◆8番(
川上直栄君) 私は、
請願第4号に賛成の立場で討論します。 本
請願文書では、
消費税は所得の低い人ほど負担が重くなる不公平な税金です。弱い者に負担を強いる
消費税は、
社会保障の財源として最もふさわしくありません。今後の
少子高齢化社会を踏まえ、
社会保障財源の確保及び国の財政を再建するには、税金の使い方を改革し、
不要不急の予算を削減するなど、税金の使い道を福祉と国民の
暮らし優先に変えていくことが必要です。と主張しています。私は、この趣旨に賛同し、本
請願の採択を強く訴えます。 続いて、
請願第5号に賛成の立場で討論します。 政府が国策として進め、
電力会社、マスコミが一体となって宣伝してきた
原発の
安全神話は完全に崩壊しました。私たちは、広島と長崎で放射能の恐怖を味わいました。
ビキニ諸島での
水爆実験の被害も受けました。
スリーマイル島で、チェルノブイリで
原子力災害の恐怖を存分に味わったはずです。それだけでもう十分ではありませんか。そして、今度は福島です。
原子力から撤退するにはまだ失敗の数が足りないというのでしょうか。子や孫やさらにその先の世代を考えるならば、一刻も早く
原発から撤退すべきです。何としても本
請願を採択くださるよう強く訴えて討論といたします。
○議長(
久保田久栄君) 次に、9番
風間健一君。 〔9番
風間健一君 登壇〕
◆9番(
風間健一君) 私は、
請願第5号に賛成の立場から討論します。 今の
原発の技術は、未完成で危険なものです。一たび事故が起きれば、
放射性物質を完全に抑えることはできません。その上日本は
世界有数の地震、
津波国です。
東日本大震災で
日本列島のどこにも大地震と
大津波の危険のない安全な土地のないことが明らかになりました。新潟県の
柏崎刈羽原発は、世界で一番
原発が集中立地しています。
周辺海域に
中越沖地震を起こした断層があり、
原発敷地内にも
活断層があることが指摘されています。 皆さん、
自然エネルギーへの転換で
原発をなくすことは可能です。太陽光に水力、風力に地熱、日本には豊かな自然があります。
自然エネルギーの開発に本気で取り組めば
原発の40倍の
発電能力があると政府も試算しています。
自然エネルギーへの転換に本格的に動き出した
ドイツは、2022年までにすべての
原発を停止することを決めました。日本にできないことはありません。9月7日のこの
請願の審議の中で、
ドイツはフランスから電気を輸入しているから、
原発から撤退できるのだという
意見がありました。実は
ドイツは電気の輸出もしています。輸出量は、フランスからの輸入量を上回っているのであります。 また、
原子力の発電コストは1キロワット5.3円で、水力や火力などに比べて一番安いという議論もありましたが、これもとんでもない話であります。バックエンド、すなわち使用済み核燃料再処理、放射性廃棄物処理、廃炉の費用や政府からの資金投入を加算すれば、
原子力の発電コストが一番高いという試算があります。しかし、福島
原発事故処理や被害補償費用を考えると、今後
原発の発電単価が高くなっていくことは間違いありません。政府は、
自然エネルギーの開発を進め、
プログラムを決めて
原発から撤退するべきです。私は、
請願第5号に賛成いたします。どうぞ御審議の上、
請願を採択していただきますようお願い申し上げます。
○議長(
久保田久栄君) 次に、16番横田夘一君。 〔16番 横田夘一君 登壇〕
◆16番(横田夘一君) 私は、
請願第5号について賛成の立場で討論を行います。 いまだに収束のめどすら立たず、
放射性物質による汚染被害、特に
原発周辺での住民の生活の現況はマスコミ等による悲劇なる報道の連日。私は、実際の局地は想像以上の被害でお難儀をされているものと思います。私は、国民福祉の向上、また
原発の安全性を信頼し、過去賛成した一人でありましただけに残念でたまりません。 先般マスコミによれば、
放射性物質の汚染対策として、育成牛等を処分のためトラックに乗せる、嫌がる牛と別れるとき、飼い主がせつない涙のテレビを見て、ついもらい泣きをしたのは私だけではないと思います。 中国電力島根原発3号機、現実に工事は凍結している。2番目、東北電力、電源交付金浪江町も辞退。金額にして約870万円。次、福島第一
原発事故収束作業で作業員被曝の続出。次、全国自治体のアンケート、
原発新増設66%反対。福島第一
原発の重大事故発生は、全国民の生命等にかかわる不安と衝撃を受けたのであります。重ねて申し上げます。この世上で私は人間の生命が優先であることを強調し、討論を終わります。 以上。
○議長(
久保田久栄君) 以上で通告による討論は終わりました。 ほかに討論はありませんか。 吉原正幸君。 〔14番 吉原正幸君 登壇〕
◆14番(吉原正幸君) 私は、
請願第4号と第5号について反対の立場で討論をさせていただきます。 まず、
請願第4号でありますけれども、この
委員長報告にもありましたように、
消費税はそれこそ皆さん方御存じのようにヨーロッパ諸国、世界じゅうで導入されております。スウェーデンの25%を筆頭に、今のところは日本は非常に低額であります。先ほど
消費税は不公平であるかのような発言がありましたけれども、私は
消費税は非常に平等であるというふうに考えております。ただ、安易に増額してよいというものではないとは思っております。
消費税の増額には慎重であっていただきたい。今この現時点で、この窮状でただ増額を行わないというこの表現の仕方に対し、この
請願に対しては反対させていただきます。 次に、
請願第5号でありますけれども、これも同じく
自然エネルギーの開発と普及に関しては私は大賛成であります。当然この普及がなって、コストもかからず、この
自然エネルギーの電源が普及すれば、おのずと
原子力の依存は少なくなるはずでありますし、私は専門家ではございません。先ほどいろいろとありましたけれども、まだ判断がつきかねます。今すぐ撤退して国がもつのかというその部分に関し非常に不安を持っております。
