○
小峰明雄議長 ただいまの
委員長の報告に対する質疑に入ります。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○
小峰明雄議長 質疑なしと認め、これにて質疑を終結します。 これより討論に入ります。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○
小峰明雄議長 討論なしと認めます。 これより議案第3号
毛呂山町
太陽光発電設備の適正な
設置等に関する条例についてを採決します。 本案に対する
委員長の報告は可決です。本案は
委員長の報告のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。 〔
起立全員〕
○
小峰明雄議長 起立全員であります。 よって、議案第3号
毛呂山町
太陽光発電設備の適正な
設置等に関する条例については、
委員長の報告のとおり可決されました。
△議案第12号 令和5年度
毛呂山町
一般会計予算 議案第13号 令和5年度
毛呂山町
国民健康保険特別会計予算 議案第14号 令和5年度
毛呂山町
水道事業会計予算 議案第15号 令和5年度
毛呂山町
農業集落排水事業特別会計予算 議案第16号 令和5年度
毛呂山町
介護保険特別会計予算 議案第17号 令和5年度
毛呂山町
後期高齢者医療特別会計予算
○
小峰明雄議長 日程第4、議案第12号 令和5年度
毛呂山町
一般会計予算、日程第5、議案第13号 令和5年度
毛呂山町
国民健康保険特別会計予算、日程第6、議案第14号 令和5年度
毛呂山町
水道事業会計予算、日程第7、議案第15号 令和5年度
毛呂山町
農業集落排水事業特別会計予算、日程第8、議案第16
号令和5年度
毛呂山町
介護保険特別会計予算、日程第9、議案第17号 令和5年度
毛呂山町
後期高齢者医療特別会計予算についての6議案は
一括議題とします。 各議案に関し、一括にて
委員長の報告を求めます。
予算決算常任委員長、
荒木かおる議員。 〔
荒木かおる予算決算常任委員長登壇〕
◎
荒木かおる予算決算常任委員長 議長の命により、
委員長報告を行います。 今
定例会の本会議におきまして
予算決算常任委員会に付託となりました議案第12号 令和5年度
毛呂山町
一般会計予算、議案第13号 令和5年度
毛呂山町
国民健康保険特別会計予算、議案第14号 令和5年度
毛呂山町
水道事業会計予算、議案第15号 令和5年度
毛呂山町
農業集落排水事業特別会計予算、議案第16
号令和5年度
毛呂山町
介護保険特別会計予算、議案第17号 令和5年度
毛呂山町
後期高齢者医療特別会計予算の審議の経過と結果をご報告いたします。 3月9日及び10日並びに13日及び14日の4日間、
役場委員会室におきまして委員11名が出席し、議長、
議会監査委員及び
事務局同席の下、関係する
執行部説明員の出席を求め、慎重に審議いたしました。 3月9日は、議案第12号 令和5年度
毛呂山町
一般会計予算のうち、歳入の部、
税務課、
企画財政課の審議を行い、3名の委員より33項目にわたる質疑があり、それに対する説明がなされました。続きまして、歳出の部、
議会事務局、
総務課、
選挙管理委員会、
秘書広報課、
会計課、
企画財政課、
管財課、
福祉会館、
生活環境課の審議を行い、7名の委員より111項目にわたる質疑があり、それに対する説明がなされました。 3月10日は、引き続き歳出の部、
税務課、
住民課、
福祉課、
高齢者支援課、
子ども課、
保育所、
児童館、
学童保育所、
保健センター、
産業振興課、
農業委員会の審議を行い、8名の委員より213項目にわたる質疑があり、それに対する説明がなされました。 3月13日は、引き続き歳出の部、
まちづくり整備課、
教育総務課、
学校教育課、
教育センター、生涯
学習課、公民館、
歴史民俗資料館、
スポーツ振興課、
総合公園、
学校給食センターの審議を行い、7名の委員より142項目にわたる質疑があり、それに対する説明がなされ、2名の委員より
反対討論があり、採決の結果、議案第12号 令和5年度
毛呂山町
一般会計予算は、賛成多数にて可決すべきものと決しました。 3月14日は、議案第13号 令和5年度
毛呂山町
国民健康保険特別会計予算の審議を行い、4名の委員より15項目にわたる質疑があり、それに対する説明がなされ、討論はなく、採決の結果、議案第13号 令和5年度
毛呂山町
国民健康保険特別会計予算は、賛成多数にて可決すべきものと決しました。 続いて、議案第14号 令和5年度
毛呂山町
水道事業会計予算の審議を行い、2名の委員より5項目にわたる質疑があり、それに対する説明がなされ、討論はなく、採決の結果、議案第14号 令和5年度
毛呂山町
水道事業会計予算は、
全員賛成にて可決すべきものと決しました。 続いて、議案第15号 令和5年度
毛呂山町
農業集落排水事業特別会計予算の審議を行い、2名の委員より6項目にわたる質疑があり、それに対する説明がなされ、討論はなく、採決の結果、議案第15号 令和5年度
毛呂山町
農業集落排水事業特別会計予算は、
全員賛成にて可決すべきものと決しました。 続いて、議案第16号 令和5年度
毛呂山町
介護保険特別会計予算の審議を行い、1名の委員より4項目にわたる質疑があり、それに対する説明がなされ、討論はなく、採決の結果、議案第16号 令和5年度
毛呂山町
介護保険特別会計予算は、
全員賛成にて可決すべきものと決しました。 続いて、議案第17号 令和5年度
毛呂山町
後期高齢者医療特別会計予算の審議を行い、1名の委員より2項目にわたる質疑があり、それに対する説明がなされ、討論はなく、採決の結果、議案第17号 令和5年度
毛呂山町
後期高齢者医療特別会計予算は、
全員賛成にて可決すべきものと決しました。 以上で
委員長報告を終わります。
○
小峰明雄議長 ただいまの
委員長報告、
一括議題6議案に対する質疑に入ります。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○
小峰明雄議長 質疑なしと認め、これにて質疑を終結します。
△動議の提出 〔「議長」と呼ぶ者あり〕
○
小峰明雄議長 13番、
長瀬衛議員。
◆13番(
長瀬衛議員)
修正動議をお願いします。
○
小峰明雄議長 長瀬衛議員。
◆13番(
長瀬衛議員) 13番、
長瀬衛です。議案第12号 令和5年度
毛呂山町
一般会計予算に対する
修正動議を提出いたします。よろしくお取り計らいお願いします。
○
小峰明雄議長 この際、
暫時休憩とします。 (午前 9時55分)
○
小峰明雄議長 休憩前に引き続き会議を開きます。 (午前10時15分)
○
小峰明雄議長 本件に対し、
長瀬衛議員ほか1名から議案第12号 令和5年度
毛呂山町
一般会計予算に対する
修正動議が提出されました。 本動議につきましては、
会議規則第17条の規定により成立しておりますので、これを本件と併せて議題とし、提出者の説明を求めます。
長瀬衛議員。 〔13番 長瀬 衛議員登壇〕
◆13番(
