△議案第33号の
委員長報告、質疑、討論、採決
○議長(
宮杉勝男議員) 日程第2、
委員長報告、質疑、討論、採決について。 議案第33号 令和3年度幸手市
一般会計補正予算(第2号)を議題といたします。 これより
付託案件に対する審査の経過と結果について報告を求めます。 初めに、
総務常任委員長、
小河原浩和議員の報告を求めます。 なお、登壇をしてお願いいたします。 8番、
小河原浩和議員。 〔
総務常任委員長 小河原浩和議員 登壇〕
◆
総務常任委員長(
小河原浩和議員)
総務常任委員長の
小河原浩和です。 それでは、議案第33号 令和3年度幸手市
一般会計補正予算(第2号)について申し上げます。 なお、本案については、当委員会の所管である第1条歳入全般及び歳出のうち、第2
款総務費についてであり、その主な内容を申し上げます。 初めに、歳入全般においての質疑について申し上げます。
新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金補助金の2億1,325万円の
積算根拠についての質疑に対し、この額は国の交付基準に基づいて算出されるもので、市町村は1,100円の基準額に対して、人口や
事業所数、幼少人口、
高齢者人口及び
補正係数等を掛けたものが交付額となります。国の示した上限額で事業を計画し、申請いたしましたとの答弁がなされました。 そのほかといたしまして、 ・
個人番号カード交付事業費補助金の算出根拠について ・
個人番号カード交付事務費補助金の交付条件について などの質疑があり、それぞれ答弁がなされました。 続いて、歳出について申し上げます。
次亜塩素酸生水成装置の購入に当たり、
生成装置の管理や使用する原液の購入等の取決めはどのようにされるのかとの質疑に対し、
生成装置に使用する原液は添加液というもので、市役所本庁舎分と
ウェルス幸手分を
契約管財課で一括購入し、
生成装置と併せて管理、活用してまいりますとの答弁がなされました。 そのほかといたしまして、 ・
次亜塩素酸生水成装置の仕組みについて の質疑があり、答弁がなされました。 以上で質疑を終結し、討論を求めましたところ討論なく、採決の結果、
賛成全員にて原案のとおり可決すべきものと決しました。 以上で報告を終わります。
○議長(
宮杉勝男議員) 次に、
文教厚生常任委員長、
松田雅代議員の報告を求めます。 なお、登壇をしてお願いいたします。 10番、
松田雅代議員。 〔
文教厚生常任委員長 松田雅代議員 登壇〕
◆
文教厚生常任委員長(
松田雅代議員)
文教厚生常任委員長の
松田雅代です。 それでは、議案第33号 令和3年度幸手市
一般会計補正予算(第2号)について申し上げます。 なお、本案については、当委員会の所管部分である歳出のうち、第2
款総務費の第1項第13目、第3項、第3
款民生費、第4
款衛生費、第9
款消防費、第10
款教育費についてであり、その主な内容を申し上げます。 初めに、第2
款総務費の第1項第13目、第3項における質疑において申し上げます。
公共交通事業者支援金の内容についての質疑に対し、
新型コロナウイルス感染症の
感染拡大防止対策を講じる市内の
バス事業者及び
タクシー事業者に対して
公共交通事業者支援金を交付するもので、
バス事業者については、
飛沫感染防止フィルム、マスク、消毒液、
車両シートの消毒等の購入に対しまして、バス1台当たり5万円を計上させていただきました。また、
タクシー事業者には、
飛沫感染防止フィルム、タクシーの運転手の方のマスク、利用者の方の消毒液の購入に対しまして、タクシー1台当たり2万円を計上させていただいてございますとの答弁がなされました。 次に、第3
款民生費について申し上げます。
民間保育所等補助金220万円について、保育所別の
補助金額と内容についての質疑に対し、
新型コロナウイルス感染症対策として、
民間保育所等が対策用の備品等を購入した場合に補助するもので、
小規模保育事業所1園に対しまして30万円、
認可外保育施設1園に対しまして40万円、私立の保育所3園に対しまして1園当たり50万円を限度として支出をするものです。ただし、実績に応じた支出になりますので、こちらについては増減する可能性がございますとの答弁がなされました。 そのほかといたしまして、 ・
子育て世帯生活支援特別給付金の
対象児童数について ・
新生児特別定額給付金の
対象人数について ・
児童福祉総務費の時間
外勤務手当について などの質疑があり、それぞれ答弁がなされました。 次に、第4
款衛生費について申し上げます。
新型コロナウイルス感染症検査費補助金に係る直近の
検査人数についての質疑に対し、県を通して確認したところ、
北葛北部医師会、南埼玉郡
市医師会で設置しております
PCR検査センターでの検査の総数については、令和3年5月末現在になりますが、全体で2,610件ということでのご報告をいただいておりますとの答弁がなされました。 そのほかといたしまして、 ・
新型コロナウイルス感染症検査費の自己負担について ・
新型コロナウイルス感染症検査業務の委託先について ・
定期予防接種等費用助成金の内容について ・
定期予防接種等費用助成金の助成額と
申請方法について などの質疑があり、それぞれ答弁がなされました。 次に、第9
款消防費について申し上げます。
災害対策費の
機械器具費582万2,000円の内容についての質疑に対し、
地方創生臨時交付金を活用した事業で、LEDの
バルーン型投光器を4基、投光器用の蓄電池を5台、
ソーラーパネル5台を購入したいと考えてございます。また、
保健福祉総合センターの非
常用発電装置が耐用年数が切れることから、蓄電池について交換をしたいと考えてございます。
ワクチン接種も始まっているので、緊急で資機材が必要になった場合の予備で、いつでも購入できるよう財源も確保してございますとの答弁がなされました。 次に、第10
款教育費について申し上げます。
学校教育費の三