自然エネルギーの開発と普及には大賛成であることをもう一度つけ加えさせていただきまして、本
請願にも反対の立場をとらせていただきます。 以上です。
○議長(
久保田久栄君) ほかに討論はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
久保田久栄君) これにて討論を終結いたします。 これより採決を行います。 まず、
議案第52号を採決いたします。 本案に対する委員長の報告は原案可決であります。本案は
委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
久保田久栄君) 御異議なしと認めます。 よって、
議案第52号は原案のとおり可決されました。 次に、
議案第53号を採決いたします。 本案に対する委員長の報告は原案可決であります。本案は
委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
久保田久栄君) 御異議なしと認めます。 よって、
議案第53号は原案のとおり可決されました。 次に、
議案第54号を採決いたします。 本案に対する委員長の報告は原案可決であります。本案は
委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
久保田久栄君) 御異議なしと認めます。 よって、
議案第54号は原案のとおり可決されました。 次に、
議案第55号を採決いたします。 本案に対する委員長の報告は原案可決であります。本案は
委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
久保田久栄君) 御異議なしと認めます。 よって、
議案第55号は原案のとおり可決されました。 次に、
議案第56号を採決いたします。 本案に対する委員長の報告は原案可決であります。本案は
委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
久保田久栄君) 御異議なしと認めます。 よって、
議案第56号は原案のとおり可決されました。 次に、
議案第57号を採決いたします。 本案に対する委員長の報告は原案可決であります。本案は
委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
久保田久栄君) 御異議なしと認めます。 よって、
議案第57号は原案のとおり可決されました。 次に、
請願第4号を採決いたします。 本案に対する委員長の報告は採択しないであります。
請願第4号を原案のとおり採択することに賛成の諸君の起立を求めます。 〔賛成者起立〕
○議長(
久保田久栄君)
起立少数であります。 よって、
請願第4号は採択しないものと決定いたしました。 次に、
請願第5号を採決いたします。 本案に対する委員長の報告は採択しないであります。
請願第5号を原案のとおり採択することに賛成の諸君の起立を求めます。 〔賛成者起立〕
○議長(
久保田久栄君)
起立少数であります。 よって、
請願第5号は採択しないものと決定いたしました。 ◇◇◇
△
日程第10
議案第59号 平成23年度
小千谷市
一般会計補正予算(第4号)について
△
日程第11
議案第62号 平成22年度
小千谷市
一般会計歳入歳出決算認定について
△
日程第12
議案第68号 平成22年度
小千谷市
ガス事業会計決算認定について
△
日程第13
議案第69号 平成22年度
小千谷市
水道事業会計決算認定について
△
日程第14
議案第70号 平成22年度
小千谷市
工業用水道事業会計決算認定について
△
日程第15
議案第71号 平成22年度
小千谷市
下水道事業会計決算認定について……以上6件
一括上程
○議長(
久保田久栄君)
日程第10、
議案第59号から
日程第15、
議案第71号までの以上6件を議題といたします。 本6件に関して
総務文教委員長の報告を求めます。
本田剛君。 〔11番 本田 剛君 登壇〕
◆11番(
本田剛君) 引き続き
議案第59号、
議案第62号、
議案第68号、
議案第69号から
議案第71号について
委員長報告を行います。 なお、審査の方法で
議案第59号及び
議案第62号については、教育長の出席を求め、民生産業
委員会との連合審査会といたしました。 まず、
議案第59号 平成23年度
小千谷市
一般会計補正予算(第4号)について申し上げます。 今回の補正は、歳入歳出それぞれ6億6,329万4,000円を追加し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ185億9,121万8,000円としたいとするものであります。 連合審査の過程で交わされました主たる質疑について、まず歳出から申し上げます。 4款衛生費において、生ごみ処理器の内訳について。 6款農林水産業費において、臨時事務員の業務内容と業務量について。 7款商工費において、補正額で要望に足りるのか。 8款土木費において、消雪パイプ井戸の件数及び助成対象工事について。 10款教育費において、文化財保存事業で当初予算に計上できなかった理由及び助成の内容について、
スポーツ広場管理経費で南部
スポーツ広場の利用状況について。 11款災害復旧費において、林道の認定要件について。 次に、歳入では、14款国庫支出金において、激甚災害指定を受けることによる補助率に関する情報について、受益者負担金の算出方法について。 15款県支出金において、自主防災会への活動内容の周知を行うことについてとするものがありました。
意見はなく、討論として、財政調整基金の減額は好ましい。剰余金はさらに市民サービスに使うことを付して賛成するとするものがありました。 採決の結果、
全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、
議案第62号 平成22年度
小千谷市
