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平成10年3月16日建設常任委員会-03月16日-01号

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    平成10年3月16日建設常任委員会-03月16日-01号


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    平成10年3月16日建設常任委員会-03月16日-01号平成10年3月16日建設常任委員会  建 設 常 任 委 員 会 会 議 録 〇 開催年月日    平成10年3月16日(月) 〇 会議時間     開会時間 午前10時00分 ~ 閉会時間 午後 4時07分 ──────────────────────────────────────── 〇 出席委員     植 田   実 委員長       中 野 正 明 副委員長     眞 鍋 晃 篤 委員        大 木 祐 三 委員     森 下 賢 乙 委員        漕 江 得 郎 委員 ──────────────────────────────────────── 〇 出席説明員     近 藤 松 次 市長        船 本 昭 人 助役     伊 東 康 則 収入役       植 村 王 男 水道事業管理者     大 濱 一 止 理事        和 田 嘉 尚 都市整備部長     山 田 司 郎 下水道部長     長 田 圭 二 水道局長     その他関係職員 ──────────────────────────────────────── 〇 出席事務局職員
        織 田 義 弘 局長        高 宮   紘 次長     岡 崎 信 久 主幹        向 井   博 主幹 ──────────────────────────────────────── 〇 審査案件    1. 議案第 1号  平成9年度大東市一般会計補正予算(第4次)の所管事項               について    2. 議案第 3号  平成9年度大東市交通災害共済事業特別会計補正予算(第               1次)について    3. 議案第 4号  平成9年度大東市公共下水道事業特別会計補正予算(第3               次)について    4. 議案第 7号  平成9年度大東市同和対策事業住宅新築資金等貸付事業特               別会計補正予算(第1次)について    5. 議案第 8号  平成9年度大東市諸福中垣内線整備事業特別会計補正予算               (第1次)について    6. 議案第 9号  平成9年度大東市都市開発資金特別会計補正予算(第2               次)について    7. 議案第10号  平成10年度大東市一般会計予算の所管事項について    8. 議案第12号  平成10年度大東市交通災害共済事業特別会計予算につい               て    9. 議案第13号  平成10年度大東市公共下水道事業特別会計予算について   10. 議案第16号  平成10年度大東市同和対策事業住宅新築資金等貸付事業               特別会計予算について   11. 議案第17号  平成10年度大東市諸福中垣内線整備事業特別会計予算に               ついて   12. 議案第18号  平成10年度大東市都市開発資金特別会計予算について   13. 議案第19号  平成10年度大東市水道事業会計予算について   14. 議案第16号  大東市営住宅管理条例の全部を改正する条例について ────────────────────────────────────────             ( 午前10時00分 開会 ) ○植田 委員長   おはようございます。ただいまから建設常任委員会を開会いたします。  議員各位並びに理事者の皆様方、早朝よりご苦労さまでございます。  これより議事に入ります。  最初に、本委員会に付託されました議案第1号、平成9年度大東市一般会計補正予算(第4次)の所管事項についての件を議題といたします。  議案第1号の所管事項について、提案者の説明を求めます。  まず、和田都市整備部長。 ◎和田 都市整備部長   議案第1号、平成9年度大東市一般会計補正予算(第4次)のうち、当建設常任委員会に付託されております都市整備部所管の補正予算の内容につきましてご説明を申し上げます。  予算の補正額は歳入1億4,967万9,000円、歳出3億1,039万4,000円を減額いたします。  それでは、歳入よりご説明申し上げますので、歳入歳出予算事項別明細書の63ページをお開きください。  63ページで款10府支出金、項2府補助金、目6土木費府補助金を減額いたしております。内訳といたしましては、節8の交通安全施設整備事業補助金、これは民間駐車場整備促進事業について利用される方がなかったことから減額をいたします。次の、節12福利厚生環境改善事業補助金は、2億3,700万円を減額いたしております。その内容は四条小学校前線、南津の辺野崎駅前線、それらの補助金をそれぞれ減額いたしております。この両事業につきましては、早期に事業達成するために全力を注いでおりますが、四条小学校前線におきましては、用地権利者の同意を得ることになお時間を要していること、また南津の辺野崎駅前線につきましては物件調査等に時間を要しましたことから、やむなく事業額を減額したことに伴いまして、府補助金を減額いたしております。  項3委託金、目4土木費委託金は2,709万8,000円を減額いたします。そのうち、節2住道新橋管理委託金は新設改良事業費の不執行によりまして減額。また、節13府道整備委託金は大阪府より受託しております大阪生駒線整備事業につきまして9年度の事業が確定したための減額となっております。  款11財産収入、項1財産運用収入、目2利子及び配当金、節1の利子及び配当金は緑化基金利子につきまして増額いたします。  次に、款12寄附金、項1寄附金、目1一般寄附金、節1一般寄附金の開発者負担金150万円は旧の大東市公共・公益施設整備経費の負担要綱第6条によりまして納付されたものでございます。  次に、款14諸収入、項6雑入、目2雑入、節6の雑入につきましては、住宅市街地総合整備事業に係る大阪府負担金を補正いたしております。  続きまして、歳出にまいりたいと存じますので、73ページをお開きください。  まず、款7土木費、項1土木管理費、目3府道整備受託事業費の減額2,305万4,000円、先ほど歳入の府委託金でご説明いたしました理由によるものでございます。  次に、項2道路橋梁費、目1道路橋梁総務費につきましては、住道新橋維持管理の新設改良工事請負費の不執行によります減額でございます。  次に、目6交通安全対策費の減額は民間駐車場の整備促進を図るため、本市におきまして大阪府の補助を受け、要綱を制定し実施しておりますが、本年度は利用者がおられなかったための減額でございます。  次に、目8福利厚生環境改善事業費の減額でございまして、四条小学校前線整備事業、それから南津の辺野崎駅前線新設事業の減額でございまして、これも先ほど歳入の府補助金の欄でご説明申し上げました事由によるものでございます。  次に、75ページ、項3都市計画費、目3緑化推進費、この増額は緑化基金運用利子の増額に伴いまして、基金積立金額を増額するものでございます。  以上、簡単にご説明申し上げましたが、何とぞよろしくご審議の上、ご議決賜りますようお願い申し上げます。 ○植田 委員長   次に、山田下水道部長。 ◎山田 下水道部長   議案第1号、平成9年度大東市一般会計補正予算(第4次)のうち、本委員会に付託をされております下水道部所管事項につきましてご説明を申し上げます。  本補正予算は農林費及び河川費に係る改修事業費の確定によりまして減額補正を行うものでございまして、歳出予算で1,639万8,000円を減額し、歳入予算で1,911万2,000円を減額するものでございます。  それでは、事項別明細書により歳出からご説明を申し上げます。  72ページをお開き願います。  款5農林費、項1農林費、目4老朽ため池事業費、節15工事請負費を減額するもので、寺川新池改修工事の一部を平成8年度に繰り上げて施工したことによるものでございます。また、この事業は本年度をもって整備完了をいたす予定をいたしております。  次に、74ページでございます。  款7土木費、項5河川費、目5河川改修費、節15工事請負費を減額するもので、銭屋川護岸改修事業の府補助金の減額に伴う工事費の減によるものでございます。  次に、歳入でございますが、63ページをお開き願います。  款9国庫支出金、項2国庫補助金、目3農林費国庫補助金、節2老朽ため池事業補助金で、寺川新池改修事業に係る国庫補助金の減額でございます。  款10府支出金、項2府補助金、目4農林費府補助金、節2老朽ため池事業補助金で寺川新池改修事業に係る府補助の減額でございます。  目6土木費府補助金、節5河川改修事業補助金で、銭屋川改修事業に係る府補助金の減額でございます。いずれも歳出予算の減額に伴うものでございます。  以上でございます。何とぞご審議の上、ご議決賜りますようお願い申し上げます。 ○植田 委員長   これより議案第1号の所管事項に対する質疑を行います。  森下委員。 ◆森下 委員   四条小学校前線と、それと南津の辺野崎駅前線のこの用地の買収の関係で、また移転補償の関係でずれ込んできてるんだろうとは思うんですが、その進捗ぐあいと、今後の見通しについて、両方ともお答えをいただければと、このように思います。 ○植田 委員長   坂内土木課長。 ◎坂内 土木課長   まず、南津の辺野崎駅前線でございますけども、これにつきましては一応用地の方、調査終わり次第入っていっとるわけですけども、現実としましては、平成9年度として1件ができてる状況です。その他につきましても、交渉としては入っていっとるわけでございますけども、一応府との関係がございまして、12月末ぐらいまでに契約いうんですか、それが整ってない場合は一応上げにくいということですので、内容的には一応1件完了し、なおかつあと2件ほど進んでいってるという状況でございます。  それから、四条小学校前線ですけれども、皆さんご存じのように宮座の関係で、まだ少し時間がかかっていると、大変時間かかっとるわけですけれども、これにつきましても一応今権利者の方に日曜日に係長なりが常時折衝に当たっていってるというような状況になりますんで、よろしくご理解いただきますようお願い申し上げます。 ○植田 委員長   森下委員。 ◆森下 委員   四条小学校前線については、権利者の関係でおくれてるんだろうなというふうに思うんですが、これ計上されて相当年数が経過しているわけで、そこら辺の見通しなり、何なりがどうなってるのか。ちなみに新年度の方にもちょっと計上されとるわけですけども、それはさておいて、そこら辺も含めてあとどれぐらいの年数でここら辺が解決するのか、ちょっとその見通しについてお答えいただけますか。  それと、あと南津の辺野崎駅前線の関係ですけれども、この用地買収、移転補償等々の問題があり、また地積の関係が整理の見通しもあわせてお答えいただけますか。 ○植田 委員長   坂内土木課長。 ◎坂内 土木課長   先に、南津の辺の方から申し上げますと、地積につきましては、一応平成8年度で皆完了しております。ただし、線路から東側の部分につきましては、一部まだ地積の混乱があるわけですけども、それにつきましても鋭意今やっております。南津の辺の、要するに線路から西側の部分につきましては地積更正、それは皆済んでおりまして、今申しましたように、買収に順次入っていってるという状況であります。  それと同時に、一応踏切から東側の商店いうんですか、ある部分につきましては、一応地元の方にもお話を何回かさせていただきまして、鋭意進めていって、言い方とされましては、できるだけ早いことやってほしいということもお聞きしておりますので、我々としても一日でも早くできるという形で進ませていただいております。  それから、四条小学校前線なんですけれども、宮座の関係で、14名おられまして、もうご存じやと思いますけれども、一部の方がなかなかご理解いただけてないというような状況になりますけども、他の方についてはある程度の了解を得てます。それにつきまして、今了解いただいてない方、一応地元の役員さんとお話させてもらいますと、どこでこうなってきてるかということなんですけれども、と申しますのは、14名の方で、例えばだれかが亡くなられたら、権利いろいろ発生するわけですけれども、一応1人に絞って今やっておられると。ところが、1件の方につきましては、権利関係で言いますと28名も権利の方が発生されるということで、それをできるだけまとめてほしいということでお聞きしてますんで、それに今鋭意努力しておるという次第でございます。 ○植田 委員長   森下委員。 ◆森下 委員   四条小学校前線については、今説明でよくわかっておりますし、また私もいろんな形でこういう経緯なりを聞いておりますので、もうこれ以上あれしませんけれども、今後とも鋭意努力されて、一日も早い解決をお願いしたいなと思います。  あと、南津の辺野崎駅前線の関係なんですが、これも早急に地積の関係も早く確定をし、なおかつ当事者、地権者との話し合いを鋭意努力をし、進めていっていただきたいと、これはもう要望にとどめておきます。 ○植田 委員長   ほかに発言はありませんか。               (「なし」と呼ぶ者あり) ○植田 委員長   なければ、議案に対する質疑はこれにて終了いたします。  続いて、討論を行います。               (「なし」と呼ぶ者あり)
    ○植田 委員長   なければ、採決いたします。  議案第1号の所管事項の原案のとおり可決することに賛成の委員の挙手を願います。                 (賛成者挙手) ○植田 委員長   挙手全員であります。よって、議案第1号の所管事項は原案のとおり可決されました。  次に、本委員会に付託されました議案第3号、平成9年度大東市交通災害共済事業特別会計補正予算(第1次)についての件を議題といたします。  議案第3号について、提案者の説明を求めます。  和田都市整備部長。 ◎和田 都市整備部長   議案第3号、平成9年度大東市交通災害共済事業特別会計補正予算(第1次)について、提案理由をご説明申し上げます。  平成8年度の会計決算におきまして、繰越金が生じたこと並びに歳入額がほぼ確定したこと、またそれらを交通災害共済基金へ積み立てするための補正予算でございます。  歳入歳出予算の補正は、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ693万1,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ3,806万7,000円とするものでございます。  それでは、歳入歳出予算事項別明細書によりまして、歳入からご説明申し上げますので、97ページをお開きください。  まず、款1共済会費収入でございますが、平成9年4月以降に加入をしていただいておりました加入者が736人でございましたので、これにより6万3,000円の補正を行い、款3財産収入は平成8年度末交通災害共済基金9,160万720円の基金運用利子27万9,000円を増額をしております。  款4繰越金661万円は平成8年度よりの繰越金でございます。  款5諸収入の医療費貸付金元利収入3万円の減額は、貸し付けがありませんでしたので減額をいたしました。  款7寄附金9,000円は交通災害共済事業にということで寄附をいただいたのを予算化をしたものでございます。  これらの歳入を整理し、交通災害共済基金へ積み立てするための予算が歳出、99ページの中で記載をいたしております。  まず、款1共済事業費積立金693万1,000円でございます。これによりまして平成10年3月31日現在の交通災害共済基金積立見込額は約9,853万円になります。  以上、簡単にご説明申し上げましたが、何とぞよろしくご審議の上、ご議決賜りますようお願い申し上げます。 ○植田 委員長   これより議案第3号に対する質疑を行います。               (「なし」と呼ぶ者あり) ○植田 委員長   なければ、議案に対する質疑はこれにて終了いたします。  続いて討論を行います。               (「なし」と呼ぶ者あり) ○植田 委員長   なければ、採決いたします。  議案第3号は原案のとおり可決することに賛成の委員の挙手を願います。                 (賛成者挙手) ○植田 委員長   挙手全員であります。よって、議案第3号は原案のとおり可決されました。  次に、本委員会に付託されました議案第4号、平成9年度大東市公共下水道事業特別会計補正予算(第3次)についての件を議題といたします。  議案第4号について提案者の説明を求めます。  山田下水道部長。 ◎山田 下水道部長   議案第4号、平成9年度大東市公共下水道事業特別会計補正予算(第3次)につきましてご説明を申し上げます。  本補正予算は大阪府流域下水道建設負担金事業の確定と、前年度繰越金を計上するものでございます。  内容につきましては、歳入歳出予算の総額にそれぞれ4,393万5,000円を追加いたしまして、歳入歳出予算の総額をそれぞれ68億8,825万6,000円とするものでございます。  歳出でございますが、106ページをお開き願います。  大阪府流域下水道事業建設負担金を追加するものでございます。  内容といたしましては、門真寝屋川第2幹線管渠工事及び鴻池処理場の自家発電棟建設設備等の増でございます。  歳入でございますが、104ページをお開き願います。  財源更正に基づきます雑入の件で、それから流域下水道建設事業債の増、8年度実質収支額の繰り越しによります前年度繰越金を追加するものでございます。  以上、簡単でございますが、何とぞよろしくご審議の上、ご議決賜りますようお願い申し上げます。 ○植田 委員長   これより、第4号に対する質疑を行います。               (「なし」と呼ぶ者あり) ○植田 委員長   なければ、議案に対する質疑はこれにて終了いたします。  続いて討論を行います。               (「なし」と呼ぶ者あり) ○植田 委員長   なければ、採決いたします。  議案第4号は原案のとおり可決することに賛成の委員の挙手を願います。                 (賛成者挙手) ○植田 委員長   挙手全員であります。よって、議案第4号は原案のとおり可決されました。  次に、本委員会に付託されました議案第7号、平成9年度大東市同和対策事業住宅新築資金等貸付事業特別会計補正予算(第1次)についての件を議題といたします。  議案第7号について提案者の説明を求めます。  和田都市整備部長。 ◎和田 都市整備部長   議案第7号、平成9年度大東市同和対策事業住宅新築資金等貸付事業特別会計補正予算(第1次)につきまして、提案理由をご説明申し上げます。  本補正予算は繰上償還5件による補正が主な内容でございます。  本会計歳入歳出予算の補正は、歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ2,161万7,000円を増額し、歳入歳出それぞれ5,439万9,000円とするものでございます。  それでは、歳入歳出予算事項別明細書によりまして、歳入からご説明いたしますので、129ページをお開きいただきたいと存じます。  まず、款2諸収入、項1貸付金元利収入につきまして増額いたしましたのは、昭和58年度貸付者2名、昭和60年度貸付者1名、昭和62年度貸付者1名、計4名によります貸付金の残額を繰上償還されたことによるものでございます。  項3の延滞金.加算金及び過料1,000円は納期限までに納付されなかったことからの貸付契約によります延滞金を支払っていただいたものでございます。  項5の繰越金につきましての増額は平成8年度決算によりまして補正をいたしております。  引き続きまして、130ページの歳出でございます。  歳出につきましては、まず款2公債費1,271万円を補正いたしておりますのは、歳入の貸付金元利収入でご説明をいたしましたとおり、4人の方から繰上償還がありましたので、貸付額の4分の3を本市が郵政省から市債を発行いたしておりますので、その繰上償還を行うためでございます。  地方債の平成9年度末現在高見込額は132ページに記載をいたしておりますので、よろしくお願い申し上げます。  以上、簡単にご説明いたしましたが、何とぞよろしくご審議の上、ご議決賜りますようお願い申し上げます。 ○植田 委員長   これより議案第7号に対する質疑を行います。               (「なし」と呼ぶ者あり) ○植田 委員長   なければ、議案に対する質疑はこれにて終了いたします。  続いて討論を行います。               (「なし」と呼ぶ者あり) ○植田 委員長   なければ、採決いたします。  議案第7号は原案のとおり可決することに賛成の委員の挙手を願います。                 (賛成者挙手) ○植田 委員長   挙手全員であります。よって、議案第7号は原案のとおり可決されました。  次に、本委員会に付託されました議案第8号、平成9年度大東市諸福中垣内線整備事業特別会計補正予算(第1次)についての件を議題といたします。  議案第8号について提案者の説明を求めます。  和田都市整備部長。 ◎和田 都市整備部長   議案第8号、平成9年度大東市諸福中垣内線整備事業特別会計補正予算(第1次)につきまして提案理由のご説明を申し上げます。  本年に予定いたしておりました用地の取得が次年度に延びましたことによりまして、予算を減額するものでございます。  歳入歳出予算の補正は、歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ3億603万2,000円を減額し、歳入歳出総額をそれぞれ2,921万円とするものでございます。  それでは、139ページの歳入歳出予算事項別明細書によりまして、まず歳出からご説明申し上げます。  目1の諸福中垣内線促進費、節3職員手当493万2,000円、節11需用費10万円、委託料100万円、節17の公有財産購入費2億4,000万円、節22補償補填及び賠償金6,000万円の減額につきましては、先に述べましたとおりでございます。  次に、137ページの歳入の部分でございますが、まず委託金3億603万2,000円は大阪府の委託事業であり、その部分を減額するものでございます。  以上、簡単にご説明申し上げましたが、何とぞよろしくご審議の上、ご議決賜りますようお願い申し上げます。 ○植田 委員長 