密回避対応工事の内容についての質疑に対し、権現堂川小学校の
パソコン教室の換気扇の
交換工事、同じく権現堂川小学校の
コンピュータ教室の窓の
更新工事、
さかえ小学校の廊下の
カーテン設置工事、同じく
さかえ小学校のトイレの網戸の
交換設置工事、
幸手小学校の放送設備の
交換工事、
さくら小学校の放送設備の
更新工事、以上6件ですとの答弁がなされました。 そのほかといたしまして、 ・
次亜塩素酸水生成器の単価について ・
防虫ネット設置工事と
網戸設置工事の違いについて ・給食室、
郷土資料館、図書館の
トイレ改修工事の内容について などの質疑があり、それぞれ答弁がなされました。 以上で質疑を終結し、討論を求めましたところ討論なく、採決の結果、
賛成全員にて原案のとおり可決すべきものと決しました。 以上で報告を終わります。
○議長(
宮杉勝男議員) 次に、
建設経済常任委員長、
木村治夫議員の報告を求めます。 なお、登壇をしてお願いいたします。 11番、
木村治夫議員。 〔
建設経済常任委員長 木村治夫議員 登壇〕
◆
建設経済常任委員長(
木村治夫議員)
建設経済常任委員長の
木村治夫です。 それでは、議案第33号 令和3年度幸手市
一般会計補正予算(第2号)についてを申し上げます。 なお、本案については、当委員会の所管である第1条歳出のうち、第5
款労働費、第6
款農林水産業費、第7
款商工費、第8
款土木費についてであり、その主な内容についてを申し上げます。 初めに、第5
款労働費について申し上げます。
トイレ改修工事の内容及び業者選定についての質疑に対し、工事内容については、
勤労福祉会館におけるトイレの洋式化及び
手洗い場の
自動水栓化を行うものです。トイレの洋式化は、
屋外トイレ及び2階の男女1か所ずつの計4か所です。また、
手洗い場の
自動水栓化は、
屋外トイレや多
目的トイレ、そして1階及び2階の
男女トイレの計8か所となります。そのほかといたしまして、トイレのドアや鏡、換気扇の一部の改修も考えております。なお、業者選定については、設計業務並びに
工事請負費とともに、
指名競争入札にて執行する予定で考えており、予算の
積算根拠については、本庁舎のトイレの洋式化及び
手洗い場の
自動水栓化を設計した業者から
参考見積りを徴しまして積算をしたところですとの答弁がなされました。 次に、第6
款農林水産業費について申し上げます。
農作物自動販売機購入費補助金の
事業主体及び生産物の販売についての質疑に対し、
事業主体については、
埼玉みずほ農業協同組合であり、市が
自動販売機1台当たり250万円で計2台の500万円を補助するものです。また、農産物の販売については、四季折々の農産物を考えており、幸手市内の農業者の生産物を販売するものですとの答弁がなされました。 そのほかといたしまして、 ・
農作物自動販売機購入費を補助する目的について ・
農作物自動販売機の購入台数及び設置場所について ・
農作物自動販売機購入費補助金に係る
事業主体と市の関わり方について ・
農作物自動販売機1台当たりに何か所入るのか ・
農作物自動販売機購入費補助金に係る1日の供給回数はどの程度を考えているのか ・
農業経営者支援事業費補助金における経営者数について などの質疑があり、それぞれ答弁がなされました。 次に、第7
款商工費について申し上げます。
ハッピーエール応援券事業における
配布対象者及び
配布方法についての質疑に対し、
ハッピーエール応援券事業の配布対象は市民全員が対象となり、1人当たり1,000円で、
世帯人数分の応援券を
世帯主宛てに郵送する予定です。また、各家庭において諸事情がある世帯等も考慮しなければいけないため、市民課、
人権推進課とも連携をしながら、
配布方法については適切に対応していきたいと考えておりますとの答弁がなされました。 そのほかといたしまして、 ・前回実施した
ハッピーエール応援券の利用率について ・
ハッピーエール応援券の使用できる範囲について ・
ハッピーエール応援券事業の財源は国であるが、幸手市での負担は検討しているかについて ・
キャッシュレス決済ポイント還元事業負担金の内容について ・
市営釣場管理棟手洗場改修工事の理由について などの質疑があり、それぞれ答弁がなされました。 次に、第8
款土木費について申し上げます。
住宅リフォーム資金補助金の増額理由についての質疑に対し、当初予算で前期分及び後期分として260万円計上させていただき、1年度に2回、受付をさせていただいております。当資金の補助は市民の方からもとても好評をいただいており、今年度も前期分の受付で150万円分の受付を行いました。後期分についても、少しでも市民の皆様にご利用していただきたいと考え、今回、
補正予算で260万円計上させていただいたところです。なお、
申請方法は、前期分については順次受付順にて行い、予算が終了した時点で受付を終了しましたが、後期分については、9月16日から一定期間の間で受付をして、受付順ではなく、抽せんという方法を検討しておりますとの答弁がなされました。 以上で質疑を終結し、討論を求めましたところ討論はなく、採決の結果、
賛成全員にて原案のとおり可決すべきものと決しました。 以上で報告を終わります。
○議長(
宮杉勝男議員) 以上で各
常任委員長の報告を終わります。 ただいまの
委員長報告に対する質疑及び
討論通告取りまとめ及び換気のため、約10分間休憩をいたします。
△休憩 午前11時13分
△再開 午前11時23分
○議長(
宮杉勝男議員) 再開いたします。 休憩前に引き続き本会議を続けます。 これより議案第33号の
委員長報告に対する質疑に入ります。
発言通告がありませんので、質疑なしと認めます。 次に、議案第33号の討論に入ります。
発言通告がありませんので、討論なしと認めます。 これより議案第33号 令和3年度幸手市
一般会計補正予算(第2号)、本案を採決いたします。 本案に対する
委員長報告は
原案可決です。本案は