一般会計歳入歳出決算認定について申し上げます。 平成22年度歳入決算額は前年度比13.4%減の193億3,070万4,476円、歳出決算額は前年度比14.1%減の187億2,370万251円、差し引き6億700万4,225円、翌年度へ繰り越すべき財源を差し引いた実質収支額は4億8,582万2,225円の黒字となりました。 審査の過程で交わされました主たる質疑について、まず歳出から申し上げます。 2款総務費において、総務課経費で職員採用面接員報酬に未執行があることについて、町内会経費で減となった町内会について、情報化推進事業でテレビ共聴施設整備事業補助金及び集落再生通信網整備事業補助金が当初予算を大きく下回った理由について、文書広報費で広報紙印刷の契約者の決定方法について、広報広聴経費でホームページのバナー広告のセキュリティーについて、諸費で柏崎港整備・利用促進協議会の現状と将来の構想について、徴税費で不動産鑑定の目的と結果について、固定資産の価格に対する不服申し立てについて、戸籍住民基本台帳費で戸籍等のバックアップ体制について。 3款民生費において、
社会福祉費で行路者旅費扶助件数について、民生委員児童委員調査委託料の内容について、住宅手当緊急特別措置事業の内容及びハローワークとの連携について、老人福祉施設のスプリンクラー整備補助件数について、養護老人ホームの入居率及び待機者数について、児童福祉費で家庭児童相談員の児童虐待の相談件数、対応、情報提供等について、児童扶養手当と特別児童扶養手当の相違について、児童措置費の19節の不用額が大きい理由について、母子生活支援施設費で入居状況、県内同施設の運営主体の状況について。 4款衛生費において、予防費で不活性化ポリオワクチンの使用の考えについて、子宮頸がんの接種率について、斎場施設の老朽化と施設修繕について、環境保全対策費でダイオキシンの測定箇所について、合併処理浄化槽費の不用額の内容について、ごみ収集経費で有料ごみ袋の販売状況、使い勝手、効果について、し尿処理費で施設の老朽化と修繕工事について、汚泥処理の方法について、焼却灰の県外処分場の受け入れ状況について。 5款労働費において、労働諸費の不用額の内容について。 6款農林水産業費において、農村都市共生推進事業で地域特産化・交流支援事業の成果と団体数について、地域振興支援事業ですこやかコミュニティ育成事業の団体について。 7款商工費において、飯山線沿線地域活性化協議会の活動内容、北陸新幹線開通に対するほくほく線との共同歩調の動き、SL運行と岩沢駅駅舎を活用したJRとのPR活動について、ジェトロ新潟貿易情報センターからの情報提供について、商店街空き店舗開業等支援事業等による出店数について。 8款土木費において、おぢや利雪研究会の活動内容について、日本雪氷学会の活動内容について、道路舗装等修繕工事の実態と見通しについて、橋りょう修繕計画策定業務の内容について、橋りょう長寿命化修繕計画策定システム開発負担金の内容及び結果の反映について、県の河川整備計画の状況について、河川改修工事の内容について、豪雨による信濃川右岸河川公園整備工事の影響について、河川公園のトイレの管理に対する考えについて、国土調査の進捗状況について。 9款消防費において、救急救命士国家資格取得負担金で受験者数、資格保有者数等について、放射能防護服の整備状況について、県消防防災ヘリコプター派遣職員の費用負担について、消防団員の待遇改善について、婦人防火クラブと婦人防火
委員会の相違及び婦人防火クラブと消防団の関係について、消防施設整備事業の購入車両の性能について、衛星電話通話料の内容について。 10款教育費において、児童・生徒援助事業で対象者数の動向について、教育指導費で中学校の問題点の現状について、いわゆるモンスターペアレンツ問題について、小学校管理経費で児童事故賠償金の実態について、中学校費で日本語指導等支援員の役割について、学校耐震化工事の天井材、ガラス窓等の対策について、特別支援学校設置と特別支援学級の解消について、社会教育費で夏休み中の学童保育の実施状況について、ときめきめぐりあい推進事業の継続等について、市民の家の利用状況について、総合体育館費で市民プールウオータースライダーの冬期間の管理について。 次に、歳入では、1款市税で差し押さえ処分後の措置について、県地方税徴収機構設置による収納率の向上について、都市計画税の今後の税目継続の検討状況について、15款で地域自殺対策緊急強化事業補助金の内容について。 全般に関する質疑として、19節の不用額の額が大きい。財政運営に対する考えについて、工事入札の契約保証金の率について、公共工事の建物に関する瑕疵担保責任期間についてとするものがありました。
意見として、地域特産化・文化交流支援事業には多額の補助金が支出されているが、説明がない。資料への記述等説明をお願いしたい。河川整備について、県に対する働きかけ等対策費が予算化されるよう努力されたい。消防職員の充足率の向上と消防団員の待遇改善を図られたい。不況で納税できない人がいる。無理な取り立ては行わないでいただきたいとするものがありました。 以上が歳入歳出における主たる質疑、
意見でありました。
委員会では、討論として、市民の福祉、生活の応援となっていないので反対するとするものがありました。 採決の結果、起立多数で認定すべきものと決しました。 次に、
議案第68号 平成22年度
小千谷市
ガス事業会計決算認定について申し上げます。 業務実績は、前年度に比べ供給戸数は16件減の1万555件、供給量は12.5%増の1,683万4,517立方メートルとなりました。経営成績では、157万3,000円の当年度純損失となりました。 審査の過程では、補正額と予算執行残について、個人のガス冷暖房の普及、オール電化住宅の普及について、天然ガス車の購入と天然ガススタンドの普及についてなどの質疑があり、
意見、討論はなく、採決の結果、
全員異議なく認定すべきものと決しました。 次に、
議案第69号 平成22年度
小千谷市