     これより議案第8号に対する質疑を行います。               (「なし」と呼ぶ者あり) ○植田 委員長   なければ、議案に対する質疑はこれにて終了いたします。  続いて討論を行います。               (「なし」と呼ぶ者あり) ○植田 委員長   なければ、採決いたします。  議案第8号は原案のとおり可決することに賛成の委員の挙手を願います。                 (賛成者挙手) ○植田 委員長   挙手全員であります。よって、議案第8号は原案のとおり可決されました。  次に、本委員会に付託されました議案第9号、平成9年度大東市都市開発資金特別会計補正予算(第2次)についての件を議題といたします。  議案第9号について提案者の説明を求めます。  和田都市整備部長。 ◎和田 都市整備部長   議案第9号、平成9年度大東市都市開発資金特別会計補正予算(第2次)につきまして提案理由のご説明を申し上げます。  本年度に予定いたしておりました先行用地の取得が完了し、事業費が確定いたしましたことによりまして、本案を提案したものでございます。  歳入歳出予算の補正は、歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ3,831万9,000円を減額し、歳入歳出それぞれ5億3,263万3,000円とするものでございます。  それでは、歳入歳出予算事項別明細書によりまして、歳出からご説明申し上げます。  147ページをお開き願いたいと存じます。  公有財産購入費3,203万8,000円、委託料557万8,000円の減額は、今述べましたことによります減額でございまして、次に歳入の部分でございますが、145ページの市債でございますのでよろしくお願い申し上げます。  この減額は、これによりまして財源といたしております市債、繰入金をそれぞれ市債のとおり減額をしているものでございます。  なお、地方債に関します調書は148ページに記載のとおりでございますので、よろしくお願い申し上げます。  以上、簡単にご説明申し上げましたが、何とぞよろしくご審議の上、ご議決賜りますようお願い申し上げます。 ○植田 委員長   これより議案第9号に対する質疑を行います。               (「なし」と呼ぶ者あり) ○植田 委員長   なければ、議案に対する質疑はこれにて終了いたします。  続いて討論を行います。               (「なし」と呼ぶ者あり) ○植田 委員長   なければ、採決いたします。  議案第9号は原案のとおり可決することに賛成の委員の挙手を願います。                 (賛成者挙手) ○植田 委員長   挙手全員であります。よって、議案第9号は原案のとおり可決されました。  次に、本委員会に付託されました議案第10号、平成10年度大東市一般会計予算の所管事項についての件を議題といたします。  議案第10号の所管事項について提案者の説明を求めます。  まず、和田都市整備部長。 ◎和田 都市整備部長   議案第10号、平成10年度大東市一般会計予算案のうち、当建設常任委員会に付託されております都市整備部所管部分につきましてご説明申し上げます。  まず、歳入歳出予算事項別明細書の27ページをお開き願いたいと存じます。  まず、歳入からご説明申し上げます。  目1の交通安全対策特別交付金の2,700万円でございます。  次に、31ページをお開き願います。  項1使用料、目1土木使用料は節1道路占用使用料、そして節2公営住宅使用料、節4の公営住宅敷地使用料がそれぞれでございます。  次に、項2手数料、目1総務手数料、節7その他証明手数料のうち、都計明示等、いわゆる都市政策関係でございます。それが3万9,000円、幅員証明等手数料が7,000円、市道明示20万7,000円が都市整備部所管でございます。  次に、39ページをお開き願いたいと存じます。  まず、目4の土木費国庫補助金は節2公営住宅等家賃対策補助金、節3公営住宅建設事業補助金、これは飯盛園第1住宅建替事業によります国庫補助金でございます。次に、節7公園事業補助金は大東中央公園、南郷公園、東諸福公園等にそれぞれ補助金を予定いたしております。それから次に、節14住宅市街地総合整備事業補助金としまして、5億8,600万円でございますが、これは住道駅周辺整備事業、そして住宅マスタープラン策定事業、これらに対しての補助を予定いたしております。  続きまして、49ページをお開き願いたいと存じます。  まず、目6土木費府補助金は節7土地利用規制等対策費補助金、それから次のページの50ページへまいりまして節8交通安全施設整備事業補助金、節12福利厚生環境改善事業補助金、これは四条小学校前線整備と南津の辺野崎駅前線の整備の関係でございます。  それから次、目10公債利子補給金は説明欄の公債利子補給金金額でございます。  次に、53ページの目4土木費府委託金は7,096万7,000円が府より委託を受ける事業でございます。そのうちの主な事業としまして、御供田北橋の整備事業、それらを予算化をしております。  次に、55ページにまいりまして、目2利子及び配当金のうち、説明欄の8緑化基金利子、これは基金積立金利子見込み額でございます。  次に、59ページをお開き願いたいと存じます。  まず、目2公共施設整備基金繰入金としまして5,000万円、これは開発者負担金の精算還付金の財源としまして充当いたします。  また、目4の緑化基金繰入金は緑化基金の精神の一つでもございますふれあい花壇づくりの財源として繰り入れを考えているものでございます。  次に、63ページをお開き願いたいと存じます。  節6の雑入、都市整備部分では4,963万3,000円でございますが、説明欄にそれぞれ記載の内容でございますので、よろしくお願い申し上げます。  続きまして、歳出についてご説明を申し上げますので、195ページをお開き願いたいと存じます。  まず、目1で土木総務費は人件費を除きます5,427万4,000円が都市整備部所管でございまして、その主なものは建築確認申請の事務を迅速化するための文書管理業務、開発行為の変更による開発協力金の精算還付金等でございます。  次に、目2野崎駅周辺対策費は記載のとおりでございます。  次に、目1道路橋りょう総務費でございますが、人件費を除きました1,003万1,000円でございます。この主なものとしましては、住道新橋の維持管理業務費でございます。  次に、199ページをお願い申し上げます。  まず、目2道路維持費は1億7,626万6,000円で、その主なものは、本市の生活道路に係ります道路維持補修事業費、道路管理諸経費、住道駅前広場管理費、道路防災総点検事業費、9年度に引き続き行うものでございます。また、放置自動車等対策経費としましては交通上の障害となっております路上放置車両の問題に取り組んでまいるものでございます。  次に、目3道路新設改良費2億3,568万円は、道路新設改良事業、交差点改良事業、御供田北橋付近道路整備、氷野鴻池線歩車道の改良、縦路井線、あるいは諸福中垣内線歩道改良をそれぞれ施行いたしております。右側で位置を示しておりますので、よろしくお願い申し上げます。  次に、橋りょう改善事業費としまして、太田川橋改良工事を予定いたしております。  次に、目6交通安全対策費につきましては、交通安全施設の拡充と交通安全の啓発に取り組んでまいります。  次に、201ページをお開きいただきたいと存じます。  目7の自転車対策費、これにつきましては市内3駅の放置自転車をなくすための自転車対策事業を予算化をいたしております。  次に、203ページでございますが、目8の福利厚生環境改善事業費は8億6,988万4,000円で、そのうち四条小学校前線整備事業費が1億4,866万8,000円でございます。野崎4丁目地内の公有財産購入費、道路改良工事等を予定いたしております。  次に、南津の辺野崎駅前線につきましては、7億2,121万6,000円で用地取得及び物件補償のための鑑定委託料、公有財産購入費・物件補償等を予定いたしております。  続きまして、項3都市計画費にまいりますが、まず目1都市計画総務費の人件費、繰出金を除きまして916万7,000円が都市整備部所管でございます。その主なものは、平成9年度に引き続きまして、地域の特性に応じた住宅整備を図るため、定住の促進、居住環境の質的向上、高齢化社会に対応できる住宅供給など、住宅対策の基本的方向につきましての住宅マスタープランを策定する事業、また御領地区の歴史的景観の保全活動支援事業としまして予算を予定いたしております。  次に、205ページをお開き願いたいと存じます。  まず、目2公園管理費は、人件費を除きまして5,746万9,000円で、都市公園等の維持管理及び補修費を予算化したものでございます。公園維持補修費で野崎中公園のトイレの水洗化工事を予定をいたしております。  次に、207ページ、目3緑化推進費は1,608万1,000円で、その主なものとしまして歳入の緑化基金繰入金でご説明申し上げましたように、ふれあい花壇事業、緑化事業の推進、垂直緑化地帯の維持管理、緑道・緑地の維持補修、緑化基金への積立金等でございます。  次に、目5深野北御供田線新設費は1億円で1級河川谷田川付近の取り付けに伴います用地買収、物件補償、鑑定委託料を予算化いたしております。  次に、目6福島諸福線新設費2億円につきまして、本年度の予定としましては用地買収、物件補償、それから鑑定委託料、道路拡幅工事をそれぞれ計上いたしております。  目9の南郷公園新設費につきましては、平成9年度におきましての用地の買い戻しが完了した部分につきまして公園施設整備を行い、部分開放をしてまいりたいと考えております。  次に、目10東諸福公園新設費、それから目11大東中央公園新設費、これは用地の取得費用でございます。  目21住道駅周辺整備費としまして、府営住宅の建て替えに合わせて、道路、公園等の基盤整備を行いまして、良好な市街地の整備を行おうとするものでございます。平成10年度におきましては、住道駅前南線、末広1号線、新町1号線、そして末広公園、これらの公有財産購入費、補償補填及び賠償金、事務費等を予算化をいたしております。  項4におきましては、住宅費、目1住宅管理費は、市営住宅の維持管理に係る経費でございまして、人件費を除きます1億6,383万4,000円を予算化をいたしております。その主な事業は、住宅管理諸経費としまして1,571万9,000円、そして空き家整備費、住宅維持補修費、市営住宅改修事業等でございます。  次に、目2住宅建設費1億7,986万9,000円は飯盛園第1住宅の第2次建替事業の平成10年度分でございまして、この事業は平成10、11年度の継続予定でございますが、その10年度分でございまして、工事監理料、仮設住宅借上料、工事請負費、動産移転料、移転雑費、水道第2期工事分の負担金等を計上いたしております。なお、継続費につきましての前々年度末までの支出額、または支出額の見込み及び当該年度以降の支出予定額並びに事業の進行状況等に関します調書につきましては、294ページに記載のとおりでございますので、よろしくお願い申し上げます。  以上、簡単でございますが、平成10年度予算の都市整備部所管部分につきまして概要を申し上げました。何とぞよろしくご審議の上、ご議決賜りますようお願い申し上げます。 ○植田 委員長   次に、山田下水道部長。 ◎山田 下水道部長   議案第10号、平成10年度大東市一般会計予算のうち、当委員会に付託されました下水道部所管についてご説明を申し上げます。  歳入の総額につきましては7,982万6,000円、歳出の総額につきましては、4億7,439万3,000円でございます。前年度に比べまして歳入で3,126万9,000円の減額、歳出では3,431万2,000円の減額となっております。  それでは、事項別明細書によりまして、歳出からご説明申し上げます。  188ページをお開き願います。  款5農林費、項1農業費、目4老朽ため池事業費は、地域ぐるみため池再編総合整備事業で下流域の災害の防止、用水の確保によります農業経営の安定、保全施設工事によりまして環境整備を図るものでございます。その主なものは、節13の委託料、節15工事請負費で、委託料は南池の実施設計及び土質調査、工事請負費は桜池の本体工事と周辺環境整備工事でございます。  次に、214ページでございます。  款7土木費、項4住宅費、目3水洗便所推進費は水洗便所の改造に係る助成金などでございます。  項5河川費、目1河川水路総務費で当部所管分は人件費を除く8,418万円でございます。主なものといたしましては、負担金補助及び交付金のうち、淀川左岸用排水管理組合分担金でございます。  次に、目2排水ポンプ場管理費で、主なものといたしましては節11需用費で、これは市内46カ所のポンプ場の光熱水費と施設修繕料などでございます。節13委託料はポンプ施設点検整備及びスクリーン清掃業務などで、節15工事請負費は市内各ポンプ場の補修費などでございます。  目3都市浸水対策費の主なものは、節15工事請負費で、工事内容といたしましては、水路の浚渫、草刈りなどの水路維持補修工事、南郷中学校の雨水貯留施設の整備、灰塚3丁目の水路整備、寺川2丁目の水路改修などでございます。  目5河川改修費の節15工事請負費は、前年度に引き続きまして、銭屋川護岸改修工事及び宮谷川の環境整備事業でございます。
     次に、226ページの款8消防費、項1消防費、目3水防費は水防活動に伴います職員手当及び淀川左岸水防事務組合の負担金等でございます。  230ページでございますが、目6防災無線対策費は防災行政無線の保守点検委託及び防災行政無線同報系の増設費で今年度は6カ所の増設を予定いたしております。  次に、歳入でございます。  30ページをお開き願います。  款8使用料及び手数料、項2手数料、目1総務手数料のうち、節7のその他証明手数料の水路敷境界明示手数料と目5下水道手数料でございます。  次に、38ページでございますが、款9国庫支出金、項2国庫補助金、目3農林費国庫補助金のうち、当部所管は節4のため池等整備事業補助金で、地域ぐるみため池再編総合整備事業に係る2分の1の国庫補助金でございます。  目4土木費国庫補助金のうち、当部所管は節11の水洗便所設置補助金で生活扶助世帯に対する国庫補助金。節16流域貯留浸透事業補助金は南郷中学校雨水貯留施設整備事業に係る3分の1の国庫補助金でございます。  次に、48ページでございますが、款10府支出金、項2府補助金、目4農林費府補助金のうち、当部所管は節6のため池等整備事業補助金で4分の1の府補助金でございます。  目6の土木費府補助金のうち、当部所管は節5の河川改修事業補助金で銭屋川改修事業に係る3分の1の府補助金でございます。節7の消防費府補助金のうち当部所管は節2の水防事業補助金で、これは水防資材購入に係る府補助金でございます。節3石油貯蔵施設立地対策等補助金は府補助金交付要綱で定められておりまして、今年度は防災行政無線の通信施設を予定いたしております。  次に、65ページをお開き願いたいと思います。  款14諸収入、項6雑入、目2雑入のうち、当部所管の主なものといたしましては、私設共同排水施設整備負担金で本人負担分でございます。  以上でございます。何とぞよろしくご審議の上、ご議決賜りますようお願い申し上げます。 ○植田 委員長   これより議案第10号の所管事項に対する質疑を行います。  漕江委員。 ◆漕江 委員   緑化基金の運用いうことで、昔からよう言うてますけども、緑化基金の助成金は緑化審議会、それ以外はどこへ出してるんですか。委員会の名前教えてください。 ○植田 委員長   南公園緑化課長。 ◎南 公園緑化課長   緑化基金委員会です。 ◆漕江 委員   緑化基金審議会あるな、それ以外に助成金出してるとこ、何か会か委員会かあるの。 ◎南 公園緑化課長   ありません。 ○植田 委員長   漕江委員。 ◆漕江 委員   話聞くところによったら委員会は一遍も開かれないということで、研修会という名目でどっかへ行って食事される、また本年度は研修旅行を計画されてると、審議会一遍も開かれてないと、これでは緑化基金の運用を任してるのはおかしいんと違うかと思いますけどね、どない思われますか。 ○植田 委員長   南公園緑化課長。 ◎南 公園緑化課長   済みません。緑化基金委員会と違うて、緑の推進協議会の方ではないかと思うんです。ちょっと緑化基金委員会というのは、全然そういう研修会とかには考えておりません。緑の推進委員会というのは去年の11月二十何日かに研修、剪定の方を研修しまして、それから1月に幹事さんだけ集まってもうて、いろいろ今後の方針について検討させてもうて、2月の下旬ごろに一度緑の推進委員の総会、臨時総会開いて、新しい役員を決めさせていただいております。今後は一応皆に幹事さん等集まっていただきまして、今後の方針、新しい幹事さんが決まりましたので、それで方針を打ち合わせて、それでまた研修といいましても、どっか剪定やってるとことか、または公園とか、その辺を考えていきたいと思っております。  以上です。 ○植田 委員長   漕江委員。 ◆漕江 委員   緑化審議会だけって、今また緑の推進協議会て、あったらあったで何も言ったらいいんですよ。やっぱり審議会、推進協議会あるのやったら、年に何回か開いて、それでなおかつ視察したいというのであったら視察したらええけどね、このごろのこの時世でね、何にも審議会も開かんと、ことし2月に役員決めたと言うてるけども、1回もせんと、ただ視察のときだけ何かちょっちょっと見て、今年度もこれ研修旅行を予定してると、これ問題やと思いますねんね。こんなんやっぱり緑化審議会の基金積み立てして、大切なやっぱり、それで緑の1本でもふやしていこうと思うて、この基金積み立てしてる。飲み食いに使うというような金違うと思います。これ返還請求もしたいなと思うてるぐらいですけどね。どない思われますか。 ○植田 委員長   南公園緑化課長。 ◎南 公園緑化課長   今まで緑の推進委員会いうのはまだ現実に活動は余りしていなかったもので、そのまま推進費が年間予算33万円いただいてますねんけども、それについてはほとんど残っております。それについて、今後研修、研修いうたかって、剪定とか、それから緑に関する講演等を先生方に依頼して、その辺の先生方のお礼、今回も総会のときに大阪府立大学の農学部の岡本助教授にお願いしまして、その報償費とか、総会とか会議とかに使わせていただいてますけども、その他ほとんど残ってる状態です。今後、先生のご指摘のように、市民から非難を浴びないような方法で協議会の費用を運用していきたいと思います。よろしくお願いします。 ○植田 委員長   漕江委員。 ◆漕江 委員   市長さん、緑化基金の運用が助成金出して、今年度丸残りというので、その金で研修旅行行こうかという話になってるらしいです。やっぱりこういうのね、視察行ったときだけに剪定やら何やらと、岡本先生というのはこの人緑化審議会の会長さんやと思いますけどね、やっぱり10万円でも20万円でもやっぱり大東市を花やら木で埋めたいと思うて、僕らいつも緑化審議会の委員させてもろうたときでも、いろいろ基金の切り崩し、また今の金利の安いときには基金運用できないから、元利食い込んででも緑ふやしなさいと、いつも言っとるんですけどね、こんな協議会で助成金使わんと、委員会も開かんと、残ったやつで研修旅行行っとこかというような会やったらね、つぶされた方がましやと思いますしね、これ今も剪定で研修会行った言うてはるけども、そこまで言いとないけども、飲み食いだけしに行かはったん違うかなと、このように思いますねん。やっぱりそのような団体なら、えろう力も入ってないし、解散された方がいいと思いますけどね、メンバーの変更も求めたいと思います。それについて市長どない思わはりますか。 ○植田 委員長   近藤市長。 ◎近藤 市長   漕江委員のご意見お聞きいたしまして、私も前々から緑の関係のその団体の目的はプールしてというようなものではないと。また、研修とかそういったものでもないと、緑を1つでもふやしていくと、そういうことに1点集中していくと、そういう議論のもとに運営されて、また活動してあると、そういうものではないかということは何回か申し入れしたりしておりますけども、まだその辺が私の意図するところが十分に伝わっていないんじゃないかなと思います。漕江委員のお考えもっともだと思いますので、これからもその辺について重点的に私の考え方というものを伝えていきたいと思います。よろしくお願いします。 ○植田 委員長   暫時休憩いたします。             ( 午前10時55分 休憩 )             ( 午前11時00分 再開 ) ○植田 委員長   休憩前に引き続き会議を開きます。  漕江委員。 ◆漕江 委員   市長さん、緑化基金をいろいろふれあい花壇やいうて市報にも載って、正月前になったら葉ボタン、養老院やら、あっこらにいろいろ寄附してやっとる、そんなん見てたらやっぱりええと思いますけどね、それは何も開かんとね、研修旅行だけ行って、何やらの勉強してくるちゅうのやったらね、そんなん実質何もしてへんの、研修だけやったらこれ何にもなれしませんしね、そういうのは切っていくべきやと思います。わずかな金というけど、そういう風習つけてきたらね、市長さんが緑のまちづくりをしたいと言われる意図が全然伝わってないでしょ。研修、研修で、今かて研修を重視していくて言うてはったけど、研修ばっかりせんと、実質もっと現場で研修しはったらええと思いますねん。よそで見てきたんをやっぱり大東市に生かして、大東市でする研修はええと思いますねんけどね。そういう頭の人やったら、委員さんの変更もしていただきたいと思いますね、剪定委員のボランティアや言うてはるけども、助成金出してんねんよって、もっと大東市のために有効利用してもらわな困ると思いますねん。それ市長さんの答弁一遍だけ聞いて、これでもう終わっときますけども、これは後々までいろいろ助成金の問題で追及していきたいと思います。一遍腹聞かせてください。 ○植田 委員長   近藤市長。 ◎近藤 市長   先ほど申し上げましたように、研修というのも必要かと思いますけども、今例に挙げられたような研修というものは非常に何といいますか、遠回りしたような、焦点をせいていないような感じもしなくもありません。そういったものはできるだけ避けていただきまして、今お説のとおり、緑の木、草1本でもふやしていくと、そういった方向にストレートに物事を考えてやると、そして我が町に何年か累積する間に緑がふえていくと、そういった方向に努力いただくように、再度私の方からそういう方針を伝えて、そういう方向に向くように考えていきたいと思っております。よろしくお願いします。 ○植田 委員長   漕江委員。 ◆漕江 委員   委員さん変更されますか。 ○植田 委員長   近藤 市長。 ◎近藤 市長   今ちょっと直ちにそういったことにつきまして検討してみたいと思います。今ちょっと申し上げられません。 ○植田 委員長   ほかに発言はありませんか。  森下委員。 ◆森下 委員   基本的な部分からまずお伺いしていきたいなと思います。  一般会計に占める今回のこの普通建設事業については51億4,455万2,000円ということで、対前年度比で8億円余りふえているという部分でありますけれども、構成比の中でも13%強ですか、歳出では土木費は68億円余りということで、対前年度比的には1億円余り減少しているわけであります。市長さんは、昨年度は施政方針の中で「入るを図って出るを制する」ということで述べられております。府下並みに市長さんはこの建設事業費をもっていきたいということから、今回本年度の施政方針があったろうと、こういうふうに思うわけです。そういう中で、社会資本の投資ですね、投資総額をふやすためにどういうふうな努力をされてきたのか。また、徹底した施政方針の中でも述べられておりますけれども、このリストラというんですか、事業の見直しを図っていきたい、こういうふうに述べられておるわけでありますけれども、財政確保についての見通しをちょっと教えていただけますか。 ○植田 委員長   近藤市長。 ◎近藤 市長   お答えいたします。  本市でも他市と同じように、非常に今日の低迷する中で非常に大きな課題であると、まず思っております。その中でも基本的に建設投資というのが低いというのも承知しておりますけれども、こういったものにつきましてもできるだけふやしていかないかんと考えておりますけれども、現在のところ、本議会でもご報告しましたように、建設関係の事業がふえてきております。そういったものに対応するために、どこからそれを捻出していくかということがあると思いますが、要するに財政の再建というものと並行しながらこの予算を編み出していくということが方法の大きな課題だと思っております。そのために、私市長になりまして2年目から財政の再建というものを取り組んでもう5年にもなります。そういった意味におきまして、相当の成果は上げてきたと思っておりますが、まだこれで終わるのではなくて、今検討しておりますのは、3S21計画ということで、いろんな面からその課題をとらえて、なお財政の再建に結びつけていきたいと、このように思っております。そうする中で市民の方々、あるいはまちづくりのために資本を投じていくと、そういうふうな考え方を堅持して、今後とも進めていきたいと思っております。  特に、ことしのようにいろんな面での必要の経費があります。駅前であるとか、あるいは龍間であるとか、あるいは中央公園であるとか、そのほかにもいろいろなものがございますので、勢いそういったものに財政が膨らんできているということも確認しております。今後ともそういった形でできるだけそういったものに財政を投資していきたいと、そういうふうに考えております。  要するに、一口で申しますならば、財政再建というものと両にらみしながら今後も行政を進めていくと、そういうふうに考えております。よろしくお願いします。 ○植田 委員長   森下委員。 ◆森下 委員   漠然としたことは、そらもう前々から聞いておりますし、そういう部分というのはよく知っておりますし、当然当たり前のことだと私は思うんです。しかし、市長さんが今年度施政方針で、また昨年度も合わせて、なぜそういう形で述べられておるのか、強調しているのか、その中でどれくらいの建設事業費にこのリストラ及びその見直しでね、どれだけ確保するのかということについて尋ねとるわけですから、だからおおよそで結構ですから、今回のこの、例えば事業の見直し、徹底した見直し、リストラ、これでこの建設社会資本投資に回すお金がどれだけ確保していこうと考えてるのか、そのことをきちっと答えてください。 ○植田 委員長   近藤市長。 ◎近藤 市長   具体的な数字につきましては、私の方では持っておりませんけども、要するに今申し上げましたように、財政の再建を図りながら、その生じてくる予算というものを今申しますように建設費、あるいはこれから増大していくであろう福祉の問題と、また今日的課題である教育の問題にと、そういった方に投資していくと、そういう考えでございます。具体的な数字はちょっと持ち合わせておりませんのでご理解を賜りたいと思います。 ○植田 委員長   暫時休憩します。             ( 午前11時10分 休憩 )             ( 午前11時16分 再開 ) ○植田 委員長   休憩前に引き続き会議を行います。  森下委員。 ◆森下 委員 