委員長報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。 〔
起立全員〕
○議長(
宮杉勝男議員)
起立全員です。 よって、本案は原案のとおり可決されました。
---------------------------------------
△請願第1号の
委員長報告、質疑、討論、採決
○議長(
宮杉勝男議員) 日程第3、
委員長報告、質疑、討論、採決について。 請願第1号 国の
エネルギー基本計画に関する件を議題といたします。 これより
付託案件に対する審査の経過と結果について報告を求めます。 それでは、
文教厚生常任委員長、
松田雅代議員の報告を求めます。 なお、登壇をしてお願いいたします。 10番、
松田雅代議員。 〔
文教厚生常任委員長 松田雅代議員 登壇〕
◆
文教厚生常任委員長(
松田雅代議員)
文教厚生常任委員長の
松田雅代です。 当委員会に付託されました請願は1件です。 審査に先立ち、紹介議員の説明があり、その後、慎重に審査いたしました。 これより審査の経過と結果について申し上げます。 それでは、請願第1号 国の
エネルギー基本計画に関する件について申し上げます。 まず、本請願の紹介議員の説明に対して、委員から、国の再生可能エネルギーの電力目標を2050年度で100%としてくださいとのことですが、今現在の国民の生活が維持できるのかが問題です。これについて、どのような形で今の電力を再生可能エネルギーで賄っていくのか、その具体例というのは何かあるかとの質疑に対し、今すぐにそれが転換するということは困難だと思います。将来、例えば2050年度までに段階的に変えていくということですので、国の予算をこの方向に回すことができれば可能だと考えて、国への要請を考えていますとの答弁がなされました。 そのほかといたしまして、 ・エネルギー政策の基本は地域であるとはどのような見解かについて ・再生可能エネルギー2050年度に100%にするための道筋について などの質疑があり、それぞれ答弁がなされました。 次に、委員に意見を求めましたところ、地球環境が大きく変化して、気候変動が人間の生命を脅かそうとしていることから、地球の温暖化を防ぐためにどうするか。京都議定書にある二酸化炭素の排出量を減らしていく問題、国際的に共通課題となりつつあるカーボンニュートラル、脱炭素、最近の自動車メーカーの脱化石燃料、水素エンジンへの転換などの動きも出てきている。そのような点から見た場合、脱炭素と二酸化炭素を防ぐことを考えた場合に、この請願の願意は妥当であると考える。そのようなことから、早く、継続審査ではなく採択すべきと考える。 また、福島第一原子力発電所の汚染水の処理もできずとの表現がある。原子力発電所からの処理水の海洋放水は十分に安全基準を満たしているものであり、表現はいかがなものか。また、請願項目が3項目上げられているが、石炭火力発電の段階的廃止、原子力発電の段階的廃止ということだが、廃止した後のいわゆる電気供給、電力供給というものについての代わりになるご提案がここに見られないのかなと感じている。残念ながら、その願意は分かるが、そういった意味においては、これに賛意するには難しいとの意見がありました。 続いて、討論を求めましたところ、賛成の立場の委員から、事故を起こした原子力発電をさらに推し進めるんだという考え方は、私はあってはならないと思う。エネルギー政策については、すぐに廃止ではなく、段階的にと述べているので、この方向性は大事ではないかと思う。議会、議員として、地方の社会を守り、地方の生活を守るため、国に対して意見を述べる必要があり、政治の責任ではないかと考えていますとの討論がなされました。 その後、採決の結果、賛成少数により不採択すべきものと決しました。 以上で報告を終わります。
○議長(
宮杉勝男議員) 以上で
常任委員長の報告を終わります。 ただいまの
委員長報告に対する質疑及び
討論通告取りまとめのため、暫時休憩いたします。
△休憩 午前11時30分
△再開 午前11時31分
○議長(
宮杉勝男議員) 再開いたします。 これより請願第1号の
委員長報告に対する質疑に入ります。
発言通告がありませんので、質疑なしと認めます。 続いて、請願第1号の討論に入ります。
発言通告を受けておりますので、発言を許可いたします。 本案に対する賛成意見の発言を許可いたします。 3番、
海老沼隆夫議員。 〔3番
海老沼隆夫議員 登壇〕
◆3番(
海老沼隆夫議員) 3番、海老沼隆夫です。 請願第1号 国の
エネルギー基本計画に関する件について、これに賛成討論いたします。 この請願は、私たちの暮らしや命を守っていくために、国の次期
エネルギー基本計画の見直しが必要であり、そのことを幸手市から政治に対して意見書として提出を求めているものです。 今、この計画をどうして見直しをしなければならないのか。これについて、まず国の次期
エネルギー基本計画のままにおいては、地球の温暖化が明らかにさらに進んでしまいます。温暖化によって、地球環境が大きく変化し、皆様感じているとおり、最近の台風とか気象の変動というのは人間の命を脅かすような危険な状態になってきていますが、それがさらに深刻化し、危険な状態になり得ます。地球の温暖化を防ぐためには、京都議定書にもあるように、二酸化炭素の排出量を減らしていく必要があります。 先日のG7主要国首脳会議の中でも、カーボンニュートラル、脱炭素問題は共通課題となってきています。さらに、自動車メーカーの最近の動向においても、いわゆる化石燃料は使わない方向、電気自動車とか、あとは水素を使ったエンジンに変えていくということを大手の企業は目標にして動いてきています。このような点からも、世界の流れとか、各国のそれぞれの目標とか、脱炭素と二酸化炭素の排出を防ぐということを考えた場合、この請願の願意はまさしく妥当ではないかと考えます。 また、原子力発電の問題においても、あの福島第一原子力発電所のあの事故を私たちは経験して、体験じゃなくて経験して、大きな危険リスクを伴うことがあり得ると誰もが認めたと思われます。