水道事業会計決算認定について申し上げます。 業務実績は、前年度に比べ給水戸数は98件増の1万3,724件となり、有収水量は1.3%増の445万1,448立方メートル、給水収益は1.1%増の6億9,393万5,000円となりました。有収率は、前年度から1.1ポイント低下し、92.8%となりました。経営成績では、8,820万5,000円の当年度純利益となりました。 審査の過程では、経年管の取りかえと地震に強い管の布設についての質疑があり、
意見、討論はなく、採決の結果、
全員異議なく認定すべきものと決しました。 次に、
議案第70号 平成22年度
小千谷市
工業用水道事業会計決算認定について申し上げます。 業務実績は、前年度に比べ給水量は3.7%増の265万990立方メートルとなりました。経営成績では、6,552万3,000円の当年度純利益となりました。 審査の過程では、
放射性物質検出汚泥の保管方法と今後の処分について、
放射性物質検出についての報道について、大口需要家の動向についてなどの質疑があり、
意見、討論はなく、採決の結果、
全員異議なく認定すべきものと決しました。 次に、
議案第71号 平成22年度
小千谷市
下水道事業会計決算認定について申し上げます。 業務実績は、水洗便所設置済人口は3万3,083人で、水洗化率は88.7%となり、有収水量は358万2,664立方メートルで、有収率は94.5%となりました。経営成績では、7,880万2,000円の当年度純利益となりました。 審査の過程では、震災後の埋設管工事の改良土使用の実証検証について、未接続件数の把握と指導、キャンペーン等の実施についてなどの質疑があり、
意見、討論はなく、採決の結果、
全員異議なく認定すべきものと決しました。 以上で
議案第59号、
議案第62号、
議案第68号から
議案第71号について
委員長報告を終わります。 不足の点につきましては、各委員より補足をお願いいたします。
○議長(
久保田久栄君)
委員長報告に対して
補足説明はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
久保田久栄君) これより
委員長報告に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
久保田久栄君) これにて質疑を終結いたします。 これより討論に入ります。 討論の通告がありますので、発言を許します。 9番
風間健一君。 〔9番
風間健一君 登壇〕
◆9番(
風間健一君) 私は、
議案第62号 平成22年度
小千谷市
一般会計歳入歳出決算認定について反対の立場から討論いたします。 平成22年度歳出総額約187億円、他方財政調整基金などの基金積立額は77億円ほどです。実に対歳出総額費で約41%が基金に積み立てられています。これは、いかに
小千谷市が住民サービスをやっていないかを示しています。一般会計から繰り入れや基金を活用して高過ぎる国保税の軽減や介護保険料、利用料の減免制度の拡充、特養ホームの待機者の解消や子育て支援など、もっと住民の福祉の向上を図るべきであります。私は、
議案第62号に反対いたします。
○議長(
久保田久栄君) 以上で通告による討論は終わりました。 ほかに討論はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
久保田久栄君) これにて討論を終結いたします。 これより採決を行います。 まず、
議案第59号を採決いたします。 本案に対する委員長の報告は原案可決であります。本案は
委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
久保田久栄君) 御異議なしと認めます。 よって、
議案第59号は原案のとおり可決されました。 次に、
議案第62号を採決いたします。 本案に対する委員長の報告は認定すべきものであります。本案は
委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。 〔賛成者起立〕
○議長(
久保田久栄君) 起立多数であります。 よって、
議案第62号は認定すべきものと決しました。 次に、
議案第68号を採決いたします。 本案に対する委員長の報告は認定すべきものであります。本案は
委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
久保田久栄君) 御異議なしと認めます。 よって、
議案第68号は認定すべきものと決しました。 次に、
議案第69号を採決いたします。 本案に対する委員長の報告は認定すべきものであります。本案は
委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
久保田久栄君) 御異議なしと認めます。 よって、
議案第69号は認定すべきものと決しました。 次に、
議案第70号を採決いたします。 本案に対する委員長の報告は認定すべきものであります。本案は
委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
久保田久栄君) 御異議なしと認めます。 よって、
議案第70号は認定すべきものと決しました。 次に、
議案第71号を採決いたします。 本案に対する委員長の報告は認定すべきものであります。本案は
委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
久保田久栄君) 御異議なしと認めます。 よって、
議案第71号は認定すべきものと決しました。 ◇◇◇
○議長(
久保田久栄君) 暫時休憩いたします。午前10時53分 休憩 午前11時10分 開議
○議長(
久保田久栄君) 再開いたします。休憩前に引き続き会議を開きます。
△
日程第16
議案第60号 平成23年度
小千谷市
国民健康保険特別会計補正予算(第1号)について
△
日程第17
議案第61号 平成23年度
小千谷市
介護保険特別会計補正予算(第1号)について
△
日程第18
議案第63号 平成22年度