長瀬衛議員) 議案第12号 令和5年度
毛呂山町
一般会計予算の修正案についてご説明申し上げます。 令和5年度
毛呂山町
一般会計予算の総額は、歳入歳出それぞれ105億3,500万円と定めております。その事業のうち、総務費に係る財産管理費において計上されている庁舎外壁改修工事施工監理業務委託料706万2,000円並びに庁舎外壁工事請負費3億3,083万1,000円を削除し、修正するものであります。
毛呂山町庁舎は1980年に建築した施設で、現在築42年が経過しております。そんな中、国においては今後人口減少、少子高齢化の進行等により、公共施設等の利用需要が変化するとともに、インフラの老朽化が急速に進展するとし、各地方
自治体に対して公共施設等の総合的かつ計画的な管理を推進するための公共施設等総合管理計画の策定を求めました。本町でも、平成29年3月に
毛呂山町公共施設等総合管理計画を策定し、現在に至っており、庁舎等については平常時の利用者の安全確保だけではなく、災害時の拠点としての機能確保が必要であり、計画的な点検や修繕等の実施により、施設の適切な維持管理に努めると定め、個別施設計画には調査結果として、庁舎外壁に白華現象が見られると定めております。その結果に基づき、令和4年度に庁舎外壁の浮き、ひび、白華の調査設計委託を実施しました。 その結果、コンクリート面とタイル下地モルタルが剥離していると考えられる浮き部分が、地下と1階の1,548.7平米のうち202.72平米、13.08%、2階から5階の2,286.2平米のうち188.89平米、8.26%、塔屋の311.1平米のうち23.35平米、7.5%が検知されております。すなわち、赤外線と打診を併せた今回の精密な調査結果により、コンクリート面とタイルはしっかり固定され、タイルの落下の心配はない部分の面積は、地階と1階を合わせれば87%、2階から5階では約92%、塔屋においては92.5%であることが分かりました。 なお、外壁タイルにおいて、施工後数年の後に現れる白華現象は、モルタル等の成分が雨水等によって中性化したものであり、強度低下や浮きに結びつくものではありません。また、ひび箇所においても浮きは検知されておらず、部分改修が妥当であります。さらに、町の説明では平成12年度に実施した赤外線のみの調査と比較し、経年劣化が3.5倍進行していることが確認されたとしておりますが、今回の検査方法は打診調査を伴ったもので、赤外線のみの前回と比較検討することは妥当ではなく、事業を実施する上で極めて貧弱な根拠であります。 次に、これまで役場庁舎においては、外壁タイルは落下したことはないとのことではありますが、役場庁舎は町民が安全に利用できる施設でなければならないことは当然であります。当然万が一のことを想定した対応が必要です。そのことを踏まえた上で、費用対効果や優先度を考えながら、不特定多数の町民が通行する1階部分については、来年度にも浮き箇所等において、経済的環境への配慮を考慮しつつ、早急に部分改修計画を立てるべきであります。また、広々とした屋上に建つ2階から塔屋までの外壁については、町民の皆様や不特定多数の方々が出入りする場所ではないものの、浮き箇所等が若干見受けられることから、今後計画的な点検と部分修繕が求められます。 以上のように約3億4,000万円もの巨費を投じ、莫大な瓦礫を発生させる全面改修工事は、
毛呂山町公共施設等総合管理計画において想定しておらず、また膨大な税を使い、落下の直接的な原因となる浮きが検知されていない全体の90%のタイル部分を無理やり剥がし取り、そして多額の税を使い、その瓦礫を処理しなければならない工法を選択したことは、
毛呂山町の抱えている様々な課題や財政事情からも、大きな誤りと申し上げたいと思います。 また、42年間にわたり町民の皆様に親しまれてきた赤れんがタイル張りの庁舎外壁は、
毛呂山町のシンボルでもあります。3月1日に開催された全員協議会において、県職員を招いた工法検討会において、妥当な計画との結論に至った旨の説明がありました。なぜこの決定を県職員に委ねる必要があるのでしょうか。単なるお墨つきを得るための行動としか考えられません。 以上のような理由を述べて、令和5年度
毛呂山町
一般会計予算に対する修正案を提出させていただくものであります。 続いて、歳入歳出予算の修正額についてご説明申し上げます。令和5年度
毛呂山町
一般会計予算に対する修正案の内容は、第1条、歳入歳出の総額より、歳入歳出とも3億3,740万円を減額し、歳入歳出の総額を101億9,760万円に修正するものであります。 第1表、歳入歳出予算修正の歳出より説明いたします。第2款総務費のうち、第5目財産管理費では、庁舎外壁改修工事施工監理業務委託料706万2,000円及び庁舎外壁改修工事費3億3,083万1,000円を減額いたしました。また、歳出において一般財源で見ていた49万3,000円を予備費で調整いたしました。 続きまして、歳入についてご説明いたします。第20款基金繰入金のうち、公共施設整備基金を8,400万円減額し、2,200万円といたしました。さらに、第23款町債のうち、総務費2億5,340万円を減額します。第3表による地方債は、庁舎外壁改修事業を削除し、限度額を3億6,140万円といたしました。 以上が令和5年度
毛呂山町
一般会計予算に対する修正の内容でございます。議員各位におかれましては、行政課題が山積している
毛呂山町の置かれている厳しい現状や、町民の皆さんの思いに寄り添い、この修正予算の提出に対し、ご理解をいただけますようお願い申し上げます。 以上お願い申し上げ、提案理由といたします。
○
小峰明雄議長 これより議案第12号 令和5年度
毛呂山町
一般会計予算に対する修正案に対する質疑に入ります。
荒木かおる議員。
◆7番(
荒木かおる議員) 7番、荒木かおるでございます。ただいまの修正案について質疑をさせていただきます。 当初の予算原案に計上されている庁舎外壁改修事業については、町は行政として安全面を一番に重視して予算計上しているものと私は認識しております。常にリスクを考えて、安全第一で予防保全を行うことは、行政として当然のことだと考えております。何より厳しい財政状況のため、町は庁舎を85年間維持させる計画を持っております。そのためにも、部分改修の場合だと、その都度足場の設置費用などがかかる点などを総合的に検討した結果、今回の予算計上になったものと考えております。このような点を踏まえた上で、今回の修正案につきまして3点の質疑をさせていただきます。 まず1点目として、町は安全管理を最優先に考えて、今回の外壁タイル全面の撤去という工法を選択しております。この工法は、専門業者による設計委託を踏まえたものであり、さらに町が設置した検証