事故から12年たって、今も汚染水の問題があります。あれだけの事故を起こして、あれだけの放射能をばらまいて、いわゆるメルトダウンが起きた中で、その燃料を冷やすということで水をずっと使い続けなければならない。だから、汚染水が溜まり続ける。溜め切れなくなったら、最終的に海洋に流すということになれば、たとえ十分に希釈して基準以下に収めたとしても、風評被害等で海産物は売れなくなり、地域の漁業関係者などの生活が成り立たなくなります。あのような事故を起こして、安全性も確認できない原子力発電を、二酸化炭素排出防止のためと、さらに推し進めるような考え方はあってはならないと思います。 さらに言えば、デブリがあるわけですが、これも処分できていません。これは、あと30年、60年、何年かかるか分からない。これをどうするかも、どう処理するかも大きな課題として当然残っています。ですから、エネルギー政策においては安心・安全、そしてエネルギーは常に再生できるという立場が必要です。消費するエネルギーよりも生まれてくるエネルギーを多くするという考え方で取り組まないと、エネルギーは最終的に枯渇してしまいます。請願の中でのエネルギー政策は、原発をすぐに廃止しなさいということではなくて、段階的にということを述べているわけですから、この方向は大事ではないかと考えます。 これらの点から、議会として、議員として、市民の社会を守り、市民の生活を守るためには、国に対してどのような意見を上げていったらいいかと考えます。願意は、地球温暖化の要因になる二酸化炭素の排出量を減らし、大きなリスクを背負う原子力発電も段階的に減らし、安心な再生可能エネルギーに変えていくという考え方は正当であり、それに沿って政治をつくり上げていく、社会をつくり上げていくというのが政治の責任ではないかと考えます。 以上、請願第1号への賛成討論とさせていただきます。
○議長(
宮杉勝男議員) ほかに
発言通告がありませんので、以上で討論を終わります。 これより請願第1号 国の
エネルギー基本計画に関する件を採決いたします。 この請願に対する
委員長報告は不採択です。請願第1号 国の
エネルギー基本計画に関する件について採択することに賛成の議員の起立を求めます。 〔起立少数〕
○議長(
宮杉勝男議員) 起立少数です。 よって、請願第1号 国の
エネルギー基本計画に関する件は不採択とすることに決定いたしました。
---------------------------------------
△議案第49号の上程、説明、質疑、討論、採決
○議長(
宮杉勝男議員) 日程第4、議案の上程、提案説明、質疑、討論、採決について。 議案第49号 令和3年度幸手市
一般会計補正予算(第3号)を議題といたします。 議案の朗読を省略し、
提案理由の説明を求めます。 それでは、議案第49号について、
総合政策部長、登壇をして説明願います。
総合政策部長。 〔関根一勝
総合政策部長 登壇〕
◎
総合政策部長(関根一勝) ただいま議題となりました議案第49号 令和3年度幸手市
一般会計補正予算(第3号)についてご説明申し上げます。
補正予算及び
補正予算説明書の3ページをご覧いただきたいと存じます。 第1条については、既定の歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ5,771万9,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ157億6,512万5,000円とするものです。 本
補正予算の概要ですが、
新型コロナウイルス感染症生活困窮者自立支援金の支給に係る予算を計上しているほか、新型コロナウイルス
ワクチン接種事業における追加経費の予算を計上しております。
新型コロナウイルス感染症生活困窮者自立支援金については、現在、埼玉県社会福祉協議会から貸付けを受けている緊急小口資金、総合支援資金の借入れが限度額まで達しており、一定の収入額、預貯金額以下の生活困窮世帯であって、就職活動等を行っている世帯を対象に支給するものです。 支給額については、月額で申しますと、単身世帯で6万円、2人世帯で8万円、3人以上世帯で10万円となっており、7月以降の申請月から一月ごとに3か月間支給いたします。国から示されているスケジュールでは、申請受付は8月末までであり、支援金の支給期間が7月以降の申請月から3か月となっていることから、対象者への周知や支給に向けての準備など、迅速に対応する必要があります。 また、新型コロナウイルス
ワクチン接種体制確保事業における追加経費については、高齢者接種の前倒しに伴うものです。 希望する高齢者への接種を7月末までに完了させるため、
ワクチン接種体制の確保に必要な追加の経費や、国の新たな支援策である時間外、休日の
ワクチン接種会場への医療従事者派遣に対する財政的支援の経費について予算を計上し、7月末までの高齢者接種完了に向けて迅速に対応をする必要があります。 なお、
新型コロナウイルス感染症生活困窮者自立支援金の支給に係る経費や新型コロナウイルス
ワクチン接種体制確保事業における追加の経費については、全額国庫補助となっております。 以上のことから、今回、追加議案として本
補正予算を提出させていただくものです。 それでは、事項別明細書によりまして、主なものについてご説明をさせていただきます。 11ページをお開きいただきたいと存じます。 歳入についてですが、第14款国庫支出金、第2項国庫補助金、第2目民生費国庫補助金においては、
新型コロナウイルス感染症生活困窮者自立支援金支給事業費補助金(事業費分)として2,562万円を、同じく(事務費分)として101万2,000円を計上するものです。 第3目衛生費国庫補助金においては、新型コロナウイルス
ワクチン接種体制確保事業補助金として3,108万7,000円を計上するものです。 続きまして、歳出について、主なものをご説明申し上げます。 14ページをお開きください。 第2