小千谷市
国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定について
△
日程第19
議案第64号 平成22年度
小千谷市
老人保健特別会計歳入歳出決算認定について
△
日程第20
議案第65号 平成22年度
小千谷市
介護保険特別会計歳入歳出決算認定について
△
日程第21
議案第66号 平成22年度
小千谷市
後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定について
△
日程第22
議案第67号 平成22年度
小千谷市
工業団地事業特別会計歳入歳出決算認定について
△
日程第23
議案第75号
小千谷市道路線の認定について……以上8件
一括上程
○議長(
久保田久栄君)
日程第16、
議案第60号から
日程第23、
議案第75号までの以上8件を一括して議題といたします。 本8件に関して民生産業委員長の報告を求めます。 山賀一雄君。 〔6番 山賀一雄君 登壇〕
◆6番(山賀一雄君) 平成23年第3回
定例会民生産業
委員会委員長報告を行います。 去る9月2日の本会議において、民生産業
委員会に付託されました
議案第60号、
議案第61号、
議案第63号から
議案第67号及び
議案第75号の以上8件につきまして、本
委員会における審査の経過並びにその結果について御報告いたします。 本
委員会は9月8日に開催し、
関係課長等の出席を求め、慎重に審査いたしました。 まず、
議案第60号 平成23年度
小千谷市
国民健康保険特別会計補正予算(第1号)について申し上げます。 本案は、22年度の医療費に係る保険給付費等の確定に伴う精算によるもので、既定の予算総額に歳入歳出それぞれ1億7,137万4,000円を追加し、予算の総額を歳入歳出それぞれ38億5,418万5,000円とするというものであります。 審査の過程では、主たる質疑として、給付準備基金の状況と今後の見通しについて、高額医療給付者の数について、保険税率の今後の見通しについて、国保運営広域化の動向について、特定健診実施による医療費への影響についてというものがありました。
意見、討論はなく、採決の結果、
全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、
議案第61号 平成23年度
小千谷市
介護保険特別会計補正予算(第1号)について申し上げます。 本案は、22年度介護給付費等の確定に伴う精算によるもので、既定の予算総額に歳入歳出それぞれ1,866万7,000円を追加し、予算の総額を歳入歳出それぞれ35億1,166万6,000円とするというものであります。 審査の過程では、質疑、
意見、討論はなく、採決の結果、
全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、
議案第63号 平成22年度
小千谷市
国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定について申し上げます。 歳入決算額は38億5,611万7,000円で、前年度対比1億7,323万8,000円の増、歳出決算額は36億8,474万2,000円で、前年度対比1億5,742万3,000円の増、歳入歳出差引額1億7,137万5,000円を翌年度へ繰り越すというものであります。 審査の過程では、主たる質疑として、保険税軽減措置対応システムの内容について、市内病院と市外病院の受診比率について、出産育児一時金の県内状況と支給方法について、保険税収納率の県内状況について、1人当たりの税額が下がった理由について、保険税の不納欠損の理由について、資格証明書の発行数の推移と要因、児童への取り扱いについて、多重債務者への対応について、国保加入率の推移についてというものがありました。
意見として、高額医療にならないように早期発見、早期治療に努め、健診を含めた保健事業の充実推進に力を入れていただきたいというものがありました。 討論はなく、採決の結果、
全員異議なく認定すべきものと決しました。 次に、
議案第64号 平成22年度
小千谷市
老人保健特別会計歳入歳出決算認定について申し上げます。 歳入決算額は218万8,000円で、前年度対比1億3,255万1,000円の減、歳出決算額も218万8,000円で、前年度対比1億3,147万1,000円の減であり、歳入歳出差引額ゼロ円となり、
小千谷市老人保健特別会計は平成22年度で廃止となります。 審査の過程では、質疑、
意見、討論はなく、採決の結果、
全員異議なく認定すべきものと決しました。 次に、
議案第65号 平成22年度
小千谷市
介護保険特別会計歳入歳出決算認定について申し上げます。 歳入決算額は33億6,412万5,000円で、前年度対比7,918万7,000円の増、歳出決算額は33億5,194万8,000円で、前年度対比1億540万3,000円の増、歳入歳出差引額1,217万7,000円を翌年度へ繰り越すというものであります。 審査の過程では、主たる質疑として、訪問調査嘱託員の数について、保険料の不納欠損の主な理由について、介護認定審査会の開催状況についてというものがありました。
意見、討論はなく、採決の結果、
全員異議なく認定すべきものと決しました。 次に、
議案第66号 平成22年度
小千谷市
後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定について申し上げます。 歳入決算額は6億8,890万3,000円で、前年度対比490万6,000円の増、歳出決算額は6億8,166万4,000円で、前年度対比476万1,000円の増、歳入歳出差引額723万9,000円を翌年度へ繰り越すというものであります。 審査の過程では、特別会計運営の健全性について質疑がありました。
意見、討論はなく、採決の結果、
全員異議なく認定すべきものと決しました。 次に、
議案第67号 平成22年度
小千谷市