委員会においても、現在外壁の状況から妥当であると判断されたと説明がございました。適切なプロセスに沿って予算化された工事内容を減額するということは、安全管理上、大きな疑問があります。専門家などの意見に基づいて計上されたこの予算を減額するということは、役場庁舎の将来的な安全面をどのように考えているのか、お伺いいたします。 2点目として、今回の外壁タイルの全面撤去の場合、庁舎の躯体自体を軽量化することができます。長寿命化のメリットもあると考えます。そうした中で、費用対効果の観点からお聞きいたしますけれども、今後40年以上庁舎をもたせる計画の中で、仮に部分改修の場合だと、その都度何回も足場をかける必要があり、最終的に今回の工法による予算よりも多くかかるケースが想定されます。この点をどのように考えているか、お伺いいたします。 3点目として、この予算を削減したことにより、万が一外壁タイルの落下により大きな事故があった場合には誰が責任を取るのか、お伺いいたします。 以上、3点についてお伺いいたします。
○
小峰明雄議長 13番、
長瀬衛議員。
◆13番(
長瀬衛議員) ただいまの荒木議員の質疑にお答えしたいと思います。 まず、安全対策を考えての計画であるということでございますけれども、先ほどの提案説明に全て私は語っておりますが、ここでこの修正をしたことによって、この改修工事をやってはいけないということは一言も言っておりません。今議論しているのは、貴重な財源に対して費用対効果、事業の優先性についていかがなものかということを議論した。それから、今回のこの工事が、私は緊急的改修ではないと思っています。そういう前提での改修工事ではないと思います。 それから、今2度ほど荒木議員から話がありましたけれども、一度にやってやれば仮設工事等で経済的ではないかという話がありました。この間、私質疑でも申し上げましたけれども、皆さん方は全面改修というものを先入観を持って考えているだけのことで、全国の
自治体を調べてみても、ほとんどの庁舎等の外壁、タイル改修は部分改修です。徹底した調査によって、徹底した部分改修をやることによって、長期にわたってその安全性は保たれるということは前提ではないでしょうか。何か部分改修することが、一時的な改修だという先入観があるのだろうと思います。そういうことではありません。したがって、それと同時に全面改修となると、物すごい瓦礫が発生するということもございますので、相当な仮設費にお金がかかるわけです。そういうことからしても、部分改修で進めるべきだというのが私の提案の趣旨でございます。いずれにしても、部分改修が一時的な改修ということではないということと、それから、したがって何度も何度も仮設に金がかかるという議論は、私は受け入れることはできません。部分改修によって、長期にわたり安全は保たれるものと、これは全国の事例を見てもそのとおりだと思います。 それから、検討
委員会の話も出ましたけれども、これは12月の全員協議会で説明のあった資料の内容と、検討
委員会後の私たちに示された内容は同じです。したがって、検討
委員会というのはこの議会の前に、恐らく県のお墨つきを得るために、私は県の職員を招いて、そういう追認をしたのだろうと思っております。この問題をなぜ県の職員に委ねなければならないのか、そういうことは私はあり得ないと思っております。 いずれにしても、全体の9割以上がコンクリートとタイル面がしっかりと固定されているものを、なぜ多額のお金をかけて無理やり剥がさなければいけないのか。そして、多くの瓦礫を生み出さなければいけないのか。これは、公明党の皆さん方もSDGsの話をよく出しますけれども、その精神からも外れていくのではないでしょうかと思います。ともかくこれは、調査結果に基づいたちゃんとした計画を立てて、新年度後に改めて1階部分を先行して、町民の皆さんに直接安全上の関わりがある1階部分について部分改修でまずは進めるべきだと。2階から上については、広々とした屋上の上に建っているのですから、何ら町民の皆様方の安全に関わる問題ではないと思います。不特定多数の出入りする場所ではありません。そういうことでございますけれども、いずれにしても先ほどの提案理由のとおりであります。
○
小峰明雄議長 長瀬議員、3つ目の落下責任。
◆13番(
長瀬衛議員) 3つ全部答えました、今。 〔「仮に事故があったときに誰が責任を取るのか」と呼ぶ 者あり〕
◆13番(
長瀬衛議員) そのタイルが落下したときに誰が責任取るのかという、それはおっしゃるけれども、私はそういう議論しているつもりはありませんし、これまでもタイル落下の実例もないという話がありました、先日。と同時に、先ほど言ったように、この改修事業は緊急的な改修事業という目的ではないでしょう。ですから、私が言っているように新年度入ってから、しっかりと財源上の問題なんかも検討して、まずは1階部分の安全上、最悪の場合に町民の方々に関わる1階部分について、しっかりと計画を基に早急に1階の部分については計画し直して、私は着手すべきと、こう思っています。
○
小峰明雄議長 7番、
荒木かおる議員。
◆7番(
荒木かおる議員) では、2度目の質疑をさせていただきます。 公明党のことをSDGsを重んじていると…… 〔「もっと大きな声で言ってもらえれば」と呼ぶ者あり〕
◆7番(
荒木かおる議員) 公明党がSDGsを重んじているとおっしゃっていましたけれども、公明党は減災、防災も重きを置いております。そのために、課長も
委員会でおっしゃっていましたけれども、1%でも不安材料があるならば、これはやるべきだと、行政として責任を持ってやるべきだとおっしゃっておりました。 長瀬議員が、2階から上の部分は屋根の部分に落下するというご答弁がありましたけれども、役場の北側には屋根がありません。それをどう思うか。2階から5階までのれんがが、もしタイルが落ちてきた場合、受け止めることができなくて、落下して跳ねることもあります。何より落下する危険性を取り除くことが安全第一ではないかと思います。その点いかがか、お伺いいたします。 それと、たった1割程度の浮きで全面撤去することはあり得ないというご答弁でしたけれども、工事してみないと、浮きの状況は確定できません。今後40年以上庁舎をもたせるためには、何より予防保全の考え方が重要であると思います。躯体を軽くする点や足場設置費用の効率化など、費用対効果の観点からも選択肢の一つにはなると思いますけれども、いかがでしょうか、お伺いいたします。
○
小峰明雄議長 13番、
長瀬衛議員。
◆13番(
長瀬衛議員) 今、荒木議員が北側には屋根がないということで、よく御覧になっていただきたいのですが、この役場というのは2階から上は広い屋上の上に建っているのです。四方を全部屋上に囲まれていますから、その辺は問題ありません。 タイルというのは、木っ端ではないのですから、風が吹いて飛ぶというようなことはありませんので、一定の距離があれば、そんなにそういう下に落下するということの心配、私はないと思います。基本的には、いろいろおっしゃったけれども、先ほどの私の提案理由のとおりです。
○
小峰明雄議長 7番、
荒木かおる議員。
◆7番(
荒木かおる議員) 先ほど責任の問題で、これは議論をすることではないとおっしゃいましたけれども、事故があったときの責任が当然行政にあると思うのです。そのときに、だからこそ今回の予算計上となっていると思うのですけれども、その点はいかがでしょうか。
○
小峰明雄議長 13番、
長瀬衛議員。
◆13番(