款総務費、第1項総務管理費、第1目一般管理費におきます本
補正予算で計上しております
新型コロナウイルス感染症生活困窮者自立支援金の支給事業及び新型コロナウイルス
ワクチン接種事業に従事するための会計年度任用職員の報酬のほか、期末手当、費用弁償として、合計で404万5,000円を計上しております。 続きまして、第3
款民生費、第3項生活保護費、第4目生活困窮者自立支援給付費については、
新型コロナウイルス感染症生活困窮者自立支援金として、支給世帯を101世帯と見込み、2,562万円を計上するともに、支給に伴う事務費を計上しております。 13ページにまいりまして、第4
款衛生費、第1項保健衛生費、第1目保健衛生総務費においては、新型コロナウイルスワクチン対策室の職員に対する時間
外勤務手当など、475万円を増額するものです。 第2目予防費においては、
ワクチン接種事業に従事する協力職員の時間
外勤務手当など、425万円を計上するとともに、集団接種会場増加に伴う人材派遣職員の補充のため、手数料として150万円を計上しております。 また、時間外、休日における集団接種会場への医師や看護師等の派遣に係る集団接種業務委託料として449万2,000円を計上しております。こちらは、時間外、休日に集団接種会場に医師や看護師等を派遣した派遣元に対し、医師1人1時間当たり7,550円を、看護師等については1人1時間当たり2,760円を支払うものです。 さらに、新型コロナウイルス
ワクチン接種コールセンターを5回線から10回線に増加したことに伴うスタッフの補充等を行うため、新型コロナウイルス
ワクチン接種コールセンター運営等委託料として780万4,000円を計上しております。 14ページから17ページまでは給与費明細書となっておりますので、ご覧いただきたいと存じます。 以上で議案第49号の説明とさせていただきます。ご審議のほどよろしくお願い申し上げます。
---------------------------------------
△発言の訂正
◎
総合政策部長(関根一勝) 失礼いたしました。先ほど歳出の際に、14ページをお開きくださいと申し上げましたが、第2
款総務費については12ページからになります。発言の訂正をお願いいたします。申し訳ございませんでした。
---------------------------------------
○議長(
宮杉勝男議員) これより議案に対する質疑に入ります。 質疑のある方は挙手願います。 挙手がございましたので、議案に対する質疑に入ります。 あらかじめ申し上げます。発言は全て簡明にするものとし、議題外にわたり、また、その範囲を超えてはならないこと、加えて、自己の意見を述べることができないこととなってございますので、ご注意いただきたいと存じます。 なお、質疑は再質疑までといたします。 それでは、11番、
木村治夫議員、質問席にてお願いいたします。 〔11番
木村治夫議員 質問席〕
◆11番(
木村治夫議員) それでは、
補正予算の第3号、議案第49号について。 これは民生費のページが予算書の12ページでございまして、
新型コロナウイルス感染症生活困窮者自立支援金2,562万円、この中身についてです。 先般、資料説明の中で、今、
総合政策部長も説明がございました。対象世帯、101世帯あると。単身の方は6万円、支給基準ですね、2人以上は8万円、3人以上が10万円。ただ、その説明書の中に、家族構成が分からないという世帯が8世帯含まれていたと思うんですね。だから、その辺がなぜ8世帯と分かっていて家族構成が出ていないのか、非常にこれは単純というか、市民に説明できない。万が一、その辺がきちっと整理されないで、どういう形でそれを精査して支給対象に持っていくのかお聞きしたい。
○議長(
宮杉勝男議員) それでは、答弁願います。
健康福祉部長、なお、自席にてお願いいたします。
◎
健康福祉部長(小林秀樹) 今回の補正ですが、この世帯の人数ですが、こちらは、社会福祉協議会のデータにより把握をしております。緊急小口資金等は、県の社会福祉協議会に郵送で直接申し込むことも可能でありまして、それについては、現段階では市の社会福祉協議会で世帯の人数を把握することができませんので、現状、人数不明として計上をしております。今後、6月末を目途に、県の社会福祉協議会からデータをご提供いただけることになっておりますので、そこで人数が把握できると考えております。
○議長(
宮杉勝男議員) 11番、
木村治夫議員。
◆11番(
木村治夫議員) 答弁ありがとうございます。 社会福祉協議会の全部データでやっているというところですが、私が何が言いたいかというと、せっかくいただいた、生活困窮者、もう本当に生活に困っている方、いらっしゃるんですよ。ただ、その中でも、きちっと家族構成が分かっていて、きちっとしたあかしの下に大変な思いをされている方だったらいいんです。しかしながら、世帯人数が8世帯分からないと、家族構成が。それは私はきちっと精査して支給していただかないと、これはその辺もう一度お聞きしますが、社会福祉協議会のデータを基に、あと県とのやり取りで、でも執行部は出したい、でも結果的に出せない状況も出てくると思うんですが、その辺は事案が発生した場合、どう対応されるのか。
○議長(
宮杉勝男議員)
健康福祉部長。
◎
健康福祉部長(小林秀樹) 今回、先ほど申し上げたとおり、こちらの市の社会福祉協議会を経由しないで申請されたものが8世帯ということまでは分かっておりまして、今後、データを提供いただけるということですので、私どものほうで、そのデータをしっかり精査して、誤りのないように支給をしていきたいと思います。
○議長(
宮杉勝男議員) 以上で、11番、
木村治夫議員の質疑を終わります。 ほかに質疑のある方はございませんか。 10番、
松田雅代議員、なお、質問席にてお願いいたします。 〔10番
松田雅代議員 質問席〕
◆10番(