     今、休憩中に助役の方から説明いただきましたけれども、徹底した事業の見直しということはうたわれております、市長さんの施政方針で、そうすると、当然この予算書及びこの特別会計も含めて、この特別会計はさておくわけですけれども、この中で今までずっとやろうという計画の中にあった部分をどう見直していくか、つまり休眠中になっている事業、そういう部分を見直すことによってこの新しい部分、ビルド、ビルドの部分はわかるわけです。ここに予算書で見れば。ところが、このスクラップの部分というのがここには出てませんね、そうすると、そこら辺を統合するとどうなるのか、そういうことが言うたら金額的にも多少なりともふやしてくることができるんではないかと。そうしてもう一つは、その目的を終焉しつつある部分、これをスクラップすることによってどれぐらいの金額が出てくるのかという、この見通しがなかってね、その見直しという、やりますということにはなってこないんじゃないかなと、私は思います。ですから、そこら辺をどうなのかということを聞いてるわけです。で、建設事業費でどれだけにここへ配当がされるのか、つまりふやしていくことができるのか、確保ができるのかと、こういうことなんです。だから、その見通しが先ほどから答弁いただいとるわけですけども、余り明確になってないということですので、再度その点についてどなたか答えてください。 ○植田 委員長   船本助役。 ◎船本 助役   非常に新しい時代を切り開くために、大東3S21プランを職員一人一人の参加のもとに行政改革の大綱をつくっていこうということで素案づくりに一生懸命になっております。このことを議会の方にも示していきたいというように思いますけども、今ご指摘のように、それぞれの原課で何ができるかということを非常にまとめてる部分がございます。その部分をどのように形で実施していくかということもそれぞれ今素案をつくっております。そういったことが実際にいつごろ、何年度にこのことができるかということも含めまして今頑張っております。そういったことで、その数字というのがなかなか実際の人の定数の問題もございましょうし、それぞれの原課における削減の金額というのが具体的に出たらいいんですけども、なかなか今の段階としてその点はまだ出しておりません。そういった大まかな部分はやっぱりどのぐらいになってくるかというのははじき出したいと思いますけども、いずれにしましても事業の今減量化に向けての総点検しておるとこでございますので、そういったことでその減量されたことが一日も早く市民サービスにつなげるように、行財政執務の再構築をして、市民サービスにつなげるように頑張ってまいりたいと思いますのでよろしくお願いしたいと思います。 ○植田 委員長   森下委員。 ◆森下 委員   これからその中身を詰めていくと、簡単に言えばそういうことだと思います。では、この件については今後とももっと詰めていきながら、そこら辺の数値というものをできるだけ早い時期に提示をしていっていただきたい、このように思います。これは要望にもうとどめておきます。  次いで、この駅前周辺整備事業、計上されておるわけでありますけれども、いよいよ本格的に稼働するわけでありますけれども、今回は道路については3路線、そして公園事業の用地買収という計画になっておるわけでありますけれども、この公園の事業化されるわけですけども、この計画、公園計画の中で、この公園立体化、今後していくのかどうか、そこら辺の計画なりね、見通しなりをちょっとお聞かせいただけませんか。 ○植田 委員長   増田都市政策室長。 ◎増田 都市政策室長   今おっしゃったの住道南の末広公園ということでいいですか。 ◆森下 委員   そうです。駅南側ね。 ◎増田 都市政策室長   住道南の直近に末広公園1.4ヘクタールを計画しまして、平成9年から用地買収を進めております。この公園につきましては、近隣公園ということと、それと一番駅直近の公園ということで、水辺と、といいますのはここには下水道部で対応していただいてます水辺、その辺も通していきたいという箇所にもなっておりますので、その水辺と、それと修景、それからちょっとしたイベントできるような景観とかイベント、そういうようなものを考慮したような公園として整備していきたいと、このような考え方をしております。  以上です。 ○植田 委員長   森下委員。 ◆森下 委員   この公園のことで答弁いただいたわけですけれども、かねがね私どもが提案させていただいとるわけですけれども、まあいうたら駅前ということで、住道をメーンのそういう中核都市のメーンにしていきたいという市長さんの考えであるわけですけども、ここら辺の周辺には駐車場等々がありません。それともう一点は、この後でもまた質問いたしますけれども、雨水貯留施設等々も問題も抱えておろうかと思います。そういう部分、つまり市民の利便性、もしくはそういう災害時等々のことを考えて立体的なそういう公園にする考えはあるのかないのか。そしてそれによって駅前の不法駐車等もなくなるんではないかと、こういうふうに思います。これはあそこだけじゃなく、住道の駅に限りませんけれども、より緩和されるんではないかなと。そして、より厳しくそこら辺を整備できるんではないかなというふうに思うんですが、ここら辺についての考え、計画の中にそういう考えはあるのかどうかちょっと聞かせてください。 ○植田 委員長   増田都市政策室長。 ◎増田 都市政策室長   末広公園、あるいは府営住宅、その中で水防災の関係での貯留施設、その辺は考えていっております。それともう一点、確かに駅前、住道の駅前のちょうど南側でございますので、森下委員おっしゃってる駐車場というようなことも1点あるわけでございます。府営住宅の中で1戸当たり1個の駐車場をとってほしいと、こういう要望もさせてもらっているのとは別に、駅前の駐車場ということで、考えられるのはおっしゃってるのは地下駐車場のことだと思います。その中で、確かに地下駐車場というのは1点考えられるのですけれども、非常に割高であるという、1台当たりの換算しますと非常に割高であるということと、もう一点、全体的に住道駅前、北も南も全部含めての住道駅としての検討でございますけども、住道の駅前に清算事業団用地、これを市として取得しているというのはもうご承知のとおりでございます。その辺を全体を見定めた中で、住道駅としての駐車場のあり方、この辺を検討していこうということで今検討してる最中でございますので、むしろ清算事業団用地もそのままになっておりますので、それを生かすようなことも考えていきたいと、もちろん駐車場、駐輪場、そういうものも含めて全体でございますけども、そういうことで今考えておりますので、よろしくお願いしたいと思います。 ○植田 委員長   森下委員。 ◆森下 委員   全体計画として、その駅前南も含め、周辺の整備ということで今ご答弁いただいたわけですけども、この公園と、それと駅周辺に不法駐車している台数、今駅北側の方にバス等が入ってきとるわけですけども、実際にバスの進入路をふさいでるのが不法駐車であります。これがゆくゆく南側にそういうターミナルができるわけですけれども、どうしても一番これからも問題になってくるのがこの不法駐車であります。今、清算事業団の用地も含めた中で考えていきたいと、こういうことで駐車場の立体化ということもやっぱり考えていく必要があるんではないかと、こういうふうに思います。そして、より多くの車を狭いスペースに効率よく駐車させるということによってあの駅の不法駐車というのがなくなるのかなというふうにはかねがね思ってるわけですけれども、もう一点、民間及び公共施設のそういう府営住宅があるわけですけども、これ1軒に1台ということで確保されてる、こういうことも含めてね、ここら辺の朝と夜というんですか、夕方まではこの駐車場が空いてるという部分も考えてね、そこら辺も何とか大阪府との交渉の中で、昼間だけとかいう形で、限定的な部分で、そういう一般の駐車に開放できないのかどうか。金額の関係もあると思いますけれども、そういう部分というのは有料なり何なりでそういう形とれないのかどうかね、そういうことも今後考えていっていただきたい。ちょっと1点だけ、その部分、可能性は多分、大阪府の場合は難しいだろうと思うんですけれども、立体駐車場ですか、狭いスペースでそういう部分というものを考えておられるのかどうか、ちょっと答えていただけますか。 ○植田 委員長   増田都市政策室長。 ◎増田 都市政策室長   確かに、住道駅前の調査をさせていただきますと、不法駐車が非常にあふれていると、これが現状です。それが一番大きい、警察等にお願いするときのネックでもあるわけなんですけれども、その反面、昼間駐車場が空いていると、民間の駐車場ですけども。これは公的な駐車場というのは住道駅ございません。そんなとこで、苦慮してるのは事実ですし、大阪府の方も今先ほど申しましたように、府営住宅建てるときに1軒に1個つくってくれやと、こういうお願いをしとるんですけれども、100%といかんでも、それに近い数字を要望させてもうてるし、そのように大阪府の方も前向きに考えていっていただいてるというのが現状でございます。  あと、先ほど言いましたように、例えばカサレスの駐車場とか、その辺も空いとるんですけれども、ただ来客用にということでございまして、それを有効利用というような形での今要望はしていないと、こういう状況でございますし、大阪府の方も多分駐車場をたくさんつくられると思いますが、それを昼間市も使わせてくれるか、あるいは来客用としての位置づけはちょっと難しいんじゃないかなというような考え方はしております。 ○植田 委員長   船本助役。 ◎船本 助役   駐車場の立体化につきましては、今の現状の駐車場、駐輪場、いろいろ不法駐車、駐輪もございまして、そういったことで一度周辺の民間の駐車場の利用状況等を調査したこともございます。利用度は非常に少ない。民間の駐車場の空きが多いというような状況も出てると思います。そういったことでございますけども、非常に昨今、いろいろと土地の高度化も含めまして、人口の増も伴ってきてます。まだまだモラル的にも不法駐車・駐輪をされる方もございますし、そういったことで既に駅の北側に清算事業団から買い取った土地がございます。これは暫定的に平面利用してます。非常にもったいない話でございますので、将来的にはここを立体駐車場、立体駐輪場も想定に入れてるのも事実でございまして、またそのときにはよろしくお願いをしたいと思います。 ○植田 委員長   森下委員。 ◆森下 委員   この件については、今後とも鋭意努力されますように要望しておきたいと思います。  次に、龍間の運動広場、また整備事業等で7億円からの実施計画、用地買い戻し等も含んであるわけでありますけれども、この運動広場の整備総額ですかね。  失礼しました。では、あと総合計画事業の中で、第4次総合計画ということで原案では出ておるわけですけれども、先ほども言いましたけれども、住宅マスタープラン、そしてまずこの住宅マスタープランの主な内容というんですかね、先ほどちょっと説明いただいたんですけども、漠然とした中身ですので、もう少し詳しく教えていただけますか。 ○植田 委員長   増田都市政策室長。 ◎増田 都市政策室長   住宅マスタープランですけども、9年度から実施させていただいております。確かに住宅のマスタープランというのは初めてでございまして、どのような形でまとめていくのかというのは非常に僕も不安なんですけども、平成9年度は現況調査をさせていただきました。10年度ですけども、今後の大東市のまちづくり、例えば定住化とか、シルバーハウジング、高齢者向けの住宅とか、そういうものをしていくのにはどのような形が一番いいのかということで、住民の意識調査、あるいは学識経験者をまじえて、将来の住宅、大東市の住宅のあり方、その辺を検討していきたいと、住環境の方針とか、あるいは景観形成とか、あるいは防災の関係とか、そういうことも含めて検討していきたい、このような考え方をしております。 ○植田 委員長   森下委員。 ◆森下 委員   今、平成9年度シルバーハウジングの住宅をということで調査をされておられたと、こういうことですけれども、余りなじんでおらん中身ですのでね、そこら辺の調査、今まで調査した結果と、これからそういう大東市をどうしていこうと考えておられるのか。もう一つは構成メンバーというんですか、多分マスタープランを作成するに当たって、何人かで構成されてると思うんですが、そういうメンバーについては大体どれぐらいの人数でこの原案を練っておられるのか、そこら辺もちょっと合わせて答えてください。 ○植田 委員長   増田都市政策室長。 ◎増田 都市政策室長   平成9年度は先ほど言いましたように現況調査、今、大東市の置かれてる住宅のあり方、この辺の現況調査を実施しました。9年度ともう一点、10年度は先ほど言いましたように、シルバーハウジング、その辺は府営住宅の中にもつくっていただくんですけども、住宅マスタープランを策定していかなければ大阪府としても対応できないと、こういう問題点がございましたんで、今現実に、住宅マスタープランを9年、10年と実施しておりますので、大阪府の方も前向きに考えていただいて、第2期の方で考えていただいてるということでございます。  それと、マスタープランをつくります上での検討委員会、その辺につきましては今、過去よそでやっておられる事例を参考にしながら、今検討中でございますので、これは10年度の検討委員会ですけども、それは過去やっておられる先進都市の事例を踏まえながら今検討中でございますので、今ちょっとまだ明確にはなってないというような考え方でございますので、よろしくお願いしたいと思います。 ○植田 委員長   森下委員。 ◆森下 委員   今調査をこれからしていくということですし、当然またこの構成メンバーについては、検討委員会等々については、今後また考えていきたいということなんですが、あとこの公営住宅についてはよくわかるんですけれども、民間はここに含まれてるのかどうかね。その点ちょっとお聞かせいただけますか。 ○植田 委員長   増田都市政策室長。 ◎増田 都市政策室長   住宅マスタープランでございますので、公営住宅ももちろんのこと、大東市の民間の住宅の現況のあり方、それと将来どうしていったらいいんやというようなことを検討していくというようなことでございます。 ○植田 委員長   森下委員。 ◆森下 委員   鋭意これからその点についても努力していっていただきたいと思います。  次いで、同じ項の中に都市計画マスタープランとの整合性、そしてこの中にそういう一部の部分で、部門の中に含まれてくるんではないかなとは思うんですけれども、そこら辺との関係、都市計画マスタープランをどうするのか、今後どうしていこうと考えておられるのかも合わせて聞かせてください。 ○植田 委員長   増田都市政策室長。 ◎増田 都市政策室長   都市計画のマスタープランですけども、これは大東市の将来像の中のハード面、その辺をすべて入っておりますので、その中にも住宅というものについて、公営住宅が主になると思いますけれども、触れられております。都市計画マスタープランは大東市の道路から公園、下水、住宅、それのあり方、今後どうしていったらいいんやというようなことの今大体のデータができまして、それを地域別に細分化しまして、それも今後いろんな方の意見を聞きながら、平成10年、あるいは11年にはまとめていって審議会に公表していきたいと、このように思うところでございます。 ○植田 委員長   森下委員。 ◆森下 委員   それも合わせてよろしくお願いをしておきたいと思います。  あと公園、この中に、都市計画の中にも公園等々含まれてくるわけでありますけれども、その公園、緑道等の整備、そして昨年度私どもが現地調査をし、126カ所、公園、緑道等の危険箇所の整備を要請してきたところでありますけども、今回この遊戯器具等々の危険部分、また砂の入れかえとか、これ予算、多分計上されておりますけれども、この本年度の計画でもう終わりなのかどうか、ここら辺も合わせてお答えいただけますか。 ○植田 委員長   南公園緑化課長。 ◎南 公園緑化課長   平成9年度に一応危険とみなされるものについては、ブランコ、それとかすべり台等は一応やらせていただきましたが、引き続いて10年度もやっていきたいと思います。  それで、10年度もやっていき、また次はちょっとはげて見苦しいとか、そのようなペンキ塗るとか補修、危険ではないけども、公園として、快適な公園として見られないようなものについては、また10年度及びまた11年、12年と、一応年次計画を立ててやっていきたいと思ってます。これも財政的な問題がありますけども、できるだけ早くやっていきたいと思っております。  以上です。 ○植田 委員長   森下委員。 ◆森下 委員   そうしますと、公園、緑道と、また遊戯器具のその危険な部分というのはもう既に終わったと、こういうことですか。それと、公園でよくトイレの関係ですね。よく各議員から質問されているわけでありますけれども、私どもの調査結果も、このトイレあたりも大変汚いということで、水洗化してはどうかという形で申し入れもさせていただきましたが、今年度この部分について予算化はどうなってるのか、何カ所を水洗化していこうと考えておられるのかお聞かせいただけますか。 ○植田 委員長   南公園緑化課長。 ◎南 公園緑化課長   まず、一応非常に危険だと思われる箇所については、今年度一応私どもとしては終わったという認識のもとにおります。10年度以後、早く引き続いてやっていかんなんものについてはやっていきたいと思います。  それから、水洗化の分ですけども、今年度は新田中央公園について1カ所やらせていただいて、10年度については野崎中公園について水洗化をやっていきたいと思います。引き続いて11年、12年度も一応12年度を目標にやっていきたいと思っております。これも予算上の都合ありますけれども、できるだけ早く水洗化をやっていきたいと思っております。  以上です。 ○植田 委員長   森下委員。 ◆森下 委員 
     公園のトイレについては新田中央が終わったと、こういうことです。あと野崎についても本年度やっていくということでございます。あと、計画的に、あとの残公園については、あと計画的に推し進めていくと、こういうことで答弁いただいたと、このように思います。それにつきましては、今後とも計画的にきちっと推し進めていっていただきたいと、これもう要望にとどめておきたいと思います。  あと道路の関係ありますけれども、ここの深野北御供田線の用地買収がもうほぼ終わっておられると思いますし、それの多分に公社の買い戻し金額になっとるんだろうと思うんですが、深野北御供田線の計画、そして道路等の問題がありますが、この橋梁も含めた計画なり、何なりがありましたら教えてください。 ○植田 委員長   和田都市整備部長。 ◎和田 都市整備部長   深野北御供田線につきましては、相当長い期間にわたりまして用地買収を進めさせていただいております。本年度はご提案のとおり、いわゆる谷田川付近の取りつけ部分につきましての用地買収、物件補償でいたしておりまして、本年度この内容を消化いたしますと、取りつけ部分につきましては一定まとまったものができるというふうに考えております。ただ、ご指摘のいわゆる橋の関係でございますけれども、正直申し上げまして、橋の架設につきましては、相当大きな金額を要するものと考えております。今後、これらを具体的な年次をどのようにしていくかということを今後詰めていこうとしておりますので、現時点でまだ計画年次までに至っておりませんので、よろしくお願い申し上げたいと存じます。 ○植田 委員長   森下委員。 ◆森下 委員   この道路の問題というんですか、橋梁の問題と含めて、今後大東中央公園の整備というのが今後出てくると思います。今、渡っておりますこの何という名前の橋か私もわからんのですけども、深野1丁目にかかっている今現在の進入路、この橋梁が大変建設当時から私見ておりますけれども、決して安心して重量物が通れる橋梁ではありません。そこら辺がこの公園整備を今後していくわけでありますけれども、安心して渡れるとお考えなのかどうか、安心できない橋であるならばどうしようとされるのか、この公園整備と含めてお答えをいただけますか。 ○植田 委員長   和田都市整備部長。 ◎和田 都市整備部長   ただいまのご指摘の橋の件でございますけれども、一応、まず現況、当初いわゆる設置された時点から現在までの間で相当いろんな車両が通行しておりますけれども、その間常に確認をしておりますが、現時点まで考える範囲では橋についてそれほど心配はないものというふうに考えておりますが、ただ現場、ご承知のとおり、いわゆる谷田川の護岸の一部が若干損傷しておりまして、こういった部分につきまして、橋と関係があるものかどうか、いわゆる大阪府の枚方土木事務所の方とご相談申し上げたいというふうに考えておりまして、近々ご相談に上がる予定をしております。  なお、先ほど申し上げました橋の名前でございますが、深野緑ケ丘1号橋という名前でございます。こういった内容で、今後その橋自身に十分な、まず危険がないかどうかの検討をしてまいりたいというふうに考えておりますのでよろしくお願い申し上げます。 ○植田 委員長   森下委員。 ◆森下 委員   この大東中央公園の計画、今回予算化されて、整備されていこうということでありますけれども、この公園に入っていくには先ほどお答えいただいた深野緑ケ丘1号橋という橋を渡らないと入っていけない部分になろうかと思うんですね。そうしますと、この橋梁の問題が大いにクローズアップされるのと、もう一つは安心して渡れるいうのか、将来的にもこの寝屋川沿いのこの道路、混雑の多いところでありますけれども、こういう狭い道路を大型の車両がどんどんどんどんまた通っていくということについては私どもは余り感心せんなというふうに思います。できることなら、今設置しようとしている深野北御供田線をきちっと整備され、そこからの進入路というのが一番ベターかなと、こういうふうには思うんですが、特に大阪府の事業の中で管渠の四条畷幹線を設置するに当たって仮設橋ですか、設置された経緯もありますけれども、どういうふうな方向で持っていこうと考えておられるのか、再度その点、仮設橋も考えておられるのか、それともきちっとした橋を考えておられるのか、ちょっとその点もう一度お尋ねします。 ○植田 委員長   増田都市政策室長。 ◎増田 都市政策室長   大東中央公園の進入路、まだ計画段階ですけども、先ほどの1号線、それも使いながら、あるいは防災緑地緊急整備事業で、中央公園、防災緑地という指定を受けていっておりますので、今現在ある橋のありとあらゆるところから避難できるような体制を整えていきたいというような考え方をしております。今、ちょっと森下委員の中で1点ありました、府有地のとこを使って仮設橋を考えられないかということも確かに1点考えたことはあるんですけれども、法線的な問題等から非常に不可能であるという結論は出ておりますんで、その辺は今ある現在の歩道橋、その辺を使いながら人だけでも逃げ込めるような形には整備していきたいなというような考え方はしております。中央公園の進入路としての橋は先ほどの緑ケ丘の方からの橋、あるいは今の現況の歩道橋、あるいは今後谷川の方からの橋も御供田線としての橋も考えていかざるを得ないと、将来的には。そのような考え方から、四方八方から入れる、できるだけ入れるような考え方をしていきたいと。  以上でございます。 ○植田 委員長   森下委員。 ◆森下 委員   1つですね、この中央公園の計画に当たっては、再度そういう道路、緊急避難で避難地に該当し、そしてなおかつ防災の公園という意味合いも含めた拠点になろうかと思いますし、そこら辺の道路橋梁、そして避難路の確保という部分に重点を置いた計画なりをきちっとした形態で練っていただきたいと、このように要望しておきたいと思います。  次いで、公園計画にない公園を設置する際の位置づけ、そしてその管理という点について、これは所管外やと言われるかもしれませんけども、その通常手続がなされるべきだと思いますし、当然予算執行に当たっての部分で議会に報告する必要があろうかと思うんですが、消防跡地ですね、これがどういうふうになるのか、ちょっとこれ議会の議員さん、全員ご存じですか、私聞いたことありませんので、ここら辺について、どこが最終的に管理をするのか、今後の部分について教えていただきたいと思います。 ○植田 委員長   光永都市整備部次長兼開発指導課長。 ◎光永 都市整備部次長兼開発指導課長   あの土地自身は一応管財課が所管しておる土地でございまして、今までまだ具体的な使用目的が決まってない中で、あのまま遊ばしておくのも何かということで、管財課の方からの依頼がございまして、簡単な花壇とかで憩えるような場所にでもすりゃいいんじゃないかというような要望がございまして、一応管財課からの依頼を受けて、簡単なポケットパーク的なものをつくっていこうということで取り組んでおります。  所管の管理は総務部の管財課でございます。 ○植田 委員長   森下委員。 ◆森下 委員   あともう2点ほどお伺いして終わりたいと思うんですが、御領地区の景観保全ということで、今回予算計上されてるわけでありますけれども、この御領地域以外に今後とも景観等、保全に匹敵するような部分というんですか、他地域においてあるのかどうか、考えておられるのかどうか、この点について。 ○植田 委員長   多田上席主幹。 ◎多田 上席主幹   第3次の総合計画の中に五大プロジェクトの一つに、歴史的景観の整備事業地域ということで、その中でうたっておりますのは、1つは御領地区でございまして、もう1地区は野崎地区というふうにうたっております。したがいまして、今後野崎地区につきましては、野崎の観音さんの周辺地域の整備という形の中で検討してまいりたいというふうに考えております。 ○植田 委員長   森下委員。 ◆森下 委員   今後ともこれからも大東市の全体を考えた上でその景観保全というものを今後とも確保していっていただきたいなというふうに思います。  あと、農業振興の関係でありますけれども、用水のさく、池の関係で、今後こういう形で地下水のくみ上げとか、当然農林費の中にもこれ委員会の委員報酬というのは計上されているわけですけども、ここら辺地下水のくみ上げ、一方ではラブホテルというんですか、建設されてるわけですけれども、これは議員さんが全員研修の際に見学に行ってるわけですけれども、こういう部分でのきちっとした対応というのはどうなっているのか、それともう一点はその地下水がくみ上げ、この農業用については認めておられるわけですけれども、一般の業務用、もしくは一般の住宅用には認められてないはずなんですが、ここら辺についてはどう考えておられるのか、今後の見通しについて教えてください。 ○植田 委員長   暫時休憩いたします。             ( 午前11時58分 休憩 )             ( 午前11時58分 再開 ) ○植田 委員長   休憩前に引き続き会議を続けます。  森下委員。 ◆森下 委員   建設と同時にそういう部分というのが並行して出てくるわけでありますけれども、どうなのかと。これは建設のどさくさと言うたらおかしいんですが、地質調査いう部分で、当然そういう部分が含まれてくるんではないかなというふうには思うんですが、名目は地質調査、それででき上がったのが結局地下水のくみ上げということですね。建設とこれ民生というふうにおっしゃっておられるんですが、これは建設の調査ボーリングという部分での経過だろうと私は思うんですが、こういう条例及び法律及び今回の委員会におけるこういう所管の問題についても私ちょっと疑問に思うんですが、これ一体どこがどういうふうに変わるのか、ボーリング調査というのは、これは建設部門だろうと私は思うんですけども。どうですか。調査は建設部門ではないんですか。 ○植田 委員長   和田都市整備部長。 ◎和田 都市整備部長   工事によるわけですけれども、当然工事によってはおっしゃるように、いわゆる地下のボーリング調査というものが入ってまいります。そういった工事に伴うボーリング調査については当然担当は都市整備になろうかと思いますけれども、ただいまおっしゃいますいわゆる地下水のくみ上げ等に関することということでございますので、私の方の所管ではないんではないかというふうに考えております。 ○植田 委員長   森下委員。 ◆森下 委員   これは要望に今後ともとどめておきたいと思いますけれども、この地質調査という名目でボーリングをするわけですね。それを結局地下水のくみ上げに利用すると、最初名目的にはそういう形ですけれども、地下ボーリングと、そして建設の用に供していくということであります。それをうまく利用して、法の目をくぐるという部分というのがあろうかと私は思うんです。本質的な部分で今ちょっとお尋ねをしているわけですけれども、こういう形で地下水をどんどんくみ上げられるという実態があるので、今後そういうことについての神経というのははらしていかなければならないんじゃないかなというふうに思います。そうでないと、今後ともこういう部分というのがふえてくるのではないかなと、こういう心配から申し上げてるわけです。  