長瀬衛議員) ですから、先ほどから言っているように、この今回の計画は緊急的な改修事業ではないのです、別に。そうでしょう。ですから、本当に先ほどから言っているように、ここで私が修正をして、もう新年度始まったら直ちに計画を練り直して、なるべく早く1階部分については、大した足場も必要ありませんから、1階部分についてはできれば2回ぐらいに分けてもいいではないですか、町の財源状況を見ながら。一度に何もやる必要もないし、危険なところからやればいいではないですか。過去に今までタイルが、この間も質疑の中であったではないですか、タイルの落下なんか今まで見たことないって。決してそれは、私は別に軽く受け止めているのではないのです。落下はあってはいけないけれども、今回の工事は緊急的な改修工事ではないでしょう。ですから、ここで少し時間を置いて、きちんとした皆さんが納得するような計画を立てて、費用対効果や優先的度合いを考えてやるべきだと。いずれにしても、90%以上の剥がす必要のないところを無理やり剥がして膨大な瓦礫を生み出して、税金を使ってそれを処分するなんていうことあり得ないでしょう。それこそ費用対効果ではないですか。 以上です。とにかく提案理由のとおりです。
○
小峰明雄議長 6番、佐藤秀樹議員。
◆6番(佐藤秀樹議員) 6番、佐藤秀樹。質疑を1点だけ、ちょっと確認の上でさせてもらいたいのですけれども、今年の1月13日に政府の地震調査
委員会が、南海トラフが今後20年以内に60%、また2月21日には首都直下地震が今後30年以内に確率が70%というのが発表されています。首都直下地震は、震度6以上の激しい揺れに見舞われると想定されておりまして、そこで予算のことなので、予算に関してお聞きしたいのですけれども、先ほどからの質疑の中で、今回改修業務費を一旦ゼロにして、次年度また新たにスタートしたときに見直せばいいと長瀬議員がおっしゃっていましたけれども、そこが一番肝だと思っていまして、だからそこをどういうふうに考えて、どういうふうに修正を出したか。全協でも、長瀬議員が一級建築士ともおっしゃられておりましたので、その辺のことも当然考えての
修正動議だと思いますので、その辺はどういうふうに考えているのか、その1点をお伺いしたいと思います。
○
小峰明雄議長 13番、
長瀬衛議員。
◆13番(
長瀬衛議員) 佐藤議員の質疑にお答えしたいと思いますけれども、いずれにしても先ほどの荒木議員に対する答弁のとおりでございまして、また先ほどの提案理由のとおりであります。 地震の話も今ありましたけれども、その議論はちょっと、繰り返しているように今度の改修計画というのは緊急避難的な改修事業という目的ではありませんので、私が今言っているのは、ここで議決しなくても、年度が替わってもう一度、先ほどから繰り返すけれども、費用対効果やいろんな優先度や、いろんなことを考えて、まずは1階部分についての改修計画をすぐ立てて、そんなに心配ならば、もう来年度始まったらすぐにでも、皆さん方が当選した後、町のほうに申し入れて計画を立ているようにすればいいではないですか。とにかく、ありとあらゆる面を考えて、私は提案理由で申し上げたとおりでございまして、これは多くの町民も、私は同じ受け止め方を共有しているつもりでございます。町民の皆さんも同じように、これはあり得ないというような意見が圧倒的であります。 いずれにしても、そういう町民の声は別として、私が先ほどから繰り返しているように、提案理由で申し上げたとおり、これの事業については90%以上、私も専門家ですから、コンクリートとタイル面がしっかりと固定されている部分が90%、これは多額の費用をかけて赤外線や打音検査という精密な調査をして得た結果でしょう。その結果で、90%以上が浮いていない、タイルとコンクリート面がしっかりくっついているというわけですから、そこをどうして無理やり剥がすのですか。そんなばかなことはないでしょう。剥がすことによって莫大な瓦礫が発生します。その瓦礫、これ処分にまたお金がかかるのです。そういうことこそ議員の皆さんが、この議会の場で議論すべき問題ではないですか。私から逆にそう申し上げたい、皆さん方に。 以上です。
○
小峰明雄議長 6番、佐藤秀樹議員。
◆6番(佐藤秀樹議員) 自分、予算の件で質疑をさせてもらっているのですけれども。ですので、今ゼロで来年度すぐ進めればいいではないかとおっしゃられていましたけれども、その辺を長瀬議員が具体的にどういうふうに進めようとしているのか、そこをお聞きしたいのです。これ予算なので、予算の執行状況についてのことをどういう考えなのか、確認をさせていただきたいのです。補正予算で組んでいくのか、また何月くらいにどうしていくのか、そういうスケジュールのほうを確認したいと思いますので、その辺のご答弁をお願いいたします。
○
小峰明雄議長 13番、
長瀬衛議員。
◆13番(
長瀬衛議員) とにかく提案理由のとおりです。
○
小峰明雄議長 2番、下田泰章議員。
◆2番(下田泰章議員) 議案第12号 令和5年度
毛呂山町
一般会計予算に対する修正案について、1点のみ質疑させていただきます。 私も、これは予算のことですから確実にお答えいただきたいのですけれども、提案理由のとおり、1階部分を来年度にでも早急に改修する必要があるという提案理由でございました。本来、今審議している内容は来年度予算であります。また、本来こういう修正案を出すのであれば、例えば調査費であったり、あるいはその金額に応じたなりの予算案をここの場に載せるべきだと思うのですが、全額なしで、あとは考えろということだと、ちょっと提案理由と私はつじつまが合わないと思うのですけれども、本来そういう提案理由であるのであれば、せめて来年度調査費の予算をここにしっかりと載せるべきだと思うのですけれども、その辺についてはいかがでしょうか。
○
小峰明雄議長 13番、
長瀬衛議員。
◆13番(
長瀬衛議員) 今回は、とりあえずその減額修正を私が提案したわけでありまして、今下田議員が質疑した調査費等の提案については、これはもう執行部の考えることでありますから、新年度始まって考えればいい話だと私は思います。
○
小峰明雄議長 これにて質疑を終結します。 これより討論に入ります。 討論のある方、挙手をお願いします。 では最初に、原案賛成者の発言を許します。
澤田巌議員。
◆4番(
澤田巌議員) 4番、澤田巌です。議案第12号 令和5年度
毛呂山町
一般会計予算につきまして、賛成の立場で討論させていただきます。 令和5年度の
毛呂山町
一般会計予算は、105億3,500万円と過去最大の大型予算となっています。まずは、歳入予算が限られている中で、住民サービスの向上のためにこの大型予算を編成されたことに対しまして、町執行部をはじめ職員の皆様に感謝申し上げます。 令和5年度の
一般会計予算につきましては、町の重要課題となっている少子化対策や防災対策、そして子育て世帯への経済的支援など、非常に充実した予算になっていると考えます。特に防災面では、旭台地区雨水対策調査業務委託料が予算計上されております。これは、過去から台風やゲリラ豪雨などで旭台地区に水害被害が出ておりましたが、町が真剣に