松田雅代議員) ただいま議長より許可をいただきましたので、質疑をさせていただきます。 10番、
松田雅代です。 今回2点あるんですが、まず1点の
新型コロナウイルス感染症生活困窮者自立支援金支給事業費なんですが、今のご説明の中で、就職活動をしている人が対象であるというご説明でした。これはどのような仕組みで、就職活動をしているということが仕組みとして行われているのか、その辺の市としての確認の方法というのはどのようになされているのか、その点についてお聞かせいただきたいと思います。
○議長(
宮杉勝男議員) 1つでよろしいですか。一遍にお願いします。2つあると言われたのですが。
◆10番(
松田雅代議員) ごめんなさい、これだけで結構です。
○議長(
宮杉勝男議員) それでは、答弁願います。
健康福祉部長。
◎
健康福祉部長(小林秀樹) 求職活動についてのご質疑かと思います。大きく分けて2つのパターンで考えております。第1として、求職活動に取り組む方でございまして、こちらはハローワークに求職活動の登録をしていただくことを前提とした上で、市の社会福祉協議会に設置している生活困窮者自立支援相談窓口で毎月1回以上の相談を受けること、ハローワークの面接相談を受けること、それから就職の面接を毎週2回以上受けることのいずれかを満たす場合をいいます。第2といたしまして、生活保護の申請をして処分がなされていない方のどちらかということで考えているところです。
○議長(
宮杉勝男議員) 再質疑がございましたら発言願います。 10番、
松田雅代議員。
◆10番(
松田雅代議員) ありがとうございます。 そのような仕組みであれば、幸手市としては、支給をする前にきちんとその辺のところは確認はできるという体制が取れているという、そこのところだけ再確認をさせていただいて、終わりたいと思います。
○議長(
宮杉勝男議員) 再確認です。
健康福祉部長。
◎
健康福祉部長(小林秀樹) こちらの確認のほうをしっかりさせていただきまして、しっかりと支給をしていきたいと思っております。
○議長(
宮杉勝男議員) 以上で、10番、
松田雅代議員の質疑を終わります。 ほかに質疑のある方は挙手願います。 14番、
武藤壽男議員、なお、質問席にてお願いいたします。 〔14番
武藤壽男議員 質問席〕
◆14番(
武藤壽男議員) 議長から許可をいただきましたので、議案第49号 令和3年度幸手市
一般会計補正予算(第3号)について何点かお尋ねをしたいと思います。 幸手市の、先ほどの
健康福祉部長の答弁ですと、市に直接、生活困窮者の相談をし、小口融資、あるいは総合資金等をそこから借受けを受けた方が、その方が対象ということですが、その中で、先ほど県に直接申し込めるということで、この8世帯分というのは、これは県に、市を通さずに、そうすると直接申し込まれたという理解でよろしいのかどうか、確認をさせていただきます。 それから、幸手市の場合、101世帯という世帯数があります。これは近隣の市町と比べて、これは新型コロナウイルス対策の一つとして、この制度が実施をされているわけですが、この101世帯という世帯数は近隣と比べて多いのか少ないのか、その点についてお尋ねをします。 3つ目に、生活福祉資金の貸付事業、これは県の社会福祉協議会から幸手市の社会福祉協議会が委託を受けてやっている社会福祉協議会の受託事業ですね。もう一つ、生活困窮者自立支援事業として、相談業務は市から社会福祉協議会が受けていると。今回のこの補正を見ますと、生活保護総務費の時間
外勤務手当等も計上されているわけですね。そうしますと、これは今度は社会福祉協議会と関係なく、市が、市の社会福祉課が直接支給する、事務担当から全て社会福祉課がやるのかどうか、それについてお尋ねをしたいと思います。 それから、事務費分として、会計年度任用職員というのがありますが、これについては、全般的に一般管理費の総務費の、12ページになりますが、一般管理費の報酬の会計年度任用職員報酬388万1,000円、これが計上されていますね。これの配分の内容、これについてお尋ねをしたいと思います。 それから、13ページ、保健衛生総務費の時間
外勤務手当、これは、ただいまの説明ですと、新型コロナウイルスワクチン対策室の時間
外勤務手当とお聞きをしたわけですが、いろいろと伝わってくる情報ですと、新型コロナウイルスワクチン対策室も夜の12時過ぎまで残業されているとか、あるいは土日も当然出ているということで、現在の新型コロナウイルスワクチン対策室は、室長以下3名の正職員ということでやっているわけですが、その勤務時間外手当437万円計上されていますが、これで職員はそうすると室長を除くと3人しかいないわけですが、相当な過重な残業になっているのではないかという心配をするんですが、この437万円というのは何人の職員に対する時間外手当なのかお尋ねをしたいと思います。 それから、集団接種委託料449万2,000円の追加と。これは4月から7月までの接種、つまり高齢者接種に対する、今行われている7月までの予算であって、これ以降の16歳から65歳未満の方に対する接種等の費用は、この中には含まれていないという解釈でよろしいのかどうか。 集団接種業務委託料は449万2,000円なんですが、これは、当初の医師の診療報酬といいますか、2,070円に休日手当だとか時間外手当を今度足すと理解はしたんです。これで7月までに幸手市のワクチンの与えられた数からすると、当初の3箱が975人で、あとは1,170人となりますと、計算すると4万1,535回分なんですね。今日配られたこの接種計画だと3万1,628回、つまり9,907回分があるんですが、これは7月の接種計画に、今度の
補正予算で充てられた集団接種業務委託料で、この全部の
ワクチン接種はできるのかどうか、その点についてお尋ねをしたいと思います。
○議長(
宮杉勝男議員) 会議の途中ですが、昼食のため午後1時まで休憩をいたします。
△休憩 午後零時03分
△再開 午後1時00分
○議長(