あと、管渠築造の関係でありますけれども、この平地の間で、北楠の里とか、もと第1住宅跡地のところはもう全然手つかずであると、しかも市民の皆さん、また自治会の皆さん方が用地を第三者の権利者から用地を買収して、そして市に帰属をした部分についてはて、当然これは早急にやるべきだろうと私は思うんですが、ここら辺についてこの下水の面整備等々をどう考えておられるのか、お伺いしたいと思います。 ○植田 委員長   公共下水道は特別会計やから。 ◆森下 委員   最後に1点だけ、ちょっと勘違いをしておりまして、恐縮しております。  あと雨水の貯留の関係なんですが、代表質問でも一部させていただきました。この雨水貯留施設整備事業という項目に該当するのかどうか私はわかりませんけれども、民間のその一般住宅及び公設というんですか、集会所も含めた簡易水洗等を利用した、これから何というんですか、雨水が防災を防ぐため、つまり水害を防ぐために一時貯留槽というんですかね、そういうものを設置した場合の補助金について、ちょっとお聞かせいただいたわけですけれども、何ら考えておらないというふうな答弁であったように思います。で、ここら辺の部分については東京という形で質問をさせていただいたんですけれども、これ通常便槽あたりをですね、2人槽、3人槽、4人槽とか、各槽があるわけですけれども、大体四、五トンの水量をそこで保持できたら、大東市の防災の部分では相当大きな効果が発揮できるんではないか。一時的な溢水、出水について確保できるんではないかなという観点から今後こういう施設に対して、考えられたらどうかなというふうに思うんですが、こういう考えはあるのかどうか、防災面から一度お答えいただけませんか。 ○植田 委員長   暫時休憩します。              ( 午後0時06分 休憩 )              ( 午後0時07分 再開 ) ○植田 委員長   休憩前に引き続き会議を続行します。  山田下水道部長。 ◎山田 下水道部長   本会議の代表質問でも雨水貯留ということでご提案がありました。この件につきましては、私も埼玉県の越谷市に行きまして実際にその施設を見学してまいっております。これは今まで下水がなくて、いわゆるその浄化槽を設置しておったと、下水の整備ができたんで、今先ほど休憩中に委員長おっしゃったように、それは普通だったらつぶしてしまうというのが本来なんです。このことに対して、それを生かしながら、そこへ雨水をためれば、1家庭2トンなり何トンかためれて、しかもその水を例えば洗車であるとか、庭に水とか、そういうものをやる制度というのは確かに国の方であるんです。これはあくまでおっしゃってるように、下水道の未整備区域をそういう形にするというのはこれちょっと不可能なことでして、あくまで整備が終わった区域についてそういう制度を活用して、補助制度を活用したらどうかと、こういうふうに承るわけですけども、現時点でそういう制度が国の方であるわけですけれども、現時点では我が市は雨水貯留につきましては別途、寝屋川水防災の関係も含めまして、いわゆる民間企業に対しての協力を依頼いたしておりますし、市の方もこういった雨水貯留ということで努力をいたしております。この辺の成果を見ながら、下水の進捗とあわせて今ご提案の向きについては、今後の研究課題にしたいと、こういうことでご答弁を差し上げたわけですけども、そういう考え方でご理解をお願いしたいと思います。 ○植田 委員長   森下委員。 ◆森下 委員   時間が迫ってるようですので、以上で終わりたいと思います。 ○植田 委員長   それでは、暫時休憩いたします。  午後1時より再開いたします。              ( 午後0時10分 休憩 )              ( 午後1時00分 再開 ) ○中野 副委員長   それでは、休憩前に引き続き会議を開きます。  委員長交代しますので、質問者も明確にきちっと質問していただきますように、答弁の方もよろしくお願い申し上げます。  これより引き続いて議案第10号の所管事項に対する質疑を行います。  眞鍋委員。 ◆眞鍋 委員   まず最初に、先ほど市長のご答弁の中に入っておったんですけれども、財政再建とその事業推進の両方を両立して進めていきたいと、今の現状を見てますと、なかなか相反するといいますか、両立というのはなかなか難しい、違う方向のことを両立させていくというようなことをおっしゃっておったわけなんですけれども、その2つを両立させるために、具体的にどのような方策を取られて、具体的にどういうふうな方針で望まれるのかということを明確にお答えいただけますでしょうか。 ○中野 副委員長   近藤市長。 ◎近藤 市長   今まで行ってきたものを簡単にご報告申し上げますと、まず最初に管理職の手当の削減というところから入りまして、そして定員の削減、そしてまた多くは民間委託そういったことでまだいろいろありますけども、そういうものをずっと5カ年かかって今日まできております。そういう点で、相当の財政的な成果を上げていると考えておりますが、数的にちょっと私ここでまとめておりませんので、その辺のご報告はできませんけども、そういったやはり特に昨今の財政の面からしまして、国レベルでの不景気の時代が到来いたしまして、よくぞ私はその前に、5年ほど前からそういう点に目をつけてこれからの行政のあり方はそうなければいけないというようなことを考えて行ってきたところでございます。そういった中に出てきた成果が今日の、各市はマイナスシーリングというのが多いわけですが、本市については4.8%の増というような予算を計上させていただいたと、そういうようなところにも出てきてると、こういうふうに考えております。今後も前から申し上げておりますように、3S21等々も網羅した項目がございますが、そういうものを取り上げて、さらに行政もスリム化と申しますか、そういった面に手をつけまして、そしてこれからの大東市の財政のあり方いうものを健全なものにして、そしてそれを市民、あるいはまちづくりのために予算を投資していくと、そういう力量を備えていきたいと、一般的に私の考え方はそういうふうにして今日まで進んでまいりました。それを確実に実行していくということに尽きるんじゃないかなと思っております。これからもそういう方向で進めさせていただきたいと、このように思っております。よろしくご理解賜りますようお願いします。 ○中野 副委員長 
     眞鍋委員。 ◆眞鍋 委員   今いろいろ建設のこと以外でもご答弁されてたわけなんですけれども、いろんな事業についてきちっと市長ご自身の政策の理念に基づくプライオリティーをきちっとつけて、それで事業を精査していって、効率化を図っていくというのが一番のその両立に向けての近道といいますか、それしかないんじゃないかなというふうに思うわけなんですけれども、こと建設に限ってはいろんなその事業推進に当たっての、その事業ごとの効率化というのを図っていくべきだと思います。これ制度の話になると建設の所管じゃなく、総務の所管になるかと思いますんで、深くは言及しませんけれども、そこら辺のことをきちっと考えて、建設部門、下水道含めていろいろ市民福祉向上のために、限られた予算を有効に使っていただきたいと、先ほど緑化の基金の話も出てましたけど、要は死に金を使わずに、限られた財源を有効に使いましょうということに尽きると思いますので、その辺きちっと考えられて予算執行、事業推進していただきたいなというふうに思います。  あと、もう一点、細かいことになるんですけれども、先ほども質問の中に出ておったわけなんですけど、公園トイレの水洗の問題なんですが、私なんかもよく個人的に球技というのを楽しみますし、また地域の青少年なんかもスポーツ通じていろいろレクリエーション楽しんでるわけなんですけれども、大東市内で唯一と言っていい、何というんですか、球技のできるある程度の規模を持った公園というのが東諸福にあるわけなんですけれども、これあそこのトイレというのはすごい何というんですか、くみ取りしていただいてるようなんですが、いつ行ってももう使えない、使用できない状態なんですね。僕週に最低1回ぐらいはあそこへ行くわけなんですけれども、ちょっとくみ取りお願いしますというお話、原課に行きましても、いや2週間に1回はやってますというようなことなんですが、とても2週間に1回やってるような状況には見えませんので、もう少しまめにくみ取りをしていただくか、またその思い切って、もっと環境改善という意味でも、利用者の利便性の向上という意味でも水洗化、近くに下水道もありますし、手を洗う水の施設もありますので、ちょっとそういうふうなのを具体的に考えていただけないかなというふうに思うんですけれども。 ○中野 副委員長   南公園緑化課長。 ◎南 公園緑化課長   東諸福公園の件ですけれども、東諸福公園はまだ正式に公園として開設してないんです。だから、水洗化いうのは非常に難しい問題ありまして、それでできない、今現在できてない状態です。  それから、先ほどのくみ取りの件ですけれども、清掃が1カ月に2回ということで、これも将来的にはふやしていきたいと考えてます。くみ取りいうのは定期的にくみ取りしておりますけど、またやっておりますけども、ただくみ取りのために多量にたまったというような電話いただいた場合、また私の方で点検に行って、便槽がもういっぱいやからくみ取ってほしいという要望がありましたら、私の方から依頼して随時くみ取りさせていただいております。  以上です。よろしくお願いします。 ○中野 副委員長   眞鍋委員。 ◆眞鍋 委員   正式に公園として開設していないので水洗化は無理というお話だったんですけれども、それは何か法制度上の問題で公園として開設してないところは水洗のトイレつけちゃだめですよというきまりがあるんですか。 ○中野 副委員長   和田都市整備部長。 ◎和田 都市整備部長   ただいまのご質問の諸福の公園の関係ですけれども、まず1つは、いわゆる正式な開設をしていない公園につきましてのいわゆる補助金がまず出していただけないということで、通常でしたら1公園に対して2分の1の補助金が出していただけるんですけども、そういった場合に残念ながら出していただけないという意味で、先ほど公園課長の方からその辺がちょっとできにくいというお話をしたということでございます。よろしくお願いします。 ○中野 副委員長   眞鍋委員。 ◆眞鍋 委員   そしたら、今仮設のトイレが2つたしか設置していただいてると思うんですけれども、あそこに大東公園みたいなああいうブロック積んで立派なとまではいかなくても、ある程度の設備といいますか、水洗化した場合、どれぐらい費用がかかるもんなんでしょうか。 ○中野 副委員長   南公園緑化課長。 ◎南 公園緑化課長   一応、大便器2つ、小便器2つで大体1,000万円近くかかると思います。これはそこの状態によりますけども、というのは下水等はどこが距離があるとか、電気はどうかとか、水道はどうかとか、その辺がありますけども、向こうはその辺をいろいろ考慮していかないかんけども、一応大体1,000万円程度はかかると思います。 ○中野 副委員長   眞鍋委員。 ◆眞鍋 委員   じゃ、1年間にあそこの仮設のトイレにかかる清掃とか、くみ取りとか、いろんな含めた維持管理の経費というのはどれぐらいかかってるんですか。 ○中野 副委員長   南公園緑化課長。 ◎南 公園緑化課長   済みません、今ここにちょっと手持ちにデータないもんですから、できたら後で書面で。 ◆眞鍋 委員   およそで結構です。 ◎南 公園緑化課長   そうですか。清掃は大体1回5,000円前後だと思います。済みません、間違うてたら、また書面でやらせていただきますけども、大体くみ取りは1万円ぐらいだというように認識しております。また、これ間違うてましたら、後で書面でお返事させていただきます。 ○中野 副委員長   眞鍋委員。 ◆眞鍋 委員   ということはきちっとした衛生状態を保って、市民の利用者の方々にいつでも公園来られたときはきちっとトイレ使ってくださいよと、きちっと衛生管理した、いつでも気持ちよく使っていただけるトイレを提供しますというふうにすれば、くみ取りが1万円で、清掃が1回5,000円ということで、週に1回なり、週に2回なりっていうことでやっていけば、これ年間に換算すればかなりの経費になってくると思うんですね。それで、その補助金がつかないからといって、今、先ほど1,000万円ということだったんですけれども、それぐらいやったら何年かのこと考えたらこれペイできるんじゃないかなというふうにも思いますので、その辺きちっと一度考えていただいて、水洗化というのに向けて何とかしていただけないものかなというふうに思います。 ○中野 副委員長   和田都市整備部長。 ◎和田 都市整備部長   市内でいわゆる開設している公園もございますし、午前中のご質問でお答えいたしましたように、基本的には非常に遅いペースかもわかりませんが、1年に1件のペースで今後水洗化をしていこうという方向で今やらせていただいておりまして、本年度、10年度で1件、計2件目になりますけれども、今後そういった開設公園を進めていった中で未開設分についてもやはり検討課題になってくるというふうに考えておりますので、今後検討してまいりたいというふうに思いますのでよろしくお願いします。 ○中野 副委員長   眞鍋委員。 ◆眞鍋 委員   先ほどのその開設してるしてないで、補助金がつくつかないという部分で水洗化は難しいというお答えだったんですけれども、あそこ一画に乳幼児といいますか、小さい子供、赤ちゃんに近い子供たちが遊べるような施設もありますし、また小学生、中学生、高校生、社会人とその球技が楽しめるような場所でもありますので、たくさん利用者もいらっしゃいますし、我々利用者、住民、市民にしてみたら、公園が正式に開設してるとか、してないというのは何ら関係のない話なんです。そら、皆さん行政マンの方にしたらきちっと公園として開設してるもんや、してないもんやと、だから補助金がうんぬんかんぬんという理屈を並べられるかもしれないんですけれども、大東市を株式会社としましたら、株主である市民、住民にとってはそんなもの何ら関係のない話なんで、その辺余りそういう行政マン的な固い考え方にこだわらず、もっと市民に目を向けた柔軟な考え方で対応していっていただきたいというふうに思います。  それとあと最後にもう一点だけ、今から順次水洗化に向けていくということなんですけれども、大東市内いろいろ公園があって、水洗化していくということですけど、その優先順位といいますか、さっきの市長の政策のプライオリティーという話にもこれ相通ずる部分あると思うんですけど、何を基準に優先順位をつけて、またこの東諸福公園というのは、その優先順位の中にどれぐらいに位置してるものなのか、ちょっとここの部分だけお答えいただけますでしょうか。 ○中野 副委員長   南公園緑化課長。 ◎南 公園緑化課長   一応、私の方で一番考えておりますのは、やはり児童公園じゃなくて、街区及び地区公園やないですけども、そういう大きな公園をまずやりたいと、それからことし野崎中公園をということですが、これは野崎まいりに来られた方に気持ちよく野崎まいりをしていただこうということで、ことしは野崎にした、それにあそこの公園は使用頻度が非常に高いということで、ことしはやらせていただいてます。ちなみに、今まで水洗化されているとこは、9年度は新田中央公園ですけども、それ以外に朋来公園、朋来中央公園、それから南郷公園、それから大東公園については浄化槽方式の水洗便所です。  以上です。 ◆眞鍋 委員   東諸福の位置づけはどうなってますか。 ◎南 公園緑化課長   そこまではまだ、次年度以降で、まだこれから検討する段階でありますので、まだそのあたりは検討しておりません。 ○中野 副委員長   眞鍋委員。 ◆眞鍋 委員   今、野崎中公園、野崎まいりで使用頻度が非常に高いということをおっしゃってたんですけれども、東諸福の公園にしましても、サッカーや野球なんかで、よその地域の、市外のチームなんかもたくさん来て、交流試合なんかもされてますし、東諸福も大変使用頻度の高い公園の一つだと思いますので、ここをぜひ水洗化して、気持ちよく青少年が球技ができ、またその青少年の育成のための条件整備として進めていっていただくことを強く要望させていただきたいと思います。  終わります。 ○中野 副委員長   大木委員。 ◆大木 委員   ちょっと、一、二お尋ねします。  中央公園の、先ほど午前中にありましたけども、進入路の南側の府有地の部分の進入路がこれまで下水道の管が入ってるとか、法線の問題でいろいろ厳しい状況にあるかなというふうには聞いてたんですけども、先ほどいわゆるその道路形態の法線の問題があるからということで、ぐあいが悪いというふうな話が出ましたけども、どうなんでしょうな、もうこれ以上その検討の余地がひとつないのかどうかということで、改めてお尋ねをしたいのと、それからことしの施政方針の中でも、まちづくりが大きな大東の新しいまちづくりの方向がようやく見えだしてきたかなというふうに私思うとるわけです。その中で、先だっても顔づくり事業で、いわゆる市民参加で市民からの具体的な提起も行いながら、こんなまちであってほしい、こういうふうなまちであってほしいというふうな意見が市民の中からも随分期待を込めた意見が出てきたというふうに思うんです。そういう意味では、これまで行政が主導で何もかも書いていたと、描いていたということから、やっぱり市民の、いわゆる参加のもとで、市民の希望もやっぱり今後のまちづくりの上で反映させていくという、そういう手法がようやく大東で始まりかけてきたかなと、しかもその問題提起をすれば、市民も十分それを受けとめて、それにこたえていこうという姿勢もそこにはあるなというふうに僕はつくづく感じてきたわけですが、そういうことを前提にして、朝も都市計画のマスタープランの意見が出てましたけれども、やっぱり大東のまちづくりの上で、都市計画マスタープランがまさに大きな背骨として、そこで位置づけがされるということなんですね。ですから、1行でさっと都市計画マスタープラン、八十何万円というぐあいに予算上は計上されておりますけれども、しかしその持つ意味というのは非常に大きな内容があると思うんですね。先ほどの答弁聞いてますと、これから手探りでね、よその先進市をいろいろ参考にしながら頑張っていきたいと、こういうことなんですが、まさに私はそのマスタープランが勝負どこやと思いますので、だからいわゆるその企画が進めてます顔づくり、これが相当進んできたと、一方、そのまちづくりの土台になるマスタープランがようやく進もうとしとるわけですけれども、もともとこの話というのは一体の関係で本来進めなきゃならん問題なわけでしてね、ですからそういう意味ではやっぱりこの母体というのか、背骨になるマスタープランの作成というのは、もっともっと僕は大いに市民の意向も取り入れて、将来どんなやっぱり大東をこしらえていくかということをやっぱり知恵も出しながら、市民と一緒になってこしらえていくという角度はまさに勝負どこやというふうに思いますんでね、そういう意味では新しい大東を創造していく上での僕はやっぱり重要なインパクトを与えるもんやというふうに思いますので、その点ちょっと認識を都市政策室長もいろいろ日常の実務で追われてなかなか政策展開ができへんという嘆きをよう聞くわけですけれども、その点も含めてちょっとご意見を聞かせていただけますかな。 ○中野 副委員長   増田都市政策室長。 ◎増田 都市政策室長   2点あったと思います。中央公園の進入路の点でございます。中央公園の進入路につきましては、現在緑が丘の方から入る、先ほどの1丁目の橋、それと谷田川沿いの左岸線を通りまして、将来の深野北御供田線街路から入るルート、それと将来は谷川から深野北御供田線を入るルート、それともう一点おっしゃってるのが、今現在はちょうど鍋田川と谷田川合流してますけども、そのちょっと北側に歩道橋がございます。それも利用しようと考えております。それと別に今おっしゃってるのが下水道の進入路に使ったその用地を何とか利用できないかということでございます。法線的には一番問題になりますのは、川というのが直角に横断せなあかんと、こういう法制度上の問題がございますので、どうしても非常に難しいなということでございますけども、絶対あかんのかということで、僕らそのように考えておりますけども、なお一層その辺については細部に検討していきたいと、このように思います。  今年度、測量等も中央公園もする機会もございますので、そのときに再度法線上の再検討はしていきたいなと、このように思います。  それと、大東市の都市計画マスタープラン、ご指摘のあったとおりマスタープランといいますのは大東市のハード面の将来像、これをつくっていくわけなんですけども、これは都市計画法が改正されまして、それから大東市で取り組んでおるわけでございますけれども、確かに昨今の事情でございますので、住民の皆さんの意見を取り入れてやらなければならない事情にきております。都市計画法18条の中にも公聴会等を市民の意見を聞きなさいと、こういう形で書かれておりますので、その辺の方法について、あと市民の意見を何とか取り入れるような機会、そういうものを何とか検討していきたいということで考えておりますので、よろしくお願いしたいと思います。 ○中野 副委員長   大木委員。 ◆大木 委員   中央公園の進入路の問題について、先ほどのお答えの中で具体的な測量を進めつつ、再度検討を加えていきたいということですので、ぜひ10ヘクタールに及ぶ、いわゆるいざというときにやっぱり役立っていく上で、どう整備をするかということがポイントですのでね、ですからそういう点でぜひ何とかクリアしていただいたらというふうに、その点は強く要望しておきます。  それから、マスタープランの関係なんですが、大東をどうつくっていくかという上で、私が先ほど言いたかったのは、顔づくり事業とそこの背骨になる部分についてはね、やっぱりそういう認識できちっと押さえていかないと、いわゆる日常の労賃作業の一つやというふうな受けとめではなかなかこううまく運ばないなというふうな問題がありますのでね、ですから市長か助役さんに改めてお尋ねをしたいんですが、僕はこの問題特に重視をしているのはね、今まで大体各自治体のまちづくりというのがどうしても国や府のいろんな枠の中で、制約を受けた中で、限定された中で一定の絵を描かなきゃならんという、こういう問題があったわけですけれども、これ改めて都市計画のマスタープラン作成に当たって、随分建設省の方も自治体のいわゆるその裁量でもっともっとやっぱりすばらしい絵をね、住民の英知を結集しながらやっていきなさいよという、これほんまに信じがたいような方策を打ち立てたところに私は非常に大きな意義を見つけてるわけですけれども、だからこそ自治体が今まで全く置き去りにされていた問題が、まさにそこに光を当ててやりなさいという積極姿勢に十分こたえていく、まさに絶好のチャンスやと思いますんでね、ですからとりわけそういうふうな重みとして見てますので、ですから一つは顔づくり事業の企画の担当と、いわゆる都市整備部の関係で、いわゆる機構的に言うたら、この二頭立てというのか、いわゆるトータルな部分が必要な、そういうものですのでね、ですからそういう点で機構上の上でも一定今後検討しなきゃならん問題があるかなというふうに一つ私認識してるんですわ。  それと、暗中模索の上で進めて何とか市民の声をというふうに説明あったわけですけれども、我々も去年東京の国分寺市というところに視察に行きまして、防災のいわゆるまちづくりで、それはそれは市民のまさに積極性英知を引き出して、随分大胆で積極的な展開をしてるわけです。それはやっぱり住民に十分その問題を投げかけて、それにこたえて新しい国分寺市なりのそういうまちづくりの展開が進んできてるわけですけれども、そういう点でいいますと、そこでは一定の力量を添えた人がその中核に座ってはるわけですわ。ですから、なかなかやっぱり専門的でしかも住民とのかかわりの上でいうと、非常にこれまでにないそういう知恵も、努力も、やり方も必要ですのでね、ですからそういう問題も合わせて検討を加えなきゃならんなというふうに思うとるんですけどね、ですからちょっとそこは市長か助役かね、せっかくええ方向で事が運ぼうとしてる中で、僕は今提起をしてる問題というのは非常にそういう意味では重要視してるんですけれどもね、ちょっとその認識、ちょっと改めてどちらでも結構ですから。 ○中野 副委員長   近藤市長。 ◎近藤 市長   基本的な物の考えを申し上げます。  私の政治手法としましては、もうご承知のとおり「市民こそ主人公」という立場で物事を模索して今日まで来ておりますけれども、行政が何か事業をやると、それを市民の方が受けると、そういうパターンが今までの極端にいえば行政の手法ではなかったかと思います。私の手法としましては、今まさに本市が始めようとしております市民の方々の発想とか、あるいは英知というものを結集して、そしてそれを行政が連動しながらそこに一定のプランを持つというような、いいましたら行政がやる、市民はそれを受けると、そういったパターンでなしに、市民もともどもに、行政もともどもにまちのあり方というものについて哲学をしていただくと、そういう中に生まれてくるまちというものが理想的なまちづくりじゃないかなと思っております。そういう意味におきまして、今後はできるだけ多くのそういった市民の考え方というものをお聞きして、そして市民の方々が、ゆくゆくは我々のまちづくりの中で、我々が発想したまちづくりだと思い出に持っていただけるような、受けるというだけの思い出じゃなしに、発想した、そしてそれに協力したと、そういった過程の中に市民が活躍いただく、そういったまちづくりをしたいと、そういうふうに思っております。私の考えだけでございますが、そういう意味におきまして、いよいよこの市民のまちづくりということについて、既に開始しておりますので、よろしくひとつご指導を賜りたいと思います。  以上でございます。 ○中野 副委員長   大木委員。 ◆大木 委員   基本的な考え方は市長のお考えわかってるんですけど、ただ具体的な作業として今もう入ろうとしているわけですから、ですからその思いがどうシステム化されるかと、ここがポイントやと思いますのでね、ですから先ほど言うた内容にまさに実効性を持たすためにどうやっぱりシステムづくりを進めるかということなんでね、ですからその点ではちょっといろいろ知恵も出していただいて、ぜひそういう方向で何とか軌道に乗るような形での方策づくりをぜひお願いをして、要望をしておきたいというふうに思います。 ○中野 副委員長   ほかに発言はありませんか。  森下委員。 ◆森下 委員   相当時間も経過してますので、簡単に言います。  公園の関係なんですが、近隣公園という性格の上から、先ほどからも質問されておりますけれども、龍間に今運動グラウンドというのが今年度できる予定になってます。そういうことから、本来の近隣公園としてのあり方、機能について今のまま、野球とか、ソフトボールとか、いろいろ使われてるわけですけれども、そういう本来の機能としての形態にいつごろ、どういふうな話でなってるのか、どういうような移行の仕方をしようとしてるのか、そこら辺だけお尋ねしたいと思います。  近隣公園の、例えば大東市の、先ほどから質問ありましたけれども、東諸福公園にしても、大東公園にしても、球技が主になって、近隣の住民の皆さんが本来の目的の公園としての目的が達成されていないというのが実態ではないかと、このように思います。そういうことから、じゃその今後、ことしもお金をかけて運動広場とか、球技専門のところ、そして深野治水緑地等が球技場できるわけでありますけれども、こういうものができ上がってくるのがわかってるわけですから、そういうものに対して今後公園とその専門の球技場とのたて分けというんですかね、そういうものをどうするのか、どう移行していこうとしてるのか、言うてる意味わかりますか、それについてお答えをいただきたいと。 ○中野 副委員長 