地域住民のために水害対策に取り組むための予算であると認識しています。住民の生命と財産を守ることは、行政として非常に重要なことであり、この予算により旭台地区の水害対策が前進していくことを期待しております。 また、昨今全国的に自転車事故が多く発生している中で、令和5年度予算には自転車ヘルメット購入補助事業が計上されており、子供や高齢者を交通事故から守るために、町が購入費用の一部を補助するということは、自転車利用者の交通安全意識の高揚と、交通事故被害の軽減が図られるものであると考えます。そのほかにも、物価高騰の中で子育て世帯の経済的支援として小中
学校給食費負担軽減事業や、18歳までのこども医療支給対象者の年齢拡大、そして住民に直接メリットのあるDX推進事業として、SNS、オンライン申請サービス事業など、限られた財政の中で、多くの新規事業が計上されております。 また、本町では少子化の進行が激しくなっており、結婚を希望している男女の出会いの場の創出として、引き続き婚活事業企画運営等事業委託料が予算計上されており、行政として結婚を希望している方々を応援していくという強い姿勢が表れていると考えます。婚活支援ネットワークとの連携も含めて、さらに町として出会いの創出の場を提供していただければ、町の課題解決にもつながっていくものと考えます。 間もなく令和5年度の新しいスタートが目前となってきています。町では、常に住民目線で住民のために安心安全なまちづくりを目指し、各種事業を展開してきたものと思っています。令和5年度も引き続き、この当初予算に計上されている事業が、住民一人一人にとって町行政として成果を現すことができることを心から期待しております。そして、
毛呂山町が災害に強い安心安全な町として、今後もさらに発展していくことを祈念いたしまして、令和5年度
毛呂山町
一般会計予算についての私の賛成の討論といたします。 以上です。
○
小峰明雄議長 次に、原案及び修正案反対者の発言を許します。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○
小峰明雄議長 次に、修正案賛成者の発言を許します。 14番、堀江快治議員。
◆14番(堀江快治議員) ただいまご指名いただきましたので、令和5年度
毛呂山町
一般会計予算の修正案について、賛成の立場で討論をさせていただきます。 ただいま議題となっております令和5年度
毛呂山町
一般会計予算の修正案につきまして、私は賛成の立場で討論をさせていただきます。今回の修正案につきましては、庁舎外壁改修事業に関する予算を削減した内容でございます。この庁舎外壁改修事業の工法は、庁舎外壁のれんが全てを取り去るというものであり、厳しい財政状況の中で、住民の理解が得られる内容とは到底思いません。町当局は、いま一度工事内容について慎重かつ綿密な検証を行い、計画的な長寿命化対策を実施していくべきだと考えます。 住民からの貴重な税金は、町の課題解決や住民サービス向上のための施策に使うことが当然であり、最少の経費で最大の効果を生み出すことが行政としての責任ではないでしょうか。 以上のことから、私は修正案に賛成の討論といたします。
○
小峰明雄議長 次に、原案賛成者の発言を許します。 8番、千葉三津子議員。
◆8番(千葉三津子議員) それでは、議案第12号 令和5年度
毛呂山町
一般会計予算につきまして、賛成の立場で討論を行います。 全国的に長引いていた新型コロナウイルス感染症については、国が3月13日からマスクの着用については個人の主体的な判断を尊重し、個人の判断を基本とするなど、新たな対応に変わってきております。コロナ禍での日常生活が新たな段階に入りつつある中で、昨年からの電気、ガス料金をはじめとした急激な物価高騰などにより、住民生活にも大きな負担が出ているものと思っております。現在、国でも追加の物価高騰対策を検討している状況と聞いておりますが、ぜひとも住民生活に効果のある経済対策が決定されることを願っております。 その中で、令和5年度の
毛呂山町
一般会計予算は、厳しい財政状況の中ではありますが、105億3,500万円といった、当初予算ベースでは過去最大規模の予算となっております。この予算内容は、少子高齢化が進行している本町において、町の課題解決のために少子化対策、公共施設の長寿命化対策、生活道路の整備、教育環境の充実、そして子育て世帯に対する経済的支援といった非常に重要な部分に配慮した予算であると評価できるものであります。特に子育て世帯への経済的支援として、
保育所等給食副食費補助事業や小中
学校給食費負担軽減事業につきましては、物価高騰等で日常生活に苦労している子育て世帯の方々にとっては、とても助かる事業だと思っております。公明党といたしましても、
学校給食の食材費は保護者負担が原則の考え方ではありますが、その考え方を維持しつつ、
学校給食費等の保護者負担の軽減を推進することは、非常に評価できるものであります。 また、帯状疱疹ワクチン接種の助成やこども医療費支給対象者の拡大、そして国庫補助金を有効活用した産後ケア事業をスタートさせるなど、本予算は住民に寄り添った予算内容であり、子育て世帯に対して町としてしっかりと支援をしていくという強い姿勢が顕著に表れております。少子高齢化に伴う人口減少が進行している中で、この令和5年度
一般会計予算に組み込まれている各種事業を中心に、住民が安心して暮らしていけるような施策を展開していただき、町のさらなる発展を期待するものであります。 町は、来年度から心と体の健康づくりを目指して健幸づくりのまち宣言を行い、各種事業をスタートさせていきます。住民一人一人が健康で心豊かに本町で生活していくことは、私たちの願いでもあります。この健幸づくりのまちへの取組が、本町の住民にとって大きな効果が出るように期待しており、さらには町の課題解決につながることを心から願っております。 最後に、日頃からご尽力をいただいている職員の皆様には、感謝と同時に引き続き住民サービス向上のために格段のご努力をお願い申し上げまして、令和5年度
毛呂山町
一般会計予算に対して賛成の討論といたします。
○
小峰明雄議長 次に、修正案賛成者の発言を許します。 10番、岡野勉議員。
◆10番(岡野勉議員) では、修正案に対しまして賛成の討論を行いたいと思います。 修正案にあっては、安心安全な庁舎の維持を第一に考え、そしてまた何より町民の声をしっかりと反映した意見をまとめた中で、この修正案が出されてきているということを強く受け止めてまいりたいと思います。 その中で、部分改修でいけるということで専門家の立場からも、複数の専門家等と話し合う中で、この部分改修、10%の当面は改修をして、そしてあとの90%の庁舎のれんがタイルを剥がすというのは、やはりとても無駄を生むわけでありまして、私は強度の面からも、この町の案ではまずいということを強く思うわけです。皆さんの、そして町の執行部の声を聞いていても、今の中では意見としては、やはり二分していると、それを強く感じるわけでございます。私としては、ここで一か八かで多額の予算を使うということではなく、第一段階の修正案にのっとりまして、そして1年間かけて十分検討して、研究して、町の予算を有効に、かつ使っていくということを訴えたいと思うわけです。 そして、関連として意見を述べたいと思うのですが、町の予算は住民の税金から成り立っております。その税の在り方が、今議会で再度議論になってきています。私の所見では、まずふるさと納税に対して議論が交わされておりますが、増えたとか減ったの前に、やはりやるべきことがあるのではないかと思うわけです。住民福祉の向上に、まちづくりがどこまで取り組めたかだと思うわけです。税金の取りっこではなく、住んでいる