宮杉勝男議員) 再開いたします。 午前中に引き続き会議を続けます。 それでは、
武藤壽男議員に対する答弁からお願いいたします。
健康福祉部長。
◎
健康福祉部長(小林秀樹) ご質疑のほうにお答えしたいと思います。 生活困窮の関係で、不明の8世帯のところだと思いますが、こちらについては市の社会福祉協議会を通さずに、郵送等により県の社会福祉協議会に直接申込みがあったものということです。 それから、2番目に、市の予算の101世帯ですが、これ近隣との比較で申し上げますと、情報が分かったところでは、久喜市が290世帯、白岡市は90世帯、蓮田市は90から100世帯ということでございまして、近隣と比べても同じような数字になっているかと思います。 それから、この支給の事務ですが、こちらについては社会福祉課で直接行います。 それから、会計年度任用職員報酬の388万1,000円の内訳です。こちらは、まず生活困窮の関係の就労支援員の人がいらっしゃいますが、それをただいま週4日勤務をしているところを週1日増加いたしまして、それを17日分計上いたしました金額が11万7,504円、次に新型コロナウイルスワクチンの接種事業ですが、そちらでお願いをしていく看護師の方、こちら看護師を週2日、3か月勤務に当たる金額といたしまして310万7,520円、それから新型コロナウイルスワクチン対策室の事務をやっていただく会計年度任用職員といたしまして、こちらは一般事務が週5日、2人、これを2か月雇うということで、金額的には65万5,200円、合わせまして388万1,000円計上させていただいたものです。 次に、衛生費ですが、こちら437万円の時間
外勤務手当、どこの課ということですが、こちらについては新型コロナウイルスワクチン対策室の分でございまして、積算といたしましては、5月分の実績を考慮いたしまして、この5月分の実績の約3か月分ということで計上をさせていただいたものです。 それから、次に集団接種の委託料ですが、こちらは議員のおっしゃるとおり、7月までの前倒しというか、接種の超過分ということで計上させていただいたものですので、今後行われる16歳から64歳までの接種の分については計上されておりません。 それから、最後にワクチンの数のことについても議員のほうからお話がございました。こちらの計画では、高齢者の接種は7月の末までに終了いたすわけです。ワクチンについては、今のところ数えておりますのが4万1,535回分ということで一般質問の際も申し上げたかと思いますが、そちらの分については、幸手市の集団接種とか個別接種で使用する分だけではなくて、例えば入院中の患者、それから施設入所中の高齢者等、また幸手市内だけでなくて、幸手市の医療機関が市外の施設の嘱託医であった場合の接種に使用する可能性もあることから、本日お渡しした契約と数字は一致しませんが、こちらのワクチンが幸手市に届くということです。 また、7月末までで残った分については、今後行われる基礎疾患の方の接種に使用されるということです。
---------------------------------------
△発言の訂正
◎
健康福祉部長(小林秀樹) それから、先ほど一番最初にご答弁した中で、就労支援員の方を週4回を5回と申し上げたかもしれませんが、これは週3回を週4回への誤りでした。そちら週1日増やしまして、これ全部で17日分増やし、金額としましては、先ほどご答弁したとおり、11万7,504円です。
---------------------------------------
○議長(
宮杉勝男議員) 再質疑がございましたら発言願います。 14番、
武藤壽男議員。
◆14番(
武藤壽男議員) それでは、ただいまのお話ですと、衛生費のほうの時間
外勤務手当、この場合に5月分の実績を3か月分だと。5月分の実績といいますと、職員、例えば総時間数はどれぐらいになっているのか、それから1人当たりにすると月に何時間ぐらいの時間外勤務になっているのか、その点を積算の根拠の数としてお尋ねをしたいと思います。 今度の補正の
ワクチン接種のほうですが、今度の中に個別接種の拡充の手当とかというのが国から来た資料、頂いた資料にはあったわけですが、幸手市としては、この個別接種の拡充ということは考えなかったのかどうか、その点だけお尋ねをしたいと思います。
○議長(
宮杉勝男議員)
健康福祉部長。
◎
健康福祉部長(小林秀樹) 先ほど、衛生費の時間
外勤務手当のことについてご答弁させていただきました。5月の超過勤務時間を参考にいたしまして、その3か月分を計上したということですが、5月の超過勤務時間については、合計いたしますと3人分で484時間でございまして、金額は約125万5,000円ということです。 それから、2番目の個別接種の拡充ということですが、今回のこの補正に当たりまして、個別接種の拡充については予定をしておりません。考えはしなかったということです。
○議長(
宮杉勝男議員) 以上で、14番、
武藤壽男議員の質疑を終わります。 ほかに質疑のある方は挙手願います。 〔発言する人なし〕
○議長(
宮杉勝男議員) ないようですので、以上で質疑を終わります。 お諮りいたします。ただいま議題となっております議案第49号については、会議規則第37条第3項の規定により委員会への付託を省略したいと存じますが、これにご異議ございませんか。 〔「異議なし」と言う人あり〕
○議長(
宮杉勝男議員) ご異議ないものと認めます。 よって、議案第49号については、委員会への付託を省略することに決定いたしました。 それでは、議案第49号の討論に入ります。 なお、発言のある方は挙手願います。 〔発言する人なし〕
○議長(
宮杉勝男議員) 討論の発言がありませんので、討論なしと認めます。 これより議案第49号 令和3年度幸手市
一般会計補正予算(第3号)について、本案を採決いたします。 本案は原案のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。 〔