     和田都市整備部長。 ◎和田 都市整備部長   ただいまのご質問がございましたように、基本的に近隣公園であり、またその他の公園にしましても、本来的にはだれでもいつでも自由にお使い願える、いわゆる憩いの場としての公園ということになりますから、先ほどからのご質問の1問ございましたが、本来的には球技等が主体的なものではないというふうに考えておりまして、やはり緑があって、いわゆる十分に憩える場所というのがやっぱり公園の基本であろうということで考えております。ただ、大東の場合、そういった球技をする場所が非常に少なかったという今までの流れがございましたので、例えば未開設公園等につきましても球技をしてお使いいただいておりますけれども、やはり公園の内容からしますと、本来に戻ってきちっと整理をしていくのが正しいものであろうというふうに考えております。  その他、球技関係につきましては、いろんな施設が今後できてまいりますので、そういった中での対応が基本になってくるというふうに考えておりますのでよろしくお願い申し上げます。 ○中野 副委員長   森下委員。 ◆森下 委員   大まかなところでお答えをいただいたわけですけれども、実態的には今球技が主になってて、近隣の住民の皆さんが子供を連れて、また小さい子供が単独でその公園で悠々と遊べるという状況にはないというのが実態ではないかと、このように思います。特に、やはり親子連れ等々で、近隣の公園の目的が達成されていないというのが実態でありますし、その目的を達成するために今回こういう所管外ではありますけれども、運動広場、龍間の運動場、それとか大阪府の治水緑地の公園、野球場いう部分を設置してると、こういうことであります。ですから、そういう点できちっとした移行の仕方、そして諸団体へのそこら辺の話し合い、これは推し進めていっていただきたいなと、こういうふうに思いますので、この方向についてはどうなのかね。 ○中野 副委員長   和田都市整備部長。 ◎和田 都市整備部長   先ほども申し上げましたように、基本的には委員のお考えと認識を同じにしておりますので、本来的な公園にというのが基本として今後やってまいりたいと考えておりますので、よろしくお願い申し上げます。 ○中野 副委員長   ほかに質問ありませんか。               (「なし」と呼ぶ者あり) ○中野 副委員長   なければ、議案に対する質疑はこれにて終了いたします。  続いて討論を行います。               (「なし」と呼ぶ者あり) ○中野 副委員長   なければ、採決いたします。  議案第10号の所管事項は原案のとおり可決することに賛成の委員の挙手を願います。                 (賛成者挙手) ○中野 副委員長   挙手全員であります。よって、議案第10号の所管事項は原案のとおり可決されました。  次に、本委員会に付託されました議案第12号、平成10年度大東市交通災害共済事業特別会計予算についての件を議題といたします。  議案第12号について提案者の説明を求めます。  和田都市整備部長。 ◎和田 都市整備部長   議案第12号、平成10年度大東市交通災害共済事業特別会計予算案につきまして提案理由のご説明を申し上げます。  現在、平成10年度事業に係る事前受付中でございまして、平成10年2月末日現在の加入者数につきましては3万6,442名でございまして、平成9年3月31日までの平成9年度分事前受付人数としましては5万9,021人に対しまして61.7%の加入となっております。今後とも1人でも多く加入していただくよう努力してまいりますのでよろしくお願い申し上げます。  それでは、本会計の予算総額でございますが、歳入歳出それぞれ3,022万円。前年度当初予算と比較いたしますと金額にしまして91万6,000円、率で3%の減を見込んでおります。  それでは、まず歳入からご説明申し上げますので、58ページをよろしくお願い申し上げます。  58ページから61ページにかけての記載でございますが、まず共済会収入は現年度分655人、金額で32万6,000円、翌年度分としまして平成11年度の事前受付をいたしますと、加入者数5万9,154人でございます。会費収入としましては2,953万8,000円を見込んでおります。  次に、財産収入、そして諸収入、繰入金をそれぞれ見込んでおります。  次に、63ページの歳出についてご説明を申し上げますので、お開きのほどをお願い申し上げます。  まず、共済事業費としまして事務諸経費、共済見舞金、貸付金を合わせまして2,965万7,000円、その他予備費を見込んでおります。  最後に、公債費でございますが、本事業を執行する上で資金不足を生じることが考慮されますので、地方自治法第235条の3第2項の規定によりまして、一時借入金の借り入れの最高額を1,000万円と定めまして、その利子を16万3,000円と見込んでおります。  以上、簡単にご説明いたしましたが、何とぞよろしくご審議の上、ご議決賜りますようお願い申し上げます。 ○中野 副委員長   これより議案第12号に対する質疑を行います。  質問ありませんか。  漕江委員。 ◆漕江 委員   ちょっと、協会の200万円やけど、放置禁止区域内に自転車あっち1台、こっち1台いうて、物すごいこのごろたまってますねん、一遍高架の北、南よう見て整備してほしいと思います。裏の公園でもいっぱいあっちこっち放ってあるんで。うちの前の通りでもいっぱい放ってあるんで。もう1週間も10日もなるよって。一遍その辺。 ○中野 副委員長   前原交通対策課長。 ◎前原 交通対策課長   放置自転車の関係でございますが、一昨年の8月から住道の駅、特にデッキ下を中心にきれいにしようということで、駐輪場を整備しながら、一方で規制、撤去も含めた規制を強化してきたわけでございます。現在、住道駅周辺につきましては、月10日ほど、撤去作業をしております。現在の状況ですけども、一昨年の9月に始めた当時からそのまんま、デッキ下等についてはそのままいい状態が続いてるんじゃないかと思います。しかしながら、やはり川の北側、それから南、それからサンメイツ周辺等については依然まだ放置が後を絶たないというのが状況でございます。ただいま委員さんからご意見ございましたように、今後とも鋭意撤去に努めてまいりたいと、そういうふうに思いますのでよろしくお願い申し上げます。 ○中野 副委員長   ほかに発言ありませんか。               (「なし」と呼ぶ者あり) ○中野 副委員長   なければ、議案に対する質疑はこれにて終了いたします。  続いて討論を行います。               (「なし」と呼ぶ者あり) ○中野 副委員長   なければ、採決いたします。  議案第12号は原案のとおり可決することに賛成の委員の挙手を願います。                 (賛成者挙手) ○中野 副委員長   挙手全員であります。よって、議案第12号は原案のとおり可決されました。  引き続いて、本委員会に付託されました議案第13号、平成10年度大東市公共下水道事業特別会計予算についての件を議題といたします。  議案第13号について提案者の説明を求めます。  山田下水道部長。 ◎山田 下水道部長   議案第13号、平成10年度大東市公共下水道事業特別会計予算案につきましてご説明を申し上げます。  本年度の歳入歳出予算の総額は、それぞれ69億3,338万7,000円と定めるものでございます。前年度に比べまして4.9%の増となっております。また、平成10年度末の人口普及率は66.5%の予定をいたしております。  それでは、主な内容について事項別明細書によりご説明を申し上げます。  まず、歳出でございますが、80ページをお開き願います。  款1公共下水道事業費、項1下水道総務費は主なものにつきましては人件費及び各種負担金でございます。人件費につきましては93から96ページに記載をいたしておりますが、今年度職員数は33名で、給料、職員手当、共済費の合計額は3億451万3,000円で、前年度に対しまして491万3,000円の減となっております。  負担金につきましては、団体負担金、電子計算機処理委託金でございます。  目2の賦課徴収費は主なものといたしましては、受益者負担金の賦課徴収に伴う前納報償金等でございます。  目3流域下水道費は寝屋川北部及び南部広域下水道組合の運営負担金と大阪府施行の流域下水道建設に係る負担金でございます。  目4下水道管理費は主なものといたしまして、公共下水道の管渠清掃、枡設置等の維持補修に係る工事請負費、下水道の使用料徴収事務を水道局に委託をしておりますので、そのための負担金等でございます。  次に、項2公共下水道建設費、目1管渠築造費はその主なものといたしましては、節13の委託料で、管渠築造に伴います設計委託等でございます。また、節15工事請負費は工事箇所といたしまして、ただいまから図面をもってご説明を申し上げたいと思いますが、国庫補助事業として、18工区と府補助事業を予定いたしております。工事箇所でございますが、まず1番の北条1丁目地内、2番の北条1丁目地内、3番、深野5丁目地内、4番野崎4丁目地内、5番深野2丁目地内、これらはいずれも観音排水区でございます。次に、6番三箇5丁目地内、これは10年から11年度の2カ年事業で予定をいたしております。7番三箇4丁目地内、8番三箇4丁目地内、いずれも北部排水区でございます。9番御領1丁目地内、10番御領1丁目地内、11番御領2丁目地内、いずれも西部排水区でございます。12番新田中町地内、これは新田排水区でございます。13番灰塚1丁目地内、14番灰塚3丁目地内、15番御供田2丁目地内、これらはいずれも南部排水区でございます。16番南新田1丁目地内、これは東部排水区になります。17番新田北町地内、西部排水区でございます。これは平成10年度事業を9年度に施工することから、ゼロ国債で9年度に発注を予定いたしております。最後に、18番泉町地内におきます東部排水区の工事につきましては、緊急下水道整備特定事業として平成10年から11年度の継続事業として施工を予定をいたしております。  以上、18工区を予定をいたしておりますが、国の財政構造改革会議におきまして、公共下水道事業の長期5カ年計画についても例外ではなく、2カ年の期間延長がなされましたことから、事業費の削減が考えられるところであります。今年度につきましては、平成9年度と同規模の予算を計上いたしております。今後内示枠の変更によりまして、ただいまお示しした計画箇所を見直しする必要が生じるおそれがありますので、その点ご理解のほどをよろしくお願いしたいと思います。  次に、節19負担金補助及び交付金は三ツ島御領幹線築造工事に係る門真市への建設負担金でございます。節22の補償補填及び賠償金は下水道工事に伴います水道管、ガス管等の移設補償でございます。  次に、86ページでございますが、款2公債費、項1公債費は既に借り入れた起債の元利償還金と一時借入金の利子でございます。  次に、88ページでございますが、予備費で前年度と同額を計上いたしております。  次に、歳入についてご説明申し上げます。  74ページをお開き願います。  款1分担金及び負担金、項1負担金、目1受益者負担金。  款2使用料及び手数料で主なものは受益者負担金と下水道使用料でございます。  款3国庫支出金、項1国庫補助金、目1公共下水道建設費国庫補助金は管渠築造に係ります2分の1の国庫補助金でございます。  次に、76ページの款4府支出金、項2府補助金は管渠築造に係る10分の1の府補助金でございます。  款5諸収入の主なものといたしましては雑入を計上いたしております。  款6市債では流域下水道並びに公共下水道建設に係る起債借入額でございます。  78ページの款7繰入金は公費負担に係ります一般会計からの繰入金でございます。  次に、戻りまして70ページの第2表では、債務負担行為の限度額を13億5,000万円と定めるものでございます。  第3表では地方債の収入限度額を25億3,990万円と定めるものでございます。  また、67ページの第4条で一時借入金についてその限度額を35億円と定めるものでございます。  以上でございます。何とぞよろしくご審議の上、ご議決賜りますようお願い申し上げます。 ○中野 副委員長   これより議案第13号に対する質疑を行います。  森下委員。 ◆森下 委員   地図を見ていただいたらわかりますけども、先ほどちょっと触れかかったんですけれども、管渠築造の中の、この第1住宅の建設された後については遅々として公共下水道あたりが進んでいないという部分ではないかと、この地図を見ていただいてもわかりますけれども、その第1住宅後の部分について、今後、先ほどもちょっと行っておりましたけども、北楠にしても、何というんですか、駅前の一部、それと南津の辺、津の辺の一部、ここら辺がなかなか進んでおりません。用地が地元の皆さんの協力で既に市に移管された部分について、今後どのように考えておられるのか、説明を願いたいなと思います。 ○中野 副委員長   岡崎下水道部次長兼下水道計画課長。
    ◎岡崎 下水道部次長兼下水道計画課長   お答えを申し上げます。  今、第三者用地の関連についてご質問あったわけでございますけれども、既に錦町、これはちょっと先生の方から申しおきなかったようですけれども、これらにつきましても第三者用地の解決の土地がございました。これについては去年までに一定の目安をつけております。しかしながら、その地域の南側、若干問題点が残っておりますので、それはまだ着手していないというような状況がございます。また、楠の里におきましても、一定この南の方から解決している部分については、順次予算を上程いたしまして施行をしておるところでございます。ちなみに津の辺におきましても、過去そのような形で土地問題を解決をしていただき、整備を行って、既にほとんどが完了をしたところでございます。  以上です。 ○中野 副委員長   森下委員。 ◆森下 委員   あえて言いませんけれども、この北楠の里については、これ一向にその気配がないというのが実態ではないかなというように思います。ここら辺の周辺の皆さん方の意識の向上というんですか、促進というんですか、一日も早く解決をしてその公共下水道を入れていただくという目的も兼ねて、そういう推進の仕方、工事の仕方を考えられる余地があるのかどうか、どうこれから考えていこうとしてるのか、そこら辺についてもう一度お尋ねします。 ○中野 副委員長   岡崎下水道部次長兼下水道計画課長。 ◎岡崎 下水道部次長兼下水道計画課長   地域の図面が手元にございませんので的確なお答えはできかねますけれども、北楠の里の方向にまいろうといたしますと、いわゆる中楠なりの第三者用地が弊害になっております。そういうことから、部分的には若干いけるようなところもあろうかと思いますけれども、そのような地域条件の中で北進ができないということでございます。過去の本会議の中でもいろいろと関係部長から答弁しておりますように、一定この用地問題が解決をいたしましたならば、即刻事業の、いわゆる箇所の見直しを行いながら、それらの住民のおこたえにこっちもこたえていこうと、こういう姿勢は変わっておりません。  以上です。 ○中野 副委員長   森下委員。 ◆森下 委員   解決していないところについてはね、私はお尋ねするつもりもありません。第三者用地の権利の主張もあろうかと思いますし、そこら辺のことについては今後の課題だろうと思いますし、当然それに向かってその促進のための市の方向性というのも聞いておりますので、それはよくわかるんです。しかし、既に帰属された部分、例えば北楠の里であれば2区の部分とか、そういう部分ではもう既に市に帰属されてるわけですね。そういうところはじゃあどうするのかということを聞いておるんです。ですから、未解決の部分もさることながら、その部分はそこまで地元が協力しながら、裁判とか民間の会社に協力をいただいてやったいう経過をやはり十分に考えていただかなくてはいけないんじゃないか、こういうふうな部分もありますので、再度そのことについてお尋ねします。 ○中野 副委員長   岡崎下水道部次長兼下水道計画課長。 ◎岡崎 下水道部次長兼下水道計画課長   一応私の方も内容的には図面の中で整理はさせてはいただいておりますけれども、一定この地域ごとの解釈といいますか、私どもとしましたら、やはり北楠なら北楠全体の部分の中でも一定考えていかざるを得んだろうと。ですから、解決したとこから、その部分から速やかにするということについても住民におこたえする部分ではあろうかと思いますけれども、地域の団結という考え方からしますと、若干それを先行的な形で行うことにおいて、若干の問題点があろうかと、かように考えております。 ○中野 副委員長   森下委員。 ◆森下 委員   まだ、ニュアンス的なところが私もよく聞いて、何とか理解しようと思ってるんですけれども、私2区と言いましたけれども、下水は大体低いところから上流の方に、つまり下から順番に押していくというのが定説になっておろうかとこのように思います。私が指摘してるその北楠の里の2区というところは一番西側に当たるところです。ここは既にもう市の方の市道として解決をしております。一部担当の部局が一生懸命地元の委員会等を設置していただいて、その方向へ一生懸命努力していただいてるというのもわかっております。ですから、その見通しなり何なりを提示しながら、ここまできますよと、しかし皆さんの協力を得なかったら、これの面整備としての部分はおくれてしまいますよという部分というのがやっぱりどうしても必要になってこようと思うんです。そこら辺をどうするのかをお聞かせください。これはできたらもう助役、どないですか。お願いできますか。 ○中野 副委員長   船本助役。 ◎船本 助役   道路問題におきます地元の住環境というのは非常に良好な今現在関係ではございませんので、何とか一日も早く地権者の協力もいただきながら、道路問題の解決を図っていこうということで一生懸命になっておりますし、地元もそういう機運になっていただいております。そういったことで、早いこと解決し、舗装問題、また下水道問題も早期に取りかかっていかないかんという基本姿勢を持っております。  そういったことから、やはり地元の賛同を得るということから、地元負担も出てきますし、そういった意味で何とか一日も早く解決するという意味では下水道整備も一日も早くできるというような、やっていくというような姿勢で説明会もやってると思います。そういった中で、下水道整備のいわゆる管だけ入れて供用開始いつになるねんというようなこともあるかと思います。そういった意味で、できるだけそういった供用開始も含めて、何とか解決をしていただいたところについては優先的にやっていく姿勢には変わりないと思います。そういった姿勢を持ちながら何とか今まだ解決してないところ、既に解決したところ、十分配慮しながら、そういったところについては早いこと供用開始できるように、管整備をできるようにひとつ努力をしていきたいと思いますんでよろしくお願いします。 ○中野 副委員長   森下委員。 ◆森下 委員   なぜこれを言いますかといいますと、これ実はこの解決のために私も随分と岐阜県やら東京やら何回も足運んで解決してきた部分なんです。やっぱり地元の住民の皆さんのそういう思いというものをやっぱりよくよく受けとめていただいて、その上でじゃあどうするんだということをやっぱり地域の皆さんに公表していただければありがたいと思うんです。一層努力をしていただきたいなと、こういうふうに思いますので、その点合わせてもう要望にとどめておきますので、今後ともよろしくお願いしたいと思います。 ○中野 副委員長   眞鍋委員。 ◆眞鍋 委員   1点だけお尋ねさせていただきます。  下水道の事業というのは市民の皆さんも首を長くして、早く整備していただきたいというふうに思っておられると思うんですけれども、下水道の工事において、今まで過去その何というんですか、連続した工区を幾つもの工区に細切れに分割して入札かけて発注していくという形をとられてきたと思うんですけれども、今年度この予算で執行されるに当たって、そこら辺の部分はどのように考えていらっしゃるんでしょうか。今までどおり連続した工区でも細切れで発注していくのか、できることならば、できる範囲で、できる限り大きい工区で一括して発注していこうと、そして経費削減していこうという方針で行かれるのか、どのように考えておられるのかお答えいただけますでしょうか。 ○中野 副委員長   岡崎下水道部次長兼下水道計画課長。 ◎岡崎 下水道部次長兼下水道計画課長   冒頭、部長の方から国費の分をお示しした部分でございますけれども、一定18工区を予定しております。その中で、委員さんがかねがね委員会の中でもご指摘いただいてますように、できるだけこの延長を延ばしながら、経費の節減を図ってはどうか。そのことが普及率の向上につながるし、また皆さん方のご期待に沿えるんじゃないかと、こういうことは私どももそういうご質問をいただいた中で念頭に置きながらやってはきております。今年につきましても、いわゆる13億5,000万円の債務負担を組ませていただいておることにつきましても、やはり延長からしますと、1つには520メーター、あるいはもう一つは600メーターというような長距離推進でもって整備をしていくような箇所も持っとるわけでございまして、場合によってはやっぱりご指摘受けるような分割といいますか、そのような部分は何件かは出ようかと思いますけれども、できるだけのやはり安価な形での発注をできるように努力をしていきたい、かように思います。 ○中野 副委員長   眞鍋委員。 ◆眞鍋 委員   できるだけコスト削減できるような形での発注をしていくというお答えをいただきましんで、その方向で強力に推進していっていただきたいなというふうに思います。今おっしゃったように、例えば地形の関係ですとか、極端な話、1カ所に、1つの地区に集中して予算を投下してしまうということだと、市域全体から見ましてその不公平感というのも否めないでしょうし、そういった観点から、すべてがすべてということにはいかないでしょうけど、できる限りコスト削減、普及率の向上ということに努めていただきたいなというふうに思います。これ要望させていただきます。そのことが今年度これだけの予算投入して、10年度末で66.9%という人口普及率予定してるということなんですけれども、これの細かい積み重ねが予算を有効に使って、その66.9%が67.0%になり、67.1%になるというそういう細かい積み重ねが大事だと思いますので、その点よろしくお願いいたしたいと思います。 ○中野 副委員長   大木委員。 ◆大木 委員   公共下水道でね、進捗が年々進んできてるわけですけども、ただ昨年、いわゆる浸水対策でのそういう大きな意味を持ってた公共下水道のいわゆるそのエリアで浸水が発生をするということで、大阪府下大変なことになったわけですけれども、そういう問題もなかなか難しい問題なんですけれども、私も昨年質問でいろいろ提起をさせていただいて、具体的な被害の解消をやっていくということで提起もさせていただいたんですが、その点、経過などをちょっと説明いただけますか。 ○中野 副委員長   山田下水道部長。 ◎山田 下水道部長   若干公共下水道の特別会計予算とは切れると思います。あくまで浸水対策ということで、一定概要を説明をさせていただきます。  昨年来、その浸水対策につきましては、特に津の辺地区ということで、大木委員にもいろいろご活躍をしていただいたわけですけれども、前々から申しておりますように、過去の下水道につきましては、5年確率の耐え得るということで、設計以上の降雨がありますと、どうしても低地の浸水というのが起こってまいります。これらの抜本策としましては、前から申しておりますように増補幹線の築造というのが必要不可欠であると、これがなされなければなかなか浸水についての被害を軽減できないと、こういうことを申し上げてきたわけですけれども、緊急対策として、いろんな角度からあらゆる方策はないかということで、研究をしてまいりました。大阪府とも下水道部、あるいは河川課、そこらに対しましても特に流域下水道についての能力アップということも含めて要望してまいりましたけれども、流域としてはあくまで増補幹線がメーンであると、そういうことで非常にそれ以上の対策がないというふうなことであります。  一方、河川の方につきましては、いわゆる内水排除ということで、河川サイドとしては、河川の水を外へこぼれないような対策が必要やということで、現に深北遊水緑地を初め寝屋川の打上緑地であるとか、そういうところで本線におけるところの遊水機能というのを充実をいただいております。本市におけるその浸水につきましては、対策上、非常に苦慮をいたしておるわけですけれども、特に津の辺につきましては、直接新権現川へ放流できないかということで、その辺の折衝を現在いたしております。ただ、大阪府はいわゆる流域外の水を川へ放ってもらったら困ると、この辺のことについては非常にかたくなな考え方を持っております。これは何も大東市だけではなしに、大阪府下全域にわたって今回の浸水被害の対策としては、この川へ放りたいと、こういう意見が出てるようでございまして、これについても非常にかたくなな態度で、放流はご遠慮願いたいと、こういうことが出てきておるわけです。  そのほかの方策として前回の議会でも松下議員の質問に対して二、三の方策を提案をさせていただきましたけれども、それらの対策につきましては、この一般会計の当初予算には現在組み入れてはおりませんけれども、その辺の調整、大阪府との調整がつき次第に何とか予算計上させていただきたいなということで、現在継続して大阪府と折衝いたしておりますので、もうしばらくの時間をいただきたいと、このように思います。 ○中野 副委員長   ほかに発言ありませんか。               (「なし」と呼ぶ者あり) ○中野 副委員長   なければ、議案に対する質疑はこれにて終了いたします。  続いて討論を行います。               (「なし」と呼ぶ者あり) ○中野 副委員長   なければ、採決いたします。  議案第13号は原案のとおり可決することに賛成の委員の挙手を願います。                 (賛成者挙手) ○中野 副委員長   挙手全員であります。よって、議案第13号は原案のとおり可決されました。  引き続いて、本委員会に付託されました議案第16号、平成10年度大東市同和対策事業住宅新築資金等貸付事業特別会計予算についての件を議題といたします。  議案第16号について提案者の説明を求めます。  和田都市整備部長。 ◎和田 都市整備部長   議案第16号、平成10年度大東市同和対策事業住宅新築資金等貸付事業特別会計予算案につきまして提案理由をご説明申し上げます。  本会計の予算総額は、歳入歳出それぞれ3,016万2,000円で、前年度の当初予算と比較いたしますと、金額で262万円、率にしまして8%の減となっております。本年度の予算は歳入では昭和58年度より平成8年度まで貸し付けいたしました住宅新築資金50件、住宅改修資金7件、宅地取得資金23件、合計80件、60人に貸し付けをいたしました資金の平成10年度の元利収入2,564万8,000円、延滞金.加算金及び過料、あるいは繰越金、そういったものでございます。  歳出におきましては、これらの貸付金の財源といたしております市債の元利償還金2,873万4,000円、予備費120万円、資金回収に際しましての管理するための必要経費22万8,000円を予算化いたしておます。  以上、簡単にご説明いたしましたが、何とぞよろしくご審議の上、ご議決賜りますようお願い申し上げます。 ○中野 副委員長   これより議案第16号に対する質疑を行います。  質問ありませんか。               (「なし」と呼ぶ者あり) ○中野 副委員長   なければ、議案に対する質疑はこれにて終了いたします。  続いて討論を行います。               (「なし」と呼ぶ者あり) ○中野 副委員長   なければ、採決いたします。  議案第16号は原案のとおり可決することに賛成の委員の挙手を願います。                 (賛成者挙手) ○中野 副委員長   挙手全員であります。よって、議案第16号は原案のとおり可決いたしました。  次に、本委員会に付託されました議案第17号、平成10年度大東市諸福中垣内線整備事業特別会計予算についての件を議題といたします。  議案第17号について提案者の説明を求めます。  和田都市整備部長。 ◎和田 都市整備部長   議案第17号、平成10年度大東市諸福中垣内線整備事業特別会計予算案につきまして提案理由の説明を申し上げます。  本事業は都市計画道路諸福中垣内線の整備を行い、本路線の全区間完成により市内の道路交通、特に東西軸が強化され、円滑な交通を確保し、市街地の発展に寄与することを目的としております。  この目的を達成するため、平成元年より第1区間の事業認可を取得し、平成8年度まで受託している用地買収につきましてはほぼ完了いたしました。