自治体に税金を払う、この当たり前の原則に戻るべきでありまして、一橋大学の佐藤教授は、ふるさと納税は地方の応援でなく、ただの買物に税控除するいびつな状態になっているという指摘をしているのであります。 そして、今回の一般会計の予算については、注目すべき予算づけが散見されます。特に
学校給食費に公費半額負担、こども医療費無償化を18歳までに拡大、
福祉会館のエレベーター設置工事設計事業など、目をみはる内容もあります。しかし、そこで本予算の全体を総合的に判断する作業が必要です。まず、町の将来を託す子育て、教育、特に小中学校6校を中学校2校に学校統合する方針では、教職員が大幅に削減、個に応じたきめ細かな教育が遠のき、小学校4校を廃校にしてはならないと強く思うわけでございます。しかし、この重要な方向性を再検討、意見を聴取する小・中学校のあり方検討
委員会でも資料の提示や不足が際立って、本議会の
予算決算常任委員会でも、5年前に策定された未来を拓く人づくりプロジェクト基本方針がベースになっているにもかかわらずですけれども、当の教育
委員会が何に気兼ねしているのか、見解を避けて審議の進展を妨げる結果を招いているという点に問題があります。 そして、予算の中では令和4年の10月28日に第7回の川角駅周辺地区…… 〔「議長、修正案に対してでしょう」と呼ぶ者あり〕
◆10番(岡野勉議員) これは関連ですので。協議会の結果報告書が提出されました。協議会を立ち上げて方向性を確立したわけで、画期的なことであります。最後まで結果報告書を尊重し、この事業をなし遂げていただきたいと強く思うわけでございます。 最後になりますけれども、以上の一般会計の予算の全体のことも含めての報告になりましたけれども、この修正案をぜひ尊重し、福祉と医療のまちの前進を期待しまして、修正案の賛成討論といたします。 以上です。
○
小峰明雄議長 次に、原案賛成者の発言を許します。 9番、
村田忠次郎議員。
◆9番(
村田忠次郎議員) 議案第12号 令和5年度
毛呂山町
一般会計予算につきまして、私は賛成の立場で討論を行います。 世界に大きな影響を与えた新型コロナウイルス感染症も、国は令和5年5月には2類から5類に下げる方針を掲げており、私たちの日常生活も新たな一歩を迎える日が近くなっております。そのような中で、令和5年度の
毛呂山町
一般会計予算は、厳しい財政状況の中で105億3,500万円の予算となっております。 具体的な中身といたしましては、歳入面では少子高齢化による人口減少の影響が出ている中で、町税が前年度比で3.4%伸びている点は、町が財源確保に努力している姿勢として大いに認められるものであります。また、歳出面では、来年度から町が取り組む健幸づくりのまち宣言に関する事業が数多く計画され、予算計上されております。この健幸づくりのまちへの取組は、まさに医療と福祉のまちを具現化するための政策であり、住民一人一人が健康づくりを通して、心も体も健康に、さらに温かい地域づくりまでをも目指すという非常にすばらしい取組だと思っております。 令和5年度の予算には、健康ウオーキング事業を中心に、住民が気軽にウオーキングを行えるようにウオーキングマップの作成予算や計画的な都市公園の遊具改修予算など、計上されております。そして、何より町の強みである埼玉医科大学グループと連携して、医学的な根拠に基づいた事業展開を計画している点は非常に理論的であり、評価もできるものと考えております。町では、この健幸づくりのまちを推進することにより、健康寿命の延伸はもちろんのこと、将来的な医療費の抑制を目指し、その財源を未来を担う子供たちに投資していくというビジョンを持っております。すばらしい成果が出ることを心より期待しているものであります。 また、町が進めようとしている健幸づくりのまちは、子供から高齢者まで全世代を対象としており、児童生徒の規則正しい生活習慣を促すための予算も計上されております。保護者も含めて、食育の面からも子供の頃からの規則正しい生活習慣を身につけることは、基礎学力や基礎体力の向上にもつながり、町の積極的な姿勢は評価できるものと考えます。なお、このような取組は継続していくことが大切であり、町行政としてしっかりと継続的な事業展開をお願いしたいと思います。 終わりになりますが、コロナ禍の中で町の課題は数多く存在しているのも事実でございます。ぜひとも職員一丸となって、令和5年度予算に計上されている事業を中心に、住民一人一人が健康で、そして日々楽しく生活でき、私たちのふるさとである
毛呂山町がさらに発展していくこと期待して、令和5年度
毛呂山町
一般会計予算に対して賛成の討論といたします。 以上です。
○
小峰明雄議長 12番、髙橋達夫議員。
◆12番(髙橋達夫議員) 12番、髙橋達夫です。議案第12号 令和5年度
毛呂山町
一般会計予算について、賛成の討論を行います。 現在、国の財政状況を見てみると、国の債務残高はGDPの2倍を超えており、主要先進国の中でも最悪です。令和5年度の国の予算においては、過去最高の約114兆3,800億円となっておりますが、その内訳の財源は国債等の借入れが約31%を占めている状況です。今後、さらに国の債務残高が増加していくことは、国際社会の信頼性はもとより、次の世代に借金を押しつけることになり、非常に心配されております。 そのような背景の中で、本町の令和5年度当初予算も過去最高の105億3,500万円と、対前年比で6億5,500万円、6.6%の増額となっております。歳入面においては、第1に自主財源の根幹である町税が対前年比で1億1,545万4,000円、3.4%増加しております。これは、コロナ対策の給付金の影響もありますが、企業誘致による税収増の効果や大型商業施設の新設によることが大きな増額の要因であり、これは自主財源の確保の観点から一定の評価ができるものであります。 また、歳出面では、性質別を見ると人件費が会計年度任用職員の影響等により増加しておりますが、扶助費や公債費が微減になっております。扶助費が微減になっている理由につきましては、高齢化社会が進行している中で、少子化の影響により扶助費全体が微減になっているものと考えられ、本町でも高齢者対策に加え、少子化対策にさらに賢くお金を使う必要があると思っております。 個々の事業におきましては、特に庁舎外壁改修事業という大型の普通建設事業を組み込んでおります。これは、令和2年度より策定された