工業団地事業特別会計歳入歳出決算認定について申し上げます。 歳入決算額は1億7,798万円で、前年度対比637万9,000円の増、歳出決算額は1億7,781万2,000円で、前年度対比651万6,000円の増、歳入歳出差引額16万8,000円を翌年度に繰り越すというものであります。 審査の過程では、共有部分について、残地の売却の見込みについて、企業誘致に関する庁内プロジェクトチームの活動状況について、新たな工業団地造成着手の考えについて、造成地管理業務委託の内容について、新規購入希望者への対応について質疑がありました。
意見、討論はなく、採決の結果、
全員異議なく認定すべきものと決しました。 次に、
議案第75号
小千谷市道路線の認定について申し上げます。 本案は、都市計画道路として事業中の道路等を市道に認定したいとするものであります。 審査の過程では、主たる質疑として、消雪パイプ未布設部分の取り扱いと隅切り部分の舗装等について、片貝環状線予定地の建物への対応について、片貝環状線の道路形態について、路線沿線の用途地域についてというものがありました。
意見として、都市計画道路の計画決定時に路線に建物がかかる場合には丁寧に説明をしていただきたい。また、費用対効果を考え、時代に合わせて計画、実行してほしいというものがありました。 討論はなく、採決の結果、
全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。 以上で民生産業
委員会に付託されました
議案8件について
委員長報告を終わります。 不足の点につきましては、
委員各位より補足をお願いをいたします。
○議長(
久保田久栄君)
委員長報告に対して
補足説明はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
久保田久栄君) これより
委員長報告に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
久保田久栄君) これにて質疑を終結いたします。 これより討論に入ります。 討論の通告がありますので、発言を許します。 9番
風間健一君。 〔9番
風間健一君 登壇〕
◆9番(
風間健一君) 私は、
議案第60号 平成23年度
小千谷市
国民健康保険特別会計補正予算(第1号)について反対の立場から討論いたします。 国民健康保険給付準備基金1億5,700万円を計上していますが、平成23年5月末現在高と合わせれば基金は2億9,600万円ほどになります。以前担当課では基金をインフルエンザなどに備えて2億円程度積みたいという話でしたが、そのときの話よりも9,600万円ほど余分に積み立てられることになります。9,000万円あれば1人1万円ほど国保税の引き下げができます。私は、基金1億5,700万円を積み立てることには反対です。したがって、
議案第60号には反対します。 次、
議案第63号 平成22年度
小千谷市
国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定について反対の立場から討論いたします。年収200万円台で30万円、40万円の負担が強いられるなど、国民健康保険税は住民の負担能力をはるかに超える額となっています。国は、もっと国庫負担をふやすべきです。
小千谷市も住民福祉の向上という自治体の原点に立って、一般会計の繰り入れや国保会計を活用して高過ぎる国保税を引き下げるべきであります。私は、市民に高い国保税を押しつける本
議案に反対します。 次、
議案第65号 平成22年度
小千谷市
介護保険特別会計歳入歳出決算認定について反対の立場から討論いたします。高い介護保険料、利用料の重い負担、サービスや施設の不足、実態にそぐわない介護認定、給付削減と負担の強化など、低所得者の人々が介護保険からはじき出されています。
小千谷市は介護保険料、利用料の減免制度の拡充や特養ホームの待機者の解消を図るべきで、そのような施策が計上されていない本
議案には反対します。
議案第66号 平成22年度
小千谷市
後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定について反対の立場から討論いたします。後期高齢者医療制度は、75歳以上の高齢者を他の医療保険から切り離すことで保険料値上げか医療内容の劣悪化というどちらをとっても痛みしかない選択を高齢者自身に迫るものであります。また、保険料は介護保険料とともに年金から天引きされますが、これは高齢者の感情を逆なでするものであります。9月19日は敬老の日でした。日本の社会とは、77歳なら喜寿、88歳で米寿、90歳で卒寿、99歳で白寿と高齢者を心から祝う社会でした。それが医療費を抑制するために高齢者の医療費からまず削る、こんなひどい制度は廃止するべきです。私は、本
議案を認めることはできません。反対いたします。 以上であります。
○議長(
久保田久栄君) 以上で通告による討論は終わりました。 ほかに討論はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
久保田久栄君) これにて討論を終結いたします。 これより採決を行います。 まず、
議案第60号を採決いたします。 本案に対する委員長の報告は原案可決であります。本案は
委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。 〔賛成者起立〕
○議長(
久保田久栄君) 起立多数であります。 よって、
議案第60号は原案のとおり可決されました。 次に、
議案第61号を採決いたします。 本案に対する委員長の報告は原案可決であります。本案は
委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
久保田久栄君) 御異議なしと認めます。 よって、
議案第61号は原案のとおり可決されました。 次に、