     第2期の事業認可期間につきましては平成8年12月27日から平成15年3月31日までを予定いたしております。  本事業を実施するための予算でございますが、予算の総額は歳入歳出それぞれ3,286万5,000円を計上いたしております。  それでは、歳入からご説明申し上げます。  147ページをお開き願いたいと存じます。  まず、委託金957万8,000円は大阪府よりの委託事業の委託金でございまして、用地買収のための事務費、管理費等でございます。  それから、諸収入50万円、一般会計より繰入金2,278万7,000円を見込んでおります。  次に、歳出でございますが、諸福中垣内線促進費といたしまして、さきにご説明を申し上げました事業を実施するための人件費、その他事務費等で3,236万5,000円、その他予備費を予算化いたしております。  以上、簡単にご説明申し上げましたが、何とぞよろしくご審議の上、ご議決賜りますようお願い申し上げます。 ○中野 副委員長   これより議案第17号に対する質疑を行います。  森下委員。 ◆森下 委員   1点だけ、ちょっと主要なところだけお聞きしておきたいと思います。  この見通しですね、見通し。それと、今後の委託に沿った形で、これは府からいただいとるわけですけれども、どういう形態になっていくのか、その点についてお答えいただきたいと思います。 ○中野 副委員長   坂内土木課長。 ◎坂内 土木課長   まず、諸福中垣内線なんですけども、ご存じのように第1期工事といたしましては場所的には大阪生駒線から寝屋川を越えてJR側道までおおむね0.9キロなんですが、これにつきましては用地買収は、先ほど申しましたように皆完了しております。残ってる部分としましては、工事ですが、橋梁、寝屋川を渡る橋梁の部分が残っております。これにつきましては、一応この秋に工事発注されまして、要するに寝屋川の右岸のとこになりますけれども、下部工事を今発注されております。これにつきましては、橋梁部分につきましては、おおむね12年度末を目標ということで聞いております。工事につきましては大阪府の方でやられます。  それから、第2期工事なんですけれども、これにつきましてはJR側道から八尾枚方線まで、おおむね0.7キロあるわけですけれども、これにつきましてはこの秋、平成9年度の秋から用地買収に入っていってます。これにつきましても、一部交渉が成立しております。おおむね用地買収といたしましては、平成13年度を目標にされてるということを聞いております。  事業認可としましては、先ほど申しましたように平成15年3月31日ということですので、用地買収が済み次第、その第2期工事につきましても工事にかかっていくということを聞いております。 ○中野 副委員長   森下委員。 ◆森下 委員   大変な事業でもありますし、大東市の市内の渋滞緩和という大きな部分もあろうかと思います。それと、阪奈道路とのこの整合性という部分でも今後十分検討をしていただきたいなと、ここで団子になりますと、また赤井のあの信号の団子と同じような形態がまたぞろ起きてくるんではないかなというふうに大変心配してるところでありますので、特にこの交差点の計画等については十分配慮をしていっていただきたいなと、大阪府の考えと大東市の考え等の中身が相違ないのかどうか、それと大東市の考えというのはどこら辺にあるのか、この整合性についてお教えいただければありがたいと思います。 ○中野 副委員長   増田都市政策室長。 ◎増田 都市政策室長   済みません、今おっしゃってるのは諸福中垣内線合流してから、大阪生駒線のとこですか。 ◆森下 委員   あの上り線というのか、今の阪奈道路ですな。 ◎増田 都市政策室長   諸福中垣内線、これ今第2期ということで実施しとるわけなんですけれども、この完成のときにはそれから中央環状までの大阪生駒線、この辺は平面交差ですけども、今の計画が18ですけども、それを拡幅していかなければならないというような考え方で大阪府と現在協議しております。これは都市計画の方で原案を作成しまして、また審議会にも諮りながら中央環状線までを拡幅の予定をしておりまして、今現在大阪府と法線等、あるいはいろんなことで詰めておる段階でございます。 ○中野 副委員長   森下委員。 ◆森下 委員   多く言いません。もう終わりたいと思いますけども、この平面交差ということで余計に私は心配しとるわけで、拡幅も合わせてそこら辺の、今後とも交差点のあり方に十分検討を加えていただいて、混雑をしないように、混雑緩和を図れる、そういう交差点にしていただきたい、このように要望しておきます。 ○中野 副委員長   ほかに質問はございませんか。               (「なし」と呼ぶ者あり) ○中野 副委員長   なければ、議案に対する質疑はこれにて終了いたします。  続いて討論を行います。               (「なし」と呼ぶ者あり) ○中野 副委員長   なければ、採決いたします。  議案第17号は原案のとおり可決することに賛成の委員の挙手を願います。                 (賛成者挙手) ○中野 副委員長   挙手全員であります。よって、議案第17号は原案のとおり可決いたしました。  続いて、議案第18号、平成10年度大東市都市開発資金特別会計予算についての件を議題といたします。  議案第18号について提案者の説明を求めます。  和田都市整備部長。 ◎和田 都市整備部長   議案第18号、平成10年度大東市都市開発資金特別会計予算案につきまして提案理由のご説明を申し上げます。  大東中央公園は昭和61年に事業認可を取り、平成3年度までに0.42ヘクタールの用地の取得を完了いたしております。本公園は本市唯一の地区公園でございまして、阪神・淡路大震災の教訓から市の中心部に避難、救援、復旧に対応できる防災拠点として整備を図る必要があることから、平成8年度より防災緑地緊急整備事業としまして取り組んでまいっております。  平成10年度の歳入歳出予算の総額は、歳入歳出それぞれ5億7,728万円を計上いたしております。  本年度は約3,000平方メートルの用地買収を予定いたしておりまして、164ページの歳入歳出予算事項別明細書の歳出に記載のとおりでございまして、公有財産購入費5億2,872万7,000円、鑑定委託料、測量委託料、事務業務委託料、事務費、公債費等でございまして、本事業の資金は市債及び繰入金により調達いたしておりますことから、162ページに記載の歳入のとおり、市債5億2,800万円、繰入金、市預金利子等でございます。なお、地方自治法第230条第1項の規定によりまして、起こすことができる地方債の起債の目的、限度額、起債の方法、利率及び償還の方法は158ページ記載の第2表地方債によっておりますので、よろしくお願い申し上げます。  以上、簡単にご説明いたしましたが、何とぞよろしくご審議の上、ご議決賜りますようお願い申し上げます。 ○中野 副委員長   これより議案第18号に対する質疑を行います。  質問はありませんか。               (「なし」と呼ぶ者あり) ○中野 副委員長   なければ、議案に対する質疑はこれにて打ち切ります。  続いて討論を行います。               (「なし」と呼ぶ者あり) ○中野 副委員長   なければ、採決いたします。  議案第18号は原案のとおり可決することに賛成の委員の挙手を願います。                 (賛成者挙手) ○中野 副委員長   挙手全員であります。よって、議案第18号は原案のとおり可決されました。  次に、本委員会に付託されました議案第19号、平成10年度大東市水道事業会計予算についての件を議題といたします。  議案第19号に対する提案者の説明を求めます。  長田水道局長。 ◎長田 水道局長   本委員会に付託されました議案第19号、平成10年度大東市水道事業会計予算案について提案理由の概要のご説明をいたします。  まず、第1ページをお開き願います。  第2条の業務の予定量でございますが、年度末における予定給水戸数は近年の推移を勘案し、平成9年度決算の610戸の増の4万9,360戸といたしました。年間予定配水量は平成9年度予算の0.4%減、決算予定配水量の0.6%増の1,733万トンといたしました。  次に、主な建設改良事業といたしまして、第5回拡張事業費として4億8,449万7,000円を予定いたしております。これは前年に引き続きまして、ハード面でループ配水幹線布設工事を施行いたします。本年は恩智川水管橋架設工事の施行を予定いたしております。老朽管の布設がえ工事等と合わせ、安定給水の確保を図るために施行するものでございます。  ソフト面におきましては、パソコンを利用した給排水管図面情報管理システムを構築してまいります。  次に、第3条収益的収入及び支出でございますが、事業収益は30億6,865万9,000円、前年度予算に対しまして1.3%増と見込んでおります。これは、配水量の伸びはわずかでありますが、平成9年9月議会で議決をいただきました水道料金改定、消費税の転嫁が本年4月より実施することによるものであります。  一方、費用については30億5,490万円、9年度予算の1.1%増を予定しております。この結果、事業収支といたしまして1,375万9,000円の利益となりますが、消費税を除きますと2,131万2,000円の欠損となるところでございます。  次に、2ページに第4条資本的収入及び支出でございます。支出面では建設改良費として8億378万4,000円、企業債償還金として1億6,174万5,000円、合計9億6,552万9,000円を予定しております。前年度予算に対して1億1,851万5,000円、率にして14%の増となっております。  建設改良費の内訳ですが、5ページになります。  下の表になりまして、目1の第5回拡張費については、先ほど説明のとおりです。  目2の安全対策事業費1億4,300万円、これは国の施策により、一般会計からの出資金を得て、老朽管の布設がえを実施するもので、平成8年度より3カ年計画で施行いたしております。本年が最終年度となるところでございます。  その他費用については記載のとおりです。  なお、本年料金収納窓口の拡大を図るべく、コンビニエンスストアーによる料金取り扱いについて実施に向け、検討してまいりたいと思います。  一方、収入面では上の表になるんですけれども、企業債5億円、安全対策事業にかかわる一般会計からの出資金3,570万円、受託配水管工事に係る工事負担金1億580万円、その他収入を合わせ6億4,541万9,000円となり、収支不足する額3億2,011万円については、戻っていただきまして、2ページの第4条の括弧書きに記載のとおり補てんするものでございます。  企業債の借入れ条件については第5条に、予算流用禁止事項については第6条に、たな卸資産購入限度額については第7条に、それぞれ記載のとおりであります。  予算実施計画、損益計算書及び貸借対照表等については次のページ以降に記載のとおりでございます。  以上が平成10年度当初予算案の概要です。  なお、本年夏より大阪府営水道におきまして、より安全でより良質な水の供給を目指し、高度浄水処理水が100%供給される予定となっていることを申し添えさせていただきます。何とぞよろしくご審議の上、ご議決賜りますようにお願い申し上げます。 ○中野 副委員長   これより議案第19号に対する質疑を行います。  森下委員。 ◆森下 委員   2点ほどお尋ねします。  今回、水道料金のコンビニ取り扱いということで、大変時間的に支払い等、市役所等に足を運ぶ手間が省けて大変結構なことだと私は思いますが、このコンビニでの取り扱いなんですが、どういうところ、コンビニもいろいろありますのでね。それと、何カ所、どこら辺でそういう形態をとっていこうとされているのか、これが1点。
     それと、水道管、老朽管も含めて、今取りかえに一生懸命頑張っていただいてると思いますが、老朽管を取りかえるに際して、耐震性というんですか、地震等、阪神・淡路大震災の教訓を生かされて、多分に取りかえていかれてると思いますが、ここら辺の今後の進めぐあいというんですか、そういうところを教えていただければありがたいと思います。 ○中野 副委員長   尾上料金課長。 ◎尾上 料金課長   それではお答えいたします。  コンビニの取り扱いなんですが、これにつきましては、全国に6,000店舗ほどあります大手でありますローソン、それからファミリーマート、これを予定しております。それから、大東市市内におきましては、現在調査中なんですが、十二、三店舗があると確信しております。どうぞよろしくお願いいたします。 ○中野 副委員長   田村水道局次長兼工務課長。 ◎田村 水道局次長兼工務課長   老朽管の布設がえについてですが、石綿管と老朽管の布設がえを鋭意進めておりますが、それについてです。阪神・淡路大震災以降、老朽管を特に取りかえなきゃならないということで急いで布設がえをしておりますが、その中で、特に地震に強い管ということで、口径200ミリ以上の管につきましては、振動、それから離脱防止機構がある管を布設しております。それから、口径150ミリ管につきましても離脱防止に強い管を布設しております。それから、給水管につきましては、ポリエチレンパイプを採用しております。  以上でございます。よろしくお願いします。 ○中野 副委員長   森下委員。 ◆森下 委員   大いに結構なことだと思います。今後ともこういうすばらしい発想というんですかこういう形で、このファミリーマート等についても店舗、十二、三店舗を考えておられるということですので、今後ともそういう市民の皆さんが簡単に料金を支払えるというところに重点を置いていただければありがたいなというように思います。  あと震災後の教訓として、今200ミリ、そして150ミリ、そして家庭用のパイプまでそういう耐震性に強度のある、そういう部分に切りかえていただいてるということで、大変意を強くしたところでありますけれども、今後とも大いに進めながらやっていただきたいなと思います。  これは要望でとどめておきますけれども、これ下水とか、道路工事とかにもあてはまろうかと思いますが、工事に当たって、水道、そしてガス、ここら辺のガス管なんかもこういう耐震性のある部分で市の方針としてね、先ほどから水道局でお答えをいただいてますけれども、こういう耐震性のあるそういう管に工事を伴った中で、そういう方向性へ切りかえていっていただくという形態をとっていただければ、市民の皆さんも安心するんではないかと、このように思いますので、この点については要望にとどめておきますので、今後ともその方向性でお願いをしていきたいと、このように思います。 ○中野 副委員長   ほかに質問ございませんか。  大木委員 ◆大木 委員   この予算を見てまして、大東の水道料は決して安くないわけで、この10年度の予算でも収支の関係で見まして非常に厳しい予算になってますわね。ただ、ここ数年、いわゆる配水量の伸びが基本的にとまってますのでね、そこへ加えて先ほどの報告にもありましたように、いわゆる高度処理水の関係で府の方から一定の負担が恐らくやってくるだろうというふうなことを考えますと非常に大変やなという実感を持つわけですけども、その点どないですやろ。 ○中野 副委員長   植村水道事業管理者。 ◎植村 水道事業管理者   府の方で今年の7月下旬から高度浄水処理水ということで全面的に供給をされる予定になってます。大東市水道局の経営状況ということでありますけども、さきの料金改定では平成5年の7月から2年9カ月という算定期間でもって、平成8年の3月までを算定期間といたしまして料金の改定をさせていただきました。府営水道が高度浄水処理水を供給されますと、今府の方からお聞きしている中では、本年の秋以降に府営水道の経営状況に関する懇話会というのをつくられまして、そこで経営についての状況を判断をされて、方針を立てられるということをお聞きしております。そういった中で、本市の水道につきましては、先の予定としましては、一応それらの状況を見ながら今後検討をしていかなければならないなと、このように考えております。 ○中野 副委員長   大木委員。 ◆大木 委員   府営の方の関係は一方で当然進められるでしょうけれども、ただ大東として見ると、いわゆるその配水量の伸びがとまってるという、ここの関係で、収益の関係にもストレートに響いてきますのでね、私もこの議案書見てて、いわゆるその配水量の伸びが一定頭打ちになってる状況の中で、一方、拡張計画が当初どおり進めていってるわけでしょ、だから拡張計画それ自体も、今の将来的な展望を当然見越さないかんわけですけども、一定、配水量の頭打ちという状況をにらんだときに、拡張計画そのもののやっぱり見直しというのも何か必要ではないかなというふうに今感じるんですけども、その点どないですか。 ○中野 副委員長   植村水道事業管理者。 ◎植村 水道事業管理者   今現在進めております拡張計画につきましては、配水幹線ということで、これは600ミリを東部配水場並びに灰塚配水場を結ぶ南幹線ということで進めておりますけれども、これにつきましては配水能力を上げるものではありませんので、ただ震災等の危機管理対策も合わせた安定給水いうことで行ってる部分でありますし、一方では不景気の状況、経済状況が非常に悪いということから、公定歩合も0.5、企業債の借り入れ金利も2%を少し上回るということで、事業を進めるにはいいチャンスでは一方ではあるわけです。ただ、使用料というのは、1番に夏の需要期の天候、気象条件が一番に影響があります。2番目に景気の状況、3番目に給水の増であるとか、下水道の普及であるとか、そういったことがかかわってまいります。そういった中で、今の拡張事業は本来の安定給水にかかわるもので、能力にかかわるものではございません。そういったことでご理解をお願いしたいというふうに思います。 ○中野 副委員長   大木委員。 ◆大木 委員   確かに、拡張計画の説明を受けたときに、いわゆる配水量のね、1日当たりの配水量の限度もやっぱり大きく膨らますという中身もあったと思うんです。ですから、そういうことからいうと、拡張計画、基本的にそういう安定供給という部分があるかもわからんけど、ただ配水量そのものも全く無視してるということではないと思うんですけどね、その点どないですか。 ○中野 副委員長   植村水道事業管理者。 ◎植村 水道事業管理者   今の拡張計画の中には、配水池の増設というのがまだ残っております。これは大きな事業で、このことによって配水量の配水能力並びに配水量の増ということでなっておりますけれども、今進めております幹線の事業というのは、これは将来に向かっての安定給水という観点から行ってるものでございますので、配水能力の増には関係がないということでご理解をお願いします。 ○中野 副委員長   ほかに質問はございませんか。               (「なし」と呼ぶ者あり) ○中野 副委員長   なければ、議案に対する質疑はこれにて終了いたします。  続いて討論を行います。               (「なし」と呼ぶ者あり) ○中野 副委員長   なければ、採決いたします。  議案第19号は原案のとおり可決することに賛成の委員の挙手を願います。                 (賛成者挙手) ○中野 副委員長   挙手全員であります。よって、議案第19号は原案のとおり可決されました。  次に、議案第26号、大東市営住宅管理条例の全部を改正する条例についての件を議題といたします。  議案第26号について提案者の説明を求めます。  和田都市整備部長。 ◎和田 都市整備部長   議案第26号、大東市営住宅管理条例の全部を改正する条例案につきまして提案理由のご説明を申し上げます。  本条例は平成8年の公営住宅法の改正に伴いまして、所用の改正を行おうとするものでございます。  これまでの限度額方式による定額の家賃設定にかえまして、今後の高齢化社会を見据え、高齢者等に配慮した入居資格を設定するとともに、住宅を必要とする皆様への的確な住宅供給と適切な家賃負担のもとで、新しい公営住宅制度をスタートしようとするものでございます。  なお、条例改正後の新しい家賃制度におきましては、入居者の収入と住宅の立地条件、規模、経過年数等に応じて決定することとなっております。  改正の主な内容につきましては、市営住宅設置条例と大東市営住宅管理条例、これは現在ございますが、この内容を総合いたしまして、大東市営住宅条例として一本化をさせていただきました。  また、第1種公営住宅及び第2種公営住宅の種別を廃止いたします。並びに、高齢者、障害者世帯の公営住宅の入居収入基準の上限を一般世帯より高く設定、言いかえますと、入居条件を緩和することといたしました。  さらに、家賃は条例改正の中で中心となりますけれども、従来の建設費等に基づいて算定する方法から、入居者の収入と住宅の立地条件及び規模、建設されてからの年数、いわゆる経過年数等に応じて算定する応能応益家賃制度とすることといたしまして、家賃の算定のために入居者の皆様に毎年の収入の申告を義務づけております。  公営住宅が福祉事業を運営する社会福祉法人等に対しまして貸し付けすることができる、そういった内容といたしております。  また、従来は駐車場は公営住宅法上、規定がございませんでしたが、法改正に伴いまして、共同施設の管理の一部として位置づけられましたので、これらにつきまして市長が別途管理方針を定めることといたしております。  なお、新法の規定に基づいて決定される家賃は、その新法の規定によりまして算出された家賃の額が従前の家賃の額を上回る場合には、入居者の負担の急激な増加を緩和するために3年間、負担調整措置を講じるということといたしておりまして、また同和向け公営住宅につきましては、7年間の負担調整措置を講じることといたしております。  施行日は平成10年4月1日でございます。  以上が改正の概要でございます。何とぞよろしくご審議の上、ご議決賜りますようお願い申し上げます。  お手元に非常に簡単な資料でございますが、配布させていただいております。条例としましては、第1条から55条までの全部改正でございますけれども、一応改正といいましても、住宅管理上の問題でありますので、相当従来と変わっていない部分も多数ございますけれども、特に変わった重要部分、概要につきまして、お手元資料に基づきまして簡単にご説明申し上げたいと思いますのでよろしくお願い申し上げます。  まず、改正の理由等につきましては、先ほど提案理由として申し上げましたけれども、2番目の主な改正内容でございますか、特に1番目から9番目まで上げておりまして、まず1点目としまして条件整備といいますか、市営住宅設置条例と大東市住宅管理条例、これらを総合いたしまして大東市営住宅条例として一本化いたしました。  それから、重複いたしますが、2番目には種別区分の廃止として第1種公営、第2種公営を廃止いたしまして1本になります。ただ、国の補助金は第1種公営並みの2分の1ということで、若干引き下げられております。  