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令和5年3月16日建設委員会−03月16日-01号
令和5年3月16日建設分科会−03月16日-01号

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  1. 姫路市議会 2023-03-16
    令和5年3月16日建設分科会−03月16日-01号


    取得元: 姫路市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-06-11
    令和5年3月16日建設分科会−03月16日-01号令和5年3月16日建設分科会 令和5年3月16日(木曜日) 予算決算委員会建設分科会 第5委員会室 出席議員  重田一政、山口 悟、白井義一三輪敏之、  井川一善、井上太良松岡廣幸三木和成、  金内義和建設委員会上下水道局)の審査】 再開                10時39分 上下水道局             10時39分 送付議案説明議案第 1号 令和5年度姫路一般会計予算議案第 9号 令和5年度姫路水道事業会計予算議案第11号 令和5年度姫路下水道事業会計予算議案第13号 令和4年度姫路一般会計補正予算(第9回) ・議案第16号 令和4年度姫路下水道事業会計補正予算(第2回)
    質疑               11時21分 ◆問   令和5年度予算ICT等活用による上下水道業務スマート化を図る経費は計上されているのか。 ◎答   水道事業では、漏水事故等発生時は復旧作業に要する範囲を想定して、現場に図面を持参する必要があった。  令和5年度予算においては、緊急時も迅速化に対応できるようタブレット端末を使用して現場から水道配管図が閲覧できるシステムの導入経費を計上している。  下水道事業では、タブレット端末を使用してマンホール蓋等設備老朽化状況をデータ収集し、下水道施設維持管理効率化につなげる取組民間企業と共同で検証していこうと考えている。  将来的には管路検証も視野に入れ、今後の老朽化対策活用していきたいと考えている。 ◆要望   将来的な人材不足を補うため、デジタル化を取り入れた業務効率化に向けて、しっかりと取り組んでもらいたい。 ◆問   上下水道局所管している遊休地について、行財政改革の観点から何か取り組んでいることはあるのか。 ◎答   北部地区でコミュニティ・プラントや農業集落排水処理施設の統廃合を進めている関係で、新たに生じる遊休地において、まずは地域に防災倉庫等での利活用の希望を聞き、それがなければ、普通財産等に戻して売却等の検討を行っていく。  また北部遊休地においては、資材置場に使用したいという声もあるので、情報収集を行いながら、遊休地の利活用や処分については積極的に考えていきたい。 ◆要望   遊休地管理にコストをかけることは、上下水道局の経済的にも厳しいと考える。  利活用売却等を検討し、財政基盤の強化に努められたい。 ◆問   生活排水処理人口普及率の98.5%は、全国的に見て高いほうなのか。 ◎答   これから公共下水道整備・拡張していく地方もあり、全国的には高いほうと考えている。 ◆問   残り1.5%の地区整備が完了するには、この先何年程度を要するのか。 ◎答   地形等関係下水利用できないところや民間所有遊休地となっているところが未普及地となっている。  今後、宅内ポンプ等技術革新遊休地宅地化等が進むことで100%に近づくことは考えられるが、いつ頃になるのかは想定できない。 ◆問   全国の自治体を一律に比較するのは難しいと思うが、神戸市のように山があるところは、下水普及が困難なのか。 ◎答   起伏のある地形は、汚水の流速が早くなることによる管への負担やポンプ設置の必要が生じる場合がある。  また、自然流下が原則である下水は、起伏がなく平坦な地形であればよいというものではない。  また、大きな河川鉄道線路があれば、工事相当の配慮が必要となり、規模の大きな高額事業となる場合もある。そのような点で他都市との比較は難しいと考えている。 ◆問   令和2年策定の姫路水道ビジョンでは、老朽管路更新にかかる令和16年度事業費は49億円であったが、本日の資料では66億円となっている。建設資材価格高騰影響しているのか。 ◎答   姫路水道ビジョン令和2年度時点における将来の大規模事業等を想定し策定しているが、昨今の物価高騰や老朽化管路の加速度的な増加を受けて、経営基盤に大きな影響を及ぼすような事業は、令和4年度の物価高騰状況を見て、見直しをしようとしているところである。 ◆問   僅か3年で17億円増加しているが、目標どおり事業は進んでいるのか。 ◎答   更新率は順調に上昇しているものの、物価高騰影響を受け、予算額を増額しても更新できる管路延長は伸びていない。  今後は物価高騰を踏まえた現実的な目標設定をする必要があるが、一部の布設替工事では、配管サイズ縮小等のダウンサイジングを図っており、コンパクトな整備でできるだけ更新率を上げていきたいと考えている。 ◆要望   このペースで経費が増加すれば、令和16年時点事業費が80億円となる可能性もある。  難しい対応とは思うが、しっかりと計画し、取り組んでもらいたい。 ◆問   JR網干駅前地区の未普及対策の推進について、太子町と隣接しているが、どのような影響があるのか。 ◎答   一部太子町の下水管につないでいる箇所もあるが、大部分市境の水路で分岐しており、大きな影響はない。 ◆問   河川工事において、太子町と隣接している関係工事の進捗が非常に遅いことがあったが、そのようなものなのか。 ◎答   行政界が入り組んでいる場合には、相手先処理を依頼する費用と本市が整備する必要性を比較して検討するが、整備を制限しているわけではない。  相手方と協議しながら取り組んでいく。 ◆要望   市境工事が遅くなるような印象があるので、しっかりと取り組まれたい。 ◆問   浄化槽設置補助件数について説明してもらいたい。 ◎答   環境局所管である。 ◆問   全国的に下水道事業は採算が合わず、一般会計からの繰入れを行っているところがほとんどである。  地形上等の課題から整備相当費用を要する困難地区は、浄化槽で補完するということも考えていかなければならない。  高性能な排水処理が行える浄化槽も出てきていると思うが、その辺の見直しは難しいのか。 ◎答   下水道区域内においても浄化槽利用者は多くいるが、その中には下水道との接続が地形的に困難な難しいところもある。  そのような点では、下水道整備する区域見直していくべきかと考えている。  浄化槽は、環境局所管であるが、汚水処理公共用水域環境保持という面で目的は同じであるので、浄化槽利用が多い北部地区等での在り方について環境局と協議しているところである。 ◆要望   上下水道局がイニシアチブを取らないとスムーズに進まない部分もあると思う。  最小の経費で最大の効果を上げることができるようしっかり取組を進めてもらいたい。 退職者挨拶  上下水道局終了          11時49分 【建設委員会意見取りまとめ意見取りまとめ          11時55分 ・分科会長報告について 正副分科会長に一任することに決定。 閉会               11時56分...