議案第63号を採決いたします。 本案に対する委員長の報告は認定すべきものであります。本案は
委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。 〔賛成者起立〕
○議長(
久保田久栄君) 起立多数であります。 よって、
議案第63号は認定すべきものと決しました。 次に、
議案第64号を採決いたします。 本案に対する委員長の報告は認定すべきものであります。本案は
委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
久保田久栄君) 御異議なしと認めます。 よって、
議案第64号は認定すべきものと決しました。 次に、
議案第65号を採決いたします。 本案に対する委員長の報告は認定すべきものであります。本案は
委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。 〔賛成者起立〕
○議長(
久保田久栄君) 起立多数であります。 よって、
議案第65号は認定すべきものと決しました。 次に、
議案第66号を採決いたします。 本案に対する委員長の報告は認定すべきものであります。本案は
委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。 〔賛成者起立〕
○議長(
久保田久栄君) 起立多数であります。 よって、
議案第66号は認定すべきものと決しました。 次に、
議案第67号を採決いたします。 本案に対する委員長の報告は認定すべきものであります。本案は
委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
久保田久栄君) 御異議なしと認めます。 よって、
議案第67号は認定すべきものと決しました。 次に、
議案第75号を採決いたします。 本案に対する委員長の報告は原案可決であります。本案は
委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
久保田久栄君) 御異議なしと認めます。 よって、
議案第75号は原案のとおり可決されました。 ◇◇◇
△
日程第24
発議案第5号
私立高校生が学費を心配せず学べるように、
学費助成の増額・拡充を求める
意見書
○議長(
久保田久栄君)
日程第24、
発議案第5号を議題といたします。 提出者から提案理由の説明を求めます。 柳田宏光君。 〔10番 柳田宏光君 登壇〕
◆10番(柳田宏光君) それでは、私より
発議案第5号
私立高校生が学費を心配せず学べるように、
学費助成の増額・拡充を求める
意見書を提案させていただきます。詳細はお手元にお配りさせていただきました資料のとおりでありますが、私より簡単に説明させていただきます。 昨年4月より公立高校の無償化が実現いたしました。しかし、今なお
私立高校生には初年度の納付金が全国平均約59万円と多額な負担が保護者にかかっております。教育基本法では教育の機会均等、私立
学校教育の振興をうたっているにもかかわらず、
私立高校の運営に係る助成は約4割にとどまっております。こうした現状を踏まえ、政府並びに国会に
私立高校の就学支援金制度の拡充を要望するものであります。議員各位におかれましては、このことを御理解の上、賛成いただきますようお願いしまして終わります。よろしくお願いします。
○議長(
久保田久栄君) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
久保田久栄君) これにて質疑を終結いたします。 お諮りいたします。ただいま議題となっております
発議案第5号については、
会議規則第37条第2項の規定により、
委員会の付託を省略したいと思います。これに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
久保田久栄君) 御異議なしと認めます。 よって、
発議案第5号については
委員会の付託を省略することに決しました。 これより討論に入ります。討論はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
久保田久栄君) これにて討論を終結いたします。 これより
発議案第5号の採決を行います。 本案は原案のとおり決することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
久保田久栄君) 御異議なしと認めます。 よって、
発議案第5号は原案のとおり可決されました。 なお、この
意見書の提出先については、議長に御一任くださるようお願いいたします。 ◇◇◇
△
日程第25
請願第6号 「
私立高校生が学費を心配せず学べるように、
学費軽減助成と
経常費助成の増額・拡充を求める
意見書」の採択に関する
請願
○議長(
久保田久栄君)
日程第25、
請願第6号を議題といたします。 本
請願はただいま議決されました
意見書と趣旨を同じくするものであり、
委員長報告において趣旨採択するものとされておりますので、
委員長報告のとおり趣旨採択されたものとみなします。 ◇◇◇
△
日程第26
発議案第6号
小千谷市に
県立特別支援学校設置を求める
意見書
○議長(
久保田久栄君)
日程第26、
発議案第6号を議題といたします。 提出者から提案理由の説明を求めます。 田中淳君。 〔7番 田中 淳君 登壇〕
◆7番(田中淳君) ただいま上程になりました
発議案第6号
小千谷市に
県立特別支援学校設置を求める
意見書につきまして、提出者として御説明を申し上げます。 近年
小千谷市におきましても障がい児者の増加及び障がいの多様化、重度化が顕著になってきており、幼児期からの早期支援と一人一人に即した適切な指導、将来の自立を目指し社会参加していくための素地を培う特別支援教育の拡充が強く求められております。また、新潟県において