それから、3点目に、いわゆる買い取り、買い上げ方式というものの導入が新しく入ってまいりました。従来は公営住宅の場合は必ず地方自治体が建設をいたしまして入居をしていただくということしか方法がなかったわけでありますけれども、今後は民間で立てられた建物を買い取ったり、あるいは買い上げたりした場合でも国の補助金が導入されるいうことで、そういった窓口が開かれました。直ちに市がこういった内容を実施するというものではございませんけれども、そういった内容も今後国の補助金の対象になるという意味でございます。  それから、4点目に入居条件としまして、先ほど申し上げましたが、高齢者、障害者世帯の公営住宅への入居収入基準といいますか、その基準が一般の世帯の皆さんよりも枠が広くなったと。表現としては高くと書いておりますが、いわゆる少し高くても入居ができるという意味でありますが、そういった内容にされております。  また、阪神・淡路大震災の教訓を得まして、激甚災害といいますか、大きな災害に対処するための特別の財政援助等に関する法律が適用された場合には、国の補助によりまして住宅を借り上げたり、その他のその住宅への入居者及び被災市街地復興特別措置法の第21条に規定する被災者、そうした一定条件のもとでの被災者の皆さんに対して入居資格を緩和すること、こういった内容も盛り込まれております。  それから、今回の条例改正の主要な部分でありますが、5番目に応能応益家賃制度の明記でございます。この部分はまた後ほど、次の資料の中でご説明申し上げますが、家賃は従来の建設費等に基づいた算定方法から入居者皆様個々の収入、その他の条件に基づいての算定ということになってまいります。  それから、6点目には、その応能応益家賃制度を実施するための各入居者の皆様へのいわゆるランクづけの位置を決めるために収入申告をしていただくということの義務を明記いたしております。これは入居者に毎年収入申告を義務づけをすることといたしております。  それから、7点目は社会福祉事業への活用としまして、公営住宅を福祉事業等の運営をされる社会福祉法人等に対しまして貸し付けといいますか、入居をしていただくことができるようになりました。  それから、8点目に駐車場の取り扱いとしまして、従来は公営住宅法上、駐車場は一切つくってはだめだという国の方針であったわけでありますが、今後は施設の管理の中で設置について認められてきたということで、当然その内容につきましては市長が別途管理方針を定めてまいります。  それから、制度移行に伴います家賃の負担調整措置の設定ということで、新しい方式で算定しました金額に対しまして、家賃等が上昇する場合には平成10年度から3年間の負担調整措置を講じてもよろしいという内容になっておりまして、なお同和向け公営住宅につきましては7年間の負担調整措置ということで、その差4年間の緩和をされております。  以上が今回の条例改正の概要でございます。  それから、お手元資料の中で右下にページ数が打っておりますが、2番というところで、法そのものの改正の概要を書いております。これは家賃の内容でありますが、基本的には次のページの方がさらに詳しゅうございますので、内容につきましての説明は3ページでさせていただきます。  3ページでございますが、新しい家賃制度としまして、先ほど申し上げました基本姿勢がございますが、簡潔に申し上げすと、中央の表がございます。これは平成9年度中に国の方から設定されてきました内容でありますが、全部で8ランクございます。現在入居されております皆さん方の中の収入の部位によりまして、8段に階段が分かれまして、最低は12万3,000円、政令月収で12万3,000円、それが最低ランク部分であります。最高ランク部分は32万2,001円から以上が最高ランク、こうなっておりますが、これは先ほど申し上げました収入の申告によりまして定まってまいります。  それから、一番右端に家賃算定基礎額という数字がございます。一番上段が3万7,100円から一番下段が10万7,700円までございます。これが毎年今後国から通達等によりまして示されてまいります。これは全国統一でありますけれども、これがまず基本的な基礎額になります。これに基づいて家賃を算定するわけでありますが、数字の1番の家賃の設定方法としまして書いております中で、まず1から5までそれぞれ内容がございます。1番目は家賃算定基礎額、ただいま申し上げました国からの指定される基礎額でありますが、これに基づきまして2番目の市町村立立地係数、これも国で指定されておりまして、大東市の場合は0.95が指定されております。それから次に、3番目、規模係数でありますが、これは戸当たり70平米を基準としまして、仮に70平米でありますと、70平米分の70平米でありますので1になります。だから、70平米よりも大きければ1.プラスアルファ、それから70平米以下でありますと1以下になります。そういった数字が自動的に定まってまいります。それから、4番目が経過年数の係数でありますけれども、これにつきましても経過年数ですから、新築からそれ以降何年経過したかということでありますので、基本的に自動的な数字が定まってまいります。それから、5番目でありますが、利便性係数、これにつきましては0.7から1ということで、事業主体が決定と記載されております。国の方からは基本的に0.85を基準にしというふうな指導がありますけれども、この今回の家賃算定基礎額以降すべての点で市自身、自治体自身がいわゆる裁量として触れる部分はこの⑤しかございません。したがいまして、許される範囲最大の0.7を基本的には設定できないかということで現在我々としては検討させていただいておりまして、今後早い時期に規則等によりまして定めてまいりたいと考えております。それから収入超過者の家賃につきまして近傍同種住宅の家賃以下で収入に応じて段階的に決定する、あるいはまた高額所得者の家賃としましては、近傍と同種住宅の家賃と、こういうふうな設定内容になっております。  以上が概要でございまして、非常に条例上は、条例の数が多くてわかりにくいとこございますが、そういった意味でただいま改定の要点につきましてご説明申し上げました。ひとつよろしくお願い申し上げます。  以上でございます。 ○中野 副委員長   これより議案第26号に対する質疑を行います。  眞鍋委員。 ◆眞鍋 委員   今新しい家賃制度についての説明をしていただいたわけなんですけれども、具体的にどのような場合に、今の現行の家賃より下がる、どのような場合に下がることがあるんでしょうか。 ○中野 副委員長   和田都市整備部長。 ◎和田 都市整備部長   ちょっと説明が不十分であったかもしれませんが、いわゆる下がる場合、どのような場合かというお話であります。例えば、従来は一つの棟がございますと、その棟はすべて同じ家賃でございました。例えば、1万円であれば全戸が1万円と。ところが、今回は同じ棟に入っておられる入居者の皆さんでも、例えば収入が低ければ、仮に1万円としますと、それより低くなる、あるいはまた逆に、収入が高い人であればそれから上がる場合がございます。したがいまして、個々の、先ほど申し上げました収入を申告していただきまして、その方が先ほど申し上げた8ランクの中のどの位置になるかによって金額が変わってまいりますので、それによって初めて下がる、上がるというものは出てまいると、そのように考えております。よろしくお願いします。 ○中野 副委員長   眞鍋委員。 ◆眞鍋 委員 
     それでは、収入の申告によってその家賃の算定基礎額というのが、一番基礎になる部分というのがはじき出されるということだったんですけれども、この条例改正案の方見てますと、16条のところに収入の申告等ということで規定があるわけなんですけれども、これ読んでましたら具体的にどのような形で、どんな様式で、どういう書類を添えて私の収入は幾ら幾らですよというふうに申告するのか、ちょっと教えていただけますでしょうか。 ○中野 副委員長   森居建築課長。 ◎森居 建築課長   今、眞鍋委員の質問にお答えします。  収入申告の方法でございますが、収入につきましては、家賃決定する場合は前々年、いわゆる平成10年度の家賃決定につきましては、いわゆる8年1月1日から12月30日でその年の3月の15日には確定されますので、それをもって申告された収入ですね、それをもって原課の方へ申請されます。それをもちまして計算するようになろうかと思いますが。 ○中野 副委員長   ほかに質問ありませんか。  大木委員。 ◆大木 委員   今回の条例改正で、いわゆる一般住宅と同和向けの住宅と大きな格差があったわけですけれども、この条例改正によって基本的に一般住宅も同和向けの住宅についても家賃問題についてはこの方式ですべて処理されるということだと思うんです。その点1つ確認をしたいのと、それからこれがやられますとね、いわゆる現行の家賃から、この値上げになりますと、どの程度の収入増が見込まれるのか、とりあえずそれお尋ねします。 ○中野 副委員長   森居建築課長。 ◎森居 建築課長   大木委員の質問でございますが、収入増を見込まれるかということでございますが、実質収入申告をしていただいて、その把握をし、家賃のこの計算方法によりまして認定していかなあかんわけでございますが、おおむね今現在家賃が現行でいきますと八千四、五百万円ぐらいなってると。一般向けがおおよそ5,000万円ほどでございます。年間ですね。それから、同和向けにつきましては三千二、三百万円程度でございます。これが経過措置、上がる場合は3年間の経過措置、それから同和向けにつきまして7年間経過措置をとっていきますので、いわゆる到達地点で試算しますと、一般向けにつきましては、下がる場合もございます。それから、収入によっては下がる方もいらっしゃいますが、所得によっては上がる方もいらっしゃいます。同和向けにつきましては。 ◆大木 委員   トータルで聞いてる。 ◎森居 建築課長   トータルで、到達地点、いわゆる7年後につきましては、3年、7年につきましては、平均でいきますと約4倍から5倍になろうかと思います。 ◆大木 委員   一般と同和で聞いてんねんで。 ◎森居 建築課長   一般向けにつきましては、トータル的にはほとんど上がってまいらんと思います。それから、同和向けについては平均5倍ぐらいになってこようかと思います。 ○中野 副委員長   大木委員。 ◆大木 委員   それで、今回の条例改正で、いわゆる申し込みについては、これちょっと子細に見ますとね、いわゆる公募とするというぐあいになっとるわけですが、同和向けの住宅についてもいわゆる市報などで当然公募をしてね、進めるというぐあいに方式が切りかわるわけですか。 ○中野 副委員長   和田都市整備部長。 ◎和田 都市整備部長   入居の方式そのものにつきましては、従前とは変わっていないというふうに認識しております。ただ、いわゆる同和向け公営につきましても、従来から地元と双方でそういった選考委員会というものをつくっておりますが、その中でも今後についてはやっぱり公募をしていこうという検討もいたしておりまして、将来的にはそういった公募を基本にしていきたい。ただ、今回の法によって新しく公募がどうこうということではないというふうに考えております。 ○中野 副委員長   大木委員。 ◆大木 委員   これね、今回の条例で見ますとね、入居者の公募として、4条に市営住宅の入居については公募によるということで文言が明確にここに書かれとるんですわ。ただ、それによらない場合ということで具体的に事例を挙げてるわけですが、災害のときとか、不良住宅の撤去やとか、そういう場合については公募によらない、いわゆる例外規定が幾つか書かれてるわけですけれども、この中に同和向けの入居に当たって、基本的に公募になるという条例の条項の設定になってるんで、だからそういうことからいうと、今の部長の答弁はね、この条例上から言うてもおかしい理屈になりますよ、その点どないですかな。 ○中野 副委員長   森居建築課長。 ◎森居 建築課長   基本的には公募でございますが、国からのご指導もございまして、平成10年2月20日付、いろいろ指導、それから通達がまいっております。いろんな歴史的な背景によりまして、同和向け住宅につきましては、特定目的公営住宅の一つとして地域改善向け公営住宅の供給を行ってきたところであるが、地域住民の居住の安定を図るとともに、引き続き重要であることから、今後も地域における居住の実態や、施策の必要性を的確に把握した上で、地域改善向け公営住宅への優先入居を適切に行っていただきたいと、このようにご指導ございますので、現在も優先入居という形の中で執り行っておりますので引き続きやってまいりたいと、かように思っております。 ○中野 副委員長   大木委員。 ◆大木 委員   そうなってくるとね、条例というのは大東市がルールを決めてやる、そういう基本のルールでしょ。そのルールに今説明があったようなやつがね、別枠で設定されるということ自体が、条例上の設定自体に当然問題があるという、こういうことですやろ。そんなんやられてもたら、まさにルールないのと一緒ですやん。ここで条例検討してみたところでね、何のための検討になります、ちょっとその点どうです。 ○中野 副委員長   和田都市整備部長。 ◎和田 都市整備部長   非常にご質問の部分はよくわかるんですけれども、従来から公営住宅法そのもの、いわゆる改正前も含めまして、いわゆる同和向け公営についての表現はもう全くなかったわけであります。今回の改正に伴って、特に大阪府初め関係府県で相当国ともいろんな質疑、交換をいたしておりまして、先ほど申し上げましたように、例えば同和向け公営の激変緩和期間も7年間ということ、これらも従来は全く国は関係なしにやられておりましたし、そういった意味を明確にしてもらいたいということで、相当ご質問し、調整をしていただきまして、ただいまの入居の問題につきましても一定国の見解を引き出してきたと。従来はそういった見解はなかなかなかったんですけれども、そういったもので今回特にそういった国の方針を明確にしてもらったという意味合いで、それらに対して我々は対応をしていきたい。ただ、実情とはまた別で、実情は先ほど申し上げましたように、やはり住宅の空き室に対しての入居者が多い場合に公募を基本にしていこうというような話し合いは今後引き続いてしておりますので、今後はそういった対応も当然視野に入れてまいりたいというふうに考えておりますのでよろしくお願いします。 ○中野 副委員長   大木委員。 ◆大木 委員   こんなもんやっぱり条例上の問題ね、何ぼそんなもん説明してもあきまへんで。だから、それはそれとしてね、あくまでこれによってやっぱり市民があまねく公平に受け取ってこういうシステムやなということのために議会で上程されて、これ議論されてるわけでしょ。だから、そういう意味合いであれば、当然その項を1つ入れるべきやねん。だから、これまでの住宅の条例なんか見ても、ほんまに事実上その条例があるけれども、そのことがほんまに執行されてないというのはね、ひどかったんだけれども、今回の条例もそういう意味では全く同じ轍を踏んでる問題、この条例の中身がまさにそのポーズだけになりますやんかいな、どないです助役、ここちょっときちっとやらなあかんで。 ○中野 副委員長   暫時休憩します。              ( 午後3時07分 休憩 )              ( 午後3時14分 再開 ) ○中野 副委員長   休憩前に引き続き会議を開きます。  大木委員。 ◆大木 委員   それでね、今回収入超過者の認定がされた場合に割増家賃の設定というぐあいにあるんですけど、それとあわせていわゆる近傍同種の家賃に置きかえていくというぐあいなルールになってますけれども、いわゆる近傍同種のじゃあ家賃ということになると、どの程度の額になるのかということと、それから高額所得者と一番収入ランクの高い層が、いわゆる高額所得者という部分で、決してこれ高い部分、本当の意味で高くはないんですけども、そういう認定をされると明け渡しを請求をされると、こんなぐあいになるわけでしてね、その場合、これ年金収入の場合はこういう問題が起こってこないけども、例えば夫婦2人で、子供さんが1人ないし2人いてて、成人をして、それぞれが働きに出たということになると、収入合算がされるもんですからね、当然のこととして家族全体の収入が大きく上がるわけでしょ。そうなってきたときに、いわゆるそこの世帯は高額やという認定を受けて、じゃその後、2倍以下の近傍同種の家賃を6カ月の通告を過ぎて、なお立ち退かない人については2倍の家賃をもっていくと、こういう条例になっとるんですけども、実際これもし明け渡しをする場合に、一定のそういうあっせんをするとかいうふうに条例上はなってますけども、具体的な対応はどないなるんですかな。 ○中野 副委員長   森居建築課長。 ◎森居 建築課長   今、大木委員の関係でお答えさせていただきます。  まず、収入超過者ということでございますが、これにつきましては近傍同種とおっしゃいましたが、いわゆる近傍同種以下の額で決定してまいります。 ◆大木 委員   一体何ぼになるの。 ◎森居 建築課長   それはちょっと規則で定めてまいりますが、以下という形でございます。これはいわゆる明け渡し努力義務ということに課せられます。  それから、高額所得者につきましては、条例でうたっておりますが、いわゆる引き続き5年以上お住まいの方で高額とみなされる額が2年以上続いた場合でございます。この場合は近傍同種のお家賃を取っていくと。  それから、高額所得の認定を行いまして、明け渡し請求を行いましたら、請求日から約6カ月間の間に出ていきなさいと、こういう形になろうかと思います。これは、明け渡し請求したときでございます。  それから、明け渡し請求を決行いたしまして、その日から明け渡すまでの期間を近傍同種の2倍を取りなさいと、かようになっております。  それから、いわゆる他の住宅いうんですか、あっせんでございますが、大東におきましては公的な住宅、いわゆる府営も同じでございますので、いわゆる公団、公社、いわゆる公的な住宅はそうでございます。自力で脱出できる場合はいいんでございますが、そういうのが大東市内にないということで、あっせんは現在のところ難しいと考えております。 ○中野 副委員長   和田都市整備部長。 ◎和田 都市整備部長   若干補足させていただきます。基本的には今建築課長が申し上げましたような内容でありますが、ただ議員ご指摘のように、従来は収入報告をいただいておりませんので、今回実施に伴って、いわゆる家族全員の収入が合算されますと、突然に明け渡しのランクにいくんではないかという部分がございます。これは現実に収入報告をいただいた結果でないとわからんもんですから、あくまで想定でありますけれども、当面そういった急激な形に対してどのように対処するか、府なりとも調整をしとるんですけれども、まだ我々としては具体的な対応策出ていないのが現実です。ただ、四角四面に法律なりをそのまま取ればそういった内容になろうかと思いますが、これは各市とも一番問題点の一つに上げておりまして、今後そういった内容をどのように対応していくか、まだ若干の研究中でございますので、一応十分それには対応したい、いわゆる即明け渡しというふうなことのないように当面対応していきたいというふうに考えておりますので、よろしくお願いします。 ○中野 副委員長   大木委員。 ◆大木 委員   その別の住宅をあっせんするということで、いわゆるこの大東の市域にいわゆるあっせん場所がないというふうなことになってくると、当然明け渡しの対象になった人があっせんという市の努力のないままに出ていくという必要性というか、ということはなくなるわけですか。その点どないですかな。必須条件になっとるわけかな。 ○中野 副委員長   和田都市整備部長。 ◎和田 都市整備部長   ただいまご質問のように、いわゆる市内であっせんするということ現実的には非常に難しいかと思いますが、いわゆる従来から府営、あるいは市営以外であっせんというものが大阪府を通じてまいりまして、そういった内容のあっせん行為は今後も引き続いてやっていけると思いますが、ただ大東市内で公営住宅等のあっせんというのはできない、難しいというふうに考えておりますのでよろしくお願いします。 ○中野 副委員長   大木委員。 ◆大木 委員   あっせんというのは別にその大東市域に限るということでは基本的にないわけでしょ。だから、そうなると他市への転居ということも含めて、もう市が対応できへんということになってまうと、明け渡しの基本的に必須条件欠けてまうからね、もういといてもらわなあかんと、はよ言うたらこんなことになるのかな。そないなるわけ。 ○中野 副委員長   和田都市整備部長。 ◎和田 都市整備部長   1つはご本人の努力義務であり、ご本人の義務としてお明けいただくいう意味ですから、例えば民間に対して残念ながら出ていっていただくというのも一つの方法ですし、ただ市側としては仮に明け渡しとなれば、そういったあっせんもあわせてやっていこうということで、ご本人の自由性もございますのでね、あっせんが果たしてお気に入りかどうかわかりませんけれども、そういった内容とあわせてやっていこうということで、あっせんも同時にやっていきたいと。 ○中野 副委員長   大木委員。 ◆大木 委員   とにかく、高額所得者になると明け渡しを絶対せないかんと、こういうことなのかな。それでね、近傍同種、さっき聞いたんやけども、何か規則で定めるということやけども、実際大東でいえば、例えば深野でいうと、例えばどの程度の家賃が想定されるのかな。おおよそで結構ですわ。 ○中野 副委員長   森居建築課長。 ◎森居 建築課長 
     計算方法は相当難しい計算で、いわゆる評価額からいろいろ計算起こしていきまして、やっていきますが、いわゆる民間のマンション並みと考えていただいて、今の深野やったら深野の同規模の大きさで、それで古さもございますので、古さを掛け合わせていきますと、約6万5,000円ぐらいになろうかと思います。 ○中野 副委員長   大木委員。 ◆大木 委員   例えば、あの近辺で6万5,000円のあれがないんやな。だけど、それは今言うたようなルールで、例えばあの近くにね、9万円のいわゆるマンションが、マンションというか、ちょっとアパート的なやつやねんけど、あるんやけどね、至近距離に。それが9万円ほどするんですわ。だから、それはストレートにそういうことにならずに、今の説明であれば6万円程度になると、こういうことかいな。 ○中野 副委員長   森居建築課長。 ◎森居 建築課長   一概に9万円がどうかということでございますねんけれども、やはりその大きさと設備の内容等、古さとか、いろいろこう。 ◆大木 委員   一緒としたら。 ◎森居 建築課長   一緒というのはまあないんでございますけれども、ニヤリイコールであればそのような形になろうかと思います。 ○中野 副委員長   児島開発指導課参事、答えられるのかな、さっきの。 ◎児島 開発指導課参事   今総務課の方にちょっと確認を取ってきたわけなんですけども、一応この条例に掲げております公募ということにつきましてですが、国の準則で、原則として公募ということで、公募の原則をとっております。それで、すぐ国の準則では公募の手段とか方法ということまではうたってないわけですけども、その中で細部の規定については規則とかに委ねられていくということになるんでしょうけれども、公募というのは先ほど言いましたように、総務課で確認しますと、全域で公募をするという方法、それから地域を限定した公募という方法もあろうかというふうに解釈しております。といいますのは、国の方でもこの2月20日に特定目的住宅という形で、この同和向け住宅を規定しております。それで、その特定目的公営住宅の一つとして地域の改善のために行っていくということから、その実態と必要性を的確に把握した上で、地域改善のために優先入居を適切に行われたいという通知が出ておりますので、その辺から解釈しますと、公募の原則はありますけど、地域を決めてその中で適切に公募していくという方法が考えられようかと思います。  それと、公募の例外のとこ、第5条の中でも第2号に不良住宅の撤去により住宅を失ったものというようなこういう規定もございまして、同和向け住宅という、一定の政策的な目的があって行ってるものに限った公募というのは可能じゃないかなというふうに解釈しております。  以上でございます。 ○中野 副委員長   大木委員。 ◆大木 委員   今の説明でもとにかくそういう特別枠を設けてるから、無理やりこじつけて、何かつじつま合わせたみたいな話やけれども、ちょっと納得できへんけども。  続けて、家賃の、いわゆる府営住宅の場合で今回従来どおりの家賃減免というぐあいに道が開かれてるわけですけれども、そういう点でいうと、今回の住宅条例の改正で、いわゆる一番低い階層の以下がさらにどんなぐあいに減免の措置がされるのか、その点もわかりますか。 ○中野 副委員長   和田都市整備部長。 ◎和田 都市整備部長   今回は条例のご提案でございますので、条例の中ではそこまでの細部は基本的には定まってまいりませんので、先ほどの説明ではあえてしておりませんが、今後規則、あるいはまた要綱等を設定しなければなりませんが、その中で具体には定めてまいりたいというふうに考えております。  ただ、その方向としましては、だだいまご指摘のように一番低いランク、先ほどの新しい家賃制度、ページ3番目の表の一番上ですが、いわゆる上限値12万3,000円からゼロまでということで、これ1つでくくられております。これでしたら、極端にいいますとゼロの人も、あるいは12万3,000円の人も同じ額ということになってまいります。それでは相当年配の方等に対しましては非常に厳しい内容になろうかというふうに考えておりまして、今後の方向としましては、この以下の、ゼロから12万3,000円の間に一定のランクを設けまして家賃減免の対応をしていきたいなというふうに考えております。ただ、大枠では従来、1棟全部金額は同じであったという意味から、本来的な家賃減免というものがあったわけですが、今回の各人の収入によってということですから、相当減免対応は変わると思うんですけれども、なおかつ一番最低ランクの部分についてのゼロからの間、これに対してはさらに細分化して考えていきたいという方向を持っております。 ○中野 副委員長   大木委員。 ◆大木 委員   それとね、ちょっと最後に実施時期なんですけど、これ附則ではことしの4月1日からということになっとるんですが。 ○中野 副委員長   和田都市整備部長。 ◎和田 都市整備部長   いわゆる実施時期がどうかというご質問ではないかと思うんですが、一応条例は4月1日実施ということになります。