毛呂山町公共施設等総合管理計画に基づき、町が今年度専門業者による設計業務委託を実施し、安全性、費用対効果、予防保全といった考えの下で、見た目や思いつきでやったものではありません。庁舎は、災害時緊急対策本部が置かれる施設であり、行政に想定外は許されないという考えの下に、適切なプロセスを踏まえた上で予算計上したものと考えられます。本事業は、安全管理上また役場庁舎の長寿命化を対策として必要な事業であり、ぜひしっかり成果を上げていただきたいと考えております。 人口減少に伴い、町の財政状況は今後も非常に厳しい状況が続くと考えており、自主財源の確保は最も重要な課題だと思っております。限られた財源の中で、町民の要望に全て事業予算をつけることは不可能と考えておりますが、しかし持続可能な町としていくためにも財政規律を重視し、どのような事業が必要なのかしっかりと見極め、少ない財源を的確に使うことが大切ではないかと私は思います。 最後に、今後も計画的な事業の実施を求めると同時に、自然豊かで里山を生かしたまちづくりを目指していただくためにも、町の執行部はもちろんのこと、職員全員がさらなる緊張感を持って住民サービスの向上のために格段のご努力をお願い申し上げまして、令和5年度
毛呂山町
一般会計予算に対しまして賛成討論といたします。 以上です。
○
小峰明雄議長 これにて討論を終結します。 これより議案第12号 令和5年度
毛呂山町
一般会計予算についてを採決します。 まず、本案に対する
長瀬衛議員ほか1名から提出された議案第12号 令和5年度
毛呂山町
一般会計予算に対する修正案についてを採決します。本修正案について賛成の方の起立を求めます。 〔起立少数〕
○
小峰明雄議長 起立少数であります。 よって、議案第12号 令和5年度
毛呂山町
一般会計予算に対する修正案については否決されました。 次に、原案について採決します。 本案に対する
委員長の報告は可決です。本案は
委員長の報告のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。 〔起立多数〕
○
小峰明雄議長 起立多数であります。 よって、議案第12号 令和5年度
毛呂山町
一般会計予算については、
委員長の報告のとおり可決されました。 続いて、議案ごとに討論、採決を行います。 議案第13号 令和5年度
毛呂山町
国民健康保険特別会計予算について討論に入ります。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○
小峰明雄議長 討論なしと認めます。 これより議案第13号 令和5年度
毛呂山町
国民健康保険特別会計予算についてを採決します。 本案に対する
委員長の報告は可決です。本案は
委員長の報告のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。 〔起立多数〕
○
小峰明雄議長 起立多数であります。 よって、議案第13号 令和5年度
毛呂山町
国民健康保険特別会計予算については、
委員長の報告のとおり可決されました。 議案第14号 令和5年度
毛呂山町
水道事業会計予算について討論に入ります。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○
小峰明雄議長 討論なしと認めます。 これより議案第14号 令和5年度
毛呂山町
水道事業会計予算についてを採決します。 本案に対する
委員長の報告は可決です。本案は
委員長の報告のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。 〔
起立全員〕
○
小峰明雄議長 起立全員であります。 よって、議案第14号 令和5年度
毛呂山町
水道事業会計予算については、
委員長の報告のとおり可決されました。 議案第15号 令和5年度
毛呂山町
農業集落排水事業特別会計予算について討論に入ります。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○
小峰明雄議長 討論なしと認めます。 これより議案第15号 令和5年度
毛呂山町
農業集落排水事業特別会計予算についてを採決します。 本案に対する
委員長の報告は可決です。本案は
委員長の報告のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。 〔
起立全員〕
○
小峰明雄議長 起立全員であります。 よって、議案第15号 令和5年度
毛呂山町
農業集落排水事業特別会計予算については、
委員長の報告のとおり可決されました。 議案第16号 令和5年度
毛呂山町
介護保険特別会計予算について討論に入ります。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○
小峰明雄議長 討論なしと認めます。 これより議案第16号 令和5年度
毛呂山町
介護保険特別会計予算についてを採決します。 本案に対する
委員長の報告は可決です。本案は
委員長の報告のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。 〔
起立全員〕
○
小峰明雄議長 起立全員であります。 よって、議案第16号 令和5年度
毛呂山町
介護保険特別会計予算については、
委員長の報告のとおり可決されました。 議案第17号 令和5年度
毛呂山町
後期高齢者医療特別会計予算について討論に入ります。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○
小峰明雄議長 討論なしと認めます。 これより議案第17号 令和5年度
毛呂山町
後期高齢者医療特別会計予算についてを採決します。 本案に対する
委員長の報告は可決です。本案は
委員長の報告のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。 〔
起立全員〕
○
小峰明雄議長 起立全員であります。 よって、議案第17号 令和5年度
毛呂山町
後期高齢者医療特別会計予算については、
委員長の報告のとおり可決されました。
△議案第18号 町道の路線の認定について
○
小峰明雄議長 日程第10、議案第18号 町道の路線の認定についてを議題とします。 本件に関し、
委員長の報告を求めます。
生活福祉常任委員長、
澤田巌議員。 〔澤田
巌生活福祉常任委員長登壇〕
◎
澤田巌生活福祉常任委員長 議長の命により、
委員長報告をさせていただきます。 今
定例会におきまして、
生活福祉常任委員会に付託となりました議案第18号 町道の路線の認定についてを審議するため、3月8日、役場庁舎2階の204
会議室にて
委員全員が出席し、
生活福祉常任委員会を開催いたしました。 審議に当たり、現地調査を行い、
事務局同席の下、
説明員として
