶことは避けられないと覚悟せねばなりません。自立を選択した責任は、私たち議会であり、執行当局であります。市民サービス低下を招来させない責務は、一に執行当局者と議会に課せられています。議員定数減少ですべて解決するもんではありませんが、突破口の第一義に財政面でできる方策として定数減少を行うべきであります。 自立の先進的自治体は、福島県矢祭町であります。合併問題の審議の過程で、佐藤議員は特にモデル自治体として一番強く紹介しておられました。この矢祭町議会では、既に18名から一挙に8名減少し、10名で今年度からスタートしたと聞きます。私は、個人的には当市議会も最低5名減、理想は8名減じて2常任委員会制とできないかと考えておりました。自立小千谷を維持しようとするなら、それぐらいは当然の数と考えております。 自治体としての規模も極めて似ている十日町市は、既に今期20名を実現いたしました。当市が19名を実現した場合と比較いたしますと、議員1人当たりの市民数において当市がわずか28人多いのみ、面積比較をいたしますと、改正してもいまだ2.47平方キロメートル、当市が狭い計算になります。さらに、十日町市は各位御案内のとおり合併が確定し、遠からぬうちに、さらに改革に取り組まれることでありましょう。 さらに、近隣の津南町では、十日町圏との合併をせず、自立を決めておりますが、自立のまちづくりに向けて自助努力は外部にも伝わってございます。すなわち庁内に設置した自立推進室では、人件費見直し方針で議員定数を今回18人に改正、減少しましたが、さらに14名に、特別職については助役の収入役兼務、教育長の非常勤化等、改革構想が住民に見える形で進められようとしております。このようなことが共同社会、分権社会の推進に最も肝心と思われます。 さて、近時社会基盤も大幅に整備されました。メディアの急速な発達により、住民意思の収集や伝達は飛躍的スピード化が図れるようになりました。さらに、当市はITを活用した大規模な情報化推進事業に取り組みを開始いたしました。要は議員一人一人がいかなる意識と情熱でみずから研さんしながら市民福祉の向上のため、行動するかの問題であります。議員数を減少することが住民サービスを低下させる等の発言は、みずからの怠慢を披瀝するようなものと私は思っております。減少に係る住民への伝達は、本来議員自身が行うべきでありますが、幸い地元紙等が先般来状況を報じてくださっておりますが、私に伝わるものは、大方の市民は改革賛成が圧倒的多数であります。願わくは執行当局においても大胆に市民に見える改革に取り組んでいただくよう強く求めるものであります。 取りまとめに難儀された岩渕議員を初め関係各位に感謝するとともに、今後議員活動をさらに継続しようとする若い議員各位においては、今後も議会みずから大胆な改革に向けて行政をリードする気概を持って努力されることを強く望み、賛成討論といたします。(拍手) ○議長(吉原正幸君) 佐藤親一さん。             〔18番 佐藤親一君 登壇〕 ◆18番(佐藤親一君) 私は、ただいま発議されている発議案第12号について反対の立場で討論をしたいと思います。 現在合併の問題や地方分権の問題が日本中で議論されております。小千谷市も県の示した案は川口との合併ということで特別委員会でいろいろ協議をしてきたわけでありますけれども、川口側の対応がいまいちということで、当面自立でいかざるを得ないということが市長の方針として出されました。しかしながら、市長も自立だけを唯一の生き方としているわけではありません。状況の変化によっては柔軟な対応をしてまいりたいというふうなことも表明されておるわけであります。 私は、この4名減らすということにつきましては、かなり大幅過ぎるのではないかということ、もう一点はこの時期にそれほど急いでやらなければならないことではないのではないか、こういうふうな2点を持っております。4名というものは、20%近くも減らすわけでありまして、これは過疎地と、それから大町内とのぐあいでなかなか新しい人が立候補しがたいというような状況をつくり出す、新しい人たちが、若い人たちがこれからどんどん参画してくることを望むにおいて、少し減らし過ぎではないかと思うわけであります。もちろん全然減らさなくてもいいと考えているわけではありませんけれども、このような急激な減少については賛成しかねるということであります。 いま一点は、この条例が可決されましても、この次の選挙ということでまだ2年半ほど期間があるわけであります。私もかつて一番初め出るときには立候補しようということで動き始めた後、3月議会の最終日で提案されまして3名減になりました。非常に苦しい思いをしたこともありますが、したがって余り遅くなっての定数減の問題については問題があろうかと思うんですが、もう少しゆっくりと議論してもいいのではないかなと思っております。 