それから、あと先ほど申し上げました一般向けで3年、同和向けで7年という緩和期間がございますが、その初年度、いわゆる平成10年度につきましては、原則的には従来家賃を原則にしたいと。いいますのは、先ほどから説明しておりますいわゆる収入の部位が確定できないという意味からそうぜざるを得ないということが1点ございます。ただし、そうした場合に矛盾点としましては、例えば仮に一般向け公営でいいますと、例えば南郷住宅のように、一番新しい住宅は金額相当高い位置に設定しております。そうしますと、現在いわゆる年金生活の方もおみえになりますから、一般的に考えて、当然現在よりも低くなるだろうと推定されます。それも確定した時点でないとできませんけれども、今後確定次第、そういった内容については本年度、いわゆる中間月から改定をして、年間でいわゆる増にならないような修正をしてまいりたいというふうに考えております。 ○中野 副委員長   大木委員。 ◆大木 委員   そうすると、実際今年は、平成10年は現行家賃ということで、そのことですわね。当然、今それぞれ担当課の方でも調査されてると思うんですが、先ほどのいわゆるその収入超過者と高額所得者の認定を受ける人が一般と同和向けでどの程度の該当者が出るというふうに見てます。 ○中野 副委員長   森居建築課長。 ◎森居 建築課長   現在、推定はちょっとできない状況下でございます。高額等につきましては。 ◆大木 委員   超過者はわかるの。 ◎森居 建築課長   わかりますが、推定でございまして、ここでどうこう、ちょっと間違ってたらいけませんので申し上げられませんけれども。 ○中野 副委員長   ほかに質問は。  森下委員。 ◆森下 委員    まず、この条例の制定というか、提出経緯についてね、私がこれ2年前からずっといつするねんというところから発言をさせていただいて、そして担当の部長の方から答弁をいただいた経緯でございます。それには、平成9年度の中ごろにという答弁もあったんですが、これ国の実施時期と何で同時期に条例の上程いう経過になったのか、なかなか納得、自分でも納得いかないことなので、そこら辺の説明をお願いできますか。 ○中野 副委員長   和田都市整備部長。 ◎和田 都市整備部長   一応国の法律の改正に伴って自治体が条例改正等をする場合に、当然国と同じような時期にはまず難しいというのが従来からの流れだと思います。あくまで法で規定されまして、法のいわゆる細部が決まりました以降に市町村は当然そういった内容についての変更をしていくというのは一定の期間必要でありますので、同時期はちょっと難しいかと思いますので、ただ、今回の条例改正は当然全国でやっておりますし、大阪府下でも全市がやられております。いわゆる昨年の6月が一番早い時期かと思いますが、現時点まで残念ですが、大東市以外の市はすべて条例化されまして、12月までにされております。今回、ご提案申し上げるのは市としましては大東市が最後になります。そういった意味で、国の法律が制定され、細部が決まってから条例等を制定するものですから、同時期は非常に難しいんではないかというふうに考えておりますのでよろしくお願いいたします。 ○中野 副委員長   森下委員。 ◆森下 委員   今の答弁では、なかなか同時期に実施するのは難しい、実施するのは難しいのはよくわかってるんです。難しいからこそ2年前から私言っとるんです。特に、市民の皆さんに家賃の増額、またこの条例の変更、この中身を私がずっと手がけてきた中身を見ますと、大変に複雑多岐にわたって問題が多いから、ゆえにそういう質問をずっと続けてきたわけですが、この実施時期も答弁いただいた中身では平成10年度の中ごろということで、これ答弁をされてるんですが、そして今回この出てきた条例では来年の4月1日からと、こういうことになってるんですよね。大変この議会の答弁についても失礼だろうなと、結果的にそういう形になっております。それはさて置いても、先ほどから答弁の中身を聞いておりますと、まず1点、突っ込んだところで聞きたいと思いますが、高額所得者の退去について、先ほどから答弁されておりましたが、この条例の中身でいきますと、この簡易な部分のこの3ページのところ、近傍住宅家賃とすると、本令ではどういうふうになってるかというと、近傍家賃の2倍以下ということで、先ほどからその答弁の中では6万円とかいうて出ておりましたけれども、実質的にはきのうもちょっと私も調べておりましたらね、ワンルームマンションでも6万円、5万5,000円からするわけですね。実際そんなんあるのんかなというふうにも思います。その深野の住宅のところでね。6万円ぐらいの部分で12万円、合計すると2倍以下ですから、12万円以下と、こういう計算になってこようかと思うんです。民間の住宅、現行の住宅と逆にいえば安いなというふうな感じがするんですけれども、今まで大東市の住宅条例の中で、家賃については増額を認める項目があったわけですね。つまり、家賃の収入に応じて増額をしていく、家賃を取ってもいいと、こういう部分があったんですが、現行、今に至るまで、この条例が設置されてから徴収されたことがないんです。これ何回も私質問しておりましたけれども、その結果上げられておりません。で、今回のこの条例で設置されたとして、本当に取るようにされるのか、実施について聞きたいと思います。 ○中野 副委員長   和田都市整備部長。 ◎和田 都市整備部長   ただいまご質問の部分でございますが、従来の条例で申し上げますと、いわゆる割増賃料という言い方しておりまして、そういった内容は今回条件としては違うわけですけども、今後はまず先ほど言いました8ランクが基本になりましたいわゆる収入に応じた家賃額でありますので、そういった割増賃料というのは基本的にはございませんが、ご質問のように、収入超過の場合、あるいは高額所得の場合に限りましての関係において近傍同種の家賃以下、または近傍同種家賃という内容になってまいるということでありますが、ただ先ほどのご質問でもお答えしましたように、従来収入報告を確定しておりませんでしたために、今後収入のご報告をしていただくというふうに考えておりますが、ただいわゆる家族全員の合算の収入が基本だということでありますので、ご本人が今まで感じておられなかった状況の中で一挙にそういった収入超過の部分へいく可能性も当然出てまいります。これは収入報告していただきませんと確定しませんけれども、そういった場合に果たして一挙にそういった対応ができるものかどうかということで、今後具体的な対応の中身はまだなおかつ検討せないかんというものでございますけれども、ただ状況から当然収入超過、あるいは高額所得という状況を認定した場合にはおっしゃるような近傍同種家賃額以下または同種の家賃ということになってまいるというふうに考えておりますのでよろしくお願い申し上げたいと思います。 ○中野 副委員長   森下委員。 ◆森下 委員   家賃の今後決めていくって、これもおかしな話で、また従前の割増家賃の同じような形態になってくるんかなというふうに不安を感じるんですね。きちっとやっていただきたいと私は思います。そうでないと、せっかくいうたら高額所得は高額所得としていただくという部分は、これは応分の負担でなければならないと、そのように思います。  問題点が収入の合算ですね、問題は。つまり、収入の額をどこを拠点に置くのか、特にサラリーマンはいいです。これ100%出てきますから。ところが、個人の経営、個人で商売をされている皆さん方のこの問題、これがいつでも保険の、民生部所管のことを言ってはいかんのですけども、民生の部分ででも、保険のこの税の問題、負担の問題、これいつも私、漕江委員もおりますけども、この問題いつも指摘するところなんですが、個人経営の場合の申告、ここら辺が把握をどうされるのかね、教えていただきたいのが1点。  それと、今国が総背番号制というんですか、所得の総背番号制によって、十分把握できるような形態をとろうとされておりますけれども、ここら辺との連動というか、個人のプライバシーの問題もあろうかと思いますけれども、こういう点どうなのか。その2点についてお答えください。 ○中野 副委員長   和田都市整備部長。 ◎和田 都市整備部長   あくまでご本人の申告を基準にしたいと考えておりますので、また条例もそのように書いておりますので、ご本人がご自身で申告をしていただくというのが基本でございます。ただ、悪い意味で申告をされない、そういった場合に申告されるよう、まずお願いをしたり指導してまいりたいというのは当然ございますけれども、どうしても申告されないと、また先ほどの高額のような感じで近傍同種家賃に対して一定額以上取らなければならないというようなことも出てまいりますので、やはりご本人の申告を基本にしたい。ただ、そのチェックのために、いわゆる課税等の内容の確認というものは市の方でできるということも一方ございますので、確認はいたしますけれども、基本はあくまでご本人の申告ということを考えておりますので、よろしくお願い申し上げます。 ○中野 副委員長   森下委員。 ◆森下 委員   申告のない場合も当然想定されますね。市税にしても国税にしても同じですけれども、申告がない場合の想定はどうされますか。 ○中野 副委員長   森居建築課長。 ◎森居 建築課長   申告を義務づけておりまして、条例の中にうたっておりますが、どうしても出ない場合は近傍同種の家賃を取ることができることになっております。我々はそういう法律でどうこうということもございますが、やはり指導してまいりたい、申告していただくようにご指導にまいります。それから、税の確認はできるようになっております。悪用、プライバシーは当然課せられますが、税、いわゆる福祉と、公営住宅については税のチェック機関ができるようになってますので、そのように対応してまいりたいと、かように思っております。 ○中野 副委員長   森下委員。 ◆森下 委員   その際の税の確認というたらおかしいんですが、見ることができると、この見ることができるのはいいんですが、さきほど言いましたように、個人のプライバシー、これについては厳正に守っていく、やはり項目なり、何なり、守秘義務というのかね、これはやはりきちっとした形をとっていただかないと大変なことになろうかと思いますので、その点について担当者の個人のプライバシーまで見る、税の中身まで見る場合の何というんですか、固定というんですか、見る人の人数を限定するというか、こういう部分も考えておられるのかどうか。 ○中野 副委員長   和田都市整備部長。 ◎和田 都市整備部長   今回の家賃の問題につきましては、都市整備部の建築課が担当いたしておりまして、その中でも特に住宅管理係が担当いたします。当然、担当係の中ということに基本的にはやってまいりたい。ただ、課長等、管理職は別でありますけれども、係としては、その係の内部でやってまいりたいと考えております。 ○中野 副委員長   森下委員。 ◆森下 委員   大いに個人のプライバシーまで入っているわけで、これが他に漏れますと大変なことになりますので、くれぐれもそのプライバシーを守るためにも特定、特定いうたらおかしいんですが、人員の確定というんですか、そういう形で、限られた人がそういう形で見ていくという形にした方が安全性を守られるんではないかなというふうにも思いますので、この点要望にとどめておきます。  それと、実施に当たって、実際にやっていくわけですけれども、ここら辺のこの趣旨徹底というんですかね、そういう部分はどこまでどのように進んでいるのか、お聞かせいただけますか。それと、今後どういうふうにしていこうと考えておられるのか。 ○中野 副委員長   森居建築課長。 ◎森居 建築課長 
     森下委員の質問にお答えいたします。  趣旨徹底ということでございまして、今後規則なり、いろいろな形で定めてまいりますが、当然入居者の皆さんに説明もし、またPRしようと、いろいろの形で知らせてまいり、ご理解深めてまいっていきたいと考えております。よろしくお願いします。 ○中野 副委員長   森下委員。 ◆森下 委員   ここでね、ちょっと私もよくわからないので聞きたいんですが、私の手元に同和住宅の大幅な家賃値上げに反対する決議いう、これ要望というんですか、これが来とるわけですけれども、この趣旨徹底が本当になされてなくて、部分的な中身が流れて、そして大変やでと、とにかく家賃が高なんでという部分ばかりが流れてるんではないかなというふうに思います。これ見られましたか。こういう文面。見られました。そこら辺についてちょっと説明願えますか。 ○中野 副委員長   和田都市整備部長。 ◎和田 都市整備部長   申しわけございません。そのもの自体ちょっと私は目を通させていただいておりませんけれども、確かに、現時点で入居者の皆さんには、例えば、法の改正の内容については非常に概要でありますけれども、既にご通知申し上げて、おおよそこういった方向になるというふうなパンフレット等もお渡しをいたしております。その中で、先ほど申し上げましたように、家賃算定基礎額が表記されておりまして、ただこの額がそのままいわゆる家賃に移行していくような感覚で一部おられましたので、ちょっと説明不十分であったかというふうに考えておりますが、あくまで出ております数字に対してそれぞれの係数がかかるという部分が一定書いてあるわけですけれども、見ようによってはそういった数字だけが表へ出て、ご心配をかけたという部分がございます。その点、今後もう少し丁寧な内容をもってご説明をさせていただきたいというように考えておりますし、特に個々の金額は個人差が皆それぞれ違いますので、最終的にはご本人の数字は収入確定の後に、その個人だけに通知が結果的には行くことになろうかと思います。だから、あくまで皆さんに説明をする場合の流れとしましては、あくまで方向性の話をせざるを得ないと、個々の皆さんの金額の設定ができんもんですから、そういった内容で十分誤解のないような部分を考えてご説明をしていきたい、そういうふうに考えておりますので、よろしくお願いいたします。 ○中野 副委員長   森下委員。 ◆森下 委員   まず、なぜこういうのが出てきたかと、私は私なりに考えるんですが、きょうこちらの方に上程されております条例の中身を見ましても、文書で、なかなか理解できない中身ではないかなというふうに思います。  それともう一点、先ほど参考資料としていただいたこの文面とか、絵つきであっても、なおかつ難しい、もっともっと何というんですか、一目瞭然と言うたらおかしいんですけど、漫画にでもしてでも、ほんまにわかるというか、わかりやすく受けとめられるようなやり方、これをやっていただきたいなと、こういうふうに思います。そうでないと、本来こういう形で署名をされている人たちが全然中身を知らないで署名してる人がたくさんいてると思うんですね。ですから、そういう誤解等も含めてね、やっぱり市民の皆さんにこれからのこの条例の中身をわかりやすく説明をする、説明をするには今ずっとお答えをしていただいておりますけれども、説明する方が、自分がまずわかった上で、100%わかった上でなおかつかみ砕いて、相手のわかるような、そういう話し方をしないと、とてもではないけれども、相手は納得しないという現状になってきますので、その点もあわせてお願いをしておきたいと思います。  それと、今後の課題として、住宅の駐車場の関係が出てくるわけですけれども、今までなかなか公営住宅の駐車場の設置ということでは認められておりませんでしたけれども、今回出てきておりますし、そしてなおかつ現在市の公営、料金については3,000円程度もらってるという部分もありますし、今後この駐車場に当たってもきちっと整理をしていただきたいなと、こういうふうに思います。ある人は2台、3台を持ち、そしてその住宅の中の駐車場にとめていると、そしてあとの車を持っておられる方が表の道路にとめてる、せっかく住宅の中にそういう形態をとりながら、道路に、一般市道の方にはみ出してるという部分、これはきちっとこの住宅の中でうたいながらやっていただかなくてはいけないんじゃないかなと、内規とか、そういう形になろうかと思いますけれども、そういう部分、どないですか。 ○中野 副委員長   和田都市整備部長。 ◎和田 都市整備部長   住宅の駐車場の問題でありますけれども、一応現実のいわゆる台数と申しますか、住宅との戸数との関係におきましては、非常に少ないというのが現実でございます。なかなか入居者の皆さんに十分な、いわゆる枠の確保は難しいというのが現状であります。市営住宅のいわゆる用地内での処理が現実には行っておりますけれども、そういった中で、今後とも基本的にはやはり入居者の皆さんがご自身で確保していただくいうのをやっぱり基本にしなければ、すべての入居者に100%の対応というのはとてもじゃないができないというのが現実でありますので、その点も合わせて十分ご説明し、ご了承を得ていきたいと考えておりますが、ただ従来と変わりまして、いわゆる敷地内での設置が、国は一応容認されたということでありますので、いわゆる入居の状況等を考えて、それに必要な範囲の駐車場の確保に向けては今後とも整備をしてまいりたいというふうに考えておりますのでよろしくお願い申し上げます。 ○中野 副委員長   森下委員。 ◆森下 委員   最後になりますけれども、先ほど住宅条例の中でも言われておりましたですけれども、今後の家賃の決めていこうと考えているというふうに内規になるのかどうかわかりませんけれども、やろうとしておられるわけですけれども、この高額所得者の2倍以下の近傍家賃の部分について、あらあらその8段階になるのか、どれぐらいになるのか、そこら辺についてはどう考えておられるのかね、近傍家賃とだけうたわてるんですけれども。 ○中野 副委員長   和田都市整備部長。 ◎和田 都市整備部長   ご質問の部分では、いわゆる現在考えられておりますいわゆる8ランク、この中でそれぞれ収入に応じまして金額が設定されますが、いわゆる先ほどの表の下の部分でありますけれども、収入超過または高額所得の場合の近傍同種でありますけれども、この近傍同種の住宅の家賃につきましても、一定計算方法がありまして、それに基づいてそれぞれ算定した数字になりますから、例えば各団地の規模、内容によって変わってまいります。先ほど一部の深野について概要の範囲で6万円余りというふうな話しておりますけれども、場所、状況によって変わりますので、そういった内容の部分につきまして、それぞれ収入に応じて基本的には対応しなければならないというふうに考えておりますが、ただ、先ほども言いましたように一挙に収入報告によって、突然にこういった内容になりますと、当然入居者の皆さん方も不安を感じられますので、具体的な対応の仕方については今後ご指摘のように、要綱等で具体な部分については定めてまいりたいということとあわせて、各市の状況等も十分把握をしてまいりたいというふうに考えておりますのでよろしくお願い申し上げます。 ○中野 副委員長   森下委員。 ◆森下 委員   最後に1点だけね。実施時期が今回の条例では平成10年4月1日が不可能ですので、平成11年の4月1日になろうかと思うわけですけれども、この間、延長されることによって、国の補助金等々の問題も出てくるんじゃないかなと、こういうふうに思います。市の独自で延長した場合、ここら辺の補助がつくのかどうかね、市に甲斐性があるから、そのところで実施するんだろうと、こういうことでカットされるおそれはあるのかないのか。 ○中野 副委員長   和田都市整備部長。 ◎和田 都市整備部長   一応、現時点で大阪府の方からの説明によりますと、先ほどから申し上げてますように、いわゆる3年間の激変緩和期間、あるいは同和向け公営につきましては7年間の期間がございますけれども、その期間の間については各自治体においてある程度融通をもってやってよろしいというふうな話になってございますので、今後、平成10年以降も、基本的にこの家賃に対する補助金がある場合は当然対応されるものというふうに聞かせていただいております。  ただ、具体の内容について、まだ国から府を通じてお話がありませんけれども、少なくとも現時点までの大阪府さんのご指導、説明ではそういうふうに伺っておりますので、よろしくお願い申し上げます。 ○中野 副委員長   漕江委員。 ◆漕江 委員   ちょっとわからへんよって教えてほしいんですけども、この家賃算定基礎額と書いてあるけども、20万1円から23万8,000円までが7万900円、32万2,001円からは10万7,700円という家賃書いてますけども、これは減免がどの程度あるのかね。この家賃払ったら、これは生活できないと思いますし、それでこの収入でやったら駐車場も要らんと思いますねん。車持てるような所得やないと思いますのでね。それで、森下委員が最前から自主申告者についてはどうのこうのと言うてるけども、これは国保加入者の70%の人が標準世帯の生活保護基準よか下の申告をされておるというので言うてるんですわね。そこら自由申告者は得な部分があるのか、特に今みたいな景気悪いときやったら、大概赤字の申告されると思いますけどね、こんなん所得は申告書見たらすぐわかることですけれども、だけども自営業者が保険に入ってるというので、確定申告しはる70%が生活保護基準以下の所得やということでね、前から問題になってるということで、そんな方は安いのかね。その所得できょうび年金もうてても両方合わせたら32万円超えると思いますわ、共稼ぎの人やったらね。先ほど10万円も11万円も出して、光熱水費払うて、車持てるのかちゅうたらおかしいと思うしね、その点ちょっと聞かせてください。 ○中野 副委員長   和田都市整備部長。 ◎和田 都市整備部長   一応、先ほどからご説明申し上げておりますように、ご指摘の家賃算定基礎額、これは毎年国から通達で決定されて通知がありますけれども、この額に先ほどの説明資料3番で書いておりますように、2番の市町村立係数、そして3番目の規模係数、これは面積が幾らあるかという規模係数、それから経過年数、何年たったかいう経過年数、それから5番目の利便性係数掛けたものが一応家賃という線で出てまいります。したがいまして、少なくとも利便性係数だけでとってみましても、0.7から1の間、いわゆる0.7を方向性としてもっていきたいというふうに説明しておりますが、最低でも先ほどの額に0.7を掛けたもの、あるいはそれ当然以下になってまいりますけれども、そうした線になりますので、ここに書いてある額がイコール家賃ではございませんので、その点はひとつお願い申し上げます。  それからあと、年金等の方につきましては、金額の大小ございますけれども、例えば上限値12万3,000円以下、いわゆる低い方については一定の基準を設けて、要綱等で減免等の対応をしてまいりたいと考えております。その点でひとつよろしくお願い申し上げます。 ○中野 副委員長   漕江委員。 ◆漕江 委員   悪いですけども、70%ぐらいやということですけども、国民年金もうてはる人やったらこれ少ないかね。厚生年金ようさんもうてはる人は、これ共稼ぎの場合やった大概高いと、そういう場合は放り出すのかね。それかもう新築か、10年たったんか、20年たったんか、または改造した住宅か、その点はどないなります。 ○中野 副委員長   森居建築課長。 ◎森居 建築課長   今、漕江委員さんのご質問にお答えしたいんですが、いわゆるこの12万3,000円とか、20万円とかの分につきまして、政令月収と我々呼んでおるんですけれども、これはあくまで総収入から税引きいたしまして、そこからいわゆる控除、いわゆる奥さんおれば38万円控除した、その一番最後の引いた数字でございます。それで、ちなみに住宅見ますならば、やはり高齢化が進みまして、年金生活者、いわゆる今委員がおっしゃった厚生年金の方もいらっしゃいますし、国民年金の方もいらっしゃいます。これを計算しますと、ご主人と奥さんがいてはりまして、総額いたしましても、やはり我々の政令月収に直しますと、12万3,000円以下になろうかと思います。これは今試算しておりますんですけれども、その人その人によって長いこと勤めてはったら厚生年金が高うなってきますけども、それ一概には言えませんけども、うちで推定ではございますけれども、やっぱり12万3,000円の方が平均とりますと40から50、ただ今委員がおっしゃいました青色、白色の中の、自由申告者につきましては、地方税上、どうしてもその申告に対して税を掛けますので、本当はもっともうてはったけども、どうやという一抹の不公平感はありますけれども、我々それを信じないかんと。ただ、給与の方は必ず源泉徴収あり、12月末をもってピチッと出てきますねんけども、青色、白色の自主申告の方については、実際もっとようけもって、車持ってということもあろうかと思いますが、一応当方ではチェックかける場合は、最終的には地方税法の関係になってきますので、その辺若干今おかしいんじゃないかいう部分はございますけれども、そういう対応の仕方しか現在のところございませんので、よろしく。 ◆漕江 委員   古いのと改造したとこと、家賃どの程度になるの。これは新築で書いてある。 ◎森居 建築課長   家賃算定基礎額いうのは、いわゆる市場価格でございます。その中で、いわゆる市町村立地係数やら、大きさやら、この古さでございまして、古さによって率がずっと下がってきます。今、8年ぐらいか10年とか、そういう年数によってはがんと下がります。 ◆漕江 委員   新築か改造したやつは、さらに見るのか。 ◎森居 建築課長   ちょっと率につきましては。 ○中野 副委員長   係数下がるのかどないなるか。 ◎森居 建築課長   古くなればずっと下がってきますです。 ○中野 副委員長   ほかに発言ありませんか。               (「なし」と呼ぶ者あり) ○中野 副委員長   なければ、議案に対する質疑はこれにて終了いたします。  続いて討論を行います。               (「なし」と呼ぶ者あり) ○中野 副委員長   なければ、採決いたします。  議案第26号は原案のとおり可決することに賛成の委員の挙手を願います。                 (賛成者挙手) ○中野 副委員長   挙手全員であります。よって、議案第26号は原案のとおり可決されました。  これにて当委員会を閉会いたします。  どうもご苦労さまでございました。              ( 午後4時07分 閉会 ) ────────────────────────────────────────  大東市議会委員会条例第22条の規定により、会議のてん末を記録し、署名する。                    建設常任委員会委員長                    建設常任委員会副委員長...