起立全員〕
○議長(
宮杉勝男議員)
起立全員です。 よって、本案は原案のとおり可決されました。
---------------------------------------
△本定例会における答弁保留の件について
○議長(
宮杉勝男議員) 日程第5、本定例会における答弁保留の件。 本定例会における答弁保留について、市長より発言を求められておりますので、これを許可いたします。 なお、自席にてお願いいたします。 市長。
◎市長(木村純夫) さきの一般質問において、13番、青木章議員及び14番、
武藤壽男議員からのご質問に対し、保留させていただきました件について申し上げます。 まず、元職員の懲戒処分が取り消されたことによって、引責で処分を受けた上司の処分も取り消されるのではないかということについて申し上げます。
総務部長と
人権推進課長の口頭注意は、審査請求人、元職員が懲戒処分されたことを理由としたものではなく、広島市平和記念式典派遣事業の遂行のため、保護者の許諾を得て、未成年である中学生を宿泊の伴う事業に引率することは、全行程の安全管理について常時の配慮をする必要があると公平委員会の裁決書にもあるように、この派遣事業を所管する責任のある立場の者として、生徒の安全管理に対する注意を怠ったこと、また、今後このようなことがないよう、責任ある行動を取るよう、引率者に対し指導しなければならないといったことなどを口頭により注意したものです。 また、こうした口頭注意は、法的な処分に当たらず、職務に対する注意喚起という訓示的な行為であり、よって、これを取り消すといった手続きはございません。 次に、秘書課長の懲戒処分の取消しについてです。 秘書課長の懲戒処分については、広島市平和記念式典派遣事業に市長の随行員であるにもかかわらず最後まで随行せず、市長が逮捕される事件が発生、また一連の報告を怠り、市が取るべき適切な対応が取れなかったことに対して処分を行ったものです。これに対し、審査請求人の処分については、同事業の責任ある立場にかかわらず、宿泊先を離れ、引率する生徒の安全管理を行ったことに対して処分を行ったものです。 これらの処分は、それぞれ個別に判断し、それぞれ処分の理由は異なる事案ですので、審査請求人の処分が取り消されたから、もう一方も連鎖して処分が取り消されるというものではございません。 そして、昭和50年5月23日の最高裁の判例において、懲戒処分は、それが行われた時点で完結する行政行為であり、このような行政行為は、その安定性を図る見地から、処分者といえども取消しはできず、取り消すことができるのは、その権限を有する人事委員会、または公平委員会、もしくは裁判所の判定、または判決によってのみ行うことができるとありますことから、処分者自身が懲戒処分の取消しをすることはできないものです。 また、秘書課長の処分については、不利益処分の審査請求の期間に審査請求はなされず、請求期間を経過していることから、この懲戒処分は法的にも有効に成立したものです。 最後に、このたびの公平委員会の裁決を受けまして、私の考えを申し上げます。 このたびの公平委員会の裁決については、市といたしまして、これを真摯に受け止め、今後このようなことのないよう、地方公務員法等をより一層遵守するとともに、分限懲戒委員会においても、より慎重に対処してまいります。 そして、市長である私にとりまして、幸手市及び幸手市民の皆様に対し、ざんきに堪えない一件であった本件を決して忘れることなく、他山の石として、二度とこのような事件を惹起しない、させない土壌を醸成し、強い覚悟で綱紀粛正に努め、行政の前進、発展に邁進する所存であることを申し上げます。
---------------------------------------
△閉会中の継続審査の申し出 (
議会運営委員会)
○議長(
宮杉勝男議員) 日程第6、閉会中の継続審査の申し出について、本件を議題といたします。 議会運営委員長より、会議規則第102条の規定に基づき、次会の会期日程等について、お手元に配付いたしました資料のとおり、閉会中の継続審査の申出がございます。 お諮りいたします。本件は閉会中の継続審査に付することにご異議ございませんか。 〔「異議なし」と言う人あり〕
○議長(
宮杉勝男議員) ご異議なしと認めます。 よって、議会運営委員長からの申出のとおり、閉会中の継続審査に付することに決定いたしました。
---------------------------------------
△市長挨拶
○議長(
宮杉勝男議員) 以上で、本定例会に付議されました案件は全て議了いたしました。 この際、市長よりご挨拶をお願いいたします。 市長。 〔木村純夫市長 登壇〕
◎市長(木村純夫) 令和3年第2回
幸手市議会定例会の閉会に当たりまして、ご挨拶を申し上げます。 議員の皆様におかれましては、本日ご審議いただいた追加議案をはじめ、本議会に提出いたしました各議案に対し、慎重かつ円滑なご審議を賜り、全ての議案にご承認、ご可決、ご同意いただきまして、心から感謝を申し上げます。 今後も幸手市発展のため、そして市民の皆様の住みよいまちの実現に向けて、市議会との連携を図りながら、市政運営に全力で取り組んでまいりたいと考えております。引き続き、議員の皆様には、市政へのご理解とご協力を賜りますよう、よろしくお願いいたします。 梅雨に入り蒸し暑さが続いておりますが、議員の皆様にはご健康にご留意いただき、ますますご活躍されることをご祈念申し上げまして、閉会のご挨拶とさせていただきます。ありがとうございました。
---------------------------------------
△閉会の宣告
○議長(
宮杉勝男議員) ありがとうございました。 これをもちまして、令和3年第2回
幸手市議会定例会を閉会いたします。
△閉会 午後1時20分 地方自治法第123条の規定により署名する。 令和 年 月 日 議長 宮杉勝男 副議長 小林啓子 署名議員 藤沼 貢 署名議員 青木 章...