担当課長並びに職員に出席を願い、順次説明を求め、慎重に審議を行いました。議案第18号 町道の路線の認定について、その主な審議の経過と結果をご報告申し上げます。 委員より、2239号路線は町道になり管理は町となるが、舗装の強度はあるのかとの質疑があり、課長より、県道などに使われる半たわみ性舗装を採用しており、強度は問題ないとの答弁がありました。 委員より、道路を廃止して、住民からの意見はあったのかとの質疑があり、課長より、ふだんからあまり使用されていない道路であり、住民からの意見などはなかったとの答弁がありました。 委員より、町道2240号路線の舗装状態が悪いが対策はとの質疑があり、課長より、道路が荒れているのは確認している。町道と民地の境を精査して補修を考えるとの答弁がありました。 委員より、大型車の出入口には歩道があり、通学路でもある。
事業者に対して安全確保の要望はしてあるのかとの質疑があり、課長より、担当課である
生活環境課より西入間警察署や飯能県土整備事務所、
毛呂山町教育
委員会からも、
事業者に安全確保の要望を出しているとの答弁がありました。 委員より、出入口の町道と民地の境にグレーチングがあるが、フリーの状態で固定されておらず、耐久性が疑問視されるがとの質疑があり、課長より、不具合が出た場合、
事業者に対応を求めるとの答弁がありました。 委員より、民杭が入っており町境界標が入っていない、この点は何度も指摘している。民地と町道の区別は非常に重要なことであるとの質疑があり、民地を町道に分筆し、そのまま民杭を使用した。今後は町境界標を使用していくようにしていくとの答弁がありました。 以上のような質疑が行われ、討論はなく、議案第18号 町道の路線の認定については、
全員賛成にて可決されるべきものと決しました。 以上で
委員長報告を終わります。
○
小峰明雄議長 ただいまの
委員長の報告に対する質疑に入ります。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○
小峰明雄議長 質疑なしと認め、これにて質疑を終結します。 これより討論に入ります。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○
小峰明雄議長 討論なしと認めます。 これより議案第18号 町道の路線の認定についてを採決します。 本案に対する
委員長の報告は可決です。本案は
委員長の報告のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。 〔
起立全員〕
○
小峰明雄議長 起立全員であります。 よって、議案第18号 町道の路線の認定については、
委員長の報告のとおり可決されました。
△諮問第1号
人権擁護委員候補者の推薦について
○
小峰明雄議長 日程第11、諮問第1号
人権擁護委員候補者の推薦についてを議題とします。 町長から提案理由の説明を求めます。 井上町長。 〔井上健次町長登壇〕
◎井上健次町長 諮問第1号につきましてご説明申し上げます。 人権擁護委員、有山道春氏の任期が、令和5年6月30日満了となりますので、引き続き同氏を推薦したいので、この案を提出するものでございます。 以上です。
○
小峰明雄議長 お諮りします。 諮問第1号については、
会議規則第37条第3項の規定により、
委員会の付託を省略したいと思います。これにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
小峰明雄議長 ご異議なしと認めます。 よって、諮問第1号については、
委員会の付託を省略することに決定しました。 この際、
暫時休憩します。 (午前11時21分)
○
小峰明雄議長 休憩前に引き続き会議を開きます。 (午前11時22分)
○
小峰明雄議長 お諮りします。 諮問第1号については、ただいまお手元に配付しました意見のとおり、適任である旨答申したいと思います。これにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
小峰明雄議長 ご異議なしと認めます。 よって、諮問第1号
人権擁護委員候補者の推薦については、お手元に配付しました意見のとおり、適任である旨答申することに決定しました。
△発議第1号
毛呂山町議会の
個人情報の保護に関する条例
○
小峰明雄議長 日程第12、発議第1号
毛呂山町議会の
個人情報の保護に関する条例についてを議題とします。 提出者から提案理由の説明を求めます。
長瀬衛議員。 〔13番 長瀬 衛議員登壇〕
◆13番(
長瀬衛議員) 発議第1号につきましてご説明申し上げます。
個人情報の保護に関する法律の改正に伴い、令和5年4月1日から
個人情報保護制度の法体系が変わります。現在、当町議会が保有する
個人情報につきましては、
毛呂山町
個人情報保護条例で保護されております。今後法体系が変更されますと、地方公共団体の執行機関には改正法の規定が直接適用されることになりますが、地方公共団体の議会は、国会や裁判所が法による
個人情報の取扱いに係る規律の対象となっていないこととの整合を図るため、基本的に改正法の適用対象外となります。このため、これまで同様に本議会における
個人情報を保護し、その取扱いにおいて執行機関と差異が生じることがないようにするため、議会独自の条例を新たに制定するものであります。 以上、よろしくお願い申し上げます。
○
小峰明雄議長 これより質疑に入ります。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○
小峰明雄議長 質疑なしと認め、これにて質疑を終結します。 お諮りします。ただいま議題となっております発議第1号については、
会議規則第37条第3項の規定により、
委員会の付託を省略したいと思います。これにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
小峰明雄議長 ご異議なしと認めます。 よって、発議第1号については、
委員会の付託を省略することに決定しました。 これより討論に入ります。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○
小峰明雄議長 討論なしと認めます。 これより発議第1号
毛呂山町議会の
個人情報の保護に関する条例についてを採決します。 本案は原案のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。 〔
起立全員〕
○
小峰明雄議長 起立全員であります。 よって、発議第1号
毛呂山町議会の
個人情報の保護に関する条例については原案のとおり可決されました。
△
議会運営委員会の閉会中の
継続調査
○
小峰明雄議長 日程第13、
議会運営委員会の閉会中の
継続調査についてを議題とします。 議会運営
委員長から、
会議規則第71条の規定により、お手元に配付しました所掌事務事項について、閉会中の
継続調査の申出があります。 お諮りします。
委員長からの申出のとおり、閉会中の
継続調査とすることにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
小峰明雄議長 ご異議なしと認めます。 よって、
委員長からの申出のとおり、閉会中の
継続調査とすることに決定しました。
△閉会の宣告