また、きのうの新潟日報紙上では、川口町の住民が住民発議による小千谷市との合併の協議会の設置を求める発議案をしていこうという動きが出始めております。この動きは私も随分早くから察知していたわけでありますけれども、いよいよ本格化するのかなと思うわけであります。これらを考えると、その前にいきなり小千谷市で削減をすることについては問題があるんではないか、こういうふうに思っております。 そういう意味でも時期尚早という気持ちの中で、あるいは減らす定数についても多過ぎるという二つの理由の中で、私はこの発議案に対して反対をいたしたいと思います。 ○議長(吉原正幸君) ほかに討論はありませんか。             〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(吉原正幸君) これにて討論を終結いたします。 これより発議案第12号を採決いたします。 本案は原案のとおり決することに賛成の皆さんの起立を求めます。             〔賛成者起立〕 ○議長(吉原正幸君) 起立多数であります。 よって、発議案第12号は原案のとおり可決されました。                   ◇◇◇ ○議長(吉原正幸君) 暫時休憩いたします。午後 0時11分  休憩          午後 0時11分  開議 ○議長(吉原正幸君) 再開します。休憩前に引き続き会議を開きます。 △日程第21 閉会中の継続調査の申し出について ○議長(吉原正幸君) 日程第21、閉会中の継続調査の申し出についてを議題といたします。 既に各位のお手元にその写しが配付されておりますが、社会土木委員長から閉会中の継続調査の申し出がありました。社会土木委員長の申し出のとおり閉会中の継続調査に付することに御異議ありませんか。             〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(吉原正幸君) 御異議なしと認めます。 よって、社会土木委員長の申し出のとおり閉会中の継続調査に付することに決しました。                   ◇◇◇ △市長あいさつ ○議長(吉原正幸君) 市長よりごあいさつがありますので、この際発言を許します。 関市長。             〔市長 関 広一君 登壇〕 ◎市長(関広一君) 閉会に当たりまして、一言お礼を申し上げます。 平成16年小千谷市議会第3回定例会は、去る9月7日から本日まで18日間にわたり開催され、28件の議案につきましてそれぞれ御審議をお願い申し上げましたところ、議員各位におかれましては、熱心に御審議をいただき、すべての議案について御承認いただき、まことにありがとうございました。厚くお礼を申し上げます。審議の過程でいただきました御意見、御要望を参考に、今後の市政運営に資してまいりたいと存じます。また、監査委員からいただきました御意見に対しましても、十分意を用いてまいりたいと考えておる次第であります。 さて、今回の定例会の議案にも、市町村合併に伴う各種規約の変更等について御承認をいただいたところでありますが、11月から魚沼市や南魚沼市が誕生するなど、周辺市町村の合併が進むことになり、これに伴い当市に関連する各種事項の変更等が生じてまいりますが、自立を選択した当市の立場でそれぞれ対応していきたいと考えております。 次に、公務員の給与改定に関する取り扱いにつきましては、人事院勧告どおり9月10日に閣議決定され、寒冷地手当の改定を行うことになりました。地方公務員も国に準じた取り扱いとするため、10月31日支給日前に条例改正の必要があることから、10月下旬に臨時市議会の開催を予定しているところでありますので、詳細が決定次第御案内いたしますので、よろしくお願いを申し上げます。 次に、去る8月22日市民会館において録画撮りが行われました「なんでも鑑定団」は、10月30日午後4時30分から新潟総合テレビ、NSTにおいてテレビ放映されることが決定されましたので、お知らせをいたします。ぜひ多くの市民の皆様からごらんをいただきたいと思います。 なお、ただいま議員発議によります議員定数削減が可決されましたことは、議会のこれからの方向を示すものであり、当局といたしましても、これを厳粛に受けとめ、行財政改革をさらに推進してまいりたいと思います。 最後になりましたが、市政全般にわたり議員各位のさらなる御理解と御支援をお願い申し上げまして、まことに簡単ではありますが、お礼のあいさつとさせていただきます。大変ありがとうございました。                   ◇◇◇ ○議長(吉原正幸君) 以上で今期定例会の会議に付議された事件はすべて議了いたしました。 これにて平成16年小千谷市議会第3回定例会を閉会いたします。 △午後0時15分閉会...