小千谷市は特別支援学校が設置されておらない空白地となっております。このため市内の障がいのある子供たちは魚沼市の県立小出特別支援学校にバスや電車、タクシーを利用したり、保護者の送迎によるなど、子供たちにとっても保護者にとっても大きな負担となっております。障がいのある子供たちへの教育、支援については、子供が生活する地域においてその地域に根差した教育を実施することが本来あるべき姿と考えます。地域の一員としてさまざまな人々と交流し、主体的な生活ができるようになるためにも、
小千谷市において障がい児教育の一層の拡充を図っていただきますよう次の施策の実施を要望いたします。 1、
小千谷市内に小中高等部の
県立特別支援学校を設置し、専門的な教育、支援を受けられるように施設を整備していただきたい。 2、専門的な教員の配置と、吸引、経管栄養、導尿などを必要とする子供への配慮として
学校看護師を配置し、医師等と連携を持った運営をしていただきたい。 3、地域の広さ、公共交通事情を配慮し、スクールバスの運行をお願いいたしたい。 現在県内20市におきまして盲、聾、肢体、精神、病弱、知的といった障がい者が通っております特別支援学校は29校あります。先ほど申し述べましたように、県内では当市を含めまして加茂市、胎内市、南魚沼市といったところが空白地となっております。しかしながら、南魚沼市では新聞報道にもありましたように市議会で採択され、設立の方向で進んでおります。特別支援学級、特別支援学校に通う児童、
生徒数は年々ふえております。議員全員の皆様の賛同をいただき、本
意見書を採択していただきますようよろしくお願いを申し上げます。 以上でございます。
○議長(
久保田久栄君) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
久保田久栄君) これにて質疑を終結いたします。 お諮りいたします。ただいま議題となっております
発議案第6号については、
会議規則第37条第2項の規定により、
委員会の付託を省略したいと思います。これに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
久保田久栄君) 御異議なしと認めます。 よって、
発議案第6号については
委員会の付託を省略することに決しました。 これより討論に入ります。討論はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
久保田久栄君) これにて討論を終結いたします。 これより
発議案第6号の採決を行います。 本案は原案のとおり決することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
久保田久栄君) 御異議なしと認めます。 よって、
発議案第6号は原案のとおり可決されました。 なお、この
意見書の提出先については、議長に御一任くださるようお願いいたします。 ◇◇◇
△
日程第27
請願第7号
小千谷市に
県立特別支援学校設置を求める
意見書の提出に関する
請願
○議長(
久保田久栄君)
日程第27、
請願第7号を議題といたします。 本
請願はただいま議決されました
意見書と趣旨を同じくするものでありますので、採択されたものとみなします。 ◇◇◇
△
日程第28 閉会中の
継続調査の
申し出について
○議長(
久保田久栄君)
日程第28、閉会中の
継続調査の
申し出についてを議題といたします。 各位のお手元にその写しが配付されておりますが、
総務文教委員長、民生産業委員長から閉会中の
継続調査の
申し出がありました。両常任委員長からの
申し出のとおり、閉会中の
継続調査に付することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
久保田久栄君) 御異議なしと認めます。 よって、
申し出のとおり、閉会中の
継続調査に付することに決しました。 ◇◇◇
△市長あいさつ
○議長(
久保田久栄君) 市長よりごあいさつがありますので、この際発言を許します。 谷井市長。 〔市長 谷井靖夫君 登壇〕
◎市長(谷井靖夫君) 平成23年市議会第3回
定例会を去る9月2日に招集し、28
議案につきまして御提案申し上げましたところ、全
議案について承認、可決をいただき、まことにありがとうございました。 今
定例会では平成22年度の各会計決算について御審議をいただき、あわせて財政健全化法に基づく財政健全化判断比率及び資金不足比率を報告させていただきました。各比率とも問題はなく、市民及び議員各位の御理解のもとに健全な財政運営を進めてきた結果であり、改めて感謝を申し上げる次第であります。今後も審議の過程でいただきました御
意見を真摯に受けとめ、より一層堅実な市政運営を進めてまいります。また、
監査委員からいただきました御
意見につきましても、十分意を尽くしてまいります。 さて、本年は中越大震災から数えて7年目を迎え、当市の復興計画では再生段階から新生段階へと向かう節目の年と位置づけています。また、社団法人中越防災安全推進機構と長岡市及び
小千谷市が協働で推進してまいりました中越メモリアル回廊の4施設、3メモリアルパークのうちおぢや震災ミュージアム、愛称そなえ館は、地震を疑似体験し、発生から復興までの月日をたどることができる災害体験の伝承と防災学習をコンセプトとした施設として、10月23日にオープニングセレモニーを予定しています。あわせて当日は新潟県及び関係市が主催する中越大震災7周年公式行事として、
小千谷市総合体育館を会場に10.23のつどいを開催するほか、当市といたしましても市民団体などと一緒にそなえ館を会場につどいを開催する予定で、準備を進めているところであります。今後とも引き続き市政に対し御支援、御協力を賜りますようお願い申し上げまして、まことに簡単でありますが、御礼のあいさつとさせていただきます。大変ありがとうございました。 ◇◇◇
○議長(
久保田久栄君) 以上で今期
定例会の会議に付議された事件はすべて議了いたしました。 これにて平成23年
小千谷市議会第3回
定例会を閉会いたします。 午前11時42分 閉会...